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2017-10-27

ニック・オブ・タイム

★★★★(4.0)
wニック・オブ・タイム
鑑賞No:00642
原題:Nick of Time
製作:1995年/アメリカ/90分
監督:ジョン・バダム
出演:ジョニー・デップ/クリストファー・ウォーケン

元妻の葬儀を終え、娘を連れてL.A.駅に降り立った平凡な税理士ワトソンは、警官を名乗る男女に娘を人質にされ、時間内に女性州知事の暗殺を命じられる。彼は必死に暗殺を回避しようとするのだが、あらゆるところに監視の目が光っていた。時間だけが刻々と過ぎる中、孤立無援のワトソンは、知事の女性秘書の協力を得るのだが・・・・。

娘の命と引き換えに暗殺を強要された男を描いたサスペンス。幼い娘とともに拉致されることとなった税理士のワトソンは、90分以内に女性州知事を暗殺するよう脅迫される。助けを求めようにも監視の目が厳しく、時間ばかり無為に過ぎていく。そんな時、八方塞がりのワトソンは靴磨きの男の協力を得ることができるが・・・。劇中の制限時間である90分と上映時間をほぼ一致させ、あたかも現場にいるような臨場感で映画を観ることができる。色々と個性的な役を演じているジョニー・デップが主演だが、この作品では珍しく普通の父親役を演じている。作品自体は先が読みにくいストーリーで最後まで目が離せない。

劇場公開日 1996年5月18日



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2017-07-22

28週後...

★★+
28週後
鑑賞No:01591
原題:28 Weeks Later
製作:2007年/イギリス、スペイン/104分
監督:フアン・カルロス・フレスナディージョ
出演:ロバート・カーライル/ローズ・バーン

レイジ・ウィルスが猛威を振るう中、ドンは妻のアリスと山荘に籠っていたが感染者に襲撃され、ドンはアリスを見捨てて命からがらボートで脱出する。そのレイジ・ウィルスも最後の感染者が死に、11週後には米軍主導のNATO軍が派遣され、ロンドンも再建が始まっていた。そんな28週後のロンドン。スペイン旅行中に難を逃れたタミーとアンディの姉弟は父親のドンと再会する。ドンは子供たちに、母親のアリスは感染者に襲われ助けることができなかったと弁明するが、ある日姉弟は思いがけずアリスと再会する・・・・。

「28日後...」の続編。前作同様、全力疾走するゾンビ(感染者)にはドキドキさせられたが、一番のキーポイントである前作の設定(世界観)は全くなく、別作品のような印象さえ受けた。単なるゾンビ映画になって、メッセージ性もなく、ゾンビ対策も過去のゾンビ作品のアイデアから抜き出ておらず陳腐なものばかり。最初の設定が活かされていない、安易な続編になっているのが残念な作品。

劇場公開日 2008年1月19日



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2017-07-21

28日後...

★★★
28日後
鑑賞No:01204
原題:28 Days Later...
製作:2002年/イギリス/114分
監督:ダニー・ボイル
出演:キリアン・マーフィ/ナオミ・ハリス

動物実験に使われている猿を助けようと研究室に侵入した動物愛護活動家たちが、逆に猿に襲われてしまう。それから28日後。バイク事故のためこん睡状態に陥っていたジムが目を覚ますと、ロンドンの街は荒れ果て人影は見当たらなかった。やがて凶暴化した牧師に襲われたところをかろうじてマークとセリーナに助けられ、ウィルス感染による感染者で街中溢れていることを知らされる・・・・。

近作ではウィル・スミスの「アイ・アム・レジェンド」を思い起こさせる映画。ただ、「アイ・アム~」と同様、何でこうなったのかという説明が不足しており、チョット不親切。作品的にはいわゆるゾンビものの部類に入るのだろうけど、通常のゾンビと違うのは、ゾンビ(感染者)が全力疾走してくる点。これは怖い。ともかく考えながら逃げることはできない。ただひたすら本能のまま逃げるしかない。感染者に追われるシーンは緊張感が高まり、観ていてドキドキします。ただ逆に言うと、それ以外はあまりパッとしない作品ともいえます。後半に、感染者だけでなく、極限状態に陥った人間の恐ろしさは表現されていましたが・・・。

劇場公開日 2003年8月23日



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2016-08-12

ニューヨーク東8番街の奇跡

★★★★
ニューヨーク東8番街の奇跡
鑑賞No:00167
原題:Batteries not Included
製作:1987年/アメリカ/107分
監督:マシュー・ロビンス
出演:ジェシカ・タンディ/ヒューム・クローニン

