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2019-01-05

ミッション:インポッシブル フォールアウト

★★★★+(4.5)
wミッション インポッシブル フォールアウト
鑑賞No:02910
原題:Mission: Impossible - Fallout
製作:2018年/アメリカ/147分
監督:クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ/ヘンリー・カビル

盗まれた3つのプルトニウムを回収するミッションについていたイーサン・ハントと仲間たちだったが、回収目前で何者かによりプルトニウムを奪われてしまう。事件の裏には、秘密組織「シンジケート」の残党が結成した「アポストル」が関与しており、手がかりはジョン・ラークという名の男だった。ラークが接触するという謎めいた女、ホワイト・ウィドウに近づく作戦を立てるイーサンとIMFだったが、イーサンの動きに不信感を抱くCIAが、監視役として敏腕エージェントのウォーカーを送り込んでくる。イーサンは疑惑の目を向けるウォーカーを同行しながら、ミッションを遂行するのだが・・・・。

ストーリーは割と単純だが、それが却って作品を分かりやすく面白くしている。さらに圧巻なのは、息をもつかせぬほどの間隔で展開する追跡戦。もはやスピード感という言葉では表現できないほどの目で追えない超スピード感に興奮する。相変わらずのありえないアクションシーンの目白押しだが、CGと分かっていても現実と区別がつかないリアル感にも驚かされると同時に、至る所でトム・クルーズ自身でアクション・シーンを演じているらしく、驚きは尽きない。シリーズも回数を重ねるたびに質は落ちがちだが、本作はシリーズ最高傑作と言っても過言ではない。

劇場公開日 2018年8月3日



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2018-05-04

メイズ・ランナー 最後の迷宮

★★★+(3.5)
wメイズ・ランナー 最後の迷宮
鑑賞No:02894
原題:Maze Runner: The Death Cure
製作:2018年/アメリカ/142分
監督:ウェス・ボール
出演:ディラン・オブライエン/カヤ・スコデラーリオ

巨大迷宮から脱出するために3年もの歳月を費やしたトーマスと仲間たちだったが、謎は深まるばかり。捕らわれた仲間ミンホを救い出すため、そして自分たちが閉じ込められた理由を突き止めるために、彼らは決死の覚悟で伝説の迷宮に逆侵入することを決意する。そんな彼らの前に、謎の組織「WCKD」が立ちはだかり・・・・。

ジェームズ・ダシュナー原作の同名小説を映画化で、「メイズ・ランナー」のシリーズ完結編となる第3作。前作の記憶が薄く、つながりがあまり理解できずに観たが、1作目からすると、最初のコンセプトからは大分変わっている印象は拭えなかった。本作もゾンビが出てくるので、一見ゾンビ映画かと思えたが、ゾンビ自体はそれほどしつこくなく、迷路の迷走ではないが、都市全体が近未来の迷路でアクション性は評価できる内容。

劇場公開日 2018年6月15日



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2018-04-02

マネーボール

★★★★(4.0)
wマネーボール
鑑賞No:02247
原題:Moneyball
製作:2011年/アメリカ/133分
監督:ベネット・ミラー
出演:ブラッド・ピット/ジョナ・ヒル

メジャーリーグの野球選手だったビリー・ビーンは、引退後オークランド・アスレチックスのゼネラル・マネージャーとなる。しかし、強豪球団の三分の一しか年俸が払えないアスレチックスでは、せっかく育てた有望選手を、強豪球団に引き抜かれるという事態が続いていた。チームの立て直しを図るビリーは、統計データを使って選手の将来的価値を予測するという「マネーボール理論」を導入し、イェール大卒のピーター・ブランドと共に、チームの改革を進めていくが・・・。

実話に基づいている作品なので興味深く観ることができる映画。周りの人すべてから反対や批判されながらも、自分の信念を貫こうとする主人公ビリー・ビーンをブラピが好演している。本作の中心である「マネーボール理論」は理論としては解らないでもないが、あくまで机上の理論であって、実際に最初はうまくいかない。追い詰められ、選手一人一人が理論を本当に理解し、自らの役目と意気込みをプラスしてこそ理論は現実になることを映画として表現している。理論の有効性は証明しながらこだわったアスレチックスを優勝させることができなかった結末に消化不良感は残る作品。

劇場公開日 2011年11月11日



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2018-02-21

ミッション:8ミニッツ

★★★+(3.5)
wミッション 8ミニッツ
鑑賞No:02170
原題:Source Code
製作:2011年/アメリカ/94分
監督:ダンカン・ジョーンズ
出演:ジェイク・ギレンホール/ミシェル・モナハン

朝の列車内で目覚めた軍人コルター。向いの席の女性が親しげに話しかけてくるが、コルターには彼女が誰なのか分からない。そして彼のことをショーンと呼び、持っていた身分証もショーンのものだった。当惑するコルターだったが、それもつかの間、列車は大爆発を起こし、次の瞬間、コルターは暗い装置の中で目を覚まし・・・・。

この手の仮想現実を描いたものは兎角分かりにくいものが多いが、この作品はとても分かりやすい。さらに何度もリセットされて、一から話は始まるが、そのたびに新しい事実が判明していくという手法なので、興味津々で観ることができた。そもそも、ソースコード・プログラムの発想が面白く、映画の設定としては斬新で十分楽しめた。期待のラストは、予想と違っていたし、分かりにくい部分があったのは否めないが、久々に今までとは違った映画を観れてとてもよかった。(最近はリメイクや続編モノが多いので、とても新鮮に感じられた。)

劇場公開日 2011年10月28日



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2018-01-22

メリーに首ったけ

★★★(3.0)
wメリーに首ったけ
鑑賞No:00892
原題:There's Something about Mary
製作:1998年/アメリカ/119分
監督:ピーター・ファレリー/ボビー・ファレリー
出演:キャメロン・ディアス/マット・ディロン

ロードアイランド。作家志望のテッドは高校時代以来13年間、皆の憧れの的だったメアリーのことが忘れられないでいる純情男。メアリーの知的障害の弟ウォーレンがいじめられているのを助けたことで彼女から卒業パーティに誘われたのはいいが、迎えに行った先の彼女の家でなんと大事なナニをジッパーにはさんでしまうという大失態を演じたのだった。そんな過去もなんのその、彼女へのつきせぬ想いから、テッドは友人ドムの紹介で保険調査員ヒーリーをメアリーが現在住むマイアミに派遣、彼女の身辺を探ってもらうことに・・・・。

恐らくこのころのキャメロン・ディアスが一番キュートではなかったのかと思わせる作品。キャメロン・ディアス演じるメアリーを取り巻く男連中とともに、観る者(特に男性)を首ったけにします。メアリーはセクシーでキュートだけれど、それだけの女性はたくさんいます。しかし、男性たちが首ったけになるのは見た目だけの理由ではなく、彼女の性格というか生き方に大いに関係している。まさに彼女の奔放で優しくピュアなところでしょうか。ただ、彼女を取り巻く男性陣はクズな奴らばかりだけれど、どこか憎めない。下品で安っぽい感じの映画だけれど、意外と丁寧な作りの作品。

劇場公開日 1999年1月30日



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2018-01-11

モンスターズ 地球外生命体

★★★(3.0)
wモンスターズ 地球外生命体
鑑賞No:02158
原題:Monsters
製作:2010年/イギリス/94分
監督:ギャレス・エドワーズ
出演:ホイットニー・エイブル/スクート・マクネイリー

地球外生命体が繁殖し、国の半分が隔離地帯とされたメキシコ。そのメキシコでスクープを狙っていたカメラマンのコールダーは、そこで怪我をした社長令嬢のサマンサをアメリカの国境まで送り届けるよう上司から命令される。2人はモンスターの襲撃を避けながら海岸に向かうが、コールダーのミスでパスポートとチケットを盗まれ、最後の船を逃してしまう・・・・。

モンスター映画というよりは、ロードムービーといった感の映画。特に前半はその趣が強い。よって前半と後半の映画の印象は異なる内容となっている。作品自体は製作費130万ドルといわれているように低予算映画で、予算に見合った内容。モンスターも期待するべきものではなく、タコのお化けのような造形で、新規性も斬新性もないが、予算的にしょうがないか?

