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2019-12-09

フットルース

★★+(2.5)
wフットルース
鑑賞No:00198
原題:Foot loose
製作:1984年/アメリカ/107分
監督:ハーバート・ロス
出演:ケヴィン・ベーコン/ロリ・シンガー

ロックもダンスパーティも禁じられているアメリカ中西部のある小さな町に、都会から一人の青年が転校してくる。彼は自分たちの自由を取り戻すべく、仲間を集めて大人たちへの逆襲を開始するが・・・・。

ケヴィン・ベーコン主演の青春ドラマ。といっても、特筆すべき内容はない作品。それなのに映画タイトルとして記憶に残っているのは、ケニー・ロギンスが歌う主題歌がヒットしたためだろう。ストーリーは思い出せなくても、主題歌は口ずさめる人が多いのではないだろうか。ストーリーは思い出せないほど平凡なため、主演のケヴィン・ベーコンの演技もインパクトが感じられなかったが、俳優としての名前はこの作品で売ったように思うし、彼の代表作の一つになっている。その後は一時芽が出ない時期もあったが、今や特に悪役をやらせたら見事な演技をする名バイプレイヤーとして見ることが多い。

劇場公開日 1984年7月28日



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2019-12-08

フック

★★★(3.0)
wフック
鑑賞No:00197
原題:Hook
製作:1991年/アメリカ/142分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ダスティン・ホフマン/ロビン・ウィリアムズ

40才になるピーター・バニングは、猛烈仕事人間で妻や子供達からは総スカン。そんな一家が妻の祖母ウェンディの所に里帰りした晩、子供達が何者かに誘拐されてしまう。途方に暮れていた彼の前に突然、ティンカーベルが現れた。彼は子供達を救う為に、再びネバー・ランドへと向かうのだが・・・。

ダスティン・ホフマン、ロビン・ウィリアムズの他にもジュリア・ロバーツ、フィル・コリンズ、グレン・クローズ、グウィネス・パルトローといった主役級の俳優が目白押しで、監督がスピルバーグという豪華な作品だが、ファンタジー映画には疎い中年男にはさほどウケる作品とはなっていないようだった。素材のピーターパン自身をよくわかっていないせいもあるが・・・・。

劇場公開日 1992年6月20日



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2019-12-07

フィールド・オブ・ドリームス

★★★★+(4.5)
wフィールド・オブ・ドリームス
鑑賞No:00196
原題:Field of dreams
製作:1989年/アメリカ/107分
監督:フィル・アルデン・ロビンソン
出演:ケビン・コスナー/ギャビー・ホフマン

“農場を野球場にすれば彼がやってくる”というお告げにしたがって、とうもろこし畑をつぶしてしまう農夫レイ。そして作った野球場に現れたのは、1952年に死んだ伝説の大リーガー シューレス・ジョーだった。その後、ジョーとともに八百長試合のかどで球界を追放された8人のメンバーが現れ、レイに新たなお告げが告げられる・・・。

実際の事件“ブラック・ソックス・スキャンダル”をモチーフに、不思議な世界に誘われるファンタスティックな映画であり、感動的な親子愛を描いている。お告げの意味を解明していくストーリーも興味深いが、夢や情熱を持つことのすばらしさも教えてくれている。ラストシーンは感動。

劇場公開日 1990年3月24日



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2017-11-17

フレンジー

★★★★(4.0)
wフレンジー
鑑賞No:02053
原題:Frenzy
製作:1972年/イギリス、アメリカ/117分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジョン・フィンチ/アレック・マッコーウェン

ロンドンで首にネクタイを巻きつけて女性を絞殺するという猟奇連続殺人事件が発生した。そんな折、さらに結婚相談所の女所長が同じ手口で殺される。事件発見直前に現場から立ち去る被害者の元夫リチャードを犯人と断定した警察は彼を追うが・・・・。

内容的にはスタンダードなサスペンス・スリラーのようだが、ヒッチコック作品としてはちょっと異色な感じのする作品。ただ、カメラワークや巻き込まれ型の展開などはヒッチコック独特のものも感じられるが、エロチックなシーンが多かったり、残酷なシーンなのかコミカルなシーンなのか分からないような演出があったりと、今までのヒッチコック作品と趣の異なるシーンも見受けられる。晩年の作品ながら、過去に囚われず何か新しいものに挑戦したような作品。

劇場公開日 1972年7月29日



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2017-11-03

ファーゴ

★★★★(4.0)
wファーゴ
鑑賞No:00943
原題:Fargo
製作:1996年/アメリカ/98分
監督:ジョエル・コーエン
出演:ハーブ・プレスネル/ウィリアム・H・メイシー

厚い雪に覆われるミネソタ州ファーゴ。多額の借金を抱える自動車ディーラーのジェリーは、妻ジーンを偽装誘拐して彼女の裕福な父親から身代金をだまし取ろうと企てる。ところが誘拐を請け負った2人の男が警官と目撃者を射殺してしまい、事件は思わぬ方向へ発展していく・・・・。

アカデミー脚本賞、主演女優賞をはじめ、多数の映画賞を獲得した、コーエン兄弟が贈る、ブラックユーモアをちりばめた異色のクライム・サスペンス。実話を基にしていると謳っているが、それは真っ赤な嘘らしい。各方面で評価の高い作品だが、楽しめるか退屈かはかなり個人の好き嫌いによりそう。一見コミカルな作品だが、実は恐ろしい内容で、気分も暗くさせられる。

劇場公開日 1996年11月9日



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2017-10-17

ブレア・ウィッチ・プロジェクト

★★(2.0)
wブレア・ウィッチ・プロジェクト
鑑賞No:00887
原題:The Blair Witch Project
製作:1999年/アメリカ/81分
監督:ダニエル・マイリック/エドゥアルド・サンチェス
出演:ヘザー・ドナヒュー/マイケル・C・ウィリアムズ

モンゴメリー・カレッジの生徒、ヘザー、ジョシュ、マイク。3人は大学の課題のため、バーキッツヴィルに残る伝説“ブレア・ウィッチ(ブレアの魔女)”についてのドキュメンタリー・フィルムの撮影を始める。共同墓地で最初のシーンを撮り終えた3人は、地元の人々にインタビューを開始。彼らは、程度の差こそあれブレア・ウィッチについて聞いたことがあった。翌日、インタビューを終えた3人はブラック・ヒルズの森に入っていく・・・・。

低予算で大成功を収めた作品として有名な映画。予算が無くてもアイデア一つで、面白い映画は作れるということを証明した作品だ。本作の特徴は、情報量の少なさ。観客に与えられる情報量がかなり限られているので、観客は情報を得ようと必死で画面を見る。ただ、画面の映像は行方不明になった学生が映した2台のカメラの映像が中心。よってそれ以上の情報はなく、不足部分は想像力で補わなければならなくなり、一気に想像がかきたてられる仕組みになっている。また、カメラ映像はブレが多く、不鮮明で見にくい部分も多々あり、それが逆に実にリアルな映像に思えてくる。それも一層、想像力をかきたてる原動力になると同時に恐怖も誘う、実に巧妙に仕組まれた作品である。

劇場公開日 1999年12月23日



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2017-10-16

ファイト・クラブ

★★★+(3.5)
wファイト・クラブ
鑑賞No:00966
原題:Fight Club
製作:1999年/アメリカ/139分
監督:デビッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット/エドワード・ノートン

心の中に問題を抱えるエグゼクティブ青年ジャックはタイラーと名乗る男と知り合う。ふとしたことからタイラーとジャックが殴り合いを始めると、そこには多くの見物人が。その後、タイラーは酒場の地下でファイト・クラブなる拳闘の秘密集会を仕切ることに。たくさんの男たちがスリルを求めて集まるようになるが、やがてそのクラブは恐るべきテロ集団へと変貌していく・・・・。

本作はあのドンデン返しが有名な「セブン」のデヴィット・フィンチャー監督の作品。ただ、本作には「セブン」のようなドンデン返しを期待して観始めたのではないが、見事に騙されたというか、またしてもドンデン返しが仕組まれていました。ただ、真相が明かされるまで、全く気づかないほど、よく考えられた構成であり、また主役のエドワード・ノートンとブラッド・ピットの演技もそれぞれ存在感が半端なく良い。特に次第に壊れていくエドワード・ノートンの演技は秀逸。「セブン」同様、賛否分かれる作品だが、私は好きな映画。

劇場公開日 1999年12月11日



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2017-10-05

プライベート・ライアン

★★★(3.0)
wプライベート・ライアン
鑑賞No:00760
原題:Saving Private Ryan
製作:1998年/アメリカ/170分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス/トム・サイズモア

