FC2ブログ

2019-04-02

レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-

★★★★★(5.0)
wレッドクリフ2
鑑賞No:01729
原題:赤壁 決戦天下
製作:2009年/アメリカ、中国、日本、台湾、韓国/144分
監督:ジョン・ウー
出演:トニー・レオン/金城武/チャン・フォンイー/チャン・チェン

連合軍討伐のため遠征していた曹操軍の中で疫病が蔓延していた。そこで曹操は、疫病で亡くなった兵士の死体を連合軍のいる対岸に流し、疫病を感染させようとする。この卑劣な行為に周瑜らは怒りを覚えるが、自軍の兵と民のために劉備は撤退を決意、孔明ひとり戦地に残し去っていった。そんな窮地の中、孔明は3日で10万本の矢を調達すると約束し、周瑜も水上戦に長けた曹操軍の武将二人を排除するといって、互いにその約束を果たす。そしていよいよ三国志最大の合戦“赤壁の戦い”が始まろうとしていた・・・・。

Part I がまさに赤壁の戦い直前で終ったような感じだったので、Part II はその勢いで即決戦かと思いきや、ちょっと後戻りしたような流れになったのでちょっと気を削がれた。でもそんなこともつかの間、曹操軍と連合軍の対峙は徐々に緊張感が高まり、孔明の10万本の矢を調達するエピソードを始め、運命をかけた風向きの変更など、いやが上にも本戦に向けて興奮度が最高潮に達し、身震えするほどだった。さらにこの戦は男たちだけが主役ではなかった。周瑜の妻・小喬や孫権の妹・尚香といった女性たちの愛と勇気がなければ語れない。そして開戦!三国志最大の決戦は、ジョン・ウー監督お得意の迫力ある映像で、本物の戦いを再現したかのようなリアル感で迫ってきた。Part I を観てすぐPart II が観たくなったほど待ち焦がれた映画だったが、その期待を裏切らない傑作となっている。

劇場公開日 2009年4月10日



>>レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-の続きを読む

  1. 洋画-れ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2019-04-01

レッドクリフ Part I

★★★★+(4.5)
wレッドクリフ1
鑑賞No:01640
原題:赤壁
製作:2008年/アメリカ、中国、日本、台湾、韓国/145分
監督:ジョン・ウー
出演:トニー・レオン/金城武/チャン・フォンイー/チャン・チェン

西暦208年、中国大陸制覇を目指す曹操は、残る敵である劉備、孫権の征伐に向う。そして曹操の大軍に攻められ、なすすべもなく敗走する劉備軍。それでも劉備軍の勇将たちはその存在感を示す。張飛は体を張って逃げる民を守り、関羽は一人敵をなぎ倒し曹操に肉薄、趙雲は敵の囲みを破って劉備の妻子を救おうとする。しかし敗れた劉備は窮地に立たされたため、劉備の軍師・諸葛孔明は単身、呉に赴き、孫権と同盟を結ぶことを説く。やがて呉の軍司令官である周瑜と親交を深め、ついに劉孫同盟ができる。そんなところに80万の軍勢を引き連れた曹操軍が赤壁に向って進軍してくる・・・・。

三国志中盤のクライマックスである「赤壁の戦い」を描く。といっても、いわゆる赤壁の戦いそのものは「Part II」で描かれるようで、この「Part I」では戦い前夜までのストーリーとなっている。よって何も知らず、赤壁の戦い観たさに映画館に行った人にとってはチョットとがっかりする終わり方。「Part II」は来年4月の公開らしいので、それまでのお楽しみとなりそう。赤壁の戦いはないものの、諸葛孔明の奇策“九官八卦の陣”による戦いも壮絶で見ごたえがある。お得意のワイヤーアクションとCGが駆使されているので、チョット現実離れしたアクションの嫌いはあるが、迫力は十分でよかった。主役扱いの周瑜と諸葛孔明はイメージ的にピッタリで、「三国志」を読んで浮かべていたイメージとマッチしていた。また張飛もイメージに近かった。ただ、孫権、劉備はちょっとイメージと違う感じがした。趙雲もチョット私のイメージとは違っていた。関羽は渋くて悪い感じではなかったが、もっと恰幅がよく貫禄のある俳優にして欲しかった。(私のイメージでは相当な偉丈夫というイメージがあったため、一番程遠かった) いずれにせよ、三国志ファンにはたまらない作品。

