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2018-01-09

クレイジー・ナイン

★+(1.5)
wクレイジー・ナイン
鑑賞No:02884
原題:老笠 Robbery
製作:2015年/香港/92分
監督:ファイア・リー
出演:デレク・ツァン/J・アリエ/ラム・シュー

金も彼女も居場所もない青年ラウは、偶然立ち寄ったコンビニで求人のビラを見かけ、応募してみたところ即採用される。イヤミな店長から小言を浴びせられても全く気にしないラウは、売り物のコンドームに穴を開けたりサンドイッチにイタズラしたりとやりたい放題。やがて、ラウがイタズラしたサンドイッチを購入した老人が戻ってきて、返品を要求する。返品に応じないばかりかクレーマー扱いする店長に怒りを爆発させた老人は、驚くべき行動に出る・・・・。

まだこんなひどい映画があったのか?とびっくりさせられた作品。香港映画だから仕方ないか、と言ってしまえばそれまでだが、ストーリーはハチャメチャと言うか、無いに等しいし、グロシーンは満載で観ていて気分が悪くなりそう。一見シリアスな内容のようで実はコメディなのだろうけど、全く笑えない。ともかく全編通してエログロなので笑いに直結しない。久しぶりに観た最低映画の作品の一つとなった。

劇場公開日 2017年2月25日



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2017-11-13

ヘイトフル・エイト

★★★★(4.0)
wヘイトフル・エイト

鑑賞No:02877
原題:The Hateful Eight
製作:2015年/アメリカ/168分
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:サミュエル・L・ジャクソン/カート・ラッセル

雪が降りしきる中で馬を失った賞金稼ぎマーキスは、同じ稼業であるジョンと彼が捕らえたデイジーを乗せた駅馬車に同乗する。途中で保安官を名乗るクリスを拾った馬車は、猛吹雪から避難するためにミニーの紳士洋品店へ。メキシコ人の店番ボブや怪しげな絞首刑執行人オズワルドなどの存在にジョンが強い警戒心を抱く中で、事件が起こる・・・・。

クエンティン・タランティーノ監督の長編第8作で、大雪のため閉ざされたロッジで繰り広げられる密室ミステリーを描いた西部劇。密室となったミニーの紳士用品店内で繰り広げられるミステリーが主題だが、ともかく全体が長く、にも拘らず、まず、ミニーの紳士服店に入るまでが長い。そもそも予備知識なしで観ているので、どんな映画なのかを掴むのに少し時間を要すかと思いきや、少しどころか、どこまで観てもどんな映画なのか、どんな展開なのかが分からない。特にミニーの店に入るまでの馬車シーンでは先が全く読めず、かといってテンポは遅いので、少し退屈ではある。ただし、ミニーの店に入ってからは展開が急。さらに先が読めないまま、容赦ないバイオレンスシーンが次々と展開する中、徐々に明らかになっていく事実に完全に虜になって目が離せない。そして最後は謎解きの章で、すべてが明らかになり、モヤモヤ感が解消される見事な構成。グロいシーン満載なので、嫌いな方は観ない方がよいかもしれないが、内容的にはタランティーノ監督らしい出来である。

劇場公開日 2016年2月27日



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2016-11-30

二重生活

★★★
二重生活
鑑賞No:02826
製作:2015年/日本/126分
監督:岸善幸
出演:門脇麦/長谷川博己/菅田将暉/リリー・フランキー

大学院の哲学科に通う珠は、担当教授のすすめから、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する「哲学的尾行」を実践することとなる。最初は尾行という行為に戸惑いを感じる珠だったが、たまたま近所に住む石坂の姿を目にし、石坂の姿を追う。一軒家に美しい妻と娘と暮らす石坂を、珠が尾行する日々が始まった・・・・。

直木賞作家・小池真理子の同名小説の映画化。はっきり言ってよく分からない映画。分かるためには、主人公がどうしても書きたくて、担当教授からも傑作と言われた論文を読んでみなければ分からない気がした。そもそも「哲学的尾行」(理由のない尾行)って何?たとえ理由がなくてもやはりこれはストーカー行為ではないの?必ずしも主人公の責ではないとは思うけど、尾行対象の不倫が発覚し、自殺未遂にまで発展する。悪いのは尾行対象の男だろうし、直接的な発覚原因は近所のおばさんのチクリだろうが、大学論文のテーマのため、尾行を推奨する教授も変で、違和感ある内容だった。むしろ興味深かったのはサイドストーリー的な教授と雇われ妻の、死期が近い教授の母親の前での夫婦演技の方がよりジーンときた。

劇場公開日 2016年6月25日



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2016-10-11

俳優 亀岡拓次

★★★
俳優 亀岡拓次
鑑賞No:02810
製作:2015年/日本/123分
監督:横浜聡子
出演:安田顕/麻生久美子/宇野祥平/新井浩文

映画やテレビでよく見かけるが、作品名や本人の名前もすぐにはパッと浮かばない。そんな脇役俳優として活躍する亀岡拓次。泥棒やチンピラ、ホームレスと演じた役は数知れず、大作から自主映画まで、声がかかればどんな役でも応じる亀岡は、監督たちに重宝される俳優だった。お酒が趣味で、撮影現場と酒場を行き来する毎日を送っていた亀岡は、ある時、居酒屋の女将に恋をしてしまう・・・・。

名前まではよく覚えていないが、バイプレイヤーあるいはそこまでいかないチョイ役だけれでも、どの作品にも出ているのではと思ってしまうほど数多くの作品に出演し、しかも決まった役柄ではなく、何でも難なくこなす器用さをもった俳優。これは現実にもあること。さらに最近はこういった俳優に割とスポットライトが当たり、急にレギュラー出演したり、主演・助演級の抜擢されたりといったことも多々ある。そこには下積み時代に培った演技力や、監督・スタッフに愛される人柄などにもよるものと思われるが、この作品はそうした俳優の代表として描かれている感じがした。本作は決して早急に進まず、主人公の俳優人生のごとく緩やかに進むゆえ、後半はややだれる嫌いはある。

劇場公開日 2016年1月30日



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2016-08-22

はなちゃんのみそ汁

★★★+
はなちゃんのみそ汁
鑑賞No:02798
製作:2015年/日本/118分
監督:阿久根知昭
出演:広末涼子/滝藤賢一/一青窈/紺野まひる

乳がんを宣告され、不安におびえる恋人の千恵にやさしく寄り添い、夫婦となった千恵と信吾。抗がん剤治療の影響や、がん再発リスクなどの不安を抱える中、無事に娘を出産した千恵だったが、再び病魔に襲われる。余命がわずかであることを覚悟した千恵は、自分がいなくなっても娘のはなが「独りで生きていける力」を与えようと、料理や家事の大切さを娘に教えはじめ、当時4歳のはなに、鰹節を削るところから始まるみそ汁の作り方を伝授する・・・・。

乳がんのため33歳で死去した安武千恵の闘病生活と、その最中に産まれた娘のはな、夫の信吾の生活を綴ったブログ「早寝早起き玄米生活」を書籍化した「はなちゃんのみそ汁」の映画化。闘病生活を描いているので全体的に暗く重い内容かと思ったが、闘病生活そのものよりも、努めて明るく振る舞う千恵とその家族、そして死を悟ったからこそ、自分の死後、娘のために何をしてあげれるかを考え、余命をそれに費やすことで生きる糧とした千恵の姿に涙が誘われます。広末涼子の表面は明るく、それでいて内面では死の恐怖と幼い娘を残して死んでいく不安・哀しみを併せ持つ演技を見事に演じています。

劇場公開日 2015年12月19日



(キャスト一覧)
広末涼子(安武千恵)
滝藤賢一(安武信吾)
一青窈(松永志保)
紺野まひる(吉村奈津子)
原田貴和子(片桐医師)
春風ひとみ(吉田由布子)
遼河はるひ(吉田由季)
赤松えみな(安武はな)
平泉成(松永和則)
木村理恵(松永喜美子)
北見敏之(安武信義)
高畑淳子(安武美登里)
鶴見辰吾(加山医師)
赤井英和(松尾陽一)
古谷一行(伊藤源十)


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2016-08-14

杉原千畝 スギハラチウネ

★★★★
杉原千畝 スギハラチウネ
鑑賞No:02800
製作:2015年/日本/139分
監督:チェリン・グラック
出演:唐沢寿明/小雪/小日向文世/塚本高史

堪能な語学と豊富な知識を駆使し、インテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)として世界各国で諜報活動に携わった杉原千畝は、1939年、リトアニアの日本領事館に赴任。自ら構築した一大諜報網をもって混乱する世界情勢を分析し、日本に情報を送り続けていた。その一方で、日本政府の命令に背いてナチスに迫害されたユダヤ難民に日本通過のビザを発給するが・・・・。

第二次世界大戦時に、ナチスに迫害されたユダヤ難民にビザを発給して6000人の命を救い、「日本のシンドラー」と呼ばれた杉原千畝の半生を描いている。杉原千畝の名はかろうじて知っていたが、どんな人物で、具体的にどうやってユダヤ難民を救ったのかまでは知らなかった。そんな人のためには、分かりやすい作品になっている。この映画を観れば、ユダヤ難民の大量救出の顛末はよく分かる。ただ、この事件?のことは分かるが、杉原千畝自身は思ったほど描かれてはいない。なぜ彼はこんな大胆で危険な行為を命がけでしたのか?イマイチ彼という人物がよく分からない。そこらへんをもっと詳しく描けていればもっと名作になっていたかもしれない作品。

劇場公開日 2015年12月5日



(キャスト一覧)
唐沢寿明(杉原千畝)
小雪(杉原幸子)
小日向文世(大島浩)
塚本高史(南川欽吾)
濱田岳(大迫辰雄)
二階堂智(根井三郎)
板尾創路(菊池静男)
滝藤賢一(関満一朗)
石橋凌(大橋忠一)
ボリス・スジック(ペシュ)
アグニェシュカ・グロホウスカ(イリーナ)
ミハウ・ジュラフスキ(ニシェリ)
ツェザリ・ウカシェビチ(グッジェ)
アンナ・グリチェビチ(ユダヤ人母)
ズビグニェフ・ザマホフスキ(ガノール社長)
アンジェイ・ブルメンフェルド(ローゼンタール)
ベナンティ・ノスル(ヤン・ズバルテンディク)
マチェイ・ザコシチェルニ(マラット)


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2016-07-11

虹蛇と眠る女

★★+虹蛇と眠る女
鑑賞No:02803
原題:Strangerland
製作:2015年/オーストラリア、アイルランド/111分
監督:キム・ファラント
出演:ニコール・キッドマン/ジョセフ・ファインズ

砂漠地帯の小さな街に引っ越して来たマシューとキャサリン夫婦。ある満月の晩、彼らの子どもたちが突如として姿を消してしまう。地元のベテラン警官レイらが捜索を開始するが、手がかりは全く見つからず、やがて夫婦に疑惑の目が向けられるように。次第に神経をすり減らしていったキャサリンは、先住民族アボリジニに語り継がれる神話「虹蛇の伝説」を知り・・・・。

子供たちが謎の失踪をし、その両親が必死で捜索するという、単純なストーリー。ただ、なぜ失踪したのか、誰が連れ去ったのか、生きているのか殺されたのか、さらにこの土地に語り継がれているこれまた謎の「虹蛇の伝説」といった具合に、単純な失踪・捜索劇ながら、前半はそれなりに盛り上げてくれる。ところが中盤からは中だるみが始まり、テンポは遅く、ストーリー内容まで停滞する始末。そして、唐突な弟の発見があるものの謎は解明せず、姉は結局みつからず、何故という謎はまったく解明されずになんとエンディングに突入してしまい、あっけにとられた作品。映画タイトルにもある「虹蛇の伝説」は説明もほとんどなければ、この失踪事件の関連性も感じられない、何ともひどい脚本に呆れてしまった。唯一の救いは、母国オーストラリアでの主演ということで、ヌードも辞さない身体を張った演技ぐらいだろうか。

劇場公開日 2016年2月27日



(キャスト一覧)
ニコール・キッドマン(キャサリン)
ジョセフ・ファインズ(マシュー)
ヒューゴ・ウィービング(レイ)
マディソン・ブラウン(リリー)
ニコラス・ハミルトン(トミー)
リサ・フラナガン(コリーン)
メイン・ワイアット(バーティ)
ジム・ラッセル(アラン)
ショーン・キーナン(スティーブ)
ブロンウィン・ペンリス(ローズ)
トランギ・スピィーディー=コー(ジャラ)


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2016-07-10

ピンクとグレー

★★★+
ピンクとグレー
鑑賞No:02802
製作:2015年/日本/119分
監督:行定勲
出演:中島裕翔/菅田将暉/夏帆/柳楽優弥

人気俳優の白木蓮吾が6通の遺書を残し急逝した。自殺か他殺かも判明しない中、彼の少年時代からの親友で死の瞬間にも立ち会った売れない俳優・河田大貴は、遺書に導かれるまま蓮吾の人生を綴った伝記を発表し世間の注目が集まるが・・・・。

ジャニーズ所属のアイドルの原作、主演ということでノーマークの作品だったが、作品あらすじを読むとちょっと興味を惹くミステリーのようで、なおかつ気になったのが、開始62分で物語が一変するという謳い文句だった。幕開けから62分後に何が起こるのか?その興味のみで観始めた作品。取っ掛かりは意外と面白くなかったが、それでも徐々に映画の中に惹きこまれていく展開であったが、ともかく、気になるのは白木蓮吾の自殺の真相ではなく、開始62分後の驚愕の展開のみ。その時間が近づくに従って、興味のボルテージが上がっていく展開は良くできているのかもしれない。ただ、62分後の展開は確かに予想外の展開ではあったが、「イニシエーション・ラブ」のラスト5分ほどの衝撃はなかったかも!?

