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2016-05-28

ノーマ・ジーンとマリリン

★★★
ノーマ・ジーンとマリリン
鑑賞No:00754
原題:Norma Jean and Marilyn
製作:1997年/アメリカ/113分
監督:ティム・フェイウェル
出演:アシュレイ・ジャッド/ミラ・ソルヴィーノ

精神分裂症の母のもとで育ったノーマ・ジーンは親戚や孤児院を転々としながら、やがてハリウッド女優を目指すようになる。そのために身体を武器にしながら業界の実力者に取り入り、次第に注目を浴びるようになっていく。やがて彼女は髪をブロンドに染め、顔を整形してマリリン・モンローとしてデビューするが・・・。

二人の女優が世紀の女優マリリン・モンローを演じるということで話題となった映画。本名のノーマ・ジーン時代をアシュレイ・ジャッドが、モリリン・モンローという芸名になってからをミラ・ソルビーノが演じている。前半のノーマ・ジーン時代と、後半のマリリン・モンロー時代を2人の女優が別々に演じるという意外な演出には興味を持ったが、果たして意味があったのだろうか?たしかに2人ともヌードも辞さない体当たり演技を披露しており、見た目とは違う内面の苦悩をよく演じていたとは思うが、2人とも本人に似ているわけでもなく、途中で入れ替わることでストーリーがブチ切れたような感じで不自然さと言うか違和感が感じられた。マリリン・モンローのことをあまり知らない方が軽く知るにはいい映画かも。

劇場公開日 1997年12月13日



(キャスト一覧)
アシュレイ・ジャッド(Norma Jean Baker)
ミラ・ソルビノ(Marilyn Monroe)
ジョシュ・チャールズ(Eddie Jordan)
ロン・リフキン(Johnny Hyde)
リンゼイ・クローズ(Natasha Lytess)
デビッド・デュークス(Arthur Miller)
ピーター・ドブソン(Joe DiMaggio)
テイラー・ニコルズ(Fred Karger)
ジョン・ルビンスタイン(Darryl Zanuck)
アラン・コーデュナー(Billy Wilder)
ダナ・ゴールドストーン(Lee Strasberg)
ナンシー・リネハン・チャールズ(Bette Davis)
ジェフリー・コムズ(Montgomery Clift)
エリカ・ナン(Jane Russell)
ハワード・プラット(Howard Hawks)
サム・シャムシャク(Ted Lewis)
ピーター・サンズ(Peter Lawford)
ピーター・スティーヴンス(John F. Kennedy)
スティーブン・カルプ(Robert Kennedy)


  1. 洋画-の

2016-05-24

ノーカントリー

★★★★+
ノーカントリー
鑑賞No:01507
原題:No Country for Old Men
製作:2007年/アメリカ/122分
監督:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
出演:トミー・リー・ジョーンズ/ハビエル・バルデム/ジョシュ・ブローリン

ハンターのルウェリンは狩りの途中で死体と200万ドルの大金、そして大量のヘロインを発見し、金を奪って逃走する。一方、麻薬組織が放った殺し屋シガーは、行く先々で次々と殺人を犯しながら執拗にルウェインを追跡していく。さらに事件の匂いを嗅ぎ取った老保安官ベルもこの2人を追いかけていた・・・。

第80回アカデミー作品賞ほか計4部門を獲得したコーエン兄弟の傑作。前半から中盤にかけての追跡劇は手に汗握るハラハラ感いっぱいで、非常に興奮した。その分、後半の描き方やラストが雑なような気がしてやや消化不良感が残る。馴染みの出演者としてはトミー・リー・ジョーンズやウディ・ハレルソンがいたが、思ったほど存在感なく、役どころとしても結果的に印象薄いものとなった。それも殺し屋シガーを演じたハビエル・バルデムの存在感が大きすぎたのかもしれない。おそらく、冷酷かつ残忍な殺し屋として映画史に残る役どころだといえるし、アカデミー助演男優賞受賞も納得(ただし、他のノミネート者の作品は観いていないが・・・)。メジャー作品のような豪華さ、派手さはないものの、地味だがしっかり作りこんだ作品という印象を受けた。

劇場公開日 2008年3月15日



(キャスト一覧)
トミー・リー・ジョーンズ
ハビエル・バルデム
ジョシュ・ブローリン
ウッディ・ハレルソン
ケリー・マクドナルド


  1. 洋画-の

2016-05-17

ノッティングヒルの恋人

★★★★
ノッティングヒルの恋人
鑑賞No:01075
原題:Notting Hill
製作:1999年/アメリカ/123分
監督:ロジャー・ミッシェル
出演:ジュリア・ロバーツ/ヒュー・グラント

