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2012-06-24

モテキ

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02233
製作:2011年/日本/118分
監督:大根仁
出演:森山未來/長澤まさみ/麻生久美子/仲里依紗


31歳の藤本幸世は、派遣会社を卒業しニュースサイトのライター職として新しい生活を踏み出そうとしているが、女性との新しい出会いもないまま日々過ぎていた。だがある日突然、“モテキ”が訪れる。雑誌編集者のみゆき、年上OLのるみ子、ガールズバーの愛、先輩社員の素子という、まったくタイプの異なる4人の美女の間で揺れ動く幸世だったが・・・。


森山未來演じる藤本を巡って4人の女性たちとのラブストーリーを描いているが、その中心で断然たる存在感を出していたのが長澤まさみ。この映画で再ブレイクというか女優として新境地を開き、一気に注目を浴びるようになった男心をくすぐる可愛さと、大胆なちょいエロさは見もの。そのキュートさの最たるシーンで有名になった、飲み会での帰り際の「ドロンします。しゅしゅしゅしゅしゅ」は最高。この映画に賭けたと思われる長澤まさみ必見の映画。





  1. 邦画-も

2012-05-12

ステキな金縛り

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02251
製作:2011年/日本/142分
監督:三谷幸喜
出演: 深津絵里/西田敏行/阿部寛/中井貴一


資産家の妻が殺され、夫が容疑者として逮捕されるが、彼は事件当夜、旅館で落ち武者の幽霊にのしかかられ、金縛りにあっていたと証言する。この事件を任された、失敗続きの三流弁護士・宝生エミはその旅館を訪れ、更科六兵衛という落ち武者の幽霊に遭遇。彼を証人として法廷に引っ張り出すが・・・・。


三谷映画常連の俳優が今回も大勢出演した豪華キャスト作品。今回は法廷モノだが、重要な証人が落ち武者の幽霊という、これまでにない趣の違う作品となっている。そのため、前半のつかみは少し悪く、三谷作品らしさがないような気もしたが、法廷シーンに入ってからは、三谷監督らしさが遺憾なく発揮されてくる。そのメインを支えているのが、監督からアドリブを許された、落ち武者役の西田敏行の演技。幽霊と言っても全然怖くなく、むしろ滑稽で可愛げな落ち武者・更科六兵衛に親しみを感じる。相変わらず小ネタは多く散りばめられているようだが、「ザ・マジックアワー」で主役の村田大樹役を演じた佐藤浩市が同じ役で出演しているのはうれしい。





  1. 邦画-す

2012-05-06

ヒューゴの不思議な発明

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02229
製作:2011年/アメリカ/126分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:エイサ・バターフィールド/クロエ・グレース・モレッツ


1930年代のフランス・パリ。父を火事で失ない、ひとりぼっちとなったヒューゴは、駅の時計台に隠れ住み、駅の時計のネジを巻いて毎日を過ごしていた。ある日、彼は駅の中の玩具店で玩具を盗もうとし、店主のジョルジュに見つかってしまい、父の遺品である手帳を取り上げられてしまう。その手帳には、父がヒューゴに遺した機械人形の修理方法が書かれていたため、彼は手帳を取り返すべく、ジョルジュの養女・イザベルに協力を頼むが・・・。


マーティン・スコセッシ監督と言うと伝記ものや重厚な人間ドラマの作品という印象が強く、こんなファンタジー映画も作るのか?と思ったほど。第84回アカデミー賞でも最多11部門にノミネートされ、本命作品のような印象もあったが、ふたを開けてみると、撮影賞、美術賞、視覚効果賞といったビジュアル的な賞のみ受賞しただけで、作品賞ほか主要賞は逃している。まさに作品の評価としてはアカデミー賞が如実に表しており、映像的には非常に美しく、ファンタジックな世界を見事に表現していた。ただ内容的には、やや陳腐なもので、感動的になるシーンもほとんどなく、アカデミー賞を獲るにはちょっとハードルが高いような気がした。





  1. 洋画-ひ

2012-05-05

TIME/タイム

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02228
製作:2011年/アメリカ/109分
監督:アンドリュー・ニコル
出演:ジャスティン・ティンバーレイク/アマンダ・セイフライド


科学の進歩により、すべての人間の成長が25歳で止まり、そこから先は左腕に埋め込まれた体内時計「ボディ・クロック」が示す余命時間だけ生きることができる近未来。貧困層には余命時間が23時間しかないが、富裕層は永遠にも近い時間を手にする格差社会が生まれていた。ある日、富裕層の男から膨大な寿命を譲り受けた貧困層のウィルは時間のシステムの真実を知るため、富裕ゾーンに潜入するが・・・・。


これは予告編でとても興味をそそられる作品だったので、期待が大きかっただけに観終わった後の落胆も大きかった。そもそも、この近未来のシステムが解りにくく、観ていてもだんだん興味が失せていくようなストーリー展開には辟易した。時間に追われる緊迫感はあるものの、主人公は死なないという暗黙の前提があるため、時間の進行が現実性がなくても真の緊迫感がないため、リアリティが感じられず、大テーマである“TIME”が活きていないような気がした。