1944年6月。ノルマンディ上陸作戦は成功に終わったものの、激戦に次ぐ激戦は多くの死傷者を出していた。そんな中、オマハビーチでの攻防を生き延びたミラー大尉に、落下傘兵ライアン二等兵を戦場から救出せよという命令が下された。彼には3人の兄がいたが、全員が死亡。兄弟全てを戦死させる訳に行かないと考えた軍上層部の決定であった。ミラーは中隊から7人の兵士を選び出し、生死も定かでないライアン二等兵を探すために戦場へと出発するのだが・・・・。

第二次世界大戦中のノルマンディー上陸作戦を題材にした、スティーブン・スピルバーグ監督の映画。まず何よりも度肝を抜かれるのが、冒頭20分のノルマンディー上陸作戦オマハ・ビーチ戦の描写だ。まさに観ている者がその戦闘現場で間近に見ているような錯覚に襲われるような、今までになかったリアリティさだった。だが、もっと意表を突かされたのが、この物語だ。従軍しているアメリカ人兵士四人兄弟のうち、三人が戦死したため、残る一人の弟を生きてアメリカに連れ戻すよう最高司令が出て、8人の兵士が救出に向かうのです。一見、慈悲深い国の措置のように思えますが、救出に向かった8人はまさに命がけです。1人を救うために8人を犠牲にするかもしれにない命令が慈悲深い?8人の兵士も、そして観ている観客も同じ疑問が心を過ります。その答えともいえるシーンがラストにありますが、考えさせられる映画です。

劇場公開日 1998年9月26日



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2017-09-26

ファンタスティック・フォー:銀河の危機

★★★★(4.0)
wファンタスティック・フォー 銀河の危機
鑑賞No:01428
原題:Fantastic Four: Rise of the Silver Surfer
製作:2007年/アメリカ/92分
監督:ティム・ストーリー
出演:ヨアン・グリフィズ/ジェシカ・アルバ

前作の活躍でF4は有名人となり、リードとスーザンの結婚も全米の注目の的となっていた。だが挙式の最中に現れた謎の生命体シルバーサーファーによって、ジョニーは他の仲間に触れただけで能力が入れ替わるようになってしまう。一方、シルバーサーファーの目的を解明したリードは、軍に協力しシルバーサーファーの捕獲作戦を実行するが・・・。

F4シリーズの第2弾。敵キャラは思ったほど強敵ではなかったが、もっと強大な超宇宙生命体による地球の危機というスケールの大きさで今回は圧倒された。それぞれの持つ能力もストーリーのなかで上手く配分されており、SFXを駆使したスピード感ある映像も見ごたえがある。マーベル・コミックの中でも陽気で明るいイメージの感がある作品で、子供と一緒に家族で観るのにもいい映画である。

劇場公開日 2007年9月21日



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2017-09-05

ブロークン・アロー

★★★+(3.5)
wブロークン・アロー
鑑賞No:00549
原題:Broken Arrow
製作:1996年/アメリカ/108分
監督:ジョン・ウー
出演:ジョン・トラヴォルタ/クリスチャン・スレーター

二基の核弾頭を搭載したステルス戦闘機の訓練飛行中、ディーキンス少佐によってヘイル大尉は機外に放り出される。だが実はこれは核弾頭を強奪するためのディーキンス少佐の企てだった。地上に落下したヘイル大尉は、公園の女性監視員テリーの協力を得て、ディーキンス一味を追うことに・・・・。

ストーリー的には悪役退治をするクリスチャン・スレイター演じるヘイル大尉が主役なんだろうけど、なぜか悪役のジョン・トラヴォルタ演じるディーキンス少佐の方がキャラ・インパクトが強く目立っていた。トラヴォルタは今ほど太っておらず、スリムな体型に持ち前のニヒルさで、クールだがキレやすい悪役を好演している。その分、対するクリスチャン・スレイターの存在感が薄くなっていたのだろうか?さらに彼の存在感を薄れさせたのは、サマンサ・マシス演じるテリーか?途中からはスレイターを食った活躍を見せ始め、どちらが主役か分からなくなってしまう。(公園の監視員ってこんなに凄いの?)アクションシーンはさすがジョン・ウー監督、ありえないでしょう!というぐらいスケールが大きく、リアル感を通り越している。

劇場公開日 1996年3月16日



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2017-07-19

ブルース・オールマイティ

★★★
ブルース・オールマイティ
鑑賞No:01209
原題:Bruce Almighty
製作:2003年/アメリカ/101分
監督:トム・シャドヤック
出演:ジム・キャリー/モーガン・フリーマン

地方局に勤めるレポーターのブルース・ノーランはアンカーマンを目指していたが、ライバルのエヴァンが次期アンカーマンに決まったことを聞いてショックのあまり、めちゃくちゃなレポートをして局をクビになる。さらにギャングに袋叩きにされ、同棲中の恋人グレースにも不満をぶつける始末。そんな彼に不思議な呼び出しがかかる。行ってみると、彼を待っていたのは清掃服姿の神で、ブルースに全能の力を譲るというのだったが・・・・。

ジム・キャリー主演のコメディ映画。人は誰しも一度は特別な力を持ちたいと思ったことがあると思うが、これはその最上級である“神になる”“全知全能を与えられる”という、一見夢のような設定。まったく非現実ながら、もしそうなったら?と考えるとまずは掴みはOK。その夢を、人生に不満だらけの男がいとも簡単に与えられてしまう。最初は好き勝手なことをしていくが、それによって大事なものも失なった時、本当に大切なことに気付くといった、ストーリーとしてはベタだが、これを面白おかしく仕上げているのはジム・キャリーの器量かと思う。少々薄っぺらい内容ではあるが、人間であることの素晴らしさを考えさせられる映画。

劇場公開日 2003年12月20日



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2017-05-01

フェイス/オフ

★★★★
フェイスオフ
鑑賞No:00710
原題:Face/Off
製作:1997年/アメリカ/138分
監督:ジョン・ウー
出演:ジョン・トラボルタ/ニコラス・ケイジ

FBI捜査官ショーンは6年前に息子のマイケルをテロリスト、キャスターに殺されていた。そのキャスターをついに逮捕するが、キャスターは植物人間になってしまう。その後、逮捕直前にキャスターは爆弾を仕掛けていたことがわかったが、場所が分かるのはキャスターの弟だけ。そこでショーンはキャスターの顔面皮膚を移植しキャスターになりすまして弟に近づこうとするが・・・。

凶悪犯とFBI捜査官が互いの顔を替えて死闘を繰り広げる異色のアクション映画。顔面の皮膚を移植して他人になりすますなんて現実ではありえない話だが、映画の設定としてはとても面白く、無理を承知で割り切って入り込めば結構楽しめる。お互いが顔面皮膚移植するため、顔と中身が入れ替わることで途中、多少こんがらがるが、ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジが共に2役?を好演している。

劇場公開日 1998年2月28日



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2017-04-11

フェノミナン

★★★+
フェノミナン
鑑賞No:00679
原題:Phenomenon
製作:1996年/アメリカ/123分
監督:ジョン・タートルトープ
出演:ジョン・トラヴォルタ/カイラ・セジウィック

カリフォルニアの田舎町で自動車整備工場を経営するジョージはまだ独身ながら、気さくな性格から街の人々に愛されていた。しかし、ある日の夜、不思議な光を見たジョージは突如、天才的な能力を発揮し始める。気のいいジョージはその能力を街の人々のために使おうとするが、やがて人々から気持ち悪がられる。さらに偶然、軍の暗号を解いたことでFBIから監視されることに・・・・。

いわゆる超能力とでも言うべき、普通の人とは異なった能力を身につけるというのは、誰でも一度は憧れるものではないだろうか。しかし、実際にそんな能力を身につけたばっかりに、親しい仲間たちが次々と彼の周りから去っていくという、得たもの以上に代償の大きいものを失っていく。そんな苦悩する男をジョン・トラボルタがよく演じていた。しかし、こういった境遇になっても、彼を理解し愛する人も現れてくるというのがこの映画の救いであり、ハートウォーミングな映画に仕上がっている所以ともいえる。主演のジョン・トラボルタは、ご存知「サタデー・ナイト・フィーバー」で一躍スターになった俳優だが、一時不遇な時期を過ごすものの「パルプ・フィクション」で復活し、ふたたび大スターとして駆け上がることになるが、この作品はその最中の、脂の乗り切った頃のものである。

劇場公開日 1997年1月18日



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2017-04-01

フルメタル・ジャケット

★★★
フルメタル・ジャケット
鑑賞No:00205
原題:Full Metal Jacket
製作:1987年/アメリカ/116分
監督:スタンリー・キューブリック
出演:マシュー・モディン/アダム・ボールドウィン

