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2018-03-10

秘密

★★★+(3.5)
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鑑賞No:02039
製作:1999年/日本/119分
監督:滝田洋二郎
出演:広末涼子/小林薫/岸本加世子/金子賢

スキーバスの転落事故に遭遇し、病院に運ばれた平介の妻・直子と高校生の娘・藻奈美。直子は亡くなるが、藻奈美は一命を取りとめる。しかし、意識が戻った藻奈美の人格は直子に変わっていた。戸惑いながらも父娘として暮らし始める平介と直子だったが、やがて17歳の高校生として新たな人生を歩み始めた直子は人生を満喫し始め・・・・。

なかなか面白い設定で楽しめた映画。私には娘がいないので、平介の気持ちは分かりにくいところもあるが、実際にこのようなことになったら複雑な気持ちになるだろうなとついつい考えてしまった。娘の身体に妻の人格が宿った状況での生活も慣れ始めた頃、やがて藻奈美の人格が徐々に戻ってきて、そしてついに直子との別れのシーンは感動的。それだけに意外なラストはちょっと衝撃的でもあり、なんか感動的な別れのシーンを台無しにされたような気にもさせられた。むしろラストの告白とでもいうべきシーンこそ“秘密”にして欲しかった・・・?

劇場公開日 1999年9月25日



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2018-02-16

発狂する唇

★+(1.5)
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鑑賞No:02164
製作:1999年/日本/82分
監督:佐々木浩久
出演:三輪ひとみ/鈴木一真/由良宜子/下元史朗

女子中学生の首が切られる猟奇的な連続殺人事件が発生。容疑者の倉橋美智夫は失踪し、残された母と二人の妹はマスコミや近隣の住民から執拗な嫌がらせを受けていた。しかし、兄の無実を信じる末妹の里美は霊能力者の間宮に兄の捜索と真犯人探しを依頼する。間宮は早速、倉橋家で降霊の儀式を行うが、その儀式のために母や姉が間宮の助手・当麻の生贄となり、里美にも不思議な力が備わってしまう・・・・。

真面目に観たらバカバカしいというか腹の立つ映画。
最初はストーリーらしきものがあるが、途中から訳の分からない展開になっていきます。映画の感じも殺人事件から始まるサスペンス風だったのが、オカルト風になりスプラッター系になったかと思うとカンフーが出てきたり・・・。エロ・グロ描写も満載でもう目を背けたくなります。阿部寛や大杉漣といった有名俳優も出演しているが、ともに怪しげな役どころで何で出演したのか理解に苦しむ。オチもないので消化不良感は頂点です。

劇場公開日 2000年2月26日



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2018-01-02

クッキー・フォーチュン

★★★+(3.5)
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鑑賞No:02112
原題:Cookie's Fortune
製作:1999年/アメリカ/118分
監督:ロバート・アルトマン
出演:グレン・クロース/ジュリアン・ムーア

一人暮らしのクッキーがある日、銃で自殺する。クッキーの遺体を最初に発見したのは姪のカミールだったが、敬虔なキリスト教徒のカミールは「うちの人間は自殺などしない」と、他殺に見せかける工作をする。一緒にいた妹のコーラにも固く口止めした上で、カミールは警察沙汰にし、小さな田舎町は大騒ぎになる。やがて、クッキーの家事の手伝いをしていた黒人のウィリスが殺人容疑で逮捕され・・・・。

ジャンルは?と聞かれるとちょっと回答に困る映画かな。軽妙なテンポで笑いもあるのでコメディともいえるし、とはいえ殺人事件(実際は自殺だが・・・)がストーリーの底流として進行するのでミステリー?orサスペンス?ともいえる。かといって殺伐とした空気は無く、ある意味ほのぼのとした雰囲気が漂う映画でもあるし、大物俳優の共演による人間ドラマ的描写(群像劇)もあり、色々な側面から楽しめる。かといってストーリーは単純、しかしラストはちょっと衝撃といったところも見どころ。

劇場公開日 2000年2月19日



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2017-11-02

カラー・オブ・ハート

★★★(3.0)
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鑑賞No:00849
原題:Pleasantville
製作:1999年/アメリカ/124分
監督:ゲイリー・ロス
出演:デビッド・ローゼンブルーム/トビー・マグワイア

高校生デイビッドは、1950年代のホームドラマ“プレザントヴィル”にハマッていた。そんな彼はある日、双子の妹ジェニファーとリモコンでチャンネル争いをしていると、いつの間にかプレザントヴィルの世界に入ってしまう。2人が主人公パーカー家の子供となったその白黒の世界は、暴力も性描写もなく平穏そのもの。だが、本能のままに行動するジェニファーによって、モノクロの世界は次第に色づきはじめていく・・・・。