劇場公開日 2011年7月23日



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2017-12-10

ミックマック

★★(2.0)
wミックマック
鑑賞No:02098
原題:Micmacs A Tire-larigot
製作:2009年/フランス/105分
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
出演:ダニー・ブーン/アンドレ・デュソリエ

レンタルビデオ店で働くバジルは、ある日、発砲事件に巻き込まれて頭に銃弾を受けてしまう。一命は取り留めるが、頭には銃弾が残ったままの状態で仕事も家も失ってしまう。そんなバジルを、ガラクタ修理屋のプラカールは仲間のところに連れて行き、一緒に住むことに。そこにはおかしな人々ばかりが住んでいたが、次第に馴染んでいく。そんな時、バジルの頭に残っている銃弾を作っている会社と、昔父の命を奪った地雷を作っている会社を見かけ、仕返しをしようと考えるが・・・・・。

典型的な日本人なのでアメリカン・ジョークが良く分からず、話題の割には楽しめないハリウッド映画が多いのですが、さらに笑いのセンスが分からないのがヨーロッパ映画。本作はフランス映画で、本国では笑いの要素が詰まっているのかもしれませんが、どうも笑えない映画でした。イタズラ映画と聞いていたので軽いノリで観始めましたが、内容は意外とシリアスで、過激で、重たい内容で、気楽には楽しめませんでした。かといってメッセージ性が強いかといえばそれほどにも感じられず、結局は中途半端な感じの強い作品でした。

劇場公開日 2010年9月4日



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2017-11-25

ミケランジェロの暗号

★★★★(4.0)
wミケランジェロの暗号
鑑賞No:02235
原題:Mein bester Feind
製作:2010年/オーストリア/106分
監督:ヴォルフガング・ムルンベルガー
出演:モーリッツ・ブライブトロイ/ゲオルク・フリードリヒ

1938年。ユダヤ人画商一族のカウフマン家は、イタリアのムッソリーニも欲がるほどの国宝級の代物・ミケランジェロの絵を密かに所有していた。ある日、一家の息子ヴィクトルは、久しぶりに訪ねてきた親友ルディに絵の在りかを教えてしまう。ナチスに傾斜していたルディは、軍で昇進するためにそれを密告し、一家は絵を奪われ収容所へと送られることに・・・・。

「ダ・ヴィンチ・コード」を思わせるタイトルで、どんな謎(暗号)があるのかと期待して観たが、暗号らしきものはなかった。ストーリーの中心は、本物のミケランジェロの絵の行方を巡るやりとりだったが、ナチス相手に命がけの駆け引きと相次ぐ立場の逆転にハラハラさせられる珠玉のサスペンスものだった。何となく結末は予想できる内容ではあったが、それでもラストの結末はスッキリできる爽快感ある結末でよかった。

劇場公開日 2011年9月10日



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2017-11-23

未来世紀ブラジル

★+(1.5)
w未来世紀ブラジル
鑑賞No:00647
原題:Brazil
製作:1985年/イギリス/142分
監督:テリー・ギリアム
出演:ジョナサン・プライス/ロバート・デ・ニーロ

コンピュータによる国民管理が徹底した仮想国ブラジル。その情報管理局で、ある役人が叩き落としたハエによって、コンピュータ情報の一部が壊れてしまう。そしてその影響は、善良な靴職人をテロリストと誤認逮捕させる結果を生み出すが・・・・。

ハエ一匹のせいで、一人の男の人生がどん底に落ちる。これだけでも興味がそそられる設定だが、ストーリーが進むにつれて、残念なことにだんだんついていけなくなり、面白さもどんどん尻すぼみ。これも不条理映画と言うんでしょうか?はっきり言って難しいというか、よく分からない映画です。長い悪夢のような作品で、どこまでが現実で、どこまでが非現実なのか、区別がつかず、そして極めつけはラストシーン。もう、ついてけませんでした。ただ、あのロバート・デ・ニーロが出演していたのは意外で驚き。

劇場公開日 1986年10月10日



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2017-11-09

メメント

★★★(3.0)
wメメント
鑑賞No:01144
原題:Memento
製作:2000年/アメリカ/113分
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ガイ・ピアース/キャリー=アン・モス

強盗犯に襲われて妻を失い、頭部を損傷し、約10分間しか記憶を保てない前向性健忘(発症以前の記憶はあるものの、それ以降は数分前の出来事さえ忘れてしまう症状)という記憶障害になったレナード。彼は、ポラロイド写真にメモを書き、体中にタトゥーを彫って記憶を繋ぎ止めながら、犯人を追うが・・・・。

実在するこの障害を持つ男を主人公に、時間を遡りながら出来事を描くという大胆な構成が話題を呼び、全米でインディペンデントでは異例のヒットを記録した作品。確かにストーリーを完全に理解したら、面白いというか、設定の斬新さに驚くと同時に感動すらするかもしれません。ただ、1回観ただけでは、そこまでの理解ができるだろうか?私はできなかった。やはり内容が難しすぎる点、そしてくどいほど同じ(ような)シーンを見せられ、少々観ていて飽きるというか疲れる作品。

劇場公開日 2001年11月3日



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2017-10-24

メン・イン・ブラック2

★★★+(3.5)
wメン・イン・ブラック2
鑑賞No:01122
原題:Men in Black II
製作:2002年/アメリカ/88分
監督:バリー・ソネンフェルド
出演:トミー・リー・ジョーンズ/ウィル・スミス

。MIBのエージェントになって5年が経つJは、いまやエリートエージェントとしてさまざまな事件に対処していた。そんなある日、かつてザルタ星人が隠したとされる強大な力をもつ「ザルタの光」を求めて、凶悪なカイロシアン星人のサーリーナが地球にやってくる。セクシー下着モデルに化けたサーリーナはやすやすとMIB本部を占拠。唯一難を逃れたJは、かつての相棒でいまは記憶を消されて郵便局員として平和に暮らしていたKを呼びもどし、名コンビを復活するが・・・・。

人気SFアクション映画「メン・イン・ブラック」の続編。前作も十分面白かったが、本作はさらに前作を上回る展開で映画を大いに盛り上げている。出てくるエイリアンも千差万別。ただ、主役の2人は当然コンビで登場と思いきや、前作の影響で、記憶を消されたKは田舎の郵便局長になっており、復活させるのに一苦労がいる。ともかく、ちょっとバカバカしい映画ではあるが、楽しければそれでいいという人にはお奨めの映画。