劇場公開日 2016年1月9日



(キャスト一覧)
中島裕翔(白木蓮吾)
菅田将暉(河田大貴)
夏帆(サリー)
柳楽優弥
岸井ゆきの
千葉哲也
マキタスポーツ
入江甚儀
橋本じゅん
篠原ゆき子
矢柴俊博
宮崎美子


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2016-06-15

orange -オレンジ-

★★★★
orange-オレンジ-
鑑賞No:02797
製作:2015年/日本/139分
監督:橋本光二郎
出演:土屋太鳳/山崎賢人/竜星涼/山崎紘菜

高校2年生の春、高宮菜穂のもとに10年後の自分から一通の手紙が届く。そこには転校生の翔を好きになること、そして翔が1年後には死んでしまうということが書かれていた。最初はいたずらだと思った菜穂も、手紙に書かれていることが次々に起こると次第に手紙を信じるようになり、26歳の自分と同じ後悔を繰り返さないため、そして翔を救うため、運命を変えようと動き始める・・・・。

高野苺の人気コミック「orange」の実写映画化。内容は完全に青春ラブストーリーだが、未来の自分から届いた手紙をもとに、未来を変えるため主人公が奮闘するというSFの要素も多分にある。SFの設定については結論的な言及はないが、劇中でパラレルワールドの話を持ち出して、一応解説している。ラブストーリーの方は軽妙なタッチのものかと思っていたが、意外と内容は重くてせつない。観ていてどうも切なすぎて、やるせなかったが、その気持ちを和らげたのが主人公たちのひたむきさと、周りの友人たちの感動的な友情だった。最近のこの手の映画は気持ちよく観れるものが多いが、この作品も出演者が基本的に皆イイ人ばかりだからのような気がする(しいていえば、翔にアプローチしてきた先輩ぐらいがチョット嫌な奴ぐらいか)。なかなか見ごたえのある作品で、主人公の土屋太鳳と山崎賢人も爽やかで好感が持てる。

劇場公開日 2015年12月12日



(キャスト一覧)
土屋太鳳(高宮菜穂)
山崎賢人(成瀬翔)
竜星涼(須和弘人)
山崎紘菜(茅野貴子)
桜田通(萩田朔)
清水くるみ(村坂あずさ)
鶴見辰吾(中野幸路)
真野恵里菜(上田莉緒)
森口瑤子(成瀬美由紀)
草村礼子(成瀬初乃)


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2016-06-14

白鯨との闘い

★★★★
白鯨との闘い
鑑賞No:02796
原題:In the Heart of the Sea
製作:2015年/アメリカ/122分
監督:ロン・ハワード
出演:クリス・ヘムズワース/ベンジャミン・ウォーカー

1819年、一等航海士オーウェンと21人の仲間たちは、捕鯨船エセックス号で太平洋を目指す。やがて彼らは驚くほど巨大な白いマッコウクジラと遭遇し、激闘の末に船を沈められてしまう。3艘のボートで広大な海に脱出した彼らは、わずかな食料と飲料水だけを頼りに漂流生活を余儀なくされる・・・・。

19世紀に捕鯨船エセックス号を襲った実話を、ノンフィクション小説「復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇」をもとに映画化した作品。最初は単純に巨大な白鯨との死闘を描いた作品としか想像していなかったが、観ているうちに単なる闘いを描いたものではないことが分かり、さらに描き方から実話か?と思って観ている途中で調べてみると実話であることが分かって、途中から観る目が変わった。さらにこの作品は白鯨との死闘そのものよりも、死闘によって捕鯨船は大破し、それから90日間にわたって繰り広げられる漂流生活が主題だった。その内容は「生きてこそ」に通じる内容であり、実話だからこそリアルに伝わってくる目を背けたくなるようなサバイバル生活。自然の驚異と、極限に陥った人間の生への執着の凄さが感じられる作品。見ごたえあり。

劇場公開日 2016年1月16日



(キャスト一覧)
クリス・ヘムズワース(オーウェン・チェイス)
ベンジャミン・ウォーカー(ジョージ・ポラード)
キリアン・マーフィ(マシュー・ジョイ)
ベン・ウィショー(ハーマン・メルビル)
トム・ホランド(トーマス・ニカーソン)
ブレンダン・グリーソン(トム・ニカーソン)
ミシェル・フェアリー
ポール・アンダーソン
フランク・ディレイン
ジョゼフ・マウル
エドワード・アシュレイ
サム・キーリー
オシ・イカイル
ゲイリー・ビードル
シャーロット・ライリー
ドナルド・サムター
リチャード・ブレマー
ジョルディ・モリャ


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2016-06-06

レインツリーの国

★★★★
レインツリーの国
鑑賞No:02974
製作:2015年/日本/108分
監督:三宅喜重
出演:玉森裕太/西内まりや/森カンナ/阿部丈二

高校時代に大好きだった「フェアリーゲーム」という本について、何気なくネットで検索していた向坂伸行は、「レインツリーの国」というブログを見つける。そこに書かれていた感想に共鳴した伸行は、ブログの管理人のひとみにメールを送る。数日後、ひとみから返信が届いたことをきっかけに、2人はパソコンを通じて親しくなっていく。やがて伸行は、ひとみに直接会いたいと思うようになるが、ひとみには伸行に会うことができない理由があった・・・・。

ベストセラー作家・有川浩の人気小説の映画化。ネットで出会うという今風のラブストーリーだが、女性の方が感音性難聴を患っているという設定で、この病気のことが原因で、2人の関係は揺れ動くという内容。観ていて腹立たしくなるシーンもあるが、伸行の前向きな姿勢はやがて利香の病気に対する考え方を変えていく。ヒロインを演じた西内まりあのことはまったく知らなかったが(人気モデルらしいが・・・)、病気で卑屈になる必要など無いような可愛さで、ある意味ミスキャストだったかもしれない。(映画では、伸行にデートに誘われた際に、容姿には自信がないと言っていたが・・・) 難聴はただ単に聞こえにくい病気という認識だったが、昔、父親が突発性難聴になって単に聞こえにくいだけではないことは知っていたが、これほど種類や症状の違いがあるとこは驚きだった。

劇場公開日 2015年11月21日



(キャスト一覧)
玉森裕太(向坂伸行)
西内まりや(人見利香)
森カンナ(ミサコ)
阿部丈二(井出広太)
山崎樹範(向坂宏一)
片岡愛之助(澤井徹)
矢島健一(人見健次郎)
麻生祐未(人見由香里)
大杉漣(向坂豊)
高畑淳子(向坂文子)


  1. 邦画-れ

2016-05-31

先生と迷い猫

★★+
先生と迷い猫
鑑賞No:02785
製作:2015年/日本/107分
監督:深川栄洋
出演:イッセー尾形/染谷将太/北乃きい/ピエール瀧

校長職を定年退職し、妻に先立たれて一人暮らしをする森衣恭一。堅物で偏屈なことから近所でも浮いた存在で、訪ねてくるのは亡き妻がかわいがっていた野良猫のミイだけ。追い払おうとする森衣をよそに、ミイは毎日妻の仏壇の前に座っていた。そんなある日、ミイが姿を見せなくなり、気になって探し始めた始めた森衣は、同じようにミイを探す人々がいることを知り、その交流のなかで「いなくなってからでは伝えられない気持ち」に気付く・・・・。

これといって書くことがない映画。ストーリーもありきたりいというか、ごくありふれた日常の中での出来事(行方不明の猫捜し)を描いているが、事件性はなく、緊急性や深刻さもないため、非常に退屈ではある。ともかく外面的には変化の乏しい作品である。あえて見どころというと、内面的な描写だろうか。元校長ということもあって、堅物で人付き合いが苦手な主人公が、猫捜しを通じて周囲の人たちと次第に交流を僅かではあるが深めていき、内面的な変化が外面にも少し影響が現れてくる、その微妙な変化をイッセー尾形がうまく演じている点だろうか。

劇場公開日 2015年10月10日



(キャスト一覧)
イッセー尾形(森衣恭一)
染谷将太(小鹿祥吾)
北乃きい(松川真由美)
ピエール瀧(広川)
嶋田久作
佐々木すみ江
カンニング竹山
久保田紗友
もたいまさこ(森衣弥生)
岸本加世子(井上容子)


  1. 邦画-せ

2016-05-30

SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁

★★★
SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁
鑑賞No:02793
原題:Sherlock: The Abominable Bride
製作:2015年/イギリス/90分
監督:ダグラス・マッキノン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ/マーティン・フリーマン

1895年冬、トーマス・リコレッティは数時間前に自殺したはずの妻が古いウェディングドレスを身につけて現れたことに驚がくする。この世に怨念を残したまま逝ったリコレッティ夫人の幽霊は、ロンドンの街をさまよい続ける。探偵シャーロック・ホームズと相棒ジョン・ワトソン、そして仲間たちは彼女の出現の謎に迫る・・・・。

世界的人気を誇る英BBCドラマ「SHERLOCK シャーロック」の特別編。本国イギリスとアメリカで2016年元日に放送された作品を、日本で劇場公開したもの。自殺したはずの妻が数時間後、夫を殺すという、掴みとしては面白い設定。中盤までの推理展開は面白かったが、終盤ちょっとごちゃごちゃした流れになる。そもそもTVドラマシリーズの特別編のため、TV版を観ていないとよく分からないところもある(ホームズの存在した時代と、現代を行き来したり、モリアーティがやたら出てきたり・・・)。そしてホームズの推理は納得できたが、結局、真実がどうだったのかは何かうやむやな感じがした。ベネディクト・カンバーバッチ演じるシャーロック・ホームズには多少違和感があったが、逆に新鮮なホームズものとして面白くはあった。

劇場公開日 2016年2月19日



(キャスト一覧)
ベネディクト・カンバーバッチ(シャーロック・ホームズ)
マーティン・フリーマン(ジョン・ワトソン)
アマンダ・アビントン(メアリー・モースタン)
ルイーズ・ブリーリー(フーパー)
ユーナ・スタッブス(ハドソン夫人)
ルパート・グレイブス(レストレード警部)


  1. 洋画-し

2016-05-11

X-ミッション

★★★
X-ミッション
鑑賞No:02790
原題:Point Break
製作:2015年/アメリカ/114分
監督:エリクソン・コア
出演:エドガー・ラミレス/ルーク・ブレイシー

