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2019-11-13

バタリアン

★★★(3.0)
wバタリアン
鑑賞No:00175
原題:Battalion
製作:1985年/アメリカ/91分
監督:ダン・オバノン
出演:クルー・ギャラガー/ジェームズ・カレン

ロサンゼルスの科学資料倉庫に保存されていた謎の箱を、倉庫係が叩いたことからガスが噴出し、そのガスの影響で土葬されていた死者がゾンビとして蘇えった。まともにガスを受けた倉庫係2人も様子がおかしく、生きながらにして死者と同様の身体になっていた・・・。

ゾンビを扱ったホラーだが、どこか笑えるコメディ調の映画。ホラー映画としてみるならばレベルは低いが、コメディ映画として観れば大いに笑える。ただ、従来のゾンビ映画にはない“走る”ゾンビには緊迫感があり、ホラー性も失われてはいない。ゾンビをいかに退治するか(どういう結末に持っていくか)をとても期待して観ていたが、ラストはとても安直な結末で少しガッカリ。

劇場公開日 1986年2月1日



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2019-11-12

ハスラー2

★★★★(4.0)
wハスラー2
鑑賞No:00174
原題:the Color of Money
製作:1986年/アメリカ/119分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ポール・ニューマン/トム・クルーズ

かつてのハスラー、エディは今は酒のセールスで生計をたて、恋人のジャネルと老後のことを考える毎日を送っていた。そんなある日、エディは若きハスラー、ヴィンセントと出会う。自分の若い頃の姿をヴィンセントに重ね合わせたエディは、ヴィンセントを一流のハスラーに育てるべく、彼とチームを組んで数ヵ月後に開催されるナインボールの大会に参加することにする。そして彼の恋人カルメンも加え3人で大会に向けた旅が始まった・・・・。

前作「ハスラー」でのエディとミネソタ・ファッツとの死闘から25年後という設定の続編。ポール・ニューマンはこの映画で念願のアカデミー主演男優賞を獲得する。過去6度オスカー候補となりながら果たせず、7度目の正直での受賞だった。当時は同年公開された「トップガン」もあり、まさにトム・クルーズの人気絶頂の頃だったが、そのトム・クルーズを食ってしまうほど圧倒的な存在感で、オスカー受賞も納得の一作である。映画も一見、若きハスラー(トム・クルーズ)のサクセスストーリーと思いきや、実は彼をきっかけに25年前の若き頃の自分を取り戻そうとする老年ハスラーの物語でもあった。ビリヤードのシーンもふんだんにあり、それはそれで楽しめるが、ストーリーがロードムービー風に仕立てられているのも楽しめる一因になっている。この映画の影響も大きいみたいだが、当時の日本でビリヤード・ブームが巻き起こったのもうなずける作品です。

劇場公開日 1986年12月13日



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2019-11-11

ハスラー

★★★★(4.0)
wハスラー
鑑賞No:00173
原題:The Hustler
製作:1961年/アメリカ/134分
監督:ロバート・ロッセン
出演:ポール・ニューマン/ジャッキー・グリーソン

若きハスラー エディはシカゴで名うてのハスラー ミネソタの名人・ファッツに挑戦し、36時間に渡る勝負の結果、敗れて文無しとなってしまう。やけ酒にふけるエディは、ある日、作家志望の女子大生サラと出会い、同居をはじめるが、金に行き詰まってしまう。そんな時、賭博師バートと出会い、ケンタッキーの金持ちと勝負することになる。

W・テビスの小説の映画化。ビリヤードで金を稼ぐハスラーの姿を描く。全体の3分の2がビリヤードシーンという、まさにビリヤード映画。派手さはないが、一球一球に賭ける男たちの真剣な勝負には、思わず手に力が入る緊迫したもの。若きハスラーが、百戦錬磨の名人との勝負を通じて人間として、勝負師として成長していく過程は見事に描かれている。ただし後半の悲劇には胸をつまらされた。

劇場公開日 1962年6月13日



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2019-11-10

蝿男の恐怖

★★★(3.0)
w蝿男の恐怖
鑑賞No:00172
原題:The Fly
製作:1958年/アメリカ/94分
監督:カート・ニューマン
出演:ヴィンセント・プライス/アル・ヘディソン

物理学者のアンドレは、物体を瞬時に別の場所に移動させる物質転送機を発明する。そして自分自身で人体実験を行い、成功したかにみえる。しかし、機械の中に一匹のハエが紛れ込んでいたため、転送中に両者が混じりあい、アンドレは頭がハエで身体が人間のハエ男になってしまう・・・・。

ジョルジュ・ランジュランの小説「蝿」の映画化。1986年にデヴィッド・クローネンバーグ監督によって製作された「ザ・フライ」はこの映画のリメイク。「ザ・フライ」を観てこの映画の存在を知り、オリジナル鑑賞となった作品。今から50年前の作品ということもあり、「ザ・フライ」に比べ特殊メイクに稚拙さはあるものの、どちらの作品にも通じる悲しく切ない恋愛感情は共通しており、単なるSFホラー映画とはいえない。また技術的制約によりあまりリアルでないハエ男の頭を敢えて映さず、観客の想像力で恐怖を増長させる演出は秀逸。

劇場未公開



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2019-11-09

ハーレム・ナイト

★★(2.0)
wハーレム・ナイト
鑑賞No:00171
原題:Harlem Nights
製作:1989年/アメリカ/116分
監督:エディ・マーフィ
出演:エディ・マーフィ/リチャード・プライアー

1918年のニューヨーク・ハーレム。孤児だったクイックは、ハーレム最大のクラブの経営者シュガー・レイに引き取られて育てられ、彼の右腕をつとめるまでになった。ある日、ギャングのボス、バグジーが悪徳刑事のフィルを使ってレイに嫌がらせをし、売り上げの3分の2のピンハネを要求してくるが、クイックとレイは逆に彼らを罠にはめて、大金をせしめようと画策するが・・・・。

名作「スティング」のエディ・マーフィ版と言われているが、ストーリー展開が似ているだけで、内容のレベルは遠く「スティング」には及ばない。それもこれもエディ・マーフィが主演にだけ力を注げばもっと面白い作品ができたかも知れないが(監督にもよるが)、主演・監督・脚本・製作総指揮の4役をこなしたことで役者の部分に全力投入できなかったきらいがみえる。そんなイマイチな感じの作品だが、エディ・マーフィ全盛の頃ということもあって、「ビバリーヒルズ・コップ」や「星の王子ニューヨークへ行く」などに続いて5年連続となる全米No.1ヒットを記録しているのは当時の人気の高さによるものであろう。

劇場公開日 1989年12月23日



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2019-11-08

ハーレム

★★(2.0)
wハーレム
鑑賞No:00170
原題:Harem
製作:1985年/フランス/113分
監督:アルトゥール・ジョフェ
出演:ナスターシャ・キンスキー/ベン・キングズレー

ニューヨークで証券会社に勤めるOLのダイアンはある日港で、何者かに薬を飲まされ、誘拐される。連れて来られたのはアラブのとある国のハーレム。ダイアンは、先祖代々の遺産を受け継ぎ、この国の王となったセリムに見染められてしまったのだ。ハーレムに閉じ込められたダイアンは当初自由を求めるが、次第にセリムの置かれた苦しい立場とハーレムの真実の姿を知るにつれ、彼に魅かれてゆくものを感じていき・・・・。

ハーレムが舞台で、ハーレム感はなくはなかったが、なんかショボい映像で豪華さ・華麗さ・荘厳さなどがイマイチ感じられなかった。そのせいか、ストーリーもほとんど記憶に残っていない。ナスターシャ・キンスキーの美しさは健在だが、代表作の一つとは言い難い作品。

劇場公開日 1990年1月27日

(予告編なし)

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2019-11-07

続・深夜食堂

★★★+(3.5)
続・深夜食堂
鑑賞No:02940
製作:2016年/日本/108分
監督:松岡錠司
出演:小林薫/河井青葉/池松壮亮/渡辺美佐子

「めしや」に喪服姿の常連客が次々と訪れる中、同じく喪服を来た範子がやって来る。彼女は喪服を着ることがストレス発散になるという変わった趣味の持ち主だったが、本当の通夜の席で出会った喪服の似合う渋い中年男性に惹かれていく。一方、近所にあるそば屋の息子・清太は、なかなか子離れしてくれない母親・聖子に、年上の恋人さおりとの結婚を言い出せずにいた。また、お金に困った息子に頼まれて九州からやって来た夕起子は、息子の同僚を名乗る男性に大金を渡してしまう。

