FC2ブログ

2019-01-20

ダリル (D.A.R.Y.L.)

★★★+(3.5)
wダリル (DARYL)
鑑賞No:00140
原題:D.A.R.Y.L.
製作:1985年/アメリカ/99分
監督:サイモン・ウィンサー
出演:バレット・オリヴァー/メアリー・ベス・ハート

自分の名前しか覚えていない少年ダリルが山中で発見され、児童保護センターで保護される。やがて子供のいないアンディ&ジョイス夫婦のもとに里子に出され、彼は勉強でもスポーツでもスーパー少年ぶりを発揮する。そんなある日、ダリルの本当の両親と名乗る男女がやって来てダリルを連れて帰っていく。しかしアンディ夫婦たちが後をつけてみると・・・・。

人間と見分けがつかない少年型ロボットといえばまずスピルバーグ監督の「A.I.」(2001年)が思い浮かぶが、「A.I.」よりも16年も先駆けてこの「ダリル」が存在する。「ダリル」は「A.I.」のような悲しい物語ではないが、人間として目覚めていくダリルに対し、研究対象としてしか見ていない軍によって抹殺されそうになるのはよく似たシチュエーション。ただ、心ある人間によってハッピーエンドへと話が進んでいくところは救われた気持ちになる。派手さはないが、ハートフルな作品。

劇場公開日 1986年2月22日



>>ダリル (D.A.R.Y.L.)の続きを読む

  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2018-05-01

タイタン

★★(2.0)
wタイタン
鑑賞No:02892
原題:The Titan
製作:2018年/アメリカ/97分
監督:レナート・ルフ
出演:サム・ワーシントン/テイラー・シリング

核戦争により地球滅亡の危機にひんした近未来。このままでは人類はこの先十数年で人口が半減してしまう。人類存続の唯一の希望は土星の衛星タイタンへの移住だった。タイタンでの過酷な環境に人類を適応させるため、過激な肉体改造実験が始まり、選ばれたリックたちは実験を受けるが、致命的な副作用が起こり・・・。

何の予備知識もなく観た作品。「タイタン」というので、最初はギリシア神話に関連する作品かと思いきや、どうもSF映画のようだったので、土星の衛星タイタンに関わる映画だと分かった。結局は地球が滅亡しそうなので、新たな移住先としてタイタンが選ばれたという、これまで何度となくあった、ありきたりな設定。と言っても終始舞台は地球(それもほとんどNASAの実験施設内)で、タイタンは出てこない(厳密にいうとラスト1~2分ぐらい、とってつけたように出てくるが・・・)。主題は移住というよりも、未知の世界に移住するために移住先の環境に適合する人体に改造する恐怖のようだ。よって、SF映画と言うよりもスリラー映画と言った方が正しい。近い作品としては「ザ・フライ」かな? しかし、「ザ・フライ」ほど奥が深くなく、インパクトもない。

劇場未公開



>>タイタンの続きを読む

  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2018-01-19

タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密

★★★+(3.5)
wタンタンの冒険 ユニコーン号の秘密
鑑賞No:02205
原題:The Adventures of Tintin: The Secret of the Unicorn
製作:2011年/アメリカ・ニュージーランド/107分
監督:スティーヴン・スピルバーグ
声の出演:ジェイミー・ベル/アンディ・サーキス

ブリュッセルののみの市。少年タンタンはある店でひときわ目を引く精巧な帆船の模型に魅了され購入する。ところが購入直後、2人の男に売ってくれとしつこくせがまれる。その様子から、この模型は伝説の軍艦、ユニコーン号に違いないとタンタンは予想する。そして模型のマストから古い羊皮紙を見つけたタンタンは・・・・・。

まず驚かされたのが映像。CG技術は日進月歩だが、この映画の人の映像はすごい。(たぶんわざとだと思うが)アニメっぽくデフョルメされていると思うが、リアルさはピカ一。これだけリアルに作れるのであれば、もはや俳優もロケもいらないと思えるほど。ともかく映像に圧倒される作品。ただ、CGゆえ何でもアリの世界がチョット気になり、静止画的にはリアルだが、動画的にはリアルさがなかった。ストーリーも特筆するほどの内容ではなく、分かりやすいがありきたり。スピルバーグを知らない子供世代にはいいかもしれない。ラストは最近お決まりの、続編を予感させる終わり方だが、さほど続編を観たいと思わせるようなラストではなかった。

劇場公開日 2011年12月1日



>>タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密の続きを読む

  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2018-01-16

タイタンの戦い (2010年版)

★★★(3.0)
wタイタンの戦い
鑑賞No:01966
原題:Clash of the Titans
製作:2010年/アメリカ/106分
監督:ルイ・レテリエ
出演:サム・ワーシントン/ジェマ・アータートン

古代ギリシャ世代、傲慢な神々に人間が反旗を翻し、争いが激化していた。冥界の王・ハドスはアルゴス国に、破滅するか王女アンドロメダをいけにえに出すか選択するよう要求してきた。神々の王・ゼウスと人間の子である半神ベルセウスは王女を救うため、仲間とともに地獄山に旅立つが・・・・。

1981年に製作されたハリーハウゼン特撮の同名映画のリメイク。1981年版は観ていないが、多分映像的に大幅に進化を遂げた作品になっていると思う。ただ、最近の映画で嫌というほどCG技術を見せつけられているので、それと比べれば新鮮味はなかった。ただし、ギリシャ神話お馴染みのゼウスやメデューサ、クラーケン、ペガサスなどが出てくるのでそれだけでも楽しめる。前半ややだるい進行だが、中盤からスピード感あふれる戦闘シーンが盛りだくさん。ストーリーよりもあくまで戦闘シーンを楽しむ映画。

劇場公開日 2010年4月23日



>>タイタンの戦い (2010年版)の続きを読む

  1. 洋画-た
  2. CM(0)

2017-11-29

タイタニック2012

★★(2.0)
wタイタニック2012
鑑賞No:02151
原題:Titanic II
製作:2010年/アメリカ/86分
監督:シェーン・ヴァン・ダイク
出演:シェーン・ヴァン・ダイク/マリー・ウェストブルック

タイタニック号沈没から100年後の2012年。悲劇が起きた同じ日に、タイタニック2号と名付けられた豪華客船が大西洋に旅立った。しかしその頃、カナダ北部で巨大な氷河の崩落が観測される。その影響でかつてない大津波が起こり、タイタニック2号に向かっていた・・・・。

タイトルからして分かる、ジェームズ・キャメロン監督の「タイタニック」の模倣作品。「タイタニック2」にしていないところは良心的?ともいえるが、原題は「Titanic II」だった! 模倣作品とはいえ、それなりに見どころがあるかと思ったが、これはひどかった。まずCG。2010年製作作品とは思えないCGの稚拙さ。CG初期のころのような品質で、ひどいというよりもう笑ってしまうしかなかった。特に氷河の亀裂シーンは1970年代の特撮映画を観ているようだった。あまりのリアル感なしに、CG製作にはやはりお金がかかることを改めて実感した。あとストーリーもひどい。登場人物の描き方も手抜きだが、何よりも乗客は描かれておらず、主役の女性と、その女性を助けようとする元彼と父親だけのドラマにしかなっていなかった。

劇場未公開



>>タイタニック2012の続きを読む

  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2017-08-21

ダージリン急行

★★★(3.0)
wダージリン急行
鑑賞No:01632
原題:The Darjeeling Limited
製作:2007年/アメリカ/91分
監督:ウェス・アンダーソン
出演:オーウェン・ウィルソン/エイドリアン・ブロディ/ジェイソン・シュワルツマン

父の死をきっかけに絶交していた3兄弟が、長男のフランシスの呼びかけでインド北西部を走るダージリン急行に集結する。3人それぞれ問題を抱えている彼らは、旅行を通して兄弟の結束を図ろうとするが、何かにつけ口論や取っ組み合いの喧嘩をする始末。それでも人生を変えるきっかけが欲しい彼らは旅を続けるが、またしても大喧嘩をして、ついに列車から追い出されてしまう・・・・。

どちらかというと、まったりしたストーリー展開。“急行”とあるが、話の進み方は鈍行。前半のフリから後半どんな展開になるかと期待したが、あまり予想外の展開といったことはなかった。また、3人の不仲やもめる理由、母親が消えた理由などがよく分からなかった。典型的なロードムービーではあるが、タイトルの“ダージリン急行”を舞台にしているのは前半で、後半は列車から追い出されてしまう。(ただし、ラストに戻ってくるが・・・)登場人物は少なく、ほぼ3兄弟がメインを占めているが、冒頭シーンのビル・マーレーは出演時間が少ない割には存在感があった。(もう少しストーリーに絡むのかと思ったが、それもなくチョット残念)この映画の冒頭に、公開時、同時上映された短編「ホテル・シュヴァリエ」が流れ、ナタリー・ポートマンが出演しているが、これに関係して本編にもチョットだけ顔出ししている。なお、彼女はこの短編でヌードを披露しているので必見。

