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2019-10-18

天国から来たチャンピオン

★★★+(3.5)
w天国から来たチャンピオン
鑑賞No:00151
原題:Heaven Can Wait
製作:1978年/アメリカ/101分
監督:ウォーレン・ビーティ/バック・ヘンリー
出演:ウォーレン・ビーティ/ジュリー・クリスティ

ロサンゼルス・ラムズのクウォーター・バックのジョーは、ひざの傷も直り、次の日曜日の試合に出場することが決まっていた。だが、翌日、自転車事故に遭ってしまい、気がつくと雲の中で、天使につきそわれて天国への道を歩んでいた。ところが天使長が調べたところによると、ジョーには、まだ50年もの寿命が残っていて・・・・。

ウォーレン・ビーティが製作・監督・脚本・主演の4役をこなした作品。天使の手違いで事故死したジョーは下界に戻してもらうことになるが、すでに戻れる死体は火葬されていた。やむを得ず妻に殺されかけている大富豪の体に乗り移ることに・・・。荒削りで、ツッコミどころ満載ながら面白い設定で十分楽しめる。邦画の「椿山課長の七日間」はこの映画を彷彿させる内容。この映画も実はリメイクで、オリジナルは1941年の「幽霊紐育を歩く」。

劇場公開日 1979年1月20日




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2019-10-17

テン

★★★(3.0)
wテン
鑑賞No:00150
原題:10
製作:1979年/アメリカ/122分
監督:ブレイク・エドワーズ
出演:ダドリー・ムーア/ジュリー・アンドリュース

ジョージは町へ出るといつも、若い女の胸のふくらみやお尻のでっぱりに絶えまない視線を走らせていた。そして上から下までじっくりと観察した後、採点をする。彼の採点は辛口だった。あのミロのヴィーナスでさえも彼に言わせれば、かろうじて7点。そんな彼がある日、信号待ちの交差点でなんと10点満点の美女に出会ってしまう。興奮した彼は、彼女の跡をつけるが・・・・。

今なら完全にストーカーと言える中年おやじが主役のラブ・コメディ映画。半分犯罪者のような行為も、主役のダドリー・ムーアの子供じみた無邪気さについ笑みがこぼれる。その可笑しさは子供にも見せたいが、残念ながら露出シーンが満載でふさわしくない、大人の映画でもある。10点満点をつけられた美女は確かに美女ではあるが、10点満点と言う完全無欠な美女とは言い難い感じがイマイチ消化不良だった作品。

劇場公開日 1980年3月1日



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2019-10-16

テルマ&ルイーズ

★★★★(4.0)
wテルマルイーズ
鑑賞No:00149
原題:Thelma & Louise
製作:1991年/アメリカ/128分
監督:リドリー・スコット
出演:スーザン・サランドン/ジーナ・デイヴィス

専業主婦のテルマと、ウェイトレスとして独身生活をエンジョイしていたルイーズの2人は、退屈な日常に別れを告げて週末のドライブに出かける。その途中のドライブインで知り合った男にテルマがレイプされそうになり、ルイーズは男を射殺してしまう。困惑したルイーズは恋人に、テルマは夫に助けを求めるも埒が明かず、2人はメキシコに逃亡することに・・・・。

2人の女性のちょっとした現実からの逃避行が、結局人生の逃避行に変わっていくという内容。天国から一気に地獄に落とされるような展開だが、観ていてそれほど重く深刻には感じさせない2人のノリというか、全体的な軽いタッチがこの映画を痛快なロードムービーにしている。それにしても女性とは、窮地に立つとこれほどまでに強く大胆になるものかと感心させられる。これは映画だけではなく、いざとなったら肝が据わっているのは女性でしょうね。ちなみに、この2人にひょんなことから知り合う若者を、まだ売れていなかったブラッド・ピッドが演じているのも見もの。

劇場公開日 1991年10月19日



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2019-10-15

ティファニーで朝食を

★★★+(3.5)
wティファニーで朝食を
鑑賞No:00148
原題:Breakfast at Tiffany's
製作:1961年/アメリカ/114分
監督:ブレイク・エドワーズ
出演:オードリー・ヘプバーン/ジョージ・ペパード

猫とふたり暮らしのホリーの住むアパートに若手小説家ポールが引っ越してくる。ポールはホリーと知り合うと、次第に純真なホリーに興味をおぼえ、心惹かれていく・・・。

映画「カポーティ」で有名になったトルーマン・カポーティ原作の映画化。自由奔放に生きる女性を演じたヘプバーンもいいが、何よりもこの映画の醸し出す雰囲気と、挿入歌「ムーン・リバー」がうまくマッチングしており、印象深い作品になっている。なお同じアパートに住む日本人も登場するが、外人が日本人をイメージする典型的な容姿で出演していたのがちょっと不愉快だった。なお、この映画当時、ニューヨーク5番街にあったティファニーは宝石店で、実際には食堂は存在していない。原作者のトルーマン・カポーティは、この映画の試写を見終わったとき、自分の書いた原作とあまりにも違っていたため、椅子から転げ落ちたとの逸話がある。

劇場公開日 1961年11月4日



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2019-10-12

ディック・トレイシー

★★+(2.5)
wディック・トレイシー
鑑賞No:00147
原題:Dick Trac7
製作:1990年/アメリカ/105分
監督:ウォーレン・ベイティ
出演:ウォーレン・ベイティ/チャーリー・コースモ

1930年代の架空の都市が舞台。伝説的ヒーロー、ディック・トレイシーは日夜正義のために戦って
いたが、彼の前に街のボス ビッグ・ボーイ・キャプリスが立ちはだかっていた・・・。

米国の人気コミックの映画化。ウォーレン・ベイティが製作・監督・主演を兼ねた。アル・パチーノ、ダスティン・ホフマン、マドンナ、ジェームズ・カーン、キャシー・ベイツなどのビッグスターが大挙して出演したことでも有名。ただ内容的にはこれほどのスターーが出演するほどの内容ではなかった。原色を多用していて、実写にしてはアニメの雰囲気にかなり近かった。

劇場公開日 1990年12月14日



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2019-10-09

デイズ・オブ・サンダー

★★(2.0)
wデイズ・オブ・サンダー
鑑賞No:00146
原題:Days of Thunder
製作:1990年/アメリカ/108分
監督:トニー・スコット
出演:トム・クルーズ/ニコール・キッドマン

レーシングチームのオーナーに見出され、かつての名レーサー・ハリーのチームに入ったドライバーのコール。彼は勝利を重ねていくが、ある日大きな事故を起こして病院に運ばれ、そこで美人女医のクレアと出会う・・・。

ストックカー・レースに生きる若者の姿を通して夢や友情、青春を描く青春アクション。ありきたりなストーリーだし、ラストもお決まりのようなハッピーエンドのため、何かを期待して観るとがっかりする。良かったのは迫力あるレースシーンのみというところ。トム・クルーズとニコール・キッドマンが結婚するきっかけとなった映画らしい。

劇場公開日 1990年6月29日



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2019-10-08

ティーン・ウルフ

★★★(3.0)
wティーン・ウルフ
鑑賞No:00145
原題:Teen Wolf
製作:1985年/アメリカ/108分
監督:ロッド・ダニエル
出演:マイケル・J・フォックス/ジェームズ・ハンプトン

バスケット・ボールに熱中するごく普通の高校生スコット・ハワードは、恋にも夢中でパメラに片想いしていた。そんなある日、ふとしたことから自分の意志と関係なく体中に毛が生え、手の爪が異様に伸び、なんと狼男に変身してしまう。実は彼の家族は狼の血筋で、興奮や怒り、緊張感が達すると変身する体質だと知るスコット。すると、バスケの試合中でも狼男に変身するようになったスコットは、意外にも学校の人気者となり、パメラも射止めるなど良いこと尽くめ。しかし、調子に乗ってしまった彼は次第に周りを遠ざけていくハメに。変身することに戸惑い始め、この異質な自らの境遇に悩むスコットだが・・・・。

映画の内容としては何ということもない作品だが、主演のマイケル・J・フォックスを一躍スターダムに押し上げた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と同じ製作年であり、「BTTF」の大ヒットを受けての公開になったため、それなりにヒットしたようだ。CGが映画で本格的に使われたのは1982年の「トロン」からと言われているが、実際に注目を浴び、飛躍的に進歩し始めるのは1990年代以降で、まだ1980年代にCGが使用されるのは限定的だった。それゆえ、本作のように狼男に変身するといったCG向きのシーンがあるが、今観ると、なるべく変身シーンは見せないよう工夫して作っているように感じた。