安倍夜郎の人気コミックを小林薫主演で描いたテレビドラマの映画版「深夜食堂」の続編。第一話では、都会で働くキャリヤウーマンが実力を認めてもらえず、そのストレスから喪服を着て発散するという奇妙な行動を取る女性を襲った結婚詐欺騒動を描いている。自己意識過剰な女性ほど引っかかり易いと思われる詐欺に見事に引っかかっている。見た目的にもそうは見えない詐欺師を佐藤浩市が好演している。第二話では、15歳も年上の女性と結婚したいという一人息子と母親との葛藤を描いている。母親は当然のごとく、将来を見据えて反対するが、実は結婚したいという年上の女性は、母親が深夜食堂で偶然出会い、意気投合したお気に入りの女性だった。そんな奇妙な偶然もあって、お互い悩む親子の気持ちにどちらにも共感する。第三話は東京でオレオレ詐欺にあった老女が昔、我が子を捨てた母親がいまだに後悔しているという身の上話を聞いて手助けする話。三話とも特別ではなく、日常よくある話で、まさに飲み屋での噂話にはもってこいの題材ばかり。実はどれも重い内容なのだが、さほど重く感じさせず、最後はハッピーエンドで終わるという結末も人気の一つかも。

劇場公開日 2016年11月5日



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2019-11-06

ネバーエンディング・ストーリー第2章

★★★(3.0)
wネバーエンディング・ストーリー第2章
鑑賞No:00169
原題:The Neverending Story II: The Next Chapter
製作:1990年/アメリカ、ドイツ/90分
監督:ジョージ・ミラー
出演:ジョナサン・ブランディス/ケニー・モリソン

読書が唯一の楽しみの孤独な少年バスチアンは、再び古本屋からあの不思議な本“ネバーエンディング・ストーリー”を借りてくる。家に持ち帰りページをめくり始めた彼に、物語の中の国ファンタジアの王女“幼ごころの君”の悲鳴が聞こえた・・・・。

前作のイメージを引き継げなかった失敗作? 1作目はよくできたファンタジー映画として印象に残った作品だったが、やはり続編で登場人物が総入れ替えしてしまうと続編とは到底思えないことが要因だったのか。事情は分かるが、せめてよく似たキャストを準備して欲しかった。そんな状況にもくじけず製作された3作目はもうボロボロ・・・・。

劇場公開日 1990年12月14日



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2019-11-05

ネバーエンディング・ストーリー

★★★(3.0)
wネバーエンディング・ストーリー
鑑賞No:00168
原題:The Neverending Story
製作:1984年/西ドイツ/95分
監督:ヴォルフガング・ペーターゼン
出演:ノア・ハサウェイ/バレット・オリヴァー

悪ガキたちに追われて古本屋に逃げ込んだバスチアンは、そこで「はてしない物語」という本を見つける。店主が目をはなした隙にその本を盗み出したバスチアンは学校の屋根裏に行って本を読み始めた。すると、本の中で起こっていることが、実際に起こっているような感覚にとらわれることに。そしてその本の中では、ファンタージェンという国に嵐とともに襲来しすべてを無に変えてしまうという何者かが迫っていた・・・。

この手の映画は最近のCG技術の進歩で映像的に驚かなくなってきたが、同時の技術でこれほどの映像を提供しているのは驚きで、映像的にはよくできていると思う。出てくるキャラクターも個性的で、ホントに夢の世界に誘われたような錯覚(たとえばディズニーランドに行ったような感覚)にとらわれ、心地よく鑑賞できる。ファンタジーSFとしてはとても分かりやすく、大人も子供も十分楽しめる作品となっている。

劇場公開日 1985年3月16日



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2019-11-04

ニューヨーク東8番街の奇跡

★★★★(4.0)
wニューヨーク東8番街の奇跡
鑑賞No:00167
原題:Batteries not Included
製作:1987年/アメリカ/107分
監督:マシュー・ロビンス
出演:ジェシカ・タンディ/ヒューム・クローニン

舞台は再開発の波が押し寄せる1980年代のニューヨークの東8番街。アパートの住人のフランクらは、立ち退き問題に疲れ果てていた。その夜、そらから、命を持ったUFOのような生命体が現れ、アパートの住人を守ろうとする・・・・。

ニューヨークの下町にある古アパートに住みついた円盤型の宇宙人夫婦と、アパートの住人たちの交流を描いたアットホームなSFファンタジードラマ。モチーフはUFOとの接近遭遇だが、他のUFO作品と違う点は、UFOが単なる乗り物としての飛行物体ではなく、UFO自身が自我を持っている点だ。また、2つの目から光を放ち、足を出して歩き回るなど、行動も愛らしい。ただ、話すことはできないが、見事にアパートの住人たちとコミュニケーションをとって奇跡を起こすところは感動的。

劇場公開日 1987年12月25日



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2019-11-03

摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に

★★★★(4.0)
w摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に
鑑賞No:00166
原題:The Secret of My Success
製作:1987年/アメリカ/111分
監督:ハーバート・ロス
出演:マイケル・J・フォックス/ヘレン・スレイター

実業界での成功を夢見て田舎から大都会ニューヨークにやって来た若者ブラントリーは、まず、自分の手で仕事探しに掛かった。彼の親戚に当たる人物を頼って、27の関連会社をもつ巨大コングロマリット、ペンロープ・コーポレーションに足を踏み入れる。フォスターの熱意に押されて、叔父で社長のプレスコットは、彼にメイル・ボーイの仕事を与えるが・・・。

カンザスのド田舎からニューヨークにやってきた一人の若者が、巨大企業の中で猛烈に働きながらトップにまで昇りつめていくサクセスストーリー。良質のコミカルなシーンがあふれており、最初から最後まで楽しめる。主演のマイケル・J・フォックスも、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」での役柄を彷彿させる演技で、コメディ俳優としての地位を確立した作品となった。長身でスタイルのよいヘレン・スレイターとのロマンスは不釣合いな感はあったが、小柄な男性に夢と希望を与えたように思う。後年、マイケルはパーキンソン病に冒され、俳優業を断念することになってしまったことは残念である。

劇場公開日 1987年6月20日



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2019-11-02

ナチュラル

★★★★★(5.0)
wナチュラル
鑑賞No:00165
原題:The Natural
製作:1984年/アメリカ/138分
監督:バリー・レヴィンソン
出演:ロバート・レッドフォード/ロバート・デュヴァル

ネブラスカの農家の少年ロイは生まれついての野球の天才。雷で2つに裂けた樫の木を削って作った手製のバットを持ち、20歳の時、ひとり野球修行の旅に出る。しかし、旅の途中で知り合ったハリエットという女性に襲われ、体に凶弾を受けてしまう・・・。それから16年後-。35歳になっていたロイはルーキーとしてニューヨーク・ナイツのベンチにいた・・・。

野球関係の映画としては「フィールド・オブ・ドリームス」も良かったけれど、やはりベスト1に挙げるなら本作。天才といわれながら不幸な事件に巻き込まれ、前途ある野球人生を棒に振ったロイ。それでも夢をあきらめず、35歳でルーキーとしてデビューするものの、高齢でプロ経験のないロイに対して冷たく扱われる。しかしある日、代打で起用され、そこでボールを破壊するまでの強烈な打撃を見せてから、ロイの快進撃が始まる・・・。観ていて胸のすく瞬間である。実話ではないものの、実際にメジャーリーグの歴史の中で起こった事件をヒントにしており、単なるフィクションとはとらえられない。ストーリー展開的には「メジャーリーグ」っぽいところもあるが、「メジャーリーグ」のような軽さはなく、野球を題材にした重厚なヒューマン・ドラマである。

