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2017-12-16

アメリカン・プレジデント

★★★(3.0)
wアメリカン・プレジデント
鑑賞No:00617
原題:The American President
製作:1995年/アメリカ/
監督:ロブ・ライナー
出演:マイケル・ダグラス/アネット・ベニング

ホワイトハウスで、山積みする仕事を分刻みでこなす合衆国大統領アンドリュー・シェファードは、今朝も大統領補佐官マッキナニーや専属補佐官ジェニー、らブレーンと打合せを開始していた。次の予定まで4分の空き時間ができた彼は、マッキナニーと環境協会の話し合いの場の顔を出す。そこでは製作担当の弁士シドニー・ウェイドが大統領がいるとも知らず、環境破壊が進んでいることを力説していて・・・・。

大統領のスキャンダルネタにもなりそうな危険な恋とも思われがちだが、大統領は独身なので恋愛自体は問題ない。ただし、ホワイトハウス内でのデートとなるとやはり危険な恋と言える。それでも爽やかに気持ちよく観れたのは、大統領を演じたマイケル・ダグラスとシドニーを演じたアネット・べニングの、おとぎ話に出てくる恋人同士のようなピュアな恋愛模様が演じられたからでしょうか? 現職大統領の恋愛という非現実性を、リアリティの高い演出で補うことによって、いい意味でバランスよい感じにしていたと思います。出演者も皆い人たちなので、気持ちよく観れます。

劇場公開日 1996年2月10日



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2017-11-18

あなたが寝てる間に…

★★★+(3.5)
wあなたが寝てる間に…
鑑賞No:00540
原題:While you were sleeping
製作:1995年/アメリカ/103分
監督:ジョン・タートルトーブ
出演:ビル・プルマン/サンドラ・ブロック

シカゴの地下鉄の改札で働くルーシーは、毎日決まった時間に改札口を通る男性にときめいていた。クリスマス・イブの日、憧れの彼が不良にからまれ、ホームに落ちてしまう。列車が滑り込む寸前、彼を救ったルーシーだったが、病院でのふとした行き違いから彼=ピーターの婚約者ということになってしまう。依然意識の戻らぬピーターをよそに、ルーシーは本当のことを言い出せぬまま彼の家族と親しくなっていくが・・・・。

大ヒットアクション映画「スピード」で、キアヌ・リーブスの相手役のヒロインを熱演して一躍有名になったサンドラ・ブロックですが、彼女の魅力が全開した作品は本作ではないでしょうか?それぐらい、キュートで可愛い女性を演じているというか、まさにサンドラ=ルーシーではないでしょうか。観ていてイライラするほど、もどかしい恋愛映画ですが、それもこの映画の魅力ではあります。ほのぼのと癒される映画ですが、ストーリーはありきたりというか、ツッコミどころ満載です。

劇場公開日 1995年12月1日



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2017-10-27

ニック・オブ・タイム

★★★★(4.0)
wニック・オブ・タイム
鑑賞No:00642
原題:Nick of Time
製作:1995年/アメリカ/90分
監督:ジョン・バダム
出演:ジョニー・デップ/クリストファー・ウォーケン

元妻の葬儀を終え、娘を連れてL.A.駅に降り立った平凡な税理士ワトソンは、警官を名乗る男女に娘を人質にされ、時間内に女性州知事の暗殺を命じられる。彼は必死に暗殺を回避しようとするのだが、あらゆるところに監視の目が光っていた。時間だけが刻々と過ぎる中、孤立無援のワトソンは、知事の女性秘書の協力を得るのだが・・・・。