なかなか映画と邦題がマッチした作品には出会いにくいけど、本作は原題の「プレザントヴィル」(楽しい町)[主人公が好きなホームドラマのタイトル]で、単に主人公たちがタイムスリップする1950年代の町の名だが、邦題は「カラー・オブ・ハート」となっており、映画を観れば分かるけど、見事にマッチした邦題になっている。平穏な町プレザントヴィルに主人公兄妹がタイムスリップしたことによって町が変化していくが、変化を好む「カラー」の人々と、変化を好まない「モノクロ」の人々との対立をモノクロ画面からカラー画面に遷移していく様子で表している。もちろんCGを駆使したが映像だが、何とも幻想的で心温まる。

劇場公開日 1999年5月22日



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2017-10-17

ブレア・ウィッチ・プロジェクト

★★(2.0)
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鑑賞No:00887
原題:The Blair Witch Project
製作:1999年/アメリカ/81分
監督:ダニエル・マイリック/エドゥアルド・サンチェス
出演:ヘザー・ドナヒュー/マイケル・C・ウィリアムズ

モンゴメリー・カレッジの生徒、ヘザー、ジョシュ、マイク。3人は大学の課題のため、バーキッツヴィルに残る伝説“ブレア・ウィッチ(ブレアの魔女)”についてのドキュメンタリー・フィルムの撮影を始める。共同墓地で最初のシーンを撮り終えた3人は、地元の人々にインタビューを開始。彼らは、程度の差こそあれブレア・ウィッチについて聞いたことがあった。翌日、インタビューを終えた3人はブラック・ヒルズの森に入っていく・・・・。

低予算で大成功を収めた作品として有名な映画。予算が無くてもアイデア一つで、面白い映画は作れるということを証明した作品だ。本作の特徴は、情報量の少なさ。観客に与えられる情報量がかなり限られているので、観客は情報を得ようと必死で画面を見る。ただ、画面の映像は行方不明になった学生が映した2台のカメラの映像が中心。よってそれ以上の情報はなく、不足部分は想像力で補わなければならなくなり、一気に想像がかきたてられる仕組みになっている。また、カメラ映像はブレが多く、不鮮明で見にくい部分も多々あり、それが逆に実にリアルな映像に思えてくる。それも一層、想像力をかきたてる原動力になると同時に恐怖も誘う、実に巧妙に仕組まれた作品である。

劇場公開日 1999年12月23日



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2017-10-16

ファイト・クラブ

★★★+(3.5)
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鑑賞No:00966
原題:Fight Club
製作:1999年/アメリカ/139分
監督:デビッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット/エドワード・ノートン

心の中に問題を抱えるエグゼクティブ青年ジャックはタイラーと名乗る男と知り合う。ふとしたことからタイラーとジャックが殴り合いを始めると、そこには多くの見物人が。その後、タイラーは酒場の地下でファイト・クラブなる拳闘の秘密集会を仕切ることに。たくさんの男たちがスリルを求めて集まるようになるが、やがてそのクラブは恐るべきテロ集団へと変貌していく・・・・。

本作はあのドンデン返しが有名な「セブン」のデヴィット・フィンチャー監督の作品。ただ、本作には「セブン」のようなドンデン返しを期待して観始めたのではないが、見事に騙されたというか、またしてもドンデン返しが仕組まれていました。ただ、真相が明かされるまで、全く気づかないほど、よく考えられた構成であり、また主役のエドワード・ノートンとブラッド・ピットの演技もそれぞれ存在感が半端なく良い。特に次第に壊れていくエドワード・ノートンの演技は秀逸。「セブン」同様、賛否分かれる作品だが、私は好きな映画。

劇場公開日 1999年12月11日



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2017-10-15

アナライズ・ミー

★★★(3.0)
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鑑賞No:00910
原題:Analyze This
製作:1999年/アメリカ/104分
監督:ハロルド・ライミス
出演:ロバート・デ・ニーロ/ビリー・クリスタル

ニューヨークで強大な力を誇るマフィアのボス、ポール。彼は最近、原因不明の息が苦しくなるストレス性発作に悩まされる。立場上、一刻も早く治したい彼は、やむなく精神科医のベンのもとを訪れる。ありがたくない患者にとまどう気弱なベン。しかし、いつしか二人の間には友情めいたものが芽生え始めていく・・・・。

ロバート・デ・ニーロがマフィアのボスを演じるというと、「ゴッドファーザーPARTⅡ」が真っ先に頭に浮かぶが、同じマフィアのボス役でも本作の役どころはかなり違っており、そのギャップは楽しめる。さすがゴッドファーザーと思わせる凄みを見せることもあるが、パニック症候群による情けない中年オヤジといった側面も多々見せてくれて楽しい。あともう一つの見どころは、ロバート・デ・ニーロの心理セラピーを担当するビリー・クリスタルとのやり取りだ。ともかく、話がかみ合わない。さらに、子分や暗殺者、FBIなどが入り乱れて平穏な医師のビリー・クリスタルの生活は乱される様も笑える。とにかく気楽に楽しめるコメディ映画だ。