劇場公開日 1984年8月25日



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2019-11-01

ナショナル・ランプーンズ/ヨーロピアン・ヴァケーション

★★(2.0)
wナショナル・ランプーンズ ヨーロピアン・ヴァケーション
鑑賞No:00164
原題:National Lampoon's European Vacation
製作:1985年/アメリカ/94分
監督:エイミー・ヘッカリング
出演:チェビー・チェイス/ポール・バーテル

グリスウォルド一家はテレビのゲームショーで優勝し、ヨーロッパ旅行へ出発する。イギリス、フランス、ドイツ、イタリアと旅していくが、行く先々でトラブルが。しかもイタリア・ローマでは誘拐事件まで起こり・・・・。

83年の「ホリデーロード4000キロ」に続く、チェビー・チェイス、ビバリー・ダンジェロ共演のコメディシリーズ第2弾。チェビー・チェイスが主演なので、お決まりの小ネタギャグは満載。ともかく楽しい映画ではあるが、ギャグもお決まりのアメリカン・ジョークが多く、日本人にはそこまでウケないように思える。ただ、本国では大人気で、シリーズは合計4作製作されている。

劇場公開日 劇場未公開



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2019-10-31

ナイル殺人事件

★★★(3.0)
wナイル殺人事件
鑑賞No:00163
原題:Death on the Nile
製作:1978年/イギリス/140分
監督:ジョン・ギラーミン
出演:ピーター・ユスティノフ/ベティ・デイビィス

つい最近莫大な遺産を相続したリネットは、親友ジャクリーンの婚約者と突然結婚し、秘密裏にエジプトにハネムーンに向う。しかし彼らが乗った豪華遊覧船カルナーク号には彼らに遺恨を持つ者あるいは利害関係のある者などが大勢乗っていた。そしてそんな中、リネットが何者かによって殺される・・・・。

ナイル川をさかのぼる豪華遊覧船内で起きた連続殺人事件の謎に迫るアガサ・クリスティ原作の本格ミステリー。エジプト、ナイル川という壮大な風景をバックにストーリーは展開していきます。観光気分で映画を楽しめるというのも見ものですが、壮大なバックでありながら事件は豪華遊覧船内で起こるというといういわゆる密室殺人事件というか犯人が限定される、アガサ・クリスティお得意のシチュエーションです。犯人が限られるといっても容疑者は皆一癖も二癖もあり、怪しい雰囲気を醸し出しています。最後まで犯人当てとトリックが楽しめる推理映画です。

アガサ・クリスティ特有の、登場人物ほぼ全員容疑者という犯人当てミステリー。それにしてもリアリティなさすぎ。どうみても机上の空論、小説の世界だけの話で、計画犯罪にしては偶然に頼り過ぎた危うげな計画過ぎる!計画外の殺人に至ってはあまりにも杜撰で現行犯逮捕されないのが不思議なくらい。それにしてもクリスティの犯人はすぐわかるね。登場人物の中で一番容疑者に遠い位置にいる人物が必ず犯人だね。事件当初に容疑者になった人物は絶対に犯人ではないし、逆に事件当初に容疑者から外れた人物は一番怪しいね。(再鑑賞日:2015年1月24日)

劇場公開日 1978年12月9日



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2019-10-30

永遠に美しく…

★★★★(4.0)
w永遠に美しく・・・
鑑賞No:00162
原題:Death Becomes Her
製作:1992年/アメリカ/104分
監督:ロバート・ゼメキス
出演:メリル・ストリープ/ゴールディ・ホーン/ブルース・ウィリス

落ち目の人気女優マデリーンは50代になって美貌の衰えを痛切に感じていた。そんな頃、学生時代からのライバルだったヘレンから出版パーティに招待され、会場で別人のように美しいヘレンを見て驚く。そんなマデリーンにエステの社長はある女性を紹介する。その女性から不変の若さと美貌を保障をする秘薬を手に入れたマデリーンは昔ながらの美しさを取り戻すが・・・。

メリル・ストリープとゴールディ・ホーンの2大ベテラン女優が、必ずしも演技だけとは思えない、美に対する執着・執念といったものを怪演していたのが印象的。あまりにもインパクトのある2人ゆえ、役柄的にも冴えなかったブルース・ウィリスがとても霞んでいた。逆になんでこんな冴えない男をプライドの高いこの2人が取り合うのかが不思議だったが・・・。15年以上前の映画だが、当時としてはCG技術も素晴らしく、特にゴールディ・ホーンの胴体に風穴があくシーンは印象深い。コメディ映画ですが、ブラックです。最初は女性向けの映画と思ったけど、女性を理解するうえで男性必見かも!?

劇場公開日 1992年12月5日



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2019-10-29

美人が婚活してみたら

★★★(3.0)
w美人が婚活してみたら
鑑賞No:02939
製作:2019年/日本/89分
監督:大九明子
出演:黒川芽以/臼田あさ美/田中圭/中村倫也

不倫の恋ばかりしてきた30代の美人デザイナー・タカコは、ある大きな恋を終えた途端に燃え尽き症候群に陥ってしまう。親友の漫画家ケイコに後押しされて自分を変えるべく一念発起したタカコは、勢いで婚活サイトに登録。やがて知り合った2人の男性の間で揺れ動くが、結婚そのものが目的となっているタカコに、ケイコは怒りを募らせていく。タカコの婚活を面白がっているように見えたケイコは、実は自分自身が結婚に苦しんでいたのだった。そしてついに、タカコとケイコはケンカしてしまい・・・・。

漫画アプリ「Vコミ」で長期間ランキング1位を獲得し続けた人気コミックの映画化。美人な主人公が本気で婚活する姿をコミカルに描いた作品で、序盤は婚活の現状や美人であるが故の苦労も描かれており、結構面白く観ていた。特に、真面目だがちょっと変な若者・園木と、離婚歴のある医師・矢田部の2人に候補が絞られてからはどちらを選ぶのか、興味深く観ていた。だが、予想を反し、コミカルな雰囲気もだんだん消えて重い空気が漂う雰囲気となって来た。また、主人公に同情・共感する部分もあったが、園木との結末が決定的に主人公に対する不快感がピークに達した。まさに、ケイコとの喧嘩シーンでケイコがタカコに言った言葉が正解だと思った。前半は面白かっただけに、私としてはこれを最後まで貫いて欲しかった。

劇場公開日 2019年3月23日



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2019-10-28

トワイライトゾーン/超次元の体験

★★★(3.0)
wトワイライトゾーン
鑑賞No:00161
原題:Twilight Zone The Movie
製作:1983年/アメリカ/101分
監督:スティーブン・スピルバーグ他
出演:ビッグ・モロー/ダン・エイクロイド

アメリカで人気のTVシリーズ「ミステリー・ゾーン」の映画化で、4話からなるオムニバス・ファンタジー映画。
《第1話》
人種差別の激しい男が時空を超えて差別を体験する話。
《第2話》
魔法のカンにより、老人ホームの老人たちが若さを取り戻す話。
《第3話》
何でも願いがかなう超能力少年の話。
《第4話》
飛行機恐怖症の男が上空で体験した恐怖の話。

どのエピソードもコンパクトにまとまっており、それぞれ特徴があって面白い。ただし、オリジナルの脚本はもっと良かったらしい。それも、撮影中の事故(第1話に出演のビッグ・モローと2人の子役がヘリコプター墜落事故で死亡)の影響でストーリーーが変更になったためのようである。

劇場公開日 1984年2月18日



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2019-10-27

ドランク・モンキー/酔拳

★★★(3.0)
w酔拳
鑑賞No:00160
原題:酔拳
製作:1978年/香港/111分
監督:ユアン・ウー・ピン
出演:ジャッキー・チェン/ユアン・シァオ・ティエン

ある小さな空手道場の息子フェイは、暇があると悪友と街を闊歩し、事件を起こす毎日。ある日街で大乱闘事件を起こし、相手方が道場まで殴りこんでくる。さすがに堪忍袋の緒を切らした父親はフェイを勘当してしまう。街に出たフェイは食堂の用心棒に半殺しの目にあわされるが、べろべろに酔っ払った爺さんに窮地を救われる。実はこの爺さん、酔拳の達人でフェイの父親からフェイを特訓するよう頼まれていた・・・・・。