娘の命と引き換えに暗殺を強要された男を描いたサスペンス。幼い娘とともに拉致されることとなった税理士のワトソンは、90分以内に女性州知事を暗殺するよう脅迫される。助けを求めようにも監視の目が厳しく、時間ばかり無為に過ぎていく。そんな時、八方塞がりのワトソンは靴磨きの男の協力を得ることができるが・・・。劇中の制限時間である90分と上映時間をほぼ一致させ、あたかも現場にいるような臨場感で映画を観ることができる。色々と個性的な役を演じているジョニー・デップが主演だが、この作品では珍しく普通の父親役を演じている。作品自体は先が読みにくいストーリーで最後まで目が離せない。

劇場公開日 1996年5月18日



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2017-06-04

暴走特急

★★★+
暴走特急
鑑賞No:00505
原題:Under Siege 2
製作:1995年/アメリカ/100分
監督:ジョフ・マーフィー
出演:スティーヴン・セガール/エリック・ボゴシアン

米国の豪華列車グランド・コンチネンタルがテロリスト集団に乗っ取られる。そして一味の首謀者デインは列車の1車両を指令室に改造し、傭兵グループとハイテクを駆使して地球の衛星軌道を回る超高性能兵器の支配権を握ってしまう。彼は10億ドルの報酬で国防総省の地下にある原子炉を破壊しようとしていたのだ。そんな列車の中に、元海兵隊で対テロ専門家のケイシー・ライバックが乗っていた・・・・。

“沈黙”シリーズ第3弾と言われている本作だが、実際は1作目の「沈黙の戦艦」の続編に当たる。「沈黙」シリーズといわれているが、タイトルに“沈黙”を付ける意味がよく分からないし、シリーズ作品が増えるに従い、作品の違いがよく分からなくなってきた。その点、この作品はシリーズといいながら「沈黙」を冠してなく、映画の内容を端的に伝えているところからもいいタイトルだと思う。内容的には、テロリストに乗っ取られた列車の中にスーパーマンのような男がたまたまいて、テロリストをやっつけちゃうという単純なもの。同じようなものには「ダイ・ハード」があるが、「ダイ・ハード」のジョン・マクレーンは等身大の男が職業柄やむなく敵と対等するが、このライバックは一分の隙もなく、ともかく強過ぎるので、緊張感はあまり感じられない。ラストの列車衝突時からの脱出シーンはもはや人間業ではない非現実的なシーンで思わず失笑してしまった。

劇場公開日 1996年1月20日



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2017-04-07

痩せゆく男

★★★+
痩せゆく男
鑑賞No:00619
原題:Stephen King's Thinner
製作:1995年/アメリカ/102分
監督:トム・ホランド
出演:ロバート・ジョン・バーク/ジョー・マンテーニャ

肥満に悩んでいた弁護士のビリーは、ある日酔っ払って運転していたところ、誤ってジプシーの老女を轢き殺してしまう。しかし身の保全を優先したビリーは知り合いの警察署長と判事に頼んで事件をもみ消してもらった。ところがジプシーの長老レキムは彼を許さず、ビリーのところへやって来て、彼の頬を撫でながら「痩せていく」という言葉を残し立ち去る。すると翌日から、ビリーは食べても食べてもどんどん体重が減っていく・・・。

スティーブン・キング原作の同名小説の映画化。135kgある体重が55kgぐらいまで減っていくという、一見うらやましくもある呪いだが、映画の中では違った。意図なく、食べても食べても痩せていく恐怖も見事に描いているが、さらにそれによって人格というか人が変わっていく恐怖の方がジワジワ恐怖として伝わってきた。特殊メイクも駆使しているが、主人公役のロバート・ジョン・バークも実際に体重を落としながら演技に望んだらしく、そのあたりの熱演は後半の痩せシーンに窺える。

劇場公開日 1997年1月25日



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2017-03-29

ブレイブハート

★★★★★
ブレイブハート
鑑賞No:00531
原題:Braveheart
製作:1995年/アメリカ/177分
監督:メル・ギブソン
出演:メル・ギブソン/ソフィー・マルソー