劇場公開日 1986年3月8日




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2019-10-07

ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間

★★★(3.0)
wツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間
鑑賞No:00144
原題:Twin Peaks: Fire Walk with Me
製作:1992年/アメリカ/135分
監督:デビッド・リンチ
出演:シェリル・リー/レイ・ワイズ

アメリカの山間部の小さな町ツイン・ピークスで、テレサ・バンクスという少女の死体が発見される。 FBIからデズモンド捜査官が派遣されるが、捜査中に失踪してしまい、さらに行方不明だったジェフリーズ捜査官が現れるが、謎の警告を発して彼も消えてしまう。 事件から1年後、ツインピークスの高校ではローラ・パーマーの美しさが人気を集めていた。 ところが彼女は何故か不安に怯え、逃避するようにドラッグやセックスに溺れる日々を過ごしていた。 そんなある日、ついに事件が起きる。 ローラの友人ロネット・ポラスキーが山林で保護され、そしてローラ・パーマーは変死体で発見される・・・・・。

ドラマ版「ツイン・ピークス」の人気が沸騰していたころ、ドラマを見る時間がなかったため、映画版を見ればその面白さが味わえるだろうと思って映画版を観た。映画版はドラマ版の前日弾を描いているため、ドラマ版を観ていなくても十分楽しめるとのことだったが、実際に観るとデビッド・リンチ監督のいつもの不可思議なリンチ・ワールドに入り込み、イマイチ分かりにくい内容で、ドラマ版の人気が伝わってこなかった。

劇場公開日 1992年5月16日



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2019-10-06

ツインズ

★★★(3.0)
wツインズ
鑑賞No:00143
原題:Twins
製作:1988年/アメリカ/107分
監督:アイヴァン・ライトマン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/ダニー・デヴィート

6人の優秀な男性の精液を混ぜ合わせ、美しく才能のある女性に提供して理想の赤ちゃんを産んでもらうという試みがなされるが、産まれてきたのは双子だった。二人は環境もまったく異なるところで成長するが、小さくて冴えない兄と、すべてにおいて優れた弟となっていた。この二人が35歳になって再び出会うことに・・・・。

アーノルド・シュワルツェネッガーがコメディに挑んだ意欲作。シュワちゃんの演技の評価は難しいところがあるものの、今までのイメージとは違った横顔が見れる映画ではあった。設定は突拍子もないものだが、ストーリー的にはありきたりで印象に残りにくく、印象に残るのはシュワちゃんとダニー・デヴィートのでこぼこコンビというイメージだけ。ただ、コメディ初挑戦のシュワちゃんに対して、ダニー・デヴィートの貫禄ある演技で盛り上げていたように思う。気軽に観れるライト・コメディといったところですか。

劇場公開日 1989年8月5日



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2019-10-05

チャイニーズ・ゴースト・ストーリー

★★+(2.5)
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鑑賞No:00142
原題:A Chinese Ghost Story
製作:1987年/香港/93分
監督:チン・シウトン
出演:レスリー・チャン/ジョイ・ウォン

自らの道を極めるべく旅を続ける青年ニンは、その途中、古ぼけた寺で夜を過ごしていると一人の妖艶な美女と出会い瞬く間に恋に落ちる。が、その背後には彼女を利用して人間を襲う妖怪の一味が控えており、その脅威はニンにも襲いかかる・・・・。

幽霊が出る話ではあるが、ホラー映画ではなく、人間と幽霊が愛し合うコメディ・ラブストーリーといった感じの作品。幽霊役を演じたのは台湾出身女優のジョイ・ウォンだが、幽霊とは言っても四谷怪談で出てくるお岩さんのような幽霊ではなく、ジョイ・ウォンの美貌を如何なく発揮した美人幽霊で世の男性諸君を魅了した。ややコメディ調の作品ではあるが、ラストはせつない。

劇場公開日 1989年1月14日



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2019-10-04

タワーリング・インフェルノ

★★★★★(5.0)
wタワーリング・インフェルノ
鑑賞No:00141
原題:The Towering Inferno
製作:1974年/アメリカ/165分
監督:ジョン・ギラーミン
出演:スティーブ・マックィーン/ポール・ニューマン

サンフランシスコに138階建ての超高層ビルが完成。その落成パーティの最中に、81階から出火し、ビルは大パニックになる。ビルの設計者や消防隊長らはビルに残された人たちを救出すべく、思い切った作戦に打って出る・・・。

1970年代のパニック映画の代表作。CG技術の発達で最近は迫力あるシーンが容易に制作できるため、今観るとさほどではないが、やはり当時の映画としてはとても迫力のあった映画と思われる。本作は子供の頃もっぱらTV放映で観ていたが、子供ながら興奮して観ていた記憶がある。超高層ビルと手抜き工事という組み合わせで起こる大惨事という、パニックものとしては非常に現実性のある設定なので、単なる映画と捉えず、改めて関係者には一つの警鐘として捉えて欲しい映画。

劇場公開日 1975年6月28日



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2019-10-03

ダリル (D.A.R.Y.L.)

★★★+(3.5)
wダリル (DARYL)
鑑賞No:00140
原題:D.A.R.Y.L.
製作:1985年/アメリカ/99分
監督:サイモン・ウィンサー
出演:バレット・オリヴァー/メアリー・ベス・ハート

自分の名前しか覚えていない少年ダリルが山中で発見され、児童保護センターで保護される。やがて子供のいないアンディ&ジョイス夫婦のもとに里子に出され、彼は勉強でもスポーツでもスーパー少年ぶりを発揮する。そんなある日、ダリルの本当の両親と名乗る男女がやって来てダリルを連れて帰っていく。しかしアンディ夫婦たちが後をつけてみると・・・・。

人間と見分けがつかない少年型ロボットといえばまずスピルバーグ監督の「A.I.」(2001年)が思い浮かぶが、「A.I.」よりも16年も先駆けてこの「ダリル」が存在する。「ダリル」は「A.I.」のような悲しい物語ではないが、人間として目覚めていくダリルに対し、研究対象としてしか見ていない軍によって抹殺されそうになるのはよく似たシチュエーション。ただ、心ある人間によってハッピーエンドへと話が進んでいくところは救われた気持ちになる。派手さはないが、ハートフルな作品。

劇場公開日 1986年2月22日



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2019-10-02

タッカー

★★★★(4.0)
wタッカー
鑑賞No:00139
原題:Tucker
製作:1988年/アメリカ/111分
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:ジェフ・ブリッジス/ジョアン・アレン

第2次世界大戦が終結して、アメリカが新しい時代を迎えようとしている中、デトロイト郊外の小さな街に住むタッカーは、自分の夢であった新しい自動車を作る決心をする。そして友人の協力も得ながら、ついに夢の車を作り上げ、世間からも注目を浴びる。しかしこれを快く思わない自動車産業のビッグ3や保守的な政財界は、次々とタッカーを攻撃してきた・・・・。

この映画も実在した自動車「タッカー・トーペット」とその開発者プレストン・トマス・タッカーの実話が基になっている。夢の車「タッカー・トーペード」は結局50台しか生産されなかったが、そのうち映画製作当時47台が現存しており、映画に使用されたというから驚きである。物語は、夢と信念を持った男タッカーが、敵対者からのあらゆる非難や攻撃、妨害に屈せず、全ての疑惑も晴らし、裁判で無罪を勝ち取る話で、そういう点では感動ものではあるが、事業としては成り立たない現実を見せられ、どこか釈然としない気持ちは残る。米自動車ビッグ3の経営危機時、理解できない経営層の豪奢振りを見るにつけ、タッカーのような人材が潰され、自動車業界で繁栄しなかったことが残念です。

劇場公開日 1988年10月29日



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2019-10-01

タクシードライバー

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00138
原題:Taxi Driver
製作:1976年/アメリカ/114分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ/シビル・シェパード

鬱屈した生活を送るタクシー運転手トラヴィスは、ある日大統領候補の選挙事務所で働くベッツィと親しくなる。しかし、デートで彼女を怒らせ絶交されたトラヴィスはやがて闇ルートから拳銃を手に入れ、自己鍛錬しながらある計画を思いつく・・・。

