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2018-11-04

ラストエンペラー

★★★★★(5.0)
wラストエンペラー
鑑賞No:00249
原題:The last emperor
製作:1987年/イタリア、イギリス、中国/163分
監督:ベルナルド・ベルトルッチ
出演:ジョン・ローン/ジョアン・チェン

わずか3歳で清朝皇帝になり、1000人もの宦官にかしずかれての生活をおくっていた。14歳のとき、イギリス人のジョンストンが溥儀の家庭教師となり、彼の目は世界に向けられる。しかし1924年、馮玉祥のクーデターで紫禁城を追われた溥儀は、日本軍に利用され、満州国の傀儡皇帝となる・・・。

中国清朝最後の皇帝溥儀の生涯を描く。本作は劇場で鑑賞したが、長尺にも関わらず飽きずに非常に楽しめた。回想シーンを交えながらではあるがストーリーはきちんと整理されており、分かりやすかった。また映像も綺麗だったし、坂本龍一が担当した音楽も素晴らしかった。多少歪曲された部分もあるようだが、歴史ドラマとして溥儀の激動の人生をよく伝えている作品と思う。皇帝という地位まで登りつめながら、実は囚人のように自由に外にも出ることのできない一人の男の実像をジョン・ローンが淡々と演じていたのも印象的。

劇場公開日 1988年1月23日



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2017-12-13

LAST7 ラストセブン

★★(2.0)
wLAST7 ラストセブン
鑑賞No:02102
原題:The Last Seven
製作:2010年/イギリス/84分
監督:イラムーン・ナクビィ
出演:テイマー・ハッサン

近未来のロンドン。ウィリアムが目を覚ますと、街には誰一人いなかった。当てもなく彷徨うウィリアムはやがて6人の生存者と出会う。しかし、誰も自分が誰で、なぜ人々が消えてしまったのか思い出せないでいた・・・・。

あらすじを読んだだけで興味津々の内容。これは面白うそうと思った反面、話題として聞いたことのない映画だったし、未公開映画という一抹の不安があったが、その予感は的中した。わけのわからない状況から徐々に解明されていくのかと思いきや、フラッシュのように表示される記憶の断片を見せられても却って分かりにくく混乱するだけでなく、だんだん観ていてイラついてきた。最終的にラストで一気に謎は解明するけど、思ったほどの意外性は無く、なぁーんだといったオチ。未公開なのが納得の映画。暇つぶしにどうぞ。

劇場未公開



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2017-08-25

ラストサムライ

★★★★(4.0)
wラスト サムライ
鑑賞No:01221
原題:The Last Samurai
製作:2003年/アメリカ/154分
監督:エドワード・ズウィック
出演:トム・クルーズ/渡辺謙/真田広之

南北戦争の英雄オールグレンは酒に溺れる日々を送っていたが、ある日、近代化を進めていた日本政府に軍隊の教官として招かれる。しかし、武士道を貫こうとする侍たちと戦い、負傷したオールグレンは捕えられ、侍たちのリーダー、勝元のいる村に連れて行かれる。そしてこの村で暮らすうちに、オールグレンは武士道や日本の文化に触れていくことに・・・・。

舞台は明治維新政府軍と旧幕府軍の戦なのでしょうが、史実とは関係なく、史実をモデルにしたフィクションとしてみた方が変な違和感やギャップを感じなくていいかも。主演はもちろんトム・クルーズなのでしょうが、トム・クルーズ(=アメリカ人)から見た日本人、あるいは武士道を描くことに主眼が置かれているよう。よってその象徴である勝元にどうしても焦点が集まり、勝元演じる渡辺謙の存在感がより大きく感じられる映画である。映画の内容については賛否両論あるようだが、異文化の外国人が日本人や日本文化を学び、映画として表現しようとした姿勢は素晴らしいと思うし、日本人ももっと自分たちの歴史や文化を見つめ直すことも必要と感じた。

劇場公開日 2003年12月6日



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2017-08-16

ラストダンス

★★★(3.0)
wラストダンス
鑑賞No:00650
原題:Last Dance
製作:1996年/アメリカ/102分
監督:ブルース・ベレスフォード
出演:シャロン・ストーン/ロブ・モロウ

シンディ・リゲットは19歳の時に強盗殺人を犯した女性死刑囚。過去12年のうち3回の死刑執行命令が出されたが、その度に控訴され、刑は中止となってきた。そして彼女に4度目の死刑執行命令が出るが、なぜか彼女は控訴を拒否し、刑が30日後に確定する。そんな彼女に面会に来た若き弁護士リチャードは、控訴も恩赦も必要ないというシンディに対し心打たれ、再調査を始めるが・・・・。

殺人犯として死刑囚となった女性を扱った有名な作品としてシャーリーズ・セロンがアカデミー主演女優賞を獲得した「モンスター」(2003年)がある。セロンが持ち前の美貌をかなぐり捨て、体重を10キロ以上も増やし、ノーメイクで挑んだ作品だ。「ラストダンス」はこの「モンスター」より7年前に製作された女性死刑囚を扱った作品。この映画で主演のシャロン・ストーンもほとんどノーメイクで死刑囚を好演している。この映画で「氷の微笑」のような華麗さやエロチックを期待してはいけない。シャロン・ストーンらしからぬシリアイスな演技も見ものだが、限られた短い期限の中で裁判の不正を暴こうとするストーリー展開にハラハラドキドキさせられる。死刑についても改めて考えさせられる作品。

