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2019-04-02

レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-

★★★★★(5.0)
wレッドクリフ2
鑑賞No:01729
原題:赤壁 決戦天下
製作:2009年/アメリカ、中国、日本、台湾、韓国/144分
監督:ジョン・ウー
出演:トニー・レオン/金城武/チャン・フォンイー/チャン・チェン

連合軍討伐のため遠征していた曹操軍の中で疫病が蔓延していた。そこで曹操は、疫病で亡くなった兵士の死体を連合軍のいる対岸に流し、疫病を感染させようとする。この卑劣な行為に周瑜らは怒りを覚えるが、自軍の兵と民のために劉備は撤退を決意、孔明ひとり戦地に残し去っていった。そんな窮地の中、孔明は3日で10万本の矢を調達すると約束し、周瑜も水上戦に長けた曹操軍の武将二人を排除するといって、互いにその約束を果たす。そしていよいよ三国志最大の合戦“赤壁の戦い”が始まろうとしていた・・・・。

Part I がまさに赤壁の戦い直前で終ったような感じだったので、Part II はその勢いで即決戦かと思いきや、ちょっと後戻りしたような流れになったのでちょっと気を削がれた。でもそんなこともつかの間、曹操軍と連合軍の対峙は徐々に緊張感が高まり、孔明の10万本の矢を調達するエピソードを始め、運命をかけた風向きの変更など、いやが上にも本戦に向けて興奮度が最高潮に達し、身震えするほどだった。さらにこの戦は男たちだけが主役ではなかった。周瑜の妻・小喬や孫権の妹・尚香といった女性たちの愛と勇気がなければ語れない。そして開戦!三国志最大の決戦は、ジョン・ウー監督お得意の迫力ある映像で、本物の戦いを再現したかのようなリアル感で迫ってきた。Part I を観てすぐPart II が観たくなったほど待ち焦がれた映画だったが、その期待を裏切らない傑作となっている。

劇場公開日 2009年4月10日



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2018-05-17

ニセ札

★★★+(3.5)
wニセ札
鑑賞No:01865
製作:2009年/日本/94分
監督:木村祐一
出演:倍償美津子/青木崇高/板倉俊之/木村祐一

新千円札が発行された昭和25年の、とある貧しい小さな村。小学校では子供たちが読む本もない有様だった。そんなある日、小学校の教員、かげ子のもとに、教え子の大津からニセ札作りの計画を持ちかけられる。最初は頑なに断るかげ子だったが、やがて子供たちのために参加することに。製紙や印刷のプロが集まり、ニセ札作りは本格的に始まることに・・・・。

お笑い芸人・木村祐一の長編初監督作品。1951年に起こった実在の事件がモデルになっている。酷評も多いこの作品ですが、同じお笑い芸人の松本人志の初監督作品「大日本人」なんかと比べると内容にしろ、映画撮影に対する姿勢にしろ、全然良かったと思います。もちろん、まだまだ素人監督なので、酷評されるようなツッコミどころも色々とありますが、第一回監督作品としては及第点ではないでしょうか?ただ、実在の事件がモデルというところが興味深いですが、ニセ札作りまでに相当時間をかけた割に、ニセ札が出来てからの展開があっけないほどあっさりしていて、ちょっと拍子抜けしたのが残念だった。

劇場公開日 2009年4月11日



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2018-05-16

アバター

★★★★+(4.5)
wアバター
鑑賞No:01880
原題:Avatar
製作:2009年/アメリカ/162分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン/ゾーイ・サルダナ

下半身不随の元海兵隊兵士ジェイクは、地球から5光年離れた衛星パンドラで実施されているアバー・プロジェクトへの参加を要請された。彼は、パンドラの住人と人間の遺伝子から造られた肉体=アバターに意識を送り込まれ、その星にアバター(分身)として入り込むことができるのだった。そこで彼はパンドラの住人からさまざまな情報を入手することが使命とされるが、やがてネイティリとの運命的な出会いをきっかけに・・・・。

やはり劇場で観るべき映画でした!冒頭の宇宙船内部の映像からしてまさに目の前の出来事のような臨場感。そして舞台の中心であるパンドラの浮かぶ島からの映像は、高所恐怖症の私には足の震えるぐらいの映像でした。最初、どういう設定か、どういう状況か分かりにくい感はありますが、全体的なストーリーは人間VSパンドラの住人という、きわめて単純な構造なので分かりやすいといえば分かりやすいです。「もののけ姫」をパクッたような内容で斬新さはなかったのは残念だけれど、パンドラの世界観はまずまず良くできていたと思う。ただ、映像的には子供にもお薦めだが、内容的にはチョットどうかな?と思われる。人間の醜い欲望、残忍さ、そして戦争の愚かさが描かれているが、描いているだけで有効なメッセージは伝わってこない。結局は人間もパンドラの住人も多くの犠牲者を出してしまうのだから・・・・。それにしても、この映画の効果で、3Dはますますこれからの主流になりそう。

劇場公開日 2009年12月23日



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2018-04-27

シェルター

★★★(3.0)
wシェルター
鑑賞No:02092
原題:Shelter
製作:2009年/アメリカ/112分
監督:マンス・マーリンド/ビョルン・ステイン
出演:ジュリアン・ムーア/ジョナサン・リース・マイヤーズ

3年前に夫を殺された精神分析医のカーラは、ある日、同じ精神分析医の父からデヴィッドという患者を紹介される。そのデヴィッドはカーラの目の前でアダムという人格の持ち主に代わる。解離性同一性障害(多重人格障害)の存在を信じないカーラは、デヴィッドが作為的に演じていると診断し調査を始める。しかし、デヴィッドはすでに25年前に死んでいたことが判明し、さらにデヴィッド、アダムに続いて、ウェス、チャーリーといった人格も現れて・・・・。

