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2018-02-11

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

★★★★+(4.5)
wベンジャミン・バトン 数奇な人生
鑑賞No:01691
原題:The Curious Case of Benjamin Button
製作:2008年/アメリカ/167分
監督:デビッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット/ケイト・ブランシェット

1918年のニューオーリンズ。実業家トーマス・バトンの妻が難産で命を落とす。そのとき生まれてきた赤ん坊があまりにも醜い姿だったのにうろたえたトーマスは、子供を抱え街に飛び出し、老人養護施設の玄関先にその子を置き去りにしてしまう。養護施設のクイニーに拾われたその子はベンジャミンと名付けられ、施設で暮らすようになるが、ベンジャミンは生まれながらにして80歳の老人の姿を持つ子供だった・・・。

第81回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞ほか最多13部門にノミネートされている作品。原作はF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説。久しぶりにじっくり観れた人間ドラマ。ドラマは時間の流れと共に進んでいくが、主人公の肉体だけ時間と逆行して進んでいくという設定が面白い。しかしそれ自体が主題ではなく、そういう生き方を余儀なくされた人と周りの人の接し方が素晴らしい。また、自分の運命を恨むことなく、素直に受け入れ、その中で自分の運命を変えていこうとする姿もいい。「フォレスト・ガンプ」を彷彿させる内容(脚本家が同じ)で、新鮮味に欠ける部分はあるものの一人の人間の一生を丁寧に描いている。アカデミー賞作品候補はこれしか観ていないが、アカデミー好みの作品といった印象の作品で、かなり有望だと思われる。

劇場公開日 2009年2月7日



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2017-11-13

ヘイトフル・エイト

★★★★(4.0)
wヘイトフル・エイト

鑑賞No:02877
原題:The Hateful Eight
製作:2015年/アメリカ/168分
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:サミュエル・L・ジャクソン/カート・ラッセル

雪が降りしきる中で馬を失った賞金稼ぎマーキスは、同じ稼業であるジョンと彼が捕らえたデイジーを乗せた駅馬車に同乗する。途中で保安官を名乗るクリスを拾った馬車は、猛吹雪から避難するためにミニーの紳士洋品店へ。メキシコ人の店番ボブや怪しげな絞首刑執行人オズワルドなどの存在にジョンが強い警戒心を抱く中で、事件が起こる・・・・。

クエンティン・タランティーノ監督の長編第8作で、大雪のため閉ざされたロッジで繰り広げられる密室ミステリーを描いた西部劇。密室となったミニーの紳士用品店内で繰り広げられるミステリーが主題だが、ともかく全体が長く、にも拘らず、まず、ミニーの紳士服店に入るまでが長い。そもそも予備知識なしで観ているので、どんな映画なのかを掴むのに少し時間を要すかと思いきや、少しどころか、どこまで観てもどんな映画なのか、どんな展開なのかが分からない。特にミニーの店に入るまでの馬車シーンでは先が全く読めず、かといってテンポは遅いので、少し退屈ではある。ただし、ミニーの店に入ってからは展開が急。さらに先が読めないまま、容赦ないバイオレンスシーンが次々と展開する中、徐々に明らかになっていく事実に完全に虜になって目が離せない。そして最後は謎解きの章で、すべてが明らかになり、モヤモヤ感が解消される見事な構成。グロいシーン満載なので、嫌いな方は観ない方がよいかもしれないが、内容的にはタランティーノ監督らしい出来である。

劇場公開日 2016年2月27日



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2017-10-09

ペイバック

★★★★(4.0)
wペイバック
鑑賞No:00830
原題:Payback
製作:1998年/アメリカ/101分
監督:ブライアン・ヘルゲランド
出演:メル・ギブソン/グレッグ・ヘンリー

泥棒稼業を営むポーターは相棒のヴァルと組んでチャイニーズ・マフィアの裏金14万ドルを強奪。だがヴァルと女房の突然の裏切りに遭い、分け前の7万ドルを奪われたばかりか瀕死の重傷を負わされてしまう。ようやく傷の癒えたポーターはヴァルの行方を追って、街へ飛び出していく。それは、ちっぽけなプライドとたった7万ドルのための死闘の始まりだった・・・・。

本作の主人公は、これまでのヒーロー像とはちょっと違う。正義のためでも復讐のためでもなく、相棒に裏切られ、逃してしまったわずかな金に異常に執着する主人公を描いている。この主人公ポーターを、まさにはまり役ともいうべきメル・ギブソンが見事に演じている。クールだが、ヒーロー的な要素はなく、ひたすら金にこだわるところはコメディ映画っぽささえ感じる。また、メル・ギブソン以外にも脇を固める俳優陣もいい。敵役も偉くなるほど、憎めないキャラクターが登場し、どっちが悪か分からなくなってくるのも面白い。

