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2019-08-19

ジョーズ

★★★★+(4.5)
wジョーズ
鑑賞No:00105
原題:Jaws
製作:1975年/アメリカ/124分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ロイ・シャイダー/ロバート・ショウ

小さな海水浴場アミティの浜辺で遊んでいた若者グループのうち、一人の女性が海に飛び込み、沖に出る。その瞬間、彼女は海の中に消えてしまう。翌日浜辺に切り刻まれたような溺死体が打ち上げられる。
アミティの警察署長はサメによる事故として海岸を遊泳禁止とするが、夏場の稼ぎところとして重要な海岸を閉鎖することに激怒した市長は遊泳禁止を解除する。次の日、大勢集まった海水浴客の中で、また犠牲者が出る・・・。

平和な海水浴場を恐怖のどん底におとしいれた巨大な人食いサメとの闘いを描く。海岸に人食いサメが現れ、それを退治するという、極めて単純なストーリーでありながら、パニック・恐怖映画としては群を抜く一級品の作品。前半はサメという恐怖の正体を明らかにせず恐怖感を醸し出し、後半はその恐怖の正体であるサメとの壮絶な闘いにおける恐怖という二段階で迫ってくるのもイイ。そして何よりも、恐怖を盛り上げているのは、ジョン・ウィリアムズの音楽。いかにも恐怖が迫りくる緊迫感を音源化したようなこの音楽もこの作品を一級品にしている大きな要素の一つと思えた。

劇場公開日 1975年6月20日



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2019-08-18

勝利への脱出

★★★+(3.5)
w勝利への脱出
鑑賞No:00104
原題:Escape to Victory
製作:198年/アメリカ/11分
監督:ジョン・ヒューストン
出演:シルヴェスター・スタローン/マイケル・ケイン

第2次世界大戦下の1943年、ゲンズドルフ刑務所。ここには多数の連合軍兵士が捕虜として収容されており、鉄条網の中でボールと戯れる米軍大尉ハッチもその一人だった。そして彼らを見つめるドイツ将校のシュタイナーは、連合軍捕虜のゴルビー大尉にドイツ代表チーム対連合軍捕虜チームのサッカーの試合を提案してきた。世界に向けて格好の宣伝とするためだが、ゴルビーもこの試合を利用して集団脱走を計画する・・・・。

ドイツ軍捕虜になった連合軍兵士の集団脱走計画といえば、いわずと知れた「大脱走」が真っ先に頭に浮かびますが、別にリメイクでも何でもなく、また純粋な脱走ものとも一線を画します。脱走ものというよりはむしろスポーツものとでも言ったほうがいいくらい、ラストは脱走計画そっちのけでサッカーの試合に挑んでいきます。それゆえ、脱走の成否よりもサッカーの試合の行方に手に汗を握ります。映画にはサッカーの神様ペレも出演しているなど、映画を超えたスポーツ映像ともいえます。

劇場公開日 1981年12月19日



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2019-08-16

情婦

★★★★(4.0)
w情婦
鑑賞No:00103
原題:Witness for the Prosecution
製作:1957年/アメリカ/117分
監督:ビリー・ワイルダー
出演:マレーネ・ディートリッヒ/タイロン・パワー

ロンドンで起きた富豪の未亡人殺人事件の容疑者として一人の男が逮捕される。彼は無罪を主張し、弁護士はアリバイ立証のため彼の妻に証言を求めるが、彼女は検察側の証人として出廷する・・・。

アガサ・クリスティー原作の「検察側の証人」の映画化。さすがアガサ・クリスティーだけあって、練られた構成とラストの大ドンデン返しは驚き。また気丈な妻役のディートリッヒをはじめ、もいい味を出していた弁護士役のチャールズ・ロートンなど配役もよかった。映画の最後につく“決して結末を口外しないように”はまさにその通り。この映画を観ていない方のために決してここでは結末は書きません!ちなみに本映画の原作である「検察側の証人」は実は私の大学時代に英語のテキストとして使用され、全文英語で読んだ思い出深い(?)作品である。

劇場公開日 1958年3月1日



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2019-08-15

十二人の怒れる男

★★★★★(5.0)
w十二人の怒れる男
鑑賞No:00102
原題:12 Angry Men
製作:1957年/アメリカ/96分
監督:シドニー・ルメット
出演:ヘンリー・フォンダ/リー・J・コッブ/エド・ベグリー

ニューヨークの裁判所。18歳の不良少年が実父殺害の容疑で裁かれようとしていた。12人の陪審員たちは評決の投票をするが、ただひとり陪審員8番だけが無罪を主張し、改めて審議が行なわれることに。それでなくても疲れきっていた11人は苛立つが、8番の説得によって次々と無罪に転じていき・・・・。

主演のヘンリー・フォンダが他界したとき、深夜TVの追悼番組でこの映画が放映されていたのを観たのが最初。以後何回観たことか・・・。12人の陪審員による審議室での審議の模様が映画の99%を占める。被告が少年であることは冒頭わかるが、どんな事件なのかは最初分からず、審議が進んでいくに連れて審議の対象となっている殺人事件の様相がだんだん明確になり、一歩づつ真相に近づいていく。多数決の際に議長が毎回読み上げる「Guilty(有罪)」「Not Guilty(無罪)」のシーンが緊張する。日本でも裁判員制度が導入され、もしかしたら映画と同じような立場になるかもしれないが、そのとき大勢に流されず本当に自分の信じる考えを主張できるだろうか・・・?

劇場公開日 1959年8月4日



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2019-08-13

13日の金曜日

★★★(3.0)
w13日の金曜日
鑑賞No:00101
原題:Friday the 13th
製作:1980年/アメリカ/95分
監督:ショーン・S・カニンガム
出演:ベッツィ・パルマー/エイドリアン・キング

1957年の13日の金曜日。ニュージャージー州ブレアーズタウンのクリスタルレイク付近のキャンプにて、一人の少年が溺れて消息不明になった。それから数年の間、クリスタルレイクのキャンプ場でキャンプ指導員の男女二人が何者かに殺害された事件が発生。さらに数年経った1980年。殺人事件の起こったクリスタルレイクのキャンプ場が再開され、数人の指導員候補生達がキャンプ場に訪れるが、指導員候補生達が次々に襲われていき・・・・。

ホラー映画に登場する代表的な殺人鬼のひとり・ジェイソンを生み出した作品。今や何十年にもわたって続く壮大なシリーズとなってしまった本作だが、実は本作は続編を必要としない、きちんと完結した作品である。また本作では、あのホッケーマスクのジェイソンは登場しない。そして何よりも、このシリーズのオリジナルともいえる本作は理不尽な殺人鬼ホラーではなく、ちゃんと殺す側に筋の通った理由がある復讐系ホラーである。そのため、この後に続くシリーズとは一線を画すのではあるが、そうまでしてシリーズ化したのはやはり本作の恐怖のインパクトが強すぎたためではないだろうか。

劇場公開日 1980年8月15日



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2019-08-08

シャレード

★★★+(3.5)
wシャレード
鑑賞No:00099
原題:Charade
製作:1963年/アメリカ/113分
監督:スタンリー・ドーネン
出演:オードリー・ヘプバーン/ケイリー・グラント

レジーナは友人とのスキー旅行の途中で離婚を決意するが、帰宅すると夫は死んでいた。さらに、夫が戦時中に3人の男と軍資金を横領したあげく、仲間をだましていた事実が発覚する。3人から脅迫を受けるはめになったレジーナは、旅行で知り合ったピーターに助けを求めるが・・・・。

内容は意外と本格ミステリーだが、主演のオードリー・ヘプバーン演じるレジーが夫の謎の死を機に次々と知らない男たちにつきまとわれるにも関わらず、そんな恐怖もさておき、スイスで出会ったハンサムなアメリカ人ピーターとのロマンスが気になるという、ちょっとお気楽な面を見せるため、コミカルな雰囲気が漂う作品。つきまとう男たちにジョージ・ケネディやジェームズ・コバーンが演じ、それに加え正体不明のピーターにケイリー・グラントが演じるという豪華な配役。キャストも見ものだが、皆が探し回る大金の隠し場所も見もの。

劇場公開日 1963年12月21日



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2019-08-04

シャイニング

★★★★+(4.5)
wシャイニング
鑑賞No:00098
原題:The Shining
製作:1980年/アメリカ/119分
監督:スタンリー・キューブリック
出演:ジャック・ニコルソン/シェリー・デュヴァル

