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2018-04-01

猟人日記

★★(2.0)
w猟人日記
鑑賞No:01976
原題:Young Adam
製作:2003年/イギリス・フランス/98分
監督:デイヴィッド・マッケンジー
出演:ユアン・マクレガー/ティルダ・スウィントン

作家志望のジョーは、普段は貨物船の雑役人として働いていたが、ある日、船上から女性の半裸死体を発見する。実はその女性はジョーの元恋人で、前日、彼女と再会した際に誤って事故死したものだった。しかし、殺人の嫌疑をかけられるのを恐れたジョーは、何食わぬ顔をしていたが・・・・。

タイトルの「猟人日記」は意味不明。ヨーロッパ映画独特の雰囲気を醸し出している映画だが、雰囲気だけで内容は良く分からない。誤って水死した元恋人への殺人の嫌疑から沈黙を守りつつ、冤罪で捕まった男を気にかけ苦悩する男を描いているが、それにもかかわらず事あるごとに不倫を重ねる、という訳の分からなさ。結局、真実を告白するでもなく、何か後味の悪い作品。

劇場公開日 2005年2月26日



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2018-03-03

バーバー吉野

★★★(3.0)
wバーバー吉野
鑑賞No:02168
製作:2003年/日本/96分
監督:荻上直子
出演:米田良/もたいまさこ/石田法嗣/大川翔太

どこにでもありそうな、とある田舎町。この町には理髪店が一軒しかなく、男の子は皆、その理髪店で“吉野ガリ”と呼ばれる髪型にするのが、町の掟だった。そんなこの田舎町にある日、東京から転校生がやってくる。その転校生の髪型に町の少年たちの心は騒ぐが・・・・・。

町の子供全員が“吉野ガリ”と呼ばれる、おかっぱ頭のような髪型をしている異様な町。どこか閉鎖的で、新興宗教を思わせる不気味さを感じながら観ていると、そこにその閉鎖的な慣習を打ち破ろうとする一人の少年が現れる。しかし保守的な大人たちは、この革新者を何とか排除しようとするが、一部の子供たちは町のおかしな慣習に疑問を持ち始める。過去の歴史において何度も繰り返されてきた、旧体制への革命がこの小さい町でも起こりそうな、そんなイメージを受けた。伝統とは何か? 時代の波と共に伝統が失われる寂しさがある一方、伝統を強制的に押し付けるのもどうかと思う。そんな感想を持った作品。

劇場公開日 2004年4月10日



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2018-02-22

東京原発

★★★★(4.0)
w東京原発
鑑賞No:02162
製作:2003年/日本/110分
監督:山川元
出演:役所広司/段田安則/平田満/吉田日出子

都民の支持が高い天馬東京都知事が臨時緊急局長会議の席上で、「東京都に原発を誘致する」と爆弾発言する。原発誘致のメリットを力説する天馬に対し、津田副知事はじめ6名の出席者は賛成派、反対派に分かれ、喧々諤々の論争に。そのころ、東京都内を極秘裏にプルトニウム燃料を積んだトレーラーが走っていたが、そのトレーラーが爆弾を持った一人の少年にジャックされ・・・・・。

7年前に公開された映画だが、こんな映画があったとは!という感動にも似た印象を持った作品。当時はあまり関心がなかったと思われる原発問題だが、今観るには最適の映画で、原発の現状や問題点などがわかりやすく理解できる。賛成派、反対派それぞれの言い分にそれなりにうなずきながら、原発の真の問題点の核心に迫っていくストーリー構成は面白い。多少エンターテイメント性を持たせるために爆弾ジャックの話を入れているのは余計のような気もしたが、最後はハラハラドキドキでどういう結末にするのか気を揉んだ。東日本大震災が起こり、原発問題がこれだけクローズアップされているだけに、今観てほしい映画。

劇場公開日 2004年3月13日



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2018-01-28

福耳

★★★(3.0)
w福耳
鑑賞No:02139
製作:2003年/日本/109分
監督:瀧川治水
出演:宮藤官九郎/田中邦衛/高野志穂/司葉子

フリーターの里中高志は以前入院していた病院で一目ぼれした看護婦・桂を追い、浅草の高齢者マンションでアルバイトを始める。その初日、高志はマンションの入口で奇妙な老人・藤原と出会う。ところが藤原はすでに昨日死んでいたのだった。そしてその老人・藤原は高志に憑りついてしまう。そして、藤原が生前好きだった千鳥への想いを、高志の体を使って伝えようとしていたのだった・・・・。

宮藤官九郎の初主演映画。初主演ということでまだ初々しさというか素人っぽさが残る映画。田中邦衛が死んで他人に憑りつく人を控えめな演技で好演している。主人公に憑りついた理由はラストで分かるけど、タイトルになっている「福耳」はあまり重要なキーワードではないようで、ちょっと物足らなかった。ストーリーの素材はなかなか面白い気がしたが、少しコメディ調が強すぎたせいか、心に沁みる映画とまでは行かなかった。最近おネエ系タレントが増加しているせいか、ベテラン俳優のオカマ役をよく目にするが、本作では宝田明がその役を好演していた。