劇場公開日 1999年5月15日



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2017-10-07

ベガスの恋に勝つルール

★★★+(3.5)
wベガスの恋に勝つルール
鑑賞No:01662
原題:What Happens in Vegas
製作:2008年/アメリカ/99分
監督:トム・ヴォーン
出演:キャメロン・ディアス/アシュトン・カッチャー

大勢の友人の前でフィアンセにフラれたキャリアウーマンのジョイ。父親の経営する工場を解雇されたジャック。この鬱憤晴らしのために親友とラスベガスにやってきた二人は偶然知り合い、意気投合してしまう。そしてあろうことか、酔った勢いで結婚してしまい、翌朝目を覚まして二人はビックリ!もちろんすぐに離婚するつもりだったが、別れ際に何気なく回したスロットマシンが大当たりし、300万ドルが転がり込んだことから・・・・・。

この手の映画は結末はお決まりなので、ストーリー展開を楽しむしかありませんが、なかなかあの手この手で楽しませてくれます。設定自体は多少無理がありますが、そこは映画だと割り切って観ることが肝要です。お互いにラスベガスで大当てした300万ドルを手中にしようと、親密な夫婦を演じたり、あるいは浮気をさせてお金を独り占めしようとしたりと、次々に新たな作戦を実行してきますが、結構バカバカしくて笑えます。さすがにラブコメの女王キャメロン・ディアスうってつけの映画だが、若い頃のキュートさから少しイメチェンし、ちょっと子憎たらしい棘のあるキャリアウーマン役が似合うようになったのはやはり年齢のせいでしょうか?ちなみに相手役を演じたアシュトン・カッチャーはデミ・ムーアの旦那だそうですね。

劇場公開日 2008年8月16日



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2017-06-05

ペイ・フォワード/可能の王国

★★★+
ペイ・フォワード
鑑賞No:01040
原題:Pay It Forward
製作:2000年/アメリカ/123分
監督:ミミ・レダー
出演:ケヴィン・スペイシー/ハーレイ・ジョエル・オスメント

中学1年生のトレヴァーは、社会の授業でシモネット先生が出した「自分の手で世界を変える方法」という課題に対して“ペイ・フォワード”計画というものを発案する。それは1人の人間が3人の人間に対して親切をし、さらに親切を受けた者は別の3人に親切をしていくというものだった。トレバーは早速実践に移すが、提案した本人は失敗と感じる中、事態は思わぬ方向に進んでいく・・・・。

このストーリーを聞いてまず誰もが思い浮かべるのが「ねずみ講」だろう。冷静に考えれば「ねずみ講」なんて誰も引っかからないだろうと思われるものだが、忘れた頃に話題になっているところをみると、人間の欲深さがつくづく感じられる。この話は、いわゆる善意のねずみ講といったところだが、こちらの方は現実的にはそう上手く行かないだろう。絵空事のような感は否めないものの、こんな世知辛い世の中だからこそ、映画の中だけでも心地よい気分になれるストーリーは大切かもしれません。純粋な気持ちで観ると感動できる一作。

劇場公開日 2001年2月3日



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2017-03-30

ヘアスプレー

★★★+
ヘアスプレー
鑑賞No:01522
原題:Hairspray
製作:2007年/アメリカ/117分
監督:アダム・シャンクマン
出演:ニッキー・ブロンスキー/ジョン・トラボルタ

ボルチモアに住むとレーシーはダンスとおしゃれをこよなく愛する、かなり太めの女子高生。彼女の夢は、地元TV局のダンス番組「コーニー・コリンズ・ショー」に出演してスターになることだった。その番組で、ダンサーを募るオーディションがあることを知ったトレーシーは、母親の反対を押し切ってオーディションに参加するが・・・。

1987年の同名カルト映画を基にしたブロードウェイ・ミュージカルの映画化。1960年代のボルチモアを舞台におデブ少女が人々に笑顔をもたらす。基本的にミュージカル映画なので、当然ミュージカル満載。ミュージカル好きにはいいが、そうでなければやや中だるみする作品。しかし、全編通して明るく爽やかなので、観ていてウキウキはしてくる。太めの女子高生トレーシーを演じたニッキー・ブロンスキーはダンス未経験だったらしいが、映画では見事なダンスを披露していた。(太めの女の子のダンスは華麗というよりは微笑ましいといった方がいいが・・・)ストーリーは分かりやすく、ハッピーエンドで終わる映画なので、観心地はいい。話題となったジョン・トラボルタの母親役もなかなか良く、印象の残るキャラクターとなった。ラストでトラボルタ演じる母親エドナのダンスシーンが観れたのもよかった。(トラボルタといえば一躍スターとなった出世作「サタデー・ナイト・フィーバー」を思い出します)

