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2019-09-19

卒業

★★★★(4.0)
w卒業
鑑賞No:00128
原題:The Graduate
製作:1967年/アメリカ/107分
監督:マイク・ニコルズ
出演:ダスティン・ホフマン/キャサリン・ロス

大学で陸上部のスターだったベンジャミンは卒業を機に帰郷して、卒業記念パーティーに出席する。そこで幼馴染のエレーヌの母と再会し、彼女から思わぬ誘惑を受ける。やがて夜毎の逢瀬を重ねることになるが、一方で憂鬱な日々を過ごしていた。そんな彼を心配した両親は、幼馴染のエレーヌとの交際を勧め、初めてのデートでエレーヌに恋してしまう・・・・。

大学を卒業する頃の社会に出て行くことへのいいようのない不安感、年上の女性への憧れや興味、そして幼く不安だらけの自分を包み込んでくれる包容力への安心感、そして純粋な恋愛・・・・。男なら一度は考え感じることをダスティン・ホフマンがよく演じていた。そしてバックに流れるサイモン&ガーファンクルの名曲と、ラストの花嫁を連れ去るシーン。映画音楽の重要性を感じるとともに、鮮烈な印象を残し大ヒットにつながったラストシーンはあまりにも有名で必見である。

劇場公開日 1968年6月8日



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2019-04-20

俺たちに明日はない

★★★★★(5.0)
w俺たちに明日はない
鑑賞No:00044
原題:Bonnie and Clyde
製作:1967年/アメリカ/112分
監督:アーサー・ペン
出演:ウォーレン・ベイティ/フェイ・ダナウェイ

自動車泥棒を稼業としていたクライドがある日車を盗もうとした時、ウェイトレスのボニーに大声を上げられ邪魔される。しかしこの出会いをきっかけに2人は意気投合し、やがてコンビを組んで強盗を始めるが・・・。

世界恐慌時代の実在の銀行強盗ボニーとクライドの壮絶な生き様を描く。1960年代後半から1970年代にかけて巻き起こった映画的ムーブメントである“アメリカン・ニューシネマ”。その先駆的作品がこの「俺たちに明日はない」だった。1960年代~70年代の映画といえば、私の年代ではすでに古典的な作品群となるが、そんな作品群の中でもやはりアメリカン・ニューシネマに該当する作品は他の作品と一線を画す印象を与える作品群である。ボニー&クライドといえばアンチ・ヒーローの代名詞のようになっており、ラストの衝撃的な銃撃シーンは一度観ると忘れがたい鮮烈なイメージを残す名シーンである。

劇場公開日 1968年2月24日



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2016-01-09

夜の大捜査線

★★★+
夜の大捜査線
鑑賞No:00932
原題:In the Heat Of The Night
製作:1967年/アメリカ/109分
監督:ノーマン・ジュイソン
出演:シドニー・ポワチエ/ロッド・スタイガー

南部で発生した殺人事件の容疑者として、駅で列車を待っていた黒人青年ヴァージルの身柄が拘束された。しかし警察の取り調べによって、ヴァージルは殺人課の刑事であることが判明する。警察署長のビルは、ヴァージルに反感を覚えながらも、協力して捜査を進めていくが・・・・。

反目しあいながらも、協力して事件捜査をする刑事コンビのスタイルは刑事ドラマにはつきものだが、本作はそのはしりといってもいい作品。ただ、その反目する理由は深刻。当時としては取り上げることの珍しかった人種差別が原因だったからだ。そして、この問題は2人の反目だけにとどまらず、捜査の行く手にも暗雲を漂わせる。それでも2人が解決に至るのは、ヴァージルの差別に屈しない堂々とした態度と自信のある推理であり、警察署長のビルも心の中ではそれを認めていたからだ。その心境がラストに態度になって表れるのが、何よりもほっとさせる。

劇場公開日 1967年10月25日



(キャスト一覧)
シドニー・ポワチエ(Virgil_Tibbs)
ロッド・スタイガー(Bill_Gillespie)
ウォーレン・オーツ(Sam_Wood)
リー・グラント(Mrs._Leslie_Colbert)
ジェームズ・パターソン(Purdy)
クエンティン・ディーン(Delores_Purdy)
ラリー・ゲイツ(Eric_Endicott)
ウィリアム・シャラート(Webb_Schubert)
ビア・リチャーズ(Mrs._Bellamy)
スコット・ウィルソン(Harvey_Oberst)


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2014-05-23

日本のいちばん長い日

★★★+
日本のいちばん長い日
鑑賞No:00323
製作:1967年/日本/157分
監督:岡本喜八
出演:三船敏郎/山村聡/宮口精二/笠智衆

1945年7月、日本の無条件降伏を求めるポツダム宣言を傍受した日本は、それを受け入れるかどうか連日閣議を開くが、なかなか結論が出なかった。そのうち、広島、長崎に原爆が投下され、ついに8月14日、緊急の御前会議で天皇は終戦を決意される。そしてポツダム宣言受諾に向けた準備が始まるが、終戦に反対する青年将校たちによってクーデター計画が練られていた・・・・。

今見ると凄すぎるほどのそうそうたるキャストにまず驚かされる。そして今では終戦記念日という名前でしかない1945年8月15日を迎えるまでの1日がこんなに深く、タイトルの通り長い日だったかを改めて感じざるを得ない映画である。終戦前夜の裏舞台で起こった事実を事実として残そうとした関係者の意気込みがヒシヒシと伝わって来る映画で、息を飲む緊迫感は尋常ではない。



出演者
宮口精二(東郷外務大臣)
戸浦六宏(松本外務次官)
笠智衆(鈴木総理)
山村聰(米内海相)
三船敏郎(阿南陸相)

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