劇場公開日 2003年9月13日



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2018-01-24

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル

★★★(3.0)
wチャーリーズ・エンジェル フルスロットル
鑑賞No:01219
原題:Charlie's Angels: Full Throttle
製作:2003年/アメリカ/106分
監督:マックG
出演:キャメロン・ディアス/ドリュー・バリモア

3人のエンジェル、ナタリー、ディラン、アレックスにある日、新たな指令が下る。今回のミッションは、テロリスト集団によってアジア大陸の奥深く、モンゴルとシベリアの国境に拉致された米警察機構要人の救出。エンジェルたちは、早速いつものように得意の変装でテロリストのアジトに潜入。そして彼女たちは武術などを華麗に駆使し、鮮やかに作戦を遂げる。だが、テロリストの真の目的は連邦証人保護プログラムで匿う対組織犯罪の最重要証人リスト。そして、要人レイは、リストにアクセスするための重要アイテムである肝心の“指輪”を奪われてしまっていた・・・・。

2000年製作の「チャーリーズ・エンジェル」の続編。主演の女性3人も前作同様で、アクションはタイトル通り、フルスロットルとばかりにスケールアップしている。新キャラとしてデミ・ムーアが出演しているが、役作りのために美容・整形した肉体美は見もの。ちなみにチョイ役で元夫のブルース・ウィリスが出演しているのも洒落ている。何も考えずに観る分には派手で面白いけど、ストーリーそのものは脈絡のないストーリーで、突っ込みどころは多い展開です。

劇場公開日 2003年6月28日



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2017-11-07

スターシップ・トゥルーパーズ2

★★(2.0)
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鑑賞No:01279
原題:Starship Troopers 2: Hero of the Federation
製作:2003年/アメリカ/92分
監督:フィル・ティペット
出演:リチャード・バージ/コリーン・ポーチ

人類と昆虫型生物=バグズとの戦争が続く近未来。地球連邦軍は、テレパス能力を持ち作戦を立案するサイキックと、実戦担当の兵士たちによって構成されていた。現在、連邦軍はさらにバグズ活動ゾーンの奥深くへと進軍し、激戦を続けてきた。しかし、未だ終結の兆しは見えず、軍は今日も戦況の実態を隠して「英雄求む!」と勇敢な新兵募集のCMを流していたが・・・・。

グロさ満載ながら、それなりに見ごたえのあったポール・バーホーベン監督版第1作だったが、本作はグロさだけ引き継いだ、続編とは思えない作品。宇宙観も薄れ、昆虫型生物との戦闘感も薄れてしまっている。監督が代わるとやはりこうも違うものかという感が強く、1作目とは違う作品として観た方が良い。

劇場公開日 2004年6月12日



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2017-10-19

半落ち

★★★★(4.0)
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鑑賞No:01228
製作:2003年/日本/121分
監督:佐々部清
出演:寺尾聡/原田美枝子/柴田恭兵/吉岡秀隆

元刑事で現在は警察学校の教官を務める梶が、妻を殺したと自首してくる。梶の自供によれば、アルツハイマー病に苦しむ妻から「自分を殺して欲しい」と懇願され、やむを得ず首を絞めたというのだった。しかし、梶が出頭したのは事件から3日後だった。空白の2日間に何があったのか、疑問に思った聴取を担当した志木刑事は粘り強く追及するが・・・・。

警察官の犯行というのがセンセーショナルなイメージにしているが、難病に苦しむ妻(または夫)を自らの手で殺す夫(または妻)というのは世間でも起こっていて珍しいことではなく、題材の事件としては単純。さらに犯人の夫は自首してきて、あっさり白状する。ただ、あっさり自白はするが、本作で問題となるのはここから。殺人は認めたのに、殺した翌日から自首するまでの2日間の行動に対して完全黙秘を続ける。この奇妙な展開に観ている者は、何故?という興味が駆り立てられる。寡黙で誠実な梶を演じる寺尾聰の演技から、妻に関する秘密だとは想像できるが、何だろう何故だろうと観ていると最後は泣かせるラストになるので要注意。

劇場公開日 2004年1月10日



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2017-09-01

壬生義士伝

★★★★(4.0)
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鑑賞No:01199
製作:2003年/日本/137分
監督:滝田洋二郎
出演:中井貴一/佐藤浩市/三宅裕司/中谷美紀

幕末の京都。新撰組に一人の男が入隊してくる。盛岡・南部藩出身の吉村貫一郎だった。柔和でみすぼらしい格好の吉村だったが、剣の腕は確かで今までに何人もの人を斬ってきた猛者だった。しかし大義のために命をも惜しまない隊士の中にあって吉村は命に固執し、金に執着する一面を持っており、周りから守銭奴と呼ばれていた。そんな吉村に対し、局長の近藤勇も一目置く斉藤一も嫌悪を感じていたが、徐々に興味を持つようになる・・・・。