元アスリートの若きFBI捜査官ジョニー・ユタは、エクストリームスポーツのカリスマ、ボーディが率いる超一流アスリート集団への潜入捜査という指令を受ける。ボーディ一味には、そのスキルを駆使した前代未聞の犯罪を実行している疑いがあった。命がけで潜入に成功したユタは、ボーディが犯罪の首謀者なのか、その証拠をつかむために捜査を続けるが、命知らずなアスリートたちと行動を共にするうち、ユタとボーディとの間にも信頼と友情が芽生え始める・・・・。

潜入捜査がミッションの映画だが、ミッションそのものには重点が置かれていないような映画。むしろ、ミッションの遂行と仲間たちとの友情のはざまで苦しむ主人公の苦悩が中心のようだった。そして、ストーリーとは別に最も重点の置かれた見せ場がアスリートたちによるエクストリームのシーン。むしろこちらが主題のよう。このシーンを撮り、見せたいがために作ったような映画で、映画自体は何とも中身はないと言ってもいいぐらいの内容。ただ、エクストリーム・シーンはさすがに圧巻。

劇場公開日 2016年2月20日



(キャスト一覧)
エドガー・ラミレス(ボーディ)
ルーク・ブレイシー(ジョニー・ユタ)
レイ・ウィンストン
テリーサ・パーマー
デルロイ・リンドー


  1. 洋画-え

2016-05-09

ヒロイン失格

★★★
ヒロイン失格
鑑賞No:02791
製作:2015年/日本/112分
監督:英勉
出演:桐谷美玲/山崎賢人/坂口健太郎/福田彩乃

幼なじみの同級生・寺坂利太に思いを寄せる女子高生の松崎はとりは、利太のヒロインは自分だとずっと思い続けてきた。ところがある日、利太が同じクラスの地味な女子・安達未帆に告白されて付きあうことに。意外な展開にはとりが焦りを感じる中、学校イチのモテ男・弘光廣祐がはとりに興味を抱きはじめる・・・・。

米国の映画サイトTC Candlerが毎年ランキング発表する「世界で最も美しい顔100人」で日本人最高位の12位に輝いたことがある桐谷美玲の主演作。最近、主演作を含め、TV、映画等への露出が増えている桐谷美玲だが、演技はまだまだといったところ。ただ、美貌を前面に出した役どころだが、決して鼻につく役どころではなく、かえってキュートな可愛さがより強調される印象が残るのはいい。また、変顔やハゲヅラにも挑戦しているのにも好感が持てる。ただ、軽いノリのストーリーに対し、単純に楽しめる内容ではなかった。この手の映画は誰も不幸にならず、皆ハッピーで終るのが常道だと思うが、最終的にハッピーなのは主人公のはとりと利太だけで、まったく非がなく、むしろ個人的には最終的に結ばれて欲しかった安達および弘光の2人のことを思うと、どうもやり切れない気持ちになって、スッキリしない作品となった。

劇場公開日 2015年9月19日



(キャスト一覧)
桐谷美玲(松崎はとり)
山崎賢人(寺坂利太)
坂口健太郎(弘光廣祐)
福田彩乃(中島杏子)
我妻三輪子(安達未帆)
高橋メアリージュン(恵美)
中尾彬
柳沢慎吾
六角精児
濱田マリ(利太の母親)
竹内力(学食のオヤジ)


  1. 邦画-ひ

2016-05-07

探検隊の栄光

★+
探検隊の栄光
鑑賞No:02781
製作:2015年/日本/91分
監督:山本透
出演:藤原竜也/ユースケ・サンタマリア/小澤征悦/田中要次

落ち目の俳優・杉崎は、新境地を開拓するため、「ヤーガ」と呼ばれる未確認生物(UMA)を求めて秘境を探検するテレビ番組で隊長を務めることになる。しかし、番組が面白ければ何でもありというプロデューサーを筆頭に、進行が大ざっぱなディレクター、バラエティ番組をバカにしているAD、適当な現地通訳ら、バラバラなチームワークの番組制作スタッフに振り回され、探検は行き当たりばったり。そんな現場で杉崎には隊長としての自覚が芽生えていき、徐々に番組作りに真剣になっていくが・・・・。

昔はやった、嘘くさい(というかウソだらけだが)探検ドキュメントものの裏実情を面白可笑しく描いた作品。嘘くさい裏実態の暴露がテーマだけに、あまりにも軽すぎるタッチのため、作品レベルもC級映画の感じがプンプンする。そんな作品に藤原竜也が出演しているのは驚きだが、実際のドキュメント番組同様、嘘くさい演出を体当たりで演じている様は面白い。観ている側も嘘と分かっていることをちゃんと分かった上で惹きつけようとする過剰な演出も、真剣な番組作りの姿勢の一つであることが少し理解できる。

劇場公開日 2015年10月16日



(キャスト一覧)
藤原竜也(杉崎正雄)
ユースケ・サンタマリア(井坂善三)
小澤征悦(瀬川学)
田中要次(橋本政明)
川村陽介(小宮山秀一)
佐野ひなこ(赤田たまき)
岡安章介(マゼラン)


  1. 邦画-た

2016-05-06

ルーム

★★★★
ルーム
鑑賞No:02778
原題:Room
製作:2015年/アイルランド、カナダ/118分
監督:レニー・アブラハムソン
出演:ブリー・ラーソン/ジェイコブ・トレンブレイ

7年前から施錠された部屋に監禁されているジョイと、彼女がそこで出産し、外の世界を知らずに育った5歳の息子ジャック。部屋しか知らない息子に外の世界を教えるため、自らの奪われた人生を取り戻すため、ジョイは全てをかけて脱出するが・・・・。

ストーリーを知っていないと、冒頭部はどういう状況か分かりにくい。が、観進めていくと次第に状況が分かってくる。現実でも起こっていながら、報道はほんの概要だけで詳細はプライバシー等の問題もあってほとんど報道されない拉致監禁事件。その実態の片鱗がひしひしと伝わってくる作品。監禁された母子は、ただ脱出することのみ考え、そのためにいつかは訪れるであろうわずかなチャンスに賭け、それまではひたすら犯人に従順に従い油断させる。そんな緊張感が全編を通じて感じられる。そして脱出。2人で逃げる計画と思いきや、子供のみを逃がすために母は犠牲になろうとする。子供に対する母親の深い愛情も描かれている。ラストの脱出シーンはもうハラハラドキドキもの。

劇場公開日 2016年4月8日



(キャスト一覧)
ブリー・ラーソン(ジョイ)
ジェイコブ・トレンブレイ(ジャック)
ジョアン・アレン(ナンシー)
ショーン・ブリジャース(オールド・ニック)
ウィリアム・H・メイシー(ロバート)
トム・マッカムス(レオ)


  1. 洋画-る

2016-05-05

GONIN サーガ

★★★
GONIN サーガ
鑑賞No:02786
製作:2015年/日本/129分
監督:石井隆
出演:東出昌大/桐谷健太/土屋アンナ/柄本佑

社会からつまはじきにされた5人組による、暴力団・五誠会系大越組襲撃事件から19年。五誠会は若き3代目の誠司が勢力を拡大し、襲撃事件で殺された大越組の若頭・久松の遺児・勇人は、母の安恵を支えながら、真っ当な人生を歩んでいた。そんなある日、19年前の事件を追うルポライターが安恵のもとに取材に現れたことから、事件関係者たちの運命の歯車がきしみ始める・・・・。

石井隆監督の「GONIN」(1995)の続編。前作の登場人物たちの息子たちに焦点を当てた新たなストーリーとなっている。前作とかなり繋がりがあるため、本作を観る前には必ず前作を観ていることをお勧めする。キャストは前作が豪華すぎたため、幾分こじんまりした感は否めない。ただ、回想という形で前作のキャストの多くが出演し、前作で生き残った登場人物が本作でも登場するサプライズもある。その最たるのが根津甚八。すでに俳優業を引退しており、本作限定の復帰だが、往年の渋さが消え別人のような変貌ぶりに違う意味で驚かされる。内容的にはまずまずの面白さだが、ラストはこの手の作品に多い皆殺し的な結末で、ちょっと興ざめした。

劇場公開日 2015年9月26日



(キャスト一覧)
東出昌大(久松勇人)
桐谷健太(大越大輔)
土屋アンナ(菊池麻美)
柄本佑(森澤慶一)
安藤政信(式根誠司)
根津甚八(氷頭要)
竹中直人(明神)
福島リラ(余市)
テリー伊藤(式根隆誠)
井上晴美(久松安恵)
りりィ(大越加津子)
松本若菜(百合香)
菅田俊(松浦譲)
井坂俊哉(黒木正行)
鶴見辰吾(久松茂)
佐藤浩市(万代樹彦)


  1. 邦画-こ

2016-05-04

ギャラクシー街道

★★+
ギャラクシー街道
鑑賞No:02789
製作:2015年/日本/110分
監督:三谷幸喜
出演:香取慎吾/綾瀬はるか/小栗旬/優香/西川貴教

西暦2265年、木星と土星の間に浮かぶスペースコロニーの「うず潮」と地球を結ぶ、スペース幹線道路「ギャラクシー街道」は、老朽化が進んで廃止の噂もささやかれていた。そんな街道の中央にひっそりとたたずむハンバーガーショップ「サンドサンドバーガー・コスモ店」には、スペース警備隊やスペースヒーロー、スペース客引き、スペース娼婦など、今日も様々な宇宙人たちが集う・・・・。

三谷幸喜の長編映画監督7作目となるスペースロマンティックコメディ。これまでの作品では、ラジオ局、ホテル、裁判所など身近なようで実はよく内情を知らない世界を面白可笑しくく描いている作品が多かったし、際どいながらもリアリティもあった。ただ、「ステキな金縛り」で幽霊が出ることでそれが崩れ始め、「清須会議」では歴史ドラマということでリアリティ無視の自由奔放な描き方になってきた。そして本作。未来の宇宙ということでもはや制約は何も無くなり、何でもありの状態。それが却って笑いにも悪影響となり、次々に繰り出されるギャグは多くは空振り。笑えないSFコメディ作品となってしまっている。キャストについては相変わらず豪華だが、キャストが多すぎるため、一人一人が丁寧には描かれていないし、役柄の宇宙人の個性が強すぎるキャラも多く、その俳優が本来持つ個性が消されているきらいもあった。これまでの三谷作品の中では明らかに期待外れであり、それは興業的に低迷したことでも明らか。

劇場公開日 2015年10月24日



(キャスト一覧)
香取慎吾(ノア)
綾瀬はるか(ノエ)
小栗旬(ハトヤ)
優香(レイ)
西川貴教(ズズ)
遠藤憲一(メンデス)
段田安則(ハシモト)
石丸幹(二ムタ)
秋元才加(マンモ)
阿南健治(トチヤマ)
梶原善(ババサヒブ)
田村梨果(イルマ)
浅野和之(謎の男)
山本耕史(ゼット)
大竹しのぶ(ハナ)
西田敏行(堂本博士)
佐藤浩市(村田大樹)


  1. 邦画-き

2016-05-02

トランスポーター イグニション

★★★+
トランスポーター イグニション
鑑賞No:02787
原題:The Transporter Refueled
製作:2015年/フランス/96分
監督:カミーユ・ドゥラマーレ
出演:エド・スクレイン/レイ・スティーブンソン

運び屋のフランクは、妖艶な美女アンナが率いる犯罪組織に父親を人質に取られ、プロの運び屋のルールに反する依頼を強制される。父親の命の期限は12時間と迫っており、自らに課したルールと父の命の間で揺れ動きながら、フランクは愛車アウディを走らせるが・・・・。

「トランスポーター」といえばジェイソン・ステイサムと言える、彼の代名詞のような作品だが、シリーズ4作目に当たる本作から、ステイサムに代わり、エド・スクラインが主役を務めている。ステイサムの時はスマートではあるが野性味もあるという男臭さがあったが、エド・スクラインはスマートなのはもちろん、涼やかでよりクールに感じた。さらに滅法強く、相手が何人でも最後は仕留めて倒してしまう強さがある。だから、安心して観れてスカッとさせられる。ストーリーもごく単純で、ひねりもない代わりにとても分かりやすい。ただ、「トランスポーター」本来の役目からはかなり逸脱してきているのはいかがなものかとは思った。見せどころのカーアクションはスピード感・迫力があって興奮できる。何も考えずに観て楽しめる作品になっている。