劇場公開日 2008年11月1日



>>レッドクリフ Part Iの続きを読む

  1. 洋画-れ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2017-11-08

レッド・ドラゴン

★★★(3.0)
wレッド・ドラゴン
鑑賞No:01160
原題:Red Dragon
製作:2002年/アメリカ/125分
監督:ブレット・ラトナー
出演:アンソニー・ホプキンス/エドワード・ノートン

FBI捜査官グレアムはレクターを逮捕した後、これが影響して精神的疲労が募り、引退して家族とフロリダで静かに暮らしていた。そんなある日、一家全員を惨殺し、眼球に鏡の破片を突き刺す猟奇殺人事件が発生、元上司のジャック・クロフォードに捜査への協力を求められて、グレアムは獄中のレクターに会いに行くが・・・。

本作はレクター博士シリーズの映画化3作目で、「羊たちの沈黙」「ハンニバル」の前史、エピソード1に当たる作品。あの天才殺人者レクター博士が何をして捕まったのかが明らかにされる。そして、「羊たちの沈黙」同様、牢屋の中のレクター博士と彼を逮捕したFBI捜査官グレアムとのやりとりが中心で、見ごたえあるサイコサスペンスとなっている。ただし、「羊たちの沈黙」のような新鮮さは薄れ、衝撃度も低い。その代わりに、この2人に匹敵するほどの存在感を見せたレイフ・ファインズの熱演ぶりはよかった。

劇場公開日 2003年2月8日



>>レッド・ドラゴンの続きを読む

  1. 洋画-れ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2017-07-13

レベル・サーティーン

★★+
レベル・サーティーン
鑑賞No:01592
原題:13 Beloved
製作:2006年/タイ/114分
監督:M・チューキアット・サックヴィーラクル
出演:クリサダ・スコソル・クラップ/アチタ・シカマナ

タイ・バンコクの楽器会社に勤めるプチットは営業成績が出ず、突然会社を解雇される。借金に苦しんでいる上に、故郷の母親からも金の無心をされていた彼は困り果てていると、突然見知らぬ相手から携帯電話に連絡がある。それは、チップが幸運のゲームの参加者に選ばれ、13のゲームをすべてクリアすると約3億円の賞金を手にできるというものだった・・・・。

設定自体は非常に面白いと思ったが、出されるゲームの質が低いというがグロくて幻滅した。お金のために人は何処までやれるかという、人間の本性というか本質をさらけ出させるという点では非常にいい着眼点だったので、ゲーム自体はもっと上品ながら究極の選択であるような設定が欲しかった。観終わった後も気分の悪い映画。この映画は「シン・シティ」のワインスタイン兄弟によってハリウッドリメイクが決定しているみたいだが、設定は活かしながらもう少し良質の作品に仕上げて欲しい。

劇場公開日 2007年6月9日



>>レベル・サーティーンの続きを読む

  1. 洋画-れ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2017-06-28

REC レック

★★+
REC.jpg
鑑賞No:01576
原題:[Rec]
製作:2007年/スペイン/77分
監督:ジャウマ・バラゲロ/パコ・プラサ
出演:マニュアラ・ベアスコ/フェラン・テラッツァ

バルセロナのローカルTV局が消防署の密着取材を敢行した夜、レポーターのアンヘラはアパートの部屋に閉じ込められた老婆の救出に消防士と同行する。しかし救出のために部屋に入った消防士と警察官に、血まみれの老婆が襲いかかって来た。負傷した警官を部屋から連れ出そうとするが、すでにアパートは封鎖されていた・・・。