劇場公開日 2007年10月20日



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2017-03-27

ベオウルフ/呪われし勇者

★★★
ベオウルフ
鑑賞No:01520
原題:Beowulf
製作:2007年/アメリカ/113分
監督:ロバート・ゼメキス
出演:レイ・ウィンストン/アンソニー・ホプキンス

6世紀のデンマーク。宮殿の完成を祝い、フローズガール王が催していた宴に突如巨大な怪物グレンデルが現れ、人々を虐殺した。怒った王は多額の褒賞金を用意し、グレンデルを討伐すべく勇気ある者を募集する。この募集に戦士ベオウルフは仲間と共に応じ、見事グレンデルを退治する。ようやく宮殿に平穏が訪れたかと思いきや、次の日ベオウルフが目覚めると、彼の従者たちが皆殺しにされていた・・・。

最近、フルCGアニメはよく見かけるが、この作品のようにアニメとはいえない、限りなく実写に近いフルCGはまさに画期的。あまりにも精巧でリアルな映像でCGとは思えないほどの出来だった。しかCGとしてみると素晴らしいが、実写としてみるとやはり違和感は残る。実写ではできないアクションを可能にしている分、現実感がないのであろうか、動き一つとってもすごく不自然さを感じた。映像が凄い分、ストーリーは至って単純で、はっきり言ってあまり面白くはない。最初から最後まで、画期的に進んだ映像技術の粋を見せられただけのような印象だった。

劇場公開日 2007年12月1日



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2017-03-15

ベン・ハー

★★★★★
ベン・ハー
鑑賞No:00211
原題:Ben-Hur
製作:1959年/アメリカ/222分
監督:ウィリアム・ワイラー
出演:チャールトン・ヘストン/ジャック・ホーキンス

ユダヤの豪族の息子ベン・ハーは幼友達のメッセラの裏切りにより、母と妹は地下牢へ送られ、彼自身は奴隷船送りとなる。その後、ローマ艦隊司令官アリウスの命を救ったことから彼の養子としてローマ屈指の剣闘士に成長する。そして獄中で死んだと聞かされた母と妹の仇を討つべく、戦車競技に出場する・・・。

第32回アカデミー賞で作品賞をはじめ計11部門に耀いた、ローマ帝国を舞台としたスペクタルドラマ。この11部門制覇は、「タイタニック」「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」と並び史上最多の受賞である。
4時間という長尺のドラマで見ごたえ十分。主人公ベン・ハーの数奇な半生が中心ながら、ローマ帝国やキリストについても丁寧に描いており、歴史好きにはたまらない。また後半の戦車競技のシーンは圧巻で、CGのなかった当時、よくこんなシーンが撮影できたと思われるほど迫力満点。セットにしてもエキストラの数にしても尋常ではない。しかし何といっても当時のこの手のスペクタル映画では欠かせない存在がベン・ハーを演じたチャールトン・ヘストン。やっぱりこの人はスペクタルものがよく似合います。

劇場公開日 1960年3月30日



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2016-07-20

ベッドタイム・ストーリー

★★★
ベッドタイム・ストーリー
鑑賞No:01722
原題:Bedtime Stories
製作:2008年/アメリカ/100分
監督:アダム・シャンクマン
出演:アダム・サンドラー/ケリー・ラッセル

スキーターはホテルに勤める、うだつのあがらない中年の独身男。ある日、姉から1週間ほど幼い甥と姪の面倒をみて欲しいと頼まれる。スキーターは子供たちを喜ばせるため、寝る前に中世のファンタジーや古代ローマの馬車レース、宇宙でのSF物語など、彼を主人公にした作り話を話してあげると、子供たちも勝手に話を膨らませていった。ところが翌日、子供たちが語った話がスキーターの身の周りで現実となっていく・・・。

子供を寝かしつけるためにした作り話に途中で子供たちが付け足したことが現実になるというファンタジーだが、今ひとつ現実になることのスケールが小さすぎて夢がなかった。イメージ的には「ジュマンジ」や「ザスーラ」、「ネバーエンディングストーリー」などを思い起こさせたが、そこまでインパクトはなく、どうみても大人には物足らない感じ。(子供にはそれなりにうけていたが・・・・)ディズニー映画らしく最後はハッピーエンドだが、ファンタジーとしても、ラブストーリーとしても、サクセスストーリーとしてもどれも中途半端でチョット残念な作品。

