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2019-06-30

サスペリア

★★★+(3.5)
wサスペリア
鑑賞No:00087
原題:Suspiria
製作:1977年/イタリア/99分
監督:ダリオ・アルジェント
出演:ジェシカ・ハーパー/ステファニア・カッシーニ

西ドイツ、フライブルグ。激しい雷雨が吹き荒れる深夜、ニューヨークからやってきたスージーはバレエ学校に到着する。そこで「アイリス」という言葉を残して去る女性と出会う。気になりながらもバレエ学校の門を叩くが中に入れてもらえず、ホテルに戻ることに。その夜、スージーが出会った女性は、訪ねた友人のアパートで惨殺されてしまう・・・。

「決して一人では見ないでください」というコピーで有名な映画。個人的には、「エクソシスト」「オーメン」と並ぶホラー映画として位置づけている。他の2作がオカルト性の強い作品であるのに対し、音楽が効果的で、視覚的にもちょっと違った色彩感覚で迫ってくる、サスペンス&スリラーホラーともいえる作品に仕上がっている。冒頭に心霊映像とも言える奇妙な映像が映りこんでいることでも有名な作品。

劇場公開日 1977年6月25日



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2019-05-04

カプリコン・1

★★★★(4.0)
wカプリコン・1
鑑賞No:00049
原題:Capricorn One
製作:1977年/アメリカ、イギリス/129分
監督:ピーター・ハイアムズ
出演:ジェームズ・ブローリン/ブレンダ・バッカロ

打ち上げ寸前だった有人火星宇宙船カプリコン1の3人の乗組員が船外に連れ出される。宇宙船の故障が発覚したものの、それを公表できず、やむなく関係当局は大掛かりなセットを組んで、その成功をでっち上げることに。中継映像から不審なものを感じた新聞記者コールフィールドは調査を開始。一方、3人の乗組員たちは闇に葬られようとしていた・・・・。

ニュース等で「捏造(ねつぞう)」という言葉を聞くが、この言葉で思い出したのがこの「カプリコン・1」だ。まさにこの映画では、国家的レベルで事実を捏造しようとした内容だ。有人火星探査船カプリコン・1の打ち上げ直前にトラブルが発生したため、飛行士3人は探査船から降ろされる。しかし失敗の許されないプロジェクトのため、探査船は無人で打ち上げられる。この事実を隠すため、地上に組まれたスタジオで、あたかも火星に行っているかのごとく芝居が始まる。着想もすばらしいが、最後まで飽きさせないストーリー展開も見事!この映画を観ると、すべての報道番組がやらせ・捏造ではないかと疑ってしまいます。

劇場公開日 1977年12月10日



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2019-05-03

カタストロフ/世界の大惨事

★★★(3.0)
wカタストロフ
鑑賞No:00048
原題:Catastrophe
製作:1977年/アメリカ/88分
監督:ラリー・サバドブ
出演:ウィリアム・コンラッド

地震やハリケーンなどの自然災害や火災、航空機事故などの大惨事の現場を捉えたドキュメント作品。
ボストンでは公開3日間で失神者174人が出た作品で、カナダでは興行史上最高ヒットを記録する一方、世界各国では上映禁止やシーンカット、上映中止デモなどが続出した。取り扱っている主な大惨事の一例は以下の通り。
 ・1969年8月18日のフロリダを襲ったアメリカ建国以来最大のハリケーン
 ・1937年5月6日の飛行船ヒンデンブルグ号爆発事件
 ・1973年5月28日のインディ500-F1のデスレース
 ・1956年7月25日のイタリア豪華客船アンでレア・ドリア号の衝突事故 などなど

映像的には貴重なフィルムとなるのでしょうが、この作品の中だけでも実際に多くの人がなくなっているのかと思うと、後味のよい作品ではないですね。しかし、これは単なる事故・事件・災害の事実を伝えるだけではなく、自然災害にしろ人災にしろ、そこから同じ過ちや不幸を招かないようにとの強いメッセージも感じられる。これだけ急速に環境を破壊し、科学技術の急速な進歩で創造されていく文明の利器による、より大きな反発・しっぺ返しを覚悟しなければならないのかもしれない・・・とこの映画を観て思った。

劇場公開日 1978年4月22日



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2019-03-28

幸福の黄色いハンカチ

★★★★★(5.0)
w幸福の黄色いハンカチ
鑑賞No:00298
製作:1977年/日本/108分
監督:山田洋次
出演:高倉健/倍賞千恵子/武田鉄矢/桃井かおり

北海道網走。夢だった新車を買って北海道をドライブしていた鉄也は、途中出会った朱美を乗せてドライブしていた。そこでひょんなことから出所してきたばかりの勇作と出会い、3人は旅を続けることに。その旅の途中、勇作が一昨日出所したばかりだということを2人は知る。経緯を聞くうちに、3人は勇作の妻の元に向うことに・・・・。