コロラド州のロッキー山上にあるオーバールック・ホテル。このホテルは冬季、雪深く覆われるため閉鎖されるため、小説家志望のジャック・トランスはこのホテルの管理人を志願する。そして妻と一人息子とともにホテルでの生活が始まることに。しかし、一人息子のダニーは不思議な力を持つ少年で、ホテルの中で見えるはずのない不思議な現象を次々と見てしまう。じつは昔、このホテルで、前の管理人が家族を斧で惨殺するし、自らも自殺するという事件が起こっていたのだった・・・・。

キューブリックらしい、分かりにくい幻想的なシーンもあったけど、原色を多用した映像美は素晴らしく、とにかく怖い映画。特にジャック・ニコルソンの狂気に満ちた演技は極めつめ。斧を持ち、打ち破ったドアからのぞかせるジャック・ニコルソンはもはや演技を通り超え、本当に何かに取り憑かれたようで本当に怖い。なお大まかなストーリーは原作と同じながらラストは大きく異なり、また原作者であるスティーブン・キングの意図するものと違ったのか、キングはこの作品を認めていないらしい。

劇場公開日 1980年12月13日



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2019-08-03

JFK

★★★★(4.0)
wJFK.jpg
鑑賞No:00097
原題:JFK
製作:1991年/アメリカ/188分
監督:オリバー・ストーン
出演:ケビン・コスナー/シシー・スペイセク

1963年11月22日、晴天の午後。テキサス州ダラスにおいて、第35代大統領ジョン・F・ケネディが暗殺されるという大事件が起こった。ニューオリンズ州の地方検事ジム・ギャリソンは、暗殺後2時間も経たないうちに警官殺しの容疑で逮捕されたリー・ハーヴィー・オズワルドが大統領暗殺の犯人と発表され、さらに今度はオズワルド自身がダラス警察本部の駐車場で護送される途中に射殺される・・・・。

ジョン・F・ケネディ大統領を暗殺したと言われているリー・ハーヴェイ・オズワルド。彼は1963年11月22日、テキサス州ダラスにあるテキサス教科書倉庫ビルの6階からライフルで、約70メートル離れた通りを車でパレード中の大統領に向けて5秒半で3発発射、そのうち2発を命中させたとされている。本作はこのオズワルド単独説に異議を唱えた地方検事ジム・ギャリソンの手記をもとに、事件の核心に迫ろうとした作品である。主役にケビン・コスナーを配し、豪華な俳優陣と3時間にわたる内容、さまざまな事実や矛盾の提示でこの事件の謎を盛り上げる。ただ、一応の結論は出るが、真実が分かるとされるすべての証拠資料が公開される2039年まで待たないといけないというエンドロールに消化不良感は残る。

劇場公開日 1992年3月21日







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2019-07-17

3人のゴースト

★★★★(4.0)
w3人のゴースト
鑑賞No:00096
原題:Scrooged
製作:1988年/アメリカ/101分
監督:リチャード・ドナー
出演:ビル・マーレイ/カレン・アレン

若手でやり手のIBCテレビ局社長のフランク・クロスは“視聴率の男”と呼ばれるほど視聴率を上げるためには手段を選ばない男だった。今年もクリスマス休暇中の高視聴率獲得のため番組編成に意欲を燃やしていた。クリスマスの夜、そんなフランクの前に3人のゴーストが現れる。彼らは次々と変わった姿で彼の前に現れ、フランクを過去や未来に連れ回すことに・・・・。

クリスマスに観たい映画の1本。わがままで自分本位で生きてきた男が、ゴーストによって自分の過去、現在、未来を目の当たりに見せられ、そんな自分が嫌になり改心するというストーリー。というと、お堅い話かと思いきや、そこは主演のビル・マーレイ、見事な演技でコメディ満載の映画にしています。ただし、単なるコメディ映画でないことはラストに証明してくれます。チョットわざとらしさはあるものの、泣けるラストになっており、クリスマスには最適の映画となっています。

劇場公開日 1988年12月17日



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2019-07-16

サンタクロース

★★+(2.5)
wサンタクロース
鑑賞No:00095
原題:Santaclaus
製作:1985年/アメリカ/108分
監督:ジャノー・シュワーク
出演:ダドリー・ムーア/ジョン・リスゴー

老きこりのクラウスは毎年クリスマスの夜に近所の子供たちにおもちゃを配って回っていた。ある日、妻と共にトナカイに乗って家路を急いでいたクラウスは突然、光とともに北極に連れて行かれる。そこでは妖精たちがおり、自分たちの作ったおもちゃを世界中の子供たちに配って欲しいとクラウスに頼んできた。これにより、クラウスはサンタクロースとなることに・・・。

本作はなぜか劇場で観た映画。悪人役も出てくるが、根っからのワルではなく、全体的にはほのぼの感の残る映画だった。そういう意味ではファミリー向けのクリスマス映画といえる。もう20年以上も前の映画のため、映像技術の面では今観るとチャッチィようだが、妖精の国のセットはよくできている。

劇場公開日 1985年12月7日



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2019-07-15

三国志 大いなる飛翔

★★★(3.0)
w三国志 大いなる飛翔
鑑賞No:00094
原題:Three Great Kingdoms
製作:1989年/中国/130分
監督:胡攻(フー・メイ)
出演:王文有(ワン・ウンイオウ)

時は二世紀末。都では董卓が傀儡政権を樹立して権力を恣にしていたが、呂布によって董卓は殺され、その呂布も曹操に殺される。さらに官渡の戦いで袁紹を破った曹操がその後覇権を握ることになった。一方、もともと曹操の下にいた劉備は曹操に破れ、諸国を流浪しながら力を蓄えていく。そして三顧の礼をもって諸葛孔明を軍師と迎え入れ、孫権と組んで曹操に対抗する・・・・。

中国の有名な史書「三国志」の中の、“桃園の誓い”から“赤壁の戦い”までを描いている。三国志を勉強したい人にとっては役に立つ三国志ダイジェストといった感じ。細かい点はあまり描ききれていないが、2時間強という時間枠の中で、三国志の数々のエピソードを描くのは大変なことで、そういう意味ではポイントポイントをよく押さえてコンパクトに纏めているなといった感じがした。有名な“吉川”三国志を始め、数々の三国志物は読んでおり、自分なりに登場人物のイメージ像が出来上がっていたので、実際映画で映像として観ると違和感は否めなかったがこれはやむを得ない。何万人というエキストラを使っており、中国映画としては壮大なスペクタル映画といえる。

劇場公開日 1990年7月28日

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2019-07-10

猿の惑星/征服

★★★(3.0)
w猿の惑星_征服
鑑賞No:00093
原題:Conquest Of The Planet Of The Apes
製作:1972年/アメリカ/88分
監督:J・リー・トンプソン
出演:ロディ・マクドウォール/ドン・マレー

1990年のアメリカ、メガロポリス。ここでは猿を奴隷化して重労働を課していた。一方、20年前に未来からやってきて人間に殺されたコーネリアとジーラの子マイロもサーカス団長アーマンドに助けられ成人していた。ある日、アーマンドに連れられてメガロポリスに来たマイロは、虐待を受けている猿をみて大声を上げてしまったため、逃げざるを得なくなる。やがてマイロは奴隷化している猿に呼びかけ、人間への反乱を企てる・・・。

「猿の惑星」シリーズ第4作。3作目の意味ありげなラストと、猿が人間を支配することになった過程を説明する内容となっている。展開上、やむを得ないかもしれないが、舞台が地球に移ってから本来の「猿の惑星」のイメージからはかけ離れて行っているような印象を受ける。また地球上でも限られた地域での話というスケールの小ささは残念。猿が人類を支配するに至った過程説明の説得力が低いものとなっている。

劇場公開日 1972年7月22日



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2019-07-09

猿の惑星

★★★★★(5.0)
w猿の惑星
鑑賞No:00092
原題:Planet of the Apes
製作:1968年/アメリカ/113分
監督:フランクリン・J・シャフナー
出演:チャールトン・ヘストン/キム・ハンター

地球を出発して1年半後、地球から230光年離れた惑星に不時着した宇宙船イカルス号。乗組員テイラーらはそこが、知的な猿が動物の知能程度しか持たない人間を支配している惑星であることを知る。そして、テイラーは猿たちに捕えられ・・・・。

1968年に世界中に衝撃を走らせた名作SF。以後4本の続編が作られる。(映画以外にTVシリーズ版も作られるほどの人気。2001年にはリメイクではないリ・イマジネーション(再創造)版も作られる。)子供の頃にTVで観てから、その後何度も観ているが、やはりラストの衝撃的なシーンは今でも忘れられない。また当時としては驚くほどのメイク術も必見。