劇場公開日 2009年3月20日



(キャスト一覧)
アダム・サンドラー
ケリー・ラッセル
ガイ・ピアース
ラッセル・ブランド
リチャード・グリフィス
ジョナサン・プライス
コートニー・コックス
ルーシー・ローレス
テリーサ・パーマー


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2015-01-13

ベイマックス

★★★★
ベイマックス
鑑賞No:02607
製作:2014年/アメリカ/102分
監督:ドン・ホール/クリス・ウィリアムズ
声の出演:スコット・アツィット/ライアン・ポッター

兄タダシの誘いを受け、大学の研究発表会に参加したヒロ。独創的な発表をすれば、飛び級入学できるという。極小ロボットの集合体をさまざまな形に変化させる発明を披露したヒロは、見事に合格する。だが直後に会場で起きた爆破事件に巻き込まれた兄は死亡。不審に感じたヒロは兄が遺したケア・ロボットのベイマックスを相棒に兄の死の真相を探るが・・・・。

マーベルコミックスのヒット作「BIG HERO 6」を基にしたディズニーのファンタジー・アドベンチャー。同年製作のディズニー作品としては記録的ヒット作となった「アナと雪の女王」があるが、こちらの方が断然面白いし感動できるし、ほんわりした、いわゆるゆるキャラ系のベイマックスのキャラクターも好感が持てる。しかも、ただ単にゆるキャラに留まらず、アクションロボットに進化していくという展開も意外で面白い。舞台は一見外国のようで、日本の風景も融合させた架空都市だが、どこか親近感が感じられる作品。


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2014-02-04

ペネロピ

★★★+

鑑賞No:01773
製作:2006年/イギリス、アメリカ/101分
監督:マーク・パランスキー
出演:クリスティーナ・リッチ/ジェームズ・マカヴォイ


先祖の悪行のためかけられた呪いによって、名家・ウィルハーン家にブタの鼻と耳を持った娘ペネロピが生まれる。両親は娘をマスコミや世間から守るため、ペネロピを死んだことにし、屋敷の外には一切出ないように育てることにした。そして呪いを解く唯一の方法-同じ名家の男性と結婚すること-のため、何度も見合いを行うが、一目ペネロピを見た男性はみんな逃げ出すのだった・・・。


ブタ鼻を付けたぐらいではキュートなクリスティーナ・リッチは化け物にはならないので、見合いした時にみんなが窓を突き破って逃げるシーンには違和感があった。(せめて新聞に載った似顔絵のような顔でないと、あんな逃げ方はしないんでしょう・・・)でも、キュートなクリスティーナ・リッチがあんなブタ鼻をつけていることがこの作品をメルヘンチックな作品にしており、彼女の立場に立って同情したり感情移入できたと思われる。(似顔絵のようなメイクだったら単なるモンスター映画?になっている)登場人物は基本的にいい人ばかりで、観終わってもいい気分でいられるラブ・ストーリーです。





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2014-01-01

ペーパーボーイ 真夏の引力

★★★+

鑑賞No:02457
製作:2012年/アメリカ/107分
監督:リー・ダニエルズ
出演:ザック・エフロン/ニコール・キッドマン/マシュー・マコノヒー


1969年、問題を起こして大学を追われたジャックは、父親の会社で新聞配達を手伝うだけの日々を送っていた。ある日、大手新聞社の記者で兄のウォードが、ある死刑囚の冤罪疑惑を取材するために帰省。ジャックはウォードの調査を手伝い、その過程で出会った死刑囚の婚約者で、謎めいた美貌の持ち主シャーロットに心を奪われてしまう・・・・。


主役(であろう?)ザック・エフロンがどうしてもかすんでしまうほど、マシュー・マコノヒー、ニコール・キッドマン、ジョン・キューザックの存在感、怪演が印象深い作品。特にニコール・キッドマンのこれまでのイメージをかなぐり捨てたかのような、ここまでやるかといった演技には驚かされた。また、ジョン・キューザックの目の奥に狂気を秘めた危なげな囚人役も秀逸。同様にこれまでの役柄とは違ったマシュー・マコノヒーを含め、この3人の演技は見ものの作品。





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2013-08-22

ペントハウス

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02360
製作:2011年/アメリカ/104分
監督:ブレット・ラトナー
出演:ベン・スティラー/エディ・マーフィ


ニューヨーク、マンハッタンの一等地に建てられた超高級マンション「ザ・タワー」最上階のペントハウスに暮らす大富豪のアーサー・ショウが、2000万ドルの詐欺容疑で逮捕され、使用人たちの財産も騙し取られていたことが発覚する。ザ・タワーの管理人として働くジョシュは使用人たちとチームを組み、厳重なセキュリティに守られたペントハウスに忍び込んでショウの隠し財産を奪い取るという計画を練るが・・・・。