多重人格というテーマを扱った心理サスペンスかと思いきや、実はオカルト映画?と思ってしまうような後半の予想外の展開には驚きというか少々落胆した。デヴィッドの人格変身シーンはゾォーとするような姿勢になり、怖さも倍増、展開も読みにくい興味津々な展開だっただけに着地点がちょっと悪すぎたために作品としての完成度が落ちてしまった感は否めなかった。ジョナサン・リース・マイヤーズが解離性同一性障害者(多重人格障害)を好演していただけに残念な作品。

劇場公開日 2010年3月27日



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2018-03-11

ネスト

★★+(2.5)
wネスト
鑑賞No:02107
原題:The New Daughter
製作:2009年/アメリカ/108分
監督:ルイス・A・ベルデホ
出演:ケヴィン・コスナー/イバナ・バケロ

妻と離婚した小説家のジョンは、新たな生活を始めるため、思春期の娘ルイーサと7歳になる息子サムとの3人でサウスカロライナの人里離れた一軒家に引っ越してきた。しかし、娘のルイーサが家の裏にある先住民のものらしい古い塚で遊ぶようになってから一家の周りで不可解な出来事が起こり始める・・・・。

親子愛はそれなりに描かれていて、ケヴィン・コスナーの出演作らしさを垣間見るシーンもあるけど、それにしてもケヴィン・コスナーのような俳優の出る映画?という気持ちが最初から最後まで付きまとった作品。ホラー映画としては、謎めいた展開と次第に盛り上がる恐怖感は常道を行っているが、結局訳が分からず、謎も解明されず(?)、そして何よりも救いがたいラスト。こんな後味の悪い映画を観た後悔と、ケヴィン・コスナー主演作というキャストに騙された感が拭えない作品となってしまった。「アンタッチャブル」や「フィールド・オブ・ドリームス」の頃が改めて懐かしくなった残念なケヴィン・コスナー作品。

劇場公開日 2011年1月22日



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2018-02-23

おと・な・り

★★★(3.0)
wおと・な・り
鑑賞No:01862
製作:2009年/日本/119分
監督:熊澤尚人
出演:岡田准一/麻生久美子/谷村美月/岡田義徳

カメラマンとして忙しい日々を送る聡と、フラワーデザイナーを目指しながら花屋でバイトしている七緒は同じアパートの隣同士で暮らす30歳。二人とも恋人はおらず、二人は一度も顔を合わせたことがなかったが、互いの部屋から聞こえてくる生活音を耳にすることで次第に心を通わせていく・・・・。

自分も都会でアパートの一人暮らしをしていた時期があり、隣にはやはり一度も顔を合わせたことがない女性が住んでいたことから、何か他人事ではない一種共感を持って観てしまった。ただ、中盤までは互いの独立したストーリーが目立ち、係わり合いが少なかったのがちょっと肩透かしだった半面、後半の意外な二人の関係に「えっ!」との思いが強かった作品。自分と二重写しで観ていたため、自分には経験できなかった、見ず知らずのお隣同士のラブストーリーへの発展への期待に少し反していたのが残念だった。それにしてもあれだけ隣の部屋の生活音が聞こえるアパートではおちおち生活できませんね。

劇場公開日 2009年5月16日



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2018-01-31

かずら

★★★+(3.5)
wかずら
鑑賞No:02173
製作:2009年/日本/94分
監督:塚本連平
出演:三村マサカズ/大竹一樹/芦名星/ベンガル

とある田舎町の建設会社に勤める森山茂は家族と平和に暮らす35歳の独身。彼の最大の悩みは若禿で、それがコンプレックスゆえに何事にも積極的になれなかった。ある日、茂は東京転勤を命じられ、東京にやってくる。そこで目に飛び込んできたのはカツラの広告だった。転勤を機に自分を変えようとカツラ会社を訪ねるが、あまりの高額に断念する。そのとき目にしたのが、怪しげな“大和田カツラ”というチラシだった・・・・。

やたらお笑いタレント起用の映画が多い昨今で、その多くはつまらないものも多く、バカバカしさでいえばこの映画も例外ではないが、何故か楽しめた。薄毛の人にとってはとても切実な悩みであり、その悩みを解消することで人生を積極的に生きていこうとする気持ちは大いに分かる気がする。しかし、周りの人は本人が思っているほど気にしておらず、本当に見る目のある人は外見ではなく内面を大切にすることをつくづく知らしめてくれる映画。大竹一樹演じるカツラ屋のアフターサービスの凄さには観ていて拍手喝采。

劇場公開日 2010年1月30日

(予告編なし)

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2018-01-30

アンチクライスト

★★+(2.5)
wアンチクライスト
鑑賞No:02159
原題:Antichrist
製作:2009年/デンマーク・ドイツ・フランスほか/104分
監督:ラース・フォン・トリアー
出演:シャルロット・ゲンズブール/ウィレム・デフォー

セックスの最中に事故で幼い息子を亡くした夫婦。深い悲しみと罪悪感から精神を病んでいく妻を救おうと、セラピストの夫は催眠療法で妻の恐れる場所を聞き出し、そこに連れて行って治療することにする。そこは妻が夏の間、論文を仕上げるために過ごした森の中の山小屋だったが、妻の精神は悪化の一途を辿っていき・・・・・。

第62回カンヌ国際映画祭で過激なエログロ描写が物議を醸した問題作。狂気の妻をシャルロット・ゲンズブールはこの作品で主演女優賞を獲得している。ストーリーは単純ながら、内容は極めて分かりにくい。子供を失った罪悪感は分かるが、それによって崩れていく妻の精神と、その狂気の刃が夫に向けられる過程がどうっも分かりにくく、特に前半部は非常に退屈。そして狂気の後半部に入るが、後半部はエロと凄惨部ばかりで、目を背けたくなるシーンも多い。冒頭からラストまで救いようのない映画で、壮絶な地獄絵図が展開されるので、覚悟して観る必要あり。