劇場公開日 2008年3月8日



>>ダージリン急行の続きを読む

  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2017-07-31

TAXi④

★★★
TAXi4.jpg
鑑賞No:01606
原題:TAXi 4
製作:2007年/フランス/91分
監督:ジェラール・クラヴジック
出演: サミー・ナセリ/フレデリック・ディーファンタル

タクシー運転手のダニエルとエミリアン刑事にそれぞれ息子が誕生し、幸せな日々を過ごしていた。そんなある日、“ベルギーの怪物”と呼ばれる凶悪犯をマルセイユ警察に護送してくるが、エミリアンのドジでみすみすこの凶悪犯を逃してしまう。ジベール署長からクビを言い渡されたエミリアンは汚名返上するため、ダニエルの力を借りて犯人グループを追跡することに・・・・。

人気シリーズの第4作。本シリーズの大きな見どころの一つは、ダニエルが運転するタクシーによるカー・アクションだが、その妙技はオープニングに見れただけで、本編とは関係なかったのが残念。(本編でもラストぐらいに派手なカーアクションが見れると思ったが、意外とダニエルの活躍するシーンは少なかった)相変わらずのエミリアンのボケぶりだが、それに輪をかけてボケるジベール署長は最高!もはや、この署長のコメディ映画になっているといっても過言ではない。その他の出演者も皆、適度にボケるといった始末で、アクション映画というよりコメディ映画になってしまっていた。ストーリー自体は単純な銀行強盗ものだが、銀行幹部と銀行強盗のボスが双子の兄弟というのはあまりに安直な設定だったのが少々不満。ちなみに、私はサッカーには疎いが、冒頭で出演するジブリル・シセはフランスの有名なサッカー選手で、本人によるカメオ出演である。

劇場公開日 2007年8月25日



>>TAXi④の続きを読む

  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2017-05-21

タクシードライバー

★★★★
タクシー・ドライバー
鑑賞No:00138
原題:Taxi Driver
製作:1976年/アメリカ/114分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ/シビル・シェパード

鬱屈した生活を送るタクシー運転手トラヴィスは、ある日大統領候補の選挙事務所で働くベッツィと親しくなる。しかし、デートで彼女を怒らせ絶交されたトラヴィスはやがて闇ルートから拳銃を手に入れ、自己鍛錬しながらある計画を思いつく・・・。

ニューヨークでタクシー運転手をしているベトナム帰還兵が、自分の存在を世間に認めさせるために起こす行動を描く。今でこそ普通のオジサンになってしまった感のあるロバート・デ・ニーロだが、初めて出会った「ゴッド・ファーザーPART2」の若きドン・コルレオーネで渋い演技を彷彿させながら狂気にみちた男をクールに熱演している。デ・ニーロ演じるトラヴィスが鏡に向って「俺に用か?」と呟き拳銃を向けるシーンは背筋に寒さを感じるシーンである。なお、この映画で子役として若き日のジョディ・フォスター(当時13歳)を見ることができる。ちなみに1981年3月30日に起こったレーガン大統領暗殺未遂事件は、この映画の影響と言われている。事件の犯人であるジョン・ヒンクリーは何度も「タクシードライバー」を観て、その中で売春婦を演じたジョディ・フォスターに偏執的な愛情を抱いている。事件直前にもフォスター宛に手紙を書いているが、手紙の中で事件の動機を「フォスターの気を惹くため」としている。

劇場公開日 1976年9月18日



>>タクシードライバーの続きを読む

  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2017-04-23

ターミネーター3

★★+
ターミネーター3
鑑賞No:01134
原題:Terminator 3: Rise of the Machines
製作:2003年/アメリカ/110分
監督:ジョナサン・モストウ
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/ニック・スタール

前作で審判の日を阻止してから10年後、ジョンはなす術もなく放浪生活を送っていた。そんな時、未来からターミネーターT-Xが送られてきて、ジョンと後に彼の妻となる獣医助手のケイトの命を狙う。これを阻止すべく、以前ジョンと彼の母を助けてくれたターミネーターもやってきて、T-Xと壮絶な闘いが始まる・・・。

アーノルド・シュワルツェネッガー主演の人気シリーズ第3弾。「1」「2」で大きく盛り上がりすぎたため、期待度も大きく、故に評価も厳しくなっている作品。配役にも問題があった。特にジョンを演じたニック・スタールはあまりにも冴えなく、がっかりしたファンも多かったと思われる。敵役のターミネーターとして女性を選んだ点は目先を変えたという意味では評価できるが、前作に比べ執拗さが低く、強さという点でもどこか弱い面があった。

劇場公開日 2003年7月12日



>>ターミネーター3の続きを読む

  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2017-04-20

ダークナイト

★★★★
ダークナイト
鑑賞No:01599
原題:The Dark Knight
製作:2008年/アメリカ/152分
監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベイル/ヒース・レジャー

ゴッサム・シティーの平和を守るため、ゴードン警部補、デント検事とマフィア組織撲滅を誓ったバットマン。そして彼らの資金を洗浄していた中国企業の社長を捕まえ、彼の証言をもとにマフィアを次々と裁判にかけていく。しかし、彼らの前に凶悪犯ジョーカーが現れ、バットマンの正体を明かさないと毎日市民を殺すというゲームを開始する・・・・。

新生バットマン・シリーズ「バットマン ビギンズ」の続編。旧シリーズは暗さの中にもエンターテイメント性があったが、新シリーズはシリアスな面がより強調されており、やや重い内容となっている。しかしエンターテイメント性がなかったというわけではなく、特に後半、スケールアップしていくジョーカーのゲームにはハラハラドキドキさせられた。中でも船に非難した人たちにまつわるシーンは最高。続編とはいえ前作はバットマンの誕生秘話が中心だったのに対し、今回のメインは何といってもジョーカーといえるほど悪役にスポットライトを当てており、趣をことにする。本作はジョーカー役を演じたヒース・レジャーが急死したことでさらに話題になったが、それを差し引いても彼は強烈な印象を残した。それはまさにバットマンの存在をも凌ぐほどであり、主役といってもいいほど。人間の奥底に潜む正義と悪、良心と邪心をよく描いており、その象徴がデント検事と船に非難した人々だったように思う。

劇場公開日 2008年8月9日



>>ダークナイトの続きを読む

  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2017-03-25

ターミナル

★★★★
ターミナル
鑑賞No:01234
原題:The Terminal
製作:2004年/アメリカ/129分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

ヨーロッパの小国クラコウジアからニューヨークにやってきたビクターは入国ゲートで足止めをくらう。クラコウジアでクーデターが起こり祖国が消滅したというのだ。これによりパスポートは無効となり、アメリカに入国できないばかりか、祖国の政情不安のため帰国もできない。困ったビクターは空港内で生活を始めるが・・・。

孤島ではないが似たような設定としてトム・ハンクスが主演した「キャスト・アウェイ」を思い起こしながら観たため、期待した分やや面白味には欠けた。(シリアスなドラマかとおもいきや、苦境にもかかわらず明るく描いている)反面サクセスストーリーのような面があり、その点は結構面白かった。通常は単なる通過点でしかないターミナルにも様々なドラマがあることを実感する映画だった。なお、本作に登場する小国クラコウジアはもちろん架空の国である。よってトム・ハンクスが話すクラコウジア語も架空で、トムのアドリブによるものである。そのトムの台詞の中に「そりゃ納得いかんのう」という日本語で聞こえるシーンがある。本作のモチーフとなったと思われる実際に起きた出来事がある。1988年、身分証明書を紛失したため本作のビクターと同様、シャルル・ド・ゴール空港で生活を始めたイラン人が実際におり、今も空港に住み続けているらしい!?