劇場公開日 1968年4月13日



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2019-07-07

さよならミス・ワイコフ

★★+(2.5)
wさよならミス・ワイコフ
鑑賞No:00091
原題:Good Luck Miss Wyckoff
製作:1978年/アメリカ/114分
監督:マーヴィン・チョムスキー
出演:アン・ヘイウッド/ロバート・ヴォーン

高校でラテン語の教師をしていたワイコフは、最近原因不明の体調不良に悩まされていた。やがて下宿に閉じこもるようになったワイコフは、同僚の勧めもあって医師の診断を受けることに。しかし、彼女が医師から受けた宣告は、35歳にして処女の身からくる更年期障害とのこと。さらに精神科医の元を訪れた彼女は幼い頃のトラウマからセックス恐怖症であることを知り・・・・。

私は男性なので、この主人公女性の心理を本当に理解できているのかは疑問だが、それでもひしひしと伝わってくる中年女性の切ない気持ちはなんかよくわかるような気がした。それぐらい男性にもわかりやすく女性心理を見事に描いている。内容的には特に女性にはお薦めではないが、このような結婚に憧れながらなぜか未婚のままいる中年女性が多くなっている昨今にも何か参考になりそう。黒人男性はひどい奴だが、ワイコフは何も責められることはないと思うが・・・・。

劇場公開日 1979年10月27日



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2019-07-04

サボテン・ブラザーズ

★★★(3.0)
wサボテン・ブラザース
鑑賞No:00090
原題:Three Amigos!
製作:1986年/アメリカ/105分
監督:ジョン・ランディス
出演:スティーブ・マーチィン/チェビー・チェイス

1916年、メキシコ、サンタ・ポコの村は、悪党エル・ワポ一味の餌食となり、略奪の脅威にさらされる毎日であった。そこで美しい娘カルメンと少年が用心棒探しに町に出たところ、映画で活躍中のサボテンブラザースの存在を知り、彼らを雇う。村人は彼らを本物の英雄と勘違いしており、村を襲う賊人を退治して欲しいのが希望だったが・・・。

「サタデー・ナイト・ライブ」の同窓生であるチェビー・チェイスとスティーブ・マーティンのコメディ西部劇。ストーリーは吉本新喜劇を観るような単純さだが、3人のおとぼけぶりが絶妙で、大笑いさせられる。バカバカしいと言ってしまえばそれまでの作品だが、何かくつろいで楽しめるコメディである。

劇場公開日 1987年4月11日



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2019-07-02

ザ・フライ2 二世誕生

★★+(2.5)
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鑑賞No:00089
原題:The Fly II
製作:1989年/アメリカ/105分
監督:クリス・ウェイラス
出演:エリック・ストルツ/ダフニ・ズーニガ

ハエ男セスの遺児として生まれたマーティンは、科学研究所の厳重な監視の下、人間の何倍ものスピードで成長し、5歳になる頃には大人の体格となっていた。頭脳も明晰であったマーティンは父親が研究していた物質転送の研究を引き継ぐが、ハエの遺伝子を受け継いだマーティンの身体は次第に変化していき・・・・。

1作目が秀逸だっただけに、どうしても比較すると見劣りがしてしまう。続編ゆえの評価になってしまうが、やはり人間からハエに変化していく怖さ、哀しさの表現が物足らなく、単なるモンスター映画的になっていたのが前作越えできなかった最大の要因でしょうか?前作のラストが続編を期待させる終わり方だっただけに、その期待に応えてくれたことは評価に値しますが・・・。

劇場公開日 1989年5月3日



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2019-07-01

ザ・フライ

★★★★(4.0)
wザ・フライ
鑑賞No:00088
原題:The Fly
製作:1986年/アメリカ/96分
監督:デビッド・クローネンバーグ
出演:ジェフ・ゴールドブラム

科学者セスは物質転送装置テレポッドの開発に傾倒しており、ヒヒの転送実験での失敗点を改良し、やがてテレポッドを完成させる。その人体実験を自らの体で行うが、転送装置の中に一匹のハエが紛れ込んでいたことから・・・。

人間とハエとの遺伝子の融合によって蝿男となっていく恐怖を描いている。1958年製作の「蝿男の恐怖」のリメイクだが、SFX技術の進歩により、蝿男に変化していくシーンは比べ物にならないくらい良くできている。ラストは衝撃的でかつあまりにも悲しい。まだメジャーではなかったジェフ・ゴールドブラムやジーナ・デイビスが飛躍するきっかけとなった作品でもある。

劇場公開日 1987年1月15日



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2019-06-30

サスペリア

★★★+(3.5)
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鑑賞No:00087
原題:Suspiria
製作:1977年/イタリア/99分
監督:ダリオ・アルジェント
出演:ジェシカ・ハーパー/ステファニア・カッシーニ

西ドイツ、フライブルグ。激しい雷雨が吹き荒れる深夜、ニューヨークからやってきたスージーはバレエ学校に到着する。そこで「アイリス」という言葉を残して去る女性と出会う。気になりながらもバレエ学校の門を叩くが中に入れてもらえず、ホテルに戻ることに。その夜、スージーが出会った女性は、訪ねた友人のアパートで惨殺されてしまう・・・。

「決して一人では見ないでください」というコピーで有名な映画。個人的には、「エクソシスト」「オーメン」と並ぶホラー映画として位置づけている。他の2作がオカルト性の強い作品であるのに対し、音楽が効果的で、視覚的にもちょっと違った色彩感覚で迫ってくる、サスペンス&スリラーホラーともいえる作品に仕上がっている。冒頭に心霊映像とも言える奇妙な映像が映りこんでいることでも有名な作品。

劇場公開日 1977年6月25日



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2019-06-29

ザ・カンニング[IQ=0]

★★★(3.0)
wザ・カンニング
鑑賞No:00086
原題:Les Sous-Doues
製作:1980年/フランス/93分
監督:クロード・ジディ
出演:ダニエル・オートゥイユ/フィリップ・タッシーニ

ヴェルサイユにあるバカロレア予備校「ルイ14世予備校」のルシエ校長は、テレビで在校生のバカロレア(大学入学資格検定)の合格者がゼロと報道され激怒。夫のレオンの反対を押し切り、スパルタ教育に移行する。しかし肝心の生徒はというと、校則を破る常習犯のベベルをはじめ、全くやる気のない連中ばかり。そんな中、ある事件で疑いをかけられた生徒たちに裁判所はバカロレアに合格したら無罪、不合格なら刑務所行きという判決を下す。窮地に陥った生徒たちはバカロレア合格のため突拍子もないカンニング作戦を決行するが・・・。

さまざまなカンニング方法を駆使してバカロレアに合格しようとする生徒たちを描いたドタバタコメディだが、結構笑える。カンニングテクニックも実用性には欠けるものの、奇想天外なものが多くバカバカしいながら夢のあるアイデアが満載。何も考えずに気楽に観れる良品。

劇場公開日 1982年4月3日



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2019-06-28

最後のブルース・リー/ドラゴンへの道

★★★★+(4.5)
w最後のブルース・リー_ドラゴンへの道
鑑賞No:00085
原題:The Way of the Dragon
製作:1974年/香港/100分
監督:ブルース・リー
出演:ブルース・リー/ノラ・ミヤオ/チャック・ノリス

友人のチェンの助けに応じてイタリアにやってきた中国人青年タン・ロン。チェンは中華レストランを経営していたが、マフィアに狙われ、立ち退くよう、毎日のように嫌がらせをされていたためだった。レストランの従業員は突然やってきたタン・ロンを最初は快く思っていなかったが、嫌がらせにやってきたチンピラたちをアッという間に倒したタン・ロンに心酔していく・・・・。

個人的にはブルース・リー映画の中でも最も好きな1本。ブルース・リーの魅力が120%表現された映画といえる。ブルース・リー演じるタン・ロンの芸術的な強さもさることながら、普段のあの人懐っこい笑顔がたまらない。そして敵に向う時、一瞬であの笑顔は消え、キリリと引き締まった顔に変貌する瞬間、たまりませんね。最後の、チャック・ノリスとの一騎打ちも見どころの一つ。

劇場公開日 1975年1月25日



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2019-05-06

人生スイッチ

★★★+(3.5)
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鑑賞No:02688
原題:Relatos salvajes
製作:2014年/アルゼンチン、スペイン/122分
監督:ダミアン・ジフロン
出演:リカルド・ダリン/リタ・コルテセ