日本映画の中でも感動の1本。涙なくして見れない感動作でありながら、武田鉄矢と桃井かおりが同行していたことでロードムービーとしても非常に楽しみながら観れたのがさらによかった。それにしても、高倉健と倍賞千恵子の夫婦の演技も最高。出会いから事件を起こすまでの過程には、完全にはまり込んで見入ってしまった。そして、出所直後の、高倉健が食堂でビールを飲むシーン。あんなに美味そうにビールを飲むシーンを見たことがない。ホントに出所したての男の表情を見事に出していたと思う。そして感動のラスト。もう、震えがくるような感動に陥る名作である。ラストシーンではためく黄色いハンカチのまぶしさは、やはりこの映画を観た人にはいつまでも目に焼きつく光景だと思う。それぐらい、鮮やかな黄色は目にまぶしかった。そしてあの掲げられたハンカチの多さ。妻が夫の帰宅をどれだけ待ち焦がれていたかを象徴するような数に、さらに涙した人も多いのでは?

劇場公開日 1977年10月1日



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2017-01-12

獄門島

★★★★
獄門島
鑑賞No:01102
製作:1977年/日本/141分
監督:市川崑
出演:石坂浩二/大原麗子/草笛光子/太地喜和子

復員船で死んだ鬼頭千万太の遺書を友人から預かった金田一耕助は、その友人の代わりに獄門島と呼ばれる島を訪れることになる。そこは古い因習の残る孤島で、鬼頭家の本家と分家が対立する島だった。本家の長男にあたる千万太には三人の異母妹がいたが、金田一が島を訪れた日を境に、この三人の妹が次々と殺されていく・・・。

「犬神家の一族」「悪魔の手毬唄」に続く市川崑監督の金田一耕助シリーズ第3弾。俳句の内容に従って殺人を行うなんて何と現実性のない設定ではあるが、横溝ワールドと思えばこれも一興。殺される女性たちの色彩豊かな着物姿と凄惨な殺され方が対照的で一種美的なものも感じました。謎めいた展開を醸し出す雰囲気を味わえる横溝正史作品ですが、その分結末は意外性や説得性(特に動機付け)が弱く感じてしまう。謎解きというよりはエンターテイメント性を追求した見方のほうが楽しめるように思う。「犬神家の一族」「悪魔の手毬唄」に比べ、やや地味な印象のある本作だが、原作的には推理小説としては評価の高い作品といわれている。

劇場公開日 1977年8月27日



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2015-11-17

人間の証明

★★★★
人間の証明
鑑賞No:00324
製作:1977年/日本/132分
監督:佐藤純彌
出演:岡田茉莉子/松田優作/岩城滉一/鶴田浩二

ひとりの黒人青年が「キスミーに行く」という言葉を残してスラム街をあとにし、東京の超高層ホテルのエレベータの中で「ストウハ・・・」という言葉を残して死んだ。棟居刑事とベテラン刑事の横渡はこの事件の担当となり、捜査を始める。同じ夜、ホステスのひき逃げ事件が発生するが、この2つの事件が次第に絡み合ってくる・・・。

「犬神家の一族」に続く角川映画第2弾。当時大ブームだった森村誠一の同名小説の映画化である。
特に森村誠一の手法の一つに、複数のストーリーを一見何の関わりもないかの如く並行して描きながら、次第に関係しあっていく、というのがある。本作はまさにその手法の代表的なもので、並行して進むストーリーがそれぞれ終盤に向けての伏線となっている。若くして亡くなった松田優作の好演も光る。

劇場公開日 1977年10月8日



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2015-04-30

悪魔の手毬唄

★★★★
悪魔の手毬唄
鑑賞No:00277
製作:1977年/日本/144分
監督:市川崑
出演:石坂浩二/岸恵子/北公次/永島暎子

鬼首村で起こった20年前の迷宮入り事件の解明に執念を燃やす磯川警部の依頼で金田一耕助がやってくる。同じ時、この村出身の人気歌手大空ゆかりが凱旋し村は盛り上がるが、その夜、村の二大勢力の一つ由良家の泰子が惨殺される。これを機に鬼首村では連続殺人が続くことになる・・・。

「犬神家の一族」に続く市川崑の金田一耕助シリーズ第2弾。横溝正史作品映画としては「犬神家の一族」と並ぶ傑作といえる。原作をわりと忠実に再現しており、また原作を読んでいなくてもわかりやすい構成になっている。また他の映画化された横溝作品に比べ残虐性が少ない分、ミステリー性やストーリー性が高くなっている。手毬唄通りに殺人が起こるというのは横溝正史らしい設定だが、時代背景とうまくマッチさせ、あまり違和感のないようにうまく仕立て上げられている。また数奇な運命を巡る話も、殺人事件の謎解きよりミステリー性があり、楽しめる。