劇場公開日 2004年12月18日



>>ターミナルの続きを読む

  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2017-03-12

タワーリング・インフェルノ

★★★★★
タワーリング・インフェルノ
鑑賞No:00141
原題:The Towering Inferno
製作:1974年/アメリカ/165分
監督:ジョン・ギラーミン
出演:スティーブ・マックィーン/ポール・ニューマン

サンフランシスコに138階建ての超高層ビルが完成。その落成パーティの最中に、81階から出火し、ビルは大パニックになる。ビルの設計者や消防隊長らはビルに残された人たちを救出すべく、思い切った作戦に打って出る・・・。

1970年代のパニック映画の代表作。CG技術の発達で最近は迫力あるシーンが容易に制作できるため、今観るとさほどではないが、やはり当時の映画としてはとても迫力のあった映画と思われる。本作は子供の頃もっぱらTV放映で観ていたが、子供ながら興奮して観ていた記憶がある。超高層ビルと手抜き工事という組み合わせで起こる大惨事という、パニックものとしては非常に現実性のある設定なので、単なる映画と捉えず、改めて関係者には一つの警鐘として捉えて欲しい映画。

劇場公開日 1975年6月28日



>>タワーリング・インフェルノの続きを読む

  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2017-03-01

ダイ・ハード2

★★★★+
ダイ・ハード2
鑑賞No:00136
原題:Die Hard 2
製作:1990年/アメリカ/124分
監督:レニー・ハーリン
出演:ブルース・ウィリス/ボニー・ベデリア

ナカトミ・ビル事件から1年後のクリスマス・イヴ。ワシントン・ダレス空港に妻を迎えに来たマクレーンは空港内で不審者2名を見つける。荷物室で銃撃戦となり1名を射殺するが、その男はその後空港の管制機能を制圧するテロリストの一味だった・・・。

大人気シリーズの第2弾。1作目の高層ビルから場所を空港に移して繰り広げられる大バトル・アクション。ビルの内部という限られた中で追われながら戦うといった第1作での緊迫感は薄れた反面、空港という広い空間でアクションは「うそでしょー」ともいえる派手さが目立った。特にラストの飛行機爆破シーンにはあまりにも・・・との感はあるが、前作同様大いに楽しめる作品となっている。

劇場公開日 1990年9月21日



>>ダイ・ハード2の続きを読む

  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2017-02-24

ターミネーター2

★★★★+
ターミネーター2
鑑賞No:00132
原題:Terminator 2: Judgmant Day
製作:1991年/アメリカ/137分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/リンダ・ハミルトン

未来の世界で人間の指導者となるジョンもすでに少年となっていたが、また新たなターミネーターが未来から送られてくる。1体はジョン抹殺の指令を受けた最新型のT-1000、もう1体はそのジョンを守るために送られた前作と同じタイプのT-800である。そしてジョンの命を賭けて、2体のターミネーターの攻防が始まる・・・。

前作から10年後の世界を描いた作品。前作とは比べ物にならないくらいの巨額の製作費を投じて作られた大作。特に液体金属でできている最新型ターミネーターを描いたSFXは驚異ものだった。「追われモノ」の恐怖感は継続されているものの、守る側に旧型とはいえターミネーターがついたことで多少緊張感は薄れた感はあった。その代わり、またに不死身といえるT-1000のしぶとさには舌を巻いた。比べ物ならないといえば、1作目とは打って変わって鍛え上げた筋肉美を見せつけたリンダ・ハミルトンのアクションもすごかった。

劇場公開日 1991年8月24日



>>ターミネーター2の続きを読む

  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2017-01-28

団塊ボーイズ

★★★+
団塊ボーイズ
鑑賞No:01488
原題:Wild Hogs
製作:2007年/アメリカ/100分
監督:ウォルト・ベッカー
出演:ティム・アレン/ジョン・トラボルタ/マーティン・ローレンス

郊外の住宅地に住むウディら4人の中年男たちは休日に愛車ハーレーでちょっとしたドライブをするのが唯一の楽しみだった。そんなある日、職を失い、妻子にも逃げられたウディは、自由と青春を取り戻すため、気ままな遠乗りをしようと提案する。仕事や家族のある3人は躊躇するが、結局決心して愛車にまたがり、気ままな旅にでることに・・・。

全米興収1億6000万ドルの大ヒットを記録したロードムービー。「イージー・ライダー」を思い起こさせる大人版「スタンド・バイ・ミー」といった感じの映画。ただしメンバーの4人は、「イージー・ライダー」のような体制からのドロップアウト組ではなく、ただ現実の生活から少し逃避して昔を懐かしもうというオヤジたちのはなしなので、ややニュアンスは異なる。ストーリーは至って単純で、観ていて分かりやすい。主人公の4人のオヤジたちもそれぞれ個性あるキャラで笑わせてくれる。ただ、やや大げさな演技によるお笑いはイマイチの部分もあり、全編コミカルに描きすぎた分、後半の正義感を見せるシーンやラストの締めの部分で感動もイマイチだった。そして、「イージー・ライダー」へのオマージュともいうべきか、ラストの一番かっこいいところは****(ネタばれになるので敢えて記載しません)に持っていかれたような気がした。オヤジ4人の演技もそれぞれ良かったが、全編コミカルな展開に唯一一本の緊張感を与えた暴走族のリーダーを演じたレイ・リオッタの熱演が光った。(この人はこういう役をやらせると上手いですね)

劇場公開日 2008年2月9日



>>団塊ボーイズの続きを読む

  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-12-16

ダーウィン・アワード

★★★★
ダーウィン・アワード
鑑賞No:01550
原題:The Darwin Awards
製作:2006年/アメリカ/95分
監督:フィン・タイラー
出演:ジョセフ・ファインズ/ウィノナ・ライダー

殺人犯を取り逃がして警察をクビになったダーウィン・アワード・マニアのマイケル。しかし、おバカな人々のマヌケな行いがありえない事故を起こし、保険会社に毎年何百万ドルもの損害を与えていることに気付いたマイケルは、持ち前のプロファイリングを武器に自分を保険会社に売り込む。会社は4週間でマイケルの言うことを証明すれば採用するとし、女性調査員シリと組んで全米を調査することに・・・。

実際にダーウィン・アワードのサイトで紹介されたおバカな事故を基に製作しているだけに面白い。大したストーリーはなく、小ネタ集のような映画だが、実際にあった事故を基にしているところがフィクションでない面白さとして伝わってくる。それを現場検証と推理によって、ダーウィン・アワード的事故として解明していく過程がなんともいい。ウィノナ・ライダーも久しぶりに見たが、随分と可愛かった。(なかなかいい感じの女優になっていた)何の予定もない退屈な休日に、暇つぶしに観るには最適の映画。

劇場公開日 2007年12月1日



>>ダーウィン・アワードの続きを読む

  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-12-15

タロットカード殺人事件

★★★★
タロットカード殺人事件
鑑賞No:01555
原題:Scoop
製作:2006年/イギリス/95分
監督:ウディ・アレン
出演:スカーレット・ヨハンソン/ヒュー・ジャックマン/ウディ・アレン

夏休みにロンドンの友人宅に遊びに行ったジャーナリスト志望のアメリカ人学生のサンドラは、ロンドンのマジックショーで舞台に上げられ、身体の消えるボックスに入れられる。そのボックスの中で著名なジャーナリストの亡霊に出くわし、とっておきのスクープを教えられる。そのスクープとは英国中を震撼させていたタロットカード連続事件の犯人が青年貴族ピーター・ライモンだというものだった・・・。

ウディ・アレンの作品というとチョット小難しいセリフと分かりにくいストーリーで敬遠しがちだったが、この作品はそういった私にとって苦手な部分は極力排除された軽妙なコメディ・サスペンスとなっている。殺人事件と銘打っているが、残忍で暗いところはない。ストーリー的にも先が読める簡単なものだが、主人公たちを導くのは幽霊というのも面白い設定。なお、ストーリーは読めたが、ラストの展開までは読めなかった意外なオチはさすが!スカーレット・ヨハンソンにゾッコンのウディ・アレンの作品とのことなので、本作よりも一般的に受けのよい「マッチポイント」も観たくなった。

劇場公開日 2007年10月27日



>>タロットカード殺人事件の続きを読む

  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-12-09

ダイ・ハード3

★★★+
ダイ・ハード3
鑑賞No:00407
原題:Die Hard with a Vengeance
製作:1995年/アメリカ/131分
監督:ジョン・マクティアナン
出演:ブルース・ウィリス/ジェレミー・アイアンズ

ニューヨーク5番街のビルが爆破され、犯人からご指名でマクレーン刑事をハーレムに立たせるよう指示がくる。犯人の要求通りハーレムに立ったマクレーンは危うく黒人の集団に襲われかけるが、家電修理店の店主ゼウスによって救われる。署に戻った2人に犯人から地下鉄に爆弾を仕掛けたとの連絡がある・・・。

ブルース・ウィリス主演の人気シリーズ第3弾。超高層ビル、空港に続いて今度はニューヨークの街全体が闘いの場となる。回を重ねるごとに舞台となるエリアが広がる分、緊張感やアクションも分散されたような気になり、その分面白味が減ってきているように感じる。もともと本作は船上が舞台になるはずだったが、先にスティーブン・セガールの「沈黙の戦艦」が公開されたため、脚本の変更を余儀なくされたとか。
船上でのストーリーになっていれば、1作目のような緊張感が味わえたかもしれない。またシリーズものとはいえ、1~2作目と様々な点で異なっている点も多い。閉鎖空間ではないことをはじめ、マクレーンの奥さんが出てこない、相棒がいる、クリスマスではなく夏、などなど。でも一番大きな点は、前2作は目的を遂行するための計画的犯罪にマクレーンがたまたま巻き込まれているが、本作は目的を遂行しながらマクレーンへの復讐も行うとしていること。復讐するのなら本気でやって欲しかった。下手なゲーム仕立ての展開が本作の面白味を半減させたようにも思える。