飛行機の乗客たちは、不思議なことに全員に共通点があり・・・・(『おかえし』)。偶然にも自分が働く店を訪れた親の敵に遭遇した女性に、調理担当が料理に毒を入れることを提案する。さすがに毒はと戸惑うが・・・・(『おもてなし』)。ドライバーは走る車もほとんどない道路で、追い越しを邪魔するボロ車を抜き去るが・・・・(『エンスト』)。

スペインの名匠ペドロ・アルモドバルがプロデューサーを務めたブラックコメディ。第87回アカデミー賞でアルゼンチン映画として外国語映画賞にもノミネートされた、6つのショートストーリーから成る作品。それぞれの作品は独立していて、特につながりはないが、どのストーリーもちょっとしたスイッチの押し違いで人生が狂ってしまう悲劇を描いている。ちょっとオーバーな内容ではあるが、実際に世の中で起きている事件も、この映画のようにちょっとしたボタンのかけ違いがきっかけのような気がする。6つのストーリーで個人的に最もお気に入りは車の追い越しがきっかけのエピソード。きっかけは日常よくありそうだが、結末は悲惨。ちょっとしたきっかけがこの結末とはとても恐ろしい。

劇場公開日 2015年7月25日



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2018-12-23

卒業

★★★★(4.0)
w卒業
鑑賞No:00128
原題:The Graduate
製作:1967年/アメリカ/107分
監督:マイク・ニコルズ
出演:ダスティン・ホフマン/キャサリン・ロス

大学で陸上部のスターだったベンジャミンは卒業を機に帰郷して、卒業記念パーティーに出席する。そこで幼馴染のエレーヌの母と再会し、彼女から思わぬ誘惑を受ける。やがて夜毎の逢瀬を重ねることになるが、一方で憂鬱な日々を過ごしていた。そんな彼を心配した両親は、幼馴染のエレーヌとの交際を勧め、初めてのデートでエレーヌに恋してしまう・・・・。

大学を卒業する頃の社会に出て行くことへのいいようのない不安感、年上の女性への憧れや興味、そして幼く不安だらけの自分を包み込んでくれる包容力への安心感、そして純粋な恋愛・・・・。男なら一度は考え感じることをダスティン・ホフマンがよく演じていた。そしてバックに流れるサイモン&ガーファンクルの名曲と、ラストの花嫁を連れ去るシーン。映画音楽の重要性を感じるとともに、鮮烈な印象を残し大ヒットにつながったラストシーンはあまりにも有名で必見である。

劇場公開日 1968年6月8日



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2018-05-11

スピード・レーサー

★★+(2.5)
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鑑賞No:01656
原題:Speed Racer
製作:2008年/アメリカ/135分
監督:アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
出演:エミール・ハーシュ/クリスティーナ・リッチ

日本のアニメ「マッハGoGoGo」の実写化。レーシング一家の中で育ったスピードは、レース中の事故で亡くなった兄の遺志を継いでレーサーとなり、ぶっちぎりの活躍をしていた。そのスピードの才能に目をつけたローヤルトン社のオーナーからスポンサーになりたいという申し出があるが、スピードはその誘いを断ってしまう。するとローヤルトンの態度が一変し、レースはすべて八百長だと暴露、スピードは衝撃を受ける・・・・。

製作サイドの意図としては“みたこともない映像”の構築だったらしく、そのために現実感も無視したそう。それ自体は成功のようで、確かに現実感のない映像だったが、それだけにリアル感や緊張感は全然伝わってこなかった。他のカーアクション映画とは一線を隠せたものの、面白さという点では如何なものかと思わせる映画だった。ストーリーも単純、典型的な勧善懲悪もので、ドンデン返しのない割には、この手の映画として135分はちょっと長すぎ。途中、中だるみしてしまった。レースシーンだけなら子供にはウケル作品かも。

劇場公開日 2008年7月5日



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2018-04-27

シェルター

★★★(3.0)
wシェルター
鑑賞No:02092
原題:Shelter
製作:2009年/アメリカ/112分
監督:マンス・マーリンド/ビョルン・ステイン
出演:ジュリアン・ムーア/ジョナサン・リース・マイヤーズ

3年前に夫を殺された精神分析医のカーラは、ある日、同じ精神分析医の父からデヴィッドという患者を紹介される。そのデヴィッドはカーラの目の前でアダムという人格の持ち主に代わる。解離性同一性障害(多重人格障害)の存在を信じないカーラは、デヴィッドが作為的に演じていると診断し調査を始める。しかし、デヴィッドはすでに25年前に死んでいたことが判明し、さらにデヴィッド、アダムに続いて、ウェス、チャーリーといった人格も現れて・・・・。

多重人格というテーマを扱った心理サスペンスかと思いきや、実はオカルト映画?と思ってしまうような後半の予想外の展開には驚きというか少々落胆した。デヴィッドの人格変身シーンはゾォーとするような姿勢になり、怖さも倍増、展開も読みにくい興味津々な展開だっただけに着地点がちょっと悪すぎたために作品としての完成度が落ちてしまった感は否めなかった。ジョナサン・リース・マイヤーズが解離性同一性障害者(多重人格障害)を好演していただけに残念な作品。

劇場公開日 2010年3月27日



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2018-04-09

スター・ウォーズ 最後のジェダイ

★★★+(3.5)
スター・ウォーズ 最後のジェダイ
鑑賞No:02890
原題:Star Wars: The Last Jedi
製作:2017年/アメリカ/152分
監督:ライアン・ジョンソン
出演:デイジー・リドリー/ジョン・ボイエガ

伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーが銀河帝国の恐怖政治から宇宙を救ってから長い年月が経ち、銀河帝国の残党ファースト・オーダーが再び宇宙を支配しようと勢力を広げ始めていた。レイは、レジスタンス軍の希望であるルーク・スカイウォーカーを迎えに行くのだが、隠遁生活をするルークは、島を出ようとしなかった。そこで、カイロ・ レン(ベン・ソロ)を後継者にしようとしていたにも関わらず、ダークサイドに堕ちてしまったことがルークの深い傷となっていることが明らかとなり・・・・。

本作を観てまず感じたことは違和感。これは「スター・ウォーズ」なのかと・・・。エピソード4~6の第1シリーズにおける本来のスター・ウォーズ感、そしてエピソード1~3の、本来のスター・ウォーズ感を継承しつつも新しい感性を投入した題2シリーズだったが、このエピソード7~8はこれまでのスター・ウォーズ感が伝わりにくい。それでもエピソード7はハン・ソロの登場や新シリーズ開始による新鮮感でこの違和感が紛らわせたような感もあるが、今回のエピソード8でこの違和感は決定的となった。戦闘シーンだけは本来のスター・ウォーズを観ているようだったが、あとはこれまでのシリーズの持つ雰囲気や世界観とは異なる気がしてならなかった。特にレイに絡むシーンはその印象が強い。

劇場公開日 2017年12月15日



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2018-04-03

スリーデイズ

★★★+(3.5)
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鑑賞No:02241
原題:The Next Three Days
製作:2010年/アメリカ/134分
監督:ポール・ハギス
出演:ラッセル・クロウ/エリザベス・バンクス

ピッツバーグで教師をしているジョンは、妻ララと幼い息子ルークと平和な日々を送っていたが、ある日突然、妻のララが殺人容疑で逮捕されてしまう。それから3年。控訴は棄却され、ララは絶望から自殺を図ってしまう。追い詰められたジョンは、自分の手でララを刑務所から脱獄させる事を決意し、計画実行のため綿密な調査と準備が始まった・・・。

前半の綿密な計画準備に対して、後半のあまりにも計画通りに進まない脱獄に、ハラハラする反面、なんかスッキリしない展開に少々落胆する。綿密な計画だけに、一つでも狂うともはや成功はありえないはずで、実際行き当たりばったり的な展開になっていき、結末が不安になるが、そこは映画。出来過ぎな結末だけど、溜飲の下りる終わり方にはなっている。ただし、事件の真相は思わせぶりで、結局、ララの供述に出てくる犯人のボタンが見つからず仕舞に終わるのには少しモヤモヤ感が残る。

劇場公開日 2011年9月23日



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2018-02-19

知りすぎていた男

★★★(3.0)
w知りすぎていた男
鑑賞No:02018
原題:The Man Who Knew Too Much
製作:1956年/アメリカ/120分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジェームズ・スチュアート/ドリス・デイ