劇場公開日 2011年2月26日



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2018-01-21

花のあと

★★★+(3.5)
w花のあと
鑑賞No:02203
製作:2009年/日本/107分
監督:中西健二
出演:北川景子/甲本雅裕/宮尾俊太郎/國村隼

女でありながら男顔負けの剣術の腕を持つ以登は、一度だけ竹刀を交えた海坂藩随一の剣士・江口孫四郎に、一瞬にして熱い恋心を抱く。しかし、以登にも孫四郎にも、ともに家の定めた許嫁がいた。以登はひそかな思いを断ち切って、江戸に留学中の許嫁の帰りを待ち続ける。数か月後、以登のもとに藩命で江戸に向かった孫四郎が自ら命を絶ったという知らせが入る・・・。

主演の北川景子のための映画のようで、その美しさと可憐さを惹き立てながら、女ながら剣の達人でもある以登役を好演していた。一度竹刀を交えただけで一目ぼれする相手の男優は知らない役者だったので、ちょっとインパクトがなかったのが残念だが、普段はそんなに目立たない脇役の多い甲本雅裕が、見た目はパッとしない許嫁だがだんだん頼もしい存在として以登を陰ながら助けていく様は格好良かった。ストーリー的には単純で、特にドンデン返し等意外性はないが、その分判りやすい。

劇場公開日 2010年3月13日



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2018-01-10

KING GAME キングゲーム

★+(1.5)
wKING GAME キングゲーム
鑑賞No:02175
製作:2009年/日本/93分
監督:江川達也
出演:石田卓也/芦名星/窪塚俊介/木村佳乃

ある日突然何者かによって同じ場所に集められ、外部と遮断された状況で王様ゲームを行うはめになった見知らぬ10人の男女。実は彼らはそれぞれ秘密の契約に基づき集められ、自分の本名も目的も明かすことは許されていなかった。やがてゲームが続けられていくうちに王様の要求はエスカレートし・・・・・。

「カイジ 人生逆転ゲーム」や「LIAR GAME The Final Stage」のようなヒット密室ゲームものにあやかったような映画。ただし、過去観た密室ゲームものの中ではダントツで最低な作品。面白くもなく、スリルもなく、ゲーム内容も酷く、オチは何なの?で最後まで観るのも苦痛だった。あとで監督を見ると、江川達也・・・? たまにTVでコメンテイターのようなことをしている人? それで納得。素人監督か。それにしてもちょっとTV出て名前売っただけで、監督づらしてこんなひどい映画を撮るなんて・・・。残念です。

劇場公開日 2010年8月28日



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2017-12-10

ミックマック

★★(2.0)
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鑑賞No:02098
原題:Micmacs A Tire-larigot
製作:2009年/フランス/105分
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
出演:ダニー・ブーン/アンドレ・デュソリエ

レンタルビデオ店で働くバジルは、ある日、発砲事件に巻き込まれて頭に銃弾を受けてしまう。一命は取り留めるが、頭には銃弾が残ったままの状態で仕事も家も失ってしまう。そんなバジルを、ガラクタ修理屋のプラカールは仲間のところに連れて行き、一緒に住むことに。そこにはおかしな人々ばかりが住んでいたが、次第に馴染んでいく。そんな時、バジルの頭に残っている銃弾を作っている会社と、昔父の命を奪った地雷を作っている会社を見かけ、仕返しをしようと考えるが・・・・・。

典型的な日本人なのでアメリカン・ジョークが良く分からず、話題の割には楽しめないハリウッド映画が多いのですが、さらに笑いのセンスが分からないのがヨーロッパ映画。本作はフランス映画で、本国では笑いの要素が詰まっているのかもしれませんが、どうも笑えない映画でした。イタズラ映画と聞いていたので軽いノリで観始めましたが、内容は意外とシリアスで、過激で、重たい内容で、気楽には楽しめませんでした。かといってメッセージ性が強いかといえばそれほどにも感じられず、結局は中途半端な感じの強い作品でした。

劇場公開日 2010年9月4日



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2017-11-24

わたし出すわ

★★★(3.0)
wわたし出すわ
鑑賞No:02113
製作:2009年/日本/110分
監督:森田芳光
出演:小雪/黒谷友香/小澤征悦/小池栄子

突然、故郷に帰ってきた山吹摩耶は、何故か莫大な財を築いていた。そして高校時代に仲の良かった同級生たちに会い、彼らの夢や希望の実現のため、次々と大金を手渡していくのだった。友人たちは勘ぐりながらも、ついその大金を受け取ってしまうが・・・・。

映画そのものに結論や正解を求める映画ではないですね。そもそも謎が多すぎて、結局、何で主人公は莫大なお金を持っているのか? なぜ他人のために多額のお金を惜しげもなく使うのか? それとなく想像させるシーンはあるが、決定的というか納得のいく答えにはなっていない。逆に言えばこの映画は答えを求める映画ではないのかもしれない。登場する男たちはお金を与えられることによってそれなりの幸せを得るが、女たちはそうでもない。どちらかといえば不幸な人生を歩む結果となる。何かよく分からない映画ではあるが、ささやかでも自分で稼いで分相応の生活をするのが一番幸せなのかもしれない。そんなことをふと考える作品。

劇場公開日 2009年10月31日



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2017-11-11

アリス・クリードの失踪

★★★★(4.0)
wアリス・クリードの失踪
鑑賞No:02216
原題:The Disappearance of Alice Creed
製作:2009年/イギリス/101分
監督:J・ブレイクソン
出演:ジェマ・アータートン/エディ・マーサン

刑務所仲間のヴィックとダニーは富豪の娘アリスを誘拐し、この誘拐計画のために準備した人気のないアパートの一室の部屋のベッドに縛り付ける。計画は順調に進むが、ヴィックの留守中に一瞬の隙をつきアリスが反撃して誘拐犯の覆面を取るが、それが元カレのダニーだと知って愕然とする・・・・。

シーンの大半はアリスを監禁したアパートの一室という典型的な密室劇。登場人物もアリスと、誘拐犯2人の合計3人のみ。だからこそ、観る者の緊張感が持続するストーリー展開が必要な設定であるが、大筋では及第点というところか。ただ、この手の映画でどうしても期待してしまうラストの大どんでん返しのようなものは残念ながらなく、ある程度予想できるラストだったのはちょっと残念。