劇場公開日 2002年7月6日



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2017-10-22

モンスターズ・インク

★★★(3.0)
wモンスターズ・インク
鑑賞No:01119
原題:Monsters, Inc.
製作:2001年/アメリカ/92分
監督:ピート・ドクター
出演:ジョン・グッドマン/ビリー・クリスタル

モンスターズ株式会社は、人間界に侵入して人間の子供の悲鳴を採集、それをエネルギー源にモンスターシティに電力を供給する会社。しかし、子供はたいへん有害なので、シティに連れ帰ることは禁止されている。同社のエリート社員、サリーはみんなが憧れる悲鳴採集の名人だが、ある日、人間の子供、ブーが、彼についてシティに来てしまう・・・・。

日本でいううと妖怪にでも当たるのだろうけど、日本のようなおどろおどろしさはなく、どちらかというとファンタジックな怪物の世界を描いた作品だ。普通は憎まれ役のモンスターだが、本作ではモンスター側に立って、彼らには彼らなりの世界や事情があることを示唆してくれている。たとえば、人間界でも敵対する国同士の間にも、それぞれ言い分や事情があるように、どこでもお互いの事情はある。それをお互いに理解し合い、心を通じたり譲歩したりすることで歩み寄ったりできることを暗に示しているような作品と感じた。製作は「トイ・ストーリー」でお馴染みのピクサー社なので、CGは相変わらず凄いが、CGだけに頼らない、ほろっとさせるストーリーも見もの。

劇場公開日 2002年3月2日



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2017-09-29

マーズ・アタック!

★★★+(3.5)
wマーズ・アタック!
鑑賞No:00615
原題:Mars Attacks!
製作:1996年/アメリカ/106分
監督:ティム・バートン
出演:ジャック・ニコルソン/グレン・クローズ

ハッブル宇宙望遠鏡が、円盤の大編隊を確認! 慌てたデイル大統領は、スタッフを召集。友好的だと判明すると、ネバダ州の砂漠でついに火星人と対面することに。世紀の瞬間をテレビ中継で見守る人々。だが火星人はレーザー兵器で人々を虐殺し始めたのだった・・・・。

基本的にはコメディい映画なのであろう、と思えるのは、やはり登場するユニークな火星人のせいだろう。ただ、子供っぽく、親近感すら持てる動きの火星人だが、見た目とは違って、やることは意外と残酷。容赦なく光線銃を撃ち、平然と人間を殺しまくる。それに対する人間の方は一見、大人の対応をしているようではあるが、実際は格好だけで、どちらが大人で、どちらが子供か分からない。精神的には未熟なのに大人化した子供たちと、大人になり切れていない大人たちが増えた現代の世相を反映してるが如くの作品。

劇場公開日 1997年3月20日



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2017-09-27

ミュンヘン

★★★+(3.5)
wミュンヘン
鑑賞No:01427
原題:Munich
製作:2005年/アメリカ/164分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:エリック・バナ/ダニエル・クレイグ

1972年9月5日、ミュンヘン・オリンピックに参加していたイスラエル選手団の宿舎を、パレスチナゲリラ“黒い九月”が襲う。人質となった選手11名は全員死亡するという最悪の事態に、イスラエル機密情報機関モサドは暗殺チームを結成しこの事件の首謀者の暗殺を企てる。暗殺チームのリーダーに抜擢されたアフナーは仲間4人と任務を遂行していくが・・・。

1972年のミュンヘン・オリンピック開催中に実際に起きたイスラエル選手団襲撃事件の真相に迫る問題作。実際に起きた事件(イスラエル選手団襲撃事件)としては史実にできるだけ忠実に描いているようには受け止められたが、その後の復讐劇は同情には値するがややユダヤ人を擁護するような表現が目についた。主人公の国家に対する忠誠心と暴力による解決方法に対する疑問の葛藤、そして家族愛と死に対する恐怖などはよく描かれており、緊張感や恐怖感はヒシヒシと伝わってきた。ただ見知らぬ俳優が多く出演している関係もあり、途中やや分かりにくくなるところもあった。本作では明確なメッセージが今ひとつ伝わらなかったが、確実に言えることは「テロ行為は最も憎むべき犯罪であり、それに対する報復行為は何の解決にもならない」ことだと思いました。一見する価値はある作品です。

劇場公開日 2006年2月4日



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2017-09-23

ミラクル7号

★★(2.0)
wミラクル7号
鑑賞No:01664
原題:長江7号
製作:2008年/香港/87分
監督:チャウ・シンチー
出演:チャウ・シンチー/シュー・チャオ

超ビンボーのため小学校でいじめられているディッキーは、工事現場で働く父親のティーと二人暮らし。貧乏なため欲しいおもちゃも買ってもらえない。そんなある日、父親がゴミ捨て場から拾ってきたゴムボールが4本足の小型犬のような生物に変身する。ディッキーは彼にナナちゃんと名付け、いじめっ子たちに対抗しようとするが・・・・。

「カンフーハッスル」のチャウ・シンチーが監督・製作・脚本・主演の4役を務めたSFコメディ。中国版E.T.といった内容で、展開は丸分かりのベタ作品。ストーリー展開が読め、全体的にオチャラけた雰囲気なので、本来なら泣きのシーンも全く感情移入できなかった。ミラクル7号のナナちゃんにかんする情報や説明は全くなく、チャウ・シンチーならではだろうがやたらカンフーが出てくるし、CGだって現代においてはお粗末。ただし、チャウ・シンチーの息子役を演じたシュー・チャオは1万人のオーディションから選ばれたらしいが、そういう意味ではいい演技だった。(ちなみに役どころは少年だが、本人は少女です)中途半端な中国版E.T.(一部、ドラえもんを想像させるシーンもあり)だったが、ディッキーの通う小学校の先生を演じていた女優さん(キティ・チャン)は素晴らしく美しかった。今後注目したい女優さんである。(キャラクターのような名前で笑っちゃいますが・・・・)

劇場公開日 2008年6月28日



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2017-09-10

モンゴル

★★★★(4.0)
wモンゴル
鑑賞No:01647
原題:Mongol
製作:2007年/ドイツ、カザフスタン、ロシア、モンゴル/125分
監督:セルゲイ・ボドロフ
出演:浅野忠信/スン・ホンレイ

12世紀のモンゴル。小部族を率いるイェスゲイの息子テムジンは9歳でボルテを未来の花嫁と決める。しかしその直後、他部族によってイェスゲイは毒殺されてしまう。父を失い、かつての父の部下にも裏切られたテムジンは追っ手から逃げる生活を余儀なくされるが、そんなテムジンをジャムカが救い、2人は兄弟の契りを交わす。やがて成人したテムジンはボルテを妻に迎えるが、仇敵メルキト族によってボルテを略奪されてしまう・・・・。

チンギス・ハーンを描いた作品としては最近では反町隆史主演の「蒼き狼 地果て海尽きるまで」を観ているが、ストーリー的にはほぼ同じで、幼少期からハーンになっていくまでが中心となっている。ただ、圧倒的に不遇の時期が長く描かれており、途中まで観ていて本当にこのテムジンはあの大モンゴル帝国のチンギス・ハーンになるのか?と心配になるほど。ただ周囲の状況は別にして、部下や家族に対する思いや筋の通った考え、忍耐強さなどは後の帝王としてのカリスマ性の一端をよく表していた。これだけの歴史上の人物を2時間やそこらで表現すること自体難しいことながら、上手くまとめ人物も良く描いていたと思う。ただ、ラストのジャムカとの雌雄を決する大決戦に急に展開するところはあまりにも脈絡がなく、チョット説明足らず。しかしながら、アクションシーンの少ない映画ながら、この決戦シーンはまずまず迫力があった。

