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2019-10-30

永遠に美しく…

★★★★(4.0)
w永遠に美しく・・・
鑑賞No:00162
原題:Death Becomes Her
製作:1992年/アメリカ/104分
監督:ロバート・ゼメキス
出演:メリル・ストリープ/ゴールディ・ホーン/ブルース・ウィリス

落ち目の人気女優マデリーンは50代になって美貌の衰えを痛切に感じていた。そんな頃、学生時代からのライバルだったヘレンから出版パーティに招待され、会場で別人のように美しいヘレンを見て驚く。そんなマデリーンにエステの社長はある女性を紹介する。その女性から不変の若さと美貌を保障をする秘薬を手に入れたマデリーンは昔ながらの美しさを取り戻すが・・・。

メリル・ストリープとゴールディ・ホーンの2大ベテラン女優が、必ずしも演技だけとは思えない、美に対する執着・執念といったものを怪演していたのが印象的。あまりにもインパクトのある2人ゆえ、役柄的にも冴えなかったブルース・ウィリスがとても霞んでいた。逆になんでこんな冴えない男をプライドの高いこの2人が取り合うのかが不思議だったが・・・。15年以上前の映画だが、当時としてはCG技術も素晴らしく、特にゴールディ・ホーンの胴体に風穴があくシーンは印象深い。コメディ映画ですが、ブラックです。最初は女性向けの映画と思ったけど、女性を理解するうえで男性必見かも!?

劇場公開日 1992年12月5日



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2019-10-28

トワイライトゾーン/超次元の体験

★★★(3.0)
wトワイライトゾーン
鑑賞No:00161
原題:Twilight Zone The Movie
製作:1983年/アメリカ/101分
監督:スティーブン・スピルバーグ他
出演:ビッグ・モロー/ダン・エイクロイド

アメリカで人気のTVシリーズ「ミステリー・ゾーン」の映画化で、4話からなるオムニバス・ファンタジー映画。
《第1話》
人種差別の激しい男が時空を超えて差別を体験する話。
《第2話》
魔法のカンにより、老人ホームの老人たちが若さを取り戻す話。
《第3話》
何でも願いがかなう超能力少年の話。
《第4話》
飛行機恐怖症の男が上空で体験した恐怖の話。

どのエピソードもコンパクトにまとまっており、それぞれ特徴があって面白い。ただし、オリジナルの脚本はもっと良かったらしい。それも、撮影中の事故(第1話に出演のビッグ・モローと2人の子役がヘリコプター墜落事故で死亡)の影響でストーリーーが変更になったためのようである。

劇場公開日 1984年2月18日



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2019-10-27

ドランク・モンキー/酔拳

★★★(3.0)
w酔拳
鑑賞No:00160
原題:酔拳
製作:1978年/香港/111分
監督:ユアン・ウー・ピン
出演:ジャッキー・チェン/ユアン・シァオ・ティエン

ある小さな空手道場の息子フェイは、暇があると悪友と街を闊歩し、事件を起こす毎日。ある日街で大乱闘事件を起こし、相手方が道場まで殴りこんでくる。さすがに堪忍袋の緒を切らした父親はフェイを勘当してしまう。街に出たフェイは食堂の用心棒に半殺しの目にあわされるが、べろべろに酔っ払った爺さんに窮地を救われる。実はこの爺さん、酔拳の達人でフェイの父親からフェイを特訓するよう頼まれていた・・・・・。

数あるジャッキー・チェン作品の中でも一番好きな部類に入る作品。ジャッキー持ち前のキャラと、酔えば酔うほど強くなるという一風変わった拳法がうまく組み合わさって、ジャッキー作品の中で上質のコメディに仕上がっている。ブルース・リーのいわゆる剛の拳法に対し、ジャッキーの柔の拳法の代表とも思える酔拳は、まさにジャッキーのキャラを十二分に引き出している。酔拳を使った決闘シーンも見ごたえあるが、これまた飄々とした師匠との特訓シーンも面白い。

劇場公開日 1979年7月21日



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2019-10-26

トップガン

★★★★+(4.5)
wトップガン
鑑賞No:00159
原題:Top Gun
製作:1986年/アメリカ/110分
監督:トニー・スコット
出演:トム・クルーズ/ケニー・マクギリス

F14トムキャットのパイロット、マーヴェリックと相棒のグースがトップガンの仲間入りをすることになった。そして彼らの教官として紹介されたのが、チャーリーという美人の航空物理学の博士だった。やがてマーヴェリックとチャーリーは恋に落ちるが・・・。

世界最高のパイロットを養成する海軍航空隊基地で訓練を受ける別名“トップガン”たちの姿を描く。トムの演技力もマイチで、ストーリーも単純というかあまり面白みのないラブストーリではあるが、なぜか印象に残る映画であり、日本でも大ヒットした。私も劇場で観たが、やはりこの映画は劇場で観るべき。本物の戦闘機がものすごい轟音で飛び交う迫力はたまらない。バックで流れる音楽もよかった。映画そのものよりも戦闘機や音楽でもっている映画。ただ、当時無名のメグ・ライアンがグースの妻役で出演しているが、主演級のケニー・マクギリスより光って見えたのは私だけだろうか・・・?

劇場公開日 1986年12月6日







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2019-10-25

トッツィー

★★★★(4.0)
wトッツィー
鑑賞No:00158
原題:Tootsie
製作:1982年/アメリカ/113分
監督:シドニー・ポラック
出演:ダスティン・ホフマン/ジェシカ・ラング

実力はあるものの演技への執着から役に恵まれない俳優ドーシーは4ヶ月失業中だった。ある日、彼が演技指導していたサンディという生徒が病院を舞台としたソープ・オペラのオーディションを受けるというのでTV局までついていく。しかしサンディはタフでないという理由で落とされてしまう。次の日、マイケルは女装し、“ドロシー・マイケルズ”としてオーディションを受け、見事合格。やがて彼が演じたタフな病院経営者役が受け、一躍スターとなるが・・・・。

女装がテーマの映画としては、この映画が最も有名なのではないでしょうか?決して美人とはいえませんが、ちょっとインテリ風の女性(女装)をダスティン・ホフマンが好演していました。(知らなければ女性に見えますが、こんな女性は個人的には嫌ですね)芸達者ということに加え、彼が小柄(163cm)だというのも女装成功の要因だったでしょうか。研究熱心でもあるホフマンのことでしょうから、女性を演じるに当たって、表情やしぐさなども色々と研究したことだと思います。しかし、女装も今流行の偽装の一種。ちょっとした気持ちで行った行為も、事が大きくなってくると取り返しのつかないことになってきて、主人公が苦悩することになっていきます。色んな側面から楽しめる良質のコメディです。