数あるジャッキー・チェン作品の中でも一番好きな部類に入る作品。ジャッキー持ち前のキャラと、酔えば酔うほど強くなるという一風変わった拳法がうまく組み合わさって、ジャッキー作品の中で上質のコメディに仕上がっている。ブルース・リーのいわゆる剛の拳法に対し、ジャッキーの柔の拳法の代表とも思える酔拳は、まさにジャッキーのキャラを十二分に引き出している。酔拳を使った決闘シーンも見ごたえあるが、これまた飄々とした師匠との特訓シーンも面白い。

劇場公開日 1979年7月21日



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2019-10-26

トップガン

★★★★+(4.5)
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鑑賞No:00159
原題:Top Gun
製作:1986年/アメリカ/110分
監督:トニー・スコット
出演:トム・クルーズ/ケニー・マクギリス

F14トムキャットのパイロット、マーヴェリックと相棒のグースがトップガンの仲間入りをすることになった。そして彼らの教官として紹介されたのが、チャーリーという美人の航空物理学の博士だった。やがてマーヴェリックとチャーリーは恋に落ちるが・・・。

世界最高のパイロットを養成する海軍航空隊基地で訓練を受ける別名“トップガン”たちの姿を描く。トムの演技力もマイチで、ストーリーも単純というかあまり面白みのないラブストーリではあるが、なぜか印象に残る映画であり、日本でも大ヒットした。私も劇場で観たが、やはりこの映画は劇場で観るべき。本物の戦闘機がものすごい轟音で飛び交う迫力はたまらない。バックで流れる音楽もよかった。映画そのものよりも戦闘機や音楽でもっている映画。ただ、当時無名のメグ・ライアンがグースの妻役で出演しているが、主演級のケニー・マクギリスより光って見えたのは私だけだろうか・・・?

劇場公開日 1986年12月6日







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2019-10-25

トッツィー

★★★★(4.0)
wトッツィー
鑑賞No:00158
原題:Tootsie
製作:1982年/アメリカ/113分
監督:シドニー・ポラック
出演:ダスティン・ホフマン/ジェシカ・ラング

実力はあるものの演技への執着から役に恵まれない俳優ドーシーは4ヶ月失業中だった。ある日、彼が演技指導していたサンディという生徒が病院を舞台としたソープ・オペラのオーディションを受けるというのでTV局までついていく。しかしサンディはタフでないという理由で落とされてしまう。次の日、マイケルは女装し、“ドロシー・マイケルズ”としてオーディションを受け、見事合格。やがて彼が演じたタフな病院経営者役が受け、一躍スターとなるが・・・・。

女装がテーマの映画としては、この映画が最も有名なのではないでしょうか?決して美人とはいえませんが、ちょっとインテリ風の女性(女装)をダスティン・ホフマンが好演していました。(知らなければ女性に見えますが、こんな女性は個人的には嫌ですね)芸達者ということに加え、彼が小柄(163cm)だというのも女装成功の要因だったでしょうか。研究熱心でもあるホフマンのことでしょうから、女性を演じるに当たって、表情やしぐさなども色々と研究したことだと思います。しかし、女装も今流行の偽装の一種。ちょっとした気持ちで行った行為も、事が大きくなってくると取り返しのつかないことになってきて、主人公が苦悩することになっていきます。色んな側面から楽しめる良質のコメディです。

劇場公開日 1983年4月16日



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2019-10-24

ドク・ハリウッド

★★★(3.0)
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鑑賞No:00157
原題:Doc Hollywood
製作:1991年/アメリカ/104分
監督:マイケル・ケートン・ジョーンズ
出演:マイケル・J・フォックス/ジュリー・ワーナー

ワシントンDCに住む外科医のベンは、愛車のポルシェでビバリーヒルズに向かう途中、グレイディという小さな田舎町で自動車事故を起こしてしまう。ベンは罰として32時間の医療奉仕をしなければならなくなり、おまけにこの町の医者になるように請われて不満をぶちまけたが、診療所の美人助手ルーと出会い、ビバリーヒルズに行って美容整形で儲けるという最初の決心もぐらついた。そしてベンは素朴に医者を信頼する患者たちに触れ、都会暮らしで荒んでいた彼の心も癒されていくのだった・・・・。

一攫千金を求めてビバリーヒルズに向かう主人公のベンだが、自動車事故がきっかけで留まることになった小さな町での人々との触れ合いでお金よりも大切なものに気付くといった話。序盤で何となくストーリーは予想でき、予想通り大きな事件もなく結末を迎える。ちょっと退屈ではあるが、お決まりのストーリーで安心して観れる。この手の映画にはピッタリのマイケル・J・フォックスが主演を務める。

劇場公開日 1991年10月5日



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2019-10-23

トータル・リコール

★★★+(3.5)
wトータル・リコール
鑑賞No:00156
原題:Total Recall
製作:1990年/アメリカ/113分
監督:ポール・バーホーベン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/レイチェル・ティコティン

西暦2084年、地球の植民地となっていた火星はコーヘイゲンの圧制がしかれていた。そのころ地球で肉体労働に従事していたダン・クエイドはいつも同じ火星旅行の夢を見てうなされていた。ある日、夢の世界を体験できる“リコール・マシーン”を試したことから、自分がハウザーという男で、コーヘイゲンの謀報員であることを知る・・・。

フィリップ・K・ディックの短編「追憶売ります」の映画化。設定や全体的なストーリーは結構面白いが、観ていてやや分かりくいところがあった。また百年後の未来を描いていたが、どことなくリアリティもあった。映像的にも斬新なイメージで、ミュータントなんかは特に特徴的。シュワちゃんが太ったおばちゃんから出てくるシーンもとても印象に残るシーン。ラストは続編があるような感じにもとれたが、未だその気配はないですね。

劇場公開日 1990年12月1日



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2019-10-22

逃亡者

★★★(3.0)
w逃亡者
鑑賞No:00155
原題:The Fugitive
製作:1993年/アメリカ/130分
監督:アンドリュー・デイビス
出演:ハリソン・フォード/トミー・リー・ジョーンズ

シカゴの高名な外科医リチャード・キンブル。彼は、ある夜帰宅すると、家から逃げ出す片腕の男を目撃、邸内では妻が瀕死の状態で倒れていた。そして間もなく彼女は息を引き取り、キンブルはその容疑者として逮捕されてしまう。無実を訴えるも虚しく死刑判決を受け、刑務所へと移送されるキンブル。しかし、その道中で護送車が列車と衝突し、九死に一生を得たキンブルは逃亡しながら片腕の男を探し求めていく。一方、その事故現場からの脱走者がいることを知った連邦保安官補のサミュエル・ジェラードは、さっそく追跡を開始する。こうして、ジェラードに幾度となく追いつめられるも何とかその窮地を潜り抜けたキンブルは、やがて片腕の男を突き止め、さらに意外な人物がその黒幕であることを知るのだが・・・・。

1960年代に人気を博したテレビドラマ「逃亡者」の映画版。もちろん、テレビドラマの方は観たことないはずだが、はるか昔のおぼろげな記憶の中で全く知らないというわけでもないので、再放送か何かで一部観たのかも知れない。逃亡するキンブル役にハリソン・フォードが好演しているが、何と言ってもこの作品で存在感を見せ、私の脳にその名を鮮明に焼き付けたのがトミー・リー・ジョーンズだ。逃亡しながら、事件の真相を解いていくというストーリー展開にもドキドキする。

劇場公開日 1993年9月18日



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2019-10-21

逃走迷路

★★★★+(4.5)
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鑑賞No:00154
原題:Saboteur
製作:1942年/アメリカ/108分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ロバート・カミングス/プリシラ・レイン

航空会社で働くバリーは工場の火事で同僚が死んだ事件の容疑者に仕立て上げられる。真犯人と思われるフライが落とした封筒の住所を手がかりに彼の追跡を始めるが、警察に逮捕される。護送中、隙をついて逃げ出したバリーは、彼を助けた紳士とその姪パットの協力を得て真犯人を追跡するが・・・。

ヒッチコック監督お得意の“巻き込まれ型サスペンス”の代表格。「安心してハラハラできる」というのがヒッチコック作品の印象でしょうか。この作品もお得意の巻き込まれ型・追われ型のサスペンスで、最後までハラハラさせられます。ラストの自由の女神に登っての格闘も印象深いシーンです。