  1. 洋画-た

2012-04-23

あしたのジョー (2011年版)

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02131
製作:2011年/日本/131分
監督:曽利文彦
出演:山下智久/香川照之/伊勢谷友介/香里奈


東京の下町で、矢吹丈は元ボクサーの丹下段平にボクサーとしてのセンスを見出される。しかし、問題を起こしたジョーは少年院に収監される。そこで、プロボクサー・力石徹と運命の出会いを果たしたジョー。やがて少年院を出た二人は、ボクサーとしてそれぞれ登りつめていくが、力石は世界戦を前にジョーとの決着を望む。しかし、ウエイト差が対決の障害となっていたため、力石は過酷な減量をはかり、ついに2人は宿命の対決に挑む・・・・。


言わずと知れた日本漫画史上の傑作であり、ボクシング漫画の金字塔といえる「あしたのジョー」の実写版。アニメ版同様、宿命のライバル・力石徹との対決を軸に描かれている。原作本もTVアニメも全て見切っている者にとってはたった2時間の映画では物足らなさが残るだけだが、映画としいて描くにはこれが限界か!? どうしても最初はアニメとの違和感は感じぜらるは得なかったが、それでも観ていると、山下智久の矢吹丈、伊勢谷友介の力石徹のキャスティングはなかなか良かった。また、彼らのこの映画に賭けた肉体改造も見もの。そして彼らにも増してはまっていたのが香川照之の丹下段平。もはや本人のイメージは完全に消し去って、丹下段平になりきっている俳優魂には脱帽。ストップモーションを多用しているのは一見効果的でもあったが、ややスピード感を失っていてその点は残念。


  1. 邦画-あ

2012-04-09

小川の辺

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02243
製作:2011年/日本/104分
監督:篠原哲雄
出演:東山紀之/菊地凛子/勝地涼/片岡愛之助


海坂藩士、戌井朔之助は直心流の使い手としての腕を買われて、家老の助川から、ある藩命を受ける。それは、親友である佐久間森衛を討つことだった。藩主への上書によって藩の農政を痛烈に批判した佐久間は、謹慎処分を受けた後、妻の田鶴を連れて脱藩していたのだ。朔之助が受けた藩命は、佐久間に対する裁きだったが、佐久間の妻・田鶴は朔之助の妹であり、朔之助の心は揺れるのだった・・・。


あまりにも単純なストーリーにも拘らず、あまりにも単調に淡々と描かれており、盛り上がりに欠ける作品。親友や妹と斬り合いをしなければならないという主人公の苦悩も、今一つ二人との関係の深さが描かれていない分、悲壮感が伝わってこない。結局結末もホッと胸をなでおろし、正義が貫かれるというものではなく、あまりにも現実的で映画的にはチョット落胆した。映画化した意味のよく分からない作品。





  1. 邦画-お

2012-03-31

岳 -ガク-

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02182
製作:2011年/日本/126分
監督:片山修
出演:小栗旬/長澤まさみ/佐々木蔵之介/石田卓也


島崎三歩は世界の名峰を踏破してきた、山をこよなく愛する山岳救助ボランティア。そんな三歩の暮らす山に、北部警察署山岳救助隊に配属されたばかりの椎名久美がやってくる。久美は猛者ばかりの先輩たちに負けまいと必死だったが、空回りしてばかりだった。それでも三歩から技術や心得を学び、着実に成長していた。冬に入り、多重遭難が発生。遭難した父娘の救助に向かった久美は、娘を救出するものの、父親を助けようとしてクレパスに閉じ込められてしまう・・・・。


ストーリー的にはベタな内容だが、山岳モノとしてはこんなストーリーになっちゃうのかなといった感じの映画。最近はクールな感じのイメージが強かった小栗旬が、本作では予想に反して、ちょっとおどけた、フランクな感じの青年を好演しており、正義感丸出しでやる気満々の長澤まさみとは対照的だったのが興味深い。山を知り尽くした三歩だが、町に出ると方向音痴という設定も面白い。どこまでが実写で、どこまでが特撮・CGかはよくわかりませんが、実際に冬の穂高岳でロケを行ったそうで、過酷な撮影だったことは想像に難くなく、その迫力と緊張感は映像によく表れている。





  1. 邦画-か

2012-03-29

プリンセス トヨトミ

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02184
製作:2011年/日本/119分
監督:鈴木雅之
出演:堤真一/綾瀬はるか/岡田将生/中井貴一


会計検査院の調査官、松平・旭・鳥居の3人が、東京から大阪にやってきた。彼らは大阪府庁など実地調査を順調に進めていくが、財団法人OJOの調査で、チームリーダーの松平は不思議な違和感を覚える。というのも、調査自体は問題なく終わったのだったが、調査終了後、OJO近くのお好み焼き屋「太閤」で休憩中、忘れ物を思い出した松平はOJOに戻ると、社員全員消えていたためだった・・・・。