ニューヨークでタクシー運転手をしているベトナム帰還兵が、自分の存在を世間に認めさせるために起こす行動を描く。今でこそ普通のオジサンになってしまった感のあるロバート・デ・ニーロだが、初めて出会った「ゴッド・ファーザーPART2」の若きドン・コルレオーネで渋い演技を彷彿させながら狂気にみちた男をクールに熱演している。デ・ニーロ演じるトラヴィスが鏡に向って「俺に用か?」と呟き拳銃を向けるシーンは背筋に寒さを感じるシーンである。なお、この映画で子役として若き日のジョディ・フォスター(当時13歳)を見ることができる。ちなみに1981年3月30日に起こったレーガン大統領暗殺未遂事件は、この映画の影響と言われている。事件の犯人であるジョン・ヒンクリーは何度も「タクシードライバー」を観て、その中で売春婦を演じたジョディ・フォスターに偏執的な愛情を抱いている。事件直前にもフォスター宛に手紙を書いているが、手紙の中で事件の動機を「フォスターの気を惹くため」としている。

劇場公開日 1976年9月18日



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2019-09-30

太陽がいっぱい

★★★★★(5.0)
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鑑賞No:00137
原題:Plein soleil
製作:1960年/フランス、イタリア/118分
監督:ルネ・クレマン
出演:アラン・ドロン/マリー・ラフォレ

貧乏なアメリカ青年トムは、友人であり金持ちの放蕩息子であるフィリップを連れ戻して欲しいと彼の父親から頼まれる。そのためナポリにやってきたトムは、そこで女遊びに明け暮れるフィリップを見て憎悪に駆られ、彼を殺し、彼になりすますことにする・・・。

イギリスの女流作家パトリシア・ハイスミスの小説「才人リプレイ君」を映画化したサスペンス。個人的にはアラン・ドロンの映画の中では「ボルサリーノ」と並ぶ傑作。貧乏な青年が嫉妬から起こした完全犯罪、そして成功したかに見えたこの計画が最後に崩れていく様子、ラストの真っ青な海と耀く太陽、そしてその中で浮かぶドロンの陰影ある姿が非常に切なく、印象的。本作は1999年にマット・デイモン、ジュード・ロウでリメイクされているが、まずはこちらを観て頂きたい。

劇場公開日 1960年6月11日



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2019-09-29

ダイ・ハード2

★★★★+(4.5)
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鑑賞No:00136
原題:Die Hard 2
製作:1990年/アメリカ/124分
監督:レニー・ハーリン
出演:ブルース・ウィリス/ボニー・ベデリア

ナカトミ・ビル事件から1年後のクリスマス・イヴ。ワシントン・ダレス空港に妻を迎えに来たマクレーンは空港内で不審者2名を見つける。荷物室で銃撃戦となり1名を射殺するが、その男はその後空港の管制機能を制圧するテロリストの一味だった・・・。

大人気シリーズの第2弾。1作目の高層ビルから場所を空港に移して繰り広げられる大バトル・アクション。ビルの内部という限られた中で追われながら戦うといった第1作での緊迫感は薄れた反面、空港という広い空間でアクションは「うそでしょー」ともいえる派手さが目立った。特にラストの飛行機爆破シーンにはあまりにも・・・との感はあるが、前作同様大いに楽しめる作品となっている。

劇場公開日 1990年9月21日



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2019-09-28

ダイ・ハード

★★★★★(5.0)
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鑑賞No:00135
原題:Die Hard
製作:1988年/アメリカ/131分
監督:ローレンス・ゴードン/ジョエル・シルバー
出演:ブルース・ウィリス/ボニー・ベデリア

クリスマス・イヴの夜、ロスにある超高層ビルがテロリストに占拠される。このビルにある会社で働いている妻を訪ねて来たニューヨークの刑事マクレーンは、事件に巻き込まれ、非常なテロリストと孤立無援の戦いを繰り広げることになる・・・。

ブルース・ウィリスを一躍トップスターにした大ヒット作。地上30階の閉鎖空間の中で繰り広げられるアクションは観るものを興奮の坩堝に追い込んだ。孤立無援ながら“絶対にくたばらばい(ダイ・ハード・マン)”無敵のヒーローでありながら、愚痴や泣き言を言いながら戦う姿は、ヒーロー然としていなくて好感が持てた。緊張感の続くストーリー展開の中で、マクレーンと無線で友情を交わす黒人巡査パウエルとのやりとりが一時のさわやかさをよく演出していた。

劇場公開日 1989年2月4日



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2019-09-27

大脱走

★★★★★(5.0)
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鑑賞No:00134
製作:1963年/アメリカ/165分
監督:ジョン・スタージェス
出演:スティーブ・マックィーン/ジェームズ・ガーナー

第二次世界大戦下、ドイツのルフト第3空軍捕虜収容所。脱出不可能と言われたこの捕虜収容所から、脱出を試みる連合軍の将兵、ヒルツ、ヘンドレー、シリルらがいた。彼らの計画した脱出計画を基に、前代未聞の、総勢250名にも及ぶ集団脱走が実行されたが・・・・。

ドイツの特別収容所から集団脱走を企てる連合軍捕虜たちの姿を実話に基づいて描いた作品。実際は多くの犠牲者が出るこの脱走劇を、暗いイメージではなく、むしろ爽快な感じがするほどの映画に仕上げている。オートバイをかっ飛ばしながら脱走するS・マックィーンはこの映画の代表的なシーン。他にもチャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、リチャード・アッテンボローなど往年のスターが多数出演している豪華な映画。

劇場公開日 1963年8月3日



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2019-09-26

大逆転

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00133
原題:Trading Places
製作:1983年/アメリカ/117分
監督:ジョン・ランディス
出演:ダン・エイクロイド/エディ・マーフィ

大富豪のいたづらで、上流階級の若者が一転犯罪者にされ無一文になる反面、ホームレスの黒人が一転お金持ちとなる。人格形成に必要なものは環境か素養かを試す賭けだったが、このたくらみを知った二人はこの大富豪への復讐を企む・・・。

まずは設定が面白く、ストーリーに引き込まれます。また役者もダン・エイクロイドとエディ・マーフィというコメディ映画の代表格が演じており、より面白くしています。最後のドンデン返しも痛快で最後まで楽しめる映画です。

劇場公開日 1983年12月17日



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2019-09-24

ターミネーター2

★★★★★(5.0)
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鑑賞No:00132
原題:Terminator 2: Judgmant Day
製作:1991年/アメリカ/137分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/リンダ・ハミルトン

未来の世界で人間の指導者となるジョンもすでに少年となっていたが、また新たなターミネーターが未来から送られてくる。1体はジョン抹殺の指令を受けた最新型のT-1000、もう1体はそのジョンを守るために送られた前作と同じタイプのT-800である。そしてジョンの命を賭けて、2体のターミネーターの攻防が始まる・・・。

前作から10年後の世界を描いた作品。前作とは比べ物にならないくらいの巨額の製作費を投じて作られた大作。特に液体金属でできている最新型ターミネーターを描いたSFXは驚異ものだった。「追われモノ」の恐怖感は継続されているものの、守る側に旧型とはいえターミネーターがついたことで多少緊張感は薄れた感はあった。その代わり、またに不死身といえるT-1000のしぶとさには舌を巻いた。比べ物ならないといえば、1作目とは打って変わって鍛え上げた筋肉美を見せつけたリンダ・ハミルトンのアクションもすごかった。

劇場公開日 1991年8月24日



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2019-09-22

ターミネーター

★★★★+(4.5)
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鑑賞No:00131
原題:The Terminator
製作:1984年/アメリカ/108分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/マイケル・ビーン

未来の機械社会で反逆を企てる人間のリーダーであるジョン・コナーの母サラを、過去に遡って抹殺するよう指令を受けたターミネーターが1984年の世界に送りこまれてきた。これを阻止するため、ジョンを敬愛するリースも現代にやってきて、ターミネーターからサラを守ろうとするが・・・。

アーノルド・シュワルツェネッガーを一躍スターにしたSFアクション映画。低予算で制作されたB級映画だったにも関わらず、圧倒的な支持を得た作品。ストーリーや設定も面白く、シュワちゃんのターミネーターもはまり役。「追われモノ」による恐怖感はスピルバーグ監督の「激突!」以来だった。T2でのSFX技術に驚愕させられたため、改めて見るとちゃっちぃ感じがするが、当時としては良くできたSFXシーンだった。続編のT2で製作費1億ドルをいう巨額を投じさせた本作はやはりスゴイといわざるを得ない。