劇場公開日 1979年4月28日



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2019-10-20

天地創造

★★★★(4.0)
w天地創造
鑑賞No:00153
原題:The Bible
製作:1966年/アメリカ、イタリア/174分
監督:ジョン・ヒューストン
出演:マイケル・パークス/ラウ・ベルグリッド

禁断の木の実を口にしたアダムとイブは、知恵を得た代わりに楽園を追放される。そして地に悪徳がはびこった時、神は世界を水で洗い流すことを告げる・・・・。

旧約聖書の創世記を題材に、有名なエピソードを盛り込んだ超大作。天地創造から始まり、人類誕生、アダムとイヴ、ノアの方舟、バベルの塔、ソドムとゴモラの滅亡などの話を映像化している。名前は知っていても詳しくは知らない旧約聖書の中味を見事に映像化しており、わかり易い。特に「ノアの方舟」は壮大に描かれており、一番印象に残るシーンとなった。2006年製作の映画「バベル」のモチーフとなっている「バベルの塔」のエピソードも興味深い。

劇場公開日 1966年10月8日



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2019-10-19

天使とデート

★★+(2.5)
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鑑賞No:00152
原題:Date with an Angel
製作:1987年/アメリカ/105分
監督:トム・マクローリン
出演:マイケル・E・ナイト/フィービー・ケイツ

知らない内に脳腫瘍に犯されている青年を、美しい天使が“お迎え”に来た。しかし天使が青年に恋してしまった事から、青年の婚約者をも巻き込んだ大騒動が持ち上がり・・・・。

本当にキュートで衝撃的な美しさ、天使の生まれ変わりのような天使役のエマニュエル・べアール。彼女にとっては初期の作品だが、彼女の名を世に知らしめた代表作と言っても過言ではないだろう。それだけに後の作品である「美しき諍い女」は別の意味で衝撃的な作品だった。ただ、内容はほとんど記憶に残らないほどインパクトは無し。ただただ、エマニュエル・べアールに見惚れる作品。

劇場公開日 1988年7月16日



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2019-10-18

天国から来たチャンピオン

★★★+(3.5)
w天国から来たチャンピオン
鑑賞No:00151
原題:Heaven Can Wait
製作:1978年/アメリカ/101分
監督:ウォーレン・ビーティ/バック・ヘンリー
出演:ウォーレン・ビーティ/ジュリー・クリスティ

ロサンゼルス・ラムズのクウォーター・バックのジョーは、ひざの傷も直り、次の日曜日の試合に出場することが決まっていた。だが、翌日、自転車事故に遭ってしまい、気がつくと雲の中で、天使につきそわれて天国への道を歩んでいた。ところが天使長が調べたところによると、ジョーには、まだ50年もの寿命が残っていて・・・・。

ウォーレン・ビーティが製作・監督・脚本・主演の4役をこなした作品。天使の手違いで事故死したジョーは下界に戻してもらうことになるが、すでに戻れる死体は火葬されていた。やむを得ず妻に殺されかけている大富豪の体に乗り移ることに・・・。荒削りで、ツッコミどころ満載ながら面白い設定で十分楽しめる。邦画の「椿山課長の七日間」はこの映画を彷彿させる内容。この映画も実はリメイクで、オリジナルは1941年の「幽霊紐育を歩く」。

劇場公開日 1979年1月20日




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2019-10-17

テン

★★★(3.0)
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鑑賞No:00150
原題:10
製作:1979年/アメリカ/122分
監督:ブレイク・エドワーズ
出演:ダドリー・ムーア/ジュリー・アンドリュース

ジョージは町へ出るといつも、若い女の胸のふくらみやお尻のでっぱりに絶えまない視線を走らせていた。そして上から下までじっくりと観察した後、採点をする。彼の採点は辛口だった。あのミロのヴィーナスでさえも彼に言わせれば、かろうじて7点。そんな彼がある日、信号待ちの交差点でなんと10点満点の美女に出会ってしまう。興奮した彼は、彼女の跡をつけるが・・・・。

今なら完全にストーカーと言える中年おやじが主役のラブ・コメディ映画。半分犯罪者のような行為も、主役のダドリー・ムーアの子供じみた無邪気さについ笑みがこぼれる。その可笑しさは子供にも見せたいが、残念ながら露出シーンが満載でふさわしくない、大人の映画でもある。10点満点をつけられた美女は確かに美女ではあるが、10点満点と言う完全無欠な美女とは言い難い感じがイマイチ消化不良だった作品。

劇場公開日 1980年3月1日



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2019-10-16

テルマ&ルイーズ

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00149
原題:Thelma & Louise
製作:1991年/アメリカ/128分
監督:リドリー・スコット
出演:スーザン・サランドン/ジーナ・デイヴィス

専業主婦のテルマと、ウェイトレスとして独身生活をエンジョイしていたルイーズの2人は、退屈な日常に別れを告げて週末のドライブに出かける。その途中のドライブインで知り合った男にテルマがレイプされそうになり、ルイーズは男を射殺してしまう。困惑したルイーズは恋人に、テルマは夫に助けを求めるも埒が明かず、2人はメキシコに逃亡することに・・・・。

2人の女性のちょっとした現実からの逃避行が、結局人生の逃避行に変わっていくという内容。天国から一気に地獄に落とされるような展開だが、観ていてそれほど重く深刻には感じさせない2人のノリというか、全体的な軽いタッチがこの映画を痛快なロードムービーにしている。それにしても女性とは、窮地に立つとこれほどまでに強く大胆になるものかと感心させられる。これは映画だけではなく、いざとなったら肝が据わっているのは女性でしょうね。ちなみに、この2人にひょんなことから知り合う若者を、まだ売れていなかったブラッド・ピッドが演じているのも見もの。

劇場公開日 1991年10月19日



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2019-10-15

ティファニーで朝食を

★★★+(3.5)
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鑑賞No:00148
原題:Breakfast at Tiffany's
製作:1961年/アメリカ/114分
監督:ブレイク・エドワーズ
出演:オードリー・ヘプバーン/ジョージ・ペパード

猫とふたり暮らしのホリーの住むアパートに若手小説家ポールが引っ越してくる。ポールはホリーと知り合うと、次第に純真なホリーに興味をおぼえ、心惹かれていく・・・。

映画「カポーティ」で有名になったトルーマン・カポーティ原作の映画化。自由奔放に生きる女性を演じたヘプバーンもいいが、何よりもこの映画の醸し出す雰囲気と、挿入歌「ムーン・リバー」がうまくマッチングしており、印象深い作品になっている。なお同じアパートに住む日本人も登場するが、外人が日本人をイメージする典型的な容姿で出演していたのがちょっと不愉快だった。なお、この映画当時、ニューヨーク5番街にあったティファニーは宝石店で、実際には食堂は存在していない。原作者のトルーマン・カポーティは、この映画の試写を見終わったとき、自分の書いた原作とあまりにも違っていたため、椅子から転げ落ちたとの逸話がある。

劇場公開日 1961年11月4日



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2019-10-14

夜明け

★★★+(3.5)
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鑑賞No:02938
製作:2019年/日本/113分
監督:広瀬奈々子
出演:柳楽優弥/小林薫/YOUNG DAIS/鈴木常吉

ある日、川辺を歩いていた初老の哲郎は、水際に倒れていた1人の青年を見つける。哲郎の自宅で介抱された青年は自ら「シンイチ」と名乗った。哲郎とシンイチは徐々に心を通わせ、哲郎は自身が経営する木工所でシンイチに技術を教え、周囲もシンイチを受け入れていった。しかし、シンイチは本名を明かすことができないある秘密を抱えており、哲郎もまた決して忘れることができない過去があった・・・・。