劇場公開日 1996年6月15日



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2017-07-25

ラストサマー

★★★★
ラストサマー
鑑賞No:00745
原題:I Know What You Did Last Summer
製作:1997年/アメリカ/100分
監督:ジム・ギレスピー
出演:ジェニファー・ラヴ・ヒューイット/サラ・ミシェル・ゲラー

高校生のジュリーとレイ、ヘレンとバリーの二組のカップルはドライブ中、突然飛び出してきた男を轢いてしまう。動転した4人は男の死体を海に捨て、このことは秘密にしようと誓い合う。それから1年後、大学生になっていたジュリーは帰省した際に差出人不明の手紙を受け取る。そこには1年前の事件のことを知っているとだけ書いてあり、驚いたジュリーはあの時の3人に相談する。そんな中、バリーが謎の人物に襲われ・・・・。

設定やストーリーは単純だが、飽きさせない展開と、単純さゆえ分かりやすく結構楽しめた。「13日の金曜日」のようなホラー性も醸し出しながら、追われ型からくるサスペンス性と犯人探しというミステリー性も含んだ、この手の映画ではなかなかの秀作。犯人には強烈な個性はないが、鉤ツメで次々と殺していくシーンはリアルに痛そう。そして何よりもこの映画がよかったのは、主演のジェニファー・ラヴ・ヒューイットの可愛らしさ。特に男性諸君はこの映画を観るとジェニファーのファンになるのでは?と思えるぐらい魅力的な女優だった。

劇場公開日 1998年5月30日



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2017-07-04

ラスト・ウインド 少年達は砂漠を越えた

★★★
ラスト・ウインド 少年達は砂漠を越えた
鑑賞No:00483
原題:A Far Off Place
製作:1993年/アメリカ/108分
監督:ミカエル・サロモン
出演:リース・ウィザースプーン/イーサン・ランダル

密猟者たちに親を殺された14歳の少女と16歳の少年が、追っ手から逃れるべく、アフリカ中西部カラハリ砂漠2000キロの横断に乗り出す。同行するのは道案内役のブッシュマンの若者と、少女の愛犬。彼らの決死の道行きを、雄大な自然描写を背景に描き出す。

L・V・D・ポストの原作を基に、アフリカの広大な砂漠を舞台に繰り広げられる冒険を描いたアドベンチャー・ロマン。ディズニーとスピルバーグのアンブリンが共同で製作した作品。昔、WOWOWで観た記憶があるが、その時の映画タイトルは「カラハリ・アドベンチャー/砂漠の逃避行」だった。いつタイトルが変わったのかは分からない。内容はディズニー映画らしく、親子で観て楽しめるような愛と冒険、そして動物保護を描いたものになっています。

劇場未公開




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2017-06-09

ラッキーナンバー7

★★★★
ラッキーナンバー7
鑑賞No:01405
原題:Lucky Number Slevin
製作:2006年/アメリカ/111分
監督:ポール・マクギガン
出演:ジョシュ・ハートネット/ブルース・ウィリス

不在の友人に間違われたスレヴンはギャングのドン“ボス”のところに拉致される。そこで多額の借金の返済を求められるが、3日以内にある暗殺を実行すれば借金は帳消しになるという。いったん釈放されるが、今度は“ボス”と敵対するギャングによってドン“ラビ”のところに連れて行かれ、借金返済のかたに“ボス”暗殺を命じられる・・・。

冒頭の殺し屋の回想シーンは最初分かりにくく、とっつきにくい映画かな?と思ったがスレヴンが登場してからはわりと分かりやすい展開。ところどころ分かりにくいシーンもあるが、それはラストでの伏線となっている。いわゆる「ラストのどんでん返し」モノだが、前評判ほどの衝撃はなかった。

劇場公開日 2007年1月13日



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2017-03-06

ラ・ラ・ランド

★★
ラ・ラ・ランド
鑑賞No:02847
原題:La La Land
製作:2016年/アメリカ/128分
監督:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング/エマ・ストーン

オーディションに落ちて意気消沈していた女優志望のミアは、ピアノの音色に誘われて入ったジャズバーで、ピアニストのセバスチャンと最悪な出会いをする。そして後日、ミアは、あるパーティ会場のプールサイドで不機嫌そうに80年代ポップスを演奏するセバスチャンと再会。初めての会話でぶつかりあう2人だったが、互いの才能と夢に惹かれ合ううちに恋に落ちていく・・・。