劇場公開日 2008年4月5日



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2017-07-10

マスク

★★★★
マスク
鑑賞No:00441
原題:The Mask
製作:1994年/アメリカ/100分
監督:チャールズ・ラッセル
出演:ジム・キャリー/キャメロン・ディアス

小心者でさえない銀行員のスタンリーは、ある日銀行にやってきたクラブ歌手のティナにひと目惚れする。しかし実は彼女は銀行強盗を企む恋人に強いられて銀行内部を撮影にきていたのだ。その日の帰り道で古ぼけた仮面を見つけたスタンリーは何気なくその仮面をつけてみると、緑色の顔押した怪人に変身し、思ったことは何でもできる不思議な能力を身につけていた・・・。

マスクをつけると人格が一変する男の活躍を描いたコメディ。おバカな映画ではあるが、テンポよく結構楽しめる映画。アメリカンジョークや下ネタも多いが、ビジュアル的にも子供にも受けやすい。この映画は何はともあれ、ジム・キャリーの演技というか個性で決まっていると思った。もっと言うと、マスクをつけた怪人役はジム・キャリー以外はありえないし、ジム・キャリーだからこそ、あのような強烈なキャラが誕生したと思う。ストーリーも単純だが夢があっていい。マスクをつけることで超人的な能力が備わるといった類いは変身ヒーローものの原点だが、それにコメディ、ラブロマンス、アクションなどのような要素をふんだんに盛り込んで万人が楽しめるエンターテイメント作品に仕上がっている。あと、今観るとキャメロン・ディアスが凄すぎる。若くて綺麗で可愛い。彼女の出世作は本作だと思うがそれもうなずける。

劇場公開日 1995年2月25日



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2017-06-27

マネー・ピット

★★★
マネー・ピット
鑑賞No:00231
原題:Money Pit
製作:1986年/アメリカ/92分
監督:リチャード・ベンジャミン
出演:トム・ハンクス/シェリー・ロング

熱愛中の弁護士ウォルターとヴィオラ奏者アンナは、ウォルターの友人ジャックから破格の値段オ一軒家を紹介され購入する。喜び勇んで新居に入った二人だが、いきなり玄関のドアは外れるわ、水道からは泥水が出るわ、階段は崩れ落ちるわと散々。やむなく改修工事を始めるが、さらにひどい状態に・・・・。

タイトルの「マネー・ピット」とは“金喰い虫”のこと。超破格値の豪邸が実は次々と崩壊していく金喰い虫だったというコメディ。コメディ中心の若かりし頃のトム・ハンクスを見ることができ、現在の印象との違いを感じさせられる映画。ストーリー的には単純だが、なかなか笑える良作。しかしスピルバーグ製作総指揮の作品としては興行的に失敗作に終わっている。全体的にはドタバタコメディの感が強く、家が崩壊していく様は本来は悲しく切ないはずだが、何故か笑ってしまう。

劇場公開日 1986年12月20日



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2017-04-08

モーテル

★★★+
モーテル
鑑賞No:01449
原題:Vacancy
製作:2007年/アメリカ/85分
監督:ニムロッド・アーントル
主演:ルーク・ウィルソン/ケイト・ベッキンセール

深夜、家路を急ぐ夫婦の車が故障し、やむを得ず近くのモーテルに泊まることにする。そこで退屈しのぎに観たビデオには本物の殺人の映像が映っており、なんとその場所は、いま自分たちがいるモーテルの部屋だった!やがて部屋に隠しカメラがあるのに気づき、自分たちも同じように狙われていることが分かる・・・。

殺人モーテルに宿泊した夫婦を襲う恐怖を描いた映画。込み入っていないストーリーなので、分かりやすく、どんどん引き込まれていく。85分という短い映画なのでアッという間に終わった感があった。ただ、謎解き(この事件の背景や動機、犯人グループの人間像や関係などの説明)もなく、ラストのドンデン返しも特にないというあまりにあっさりとしたおわりかたには少々落胆した。設定はそれなりに面白いと思ったので、展開に工夫があればもう少しイイ出来になった作品。

劇場公開日 2007年11月17日



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2017-03-20

身代金

★★★★
身代金
鑑賞No:00605
原題:Ransom
製作:1996年/アメリカ/122分
監督:ロン・ハワード
出演:メル・ギブソン/レネ・ルッソ

強引ややり方で全米で五指の入る航空会社に成長させた社長のトム・ミューレン。美人の妻ケイトと9歳になる一人息子ショーンに囲まれ、何不自由のない生活をしていた。しかしある日、息子のショーンが何者かに誘拐され、身代金200万ドルを要求される。トムはFBIの手を借りずに自力で解決しようとするが、身代金の受け渡しに失敗してしまう。その後も作戦は次々に先手を打たれ、業を煮やしたトムは息子を助けるために奇抜な行動に走る・・・。

誘拐ものの映画として、身代金を懸賞金にするという発想は斬新で面白かった。ただ現実性という点では薄く、逆にリアル感は減少したように思えた。この映画における斬新なアイデアも、父親の犯人に対する強い憎悪は強調されたが、その後のストーリー展開でこのアイデアが十分に活かされたかどうかはチョット疑問。映画の中では一般人であるメル・ギブソンばかり目立つ(主役だから仕方ないが)作品でやや白けるところもあるが、そんな中で犯人役として対峙したゲイリー・シニーズはよく演じていた。

劇場公開日 1997年2月15日



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2017-03-14

ミクロの決死圏

★★★★★
ミクロの決死圏
鑑賞No:00234
原題:Fantastic Voyage
製作:1966年/アメリカ/101分
監督:リチャード・フライシャー
出演:スティーブン・ボイド/ラクエル・ウェルチ

脳に障害を起こした科学者を救うために、ミクロサイズに縮小された科学者グループ5人が特殊潜航艇に乗り込み、その体内に入った。タイム・リミットは1時間。果たして制限時間内に体内手術を終え、無事脱出できるのか・・・?

人間の体内に入るという設定の面白さもさることながら映像化された体内は幻想的で、TVで初めて観た子供の頃の驚きと衝撃は今でも忘れられない。SF冒険映画の中でも傑作の1本といえる。是非子供に観せたい映画。

劇場公開日 1966年9月23日



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2017-02-26

めぐみ-引き裂かれた家族の30年

★★★+
めぐみ
鑑賞No:01466
原題:Abduction: The Megumi Yokota Story
製作:2006年/アメリカ/90分
監督:クリス・シェリダン/パティ・キム
出演:横田滋/横田早紀江/増元照明

1977年11月15日、新潟に住む13歳の中学生・横田めぐみさんが、下校途中に忽然と姿を消した。警察の必死の捜査やTV公開捜査によっても、ようとしてその行方はわからなかった。事件から2年後、日本海側で頻発したアベック失踪事件から北朝鮮による拉致疑惑が浮上、さらに20年後、北朝鮮の元工作員の証言によって拉致は立証されることに・・・。

北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんの両親、横田さん夫妻の活動を描いたドキュメンタリー。拉致事件および横田夫妻を中心とした活動を、事実のみを客観的に描くことによって多くの人に正確に事実と現実を伝えようとしている意図が伝わってきた。本来なら日本人が製作・監督すべき映画だと思うが、日本人だとつい「怒り」が先行してしまう恐れがあるため、客観的事実を伝えるという意味では、外国人監督という選択は良かったかもしれない。映像的には何度もニュース等で見たものが多々あるが、見事な編集でこの一連の拉致事件の全貌が上手く整理されており、ニュースでは伝わってこなかった裏事情も垣間見ることができた。未だ解決の目処が立たない拉致問題であるが、1日も早い解決を願いたい。

劇場公開日 2006年11月25日

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2017-01-15

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!