劇場公開日 2015年10月24日



(キャスト一覧)
エド・スクレイン(フランク・マーティン)
レイ・スティーブンソン(フランク・シニア)
ロアン・シャバノル(アンナ)
ガブリエラ・ライト(ジーナ)
タチアナ・パジコビク(マリア)
ウェンシャ・ユー(キャオ)
ラシャ・ブコビッチ(カラゾフ)
レン・クダジャビスキ(レオ・イマソフ)
ノエミ・ルノワール(マイサ)


  1. 洋画-と

2016-04-24

レヴェナント:蘇えりし者

★★★★+
レヴェナント_蘇えりし者
鑑賞No:02784
原題:The Revenant
製作:2015年/アメリカ/157分
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:レオナルド・ディカプリオ/トム・ハーディ

狩猟中に熊に襲われ、瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス。狩猟チームメンバーのジョン・フィッツジェラルドは、そんなグラスを足手まといだと置き去りにし、反抗したグラスの息子も殺してしまう。グラスは、フィッツジェラルドへの復讐心だけを糧に、厳しい大自然の中を生き延びていくが・・・・。

久々に骨太のドラマを観たような感じ。クマに襲われ、瀕死の重傷を負ってからはほとんどセリフもないレオナルド・ディカプリオ演じるグラスだが、セリフがない分、身体のみで演じるディカプリオの圧巻の演技は、5度目の正直で受賞したアカデミー賞主演男優賞も納得の演技だった。そして身の毛もよだつシーンが、そのクマとグラスの格闘シーン。CGとは分かっていても、そのリアルなクマの映像に恐怖は最高潮。映画とは分かっていても本当にクマに襲われているのではと錯覚するほど。そしてその後も、これでもかこれでもかとグラスを襲う危機・試練。それを間一髪で切り抜け、逃げ延びていく生への執着心と殺された息子の復讐心には身も震える。ともかく緊張の連続の作品で見ごたえも十分、もはやレオ様と呼ばれてチヤホヤされていたころとは全く異なり、極寒の川に入り、生肉を食らい、動物の死体の中で眠るなどの過酷極まるシーンと鬼気迫る演技には拍手を贈りたい。ちなみに、ディカプリオが演じたニュー・グラスは実在の人物で、彼の体験がベースの作品である。

劇場公開日 2016年4月22日



(キャスト一覧)
レオナルド・ディカプリオ(ヒュー・グラス)
トム・ハーディ(ジョン・フィッツジェラルド)
ドーナル・グリーソン(アンドリュー・ヘンリー)
ウィル・ポールター(ジム・ブリジャー)
フォレスト・グッドラック(ホーク)
ポール・アンダーソン(アンダーソン)
クリストッフェル・ヨーネル(マーフィー)
ジョシュア・バージ(スタッピー・ビル)
ルーカス・ハース(ジョーンズ)
ブレンダン・フレッチャー(フライマン)
デュアン・ハワード(エルク・ドッグ)
アーサー・レッドクラウド(ハイカック)
グレイス・ドーブ(ヒュー・グラスの妻)


  1. 洋画-れ

2016-04-20

合葬

★★★
合葬
鑑賞No:02783
製作:2015年/日本/87分
監督:小林達夫
出演:柳楽優弥/瀬戸康史/岡山天音/オダギリジョー

幕末の江戸。将軍の警護と治安維持を目的に結成された彰義隊は市民たちから厚い信頼を寄せられていたが、幕府の解体により反政府的な立場へと追いやられてしまっていた。将軍・慶喜に忠誠を誓った極は、友人・悌二郎の妹との婚約を破談にしてまで彰義隊に身を投じる。一方、極と悌二郎の幼なじみである柾之助は、養子先から追い出され、行く当てのないまま彰義隊に入隊。また、悌二郎は彰義隊の存在意義に疑問を抱きながらも、極たちと関わったために運命を翻弄されていく・・・・。

第13回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した杉浦日向子の同名コミックの実写映画化。題材は、幕府解体にあがらった彰義隊だが、彰義隊の運命を描いているというよりは、彰義隊に関わった3人の幼なじみの若者が描写の中心。1人は志を持って入隊し、1人は誘われるままに入隊、そしてもう1人は友人の入隊を止めるために入隊したという、立場や考えの違う3人の友情と葛藤を描いており、彰義隊はあくまでも題材に過ぎないよう。短尺なせいもあって、内容はやや薄っぺらい感は否めない。

劇場公開日 2015年9月26日



(キャスト一覧)
柳楽優弥(秋津極)
瀬戸康史(吉森柾之助)
岡山天音(福原悌二郎)
オダギリジョー(森篤之進)
門脇麦(福原砂世)
桜井美南(かな)
井之脇海
高山侑子
藤原令子
隆大介
飴屋法水
峯村リエ
小市慢太郎
りりィ


  1. 邦画-か

2016-04-19

劇場版 女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。

★★
女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。
鑑賞No:02782
製作:2015年/日本/前編:71分、後編:61分
監督:白石和彌
出演:みさこ/蒼波純/久間田琳加/吉田凜音

鏡を見ることができない26歳のドラマー・れんげは桃山女子学院中等部の女子トイレで清掃員として働いていた。掃除中は女子たちの様々なガールズトークが聞こえてくる。文化祭が近付いてきたある日、れんげが気になっていた開かずのトイレの扉がついに開き・・・・。

GYAO!オリジナルドラマから生まれた劇場版で、GYAO!で配信された全12話のドラマに、未公開エピソードを加えて再編集したもの。劇場版は2部作で、「前編:入る?」と「後編:出る!」からなる。舞台のほとんどが女子トイレの中という、かつてない設定に驚かされるが、トイレ清掃員・れんげの視点から見た今どきの女子中学生というのは面白い。ただ、時代は変わったとはいえ、内容はすこしぶっ飛んでおり、リアリティはあまり感じられない。が、男子には想像もできない“事件?”は実際にあるようで、その一端を想像できるエピソードもあった。

劇場公開日 2015年8月22日



(キャスト一覧)
みさこ(岡本れんげ)
蒼波純(大川たまこ)
久間田琳加(佐々木)
吉田凜音(ノン子)
中山莉子(美少女)
鈴木まはな(かのん)
花梨(さゆみ)
甘南備由香(舞音)
神岡実希(姫星)
森本奈々(道原もも)
森本寧々(道原とも)
中村倫也(金子先生)


  1. 邦画-し

2016-04-18

罪の余白

★★★
罪の余白
鑑賞No:02780
製作:2015年/日本/120分
監督:大塚祐吉
出演:内野聖陽/吉本実憂/谷村美月/葵わかな/宇野愛海

高校のベランダから転落死した女子高生の加奈。娘の死を受け止められず、自分を責める日々を送る父親の安藤は、事故か自殺か、娘の死の真相を知るために、娘のクラスメイトに接触する。そんな安藤の前に、校内カーストの頂点に立つ美少女・咲が現れる・・・・。

単純なストーリーながら、先が気になる感じの設定の作品のような気がして観ていたが、思ったほどではない結末で少しガッカリ。頭の切れる咲に対し、知的・論理的に安藤が追い詰めていき、(勝手な思いだが)意外な真相と共にスッとさせる結末ならよかったが、安藤の追及は感情的、暴力的で、娘を殺された父としての無念さは同情はするが、その同情も半減する行動には?がついた。ストーカーとして警察に通報され連行されるが、中立的な立場で観ると当然ではある。一方、演技が光っていたのは咲を演じた吉本実憂。まだ若いのにまさに魔性の女というか、悪女ぶりは堂に入っており、主役以上に存在感を示していた。

劇場公開日 2015年10月3日



(キャスト一覧)
内野聖陽(安藤聡)
吉本実憂(木場咲)
谷村美月(小沢早苗)
葵わかな(笹川七緒)
宇野愛海(新海真帆)
吉田美佳子(安藤加奈)
堀部圭亮(西崎真)
利重剛(宮崎知良)
加藤雅也(高山満)


  1. 邦画-つ

2016-04-17

バクマン。

★★★+
バグマン。
鑑賞No:02779
製作:2015年/日本/120分
監督:大根仁
出演:佐藤健/神木隆之介/小松菜奈/桐谷健太

高い画力に恵まれながらも夢を持たず普通の生活を送ってきた高校生の真城最高は、同じクラスの秀才・高木秋人から一緒に漫画家になろうと誘われる。プロの漫画家だった叔父を過労で亡くした過去を持つ最高は漫画を描くことを拒否するが、思いを寄せる声優志望のクラスメイト・亜豆美保と交わした約束をきっかけに漫画家を目指すことに。週刊少年ジャンプでの連載を目標に漫画づくりに励む最高と秋人は、敏腕編集者・服部に才能を認められ漫画家としての第一歩を踏み出す。しかし、そんな2人の前に同年代の天才漫画家・新妻エイジが現われる・・・・。

「デスノート」の原作者・大場つぐみ&小畑健の大人気コミックの実写映画化した作品。漫画家を目指す者にとっては興味深く、参考になる作品。ただ少年ジャンプの連載を勝ち取ることすら極めて狭き門だろうけど、そこは意外と簡単にクリアして、中心に描いているのは連載を維持する過酷さ。そこにあるのは夢のような漫画家生活ではなく、毎週やってくる地獄のような締切、読者を飽きさせないようにするために次々と求められる魅力的で斬新なアイディアやストーリー、そして連載継続・打ち切りを左右する読者人気ランキング。天才的な才能を持つ最高と秋人はあまり苦労せずに漫画家としてスタートしたがゆえに、逆に苦しむことになるのだが、その苦悩と過酷さを佐藤健と神木隆之介のコンビがよく演じていた。邦画初の採用と言われているプロジェクションマッピングを使ったシーンの採用により、普通なら映画的には見栄えのしないだろう漫画を描くシーンが、生き生きとした描写になっているのは素晴らしい。

劇場公開日 2015年10月3日



(キャスト一覧)
佐藤健(真城最高)
神木隆之介(高木秋人)
小松菜奈(亜豆美保)
桐谷健太(福田真太)
新井浩文(平丸一也)
皆川猿時(中井巧朗)
宮藤官九郎(川口たろう)
山田孝之(服部哲)
リリー・フランキー(佐々木編集長)
染谷将太(新妻エイジ)


  1. 邦画-は

2016-04-05

グラスホッパー

★★★
グラスホッパー
鑑賞No:02777
製作:2015年/日本/119分
監督:瀧本智行
出演:生田斗真/浅野忠信/山田涼介/麻生久美子

仕組まれた事故により恋人を失った教師・鈴木は、復讐のため教員としての職を捨て、裏社会の組織に潜入する。しかし、復讐を遂げようとした相手は「押し屋」と呼ばれる殺し屋によって殺されてしまう。押し屋の正体を探ろうとした鈴木だったが、自らの嘘がばれ、組織から追われる身になってしまう・・・・。

予告編を見ると、あたかもジェットコースタームービーのような宣伝の仕方だったが、思ったほどのスピード感やどんでん返しはなかった。また、主人公が次々と殺し屋に命を狙われるのかと思いきや、主人公と殺し屋(鯨と蝉)との絡みはほとんどなく、あるのは平凡なサラリーマンとしか見えない押し屋と呼ばれる地味な殺し屋との絡みのみ。また肝心の終盤では、捕えられたまま気を失っているとは・・・・。もはや主人公抜きで、殺し屋同士の格闘だけでもよかったかも。ちょっと肩透かしというか、期待外れな作品。

劇場公開日 2015年11月7日



(キャスト一覧)
生田斗真(鈴木)
浅野忠信(鯨)
山田涼介(蝉)
麻生久美子(すみれ)
波瑠(百合子)
菜々緒(比与子)
村上淳(岩西)
宇崎竜童(鯨の父の亡霊)
吉岡秀隆(槿)
石橋蓮司(寺原会長)
金児憲史(寺原Jr.)
佐津川愛美(メッシュの女)
山崎ハコ(桃)