劇場公開日 1985年5月25日



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2019-09-21

ターナー&フーチ/すてきな相棒

★★★(3.0)
wターナーフーチ
鑑賞No:00130
原題:Turner & Hooch
製作:1989年/アメリカ/99分
監督:ロジャー・スポティスウッド
出演:トム・ハンクス/メア・ウィニンガム

小さな港町の警察捜査官スコット・ターナーは、異常なまでに几帳面な男。そんな彼が事件の行きがかり上、ある犬を預かることになる。このフーチという名の犬、とてつもなくだらしなく、卑しく、行儀が悪い。この犬を預かったばかりに、彼の今までの平穏な生活は崩れてゆく・・・・。

まだトム・ハンクスがコメディ俳優という印象が強かった若かりし頃の作品。動物が登場する作品というのもヒット映画の一つの要素だが、本作に出てくる犬はカッコいいとかカワイイといった類の犬ではない。むしろ汚く、だらしなく、あまり近寄りたくない犬である。ただ、見た目は悪いが、どこか憎めない。そんなフーチという犬と、トム・ハンクス演じるターナーとの絶妙な(?)コンビは大いに笑いを誘う。

劇場公開日 1990年3月10日



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2019-09-20

ダーク・クリスタル

★★★(3.0)
wダーククリスタル
鑑賞No:00129
原題:The Dark Crystal
製作:1982年/イギリス/93分
監督:ジム・ヘンソン/フランク・オズ
声の出演:スティーヴン・ガーリック/リサ・マックスウェル

不思議な魔力で世界を支配する巨大な水晶「ダーククリスタル」が地震によって砕け、その力を失ってしまう。やがて世界の種族は邪悪なスケクシスと平和を愛するミスティクスに分かれ、スケクシスが世界を支配する。3つの太陽が重なる前にクリスタルの破片を見つけて元に戻さなければ、悪の支配は永遠に続くだろう。そう予言を告げられたゲルフリンの少年ジェンは、自らの使命を果たすため危険が待ち受ける旅に出るのだが・・・・。

CGがまだポピュラーではない頃の作品で、人間(俳優)が全く登場しない作品となると本作のような人形(マペット)を使用せざるを得ないのだろうが、本作はマペットだけの登場にも拘らず、違和感を感じさせず、最後まで見ても飽きない技術レベルを誇っている。これはアニマトロニクスという技術らしいが、当時としてはかなり高度な技術を取り入れていると思われる。現在はSFX技術が発達し、この技法は少なくなっているとのことだが、CGよりも人間味が感じられるマペット作品にはより愛着を感じる。

劇場公開日 1983年3月5日

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2018-05-01

タイタン

★★(2.0)
wタイタン
鑑賞No:02892
原題:The Titan
製作:2018年/アメリカ/97分
監督:レナート・ルフ
出演:サム・ワーシントン/テイラー・シリング

核戦争により地球滅亡の危機にひんした近未来。このままでは人類はこの先十数年で人口が半減してしまう。人類存続の唯一の希望は土星の衛星タイタンへの移住だった。タイタンでの過酷な環境に人類を適応させるため、過激な肉体改造実験が始まり、選ばれたリックたちは実験を受けるが、致命的な副作用が起こり・・・。

何の予備知識もなく観た作品。「タイタン」というので、最初はギリシア神話に関連する作品かと思いきや、どうもSF映画のようだったので、土星の衛星タイタンに関わる映画だと分かった。結局は地球が滅亡しそうなので、新たな移住先としてタイタンが選ばれたという、これまで何度となくあった、ありきたりな設定。と言っても終始舞台は地球(それもほとんどNASAの実験施設内)で、タイタンは出てこない(厳密にいうとラスト1~2分ぐらい、とってつけたように出てくるが・・・)。主題は移住というよりも、未知の世界に移住するために移住先の環境に適合する人体に改造する恐怖のようだ。よって、SF映画と言うよりもスリラー映画と言った方が正しい。近い作品としては「ザ・フライ」かな? しかし、「ザ・フライ」ほど奥が深くなく、インパクトもない。

劇場未公開



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2018-01-24

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル

★★★(3.0)
wチャーリーズ・エンジェル フルスロットル
鑑賞No:01219
原題:Charlie's Angels: Full Throttle
製作:2003年/アメリカ/106分
監督:マックG
出演:キャメロン・ディアス/ドリュー・バリモア

3人のエンジェル、ナタリー、ディラン、アレックスにある日、新たな指令が下る。今回のミッションは、テロリスト集団によってアジア大陸の奥深く、モンゴルとシベリアの国境に拉致された米警察機構要人の救出。エンジェルたちは、早速いつものように得意の変装でテロリストのアジトに潜入。そして彼女たちは武術などを華麗に駆使し、鮮やかに作戦を遂げる。だが、テロリストの真の目的は連邦証人保護プログラムで匿う対組織犯罪の最重要証人リスト。そして、要人レイは、リストにアクセスするための重要アイテムである肝心の“指輪”を奪われてしまっていた・・・・。

2000年製作の「チャーリーズ・エンジェル」の続編。主演の女性3人も前作同様で、アクションはタイトル通り、フルスロットルとばかりにスケールアップしている。新キャラとしてデミ・ムーアが出演しているが、役作りのために美容・整形した肉体美は見もの。ちなみにチョイ役で元夫のブルース・ウィリスが出演しているのも洒落ている。何も考えずに観る分には派手で面白いけど、ストーリーそのものは脈絡のないストーリーで、突っ込みどころは多い展開です。

劇場公開日 2003年6月28日



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2018-01-19

タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密

★★★+(3.5)
wタンタンの冒険 ユニコーン号の秘密
鑑賞No:02205
原題:The Adventures of Tintin: The Secret of the Unicorn
製作:2011年/アメリカ・ニュージーランド/107分
監督:スティーヴン・スピルバーグ
声の出演:ジェイミー・ベル/アンディ・サーキス

ブリュッセルののみの市。少年タンタンはある店でひときわ目を引く精巧な帆船の模型に魅了され購入する。ところが購入直後、2人の男に売ってくれとしつこくせがまれる。その様子から、この模型は伝説の軍艦、ユニコーン号に違いないとタンタンは予想する。そして模型のマストから古い羊皮紙を見つけたタンタンは・・・・・。

まず驚かされたのが映像。CG技術は日進月歩だが、この映画の人の映像はすごい。(たぶんわざとだと思うが)アニメっぽくデフョルメされていると思うが、リアルさはピカ一。これだけリアルに作れるのであれば、もはや俳優もロケもいらないと思えるほど。ともかく映像に圧倒される作品。ただ、CGゆえ何でもアリの世界がチョット気になり、静止画的にはリアルだが、動画的にはリアルさがなかった。ストーリーも特筆するほどの内容ではなく、分かりやすいがありきたり。スピルバーグを知らない子供世代にはいいかもしれない。ラストは最近お決まりの、続編を予感させる終わり方だが、さほど続編を観たいと思わせるようなラストではなかった。

劇場公開日 2011年12月1日



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2018-01-16

タイタンの戦い (2010年版)

★★★(3.0)
wタイタンの戦い
鑑賞No:01966
原題:Clash of the Titans
製作:2010年/アメリカ/106分
監督:ルイ・レテリエ
出演:サム・ワーシントン/ジェマ・アータートン

古代ギリシャ世代、傲慢な神々に人間が反旗を翻し、争いが激化していた。冥界の王・ハドスはアルゴス国に、破滅するか王女アンドロメダをいけにえに出すか選択するよう要求してきた。神々の王・ゼウスと人間の子である半神ベルセウスは王女を救うため、仲間とともに地獄山に旅立つが・・・・。

1981年に製作されたハリーハウゼン特撮の同名映画のリメイク。1981年版は観ていないが、多分映像的に大幅に進化を遂げた作品になっていると思う。ただ、最近の映画で嫌というほどCG技術を見せつけられているので、それと比べれば新鮮味はなかった。ただし、ギリシャ神話お馴染みのゼウスやメデューサ、クラーケン、ペガサスなどが出てくるのでそれだけでも楽しめる。前半ややだるい進行だが、中盤からスピード感あふれる戦闘シーンが盛りだくさん。ストーリーよりもあくまで戦闘シーンを楽しむ映画。