★★+
ミスター・ビーン カンヌで大迷惑
鑑賞No:01477
原題:Mr. Bean's Holiday
製作:2007年/イギリス/89分
監督:スティーブ・ベンデラック
出演:ローワン・アトキンソン/エマ・ドゥ・コーヌ

くじに当たったミスター・ビーンが南フランスに行くことに。ところがパリからTVGに乗り込む際に近くにいた男性に録画を頼んだせいで、この男性が列車に乗り損なってしまう。そして車内にはその男性の息子が。ビーンはこの少年とともに父親を捜すことにしたが・・・。

人気TVシリーズの映画化第2弾。ミスター・ビーンはTVシリーズで放映されていた短編ものがやはり似合っていると再認識させられた映画。(長編映画には向いていない)つまり、日常のちょっとした出来事に絞ったコメディはそれなりに面白いが、ストーリー性のある長編ではなかなかビーンの長所が描ききれていないよう。またビーンの演技にも笑いを取るためのわざとらしさが目立ち、チョット鼻に付くシーンが多かった。今回作でミスター・ビーンは終わりらしいが、妥当な判断と思う。

劇場公開日 2008年1月19日

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2017-01-01

ミザリー

★★★★+(4.5)
wミザリー
鑑賞No:01227
原題:Misery
製作:1990年/アメリカ/108分
監督:ロブ・ライナー
出演:ジェームズ・カーン/キャシー・ベイツ

「ミザリー」というシリーズ小説を書いている人気作家ポールは山荘からの帰り道酔って崖から転落する。一命を取り留めたポールは元看護婦のアニーに救われるが、彼女は大の「ミザリー」ファンだった。感激した彼女は献身的に彼を看病するが、「ミザリー」の主人公が死ぬことを知ったアニーは、書き換えを要求しポールに拷問を加え始める・・・。

「タイタニック」で演じた貴婦人とはまったく異なる狂気の女性アニーをキャシー・ベイツが見事に演じていた。アニーの拷問から逃れるべく、怪我で自由の利かない身体ながら必死で奮闘するポール役のジェームズ・カーンもよかった。緊張感がヒシヒシと伝わって来るサイコ・スリラーである。

劇場公開日 1991年2月16日



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2016-12-10

ミクロキッズ

★★★+
ミクロキッズ
鑑賞No:00233
原題:Honey, I Shrunk The Kids
製作:1989年/アメリカ/93分
監督:ジョー・ジョンストン
出演:リック・モラニス/マット・フルーワー

サリンスキー博士が開発した電磁物体縮小機はあらゆる物質を260分の1にしてしまう機械。その機械が、野球の球が当たったはずみで作動し、サリンスキーの子供及び隣人の子供4人がその光を浴びてミクロサイズに縮んでしまった・・・。

6ミリサイズに縮んだ4人の子供たちの冒険を描くコミカルなSFXアドベンチャー。普段はなんでもない庭の芝生が、ミクロサイズに縮んだことで恐るべきジャングルに変貌するという設定は興味をそそる内容だった。馬鹿げた内容といえばそれまでだが、笑いの要素もふんだんにあり、ファミリーで楽しめる娯楽映画となっている。今ならCGを使った映像になるのだろうが、本作はCGに頼らず巨大なセットを作って撮影したあたり、逆に今観ると新鮮。

劇場公開日 1990年3月10日



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2016-11-25

マリー・アントワネット

★★+
マリー・アントワネット
鑑賞No:01420
原題:Marie Antoinette
製作:2006年/アメリカ/123分
監督:ソフィア・コッポラ
出演:キルスティン・ダンスト/ジェイソン・シュワルツマン

オーストリアの皇女マリーは14歳でフランス王太子ルイ16世に嫁ぐことになる。期待を膨らませフランスにやってくるが、国境で衣装をすべてフランス製に変えられ、愛犬も取り上げられてしまう。夫のルイ16世も必要なこと以外マリーとは口をきかず、閨でも彼女に触れようともしない。宮廷内で様々な悪い噂の流れる中、やがてまりーはパーティやギャンブルに興じるようになる・・・。

悲劇の王妃マリー・アントワネットの半生を描くドラマ。ただ、歴史ドラマとして観ると失望する映画。歴史上の人物であるマリー・アントワネットを一人の女性として扱っているが、結果的に失敗だったと言わざるを得ない。結局何を描きたかったのか最後までよく分からなかった。主演のキルスティン・ダンストだが、「スパイダーマン」のときも思ったが、ヒロインとしては相応しくない女優という先入主があり、感情移入も難しかった。映画に採用しているポップ調の音楽は斬新だが、その分重厚さに欠ける軽い映画となっている。時代劇とBGMの組み合わせでは北野武の「座頭市」を思い出させるものだった。「マリー・アントワネット」ということは忘れて、政略結婚させられたある貴族女性の成長記という程度で観ればよいかと思う。

劇場公開日 2007年1月20日



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2016-07-19

燃えよドラゴン

★★★★
燃えよドラゴン
鑑賞No:00239
原題:Enter The Dragon
製作:1973年/アメリカ/100分
監督:ロバート・クローズ
出演:ブルース・リー/ジョン・サクソン

南シナ海の要寒島ハンで大武術大会が開催されることになり、世界中の武術の名人が招待されることになった。そして香港に近い田舎で少林寺拳法を修行中のリーのもとにも出場の打診がある。リーはいったん断るものの、数年前、妹のスー・リンが要寒島の支配者ハンの手下に殺されたことを知り、大会に出場することに・・・・。

ブルース・リーの代表作にして、彼をスターダムに押し上げた映画。彼の、芸術的な肉体と動き。初めて観たときは衝撃を受けざるを得なかったし、ハリウッドでもない日本映画でもない、独特の雰囲気の香港映画にも衝撃を受けた記憶のある映画である。ストーリー的には単純で分かりやすいが、格闘シーンでの息遣いが間近に感じられる映画で、観終わった後も興奮覚めやらなかった。この作品を最初に観たのはまだ子供の頃だが、男の子はみんなブルース・リーの真似をしていたような記憶がある。一大ブームを巻き起こしたのも納得の作品である。

劇場公開日 1973年12月22日



(キャスト一覧)
ブルース・リー(Lee)
ジョン・サクソン(Roper)
ジム・ケリー(Williams)
アーナ・カプリ(Tania)
ロバート・ウォール(Oharra)
シー・キエン(Han)
アンジェラ・マオ(Su_Lin)
ベティ・チュン(Mei_Ling)
ジェフリー・ウィークス(Braitwaite)
ヤン・スエ(Bolo)