劇場公開日 1999年11月6日



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2017-10-14

シックス・センス

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00882
原題:The Sixth Sense
製作:1999年/アメリカ/107分
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ブルース・ウィリス/ハーレイ・ジョエル・オスメント

高名な精神科医のマルコムは、かつて担当していた患者の凶弾に倒れてしまう。リハビリを果たした彼は、複雑な症状を抱えた少年・コールの治療に取り掛かる事に。コールは常人には無い特殊な“第6感”(死者を見る事ができる能力)を持っていた。コールを治療しながら、彼によって自らの心も癒されていくマルコム。そして彼には予想もつかない真実が待ち受けていた・・・・。

ドンデン返し映画で常にトップクラスにランキングされる映画。確かに初見では「あっ!」と言わされた。叙述トリックという、騙しテクニックの中でも映画では難しいトリックを使ったラストのドンデン返しも良かったが、このドンデン返しを成立させるために張った伏線、伏線を不自然に感じさせない出演者たちの見事な演技も良かった。この映画を成功させ、大きな話題となり、新鋭監督M.ナイト・シャマランを一躍有名にした本作は単なる恐怖映画ではなく、主人公と少年の心の交流から生まれた勇気を持った少年の行動にも心打たれる。

劇場公開日 1999年10月30日



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2017-10-13

グロリア

★★★(3.0)
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鑑賞No:00917
原題:Gloria
製作:1999年/アメリカ/108分
監督:シドニー・ルメット
出演:シャロン・ストーン/ジェレミー・ノーサム

フロリダで3年の刑期を終え、故郷ニューヨークに舞い戻って来たグロリア。そこにはかつての仲間達が彼女を殺すために待ち構えていた。彼女は、銃撃戦に巻き込まれた少年を道連れにアジトからの脱出を図る。無事逃げ延びた二人だが、その少年は組織を揺るがす秘密を握るとてつもない爆弾だった・・・・。

本作はジーナ・ローランズ主演で1980年に製作された同名映画のリメイク。1980年版は観ていないので比較はできなかったが、大まかなストーリーは大体同じでも、主人公グロリアの人物像が1980年版と本作では大きく異なるらしい。1980年版のグロリアは謎を秘めたミステリアスな女性だが、本作のシャロン・ストーン演じるグロリアは刑務所内でも英雄視される、華やかな女性という設定で、180度異なるともいえるぐらいの相違点がある。完成度はオリジナル版より劣るとのレビューもあるが、そこそこ楽しめる作品。

劇場公開日 1999年9月11日



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2017-10-12

お受験

★★★(3.0)
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鑑賞No:00863
製作:1999年/日本/114分
監督:滝田洋二郎
出演:矢沢永吉/田中裕子/大平奈津美/西村雅彦

峠を過ぎた実業団のマラソン選手・富樫真澄。娘の小学校受験で頭がいっぱいの妻・利恵に連れられ、受験塾で模擬面接を受け、その厳しさに唖然とする。折しも、成績を残せなくなった富樫は会社からリストラに遭ってしまう・・・・。

ロック界のスーパースター矢沢永吉の映画初主演作。ロック歌手としてカリスマ的な存在の矢沢が、娘の有名小学校受験に振り回され、あたふたする姿は普段とのギャップが大きく、新鮮で面白い。妻で一人娘の母でもある利恵を演じた田中裕子も好演で、まさにお受験に必死なお母さんがリアルに感じられた。昔の学歴社会において、大学受験に始まり、受験戦争の低年齢化の世相を題材にしながらも、家族の絆や家族の幸せを巧みに描いた作品。

劇場公開日 1999年7月3日



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2017-10-08

リング2

★★★(3.0)
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鑑賞No:00781
製作:1999年/日本/95分
監督:中田秀夫
出演:中谷美紀/大高力也/小日向文世/佐藤仁美

「見たら死ぬ、呪いのビデオ」。リング事件から一週間。30年間誰も開けることがなかった井戸から見つかった貞子の遺体は、解剖の結果、死後1~2年であった。つまり、貞子は井戸の中で30年近く生きていたということである。一方、変死した高山竜司の恋人・高野舞は事件の真相を調べようとするが・・・・。

「リング」「らせん」の続編となる作品。松嶋菜々子演じる記者が謎を追う過程で、次々に分かる謎と貞子の存在が恐怖を呼ぶ「リング」と、謎解き的な内容の「らせん」の中間に位置する本作だが、もともと原作にない、映画用に作ったストーリーなので、取ってつけた感があり、物語の説得力はないし、本作だけ観ても全然わからない。ストーリー性が弱いため、その分、恐怖感を増長しようと考えたのか、貞子の登場シーンが多い。貞子の登場は恐怖感を増しはするが、前作のような衝撃度はない。

