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2019-08-03

JFK

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00097
原題:JFK
製作:1991年/アメリカ/188分
監督:オリバー・ストーン
出演:ケビン・コスナー/シシー・スペイセク

1963年11月22日、晴天の午後。テキサス州ダラスにおいて、第35代大統領ジョン・F・ケネディが暗殺されるという大事件が起こった。ニューオリンズ州の地方検事ジム・ギャリソンは、暗殺後2時間も経たないうちに警官殺しの容疑で逮捕されたリー・ハーヴィー・オズワルドが大統領暗殺の犯人と発表され、さらに今度はオズワルド自身がダラス警察本部の駐車場で護送される途中に射殺される・・・・。

ジョン・F・ケネディ大統領を暗殺したと言われているリー・ハーヴェイ・オズワルド。彼は1963年11月22日、テキサス州ダラスにあるテキサス教科書倉庫ビルの6階からライフルで、約70メートル離れた通りを車でパレード中の大統領に向けて5秒半で3発発射、そのうち2発を命中させたとされている。本作はこのオズワルド単独説に異議を唱えた地方検事ジム・ギャリソンの手記をもとに、事件の核心に迫ろうとした作品である。主役にケビン・コスナーを配し、豪華な俳優陣と3時間にわたる内容、さまざまな事実や矛盾の提示でこの事件の謎を盛り上げる。ただ、一応の結論は出るが、真実が分かるとされるすべての証拠資料が公開される2039年まで待たないといけないというエンドロールに消化不良感は残る。

劇場公開日 1992年3月21日







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2019-02-19

アダムス・ファミリー

★★★(3.0)
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鑑賞No:00012
原題:The Addams Family
製作:1991年/アメリカ/100分
監督:バリー・ソネンフェルド
出演:アンジェリカ・ヒューストン/ラウル・ジュリア

鉄の門に閉ざされた館に住むアダムス一家。その一家の弁護士タリーは多額の借金返済に困り、アダムス一家の財産を狙っていた。そのため、当主ゴメスの兄で長年行方不明になっているフェスターのそっくりさんをフェスターに仕立て上げ、送り込む。アダムス家でパーティが開かれた日、長女のウェンズデーの姿が見えなくなり、一家総出で捜すうちに、タリーたちに家から閉め出されてしまう・・・。

アメリカの漫画「アダムスのお化け一家」の映画化。典型的なアメリカン・ギャグ満載のコメディで、本国では抱腹絶倒かもしれないが、あまり笑えない映画だった。この映画で、アメリカと日本との“笑い”のセンスというか、感覚の違いを改めて感じさせられた象徴的な映画となった。(私個人の受け止め方だけかもしれませんが・・・)ただ、元のアニメは観たことがないのですが、キャラクターは皆個性的で、多分どれも想像以上によく演じられていたように思う。特にクリスティーナ・リッチのやや不気味な可愛さは印象的。なお、一家の顔でもあるゴメス役のラウル・ジュリアが早世したのは残念なことである。

劇場公開日 1992年4月25日



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2019-02-03

愛の選択

★★+(2.5)
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鑑賞No:00005
原題:Dying Young (The Choice of Love)
製作:1991年/アメリカ/111分
監督:ジョエル・シュマッカー
出演:ジュリア・ロバーツ/キャンベル・スコット

新聞の求人広告を見て富豪の病人看護婦の募集に応募したヒラリーは、いったん断られるが何故か再び呼び戻されて採用される。ヒラリー採用は、病人である富豪の息子ビクターのたっての希望だった。ビクターは白血病患者で、その闘病生活のすざまじさに、ヒラリーは一時仕事をやめようとするが、やがてビクターとも心を通わせ始め、自暴自棄に陥っていくビクターを必死で支えようとしていく・・・。

恋愛+重い病気という個人的にはキツイ設定のため、普段なら映画館にまでは観に行かない映画(DVDでも進んでは観ない映画?)だが、知人に誘われて嫌々?観に行った映画。案の定、暗い気持ちになった。あまり好きではない恋愛映画だが、描くならやっぱり明るくコミカルな恋愛ものがいいとつくづく思った。ネタばれになるため記載しませんが、思っていた結末ではなかったのがなりよりの救いでした。