劇場公開日 1983年4月16日



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2019-10-24

ドク・ハリウッド

★★★(3.0)
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鑑賞No:00157
原題:Doc Hollywood
製作:1991年/アメリカ/104分
監督:マイケル・ケートン・ジョーンズ
出演:マイケル・J・フォックス/ジュリー・ワーナー

ワシントンDCに住む外科医のベンは、愛車のポルシェでビバリーヒルズに向かう途中、グレイディという小さな田舎町で自動車事故を起こしてしまう。ベンは罰として32時間の医療奉仕をしなければならなくなり、おまけにこの町の医者になるように請われて不満をぶちまけたが、診療所の美人助手ルーと出会い、ビバリーヒルズに行って美容整形で儲けるという最初の決心もぐらついた。そしてベンは素朴に医者を信頼する患者たちに触れ、都会暮らしで荒んでいた彼の心も癒されていくのだった・・・・。

一攫千金を求めてビバリーヒルズに向かう主人公のベンだが、自動車事故がきっかけで留まることになった小さな町での人々との触れ合いでお金よりも大切なものに気付くといった話。序盤で何となくストーリーは予想でき、予想通り大きな事件もなく結末を迎える。ちょっと退屈ではあるが、お決まりのストーリーで安心して観れる。この手の映画にはピッタリのマイケル・J・フォックスが主演を務める。

劇場公開日 1991年10月5日



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2019-10-23

トータル・リコール

★★★+(3.5)
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鑑賞No:00156
原題:Total Recall
製作:1990年/アメリカ/113分
監督:ポール・バーホーベン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/レイチェル・ティコティン

西暦2084年、地球の植民地となっていた火星はコーヘイゲンの圧制がしかれていた。そのころ地球で肉体労働に従事していたダン・クエイドはいつも同じ火星旅行の夢を見てうなされていた。ある日、夢の世界を体験できる“リコール・マシーン”を試したことから、自分がハウザーという男で、コーヘイゲンの謀報員であることを知る・・・。

フィリップ・K・ディックの短編「追憶売ります」の映画化。設定や全体的なストーリーは結構面白いが、観ていてやや分かりくいところがあった。また百年後の未来を描いていたが、どことなくリアリティもあった。映像的にも斬新なイメージで、ミュータントなんかは特に特徴的。シュワちゃんが太ったおばちゃんから出てくるシーンもとても印象に残るシーン。ラストは続編があるような感じにもとれたが、未だその気配はないですね。

劇場公開日 1990年12月1日



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2019-10-22

逃亡者

★★★(3.0)
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鑑賞No:00155
原題:The Fugitive
製作:1993年/アメリカ/130分
監督:アンドリュー・デイビス
出演:ハリソン・フォード/トミー・リー・ジョーンズ

シカゴの高名な外科医リチャード・キンブル。彼は、ある夜帰宅すると、家から逃げ出す片腕の男を目撃、邸内では妻が瀕死の状態で倒れていた。そして間もなく彼女は息を引き取り、キンブルはその容疑者として逮捕されてしまう。無実を訴えるも虚しく死刑判決を受け、刑務所へと移送されるキンブル。しかし、その道中で護送車が列車と衝突し、九死に一生を得たキンブルは逃亡しながら片腕の男を探し求めていく。一方、その事故現場からの脱走者がいることを知った連邦保安官補のサミュエル・ジェラードは、さっそく追跡を開始する。こうして、ジェラードに幾度となく追いつめられるも何とかその窮地を潜り抜けたキンブルは、やがて片腕の男を突き止め、さらに意外な人物がその黒幕であることを知るのだが・・・・。

1960年代に人気を博したテレビドラマ「逃亡者」の映画版。もちろん、テレビドラマの方は観たことないはずだが、はるか昔のおぼろげな記憶の中で全く知らないというわけでもないので、再放送か何かで一部観たのかも知れない。逃亡するキンブル役にハリソン・フォードが好演しているが、何と言ってもこの作品で存在感を見せ、私の脳にその名を鮮明に焼き付けたのがトミー・リー・ジョーンズだ。逃亡しながら、事件の真相を解いていくというストーリー展開にもドキドキする。

劇場公開日 1993年9月18日



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2019-10-21

逃走迷路

★★★★+(4.5)
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鑑賞No:00154
原題:Saboteur
製作:1942年/アメリカ/108分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ロバート・カミングス/プリシラ・レイン

航空会社で働くバリーは工場の火事で同僚が死んだ事件の容疑者に仕立て上げられる。真犯人と思われるフライが落とした封筒の住所を手がかりに彼の追跡を始めるが、警察に逮捕される。護送中、隙をついて逃げ出したバリーは、彼を助けた紳士とその姪パットの協力を得て真犯人を追跡するが・・・。

ヒッチコック監督お得意の“巻き込まれ型サスペンス”の代表格。「安心してハラハラできる」というのがヒッチコック作品の印象でしょうか。この作品もお得意の巻き込まれ型・追われ型のサスペンスで、最後までハラハラさせられます。ラストの自由の女神に登っての格闘も印象深いシーンです。

劇場公開日 1979年4月28日



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2017-03-08

時計じかけのオレンジ

★★★+
時計じかけのオレンジ
鑑賞No:00645
原題:A Clockwork Orange
製作:1971年/アメリカ/137分
監督:スタンリー・キューブリック
出演:マルコム・マクダウェル/パトリック・マギー

麻薬・暴力・セックスを生きがいとする近未来の不良グループ。酔いつぶれた老人をステッキで袋叩きにしたり、郊外の作家の家に押し込んで暴力活動をするなどの悪行を重ねていたアレックスたち。しかしある日仲間がアレックスを裏切り、彼は刑務所に行くことに。そこでアレックスに行われたのは・・・。

この映画だけでなく、常に難しく考えさせられるキューブリックの映画。ストーリーだけ追っていても決して面白いとは言い難い。キューブリックが追求する「意識」というテーマをどこまで理解できるかが鍵ですが、なかなか分かりにくいテーマなので常に悩みます。今回は特に「人格改造」という切り口で描いていますが、昨今の凶悪かつ犯罪の低年齢化の増加によって、この映画がフィクションだけの世界に留まらないのでは?という一抹の不安を感じる映画でした。