未知の伝染病が蔓延していく様を描いたスペイン製ホラー。撮影手法が「クローバーフィールド」と同じ全編ハンディカムで撮影するというPOV(ポイント・オブ・ビュー)がウリの映画。しかしもはや「ブレアウィッチプロジェクト」のような新鮮さはなく、ストーリーはありきたりのゾンビ物と変わらず・・・・といった感じで、見ごたえ感は感じられずに終わった。さらに「クローバーフィールド」同様、最後まで主人公たちにはほとんど情報が与えられないため、主人公と一体化している我々観客の消化不良感は否めない。ただ単にギャーギャー言ってただけの映画にしか感じられなかったのは残念。

劇場公開日 2008年6月14日



>>REC レックの続きを読む

  1. 洋画-れ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2017-05-27

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語

★★★
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
鑑賞No:01272
原題:Lemony Snicket's a Series of Unfortunate Events
製作:2004年/アメリカ/109分
監督:ブラッド・シルバーリング
出演:ジム・キャリー/エミリー・ブラウニング

裕福な家の3姉弟妹はある日、火事で両親を失い、遠縁のオラフ卿に預けられる。しかしオラフ卿は3人の後見人になった途端、遺産目当てに3人を殺そうとする。彼のもとをかろうじて逃げ、別の親戚の家に行くが、オラフ卿は執拗に追いかけてくる・・・。

両親を亡くした3姉弟妹に降りかかる不幸の連続を描くファンタジー・アドベンチャー。一時期シリアスな映画に出ていたジム・キャリーが、持ち前のキャラを活かした役柄でオラフ卿を熱演している。ストーリー的には子供向けを意識してか単純でやや面白味には欠けるが、10巻以上あるシリーズの原作を2時間にコンパクトに纏めていたと思う。「ハリー・ポッター」シリーズとよく比較されるようだが、原作は別にして、映画では大きく水をあけられた感じ。

劇場公開日 2005年5月3日



>>レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語の続きを読む

  1. 洋画-れ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2017-03-16

レインマン

★★★★★
レインマン
鑑賞No:00257
原題:Rain Man
製作:1988年/アメリカ/134分
監督:バリー・レビンソン
出演:ダスティン・ホフマン/トム・クルーズ

中古車ディーラーのチャーリーは父の訃報を聞き葬儀に出席するが、彼に残された遺産はわずかなものと知らされる。さらに多額の財産を相続する人物がいることを知り、それが自分の兄であることが分かる。ただその兄レイモンドは自閉症だった。チャーリーはレイモンドの後見人になる目的で彼を施設から連れ出し、兄弟の旅が始まる・・・。

第61回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞を受賞したロードムービー。ダスティン・ホフマンの演じた自閉症の兄レイモンド役は絶賛。また驚異的な記憶力の持ち主という設定もよく、ストーリーを非常に面白くしている。飛行機事故の話のシーン、電話帳の番号を覚えウェイトレスを驚かすシーン、そしてカジノでのシーンと、レイモンドの記憶力にまつわる話は映画の中心である旅のシーンを飽きさせないものとなっている。お金のことしか考えていなかったチャーリーの兄に対する心境の変化もよく表現されている。ただダスティン・ホフマンとトム・クルーズが兄弟という設定はやや違和感があったが・・・。

劇場公開日 1989年2月25日



>>レインマンの続きを読む

  1. 洋画-れ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-11-16

レミーのおいしいレストラン

★★★
レミーのおいしいレストラン
鑑賞No:01415
原題:Ratatouille
製作:2007年/アメリカ/110分
監督:ブラッド・バード
声の出演:パットン・オズワルド/ルー・ロマーノ