初老の男と若者のひょんなことからの出会い。初老の男は8年間、あることで罪悪感と後悔に苛まれてきた。そんなところに誰かの救いが必要な若者が現れる。若者にはどこか暗い影があり、訳有りの様子。しかし、「シンイチ」と名乗ったその若者に初老の男はなぜか親近感を持つのである。それは罪悪感と後悔の元凶である、死んだ息子と同じ名前だったからだ。それ以来、初老の男は実の息子と変わらぬ面倒をその若者に対して見せる。そうすることが初老の男にとって贖罪になるのではないかと思った。一方、若者にも、誰にも言えない秘密があった。それに気づいた初老の男は敢えてそのことに触れずにいた。そうすることが、若者に対する最大の優しさと思ったからだ。やがて、若者は耐えきれず、背負いきれない十字架を降ろすが如く、初老の男に真実を語る。誰かに秘密を漏らすことで、どうにかして今の苦境から脱したい若者の精一杯のもがきだった。その手段を知りたかった。しかし、初老の男は2人だけの秘密にしようと言った。再び、十字架を背負うことになり、さらに自分に対して身内以上に親身に世話をしてくれた初老の男にも十字架を背負わせることになった。それに耐えきれなくなったのであろう。ラストは予想外の展開だったが、これが若者の、初老の男に対する優しさだったのだ。結局、お互いを想う気持ちが強過ぎて、うまく噛みあわなかったのであるが、本当の優しさとは何か、考えさせられた。

劇場公開日 2019年1月18日



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2019-10-12

ディック・トレイシー

★★+(2.5)
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鑑賞No:00147
原題:Dick Trac7
製作:1990年/アメリカ/105分
監督:ウォーレン・ベイティ
出演:ウォーレン・ベイティ/チャーリー・コースモ

1930年代の架空の都市が舞台。伝説的ヒーロー、ディック・トレイシーは日夜正義のために戦って
いたが、彼の前に街のボス ビッグ・ボーイ・キャプリスが立ちはだかっていた・・・。

米国の人気コミックの映画化。ウォーレン・ベイティが製作・監督・主演を兼ねた。アル・パチーノ、ダスティン・ホフマン、マドンナ、ジェームズ・カーン、キャシー・ベイツなどのビッグスターが大挙して出演したことでも有名。ただ内容的にはこれほどのスターーが出演するほどの内容ではなかった。原色を多用していて、実写にしてはアニメの雰囲気にかなり近かった。

劇場公開日 1990年12月14日



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2019-10-09

デイズ・オブ・サンダー

★★(2.0)
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鑑賞No:00146
原題:Days of Thunder
製作:1990年/アメリカ/108分
監督:トニー・スコット
出演:トム・クルーズ/ニコール・キッドマン

レーシングチームのオーナーに見出され、かつての名レーサー・ハリーのチームに入ったドライバーのコール。彼は勝利を重ねていくが、ある日大きな事故を起こして病院に運ばれ、そこで美人女医のクレアと出会う・・・。

ストックカー・レースに生きる若者の姿を通して夢や友情、青春を描く青春アクション。ありきたりなストーリーだし、ラストもお決まりのようなハッピーエンドのため、何かを期待して観るとがっかりする。良かったのは迫力あるレースシーンのみというところ。トム・クルーズとニコール・キッドマンが結婚するきっかけとなった映画らしい。

劇場公開日 1990年6月29日



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2019-10-08

ティーン・ウルフ

★★★(3.0)
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鑑賞No:00145
原題:Teen Wolf
製作:1985年/アメリカ/108分
監督:ロッド・ダニエル
出演:マイケル・J・フォックス/ジェームズ・ハンプトン

バスケット・ボールに熱中するごく普通の高校生スコット・ハワードは、恋にも夢中でパメラに片想いしていた。そんなある日、ふとしたことから自分の意志と関係なく体中に毛が生え、手の爪が異様に伸び、なんと狼男に変身してしまう。実は彼の家族は狼の血筋で、興奮や怒り、緊張感が達すると変身する体質だと知るスコット。すると、バスケの試合中でも狼男に変身するようになったスコットは、意外にも学校の人気者となり、パメラも射止めるなど良いこと尽くめ。しかし、調子に乗ってしまった彼は次第に周りを遠ざけていくハメに。変身することに戸惑い始め、この異質な自らの境遇に悩むスコットだが・・・・。

映画の内容としては何ということもない作品だが、主演のマイケル・J・フォックスを一躍スターダムに押し上げた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と同じ製作年であり、「BTTF」の大ヒットを受けての公開になったため、それなりにヒットしたようだ。CGが映画で本格的に使われたのは1982年の「トロン」からと言われているが、実際に注目を浴び、飛躍的に進歩し始めるのは1990年代以降で、まだ1980年代にCGが使用されるのは限定的だった。それゆえ、本作のように狼男に変身するといったCG向きのシーンがあるが、今観ると、なるべく変身シーンは見せないよう工夫して作っているように感じた。

劇場公開日 1986年3月8日




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2019-10-07

ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間

★★★(3.0)
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鑑賞No:00144
原題:Twin Peaks: Fire Walk with Me
製作:1992年/アメリカ/135分
監督:デビッド・リンチ
出演:シェリル・リー/レイ・ワイズ

アメリカの山間部の小さな町ツイン・ピークスで、テレサ・バンクスという少女の死体が発見される。 FBIからデズモンド捜査官が派遣されるが、捜査中に失踪してしまい、さらに行方不明だったジェフリーズ捜査官が現れるが、謎の警告を発して彼も消えてしまう。 事件から1年後、ツインピークスの高校ではローラ・パーマーの美しさが人気を集めていた。 ところが彼女は何故か不安に怯え、逃避するようにドラッグやセックスに溺れる日々を過ごしていた。 そんなある日、ついに事件が起きる。 ローラの友人ロネット・ポラスキーが山林で保護され、そしてローラ・パーマーは変死体で発見される・・・・・。

ドラマ版「ツイン・ピークス」の人気が沸騰していたころ、ドラマを見る時間がなかったため、映画版を見ればその面白さが味わえるだろうと思って映画版を観た。映画版はドラマ版の前日弾を描いているため、ドラマ版を観ていなくても十分楽しめるとのことだったが、実際に観るとデビッド・リンチ監督のいつもの不可思議なリンチ・ワールドに入り込み、イマイチ分かりにくい内容で、ドラマ版の人気が伝わってこなかった。

劇場公開日 1992年5月16日



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2019-10-06

ツインズ

★★★(3.0)
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鑑賞No:00143
原題:Twins
製作:1988年/アメリカ/107分
監督:アイヴァン・ライトマン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/ダニー・デヴィート

6人の優秀な男性の精液を混ぜ合わせ、美しく才能のある女性に提供して理想の赤ちゃんを産んでもらうという試みがなされるが、産まれてきたのは双子だった。二人は環境もまったく異なるところで成長するが、小さくて冴えない兄と、すべてにおいて優れた弟となっていた。この二人が35歳になって再び出会うことに・・・・。

アーノルド・シュワルツェネッガーがコメディに挑んだ意欲作。シュワちゃんの演技の評価は難しいところがあるものの、今までのイメージとは違った横顔が見れる映画ではあった。設定は突拍子もないものだが、ストーリー的にはありきたりで印象に残りにくく、印象に残るのはシュワちゃんとダニー・デヴィートのでこぼこコンビというイメージだけ。ただ、コメディ初挑戦のシュワちゃんに対して、ダニー・デヴィートの貫禄ある演技で盛り上げていたように思う。気軽に観れるライト・コメディといったところですか。

劇場公開日 1989年8月5日



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2019-10-05

チャイニーズ・ゴースト・ストーリー

★★+(2.5)
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鑑賞No:00142
原題:A Chinese Ghost Story
製作:1987年/香港/93分
監督:チン・シウトン
出演:レスリー・チャン/ジョイ・ウォン

自らの道を極めるべく旅を続ける青年ニンは、その途中、古ぼけた寺で夜を過ごしていると一人の妖艶な美女と出会い瞬く間に恋に落ちる。が、その背後には彼女を利用して人間を襲う妖怪の一味が控えており、その脅威はニンにも襲いかかる・・・・。

幽霊が出る話ではあるが、ホラー映画ではなく、人間と幽霊が愛し合うコメディ・ラブストーリーといった感じの作品。幽霊役を演じたのは台湾出身女優のジョイ・ウォンだが、幽霊とは言っても四谷怪談で出てくるお岩さんのような幽霊ではなく、ジョイ・ウォンの美貌を如何なく発揮した美人幽霊で世の男性諸君を魅了した。ややコメディ調の作品ではあるが、ラストはせつない。

劇場公開日 1989年1月14日



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2019-10-04

タワーリング・インフェルノ

★★★★★(5.0)
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鑑賞No:00141
原題:The Towering Inferno
製作:1974年/アメリカ/165分
監督:ジョン・ギラーミン
出演:スティーブ・マックィーン/ポール・ニューマン

サンフランシスコに138階建ての超高層ビルが完成。その落成パーティの最中に、81階から出火し、ビルは大パニックになる。ビルの設計者や消防隊長らはビルに残された人たちを救出すべく、思い切った作戦に打って出る・・・。

1970年代のパニック映画の代表作。CG技術の発達で最近は迫力あるシーンが容易に制作できるため、今観るとさほどではないが、やはり当時の映画としてはとても迫力のあった映画と思われる。本作は子供の頃もっぱらTV放映で観ていたが、子供ながら興奮して観ていた記憶がある。超高層ビルと手抜き工事という組み合わせで起こる大惨事という、パニックものとしては非常に現実性のある設定なので、単なる映画と捉えず、改めて関係者には一つの警鐘として捉えて欲しい映画。

劇場公開日 1975年6月28日



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2019-10-03

ダリル (D.A.R.Y.L.)