第73回ベネチア国際映画祭でエマ・ストーンが最優秀女優賞、第74回ゴールデングローブ賞では作品賞(ミュージカル/コメディ部門)ほか同賞の映画部門で史上最多の7部門を制した。第89回アカデミー賞では史上最多タイとなる14ノミネートをされ、監督賞、主演女優賞など6部門獲得するも、作品賞は「ムーンライト」に敗れた。そんな話題作ではあったが、そもそもあまりミュージカル映画には興味がない私。それでも「ウエスト・サイド物語」のような名作ミュージカルを期待して観たが、やはりダメだった。興味を惹くシーンがないまま、何か陳腐なラブ・ストーリーで、途中眠くなるほど。曲や映像は良かっただけに残念なのはストーリー。とてもアカデミー作品賞に値する作品とは思えず、受賞を逃したのも納得。

劇場公開日 2017年2月24日



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2016-12-27

ランボー 最後の戦場

★★★+
ランボー 最後の戦場
鑑賞No:01560
原題:Rambo
製作:2008年/アメリカ/90分
監督:シルヴェスター・スタローン
出演:シルヴェスター・スタローン/ジュリー・ベンツ

タイ奥地のジャングルで見世物ショー用の毒蛇を獲って暮らしているジョン・ランボーのもとにアメリカからキリスト教支援団がやってくる。彼らはミャンマーの軍事政権から迫害を受けている少数民族の支援に行くのだという。彼らの中にいた女性サラの熱意に負けたランボーは彼らを目的地の村まで送り届ける。しかし数日後、ランボーのもとにサラたちが軍に拉致されたとの知らせが来るのだった・・・。

前作から20年ぶりとなるシリーズ第4弾。まず驚かされたのは、過去3作に比べ、殺戮シーンがあまりにリアルで凄惨だったこと。これはCG技術の進歩もあるが、エンターテイメント性を追究するのであればあんなリアルなシーンである必要はないと思った。そこには今回のシリーズで監督をも務めたスタローンの、ミャンマーでの悲惨な現実を世界に伝えたいという強い気持ちの表れと理解したい。それにしても目を背けたくなくシーンも続出で、R-15指定というのもうなづける。時間的には短尺で多少物足らなさは残るが、スピード感がある分、内容には充実感はある。また凄惨なシーンが多い分、長尺で観るにはキツイ感じもする。エンターテイメント作品というよりもメッセージ性の強く感じる作品。

劇場公開日 2008年5月24日



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2016-12-20

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル

★★★★
ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
鑑賞No:01250
原題:The Life of David Gale
製作:2003年/アメリカ/131分
監督:アラン・パーカー
出演:ケビン・スペイシー/ケイト・ウィンスレット

同僚をレイプ殺人した罪で死刑判決を受けた元大学教授デビッド・ゲイル。初経執行3日前に彼をインタビューすることになった女性記者ビッツィーはやがて彼の冤罪を信じ始め、独自の調査を始める・・・。

死刑制度のあり方を投げかける映画であるが、それは別にしてミステリー映画としても大いに楽しめる。
最後のドンデン返しも見もので、衝撃が走ります!

劇場公開日 2003年7月26日



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2016-11-20

ライアー・ハウス

★★★+
ライアー・ハウス
鑑賞No:02821
原題:Breathless
製作:2012年/アメリカ/92分
監督:ジェシー・バジェット
出演:ジーナ・ガーション/ケリー・ギディッシュ

テキサスの田舎町で暮らすローナは、夫デイルが銀行強盗で手にした現金10万ドルを奪うため、自宅で彼を縛り上げて金の隠し場所を聞き出そうとする。親友タイニーも呼び出してデイルに銃を突きつけるローナだったが、誤ってデイルを射殺してしまう。金の行方はわからないまま、死体の処理に悪戦苦闘する2人。さらに運の悪いことに、警官まで訪ねてきてしまう。絶体絶命の状況に追い込まれた2人は、ある考えを思いつくが・・・・。

いわゆる密室劇・ワンシチュエーション映画に類する作品。舞台は主人公ローナが暮らす家の一室。冒頭の設定からして衝撃的で、観客を惹きつけるには文句なし。ストーリーも単純で分かりやすく、入りやすい。前半はややスローペースで変化に乏しいが、中盤から後半かけて急にテンポが速く、状況も刻々と変わっていく。ただ、ストーリーにやや無理があること、また、意外性は低く先読みできることが難点と思われる。また、少々グロくて、軽い内容の割には家族団らんで観るには向いていない。

劇場公開日 2016年1月9日



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2016-09-25

ライラの冒険 黄金の羅針盤

★★★
ライラの冒険
鑑賞No:01499
原題:The Golden Compass
製作:2007年/アメリカ、イギリス/112分
監督:クリス・ウエイツ
出演:ダコタ・ブルー・リチャーズ/ニコール・キッドマン

我々の世界とよく似た異次元世界<パラレルワールド>に住む12歳の少女ライラは、幼い頃両親を亡くし、オックスフォード大学のジョーダン学寮で育てられた。この世界にはダイモンと呼ばれる動物の形をした自分の分身と共に生きており、ライラにもパンダライモンというダイモンがいて、いつも一緒に遊んでいた。そんな頃、謎の組織によって子供たちが次々と誘拐される事件が起こる。そして親友ロジャーまでも・・・。一方、ライラの元に上流階級のコールター夫人が現れ、ライラを引き取ることに。しかし、ある日夫人の部屋でライラは子供たちの誘拐リストを見て驚愕する・・・。