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2016-06-10

魔法にかけられて

★★+
魔法にかけられて
鑑賞No:01511
原題:Enchanted
製作:2007年/アメリカ/108分
監督:ケビン・リマ
出演:エイミー・アダムス/パトリック・デンプシー

夢と魔法の国に住む娘ジゼルは、出会ったばかりの王子エドワードと恋におち、すぐさま婚約する。しかし邪悪な女王によって、結婚式前日に現実世界に追放されてしまう。ジゼルがたどりついたのはマンハッタンのど真ん中。途方に暮れるジゼルを助けたのは、弁護士のロバートだった・・・。

ディズニー・アニメと実写を融合させたラブ・ファンタジー。まさにディズニー作品といえる。よって純粋(?)な心を持たない大人にとっては物足らない内容。そういう意味では子供向けといえるが、ラブ・ストーリーがメインなので子供といっても年齢が微妙。子供的に楽しめるのはCGで登場する動物たちや女王が変身するドラゴンのような怪物の登場シーンか。ありきたりのラブ・ストーリーではあるが、白雪姫やシンデレラなどのパロディが出てくる。

劇場公開日 2008年3月14日



(キャスト一覧)
エイミー・アダムス(ジゼル)
パトリック・デンプシー(ロバート・フィリップ)
ジェームズ・マースデン(エドワード王子)
スーザン・サランドン(ナリッサ女王)
ティモシー・スポール(ナサニエル)
イディナ・メンゼル(ナンシー・トレメイン)
レイチェル・コビー(モーガン・フィリップ)


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2016-04-25

ミスト

★★★★
ミスト
鑑賞No:01553
原題:The Mist
製作:2007年/アメリカ/125分
監督:フランク・ダラボン
出演:トーマス・ジェーン/マーシャ・ゲイ・ハーデン

湖のほとりに妻子と住むデヴィッドは嵐の翌日、息子のビリーを連れて隣人の弁護士と共に郊外のスーパーマーケットに買い物に行く。するとそこに、尋常ではない一人の男性が店に駆け込んでくる。彼は「霧の中に何かいる!」と叫びながら助けを求めていたのだ。するちたちまちあたりは深い霧に包まれてしまう・・・。

「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」に続く、スティーブン・キング原作/フランク・ダラボン監督コンビの第3作。まわりが深い霧に包まれてからは何が起こるのか?期待一杯で画面に惹きつけられていった。極限状態における人間の心理描写が中心といいながら、徐々に正体が明らかになっている異生物の存在に目を奪われていき、途中からは単なるSFパニック物の様相を呈してくる。なかなか最後まで楽しめる作品だが、結局真相が分からないまま終わるのは消化不良感が残る。そして賛否両論を呼んでいるラスト・・・。確かに映画を楽しむ者として、こんなラストでいいのか?疑問は残る。訴えたいメッセージはわからないでもないが・・・。冒頭、「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」に続く、スティーブン・キング原作/フランク・ダラボン監督コンビの作品と紹介したが、これらの作品をイメージして観てはいけません。全然違う種類の映画です。

劇場公開日 2008年5月10日



(キャスト一覧)
トーマス・ジェーン(デヴィッド・ドレイトン)
マーシャ・ゲイ・ハーデン(ミセス・カーモディ)
ローリー・ホールデン(アマンダ・ダンフリー)
アンドレ・ブラウアー(ブレント・ノートン)
トビー・ジョーンズ(オリー・ウィークス)
ウィリアム・サドラー(ジム・グロンディン)
アレクサ・ダバロス(サリー)
ネイサン・ギャンブル(ビリー・ドレイトン)
クリス・オーウェン(ノーム)
サム・ウィットワー(ウェイン・ジェサップ)
ロバート・C・トレベイラー(バド・ブラウン)
デビッド・ジェンセン(マイロン)
ケリー・コリンズ・リンツ(ステファニー・ドレイトン)


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2016-03-20

マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

★★★
マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋
鑑賞No:01497
原題:Mr. Magorium's Wonder Emporium
製作:2007年/アメリカ/93分
監督:ザック・ヘルム
出演:ダスティン・ホフマン/ナタリー・ポートマン

マゴリアムおじさんが営むおもちゃ屋はちょっと不思議なおもちゃ屋で、町の子供たちからも大人気だった。それもそのはず、マゴリアムおじさんは魔法を使うことができ、それで子供たちの夢を叶えていたのだ。そんなある日、243歳のマゴリアムおじさんは、店を支配人のモリーに譲って引退すると言い出す。魔法も使えず、ピアニストになる夢を持っていたモリーは困惑し、店のおもちゃたちも抗議し始める・・・。

ストーリー的には極めて単純で判りやすいが、その分深みは感じられなかった。それは、余計な説明は極力省かれているせいもあるが、色々な疑問が残るやや消化不良感の残る作品となった。映像的には鮮やかで奇麗だったし、子供向けっぽい映画だが、あまり小さい子にはわかりにくいかも。ダスティン・ホフマンはさすがの演技だったが、全体的にイマイチ描ききれていない盛り上がりにも深みにも欠けるのが残念。

劇場公開日 2008年2月16日



(キャスト一覧)
ダスティン・ホフマン(エドワード・マゴリアム)
ナタリー・ポートマン(モリー・マホーニー)
ジェイソン・ベイトマン(ヘンリー・ウェストン)
ザック・ミルズ(エリック・アップルバウム)


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2016-03-03

ミスティック・リバー

★★★
ミスティック・リバー
鑑賞No:01233
原題:Mystic River
製作:2003年/アメリカ/138分
監督:クリント・イーストウッド
出演:ショーン・ペン/ティム・ロビンス/ケビン・ベーコン

ジミー、デイブ、ショーンの3人の少年たちが路上で遊んでいると、警官を装った誘拐犯が現れデイブだけを連れ去り、監禁し陵辱する。それから25年後、ジミーの愛娘が殺害され、刑事となったショーンが捜査にあたり、容疑者としてデイブが挙げられるが・・・・。

デニス・ルヘインの同名ベストセラー小説を「L.A.コンフィデンシャル」の名手ブライアン・ヘレゲランドが脚本化したミステリー映画。子供の頃親しかった3人の少年が、25年後、ひとりは被害者の父、ひとりは刑事、ひとりは容疑者として再会するという、設定からして衝撃的で興味をそそられる。そしてこの事件に影響を及ぼす25年前の不幸な出来事との関係も描く。主要3キャストを実力派の俳優3人が演じることで見ごたえのある作品となっている。

劇場公開日 2004年1月10日



(キャスト一覧)
ショーン・ペン(ジミー・マーカム)
ティム・ロビンス(デイブ・ボイル)
ケビン・ベーコン(ショーン・ディバイン)
ローレンス・フィッシュバーン(ホワイティ・パワーズ)
マーシャ・ゲイ・ハーデン(セレステ・ボイル)
ローラ・リニー(アナベス・マーカム)
エミー・ロッサム(ケイティ・マーカム)


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2016-02-13

マイ・インターン

★★★★+
マイ・インターン
鑑賞No:02769
原題:The Intern
製作:2015年/アメリカ/121分
監督:ナンシー・マイヤーズ
出演:ロバート・デ・ニーロ/アン・ハサウェイ

