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2016-07-31

地球の静止する日 (1951年版)

★★★
地球の静止する日
鑑賞No:01667
原題:The Day the Earth Stood Still
製作:1951年/アメリカ/92分
監督:ロバート・ワイズ
出演:マイケル・レニー/パトリシア・ニール

ある日現れた奇怪な船体から降り立った男クラートゥ。彼は他の惑星から着たが危害は加えないと伝えるが、警備兵によって撃たれてしまう。すると船体から巨大なロボットが現れ、攻撃を加えようとした。それをとどめたクラートゥは、人類が他の惑星の征服を考えるならば他の惑星は地球を攻撃する旨を伝えるが・・・・。

リメイク版「地球が静止する日」を観て、どうしてもオリジナル版が観てみたくなった。さすがに50年以上も前の作品のため、CGなどもなく、映像的には古めかしさや単純さは感じるが、それ以上にリメイク版と趣きの違う感じがした。特に宇宙人クラートゥが紳士的でより人間的であり、人類への警鐘も停電という比較的穏やかな方法で非常に友好的な宇宙人振りだったこと。テーマはリメイク版とは異なり、当時の時代背景を感じさせる東西冷戦と核問題。あまりにストレートすぎて分かりやすいが、当時としては受け入れやすいメッセージだったと思う。派手さはないが古典映画の雰囲気は十分感じられるSF映画。リメイク版ではよく分からなかったタイトルが、このオリジナル版でよく分かった。

劇場公開日 1952年3月21日



(キャスト一覧)
マイケル・レニー(Klaatu)
パトリシア・ニール(Helen_Benson)
ヒュー・マーロウ(Tom_Sevens)
サム・ジャッフェ(Dr._Bernhardt)
ビリー・グレイ(Bobby_Benson)
フランセス・バビア(Mrs._Barley)
ロック・マーティン(Gort)
Drew Pearson(Drew_Pearson)
フランク・コンロイ(Harley)
カールトン・ヤング(Colonel)
Fay Roope(Major_General)
エディス・エバンソン(Mrs._Crockett)
ロバート・オスターロー(Major_White)
タイラー・マクヴェイ(Brady)
ジェームズ・シーイ(Goverment_Man)
ジョン・ブラウン(Mr._Barley)
Marjorie Crossland(Hilda)
Glenn Hardy(Interviewer)


  1. 洋画-ち

2016-05-01

地球最後の日

★★★
地球最後の日
鑑賞No:00685
原題:When Worlds Collide
製作:1951年/アメリカ/83分
監督:ルドルフ・マテ
出演:リチャード・デア/バーバラ・ラッシュ

新星ベラスと遊星ザイラが地球に接近していることに気付いた天文学者から報告を受けたヘンダースン博士は、その後の調査の結果、ベガスが地球に衝突することが判る。博士は国連に、ロケットで他の星に避難するよう求めるが、国連は何の対策も採らなかった。やむを得ず、民間にロケット建造を説いてまわった結果、賛同する人物が現れ、ロケットを建造することに・・・。

遊星衝突による地球壊滅の危機を描いたSF映画。現代(といっても製作は1951年だから今から50年以上前だが・・・)のノアの方舟的な映画。テーマ的には面白いといったら不謹慎かもしれないが興味深い。そして、刻々とその時間が近づき、生き残れる者とそうでない者との選別において人間の本性が現れてくるさまは映画とはいえもの悲しい。(しかしこれが現実だろうし、現実はもっと醜いだろう・・・)ただ描いている範囲が見る限り狭く、地球規模の出来事のように感じられなかったのは残念。これも50年前という、技術面や予算面等による限界か?

劇場公開日 1952年4月24日



(キャスト一覧)
リチャード・デア(Dave_Randall)
バーバラ・ラッシュ(Joyce)
ピーター・ハンソン(Tony)
ジョン・ホイト(Stanton)
ラリー・キーティング(Dr._Hendron)
レイチェル・エイムズ(Julie_Cummings)
ステファン・チェイス(Dean_Frye)
フランク・キャディ(Harold_Ferris)
ヘイドン・ローク(Dr._Bronson)
サンドロ・ギグリオ(Ottinger)
メアリー・マーフィ(Student)


  1. 洋画-ち

2015-10-22

見知らぬ乗客

★★★★+
見知らぬ乗客
鑑賞No:00609
原題:Strangers on a Train
製作:1951年/アメリカ/101分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ファーリー・グレンジャー/ロバート・ウォーカー

テニス選手のガイは、列車の中で見知らぬ男ブルーノに声をかけられる。ブルーノは、ガイが悪妻ミリアムと離婚したがっているが果たせないことを知っており、自分の父との交換殺人を持ちかけてきたのだった。そしてブルーノは勝手に計画を実行してしまう・・・。

女流作家パトリシア・スミスの同名小説の映画化。交換殺人といえばこれ!といえるほどの傑作。テーマである交換殺人だけでなく、普通はお互いに弱みを握りあう対等の立場になるはずが、一方が強要・脅迫されるという設定も面白い。多分昨今のTVや映画のサスペンスものはヒッチコックの影響を多く受けていたり、模倣も多いと思われるので、見慣れてきているという点から改めてみるとありきたりな部分もあるが、初心に返って観てみると楽しめる。

劇場公開日 1953年5月9日


  1. 洋画-み