劇場公開日 1972年4月29日



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2016-11-03

隣のヒットマン

★★★★
隣のヒットマン
鑑賞No:01073
原題:The Whole Nine Yards
製作:2000年/アメリカ/99分
監督:ジョナサン・リン
出演:ブルース・ウィリス/マシュー・ペリー

カナダのモントリオールで歯科医をしているオズは義父の残した借金のため生活は苦しく、妻ソフィとの間も冷え切っていた。そんな夫婦の隣に伝説の殺し屋ジミー・チュデスキが引っ越してくる。ソフィはオズに、ジミーを父の仇と狙うマフィアのボスに彼の居所を密告するようにそそのかす。オズは早速、マフィアのボスのもとシカゴに飛ぶが、そこでジミーの妻シンシアと出会い、恋に落ちてしまう・・・。

隣に引っ越してきた隣人が殺し屋! それだけで観たくなるような設定がいいですね。クールな殺し屋のブルース・ウィリスとちょっとドジなオズの対照的なキャラのやり取りも絶妙で、良質のコメディに仕上がっている。最初はドタバタコメディかと思っていたが、意外と落ち着いた、しっかりしたストーリーのコメディで、さらに随所で笑いを誘うのもさすが。

劇場公開日 2001年4月21日



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2016-05-02

トランスポーター イグニション

★★★+
トランスポーター イグニション
鑑賞No:02787
原題:The Transporter Refueled
製作:2015年/フランス/96分
監督:カミーユ・ドゥラマーレ
出演:エド・スクレイン/レイ・スティーブンソン

運び屋のフランクは、妖艶な美女アンナが率いる犯罪組織に父親を人質に取られ、プロの運び屋のルールに反する依頼を強制される。父親の命の期限は12時間と迫っており、自らに課したルールと父の命の間で揺れ動きながら、フランクは愛車アウディを走らせるが・・・・。

「トランスポーター」といえばジェイソン・ステイサムと言える、彼の代名詞のような作品だが、シリーズ4作目に当たる本作から、ステイサムに代わり、エド・スクラインが主役を務めている。ステイサムの時はスマートではあるが野性味もあるという男臭さがあったが、エド・スクラインはスマートなのはもちろん、涼やかでよりクールに感じた。さらに滅法強く、相手が何人でも最後は仕留めて倒してしまう強さがある。だから、安心して観れてスカッとさせられる。ストーリーもごく単純で、ひねりもない代わりにとても分かりやすい。ただ、「トランスポーター」本来の役目からはかなり逸脱してきているのはいかがなものかとは思った。見せどころのカーアクションはスピード感・迫力があって興奮できる。何も考えずに観て楽しめる作品になっている。

劇場公開日 2015年10月24日



(キャスト一覧)
エド・スクレイン(フランク・マーティン)
レイ・スティーブンソン(フランク・シニア)
ロアン・シャバノル(アンナ)
ガブリエラ・ライト(ジーナ)
タチアナ・パジコビク(マリア)
ウェンシャ・ユー(キャオ)
ラシャ・ブコビッチ(カラゾフ)
レン・クダジャビスキ(レオ・イマソフ)
ノエミ・ルノワール(マイサ)


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2015-11-18

トランスフォーマー

★★★+
トランスフォーマー
鑑賞No:01407
原題:Transformers
製作:2007年/アメリカ/144分
監督:マイケル・ベイ
出演:シャイア・ラブーフ/ミーガン・フォックス

ある日、未知の惑星より巨大ロボットに姿を変えられる金属生命体が地球にやってくる。彼らはある目的のため、一斉にトランスフォームし人間に攻撃を加えてきた。一方、中古で車を入手した高校生のサムは同級生のミケーラのナンパに成功するが、突然愛車のカマロが無人で暴走を始める・・・。

日本のおもちゃからアメリカ製アニメに発展したSFアクションを実写化。製作総指揮をスティーブン・スピルバーグが担当。視覚がついていけないほどのスピード感ある映像が印象的。「未知との遭遇」や「E.T.」の頃の友好的な異星人とのふれあいを描いていたころのスピルバーグとは一転し、最近は「宇宙戦争」や本作のように攻撃的な異星人が目立つような気がするが、何か意図があるのだろうか?ロボットに擬した別のメッセージを奥に感じた。ロボット好きの子供にもオススメの作品。

劇場公開日 2007年8月4日


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2015-10-23

★★★★
鳥
鑑賞No:00546
原題:The Birds
製作:1963年/アメリカ/120分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ロッド・テイラー/ティッピー・ヘドレン

ボデガ湾沿いの寒村で、ある日1羽のかもめがメラニー・ダニエルズを襲う事件が起こる。これをきっかけにかもめの大群が学校の生徒や町の住民を襲い、やがて死者まで出るようになる・・・。

鳥が人間を襲うというヒッチコックのサスペンス・ホラー映画の傑作。今のようなCG技術のない時代、2万羽以上の本物のかもめを使っているだけにリアルさは最高。ストーリー的にはただ鳥が人間を襲うだけであり、襲う敵もエイリアンや凶暴な動物ではない普通の鳥という設定でありながら最後まで飽きさせず、恐怖感を持続させるテクニックはさすがヒッチコックといいたい。いまだに何故鳥が襲ってきたのか分からないが、その点も恐怖感を煽っている要因でしょうか?

劇場公開日 1963年7月5日


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2015-10-08

トゥモローランド

★★+
トゥモローランド
鑑賞No:02703
原題:Tomorrowland
製作:2015年/アメリカ/130分
監督:ブラッド・バード
出演:ジョージ・クルーニー/ヒュー・ローリー

宇宙飛行士を夢見る17歳の少女ケイシーは、ある日、自分の荷物の中に見慣れないピンバッジが紛れ込んでいるのを見つける。ピンバッジに触れたケイシーは、テクノロジーの発達した未知の世界「トゥモローランド」に迷い込むが、ほどなくして元の世界に戻ってきてしまう。そんな彼女の前にアテナと名乗る謎の少女が現れ、「再びトゥモローランドに行きたければ、フランクという男を訪ねろ」と言う。このことをきっかけに、ケイシーは人類の未来をかけた冒険に出ることになるが・・・・。

完全に前評判、宣伝に騙されたと言っても過言ではない内容の作品。チラシにも記載してあった「ウォルト・ディズニー最大の謎にして、最高のプロジェクト」から、どんな謎があるのか、どんな謎解きが展開されるのか、ワクワクして観始めたが、そんなミステリアスな展開はまったく見せません。むしろ子供でも楽しめるような冒険アドベンチャーのようなエンターテイメント作品です。だから、未来都市トゥモローランドの描写は素晴らしいです。ただ、内容が期待外れだったことは否めません。