イギリスの同名ファンタジー小説の映画化。原作は「黄金の羅針盤」「神秘の短剣」「琥珀の望遠鏡」の3部で構成される。少し前置きが長く、最初の部分で退屈感が襲ってきた。逆に冒険と言える部分が思ったよりも短く薄っぺらかったので、全体的に満足感を得られる内容とは言い難かった。悪人よりも味方が多く、ちょっとピンチになるとすぐに味方が現れて助けてくれるという構図なので、緊張感やドキドキハラハラ感も少なかった。予告編で「救うのか-、滅ぼすのか-」というキャッチフレーズのような台詞があるが、もともとそんな危機感も感じられないし、異次元世界といっているが規模や世界観もよくわからない。原作を読んでいると判るのかもしれないが、映画としては説明が少なく、入り込めなかった原因にもなった。(もっとも説明を充実させるとさらに前置きが長くなって、メインの冒険部分がよけい薄くなる恐れがあるが・・・)

劇場公開日 2008年3月1日



(キャスト一覧)
ダコタ・ブルー・リチャーズ(ライラ・ベラクア)
ニコール・キッドマン(コールター夫人)
ダニエル・クレイグ(アスリエル卿)
サム・エリオット(リー・スコーズビー)
エバ・グリーン(セラフィナ・ペカーラ)
クリストファー・リー(第一評議員)
トム・コートネイ(ファーダー・コーラム)
イアン・マッケラン(イオレク・バーニソン(声))
イアン・マクシェーン(ラグナー・スタールソン(声))
フレディ・ハイモア(パンタライモン(声))
キャシー・ベイツ(ヘスター(声))
クリスティン・スコット・トーマス(ステルマリア(声))
ベン・ウォーカー(ロジャー)
サイモン・マクバーニー(フラ・パベル)
ジム・カーター(ファー統領)
クレア・ヒギンズ(マ・コスタ)
ジャック・シェパード(学寮長)


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2016-07-25

ランボー/怒りの脱出

★★★★+
ランボー2
鑑賞No:00252
原題:Rambo: First Blood Part II
製作:1985年/アメリカ/96分
監督:ジョージ・P・コスマトス
出演:シルヴェスター・スタローン/リチャード・クレンナ

前作の事件で服役中のランボーのもとに、元上司トラウトマンがやってくる。特殊任務を受けるのであれば釈放するというのだ。その特殊任務とは、戦地で行方不明となっているアメリカ人兵士の動向を調査することだった。任務を受けたランボーは目的地に向かい、早速調査を始めるが、そこで見たのは捕虜になっていた米兵に対する過酷な拷問だった・・・。

シルヴェスター・スタローンの「ランボー」シリーズ第2弾。前作と比べ、アクション性に重点を置いた本作は、スタローンの本領発揮といえる作品で、面白さは倍増した。しかし、ベトナム帰還兵の社会復帰の難しさを描いた前作からみればアクションのみに重点をおいた本作はかなり批判されたよう。だが、サバイバル戦、ゲリラ戦において圧倒的な強さをみせるランボーの戦いぶりは圧巻で、シリーズ通しても一番面白い。

劇場公開日 1985年8月3日



(キャスト一覧)
シルベスター・スタローン(ジョン・J・ランボー)
リチャード・クレンナ(サミュエル・トラウトマン大佐)
チャールズ・ネイピア(マーシャル・マードック)
マーティン・コーブ(エリクソン)
スティーブン・バーコフ(ポドフスキー)
ジュリア・ニクソン(コー・バオ)


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2016-06-26

ラスベガスをぶっつぶせ

★★★★
ラスベガスをぶっつぶせ
鑑賞No:01568
原題:21
製作:2008年/アメリカ/122分
監督:ロバート・ルケティック
出演:ジム・スタージェス/ケイト・ボスワース

優等生のベンは大学卒業後、ハーバード大学医学部に進学し医者になることが夢だったが、母子家庭の彼は30万ドルの学資工面に頭を痛めていた。そんな彼にミッキー教授はブラックジャック必勝法を研究している天才学生チームに誘われる。そこでカード・カウンティングというテクニックを習得したベンは、仲間とともにラスベガス攻略に向う・・・・。

マサチューセッツ工科大学の天才学生たちが、自分たちの頭脳と才能を活かしてラスベガスで荒稼ぎをした実話を基にした映画。実話を基にしているという点でも面白さが倍増しているが、なかなか痛快なストーリーで楽しめる映画。(個人的かもしれないが)唯一の欠点は、カード・カウンティングの仕組みが分かりづらいこと。ゲーム自体はブラックジャックという非常にポピュラーなカードゲームだが、カード・カウンティングにより、あれだけ必勝できるということが観ていて理解しがたく(進行状況も分かりにくく)、その分スリルは半減していたように思う。それでも色々と散りばめられた伏線やストーリー展開はよくできており、観終わった後に十分満足感は得られた。ただ、ネタばれになるので書けないが、途中で結末が読めたのは私だけだっただろうか。ストーリが分かりやすい分、結末も分かりやすかったのはチョット残念(もう少しヒネリがあってもよかったかも)ブラックジャックをよくご存知の方は、私よりもより楽しめるのではないでしょうか? お勧めです!