劇場公開日 1991年12月14日



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2019-01-10

陽炎(かげろう)

★★★★(4.0)
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鑑賞No:02913
製作:1991年/日本/106分
監督:五社英雄
出演:樋口可南子/仲代達矢/本木雅弘/荻野目慶子

昭和3年、熊本の花街。女胴師りんは両親亡き後、若旦那として料亭「八雲」を切り盛りしている弟・市太郎から、かつての故郷は、今や宿敵・岩船一家が牛耳る、色と欲に満ちた場所になっていると知らされる。りんは、身寄りのないりんと弟を引き取り育ててくれた「八雲」の先代への恩返しのため岩船一家を相手に死闘を繰り広げるのだった・・・・。

樋口可南子の異常なまでの美しさを目の当たりにする作品。女任侠ものでは岩下志麻などの大御所女優は別として当時の若手女優では一番と思われていた夏目雅子に勝るとも劣らない妖艶さを見せつけた。ただ妖艶さと言ってもけばけばしくもなければ、いらやしくもない、清楚なイメージが漂うため、夏目雅子とは違った美しさを醸し出していた。それだけに、終盤の岩船一家への殴り込みには驚かされた。たった一人で殴り込みに行くこと自体、勝算があるのかと首をひねったが、まさかダイナマイト持参とは恐れ入った。最初、仲代達矢演じる村井の立ち位置がよく分からなかったが、ラストで納得した。樋口可南子の作品は色々観てはいるが、個人的には本作が一押しの代表作となった。

劇場公開日 1991年2月9日

(予告編なし)

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2017-11-20

羊たちの沈黙

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00192
原題:The Silence of the Lambs
製作:1991年/アメリカ/118分
監督:ジョナサン・デミ
出演:ジョディ・フォスター/スコット・グレン

FBIアカデミーの優秀な訓練生クラリスは連続誘拐殺人事件の捜査スタッフに組み込まれ、犯罪者として収監されているレクター博士と面会する。それは、天才的な精神科医でありながら、自らの患者を次々と死に追いやったレクターこそ事件の謎を解く鍵になると見込んでのことだった。レクターはクラリスに興味を示し、捜査の手がかりを与える。ふたりが次第に心を通わせていく一方、新たな誘拐事件が。そしてレクターは脱獄を図り・・・・。

あの保守的なアカデミー協会が、このようなホラー映画のジャンルの作品にアカデミー賞主要4部門を独占させるとは!という衝撃が走った作品。ただし、本作は普通のホラーと異なっている。普通なら、次々と若い女性を殺害し皮膚を剥いでボディスーツを作るという猟奇的な連続殺人犯にスポットを当て、主に視覚的に恐怖を感じさせるのが手っ取り早いはず。しかし本作は、この殺人鬼にはスポットを当てず、この事件を捜査するFBI訓練生と事件の謎を示唆する天才精神科医で連続殺人鬼のレクター博士にスポットを当て、2人の心理的なやり取りと同調を描いており、それがまた怖い。猟奇殺人そのものよりも、人の精神の奥底に潜む自身も認識していない暗黒面を引きずり出される恐怖は新しいジャンルのホラーと言えるのかもしれない。

劇場公開日 1991年6月14日



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2017-08-10

就職戦線異状なし

★★★★(4.0)
w就職戦線異状なし
鑑賞No:00300
製作:1991年/日本/103分
監督:金子修介
出演:織田裕二/仙道敦子/的場浩司/和久井映見

早稲田大学4年の大原は、マスコミ志望の立川に影響され同じようにマスコミを志望していたが、立川とともに6月に入っても未だ内定がひとつも取れないでいた。そんな2人を、すでに親のコネで内々定を取っていた北町は六本木のナイトクラブに呼び出した。実は北町を確保しようとするデパートの接待だったが、羽目をはずして騒いでいた彼らは店にいた中年男と喧嘩になり、大原はその男を殴ってしまう。その中年男こそ、大原と立川が本採用に賭けていたエフテレビの面接官だった・・・・。