劇場公開日 2015年6月6日



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2015-05-10

トライアングル 殺人ループ地獄

★★★
トライアングル
鑑賞No:02213
原題:Triangle
製作:2009年/イギリス、オーストラリア/99分
監督:クリストファー・スミス
出演:メリッサ・ジョージ/マイケル・ドーマン

友人とヨット・クルージング中に遭難したジェスは通りがかった客船に乗り込む。しかし、船に潜む覆面の殺人鬼が友人を次々と殺害していく。不意を突いて殺人鬼を海に突き落としたジェスだったが、次の瞬間、ジェスは信じられない光景を目にする。数時間前の自分たちが客船に乗り込んできたのだった。そして、同じように殺人が繰り返されていく・・・・。

この映画、最初は謎の殺人鬼によるスラッシャーホラーのようで、設定・内容的にはありきたりなホラーにみえます。ただ、主題はここにありません。殺人鬼による惨劇が終わると、このストーリーはループするのです。同じシーンの繰り返しが多いので、何度か観ていると多少中だるんできますが、ループしながら徐々に新しい事実が追加され、謎が徐々に解けていくところは結構ドキドキものです。そしてラストの真相とオチ・・・。メジャーではないけれど、なかなかよくできたサスペンスホラー映画です。

劇場公開日 2011年8月6日


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2015-03-24

トゥモロー・ワールド

★★+
トゥモロー・ワールド
鑑賞No:01343
原題:Children of Men
製作:2006年/イギリス、アメリカ/109分
監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:クライブ・オーウェン/ジュリアン・ムーア

西暦2027年。原因不明により人類には18年間、子供が誕生していない。 世界各地では暴動が横行し、人々は絶望の中にいた。そんなある日、イギリスの官僚セオは、元妻で反政府組織のリーダー、ジュリアンに拉致され、少女の移送を頼まれる。しかし、移送中ジュリアンは殺され、少女からは妊娠を告げられる・・・。

2027年の近未来を描くSFアクション。人類に子供が誕生しなくなって17年間たった近未来のイギリスで子供を宿した黒人少女を守り抜く男の逃避行を描く。取り上げたテーマや設定に非常に興味を持ち、期待して観た分、肩すかしをくらったような作品だった。また何で子供が生まれないのかもよくわからないし、ラストもいまいち何なの?って感じで終わった。伝わってきたのは、子供を守ろうとする男の必死さだけ。あまりにも単純なストーリーであり、かつ説明不足という感が拭えなかった(いいテーマなのに・・・)。ただ、クライマックスの銃撃シーンは話題どおり臨場感あるもので、実際に戦場にいるような感覚にとらわれた。

劇場公開日 2006年11月18日


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2015-03-21

トンマッコルへようこそ

★★★★+
トンマッコルへようこそ
鑑賞No:01354
原題:Welcome to Dongmakgol
製作:2005年/韓国/132分
監督:パク・クァンヒョン
出演:シン・ハギュン/チョン・ジェヨン

純粋な心を持つトンマッコルの村人との交流がきっかけで、それまで命を懸けて殺し合いをしていた男たちが国境や人種を越えて心が通じ始めていく。そして、トンマッコル村を爆撃しようとする米軍に対し、力を合わせて阻止しようとするが・・・。

敵対する兵士たちがトンマッコルという村に来たことから巻き起こるドラマ。国家や戦争の犠牲になっているのはいつも罪のない人々であることを再認識させられ、改めて戦争に対し憤りを持った。それゆえトンマッコルの純粋な村人に接し、本来の人間らしさを取り戻し、それまで敵だった相手と心を通わせながら、村を出て再び戦場で見えたら殺しあわなければならないと寂しそうに話すシーンは象徴的だった。一味違った韓国映画で、とても良かった。

劇場公開日 2006年10月26日


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2015-03-13

ドリームガールズ

★★★+
ドリームガールズ
鑑賞No:01350
製作:2006年/アメリカ/131分
監督:ビル・コンドン
出演:ジェイミー・フォックス/ビヨンセ・ノウルズ

ドリームメッツというグループを結成して地元のオーディションに出た、エフィー、ディーナ、ローレルの3人。しかし、カーティスという中古車ディーラーの策略で落選してしまう。カーティスはこの3人の価値を見抜き、人気歌手ジミーのバックコーラスとして売りだそうとする・・・。

ダイアナ・ロスとその所属グループであるシュープリームスのサクセス・ストーリーが元ネタのブロードウェイ・ミュージカルの映画化。成功のために手段を選ばないカーティスと、その野望の中で成功していきながらも翻弄され、3人の仲も変化し、生きる道まで変わっていくが、ラストは感動的な結末となった。映画初出演ながらアカデミー助演女優賞を獲得したジェニファー・ハドソンはさすがに存在感のある演技と歌唱力だった。エディ・マーフィーも久々に見たが、いつものコメディ映画とは違ってシリアスな演技も良かった。


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2015-01-31

トロピック・サンダー 史上最低の作戦

★+
トロピック・サンダー
鑑賞No:01738
製作:2008年/アメリカ/107分
監督:ベン・スティラー
出演:ベン・スティラー/ジャック・ブラック

ベトナム戦争「トロピック・サンダー」の撮影のためにベトナムでロケを行っていたが、わがままな俳優たちのせいで撮影中止の危機に晒されてしまう。そこで追い詰められた監督は、リアリティをだすために俳優たちをジャングルの奥地に放り込んでゲリラ撮影を試みるが、地雷を踏んで爆死する。しかし、それも撮影だと信じ込んだ落ち目のアクションスター、タグは単独行動を始める・・・・。

「地獄の黙示録」「プラトーン」「ランボー」といったベトナム戦争を扱った映画のパロディが満載のコメディ映画。全米では3週連続No.1を獲得したらしいが、正直言って全然面白くないし、笑えない映画だった。たぶん、この映画特有の笑のツボがあって、それにはまれば面白いのかもしれないが、少なくとも万人に受けるコメディ映画とはいいがたい。さらにエグいシーンも多い。戦争映画だから多少の残酷なシーンは仕方ないが、ラストで子供を背負ったタグが子供にナイフでメッタ刺しにされるシーン、そしてその子供を投げ飛ばしてしまうシーンはちょっと問題のあるシーンのように思えた。ただ、トム・クルーズが意外な風体の役どころで出演しており、異彩を放っている。