幕末の京都を震撼させた新撰組が舞台で、主人公の吉村貫一郎も実在の人物だが、物語自体はかなり脚色されているようで史実とはかなり異なるよう。この映画では「何のために生きるか」ということが問われています。吉村は家族のために貧困の南部藩を脱藩し、家族のために生きるため、そしてお金を家族に送金するために新撰組に入っています。そんな吉村と生きる目的が全く異なる斉藤一を対照的に映画は描いていきます。しかし家族のために生き抜いてきた吉村も最後は・・・・。ラストは涙なしでは観れません。

劇場公開日 2003年1月18日



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2017-08-25

ラストサムライ

★★★★(4.0)
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鑑賞No:01221
原題:The Last Samurai
製作:2003年/アメリカ/154分
監督:エドワード・ズウィック
出演:トム・クルーズ/渡辺謙/真田広之

南北戦争の英雄オールグレンは酒に溺れる日々を送っていたが、ある日、近代化を進めていた日本政府に軍隊の教官として招かれる。しかし、武士道を貫こうとする侍たちと戦い、負傷したオールグレンは捕えられ、侍たちのリーダー、勝元のいる村に連れて行かれる。そしてこの村で暮らすうちに、オールグレンは武士道や日本の文化に触れていくことに・・・・。

舞台は明治維新政府軍と旧幕府軍の戦なのでしょうが、史実とは関係なく、史実をモデルにしたフィクションとしてみた方が変な違和感やギャップを感じなくていいかも。主演はもちろんトム・クルーズなのでしょうが、トム・クルーズ(=アメリカ人)から見た日本人、あるいは武士道を描くことに主眼が置かれているよう。よってその象徴である勝元にどうしても焦点が集まり、勝元演じる渡辺謙の存在感がより大きく感じられる映画である。映画の内容については賛否両論あるようだが、異文化の外国人が日本人や日本文化を学び、映画として表現しようとした姿勢は素晴らしいと思うし、日本人ももっと自分たちの歴史や文化を見つめ直すことも必要と感じた。

劇場公開日 2003年12月6日



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2017-07-28

ザ・コア

★★★+(3.5)
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鑑賞No:01198
原題:The Core
製作:2003年/アメリカ/134分
監督:ジョン・アミエル
出演:アーロン・エッカート/ヒラリー・スワンク

ボストンで心臓ペースメーカーをつけた32人が同時刻に死亡したり、ロンドンでは鳩が方向感覚を失って暴れるといった事件が起こる。さらに地球帰還中のスペースシャトルが制御不能に陥るが、かろうじて生還する。ジョシュ・キーズ大学教授は、この原因が地球の核(コア)の回転異常であることを突き止め、このままでは地球は1年で消滅すると発表する。そこで地球を救うべく、地下に潜行してコアを再回転させるために6人のエキスパートが選ばれるが・・・・。

基本的には「アルマゲドン」のような地球滅亡の危機を描いた映画だが、「アルマゲドン」が地球の危機が宇宙からやってくるのに対し、「ザ・コア」は地球自身からくる危機を描いている。そういう点では「アルマゲドン」よりはリアルだが、その解決策は逆に非現実的のようにも思われたが、科学的なことを大目に見ればそれなりに楽しめた。展開や結末は観るまでもなく容易に察しがつくが、そこまでに至るメンバーたちの、次々に襲い繰る苦難との戦いや葛藤がやはり興味深い。それにしても、地下内部の潜行シーンは思わずあの伝説的な名作「ミクロの決死圏」が思い出された。

劇場公開日 2003年6月7日



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2017-07-19

ブルース・オールマイティ

★★★
ブルース・オールマイティ
鑑賞No:01209
原題:Bruce Almighty
製作:2003年/アメリカ/101分
監督:トム・シャドヤック
出演:ジム・キャリー/モーガン・フリーマン

地方局に勤めるレポーターのブルース・ノーランはアンカーマンを目指していたが、ライバルのエヴァンが次期アンカーマンに決まったことを聞いてショックのあまり、めちゃくちゃなレポートをして局をクビになる。さらにギャングに袋叩きにされ、同棲中の恋人グレースにも不満をぶつける始末。そんな彼に不思議な呼び出しがかかる。行ってみると、彼を待っていたのは清掃服姿の神で、ブルースに全能の力を譲るというのだったが・・・・。

ジム・キャリー主演のコメディ映画。人は誰しも一度は特別な力を持ちたいと思ったことがあると思うが、これはその最上級である“神になる”“全知全能を与えられる”という、一見夢のような設定。まったく非現実ながら、もしそうなったら?と考えるとまずは掴みはOK。その夢を、人生に不満だらけの男がいとも簡単に与えられてしまう。最初は好き勝手なことをしていくが、それによって大事なものも失なった時、本当に大切なことに気付くといった、ストーリーとしてはベタだが、これを面白おかしく仕上げているのはジム・キャリーの器量かと思う。少々薄っぺらい内容ではあるが、人間であることの素晴らしさを考えさせられる映画。