杉元伶一の同名小説の映画化。この映画の時代背景はバブル末期で、いわゆる超売手市場といわれたときなので、超氷河期といわれた就職活動期を経験した人にとってはとてもうらやましい時期の話です。映画ということで多少オーバーな表現はあるかもしれませんが、実際にこの時期に就職活動をしていた人から聞いた話だと、まんざらオーバーでもなかったようです。そんな状況だから、この映画も一言で言えばお気楽な就職活動映画ですが、お気楽な中にも案外世の中思ったようにはならないといった苦い経験もさせられる、ちょっとだけ考えさせられる映画です。ちなみに就職活動は今、「就活」って言うんですね。(最近は何でも短縮するのでよく分からん!)また就活になぞらえて「婚活」なる言葉もあるそうで・・・。

劇場公開日 1991年6月22日

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2017-05-13

12人の優しい日本人

★★★★+
12人の優しい日本人
鑑賞No:00572
製作:1991年/日本/116分
監督:中原俊
出演:塩見三省/豊川悦司/相島一之/上田耕一

ある殺人事件の裁判のため、12人の男女が陪審員として集められた。被告人が若くて美人だったこともあり、審議はあっけなく無罪に決まるかに思えたが、討論が好きな一人が有罪を唱えたことで審議が混迷を極めていく・・・。

もしも日本に陪審員制度があったら・・・という仮定で作られた裁判もの映画。脚本は三谷幸喜。本作品のモチーフとなっているのは名作「十二人の怒れる男」。「十二人の怒れる男」は11人の陪審員が有罪を唱える中、唯一人の陪審員が無罪を主張し、有罪とした証拠や証言に対する疑問から次第に無罪に傾いていく・・・というストーリーだが、本作は逆。11人が無罪を主張する中、唯一人が有罪を主張する。それから無罪か有罪かで討論が始まるが、感情も入り混じり主張も二転三転するなど混迷していくさまはさすが三谷作品。元ネタとは違った面白さがあり楽しめる。

劇場公開日 1991年12月14日

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2017-03-21

大誘拐 RAINBOW KIDS

★★★+
大誘拐
鑑賞No:00703
製作:1991年/日本/119分
監督:岡本喜八
出演:北林谷栄/緒形拳/風間トオル/内田勝康

ある日、大富豪の老女が3人の若者グループに誘拐される。そして老女の誘拐の知らせに、老女を生涯の恩人と慕う警部が捜査に乗り出してくる。一方、誘拐犯の身代金5千万という額の低さに怒った老女は、自らが指揮を執り、100億円という身代金を家族に要求するが・・・。

1979年に日本推理作家協会賞を受賞した天藤真の同名小説の映画化。大金持ちの老女が3人組の若者に誘拐されるが、いつの間にか老女がその誘拐犯のリーダーになって巨額の身代金を要求するというブラックコメディ。奇想天外なストーリーで面白い誘拐モノに仕上がっている。岡本喜八監督がこの人しかいないと言い切った老女役の北林谷栄は、大富豪の老女を見事な演技で演じきっていた。ありえない設定も、北林谷栄の演技で納得させられる一面もあるほど。なお、誘拐犯と人質の立場が逆転するという設定は、本作よりも15年も前に作られた「喜劇・大誘拐」からヒントを得たものらしい。機会があればこちらも観てみたい。

劇場公開日 1991年1月15日

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2017-03-07

釣りバカ日誌4

★★★
釣りバカ日誌4
鑑賞No:00920
製作:1991年/日本/96分
監督:栗山富夫
出演:西田敏行/三國連太郎/石田えり/尾美としのり

今回はスーさんの甥・和彦が登場し、ハマちゃんのいる営業3課に配属される。スーさんは、見込みがあればいずれ和彦に鈴木建設を継がせてもよいと考えていた。しかし、和彦はハマちゃんの親友の妹・町子に恋してしまい・・・。

シリーズ第4作。今回はスーさんの甥を中心としたロマンスが中心で、それに釣りバカ・ハマちゃんが絡んでいく。行方不明になった和彦と町子の2人の居場所を知っているという理由だけでハマちゃんは社費で彼らをむかえに行くのだが、そこはハマちゃん、タダでは起きない男。社命をいいことに釣り三昧にふけようと考える・・・という設定。バカバカしいが楽しめる。