劇場公開日 2008年5月31日



(キャスト一覧)
ジム・スタージェス(ベン・キャンベル)
ケイト・ボスワース(ジル・テイラー)
アーロン・ヨー(チョイ)
ライザ・ラピラ(キアナ)
ジェイコブ・ピッツ(ジミー・フィッシャー)
ジョシュ・ギャッド(マイルズ・コノリー)
サム・ゴルザリ(カム・カザジ)
ローレンス・フィッシュバーン(コール・ウィリアムス)
ケビン・スペイシー(ミッキー・ローザ教授)


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2016-05-16

Life 天国で君に逢えたら

★★★★
Life 天国で君に逢えたら
鑑賞No:01505
製作:2007年/日本/118分
監督:新城毅彦
出演:大沢たかお/伊東美咲/真矢みき/哀川翔

プロウィンドサーファーの飯島夏樹は妻の寛子と世界各地を転戦しながら生活する毎日だった。日々のお金にも困る貧困のどん底にあったが、やがてワールドカップで優勝、晴れて結婚式も挙げることができ、4人の子供にも恵まれる。その後も連戦連勝を重ね、順風満帆かと思われたある日、夏樹は身体の異変を感じ、精密検査を受けるが・・・。

2005年に38歳という若さで他界した、世界的プロウィンドサーファーの飯島夏樹とその家族を描いた実話。本来は悲しいストーリーだが、暗く湿っぽい内容ではなく、悲しい中にもどこか爽やかさの残る映画だった。死期を知って一時、自暴自棄になる時期もあったが、やがてそれも切り抜け、前向きに生きようとする夫と、辛さを表面に出さず常に明るく強く支えようとする妻の姿には感動させられる。癌に冒されたことは不幸なことだが、レース出場のため不在しがちで家庭崩壊さえ招きかねない状況だった家族が、この病気を機に一つになっていったのも見ていてジーンときた。ハワイの真っ青な海と空、そしてバックで流れる桑田佳祐の物悲しい主題歌がとても印象的。

劇場公開日 2007年8月25日



(キャスト一覧)
大沢たかお(飯島夏樹)
伊東美咲(飯島寛子)
真矢みき(藤堂玲子)
哀川翔(藤堂完)
袴田吉彦(篠田)
川島海荷(飯島小夏)
石丸謙二郎(武藤医師)


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2015-07-16

ランボー

★★★+
ランボー
鑑賞No:00251
原題:First Blood
製作:1982年/アメリカ/97分
監督:テッド・コッチェフ
出演:シルベスター・スタローン/リチャード・クレンナ

ベトナム時代の戦友を訪ねたことがきっかけで立ち寄った街の警官とトラブルになったランボー。逮捕され警察署で受けた虐待に対し、怒りを爆発させたランボーは警官を叩きのめし逃走する。山の中に逃れたランボーに対し、警察も大動員を図りランボーを追い詰めようとするが・・・。

シルベスター・スタローンの人気シリーズの第1弾。本作は「ロッキー」とともにスタローンの代表作であり人気シリーズである。生身の人間でありながら、人間離れした強靭な肉体と戦闘能力は観ていて感心する。多数の敵に対してたった1人で立ち向かうという単純な構成ではあるが、2作目以降のヒーロー的扱いに比べ、やや暗いストーリー展開であるのは、ベトナム戦争に対する反戦メッセージが色濃くあるからだろうか?

劇場公開日 1982年12月18日


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2015-05-03

ランナーランナー

★★★
ランナーランナー
鑑賞No:02644
原題:Runner Runner
製作:2013年/アメリカ/91分
監督:ブラッド・ファーマン
出演:ジャスティン・ティンバーレイク/ベン・アフレック

プリンストン大学に在学する大学生リッチーは、大切な学費をオンラインカジノのポーカーでスッてしまう。カジノ側のペテン行為を見抜いたリッチーは、カジノサイトのオーナーのもとへ乗りこむが、逆にカジノ王アイヴァン・ブロックに見込まれたリッチーは彼の右腕となる・・・・。

内容的には「ウォール街」を彷彿させる。ストーリーはわかりやすく、纏まりもよいが、全体的にややスケール感は感じられない。カジノ王役のベン・アフレックも、「ウォール街」のマイケル・ダグラスほどの貫禄はないものの、堂々とした演技で違和感は感じなかった。結末は定番通りだったので、驚きはなかったが、スッキリはする終わり方でよかった。

劇場公開日 2014年11月21日


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2015-03-25

ラン・ローラ・ラン

★★★★
ラン・ローラ・ラン
鑑賞No:00879
原題:Lola Rennt
製作:1998年/ドイツ/81分
監督:トム・ティクヴァ
出演:フランカ・ポテンテ/モーリッツ・ブライブトロイ

ローラのもとに突然恋人のマニーから電話が入り、20分以内に10万マルクを持ってくるよう懇願される。マニーは裏金の運び屋で、10万マルクがないとボスに殺されるという。ローラは彼を救うため、金の工面に東奔西走するが・・・。