ロンドンにある街・ノッティングヒルで小さな本屋を営むウィリアム。この店に突然、ハリウッドの大女優、アナ・スコットが来店する。ウィリアムはこの突然の出来事に唖然とし、さらに買い物の帰りに偶然アナとぶつかりジュースをかけてしまう。慌ててアナに服を乾かすよう、自宅に招くが・・・。

有名ハリウッド女優と平凡な男のラブストーリー。ハリウッドの大女優と、しがない本屋の店主という、現実にはありえないともいえるシチュエーションだが、女優といえども一人の女であるという雰囲気をうまく出して、自然なラブストーリーに持っていっている。本作を観ると、やはり頭に思い浮かぶのは「ローマの休日」だろう。「ローマの休日」は王女と新聞記者ということでさすがに恋は成就せず切なさが残ったが、その鬱憤?を晴らしてくれるが如く、ハッピーエンドで終わるラストには大いに満足。(基本的にはありふれたラブストーリーではあったが・・・)

劇場公開日 1999年9月4日



(キャスト一覧)
ジュリア・ロバーツ(Anna Scott)
ヒュー・グラント(William Thacker)
リス・エバンス(Spike)
ジーナ・マッキー(Bella)
ティム・マキナニー(Max)
エマ・チャンバーズ(Honey)
ヒュー・ボネビル(Bernie)
ジェームズ・ドレイファス(Martin)


  1. 洋画-の

2014-07-21

ノア 約束の舟

★★★★
ノア 約束の舟
鑑賞No:02535
製作:2014年/アメリカ/138分
監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ラッセル・クロウ/ジェニファー・コネリー

ある夜に見た夢で、世界が大洪水に飲まれ滅びるということを知ったノアは、強い使命感に突き動かされ、家族とともに罪のない動物たちを救うため巨大な箱舟を作り始める。しかし、ノアの父を殺した宿敵ルバル・カインは、ノアから力づくで箱舟を奪おうとし、その争いの最中に大洪水が始まってしまう。箱舟はノアの家族と動物たちをのせて流されるが・・・・。

旧約聖書の創世記に記された「ノアの箱舟」の物語の実写化。創世記は読んだことがないが、「ノアの箱舟」のエピソードは漠然と知っているのでとっつきやすいストーリーだった。けれども、観ていて、漠然と知っていたストーリーとどうも違和感を感じるシーンが多かった。あとで調べてみると、監督のイマジネーションが加わっているとのことだが、結局は新解釈の名のもとの改変だったのだ。だからどうも違和感がぬぐえなかったはずだ。特に主人公ノアの人物像の描き方には疑問が残った。映像的にはCG技術を駆使した迫力ある画面で、それはそれで満足したが、ウォッチャーズが出てくるあたりは「ロード・オブ・ザ・リング」を観ているような感じだった。




  1. 洋画-の

2014-07-05

ノウイング

★★★+
ノウイング
鑑賞No:01787
製作:2009年/アメリカ/122分
監督:アレックス・プロヤス
出演:ニコラス・ケイジ/チャンドラー・カンタベリー

マサチューセッツ州の小学校で、50年前に生徒たちが埋めたタイムカプセルが開けられた。中身が児童たちに配られ、少年ケイレブも1枚の紙を受け取る。それはルシンダという少女が書いたものだったが、紙には数字がびっしりと書き込まれていた。大学教授のジョンは息子のケイレブが持ち帰ったその紙を見て興味本位に解析を始めると、その数列の中に9・11同時多発テロなどの世界的な事件・事故を暗示する数字があることを知る。さらにこれから起こると予想される数字もあり・・・・。

「ダ・ヴィンチ・コード」のようなミステリー・サスペンスものかと思って観ていたため、ラストは期待を裏切る終り方で個人的にはモヤモヤ感の残るものとなった。ただ後で世紀末ものと知ると、まぁこんなものかと無理やり納得させられる。結局はミステリアスな部分はすべて誤魔化された感があり(理由を書くとネタバレになるので書きませんが・・・)、どちらかというと地球滅亡に際し人は最後にどんな行動を取るかが描かれていただけのような気もした。(それもざまざまな人ではなく、主人公が・・・という限定的なもの)ただ、映像的にはさすがに迫力があり、飛行機の墜落シーンや地下鉄の脱線シーンなどはCGとはいえ真に迫ってくる。2時間の映画だが、テンポはよいのでアッという間に観終わった感じ。




  1. 洋画-の