劇場公開日 1991年12月23日



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2017-02-24

ターミネーター2

★★★★+
ターミネーター2
鑑賞No:00132
原題:Terminator 2: Judgmant Day
製作:1991年/アメリカ/137分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/リンダ・ハミルトン

未来の世界で人間の指導者となるジョンもすでに少年となっていたが、また新たなターミネーターが未来から送られてくる。1体はジョン抹殺の指令を受けた最新型のT-1000、もう1体はそのジョンを守るために送られた前作と同じタイプのT-800である。そしてジョンの命を賭けて、2体のターミネーターの攻防が始まる・・・。

前作から10年後の世界を描いた作品。前作とは比べ物にならないくらいの巨額の製作費を投じて作られた大作。特に液体金属でできている最新型ターミネーターを描いたSFXは驚異ものだった。「追われモノ」の恐怖感は継続されているものの、守る側に旧型とはいえターミネーターがついたことで多少緊張感は薄れた感はあった。その代わり、またに不死身といえるT-1000のしぶとさには舌を巻いた。比べ物ならないといえば、1作目とは打って変わって鍛え上げた筋肉美を見せつけたリンダ・ハミルトンのアクションもすごかった。

劇場公開日 1991年8月24日



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2016-06-22

テルマ&ルイーズ

★★★★
テルマルイーズ
鑑賞No:00149
原題:Thelma & Louise
製作:1991年/アメリカ/128分
監督:リドリー・スコット
出演:スーザン・サランドン/ジーナ・デイヴィス

専業主婦のテルマと、ウェイトレスとして独身生活をエンジョイしていたルイーズの2人は、退屈な日常に別れを告げて週末のドライブに出かける。その途中のドライブインで知り合った男にテルマがレイプされそうになり、ルイーズは男を射殺してしまう。困惑したルイーズは恋人に、テルマは夫に助けを求めるも埒が明かず、2人はメキシコに逃亡することに・・・・。

2人の女性のちょっとした現実からの逃避行が、結局人生の逃避行に変わっていくという内容。天国から一気に地獄に落とされるような展開だが、観ていてそれほど重く深刻には感じさせない2人のノリというか、全体的な軽いタッチがこの映画を痛快なロードムービーにしている。それにしても女性とは、窮地に立つとこれほどまでに強く大胆になるものかと感心させられる。これは映画だけではなく、いざとなったら肝が据わっているのは女性でしょうね。ちなみに、この2人にひょんなことから知り合う若者を、まだ売れていなかったブラッド・ピッドが演じているのも見もの。

劇場公開日 1991年10月19日



(キャスト一覧)
スーザン・サランドン(ルイーズ)
ジーナ・デイビス(テルマ)
ハーベイ・カイテル(ハル)
マイケル・マドセン(ジミー)
クリストファー・マクドナルド(ダリル)
スティーブン・トボロウスキー(マックス)
ブラッド・ピット(J.D.)
ティモシー・カーハート(ハーラン)
ルシンダ・ジェニー(レナ)
ジェイソン・ベギー(州警察)
マルコ・セント・ジョン
ソニー・カール・デイビス
ケン・スウォフォード


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2016-05-18

波の数だけ抱きしめて

★★★
波の数だけ抱きしめて
鑑賞No:00319
製作:1991年/日本/104分
監督:馬場康夫
出演:中山美穂/織田裕二/別所哲也/松下由樹

1992年5月、大学4年の真理子、小杉、芹沢、裕子の4人は無線マニアの芹沢の提案で、湘南にある真理子のバイト先のサーフショップにミニFM局を開設する。DJを務める真理子は親の強制で間もなくロスに留学の予定だったが、彼女に思いを寄せる小杉はなかなか自分の気持ちを伝えられずにいた。そんな矢先、広告代理店に勤める吉岡という男が現れ、彼も真理子に思いを寄せるようになる・・・。