劇場公開日 2011年6月11日



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2016-11-01

ナイト ミュージアム2

★★★
ナイトミュージアム2
鑑賞No:01867
原題:Night at the Museum: Battle of the Smithsonian
製作:2009年/アメリカ/105分
監督:ショーン・レヴィ
出演:ベン・スティラー/エイミー・アダムス

ニューヨーク自然史博物館の元夜警のラリーは、見事に起業家として成功を収めていた。そんな頃、自然史博物館は大規模な展示替えを行おうとしており、不要な展示物はワシントンD.C.のスミソニアン博物館の倉庫に移送されることに。しかし、移送された夜、ミニチュアのカーボーイからラリーにSOSの電話がかかってきて・・・・。

博物館の展示物が動く過程が結構楽しめた前作に比べ、それが当たり前になっている本作は、前作のような新鮮さは薄れ、全体的にドタバタ喜劇の様相が強かったような気がした。歴史上の人物の登場が増え、映画のパロディ的な演出もあってそれなりに楽しめたが、ベン・スティラーがちょっと格好良すぎたので、個人的にはもう少しとぼけた笑いが欲しかった。映像技術は日進月歩の世界なので見ごたえはあるが、内容的には続編(二番煎じ)の難しさを感じざるを得ない作品。

劇場公開日 2009年8月12日



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2015-11-26

母なる証明

★★★
母なる証明
鑑賞No:02735
原題:Mother
製作:2009年/韓国/129分
監督:ポン・ジュノ
出演:キム・ヘジャ/ウォンビン/チン・グ/ユン・ジェムン

貧しいながらも幸せに暮らしていた親子であったが、ある日1人息子が警察に拘束されてしまう。殺人事件の容疑者にされてしまった息子の無実を信じ、孤立無援の母は悲しむ間もなく、たった1人で真相に迫ろうとするのだが・・・・。

この作品をネタばれなしで紹介できるか?殺人罪で逮捕された息子の無実を立証しようと、たった一人で事件の真相を追う母親。母親の必死の努力で真相を突き止め、息子の無罪を晴らすという、ありきたりなストーリーかと思いきや、全然違っていた。どう見ても、息子が犯人ではなくて、それ以外の人物となると、主要人物としては息子の悪友か、母親が懇意にしている刑事ぐらいだが、どちらもそれらしくない。と思っている所に真犯人が!「ええっ、そんなのあり?」と思っていると、真犯人から衝撃の言葉が・・・。終盤の意外な展開に衝撃と結末への興味が一気に膨らむが、なんと盛り上げるだけ盛り上げて、この結末は消化不良感いっぱい。

劇場公開日 2009年10月31日




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2015-05-10

トライアングル 殺人ループ地獄

★★★
トライアングル
鑑賞No:02213
原題:Triangle
製作:2009年/イギリス、オーストラリア/99分
監督:クリストファー・スミス
出演:メリッサ・ジョージ/マイケル・ドーマン

友人とヨット・クルージング中に遭難したジェスは通りがかった客船に乗り込む。しかし、船に潜む覆面の殺人鬼が友人を次々と殺害していく。不意を突いて殺人鬼を海に突き落としたジェスだったが、次の瞬間、ジェスは信じられない光景を目にする。数時間前の自分たちが客船に乗り込んできたのだった。そして、同じように殺人が繰り返されていく・・・・。

この映画、最初は謎の殺人鬼によるスラッシャーホラーのようで、設定・内容的にはありきたりなホラーにみえます。ただ、主題はここにありません。殺人鬼による惨劇が終わると、このストーリーはループするのです。同じシーンの繰り返しが多いので、何度か観ていると多少中だるんできますが、ループしながら徐々に新しい事実が追加され、謎が徐々に解けていくところは結構ドキドキものです。そしてラストの真相とオチ・・・。メジャーではないけれど、なかなかよくできたサスペンスホラー映画です。

劇場公開日 2011年8月6日


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2014-09-30

クローズZERO II

★★★★
クローズZERO2
鑑賞No:01754
製作:2009年/日本/133分
監督:三池崇史
出演:小栗旬/山田孝之/高岡蒼甫/三浦春馬

芹沢軍団に勝ったものの、鈴蘭最強といわれる林田(リンダマン)に手も足も出ない源治。そんなある日、鳳仙学園の生徒とも知らず、源治は手を出してしまう。それは2年前の鈴蘭と鳳仙との抗争後に結ばれた休戦協定の破綻を意味していた。これを機に鳳仙のトップ・鳴海は鈴蘭潰しに動き出す・・・・。

高橋ヒロシ原作の人気コミックを基に実写化した「クローズZERO」の続編。不良の巣窟・鈴蘭高校で、一匹狼から次第にのし上がっていくさまを描いていた前作に比べ、今回は鳳仙学園との対立軸が中心だったため、波のように次々襲ってくる興奮というのは乏しかった。特に前半は源治が妙に冷めた言動も多く、熱くなりきっていないところも原因かと思う。しかしながら、さすがに鳳仙との戦闘に向うあたりから大いに盛り上がってきて、手にも力が入る。ただ、前作で鈴蘭側のキャラクターはよく描かれていたため陣容的に威圧感があったが、鳳仙側のキャラクターは今回あまり描かれていなかったため、人数は多いものの威圧感がなく、映画とはいえ闘う前から勝負は見えていたのは残念。新たな敵キャラクターとして三浦春馬が話題となっていたが、思ったほどストーリーに絡んでこなかったのも残念である。前作に比べ、ポイントを絞った内容になっているが、個人的にはヤクザ関連のストーリーは不要で、その分、鳳仙のキャラクターをもっと描いて対決前の緊張感をさらに高めて欲しかった。しかしながら、全体的には前作同様、我ら中年サラリーマンをも思わず興奮させる映画となっている。それにしてもリンダマンは強い!彼ももっとストーリーに絡ませて欲しかった。
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2014-09-04

旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ

★★★★
旭山動物園物語
鑑賞No:01807
製作:2009年/日本/112分
監督:マキノ雅彦
出演:西田敏行/中村靖日/前田愛/堀内敬子

北海道旭川市の旭山動物園。そこに昆虫好きの青年・吉田が飼育係としてやってきて、滝沢園長ほかベテラン飼育係らに迎え入れられる。しかし、動物園は閑古鳥が鳴く状態で、滝沢園長は動物園を再建すべく奔走していた。そして動物の魅力を解説する“ワンポイントガイド”や夜行性動物を見てもらうために“夜の動物園”を始めるなど、新しい試みで活気を取り戻していくが・・・・。

TVドラマなどでも話題となった「旭山動物園」を題材とした映画だが、ドラマは観たことがなかったので、旭山動物園に関するドラマとしてはこの映画が初めて観るものとなった。それでもマスコミ報道等で大筋は知っていたので新鮮味はないものの、改めて「そういうことか」と納得させられる部分は多々あった。
それにしても日本最北という地理的にも不利な状況下にあって、廃園寸前まで追い込まれた動物園が、あの上野動物園を抜いて入場者数日本一の動物園になるまで復興するという、その関係者の努力とアイデアには頭が下がる。飼育係などの動物園関係者に一癖も二癖もある名脇役を配し、動物だけでなく魅力ある動物園を演出しているが、やはり園長役を演じた西田敏行はまさにはまり役のような役どころで、“旭山動物園”というよりは“旭山動物園長”物語ともいうべき内容になっている。


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2014-07-05

ノウイング

★★★+
ノウイング
鑑賞No:01787
製作:2009年/アメリカ/122分
監督:アレックス・プロヤス
出演:ニコラス・ケイジ/チャンドラー・カンタベリー

マサチューセッツ州の小学校で、50年前に生徒たちが埋めたタイムカプセルが開けられた。中身が児童たちに配られ、少年ケイレブも1枚の紙を受け取る。それはルシンダという少女が書いたものだったが、紙には数字がびっしりと書き込まれていた。大学教授のジョンは息子のケイレブが持ち帰ったその紙を見て興味本位に解析を始めると、その数列の中に9・11同時多発テロなどの世界的な事件・事故を暗示する数字があることを知る。さらにこれから起こると予想される数字もあり・・・・。

「ダ・ヴィンチ・コード」のようなミステリー・サスペンスものかと思って観ていたため、ラストは期待を裏切る終り方で個人的にはモヤモヤ感の残るものとなった。ただ後で世紀末ものと知ると、まぁこんなものかと無理やり納得させられる。結局はミステリアスな部分はすべて誤魔化された感があり(理由を書くとネタバレになるので書きませんが・・・)、どちらかというと地球滅亡に際し人は最後にどんな行動を取るかが描かれていただけのような気もした。(それもざまざまな人ではなく、主人公が・・・という限定的なもの)ただ、映像的にはさすがに迫力があり、飛行機の墜落シーンや地下鉄の脱線シーンなどはCGとはいえ真に迫ってくる。2時間の映画だが、テンポはよいのでアッという間に観終わった感じ。




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2014-04-15

DRAGONBALL EVOLUTION

★+

鑑賞No:01825
製作:2009年/アメリカ/87分
監督:ジェームズ・ウォン
出演:ジャスティン・チャットウィン/エミー・ロッサム


今は亡きおじいちゃんの遺志を受け、世界中にちらばっている7つのドラゴンボールを集めるたびに出ることになった孫悟空。それはドラゴンボールをすべて集めると、どんな願いも叶うというドラゴンボールを狙うピッコロ大魔王の世界征服を阻止するためだった・・・・。


「週刊少年ジャンプ」で連載された、鳥山明の大人気コミックの映画化。ただ個人的にはコミックは読んだことがないので、全く予備知識なく観ることができた。よって変な先入観はなく素直に観れたが、本来の原作が持つイメージや世界観が上手く描かれていたのかどうかは不明(なんとなくの感じでは、コミックとは違ったイメージを受けるが・・・・・)。ストーリーはいたって単純。世界征服を企むピッコロ大魔王の野望を阻止すべく、世界に散らばる7つのドラゴンボールを集める話だが、それ以上のストーリーの広がりはない。敵キャラもピッコロ大魔王とその部下の女一人という、迫力も恐怖もない設定。さらにこの二人、意外と弱い。ラストであの有名なカメハメ波は観ることができたが、ラストもあっけなかった。世界征服といいながら、観ていてもあまりにも狭い世界観・・・・。原作を読まずして、原作には遠く及ばないような感じのする映画だった。ラストの意味深な終り方・・・・、ひょっとして続編作る気なのか?





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2014-03-17

アンダーワールド ビギンズ

★★★

鑑賞No:01838
製作:2009年/アメリカ/90分
監督:パトリック・タトポロス
出演:マイケル・シーン/ビル・ナイ/ローナ・ミトラ


長老ビクターが率いるヴァンパイア族が狼男族から生まれた新たな種族・ライカンを奴隷として支配していた世界。ルシアンはライカンでありながらその能力をビクターに買われ優遇されていた。しかし、ビクターの娘・ソーニャと恋に落ちたため幽閉され、彼は奴隷生活からの脱出とソーニャとの想いを遂げるため、脱獄を図るが・・・・。


シリーズ3作目にして完結編になる本作だが、タイトルの通り、前2作の続編ではなく、前2作につながるヴァンパイアとライカンとの戦いの起源を描いている。もちろん前2作を踏まえて観るとより楽しめると思うが、前2作をあまり知らなくてもそれなりに内容は分かる。構図は単純で、吸血鬼と狼男の争いの中、狼男の男と吸血鬼の女が恋に陥るというまさに古典的なラブ・ストーリーでもある。映像は終始ダークなイメージだが綺麗。ただし残虐なシーンも多くあり、注意して観る必要あり。





