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2019-07-10

猿の惑星/征服

★★★(3.0)
w猿の惑星_征服
鑑賞No:00093
原題:Conquest Of The Planet Of The Apes
製作:1972年/アメリカ/88分
監督:J・リー・トンプソン
出演:ロディ・マクドウォール/ドン・マレー

1990年のアメリカ、メガロポリス。ここでは猿を奴隷化して重労働を課していた。一方、20年前に未来からやってきて人間に殺されたコーネリアとジーラの子マイロもサーカス団長アーマンドに助けられ成人していた。ある日、アーマンドに連れられてメガロポリスに来たマイロは、虐待を受けている猿をみて大声を上げてしまったため、逃げざるを得なくなる。やがてマイロは奴隷化している猿に呼びかけ、人間への反乱を企てる・・・。

「猿の惑星」シリーズ第4作。3作目の意味ありげなラストと、猿が人間を支配することになった過程を説明する内容となっている。展開上、やむを得ないかもしれないが、舞台が地球に移ってから本来の「猿の惑星」のイメージからはかけ離れて行っているような印象を受ける。また地球上でも限られた地域での話というスケールの小ささは残念。猿が人類を支配するに至った過程説明の説得力が低いものとなっている。

劇場公開日 1972年7月22日



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  1. 洋画-さ
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2019-06-16

ゴッドファーザー

★★★★★(5.0)
wゴッドファーザー
鑑賞No:00078
原題:The Godfather
製作:1972年/アメリカ/175分
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:マーロン・ブランド/アル・パチーノ

第二次大戦終結直後のアメリカ。シシリーからアメリカに移住し、一代で財を成したドン・コルレオーネがある日、狙撃され、マフィア同士の血で血を洗う抗争が展開されることになる。三男のマイケルはひとり堅気な人生を送ろうとしていたが、ドンを襲った敵対するファミリーに彼は報復を決意し、ファミリーのため、裏街道に足を踏み入れていく・・・・。

最も好きな映画の一つ。ヴィトー・コルレオーネを演じるマーロン・ブランドの重厚な演技もよいが、何といってもアル・パチーノがいい。特にイタリアレストランでアル・パチーノ演じるマイケルが、ソロッツォと悪徳警官を射殺して去るシーンは最高である。ドンの暗殺未遂事件が起こり、長男のソニーが対立するマフィアに無数のマシンガン乱射により殺され、次男のフレドが頼りないことから、三男のマイケルが次第にマフィアの世界に入ってくる。冒頭の結婚式の時から比べると、次第に顔つきが変わってくるのがわかる。ファミリーのドンとしてファミリーを守るために使わざるを得ない暴力、そしてそのために誤解される苦悩、ファミリーを守るための行為がファミリーを崩壊させていく・・・。単なるギャング映画ではない、家族をテーマとした深い映画である。

劇場公開日 1972年7月15日



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  1. 洋画-こ
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2017-11-17

フレンジー

★★★★(4.0)
wフレンジー
鑑賞No:02053
原題:Frenzy
製作:1972年/イギリス、アメリカ/117分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジョン・フィンチ/アレック・マッコーウェン

ロンドンで首にネクタイを巻きつけて女性を絞殺するという猟奇連続殺人事件が発生した。そんな折、さらに結婚相談所の女所長が同じ手口で殺される。事件発見直前に現場から立ち去る被害者の元夫リチャードを犯人と断定した警察は彼を追うが・・・・。

内容的にはスタンダードなサスペンス・スリラーのようだが、ヒッチコック作品としてはちょっと異色な感じのする作品。ただ、カメラワークや巻き込まれ型の展開などはヒッチコック独特のものも感じられるが、エロチックなシーンが多かったり、残酷なシーンなのかコミカルなシーンなのか分からないような演出があったりと、今までのヒッチコック作品と趣の異なるシーンも見受けられる。晩年の作品ながら、過去に囚われず何か新しいものに挑戦したような作品。