劇場公開日 1999年1月23日



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2017-09-12

メッセンジャー

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00963
製作:1999年/日本/118分
監督:馬場康夫
出演:飯島直子/草彅剛/京野ことみ/加山雄三

イタリアの有名ブランドのプレスをしている清水尚美。ところがある日、会社が倒産し、彼女も全てを失ってしまう。さらによそ見運転をしていて自転車便の横田をはねてしまう。示談で済ませようとした尚美だったが、示談の条件として横田が退院するまで自転車便の手伝いをして欲しいと頼まれる。嫌々ながら自転車便の仕事を手伝い始めるが、横田の相棒・鈴木とは相性悪く、今までのプレスの仕事とは全く違う肉体労働に嫌気がさすが・・・・。

「私をスキーに連れてって」で有名なホイチョイ・プロダクションの制作作品。今まではスキー場や湘南といった若者たちのトレンディ・ドラマを演出するにはもってこいの状況設定だったが、今回は都会のど真ん中で自転車便というチョット趣きの違う設定。しかしながらスタッフの、スキーやマリンスポーツなどのテーマに凝る姿勢は自転車便でも変わっていない。ストーリー自体はベタではあるが、自転車便とバイク便のスピード競争はハラハラさせられるが、自転車がバイクに勝つという結末にはドラマ的にはアリでも、イマイチ納得ができない。飯島直子が明るいながらも多少軽薄な女性を、いい人イメージの草彅剛がちょっとクールな青年を好演していた。

劇場公開日 1999年8月21日



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2017-02-18

ブロークダウン・パレス

★★★★
ブロークダウン・パレス
鑑賞No:00945
原題:Brokedown Palace
製作:1999年/アメリカ/101分
監督:ジョナサン・カプラン
出演:クレア・デインズ/ケイト・ベッキンセール

高校生のアリスとダーリーンは夏休みにタイのバンコクに旅行に行く。開放的な気分に浸る二人は偶然知り合ったオーストラリア人男性と仲良くなり、彼に誘われるまま香港に行くことに。しかし空港で麻薬所持の現行犯として捕まり、冤罪を訴えた彼女らは33年の懲役刑を言い渡される・・・。

海外旅行経験の乏しい私にとって、海外の恐ろしさを目の当たりに見るような映画だった。実際にタイで起きている事件を参考に作られているだけに、フィクションとは思えない恐ろしさがあったが、映画として観るといかがなものか?真相はよく分からないし(事件は解決しないし)、彼女らも救われないという、何か後味の悪い映画でもあった。日本も今や犯罪大国となったが、この映画を観る限り、ここまでの怖さはまだないですね。

劇場公開日 1999年10月9日



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2016-12-21

グリーンマイル

★★★★★
グリーンマイル
鑑賞No:00912
原題:The Green Mile
製作:1999年/アメリカ/188分
監督:フランク・ダラボン
出演:トム・ハンクス/デビッド・モース

アメリカ南部のコールド・マウンテン刑務所に少女殺害の容疑でひとりの黒人死刑囚が送られてくる。
彼は看守主任ポールの尿道炎を治したのを皮切りに次々と奇跡を起こしていく・・・。

苦しむ人から苦痛を取り除くことができる奇跡の力を持つ黒人死刑囚と、彼を取り巻く看守たちのドラマ。
「ショーシャンクの空に」のF・ダラボン監督作ということで期待して観たが、期待を裏切らない作品だった。しかし、無実であるにもかかわらず死刑執行されるシーンはあまりにも悲しい。タイトルの「グリーンマイル」とはこの刑務所で死刑囚が処刑室に行くまでに通る道のことをいっているらしい。

劇場公開日 2000年3月25日



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2016-09-02

海の上のピアニスト

★★★★+
海の上のピアニスト
鑑賞No:00939
原題:The Legend of 1900
製作:1999年/イタリア、アメリカ/125分
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:ティム・ロス/プルット・テイラー・ヴィンス

1900年に豪華客船内に捨てられた赤ん坊が“ナインティーン・ハンドレッド”と名付けられ、船内で成長する。名付け親のダニーが事故で死んだ後も、彼は一度も船を降りずに、船内でピアニストとしての才能を開花させていく。そして1946年。老朽化したこの船がついに爆破されることになり・・・。

豪華客船の上で生まれ育ち、一度も船を降りなかった天才ピアニストの一生を描く。リアリティに欠ける部分はあるものの、ひとつのおとぎ話のようなものとして観ると、まずまず感動させられる。流れる音楽はとてもよく、主人公の演奏するピアノが船の揺れに合わせて滑りながら回転するシーンはこの映画の最も印象に残るシーン。生まれてから死ぬまで一度も船を降りなかった男の話だが、この船を観ている人はそれぞれ何に例えるのか? そして一度だけ降りようとしてやはり断念するときの心情。人それぞれに自分の船があり、その船から降りるかどうかを決断する機会というのが人生で一度はあるのではないかと思いながら観ていた。考えさせられる映画。