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2014-10-29

トワイライト 初恋

★★+
トワイライト初恋
鑑賞No:01737
製作:2008年/アメリカ/122分
監督:キャサリン・ハードウィック
出演:クリステン・スチュワート/ロバート・パティンソン

アメリカ・ワシントン州の町フォークス。引っ越してきたばかりのベラは、高校で美貌のカレン兄妹の末っ子エドワードと恋に落ちる。しかし、彼は90年生き続けるヴァンパイアだった。キスさえ命取りとなりかねない状況の中で、2人の恋はさらに燃え上がっていくが・・・・。

ヴァンパイア映画に入るのでしょうが、ジャンル的にはラブ・ストーリーですね。とはいえ、そこまでロマンチックでもなく、かといって狼族とか放浪ヴァンパイアとか出てくるが、言うほどの対決シーンもなく、緊張度もストーリー展開もイマイチという感が強く、中途半端感は否めない。ラブ・ストーリーの割には、なぜ2人が恋に落ちていったかがよく分からないまま、いつの間にか熱愛しているようでホントよく分かりませんでした。ラブ・ストーリー好きの人、あるいは若い女性ファンの多いらしいロバート・パティンソン目当ての人以外は、あまり向かない映画では?と思った一作でした。
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2014-09-25

トゥルーライズ

★★★+
トゥルーライズ
鑑賞No:00410
製作:1994年/アメリカ/141分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/ジェイミー・リー・カーティス

アメリカ政府の最高機密機関の謀報員ハリーは相棒のギブとともにスイスの兵器商人からコンピュータファイルの情報の奪取に成功し、さらにそのファイルからアラブ系テロリスト集団の調査を行うことに。ただ、ハリーがスパイであることは家族には内緒で、妻のヘレンも娘のデイルも、ハリーはコンピュータのセールスマンだと信じていた・・・・。

「ターミネーター2」のコンビであるシュワちゃんとジェームズ・キャメロン監督が組んだアクション大作。スパイ・アクションながらコメディテイスト満載で、随所に笑いをとるようなサービス満点さ。(9.11テロ以降だとこうはいかないと思いますが・・・・)それには設定の面白さがあるでしょう。実は優秀なスパイでありながら、普通のサラリーマンを装う夫と、そんな夫に退屈気味な妻は、普通のカー・セルスマンなのにスパイであるかの如く振舞う男と浮気しているところにもあるし、テロ集団も完全なワルでないところなど、ともかく観るものを楽しませようとする気持ちが伝わってきます。もちろん、シュワちゃん映画に欠かせない派手なアクションシーンも健在の映画です。
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2014-09-10

トイ・ストーリー

★★★+
トイ・ストーリー
鑑賞No:00847
製作:1995年/アメリカ/81分
監督:ジョン・ラセッター
声の出演:トム・ハンクス/ティム・アレン

ウッディは昔ながらの木製カウボーイ人形で、持ち主のアンディ少年に可愛がられていたが、ある日、最新式のアクション人形バズ・ライトイヤーがやってきたことから状況が変わってしまう。アンディのお気に入りはバズに取って代わられただけでなく、バズ自身は本物の正義の味方スペース・レンジャーだと思い込んでおり、話がかみ合わない。そんな二人がうっかり家の外に飛び出してしまい、隣家の悪ガキに捕らわれてしまう・・・・。

もう20年近く前の作品となりましたが、当時、CGアニメの進歩に驚かされた作品となった映画です。今までの2次元的なアニメのイメージを完全に払拭させ、フルCGによる3次元的なアニメの先駆ともなったのではないでしょうか。さらにこの作品が良かったのは、ストーリーの面白さ。子供にも分かりやすいストーリーながら、大人でも楽しめる内容や展開になっているところも秀逸。おもちゃの世界をよりリアルで身近に感じさせた作品で、うちの子供も何度も観たがった名作です。
  1. 洋画-と

2014-06-25

隣のリッチマン

★★★+
隣のリッチマン
鑑賞No:01817
製作:2004年/アメリカ/99分
監督:バリー・レヴィンソン
出演:ベン・スティラー/ジャック・ブラック

同じ工場で働くニックとティムは、家もご近所で仲のよい親友同士。ある日、ニックはペットのフンを消してしまうスプレーを発明、商品はバカ売れし、ニックはあっという間に大富豪になる。一方、ニックの投資を断ったティムは嫉妬と後悔にさいなまれ、それが原因で妻とも別居、さらに職まで失い・・・・。

本作の原題は「エンヴィ ENVY」で「嫉妬、ねたみ、羨望」といった意味。まさに主人公の嫉妬心、妬みが巻き起こすコメディ映画。今まで仲のよかった親友同士のうち、片方が急に大金持ちになってリッチな暮らしを始める・・・。仲がよかっただけに突然の思わぬ格差にティムの嫉妬は頷けないでもない。また一方のニックの方も気づかないうちに悪気はないがどこか金持ちの傲慢さがでてくる。実際にありがちな光景で、普通なら疎遠になるか、下手したら事件になってしまうような設定だが、友達としての本質を失わなかった2人だったからこそ、嫌な気持ちにならずに観れるコメディ映画となっています。

隣のリッチマン-1


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2014-05-28

TOKYO!

★+
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鑑賞No:01730
製作:2008年/フランス、日本、韓国/110分
監督:ミシェル・ゴンドリー/レオス・カラックス/ボン・ジュノ
出演:藤谷文子/加瀬亮/ドゥニ・ラバン/香川照之

東京を舞台に、3人の監督が短編を手掛けたオムニバス映画。
「インテリア・デザイン」
映画監督を目指す恋人アキラとともに上京したヒロコ。友人の部屋に同居させてもらいながら部屋探しをする2人だったが、やがてヒロコにある異変が起こる・・・。
「メルド」
マンホールの下に住む怪人メルドは、町に突如現れては通行人に危害を加えていた。ある日ついに逮捕され、裁判にかけられることに・・・・。
「シェイキング東京」
10年間引きこもり生活をしている男。その彼がいつも注文している宅配ピザの配達員とある日、目が合い、一目惚れしてしまう。そして彼女に会うために、外に出る決意をするが・・・。

正直、3作品とも結局、訳の分からない映画。取っ掛かりは多少興味の持てる部分はあるが、途中から訳が分からなくなる。外人監督の、日本・東京に対するイメージを映像化しているようで、巨大都市の中で埋没する個性、狂気を帯びた通り魔、引きこもりなど、大都市東京の持つある一面は捉えているかのようだが、そこから導き出されるメッセージはまったく不明。ただ、短編オムニバスながら、妻夫木聡、蒼井優、竹中直人、石橋蓮司らも出演しており意外と豪華。