ベトナム戦争中のアメリカ。合衆国海兵隊新兵訓練基地では今日も新たな新兵たちの入隊を迎えていた。これから8週間、地獄の訓練を受ける彼らは早速丸刈りにされ、鬼教官による過酷で厳しい訓練が始まった。そんな中、何をやらせても不器用なパイルはしごきの対象とされ、仲間からもリンチを受ける。次第に精神に異常をきたしてきたパイルはついに・・・・。

前半と後半で趣の異なる2部構成ともいえる作品。前半は新兵の訓練を描く内容で、「愛と青春の旅だち」を思い起こさせる。しかし、「愛と~」とは異なり、青春映画というよりも、異常な環境化における人格の変化を描いた映画のようで、キューブリック作品でいえば「シャイニング」につながる感じがした。一転後半はベトナム戦争の戦場が舞台で、さながら「プラトーン」をはじめとしたベトナム戦争ものを彷彿させる。ただ後半の戦闘シーンよりも前半の狂気に走る新兵の方が背筋が寒くなる映画で、戦争映画というよりホラー映画に近い。戦争映画としてはイマイチだが、人間の狂気を描かせたらさすがキューブリックと感じる映画。

劇場公開日 1988年3月19日



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2017-03-29

ブレイブハート

★★★★★
ブレイブハート
鑑賞No:00531
原題:Braveheart
製作:1995年/アメリカ/177分
監督:メル・ギブソン
出演:メル・ギブソン/ソフィー・マルソー

エドワード1世率いるイングランド軍によって家族を殺されたウィリアム・ウォレスは故郷から離れた地で成長する。やがて故郷に帰り、幼馴染のミューロンと結婚するが、彼女もまたイングランド兵によって殺されてしまう。復讐を誓ったウィレスは抵抗軍を組織し、イングランドの大軍に対し奇抜な戦法で勝利する。これによりウォレスは国民的ヒーローになるが・・・。

13世紀末にスコットランドの独立と開放のため戦った実在の英雄ウィリアム・ウォレスの生涯を描いた歴史映画。実在の人物でありながら詳細をよく知らなかったウィリアム・ウォレスですが、その生涯が分かりやすく描かれており、なかなかの傑作でした。戦闘シーンはCGではなく実写ですが、逆にその分リアルで迫力があります。最後は仲間の裏切りによって敗れ、ウォレスは極刑に処せられますが、彼の遺志を継いだ者たちがイングランド軍を破るラストは感動的。177分という長尺だが、見ごたえ十分の大作。

劇場公開日 1995年10月14日



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2017-03-24

プラネット・テラー in グラインドハウス

★★★★
プラネット・テラー
鑑賞No:01545
原題:Planet Terror
製作:2007年/アメリカ/105分
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ローズ・マッゴーワン/フレディ・ロドリゲス/ブルース・ウィリス

テキサスの田舎町。軍事基地で秘密裏に実験が行われていた生物化学兵器が流出し、そのガスを浴びた人々が次々とゾンビになり、周りの人々を襲い始めた。一方、ダンサーのチェリーは元恋人のレイとドライブ中にゾンビに襲われ、片足を食いちぎられてしまう・・・・。

クエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督が競作した2本立てムービー「グラインドハウス」のうちのロドリゲス版。ストーリーは単純だが、ついハマってしまう面白さ。ただ全編通して映像的にドロドロ・べとべとしていて、観ていてもあまり爽快感は得られない。(しいて言うなら、片足ヒロインのチェリーが足マシンガンをぶっ放すところぐらい!?)それぐらい、グロい! でも露骨でグロいけど、最近のCGを使ったリアル映像とは違った70年代風の映像には懐かしさもあった。一言で言ってしまうとくだらない映画ではあるが、全体的には70年代を彷彿させる、これぞB級映画の原点ともいえる作品に仕上がっている。(要は面白ければいいのだ!)また、欠損したフィルムがあるという辺りも芸が細かい。B級映画好きにはお奨めだが、子供には奨められない映画。

劇場公開日 2007年9月22日



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2017-02-18

ブロークダウン・パレス

★★★★
ブロークダウン・パレス
鑑賞No:00945
原題:Brokedown Palace
製作:1999年/アメリカ/101分
監督:ジョナサン・カプラン
出演:クレア・デインズ/ケイト・ベッキンセール

高校生のアリスとダーリーンは夏休みにタイのバンコクに旅行に行く。開放的な気分に浸る二人は偶然知り合ったオーストラリア人男性と仲良くなり、彼に誘われるまま香港に行くことに。しかし空港で麻薬所持の現行犯として捕まり、冤罪を訴えた彼女らは33年の懲役刑を言い渡される・・・。

海外旅行経験の乏しい私にとって、海外の恐ろしさを目の当たりに見るような映画だった。実際にタイで起きている事件を参考に作られているだけに、フィクションとは思えない恐ろしさがあったが、映画として観るといかがなものか?真相はよく分からないし(事件は解決しないし)、彼女らも救われないという、何か後味の悪い映画でもあった。日本も今や犯罪大国となったが、この映画を観る限り、ここまでの怖さはまだないですね。

劇場公開日 1999年10月9日



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2017-02-11

フライトプラン

★★★
フライトプラン
鑑賞No:01287
原題:Flightplan
製作:2005年/アメリカ/98分
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ジョディ・フォスター/ショーン・ビーン

事故死した夫の棺を乗せてベルリンから故郷のニューヨークに向う飛行機に、娘のジュリアとともに乗り込んだ航空機設計士のカイル。機内で睡魔に襲われ眠ってしまったカイルは、やがて眼を覚まして隣の席を見るとジュリアがいなくなっていた。機内をくまなく捜すも見つからず、また誰一人姿を見たものもいなかったのだ。カイルの狂言を疑う乗客、乗務員らをよそに、カイルは一人娘の行方を捜すのだった・・・。

“飛行機の中で子供が行方不明になる”という設定を聞く限り、どんな展開か、どんなオチなのか、大ドンデン返しがあるのか?と非常に興味が持てる。しかし期待が大きかった分、後半のわりとあっさりした展開と、予想できた結末に少々ガッカリした。娘の行方を必死で捜すジョディ・フォスター扮する母親像はそれなりに評価できるとは思うが、片や乗客側から見るとエゴむき出しで人種差別も厭わない嫌な女にも映るきらいがあった。何ともすっきりしない、消化不良の作品だったような印象である。

劇場公開日 2006年1月28日



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2017-01-30

ブラック・ダリア

★★★
ブラック・ダリア
鑑賞No:01366
原題:The Black Dahlia
製作:2006年/アメリカ/121分
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:ジョシュ・ハーネット/スカーレット・ヨハンソン

ロスで若い女性の切断された全裸死体が発見される。やがて被害者は女優の卵とわかり、レズビアン・バーに出入りしていたことが判明。捜査を担当していたバッキーはそのレズビアン・バーでマデリンという名の女と出会い、恋に落ちる・・・。

LAで実際に起きた女性殺害事件を扱ったミステリー。はっきり言って個人的にはよく判らない映画だった。そういう演出のつもりなのか、単純なストーリーをわざと判りにくく編集している感があり、観終わっても謎解きの部分は印象に残らなかった。ただ映像は綺麗でしたが、口を裂くシーンなど目を背けたくシーンもあった。この映画の本当の良さを理解するには、一度観るだけではだめなのかもしれない。

劇場公開日 2006年10月14日



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2016-12-29

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

★★★★
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
鑑賞No:02831
原題:Fantastic Beasts and Where to Find Them
製作:2016年/アメリカ/133分
監督:デビッド・イェーツ
出演:エディ・レッドメイン/キャサリン・ウォーターストン

未知の幻獣を求めて世界中を周り、ニューヨークにたどり着いたニュート。ところが、魔法のトランクに詰め込んでいた魔法生物たちが逃げ出してしまい、魔法生物を禁じているアメリカ合衆国魔法議会のお尋ね者になってしまう。さらに、魔法の根絶を目論む秘密結社・新セーレム救世軍の暗躍で、事態は思わぬ方向へ転がっていく・・・・。

世界的人気を誇る大ヒットファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズの新シリーズ。「ハリー・ポッター」シリーズはまだ全作観ていないけど、全く支障はないような感じ。(「ハリポタ」ファンではないので詳しくは分からないが)キャストも舞台も一新されており、ハリポタの雰囲気はあまり感じられない、また別の映画みたいな感じがした。ストーリー的にも、学園モノのような感じだった「ハリポタ」(シリーズ前半しか見ていないので・・・)シリーズよりも、世界観も大きそう。そして、驚いたのがラストで捕えられたコリン・ファレル演じるグレイブス。何と人が変わっており、よく見るとジョニー・デップではないか!続編に誘う見事な終わり方だった。