劇場公開日 1999年12月18日



(キャスト一覧)
ティム・ロス
プルイット・テイラー・ビンス
メラニー・ティエリー
クラレンス・ウィリアムズ3世
ビル・ナン
ピーター・ボーン
ニオール・オブライエン
ガブリエル・ラビア
アルベルト・バスケス
イーストン・ゲイジ
コリー・バック



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2016-07-05

アメリカン・ビューティー

★★★★
アメリカン・ビューティー
鑑賞No:00991
原題:American Beauty
製作:1999年/アメリカ/117分
監督:サム・メンデス
出演:ケヴィン・スペイシー/アネット・ベニング

突然会社からリストラ宣告されたレスターは、家でもまったく威厳のない中年男で、不動産ブローカーの妻と反抗的な高校生の娘の3人暮らし。ある日、娘の高校を訪れたレスターはチアガールである娘の友人に恋をしてしまう。そんな折、レスター一家の運命を変える新しい住人が隣に引っ越してくる・・・。

第72回アカデミー賞で作品賞ほか5部門を受賞したファミリー・ドラマ。平凡な中流家庭が見せかけの美を追求するがゆえ、そこにゆがみが生じ、次第に歯車がずれていくといった感じ。平凡で中流とはいいながら、出演者は皆、普通とは言いがたい異常さを持っており、それが次第に露呈していく様が見ていて面白いというか、何か現実めいていて寂しくもあった。赤がまぶしい映像美には驚かされたが、やはりラストに向けての意外な展開にも驚かされた。

劇場公開日 2000年4月29日



(キャスト一覧)
ケビン・スペイシー
アネット・ベニング
ソーラ・バーチ
ウェス・ベントリー
ミーナ・スバーリ
ピーター・ギャラガー
クリス・クーパー
アリソン・ジャネイ
スコット・バクラ
サム・ロバーズ


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2016-05-17

ノッティングヒルの恋人

★★★★
ノッティングヒルの恋人
鑑賞No:01075
原題:Notting Hill
製作:1999年/アメリカ/123分
監督:ロジャー・ミッシェル
出演:ジュリア・ロバーツ/ヒュー・グラント

ロンドンにある街・ノッティングヒルで小さな本屋を営むウィリアム。この店に突然、ハリウッドの大女優、アナ・スコットが来店する。ウィリアムはこの突然の出来事に唖然とし、さらに買い物の帰りに偶然アナとぶつかりジュースをかけてしまう。慌ててアナに服を乾かすよう、自宅に招くが・・・。

有名ハリウッド女優と平凡な男のラブストーリー。ハリウッドの大女優と、しがない本屋の店主という、現実にはありえないともいえるシチュエーションだが、女優といえども一人の女であるという雰囲気をうまく出して、自然なラブストーリーに持っていっている。本作を観ると、やはり頭に思い浮かぶのは「ローマの休日」だろう。「ローマの休日」は王女と新聞記者ということでさすがに恋は成就せず切なさが残ったが、その鬱憤?を晴らしてくれるが如く、ハッピーエンドで終わるラストには大いに満足。(基本的にはありふれたラブストーリーではあったが・・・)

劇場公開日 1999年9月4日



(キャスト一覧)
ジュリア・ロバーツ(Anna Scott)
ヒュー・グラント(William Thacker)
リス・エバンス(Spike)
ジーナ・マッキー(Bella)
ティム・マキナニー(Max)
エマ・チャンバーズ(Honey)
ヒュー・ボネビル(Bernie)
ジェームズ・ドレイファス(Martin)


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2016-04-14

ハムナプトラ/失われた砂漠の都

★★★★
ハムラプトラ
鑑賞No:00834
原題:The Mummy
製作:1999年/アメリカ/125分
監督:スティーヴン・ソマーズ
出演:ブレンダン・フレイザー/レイチェル・ワイズ/ジョン・ハンナ

3000年前のエジプト。国王の愛人と恋に落ち、国王を殺した高層イムホテップは、その罰として生きたままミイラにされてしまう。そして1926年、囚人リックは美人学者エヴリンとその兄らと失われた都ハムナプトラに眠る黄金を目指して砂漠を向うことに。しかし、彼らの前に、長年恨みを抱きながら地底で眠っていたイムホテップがミイラとなって蘇える・・・。

「インディ・ジョーンズ」シリーズを彷彿させる作品だが、「インディ」より陽気で、ミイラなどが出てくるあたり、よりホラー性が強い。もともと、原題は“The Mummy”(すなわち“ミイラ”)。内容も古典ホラー「ミイラ再生」のリメイクだが、ミイラ自体今では古臭いイメージになったことから、現在の邦題がついたよう。ストーリーは、砂漠にある伝説の都に眠る黄金を求める冒険活劇という、いたって単純なものだが、スピード感ある展開と、合間合間のコミカルなシーン、そして当時最新のSFXを駆使した迫力ある映像で、大いに楽しめる。