1982年の湘南を舞台に、ミニFM局の運営にかける若者たちを描くホイチョイプロ製作第3弾。ホイチョイプロの前作「私をスキーに連れてって」「彼女が水着にきがえたら」がなかなか面白かった分、本作はイマイチ感が否めない。1作、2作はともにハッピーエンドで終わるが、本作は切ない終わり方。また、1作と2作のイイとこ取りをしようとしたのか、舞台は2作と同じ海、音楽は1作と同じユーミン、主演は2作とおなじ織田裕二となっているが、かえって1作、2作と差別化できない特徴の薄れた作品となっている。冒頭が9年後の真理子の結婚式というのも、最初に結末を見せられたようで夢がなく、ちょっと残念だった。ちなみに、中山美穂が演じた真理子は、2作で原田知世が演じた真理子と同名。ただし、設定から見ると同一人物ではなさそう。ただ、「彼女が~」のパンフによると、原田が演じた1作の優と2作の真理子は同一人物だとか。スキーで三上博史演じる矢野と結ばれた優だが、春を待たずに破局(破局の原因は矢野が南アフリカ共和国に左遷されたため)、その後数人の男性と付き合うもうまくいかず、姓名判断の結果、真理子と改名したことになっている。2作は改名後の優を描いていいるのだ。なお、別所哲也が演じていた吉岡の名は、2作で織田裕二が演じている名前でもある。

劇場公開日 1991年8月31日

(キャスト一覧)
中山美穂(田中真理子)
織田裕二(小杉正明)
別所哲也(吉岡卓也)
松下由樹(高橋裕子)
阪田マサノブ(芹沢良明)
勝村政信(池本)


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2016-03-13

バックドラフト

★★★★
バックドラフト
鑑賞No:00180
原題:Backdraft
製作:1991年/アメリカ/136分
監督:ロン・ハワード
出演:カート・ラッセル/ウィリアム・ボールドウィン

殉職した父の後を継いで消防士になろうとシカゴに戻って来た弟。だが彼が配属されたのは兄が隊長を務める第17分隊だった。二人は徹底的に反目し合う。が、おりしもシカゴでは奇妙な爆発放火事件が続発。それは“バックドラフト”と呼ばれる逆気流現象を伴うものだった・・・・。

消防士兄弟の葛藤と日夜火災と戦い続ける男たちの群像を描いた大作ドラマ。アクション映画では爆破シーンはつきものだが、同じ火を扱っているとはいえ、火災シーンはまた違ったものだ。火災シーンでまず思い出すのは「タワーリング・インフェルノ」だが、本作はさらにリアルで恐怖が真に迫ってきます。ただ、この映画は単なる火災映画ではなく、兄弟愛も描いているし、放火犯探しというサスペンス要素もあり、ロマンスもあるといった多彩な内容です。

劇場公開日 1991年7月6日



(キャスト一覧)
カート・ラッセル(Stephen_McCaffrey)
ウィリアム・ボールドウィン(Brian_McCaffrey)
ロバート・デ・ニーロ(Donald_Rimgale)
スコット・グレム(Adcox)
ジェニファー・ジェイソン・リー(Jennifer)
レベッカ・デモーネイ(Helen)
ドナルド・サザーランド(Ronald)


  1. 洋画-は

2015-12-19

バートン・フィンク

★★★
バートン・フィンク
鑑賞No:01217
原題:Barton Fink
製作:1991年/アメリカ/116分
監督:ジョエル・コーエン
出演:ジュディ・デイビス/マイケル・ラーナー

1941年、ニューヨークで活躍する新進気鋭の社会派劇作家バートン・フィンクは、その実力を認められ、ハリウッドに招かれることに。不気味なホテルにチェックインした彼は、薄暗い部屋で早速脚本の執筆に取りかかる。ところが、彼の周囲で次々と奇怪な出来事が起こりはじめ・・・・。

カンヌ国際映画祭でグランプリ、監督賞、主演男優賞の3冠に輝いた異色のサスペンス作品。犯罪スリラーというにはあまりにも非現実的な出来事が多く起こり、その中で主人公は言いようのない焦燥感や不安感に苛まれていく。まさに不条理劇ともいうべき内容。惹きこまれはするが、かといって、観終わっても決してスッキリとはしない作品。