劇場公開日 1995年7月1日



>>ダイ・ハード3の続きを読む

  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-07-04

ダイ・ハード

★★★★★
ダイ・ハード
鑑賞No:00135
原題:Die Hard
製作:1988年/アメリカ/131分
監督:ローレンス・ゴードン/ジョエル・シルバー
出演:ブルース・ウィリス/ボニー・ベデリア

クリスマス・イヴの夜、ロスにある超高層ビルがテロリストに占拠される。このビルにある会社で働いている妻を訪ねて来たニューヨークの刑事マクレーンは、事件に巻き込まれ、非常なテロリストと孤立無援の戦いを繰り広げることになる・・・。

ブルース・ウィリスを一躍トップスターにした大ヒット作。地上30階の閉鎖空間の中で繰り広げられるアクションは観るものを興奮の坩堝に追い込んだ。孤立無援ながら“絶対にくたばらばい(ダイ・ハード・マン)”無敵のヒーローでありながら、愚痴や泣き言を言いながら戦う姿は、ヒーロー然としていなくて好感が持てた。緊張感の続くストーリー展開の中で、マクレーンと無線で友情を交わす黒人巡査パウエルとのやりとりが一時のさわやかさをよく演出していた。

劇場公開日 1989年2月4日



(キャスト一覧)
ブルース・ウィリス(John_McClane)
ボニー・ベデリア(Holly_Gennaro_McClane)
レジナルド・ベルジョンソン(Sgt.Al_Powell)
ポール・グリーソン(Dwayne_T.Robinson)
デブロー・ホワイト(Argyle)
ウィリアム・アザートン(Thornburg)
ハート・ボックナー(Ellis)
ジェームズ繁田(Takagi)
アラン・リックマン(Hans_Gruber)
アレクサンダー・ゴドノフ(Kari)
ブルーノ・ドヨン(Frenco)
アンドレアス・ウィスニュースキー(Tony)


  1. 洋画-た

2016-05-22

大地震

★★★+
大地震
鑑賞No:00734
原題:Earthquake
製作:1974年/アメリカ/123分
監督:マーク・ロブソン
出演:チャールトン・ヘストン/エヴァ・ガードナー

ロサンゼルスの建築会社副社長のスチュアート・グラフと妻のレミーとの関係は冷え切っていた。レミーの父が会社の社長サム・ロイスの娘であり、それを鼻にかけ彼を軽んじていたせいもあるが、スチュアートが死んだ同僚の未亡人デニス母子の面倒をみていることに嫉妬していたせいもあった。そんな折、ロサンゼルス一帯を大地震が襲い、社長のサムは死亡する。レミーもデニスも生き埋めとなり、スチュアートは救出に向うが・・・。

1970年代にロサンゼルスで実際に起こった大地震を基に描いたパニック映画。パニック映画全盛の頃の映画らしいといえばいえなくもないが、パニックだけ目立ってあまりストーリーらしいストーリーはなかったよう。まぁ、大地震が来たらストーリーもくそもないというのが実際かもしれないが、もう少し人間ドラマがあってもよかったかも。ヒットはしたみたいだが、「タワーリング・インフェルノ」や「ポセイドン・アドベンチャー」のような名作感がイマイチないのもそのせいかも。

劇場公開日 1974年12月14日



(キャスト一覧)
チャールトン・ヘストン(Stewart_Graff)
エバ・ガードナー(Remy_Graff)
ジョージ・ケネディ(Lew_Slade)
ローン・グリーン(Sam_Royce)
ジュヌビエーブ・ビヨルド(Denice_Marshall)
リチャード・ラウンドトゥリー(Miles_Quade)
マージョー・ゴートナー(Jody)
バリー・サリバン(Dr.Willis_Stockle)
ビクトリア・プリンシパル(Rosa)


  1. 洋画-た

2016-04-30

タイ・カップ

★★★★
タイ・カップ
鑑賞No:00660
原題:Cobb
製作:1995年/アメリカ/128分
監督:ロン・シェルトン/ロバート・ウール
出演:トミー・リー・ジョーンズ

黒人や女性を軽視する差別主義者、試合に勝つためには手段を厭わないなどの悪評が多いタイ・カップだったが、後の伝記には評判とは異なる多くの事実も書かれていた。そんな二面性を持つ彼から自伝の執筆のためにスポーツ記者アルが雇われる・・・・。

ベーブ・ルース、ルー・ゲーリックとならび、アメリカ・メジャーリーグの基礎を築いた男タイ・カップの真実のドラマ。名前は聞いたことがあったが、その人間像はよく知らなかったタイ・カップの実像を窺い知ることができる映画。この映画の内容がどこまで真実かはわからないが、少なくとも人間の実像や真実とは一側面からだけでは判断は難しいし、決めつけてはいけないことも実感させられます。本当のタイ・カップはわからなくても、自伝に描かれている人間像をトミー・リー・ジョーンズはよく演じ切っていたのではないかと思いました。野球映画として取り上げましたが、野球そのものというよりヒューマン・ドラマの色合いの強い映画。

劇場公開日 1995年9月2日



(キャスト一覧)
トミー・リー・ジョーンズ(Ty Cobb)
ロバート・ウール(Al Stump)
ロリータ・ダビドビッチ(Ramona)
ルー・メイヤーズ(Willie)
J・ケネス・キャンベル(Professor Cobb)
Eloy Casados(Louis Prima)
Rhoda Griffis(Ty's Mother)


  1. 洋画-た

2016-03-14

タイタニック

★★★★★
タイタニック
鑑賞No:00695
原題:Titanic
製作:1997年/アメリカ/189分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:レオナルド・ディカプリオ/ケイト・ウィンスレット

1500人の乗客と共に北大西洋の海の藻屑と消えた豪華客船タイタニック号。その引き揚げ作業が行われれる中、見つかった金庫の中から若い女性を描いた一枚の絵が見つかる。この様子を見ていた老婆ローズが、その絵のモデルは自分だと名乗り出、彼女がタイタニック号沈没事故の生存者であることが判明する。その彼女から当時の様子が語られ、沈没の模様が次第に明らかになっていく・・・。

アカデミー賞11部門を制覇したスペクタル超大作。20世紀最大の海難事故であるタイタニック号の沈没を描く。本作を最初に観たのは海外出張をしたときの飛行機の中だった。以来DVDやTVで何度となく観た。最初観たときの感動はだんだん薄れてきているものの、実際の事件であることと、3時間という長尺でありながら飽きさせないストーリー展開で何度観ても楽しめる。CG技術も素晴らしく、CGで再現されたタイタニック号やその船の中で動く人々など、当時の技術としては最高といえる映像で驚かされた。タイタニック沈没後、恋人のジャック(レオナルド・ディカプリオ)が力尽き海の中に消えた後も、執念で生き抜こうと救出船に向ってホイッスルを吹くローズには何度観ても涙がこみ上げてくる。もし観ていない人がいたら是非必見。

劇場公開日 1997年12月20日





(キャスト一覧)
レオナルド・ディカプリオ(Jack Dawson)
ケイト・ウィンスレット(Rose Dewitt Bukater)
ビリー・ゼイン(Cal Hockley)
キャシー・ベイツ(Molly Brown)
フランシス・フィッシャー(Ruth Dewitt Bukater)
ビル・パクストン(Brock Lovett)
バーナード・ヒル(Captain E. J. Smith)
ジョナサン・ハイド(J. Bruce Ismay)
ビクター・ガーバー(Thomas Andrews)
デビッド・ワーナー(Spicer Lavejoy)
ダニー・ヌッチ(Fabrizio De Rossi)
グロリア・スチュワート(Rose Colbert)
スージー・エイミス(Lizy)
ヨアン・グリフィズ(5th Officer Harold Lowe)
ジャネット・ゴールドスタイン(Irish Mommy)


  1. 洋画-た

2016-03-08

第3逃亡者

★★★★
第3逃亡者
鑑賞No:02742
原題:Young and Innocent
製作:1937年/イギリス/84分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ノバ・ピルブーム/デリック・デ・マーニイ

女優の殺害犯人として、現場に残されたコートから、ロバートという青年の名が上がった。だが彼は無実を主張、警察署長の娘エリカと共に逃走する。捜査の手をかわして逃げる二人は、事件の背後に意外な真相があることを突き止めるが・・・・。

ジョセフィン・テイの1936年の長編推理小説「ロウソクのために一シリングを」の映画化。ヒッチコック監督お得意の追われモノ。殺人事件の第一発見者だが、事件を通報しようとして現場を走り去ったことが逆に犯人として疑われることになる。だが、犯人だったら通報したのち犯行現場にのこのこ戻ってきたりはしないはずだが・・・?あとは無実の罪を証明するために、盗まれたコートを見つけ出すという単純なストーリーではあるが、ヒッチコックお決まり、お得意の追われモノにおけるドキドキ感は堪能できる。