ニューヨークに拠点を置く人気ファッションサイトのCEOを務めるジュールスは、仕事と家庭を両立させながら誰もが羨むような人生を歩んでいた。ところがある日、彼女に人生最大の試練が訪れる。そんな折、会社の福祉事業で雇われたシニアインターンのベンが、ジュールスのアシスタントに就く。ジュールスは人生の大先輩であるベンから様々な助言をもらい、次第に心を通わせていく・・・・。

勝ち組の若き女社長の会社が舞台ということで、アン・ハサウェイが嫌味なバリバリのキャリアウーマンを演じているのかと思いきや、実は仕事と家庭の両立に悩む等身大の女性を演じていて、とてもキュートで可愛い。一方、シニアインターンのベスを演じるロバート・デ・ニーロも、持ち前の個性的なキャラは今回出さず、控えめだがきっちり仕事ができる昔気質のビジネスマンを好演している。最初はベンを疎ましく思っていたジュールズもベンの仕事ぶりに次第に注目し、次第に上司と部下の関係を越えた信頼関係が芽生えていく過程がよく描かれている。登場人物は皆イイ人ばかりで、気持ちよく観れる映画。

劇場公開日 2015年10月10日



(キャスト一覧)
ロバート・デ・ニーロ(ベン)
アン・ハサウェイ(ジュールズ)
レネ・ルッソ(フィオナ)
アダム・ディバイン(ジェイソン)
アンダース・ホーム(マット)
ジョジョ・カシュナー(ペイジ)
リンダ・ラビン(パティー・ポメランツ)
ジェイソン・オーリー(ルイス)
ザック・パールマン(デイビス)
アンドリュー・ラネルズ(キャメロン)
クリスティーナ・シェラー(ベッキー)


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2016-02-12

ムーン・ウォーカーズ

★★★
ムーン・ウォーカーズ
鑑賞No:02766
原題:Moonwalkers
製作:2015年/フランス、ベルギー/94分
監督:アントワーヌ・バルドー=ジャケ
出演:ロン・パールマン/ルパート・グリント

1969年、いっこうに月面着陸成功の気配がないNASAにしびれを切らしたアメリカ政府は、キューブリック監督に月面着陸映像捏造を依頼することに。ロンドンに送り込まれたCIA諜報員キッドマンは、たまたまエージェントオフィスに居合わせた借金まみれの男ジョニーに制作費をだまし取られてしまう。自分がだまされたことに気づいたキッドマンはジョニーから金を奪い返しに向かうのだが・・・・。

アポロ11号の月面着陸映像は、スタンリー・キューブリックによる捏造だったという都市伝説をベースにしたブラックコメディ。似たような作品に「カプリコン・1」があり、こちらはシリアスなSF映画だが、本作はSFには程遠いアクションエロチックコメディ映画といった感じ。そんな中、アメリカ政府からの指令に忠実に任務を果たそうとするクールな男・キッドマンの存在感は強烈。冷酷非道で容赦ない男かと思いきや、意外と男気があって、ちょっと間抜けな一面も見せて笑わせてくれる。

劇場公開日 2015年11月14日



(キャスト一覧)
ロン・パールマン(キッドマン)
ルパート・グリント(ジョニー)
ロバート・シーハン(レオン)
スティーブン・キャンベル・ムーア(デレク・ケイ)
エリック・ランパール(グレン)
ケビン・ビショップ(ポール)
トム・オーデナールト(レナータス)
エリカ・セント(エラ)


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2016-01-23

真夜中のカーボーイ

★★★
真夜中のカーボーイ
鑑賞No:01189
原題:Midnight Cowboy
製作:1969年/アメリカ/113分
監督:ジョン・シュレシンジャー
出演:ダスティン・ホフマン/ジョン・ボイト

金持ち女の相手をして金を稼ごうと、テキサスの片田舎からニューヨークへやって来たジョー。だが現実の壁は厳しく、カウボーイを気取る彼の夢は遠のいていくばかり。そんなジョーが知り合ったのがラッツォと呼ばれる一人の男。始終咳き込み足を引きずって歩くその小男と、ジョー。大都会のはみだし者同士、次第に友情を深めていく二人だが、ラッツォの病状は日増しに悪くなっていた。ジョーは、フロリダへ行くというラッツォの夢を叶えようとするのだが・・・・。

アカデミー賞を受賞したアメリカンニューシネマの名作と言われているが、全体的には暗い映画。そもそも主人公2人が男娼と肺病患者という設定だから明るいはずがない。さらにジョーは何をやってもうまくいかず、ラッツォも日増しに体の調子が悪くなっていく。それでもやっと手に入れられそうになったジゴロ生活を捨て友情を取るあたりは胸がじーんとなる。それにしても最後、ラッツォが死んでしまうのはやはりこの作品を暗いイメージにしている要因である。

劇場公開日 1969年10月9日



(キャスト一覧)
ダスティン・ホフマン(Ratso)
ジョン・ボイト(Joe_Buck)
シルビア・マイルズ(Class)
ジョン・マッギーバー(Mr._O'Daniel)
ブレンダ・バッカロ(Shirley)
バーナード・ヒューズ(Towny)
ビバ(Gretel)
ガストン・ロッシリ(Hansel)
ジェニファー・ソルト(Annie)


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2015-12-28

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮

★★★
メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮
鑑賞No:02751
原題:Maze Runner: The Scorch Trials
製作:2015年/アメリカ/132分
監督:ウェス・ボール
出演:ディラン・オブライエン/カヤ・スコデラーリオ

苦闘の末にようやく迷路の出口にたどり着いたトーマスたち。ところが、彼らを迷宮に送り込んだ謎の巨大組織は、さらに過酷な運命を突きつける。迷路の外に出たトーマスたちの前に現われたのは、灼熱の太陽に焼き尽くされて全てが崩壊した砂漠のような世界だった。トーマスたちは別の迷路からやって来た新たな仲間たちと共に、あらゆる場所にトラップが仕掛けられた地球規模の「第2ステージ」の攻略を目指す・・・・。

謎の巨大迷路に閉じ込められた若者たちの戦いを描いたサスペンスアクション「メイズ・ランナー」のシリーズ第2作。本作は地球規模の迷路となったが故、本来の巨大迷路の中を迷走するという基本設定感はなくなり、出口のない迷路物となってしまったのは残念。また、ミステリー感は多少あったものの、ほとんどストーリーの中心はゾンビから追われ逃走するという、結構単純なもの。新規性がなかったのも残念。ゾンビの動きがやたら速かったのにはハラハラさせられたけど・・・。出口のない迷路という設定の中、映画自体もエンディングはなく、続編に続く形で終わる、何とも消化不良感の残る作品。

劇場公開日 2015年10月23日



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2015-12-20

モダンタイムス

★★★+
モダン・タイムス
鑑賞No:00978
原題:Modern Times
製作:1936年/アメリカ/87分
監督:チャールズ・チャップリン
出演:チャールズ・チャップリン/ポーレット・ゴダード

チャーリーは大きな工場で職工をしていたが、毎日同じ機械を扱って単調無味な仕事を続けている内に、とうとう気が変になって乱暴を働くようになり病院へ入れられた。全治はしたけれど工場はクビになるし、医者には興奮は禁物だと注意された。とぼとぼ街を歩いていると暴動の群集に捲込まれて、彼は首謀者と見なされて投獄され・・・・。