★★★+(3.5)
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鑑賞No:00140
原題:D.A.R.Y.L.
製作:1985年/アメリカ/99分
監督:サイモン・ウィンサー
出演:バレット・オリヴァー/メアリー・ベス・ハート

自分の名前しか覚えていない少年ダリルが山中で発見され、児童保護センターで保護される。やがて子供のいないアンディ&ジョイス夫婦のもとに里子に出され、彼は勉強でもスポーツでもスーパー少年ぶりを発揮する。そんなある日、ダリルの本当の両親と名乗る男女がやって来てダリルを連れて帰っていく。しかしアンディ夫婦たちが後をつけてみると・・・・。

人間と見分けがつかない少年型ロボットといえばまずスピルバーグ監督の「A.I.」(2001年)が思い浮かぶが、「A.I.」よりも16年も先駆けてこの「ダリル」が存在する。「ダリル」は「A.I.」のような悲しい物語ではないが、人間として目覚めていくダリルに対し、研究対象としてしか見ていない軍によって抹殺されそうになるのはよく似たシチュエーション。ただ、心ある人間によってハッピーエンドへと話が進んでいくところは救われた気持ちになる。派手さはないが、ハートフルな作品。

劇場公開日 1986年2月22日



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2019-10-02

タッカー

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00139
原題:Tucker
製作:1988年/アメリカ/111分
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:ジェフ・ブリッジス/ジョアン・アレン

第2次世界大戦が終結して、アメリカが新しい時代を迎えようとしている中、デトロイト郊外の小さな街に住むタッカーは、自分の夢であった新しい自動車を作る決心をする。そして友人の協力も得ながら、ついに夢の車を作り上げ、世間からも注目を浴びる。しかしこれを快く思わない自動車産業のビッグ3や保守的な政財界は、次々とタッカーを攻撃してきた・・・・。

この映画も実在した自動車「タッカー・トーペット」とその開発者プレストン・トマス・タッカーの実話が基になっている。夢の車「タッカー・トーペード」は結局50台しか生産されなかったが、そのうち映画製作当時47台が現存しており、映画に使用されたというから驚きである。物語は、夢と信念を持った男タッカーが、敵対者からのあらゆる非難や攻撃、妨害に屈せず、全ての疑惑も晴らし、裁判で無罪を勝ち取る話で、そういう点では感動ものではあるが、事業としては成り立たない現実を見せられ、どこか釈然としない気持ちは残る。米自動車ビッグ3の経営危機時、理解できない経営層の豪奢振りを見るにつけ、タッカーのような人材が潰され、自動車業界で繁栄しなかったことが残念です。

劇場公開日 1988年10月29日



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2019-10-01

タクシードライバー

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00138
原題:Taxi Driver
製作:1976年/アメリカ/114分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ/シビル・シェパード

鬱屈した生活を送るタクシー運転手トラヴィスは、ある日大統領候補の選挙事務所で働くベッツィと親しくなる。しかし、デートで彼女を怒らせ絶交されたトラヴィスはやがて闇ルートから拳銃を手に入れ、自己鍛錬しながらある計画を思いつく・・・。

ニューヨークでタクシー運転手をしているベトナム帰還兵が、自分の存在を世間に認めさせるために起こす行動を描く。今でこそ普通のオジサンになってしまった感のあるロバート・デ・ニーロだが、初めて出会った「ゴッド・ファーザーPART2」の若きドン・コルレオーネで渋い演技を彷彿させながら狂気にみちた男をクールに熱演している。デ・ニーロ演じるトラヴィスが鏡に向って「俺に用か?」と呟き拳銃を向けるシーンは背筋に寒さを感じるシーンである。なお、この映画で子役として若き日のジョディ・フォスター(当時13歳)を見ることができる。ちなみに1981年3月30日に起こったレーガン大統領暗殺未遂事件は、この映画の影響と言われている。事件の犯人であるジョン・ヒンクリーは何度も「タクシードライバー」を観て、その中で売春婦を演じたジョディ・フォスターに偏執的な愛情を抱いている。事件直前にもフォスター宛に手紙を書いているが、手紙の中で事件の動機を「フォスターの気を惹くため」としている。

劇場公開日 1976年9月18日



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2019-09-30

太陽がいっぱい

★★★★★(5.0)
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鑑賞No:00137
原題:Plein soleil
製作:1960年/フランス、イタリア/118分
監督:ルネ・クレマン
出演:アラン・ドロン/マリー・ラフォレ

貧乏なアメリカ青年トムは、友人であり金持ちの放蕩息子であるフィリップを連れ戻して欲しいと彼の父親から頼まれる。そのためナポリにやってきたトムは、そこで女遊びに明け暮れるフィリップを見て憎悪に駆られ、彼を殺し、彼になりすますことにする・・・。

イギリスの女流作家パトリシア・ハイスミスの小説「才人リプレイ君」を映画化したサスペンス。個人的にはアラン・ドロンの映画の中では「ボルサリーノ」と並ぶ傑作。貧乏な青年が嫉妬から起こした完全犯罪、そして成功したかに見えたこの計画が最後に崩れていく様子、ラストの真っ青な海と耀く太陽、そしてその中で浮かぶドロンの陰影ある姿が非常に切なく、印象的。本作は1999年にマット・デイモン、ジュード・ロウでリメイクされているが、まずはこちらを観て頂きたい。

劇場公開日 1960年6月11日



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2019-09-29

ダイ・ハード2

★★★★+(4.5)
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鑑賞No:00136
原題:Die Hard 2
製作:1990年/アメリカ/124分
監督:レニー・ハーリン
出演:ブルース・ウィリス/ボニー・ベデリア

ナカトミ・ビル事件から1年後のクリスマス・イヴ。ワシントン・ダレス空港に妻を迎えに来たマクレーンは空港内で不審者2名を見つける。荷物室で銃撃戦となり1名を射殺するが、その男はその後空港の管制機能を制圧するテロリストの一味だった・・・。

大人気シリーズの第2弾。1作目の高層ビルから場所を空港に移して繰り広げられる大バトル・アクション。ビルの内部という限られた中で追われながら戦うといった第1作での緊迫感は薄れた反面、空港という広い空間でアクションは「うそでしょー」ともいえる派手さが目立った。特にラストの飛行機爆破シーンにはあまりにも・・・との感はあるが、前作同様大いに楽しめる作品となっている。

劇場公開日 1990年9月21日



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2019-09-28

ダイ・ハード

★★★★★(5.0)
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鑑賞No:00135
原題:Die Hard
製作:1988年/アメリカ/131分
監督:ローレンス・ゴードン/ジョエル・シルバー
出演:ブルース・ウィリス/ボニー・ベデリア

クリスマス・イヴの夜、ロスにある超高層ビルがテロリストに占拠される。このビルにある会社で働いている妻を訪ねて来たニューヨークの刑事マクレーンは、事件に巻き込まれ、非常なテロリストと孤立無援の戦いを繰り広げることになる・・・。