  1. 洋画-あ

2014-03-15

96時間

★★★★

鑑賞No:01836
製作:2009年/フランス/93分
監督:ピエール・モレル
出演:リーアム・ニーソン/ファムケ・ヤンセン


激務に追われ過程を顧みなかったことが原因で離婚したブライアンは、前妻と暮らす娘・キムとの絆を取り戻したいと願っていた。そんなある日、友人とパリ旅行に旅立ったキムと電話で話し中、滞在先に突然乱入してきた男たちにキムは拉致されてしまう。電話から聞こえてきた男たちのわずかな情報からブライアンは娘を救出するためにパリに向う・・・・。


あの「シンドラーのリスト」のリーアム・ニーソンが過激なアクションに挑戦した作品とのことで、それを期待して観た。確かにアクションシーンでは頑張っているという印象を強く受けた。このとき57歳。最近のアラカン(アラウンド還暦)は凄いですね。ストーリーは至って単純で分かりやすい。それもそのはず、誘拐された最愛の娘を父親が探し出すというもの。話は単純だが、これが現実に起きたら(自分の身に降りかかったら)、まず探し出すことは不可能だろう。そんな事件内容だが、それを可能にしたのが元CIA工作員という設定。しかし、それにしてもロスなく確実に犯人に迫っていくところはやはり映画。1時間半という長さの中に無駄なく、しっかりまとめられており、スピード感もあって最後まで飽きさせなかった。それにしてもリーアム・ニーソン、過激なアクションが売りといいながら、容赦ない殺し方は凄すぎ!?





  1. 洋画-き

2013-10-24

MW ムウ

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01859
製作:2009年/日本/130分
監督:岩本仁志
出演:玉木宏/山田孝之/石田ゆり子/石橋凌


16年前、ある島で島民全員が虐殺される事件が発生。その事実は政府の手によって闇に葬られるが、実は惨劇を逃れた2人の少年がいた。その一人、エリート銀行員となった結城は16年前の事件関係者に制裁を下す美しき殺人鬼となっていた。そしてもう一人の賀来は神父となるものの、結城の犯罪を黙認し苦悩することに・・・・。


手塚治虫生誕周年を記念して製作された作品。まず何よりも玉木宏演じる殺人鬼・結城の好演が光る。原作は読んでいないので良く分からないが、論評では原作との違いを酷評されているようだが、玉木宏の冷静で冷徹な殺人鬼はピカレスク映画としては及第点だと思う。またその結城を追う刑事を演じていた石橋凌も、歳を取って太めの体型でありながらのアクションシーンはなかなか見事だった。もう一人の主役・山田孝之の存在がやや中途半端な感じでイマイチいつもの存在感が感じられなかったのは残念。ストーリーはいわゆる復讐ものだが、復讐者が主役のこの手の映画であのラストは満足できるものなのか?ラストも山田孝之同様、中途半端感は否めなかった。





  1. 邦画-む

2013-04-26

カイジ 人生逆転ゲーム

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01907
製作:2009年/日本/130分
監督:佐藤東弥
出演:藤原竜也/天海祐希/香川照之/山本太郎


だらだらと無為の日々を送る伊藤カイジは、ある日、悪徳金融会社の女社長・遠藤から友人の借金の肩代わりを迫られる。しかし、抱え込んだ負債を返せないカイジは、遠藤の提案した、たった一夜で借金を帳消しにでき、さらに大金を手にできるかもしれないあるゲームに挑むことに・・・・。


設定自体はありえないことが多く、架空の世界での話のよう。またゲーム自体も、簡単かつありふれたもの。普通ならなんでもないような内容だが、不思議と2時間、惹きつけられドキドキハラハラさせられる。特に最後のゲーム「Eゲーム」は面白かった。単純で分かりやすい内容だったことが、かえって気楽に観れ、ゲームの成り行きに集中できたせいかも。藤原竜也はいつものようにややオーバーな演技だが、脇を固める天海祐希、香川照之、佐藤慶などは役どころにふさわしい演技で映画をより面白くしている。気楽に観る分には結構楽しめる映画。




  1. 邦画-か

2012-11-17

シャッター アイランド

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01971
製作:2009年/アメリカ/138分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ/マーク・ラファロ


ボストンのはるか沖合いに浮かぶ孤島“シャッター アイランド”。1954年9月、荒れる海を越えて、連邦保安官のテディとチャックはシャッター アイランドのアッシュクリフ病院にやってくる。彼らは密室の病室から行方不明になった女性患者の捜査するためにやって来たのだが、テディにはそれ以外に別の目的があった・・・・。


この手のミステリーはやたら分かりにくい展開に持っていくことでミステリアスなイメージを作り出そうとするが、本作は分かりやすい展開にもかかわらず、次々と不可解な謎が浮かび上がり、ワクワクドキドキしながら最後まで興味津々で観ることができた。ラストのオチも途中で何となくそんな雰囲気は感じるものの、解き明かされてみるとそういうことか!と唸らされる。消化不良感の残る作品の多いこの手のミステリーで、満足のいくストーリー展開とラストは久しぶりの感があった。ラストを知った上でもう一度観たい作品。

  1. 洋画-し

2012-10-20

フェーズ6

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01987
製作:2009年/アメリカ/85分
監督:アレックス・パストー/デヴィッド・パストー
出演:クリス・パイン/ルー・テイラー・プッチ


兄ブライアンと弟ダニー、ブライアンの恋人ボビー、ダニーの級友ケイトの4人は、世界中に蔓延する致死率100%ウィルスから逃れるため、人気のない海岸を目指して車を走らせていた。しかし途中で車が故障し、やむなく途中で見かけた感染者親娘の車に同乗するが・・・・。


ある程度、あらすじを読んでから観ないと、最初説明がほとんどないので状況が良く分からず、何の映画か分かりません。予告編を観ると、何かゾンビもの的な感じでしたが、実際はゾンビものではなく、むしろ極限状態に置かれた人間がどうなるかという点に重点を置いているよう。結末に未来は見出せず、悲しいストーリー展開で、観終わっても重苦しい気持ちが残るだけだが、人間の本性やエゴを至る所で垣間見れる映画。残酷で非情な内容だが、いざ自分が同じ立場になったとすると果たして?と考えさせられる。





  1. 洋画-ふ

2012-10-04

誘拐ラプソディー

★★★
シネマ大好き!