  1. 邦画-く

2016-03-27

図書館戦争 THE LAST MISSION

★★★
図書館戦争 THE LAST MISSION
鑑賞No:02776
製作:2015年/日本/120分
監督:佐藤信介
出演:岡田准一/榮倉奈々/田中圭/福士蒼汰

ある日、図書隊・特殊部隊(タスクフォース)の堂上篤らに、この世に1冊しか存在しない「図書館法規要覧」の一般展示が行われる芸術の祭典の会場を警備せよとの指令が下される。ごく簡単な任務に思われたが、その指令の裏には、図書隊の解散を目論む手塚光の兄・慧が仕掛けた罠が潜んでいた・・・・。

前作の感想でも書いたが、どうも日本が舞台としては現実感のない作品。内戦状態ともいえる無法地帯の日本という設定がどうしてもついていけないのだ。このような設定になった納得のいく理由があればまだしも、それもない。説得力のない設定の中で、エンターテイメント性だけを追求した作品にしか見えないのは残念。そんな中、ラブ・ストーリーの要素もあるが、それも何か安っぽい感じは否めない。本を守るために人と人が殺し合うという内容で、愛や恋を語るのもどうかと思う。本より人命の方が安っぽく描かれているのに・・・。ただ、メディア規制に対しては否定できない面もある。言論の自由を楯に取ったマスコミの横暴と無責任さ、そして情報社会の名のもと、これこそ無法地帯ともいえるネットの世界。もしかすると、それらに対するメッセージなのかも。

劇場公開日 2015年10月10日



(キャスト一覧)
岡田准一(堂上篤)
榮倉奈々(笠原郁)
田中圭(小牧幹久)
福士蒼汰(手塚光)
西田尚美(折口マキ)
橋本じゅん(玄田竜助)
土屋太鳳(中澤毬江)
松坂桃李(手塚慧)
栗山千明(柴崎麻子)
石坂浩二(仁科巌)
中村蒼(朝比奈修二)
鈴木達央


  1. 邦画-と

2016-03-18

アンフェア the end

★★★+
アンフェア the end
鑑賞No:02775
製作:2015年/日本/108分
監督:佐藤嗣麻子
出演:篠原涼子/永山絢斗/阿部サダヲ/加藤雅也

国家を裏で操る権力組織から機密データを手に入れることに成功した警視庁捜査一課刑事・雪平夏見は、ある人物の転落死亡現場で「アンフェアなのは誰か?」という一枚の栞を見つける。それは、10年前の「推理小説事件」から始まる一連の事件で使用されたものと同一の栞だった。さらに、事件の犯人たちを結びつけていた「×サイト」も復活していたことが判明。やがて雪平を巻き込む新たな事件が発生するが、雪平は亡き父が目指した警察内部の浄化を成し遂げるため奔走する・・・・。

シリーズ3部作の完結編。しかし、その前のTVシリーズは観ておらず、映画1作目、2作目は観たものの、結構間があいたので、ほとんどつながりが分からない(あるいは忘れた)まま、本作を観た。よって前半はあまり入り込めなかった。また、通常の警察モノの構図である、警察(刑事)VS犯人という構図はこのシリーズにはなく、テーマが警察の不正を暴くと言っているように警察内部での話になっている。だからたとえフィクションであっても、こんなのあり?といったシーンも多く、リアルさには欠ける冒険的な作品。完結編ということで主要なキャストは皆殺しにしてしまおうといった安易な演出が見られる反面、意外と結局は死なないといった未練がましいチグハグな演出も見受けられた。

劇場公開日 2015年9月5日



(キャスト一覧)
篠原涼子(雪平夏見)
永山絢斗(津島直紀)
阿部サダヲ(小久保祐二)
加藤雅也(三上薫)
向井地美音(雪平美央)
吉田鋼太郎(特捜部長)
AKIRA(武部将臣)
寺島進(山路哲夫)
佐藤浩市(一条道孝)


  1. 邦画-あ

2016-03-17

バケモノの子

★★★
バケモノの子
鑑賞No:02774
製作:2015年/日本/119分
監督:細田守
声の出演:役所広司/宮崎あおい/染谷将太/広瀬すず

バケモノが住む“渋天街”に迷い込んだ一人ぼっちの少年九太は、強さを求めて乱暴者のバケモノ熊徹の弟子になる。彼のもとで厳しい修行を積み、たくましい青年へと成長した九太は、久しぶりに戻った人間界で同い年の少女、楓と出会う。彼女との出会いを通じ、新たな世界を知ったことで、自分らしい生き方を模索し始める九太だったが、そんな時、人間界と渋天街を崩壊させかねない大事件が起こる・・・・。

冒険、友情、絆などあらゆる要素が詰め込まれたドラマとの評価がされた作品だが、思ったほど感動的な作品ではなく、つまらなくはなかったが、かといってのめり込める作品でもなかった。ただ、色々な視点から観れる作品で、私の場合、バケモノの視点から観るのが最も共感できた。それは今、自分が2人の子供の父親であり、不安や悩みを抱えながら成長している子供たちに自分が何ができるかということを考えさせられる点で熊徹と同じ立場になるからだろうと思う。映像はきれいで生き生きとしており、何よりも実際の渋谷をリアルに再現した映像には驚かされた。

劇場公開日 2015年7月11日



(キャスト一覧)
役所広司(熊徹)
宮崎あおい(九太(少年期))
染谷将太(九太(青年期))
広瀬すず(楓)
山路和弘(猪王山)
宮野真守(一郎彦(青年期))
山口勝平(二郎丸(青年期))
長塚圭史(九太の父)
麻生久美子(九太の母)
黒木華(一郎彦(少年期))
諸星すみれ(チコ)
大野百花(二郎丸(少年期))
津川雅彦(宗師)
リリー・フランキー(百秋坊)
大泉洋(多々良)


  1. 邦画-は

2016-02-23

ピース オブ ケイク

★★★+
ピース オブ ケイク
鑑賞No:02773
製作:2015年/日本/121分
監督:田口トモロヲ
出演:多部未華子/綾野剛/松坂桃李/木村文乃

仕事も恋愛も、周囲に流されるまま生きてきた女性・梅宮志乃。バイト仲間との浮気がばれたことで、DV体質の恋人・正樹からは振られ、バイトも辞めることに。このままではいけないと心機一転した志乃は家を引越し、そこで出会った隣人で、新しいバイト先の店長でもある男・京志郎に本気の恋をする。しかし、京志郎には同棲中の恋人がいて・・・・。

ジョージ朝倉の同名コミックの映画化。主人公役の多部未華子が最も魅力的に見えたのは「君に届け」でのピュアな女子高生役の時で、以降、観た限りでは、ピュアで可愛い女性というよりも、どちらかというと嫌味な鼻につく女性役が多いように思う。それはそれで残念ではあるが、女優としては演技の幅も出て、いい方向に進んでいるのだろう。この作品で演じた志乃も言ってみればダメな女である。貞操観念は低く、思ったことはずけずけという、容姿は別にして実在していたら決して好きにはならないタイプの女性である。同様に綾野剛演じるヒゲ店もダメ男だ。ダメ男とダメ女のラブストーリーだから、付き合おうが分けれようが何とも感じない。そういう意味では共感できるカップルとは言い難く、個人的には盛り上がりに欠ける作品だった。あと注目すべき俳優は松坂桃李。最近は主演を張る作品は減ったように思えるが、その代わりに演技の幅が大いに広がる個性的な役に積極的にチャレンジしている感が強い。「エイプリルフールズ」ではSEX依存症、「日本でいちばん長い日」ではクーデーターの中心将校、「劇場版MOZU」では殺人鬼、そして本作ではオネエ役と、これまでのイメージを覆す役が多い。同様に役柄の幅の多さで注目している菅田将暉も共演していて期待して観ていたが、こちらは今回はさほど印象に残る役で放ったのは残念。

劇場公開日 2015年9月5日



(キャスト一覧)
多部未華子(梅宮志乃)
綾野剛(菅原京志郎)
松坂桃李(オカマの天ちゃん)
木村文乃(ナナコ)
光宗薫(成田あかり)
菅田将暉(川谷)
柄本佑(正樹)
峯田和伸(千葉)
中村倫也
安藤玉恵
森岡龍
山田キヌヲ
宮藤官九郎
廣木隆一


  1. 洋画-ひ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-02-22

ヴィジット

★★★
ヴィジット
鑑賞No:02772
原題:The Visit
製作:2015年/アメリカ/94分
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:キャスリン・ハーン/ディアナ・デュナガン

休暇を利用して祖父母の待つペンシルバニア州メインビルへとやってきた姉妹は、優しい祖父と料理上手な祖母に迎えられ、田舎町での穏やかな1週間を過ごすことに。祖父母からは、完璧な時間を過ごすためにも「楽しい時間を過ごすこと」「好きなものは遠慮なく食べること」「夜9時半以降は部屋から絶対に出ないこと」という3つの約束を守るように言い渡される。しかし、夜9時半を過ぎると家の中には異様な気配が漂い、不気味な物音が響き渡る。恐怖を覚えた2人は、開けてはいけないと言われた部屋のドアを開けてしまうが・・・・。

最近はあまりパッとしない印象のシャマラン監督だったが、久しぶりに原点復帰したような作品。ただ、内容はオーソドックスなスリラーで、意外と簡単に結末が読めてしまう。そのため、お得意の衝撃のラストはないと言ってもよく、むしろこれで終わり?といった消化不良感は残る。また、祖父母の奇怪な行動は、その瞬間は恐怖を感じるけれど、これが結末の伏線になっている(意味のある行動になっている)かといえばそうでもない。ネタばれになるのでこれ以上は書けないが、そのあたりがもっと納得のいく設定であればいい作品になったかも。

劇場公開日 2015年10月23日



(キャスト一覧)
キャスリン・ハーン(ママ)
ディアナ・デュナガン(祖母)
ピーター・マクロビー(祖父)
エド・オクセンボールド(タイラー(弟))
オリビア・デヨング(ベッカ(姉))


  1. 洋画-う
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  3. CM(0)

2016-02-20

ロマンス

★★
ロマンス
鑑賞No:02770
製作:2015年/日本/97分
監督:タナダユキ
出演:大島優子/大倉孝二/野嵜好美/窪田正孝

新宿・箱根間を結ぶロマンスカーで、車内販売を担当しているアテンダントの北條鉢子。仕事の成績も常にトップで、今日もつつがなく業務をこなすつもりだったある日、鉢子は怪しい映画プロデューサーの桜庭と出会う。ふとしたきっかけで桜庭に母親からの手紙を読まれてしまった鉢子は、桜庭に背中を押され、何年も会っていない母親を探すため箱根の景勝地を巡る小さな旅に出ることになる・・・・。

元AKB48の大島優子主演の映画。登場人物は少なく、ほぼ大島優子と大倉孝二2人のロードムービーのような映画。ただし、あまり内容も感動もない。そもそも2人が出会ってから旅に出るまでの経緯が不自然で弱い。旅の最中に2人の過去が明らかになっていくが、どちらも陳腐でありきたり。鉢子の子供時代は多少同情するシーンもあるが、珍しい話ではないし、桜庭に至ってはただ単に才能がないだけ。そんな2人が探す母親が自殺するかもという切迫感は全く感じられないし、結局みつからないという消化不良感だけが残る始末。何を描きたいのかよく分からない映画。

劇場公開日 2015年8月29日



(キャスト一覧)
大島優子(北條鉢子)
大倉孝二(桜庭洋一)
野嵜好美(久保美千代)
窪田正孝(直樹)
西牟田恵(北條頼子)


  1. 邦画-ろ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-02-18

激突!2015

★★★
激突!2015
鑑賞No:02756
原題:Wrecker
製作:2015年/アメリカ/72分
監督:マイケル・バファロ
出演:アンナ・ハッチソン/アンドレア・ウィットバーン