アメリカの医師ベンは、妻のジョーと7歳の息子ハンクを連れて、パリで開かれた会議に出席後、モロッコを旅していた。そのバスでの道中で知り合ったベルナールとマラケシュで食事をする約束をするが、ベルナールに急用が発生しキャンセルとなる。そして翌日、ベンたちが市場に買い物に行っていると、そこでアラビア人に変装したベルナールが何者かに殺されてしまう・・・・。

ヒッチコックお得意の、いわゆる巻き込まれ型のサスペンス。ただ、巻き込まれる事件の大きさに比べて、主人公と秘密を告げる謎の男との関係が希薄すぎて、いまいち現実性が乏しい気がした。それでも、子どもを誘拐された夫婦が必死になって犯人を追う姿は真に迫ってくるものがあり、首相暗殺へのクライマックスに至るまでのオーケストラの盛り上げも見事。さすがはヒッチコックという演出。ドリス・デイが歌う「ケ・セラ・セラ」も印象深く、観終わっても当分耳から離れなかった。

劇場公開日 1956年7月12日



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2018-02-05

世界侵略:ロサンゼルス決戦

★★★★(4.0)
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鑑賞No:02209
原題:Battle: Los Angeles
製作:2010年/アメリカ/116分
監督:ジョナサン・リーベスマン
出演:アーロン・エッカート/ブリジット・モイナハン

2011年の夏。謎の生命体が地球に降り立ち、世界各地を攻撃し始める。かろうじて戦力を残すアメリカ西海岸では、敵を制圧するために3時間後にロサンゼルス市街を空爆することになる。しかし、その対象地区に民間人5名が取り残されたため、マルチネス少尉率いる10名の海兵隊員が救出に向かうが・・・・。

地球侵略を図るエイリアンと人間との戦いを描いた作品はトム・クルーズの「宇宙戦争」や「クローバーフィールド」、つい最近では「モンスターズ 地球外生命体」「スカイライン -征服-」などあるが、この作品はその中でも面白い部類に入ると思った。エイリアンものというよりは戦争映画に近く、手持ちカメラでの撮影が多いので、まるでその場にいてそばで見ているがごとくの臨場感があった。ともかく、白昼の銃撃戦が大半を占めるので、戦争アクション好きの方には格好かもしれない。ストーリーも単純ながら、他の映画に比べてドラマチックな設定になており、訳のわからない侵略ものとも一線を画している。

劇場公開日 2011年9月17日



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2018-02-01

ショウタイム

★★★(3.0)
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鑑賞No:02150
原題:Showtime
製作:2002年/アメリカ/95分
監督:トム・ダイ
出演:ロバート・デ・ニーロ/エディ・マーフィ

潜伏捜査中のロス市警のミッチは、パトロール警官トレイのせいで犯人を取り逃がし、駆けつけたTVカメラを銃でぶち抜いてしまう。それを見た番組プロデューサーのレンジーは、告訴の取り下げを条件にミッチを新しいTV刑事に仕立てようとする。渋々密着取材に応じたミッチだが、選ばれた相棒役はなんとトレイだった・・・・。

ロバート・デ・ニーロとエディ・マーフィという、キャラの全く異なる異色コンビによる刑事映画だが、あまりの異色さがかえって新鮮で、思ったほどの違和感は感じなかった。軽いタッチの作品で、インパクトは薄いながら、さすがに主演2人の存在感は大きく、カーチェイスや銃撃戦もそれなりに迫力があり、ポリス映画としてはまずまず楽しめる。

劇場公開日 2002年11月16日






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2018-01-25

ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男

★★★+(3.5)
wザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男
鑑賞No:02152
原題:The Hoax
製作:2006年/アメリカ/116分
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:リチャード・ギア/アルフレッド・モリーナ

売れない作家のクリフォード・アーヴィングは、勢いだけで今世紀最大の大作を持ち込むと約束してしまう。自ら窮地に立った彼は、変り者で人前に姿を見せない大富豪ハワード・ヒューズのニセ自伝を書くことを思いつく。筆跡をまねて彼の手紙を偽造し、ニュース映像からヒューズの声や話し方の特徴をつかみ、周囲の人々を騙し続けていく。やがて彼は嘘を続けるうちに、現実と虚構の区別がつかなくなっていく・・・・。

1971年のニューヨークで実際に起こった、アメリカ史上最大規模の詐欺事件の映画化。この事件は知らなかったが、高度情報化時代の現代では考えられないほど、意外とばれずに成りすまして自伝ができることにある意味感心した。今なら、過剰なまでのマスコミと、ネット情報ですぐにばれてしまうだろうが・・・。でも時代もそうだが、アーヴィングも偽装のためにありとあらゆる知恵を絞り、綱渡りを渡るがごとく、詐欺を続けていくところは観ていてハラハラドキドキする。でも、嘘も続けてなり切ってしまうと、本当と嘘の境目がわからなくなるものか・・・?

劇場公開日 2011年4月30日



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2018-01-17

SUPER 8/スーパーエイト

★★★+(3.5)
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鑑賞No:02195
原題:Super 8
製作:2011年/アメリカ/111分
監督:J・J・エイブラムス
出演:エル・ファニング/カイル・チャンドラー

1979年、アメリカ・オハイオ州。14歳の少年ジョーは、5人の仲間と映画作りに没頭していた。ある夜、家を抜け出し、駅に忍び込んで撮影をしていた彼らは、貨物列車がトラックと衝突し、脱線・炎上する大事故を目撃してしまう。現場から命からがら逃げだした彼らは、このことを誰にも喋らないことを約束する。しかし、この事故以来、町では犬がいなくなったり、保安官ら9人が行方不明になるなどの不可解な出来事が続出する・・・・。

1980年代のスピルバーグ映画を彷彿させる作品で、「E.T.」と「スタンド・バイ・ミー」を足して2で割ったような内容。特に前半の、観客の興味を惹き、作品にのめり込ませていくストーリー展開は見事。それだけに後半の、(残念な意味で)意外な展開にはちょっとガッカリさせられた。あと、「E.T.」は造形的にはどうかと思うが愛嬌のある異星人だったが、この作品の異星人は可愛げも何もなく、感動的でもないため、印象薄い作品になりそう。

劇場公開日 2011年6月24日



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2018-01-14

ザ・ファイター

★★★★+(4.5)
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鑑賞No:02193
原題:The Fighter
製作:2010年/アメリカ/116分
監督:デヴィッド・O・ラッセル
出演:マーク・ウォールバーグ/クリスチャン・ベール

マサチューセッツ州ローウェルに住むプロボクサーの兄弟。兄のディッキーは町が誇る天才肌のボクサーだが、その短気で怠惰な性格からすさんだ毎日を送っていた。一方異父弟のミッキーは、地道な性格だったが、兄と母の無茶なマッチメイクもあり、どうにも勝つことが出来ない。そんなある日、ディッキーが薬物に手を出し逮捕されてしまい、ミッキーはリングから遠ざかっていく・・・・。

兄・ディッキー役のクリスチャン・ベールと、母・アリス役のメリッサ・レオが第83回アカデミー賞助演賞をW受賞した作品。納得できる受賞で、主演のマーク・ウォールバーグの存在が霞むほど。特にクリスチャン・ベールはドラッグまみれの麻薬依存症の役を見事に演じ、そのその存在感は大きかった。モンスター母役のメリッサ・レオとともにこの2人がこの作品を引っ張っているといっても過言ではない。試合のシーンはボクシング中継のプロが撮影しただけあって、リアルな臨場感を醸し出している。

劇場公開日 2011年3月26日



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2018-01-01

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)

★★★★(4.0)
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鑑賞No:02881
原題:War for the Planet of the Apes
製作:2017年/アメリカ/140分
監督:マット・リーブス
出演:アンディ・サーキス/ウッディ・ハレルソン

高度な知能を得た猿と人類が全面戦争に突入してから2年。猿たちを率いるシーザーは森の奥深くの砦に身を潜めていたが、ある晩、人間たちの奇襲を受けて妻と長男の命を奪われてしまう。敵の冷酷非道なリーダー、大佐への復讐を誓ったシーザーは仲間たちを新しい隠れ場所へ向かわせ、自らは3匹の仲間を連れて大佐を倒す旅に出る。道中で出会った口のきけない人間の少女ノバや動物園出身のチンパンジー、バッド・エイプも加わり、一行はついに大佐のいる人間たちの基地にたどり着くが・・・・。