劇場公開日 2010年4月23日



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2017-11-29

タイタニック2012

★★(2.0)
wタイタニック2012
鑑賞No:02151
原題:Titanic II
製作:2010年/アメリカ/86分
監督:シェーン・ヴァン・ダイク
出演:シェーン・ヴァン・ダイク/マリー・ウェストブルック

タイタニック号沈没から100年後の2012年。悲劇が起きた同じ日に、タイタニック2号と名付けられた豪華客船が大西洋に旅立った。しかしその頃、カナダ北部で巨大な氷河の崩落が観測される。その影響でかつてない大津波が起こり、タイタニック2号に向かっていた・・・・。

タイトルからして分かる、ジェームズ・キャメロン監督の「タイタニック」の模倣作品。「タイタニック2」にしていないところは良心的?ともいえるが、原題は「Titanic II」だった! 模倣作品とはいえ、それなりに見どころがあるかと思ったが、これはひどかった。まずCG。2010年製作作品とは思えないCGの稚拙さ。CG初期のころのような品質で、ひどいというよりもう笑ってしまうしかなかった。特に氷河の亀裂シーンは1970年代の特撮映画を観ているようだった。あまりのリアル感なしに、CG製作にはやはりお金がかかることを改めて実感した。あとストーリーもひどい。登場人物の描き方も手抜きだが、何よりも乗客は描かれておらず、主役の女性と、その女性を助けようとする元彼と父親だけのドラマにしかなっていなかった。

劇場未公開



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2017-09-28

沈黙の要塞

★★★(3.0)
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鑑賞No:00414
原題:On Deadly Ground
製作:1994年/アメリカ/102分
監督:スティーブン・セガール
出演:スティーブン・セガール/マイケル・ケイン

アラスカのエイジス石油会社で炎上事故が起こる。石油火災消火のエキスパートとして知られるフォレスト・タフトはこの事故被害を最小限に留め、最悪の危機から守った。しかしこの事故に不審を抱いたタフトの同僚が何者かに殺されてしまう。利権のために手段を選ばない社長のジェンイングスの陰謀を知ったタフトはひとり戦いを挑んでいく・・・。

スティーブン・セガールの“沈黙”シリーズ第2弾。ただし、シリーズとなっているが、「沈黙の戦艦」や「沈黙の断崖」と関係があるわけではない。設定やストーリーは違うものの代表的な勧善懲悪もの。主人公を演じるスティーブン・セガールがあまりにも強すぎ、スキがないためハラハラドキドキ感は少ない。ストーリーは割と単純なので、暇つぶしに観てパッとスッキリしたい人にはお勧めの映画。

劇場公開日 1994年5月21日



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2017-09-17

デス・レース

★★★★(4.0)
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鑑賞No:01655
原題:Death Race
製作:2008年/アメリカ/105分
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ジェイソン・ステイサム/ナタリー・マルティネス

2012年。孤島に浮かぶ民間の刑務所では、所長のヘネシーが囚人たちによるカー・レース“デス・レース”のネット中継で利益を得ていた。その刑務所に元レーサーのエイムズが入所してくる。彼はある夜、何者かに襲われ、妻殺しの濡れ衣を着せられていたのだ。彼はヘネシーから、事故死した人気覆面レーサー、フランケンシュタインの代役としてレースに参加し、勝てれば釈放すると持ちかけられる・・・・。

本作はロジャー・コーマン製作のアクション映画「デスレース2000」のリメイク。ストーリーは単純で、アクション好きの人には楽しめる映画。見どころのレースシーンはさながらTVゲームをしているような感覚に陥る。デス・レースは3ステージで行われ、1ステージではレース参加者による命懸けのレースが繰り広げられる。もちろんタイトル通り、レース中に死者が続出し、レースの過激さと緊張が段々膨らんでくる。しかし2ステージでは途中から様相が変わり、レース参加者VSヘネシー所長という構図に変わり、あれっ?と思わせながら、最終ステージで意外な(というより予感させる伏線はあるが)展開が待っている。
過激なレースシーンもさることながら、スカッ!とさせるラストに満足の一作。

劇場公開日 2008年11月29日



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2017-09-14

ドランク・モンキー/酔拳

★★★(3.0)
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鑑賞No:00160
原題:酔拳
製作:1978年/香港/111分
監督:ユアン・ウー・ピン
出演:ジャッキー・チェン/ユアン・シァオ・ティエン

ある小さな空手道場の息子フェイは、暇があると悪友と街を闊歩し、事件を起こす毎日。ある日街で大乱闘事件を起こし、相手方が道場まで殴りこんでくる。さすがに堪忍袋の緒を切らした父親はフェイを勘当してしまう。街に出たフェイは食堂の用心棒に半殺しの目にあわされるが、べろべろに酔っ払った爺さんに窮地を救われる。実はこの爺さん、酔拳の達人でフェイの父親からフェイを特訓するよう頼まれていた・・・・・。

数あるジャッキー・チェン作品の中でも一番好きな部類に入る作品。ジャッキー持ち前のキャラと、酔えば酔うほど強くなるという一風変わった拳法がうまく組み合わさって、ジャッキー作品の中で上質のコメディに仕上がっている。ブルース・リーのいわゆる剛の拳法に対し、ジャッキーの柔の拳法の代表とも思える酔拳は、まさにジャッキーのキャラを十二分に引き出している。酔拳を使った決闘シーンも見ごたえあるが、これまた飄々とした師匠との特訓シーンも面白い。

劇場公開日 1979年7月21日



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2017-09-07

トッツィー

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00158
原題:Tootsie
製作:1982年/アメリカ/113分
監督:シドニー・ポラック
出演:ダスティン・ホフマン/ジェシカ・ラング

実力はあるものの演技への執着から役に恵まれない俳優ドーシーは4ヶ月失業中だった。ある日、彼が演技指導していたサンディという生徒が病院を舞台としたソープ・オペラのオーディションを受けるというのでTV局までついていく。しかしサンディはタフでないという理由で落とされてしまう。次の日、マイケルは女装し、“ドロシー・マイケルズ”としてオーディションを受け、見事合格。やがて彼が演じたタフな病院経営者役が受け、一躍スターとなるが・・・・。

女装がテーマの映画としては、この映画が最も有名なのではないでしょうか?決して美人とはいえませんが、ちょっとインテリ風の女性(女装)をダスティン・ホフマンが好演していました。(知らなければ女性に見えますが、こんな女性は個人的には嫌ですね)芸達者ということに加え、彼が小柄(163cm)だというのも女装成功の要因だったでしょうか。研究熱心でもあるホフマンのことでしょうから、女性を演じるに当たって、表情やしぐさなども色々と研究したことだと思います。しかし、女装も今流行の偽装の一種。ちょっとした気持ちで行った行為も、事が大きくなってくると取り返しのつかないことになってきて、主人公が苦悩することになっていきます。色んな側面から楽しめる良質のコメディです。

劇場公開日 1983年4月16日



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2017-08-24

つぐない

★★★(3.0)
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鑑賞No:01633
原題:Atonement
製作:2007年/イギリス、フランス/123分
監督:ジョー・ライト
出演:キーラ・ナイトレイ/ジェイムズ・マカヴォイ

1935年の英国。政府官僚ジャック・タリスの屋敷では、小説家を夢見る末娘のブライオニーが休暇で帰省する兄のため自作の劇で歓待しようと準備に追われていた。一方、鬱屈した日々を送っていた姉のセシーリアは、ある出来事をきっかけに使用人の息子ロビーへの愛を自覚する。しかし、ロビーにほのかな思いを抱いていたブライオニーは姉とロビーの関係を誤解してしまう。そんな時、敷地内である事件が起こり、ブライオニーはロビーを犯人だと告発する・・・・。

現代イギリス文学の巨匠イアン・マキューアンのベストセラー「贖罪」の映画化。第80回アカデミー賞で作品賞はじめ7部門にノミネートされ、作曲賞を受賞した。「パイレーツ・オブ・カリビアン」で一躍トップスターとなったキーラ・ナイトレイ。その美しさは如何なく発揮された映画だが、主役と思いきや、特に後半は出番が少ない。そもそも原作が「贖罪」というように、過ちを犯した妹と、その過ちによって人生を狂わされた恋人同士を描いているが、キーラ・ナイトレイ演じるセシーリアよりも彼女の恋人であるロビーの方が過酷な運命ゆえ、後半はそちらに重点がおかれているためか?キーラ・ナイトレイ見たさに観た映画だったのでチョット残念。ストーリーは単純で、展開も緩やかなので分かりやすい反面、途中中だるみしてしまう嫌いがある。また、前半の導入部に時間をとり過ぎ、肝心の後半部分(過酷な運命と罪の意識に苛まれる様子)が少々物足らなかった。