ずば抜けた嗅覚と味覚をもつネズミのレミーは、仲間のエサの毒見役をしている。ある日、人間のキッチンに潜入したレミーは住人に見つかってしまい、混乱の中、仲間とはぐれてしまう。一匹となったレミーは憧れのグストーシェフのゴーストに導かれ、彼のレストランにたどりつくが・・・。

子供向けにはうってつけの映画。何にも取り得のない見習いシェフのリングニイと、料理の天才ネズミのレミーとの関係はさながらドラえもんとのび太の関係を思い出させた。ネズミのスピード感ある映像と、リアル感ある料理映像はさすがにCG技術の高さを証明していた。ただCGアニメだからこそまだ許せるが、料理(=清潔であるべきもの)とネズミ(不潔で汚いもの)が同居する厨房の映像は分かっていても違和感があった。ストーリー的にはありきたりではあるが、ツボを踏んだ纏まりのある構成になっている。

劇場公開日 2007年7月28日



>>レミーのおいしいレストランの続きを読む

  1. 洋画-れ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-07-16

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで

★★★
レボリューショナリー・ロード
鑑賞No:01718
原題:Revolutionary Road
製作:2008年/アメリカ/119分
監督:サム・メンデス
出演:レオナルド・ディカプリオ/ケイト・ウィンスレット

1950年代のアメリカ、コネチカット州。フランクとエイプリルの夫婦は2人の子供にも恵まれ、はた目には幸福な理想のカップルに映っていた。しかし、互いに家庭のために夢を犠牲にしたと感じており、次第に二人の間に亀裂が生まれてくる。そんな時、それぞれの夢を実現するため、エイプリルはパリで暮らすことを提案する・・・・。

現実の豊かで幸せな生活を捨ててまでも夢に向ってチャレンジする映画?と勝手に思いながら観ていたら、大きな勘違いだった。というのも、そもそもストーリーはあまり知らないまま、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットの、いわゆる「タイタニック」コンビの共演ということだけで観たため、先述のような思い込みになった次第。映画自体はラストに向うほど夫婦の絆が崩れ、夫婦仲は悪化していく。そしてあまりにも重くつらいラストを迎えてしまう・・・・。しょせん男と女はなかなか分かり合えないものなのかもしれないが、レオちゃんの気持ちはやはり男である私には分かるような気がするものの、ケイト・ウィンスレット演じるエイプリルの方は理解しがたい。これはロマンチストな面と現実的な面の、男女の比重の違いなのかも知れない。男性と女性では感じ方が大きく異なる映画なのかもしれません。ちなみに「タイタニック」でレオちゃんに何かと親切だった貴婦人“不沈のモリー・ブラウン”を演じたキャシー・ベイツも出演しています。

劇場公開日 2009年1月24日



(キャスト一覧)
レオナルド・ディカプリオ(フランク・ウィーラー)
ケイト・ウィンスレット(エイプリル・ウィーラー)
キャスリン・ハーン(ミリー・キャンベル)
マイケル・シャノン(ジョン・ギヴィングス)
デビッド・ハーバー(シェップ・キャンベル)
キャシー・ベイツ(ヘレン・ギヴィングス夫人)


  1. 洋画-れ

2016-06-30

レオン

★★★★+
レオン
鑑賞No:00435
原題:Leon The Professional
製作:1994年/フランス、アメリカ/110分
監督:リュック・ベッソン
出演:ジャン・レノ/ナタリー・ポートマン

レオンは完璧に仕事を遂行する一流の殺し屋。ある日、彼のアパートの隣の部屋が急襲され、そこに住んでいた一家が虐殺される。たまたま買い物に出かけていて難を逃れたマチルダは、事件を知って隣に住むレオンに助けを求めてくる。そしてレオンが殺し屋と知ったマチルダは家族の復讐のため、自分も殺し屋になりたいとレオンに懇願する・・・・。