出演者
藤谷文子
加瀬亮
伊藤歩
大森南朋
妻夫木聡
でんでん
ドゥニ・ラバン
ジャン=フランソワ・バルメヴォランド
石橋蓮司
北見敏之
嶋田久作
香川照之
蒼井優
竹中直人
荒川良々
山本浩司
松重豊

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2014-04-15

DRAGONBALL EVOLUTION

★+

鑑賞No:01825
製作:2009年/アメリカ/87分
監督:ジェームズ・ウォン
出演:ジャスティン・チャットウィン/エミー・ロッサム


今は亡きおじいちゃんの遺志を受け、世界中にちらばっている7つのドラゴンボールを集めるたびに出ることになった孫悟空。それはドラゴンボールをすべて集めると、どんな願いも叶うというドラゴンボールを狙うピッコロ大魔王の世界征服を阻止するためだった・・・・。


「週刊少年ジャンプ」で連載された、鳥山明の大人気コミックの映画化。ただ個人的にはコミックは読んだことがないので、全く予備知識なく観ることができた。よって変な先入観はなく素直に観れたが、本来の原作が持つイメージや世界観が上手く描かれていたのかどうかは不明(なんとなくの感じでは、コミックとは違ったイメージを受けるが・・・・・)。ストーリーはいたって単純。世界征服を企むピッコロ大魔王の野望を阻止すべく、世界に散らばる7つのドラゴンボールを集める話だが、それ以上のストーリーの広がりはない。敵キャラもピッコロ大魔王とその部下の女一人という、迫力も恐怖もない設定。さらにこの二人、意外と弱い。ラストであの有名なカメハメ波は観ることができたが、ラストもあっけなかった。世界征服といいながら、観ていてもあまりにも狭い世界観・・・・。原作を読まずして、原作には遠く及ばないような感じのする映画だった。ラストの意味深な終り方・・・・、ひょっとして続編作る気なのか?





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2014-03-21

トロイ

★★★★

鑑賞No:01231
製作:2004年/アメリカ/163分
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演:ブラッド・ピット/オーランド・ブルーム


トロイの王子パリスが、スパルタ王の妻ヘレンと恋に落ち、彼女を略奪してしまう。スパルタ王の兄アガメムノンは、これを口実にトロイを攻めることにし、大軍団を編成してトロイに向うことに。トロイの王は苦悩の末、ギリシア軍との全面戦争を選択する。このギリシャ軍の中には、難攻不落といわれるトロイの攻撃のカギを握る最強戦士アキレスがいた・・・・。


世界最古の歴史叙事詩、ホメロスの「イリアス」の映画化。古代ギリシアに起こったトロイ戦争を描いている。有名なトロイの木馬やアキレウス(アキレス)が弱点のかかとを射抜かれるシーンなど、何となく聞き知っている伝承のシーンも描かれているが、実際の伝承と異なるとも指摘されている。(ただし詳しくは知らないので観ていても違和感はなかったが・・・)ギリシア神話という先入観が頭をよぎるが、神々の話というよりはより人間的な話で構成されており、3千年前の史実が身近に感じられた。約3時間と長尺だが、世界史に少しでも興味が持てるかもという点でいい題材の映画。





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2014-02-03

閉ざされた森

★★★★

鑑賞No:01772
製作:2003年/アメリカ/98分
監督:ジョン・マクティアナン
出演:ジョン・トラボルタ/コニー・ニールセン


米軍パナマ基地から訓練に出たレンジャー隊が森の中で消息を絶つ。その後、捜索のため森の上空を飛行していたヘリが3名の隊員を確認するが、彼らは味方同士で撃ち合いをしていた。その結果、1名が死に、救助された2名は固く口を閉ざしたままだった。上官のスタイルズ大佐は元レンジャー隊員だったトム・ハーディを呼び、彼らへの尋問を依頼する。やがて彼らからの証言で、森で起こった事件の真相が明らかになっていく・・・・。


事件の真相を、複数の当事者の証言から追及しようとするが証言に矛盾があり混迷を深めていく・・・・といえばまず黒澤明監督の「羅生門」が頭をよぎるが、ストーリー展開はまさにその影響を受けているといえる。映画での証言者は2人なので分かりやすいといえば分かりやすいが、ただ証言に出てくる人名と顔を観ていて一致させるのに時間がかかり、矛盾点まで理解するのが大変。それでもラストの大ドンデン返しを期待して落ちこぼれないように観ていたが、意外とありきたりな結末?とおもいきや、やってくれました!ちょっとウーンと首を傾げる解説ではあるが、さすがに読めなかったラスト。結末には賛否両論はあると思いますが、最後まで息の抜けないサスペンス映画です。


  1. 洋画-と

2013-10-16

トランス

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02431
製作:2013年/アメリカ、イギリス/101分
監督:ダニー・ボイル
出演:ジェームズ・マカボイ/ロザリオ・ドーソン


競売人のサイモンは、ギャングと結託してオークション会場からゴヤの名画「魔女たちの飛翔」を盗み出すが、計画とは違う行動をとったためギャングのリーダーに殴られ、その衝撃で記憶が消えてしまう。ギャングのリーダーは催眠療法(トランス)を使い、サイモンが隠した絵画の場所を探ろうとするが・・・・。


観ていて途中から現実と虚構が入り交じり、分かりにくい展開になるものの、前半は興味深い展開に思わず引き込まれる。ただ、途中から分かりにくくなる上、中盤以降は中だるみもあって少し退屈な展開になるのが残念。当初は隠された絵画の在りか探しが中心の映画化と思わせるが、実は催眠療法の恐ろしさを描いた映画のよう。ロザリオ・ドーソンの存在感と大胆な演技は印象的なれど、好みの女優さんではないのがややマイナス。

  1. 洋画-と

2013-10-01

ドーン・オブ・ザ・デッド

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01280
製作:2004年/アメリカ/98分
監督:ザック・スナイダー
出演:サラ・ポーリー/ヴィング・レイムス


看護婦のアナは夫のルイスと幸せな毎日を送っていた。この日の夜も情熱的に愛し合い、そして朝を迎えるが・・・。寝室のドアの暗がりに浮かぶのは隣家のヴィヴィアンだった。ヴィヴィアンは猛スピードでルイスに突進し、彼をかみ殺してしまう。恐怖に慄きながらもアナは屋外に逃げるが、外でもいたるところで殺人や放火が行われる異常な状況となっていた・・・・。


ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」の現代風リメイク。この映画で印象的なのは何といっても“走るゾンビ”。ゾンビが走るなんて、と賛否両論があった設定だが、昔ながらのありきたりのゾンビ映画に飽きた人には大いにいい刺激になったかもしれない。ヨタヨタしながらじわじわ押し寄せてくるゾンビ集団も怖いが、疾走して追いかけてくるゾンビはさらに怖い。そういう意味では設定的にはよかったと思う。ただし、この映画はその点のみ印象が残る程度で、あとはあまり特筆すべき点はなかった。

  1. 洋画-と

2013-07-22

トイ・ストーリー2

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:00911
製作:1999年/アメリカ/92分
監督:ジョン・ラセター
声の出演:トム・ハンクス/ティム・アレン


アンディにキャンプに連れて行ってもらえず、棚に置き去りにされたカウボーイ人形・ウッディは、ひょんなことからおもちゃ屋のアルに連れさらわれてしまう。ウッディの友人・バズたちはウッディの救出を図るべく、アルのおもちゃ屋に向うが、その頃ウッディは自分がプレミア人形であることを知って・・・・。


本格的フルCGアニメとして驚愕させられた前作から4年、映像的にさらなる進化を遂げて「2」が戻ってきた感じ。ストーリー的にも前作を上回る出来で、大人でも十分楽しめる内容になっている。当然おもちゃが主役なので視点もおもちゃなのだが、それが新鮮であり、おもちゃの扱いに対する考え(特に我が子たち)にそれなりの影響を与えるものになっていたように思える。


  1. 洋画-と

2013-06-03

トランスフォーマー:リベンジ

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01905
製作:2009年/アメリカ/150分
監督:マイケル・ベイ
出演:シャイア・ラブーフ/ミーガン・フォックス


トランスフォーマー“オートボット”との戦いに敗れた悪のディセプティコンが新たな仲間を引き連れて再び地球を襲う。一方、大学に進学したサムは、両親や恋人のミカエラらと別れて大学生活を始めようとしていた。しかし、引越しの最中に触れたオールスパークのせいで幻覚を見るようになり・・・・。


2007年製作の「トランスフォーマー」の続編。CG技術はすごい。CG技術の進歩を見せつけられる作品。しかしそれだけの映画ともいえる。映像はすごいが、早すぎて目が回りそうでついていけない(歳のせい?)。ストーリーもあってないような中身だし、日本の子供向けの戦隊シリーズの高映像版のような感じで、子供受けはするかもしれないが、大人にはつまらない映画といった感じ。本作は第30回ゴールデンラズベリー賞で最低映画賞を受賞しているが、うなずけなくもない。

  1. 洋画-と

2013-01-11

Dr.パルナサスの鏡

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01948
製作:2009年/イギリス、カナダ/124分
監督:テリー・ギリアム
出演:ヒース・レジャー/クリストファー・プラマー


現代のロンドンに現れた旅芸人一座。一座を率いるパルナサス博士は1000歳を越えるという老人。そのパルナサス博士の前に悪魔のニックが現れる。博士はニックと不死と引き換えに「娘が16歳になったら差し出す」という取引をしていたのだ。そんな頃、博士の娘ヴァレンティナは、橋で若い男とニーを助け、一座に連れてくる・・・。


ヒース・レジャーの遺作となった作品。撮影途中でヒースが亡くなったため、代役でジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが出演している。ストーリーは分かりにくく、特に幻想世界である鏡の中の出来事は何でもありの世界なので理解するのは無理。ヒースの代役として鏡の中で3人が出てくるが、これも分かりにくくしている一因。ただ、映像的には幻想社会を見事に描いており、ファンタジー的にはよかった。

  1. 洋画-と

2012-08-31

トイ・ストーリー3

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02001
製作:2010年/アメリカ/103分
監督:リー・アンクリッチ
声の出演:トム・ハンクス/ティム・アレン


幼いころからウッディやバズと遊んでくれたアンディも17歳となって、大学進学のため家を出ることになった。アンディのおもちゃたちは屋根裏部屋にしまわれるはずだったが、ちょっとした手違いからゴミ捨て場に出されてしまう。なんとかゴミ袋から脱出するが、アンディに捨てられたと誤解したおもちゃたちは、アンディの母親がサニーサイド保育園に寄付しようとしていたおもちゃの箱を見つけ、その中に入り込むが・・・・。


「トイ・ストーリー」は私の中では、CGアニメとしての映像品質のクオリティの高さで度肝を抜かれた作品であり、エンターテイメント性も高いとは思っていたが所詮はアニメ、との印象も持っていた。しかし、この作品でその印象も吹き飛んだ。特に今回のおもちゃの存在意義を問うテーマ、これは単におもちゃに限らず、自分たち人間にも言えることであり、普遍的テーマとして奥深いものを感じた。とはいえ、相変わらずエンターテイメント性は失われておらず、分かりやすいストーリーとスピーディな展開は観るものを飽きさせない。よって、子どもも大人も楽しめる作品となっている。

  1. 洋画-と

2012-08-26

トータル・リコール (2012年版)

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02282
製作:2012年/アメリカ/118分
監督:レン・ワイズマン
出演:コリン・ファレル/ケイト・ベッキンセール


21世紀末、地球は富裕層が暮らす“ブリテン連邦(UFB)”と、その支配下にある“コロニー”に暮らす人びとに別れていた。ある日、コロニーの住民ダグラス・クエイドは、自分の望む記憶を上書きしてくれるというリコール社の人工記憶センターを訪れる。しかし、そこで諜報員に記憶を書き換えようとした時、ダグは警官たちに襲われ、愛する妻にも命を狙われるようになる・・・・。


アーノルド・シュワルツェネッガー主演で映画化された1990年の同名作品を、コリン・ファレル主演でリメイク。1990版と設定が大きく変わっており、全く別作品のような印象を受ける。映像的には「ブレードランナー」に近いものがあり、「スター・ウォーズ」をイメージさせるアンドロイドが登場するといった感じ。それでもシュワちゃん版で強いインパクトのあった空港での正体ばれシーンや胸が3つあるミュータントの登場などは再現されていたが、前作ほどのインパクトがある描き方ではなかった。ともかく全体的にスピーディな展開過ぎて、前作を観ているからこそついていけるストーリーで、そうでなければちょっと分かりにくい。アクションシーン満載で派手ではあるが、CGだと思うとリアリティのなさも目立つシーンも多い。