劇場公開日 2008年4月12日



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2017-08-21

ダージリン急行

★★★(3.0)
wダージリン急行
鑑賞No:01632
原題:The Darjeeling Limited
製作:2007年/アメリカ/91分
監督:ウェス・アンダーソン
出演:オーウェン・ウィルソン/エイドリアン・ブロディ/ジェイソン・シュワルツマン

父の死をきっかけに絶交していた3兄弟が、長男のフランシスの呼びかけでインド北西部を走るダージリン急行に集結する。3人それぞれ問題を抱えている彼らは、旅行を通して兄弟の結束を図ろうとするが、何かにつけ口論や取っ組み合いの喧嘩をする始末。それでも人生を変えるきっかけが欲しい彼らは旅を続けるが、またしても大喧嘩をして、ついに列車から追い出されてしまう・・・・。

どちらかというと、まったりしたストーリー展開。“急行”とあるが、話の進み方は鈍行。前半のフリから後半どんな展開になるかと期待したが、あまり予想外の展開といったことはなかった。また、3人の不仲やもめる理由、母親が消えた理由などがよく分からなかった。典型的なロードムービーではあるが、タイトルの“ダージリン急行”を舞台にしているのは前半で、後半は列車から追い出されてしまう。(ただし、ラストに戻ってくるが・・・)登場人物は少なく、ほぼ3兄弟がメインを占めているが、冒頭シーンのビル・マーレーは出演時間が少ない割には存在感があった。(もう少しストーリーに絡むのかと思ったが、それもなくチョット残念)この映画の冒頭に、公開時、同時上映された短編「ホテル・シュヴァリエ」が流れ、ナタリー・ポートマンが出演しているが、これに関係して本編にもチョットだけ顔出ししている。なお、彼女はこの短編でヌードを披露しているので必見。

劇場公開日 2008年3月8日



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2017-08-09

デイ・アフター 首都水没

★★(2.0)
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鑑賞No:01617
原題:Flood
製作:2007年/イギリス/110分
監督:トニー・ミッチェル
出演:ロバート・カーライル/ジェサリン・ギルシグ

アメリカで大きな被害を発生させた超大型低気圧が高潮と大潮により史上最大の洪水がロンドンを襲うことに。テムズ川にある高潮堤防システム「テムズバリア」のゲートを降ろすが効果はなく、「テムズバリア」の責任者サムと、海洋センターを営む元夫のロブは逆にゲートを開いてロンドンから水を海に押し返す作戦を考えるが・・・・。

「デイ・アフター・トゥモロー」かと思いきや、よく見るとタイトルが異なる災害パニックもの。たまたま翌日が休日ということもあり、劇場未公開ということもあって興味をもって観たが、やはり劇場公開にならなかった理由が分かったような映画だった。はっきり言って面白くなかった。登場人物もよく分からないし(出てくる人も多いがあまり詳しくは描かれていないため、把握しきれない)、災害的にも凄いのか凄くいないのかよく分からなかった(リアリティがないせい?)。劇場用映画というよりもTVドラマ風の編集技法も鼻に付いたし、面白くない割には長かった!(さらに完全版なる長尺もののDVDがあるらしいが、マジ・・・?)途中、何度も睡魔に襲われたB級災害パニック映画。

劇場未公開



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2017-07-31

TAXi④

★★★
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鑑賞No:01606
原題:TAXi 4
製作:2007年/フランス/91分
監督:ジェラール・クラヴジック
出演: サミー・ナセリ/フレデリック・ディーファンタル

タクシー運転手のダニエルとエミリアン刑事にそれぞれ息子が誕生し、幸せな日々を過ごしていた。そんなある日、“ベルギーの怪物”と呼ばれる凶悪犯をマルセイユ警察に護送してくるが、エミリアンのドジでみすみすこの凶悪犯を逃してしまう。ジベール署長からクビを言い渡されたエミリアンは汚名返上するため、ダニエルの力を借りて犯人グループを追跡することに・・・・。

人気シリーズの第4作。本シリーズの大きな見どころの一つは、ダニエルが運転するタクシーによるカー・アクションだが、その妙技はオープニングに見れただけで、本編とは関係なかったのが残念。(本編でもラストぐらいに派手なカーアクションが見れると思ったが、意外とダニエルの活躍するシーンは少なかった)相変わらずのエミリアンのボケぶりだが、それに輪をかけてボケるジベール署長は最高!もはや、この署長のコメディ映画になっているといっても過言ではない。その他の出演者も皆、適度にボケるといった始末で、アクション映画というよりコメディ映画になってしまっていた。ストーリー自体は単純な銀行強盗ものだが、銀行幹部と銀行強盗のボスが双子の兄弟というのはあまりに安直な設定だったのが少々不満。ちなみに、私はサッカーには疎いが、冒頭で出演するジブリル・シセはフランスの有名なサッカー選手で、本人によるカメオ出演である。

劇場公開日 2007年8月25日



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2017-07-20

チョコレート

★★★+
チョコレート
鑑賞No:01178
原題:Monster's Ball
製作:2001年/アメリカ/113分
監督:マーク・フォスター
出演:ハル・ベリー/ビリー・ボブ・ソーントン

ジョージア州立刑務所で息子のソニーと共に看守を務めるハンクは大の黒人嫌い。ある日、黒人の死刑囚マスグローヴの刑執行をした際に任務を満足にこなせなかったソニーをハンクは厳しく叱責するが、翌日ソニーは自殺してしまう。失意に沈むハンクは看守を退職することに。一方、マスクローヴの妻レティシアの息子が車にはねられ、そこに偶然通りかかったハンクの車で病院に運ばれる。息子は亡くなるが、やがて2人は愛し合うように・・・・。

死刑囚の妻と、その死刑囚の刑を執行した男が、お互いのことを知らずに愛し合い、そして事実を知って悩み苦しむさまを描いている。そもそも黒人嫌いの男が黒人女性と愛し合うこと自体がありえないのだが、ハンクのその差別主義を大きく変える出来事が息子の自殺であることが興味深い。決して考えたくないことだが、我が子が自分より先立つことの哀しさと恐怖は想像に絶する。まして自分のせいで自殺とは。人種差別の激しい父、その父に逆を同じ悲しみを持つ黒人女性と舐らうことでできない息子、唯一逆らうことができたのが自殺という最悪の手段。あまりにも哀しすぎ、その傷口め合うのも分からなくはなかった。この映画を観るきっかけとなったのはただ単に、個人的に大好物なチョコレートがタイトルだっただけだが、タイトルからは想像できない重く暗い映画だった。

劇場公開日 2002年7月20日



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2017-07-18

デッド・サイレンス

★★★
デッド・サイレンス
鑑賞No:01595
原題:Dead Silence
製作:2007年/アメリカ/89分
監督:ジェームズ・ワン
出演:ライアン・クワンテン/アンバー・ヴァレッタ

ある日の夜、ジェイミーとリサの夫婦のもとに送り主の分からないトランクが届けられる。そして中にはビリーと名付けられた腹話術人形が入っていた。その後、ジェイミーが外出中に妻のリサが何者かに舌を切り取られ殺されてしまう。ジェイミーは警察から容疑者扱いされるが、事件に腹話術人形が関係していると直感したジェイミーは自ら事件を調査することに・・・・。

「ソウ」の監督と脚本家のコンビによるホラー映画。「ソウ」の監督と脚本家のコンビが製作したという触れ込みだったのでどうしても「ソウ」と比較しながら観てしまうが、「ソウ」(特に2作目以降)と比べるとグロさは低く、全体的におとなしいという感じがした。全体的なイメージでは「ソウ」の1作目に近いものがあり、ラストの衝撃?の展開もあるが、やはり「ソウ」と比べると衝撃度も小さい。また心霊ホラーなのですべてがミステリーとしての謎解きで解決しないため、スッキリ感もイマイチ。要は「ソウ」を意識せずにB級映画として観るのが一番正しいこの映画の見方ではないだろか。

劇場公開日 2008年3月22日



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2017-06-06

地球が静止する日 (2008年版)