愛する彼を救うためベルリンの町を走り回る女性を描くラブストーリー。ちょっとしたことが人生をこんなに大きく変えてしまうのかと考えさせられた映画です。最初は「くどいな」と思いましたが、ハリウッド映画にはない斬新的な構成、映像表現で楽しめました。

劇場公開日 1999年7月10日


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2014-12-21

ラヴレース

★★
ラヴレース
鑑賞No:02595
製作:2013年/アメリカ/93分
監督:ロバート・エプスタイン
出演:アマンダ・セイフライド/ピーター・サースガード

カトリック信者の両親の厳格さにうんざりしていた21歳のリンダは、地元のバーを経営するチャック・トレイナーと結婚し、彼によって性の快楽に目覚めていく。やがて売春容疑で逮捕され、保釈金や借金で行き詰ったチャックは、リンダをポルノ映画へ出演させてひと儲けしようと思い付く。そして、リンダが主演に決まったポルノ映画「ディープ・スロート」は、たった7日間で撮影され大ヒットを記録する・・・・。

1972年製作のポルノ映画「ディープ・スロート」で一世を風靡した女優リンダ・ラブレースの半生を描いたドラマ。田舎娘が伝説のポルノ女優になった伝記ドラマだが、リンダ・ラブレースや「ディープ・スロート」を知らないで観ると、この手の世界の人の波乱万丈な人生というにはありきたりな内容で、思ったほどの衝撃度はない。また、そもそも基になった映画の性描写の衝撃さがリンダを大スターに押し上げるのだが、本作ではそれがほとんど伝わってこない。さらに短尺な割に時間軸の変化が激しく、少々分かりづらく戸惑うところもある。むしろ、一番衝撃的だったのは、後で知ったのだが、リンダの母親を演じていたのがシャロン・ストーンだったことかな。
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2014-11-13

ラビリンス 魔王の迷宮

★★★
ラビリンス
鑑賞No:00250
製作:1986年/アメリカ/102分
監督:ジム・ヘンソン
出演:ジェニファー・コネリー/デビッド・ボウイ

サラは子守をしていた幼い弟の泣き声に嫌気がさし、愛読書「ラビリンス」の一節を口にする。するとそのとおり、魔王が現れ、弟を連れ去ってしまう。13時間以内に魔王の城にたどり着けば弟を帰すとういう魔王に対し、サラは城に向かって旅立つが・・・・。

ジョージ・ルーカス総指揮のもと、マペット界の第一人者ジム・ヘンソンが監督したファンタジー映画。城に行くために足を踏み入れたゴブリン・シティに住む奇怪な住人たちは、さすがマペット界の第一人者が監督だけあって当時としてもよくできている。住人たちも個性はあるが悪い者はおらず、子供が観ても楽しめる。何よりもサラを演じたジェニファー・コネリーがかわいい。
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2014-03-29

ラーメンガール

★★★+

鑑賞No:01798
製作:2008年/アメリカ/102分
監督:ロバート・アラン・アッカーマン
出演:ブリタニー・マーフィー/西田敏行/余貴美子


恋人を追いかけて東京にやってきたアビー。しかし、恋人はアビーを捨てて大阪に行ってしまう。失意のどん底に落とされたアビーだったが、アパートの向かいにあるラーメン屋の赤提灯に惹かれ、店に入って食べたラーメンに感動する。そしてこのラーメン作りが自分の天職だと確信したアビーは、店の主人に弟子入りしたいと申し出るが・・・・。


最初、邦画だと思っていたらアメリカ人監督による作品なんですね。ただ主人公はアメリカ人ですが、登場人物のほとんどは日本人で、舞台も日本です。私もラーメンは大好物なので、とても興味を持って観ました。最後まで言葉が壁になっていて、どうやって意思疎通していったのか疑問でしたが、そのあたりはあまり語られていません。最後、出来上がったラーメンを食べたみんなが泣き出すシーンもちょっと理解ができず、食べ物がキーの映画にしては食欲をそそるような感じが今ひとつ画面から伝わらなかったのは残念。ちょっと中途半端な感じのするラーメン(実際は中華そば)映画だが、さすがに西田敏行のラーメン屋のオヤジ役は堂に入っていて、映画をそれらしくしていた。あと何よりもよかったのは、師匠役として山崎努が出演していたこと。伊丹十三監督の「タンポポ」が思わず思い浮かんだ。





  1. 洋画-ら

2014-03-25

LIFE!