劇場公開日 1977年4月2日


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2014-11-20

八甲田山

★★★★+
八甲田山
鑑賞No:00331
製作:1977年/日本/169分
監督:森谷司郎
出演:高倉健/北大路欣也/丹波哲郎/三國連太郎


明治34年末、日露戦争を直前に陸軍は寒冷地教育の一環として冬の八甲田山雪中行軍を行うことにする。演習は、大部隊で自然を克服しようとする部隊と、少数精鋭で自然に逆らわずに進もうとする部隊の2つで行われるが・・・。

新田次郎の原作「八甲田山死の彷徨」の映画化。1902年(明治35年)に実際に起こった雪中行軍演習中の199名凍死事件が題材になっている。まず豪華なキャストに驚かされる作品。2つの隊を率いる大尉にそれぞれ高倉健、北大路欣也を演じる他、丹波哲郎、三國連太郎、加山雄三、小林桂樹、森田健作、緒形拳、島田正吾、大滝秀治などなど。また女優陣も栗原小巻、加賀まりこ、秋吉久美子と豪華。雪中行軍が始まってからは、ひたすら雪の恐ろしさを痛感し、極限状態における人間の生態をまざまざと見せつけられる。この作品は原作を読んだ後に鑑賞したが、原作で感じた悲惨さ・壮絶さを見事に映像化し観る者に伝えていると感じられた。冬山、そして雪と風の怖さを痛感させられた映画。なお、本作の撮影は実際に真冬の八甲田山で行われている。ロケは過酷を極め、このロケに耐えられず、俳優数名が脱走したという話が残っている。


  1. 邦画-は

2013-02-24

スラップ・ショット

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:00126
製作:1977年/アメリカ/123分
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
出演:ポール・ニューマン/マイケル・オントキーン


全米プロ・アイスホッケーのマイナーリーグに所属するチームの選手兼コーチを務めるレジ。しかしチームは連戦連敗で、オーナーの会社も不況で閉鎖寸前。にもかかわらずチームは3人の新人を採用してしまう。しかしこの新人の加入により、ラフ・プレイ専門のチームと様変わりし、連勝を重ねることに・・・・。


1977年製作の映画だから、ポール・ニューマン52歳の頃の作品である。まさに俳優として脂が乗り切った頃である。だが、それ以前に製作されている「ハスラー」や「スティング」に比べ、チョット軽めのコメディ映画ということで、ポール・ニューマン作品としては異色かもしれない。ストーリーは結構ハチャメチャな部分もあり、単なるコメディとしては楽しめるかもしれないが、そのままでは二流、三流のコメディに終っていたかもしれない。しかしそこはニューマン、チームと私生活で苦悩する男の姿を見事に演じて単なるコメディ映画にしていないところは流石である。

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2012-12-28

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望

★★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:00114
製作:1977年/アメリカ/121分
監督:ジョージ・ルーカス
出演:マーク・ハミル/ハリソン・フォード/キャリー・フィッシャー


遠い昔、遥か銀河の彼方。共和国が崩壊し、新たに出現した銀河帝国が独裁政治を敷いていた。この独裁政治に抵抗する少数の人々はレイア姫を中心に帝国打倒を計画していた。一方、帝国側も最新兵器デス・スターを建造して反逆者の抹殺を狙っていた。そして帝国の親衛隊長ダース・ベイダーは反乱軍を率いるレイア姫を捕えることに成功する。しかしこのとき、1組のロボット(C-3POとR2-D2)が脱出に成功し、砂漠の小惑星タトゥーンに不時着していた。そしてここで後にジェダイとなる青年ルークと出会うことになる・・・。


「スター・ウォーズ」シリーズの記念すべき第1作。本作は全6部作(当初は9部作構成の予定)のうちのエピソード4(新たなる希望)にあたる。壮大なSF歴史絵巻「スター・ウォーズ」の序章であるが、エピソードとしては4作めにあたる。シリーズものでいえば、人間ドラマの傑作は「ゴッドファーザー」シリーズだと思いますが、SF映画だとやはりこの「スター・ウォーズ」シリーズでしょうか。それぐらい、冒険、アクション、ファンタジー、ラブストーリーといったあらゆる要素がてんこ盛りで、なおかつサービス精神一杯の構成・ストーリー、さらに魅了あるキャラクターの多いこと。まさに文句のつけようのない映画でしょう。しいて言えば、最近のSFX技術を見慣れた目で改めて観るとどうしても粗も感じられますが、30年以上前の映画だと思うと改めて驚かされるところもあります。ハン・ソロ役のハリソン・フォードも若く、何度観ても興奮する作品です。




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