劇場公開日 1992年3月14日



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2015-04-22

渋滞

★★★+
渋滞
鑑賞No:02637
製作:1991年/日本/108分
監督:黒土三男
出演:萩原健一/黒木瞳/宝田絢子/湯澤真吾

秋葉原の電気店販売課長の林蔵は、妻・春恵と二人の子供と共に浦安に住むごく普通のサラリーマン。今年の正月休みは故郷の真鍋島にみんなで帰ろうと思い立った林蔵。12月30日、道路が混み合う前に出発と高速道路に乗った四人だったが、さっそく道路渋滞に巻き込まれてしまい、その日に着く予定にもかかわらず、日が暮れて来て野宿するハメになってしまう・・・・。

自分も実家から遠く離れて住んでいるため、盆・正月は帰省するが、決して車は使用しない。公共交通機関を利用するし、早くから帰省計画を立て、席も予約している。それでも不測の事故や悪天候などで計画通りにいかないことがある。映画に言ってもしょうがないが、この時期に旅費を安くあげるために車を使うのは愚の骨頂だし、使う以上はそれなりの覚悟が必要なことを思い知らされる内容。映画では極端なほど不測の事態が次々と発生するが、それも自業自得、この一家にはあまり同情はしなかった。むしろ可哀想だったのは、息子一家を待つ老いた両親。もうだめかと思ったが、最後、わずかでも会えたのはちょっと救いだった。

劇場公開日 1991年4月27日


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2014-06-15

シコふんじゃった。

★★★★
シコふんじゃった。
鑑賞No:01694
製作:1991年/日本/103分
監督:周防正行
出演:本木雅弘/清水美砂/柄本明/竹中直人

教立大学4年の秋平は就職も決まり、残り少ない大学生活を楽しんでいた。そんなある日、秋平は教授の穴山に呼ばれ、授業に一度も出ていないため卒業できないと言われる。困惑した秋平に穴山は、卒業と引き換えに彼が顧問をしている相撲部の試合に出るように頼まれ、仕方なく引き受けてしまう。しかしその相撲部は8年生の青木だけという廃部寸前の部だった・・・。

最近の大麻問題で揺れる相撲界。それでなくても外国人力士の躍進で日本人力士の影が薄くなり、日本の伝統スポーツとしての格式と人気に翳りの見える相撲だが、そんな中にあってこの映画は相撲の楽しさと醍醐味を味あわせてくれる。20年以上前の作品ということもあって、モックンはじめ竹中直人や柄本明も若いし、清水美砂も可愛い。ストーリー自体はいわゆる昔ながらのスポ根ものに近く、先が読める展開ではあるが、逆に期待通りの展開に安心感と満足感がある。一番年長でベテラン先輩であるはずの竹中直人演じる青木が、今まで一度も相撲で勝ったことがなく、さらに極度の緊張症から試合中に下痢腹になるシーンには大笑いした。気楽に楽しめ、笑いもあり、観ていて手に力の入るシーンもあるスポーツ映画。




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2013-12-19

ケープ・フィアー

★★★+

鑑賞No:00579
製作:1991年/アメリカ/127分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ/ニック・ノルティ


レイプ罪で14年の刑期を終え出所したマックスは、自分の弁護ができなかった弁護士のサムに復讐の念を燃やしていた。マックスはサム一家の住む場所を探し出し、嫌がらせ行為を始める。マックスのストーカー的行動に恐怖を抱いたサム一家は秘かに町を抜け出し、ハウスボートのあるケープ・フィアーに向うが・・・・。


1962年公開の「恐怖の岬」のリメイク。ストーカーの恐怖を描いた作品だが、特筆すべきはやはり偏執狂的な男を演じているロバート・デ・ニーロだろう。そもそも役作りには定評のある彼だが、見事に復讐心に燃える男を好演し、弁護士一家だけではなく、観る者を恐怖のどん底に落とし込んでいくところはさすが。その恐怖は身体に刻み込んだ刺青からだけではなく、14年という長い牢獄生活で蓄積された怒りが一気に爆発するのではなく、ジワジワと襲ってくるところにあります。不気味な怖さを体感できる作品です。

  1. 洋画-け