劇場公開日 2016年11月23日



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2016-12-14

フィクサー

★★★
フィクサー
鑑賞No:01541
原題:Michael Clayton
製作:2007年/アメリカ/120分
監督:トニー・ギルロイ
出演:ジョージ・クルーニー/トム・ウイルキンソン

米法曹界で“もみ消し屋”を意味する隠語であるフィクサーを長年務めているマイケル・クレイトン。かつての弁護士職に戻るタイミングを失い、現状に不満と不安を抱いている彼は、私生活でも副業の失敗により8万ドルの借金を抱えていた。そんな中、大手農薬企業であるU・ノース社に対する集団訴訟で、U・ノース社の弁護をしていた同僚の弁護士アーサーが、突然奇行に走り、原告側に肩入れし始める。事態の収拾を命じられたマイケルはやがてアーサーがU・ノース社を敗北に導く決定的な証拠を握っていることを知るが・・・・。

後半やや面白くなってはくるものの、前半はやや退屈。全体的に静かな映画で派手さはない。“フィクサー=もみ消し屋”ということで主人公が巨大な何かをもみ消すのかと思ったら大間違い、タイトルからそういう見方をするとガッカリします。ストーリー的にはありふれたものであり、訴訟関係の映画でありながら法廷シーンや法律に関することには触れられていない。フィクサーゆえに悩む主人公、正義のために依頼者を裏切る弁護士、そして企業のために犯罪をも辞さない女弁護士の三人三様のに人間ドラマが軸となっている。時間軸も前後するので、よく見ていないと分からなくなる映画。

劇場公開日 2008年4月12日



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2016-12-11

ブラザーズ・グリム

★★★+
ブラザーズ・グリム
鑑賞No:01525
原題:The Brothers Grimm
製作:2005年/アメリカ/117分
監督:テリー・ギリアム
出演:マット・デイモン/ヒース・レジャー/モニカ・ベルッチ

ウィルとジェイコブのグリム兄弟は、インチキ魔物退治で賞金を稼いでいたが、ドイツの村でその芝居がばれて逮捕されてしまう。そして2人はある村で子供たちが何人も行方不明になっている怪奇の森を調査するように命じられる・・・・。

大人向けなのか、子供向けなのかちょっと中途半端なファンタジー映画の感じはしたが、ダークな内容満載な点からは見ると大人向けか?有名なグリム童話のシーンも交えてストーリー展開していくところはなかなかいい構成だが、思ったほどグリム童話との絡みがなかったのは残念。テリー・ギリアムらしい映像表現は随所にあるので、ファンにはいいかもしれない。それにしても、ジェイコブを演じたヒース・ジャー。28歳という若さで急逝したが、ハリウッド期待の若手演技派俳優だっただけに残念である。

劇場公開日 2005年11月3日



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2016-12-04

ブレイブ ワン

★★★★
ブレイブ ワン
鑑賞No:01549
原題:The Brave One
製作:2007年/アメリカ/122分
監督:ニール・ジョーダン
出演:ジョディ・フォスター/テレンス・ハワード

ニューヨークでラジオのパーソナリティをしているエリカ・ベインは、婚約者のデイビッドと公園を散歩中に暴漢に襲われ、意識不明の重傷を負う。やがて病院で意識を取り戻したエリカは、デイビッドが死んだことを知り、悲しみに暮れると同時に事件に対する警察の取り組みの甘さに怒りを覚え、わが身を守るために一挺の拳銃を手に入れる。それを機に彼女の中で何かが芽生え始め、やがてコンビに強盗の現場に偶然居合わせた際に、とっさに犯人を射殺してしまう・・・。

単なる復讐劇かと思いきや、少々違っていた。本作の主人公の行為に対しては賛否両論あるが、いかなることがあっても主人公の行為を正当化して許してはいけない。それを許すことは法治国家であることを否定することになるからだ。よって、映画として観るならば考えさせられる問題提起的な映画ともみれるが、与える影響として疑問の残る映画でもあった気がした。最愛の人を奪われ、失意と復讐の念に駆られる主人公にとても同情はするが、彼女の行った行為は正義ではない。正当防衛的な行為の場合もあったが、殺人であること。そして正義と勘違いした行為を拳銃所持によって助長していること。その点をもっと考えるべきと思った。そして拳銃を必要としない世の中、弱者が泣きを見ない世の中になることを切実に思った。

劇場公開日 2007年10月27日



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2016-12-02

プリティ・ウーマン

★★★★
プリティ・ウーマン
鑑賞No:00358
原題:Pretty Woman
製作:1990年/アメリカ/119分
監督:ゲイリー・マーシャル
出演:リチャード・ギア/ジュリア・ロバーツ

ウォール街きっての実業家エドワード・ルイスはちょっとしたことで恋人と別れた夜にたまたま道を聞いた女性ビビアンに新鮮さを感じ、気まぐれで1週間アシスタント契約を結ぶ。ルイスに命じられるまま華麗なドレスに着がえたビビアンは瞬く間にエレガントな女性に変身し、ルイスの心を惹いていく・・・・。

現代のシンデレラ・ストーリーの代表作ともいうべき映画。ジュリア・ロバーツが飛躍するきっかけとなった映画でもある点で、映画同様、彼女自身もシンデレラガールとしてもてはやされた。それぐらい映画の中のビビアン=ジュリア・ロバーツは華麗に変身し、輝く女性に見えた。特に女性は誰でも一度は憧れるようなストーリーではないでしょか?そして男性はリチャード・ギアのような男性になりたいと・・・・。ストーリー的にはリアルでないけど、リアルでない分、夢があって映画という夢の世界で大いに楽しめる作品になっています。この映画があまりによかったため、2匹目のドジョウでしょうか、約10年後に同じ監督・主演コンビで製作した「プリティ・ブライド」はイマイチでしたね。

劇場公開日 1990年12月14日



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2016-10-17

ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]

★★★
ファンタスティック・フォー
鑑賞No:01358
原題:Fantastic Four
製作:2005年/アメリカ/106分
監督:ティム・ストーリー
出演:ヨアン・グリフィズ/ジェシカ・アルバ

宇宙嵐に接近することで人間のDNA情報を解明できると考えた科学者たちは宇宙に出発するが、予想より早く宇宙嵐に巻き込まれてしまう。その時浴びた大量の放射能でDNA変化が起こり、彼らはそれぞれ超能力を得る・・・。

スタン・リーの同名コミックの映画化。宇宙嵐によって得る超能力が個々に違っており、それぞれ特徴あって面白いが、その特徴をうまく生かしきれていない印象を持った。悪役も同じ宇宙嵐で得た超能力者のため、強大な迫力がなかった。CGを駆使した映像は良かったが、最近は見慣れているせいか、あまり感動はなかった。むしろ敢えてCGにせず特殊メイクにしていた岩男(ザ・シング)が着ぐるみのようで愛着をもった。もう少し強大な敵と、4人の個性ある超能力を活かした活躍が観たい。

劇場公開日 2005年9月17日



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2016-09-30

ブラッド・ダイヤモンド

★★★★★
ブラッド・ダイヤモンド
鑑賞No:01362
原題:Blood Diamond
製作:2006年/アメリカ/143分
監督:エドワード・ズウィック
出演:レオナルド・ディカプリオ/ジャイモン・ハンスゥ

内戦が続くシエラレオネ共和国で捕虜として収監されていたソロモンは、採掘場で大粒のピンク・ダイヤをみつけ、ある場所に隠す。それを刑務所で耳にしたアーチャーはソロモンを釈放させ、ピンク・ダイヤを手に入れるべく、ソロモンに近づくが・・・。

コンフリクト(紛争)・ダイヤモンドをテーマにした社会派サスペンス映画。ディカプリオは本作で今年のアカデミー主演男優賞にノミネートされたが、惜しくも逃した。政治や紛争に関わる話ということで最初入り込むのが難しいかな?と思ったが、意外と分かりやすく観るものに配慮された感じがした。紛争ダイヤモンドという実際の問題を扱っているだけでなく、アクションも満載であり、サスペンス性あり、家族愛あり、そして息もつかせぬ展開とエンターテイメント性も十分。舞台となっているシエラレオネ共和国は世界で一番平均寿命が短い国という記録があるらしいが、それもうなずけるような内戦状態もよく描ききっている。「ディパーテッド」といい、最近のディカプリオは子供らしさが抜けワイルド感がでてきており、演技も良くなっていると感じられる一作。必見です。なお、紛争ダイヤモンド(コンフリクト・ダイヤモンド)は反政府ゲリラやRUF(国民統一戦線)の主要な財源となっている。シエラレオネは違法なダイヤモンドを隣国リベリアに供給し、その資金とリベリアでのゲリラ特訓の成果を反政府活動に充てている。よってこのダイヤは「血塗られたダイヤ(ブラッド・ダイヤモンド)とも呼ばれている。