ニューヨークを舞台に、一流の殺し屋レオンと12歳の少女マチルダの純愛と戦いを描く。リュック・ベッソン監督作は色々あるが、やはりこの映画が最高傑作ではないだろうか。キャストもよく、最近はあまりかっこいいとは思わなくなってきたジャン・レノがこのときはレオン役をかっこよく演じているし、ゲイリー・オールドマンの怪演も素晴らしい。そして何よりもこの映画がデビュー作とは思えない名演ぶりをみせているナタリー・ポートマンが可愛い。殺し屋と少女という普通では全く相容れない2人が、隣同士という縁だけだがお互い「孤独」という共通項で次第に深い絆(年の差はあるが恋愛に近い愛情)で結ばれていく。そして復讐という目的遂行のためにマチルダは生きがいを求め、レオンに殺し屋としてのテクニックを教授されていくが、その間はある意味、ひとときの幸せな時間だったように思う。それだけにこの時間が永遠に続けば・・・・と秘かな思いが募ったが、その分、ラストはとても切ない気持ちになってしまった。

劇場公開日 1995年3月25日



(キャスト一覧)
ジャン・レノ(レオン)
ナタリー・ポートマン(マチルダ)
ゲイリー・オールドマン(ノーマン・スタンフィールド)
ダニー・アイエロ(トニー)


  1. 洋画-れ

2016-04-24

レヴェナント:蘇えりし者

★★★★+
レヴェナント_蘇えりし者
鑑賞No:02784
原題:The Revenant
製作:2015年/アメリカ/157分
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:レオナルド・ディカプリオ/トム・ハーディ

狩猟中に熊に襲われ、瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス。狩猟チームメンバーのジョン・フィッツジェラルドは、そんなグラスを足手まといだと置き去りにし、反抗したグラスの息子も殺してしまう。グラスは、フィッツジェラルドへの復讐心だけを糧に、厳しい大自然の中を生き延びていくが・・・・。

久々に骨太のドラマを観たような感じ。クマに襲われ、瀕死の重傷を負ってからはほとんどセリフもないレオナルド・ディカプリオ演じるグラスだが、セリフがない分、身体のみで演じるディカプリオの圧巻の演技は、5度目の正直で受賞したアカデミー賞主演男優賞も納得の演技だった。そして身の毛もよだつシーンが、そのクマとグラスの格闘シーン。CGとは分かっていても、そのリアルなクマの映像に恐怖は最高潮。映画とは分かっていても本当にクマに襲われているのではと錯覚するほど。そしてその後も、これでもかこれでもかとグラスを襲う危機・試練。それを間一髪で切り抜け、逃げ延びていく生への執着心と殺された息子の復讐心には身も震える。ともかく緊張の連続の作品で見ごたえも十分、もはやレオ様と呼ばれてチヤホヤされていたころとは全く異なり、極寒の川に入り、生肉を食らい、動物の死体の中で眠るなどの過酷極まるシーンと鬼気迫る演技には拍手を贈りたい。ちなみに、ディカプリオが演じたニュー・グラスは実在の人物で、彼の体験がベースの作品である。

劇場公開日 2016年4月22日



(キャスト一覧)
レオナルド・ディカプリオ(ヒュー・グラス)
トム・ハーディ(ジョン・フィッツジェラルド)
ドーナル・グリーソン(アンドリュー・ヘンリー)
ウィル・ポールター(ジム・ブリジャー)
フォレスト・グッドラック(ホーク)
ポール・アンダーソン(アンダーソン)
クリストッフェル・ヨーネル(マーフィー)
ジョシュア・バージ(スタッピー・ビル)
ルーカス・ハース(ジョーンズ)
ブレンダン・フレッチャー(フライマン)
デュアン・ハワード(エルク・ドッグ)
アーサー・レッドクラウド(ハイカック)
グレイス・ドーブ(ヒュー・グラスの妻)


  1. 洋画-れ

2016-03-12

恋愛小説家

★★★
恋愛小説家
鑑賞No:00806
原題:As Good As It Gets
製作:1997年/アメリカ/138分
監督:ジェームズ・L・ブルックス
出演:ジャック・ニコルソン/ヘレン・ハント