劇場公開日 1977年1月8日

(キャスト一覧)
ノバ・ピルブーム
デリック・デ・マーニイ
エドワード・リグビー
パーシー・マーモント


  1. 洋画-た

2016-01-06

第三の男

★★★
第三の男
鑑賞No:01149
原題:The Third Man
製作:1949年/イギリス/105分
監督:キャロル・リード
出演:ジョセフ・コットン/オーソン・ウェルズ

第2次大戦終戦直後、米英仏ソの四カ国による分割統治下にあったウィーンに親友ハリー・ライムを訪ねてきたアメリカ人作家のホリー。だが、ハリーの家に着くと守衛からハリーは交通事故で死亡したと告げられる。腑に落ちないホリーはウィーン中の関係者をあたり、真相究明に奔走するが・・・・。

イギリス映画にして、ハリウッド映画の名作に匹敵すると言われるぐらいの傑作と評される作品。政治スリラー、ロマンス、ミステリーの要素が見事に絡まった完成度らしい。ただ、私はそもそもイギリス映画が肌に合わないのか、一度観た限りでは退屈でさほど面白いとは思えなかった。この映画でよく語られるのは映画史に残る悪役を演じたオーソン・ウェルズの演技だが、ちなみにウェルズの本作の出演はわずか5分である。

劇場公開日 1952年9月16日



(キャスト一覧)
ジョセフ・コットン
オーソン・ウェルズ
アリダ・バリ
トレバー・ハワード
バーナード・リー
ジェフリー・キーン
エルンスト・ドイッチュ


  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2015-11-05

ダイ・ハード4.0

★★★★
ダイ・ハード4
鑑賞No:01399
原題:Live Free or Die Hard
製作:2007年/アメリカ/132分
監督:レン・ワイズマン
出演:ブルース・ウィリス/ジャスティン・ロング

独立記念日の前夜、サイバー・テロ集団により全米のインフラを監視するシステムがハッキングされ、全米の都市機能が麻痺する。FBIはブラックリストに載っているハッカーたちの一斉捜査を始め、その依頼がジョン・マクレーンにも来る。久しぶりにニュージャージー州の大学に通う娘のルーシーを訪ねていたマクレーンは、近くに住むマットというハッカーの身柄を確保することになるのだが・・・。

ブルース・ウィリス演じるNY市警刑事ジョン・マクレーンの活躍を描く人気シリーズ第4弾。今回の敵はサイバー・テロ集団。アクションに関しては、「ありえない~」レベルの派手さでシリーズを通しても一番といえる。ただし、従来の“ダイ・ハード”の基本ともいうべき、「閉鎖空間」「孤独な戦い」「冷徹な悪役」「妻への愛情」がどれも薄らいで感じた。「1」でのビル、「2」での空港という閉鎖空間とは異なり、今回の行動範囲は広い。故に追い詰められ度という点で弱かったような・・・。またハッカーのマットを始め、警察もマクレーンに協力的で孤独感もあまり感じられなかった。悪役も印象に残りにくいタイプだし、犯罪規模はシリーズ最大にも拘らずパソコン主体の内容なのでゲーム感覚の感があり現実感があまり伝わってこなかった。ただテンポは悪くなく、劇場での迫力は最高なので、まあ何も考えず劇場で観ることをオススメする作品。

劇場公開日 2007年6月29日


  1. 洋画-た

2015-10-04

ダウト ~あるカトリック学校で~

★★★+
ダウト あるカトリック学校で
鑑賞No:01711
原題:Doubt
製作:2008年/アメリカ/105分
監督:ジョン・パトリック・シャンレー
出演:メリル・ストリープ/フィリップ・シーモア・ホフマン

1964年のニューヨーク。カトリック学校の校長シスター・アロイシスは、司祭のフリン神父が校内で唯一の黒人生徒と親密な関係にあることを耳にする。フリン神父が生徒と不道徳な関係にあるのではないかと疑ったアロイシスは、証拠もないままフリン神父を糾弾するが・・・・。

第81回アカデミー賞で、メリル・ストリープが主演女優賞にノミネート、フィリップ・シーモア・ホフマンが助演男優賞ノミネート、エイミー・アダムスが助演女優賞ノミネートされている話題の作品。残念ながら3人ともオスカーは逃したものの、特にメリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンの対決シーンは見もので、緊迫した舌戦に言いようもない興奮を覚えるような演技は見事。しかしそれほどの対決シーンを見せながら、なんかスッキリしない結果に観た人はみんな納得したのだろうか?本当の真実はぼかされたまま終わり、結論を観客に求めるような手法は最近多いが、対決シーンが見事だっただけに観ていてスッキリする結論が欲しかった。ラストのメリル・ストリープの言葉も意味深でますます謎の多い作品となってしまった。

劇場公開日 2009年3月7日


  1. 洋画-た

2015-08-11

第十七番

★★★
第十七番
鑑賞No:02690
原題:Number Seventeen
製作:1932年/イギリス/61分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:レオン・M・ライオン /アン・グレイ

宝石泥棒を追う刑事が、第十七番と呼ばれる廃屋で死体を発見。そこでベンという謎の男と出会う。その後現れた3人の男たちと宝石争奪戦が始まり、貨物列車で逃走する3人の泥棒を追う刑事とベンだったが・・・・。

この作品はヒッチコックがイギリス時代に監督した作品。本作の舞台は大きく2つに分かれる。前半は古びた貸家内。そして後半は疾走する機関車内。前半の貸家内でのシーンはいかにもヒッチコックらしい演出が多いが、ややドタバタ感が強い。また、人物説明がなく、ベン以外はどの男たちもあまり特徴がないので次々に出てきても混乱するだけで分かりにくかった。後半の機関車のシーンは一転、ヒッチコックらしからぬハードなアクションシーンで、ラストの船との大衝突までいくとは驚きだった。ただ、ここまで大惨事になるほどの前半のストーリー展開ではなかっただけに、驚きは意外性だけでなく、ストーリー設定の貧弱さにもある。ヒッチコック作品としてはイマイチ。

劇場未公開


  1. 洋画-た

2015-07-31

奪還者

★★
奪還者
鑑賞No:02686
原題:The Rover
製作:2013年/オーストラリア、アメリカ/103分
監督:デビッド・ミショッド
出演:ガイ・ピアース/ロバート・パティンソン

世界経済の崩壊から10年、オーストラリアの地は鉱物資源を求める無法者たちが暴れ回っていた。すべてを失い、唯一の財産は命より大切な愛車だけというエリックだったが、その愛車がヘンリー率いる強盗団に奪われてしまう。あらゆる手段を使って車の奪還を試みるエリックが強盗団を執拗に追いかける。その追跡の途中、強盗中に撃たれ、瀕死の重傷の状態で現場に置き去りにされたヘンリーの弟レイと出会う。さらなる追跡を続けるエリックとレイの間に、いつしか奇妙な友情が芽生え始める・・・・。

冒頭のイメージから、スティーブン・スピルバーグ監督の「激突!」のような雰囲気があったが、それは最初だけで、全然違った展開の映画だった。いまいち、この映画の世界観が分からなかったが、唯一の財産とはいえ、あそこまで殺戮を繰り返してまで取り戻したい車の理由に最後まで疑問に思ったが、最後のオチも何とも納得するには呆れたオチ。そう思って振り返ると、至る所で雑さの目立つ作品。描くということはあまりせず、すぐ殺すという、安易な展開に、そもそも単純なストーリー展開の本作を高めるだけのアイデアは持ち合わせていなかったよう。とても「激突!」には及ばない作品。

劇場公開日 2015年7月25日


  1. 洋画-た

2015-07-18

太陽がいっぱい

★★★★★
太陽がいっぱい
鑑賞No:00137
原題:Plein soleil
製作:1960年/フランス、イタリア/118分
監督:ルネ・クレマン
出演:アラン・ドロン/マリー・ラフォレ

貧乏なアメリカ青年トムは、友人であり金持ちの放蕩息子であるフィリップを連れ戻して欲しいと彼の父親から頼まれる。そのためナポリにやってきたトムは、そこで女遊びに明け暮れるフィリップを見て憎悪に駆られ、彼を殺し、彼になりすますことにする・・・。

イギリスの女流作家パトリシア・ハイスミスの小説「才人リプレイ君」を映画化したサスペンス。個人的にはアラン・ドロンの映画の中では「ボルサリーノ」と並ぶ傑作。貧乏な青年が嫉妬から起こした完全犯罪、そして成功したかに見えたこの計画が最後に崩れていく様子、ラストの真っ青な海と耀く太陽、そしてその中で浮かぶドロンの陰影ある姿が非常に切なく、印象的。本作は1999年にマット・デイモン、ジュード・ロウでリメイクされているが、まずはこちらを観て頂きたい。