★★+
地球が静止する日
鑑賞No:01666
原題:The Day the Earth Stood Still
製作:2008年/アメリカ/106分
監督:スコット・デリクソン
出演:キアヌ・リーブス/ジェニファー・コネリー

突然宇宙から不気味に光る巨大な球体とともにやってきた男クラトゥ。彼はある任務を遂行するために地球にやってきたのだった。政府や科学者は謎の多い彼の正体や真意を解き明かそうとする中、科学者のヘレンと幼い義理の息子は彼の任務に巻き込まれていく・・・・。

傑作SF映画「地球の静止する日」の舞台を現代に移したリメイク。キアヌ・リーヴス主演ということで期待度も大きかったのか、結構酷評の目立つ作品。確かにタイトルや予告編から感じられた壮大さはあまり伝わってこなかった。映画で伝えたいメッセージは人類の環境破壊に対する警鐘であり、それはストレートで分かりやすいが、エンターテイメントとしての映画としてはいかがなものかとの印象は残った。唯一の期待はラストだったが、これも微妙で曖昧な終り方。映画の訴えるメッセージの重要性を強調するには至らなかった。あまり見どころのない、安易なリメイクの失敗作と言われても仕方のない面のある映画。

劇場公開日 2008年12月19日



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2017-04-23

ターミネーター3

★★+
ターミネーター3
鑑賞No:01134
原題:Terminator 3: Rise of the Machines
製作:2003年/アメリカ/110分
監督:ジョナサン・モストウ
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/ニック・スタール

前作で審判の日を阻止してから10年後、ジョンはなす術もなく放浪生活を送っていた。そんな時、未来からターミネーターT-Xが送られてきて、ジョンと後に彼の妻となる獣医助手のケイトの命を狙う。これを阻止すべく、以前ジョンと彼の母を助けてくれたターミネーターもやってきて、T-Xと壮絶な闘いが始まる・・・。

アーノルド・シュワルツェネッガー主演の人気シリーズ第3弾。「1」「2」で大きく盛り上がりすぎたため、期待度も大きく、故に評価も厳しくなっている作品。配役にも問題があった。特にジョンを演じたニック・スタールはあまりにも冴えなく、がっかりしたファンも多かったと思われる。敵役のターミネーターとして女性を選んだ点は目先を変えたという意味では評価できるが、前作に比べ執拗さが低く、強さという点でもどこか弱い面があった。

劇場公開日 2003年7月12日



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2017-04-20

ダークナイト

★★★★
ダークナイト
鑑賞No:01599
原題:The Dark Knight
製作:2008年/アメリカ/152分
監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベイル/ヒース・レジャー

ゴッサム・シティーの平和を守るため、ゴードン警部補、デント検事とマフィア組織撲滅を誓ったバットマン。そして彼らの資金を洗浄していた中国企業の社長を捕まえ、彼の証言をもとにマフィアを次々と裁判にかけていく。しかし、彼らの前に凶悪犯ジョーカーが現れ、バットマンの正体を明かさないと毎日市民を殺すというゲームを開始する・・・・。

新生バットマン・シリーズ「バットマン ビギンズ」の続編。旧シリーズは暗さの中にもエンターテイメント性があったが、新シリーズはシリアスな面がより強調されており、やや重い内容となっている。しかしエンターテイメント性がなかったというわけではなく、特に後半、スケールアップしていくジョーカーのゲームにはハラハラドキドキさせられた。中でも船に非難した人たちにまつわるシーンは最高。続編とはいえ前作はバットマンの誕生秘話が中心だったのに対し、今回のメインは何といってもジョーカーといえるほど悪役にスポットライトを当てており、趣をことにする。本作はジョーカー役を演じたヒース・レジャーが急死したことでさらに話題になったが、それを差し引いても彼は強烈な印象を残した。それはまさにバットマンの存在をも凌ぐほどであり、主役といってもいいほど。人間の奥底に潜む正義と悪、良心と邪心をよく描いており、その象徴がデント検事と船に非難した人々だったように思う。

劇場公開日 2008年8月9日



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2017-04-10

ディスタービア

★★★
ディスタービア
鑑賞No:01452
原題:Disturbia
製作:2007年/アメリカ/104分
監督:D・J・カルーソー
出演:シャイア・ラブーフ/キャリー=アン・モス

自動車事故で父親を亡くし、やけになっていたケールは学校で教師に暴力を振るったため、3ヶ月の自宅軟禁処分を言い渡される。足にセンサー付きの監視システムをつけられ、自宅から外出できないケールは退屈しのぎに近所の覗き見を始める。そんな時、近所に住むターナーが連続行方不明事件の容疑者と同じ車に乗っていることに気付き、疑いの目を向けるようになる・・・。

ご存知ヒッチコックの「裏窓」の現代版ともいえる設定。しかし、自宅から出れないことがきっかけで覗きを始めるが、「裏窓」と違って怪我をして身動きができないわけではないので、出れないという制約を破り、どんどん飛びだしていくというアクション性はある。前半は多少かったるい進み具合だが、ラストに近づくあたりから盛り上がってくる。ただし、ストレートなストーリーでラストのドンデン返しはないので、少々物足りなさを感じた。殺人鬼ターナー役のデビッド・モースは、「グリーンマイル」での役どころの印象が強く、ちょっと違和感があったが、むしろ凶暴な犯人よりも紳士然とした人物の方が却って怖いともいえる。

劇場公開日 2007年11月10日



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2017-04-06

デイライト

★★★★
デイライト
鑑賞No:00600
原題:Daylight
製作:1996年/アメリカ/115分
監督:ロブ・コーエン
出演:シルベスター・スタローン/エイミー・ブレネマン

ニューヨークのマンハッタン島とニュージャージーを結ぶ海底トンネルで、逃走中の暴走車による事故が発生し、それがもとでトンネル内で大爆発が発生する。これにより、トンネルの出口は塞がれ、数百人の人が閉じ込められてしまう。たまたま、現場近くに居合わせたタクシー運転手のキットは、EMS(緊急医療班)の副隊長を説得し、救出に向かう。キットは元EMSの隊員だったのだ・・・。

「ロッキー」「ランボー」が目立ちすぎ、それ以外ではなかなかアクションものとして目立った作品が少ない感のあるスタローンにあって、本来のアクションスターとしての本領を発揮できた作品。内容的にも、「閉じ込められ・脱出もの」の典型で、「ポセイドン・アドベンチャー」などを彷彿させた。また主人公が巻き込まれるのではなく救出に向かうという点では「海猿2」にも通じる展開か?トンネル内に閉じ込められる人々の人間模様もそれなりに描かれていて、なかなか面白いパニック映画。

劇場公開日 1996年12月21日



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2017-03-25

ターミナル

★★★★
ターミナル
鑑賞No:01234
原題:The Terminal
製作:2004年/アメリカ/129分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

ヨーロッパの小国クラコウジアからニューヨークにやってきたビクターは入国ゲートで足止めをくらう。クラコウジアでクーデターが起こり祖国が消滅したというのだ。これによりパスポートは無効となり、アメリカに入国できないばかりか、祖国の政情不安のため帰国もできない。困ったビクターは空港内で生活を始めるが・・・。

孤島ではないが似たような設定としてトム・ハンクスが主演した「キャスト・アウェイ」を思い起こしながら観たため、期待した分やや面白味には欠けた。(シリアスなドラマかとおもいきや、苦境にもかかわらず明るく描いている)反面サクセスストーリーのような面があり、その点は結構面白かった。通常は単なる通過点でしかないターミナルにも様々なドラマがあることを実感する映画だった。なお、本作に登場する小国クラコウジアはもちろん架空の国である。よってトム・ハンクスが話すクラコウジア語も架空で、トムのアドリブによるものである。そのトムの台詞の中に「そりゃ納得いかんのう」という日本語で聞こえるシーンがある。本作のモチーフとなったと思われる実際に起きた出来事がある。1988年、身分証明書を紛失したため本作のビクターと同様、シャルル・ド・ゴール空港で生活を始めたイラン人が実際におり、今も空港に住み続けているらしい!?