名作SF映画「猿の惑星」をリブートした「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」「猿の惑星:新世紀(ライジング)」に続くシリーズ第3弾。シーザー、コーネリアスといった旧作でお馴染みのサル名が出てくるので、前日譚になっているかと思いきや、全く独立したストーリー。パフォーマンス・キャプチャーという最先端技術を駆使して描かれるエイプはもはや特殊メイクではなく、エイプそのもので、近未来に本当に訪れるかもしれないと錯覚するほどのリアルさ。しかし、エイプに比べここで描かれる人間は救いようがなく、人類のエゴをそのまま映像化したようで気分悪い。その点、シーザーの常に凛とした態度、そして現代社会で最も求められるリーダーシップを見せつける内容で、人間サイド?としては見ていて恥ずかし限りだった。

劇場公開日 2017年10月13日



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2017-12-21

ザ・ゲーム

★★★★(4.0)
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鑑賞No:02137
原題:Even Money
製作:2006年/アメリカ、ドイツ/116分
監督:マーク・ライデル
出演:キム・ベイシンガー/ニック・キャノン

小説家のキャロリンは新作が書けないことからギャンブル依存症になり、家の貯金をすべて使い込んでいた。そんな時、カジノで知り合った元マジシャンのウォルターと手を組み、失ったお金を取り戻すとする。一方、配管工のクライドは多額の借金に悩んでおり、裏組織に脅迫されて、弟のゴッドフリーにバスケットの試合で八百長をさせていた・・・・。

未公開映画ながら、キム・ベイシンガー、ダニー・デヴィート、ティム・ロス、フォレスト・ウィッテカー、レイ・リオッタといった錚々たる顔ぶれの作品。ギャンブル依存症になり、夫に内緒で家の貯金を使い果たし、途方に暮れるキャロリンと元マジシャンの出会いと、やはり多額の借金をして強引な取立てに苦悩する配管工のストーリーが交わることなく並行して描かれているが、やがてこれが交わるが如く繫がる。分かりやすいストーリー展開とドキドキ感は最後まで継続し、期待した以上に楽しめる。アクの強い悪役をよく演じるレイ・リオッタが今回はギャンブル依存症の妻に苦しむ夫役を好演し、悪役はティム・ロスが怪演してる。決して楽しい題材ではなく、結末も暗いが、印象に残る作品である。

劇場未公開



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2017-12-08

サイレントヒル

★★(2.0)
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鑑賞No:01313
原題:Silent Hill
製作:2006年/アメリカ、日本、カナダ、フランス/126分
監督:クリストフ・ガンズ
出演:ラダ・ミッチェル/ショーン・ビーン

夢遊病のように歩き、“サイレントヒル”とつぶやきながらうなされる少女シャロン。ローズとクリストファーの夫婦は、赤ん坊の頃に養女として引き取った愛娘の言動に心を痛めていた。サイレントヒルという街が実在することを突き止めたローズは、車でシャロンと街へ向かう。そこは30年前の大火災が発生後、閉鎖された街だった・・・・。

日本の同名ホラー・ゲームの映画化。ゲームをしたことがなかったため、「バイオハザード」と同類と思っていたが、出てくるのはゾンビではなく異様な動きをするクリーチャー。恐怖感は次第に高まってくるが、全体的にはイマイチの感がある作品。

劇場公開日 2006年7月8日



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2017-11-12

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐

★★★★+(4.5)
wスター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐
鑑賞No:01265
原題:Star Wars: Episode III - Revenge of the Sith
製作:2005年/アメリカ/141分
監督:ジョージ・ルーカス
出演:ユアン・マクレガー/ナタリー・ポートマン

クローン戦争の勃発から3年。パルパティーン最高議長がドロイド軍のグリーバス将軍に捕らえられて人質となり、オビ=ワンとアナキンが救出に向かう。パルパティーンの奪還に成功し、帰還したアナキンは、妻パドメが妊娠していることを知るが、やがてパドメが出産とともに死んでしまう夢にうなされるようになる。一方、パルパティーンとジェダイ評議会は次第に溝を深めていき、評議会はパルパティーンの信頼の厚いアナキンに、その動向を探るよう密命を下す。しかし、評議会の疑心を見抜いていたパルパティーンは、自分こそがフォースの全てを知り尽くしており、暗黒面の力を用いれば人を死からも救うことができるとアナキンに明かす。それを知ったアナキンはパドメを救いたいという思いから、次第に暗黒面へと傾いてく・・・・。

大ヒットSFシリーズ「スター・ウォーズ」新3部作の最終章。ジェダイの騎士アナキン・スカイウォーカーが暗黒卿ダース・ベイダーとなる過程を描いた、シリーズ中、最大のヤマ場を迎える。また、本作のラストは977年製作の旧シリーズ第1作「エピソード4 新たなる希望」につながり、これによってすべての謎は解き明かされ、旧3部作と新3部作の6作に渡るシリーズは完結する。

劇場公開日 2005年7月9日



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2017-11-07

スターシップ・トゥルーパーズ2

★★(2.0)
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鑑賞No:01279
原題:Starship Troopers 2: Hero of the Federation
製作:2003年/アメリカ/92分
監督:フィル・ティペット
出演:リチャード・バージ/コリーン・ポーチ

人類と昆虫型生物=バグズとの戦争が続く近未来。地球連邦軍は、テレパス能力を持ち作戦を立案するサイキックと、実戦担当の兵士たちによって構成されていた。現在、連邦軍はさらにバグズ活動ゾーンの奥深くへと進軍し、激戦を続けてきた。しかし、未だ終結の兆しは見えず、軍は今日も戦況の実態を隠して「英雄求む!」と勇敢な新兵募集のCMを流していたが・・・・。

グロさ満載ながら、それなりに見ごたえのあったポール・バーホーベン監督版第1作だったが、本作はグロさだけ引き継いだ、続編とは思えない作品。宇宙観も薄れ、昆虫型生物との戦闘感も薄れてしまっている。監督が代わるとやはりこうも違うものかという感が強く、1作目とは違う作品として観た方が良い。

劇場公開日 2004年6月12日



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2017-11-06

スターシップ・トゥルーパーズ

★★+(2.5)
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鑑賞No:00697
原題:Starship Troopers
製作:1997年/アメリカ/128分
監督:ポール・バーホーベン
出演:キャスパー・バン・ディーン/ディナ・メイヤー

ブエノスアイレスで高校生活を送っていたジョニー・リコは両親の反対を押し切って軍隊に入る事を決意する。軍役に就けば市民権が得られる事もあるが、恋人であるカルメン・イバネスがパイロットになるべく宇宙海軍アカデミーに入学する事も動機のひとつだった。折しも地球は“アラクニド種”と呼ばれる昆虫型異星生物(バグズ)の襲撃を受けており、機動歩兵隊に配属されたジョニーにも過酷な訓練が待ち受けていた・・・・。

未来の宇宙を舞台に、異星の昆虫型生物と若き兵士たちの死闘を描いたSF戦争アクション大作。結構グロいシーンがあり、SF映画と言うよりも戦争映画のようだが、戦闘シーンは斬新。。ただ、一見、安物B級映画と思いきや、それなりにストーリーもしっかりしていて見ごたえはあり。

劇場公開日 1998年5月2日



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2017-10-26

シカゴ

★★★(3.0)
wシカゴ
鑑賞No:01191
原題:Chicago
製作:2002年/アメリカ/113分
監督:ロブ・マーシャル
出演:レニー・ゼルウィガー/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

1920年代のシカゴ。スターを夢見るロキシーは、キャバレーの専属歌手ヴェルマのステージを羨望の眼差しで見ていた。そんなロキシーはある日、ショーに売り込むとの約束を守らなかった愛人と諍いを起こし、ついに彼を撃ち殺してしまう。そして逮捕され留置所に送られたロキシーは、驚くことにあのヴェルマと出会う・・・・。

近年のアメリカ映画ではヒット作がなかったミュージカル映画において久々に大作・傑作ともいえる作品が出た感じの映画。実際に本作は第75回アカデミー賞作品賞を受賞しており評価も高い。ただストーリーはどろどろとしたどぎつい内容。希代の悪女ともいえる2人の女性の欲望と野心を中心に、ショービジネスやマスコミを舞台とした見ごたえあるミュージカル映画になっている。また主演のレニー・ゼルウィガーの演技も見もの。見た目は無邪気な女性に見えるが、犯罪に手を染めていく悪女を熱演している。