舞台は再開発の波が押し寄せる1980年代のニューヨークの東8番街。アパートの住人のフランクらは、立ち退き問題に疲れ果てていた。その夜、そらから、命を持ったUFOのような生命体が現れ、アパートの住人を守ろうとする・・・・。

ニューヨークの下町にある古アパートに住みついた円盤型の宇宙人夫婦と、アパートの住人たちの交流を描いたアットホームなSFファンタジードラマ。モチーフはUFOとの接近遭遇だが、他のUFO作品と違う点は、UFOが単なる乗り物としての飛行物体ではなく、UFO自身が自我を持っている点だ。また、2つの目から光を放ち、足を出して歩き回るなど、行動も愛らしい。ただ、話すことはできないが、見事にアパートの住人たちとコミュニケーションをとって奇跡を起こすところは感動的。

劇場公開日 1987年12月25日



(キャスト一覧)
ジェシカ・タンディ(Faye_Riley)
ヒューム・クローニン(Frank_Riley)
フランク・マクレー(Harry)
エリザベス・ペーニャ(Marisa)
マイケル・カーマイン(Carlos)
デニス・ボウトシカリス(Mason)


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2016-07-11

虹蛇と眠る女

★★+虹蛇と眠る女
鑑賞No:02803
原題:Strangerland
製作:2015年/オーストラリア、アイルランド/111分
監督:キム・ファラント
出演:ニコール・キッドマン/ジョセフ・ファインズ

砂漠地帯の小さな街に引っ越して来たマシューとキャサリン夫婦。ある満月の晩、彼らの子どもたちが突如として姿を消してしまう。地元のベテラン警官レイらが捜索を開始するが、手がかりは全く見つからず、やがて夫婦に疑惑の目が向けられるように。次第に神経をすり減らしていったキャサリンは、先住民族アボリジニに語り継がれる神話「虹蛇の伝説」を知り・・・・。

子供たちが謎の失踪をし、その両親が必死で捜索するという、単純なストーリー。ただ、なぜ失踪したのか、誰が連れ去ったのか、生きているのか殺されたのか、さらにこの土地に語り継がれているこれまた謎の「虹蛇の伝説」といった具合に、単純な失踪・捜索劇ながら、前半はそれなりに盛り上げてくれる。ところが中盤からは中だるみが始まり、テンポは遅く、ストーリー内容まで停滞する始末。そして、唐突な弟の発見があるものの謎は解明せず、姉は結局みつからず、何故という謎はまったく解明されずになんとエンディングに突入してしまい、あっけにとられた作品。映画タイトルにもある「虹蛇の伝説」は説明もほとんどなければ、この失踪事件の関連性も感じられない、何ともひどい脚本に呆れてしまった。唯一の救いは、母国オーストラリアでの主演ということで、ヌードも辞さない身体を張った演技ぐらいだろうか。

劇場公開日 2016年2月27日



(キャスト一覧)
ニコール・キッドマン(キャサリン)
ジョセフ・ファインズ(マシュー)
ヒューゴ・ウィービング(レイ)
マディソン・ブラウン(リリー)
ニコラス・ハミルトン(トミー)
リサ・フラナガン(コリーン)
メイン・ワイアット(バーティ)
ジム・ラッセル(アラン)
ショーン・キーナン(スティーブ)
ブロンウィン・ペンリス(ローズ)
トランギ・スピィーディー=コー(ジャラ)


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2015-10-09

ニュー・シネマ・パラダイス

★★★★
ニュー・シネマ・パラダイス
鑑賞No:00585
原題:Nuovo cinema paradiso
製作:1989年/イタリア、フランス/124分
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:フィリップ・ノワレ/ジャック・ベラン

シチリアで育ったサルヴァトーレはある日、故郷からアルフレッドの死の知らせを受ける。アルフレッドは、彼が幼い頃よく出入りした映画館パラダイス座の映写技師だった。葬儀のため30年ぶりに島に戻った彼は、パラダイス座が廃館になっていることを知る・・・。

アカデミー外国語映画賞及びカンヌ映画祭審査員特別グランプリを受賞した、G・トルナトーレ監督の秀作。ノスタルジックな雰囲気と、作中で流れるエンニオ・モリコーネの音楽が何ともいえない映画。大戦直後の、映画を心のよりどころとする人々と、フィルム1コマ1コマに対する映写技師アルフレッドの熱い思いが伝わって来る。幼い頃のサルヴァトーレを演じたサルヴァトーレ・“トト”・カシオの演技も愛らしい。