劇場公開日 1999年6月19日



(キャスト一覧)
ブレンダン・フレイザー(Rick O'Connell)
レイチェル・ワイズ(Evelyn)
ジョン・ハナー(Jonathan)
アーノルド・ボズルー(Imhotep)
ケヴィン・ジェイ・オコナー(Beni)
ジョナサン・ハイド(The Egyptologist)
オデッド・フェール(Ardeth Bay)


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2015-12-05

ギャラクシー・クエスト

★★★
ギャラクシー・クエスト
鑑賞No:01006
原題:Galaxy Quest
製作:1999年/アメリカ/102分
監督:ディーン・パリソット
出演:ティム・アレン/シガニー・ウィーバー

番組終了から20年経った今でも熱狂的なファンを持つ「ギャラクシー・クエスト」。ある日のサイン会で出演者である5人のTV俳優の前にネビュラ星から来たサーミアンと名乗る4人組が近づいてくる。彼らは「自分たちの星を侵略者から守ってほしい」と助けを求めてきたが、出演者たちはイベントの依頼だと勘違いし快諾してしまう・・・。

「スター・トレック」のパロディ映画。B級映画ながら、豪華な出演陣に加え、なかなかしっかりしたストーリーで笑いあり、涙ありの珠玉作。「スター・トレック」のパロディ映画なので「スター・トレック」を観ているとより楽しめる。イベント依頼だと思って参加したら実は本当だった・・・という設定は「サボテン・ブラザーズ」と同じ。女性クルー役としてシガニー・ウィーバーが出演しているのがチョット意外。

劇場公開日 2001年1月20日




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2015-09-20

死国

★★
死国
鑑賞No:00816
製作:1999年/日本/100分
監督:長崎俊一
出演:夏川結衣/筒井道隆/栗山千明/根岸季衣

15年ぶりに比奈子は四国・高知の故郷に帰ってくるが、そこで幼馴染の莎代里が16歳のときに死んでいたことを知らされる。さらに莎代里の死にまつわる悪い噂を、初恋の相手・文也から聞かされる。そんな頃、村では奇妙な出来事が続発しており、その原因を作っていたのは莎代里の母・照子だった。照子は死んだ莎代里を蘇えらせるため、四国八十八カ所の札所を死者の歳の数だけ逆に回る逆打ちをしていたのだった・・・・。

「リング」人気に便乗して製作したような感のある映画で、観てもさほど怖くもなく、印象にも残りにくい作品でした。そもそも四国八十八カ所の札所を死者の歳の数だけ逆に回ると死者が蘇るというのも何かピンとこないし、「四国」=「死国」という語呂合わせ的発想は面白いけど、四国の人はどう感じているのでしょうか?

劇場公開日 1999年1月23日




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2015-07-20

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス

★★★★+
スター・ウォーズ1
鑑賞No:00865
原題:Star Wars: Episode I - The Phantom Menace
製作:1999年/アメリカ/133分
監督:ジョージ・ルーカス
出演:リーアム・ニーソン/ユアン・マクレガー/ナタリー・ポートマン

平和な惑星ナブーが銀河通商連合に襲撃され、その事件の調査に向かったジェダイ騎士のクワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービは、メカの不調で砂の惑星タトゥイーンに不時着する。そこで出会った9歳の少年アナキンに眠るフォースの力を感じ取ったクワイ=ガンは、アナキンをジェダイ騎士団に入団させようとするが・・・・。

「スター・ウォーズ」3部作から16年を経て新たに描かれたシリーズ前章。時代は前作シリーズよりも遡るが、CG・VXF技術の進歩により、映像的にも格段に上がり、未来感は前作シリーズよりも高い。新シリーズは少年アナキン・スカイウォーカーが、ダースベイダーになるまでの姿を描く3部作の第1部で、キャストも一新され、本作から観ても問題ないが、最終的には前作シリーズにつながるので、新シリーズを観る前に前作シリーズを観ておくことがお奨め。ただ、ヨーダやジャバ・ザ・ハット、若き日のオビ=ワン・ケノービなど前作シリーズでお馴染みのキャストも登場する。見せ場は何と言っても中盤のポッドレース。スピード感あふれるレースシーンに思わず興奮する。また終盤のバトルも壮大なスケールで圧巻。CG技術を如何なく発揮した映像で迫ってくる。

劇場公開日 1999年7月10日


  1. 洋画-す

2015-04-17

アイズ ワイド シャット

★★
アイズ ワイド シャット
鑑賞No:00857
原題:Eyes Wide Shut
製作:1999年/アメリカ/159分
監督:スタンリー・キューブリック
出演:トム・クルーズ/ニコール・キッドマン

若き医師ビルと妻のアリスは友人のパーティに出席するが、帰宅後アリスは衝撃の告白を始める。動揺したビルは訃報を知らせる電話で家を飛び出し、夜の街をさすらう。やがて秘密のパーティに足を踏み入れるが・・・。