エドワード1世率いるイングランド軍によって家族を殺されたウィリアム・ウォレスは故郷から離れた地で成長する。やがて故郷に帰り、幼馴染のミューロンと結婚するが、彼女もまたイングランド兵によって殺されてしまう。復讐を誓ったウィレスは抵抗軍を組織し、イングランドの大軍に対し奇抜な戦法で勝利する。これによりウォレスは国民的ヒーローになるが・・・。

13世紀末にスコットランドの独立と開放のため戦った実在の英雄ウィリアム・ウォレスの生涯を描いた歴史映画。実在の人物でありながら詳細をよく知らなかったウィリアム・ウォレスですが、その生涯が分かりやすく描かれており、なかなかの傑作でした。戦闘シーンはCGではなく実写ですが、逆にその分リアルで迫力があります。最後は仲間の裏切りによって敗れ、ウォレスは極刑に処せられますが、彼の遺志を継いだ者たちがイングランド軍を破るラストは感動的。177分という長尺だが、見ごたえ十分の大作。

劇場公開日 1995年10月14日



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2016-12-09

ダイ・ハード3

★★★+
ダイ・ハード3
鑑賞No:00407
原題:Die Hard with a Vengeance
製作:1995年/アメリカ/131分
監督:ジョン・マクティアナン
出演:ブルース・ウィリス/ジェレミー・アイアンズ

ニューヨーク5番街のビルが爆破され、犯人からご指名でマクレーン刑事をハーレムに立たせるよう指示がくる。犯人の要求通りハーレムに立ったマクレーンは危うく黒人の集団に襲われかけるが、家電修理店の店主ゼウスによって救われる。署に戻った2人に犯人から地下鉄に爆弾を仕掛けたとの連絡がある・・・。

ブルース・ウィリス主演の人気シリーズ第3弾。超高層ビル、空港に続いて今度はニューヨークの街全体が闘いの場となる。回を重ねるごとに舞台となるエリアが広がる分、緊張感やアクションも分散されたような気になり、その分面白味が減ってきているように感じる。もともと本作は船上が舞台になるはずだったが、先にスティーブン・セガールの「沈黙の戦艦」が公開されたため、脚本の変更を余儀なくされたとか。
船上でのストーリーになっていれば、1作目のような緊張感が味わえたかもしれない。またシリーズものとはいえ、1~2作目と様々な点で異なっている点も多い。閉鎖空間ではないことをはじめ、マクレーンの奥さんが出てこない、相棒がいる、クリスマスではなく夏、などなど。でも一番大きな点は、前2作は目的を遂行するための計画的犯罪にマクレーンがたまたま巻き込まれているが、本作は目的を遂行しながらマクレーンへの復讐も行うとしていること。復讐するのなら本気でやって欲しかった。下手なゲーム仕立ての展開が本作の面白味を半減させたようにも思える。

劇場公開日 1995年7月1日



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2016-12-01

キャスパー

★★★
キャスパー
鑑賞No:00815
原題:Casper
製作:1995年/アメリカ/110分
監督:ブラッド・シルバーリング
出演:クリスティナ・リッチ/ビル・プルマン

ある日、大富豪の娘キャリガンは父親の遺言で古びた屋敷を相続する。強欲なキャリガンは莫大な遺産を期待していたため、この遺言に憤慨するが、偶然にも屋敷に宝物が隠されていることを知る。彼女は腰巾着の弁護士ディップスとともに屋敷にやってくるが、屋敷に出没する幽霊に悪戦苦闘する。困った彼女は、幽霊を追い出すため、心霊学者のジェームズ・ハーヴェイ博士に除霊を依頼する。ジェームズは一人娘のキャットを連れてこの屋敷を訪れるが・・・・。

怖いどころか可愛いともいえるキャスパーが登場するこの映画は、子供向け・ファミリー向けの映画に最適。特に地下の様子はディズニーランドを思わせるようなセットで、これだけでもファンタジックな世界が感じられる。キャスパーだけでなく、一人娘役を演じたクリスティナ・リッチも可愛く、この映画をより愛らしいものにしていた。さらにクリント・イーストウッドやメル・ギブソンが本人役でカメオ出演しているのも見もの。