劇場公開日 2003年12月20日



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2017-04-27

ビッグ・フィッシュ

★★★★
ビッグ・フィッシュ
鑑賞No:01444
原題:Big Fish
製作:2003年/アメリカ/125分
監督:ティム・バートン
出演:ユアン・マクレガー/アルバート・フィニー

ウィルの父エドワードはホラ話をするのが好きで周りの人を楽しい気分にさせる名人だった。しかし、そのホラ話をウィルの結婚式にしたことがきっかけで喧嘩となり、その後ウィルは父と3年間不仲となっていた。ある日、父の病状が悪化したとの連絡を受けたウィルは妻を連れて実家にかえるが・・・。

ティム・バートンらしい幻想的な内容のエピソードがふんだんにある映画。自分の人生に少し尾ひれをつけて、聞く者の興味を惹くためにやや幻想的に語るとこうなるのかと思わせるような内容で、語られるエピソードに見入ってしまった。色彩も華やかで幻想性をより深めている。根底には親子の絆・和解があるようだが、ファンタジー映画というカテゴリが相応しい。ラストはやや涙を誘う。

劇場公開日 2004年5月15日



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2017-04-23

ターミネーター3

★★+
ターミネーター3
鑑賞No:01134
原題:Terminator 3: Rise of the Machines
製作:2003年/アメリカ/110分
監督:ジョナサン・モストウ
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/ニック・スタール

前作で審判の日を阻止してから10年後、ジョンはなす術もなく放浪生活を送っていた。そんな時、未来からターミネーターT-Xが送られてきて、ジョンと後に彼の妻となる獣医助手のケイトの命を狙う。これを阻止すべく、以前ジョンと彼の母を助けてくれたターミネーターもやってきて、T-Xと壮絶な闘いが始まる・・・。

アーノルド・シュワルツェネッガー主演の人気シリーズ第3弾。「1」「2」で大きく盛り上がりすぎたため、期待度も大きく、故に評価も厳しくなっている作品。配役にも問題があった。特にジョンを演じたニック・スタールはあまりにも冴えなく、がっかりしたファンも多かったと思われる。敵役のターミネーターとして女性を選んだ点は目先を変えたという意味では評価できるが、前作に比べ執拗さが低く、強さという点でもどこか弱い面があった。

劇場公開日 2003年7月12日



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2017-01-21

バタフライ・エフェクト

★★+
バタフライ・エフェクト
鑑賞No:01371
原題:The Butterfly Effect
製作:2003年/アメリカ/113分
監督:エリック・ブレス/マッキー・J・グラバー
出演:アシュトン・カッチャー/エイミー・スマート

エヴァンは幼い頃から記憶を失うことが多かったことから治療のために日記をつけ始める。13歳のときに幼馴染と悪戯がもとで大事故を起こしてしまうがその時も彼の記憶は空白だった。やがて大学生となったエヴァンは昔の日記を見つけ、そのときからエヴァンの意識に変化が起こる・・・。

自分の綴った日記を使用して過去に戻り、現在や未来を変えることができる青年を描くSFスリラー。「バタフライ・エフェクト」とは「羽ばたいた蝶の影響で、地球の裏側で竜巻が起こる」という比喩で、わずかな違いが後に大きな結果の差を生むというカオス理論のこと。「タイムトラベル」と「もしも・・・」を組み合わせたような映画で設定としては非常に面白かったが、構成が複雑でとにかく観ていて判りにくかった。ストーリーが進むほど判らなかったことが判ってくる面白さはあったが観ていて疲れた!

劇場公開日 2005年5月14日



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2016-12-20

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル

★★★★
ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
鑑賞No:01250
原題:The Life of David Gale
製作:2003年/アメリカ/131分
監督:アラン・パーカー
出演:ケビン・スペイシー/ケイト・ウィンスレット

同僚をレイプ殺人した罪で死刑判決を受けた元大学教授デビッド・ゲイル。初経執行3日前に彼をインタビューすることになった女性記者ビッツィーはやがて彼の冤罪を信じ始め、独自の調査を始める・・・。

死刑制度のあり方を投げかける映画であるが、それは別にしてミステリー映画としても大いに楽しめる。
最後のドンデン返しも見もので、衝撃が走ります!

劇場公開日 2003年7月26日



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2016-08-08

ハリウッド的殺人事件

★★+
ハリウッド的殺人事件
鑑賞No:01493
原題:Hollywood Homicide
製作:2003年/アメリカ/115分
監督:ロン・シェルトン
出演:ハリソン・フォード/ジョシュ・ハートネット

ロス市警のベテラン刑事ジョーは、新人のKC.とコンビを組んで、ラップグループの殺人事件を追っていた。しかし、ジョーは副業の不動産取引にいそしむ一方、KC.は俳優を目指して捜査の合間に演技の訓練をしていた。やがて彼らは事件の裏に陰謀が渦巻いていることを知り・・・・。