劇場公開日 2003年4月19日



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2017-10-14

シックス・センス

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00882
原題:The Sixth Sense
製作:1999年/アメリカ/107分
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ブルース・ウィリス/ハーレイ・ジョエル・オスメント

高名な精神科医のマルコムは、かつて担当していた患者の凶弾に倒れてしまう。リハビリを果たした彼は、複雑な症状を抱えた少年・コールの治療に取り掛かる事に。コールは常人には無い特殊な“第6感”(死者を見る事ができる能力)を持っていた。コールを治療しながら、彼によって自らの心も癒されていくマルコム。そして彼には予想もつかない真実が待ち受けていた・・・・。

ドンデン返し映画で常にトップクラスにランキングされる映画。確かに初見では「あっ!」と言わされた。叙述トリックという、騙しテクニックの中でも映画では難しいトリックを使ったラストのドンデン返しも良かったが、このドンデン返しを成立させるために張った伏線、伏線を不自然に感じさせない出演者たちの見事な演技も良かった。この映画を成功させ、大きな話題となり、新鋭監督M.ナイト・シャマランを一躍有名にした本作は単なる恐怖映画ではなく、主人公と少年の心の交流から生まれた勇気を持った少年の行動にも心打たれる。

劇場公開日 1999年10月30日



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2017-09-16

JUNO/ジュノ

★★+(2.5)
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鑑賞No:01653
原題:Juno
製作:2007年/アメリカ/96分
監督:ジェイソン・ライトマン
出演:エレン・ペイジ/マイケル・セラ

16歳の女子高生ジュノは、興味本位で同級生のポーリーとたった1回セックスをするが、それで妊娠してしまう。一旦は中絶しようとするが、中絶反対運動をしている同級生の言葉で生む決心をする。しかし、子供を育てることができない彼女は、フリーペーパーで子供を欲しがっている理想的な夫婦を見つけ、里子に出す契約を交わすが・・・・。

最近のティーンエイジャーとはこんなものか?と驚きと興味を持って観てしまった。いとも簡単にセックスし、妊娠し、そして育てられないからといって里子に出す。「人の命や親子の関係をなんと考えているのか!」と怒りたくなるが、口は悪いが明るくさばさばしたジュノの人間性にどこか憎めないものがあった。ストーリーはある程度分かっていたが、後半からの理想的な夫婦のトラブルは予想外で、何を描きたいのか少々とまどった。結局、ティーンエイジャーの妊娠というのはこの映画のテーマというほどでなく、妊娠を題材にしたジュノという小娘の成長振りをコミカルに描きたかった映画なのかもしれない。そう観ればエレン・ペイジはよく好演していた。

劇場公開日 2008年6月14日



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2017-09-08

ザスーラ

★★+(2.5)
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鑑賞No:01643
原題:Zathura
製作:2005年/アメリカ/110分
監督:ジョン・ファブロー
出演:ジョシュ・ハッチャーソン/ジョナ・ボボ

兄のウォルターに一緒に遊んでもらえず、逆に怒られて地下室に入れられた弟のダニーは、そこで古めかしいボード・ゲーム“ザスーラ”を見つける。さっそくリビングに持ち帰り、何気なくボタンを押してゲームをスタートさせた。しかしこのゲームは禁断のゲームだった。ゲームをスタートさせると、彼らは家ごと宇宙にワープしてしまう・・・・・。

続編ではないが、「ジュマンジ」の宇宙版といった内容の映画。だが「ジュマンジ」は非現実な世界ながらも夢があり、あってもおかしくない現実性を秘めていたが、「ザスーラ」はもう非現実を通り越してハチャメチャ。宇宙に家ごといること自体があまりにも突拍子もない設定だし、あれだけ攻撃を受けてなぜ彼らは無傷なの? あまりにも非現実過ぎるとリアリティが全くなく、どうしても醒めた目で観てしまう。この手の映画はどこか夢があって、夢の中で現実を楽しむといったような世界を演出して欲しいもの。あと、宇宙飛行士の正体。結局訳わかんなかったよ。上手くまとめたようなラストだが、経緯がよくわかんなくて、なんか説得力のない感じがした。

劇場公開日 2005年12月10日



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2017-09-04

ステップフォード・ワイフ

★★★+(3.5)
wステップフォード・ワイフ
鑑賞No:01635
原題:The Stepford Wives
製作:2004年/アメリカ/115分
監督:フランク・オズ
出演:ニコール・キッドマン/マシュー・ブロデリック

ジョアンナはEBSテレビの敏腕女性プロデューサーだったが、彼女の番組出演が原因で妻に捨てられた男が、妻と愛人に銃を乱射するという事件が起こる。そのためジョアンナは辞職に追い込まれ、失意の毎日を送ることに。夫のウォルターはそんなジョアンナを気遣い、新しい生活を始めるため、自分も職を辞して家族で郊外のステップフォードに移り住むことにする。そこは豪邸の立ち並ぶ美しい住宅地で人々も皆幸せそうだったが、実は恐るべき秘密が隠されていた・・・・。

この映画は全く予備知識なしで偶然観てしまったので、意外な展開にチョットびっくりした。というのも、冒頭で全米でも有名なキャリアウーマンがある事件をきっかけにクビになってしまい落ち込むが、新天地を求めて家族で引っ越すというシーンが展開する。ここまで観ていると、仕事一筋だった女性が仕事以外の生きがいを見出す映画?と思ってしまったが、それは全然予想ハズレ。良くも悪くも思ってもみなかったストーリー展開にどんどん引き込まれていった。それは予想の人間ドラマというジャンルではなく、サスペンス・スリラー・コメディといったジャンル。女性から見れば男のエゴかもしれないが、男から見ればいい悪いは別にして誰でも秘かには願う夢かも?といったところにこの映画の面白さがあるのかもしれない。気軽に観れば結構楽しめる映画。

劇場公開日 2005年2月5日



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2017-08-29

12人の怒れる男 評決の行方

★★★+(3.5)
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鑑賞No:00762
原題:12 Angry Men
製作:1997年/アメリカ/117分
監督:ウィリアム・フリードキン
出演:ジャック・レモン/ジョージ・C・スコット

殺人事件の裁判の12人の陪審員が密室で討議するさまを描く。裁判の内容から明らかに有罪と見られた事件だったが、ほとんど議論せずに有罪と結論が出そうなことに疑問を感じた1人の陪審員が無罪を主張する。これにより、明らかに有罪と思われた事件に少しずつ疑惑が生じ始め・・・・。

1957年製作の「十二人の怒れる男」をテレビムービーとしてリメイクしたもの。基本的に内容は1957年版と同じ。1957年製作のオリジナル版を観ているので、楽な気持ちで観た。基本的な内容は同じなので新鮮味は薄いが、白黒からカラーになっており、キャストも違う分、多少受ける印象は異なった。オリジナルは法廷もののなかでも名作中の名作で私も大好きだが、この作品もオリジナルに忠実ながら、それぞれの陪審員は個性を明確に出しており、飽きさせない2時間弱という意味ではよくできていた。今回は陪審員に黒人も配されていたが、こういう点も現代的というか、現実性もあり、アメリカにおける人種差別の問題にリアルに迫れてよかった。何度観ても楽しめる良作である。

劇場未公開



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2017-08-22

潜水服は蝶の夢を見る

★★★(3.0)
w潜水服は蝶の夢を見る
鑑賞No:01616
原題:Le Scaphandre et le Papillon
製作:2007年/フランス、アメリカ/112分
監督:ジュリアン・シュナーベル
出演:マチュー・アマルリック/マリー=ジョゼ・クローズ

ELLEの編集長ジャン=ドミニク・ボビーは42歳の時、ドライブ中に突然脳梗塞に襲われる。そして病室で目覚めた彼は、全身の自由を奪われた“閉じ込め症候群”となっていた。絶望の底にたたき落とされた彼だったが、言語療法士や理学療法士の協力で、左目の瞬きでコミュニケーションをとる方法を習得していく・・・・。

突然脳梗塞で倒れ、身体の自由を奪われたELLEの元編集長ジャン=ドミニク・ボビーが唯一動く左目の瞬きだけで綴った自伝を映画化。タイトルの“潜水服”とは、全身の自由を奪われた状態を、あたかも重い潜水服を着せられた状態を表したもの。唯一身体で動くのは左目だったが、彼はそれ以外に2つ自由になるものがあると言っている。それは“想像力”と“記憶”。身体は潜水服を着せられたように自由が利かなかったが、想像力と記憶はまるで“蝶”のように自由に飛びまわれることを表現している。そのタイトルにあわせるが如く、前半の映像は彼自身の目線で描かれており、後半はまるで蝶が自由に飛びまわるように、カメラ目線も彼から離れ自由に動き回っている。特に左目視点の技法は斬新で、あたかも主人公と一体化できて身体の自由を奪われた人間を体感できた(ただし、最後までこの映像だと見るに耐えれなかったかも?)それほど面白い映画ではなく、終始皮肉っぽく語る主人公にあまり共感も得られないが、瞬きだけで自伝を書いたという事実と、それを可能にした療法士たちをはじめとした周りの人々の努力は凄いと思う。