マンハッタン。メルヴィン・ユドールは人気恋愛小説家だが、実生活の彼は中年を過ぎていまだ独身の、潔癖症で毒舌家の嫌われ者の変人だった。そんな彼だが、ある日隣人でゲイの画家サイモンの愛犬ヴァーデルをあずかる羽目に。街で拾ったモデルのヴィンセントの仲間がサイモンの部屋を荒らして、彼に重傷を負わせたためだった・・・・。

ジャック・ニコルソンというと、「カッコーの巣の上で」「シャイニング」「バットマン」でのジョーカー役など、精神的に問題のある人物を演じさせたらピカ一の俳優である。そんな映画と対極にあるともいえるラブストーリーには不向きなように思えるが、そこは貫録というか手慣れた演技で自身3度目となるアカデミー賞受賞という快挙をこの作品で達成している。ただ、ラブストーリーではあるが、異常に潔癖症の小説家という、癖のある嫌な中年男という設定はやはり普通ではなく、どこかいつもと通じるところはある。

劇場公開日 1998年4月11日



(キャスト一覧)
ジャック・ニコルソン(Melvin Udall)
ヘレン・ハント(Carol Connelly)
グレッグ・キニア(Simon Bishop)
キューバ・グッディング・Jr.(Frank Sachs)
スキート・ウールリッチ(Vincent)
シャーリー・ナイト(Beverly)
ジル(Verdell)
ジェシー・ジェームズ(Spencer Stone)
ハロルド・ライミス(Dr. Betts)


  1. 洋画-れ

2015-06-14

レイダース/失われたアーク《聖櫃》

★★★★+
レイダース
鑑賞No:00256
原題:Raiders of the Lost Ark
製作:1981年/アメリカ/115分
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ハリソン・フォード/カレン・アレン

ナチス・ドイツのヒトラーは、持つことによって多大な力を発揮するといわれている伝説の聖櫃(アーク)の行方を追っていた。アメリカ政府はこれを阻止すべく、考古学の教授インディアナ・ジョーンズ博士にアーク発掘の任務を要請する。要請をうけたインディは早速エジプトに渡り、発掘調査に入るが・・・。

第2次世界大戦勃発前の1936年を舞台にした、伝説の聖櫃をめぐる冒険活劇。この映画、初めて観たときには、テンポのいいストーリー展開と、連続して訪れるハラハラドキドキ感に拍手喝采でした。本作からすでに20数余年経ち、同類の映画も多々作られ、またCG技術も驚異的に発達したため、改めて観ると見劣りする部分もあるが、全体的に文句なく楽しめる娯楽作としては今なお、存在感のある作品。

劇場公開日 1981年12月5日


  1. 洋画-れ

2015-02-28

レディ・イン・ザ・ウォーター

★★★
レディ・イン・ザ・ウォーター
鑑賞No:01341
製作:2006年/アメリカ/110分
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ポール・ジアマッティ/ブライス・ダラス・ハワード

アパートの管理人クリーブランドは、夜中のプールで凶暴な獣に傷つけられた水の精を発見する。自分のことを「ナーフ」と告げられた彼は、住人の韓国人親子からナーフに関するおとぎ話を聞き、水の精ストーリーをブルーワールドに戻すため、アパートの住人の中から協力者を探し始める。しかしそれを阻止しようとする凶暴な獣スクラントが再び・・・。

M・ナイト・シャマラン監督が描くファンタジー映画。ストーリーは至って単純。シャラマンお得意の大どんでん返しもなし。物語の核はおとぎ話だが、悲しい過去を引きづりながら悶々とアパートの管理人として雑用仕事に明け暮れている中年男が、わずかな時間ではあるが目的・使命感を感じてその役目を命がけで果たそうとする物語とも思えた。