1615年の大阪夏の陣で徳川家によって根絶やしにされたとされる豊臣家の末裔が今も生き続け、それを大阪人が代々守り続けているというのがストーリーの中心。死んだはずの人間が実は生きていたといのは歴史でよくある伝説話だからこれも珍しくはないが、それを大阪人みんなで代々守り続けているという設定は少し無理がありましたね。そしてそれが謎の核心だったということで、それ以上でもそれ以下でもなかったのは、少し期待しすぎたのかもしれませんが少々肩透かしを食らった感は否めませんでした。ただ、親子(父と息子)の話は、ちょっとジ~ンとくるところもあり、機会あれば一度息子とじっくり話をしてみたくなりました。あと、歴史好きの人にはそれなりに楽しめるのかもしれません。会計検査院として大阪国(大阪城)を攻める松平は徳川家康の若き頃の姓だし、原作では女性の設定だった旭は、家康の正室の名、鳥居も家康の家臣の名から取ったものでしょう。迎える豊臣方でいえば、真田はもちろん真田幸村、謎のプリンセス・茶子は淀殿の本名・茶々から取ったものと考えられます。そのほか、蜂須賀や長宗我部といった名も出てきますし、お好み焼き屋の名前も「太閤」(豊臣秀吉のこと)と、名前にまつわる設定は歴史好きにはたまらないかもしれません。





  1. 邦画-ふ

2012-03-04

ドラゴン・タトゥーの女

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02231
製作:2011年/アメリカ/158分
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ダニエル・クレイグ/ルーニー・マーラ


汚職事件の記事を巡る名誉棄損裁判で敗訴した記者ミカエル。そんな彼のもとに、大財閥の元会長ヘンリックからある依頼が舞い込む。それは40年前に起きた、彼が最も可愛がっていた、兄の孫娘ハリエットの失踪事件の謎を解くことだった。やがて、ミカエルの助手として風変わりな天才ハッカー、リスベットが加わり、一族の忌まわしい過去を暴いていくことに・・・・。


前半は、フィンチャー独特の世界観と映像に惹きこまれたが、中盤からやや中だるみを感じる映画だった。はじめはストーリーも分かりやすい上、ミカエルとリスベットを交互に描く構成も興味深かったが、一族の過去を探り出してからは一族の色んな名前が出てきて混乱し始めたのもあるし、長尺の割に思ったほどのストーリーの起伏がなかったためだろうか?また、タイトルが示す「ドラゴン・タトゥーの女」はリスベットだが、本来主役であってもいいような彼女のことがあまり描き切れていなかったのはちょっと残念(特にドラゴン・タトゥーについて)。ただ、彼女の大胆ともいうべき、体当たり演技には拍手。グロいシーンもあるので鑑賞にはご注意。





  1. 洋画-と

2012-02-28

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02250
製作:2011年/イギリス/101分
監督:オリヴァー・パーカー
出演:ローワン・アトキンソン/ジリアン・アンダーソン


一時は諜報機関M17のエースとなった敏腕スパイ、ジョニー・イングリッシュはモザンビークでの任務でヘマをしたことからチベットの僧院に引きこもり修行の日々を送っていた。そんな折、イングリッシュはM17から新たなミッションの要請を受ける。それは、英中首脳会談に出席予定の中国首相に暗殺の動きがあるため、その情報収集と暗殺を阻止することだった・・・。


ローワン・アトキンソンの真価が発揮されるのはTVシリーズの「Mr.ビーン」だけというのを改めて認識させられる映画。劇場版の「Mr.ビーン」もそうだったが、映画ではあまりパッとしないのは彼だけのせいではないかもしれないが、ストーリーも陳腐で、ちりばめられたギャグもほとんど笑えないモノだった。全体的にコメディに徹していなくて、半ばマジメ、半ばギャグといった中途半端さも作品全体インパクトがなく、笑えないものになってしまったのかもしれない。





  1. 洋画-し

2012-02-25

うさぎドロップ

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02227
製作:2011年/日本/114分
監督:SABU
出演:松山ケンイチ/香里奈/芦田愛菜/桐谷美玲


27歳で独身サラリーマンの大吉は祖父の葬儀に訪れた実家で、祖父の隠し子りんと出会う。わずか6歳の少女の引き取り手はなく、親戚中から邪魔なお荷物扱いされるのに怒りを覚えた大吉は、両親や妹の反対を押し切ってりんをひとり暮らしの借家へ連れ帰る。そして、保育園探しに始まり、残業のない部署への異動や、おねしょ対策までりんのために尽くす大吉に、りんも心を開いてゆく・・・・。


いま話題のイクメンをテーマにした映画で、これまた今年の顔ともいえるNHK大河ドラマの主役も演じている松山ケンイチが主役を演じている。ただ、役どころのせいもあるのかもしれないが、熱演している割には妙に素人っぽさが気になる演技だった。それだけに、子役の芦田愛菜の自然だが堂々とした演技はとても光っていた。イクメン部分はほのぼのとしたシーンが中心で観ていて気持ちよかったが、りんの母親の言動には納得が行かないまま終わったのがチョット残念だった。あと、ちょっと衝撃だったのは、心が通じ合ったかに思えた大吉とりんだったが、親子にはなりたくないという、りんの正直な言葉に複雑な感情が走る作品だった。いずれにしても子育ては大変ですね。





  1. 邦画-う