砂漠を越えてドライブをするエミリーとレスリーは、GPSが壊れていたために“悪魔の道”と書かれた道を進んでしまう。しばらくすると故障車を運ぶレッカー車に追いつき、軽い気持ちで追い越すが、立ち寄ったガソリンスタンドで、同じレッカ―車に出会い、その後つきまとわれてしまうのだった・・・・。

もちろん、あの有名なスピルバーグ監督の「激突!」のパクリ映画だが、パクっただけでは原作にはるかに及ばないことの見本のような作品。そもそもパクっているので、内容には新規性がない。そのため、つきまとわれる主人公を敢えて女性2人として奇をてらったのかもしれないが、女性にしたことによる効果はあったかどうか。あと、つきまとうレッカー車に対し、躱すための手は多く打たれるが、それでも執拗に追いつくところのリアル感は皆無。その上、女性のうちの一人を殺してしまうという、パクリにしては新規性に挑んではいるが、どうもついていけない飛躍感が感じられ、これもリアル感なし。パクリ頼りな面と、パックっている割に肝心なところは改悪してしまっているのではと感じる作品。

劇場未公開



(キャスト一覧)
アンナ・ハッチソン
アンドレア・ウィットバーン
ジェニファー・コーニッグ


  1. 洋画-け
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  3. CM(0)

2016-02-17

ラブ&ピース

★★+
ラブピース
鑑賞No:02747
製作:2015年/日本/117分
監督:園子温
出演:長谷川博己/麻生久美子/西田敏行/渋川清彦

ロックミュージシャンの夢に破れ、楽器の部品会社で働くサラリーマン鈴木良一。想いを寄せる同僚の寺島裕子にもまともに声をかけることもできず、うだつのあがらない日々を過ごしていた。ある日、良一がデパートの屋上で出会った一匹のミドリガメ。その亀に運命的なものを感じ、ピカドンと名前をつけてかわいがる良一だったが、会社で同僚にからかわれピカドンをトイレに流してしまう。しかし、下水道を流れていったピカドンが地下に住む謎の老人に拾われたことにより、良一とピカドンに思いもよらない展開が待っていた・・・・。

冒頭は結構面白い展開が期待できる内容だったが、トイレで亀のピカドンが流され、行き着いたところで西田敏行扮する謎の老人が出てくるあたりから映画の雰囲気というか、せっかくの面白そうな期待感が一気に萎んでしまう。そして、映画はファンタジックなコメディぽくなってしまう。それでも地上の人間界の方は良一に意外な展開が起こり、成り上がり人間の醜さがよく出ていて面白かったが、如何せん、地下世界に場面が移るとクールダウンしてしまう。そしてもうラストは救いようのない展開に・・・。人生が変わるきっかけは別にして、この映画、地下世界はない方がよいかも。

劇場公開日 2015年6月27日



(キャスト一覧)
長谷川博己(鈴木良一)
麻生久美子(寺島裕子)
西田敏行(謎の老人)
渋川清彦(マネージャー/稲川さとる)
マキタスポーツ(良一の会社の課長)
深水元基(田中透)
手塚とおる(科学者)
奥野瑛太(Revolution Q)
長谷川大(Revolution Q)
谷本幸優(Revolution Q)
IZUMI(Revolution Q)
小倉一郎(良一の会社の同僚A)
真野恵里菜(女子高生)
神楽坂恵(ユリの母)
菅原大吉(記者)
波岡一喜(良一のアパートの隣人)
松田美由紀(レコード会社のプロデューサー/松井)
田原総一朗(司会者)
水道橋博士(コメンテーター)
宮台真司(コメンテーター)
茂木健一郎(コメンテーター)
津田大介(コメンテーター)
星野源(PC-300(声))
中川翔子(マリア(声))
犬山イヌコ(スネ公(声))
大谷育江(大谷育江(声))
横尾和則(スーツアクター)


  1. 邦画-ら
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  3. CM(0)

2016-02-15

ブリッジ・オブ・スパイ

★★★★
ブリッジ・オブ・スパイ
鑑賞No:02771
原題:Bridge of Spies
製作:2015年/アメリカ/142分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス/マーク・ライランス

保険の分野で着実にキャリアを積み重ねてきた弁護士ジェームズ・ドノバンは、ソ連のスパイとしてFBIに逮捕されたルドルフ・アベルの弁護を依頼される。敵国の人間を弁護することに周囲から非難を浴びせられても、弁護士としての職務を果たそうとするドノバンと、祖国への忠義を貫くアベル。2人の間には、次第に互いに対する理解や尊敬の念が芽生えていく。死刑が確実と思われたアベルは、ドノバンの弁護で懲役30年となり、裁判は終わるが、それから5年後、ソ連を偵察飛行中だったアメリカ人パイロットのフランシス・ゲイリー・パワーズが、ソ連に捕らえられる事態が発生。両国はアベルとパワーズの交換を画策し、ドノバンはその交渉役という大役を任じられる・・・・。

1950~60年代の米ソ冷戦下で起こった実話を描いた作品なので、どうしても見入ってしまう作品。展開がやや遅いので、アメリカを舞台とした前半のストーリーは多少中だるみ感があるが、後半、スパイ交換交渉役に選ばれたドノバンが交渉に行く東ベルリンに舞台が移ってからは、ものすごい緊張感と恐怖感に襲われながら観る展開となった。特にベルリンの壁が作られていくシーンなどの緊迫感は画面からひしひしと伝わってきた。さらに当初は1対1のスパイ交換だったのが、アメリカ人大学生がスパイ容疑で東ベルリンで逮捕されたことにより、2対1の交換へとさらに難易度が増す状況に追い込まれますます見逃せなくなる。そんな中、ロシア、ドイツ、そしてCIAからも圧力を受けながら、ひとり大学生を見捨てず、2対1で交換するという信念を貫き通して成功に結びつけるドノバンをトム・ハンクスが熱演していた。

劇場公開日 2016年1月8日



(キャスト一覧)
トム・ハンクス(ジェームズ・ドノバン)
マーク・ライランス(ルドルフ・アベル)
スコット・シェパード(ホフマン)
エイミー・ライアン(メアリー・ドノバン)
セバスチャン・コッホ(ウルフガング・ボーゲル)
アラン・アルダ(トーマス・ワッターズ)
オースティン・ストウェル(フランシス・ゲイリー・パワーズ)
ミハイル・ゴアボイ(イワン・シーシキン)
ウィル・ロジャース(フレデリック・プライヤー)


  1. 洋画-ふ
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2016-02-14

天空の蜂

★★★★+
天空の蜂
鑑賞No:02768
製作:2015年/日本/138分
監督:堤幸彦
出演:江口洋介/本木雅弘/仲間由紀恵/綾野剛

95年8月8日、自衛隊用の最新大型ヘリコプター「ビッグB」が何者かにより遠隔操作されて動き出し、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止する。犯人は「天空の蜂」と名乗り、国内すべての原発を廃棄するよう要求。従わなければ爆発物が搭載された「ビックB」を原発に墜落させると宣言する。「ビッグB」を開発した設計士の湯原と、原発の設計士・三島は、事件解決のために力を尽くすが・・・・。

ベストセラー作家の東野圭吾が1995年に発表した同名小説の映画化。原発という社会的なテーマを題材としながら、随所に丁寧な説明があるため、難解なストーリーとはなっておらず、とても分かりやすい。事件も分かりやすく、現実の問題としても緊迫感やリアル感があった。ただ、このような最新鋭の自衛隊ヘリに対して、部外者が簡単に制御できるよう操作されたり、一般人の子供が無断でヘリに簡単に乗り込めるなど、ちょっと現実的ではないセキュリティの甘さは気になった。犯人と目される人物は中盤で死んでしまい、VS犯人という印象は少ない構成で、どちらかというと、前半は湯原の息子・高彦の救出、後半は燃料切れのヘリの原発上への墜落を阻止すべく、関係者の奔走ぶりが描かれていたように思う。最後まで緊張感の切れない傑作。

劇場公開日 2015年9月12日



(キャスト一覧)
江口洋介(湯原)
本木雅弘(三島)
仲間由紀恵(赤嶺)
綾野剛(雑賀)
柄本明(室伏)
國村隼(中塚)
石橋蓮司(筒井)
竹中直人(芦田)
向井理(高彦)
佐藤二朗(今井)
光石研(佐久間)
落合モトキ(関根)
やべきょうすけ(根上)
手塚とおる(高坂)
永瀬匡(上条)
石橋けい(篤子)
松島花(野村)
カゴシマジロー
前川泰之
松田悟志
森岡豊
田口翔大


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2016-02-13

マイ・インターン

★★★★+
マイ・インターン
鑑賞No:02769
原題:The Intern
製作:2015年/アメリカ/121分
監督:ナンシー・マイヤーズ
出演:ロバート・デ・ニーロ/アン・ハサウェイ

ニューヨークに拠点を置く人気ファッションサイトのCEOを務めるジュールスは、仕事と家庭を両立させながら誰もが羨むような人生を歩んでいた。ところがある日、彼女に人生最大の試練が訪れる。そんな折、会社の福祉事業で雇われたシニアインターンのベンが、ジュールスのアシスタントに就く。ジュールスは人生の大先輩であるベンから様々な助言をもらい、次第に心を通わせていく・・・・。

勝ち組の若き女社長の会社が舞台ということで、アン・ハサウェイが嫌味なバリバリのキャリアウーマンを演じているのかと思いきや、実は仕事と家庭の両立に悩む等身大の女性を演じていて、とてもキュートで可愛い。一方、シニアインターンのベスを演じるロバート・デ・ニーロも、持ち前の個性的なキャラは今回出さず、控えめだがきっちり仕事ができる昔気質のビジネスマンを好演している。最初はベンを疎ましく思っていたジュールズもベンの仕事ぶりに次第に注目し、次第に上司と部下の関係を越えた信頼関係が芽生えていく過程がよく描かれている。登場人物は皆イイ人ばかりで、気持ちよく観れる映画。

劇場公開日 2015年10月10日



(キャスト一覧)
ロバート・デ・ニーロ(ベン)
アン・ハサウェイ(ジュールズ)
レネ・ルッソ(フィオナ)
アダム・ディバイン(ジェイソン)
アンダース・ホーム(マット)
ジョジョ・カシュナー(ペイジ)
リンダ・ラビン(パティー・ポメランツ)
ジェイソン・オーリー(ルイス)
ザック・パールマン(デイビス)
アンドリュー・ラネルズ(キャメロン)
クリスティーナ・シェラー(ベッキー)


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  3. CM(0)

2016-02-12

ムーン・ウォーカーズ

★★★
ムーン・ウォーカーズ
鑑賞No:02766
原題:Moonwalkers
製作:2015年/フランス、ベルギー/94分
監督:アントワーヌ・バルドー=ジャケ
出演:ロン・パールマン/ルパート・グリント

1969年、いっこうに月面着陸成功の気配がないNASAにしびれを切らしたアメリカ政府は、キューブリック監督に月面着陸映像捏造を依頼することに。ロンドンに送り込まれたCIA諜報員キッドマンは、たまたまエージェントオフィスに居合わせた借金まみれの男ジョニーに制作費をだまし取られてしまう。自分がだまされたことに気づいたキッドマンはジョニーから金を奪い返しに向かうのだが・・・・。

アポロ11号の月面着陸映像は、スタンリー・キューブリックによる捏造だったという都市伝説をベースにしたブラックコメディ。似たような作品に「カプリコン・1」があり、こちらはシリアスなSF映画だが、本作はSFには程遠いアクションエロチックコメディ映画といった感じ。そんな中、アメリカ政府からの指令に忠実に任務を果たそうとするクールな男・キッドマンの存在感は強烈。冷酷非道で容赦ない男かと思いきや、意外と男気があって、ちょっと間抜けな一面も見せて笑わせてくれる。

劇場公開日 2015年11月14日



(キャスト一覧)
ロン・パールマン(キッドマン)
ルパート・グリント(ジョニー)
ロバート・シーハン(レオン)
スティーブン・キャンベル・ムーア(デレク・ケイ)
エリック・ランパール(グレン)
ケビン・ビショップ(ポール)
トム・オーデナールト(レナータス)
エリカ・セント(エラ)