  1. 洋画-れ

2015-02-19

レイジング・ブル

★★★
レイジング・ブル
鑑賞No:01562
製作:1980年/アメリカ/129分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ/キャシー・モリアーティ

1941年、黒人ボクサーのリーブスと対戦したジェイク・ラモッタは優勢のまま最終ラウンドまでもつれ込むものの判定で負ける。八百長との罵声が飛ぶ中、自宅に戻ったジェイクは荒れに荒れ、妻やセコンドの弟にも当り散らす。そんな夫婦関係がうまくいかない中、ジェイクは偶然出会ったブロンドの美女ビッキーと恋に落ちてしまう・・・。

実在したミドル級のボクサー、ジェイク・ラモッタの栄光と挫折を描く。主演のロバート・デ・ニーロはこの映画でアカデミー主演男優賞を獲得している。実在のボクサーの自伝を基に作られた映画であり、事実に基づいてストーリーも展開していくため、ボクシング映画として十分楽しめる。しかし本作は単なるボクシング映画ではない。ボクシングで栄光を掴むが、その一方で強い猜疑心から妻や弟を失っていったり、思わぬ事件で刑務所に入れられるなど、栄光と挫折を共に味わう男の半生を克明に描いている。ボクサー特有ともいえるギラギラした闘争心が、本業のボクシングだけでなく、別のことにも自分では制御できないエネルギーとなって結局破滅へと導いていったが如く感じられる映画となった。それだけに元世界チャンピオンとは思えない引退後には空しさがあった。


  1. 洋画-れ

2013-10-02

レディ・キラーズ

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01278
製作:2004年/アメリカ/104分
監督:ジョエル&イーサン・コーエン
出演:トム・ハンクス/イルマ・P・ホール


ミシシッピ州に住む敬虔なクリスチャンであるマンソン夫人のもとに、部屋を借りたいと申し出てきた男がいた。彼は身なりのよい紳士で、音楽仲間と音楽の練習をしたいとのことだった。まんまと部屋を借りた彼だったが、実は彼は教授と呼ばれる完全犯罪のプロで、借りた部屋から船上カジノの金庫室までトンネルを掘り、現金を強奪する目的があった・・・・。


1955年製作のイギリス映画「マダムと泥棒」のリメイク。最近では珍しいトム・ハンクスのコメディ映画。だが、彼が昔演じていたようなおバカなコメディとは少し違い、ブラックなコメディの感が強い作品だった。ストーリーは単純だが、逆にあっさりしすぎていて、主人公たちの主目的である現金強奪はものの見事に成功してしまう。そして実はこの映画は現金強盗そのものではなく、その事実を知ったマンソン夫人と教授たちの命を懸けたやり取りがメインであることに観ていて気付く。チョット抜けた強盗団と夫人のやり取りは笑いは誘うが大爆笑とまでは行かず、あっさりしていて先の読めるストーリー展開といい、少し物足らなさを感じるコーエン兄弟作品。

  1. 洋画-れ

2013-08-28

レッド・サン

★★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:00259
製作:1971年/フランス/115分
監督:テレンス・ヤング
出演:三船敏郎/チャールズ・ブロンソン/アラン・ドロン


黒田重兵衛は日米修好のためアメリカにやってきた日本大使の随行として、大統領への献上品の宝刀を警護していた。ところが列車でアメリカ西部に向う途中、リンクとゴーシュの率いる強盗団に襲われ、ゴーシュに宝刀は奪われてしまう。さらにゴーシュはリンクもろとも列車を爆破してしまい、リンクは負傷する。大使は重兵衛に宝刀奪還を命じ、負傷したリンクの傷が癒えると彼を案内役として重兵衛はゴーシュの追跡を始めるが・・・・。