劇場公開日 2007年4月7日



(キャスト一覧)
レオナルド・ディカプリオ(ダニー・アーチャー)
ジェニファー・コネリー(マディー・ボウエン)
ジャイモン・フンスー(ソロモン・バンディー)
マイケル・シーン(シモンズ)
アーノルド・ボスルー(大佐)


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2016-06-08

ファミリービジネス

★★★
ファミリービジネス
鑑賞No:00592
原題:Family Business
製作:1989年/アメリカ/110分
監督:シドニー・ルメット
出演:ショーン・コネリー/ダスティン・ホフマン/マシュー・ブロデリック

ニューヨークに暮らすジェシーは泥棒家業ひと筋に生きる男。その息子ビトーは結婚し、息子が生まれたことを機に泥棒を引退していた。ところがビトーの息子アダムは祖父のジェシーを秘かに尊敬し、新製品の強奪計画を提案。ビトーも父と息子を放っておくことができず、それに加わることに。父子、そして孫から成る泥棒チームは計画を実行に移すが・・・・。

泥棒を主人公にしたコミカルタッチのファミリー・ドラマ。現役の泥棒の祖父に、今は現役を引退し堅気になっている父、そして祖父に憧れて一流の泥棒になることを夢見る息子の3世代が織りなすドラマとなっている。よって、家族愛がテーマとなっているが、断絶気味の3世代が一致協力して大仕事をこなすことになって家族の絆を回復するという話だが、この3世代には文化、風習、宗教がさまざまで、まさに現代アメリカの縮図を見るよう。コメディながら意外と重たい内容・結末だ。

劇場公開日 1990年1月20日



(キャスト一覧)
ロザンナ・デ・ソート
ショーン・コネリー
ダスティン・ホフマン
マシュー・ブロデリック
ジャネット・キャロル


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2016-06-07

フラッシュダンス

★★★
フラッシュダンス
鑑賞No:00202
原題:Flashdance
製作:1983年/アメリカ/85分
監督:エイドリアン・ライン
出演:ジェニファー・ビールス/マイケル・ヌーリー

ダンサーになる夢を追う女性の姿を描いた青春映画。昼は製鉄所、夜はナイトクラブのフロアダンサーとして働くアレックスは、日々プロのダンサーになることを夢みて暮らしていた。そして恋人との確執、友人の死などを経て、いよいよオーディションの日が迫ってくる・・・・。

平凡なサクセス・ストーリーながら、世界的なヒットをした作品。同時にアイリーン・キャラが歌う主題歌の「ホワット・ア・フィーリング」も大ヒットし、この曲を聴くと映画のダンスシーンが蘇ってくるほど。この作品の大ヒットには、映画同様、厳しいオーディションを勝ち抜いて主役の座を射止めたジェニファー・ビールスのはじけるような魅力が大きく寄与している。また、観る者を圧倒したダイナミックで官能的なダンスシーンも印象深いが、ダンスシーンは実は吹き替えで、実際はマニ・ジェイハンが踊っています。1980年代を代表する青春ミュージック映画のひとつ。

劇場公開日 1983年7月30日



(キャスト一覧)
ジェニファー・ビールス(Alex)
マイケル・ヌーリー(Nicky)
ベリンダ・バウアー(Katie_Hurley)
リリア・スカラ(Hanna_Long)
カイル・T・ヘフナー(Richie)
サニー・ジョンソン(Jean_Szaba)
シンシア・ローズ(Tina_Tech)
リー・ビング(Johnny_C)
ロン・カラバトソス(Jake_Mawby)
フィル・バーンズ(Frank_Szabo)
マルコム・ダネー(Cecil)
ルーシー・リー・フリッピン(Secretary)


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2016-05-23

フラッド

★★★
フラッド
鑑賞No:00731
原題:Hard Rain
製作:1998年/アメリカ/97分
監督:ミカエル・サロモン
出演:クリスチャン・スレーター/モーガン・フリーマン

インディアナ州の田舎町が大洪水に見舞われた。住民の避難も終わったと思われたが、現金輸送車のガードマンであるトムとチャーリーは川の氾濫で立ち往生してしまう。無線で救援を乞うが、そこにやってきたのは現金輸送車を狙う強盗グループだった・・・。

大洪水に見舞われた街を舞台に起こった強盗グループと警察の攻防を描く。強盗グループに襲われるという緊張感に加え、どんどん増える洪水の量に緊張感高まる映画。ただ緊張感を高めたいがゆえ、やたら水の量が多く、それもきれいな水で洪水という面ではリアリティに欠ける感があった。予告でも“洪水”が全面に出た印象が強く、パニック映画を期待していたが、パニック映画というよりもアクション映画の色合いが強かった。悪役のモーガン・フリーマンもさすがにいい演技をしていた。

劇場公開日 1998年9月5日



(キャスト一覧)
クリスチャン・スレイター(Tom)
モーガン・フリーマン(Jim)
ランディ・クエイド(Sheriff)
ミニー・ドライバー(Karen)
エドワード・アズナー(Charlie)
ミッシェル・ゴーギャン(Kenny)
リッキー・ハリス(Ray)
ダン・フローレック(Mr. Mehlor)
マーク・ロルストン(Wayne)
ピーター・マーニック(Phil)
ウェイン・デュバル(Hank)


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2016-04-23

ブラックサイト

★★★★
ブラックサイト
鑑賞No:01539
原題:Untraceable
製作:2008年/アメリカ/100分
監督:グレゴリー・ホブリット
出演:ダイアン・レイン/ビリー・バーグ

ネット犯罪を取り締まるFBIサイバー捜査官のジェニファーはある日、ネコが衰弱死する様子をライブ中継するサイトを発見する。彼女はこのサイトを削除するが、翌日IPアドレスを変えてはサイトは立ち上がっていた。やがてネコが衰弱死すると、次は拘束された中年男が映し出されるようになる。男には、サイトへのアクセスが増えれば増えるほど抗凝血剤が注入されるようになっていた。この噂は瞬く間に広がり、アクセスは急増、男は絶命する・・・。

インターネット・サイトでライブ公開される殺人事件の謎を追うサスペンス。“インターネットを利用した公開処刑”というだけでも興味をひくが、アクセス数が増えれば増えるほど、その処刑速度が増すという点がさらに惹きつける設定となっている。無関心・無関係な第三者でありながら、覗き趣味の旺盛な人々がいつの間にか殺人の手助けをしているというところが非常に怖いところであり、ネット犯罪への新たな警鐘を鳴らすものにもなっている。非常によくまとまったストーリーで判りやすい反面、登場人物は描ききれていない面もあるが、無駄はなく、冗長になるよりはいいと思う。サスペンス物では最近観た中ではなかなかの佳作。

劇場公開日 2008年4月12日



(キャスト一覧)
ダイアン・レイン
ビリー・バーク
コリン・ハンクス
ジョセフ・クロス
メアリー・ベス・ハート


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2016-04-16

フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白

★★★★
フォーエヴァー・ヤング
鑑賞No:00355
原題:Forever Young
製作:1992年/アメリカ/102分
監督:スティーヴ・マイナー
出演:メル・ギブソン/ジェイミー・リー・カーティス

テストパイロットのダニエルは、恋人が事故に遭い植物人間になったことに絶望していた。そんな彼は、友人が開発した冷凍保存装置の実験台となることに。そして50年の月日が経った1990年代、一人の少年がこの装置に触ってしまったため、ダニエルは蘇えり、彼はその少年の家に厄介になることに・・・。

発想は面白いが、設定に無理がある部分もあり、ツッコミどころは多い。それはそれとして、恋人への一途に想いを果たそうとするダニエルの行為には共感でき、さらにラストは感動的である。アクション映画や歴史大作のイメージの強いメル・ギブソンだが、ちょっと毛色の違う本作もメル・ギブソン出演作の中で好きな1本のひとつ。

劇場公開日 1993年3月13日



(キャスト一覧)
メル・ギブソン(Daniel)
ジェイミー・リー・カーティス(Claire)
イライジャ・ウッド(Nat)
イザベル・グラッサー(Helen)
ジョージ・ウェント(Harry)
ジョー・モートン(Cameron)
ニコラス・サロビ(John)
デビッド・マーシャル・グラント(Wilcox)


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2016-03-09

ファール・プレイ

★★★
ファール・プレイ
鑑賞No:00674
原題:Foul Play
製作:1978年/アメリカ/116分
監督:コリン・ヒギンズ
出演:ゴールディ・ホーン/チェビー・チェイス