スタンリー・キューブリックの遺作となったエロチックでミステリアスなドラマ。キューブリック独特の雰囲気の作品だが、相変わらず分かりにくい。上映前にはかなり話題となった作品だが、ミステリアスな部分を最後に解決するわけではなく、「愛とは?」「夫婦とは?」「セックスとは?」などを観るものに問いかけているようで、答えはないのではないかと思った。かなりエロチックな前宣伝だったが、自然で美しい裸体が多く、思ったほどのいやらしさではなかった。

劇場公開日 1999年7月31日


  1. 洋画-あ

2015-02-10

雨あがる

★★★★
雨あがる
鑑賞No:00928
製作:1999年/日本/91分
監督:小泉堯史
出演:寺尾聰/宮崎美子/三船史郎/吉岡秀隆

強い剣術を持ちながら仕官できない浪人・三沢伊兵衛とその妻は雨のため、宿場町の安宿で足止めをさせられる。そこで鬱々と雨が上がるのを待っている人々のために、三沢は褄に禁止されている賭け試合をして得た金で酒や食べ物を振る舞う。人々の心が和んだ頃、やっと雨があがり、三沢は外に出るが、そこで若侍同士の果し合いに遭遇したことから・・・。

雨があがるのを待ちながら安宿に泊まっている人々と主人公夫婦のふれあいを描いた心温まる時代劇。監督の目指した「見終って晴れ晴れとした気持ちになれるような作品」になっており、タイトル通り、雨上がりに差し込む日差しのようなさわやかな感じの残る良品である。寺尾と宮崎の演じる夫婦も非常に感じよく、この作品を心温まるものにしている。

劇場公開日 2000年1月22日


  1. 邦画-あ

2014-12-12

マルコヴィッチの穴

★★★
マルコヴィッチの穴
鑑賞No:00996
製作:1999年/アメリカ/112分
監督:スパイク・ジョーンズ
出演:ジョン・キューザック/キャメロン・ディアス

妻ロッテと二人で貧乏暮らしをしている人形使いのクレイグは、定職につくため新聞の求人広告を見てマンハッタンのビルの7 1/2階にある会社に行き、職を得ることができる。勤め始めてまもなくクレイグは会社の一室にある穴を見つけ、中に入ってみるとそこは俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中だった。その穴に入るとマルコヴィッチの頭の中に15分だけ入れることを知ったクレイグはそれを使って商売を始めるが・・・・。

内容は荒唐無稽だが、会社の一室にある穴に入ると俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中に15分いることができるなんて、発想が凄い!この映画はどのジャンルに入るのか分からない。だが色んな要素を持っている不思議な映画だ。マルコヴィッチ役でマルコヴィッチ本人が出演しているのも嬉しい。個性派俳優としてこの映画を観る前からマルコヴィッチは知っていたが、スクリーンの中のマルコヴィッチとはまた違った印象を受けるし、なんか生のマルコヴィッチを見たような気になれる。マルコヴィッチを疑似体験できる貴重な映画である。ただ、なぜマルコヴィッチなのか? 未だに不思議だ。
  1. 洋画-ま

2014-09-20

マトリックス

★★★★
マトリックス
鑑賞No:00850
製作:1999年/アメリカ/136分
監督:アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーヴス/ローレンス・フィッシュバーン

コンピュータのプログラマーのトーマスは、裏の世界ではネオと呼ばれる名うてのハッカーだった。ある日、トリニティという女性に導かれたネオはモーフィアスという人物と会い、実はこの世界はコンピュータが創り出した仮想世界であることを告げられる。ネオはコンピュータが支配するこの世界を覆す救世主として彼らに迎え入れられるが・・・・。

これは最初観たとき、よく分からなかったというのが正直な感想でした。現実だと思っていた世界が実は仮想世界で・・・・という設定ですが、何でもアリの世界なので理解するのに時間がかかったのもあります。たぶんこれ1作だけだとホントよく分からないままの作品になっていたかもしれません。そういう意味でこの作品自体は敢えてさほど評価を高くしていませんが、実は2作目、3作目を観ていくとだんだんよく分かってきて、どんどん評価の上がった作品です。よってこの作品はぜひとも3作続けて観て欲しい作品です。それにしても、映像革命を起こした作品といわれるだけあって、映像美はとても斬新で見事に近未来のイメージを演出していますし、アクションシーンも現在の映像に多大な影響を与えているように思います。
  1. 洋画-ま

2014-09-13

完全なる飼育

★★
完全なる飼育
鑑賞No:01008
製作:1999年/日本/96分
監督:和田勉
出演:竹中直人/小島聖/北村一輝/渡辺えり子

女子高生の樺島邦子はジョギング中に岩園貞義に誘拐される。そして全裸にされ、手足を縛られた状態で目を覚ました邦子は、レイプされることを覚悟したが、意外にも岩園は邦子に優しく接するのだった。彼は女性に「完全なる愛」を求めており、そのために邦子を監禁して飼育すると言い出した。最初はそんな岩園を罵倒する邦子だったが、次第に岩園に心を開いていくのだった・・・。