劇場公開日 2008年2月9日



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2017-08-06

幸せの1ページ

★★★+
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鑑賞No:01614
原題:Nim's Island
製作:2008年/アメリカ/96分
監督:ジェニファー・フラケット
出演:ジョディ・フォスター/アブゲイル・ブレスリン

サンフランシスコに住む人気作家のアレクサンドラは極度の対人恐怖症でひきこもり。そんな彼女は空想で作った理想の男性像をヒーローとした冒険小説を書いていた。その小説の新しいネタを探していると、孤島に住む海洋学者ジャックの記事に目が留まり、彼にメールで協力を求めることにする。メールの返事はニムと名乗る人物から返ってくるが、ある日ニムから父親のジャックが嵐の海から帰ってこないとSOSが入る。連絡を受けたアレクサンドラはニムがジャックの娘と知り・・・・。

ストーリーは、孤島に取り残された少女を救いにジョディ・フォスターが単身孤島に乗り込み、少女を助けながら様々な苦難を克服しながら父親を救出するもの・・・と勝手に思い込んで観始めましたが、全然違っていた。少女ニムと、ジョディ・フォスター演じるアレクサンドラとはメールのやりとり以外、ラストまで直接的な接点はなく、2人の独立したストーリー(父親のジャックを入れると3人のストーリー)が並行して進んでいく。アレクサンドラの方はあたふたする場面が目につくものの、使命感のみでそれを克服し、降りかかる苦難を乗り越えていく冒険活劇の様相を呈している。一方、ニムは知恵と勇気で果敢に苦難に対抗していく姿は、「ホーム・アローン」を彷彿させる。全体的には、ジョディ・フォスターよりもアブゲイル・ブリスリンの活躍が目立つ映画である。

劇場公開日 2008年9月6日



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2017-08-03

シャッター

★★★
シャッター
鑑賞No:01611
原題:Shutter
製作:2008年/アメリカ/85分
監督:落合正幸
出演:ジョシュア・ジャクソン/レイチェル・テイラー/奥菜恵

写真家のベンとその妻ジェーンはハネムーンと仕事を兼ねて日本にやってくる。宿泊先に向う途中で2人は白い服を着た女性を車ではねてしまう。しかし、現場にはねた痕跡は残っておらず、その女性の姿もなかった。その後、ベンが撮影した写真に傷のような模様が現れるなど、2人の周辺で不可解な現象が起こるようになる・・・・。

奥菜恵のハリウッド進出作品として宣伝されているが、オリジナルはタイ映画、監督も日本人なら舞台も日本ということで、ハリウッドらしさは感じられない映画だった。内容もホラーとしては全然怖くないホラーで、怖いもの見たさの人にとってはガッカリする内容。一言でいうと、心霊写真を見て霊を見つけたときの、「おっ!」という一種驚きというか感動というか、ちょっとしたゾーと感はあるが、決して怖いというわけではない。後半は真実が明らかになっていき、ホラーというよりも切なさすら感じる映画である。日本が舞台のJホラーにあってアメリカ人が主役というのは何か違和感が感じられなくもなかったため、かえって奥菜恵の存在感は大きく感じられた。

劇場公開日 2008年9月6日

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2017-08-02

シュレック

★★★+
シュレック
鑑賞No:01113
原題:Shrek
製作:2001年/アメリカ/90分
監督:アンドリュー・アダムソン/ヴィッキー・ジェンソン
声の出演:マイク・マイヤーズ/キャメロン・ディアス

人里離れた森の中の沼のほとりで孤独に住む怪物シュレックの元におしゃべりなロバのドンキーが居着いてしまう。そこに、横暴なファークアード卿によって追放されたおとぎ話のキャラクターたちがやってくる。シュレックは彼らを追い返すため、ドンキーとともにファークアード卿のところに交渉に行くことに。その頃、ファークアード卿は王位を継ぐため美しいプリンセスと結婚せねばならず、その候補となっていたフィオナ姫はドラゴンの城に捕らわれていた。シュレックは要求を聞いてもらうために、フィオナ姫を連れ戻す約束をすることに・・・・。

ファンタジー・アニメかと思いきや、ブラックユーモアや汚いシーンモもあり、純粋な子供向けというよりは大人を意識したアニメといった感じ。ストーリー展開は美女と野獣のラブ・ストーリーを予感させるが、後半からラストにかけて意外な展開に、この作品の面白さがあった。ディズニー映画を意識しながら、ディズニーとは違った新たな作風を目指しているような映画。子供と一緒に観たが、子供にはイマイチ受けていないようだった。アメリカでは受けるだろうギャグも多かったが、日本の子供には理解できなかったのか?あと、シュレックの吹替えを担当した浜田雅功はまさにハマちゃんそのままの声だったためハマちゃんの顔が明確に浮かんできてシュレックというキャラがあまり出なかったのが残念。

劇場公開日 2001年12月15日



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2017-08-01

スピード2

★★★
スピード2
鑑賞No:00696
原題:Speed 2: Cruise Control
製作:1997年/アメリカ/125分
監督:ヤン・デ・ボン
出演:サンドラ・ブロック/ジェイソン・パトリック

ジャックと別れたアニーは、新しい恋人であるSWAT隊員のアレックスと共にカリブ海一週間の豪華クルージングに行くことに。その船には全米から宝石商が集まり、船上でジュエリー・コンベンションが行われることになっていた。その宝石を狙って船に乗り込んだガイガーは、船内に爆弾を仕掛け、船をシージャックする・・・・。

前作の数倍の製作費をつぎ込んだ作品だが、前作が傑作だったのに比べ、あらゆる点で前作より劣った感の否めない作品だった。キアヌ・リーブスが降板したのも大きな痛手だったかもしれないが、前作が疾走するバスを中心に、エレベータ、地下鉄と、乗り物の外は即、死に直結するシチュエーションで緊張感が高かったが、今回は船ということでそういう意味でも緊張感が低かった。ラストで多少ハラハラさせられるが、前作の飛行機爆破などと比べるとやはりスケールが小さい。キアヌ・リーブスが抜けた分、サンドラ・ブロックが活躍していたが、前作とのイメージのギャップも影響しているのだろうか?

劇場公開日 1997年8月16日



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2017-07-29

ザ・シューター/極大射程

★★★+
ザ・シューター
鑑賞No:01603
原題:Shooter
製作:2007年/アメリカ/125分
監督:アントワーン・フークア
出演:マーク・ウォールバーグ/マイケル・ペーニャ

元海兵隊の名狙撃手だったスワガーは、軍を退役して山奥で暮らしていた。そんな彼の元にジョンソン大佐らが訪ねてきて、大統領遊説先における暗殺計画の阻止の協力要請をされる。狙撃手としての経験を活かし、狙撃ポイントを指摘し、大統領演説当日も現場の見張りについたスワガーだったが、事態は意外な方向に・・・・。

“このミステリーがすごい!”の2000年海外部門で第1位に輝いたスティーヴン・ハンターのベストセラー小説の映画化。大統領暗殺阻止のため、狙撃の名手の経験を利用して狙撃ポイントを割り出し、暗殺当日に捕まえるという設定から一転、すべてが罠だった・・・・となんとも興味をそそる展開で、序盤はかなり引き込まれた。だが、そのあとは追われものになってしまうが、話が進めば進むほど緊張感が薄れていった。最初は銃撃を受け、傷だらけになっての逃走だったためハラハラしたが、治療してからは無敵ともいえる強さを見せだしたからかもしれない。また並行して、事件に不信感を抱いたFBIの新米捜査官の調査していく設定はいいものの、観客にとってはあまり新しい情報はなく、これも肩透かしのような印象だった。前半がよかっただけに、後半もう少しよければ申し分ない作品。ラストは観ている観客をスッキリさせたかったのかもしれないが、非合法な解決には疑問を感じた。やはりその前の会合で法的に裁いてもらえるほうが何倍もスキッとしたと思う。

劇場公開日 2007年6月1日



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