図書館勤めの女性グロリアが知り合った男が、“ドワーフに気をつけろ”という言葉を残して殺害される。以来、彼女の身辺には、白色症の男がつきまとい始める。グロリアは、パーティで知り合った刑事トニーに助けを求めるが・・・・。

偶然ヒッチハイクの青年を車に乗せたことから、ごく平凡な若い女性がローマ法王暗殺計画に巻き込まれていくという、ヒッチコックの巻き込まれ型の作品ばりのサスペンス。ただ、単なるサスペンス映画ではない。主演がゴールディ・ホーンということで、彼女の持ち前の魅力を十分引き出したラブ・コメ要素がふんだんに盛り込まれている。さらにそのコメディタッチを共演のチェビー・チェイスやダドリー・ムーアが盛り立てる。見事な伏線が張り巡らされた脚本もよい。

劇場公開日 1979年1月13日



(キャスト一覧)
ゴールディ・ホーン(Gloria_Mundy)
チェビー・チェイス(Det._Tony_Carlson)
バージェス・メレディス(Landlord_Hennesey)
レイチェル・ロバーツ(Gerda_Casswell)
ユージン・ロッシュ(Archbishop)
ダドリー・ムーア(Stanley_Tibbets)
ブルース・ソロモン(Det._Scott)
マリリン・ソコル(Stella)
ブライアン・デネヒー(Det._Fergie)
チャック・マッキャン(Theatre_Manager)
ビリー・バーティ(Religious_Bookseller)
シリル・マグニン(Pope_pius)


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2016-03-07

ふしだらな女

★★
ふしだらな女
鑑賞No:02739
原題:Easy Virtue
製作:1927年/イギリス/60分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:イザベル・ジーンズ/ロビン・アーヴィン

ローリタ・フィルトンは酔いどれの夫と離婚したあと、若い芸術家と恋をするが、彼を自殺に追いやったため、悪名を高めてしまった。やがて、ローリタはジョン・ホワイトタッカーという貴族の青年に出会い、再婚する。ジョンは彼女の過去についてなにも知らなかったが、ジョンの母親がローリタの過去を洗い出し、息子を離婚させる。そして、追い込まれたローリタは破滅する・・・・。

ヒッチコック初期の作品。よってサイレント映画なので、ちょっと判りにくく、観るのに根性がいる。幸いにも60分という短尺なのは良かったが、それでも結構長く感じた。サスペンスの神様と言われるヒッチコックだが、この作品はまだ初期のころの作品のせいもあって、サスペンス性は薄い。むしろストーリー、雰囲気はメロドラマのような感じ。ヒッチコック作品と期待して観るとちょっとガッカりするかも?

劇場未公開

(キャスト一覧)
イザベル・ジーンズ
ロビン・アーヴァイン
イアン・ハンター
フランク・エリオット


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2016-02-26

フレンチ・コネクション

★★★
フレンチ・コネクション
鑑賞No:00461
原題:The French Connection
製作:1971年/アメリカ/104分
監督:ウィリアム・フリードキン
出演:ジーン・ハックマン/ロイ・シャイダー

ニューヨーク、麻薬密売ルートを探るポパイことドイルと相棒のラソー両刑事は、マルセイユからやってきた“フレンチ・コネクション”と呼ばれる黒幕シャルニエの尾行を開始。強引な捜査を行なうドイルは逆にシャルニエによって命を狙われることになり・・・・。

1970年前後の刑事映画の再流行のきっかけを作った作品のひとつ。実話を基にした作品で、麻薬組織を執拗に追う現場刑事を描いている。やはり印象に残るのは、映画史に残ると言われる高架線下でのカーチェイス。地下鉄で逃亡する犯人を、刑事が直下の道路を使って自動車で追跡するシーンはこの映画の象徴的シーン。周りには目もくれず、ひたすら犯人を追う執拗さが強調されている。

劇場公開日 1972年2月12日



(キャスト一覧)
ジーン・ハックマン(ジミー・ドイル)(ポパイ)
ロイ・シャイダー(バディ・ルッソ)(クラウディ)
フェルナンド・レイ(アラン・シャルニエ)


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2016-02-15

ブリッジ・オブ・スパイ

★★★★
ブリッジ・オブ・スパイ
鑑賞No:02771
原題:Bridge of Spies
製作:2015年/アメリカ/142分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス/マーク・ライランス

保険の分野で着実にキャリアを積み重ねてきた弁護士ジェームズ・ドノバンは、ソ連のスパイとしてFBIに逮捕されたルドルフ・アベルの弁護を依頼される。敵国の人間を弁護することに周囲から非難を浴びせられても、弁護士としての職務を果たそうとするドノバンと、祖国への忠義を貫くアベル。2人の間には、次第に互いに対する理解や尊敬の念が芽生えていく。死刑が確実と思われたアベルは、ドノバンの弁護で懲役30年となり、裁判は終わるが、それから5年後、ソ連を偵察飛行中だったアメリカ人パイロットのフランシス・ゲイリー・パワーズが、ソ連に捕らえられる事態が発生。両国はアベルとパワーズの交換を画策し、ドノバンはその交渉役という大役を任じられる・・・・。

1950~60年代の米ソ冷戦下で起こった実話を描いた作品なので、どうしても見入ってしまう作品。展開がやや遅いので、アメリカを舞台とした前半のストーリーは多少中だるみ感があるが、後半、スパイ交換交渉役に選ばれたドノバンが交渉に行く東ベルリンに舞台が移ってからは、ものすごい緊張感と恐怖感に襲われながら観る展開となった。特にベルリンの壁が作られていくシーンなどの緊迫感は画面からひしひしと伝わってきた。さらに当初は1対1のスパイ交換だったのが、アメリカ人大学生がスパイ容疑で東ベルリンで逮捕されたことにより、2対1の交換へとさらに難易度が増す状況に追い込まれますます見逃せなくなる。そんな中、ロシア、ドイツ、そしてCIAからも圧力を受けながら、ひとり大学生を見捨てず、2対1で交換するという信念を貫き通して成功に結びつけるドノバンをトム・ハンクスが熱演していた。

劇場公開日 2016年1月8日



(キャスト一覧)
トム・ハンクス(ジェームズ・ドノバン)
マーク・ライランス(ルドルフ・アベル)
スコット・シェパード(ホフマン)
エイミー・ライアン(メアリー・ドノバン)
セバスチャン・コッホ(ウルフガング・ボーゲル)
アラン・アルダ(トーマス・ワッターズ)
オースティン・ストウェル(フランシス・ゲイリー・パワーズ)
ミハイル・ゴアボイ(イワン・シーシキン)
ウィル・ロジャース(フレデリック・プライヤー)


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2016-02-09

ブラック・スキャンダル

★★★★+
ブラック・スキャンダル
鑑賞No:02767
原題:Black Mass
製作:2015年/アメリカ/123分
監督:スコット・クーパー
出演:ジョニー・デップ/ジョエル・エドガートン

1970年代、サウス・ボストン。FBI捜査官コナリーはアイルランド系マフィアのボスであるホワイティに、共通の敵であるイタリア系マフィアを協力して排除しようと持ちかける。しかし歯止めのきかなくなったホワイティは法の網をかいくぐって絶大な権力を握るようになり、ボストンで最も危険なギャングへとのし上がっていく・・・・。

FBI史上最高の懸賞金をかけられた実在の凶悪犯ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーをジョニー・デップが演じて話題となったクライムドラマ。これまでも作品ごとにイメージの違ったキャラを見事に演じ分けてきたジョニー・デップだが、印象としてはチョット普通とは違ったユニークなキャラが多かったように思える。しかし本作はそんな中でもまた違ったイメージを印象付けた作品。代表作である「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジャック・スパロウとは全く別人のような、冷酷なギャングのボスを見事に演じ、スクリーンから言い知れぬ恐怖を放っていた。こんな残忍で鬼気迫る演技もできるところがジョニー・デップの凄さなのかもしれない。まさに必見の映画。

劇場公開日 2016年1月30日



(キャスト一覧)
ジョニー・デップ(ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー)
ジョエル・エドガートン(ジョン・コノリー)
ベネディクト・カンバーバッチ(ビリー・バルジャー)
ロリー・コクレイン(スティーブン・フレミ)
ジェシー・プレモンス(ケビン・ウィークス)
デビッド・ハーバー(ジョン・モリス)
ダコタ・ジョンソン(リンジー・シル)
ジュリアンヌ・ニコルソン(マリアン・コノリー)
ケビン・ベーコン(チャールズ・マグワイア)
コリー・ストール(フレッド・ワイシャック)
ピーター・サースガード(ブライアン・ハロラン)
アダム・スコット(ロバート・フィッツパトリック)
ジュノー・テンプル(デボラ・ハッセー)
ジェレミー・ストロング
ブラッド・カーター
W・アール・ブラウン