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2016-02-11

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド

★★
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド
鑑賞No:02765
製作:2015年/日本/88分
監督:樋口真嗣
出演:三浦春馬/長谷川博己/水原希子/本郷奏多

超大型巨人によって破壊された外壁の修復作戦に出発したエレンたち調査兵団は、巨人の襲撃によって窮地に陥る。エレンも深手を負った上に、仲間のアルミンをかばって巨人に飲み込まれてしまい、その場にいた誰もが絶望の淵に立たされる。しかしその時、謎の黒髪の巨人が現れ、他の巨人たちを駆逐しはじめる・・・・。

諫山創の大ヒットコミックを実写映画化した「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」2部作の後編。インパクトのある前宣伝に比べ、意外にも内容がなく、がっかりした前編だったが、後編はさらにひどかった。巨人対人間の戦いを描いているのかと思いきや、後編はいきなり人間同士の内部対立ともいえる状況からスタート。それに対する説明もなく、コミックを読んでいないと全く経緯が分からない。それぐらい内容が濃く説明できいないのかと言えばそうでもない。88分という、前宣伝の壮大なイメージとは裏腹な短尺もので、短尺の割にストーリー内容はだらだらしていてスピード感はない。その上、壁の中のメインの人間が実は巨人だった!?という、観ていて納得のできる展開ではないことなど、不満感満載の内容。映像はそれなりに良かったがやはり実写化は失敗と言わざるを得ない作品。

劇場公開日 2015年9月19日



(キャスト一覧)
三浦春馬(エレン)
長谷川博己(シキシマ)
水原希子(ミカサ)
本郷奏多(アルミン)
三浦貴大(ジャン)
桜庭ななみ(サシャ)
松尾諭(サンナギ)
渡部秀(フクシ)
水崎綾女(ヒアナ)
武田梨奈(リル)
石原さとみ(ハンジ)
ピエール瀧(ソウダ)
國村隼(クバル)
草なぎ剛
緒川たまき
KREVA


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  3. CM(0)

2016-02-09

ブラック・スキャンダル

★★★★+
ブラック・スキャンダル
鑑賞No:02767
原題:Black Mass
製作:2015年/アメリカ/123分
監督:スコット・クーパー
出演:ジョニー・デップ/ジョエル・エドガートン

1970年代、サウス・ボストン。FBI捜査官コナリーはアイルランド系マフィアのボスであるホワイティに、共通の敵であるイタリア系マフィアを協力して排除しようと持ちかける。しかし歯止めのきかなくなったホワイティは法の網をかいくぐって絶大な権力を握るようになり、ボストンで最も危険なギャングへとのし上がっていく・・・・。

FBI史上最高の懸賞金をかけられた実在の凶悪犯ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーをジョニー・デップが演じて話題となったクライムドラマ。これまでも作品ごとにイメージの違ったキャラを見事に演じ分けてきたジョニー・デップだが、印象としてはチョット普通とは違ったユニークなキャラが多かったように思える。しかし本作はそんな中でもまた違ったイメージを印象付けた作品。代表作である「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジャック・スパロウとは全く別人のような、冷酷なギャングのボスを見事に演じ、スクリーンから言い知れぬ恐怖を放っていた。こんな残忍で鬼気迫る演技もできるところがジョニー・デップの凄さなのかもしれない。まさに必見の映画。

劇場公開日 2016年1月30日



(キャスト一覧)
ジョニー・デップ(ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー)
ジョエル・エドガートン(ジョン・コノリー)
ベネディクト・カンバーバッチ(ビリー・バルジャー)
ロリー・コクレイン(スティーブン・フレミ)
ジェシー・プレモンス(ケビン・ウィークス)
デビッド・ハーバー(ジョン・モリス)
ダコタ・ジョンソン(リンジー・シル)
ジュリアンヌ・ニコルソン(マリアン・コノリー)
ケビン・ベーコン(チャールズ・マグワイア)
コリー・ストール(フレッド・ワイシャック)
ピーター・サースガード(ブライアン・ハロラン)
アダム・スコット(ロバート・フィッツパトリック)
ジュノー・テンプル(デボラ・ハッセー)
ジェレミー・ストロング
ブラッド・カーター
W・アール・ブラウン


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2016-02-06

オデッセイ

★★★★+
オデッセイ
鑑賞No:02764
原題:The Martian
製作:2015年/アメリカ/141分
監督:リドリー・スコット
出演:マット・デイモン/ジェシカ・チャステイン

火星での有人探査の最中、嵐に巻き込まれてしまったワトニー。仲間たちは緊急事態を脱するため、死亡したと推測されるワトニーを置いて探査船を発進させ、火星を去ってしまう。しかし、奇跡的に死を免れていたワトニーは、酸素は少なく、水も通信手段もなく、食料は31日分という絶望的環境で、4年後に次の探査船が火星にやってくるまで生き延びようと、あらゆる手段を尽くしていく・・・・。

アンディ・ウィアーのベストセラー小説「火星の人」の映画化。この手の映画は残された空気や水などからリミットを設定し、カウントダウン方式で次第に恐怖心や絶望感を味あわせていくというものがほとんどだったように思う。でも、この映画は違った。酸素は少なく、水はなく、食料も1カ月分というと、どう見ても典型的な死へのカウントダウン方式が予想されるが、主人公はそれらを作り育てることでリミットを排除し、カウントダウンさせない。いや逆に可能性、希望といったものが見えてくる前向きな作品だ。とはいえ、すべてが順風満帆ではなく、何度も挫折しそうにはなるが、希望を失わない前向きな姿勢の大切さを教えてくれる作品。

劇場公開日 2016年2月5日



(キャスト一覧)
マット・デイモン(マーク・ワトニー)
ジェシカ・チャステイン(メリッサ・ルイス)
クリステン・ウィグ(アニー・モントローズ)
ジェフ・ダニエルズ(テディ・サンダース)
マイケル・ペーニャ(リック・マルティネス)
ショーン・ビーン(ミッチ・ヘンダーソン)
ケイト・マーラ(ベス・ヨハンセン)
セバスチャン・スタン(クリス・ベック)
アクセル・ヘニー(アレックス・フォーゲル)
キウェテル・イジョフォー(ビンセント・カプーア)
ドナルド・グローバー
マッケンジー・デイビス


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2016-02-01

at Home アットホーム

★★★★
at Home アットホーム
鑑賞No:02763
製作:2015年/日本/110分
監督:蝶野博
出演:竹野内豊/松雪泰子/坂口健太郎/黒島結菜

両親に長男、長女、次男の5人で暮らす森山家。一見するとどこにでもある平凡な家庭だが、彼らに血のつながりはなく、父は空き巣、母は結婚詐欺師、長男も偽造職人と、全員が犯罪で生計を立てている。ある夜、ターゲットと食事に出かけた母の詐欺がばれ、誘拐されてしまう。和彦は家族を守るため、ある決断を下す・・・・。

本多孝好の人気小説の映画化。小説は読んでいないのでどのように書かれているか分からないが、映画の方は時間軸を戻して事実を明かしていく、いわゆる「逆行映画」に分類される映画だと思う。よって、前半は少々分かりにくい。私の場合はろくにあらすじも知らず、いきなり観始めたので、何の映画だろう? なんだこの家族は?といった戸惑いで一杯だった。やがて、家族は皆、他人同士の集まりで、しかも犯罪者の集まりであることが分かってくる。すると、次に違和感というか、リアリティに疑問が出てくる。どういうこと?どういう家族なの?なんで家族なの?と思ってしまう。クライマックスは中盤にいきなりやってきて驚かされるが、そこから逆行が始まり、これまでの疑問が明かされていくという構成になっており、やっと納得できる。5人が家族になる経緯はやや不自然さもあるが、本当の家族とは何かを問われる作品だ。

劇場公開日 2015年8月22日



(キャスト一覧)
竹野内豊(和彦)
松雪泰子(皐月)
坂口健太郎(淳)
黒島結菜(明日香)
池田優斗(隆史)
村本大輔(ミツル)
千原せいじ
板尾創路
國村隼(ゲンジ)


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2016-01-26

HERO (2015年)

★★★
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鑑賞No:02761
製作:2015年/日本/120分
監督:鈴木雅之
出演:木村拓哉/北川景子/松たか子/佐藤浩市

ネウストリア大使館の裏通りで女性が車にはねられて死亡し、東京地検城西支部の検事・久利生は事務次官の麻木千佳とともに事故を起こした運転手を取り調べる。そんな2人の前に、かつて久利生の事務官を務めていた雨宮舞子が現れる。死亡した女性が、大阪で検事として活躍している雨宮の追っていた事件の重要な証人だったことから、久利生と雨宮は事件の裏に何かがあると感じ、合同で捜査を開始する・・・・。

本作は2007年の劇場第1作を観ただけで、TVドラマシリーズは観ていない。それが影響してか、内輪ネタが結構出てくるので、ついていけない部分は結構あった。事件自体は特に新規性やミステリー性はなく、ありきたり。「たかが交通事故」というセリフに木村拓哉演じる久利生検事は何度もムッとするが、現実、担当事件は交通事故なのに、東京・大阪の検事たちが集団であんなに捜査に関わるなんて、ドラマとはいえちょっと現実離れしている。現実離れしていると言えば、本作の主テーマである、外国大使館に対する捜査。外交官特権や治外法権といった、打つ手なしの大きな壁に対してどう乗り越えるかというのが一番の見どころとなっているが、乗り越えたというよりは出来すぎの設定によるものが多く、イマイチ感動はできなかった。

劇場公開日 2015年7月18日



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2016-01-25

日本のいちばん長い日 (2015年版)

★★★+
日本のいちばん長い日(2015)
鑑賞No:02760
製作:2015年/日本/136分
監督:原田眞人
出演:役所広司/本木雅弘/松坂桃李/堤真一/山崎努

太平洋戦争末期の45年7月、連合国軍にポツダム宣言受諾を要求された日本は降伏か本土決戦かに揺れ、連日連夜の閣議で議論は紛糾。結論の出ないまま広島、長崎に相次いで原子爆弾が投下される。一億玉砕論も渦巻く中、阿南惟幾陸軍大臣や鈴木貫太郎首相、そして昭和天皇は決断に苦悩する・・・・。

昭和史研究の第一人者・半藤一利の傑作ノンフィクション「日本のいちばん長い日 決定版」の映画化。太平洋戦争での日本の降伏決定から、それを国民に伝えた玉音放送が敢行されるまでの知られざる裏側を描いている。1967年に岡本喜八監督によって製作された同名映画のリメイクとなりますが、カラーで映像も綺麗なので、1967年版とは全く違った印象を受ける作品となっています。本作は降伏か本土決戦かの決断に苦悩する阿南陸軍大臣たち人物にスポットが当たっていたような印象を受けたが、1967年版は陸軍将校たちによるクーデター決行にスポットを当てていた感じが強かったです。そしてモノクロということもあって、元の作品の方がリアル感、緊迫感が半端ではなかったような気がします。

劇場公開日 2015年8月8日



(キャスト一覧)
役所広司(阿南惟幾)
本木雅弘(昭和天皇)
松坂桃李(畑中健二)
堤真一(迫水久常)
山崎努(鈴木貫太郎)
神野三鈴(阿南綾子)
蓮佛美沙子
大場泰正
小松和重
中村育二
山路和弘
金内喜久夫
鴨川てんし
久保耐吉
奥田達士
嵐芳三郎
井之上隆志
木場勝己
中嶋しゅう
麿赤兒
戸塚祥太
田中美央
関口晴雄
田島俊弥
茂山茂
植本潤
宮本裕子
戸田恵梨香(保木玲子)
キムラ緑子
野間口徹(館野守男)
池坊由紀
松山ケンイチ(佐々木武雄)
戸塚祥太


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2016-01-24

ザ・ウォーク

★★★+
ザ・ウォーク
鑑賞No:02762
原題:The Walk
製作:2015年/アメリカ/123分
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ジョセフ・ゴードン=レビット/ベン・キングズレー