鑑賞No:02004
製作:2009年/日本/111分
監督:榊英雄
出演:高橋克典/林遼威/船越英一郎/哀川翔


前科物で数百万円の借金を抱える伊達秀吉は、人生にくたびれて自殺しようとするが、死に切れずにいた。そんなところに家出をしてきた小学生・篠宮伝助が現れる。伝助が金持ちの子どもだと知ると、秀吉は伝助を誘拐して身代金を奪い取ろうと実行に移す。しかし、実は伝助はヤクザの組長の息子で、やがて秀吉はヤクザたちに追われることに・・・。


高橋克典がコミカルな演技全開で終始する誘拐もの。棚からぼた餅的に易々と良家のお坊ちゃんを誘拐できたと喜ぶ、借金まみれの主人公だが、実はヤクザの息子と知り仰天。さらに誘拐するつもりのないのに、さらにその友達も加わり、その子は警官の息子というから笑える。誘拐ものとは言いながら、手口はありきたりの古めかしさ。誘拐された子も人懐っこく悲壮感はなく、誘拐ものというよりはコミカルなロードムービーといった方がよい内容。


  1. 邦画-ゆ

2012-09-10

カムイ外伝

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02019
製作:2009年/日本/120分
監督:崔洋一
出演:松山ケンイチ/小雪/伊藤英明/佐藤浩市


貧しさゆえに忍びの世界に入ったカムイだったが、明け暮れる殺戮の日々に嫌気がさした彼は、この世界から抜け、裏切り者として追われる身となる。そんな中、偶然命を救った漁師の半兵衛一家のもとに身を寄せることとなるが、そこには半兵衛の妻として身を潜めるかつての仲間スガルもいた・・・。


CGを駆使しないと映像化の難しい映画だったかもしれないが、そのCGの多用が却ってリアル感をなくし、さらにはしつこい感じと残忍な映像シーンを強調するだけの作品になってしまったのではないかと思われる。その割りにたとえば伊藤英明が乗っていた船などは作り物アリアリのCGで、最近のCGとしていかがなものだろうか?ストーリーも大して内容のないものがダラダラ続き、イマイチ印象に残りにくいし、結末も後味悪い。原作は読んだことはないが、原作のよさを本当に出しているのか疑問の作品。





  1. 邦画-か

2012-09-01

つむじ風食堂の夜

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02013
製作:2009年/日本/84分
監督:篠原哲雄
出演:八嶋智人/月船さらら/下絛アトム/スネオヘアー


昔懐かしさの残る月舟町にあるアパートに住む人工降雨の先生は、ある日十字路の角にあるつむじ風食堂を訪れる。そこには古本屋のおやじや不思議な帽子屋、イルクーツクに行きたがっている果物屋の青年、売れない舞台女優などの常連がいた。最初は違和感を覚える先生だったが、やがて馴染んでいくうちに・・・・。


個性的な人々が集まる食堂に最初は違和感を覚える主人公の先生だったが、観ている方は最後まで違和感たっぷり。食堂に集まる人々は先生も含め、言ってることがよくわからない。共感も同情もできない内容ばかり。それでいて、ストーリーは単調で変化はなく、何の事件も起こるわけでもない。最近の邦画に多いまったり系のようでもあるが、出来としてはあまりよくない。退屈しのぎに観た映画だが、それにしても残念な映画。八嶋智人主演ではやはり過度の期待はできないか・・・。





  1. 邦画-つ

2012-06-30

川の底からこんにちは

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02059
製作:2009年/日本/112分
監督:石井裕也
出演:満島ひかり/遠藤雅/相原綺羅/岩松了


家を飛び出し、上京して5年経つOLの木村佐和子。過去に4人の男に捨てられ、今は職場の上司で、バツイチ・子持ちの新井健一と付き合っている。そんな時、佐和子の叔父から電話があり、佐和子の父が入院したことを知らされる。そして、佐和子の実家はしじみ工場で、一人娘の佐和子に工場を継ぐように求められ、健一親娘とともに実家に戻るが・・・・。


「しょうがない」が口癖で諦めの人生を送ってきた女性が、父の入院と倒産寸前の実家のしじみ工場の現実を突きつけられ、人生どん詰まりから開き直って孤軍奮闘するドラマ。これが現実だと結構つらい内容だが、主人公の持ち前の性格と軽いタッチの描き方で、あまり深刻には感じられない不思議さがある。主人公役の満島ひかりはあまり馴染みがない女優さんだが、個人的には結構可愛くて、彼女の口から出てくるフレーズ「中の下」ではない(当然「上」でしょう)ので、ちょっとピンとこないところもあった。(最近、こういう設定が多い気がするが・・・)しかし、見た目可愛い女優さんの割りに体当たり演技には感心する。冒頭の腸内洗浄のシーンや肥を担いで畑にウンコを撒いたりとなかなか凄い。後で知ったが、妻夫木聡、深津絵里の「悪人」で殺される女性役もしていたんですね。イメージがまったく違っていて気づきませんでした。これからが楽しみな女優さんです。映画の方も単純に楽しめます。最近軟弱になった男性諸氏に特に観て欲しい、女性のたくましさをつくづく感じる映画です。





  1. 邦画-か

2012-06-10

GAMER ゲーマー

★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02076
製作:2009年/アメリカ/95分
監督:マーク・ネヴェルダイン/ブライアン・テイラー
出演:ジェラルド・バトラー/マイケル・C・ホール


2034年、人々は生身の人間をキャラクターとして操ることができる仮想空間と、そこで繰り広げられる戦闘ゲーム“スレイヤーズ”に熱狂していた。スレイヤーズの人気戦士であり囚人のティルマンは、謎の人物の手引きで脱獄に成功し、ゲームのクリエイター、キャッスルに捕らわれている娘を助けに行くが・・・・。