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2015-12-02

フィフス・エレメント

★★★
フィフス・エレメント
鑑賞No:00700
原題:The Fifth Element
製作:1997年/フランス、アメリカ/126分
監督:リュック・ベッソン
出演:ブルース・ウィリス/ミラ・ジョヴォヴィッチ

2214年、宇宙の彼方から巨大なエネルギー体が地球に向かってきたため、破滅の危機に瀕していた。そんな頃、タクシー運転手のコーベンは謎の少女リールーと出会う。リールーこそ火、水、土、風とともに危機に瀕した地球を救う第五の要素フィフス・エレメントだった。やがてコーベンは人類を救うため、リールーとともに宇宙に飛び出していく・・・。

リュック・ベッソン監督のSFアクション大作。ブログ等で評価をみても真っ二つに分かれている感のある本作。昔観た映画なので詳細のストーリーはかなりうろ覚えで、面白かったかどうかの印象も薄い。要はその程度の映画としか言いようがないのであろう。もっとしっかりしたストーリーで真面目な作品と思って観たが、結構ハチャメチャでコミカルな印象が残っている。今でこそ、「バイオハザード」や「ウルトラヴァイオレット」などアクション女優としても開花しているミラ・ジョヴォヴィッチが強い印象に残った作品であることだけは確かである。

劇場公開日 1997年9月13日



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2015-11-20

ブラックブック

★★★★+
ブラックブック
鑑賞No:01423
原題:Zwartboek
製作:2006年/オランダ、ドイツ、イギリス、ベルギー/144分
監督:ポール・バーホーベン
出演:カリス・ファン・ハウテン/トム・ホフマン

1944年、ナチス占領下にあるオランダ。ユダヤ人歌手ラヘルは家族とともにユダヤ人狩りから逃れるため、オランダ南部に脱出しようとしていた。しかし手引きしたレジスタンスの一員の裏切りにより家族は殺戮され、ラヘルは命からがら逃げのびる。ハーグのレジスタンスに参加したラヘルはエリスと名を変え、その美貌を武器にドイツ人将校ムンツェに近づいていく・・・。

第二次世界大戦中のレジスタンス運動を背景に、復讐と裏切りの中でたくましく生き抜くユダヤ人歌手の過酷な運命の半生を描く。ユダヤ人歌手の波乱の半生を描いた人間ドラマであるが、裏切りに次ぐ裏切りで誰が味方で誰が敵かといった点はサスペンス映画でもあり、全編通してとても楽しめる。2時間20分強の長さを感じさせないテンポよいストーリー展開とハラハラドキドキ感はさすが。主演のラヘル(エリス)を演じたカリス・ファン・ハウテンの体当たりの演技もよい。

劇場公開日 2007年3月24日




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2015-11-19

フォーン・ブース

★★★★+
フォーン・ブース
鑑賞No:01246
原題:Phone Booth
製作:2002年/アメリカ/81分
監督:ジョエル・シューマカー
出演:コリン・ファレル/フォレスト・ウィッテカー

一流のパブリシストを自認するスチュは、クライアントで女優のパメラを電話でくどこうと電話ボックスに入る。口説きは失敗して外に出ようとしたところ、ベルが鳴り思わず受話器を取ってしまう。すると相手はスチュのことを知っており、言う事をきかないとライフルで撃ち殺すと脅迫し始めた・・・。

電話ボックスの中で脅迫され続ける男の恐怖を描く。電話ボックスの中だけで、会話も犯人とスチュとの電話でのやり取りが映画の中心という限られた設定の中で、最後まで緊張感を維持させているところは見事。短編・低予算ながら非常によくできている。イマイチ最後に謎が残ったままになるのがやや消化不良だが、お勧めの映画。

劇場公開日 2003年11月22日




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2015-11-06

プレステージ

★★★★
プレステージ
鑑賞No:01398
原題:The Prestige
製作:2006年/アメリカ/130分
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ヒュー・ジャックマン/クリスチャン・ベイル

19世紀のロンドンで、人気マジシャンのアンジャーがマジックショー中に巨大水槽の中で溺死する。そして近くにいたライバルのマジシャン、ボーデンが殺人罪で捕まり投獄される。かつて2人は共に修行時代を過ごした中だが、アンジャーの妻の事故死をきっかけに宿敵となっていた。そしてボーデンの発表した瞬間移動マジックにアンジャーはあせりを覚え・・・。

天才奇術師2人の人生を賭けた対決を描く。「メメント」の監督だけあって、時間軸が複雑に前後し分かりにくいストーリー展開ではある。(ラストのトリックにむけての伏線でもあると思うが・・・)あまり内容に踏み込むとトリックがメインの映画だけにネタばれになってしまうので控えるとして、至る所に伏線があるのでよく見てると何となく分かってきます。むちゃくちゃ奇想天外なトリックではないため多少ガッカリするかもしれませんが、マジシャンのトリックに対する執念は十分感じます。本当に楽しむには1回観ただけではダメかもしれませんね。

劇場公開日 2007年6月9日


  1. 洋画-ふ

2015-09-17

ブラザーフッド

★★★+
ブラザーフッド
鑑賞No:01241
原題:Brotherhood
製作:2004年/韓国/148分
監督:カン・ジェギュ
出演:チャン・ドンゴン/ウォンビン

1950年のソウル。ジンテは父亡き後の家族の生活を支え、ヨンシンとの結婚、そして弟ジンソクの大学進学のために懸命に働いていた。そんな時、朝鮮戦争が勃発し、ジンテとジンソクは徴兵され、即戦場に送られることに。ジンテは弟ジンソクを除隊させるため、危険な任務を敢えて受けて英雄となり、上層部への力を持とうとする。そしてその願いは叶い、ジンソクを除隊させようとするが、兄の行為が理解できないジンソクはそれを拒否し、二人の仲は険悪になっていく・・・・。

戦争の悲惨さと兄弟愛を描いた作品ということになるだろうが、韓国映画としては感情移入でき、まずまずの出来だと思う。感情移入できたのは私も2人の男の子の親のため、単純に我が子と二重写しで見たせいかもしれない。ただ、兄の弟を思いやる気持ちが兄弟の軋轢を生み、それが結局敵味方にとって不幸な結果になっていくのはとても悲しかった。戦争を題材にお涙頂戴的なストーリー展開が匂わなくもないが、朝鮮戦争の実態と悲惨さを垣間見る上でも参考になる作品。

劇場公開日 2004年6月26日


  1. 洋画-ふ

2015-09-16

フロム・ダスク・ティル・ドーン

★★★+
フロム・ダスク・ティル・ドーン
鑑賞No:00586
原題:From Dusk till Dawn
製作:1996年/アメリカ/119分
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ハーヴェイ・カイテル/ジョージ・クルーニー

冷徹な兄のセスと残忍な弟のリチャードの2人は凶悪な犯罪コンビで、銀行を襲撃し、中年の女性銀行員を人質にとって逃走していた。だが逃走途中にリチャードが人質を惨殺してしまう。困った2人は同じモーテルに泊まっていた親子3人を新たな人質とするが・・・・。

クライム・アクション風の前半から一転して後半はヴァンパイアとの死闘になるホラーアクションに変わってしまう一風変わった異色作。映画自体は多少バカバカしいが、意外な展開と、アクション、コメディ、ホラー、サスペンスといった要素のてんこ盛りで、結構楽しめる。そして何よりの収穫がジョージ・クルーニー。たぶん、私がジョージ・クルーニーを初めて見た映画だと思うが、今から思うと今では想像できない一面と、今を彷彿させる一面の両面を見せつける、何故か印象に強く残る俳優だった。(その後の活躍をみると、その印象も外れていなかったといまさら思える)

劇場公開日 1996年6月15日


  1. 洋画-ふ

2015-08-07

フォロー・ミー

★★★
フォロー・ミー
鑑賞No:00820
原題:The Public Eye
製作:1972年/アメリカ、イギリス/93分
監督:キャロル・リード
出演:ミア・ファロー/トポル/マイケル・ジェイストン

元ヒッピーのベリンダは偶然出会った上流階級出身の会計士チャールズと結婚するが、慣れない上流の暮らしに息の詰まる毎日を送っていた。そんな中、ベリンダの行く先々に白いコートを着た男が現れる。尾行されていることに気づきつつもベリンダは男に興味を持ち始める・・・・。

ピーター・シェーファーの戯曲「プライベート・アイ」を映画化した、キャロル・リード監督の遺作。結婚によってイギリスの上流社会に放り込まれ、その環境についていけないアメリカ人妻のベリンダ、毎日どこかに外出するベリンダに対し浮気を疑い探偵を雇う夫のチャールズ、そしてベリンダに次第に恋心を抱くようになる探偵。この3人が織りなす切ないラブストーリーだが、一歩間違えば変な不倫映画になってしまう内容を、そうとはならない見事な展開とやり取りに仕上げている作品。