劇場公開日 1989年12月16日


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2015-08-09

2001年宇宙の旅

★★★★
2001年宇宙の旅
鑑賞No:00581
原題:2001: A Space Odyssey
製作:1968年/アメリカ/140分
監督:スタンリー・キューブリック
出演:ケア・デュリア/ゲイリー・ロックウッド

月に人が住むようになった時代。月のクレーターの地中からの謎の石碑が発掘され、宇宙評議会のフロイド博士が調査に向かう。それから18カ月後、最新型人工知能「HAL(ハル)9000型コンピュータ」を搭載した宇宙船ディスカバリー号は、デビッド・ボウマン船長、フランク・プールら5人のクルーを乗せて木星探査に向けて航行していた。しかし、その途上でHALが探査計画に対して疑問を抱いていることを打ち明ける。ボウマンとプールはHALの不調を疑い、いざというときはHALの回路を切断することを決めるが、それを知ったHALは反乱を起こす・・・・。

スタンリー・キューブリック監督と原作者アーサ・C・クラークによる、映画史を代表する不朽の名作SF。SF映画の歴史を変えたと言われる作品だが、なかなか難解な内容で、一度観ただけでは理解は難しい。それはSF映画と言いながら、冒頭のサルのシーンからして大きな戸惑いとなる。ただ、宇宙の壮大さというか宇宙観の描写は現代においても色褪せない突出した見事さが感じられる。ゆえに、そんな無限の宇宙にあって、人間の無力感は想像に難くないことがよく描かれている。未だ、ちゃんとこの映画を理解していないが、凄い映画ではあるのだろう。

劇場公開日 1968年4月11日


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2015-02-15

摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に

★★★
摩天楼はバラ色に
鑑賞No:00166
製作:1987年/アメリカ/111分
監督:ハーバート・ロス
出演:マイケル・J・フォックス/ヘレン・スレイター

実業界での成功を夢見て田舎から大都会ニューヨークにやって来た若者ブラントリーは、まず、自分の手で仕事探しに掛かった。彼の親戚に当たる人物を頼って、27の関連会社をもつ巨大コングロマリット、ペンロープ・コーポレーションに足を踏み入れる。フォスターの熱意に押されて、叔父で社長のプレスコットは、彼にメイル・ボーイの仕事を与えるが・・・。

カンザスのド田舎からニューヨークにやってきた一人の若者が、巨大企業の中で猛烈に働きながらトップにまで昇りつめていくサクセスストーリー。良質のコミカルなシーンがあふれており、最初から最後まで楽しめる。主演のマイケル・J・フォックスも、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」での役柄を彷彿させる演技で、コメディ俳優としての地位を確立した作品となった。長身でスタイルのよいヘレン・スレイターとのロマンスは不釣合いな感はあったが、小柄な男性に夢と希望を与えたように思う。後年、マイケルはパーキンソン病に冒され、俳優業を断念することになってしまったことは残念である。


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2013-07-01

2012

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01895
製作:2009年/アメリカ/158分
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ジョン・キューザック/アマンダ・ピート


2009年、太陽フレアの影響でニュートリノが変化し、地球の核温度が急上昇していることを知った地質学者エイドリアンは、地球滅亡の危機が迫っていることを大統領に進言する。やがて世界各国の首脳と一握りの富裕層のみがその事実を知らされ、人類存続のための一大プロジェクト“チョーミン計画”が開始されるが・・・・。


さすがハリウッド映画といえる映像でした。DVDで鑑賞したけど、これは劇場で観ると相当迫力のある映像だろうと思いました。またこの手の世紀末モノでは必ず描かれる家族愛。それも至る所で描かれており、涙を誘うシーンも。でも逆に言うと、それだけの映画とも言える内容。世紀末モノとしての目新しさはなく、もっと言うと単なる旧約聖書のノアの方舟の現代版ではないかと。結局生き残った人たちも公平に選ばれた人達ではないので不公平感だけ残り、とても感情移入できないし・・・。映像だけは褒めたけど、自然現象の映像は良かったけど、主人公が倒壊・地割れする中や、火山弾が雨のように降り注ぐ中、車で無事に逃げ切るシーンにはちょっとやりすぎでリアル感ゼロの感じが・・・・。ちなみにこの映画、そもそもマヤ文明の暦から来ているはずだが、マヤ文明にはほとんど触れていませんでしたね。

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