特に特徴のないストーリー展開で、取り立ててすごいアクション映画でもない、かといってコメディ映画でもない、中途半端な映画に終わっているのが残念。ハリソン・フォードとジョシュ・ハートネットという2大スターの共演なのだからもう少し何とかならなかったのかなと思われる。サスペンス性も薄く、刑事ドラマとしても特筆すべき点がないことから、観ていても退屈で長く感じられた。刑事の副業が目新しいといえば目新しいが、それも描き方が中途半端。いずれにせよ消化不良の映画。

劇場公開日 2004年1月24日



(キャスト一覧)
ハリソン・フォード
ジョシュ・ハートネット
レナ・オリン
マスターP
ブルース・グリーンウッド


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2016-07-03

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち

★★★★+
パイレーツ・オブ・カリビアン
鑑賞No:01186
原題:Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl
製作:2003年/アメリカ/143分
監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ジョニー・デップ/オーランド・ブルーム

カリブ海の港町ポートロイヤルをバルボッサ船長率いる海賊が襲い、スワン総督の娘エリザベスをさらっていく。彼らの目的は彼女が持つアステカの金貨だったのだ。彼女に思いを寄せる鍛冶職人ウィルは、バルボッサからブルックパール号を取り戻そうとしている海賊ジャック・スパロウと手を組み、彼女を救おうとする・・・。

ディズニーランドの人気アトラクションである“カリブの海賊”を映画化。本作は人気シリーズとなった第1作目。完結編となる3作目「ワールド・エンド」を近く鑑賞すべく復習のため改めて観た。楽しめる映画としては良くできており、ワクワクドキドキさせながら随所で笑わせてくれる。ストーリーもさることながら、より面白くさせているのはジョニー・デップの演技によるところも大きい。

劇場公開日 2003年8月2日



(キャスト一覧)
ジョニー・デップ(ジャック・スパロウ)
オーランド・ブルーム(ウィル・ターナー)
キーラ・ナイトレイ(エリザベス・スワン)
ジェフリー・ラッシュ(キャプテン・バルボッサ)
ジョナサン・プライス(スワン総督)
ジャック・ダベンポート


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2016-06-18

釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!

★★★+
釣りバカ日誌14
鑑賞No:01530
製作:2003年/日本/116分
監督:朝原雄三
出演:西田敏行/三國連太郎/浅田美代子/三宅裕司/高島礼子

ハマちゃんこと浜崎伝助の所属する営業3課の佐々木課長が次長に昇進、新しい課長としてやり手の岩田がやってくる。しかしハマちゃんはそんなことはお構いなしに、スーさんとともに四国八十八ヶ所お遍路の旅に出る。そんな旅の途中、高知で男勝りの美女みさきと出会い、楽しいひとときを過ごし、帰郷する。ある日、そのみさきがハマちゃんを訪ねてきて、たまたま応対した岩田課長はみさきに一目ぼれするが・・・。

前半はお遍路でのみさきとの出会いが中心で、女手一つで男の子供を育てるみさきに対し、ハマちゃんが父親役を演じてその子の心を開いていく話がメインだが、後半はそのみさきと、ハマちゃんの新上司・岩田課長のラブロマンスが中心となっていく。ワンパターン化しつつあるシリーズにあって、ちょっと目先の変わった内容になっている。上記のような内容なので、スーさんの出番は少なく、目立たない感じだった。また釣りのシーンも通常よりは少なかったよう。谷啓演じる佐々木課長が昇進したことは喜ばしいが、営業3課からいなくなって、いつものハマちゃんとの掛け合いが見れなくなりそうなのがチョット残念。

劇場公開日 2003年9月20日



(キャスト一覧)
西田敏行(浜崎伝助)
三國連太郎(鈴木一之助)
高島礼子(中浜みさき)
三宅裕司(岩田千吉)
浅田美代子(浜崎みち子)
持丸加賀(浜崎鯉太郎)
金井史更(中浜良介)
谷啓(佐々木次長)
西田尚美(洋子)
さとう珠緒(鮎美)
濱口優(海老名)
奈良岡朋子(鈴木久江)
加藤武(秋山専務)
國村隼(川島営業担当取締役)
鶴田忍(堀田常務)
小野武彦(原口人事担当取締役)
笹野高史(前原運転手)
中本賢(太田八郎)
斎藤洋介
笑福亭仁鶴
間寛平
有野晋哉
松村邦洋


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2016-03-03

ミスティック・リバー

★★★
ミスティック・リバー
鑑賞No:01233
原題:Mystic River
製作:2003年/アメリカ/138分
監督:クリント・イーストウッド
出演:ショーン・ペン/ティム・ロビンス/ケビン・ベーコン

ジミー、デイブ、ショーンの3人の少年たちが路上で遊んでいると、警官を装った誘拐犯が現れデイブだけを連れ去り、監禁し陵辱する。それから25年後、ジミーの愛娘が殺害され、刑事となったショーンが捜査にあたり、容疑者としてデイブが挙げられるが・・・・。