劇場公開日 1972年7月29日



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2015-08-07

フォロー・ミー

★★★
フォロー・ミー
鑑賞No:00820
原題:The Public Eye
製作:1972年/アメリカ、イギリス/93分
監督:キャロル・リード
出演:ミア・ファロー/トポル/マイケル・ジェイストン

元ヒッピーのベリンダは偶然出会った上流階級出身の会計士チャールズと結婚するが、慣れない上流の暮らしに息の詰まる毎日を送っていた。そんな中、ベリンダの行く先々に白いコートを着た男が現れる。尾行されていることに気づきつつもベリンダは男に興味を持ち始める・・・・。

ピーター・シェーファーの戯曲「プライベート・アイ」を映画化した、キャロル・リード監督の遺作。結婚によってイギリスの上流社会に放り込まれ、その環境についていけないアメリカ人妻のベリンダ、毎日どこかに外出するベリンダに対し浮気を疑い探偵を雇う夫のチャールズ、そしてベリンダに次第に恋心を抱くようになる探偵。この3人が織りなす切ないラブストーリーだが、一歩間違えば変な不倫映画になってしまう内容を、そうとはならない見事な展開とやり取りに仕上げている作品。

劇場公開日 1973年1月13日


  1. 洋画-ふ

2014-10-23

ポセイドン・アドベンチャー

★★★★★
ポセイドン・アドベンチャー
鑑賞No:00216
製作:1972年/アメリカ/117分
監督:ロナルド・ニーム
出演:ジーン・ハックマン/アーネスト・ボーグナイン

大晦日の夜、パーティで賑わう豪華客船ポセイドン号を海底地震によって突然発生した大津波が襲った。一瞬の内に船は転覆。生き延びた人々は生存を賭けて、天地が逆転した船内からの脱出に挑むが・・・・。

1970年代なかばのパニック映画ブームの中で製作された代表作のひとつ。2006年製作の「ポセイドン」のオリジナル版。大津波で転覆した豪華客船「ポセイドン号」から脱出を試みる10人の乗客の話だが、なによりも「転覆している」ということでセットが上下さかさまになっている。これにより緊張感や恐怖感がより伝わってきた。アイデアの勝利といえるのではないか。ジーン・ハックマン演じる牧師は異端児的な側面はあるものの、危機状況の中での指導力や決断力は現代人の社会生活においても参考になる。
  1. 洋画-ほ

2014-08-08

探偵<スルース>

★★★+
探偵スルース
鑑賞No:01811
製作:1972年/アメリカ/128分
監督:ジョセフ・L・マンキーウィッツ
出演:ローレンス・オリヴィエ/マイケル・ケイン

イギリスの有名な推理小説家アンドリュー・ワイクはロンドン郊外の大豪邸に妻マーゲリットと住んでいたが、彼女には美容師マイロ・ティンドルという愛人がいた。ある日、アンドリューはマイロを自宅に呼び寄せる。そして2人の関係を認めた上で、贅沢なマーゲリットを物質的に満足させるために、アンドリューが持つ高価な宝石を盗んで海外で売るよう提案するが・・・・。

先日このブログでも紹介した「スルース」のオリジナル。リメイク版「スルース」でアンドリュー・ワイクを演じていたマイケル・ケインが、オリジナル版ではマイロ・ティンドルを演じている。スピーディな展開だった「スルース」を先に観てしまっていたので、長尺な本作はテンポが遅く冗長な感じは否めなかった。それでもこれだけの時間をたった2人で魅せる演技とストーリーはやはり凄いのでしょう。大筋の内容はリメイク版で知っていたので格段の新鮮味はなかったものの、細かい点では色々と異なっており、また時代や屋敷内の感じの違いからくる雰囲気などはかなり違っているため、リメイク版とはまた異なった映画のようにも感じられた。

  1. 洋画-た