ブルース・ウィリスを一躍トップスターにした大ヒット作。地上30階の閉鎖空間の中で繰り広げられるアクションは観るものを興奮の坩堝に追い込んだ。孤立無援ながら“絶対にくたばらばい(ダイ・ハード・マン)”無敵のヒーローでありながら、愚痴や泣き言を言いながら戦う姿は、ヒーロー然としていなくて好感が持てた。緊張感の続くストーリー展開の中で、マクレーンと無線で友情を交わす黒人巡査パウエルとのやりとりが一時のさわやかさをよく演出していた。

劇場公開日 1989年2月4日



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2019-09-27

大脱走

★★★★★(5.0)
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鑑賞No:00134
製作:1963年/アメリカ/165分
監督:ジョン・スタージェス
出演:スティーブ・マックィーン/ジェームズ・ガーナー

第二次世界大戦下、ドイツのルフト第3空軍捕虜収容所。脱出不可能と言われたこの捕虜収容所から、脱出を試みる連合軍の将兵、ヒルツ、ヘンドレー、シリルらがいた。彼らの計画した脱出計画を基に、前代未聞の、総勢250名にも及ぶ集団脱走が実行されたが・・・・。

ドイツの特別収容所から集団脱走を企てる連合軍捕虜たちの姿を実話に基づいて描いた作品。実際は多くの犠牲者が出るこの脱走劇を、暗いイメージではなく、むしろ爽快な感じがするほどの映画に仕上げている。オートバイをかっ飛ばしながら脱走するS・マックィーンはこの映画の代表的なシーン。他にもチャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、リチャード・アッテンボローなど往年のスターが多数出演している豪華な映画。

劇場公開日 1963年8月3日



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2019-09-26

大逆転

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00133
原題:Trading Places
製作:1983年/アメリカ/117分
監督:ジョン・ランディス
出演:ダン・エイクロイド/エディ・マーフィ

大富豪のいたづらで、上流階級の若者が一転犯罪者にされ無一文になる反面、ホームレスの黒人が一転お金持ちとなる。人格形成に必要なものは環境か素養かを試す賭けだったが、このたくらみを知った二人はこの大富豪への復讐を企む・・・。

まずは設定が面白く、ストーリーに引き込まれます。また役者もダン・エイクロイドとエディ・マーフィというコメディ映画の代表格が演じており、より面白くしています。最後のドンデン返しも痛快で最後まで楽しめる映画です。

劇場公開日 1983年12月17日



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2019-09-25

七つの会議

★★★★★(5.0)
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鑑賞No:02937
製作:2019年/日本/119分
監督:福澤克雄
出演:野村萬斎/香川照之/及川光博/片岡愛之助

都内にある中堅メーカーの東京建電。定例の営業会議では営業部長・北川の激しい檄が飛び、厳しい叱責にみなが震え上がる中、のんきにイビキをかいている万年係長のぐうたら社員・八角民夫。そんな彼が年下のエリート課長・坂戸をパワハラで社内委員会に訴えた。すると委員会が下した裁定は意外にも左遷という厳しいものだった。北川の信頼も厚いエースへの思いがけない処分に、社員たちの間に動揺が広がる。そんな中、新課長に着任した原島は、一連の不可解な人事の裏に何があったのか、その真相を探り始めるのだったが・・・・。

人気作家・池井戸潤のベストセラー企業小説の映画化。池井戸作品はあの有名なテレビドラマ「半沢直樹」しか見たことないが、内容は「半沢直樹」に大いに通じるものがあった。ただ根底にあるものは復讐ではなく、不正がテーマとなっていたのが大きく違うところ。キャストも、役どころは色々と違ったが「半沢直樹」の顔馴染の役者が多数起用されていた。ただし、主演は堺雅人ではなく、野村萬斎。原作は読んでいないので、実のところは何とも言えないが、まさに八角民夫イコール野村萬斎といえるハマり役だった。それだけでなく、何とも八角のミステリアスな言動は観ていてドンドン期待感が膨らんで行った。その謎も徐々に解けていく展開で2時間まったく飽きさせない見事な内容である。

劇場公開日 2019年2月1日



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2019-09-24

ターミネーター2

★★★★★(5.0)
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鑑賞No:00132
原題:Terminator 2: Judgmant Day
製作:1991年/アメリカ/137分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/リンダ・ハミルトン

未来の世界で人間の指導者となるジョンもすでに少年となっていたが、また新たなターミネーターが未来から送られてくる。1体はジョン抹殺の指令を受けた最新型のT-1000、もう1体はそのジョンを守るために送られた前作と同じタイプのT-800である。そしてジョンの命を賭けて、2体のターミネーターの攻防が始まる・・・。

前作から10年後の世界を描いた作品。前作とは比べ物にならないくらいの巨額の製作費を投じて作られた大作。特に液体金属でできている最新型ターミネーターを描いたSFXは驚異ものだった。「追われモノ」の恐怖感は継続されているものの、守る側に旧型とはいえターミネーターがついたことで多少緊張感は薄れた感はあった。その代わり、またに不死身といえるT-1000のしぶとさには舌を巻いた。比べ物ならないといえば、1作目とは打って変わって鍛え上げた筋肉美を見せつけたリンダ・ハミルトンのアクションもすごかった。

劇場公開日 1991年8月24日



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2019-09-23

翔んで埼玉

★★★+(3.5)
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鑑賞No:02936
製作:2019年/日本/107分
監督:武内英樹
出演:二階堂ふみ/GACKT/伊勢谷友介/京本政樹

かつて東京都民からひどい迫害を受けた埼玉県民は、身を潜めてひっそりと暮らしていた。東京都知事の息子で、東京のトップ高校である白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美は、ある日、アメリカ帰りで容姿端麗な謎の転校生・麻実麗と出会う。百美は麻実に淡い恋心を抱き、互いに惹かれあっていく。しかし、麻実が埼玉県出身であったという衝撃の事実を百美が知ってしまい、2人は東京と埼玉の県境で引き裂かれることとなってしまうが・・・・。

人気コミック「パタリロ!」の作者である魔夜峰央の人気漫画の実写映画化。バカバカし過ぎる映画だが、それを出演者たちが真面目にやっていることに面白さがある。そしてこのギャグ満載の映画で演じている俳優たちが、GACKT、伊勢谷友介、京本政樹といったニヒルな役者というギャップが面白いのかもしれない。「ダ埼玉」などの造語もいくつも出てくるが、これらは原作の発表時期と重なるが、30年以上前の流行語で30年以上の時を経て聞くのは懐かしい。ストーリーの中心となる千葉VS埼玉については昔から話には聞くが、所詮、関東での話であり、私のように関東以外の地方在住者にはどうでもいいことだが、よく似た対立図はどこの地方にもあるので意外にも共感を呼び、ヒットしたのかもしれない。主人公の壇ノ浦百美は男役にも関わらず、二階堂ふみが演じていることにちょっと違和感は感じた。また、演技の上手さには定評のある二階堂ふみだが、本作では妙に素人っぽい演技で、いつものような演技ではなかった。これが意図した演技なら恐るべき女優である。

劇場公開日 2019年2月22日




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2019-09-22

ターミネーター

★★★★+(4.5)
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鑑賞No:00131
原題:The Terminator
製作:1984年/アメリカ/108分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/マイケル・ビーン

未来の機械社会で反逆を企てる人間のリーダーであるジョン・コナーの母サラを、過去に遡って抹殺するよう指令を受けたターミネーターが1984年の世界に送りこまれてきた。これを阻止するため、ジョンを敬愛するリースも現代にやってきて、ターミネーターからサラを守ろうとするが・・・。

アーノルド・シュワルツェネッガーを一躍スターにしたSFアクション映画。低予算で制作されたB級映画だったにも関わらず、圧倒的な支持を得た作品。ストーリーや設定も面白く、シュワちゃんのターミネーターもはまり役。「追われモノ」による恐怖感はスピルバーグ監督の「激突!」以来だった。T2でのSFX技術に驚愕させられたため、改めて見るとちゃっちぃ感じがするが、当時としては良くできたSFXシーンだった。続編のT2で製作費1億ドルをいう巨額を投じさせた本作はやはりスゴイといわざるを得ない。

劇場公開日 1985年5月25日



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