何と言っても日・米・仏の大スターが共演したというのがこの映画のすごいところ。だからそれだけでも一見の価値があり、あとはどうでもいいのかもしれません。それぐらいこの共演は凄いことであり、映画そのものはつっこみどころの多いハチャメチャな部分は否めません。それもそのはず、西部劇に武士が出てくるのですから。全体的にはロードムービーのような体をなしていて、三船敏郎とチャールズ・ブロンソンがアランドロンを捕まえるために旅をするというのが中心ですが、大物3人の映画にもかかわらず、笑える箇所も多く、エンターテイメントに徹した作品でもあります。

  1. 洋画-れ

2013-07-16

レスラー

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01871
製作:2008年/アメリカ/109分
監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ミッキー・ローク/マリサ・トメイ


かつては人気を極めたものの今は落ち目となって、興行のお呼びがかかればどこでも出向くレスラー、ランディ。歳を取っても観客の求める過激なファイトにこたえていた。しかしある日、ステロイドの副作用のために心臓発作を起こし、医者から引退を勧告されてしまう。馴染みのストリッパー、キャシディに打ち明け、長く会っていない娘にも連絡にいくが・・・。


「ナインハーフ」の頃のイメージとは全くかけ離れたミッキー・ロークだが、過去の栄光だけが頼りの年老いた中年レスラーの悲哀が良く描かれている。主役としてはニコラス・ケイジとの話もあったらしいが、ニコラス・ケイジだとちょっと違ったイメージの映画になっていたように思う。ただこれだけの哀愁漂うレスラーはやはり今のミッキー・ロークしか出せないのでは?それぐらい彼の人生を地で行く内容で、まさに彼のための映画といえる。死を覚悟しながら、自分の唯一の存在場所であるリングに上って戦うラストは胸を衝くシーンである。





  1. 洋画-れ

2013-01-27

レ・ミゼラブル

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02334
製作:2012年/イギリス/158分
監督:トム・フーパー
出演:ヒュー・ジャックマン/ラッセル・クロウ


妹の子供のためにパンを盗んだ罪で19年の服役後、仮釈放となったジャン・バルジャン。彼は宿を借りた司教の家の銀器を盗むが、司教はバルジャンを許し、バルジャンは実も心も生まれ変わることを決意する。そして8年後、彼は実業家として成功し市長にまでなっていた。やがて運命的な出会いを果たした女性ファンテーヌから愛娘コゼットを託されたバルジャンは、執念深いジャベール警部の追跡を逃れ、パリへ逃げるが・・・・。


見ごたえのある大作だったが、如何せん、158分という長尺でなおかつミュージカル映画なので、途中何度も睡魔に襲われた。(ミュージカル映画なので仕方ないが、セリフのほとんどがこれでもかといわんばかりの歌仕立てなのには少々うんざりはした) ただストーリーはしっかりしているので、観終わった後の充実感は十分ある。また出演者の演技や歌もなかなか良かったが、中でもこれまでのイメージとは一変した熱演をしていたファンテーヌ役のアン・ハサウェイの演技は光った。

  1. 洋画-れ

2012-05-14

RED レッド

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02110
製作:2010年/アメリカ/111分
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ブルース・ウィリス/モーガン・フリーマン


かつてCIAエージェントだったフランクは、今は田舎町で一人ひっそりと暮らしており、役所に勤めるOLのサラと電話でおしゃべりするのを唯一の楽しみとしていた。そんなある夜、フランクは家の中に侵入してきた3人の不審者を倒し、さらに外にいた敵も倒して逃げ去った。向うところはサラのところ。フランクは自分を暗殺しようとした敵は、サラとの電話も盗聴しており、サラも狙われると考えたからだった・・・。


ブルース・ウィルス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチといった、日本で言うとすでに定年を過ぎた年齢のおじさんというか、若いおじいさんというべきか、ともかく老年世代の元CIAがともかく頑張っちゃう映画。ストーリーは単純で分かりやすいが、往年のスターを集めた割には少々安っぽい内容。やり手の元CIAとはいえ、現役のふがいなさは情けなく、高齢化社会における現代の世相をも映し出した感のある作品。

  1. 洋画-れ