★★★+

鑑賞No:02495
製作:2013年/アメリカ/114分
監督:ベン・スティラー
出演:ベン・スティラー/ショーン・ペン/クリステン・ウィグ


LIFE誌の写真管理者として毎日地下鉄に乗って通勤し、変化のない日々を過ごすウォルター・ミティ。そんな彼の唯一の楽しみは空想をすることだった。ある日、LIFE誌の最終号の表紙を飾る大切な写真がないことに気付いたウォルターは、カメラマンにネガのありかを聞くため、カメラマン捜しの旅に出るが・・・・。


空想好きの男性が主役なのでしょうがないが、現実と空想の境目がなく急に空想シーンに入るため、観ていて何度も戸惑ってしまう。ベン・スティラーらしいシーンの演出のためかどうかは分からないが、それ以外は割と真面目なシーンが多く、見ごたえのあるストーリーなので、空想好きという設定はなくても良かったような気もした。主人公の壮大なカメラマン捜しの旅はなかなか面白く観れ、最後まで気にさせるのはやはりなくなった25番のネガの映像。どんな映像か気になりながら最後まで引っ張られるが、ラストは納得と感動で終れる作品。





  1. 洋画-ら

2014-02-11

ラッシュ/プライドと友情

★★★★

鑑賞No:02477
製作:2013年/アメリカ、ドイツ、イギリス/123分
監督:ロン・ハワード
出演:クリス・ヘムズワース/ダニエル・ブリュール


76年のF1チャンピオンシップで、フェラーリのドライバーとして快調なレースを続けていたラウダは、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催された第11戦ドイツGPで大事故に見舞われ重傷を負う。それでも奇跡的な復帰を果たしたラウダだったが、ライバルでもあるマクラーレンのハントにポイント差をつめられてしまっていた・・・・。


F1レースにおける、ジェームス・ハントとニキ・ラウダという好対照の2人の争いを描いた実話。F1レースにはあまり興味がないので、とっかかりはあまり興味深く入っていけなかったが、F1マシン同様、次第に面白さは加速され、見入っていく作品だった。ともかく実話なので、そのドラマ性は高い。特にラウダを演じたダニエル・ブリュールはラウダ本人に会ってオーストリア訛りを習得したり、事故後のヤケド痕を特殊メイクで表現するなど、リアリティも追求している。そして運命の最終戦・日本GP。期待した直接対決とはならなかったが、スピード感満開の息詰まるレースは目が離せず熱くなる。なかなか見ごたえのある男たちのヒューマンドラマ。





  1. 洋画-ら

2013-12-12

ランボー3/怒りのアフガン

★★★

鑑賞No:00253
製作:1988年/アメリカ/100分
監督:ピーター・マクドナルド
出演:シルヴェスター・スタローン/リチャード・クレンナ


タイ・バンコクの小さな仏教寺院で隠遁生活を送っていたランボーのもとに、彼の元上官であるトラウトマン大佐がやってくる。トラウトマン大佐は極秘任務のためにアフガニスタンに潜入する作戦に協力して欲しいと頼むが、ランボーはそれを断った。しかし暫くしてしてトラウトマンがソ連軍の奇襲に遭い拉致されたという知らせを聞く。彼はトラウトマンを救うため、アフガニスタンに向うことに・・・・。


もともとの1作目「ランボー」はベトナム帰還兵に対する世間の冷淡さを描いた感じだったが、追い詰められていくランボーのプロフェッショナルな反撃がだんだんエスカレートしていった感がある。特にこの3作目ではアフガン侵攻したソ連の打倒を正当化するようなメッセージ性が強く出ており、スケールアップしたアクションシーンももはや現実離れしすぎた感じが否めなかった。過去2作を観て期待して観た人にはちょっとガッカリさせられる映画。

  1. 洋画-ら

2013-08-07

ラースと、その彼女

★★★
シネマ大好き!

鑑賞No:01682
製作:2007年/アメリカ/106分
監督:クレイグ・ギレスピー
出演:ライアン・ゴズリング/エミリー・モーティマー


アメリカ中西部の小さな町に住むラースはとても優しく純粋な青年で、町の誰からも慕われていた。しかし女性と積極的に交際しようとしないため、ずっと彼女がおらず、同じ敷地内に住む兄のガスとその妻カリンらは心配していた。そんなある日、ラースがガス夫婦に「彼女を紹介する」と言い出す。喜んでその彼女に会ったガス夫婦だったが、彼女とはビアンカと名付けられたリアルドールだった・・・・。


リアルドールを恋人にする男なんて単なる変人?あるいは変態男の話?と思いきや、何か深~い話でした。主人公のラースは物静かで大人しく優しい青年。一見奥手でそれがために彼女ができないのかと思いきや、意外ともてるのです。でもそんなアプローチからも何故か逃げているため、彼女ができません。この映画を心地よいものにしているのは悪者が一人も出てこないことです。一つ間違えればかなり危ない男・ラースを、家族も町の人も温かく見守り、そして人形のビアンカさせ、一人の女性と扱っていることです。この温かい周りの人たちによってラースは一人の男として一つの殻を破るわけですが、ほんわか系の良作でした。

  1. 洋画-ら

2013-04-28

ラストスタンド

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02366
製作:2013年/アメリカ/107分
監督:キム・ジウン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/フォレスト・ウィテカー


ロサンゼルス市警の敏腕刑事として活躍していたオーウェンズは、今では第一線を退き、メキシコとの国境に近い田舎町で保安官を務めていた。そんなある日、護送中の麻薬王コルテスが仲間の手引きによって脱走に成功する。そしてメキシコ国境に向かって逃走するが、その逃走経路にオーウェンズのいる町があった・・・。