劇場公開日 1960年6月11日


  1. 洋画-た

2015-07-14

ターミネーター

★★★★+
ターミネーター
鑑賞No:00131
原題:The Terminator
製作:1984年/アメリカ/108分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/マイケル・ビーン

未来の機械社会で反逆を企てる人間のリーダーであるジョン・コナーの母サラを、過去に遡って抹殺するよう指令を受けたターミネーターが1984年の世界に送りこまれてきた。これを阻止するため、ジョンを敬愛するリースも現代にやってきて、ターミネーターからサラを守ろうとするが・・・。

アーノルド・シュワルツェネッガーを一躍スターにしたSFアクション映画。低予算で制作されたB級映画だったにも関わらず、圧倒的な支持を得た作品。ストーリーや設定も面白く、シュワちゃんのターミネーターもはまり役。「追われモノ」による恐怖感はスピルバーグ監督の「激突!」以来だった。T2でのSFX技術に驚愕させられたため、改めて見るとちゃっちぃ感じがするが、当時としては良くできたSFXシーンだった。続編のT2で製作費1億ドルをいう巨額を投じさせた本作はやはりスゴイといわざるを得ない。

劇場公開日 1985年5月25日


  1. 洋画-た

2015-07-12

ターミネーター:新起動/ジェニシス

★★★+
ターミネーター 新起動 ジェニシス
鑑賞No:02678
原題:Terminator Genisys
製作:2015年/アメリカ/126分
監督:アラン・テイラー
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/エミリア・クラーク

2029年、ロサンゼルスでは人類抵抗軍が人工知能による機械軍との戦いに終止符を打とうとしていた。一方、未来の人類反乱軍のリーダーであるジョン・コナーの母サラ・コナーを歴史から抹消するため、未来から殺戮マシーンのターミネーター「T-800」が送り込まれる。しかし、そこには老いた姿の同型ターミネーターが待ち受けていた・・・・。

「ターミネーター3」以来となるアーノルド・シュワルツェネッガーが戻ってきたSFアクション大作。原点回帰を目指した作品と聞いていたが、確かに1作目、2作目の有名なシーンを再現したシーンを多く取り入れ、本来のターミネーターのイメージに戻った感はあった。ただ1作目でカイル・リースを演じたマイケル・ビーン、サラ・コナーを演じたリンダ・ハミルトン、2作目でジョン・コナーを演じたエドワード・ファーロングの印象が強すぎるため、配役が変わると(仕方はないが・・・)どうしても入り込めない部分があった。また、ターミネーターの1作目、2作目が面白かったのは、ストーリーは簡単で複雑な説明はなく、追われモノに徹していたからだと思う。本作は原点復帰を目指すと言いながら、結構説明が多く、時間軸も複雑でありながら、追われモノの要素が思ったほど多くなかったのが、評価を下げている要因だろうか。

劇場公開日 2015年7月10日


  1. 洋画-た

2015-03-29

大逆転

★★★★
大逆転
鑑賞No:00133
原題:Trading Places
製作:1983年/アメリカ/117分
監督:ジョン・ランディス
出演:ダン・エイクロイド/エディ・マーフィ

大富豪のいたづらで、上流階級の若者が一転犯罪者にされ無一文になる反面、ホームレスの黒人が一転お金持ちとなる。人格形成に必要なものは環境か素養かを試す賭けだったが、このたくらみを知った二人はこの大富豪への復讐を企む・・・。

まずは設定が面白く、ストーリーに引き込まれます。また役者もダン・エイクロイドとエディ・マーフィというコメディ映画の代表格が演じており、より面白くしています。最後のドンデン返しも痛快で最後まで楽しめる映画です。

劇場公開日 1983年12月17日


  1. 洋画-た

2015-01-27

大脱走

★★★★★
大脱走
鑑賞No:00134
製作:1963年/アメリカ/165分
監督:ジョン・スタージェス
出演:スティーブ・マックィーン/ジェームズ・ガーナー

第二次世界大戦下、ドイツのルフト第3空軍捕虜収容所。脱出不可能と言われたこの捕虜収容所から、脱出を試みる連合軍の将兵、ヒルツ、ヘンドレー、シリルらがいた。彼らの計画した脱出計画を基に、前代未聞の、総勢250名にも及ぶ集団脱走が実行されたが・・・・。

ドイツの特別収容所から集団脱走を企てる連合軍捕虜たちの姿を実話に基づいて描いた作品。実際は多くの犠牲者が出るこの脱走劇を、暗いイメージではなく、むしろ爽快な感じがするほどの映画に仕上げている。オートバイをかっ飛ばしながら脱走するS・マックィーンはこの映画の代表的なシーン。他にもチャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、リチャード・アッテンボローなど往年のスターが多数出演している豪華な映画。


  1. 洋画-た

2014-12-02

大統領の執事の涙

★★★+
大統領の執事の涙
鑑賞No:02588
製作:2013年/アメリカ/132分
監督:リー・ダニエルズ
出演:フォレスト・ウィテカー/オプラ・ウィンフリー

綿花畑の奴隷として生まれたセシル・ゲインズは、1人で生きていくため見習いからホテルのボーイとなり、やがて大統領の執事にスカウトされる。キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争など歴史が大きく揺れ動く中、セシルは黒人として、執事としての誇りを胸に、ホワイトハウスで30年にわたり7人の大統領の下で働き続ける・・・。

7人の米国大統領に仕えた黒人執事の実話を描いたヒューマンドラマ。黒人差別がテーマの作品で、内容的には地味で暗い映画だが、なぜか最後まで惹きこまれてしまう。それは実話が基であること、歴代の大統領が実名で出てきて、大統領の素顔が垣間見れたり、随所に名高い事件が織り込まれているので観ていて飽きない。その中で主人公であるセシルが黒人でありながらぞの実直な勤務態度で次第に歴代大統領の信頼を得ていく。その一方で、彼の家庭では様々な問題が起こり、長男との間には取り返しのつかないヒビが入ったり、次男はベトナム戦争で戦死するなど、職場と家庭の極端な明暗も見もの。
  1. 洋画-た

2014-11-30

ダイバージェント

★★★+
ダイバージェント
鑑賞No:02585
製作:2014年/アメリカ/139分
監督:ニール・バーガー
出演:シャイリーン・ウッドリー/テオ・ジェームズ/ケイト・ウィンスレット

全人類が16歳になると強制的に5つの共同体(ファクション)に振り分けられ、その中で生涯を過ごすことで平和を築いた近未来世界。少女ベアトリスは、ファクションに振り分けられる「選択の儀式」において、「勇敢」「無欲」「平和」「高潔」「博学」のどのファクションにも該当しない「異端者(ダイバージェント)」であると判定される。異端者は、その存在自体が知られてはならず、政府の抹殺対象でもあることを知った彼女は、儀式の結果を偽って「勇敢」のファクションに所属し、名前もトリスに変えて身を隠すが・・・・。

ベロニカ・ロスの小説を基にしたSFアクション。全3部からなる4作のシリーズ化が決定しているらしいが、本当だろうか?と疑ってしまうほど、そこまでの魅力ある作品とは言い難い。SF映画だが、未来観が薄く、そもそも世界観も狭いことが魅力を狭めている。その上、アクション中心かと思いきや、後半は主人公と教官のラブロマンス色が強くなる。その割には、主人公のトリスを演じた女優の魅力もイマイチ。最初気付かなかったが、「タイタニック」のケイト・ウィンスレットが初の悪役で出演している。ただ、アクが弱く、これもイマイチだった。
  1. 洋画-た

2014-08-08

探偵<スルース>

★★★+
探偵スルース
鑑賞No:01811
製作:1972年/アメリカ/128分
監督:ジョセフ・L・マンキーウィッツ
出演:ローレンス・オリヴィエ/マイケル・ケイン

イギリスの有名な推理小説家アンドリュー・ワイクはロンドン郊外の大豪邸に妻マーゲリットと住んでいたが、彼女には美容師マイロ・ティンドルという愛人がいた。ある日、アンドリューはマイロを自宅に呼び寄せる。そして2人の関係を認めた上で、贅沢なマーゲリットを物質的に満足させるために、アンドリューが持つ高価な宝石を盗んで海外で売るよう提案するが・・・・。

先日このブログでも紹介した「スルース」のオリジナル。リメイク版「スルース」でアンドリュー・ワイクを演じていたマイケル・ケインが、オリジナル版ではマイロ・ティンドルを演じている。スピーディな展開だった「スルース」を先に観てしまっていたので、長尺な本作はテンポが遅く冗長な感じは否めなかった。それでもこれだけの時間をたった2人で魅せる演技とストーリーはやはり凄いのでしょう。大筋の内容はリメイク版で知っていたので格段の新鮮味はなかったものの、細かい点では色々と異なっており、また時代や屋敷内の感じの違いからくる雰囲気などはかなり違っているため、リメイク版とはまた異なった映画のようにも感じられた。

  1. 洋画-た

2014-05-03

タイピスト!