劇場公開日 1995年7月29日



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2016-09-05

アポロ13

★★★★
アポロ13
鑑賞No:00530
原題:Apollo 13
製作:1995年/アメリカ/141分
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス/ケビン・ベーコン

1970年4月11日、アポロ13号は月に向かって打ち上げられる。飛行は順調に進むが、月に到着直前になって機内で爆発が起こり酸素が漏れ始める。やがて事態の重大さを悟った乗員や管制官たちは、決死の思いで帰還作戦を開始する・・・。

爆発事故に見舞われ、絶望的な状況の中で奇跡の生還を果たしたアポロ13号の実話を描く。一部脚色されている部分もあるようだが、概略は事実に基づいている話なので真に迫ってくる。また次々と見舞われるトラブルで最後まで緊張が持続するストーリーは素晴らしい。当時の最新CGによるアポロ13号の発射シーンは今観てもリアルで迫力があり、現物と見間違うほど。主演の船長役のトム・ハンクスの演技は安定しているが、特に地上で指揮を執っていたエド・ハリスの好演が光った。

劇場公開日 1995年7月22日



(キャスト一覧)
トム・ハンクス(Jim Lovell)
ケビン・ベーコン(Jack Swigert)
ビル・パクストン(Fred Haise)
ゲイリー・シニーズ(Ken Mattingly)
エド・ハリス(Gene Kranz)
キャスリーン・クインラン(Marilyn Lovell)
ローレン・ディーン(John Arthur)
トレイシー・ライナー(Mary Haise)


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2016-04-30

タイ・カップ

★★★★
タイ・カップ
鑑賞No:00660
原題:Cobb
製作:1995年/アメリカ/128分
監督:ロン・シェルトン/ロバート・ウール
出演:トミー・リー・ジョーンズ

黒人や女性を軽視する差別主義者、試合に勝つためには手段を厭わないなどの悪評が多いタイ・カップだったが、後の伝記には評判とは異なる多くの事実も書かれていた。そんな二面性を持つ彼から自伝の執筆のためにスポーツ記者アルが雇われる・・・・。

ベーブ・ルース、ルー・ゲーリックとならび、アメリカ・メジャーリーグの基礎を築いた男タイ・カップの真実のドラマ。名前は聞いたことがあったが、その人間像はよく知らなかったタイ・カップの実像を窺い知ることができる映画。この映画の内容がどこまで真実かはわからないが、少なくとも人間の実像や真実とは一側面からだけでは判断は難しいし、決めつけてはいけないことも実感させられます。本当のタイ・カップはわからなくても、自伝に描かれている人間像をトミー・リー・ジョーンズはよく演じ切っていたのではないかと思いました。野球映画として取り上げましたが、野球そのものというよりヒューマン・ドラマの色合いの強い映画。

劇場公開日 1995年9月2日



(キャスト一覧)
トミー・リー・ジョーンズ(Ty Cobb)
ロバート・ウール(Al Stump)
ロリータ・ダビドビッチ(Ramona)
ルー・メイヤーズ(Willie)
J・ケネス・キャンベル(Professor Cobb)
Eloy Casados(Louis Prima)
Rhoda Griffis(Ty's Mother)


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2015-09-25

GONIN

★★
GONIN.jpg
鑑賞No:02715
製作:1995年/日本/109分
監督:石井隆
出演:佐藤浩市/本木雅弘/根津甚八/竹中直人/椎名桔平

バブル崩壊により暴力団・大越組に多額の借金を抱えてしまったディスコのオーナー万代。彼はさまざまな出会いにより知り合った4人の男たちと共に、大越組事務所からの現金強奪を実行する。しかし、それも些細なミスから大越組に知れ、彼らは命を狙われることになる・・・・。