デニス・ルヘインの同名ベストセラー小説を「L.A.コンフィデンシャル」の名手ブライアン・ヘレゲランドが脚本化したミステリー映画。子供の頃親しかった3人の少年が、25年後、ひとりは被害者の父、ひとりは刑事、ひとりは容疑者として再会するという、設定からして衝撃的で興味をそそられる。そしてこの事件に影響を及ぼす25年前の不幸な出来事との関係も描く。主要3キャストを実力派の俳優3人が演じることで見ごたえのある作品となっている。

劇場公開日 2004年1月10日



(キャスト一覧)
ショーン・ペン(ジミー・マーカム)
ティム・ロビンス(デイブ・ボイル)
ケビン・ベーコン(ショーン・ディバイン)
ローレンス・フィッシュバーン(ホワイティ・パワーズ)
マーシャ・ゲイ・ハーデン(セレステ・ボイル)
ローラ・リニー(アナベス・マーカム)
エミー・ロッサム(ケイティ・マーカム)


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2015-09-12

ウィラード(2003年版)

★★★
ウィラード(2003年)
鑑賞No:01447
原題:Willard
製作:2003年/アメリカ/100分
監督:グレン・モーガン
出演:クリスピン・グローバー/ジャッキー・バロウズ

友達もいない孤独な青年ウィラードは、家の地下室で増殖し始めていたねずみを飼うようになり、白いねずみにソクラテス、体格のよい黒ねずみにはベンと名付けていた。ある日、ウィラードはソクラテスとベンを会社に連れて行くが、社長に見つかりソクラテスは殺されてしまう。日ごろより社長から冷たい仕打ちをされていたウィラードは復讐のため、ベンをリーダーとしたねずみの大群を引き連れ、社長のいる会社に向うが・・・。

1971年製作の「ウイラード」のリメイク。内気な青年の、ねずみの大群による復讐劇を描く。基本的には1971年版のストーリーと変わりないが、ラストが異なっていたように思う。あれだけの気持ち悪いねずみを飼っているのだから、主人公のねずみに対する嫌悪感はないはずだが、ソクラテスを異常に愛し、ベンに対して冷たい仕打ちをする理由がイマイチ描けていなかった。主役のウィラードを演じていたのはクリスピン・グローバー。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で主人公の父親役を演じていた俳優だが、チョット変わった人物を演じるには適役のような配役だった。

劇場未公開


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2015-08-23

木更津キャッツアイ 日本シリーズ

★★★
木更津キャッツアイ
鑑賞No:01396
製作:2003年/日本/123分
監督:金子文紀
出演:岡田准一/櫻井翔/酒井若菜/岡田義徳

余命半年を宣告されたぶっさんだが不思議と元気に過ごしていた。21歳最後の夏に木更津で盛大にロックフェスティバルを開くことになり、キャッツのメンバーも氣志團の推薦でラブソングを歌うことに。そんな時、死んだはずのオジーが生き返り大騒ぎになる・・・。

TVシリーズは見ず、先に「ワールドシリーズ」を観ての本作鑑賞となったため、ストーリーが前後しているが、元々ハチャメチャなストーリーなので気にせず楽しめた。癖のある出演者が多く、それぞれの個性を活かした演出となっているし、哀川翔まで出ているのには驚いた。

劇場公開日 2003年11月1日


  1. 邦画-き

2015-08-14

イン・ザ・カット

★★+
イン・ザ・カット
鑑賞No:01386
原題:In the Cut
製作:2003年/アメリカ/119分
監督:ジェーン・カンピオン
出演:メグ・ライアン/マーク・ラファロ

大学講師のフラニーが住む近所で猟奇的な殺人事件が起こる。そしてフラニーは犯人らしき男を目撃していた。やがて彼女のところに刑事マロイが来るが、それを機に彼女の身に危険なことが起こりはじめる。フラニーはマロイと関係を持つ一方、犯人としてマロイを疑うようになる・・・。

ロマンティック・コメディの女王メグ・ライアンがヌードも辞さない体当たり演技を披露した作品。メグ・ライアンのチャレンジ精神(?)は買うが、彼女には相応しいとはいい難い役であり、また作品(ストーリー)自体、今ひとつ魅力のあるものではなかった。製作をニコール・キッドマンが担当しているが、彼女の方がイメージ的に似合う作品のように思えた。

劇場公開日 2004年4月3日


  1. 洋画-い

2015-07-02

リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い

★★+
リーグ・オブ・レジェンド
鑑賞No:01378
原題:The League of Extraordinary Gentlemen
製作:2003年/アメリカ/110分
監督:スティーブン・ノリントン
出演:ショーン・コネリー/ナセールディン・シャー

19世紀末のロンドンで、英国銀行がファントム率いる謎の軍団に襲撃され、古い海上都市の設計図面が盗まれた。世界大戦勃発の危機を感じた英国政府は、冒険家アラン・クォーターメインに阻止を依頼する。そうして、クォーターメインのもとにトム・ソーヤー、ネモ船長、ジキル&ハイド、透明人間ロドニー・スキナーなどが集まってくる・・・。

「ソロモン王の洞窟」、「海底二万海里」、「トム・ソーヤの冒険」などのヒーローが登場するファンタスティック・アクション・アドベンチャー。何となく聞いたような名前のヒーローばかりで全員詳細を知っていたわけではないので、少々わかりづらかった。特にヒーローと俳優が一致するのに時間がかかり、楽しめたのは後半に入ってから。もう少し前半に登場人物の親切な説明が欲しかった。ストーリーは単純で記憶に残るような話ではありませんが、児童文学の好きな子供には受けるかも・・・?