★★★

鑑賞No:02503
製作:2012年/フランス/111分
監督:レジス・ロワンサル
出演:ロマン・デュリス/デボラ・フランソワ

故郷の田舎町を飛び出したローズは、あこがれの秘書になるため保険会社に就職するが、すぐにクビを言い渡されてしまう。クビを免れる条件は、彼女の唯一の特技であるタイプライター早打ち世界選手権で頂点に立つこと。上司ルイのもと特訓に励むローズだったが・・・・。

1950年代を舞台にした映画だが、2012年製作とは思えないほど、50年代映画の匂いがプンプンする映画だった。50年代感は見た目だけでなく、ストーリー展開にも表れており、単純で分かりやすいが、50年代映画を知る人にとっては妙な懐かしさを感じる作品である。内容は典型的なシンデレラ・ストーリー、サクセス・ストーリーだが、タイプライターの世界一を決める大会というのにはちょっと興味をそそられた。




出演者
ロマン・デュリス(ルイ・エシャール)
デボラ・フランソワ(ローズ・パンフィル)
ベレニス・ベジョ(マリー・テイラー)
ショーン・ベンソン(ボブ・テイラー)
ミュウ=ミュウ(マドレーヌ・エシャール)
メラニー・ベルニエ
ニコラ・ブドス
エディ・ミッチェル
フレデリック・ピエロ


  1. 洋画-た

2014-04-27

ダイアナ

★★

鑑賞No:02510
製作:2013年/イギリス/113分
監督:オリバー・ヒルシュビーゲル
出演:ナオミ・ワッツ/ナビーン・アンドリュース


20歳でチャールズ皇太子と結婚し、その後ふたりの王子を出産したダイアナ妃。しかし、夫の不倫や王室との確執、マスコミとの攻防で傷つき疲れ果て、離婚を決意する。そんな絶望を抱える中、人命救助に打ちこむ心臓外科医ハスナット・カーンとの出会いが彼女の人生を変えていくのだが・・・・。


1997年8月、交通事故により36歳の若さで他界したダイアナ元英皇太子妃の半生を描いた作品。どこまでが真実かは分からないが、ダイアナの特に王室を離れてからのプライベートについては無知だったため、意外なダイアナの一面を見たような内容だった。外科医という一般男性に恋をし、多くの障害を乗り越えて結婚したいと努力する姿は一般の恋する女性と全く変わらないが、しかし彼女の置かれた立場がそれを許さず、苦悩する姿を良く描いていた。ただ、ダイアナといえば謎多き自動車事故死だが、その部分についてはほとんど触れていないのはチョット肩透かしを食らった感は残った。





  1. 洋画-た

2014-01-13

大脱出

★★★★

鑑賞No:02471
製作:2013年/アメリカ/116分
監督:ミカエル・ハフストローム
出演:シルベスター・スタローン/アーノルド・シュワルツェネッガー


世界屈指のセキュリティ・コンサルタント=脱獄のプロとして名をはせるブレスリンは、何者かの陰謀により犯罪者の汚名を着せられ、一度入ったら絶対に出られないことから「墓場」と呼ばれている監獄に入れられてしまう。自分を罠にかけた組織の陰謀を暴くため脱獄計画を練りはじめるが、そんなブレスリンの前に、凶暴な囚人たちを束ねるロットマイヤーが現れる・・・・。


シルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーの共演で話題の作品。すでに「エクスペンダブルズ」シリーズで共演済みの2人だが、こちらは全編通じて本格的に絡む本格的な共演だけにファンにはたまらない作品かも!? 脱獄ものとしては新規性やインパクトには欠ける、ごくスタンダードな内容だが、やはり肉体派の2人、後半はアクション満載の仕上げとなっている。最後のネタばらしは中盤に予想できたので意外性はなかったが、どちらかといえばスタローン主役の作りになっているこの作品で、これによりシュワちゃんの存在が大きく印象付けられる効果はあったと思う。ともかく、全体的に分かりやすいストーリーだし、気楽に楽しめる。





  1. 洋画-た

2013-12-13

タッカー

★★★★

鑑賞No:00139
製作:1988年/アメリカ/111分
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:ジェフ・ブリッジス/ジョアン・アレン


第2次世界大戦が終結して、アメリカが新しい時代を迎えようとしている中、デトロイト郊外の小さな街に住むタッカーは、自分の夢であった新しい自動車を作る決心をする。そして友人の協力も得ながら、ついに夢の車を作り上げ、世間からも注目を浴びる。しかしこれを快く思わない自動車産業のビッグ3や保守的な政財界は、次々とタッカーを攻撃してきた・・・・。


この映画も実在した自動車「タッカー・トーペット」とその開発者プレストン・トマス・タッカーの実話が基になっている。夢の車「タッカー・トーペード」は結局50台しか生産されなかったが、そのうち映画製作当時47台が現存しており、映画に使用されたというから驚きである。物語は、夢と信念を持った男タッカーが、敵対者からのあらゆる非難や攻撃、妨害に屈せず、全ての疑惑も晴らし、裁判で無罪を勝ち取る話で、そういう点では感動ものではあるが、事業としては成り立たない現実を見せられ、どこか釈然としない気持ちは残る。米自動車ビッグ3の経営危機時、理解できない経営層の豪奢振りを見るにつけ、タッカーのような人材が潰され、自動車業界で繁栄しなかったことが残念です。


  1. 洋画-た

2013-08-24

007 慰めの報酬

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02377
製作:2008年/アメリカ、イギリス/106分
監督:マーク・フォースター
出演:ダニエル・クレイグ/オルガ・キュリレンコ


恋人ベスパーの死の真相を探るためハイチに飛んだジェームズ・ボンドは、奇しくも知り合った美女カミーユを通じ、ベスパーを死に追いやった謎の組織の幹部ドミニク・グリーンに接近する。彼の巨大な陰謀を知ったMI6はボンドに任務を課すが・・・・。


007シリーズ第22作で、前作「007 カジノ・ロワイヤル」の続編。前作がどちらかというと「静」のイメージが強い分、本作は「動」ともいえるアクションシーンの多い内容となっている。反面、前作で死んだ恋人の復讐と任務のはざまで苦悩する、今までにない人間臭さというか、人間らしさが濃厚に出た作品ともいえる。前作に比べ、作品時間がかなり短くなっていたのも十分な満足感が得られなかった理由の一つのような気がする。

  1. 洋画-た

2013-08-23

007 カジノ・ロワイヤル (2006年版)

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02376
製作:2006年/イギリス、アメリカ、チェコ/144分
監督:マーティン・キャンベル
出演:ダニエル・クレイグ/エバ・グリーン


ソ連・スメルシュのフランスにおける工作員であるル・シッフルは、使い込んだ組織の資金を穴埋めするため、ロワイヤル・レゾーのカジノでポーカーによる一攫千金を狙っていた。しかし、英国の諜報機関MI6の殺しのライセンスを得た若きジェームズ・ボンドによって妨害によって失敗し、1億ドル以上の損失を被る。テロ組織から資金の返還を迫られるル・シッフルは・・・・。


007シリーズ第21作だが、新たに6代目ボンドにダニエル・クレイブを迎え、ボンドが007になるまでを描く、原点に戻ったともいえる作品。タイトルでわかる通り、本作のストーリーの核となるのがカジノでのシーンのため、どちらかというとアクションシーンの少ない作品で、その代わり、ポーカーをする緊迫したシーンは見ごたえがある。アクションシーンもなくはなく、特に冒頭のアクションシーンは掴みとしては文句ない。ダニエル・クレイグのボンド像を確立した作品。

  1. 洋画-た

2013-08-08

ダ・ヴィンチ・コード

★★★+
シネマ大好き!

鑑賞No:01307
製作:2006年/アメリカ/149分
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス/オドレイ・トトゥ


講演のためパリを訪れていたハーバード大学教授のラングドンは、深夜、フランス司法警察のファーシュ警部に呼び出され、ルーブル美術館に連れ出される。そこでは美術館長のソニエールが殺されており、死体にはラングドンの名を含む謎のダイイング・メッセージが残されていたことから捜査に協力して欲しいとの要請だった。しかしメッセージ解明中にソニエールの孫娘で暗号解読官のソフィーが現れ、彼に殺人容疑がかかっていることを告げる・・・・。


原作を読んでいないせいもあるが、1回観ただけでは理解しがたい映画。映画の中では説明が少ないので、当時の歴史や宗教などについてある程度予備知識がないと分かりにくい。逆に言うと興味ある人にとっては面白いと思われる。映画の本筋は殺人事件の解明だが、謎の多い殺人事件を解明するためにダ・ヴィンチの絵画の謎やキリスト教の聖杯伝説の謎に迫っていくあたりはとても興味深い。それだけに万人に分かるような親切な説明があればよかったが、それが足らなかった分、評価が大きく分かれる結果になったのではなかろうか?