バブル崩壊で世間からはみ出してしまった五人の男たちが仕組んだ強盗計画の顛末をスタイリッシュな映像で描くバイオレンス・アクション。スタイリッシュを追求したと言えば聞こえがいいが、ただ単に内容の無い、ただのドンパチ映画ともいえる。というのも、描かれている大半はバイオレンスシーンで、ひたすらこれでもかと言わんばかりに、登場人物はほとんど死んでしまう。その割に人物描写は少なく、強盗計画や人選理由、彼らの追跡方法などほとんど説明なく、こんなのあり?といえるストーリー展開で酷過ぎた。ただすごいのはキャスト。こんな作品にこれだけの豪華キャストはすごい。それだけにもったいない気が大いにする。もっと内容のある脚本ならもっともっと大ヒットし有名な作品になったはず。2015年に20年ぶりに続編「GONIN サーガ」が公開されるが、主演が東出昌大では前作よりさらにショボそう。

劇場公開日 1995年9月23日



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2015-09-18

Love Letter

★★★★
Love Letter
鑑賞No:00445
製作:1995年/日本/113分
監督:岩井俊二
出演:中山美穂/豊川悦司/酒井美紀/柏原崇

神戸に住む渡辺博子は、婚約者だった藤井樹の三回忌の帰り道、彼の母に誘われ、彼の中学時代の卒業アルバムを見せてもらう。そして彼に対する忘れえぬ思いから、そのアルバムに載っていた、昔彼が住んでいた小樽の住所に手紙を出してみることにした。すると来るはずのない返事が返ってきて・・・・。

死んだ婚約者が昔住んでいた住所に手紙を送ったら返事が返ってきたという、いかにも映画らしいミステリアスな導入部だが、そのミステリアスな事件の真相が明らかになっていく話かと思いきや、そうではなく、婚約者と同姓同名の女性がいて、中学時代二人は同級生で、そのころの淡い恋心が描かれていくという展開に多少驚きながらも、とても興味深く入り込んでしまう映画に仕上がっている。この中学時代の婚約者の思いや行動を知ることで、自分の知らなかった婚約者の横顔を、この映画の主人公は知ることになるのだが、直接的ではない彼の愛情表現にじれったさといじらしさを感じてしまった。淡い思春期の恋心を描いた珠玉作。

劇場公開日 1995年3月25日


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2015-06-04

アウトブレイク

★★★★
アウトブレイク
鑑賞No:00399
原題:Outbreak
製作:1995年/アメリカ/128分
監督:ウォルフガング・ピーターゼン
出演:ダスティン・ホフマン/レネ・ルッソ/モーガン・フリーマン

アフリカの小さな村に派遣された米国陸軍伝染病医学研究所のサムは、村人が未知のウィルスで次々と死んでいくのを目の当たりにする。一方、カリフォルニア州の町でも同じ症状の伝染病が発生し、かけつけたサムはペスト以上のウィルスであることを知る。しかし陸軍が提供した血清が、ウィルスに感染した猿に奇跡的な効果を示したことから、サムはある疑問を抱いた・・・。

恐るべき伝染力と死亡率を持つ新型ウィルスの脅威を描くサイエンス・スリラー。公開時にエボラ出血熱がはやっていたせいもあり、新型ウィルスの恐怖はより現実性を持って迫ってきた。本作はエボラ・ウィルスそのものではないが、エボラよりも致死性が高い設定のモタバ・ウィルスは容易に現実のエボラ出血熱を想像させた。新型ウィルスに感染された町という閉鎖空間、ウィルスという見えない敵、次々と死んでいく住民、そして解決方法は町の殲滅しかないという絶望感とタイムリミット、スリリングなパニックものに必要な要素が十分用意されたサスペンスである。

劇場公開日 1995年4月29日


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2015-01-10

みんな~やってるか!

