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2018-02-08

ヤバい経済学

★★+(2.5)
wヤバい経済学
鑑賞No:02197
原題:Freakonomics
製作:2010年/アメリカ/93分
監督:アレックス・ギブニーほか
出演:スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー

アメリカでベストセラーとなった同名経済書を映画化したオムニバス形式のドキュメンタリー。相撲の八百長問題とサブプライム・ローン問題の類似性や、テストの出来によって報奨金を高校生に与えると成績は上がるかという実験結果などを解説している。

面白そうな予感がしたので観てみたが、意外と退屈。内容もヤバいというほどのこともなかった。相撲の話が一番興味があったが、八百長問題を経済学の観点から解明したかのように表現していたが、新規性はなく、分かり切った内容でちょっとガッカリした。全体を通して、インセンティブ(報奨)が与える影響についての考察だが、ただそれだけでは短絡的な解釈で、大きな話題になるような因果関係を証明した気のしないものだった。

劇場公開日 2011年5月28日



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2017-04-07

痩せゆく男

★★★+
痩せゆく男
鑑賞No:00619
原題:Stephen King's Thinner
製作:1995年/アメリカ/102分
監督:トム・ホランド
出演:ロバート・ジョン・バーク/ジョー・マンテーニャ

肥満に悩んでいた弁護士のビリーは、ある日酔っ払って運転していたところ、誤ってジプシーの老女を轢き殺してしまう。しかし身の保全を優先したビリーは知り合いの警察署長と判事に頼んで事件をもみ消してもらった。ところがジプシーの長老レキムは彼を許さず、ビリーのところへやって来て、彼の頬を撫でながら「痩せていく」という言葉を残し立ち去る。すると翌日から、ビリーは食べても食べてもどんどん体重が減っていく・・・。

スティーブン・キング原作の同名小説の映画化。135kgある体重が55kgぐらいまで減っていくという、一見うらやましくもある呪いだが、映画の中では違った。意図なく、食べても食べても痩せていく恐怖も見事に描いているが、さらにそれによって人格というか人が変わっていく恐怖の方がジワジワ恐怖として伝わってきた。特殊メイクも駆使しているが、主人公役のロバート・ジョン・バークも実際に体重を落としながら演技に望んだらしく、そのあたりの熱演は後半の痩せシーンに窺える。

劇場公開日 1997年1月25日



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2016-06-28

やわらかい手

★★★★
やわらかい手
鑑賞No:01610
原題:Irina Palm
製作:2006年/イギリス、フランス、ベルギーほか/103分
監督:サム・ガルバルスキ
出演:マリアンヌ・フェイスフル/ミキ・マノイロヴィッチ

ロンドン郊外に住む未亡人のマギーには重病の孫がいた。早急に手術しないと助からないと医者に宣告されるが、手術ができるのはオーストラリアで、そのために多額の費用を必要とした。息子夫婦に多額の費用を工面するあてはなく、それはマギーも同じだった。なんとか最愛の孫を助けたいと思ったマギーは偶然目にした「接客業募集・高給」のチラシに仕事内容も知らず飛びついた。しかしそこは壁にあいた穴越しに手で男をイカせる風俗店だった・・・。

風俗店が舞台の映画だがいやらしい映画ではなく、むしろ最愛の孫のため自らを犠牲にする中年主婦マギーの苦悩と覚悟を描いた愛のドラマである。孫もいるような中年主婦が意外にも店ナンバー1になるようなゴッドハンドの持ち主というのは面白い設定だが、いやらしさはそれほど感じられず、女性のたくましさと、単に太ったオバサンだと思っていたマギーが可愛くすら思えてくるのは不思議。風俗店のオーナーも、らしからぬ男っぷりを見せるなど、なかなかいい気分になれる映画である。

劇場公開日 2007年12月8日



(キャスト一覧)
マリアンヌ・フェイスフル
ミキ・マノイロビッチ
ケビン・ビショップ
シボーン・ヒューレット
ドルカ・グリルシュ
ジェニー・アガター


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