2003~11年まで米カリフォルニア州知事を務めたアーノルド・シュワルツェネッガーの俳優復帰後初となる主演作。さすがに御年65歳になるシュワちゃん、「ターミネーター」の頃の精悍さは影をひそめ、年を感じさせたが、それを無理に隠そうとせず、逆にそれを半分ギャグネタのように仕草やセリフに入れているのは好感が持てた。ただシュワちゃん個人は別にして、カーチェイスや銃撃戦は派手で見ごたえある。またシュワちゃん自身も1対1の対決では存在感を残すシーンを見せてくれている。

  1. 洋画-ら

2013-01-26

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02328
製作:2012年/アメリカ、中国/127分
監督:アン・リー
出演:スラージ・シャルマ/イルファン・カーン


1976年、インド東海岸の町で動物園を営んでいたパテル一家がカナダへの移住を決める。だが、彼らと動物を乗せた船が太平洋上で大嵐に見舞われて沈没し、生き延びたのは救命ボートに逃れた16歳の次男・パイのみだった。だが、救命ボートには彼以外に、シマウマ、ハイエナ、オランウータンとともにベンガルトラがいた・・・・。


周りは果てしない水平線の続く広大な太平洋上だが、実際の舞台はその太平洋上に浮かぶ救命ボートのみという、ある意味密室劇のような設定の映画。227日に及ぶ漂流生活の中心は少年パイとベンガルトラの“リチャード・パーカー”だけだが、限られた空間の中でのトラと共生したサバイバル生活は緊迫の連続だった。そうした中、単なる普通の一少年だったパイが、漂流生活を続ける中で次第にたくましくなっていく様は見もの。ただ、緊迫した漂流生活だった割に結末はあっさり、あっけなかったのは残念。また3D映像はこれまでにない美しい映像だったが、美しすぎて却ってリアル感に欠けるシーンが目立った。

  1. 洋画-ら

2013-01-08

ラブリーボーン

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01945
製作:2009年/アメリカ、イギリス、ニュージーランド/135分
監督:ピーター・ジャクソン
出演:シアーシャ・ローナン/マーク・ウォールバーグ


1973年のペンシルバニア州。14歳のスージーは学校からの帰り道で隣人の男に殺されてしまう。天国に行く決心がつかないまま、地上との中間地点にとどまった彼女は、家族や恋人、犯人の行く末を見守るが・・・・。


スージーが殺された後に行く地上との中間地点の幻想的な映像はとても良かった。ただし、ストーリー的にはイマイチ感の残る作品だった。設定的に、「ゴースト ニューヨークの幻」のような内容かと思いきや、感動的ドラマでもなく、謎解きサスペンス性も少なく、描きたかったっものがはっきりと分かりにくい内容だった。結果的に犯人には天罰が下るし、家族も元通りに戻るのでハッピーエンドといえばそうだが、家族によって犯人に復讐されないのは消化不良感が残る。娘のために執拗に犯人に迫っていた父親もやられちゃうし、犯人の死に方もあっけないといえばあっけないし・・・。

  1. 洋画-ら

2012-06-23

ライトスタッフ

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01912
製作:1983年/アメリカ/160分
監督:フィリップ・カウフマン
出演:サム・シェパード/スコット・グレン


1947年、エドワーズ空軍基地。テストパイロットのチャック・イェーガーは、ついに音速の壁を破る。その後、基地にはパイロットが続々と集まり、速度記録も上がっていく。そんな頃、ソ連のスプートニク1号打ち上げ成功のニュースが届き慌てた政府は、軍から宇宙飛行士候補者を募集する。イェーガーたちは拒否したが、他のパイロットらが応募し、厳しい検査を経て7人が選ばれる・・・・・。


今や、お金さえ出せば一般人でさえ宇宙旅行も夢ではない時代だが、当時の宇宙に賭ける人々の夢と希望、思い入れの強さをひしひしと感じる映画。一人ひとり個性のあるパイロットたちだが、それぞれ自負あり、悩みあり、家族ありといったドラマがあり、それらを乗り越え、またライバルである他のパイロットたちの友情にも支えられながら成功を勝ち取っていく姿に感動します。チョット長くて最初中だるみしそうですが、見ごたえある作品。

  1. 洋画-ら

2012-04-01

ラスト・ターゲット

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02185
製作:2010年/アメリカ/105分
監督:アントン・コービン
出演:ジョージ・クルーニー/ヴィオランテ・プラシド


スウェーデンの森の一軒家に身を寄せていた暗殺者ジャックは、何者かに狙われたため、狙撃手と連れの女を撃ち殺し、ローマに逃げる。そこで連絡係と接触したジャックは、田舎町に身を隠すよう指示されるが、指示を無視して別の田舎町に身を潜める。そこで娼婦クララと恋に落ちたことを機に引退を決意するが・・・・。


クールでダンディなジョージ・クルーニーうってつけの役どころでキャスト的にはよかったが、如何せん、ストーリの流れが緩やかで変化が少なく少々退屈。さらに田舎町の風景は美しく風情があるため、観ていて途中何度か睡魔に襲われた。悪い映画ではなく、むしろ派手なアクション等もなく、じっくり見せる映画なので、本当にじっくり腰を据えて観るにはいい映画かもしれません。

  1. 洋画-ら