★+
みんな~やってるか!
鑑賞No:02601
製作:1995年/日本/110分
監督:北野武
出演:ダンカン/日野陽仁/芹沢名人/小池幸次

日々、女性にモテることばかりを考えている朝男。そのため、車を購入するがすぐ使い物にならなくなる。そこで、あの手この手で大金を手に入れてモテようとするものの、どれも目標を達成できず。それどころか、偶然出会ったヤクザのせいで朝男の人生は予期せぬ方向へと進んでしまう・・・・。

芸人監督の松本人志の作品とは異なり、北野作品には芸術性の高い、評価できる作品もあるが、この作品は松本人志作品に通じる、極めて低評価の作品。そもそも、何を描きたかったのか分からない。最初こそ、モテない男が女にモテるためにあらゆる努力をしようとするが、途中から度を越しすぎてもはやついていけないし、実の本人すらそれを見失ったかのような方向に進んでいく。ストーリーも低俗なテレビのショートコントをつなぎ合わせたような構成で、とても映画にできるような内容ではない。ショートコントも使い古されたギャグを多用し、決して笑えるものではなく、ともかく北野作品としては最低ランクに位置する作品。ラストのハエ男のくだりには酷いを通り越して呆れ返った。


  1. 邦画-み

2014-09-11

ウォーターワールド

★★★
ウォーターワールド
鑑賞No:00528
製作:1995年/アメリカ/135分
監督:ケヴィン・レイノルズ
出演:ケヴィン・コスナー/デニス・ホッパー

温暖化の進行で、地表はすべて水没した未来の地球。それでもわずかに生き残った人類は人口の島を作って暮らしていた。そんな彼らの望みはどこかに存在するといわれている伝説の陸地ドライ・ランドだった。そんなある日、海中でも呼吸のできるミュータントのマリナーがオアシスという人工島に入港するが、ディーコン率いる海賊集団の襲撃にあってしまう・・・。

大金をつぎ込んだ超大作という触れ込みと、当時人気絶頂のケヴィン・コスナー主演ということで大いに期待しすぎて観ただけに落胆も大きかった。(期待せずに観たならば、それなりの映画だったかも知れないが・・・)伝説の陸地を求めて冒険する海洋アクションだが、大したひねりもなく、海洋上でのアクションなので意外と緊張感や恐怖感もなかった。なぜかスクリーン上では興奮できなかった作品ですが、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の同名アトラクションは結構迫力があり楽しめます。
  1. 洋画-う

2014-09-10

トイ・ストーリー

★★★+
トイ・ストーリー
鑑賞No:00847
製作:1995年/アメリカ/81分
監督:ジョン・ラセッター
声の出演:トム・ハンクス/ティム・アレン

ウッディは昔ながらの木製カウボーイ人形で、持ち主のアンディ少年に可愛がられていたが、ある日、最新式のアクション人形バズ・ライトイヤーがやってきたことから状況が変わってしまう。アンディのお気に入りはバズに取って代わられただけでなく、バズ自身は本物の正義の味方スペース・レンジャーだと思い込んでおり、話がかみ合わない。そんな二人がうっかり家の外に飛び出してしまい、隣家の悪ガキに捕らわれてしまう・・・・。

もう20年近く前の作品となりましたが、当時、CGアニメの進歩に驚かされた作品となった映画です。今までの2次元的なアニメのイメージを完全に払拭させ、フルCGによる3次元的なアニメの先駆ともなったのではないでしょうか。さらにこの作品が良かったのは、ストーリーの面白さ。子供にも分かりやすいストーリーながら、大人でも楽しめる内容や展開になっているところも秀逸。おもちゃの世界をよりリアルで身近に感じさせた作品で、うちの子供も何度も観たがった名作です。
  1. 洋画-と