劇場公開日 2003年10月11日


  1. 洋画-り

2014-11-21

キル・ビル Vol.1

★★★★
キル・ビル
鑑賞No:01203
製作:2003年/アメリカ/113分
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ユマ・サーマン/ルーシー・リュー/ダリル・ハンナ

ザ・ブライドは結婚式の最中に、かつて所属していた暗殺団から襲撃を受け、夫と妊娠中の子供を殺されてしまう。奇跡的に一命を取り留めた彼女は、暗殺団とそのボスへの復讐を誓い、伝説の刀鍛冶師を訪ねる。そこで名刀ハットリ・ハンゾウを譲り受けたザ・ブライドは、暗殺団のメンバー5名を血祭りにあげるため、復讐の旅に旅立つ・・・。

作品として評価する際に品格や品質的にはどうかというのはあるかもしれないが、私の評価基準は個人的に面白いか(また観たいか)という一点であり、それによると文句なく面白かったし、ゆえに高評価となる作品である。(B級映画的な位置づけながらA級の面白さ!) 主役のユマ・サーマンもはまり役だったが、終盤の相手役であるルーシー・リューも様になっており、強い印象を残した。女子高生の刺客を演じた栗山千明も彼女らに引けを取らない刺客ぶりを演じていたし、チャンバラ・カンフー・ウェスタンがごちゃ混ぜになった異様な雰囲気にも一種独特な味わいがあった。
  1. 洋画-き

2014-09-21

白いカラス

★★+
白いカラス
鑑賞No:01758
製作:2003年/アメリカ/108分
監督:ロバート・ベントン
出演:ニコール・キッドマン/アンソニー・ホプキンス

コールマンはユダヤ人で初めての古典文学教授だったが、講義中での発言が黒人差別だと批判され、辞職に追い込まれてしまう。その怒りを本にすることで晴らそうと考えたコールマンは作家のネイサンに執筆を依頼するが断られる。だが2人の間には次第に不思議な友情が芽生えていく。そんな頃、コールマンはフォーニアという若い女性と出会い、深い関係に落ちていくが・・・・。

黒人差別と批判された一言の発言で大学から追われるコールマンだったが、何気なく観ていた私には、単に30歳も若い魅惑的な女性と恋に落ちていく初老の男のきっかけとしかみていなかったが、次第に単なる大人の恋物語ではなく、深い黒人問題が題材とされていることに気づく。さらにお互い、人には言えない心の傷を持った者同士が惹かれあい愛し合う物語であることも・・・・。ただ回想シーンをはさんでのストーリー展開は、よく観ていないと混乱するので要注意かも。それでなくても人種問題以外にも、現代のアメリカが抱えるさまざまな問題を凝縮したような映画です。
  1. 洋画-し

2014-08-01

解夏

★★★★
解夏
鑑賞No:02542
製作:2003年/日本/114分
監督:磯村一路
出演:大沢たかお/石田ゆり子/富司純子/松村達雄

“ベーチェット病”と言う難病に冒され、やがて失明すると宣告された小学校教師の隆之。将来を憂い職を辞した彼は、婚約者の陽子にも黙って故郷・長崎へ帰る。だが、それを知った陽子は彼を追って長崎にやって来て、彼の実家に滞在し、論文を書きながら、徐々に視力を失っていく彼との日々を過ごすようになるが・・・・。

いつ失明するかわからないという恐怖に苛まれながら生きなければならないという深刻な病気に冒された青年の話だが、かといって映画自体は暗い感じはしない。それは登場人物に悪い人は一人もおらず、皆、温かく、思いやりのある人ばかりだからだ。そして、それぞれの人が、主人公やその恋人のことを本気で考え、思いやりを見せるがゆえに、辛く悲しく涙を誘うシーンが何度も出てくる。映画を観るまでは「解夏」という言葉の意味がよく分からなかったが、作品の中で説明があって、よくわかった。ただ、ラストは主人公が悟りの境地に達したという感じよりも、正直で素直な気持ちになれたような感じが強く、「解夏」というイメージは薄かった。




  1. 邦画-け

2014-06-27

g@me.