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2012-07-10

特攻野郎Aチーム THE MOVIE

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02065
製作:2010年/アメリカ/118分
監督:ジョー・カーナハン
出演:リーアム・ニーソン/ブラッドリー・クーパー


ハンニバルら特殊部隊のメンバー4人で結成されたAチームは、米将軍の命を受け、ドル紙幣の原版を奪還するという任務を成功させる。だが、その直後、将軍は爆死し、原版も奪われ、4人は無実の罪で逮捕される。そして1年後。彼らは汚名を晴らすため、刑務所から脱獄し、行動を開始する・・・・。


アメリカの人気TVドラマの映画だが、TVドラマから受ける印象(といってもTVドラマは見たことないのであくまで思い込みだが・・・)からはあまり好きなタイプの映画ではなかった。ただ、いざ観てみると、これが意外と結構面白い。ありえない系アクション映画では個人的には「ミッション・インポッシブル」などがその代表だったが、これはそれを大きく上回りダントツの1位となってしまった。それぐらいありえないアクションの連続。生き残れるわけのないシーンでも、特にフォローや言い訳もなく、次のシーンでは当たり前のように元気な姿で現れる、なんていうのは当たり前。ただ、エンターテイメント映画と割り切れば、ここまで徹しているのも悪くない。チームをリードするハンニバルを、リーアム・ニーソンがこれまでとは違った個性で好演している。

  1. 洋画-と

2012-05-31

泥棒成金

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02023
製作:1955年/アメリカ/106分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ケーリー・グラント/グレイス・ケリー


かつて、希代の宝石泥棒「猫」といわれたジョン・ロビーは、いまは堅気になり、悠々自適の生活を送っていた。そんな中、「猫」の仕業と思われる宝石泥棒が連続して起こり、彼は警察に追われる身となった。まんまと警察の手を逃れたロビーは、新犯人を暴くべく、保険会社の調査員から南仏の金持ちのリストを手に入れ・・・・。


サスペンスの神様・ヒッチコックのお得意のサスペンスがほとんど発揮されていない作品。映像的にはヒッチコック作品だが、内容的には本来のヒッチコック作品とは思えない内容で、観ていて退屈感は否めなかった。その分、目についたのが、グレイス・ケリーの若き日の美貌であり、フランスの美しい風景は印象的。ラストの真相暴きでややヒッチコックらしさが出るが、真相についても納得がいかない部分は残る。

  1. 洋画-と

2012-04-11

トゥルー・グリット

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02146
製作:2010年/アメリカ/110分
監督:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
出演:ジェフ・ブリッジス/マット・デイモン


14歳の少女マティ・ロスは、父親が雇い人のトム・チェイニーに無残に撃ち殺されたことを知り、遺体を引き取りにオクラホマ州境にフォートミスにやってくる。さらにマティは父の仇をうつため、真の勇気を持つといわれる保安官コグバーンにチェイニー追跡を依頼する。別の容疑でチェイニーを追っていたテキサスレンジャーのラビーフも加わり、奇妙で過酷な犯人追跡が始まるが・・・・。


1969年のジョン・ウェイン主演作「勇気ある追跡」の基になった小説の再映画化。原作に忠実に映画化されており、第83回アカデミー賞で10部門にノミネートされた作品。真の勇気を持つ保安官との異名から人格者のような保安官を想像したが、実際はアルコール依存症で悪舌の老保安官をジェフ・ブリッジスが好演している。14歳のマティ役は本作で大抜擢された新星ヘイリー・スタインフェルド。ちょっと可愛げがなく鼻につく少女役だが、責任感と信念の強い少女を堂々と演じていた。ストーリーはスタンダードな追跡モノの西部劇だが、最近作ながら久々に懐かしい良作の映画を観た感じで、十分堪能できる作品。追跡者の3人が互いに反目しながらも次第に心を通わせ、特別な絆で結ばれていく様は心地よい。

  1. 洋画-と

2012-03-21

トロン:レガシー

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02144
製作:2010年/アメリカ/125分
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:ギャレット・ヘドランド/ジェフ・ブリッジス


デジタル業界のカリスマとして名をはせていたエンコム社のCEO、ケヴィン・フリンが謎の失踪をして20年。ケヴィンの息子サムも27歳となっていた。そんなある日、父ケヴィンからメッセージを受け取ったサムは、その消息を追って父のオフィスに行き、そこでケヴィンが創造した理想郷グリッドに迷い込んでしまう。そしてそこで彼はサバイバルを強いられることに・・・・。


1982年に製作された「トロン」の続編にあたる。前作はだいぶん以前に観ていたので内容はかなり曖昧だが、「トロン」は本格的にCGを導入した世界初の作品として有名。そのCG技術も28年の月日を経て躍進的な進歩を遂げ、本作でもCGは多用されているが、その違いは驚くべきものとなっている。内容は多少訳のわからないところがあり、舞台の大半はグリッドと呼ばれるデジタル世界で、主人公の父親によって創造されたものだが、まずこの世界が何なのか分かりにくい。まぁ、「マトリックス」のような世界観でのサバイバルを楽しむのが一番のよう。CGもよいが、本作で最も感動するのはやはり親子愛が描かれたラストでしょう。

  1. 洋画-と

2012-03-04

ドラゴン・タトゥーの女

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02231
製作:2011年/アメリカ/158分
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ダニエル・クレイグ/ルーニー・マーラ


汚職事件の記事を巡る名誉棄損裁判で敗訴した記者ミカエル。そんな彼のもとに、大財閥の元会長ヘンリックからある依頼が舞い込む。それは40年前に起きた、彼が最も可愛がっていた、兄の孫娘ハリエットの失踪事件の謎を解くことだった。やがて、ミカエルの助手として風変わりな天才ハッカー、リスベットが加わり、一族の忌まわしい過去を暴いていくことに・・・・。


前半は、フィンチャー独特の世界観と映像に惹きこまれたが、中盤からやや中だるみを感じる映画だった。はじめはストーリーも分かりやすい上、ミカエルとリスベットを交互に描く構成も興味深かったが、一族の過去を探り出してからは一族の色んな名前が出てきて混乱し始めたのもあるし、長尺の割に思ったほどのストーリーの起伏がなかったためだろうか?また、タイトルが示す「ドラゴン・タトゥーの女」はリスベットだが、本来主役であってもいいような彼女のことがあまり描き切れていなかったのはちょっと残念(特にドラゴン・タトゥーについて)。ただ、彼女の大胆ともいうべき、体当たり演技には拍手。グロいシーンもあるので鑑賞にはご注意。





  1. 洋画-と