  1. 洋画-た

2013-05-09

ダークナイト ライジング

★★★+
シネマ大好き!


鑑賞No:02347
製作:2012年/アメリカ/164分
監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベール/マイケル・ケイン


ジョーカーの危機が去ってから8年後のゴッサム。“デント法“により組織犯罪は沈静化していた。街には表向きの平和が訪れ、ブルース・ウェインは人々の前に姿を見せることなく暮らしていたが、街の地下では恐ろしい力を持つ庸兵ベインが“ある計画“を開始しようとしていた・・・。


「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」に続くシリーズ完結編。全2作とも観ているが、内容を忘れた頃に本作を観たので、つながりはイマイチ分からなかった。が、何とか混乱することも無く観れた。作品自体は奥深く、高尚で完成度が高い感じがしたが、私はマイケル・キートンが演じていたころのバットマンがアメコミっぽく好きだったな・・・。今回の敵役・べインは強敵感は強いが、ジョーカーなどと比べて個人としてのキャラ性は低く、魅力に欠ける点はあった。そういう意味ではバットマン自身も個性は抑えられ、戦闘もタイマンではなく、警察対敵役集団の戦争のようで、ちょっとガッカリ。それでも、前半の冗長な流れに反し、終盤は息もつかせぬ戦闘アクションシーンに興奮する。

  1. 洋画-た

2013-05-01

007 スカイフォール

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02369
製作:2012年/アメリカ/143分
監督:サム・メンデス
出演:ダニエル・クレイグ/ジュディ・デンチ


各国のテロ組織に潜入している工作員を記録したMI6のハードディスクが何者かに奪われ、ボンドは犯人を追いつめるが、MI6の長官Mの命令で放たれた銃弾に撃たれ、橋の上から谷底へと落ちていく。さらに、リストを奪った犯人によりMI6のオフィスが爆破される。このニュースを見たボンドは再びMのもとへ舞い戻り、現場へ復帰。犯人の手がかりを求めて上海へと渡るが・・・・。


ダニエル・クレイグのボンド作は本作が初めて観るが、冒頭から息をもつかせぬアクションシーンの連続で、最初からボルテージは最高潮。その後も激しいアクションシーンは次々と展開され、最後まで飽きさせない。ただ、これまでの007シリーズとはちょっと違い、復讐者との対決で、前半は敵役を追う展開だが、後半は敵を待ち受けての対決というのも新鮮。ハビエル・バルデム演じる敵役も存在感大だったが、その分、ボンドガールの存在感は薄めだった。

  1. 洋画-た

2013-04-18

タキシード

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01894
製作:2002年/アメリカ/99分
監督:ケヴィン・ドノヴァン
出演:ジャッキー・チェン/ジェニファー・ラヴ・ヒューイット


タクシー運転手から大富豪デヴリンのお抱え運転手になったジミー。しかし、デヴリンからは部屋にあるタキシードには絶対に触らないように言い聞かされていた。ある日、デヴリンが事故で重傷を負って入院したため、ジミーはついタキシードを着てしまう。すると、瞬く間にジミーは凄腕のスパイに変身していた・・・。


タキシードを着ると凄腕のスパイになるという設定はなかなか面白く、ジャッキー向けの映画かもしれないが、過去のジャッキー映画からすると何か違和感を感じる映像だった。それは、ハリウッド映画だからか、アクションからくるものなのか分からないが、往年のジャッキーを知るものには新鮮でもあり寂しくもある。相棒役のジェニファーも「ラストサマー」の頃のまぶしいばかりの可愛らしさから少し脱皮し、大人の女性を感じるようになっていた。映画自体は可もなく不可もない内容。

  1. 洋画-た

2013-04-17

TAXi

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:00793
製作:1997年/フランス/85分
監督:ジェラール・ピレス
出演:サミー・ナセリ/フレデリック・ディーファンタル


フランス・マルセイユ。スピード狂のダニエルは改造車でぶっ飛ばすタクシー運転手。ある日、新米刑事のエミリアンをそうとは知らず乗せたダニエルはいつも通り猛スピードで疾走する。だが、彼がスピード違反常習タクシー運転手と気づいたエミリアンは、現在問題になっている銀行強盗団の逮捕に、彼の運転の才能を活かそうと考えるが・・・・。


ストーリー自体はありきたりな感じは否めませんが、スピード感溢れる映像は観ていてハラハラドキドキの連続で、楽しめます。プロ並みの腕前のタクシー運転手と、ドジな刑事のコンビというのも結構笑わせてくれるし、ちょっぴりエッチなサービスカットなど、観るものを楽しませる気配りは十分でした。フランスの情景は十分感じられながら、フランス映画らしくない作風にも好感の持てる作品。それだけに、主演のサミー・ナセリが殺人未遂で逮捕されたのは衝撃のニュースでした。

  1. 洋画-た

2013-03-02

ダイ・ハード ラスト・デイ

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02342

製作:2013年/アメリカ/98分
監督:ジョン・ムーア
出演:ブルース・ウィリス/ジェイ・コートニー


NY市警の刑事ジョン・マクレーンの元に、音信不通の息子・ジャックがロシアで投獄されているという知らせが届く。ジョンは息子を引き取りにモスクワに飛ぶが、ジャックのいる裁判所が爆発されてしまう。ジョンは、ジャックがある政治犯・コマロフを連れて襲撃者たちから逃げようとしているところを追いかけ、ジャックたちを捕まえるが・・・・。


「ダイ・ハード」の1作目はまさにアクション映画の傑作の1本であり、それ故、第5作となる本作まで次々と続編が作られてきたわけだが、もちろん第1作目を超えるものはなく、ましてや本作に至っては1作目を彷彿させるところは全くなく、「ダイ・ハード」とは名ばかりで、ブルース・ウィリスが出演している派手なアクション映画という点以外は、「ダイ・ハード」と名乗って欲しくはないB級アクション映画と言わざるを得ない内容だった。そもそも本作でいきなり息子が出てくるが、シリーズを通して伏線があったわけでもなく、親子で似ているわけでもないので違和感だけが際立った。モスクワを舞台にしたことも興味を高めるには不十分で、ましてやチェルノブイリを出してきて緊張感を高めようと思われたが、その後のストーリーではそのことはあまり触れられず中途半端。映画の尺もこれまでの作品よりかなり短く、内容の充実度は低い。

  1. 洋画-た

2012-12-05

ダレン・シャン 若きバンパイアと奇怪なサーカス

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01955
製作:2009年/アメリカ/109分
監督:ポール・ワイツ
出演:クリス・マッソグリア/ジョシュ・ハッチャーソン


高校生のダレン・シャンは、悪友のスティーブに誘われてフリーク・ショー「シルク・ド・フリーク」を観に行くことに。そこで美しい毒蜘蛛に魅せられたダレン・シャンはそれを盗み出してしまう。しかし、その蜘蛛が逃げ出してスティーブに噛み付いてしまい命の危険に陥る。ダレン・シャンはスティーブを救うため、蜘蛛の持ち主から解毒剤を得るが、その交換条件としてハーフ・バンパイアになることに・・・・。


数多くあるバンパイア映画だが、あまりバンパイアを意識させない映画。バンパイアの特徴はあまりでていないし、むしろフリークの奇怪さのほうが目立って、バンパイア映画らしくなかった。ストーリーも単純で盛り上がりも少なく、続編のための序章のようで、インパクト感も少ない。(続編への期待感の盛り上がりもイマイチ)ただあまりドロドロしたところはなく、いわばファンタジー映画に近いので子供向けかもしれない。渡辺謙が「シルク・ド・フリーク」の団長を演じているが、日本人というより怪しげな中国人という感じ。

  1. 洋画-た

2012-11-18

タイタンの逆襲

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02306
製作:2012年/アメリカ/99分
監督:ジョナサン・リーベスマン
出演:サム・ワーシントン/リーアム・ニーソン


10年前にアルゴスのアンドロメダ姫を救った半神半人のペルセウスは、息子のヘレイオスと漁師として暮らしていた。そんな彼の元に父である全能神ゼウスが協力を求めて訪ねてくるが、ペルセウスは申し出を拒否する。やがてゼウスは神のひとりの裏切りによって囚われの身になり、さらにペルセウスの村に巨大な魔物キメラが出現し・・・。


前作の「タイタンの戦い」も印象薄く、ストーリーの記憶も曖昧だったが、前作を知らなくてもあまり問題はなく観れる。CG技術の発達で、この手の映画は作りやすくなったと思う。クリーチャーもリアルで映像的は十分楽しめる。ただCGということが分かり切って観ているため、逆にリアル感は薄い。また映像スピードが速すぎて、かえって観づらいシーンも多々あった。映像はよかったが、ストーリーはイマイチ。神々の戦いだが、そもそも出演する神々は人間臭く、神としての荘厳さに欠ける点が気になった。あまり印象に残らない映画。

  1. 洋画-た