予告編を見ると結構面白うそうな感じがしたが、いざ観てみるとフツーのコメディ映画だった。設定的には面白くなりそうな予感を感じさせるが、ストーリー展開にひねりがなく、トークもイマイチ日本人には馴染まないアメリカンジョーク的なものが多かったように感じられる。往年のコメディスター、エディ・マーフィーが出演しているが、期待したほどの出番は多くなく、存在感も今一つだった。

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2013-04-11

ヘルボーイ ゴールデン・アーミー

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01763
製作:2008年/アメリカ/119分
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:ロン・パールマン/セルマ・ブレア


魔界の王子ヌアダは一族復興のため人間駆逐を図るべく、最強兵団ゴールデン・アーミーを復活させようと3つに分割された王冠を探していた。その頃、ヘルボーイたちは、あるオークション会場で起こった怪物襲撃事件の解決のため、現場に向うが、怪物退治の末、その姿を人前に晒していた・・・・。


アメコミ・ヒーローものは今やハリウッド映画の大きなジャンルの一つになってしまったが、かっこいいものから異形のヒーローまでさまざまある中、このヘルボーイは異形ながらどこか人間臭く、悪態ばかりついているかと思うと、実は純粋でシャイな、いわゆる大きな赤ちゃんといった感じで憎めないキャラである。内容的にはアクション系でありながら、どこかファンタジーの雰囲気のある映画で、ギレルモ・デル・トロ監督お得意のクリーチャーもこれでもかといわんばかりの種類が登場し、映像面で楽しませてくれる。ありきたりなストーリーながら、親子でも楽しめるエンターテイメント作品。

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2012-10-09

ベスト・キッド(1984年版)

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01981
製作:1984年/アメリカ/127分
監督:ジョン・G・アヴィルドセン
出演:ラルフ・マッチオ/ノリユキ・パット・モリタ


高校生のダニエルは、母親の仕事の都合でカリフォルニア州サンフェルナンド・バレーに引っ越してくる。そこでダニエルは可愛い女の子アリに一目惚れするが、アリのかつてのステディ、ジョニーに目を付けられ、事あるごとに彼ら一派に痛い目に遭わされていた。そんなある日、ダニエルがジョニー一派に袋叩きにあっていると、同じアパートに住む日本人・ミヤギに助けられ・・・・。


単純なストーリーで、結末も予想通りの、ベタではあるがそれなりに楽しめる映画。内容は出来すぎで、あんなひ弱な少年が空手大会で優勝するというのは、訓練を見ている限りでは違和感があったが、これもご愛嬌。結果よりも、師匠・ミヤギの人間性というか、師弟愛が感動と共感を得る基盤になっているよう。ジャッキー・チェンによるリメイク版も製作されており、本作と比較してみるのもよい。

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2012-07-04

ベスト・キッド(2010年版)

★★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02061
製作:2010年/アメリカ、中国/140分
監督:ハラルド・ズワルト
出演:ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス/ジャッキー・チェン


母の転勤のため、デトロイトから中国・北京に引っ越すことになった12歳のドレ。引越し早々、可愛い女の子のメイと友達になるが、地元の少年たちに絡まれて暴行を受ける。その後もドレはかれらにいじめを受けるようになり、彼らを避けるような日々を送っていた。そんなある日、ドレは彼らに仕返しをするが、見つかって追い詰められ、報復を受けそうになる。そこに、ドレのアパートの管理人ハンが現れ、少年たちからドレを救うが・・・・。


いわずと知れた1984年製作の同名映画のリメイク。オリジナルはカラテだったが、本作はカンフーとなっている点は異なるが、基本的なストーリーはオリジナルを踏襲している。そして何といっても一番大きな話題は、カンフーの先生として少年にカンフーを教えるのがジャッキー・チェンという点。これまでのジャッキーとはちょっと違ったイメージで、これまでのコミカルさ・若々しさをかなり抑えて、少し陰のある年配の男を好演している。少年役のジェイデン・クリストファー・サイア・スミスもなかなかいい。あのハリウッド・スターのウィル・スミスの息子だが、カンフーも様になっていて見ごたえがあった。(オリジナルのダニエルは、優勝するにはちょっと頼りないイメージがあったが・・・)主人公のドレをいじめていた少年たちも、彼との試合の後は、真のスポーツマン・シップを悟り、ジャッキー演じるハンに敬意を示すシーンは感動的。

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