劇場公開日 2004年12月18日



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2017-03-08

時計じかけのオレンジ

★★★+
時計じかけのオレンジ
鑑賞No:00645
原題:A Clockwork Orange
製作:1971年/アメリカ/137分
監督:スタンリー・キューブリック
出演:マルコム・マクダウェル/パトリック・マギー

麻薬・暴力・セックスを生きがいとする近未来の不良グループ。酔いつぶれた老人をステッキで袋叩きにしたり、郊外の作家の家に押し込んで暴力活動をするなどの悪行を重ねていたアレックスたち。しかしある日仲間がアレックスを裏切り、彼は刑務所に行くことに。そこでアレックスに行われたのは・・・。

この映画だけでなく、常に難しく考えさせられるキューブリックの映画。ストーリーだけ追っていても決して面白いとは言い難い。キューブリックが追求する「意識」というテーマをどこまで理解できるかが鍵ですが、なかなか分かりにくいテーマなので常に悩みます。今回は特に「人格改造」という切り口で描いていますが、昨今の凶悪かつ犯罪の低年齢化の増加によって、この映画がフィクションだけの世界に留まらないのでは?という一抹の不安を感じる映画でした。

劇場公開日 1972年4月29日



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2017-01-28

団塊ボーイズ

★★★+
団塊ボーイズ
鑑賞No:01488
原題:Wild Hogs
製作:2007年/アメリカ/100分
監督:ウォルト・ベッカー
出演:ティム・アレン/ジョン・トラボルタ/マーティン・ローレンス

郊外の住宅地に住むウディら4人の中年男たちは休日に愛車ハーレーでちょっとしたドライブをするのが唯一の楽しみだった。そんなある日、職を失い、妻子にも逃げられたウディは、自由と青春を取り戻すため、気ままな遠乗りをしようと提案する。仕事や家族のある3人は躊躇するが、結局決心して愛車にまたがり、気ままな旅にでることに・・・。

全米興収1億6000万ドルの大ヒットを記録したロードムービー。「イージー・ライダー」を思い起こさせる大人版「スタンド・バイ・ミー」といった感じの映画。ただしメンバーの4人は、「イージー・ライダー」のような体制からのドロップアウト組ではなく、ただ現実の生活から少し逃避して昔を懐かしもうというオヤジたちのはなしなので、ややニュアンスは異なる。ストーリーは至って単純で、観ていて分かりやすい。主人公の4人のオヤジたちもそれぞれ個性あるキャラで笑わせてくれる。ただ、やや大げさな演技によるお笑いはイマイチの部分もあり、全編コミカルに描きすぎた分、後半の正義感を見せるシーンやラストの締めの部分で感動もイマイチだった。そして、「イージー・ライダー」へのオマージュともいうべきか、ラストの一番かっこいいところは****(ネタばれになるので敢えて記載しません)に持っていかれたような気がした。オヤジ4人の演技もそれぞれ良かったが、全編コミカルな展開に唯一一本の緊張感を与えた暴走族のリーダーを演じたレイ・リオッタの熱演が光った。(この人はこういう役をやらせると上手いですね)

劇場公開日 2008年2月9日



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2017-01-11

テラビシアにかける橋

★★★★
テラビシアにかける橋
鑑賞No:01481
原題:Bridge to Terabithia
製作:2007年/アメリカ/95分
監督:ガボア・クスポ
主演:ジョシュ・ハッチャーソン/アンナソフィア・ロブ

貧しい家庭で暮らすジェスは、学校でも友達が一人もおらず、クラスメートからはよくからかわれていた。そんなある日、風変わりな女の子レスリーが転入してくる。周りに溶け込めない2人はいつしか仲良くなっていく。そんな2人の秘密の遊び場となった森の中に空想の王国テラビシアを創り出し、いつしか2人は空想の世界で遊ぶようになる。そんな折、レスリーの身に・・・。

ありがちなタイムトラベルや別世界へのスリップではなく、空想世界の中で過ごす少年少女の友情を中心に描いているところに他のファンタジー映画とは多少一線を画しているかのように思えた。ストーリー自体は至って単純だが、空想の世界でかけがえのない時間を過ごす2人から、後半事態が一変して、失ったものの大きさと、それを現実として受け入れられないジェスの苦悩がジーンときた。前半ではジェスに冷たく対していた父親が、ラストで本当は思いやりがあり、ジェスを本当に温かい目で見つめていたことにも感動した。この話は原作のキャサリン・パターソンの息子が体験した実話が基らしいが、子役の2人の演技がなかなか良かった。ちなみに少女レスリーを演じたアンナソフィア・ロブは「チャーリーとチョコレート工場」でガムを噛んでいた生意気な女の子を演じていた女優さんだったんですね。

劇場公開日 2008年1月26日



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2017-01-06

沈黙の戦艦

★★★★
沈黙の戦艦
鑑賞No:00353
原題:Under Siege
製作:1992年/アメリカ、フランス/103分
監督:アンドリュー・デイビス
出演:スティーブン・セガール/トミー・リー・ジョーンズ

米国海軍最大の戦艦ミズーリ号が、核兵器を盗み出そうとする軍人たちによって乗っ取られる。その戦艦に乗り合わせていた料理人のラインバックは元SEALの精鋭兵士で、数人のクルーたちとともに犯人たちに戦いを挑むことになるが・・・。

いわゆるスティーブン・セガール主演の“沈黙シリーズ”の第1弾ともいうべき作品。セガールのイメージを最も定着させた本作品。クールでかっこよく、決して負けない英雄を演じているため安心して観れる反面、ドキドキ感は少ない。悪役に扮したトミー・リー・ジョーンズは最近の役柄とはかなり印象の異なるキャラクターを楽しそう(?)に演じていた。海洋版「ダイ・ハード」ともいわれているが、主人公の余裕の有り無しは対照的。ちなみに、アメリカではこの映画が大ヒットしたため、当初海を舞台に企画が進んでいた「ダイ・ハード3」の脚本が書き換えられることになった。

劇場公開日 1993年5月15日



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2016-12-16

ダーウィン・アワード

★★★★
ダーウィン・アワード
鑑賞No:01550
原題:The Darwin Awards
製作:2006年/アメリカ/95分
監督:フィン・タイラー
出演:ジョセフ・ファインズ/ウィノナ・ライダー

殺人犯を取り逃がして警察をクビになったダーウィン・アワード・マニアのマイケル。しかし、おバカな人々のマヌケな行いがありえない事故を起こし、保険会社に毎年何百万ドルもの損害を与えていることに気付いたマイケルは、持ち前のプロファイリングを武器に自分を保険会社に売り込む。会社は4週間でマイケルの言うことを証明すれば採用するとし、女性調査員シリと組んで全米を調査することに・・・。

実際にダーウィン・アワードのサイトで紹介されたおバカな事故を基に製作しているだけに面白い。大したストーリーはなく、小ネタ集のような映画だが、実際にあった事故を基にしているところがフィクションでない面白さとして伝わってくる。それを現場検証と推理によって、ダーウィン・アワード的事故として解明していく過程がなんともいい。ウィノナ・ライダーも久しぶりに見たが、随分と可愛かった。(なかなかいい感じの女優になっていた)何の予定もない退屈な休日に、暇つぶしに観るには最適の映画。

劇場公開日 2007年12月1日



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2016-12-15

タロットカード殺人事件

★★★★
タロットカード殺人事件
鑑賞No:01555
原題:Scoop
製作:2006年/イギリス/95分
監督:ウディ・アレン
出演:スカーレット・ヨハンソン/ヒュー・ジャックマン/ウディ・アレン

夏休みにロンドンの友人宅に遊びに行ったジャーナリスト志望のアメリカ人学生のサンドラは、ロンドンのマジックショーで舞台に上げられ、身体の消えるボックスに入れられる。そのボックスの中で著名なジャーナリストの亡霊に出くわし、とっておきのスクープを教えられる。そのスクープとは英国中を震撼させていたタロットカード連続事件の犯人が青年貴族ピーター・ライモンだというものだった・・・。

ウディ・アレンの作品というとチョット小難しいセリフと分かりにくいストーリーで敬遠しがちだったが、この作品はそういった私にとって苦手な部分は極力排除された軽妙なコメディ・サスペンスとなっている。殺人事件と銘打っているが、残忍で暗いところはない。ストーリー的にも先が読める簡単なものだが、主人公たちを導くのは幽霊というのも面白い設定。なお、ストーリーは読めたが、ラストの展開までは読めなかった意外なオチはさすが!スカーレット・ヨハンソンにゾッコンのウディ・アレンの作品とのことなので、本作よりも一般的に受けのよい「マッチポイント」も観たくなった。

劇場公開日 2007年10月27日



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