劇場公開日 1973年1月13日


  1. 洋画-ふ

2015-08-04

ブルーベルベット

★★
ブルーベルベット
鑑賞No:00801
原題:Blue Velvet
製作:1986年/アメリカ/121分
監督:デビッド・リンチ
出演:カイル・マクラクラン/イザベラ・ロッセリーニ

ノース・キャロライナ州ののどかな田舎町。急病で倒れた父を見舞うために帰郷した青年ジェフリーは、病院からの帰り道、切り落とされた人間の片耳が野原に落ちているのを発見する。警察に通報した彼は、ドロシーという女性が事件にかかわっていることを知り、好奇心から彼女に接近するが・・・・。

どうもデビッド・リンチ監督というと巨匠なのだろうけれど、その世界観というか映画はなかなか理解しがたいものが多い。この「「ブルーベルベット」もそう。一見、拾った耳の謎を追うミステリーのような感じだが、観ているとそんなことはどうでもよく、歌手ドロシーの妖しい魅力に引き込まれていく主人公を描いた愛と性の映画のようだ。強烈な印象を残すキャラクターを演じたデニス・ホッパーの演技も見もの。

劇場公開日 1987年5月2日


  1. 洋画-ふ

2015-08-02

プラトーン

★★★★
プラトーン
鑑賞No:00203
原題:Platoon
製作:1986年/アメリカ/120分
監督:オリバー・ストーン
出演:トム・ベレンジャー/ウィレム・デフォー

クリスが、ベトナムへやって来たのは1967年。大学を中退してまでベトナムを志願したのは、次々と徴兵されていく同年代の若者たちのほとんどが、少数民族や貧しい者たちだった事に対する義憤からだった。だが、いきなり最前線の戦闘小隊(プラトーン)に配属されたクリスにとって、戦争の現実は彼の想像をはるかに超えた苛酷なものだった・・・・。

本作は監督のオリバー・ストーン自身のベトナムでの戦闘体験から生まれた作品。よって、これまでのベトナム戦争映画とはちょっと違った、リアル感満載の作品となっている。また、戦争の異常性や、戦地における人々の常軌を逸した行動には驚かざるを得ないが、実際にベトナムに行った元軍人たちからはそのリアルさを称賛されたらしいので、いかに生々しい現実を描いた作品かがうかがえる。

劇場公開日 1987年4月29日


  1. 洋画-ふ

2015-04-12

ファイアbyルブタン


ファイアbyルブタン
鑑賞No:02611
原題:Feu par Christian Louboutin, le film 3D
製作:2012年/フランス/80分
監督:ブルノ・ユラン
出演:クリスチャン・ルブタン

世界的ファッションデザイナーのクリスチャン・ルブタンが演出、鬼才デビッド・リンチが音楽で参加し、フランス・パリの老舗ナイトクラブ「クレイジー・ホース」でわずか80日間だけ上演された伝説のショーを映像化した作品。

エロチックだがいやらしさはない作品。ただ、見どころはそこだけで、あとは観ていて退屈。昔観たポール・バーホーベン監督の「ショーガール」を思い出させる作品。

劇場公開日 2013年12月21日


  1. 洋画-ふ

2015-03-11

ブラック・レイン

★★★★
ブラック・レイン
鑑賞No:00201
製作:1989年/アメリカ/125分
監督:リドリー・スコット
出演:マイケル・ダグラス/高倉健/松田優作/アンディ・ガルシア

ニューヨーク市警の刑事2人・ニックとチャーリーは殺人犯・佐藤を護送して大阪空港に降り立つ。しかし偽警官に佐藤を奪われてしまう。2人は言葉も通じない国で困惑しながらも、佐藤追跡捜査に参加させてもらうが、やがてチャーリーが佐藤に惨殺されるという事態に・・・。

マイケル・ダグラスと高倉健の初共演、アメリカ映画初の大阪ロケでも有名になったが、何よりも松田優作の鬼気迫る演技、そして松田優作の遺作となった映画として有名。舞台は日本であり、マイケル・ダグラスやアンディ・ガルシアに比べ、はるかに松田優作や高倉健の演技が光る作品。特に死期を悟った松田優作のこの映画に賭ける執念には脱帽した。ハリウッド映画だが、日本人の映画といえる。


  1. 洋画-ふ

2015-01-14

ファイナル・デスティネーション

★★
ファイナル・デスティネーション
鑑賞No:01003
製作:2000年/アメリカ/98分
監督:ジェームズ・ウォン
出演:デヴォン・サワ/アリ・ラーター

フランス行きの修学旅行で乗るはずの飛行機が離陸寸前で大爆発する夢を見た高校生のアレックス。実際に飛行機が離陸する直前になって彼はパニックに陥り、大騒ぎになる。結局アレックスとこの混乱に巻き込まれた6人が飛行機から降ろされ、飛行機は離陸する。すると飛行機はアレックスの見た夢の通り、爆発してしまう。アレックスを含め7人は運よく生き残るが、その喜びもつかの間、彼らは次々と不可解な死を遂げていく・・・・。

いかに観客の意表をついてグロく殺していくかを追求したような映画で、それ以外の見どころはないかもしれません。ともかく運よく生き残った人々が、訳もなく次々と奇怪な死を遂げますが結局、訳の分からないままです。しいて言えば訳は「運命」なのですから。この「運命」の正体を追及してくれるのなら、これはひょっとしたら高尚な映画になりうるかもしれませんが、ただ単に「運命」のせいにして次々と人を殺していくだけだったら誰でも作れてしまうと思ってしまうほど企画力のなさだと思います。何も考えずに、殺される人を見るだけならこれでもいいかもしれませんが、消化不良感の残る映画です。


  1. 洋画-ふ

2015-01-05

42 世界を変えた男

★★★+
42 世界を変えた男
鑑賞No:02597
製作:2013年/アメリカ/128分
監督:ブライアン・ヘルゲランド
出演:チャドウィック・ボーズマン/ハリソン・フォード

1947年、ブルックリン・ドジャースのGMだったリッキーは周囲の反対を押し切り、ロンビンソンとメジャー契約を結ぶ。2人はファンやマスコミ、チームメイトからも誹謗中傷を浴びせられるが、自制心を貫き通し、プレーに徹するロンビンソンの姿勢に、次第に周囲の人々の心もひとつになっていくが・・・・。

アフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンを描いた作品。タイトルの「42」はロビンソンが付けていた背番号で、現在アメリカの全ての野球チームで永久欠番となっている。このジャッキー・ロビンソンの半生を描いた作品だが、単なる野球人生だけでなく、今でも根強く残るアメリカ社会での人種差別との戦いの人生を描いた内容である。作品からも十分うかがえるが、当時の人種差別のすさまじさを感じることができ、あのような環境の中、くじけずに世間を変えていったジャッキー・ロビンソンの生き様には感動する。そしてそんな彼を支えたブランチ・リッキーの存在も印象深く、ハリソン・フォードが好演していた。


  1. 洋画-ふ

2014-12-17

フューリー

★★★★
フューリー
鑑賞No:02593
製作:2014年/アメリカ/135分
監督:デビッド・エアー
出演:ブラッド・ピット/シャイア・ラブーフ

1945年4月、ドイツへ侵攻する連合軍の米兵ウォーダディーは、自ら「フューリー」と命名したシャーマンM4中戦車に乗り、戦いを続けていた。ウォーダディーと3人の仲間に新兵のノーマンも加わり、5人となった部隊は絆を深めていくが、進軍中にドイツ軍の攻撃を受け、他部隊がほぼ全滅。なんとか生き残ったウォーダディーの部隊にも、過酷なミッションが下され・・・・。

第2次世界大戦下、たった一台の戦車で300人のドイツ軍部隊と渡り合った5人の兵士たちの姿を描いた戦争アクションドラマ。実話のようにも言われているが、内容および登場人物はフィクション。ただ、時代考証などはできるだけ資料や証言を基に忠実に再現しているらしい。そういう意味ではリアリティを追求した戦争映画であり、生きるか死ぬかの瀬戸際で戦っている戦場では綺麗ごとなど言っていられないという現実を映像でまざまざと見せつけてくる。そして迎えるラストの5人対300人の戦い。だが、予想に反して、戦車「フューリー」はキャタピラの破損で動かず、勝ち目のない悲壮な戦いとなってしまう。あるいは?と期待していた結末だったが、それもまたリアリティを追求した結末ともいえる。
  1. 洋画-ふ