★★★★
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鑑賞No:01820
製作:2003年/日本/105分
監督:井坂聡
出演:藤木直人/仲間由紀恵/石橋凌/宇崎竜童

広告代理店に勤める敏腕クリエーター・佐久間俊介は、今までリーダーとして進めてきた日星自動車のイベント・プロジェクトを、クライアントの副社長・葛城の一声によって潰されてしまう。失意と屈辱を味わった佐久間は葛城の自宅に赴くが、そこで家出をしようとしていた葛城の娘・樹理と出会う。そして葛城から受けた仕打ちを樹理に話したところ、樹理は狂言誘拐を持ちかけてくる・・・・。

東野圭吾原作の「ゲームの名は誘拐」の映画化。狂言誘拐をテーマに、二転三転するストーリー展開には思わずのめりこんでしまった。誘拐・身代金奪取自体はあまりに上手く行きすぎ、リアル感のない感じで観ていたがこれにもちゃんとオチはあった。騙し騙されの繰り返しだが、最後までどんなオチなのか楽しめたのはよかった。犯罪自体もスマートだったが、主演の2人もいかにも現代的でスマートで泥臭さがないため、ここでも現実感という点では実感のない虚構の世界という感の強い映画だった。最初から映画だと割り切ってみれば結構楽しめる。


  1. 邦画-け

2014-05-24

マスター・アンド・コマンダー

★★★+
マスター・アンド・コマンダー
鑑賞No:01723
製作:2003年/アメリカ/139分
監督:ピーター・ウィアー
出演:ラッセル・クロウ/ポール・ベタニー

1805年4月、ブラジル北岸沖を航海中の英国海軍サプライズ号の艦長ジャック・オーブリーに、フランスの私掠船アケロン号の太平洋進出阻止の命令が下される。しかし霧の中から現れたアケロン号に不意を突かれ、サプライズ号は大打撃をくらい、多くのけが人が出てしまう。だがオーブリーは任務と友情の板ばさみになりながらアケロン号を追う・・・・。

英仏の海戦?が主体の映画かと思いきや、それだけではなく、ラッセル・クロウ演じるオーブリー艦長と彼を支えるマチュリン医師の男の友情や、ガラパゴスを舞台にした新種生物の登場、海軍の生活と若い士官たちの活躍など、結構盛りだくさん。海戦以外は割と平穏で多少冗長な感もあるが、特にダーウィンの進化論で有名なガラパゴス諸島を舞台にしたシーンは興味深い。なんでも映画としては初めてガラパゴスを映像化したらしく、その点でも貴重な映像といえる。続編製作に余韻を残す終り方だったが、イマイチ興行的に振るわなかったため、「2」は製作されるか否か?



出演者
ラッセル・クロウ
ポール・ベタニー
マックス・パーキス
ビリー・ボイド
ジェームズ・ダーシー
マックス・ベニッツ
リー・イングルビー

  1. 洋画-ま

2013-02-26

ゴシカ

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01925
製作:2003年/アメリカ/97分
監督:マシュー・カソビッツ
出演:ハル・ベリー/ロバート・ダウニーJr.


ウッドワード女子刑務所の精神科病棟で働く精神科医のミランダは女囚クロエの治療を担当していた。クロエは、自分が悪魔に陵辱され、その悪魔の意志によって義父を殺したと主張していたが、ミランダはそれを信じていなかった。そんなある夜、車で帰宅途中のミランダの前に見知らぬ少女が現れ、危うく轢きそうに。次の瞬間、病室のベッドで目覚めたミラダには夫殺しの容疑がかかっていた・・・。


精神病棟にいる精神患者を相手に治療する理知的な女医が、一転殺人容疑をかけられた精神患者としてどんどん追い込まれていく様を、怪奇・心霊現象を交えながらミステリックに描いていく様子は秀逸で前半の掴みとしてはなかなか良かった。ただその分、ラストはちゃんと納得いく説明があるのか?だけが一抹の不安事項だった。そしてそれは的中してしまう。前半がよかっただけになんとも消化不良感の残る映画。以下ネタばれになるが、まず、ミランダの夫殺しの犯人が判然としない。見る限りミランダの犯行のようだが、謎の部分は皆、心霊現象で解決?したかのように説明がない、不親切な内容。クロエの義父殺しも同様。そして2人とも殺人者でありながら1年後に出所。謎は膨らむばかり・・・。

  1. 洋画-こ

2012-08-19

ソラリス

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02244
製作:2003年/アメリカ/99分
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ジョージ・クルーニー/ジェレミー・デイヴィス


心理学者のクリスは、惑星ソラリスの異変を調査する仕事を依頼される。渡されたビデオに写っていたのは、探査チームのリーダーでクリスの親友、ジバリアンが、困惑し助けを求める姿だった。宇宙ステーション、プロメテウスに足を踏み入れたクリスだが、そこで生き残っているのは科学者のスノーとゴードンだけ。一体何が起こっているのか、2人の話を全く理解できないクリスに、奇怪な現象が起こり始めた・・・・。


オリジナルの「惑星ソラリス」は観ていないが、本作もやはり予想通り難解な作品で、正直よくわからなかった。ただ、自分が同じ立場になったらどういう選択を取るのか考えさせられる映画だった。もし、自分の妻が死んで、その現実を受け入れて現実社会で生き続けるのがいいのか? あるいは虚実ではあれ、実体はなくてもイメージだけでも愛する妻のいる世界で暮らす方がいいのか? 歳を取れば取るほど悩ましい選択であり、しみじみ考えさせられた。

  1. 洋画-そ