CGを駆使して近未来のバーチャル社会を斬新的に描いたつもりかも知れないが、はっきり言って最初から最後まで、全然分かんないし、面白くも無い。映像的にも最初は我慢していたが、途中から見苦しく写るだけだし、ともかく途中から観るのも苦痛になるぐらいのストーリーと映像。お金を出してDVDレンタルしたことすら後悔の映画。最新のTVゲームをやりこなせる若い世代には向いているかもしれませんが、おじさん世代には向いてませんね。観る前は面白そうな感じがしてたのにね・・・・。


  1. 洋画-け

2012-05-24

釣りバカ日誌20 ファイナル

★★★
w釣りバカ日誌20
鑑賞No:02025
製作:2009年/日本/118分
監督:朝原雄三
出演:西田敏行/三國連太郎/浅田美代子/松坂慶子

不況の波が鈴木建設にも押し寄せる中、会長として会社の業績不振の責任をとるべく、スーさんこと鈴木会長は無期限の給料全額返還を申し出る。その噂に発奮したハマちゃんこと浜崎伝助は釣り人脈から大型受注を成功させる。そのご褒美として釣り休暇をもらい、スーさんと北海道に釣り旅行に行くことになるが・・・。

シリーズ最後のロケ地は北海道。最終回とはえてしてこんなものだが、今までの作品の余韻に浸るかのような穏やかな内容。特にスーさんは終始物静かで、シリーズ最後となる本作を、出演しながら脇で穏やかに見ているような感じさえ受ける。ラストに至る三途の川のくだりは逆に最終回にふさわしくない低俗なコント仕立てになっていて不満が残るが、ラストの大団円は最終回にふさわしい終わり方で、本当にシリーズ完結を思わせる終わり方。

劇場公開日 2009年12月26日



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  1. 邦画-つ

2012-05-19

バッド・ルーテナント

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02089
製作:2009年/アメリカ/122分
監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
出演:ニコラス・ケイジ/エヴァ・メンデス


ニューオーリンズに巨大ハリケーンが襲来し、警察署が水没するが、署内に置き去りにされた容疑者を救出した功績でマクドノー刑事は警部補に昇進する。表の顔としては一躍正義感の強い刑事となったマクドノーだったが、裏ではギャンブルとドラッグに溺れる毎日で、ドラッグをやるために警察の保管庫から押収ドラッグまで盗んでいた。ある日、不法移民一家5人が惨殺される事件が起こり、マクドノーが捜査の指揮を執ることになるが・・・・。


正義感の強い一面を見せながらも、ギャンブルとドラッグに溺れ、悪徳警官の所業を遺憾なく(?)発揮している裏の顔を持つマグドノー刑事をニコラス・ケイジが好演している。この好演が俳優としての素質から来ていればいいが、最近、家庭内暴力でニコラス・ケイジが逮捕されたという報道を聞いていたので、あるいは地か?と思ったりもした。ストーリーは、一家5人惨殺事件を追う傍ら、ギャンブルのお金やドラッグを入手するため、警察官という立場を悪用して違法な行為を次々と犯していくさまを描いている。ただ、あまりにも場当たり的で哀れにも見えるマクドノー刑事の行動はやや滑稽。こんな悪行が長続きするわけないのだが、落としどころはどうするのかな?と思いながら観ていると意外な終り方に・・・・。こんな終り方で本当にいいの?と疑問の残る作品。

  1. 洋画-は

2012-04-28

君と歩こう

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02136
製作:2009年/日本/90分
監督:石井裕也
出演:目黒真希/森岡龍/吉谷彩子/渡部駿太


とある片田舎の高校で英語教師をしている34歳の明美は、教え子の男子高校生ノリオの不幸な境遇に同情し、2人で駆け落ちする。東京のアパートで同居生活を始めた2人だったが、生活は苦しく、明美はジムとエステに通っていると嘘をついてカラオケ店でアルバイトを始めるが・・・。


少なくとも私は出演者の1人も知らない、全く無名の俳優だらけの映画。演技も上手くないし、効果音やバックミュージックは大きいのに声は小さく聞き取りにくい。とてもメジャーな作品とはいえないが、何か不思議な世界観と印象が残る作品。イマイチ、駆け落ちした動機も分からないし、この二人の関係も微妙で、リアル感はない。目的も将来展望も何もない駆け落ち生活の中で触れ合う人々もなんか変。駆け落ち、自殺、離婚、学生妊娠・・・などなど、とかく重いテーマになりそうな事柄があまり重く感じられず、軽いタッチで描かれている。とにかく評価の難しい作品で、決して面白い映画ではないが、何か引っかかる作品です。


  1. 邦画-き

2012-03-06

築城せよ!

★★+
シネマ大好き!


鑑賞No:01863
製作:2009年/日本/120分
監督:古波津陽
出演:片岡愛之助/海老瀬はな/江守徹/阿藤快


町興しのために城を復元して観光客を呼び込もうとする住民と、工場を建設して雇用を増やし町を発展させようとする町長たち役場の人間が対立する猿投町。そんなある夜、城を復元しようとしている遺跡発掘現場で3人の





  1. 邦画-ち

2012-02-20

10億

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02125
製作:2009年/韓国/114分
監督:チョ・ミノ
出演:パク・ヘイル/パク・ヒスン/シン・ミナ


優勝賞金10億ウォンというサバイバル・ゲームに参加した男女8人。参加者はそのゲームの目的も知らされないまま、1日1名づつが脱落するというルールの熾烈なゲームが開始される。やがて、脱落者はディレクターのチャンによって容赦なく殺されることを目の当たりにした彼らは、このゲームが生死をかけたサバイバル・ゲームであることを身を持って知らされるが・・・・。


10億ウォンといわれてもどれくらいか分からなかったが、円換算すると約7,500万円弱のよう。サバイバル・ゲーム自体は何とも単純でパッとしないが、大金の代償として命が引換えとなると、ゲームのたびに緊迫感は高まる。ただ、標的とされた8人の集め方やディレクター1人の仕掛けにしては壮大で、想定内で物事が進むにはかなり現実的ではないシーンも多く、やたらツッコミどころが目立つ作品ではある。





  1. 洋画-し