2014-07-14

写楽

★★★
写楽
鑑賞No:01785
製作:1995年/日本/138分
監督:篠田正浩
出演:真田広之/フランキー堺/岩下志麻/葉月里緒菜

江戸時代中期・寛政期。市川団十郎の舞台で怪我をして役者として使い物にならなくなった十郎兵衛を、大道芸人のおかんが引き取ることに。やがてとんぼとよばれるようになった十郎兵衛は吉原界隈でケチあん商売をしながら、歌舞伎小屋で書割りを書く手伝いをしていた。一方、洒落本がご禁令に触れ、手鎖の刑に処せられていた蔦屋十三郎は起死回生のため、役者絵に挑戦しようとしていた・・・・。

謎の浮世絵師・東洲斎写楽を描いた歴史ドラマ。東洲斎写楽といえばまず思い浮かぶのが顔がどアップの役者絵だろうか。謎が多いというか、詳しいことは何も分かっていない、正真正銘の謎の浮世絵師である。歴史の表舞台に登場するのはわずか1年足らずで、その間に奇跡的ともいえる140種もの役者絵と相撲絵を残して忽然と消えているのである。その上、色んな憶測や想像ができるのであるが、この映画ではその写楽の神秘性を強調するよりもむしろ、写楽の正体として描かれている十郎兵衛(とんぼ)の人間臭さが目に付く映画である。謎といっても蓋を開けてみると真実はこんなものという感じがしないでもないが、もうちょっとミステリアスなドラマを期待していただけにやや残念な内容。




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2014-06-20

ユージュアル・サスペクツ

★★★★★
ユージュアル・サスペクツ
鑑賞No:00626
製作:1995年/アメリカ/105分
監督:ブライアン・シンガー
出演:スティーヴン・ボールドウィン/ガブリエル・バーン

船舶の炎上事故を調べていた捜査官クラインは尋問していたヴァーバルから奇妙な話を聞かされる。6週間前に銃器強奪事件の容疑者として集められた5人が、釈放後、協力して宝石強奪を決行。さらに新たなヤマを依頼されるが、トラブルがおき恐慌状態に。そんな彼らの前に伝説のギャング“カイザー・ソゼ”の右腕と名乗る弁護士が現れたというのだった・・・・。

ドンデン返しものの代表作のひとつ。強盗事件で容疑者として集まった5人の話はどこまで本当か嘘なのか皆目見当がつかない。シンプルなストーリーにも関わらず、現在と過去が交錯し、一見わかりにくくなるところもあるが、最後まで「伝説の犯罪者カイザー・ソゼは何者なのか?」という謎に引きづられて見てしまう。最後の最後の何気ない歩きのシーンで思わず背筋がゾーとした。傑作ミステリーの3本指に入れたい作品。




  1. 洋画-ゆ

2014-02-22

南京の基督

★★★

鑑賞No:00504
製作:1995年/日本、香港/100分
監督:トニー・オウ
出演:レオン・カーフェイ/富田靖子


1920年代の南京。小説家の岡川は友人に誘われて遊郭に行った時に、年老いた父の借金返済のために遊郭で働こうとする金花と出会い、金花は岡川に身を任せる。そして二人は同棲を始めるが、岡川に妻子がいることを知った金花は姿を消し、岡川も日本に帰国する。しかしほどなくして遊郭に舞い戻った金花は客から梅毒をうつされてしまう・・・・。


芥川龍之介の同名短編小説の映画化。清純派女優のイメージが強かった富田靖子が大胆なヌードシーン、濡れ場を演じて有名になった作品です。この演技で彼女は第8回東京国際映画祭で最優秀女優賞を獲得するぐらい熱演しています。ただヌードシーンばかり話題になりますが、当時の中国における貧困層の悲惨な現実を見せつける映画でもあり、その中で不治の病に冒されながら健気にも愛する小説家を待ち続ける金花役を見事に演じていたように思います。ただ結末はあまりにも悲しくせつないので、観ていてつらかったです。これだけ体当たりで好演した富田靖子ですが、その後目立った活躍がないのは残念です。


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