実際に起こった事件を基にしている映画。原作は松田美智子の小説「女子高校生誘拐飼育事件」。この映画をきっかけにその後シリーズ化されている。実際の事件の内容がどんなものだったかは分からないが、実話の割にリアリティに欠ける部分が目立った。特に物理的な面よりも精神的な面。完全なる愛を求めて、非合法ながら監禁という手段を取る男性側の行動はまだ理解できないでもないが(犯罪なので決していいわけではなく、肯定しているわけではないが)、分からないのは女子高生のほう。監禁状態に遭いながらいとも簡単に男に対する感情の変化が理解できなかった。これが事実なら、むしろ男は可愛いもので、本当に恐ろしいのは私らの理解を超えた最近の魔性の女子高生かも?
  1. 邦画-か

2014-07-15

リプリー

★★★★
リプリー
鑑賞No:00967
製作:1999年/アメリカ/140分
監督:アンソニー・ミンゲラ
出演:マット・デイモン/ジュード・ロウ

貧乏青年トム・リプリーは偶然知り合ったアメリカ人の富豪から、ヨーロッパで放蕩三昧の息子ディッキーを連れ戻して欲しいと頼まれる。彼は大学時代の同級生と偽ってディッキーに近づくが、次第に彼の魅力に惹かれていき、一緒に遊び回るようになる。しかし次第にトムが疎ましくなってきたディッキーはついに決別を宣言、別れの小旅行に出ることに。そこでトムははずみでディッキーを殺してしまい、彼になりすますことに・・・・・。

アラン・ドロン主演の名作「太陽がいっぱい」のリメイク。リメイクながら、設定を一部変えたり、時代の変化からだろうか、「太陽がいっぱい」とは違った印象を受ける作品となっており、単なるリメイクというよりは別作品と捉えてもいいような作品。主演のマット・デイモンは通常の役のイメージとはちょっと違った役どころだったが、見事にこの難役を演じていた。嘘の連鎖で結局自分を追い詰めていく男の苦悩が良く描かれていた。

リプリー-1 リプリー-2


  1. 洋画-り

2014-06-07

エンド・オブ・デイズ

★★★
エンド・オブ・デイズ
鑑賞No:00872
製作:1999年/アメリカ/122分
監督:ピーター・ハイアムズ
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/ガブリエル・バーン

1999年の大晦日直前。民間警備会社に勤める元刑事のジェリコは、ある事件の狙撃犯からミレニアムを迎えるその時に悪魔が復活するという言葉を耳にする。その男がバチカンの元修道士であることを突き止めたジェリコは、事件に大きく関与していると思われるクリスティーンという女性と会い、ある驚愕の事実を知ることに・・・・。

シュワちゃん主演で、CGを駆使したアクション大作にも関わらず、興行的に失敗した本作は、やはりミレニアムを迎えるという背景だけに頼ったあまり新規性のないストーリーに魅力薄だったせいかも知れません。映像的には迫力がありますが、話自体にあまり世界観を感じないスケールの小ささに、盛り上がりに欠けたような気がします。また、宗教がらみのストーリーになっているので日本にはあまり馴染まないこともあるのでは? 気楽に観るにはまあまあいいかもしれませんが、アクションだけでなくホラーの要素もある映画です。




  1. 洋画-え

2014-03-28

メッセージ・イン・ア・ボトル

★★★+

鑑賞No:00915
製作:1999年/アメリカ/131分
監督:ルイス・マンドーキ
出演:ケヴィン・コスナー/ロビン・ライト


離婚して間もないシングルマザーのテリーサは、休暇を過ごしにやってきた海岸で手紙の入ったボトルを拾う。それはキャサリンという女性に宛てたラブ・レターだった。その内容に胸を打たれたテリーサは勤務するシカゴ・トリビューン誌に持っていくと、オフィス内でも感動の渦となり、やがて新聞に全文掲載されてしまう。新聞掲載について何も知らなかったテリーサは激怒するが、読書の反響は大きく、何百通もの感動の手紙が新聞社に送られてくる・・・・・。


ベタなラブ・ストーリーといってしまえばそれまでですが、メッセージボトルがきっかけで恋が芽生えるというのは、何か夢があってよかった。ただし、夢のあるドラマなら最後まで夢を見させて欲しかった。ラストですごい切ない現実に戻されたようで、後味という点では必ずしも良くなかった。大人向けのラブ・ストーリーということもあり、やや地味になりがちな内容だが、今は亡きポール・ニューマンが映画全体に彩りを添える光る演技をしているのが印象に残る作品。


メッセージ・イン・ア・ボトル-1



  1. 洋画-め