1974年8月7日、当時世界一の高さを誇ったワールドトレードセンター。フランス人の大道芸人フィリップ・プティは、地上から高さ411メートル、110階の最上階で、そびえたつツインタワー間をワイヤーロープ1本でつなぎ、命綱なしの空中かっ歩に挑む・・・・。

米ニューヨークのワールドトレードセンターで命がけの綱渡りを敢行した男の実話の映画化。高所恐怖症の私には信じられないパフォーマンスであり偉業であるが、このパフォーマンスに至るまでの準備も結構大変で、仲間づくりやその仲間との葛藤、そして最大の難関であるワールドトレードセンタに綱渡り用の綱を張る準備作業。次々とアクシデントが起こるこの部分はある意味、綱渡りシーンよりもドキドキの連続だった。その分、綱渡り自体は意外と簡単にわたり切ってしまったため、ちょっと拍子抜けするが、片道だけかと思いきや、そのあとのパフォーマンスには驚かされる。ただ、綱の高さが地上から411メートルと桁外れに高すぎて、却って恐怖が半減したきらいはあった。

劇場公開日 2016年1月23日



(キャスト一覧)
ジョセフ・ゴードン=レビット(フィリップ・プティ)
ベン・キングズレー(パパ・ルディ)
シャルロット・ルボン
クレマン・シボニー
セザール・ドムボイ
ジェームズ・バッジ・デール


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2016-01-04

猫侍 南の島へ行く

★★
猫侍 南の島へ行く
鑑賞No:02758
製作:2015年/日本/85分
監督:渡辺武
出演:北村一輝/LiLiCo/高山善廣/木野花/横山めぐみ

無双一刀流免許皆伝の腕前で「まだら鬼」の異名を持つ剣豪・斑目久太郎は、江戸で仕官できず、故郷の加賀藩でしがない浪人生活を送っていた。そんなある日、久太郎のもとに土佐藩から剣術指南役の誘いが舞い込みむ。愛猫・玉之丞を連れて土佐へと出立した久太郎だが、船着き場で謎の忍者に襲われて土佐行きの船に乗り遅れてしまう。なんとか小舟を借りて海に乗り出した久太郎は、土佐を目指すのだが・・・・。

強面の浪人が愛らしい白猫に萌える姿が人気の時代劇コメディ「猫侍」シリーズの劇場版第2作。北村一輝の侍キャラが面白く、前作は大いに楽しめたが、本作は期待倒れ。本作では北村が原案・脚本を担当したらしいが、それが失敗の元だろうか?今回の設定からしてそうだが、予算がないのか、キャストにしろ、セットにしろ、ともかく安上がり感がいっぱい。また猫侍のつぶやきギャグも前作ほど冴えがなく、あまり笑えなかった。

劇場公開日 2015年9月5日



(キャスト一覧)
北村一輝(斑目久太郎)
LiLiCo(お蓮)
高山善廣(青海信玄)
木野花(タエ)
横山めぐみ(お静)
木下ほうか(忍者)
酒井敏也(舟頭)
緋田康人(港の男)


  1. 邦画-ね
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-01-02

ハッピーランディング

★★★
ハッピーランディング
鑑賞No:02753
製作:2015年/日本/109分
監督:天野千尋
出演:中村ゆり/永山たかし/佐藤めぐみ/渡辺邦斗/南圭介

結婚式を逃げ出した過去を持つ女、プロポーズに敗れた男、理想の結婚式に向けて空回りする花嫁、ケンカが耐えない結婚10年目の長距離トラック運転手とその妻、マスコミに追われる若手政治家と婚約者、離婚危機を妄想する亭主、花嫁に逃げられた過去を引きずり廃人同然の生活をする男と、それぞれの事情を抱える7組の結婚や恋にまつわるエピソードを描き出す。

7つのエピソードからなる結婚・恋愛をテーマにした作品。それぞれのエピソードの関係者が、他のエピソードに、無駄なく、あまりにも出来すぎな感があるほど絡んでいて、映画的には面白い。ただ、スポットの当て方が平均的なため、誰が主人公か、どれがメインか分からず、観終わってみると印象に残りにくい作品となってしまう感も強かった。

劇場公開日 2015年6月6日



(キャスト一覧)
中村ゆり(西沢薫子)
永山たかし(池江真彦)
佐藤めぐみ(槙野里美)
渡辺邦斗(花邑秀臣)
南圭介(原田敦史)
小池里奈(街田藍子)
高木心平(万現充)
清水富美加
田中雅美(眞田麻衣)
ドロンズ石本(眞田謙吾)
金児憲史(為永大)
阿部亮平(徳山蔵人)
原幹恵(高石沙織)
林寛子(野間口玲子)
樋口隆則(山口智生)
コアラ(サル)
若井尚子(為永百合実)
鈴木麻衣花(壇上千秋)
楊原京子(大島凜子)
竹原慎二(竹原慎二)
中村和裕(中村和裕)
長谷川初範(花邑恒彦)
相築あきこ(街田美鈴)
長嶋一茂(御堂岡恭介)
本屋敷健太(為永尊)
有本唯良(為永莉緒)
阿部真理奈(幻の少女)


  1. 邦画-は
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-01-01

スター・ウォーズ フォースの覚醒

★★★★
スター・ウォーズ フォースの覚醒
鑑賞No:02759
原題:Star Wars: The Force Awakens
製作:2015年/アメリカ/136分
監督:J・J・エイブラムス
出演:デイジー・リドリー/ジョン・ボヤーガ/ハリソン・フォード

銀河帝国と反乱同盟軍の第二デス・スターを巡るエンドアの戦いから30年後。帝国の残党が組織した新たな暫定軍事政権「ファースト・オーダー」と反乱同盟軍から派生した組織「レジスタンス」の戦いが続いていた。そんな中、レジスタンスの指導者であるレイア・オーガナは、パイロットのポー・ダメロンにある任務を言い渡す。一方、惑星ジャクー。少女レイは、廃品回収業者として苛酷な砂漠で孤独に暮らしていた。彼女はトルーパーの脱走兵フィンと出会い、行動を共にすることになる。この出会いが、レイに予期せぬ運命をもたらすのだった・・・・。

エピソード6から30年後を描いているということで、キャストも一新。そのため最初、戸惑いもあったが、全体的なストーリーはエピソード4を彷彿させるものであり、入り込み易かった。また、中盤以降、ハン・ソロやチューバッカ、レイヤ姫、C-3PO、R2-D2と次々とおなじみの顔ぶれがこれまでと同じ俳優で登場してくるのも懐かしい。そして、やはり見どころは新ヒロインのレイの活躍。新シリーズの主人公が女性と聞いていたので、それはどうかな?という危惧があったが、新鮮かつアクティブで見事、この大役をこなし、ヒロインとしての役割を果たしていたと思う。一方、物足らなかったのが、ファースト・オーダー側。これまでのシリーズには、ダース・ベイダーをはじめ、ダース・ベイダーの師匠ダース・シディアス、オビ=ワン、クワイ=ガンの2人を相手に引けを取らなかったダースモールなどの強力な適役がいたが、本作では適役があまりに弱かったこと。それはキャラクターだけに限らず、ファースト・オーダー自体がそう。終盤、レジスタンスとの全面的な戦闘が始まると、意外と簡単に敗れ去ってしまう。あと物足らなさでいえば、エピソード6から本作までの空白の30年間の説明。ストーリー中で次第に明らかにはなるが、内容の濃さに比べ、説明は意外と淡泊。もう少し詳しい経緯があればよかった。ラストで、本作のストーリーの目的であるルーク・スカイウォーカーの登場となるが、次回作が早くも期待できるエンディングであると同時に、ある程度、予想に難くない展開でもある。

劇場公開日 2015年12月18日



(キャスト一覧)
デイジー・リドリー(レイ)
ジョン・ボヤーガ(フィン)
オスカー・アイザック(ポー・ダメロン)
アダム・ドライバー(カイロ・レン)
ドーナル・グリーソン(ハックス将軍)
グウェンドリン・クリスティー(キャプテン・ファズマ)
ルピタ・ニョンゴ(マズ・カナタ)
ハリソン・フォード(ハン・ソロ)
マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)
キャリー・フィッシャー(レイア・オーガナ)
アンディ・サーキス(スノーク)
アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)
ケニー・ベイカー(R2-D2)
ピーター・メイヒュー(チューバッカ)
マックス・フォン・シドー(ロン・サン・テッカ)
ケン・レオン(スタトゥラ提督)
キラン・シャー(ティードー)
グレッグ・グランバーグ(スナップ・ウェクスリー)
ロッキー・マーシャル(ダトゥー大佐)
ヤヤン・ルヒアン(タス・リーチ)
イコ・ウワイス(ラズー・クイン=フィー)
サイモン・ペッグ(アンカー)
ワーウィック・デイビス
トーマス・ブロディ=サングスター
ハリエット・ウォルター
ダニエル・クレイグ


  1. 洋画-す
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2015-12-31

恋する♥ヴァンパイア

★★
恋する♥ヴァンパイア
鑑賞No:02752
製作:2015年/日本/102分
監督:鈴木舞
出演:桐谷美玲/戸塚祥太/田辺誠一/大塚寧々

世界一のパン職人になる夢を持つキイラは、一見するとごく普通の女の子だが、バンパイアの血を引いている。12歳の時に両親を亡くし、親戚一家に引き取られてから8年がたち、パン屋でアルバイトをしていたキイラは、幼い頃に毎日のように遊んでいた初恋相手の哲と偶然の再会を果たす。哲とデートを重ね、幸福な将来に思いをはせるキイラだったが、バンパイアと人間は恋をしてもいいのか思い悩む・・・・。

アイドル系のタレントを起用しての作品なので多少はしょうがないと思うが、やはり観ていてこっちが恥ずかしくなるようなシーンが多く、そのことからも作品の質の低さがうかがえる。桐谷美玲も今後、女優として大成していくのであれば、早々とこんな作風からは脱却していろんな役に体当たりしてもらいたい。作品自体も、胸キュンもの路線が狙いであれば、恋とヴァンパイアという設定だけにして欲しかった。へたに両親殺しなどの設定を入れたがゆえに、敵同士が恋に落ちるという不自然さが違和感として強く感じられた。

劇場公開日 2015年4月17日



  1. 邦画-こ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2015-12-30

クリード チャンプを継ぐ男

★★★+
クリード チャンプを継ぐ男
鑑賞No:02755
原題:Creed
製作:2015年/アメリカ/133分
監督:ライアン・クーグラー
出演:マイケル・B・ジョーダン/シルベスター・スタローン

自分が生まれる前に死んでしまったため、父アポロ・クリードについて良く知らないまま育ったアドニスだったが、彼には父から受け継いだボクシングの才能があった。亡き父が伝説的な戦いを繰り広げたフィラデルフィアの地に降り立ったアドニスは、父と死闘を繰り広げた男、ロッキー・バルボアにトレーナーになってほしいと頼む。ボクシングから身を引いていたロッキーは、アドニスの中にアポロと同じ強さを見出し、トレーナー役を引き受けるが・・・・。

シルベスター・スタローンを一躍スターにした「ロッキー」シリーズの新章。現実と同様、映画の中でも一夜でスターとなったロッキーの、そのきっかけとなった対戦相手であり、その後ライバルとなり、最後には盟友となるアポロ・クリードの息子が新「ロッキー」シリーズの主役となる。もちろんスタローンもロッキー役として登場するが、彼は主人公アドニスのトレーナーとしてローキーの戦法、アポロの血統を継がせる立場となる。ただ、ロッキー自身はリングではなく、病という別の相手との闘いを強いられることにはなるが・・・。ストーリー展開は標準的なロッキーシリーズと同じだが、内容にいまいちハングリーな面や争うシーンが少ないため、やや激しさに欠ける、おとなしい印象がした。それでも終盤のチャンプとの試合のシーンになると、だんだん盛り上がってきて、最後は感動的なシーンで終わるのは良かった。

劇場公開日 2015年12月23日



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  1. 洋画-く
  2. TB(0)
  3. CM(0)