1914年以来、チャップリンが演じ続け、世界中から愛された「リトル・トランプ」最後の作品。この作品が公開されたのはトーキー映画誕生から10年後で、セリフ劇も想定していたらしいが、セリフなしのパントマイム芸あってのリトル・トランプとなったらしい。ただ、パントマイムだからこそ、無言のメッセージの主張は大きい。この当時の世界情勢は大恐慌の余波が残る多くの問題を抱えた時代であり、その中で失業問題や機械化による影響に対して、人間の価値とは何かを問う作品となっている。

劇場公開日 1938年2月9日



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2015-12-18

マイ・フェア・レディ

★★★
マイ・フェア・レディ
鑑賞No:00518
原題:My Fair Lady
製作:1964年/アメリカ/173分
監督:ジョージ・キューカー
出演:オードリー・ヘプバーン/レックス・ハリソン

ロンドンの下町、夜の巷で花を売っていた少女イライザ。そこへたまたま通りかかったヘンリー・ヒギンズは、彼女の余りにもひどい訛りに対し、正しい発声と淑女としての行儀を身に付けさせると断言するが・・・・。

ブロードウェイとハリウッドが折衷した陽気なミュージカル映画で、オードリー・ヘプバーンの代表作のひとつ。路上の花売り娘にすぎなかったイライザが、最初は厳しい試練の課程を受ける社会実験者から、やがて恋に落ちていく協力者、そして最後は立派なレディに成長する姿をヘプバーンが見事に演じている。

劇場公開日 1964年12月1日



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2015-11-04

ミスター・ソウルマン

★★★
ミスターソウルマン
鑑賞No:00235
原題:Soulman
製作:1986年/アメリカ/105分
監督:スティーブ・マイナー
出演:C・トーマス・ハウエル/アリー・グロス

経済的に何一つ自由のないマークはハーバード大学に合格、前途洋々の人生を送っていた。ところが急に両親から、大学卒業まで一切経済的援助を打ち切ると宣言される。困ったマークは最後の手段として、黒人学生に適用される奨学金制度に目をつけ、黒人に変装するが・・・。

黒人学生対象 の奨学金を得るため、黒人に変装して大学に通う白人の若者を描く青春コメディ。基本的にはコメディで笑いどころは多いが、といって単なるコメディではなく、人生や人種問題も考えさせる良品。

劇場公開日 1987年2月28日


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2015-10-24

めまい

★★★★
めまい
鑑賞No:00367
原題:Vertigo
製作:1958年/アメリカ/128分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジェームズ・スチュアート/キム・ノバク

犯人追跡中に同僚を墜落死させた元刑事のジョン。その事件以来、ジョンは高所恐怖症になっていた。ある日、友人から妻の監視を依頼されたジョンは、尾行中に彼女が教会の鐘楼から飛び降りようとした際にめまいに襲われ、彼女を見殺しにしてしまう。しばらくしてジョンは街中で彼女そっくりの女性を見かけるが・・・。

主人公同様、私も高所恐怖症のため、いわゆる有名な「めまいショット」は非常に恐怖感あるシーンと感じられた。ヒッチコックの代表作の一つに挙げられているが、ラブロマンスの要素が強いこととストーリーの分かりにくさから、ヒッチコック作品としてはやや一線を画したい作品。

劇場公開日 2014年1月25日



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2015-10-22

見知らぬ乗客

★★★★+
見知らぬ乗客
鑑賞No:00609
原題:Strangers on a Train
製作:1951年/アメリカ/101分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ファーリー・グレンジャー/ロバート・ウォーカー

テニス選手のガイは、列車の中で見知らぬ男ブルーノに声をかけられる。ブルーノは、ガイが悪妻ミリアムと離婚したがっているが果たせないことを知っており、自分の父との交換殺人を持ちかけてきたのだった。そしてブルーノは勝手に計画を実行してしまう・・・。

女流作家パトリシア・スミスの同名小説の映画化。交換殺人といえばこれ!といえるほどの傑作。テーマである交換殺人だけでなく、普通はお互いに弱みを握りあう対等の立場になるはずが、一方が強要・脅迫されるという設定も面白い。多分昨今のTVや映画のサスペンスものはヒッチコックの影響を多く受けていたり、模倣も多いと思われるので、見慣れてきているという点から改めてみるとありきたりな部分もあるが、初心に返って観てみると楽しめる。

劇場公開日 1953年5月9日


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2015-09-08

マイケル

★★★+
マイケル
鑑賞No:00719
原題:Michael
製作:1996年/アメリカ/106分
監督:ノーラ・エフロン
出演:ジョン・トラボルタ/アンディ・マクダウェル

シカゴの一流紙の敏腕記者から三流タブロイド紙の記者に落ちぶれたフランクは、モルト編集長の命を受けて相棒のヒューイ、新人記者のドロシー、コラム犬のスパーキーと共にアイオワ州に向かった。「うちに天使がいるので見に来てほしい」という投書が寄せられたためだった・・・・。

天使が出てくる映画だが、おそらく今まで観た天使が出てくる映画の中で最も天使らしくない天使が登場する。だって、天使役があのジョン・トラボルタなのだから。たしかに背中には白い羽を生やし、いちおう天使の風体ではあるのだが、こいつ、酒は飲むし、たばこは吸うし、汚い言葉も平気で放つ、ありえない天使だ。だが、どこか憎めない、人間的な天使で、トラボルタの見事なはまりっぷりに大いに楽しめる。

劇場公開日 1997年5月17日


  1. 洋画-ま

2015-08-30

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション

★★★★
ミッション_インポッシブル ローグ・ネイション
鑑賞No:02699
原題:Mission: Impossible - Rogue Nation
製作:2015年/アメリカ/132分
監督:クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ/ジェレミー・レナー

正体不明の多国籍スパイ集団“シンジケート”をひそかに追っていたIMFエージェントのイーサン・ハントは、ロンドンで敵の手中に落ちてしまう。拘束された彼が意識を取り戻すと、目の前に見知らぬ女性と、3年前に亡くなったはずのエージェントがいた。拷問が開始されようとしたとき、その女性は思わぬ行動に出る・・・・。

トム・クルーズ主演の世界的大ヒットシリーズ「ミッション:インポッシブル」の第5弾。これまでのシリーズでの、任務としての、そしてチームで挑むミッションとは違って、孤立した状態で自分の無実を証明するために挑むミッションという、全く状況の違った設定だったが、意外と今までで一番面白かったかもしれない。また、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントはいつもながらのスペシャリストぶりを発揮し見せてくれるが、これまた意外と今回は本当に死にかけるピンチのシーンも多く、孤立したエージェントの弱さを垣間見せている。アクションシーンはちょっと笑ってしまうぐらい、あり得ないシーンの連続だが、本シリーズでは見慣れてしまったので、お決まりとしてすんなり観れる。本シリーズも5作目となったが、うまくマンネリ化を打破して、面白く仕上がっていた。

劇場公開日 2015年8月7日


  1. 洋画-み

2015-06-30

マッドマックス 怒りのデス・ロード

★★★+
マッドマックス怒りのデス・ロード
鑑賞No:02672
原題:Mad Max: Fury Road
製作:2015年/アメリカ/120分
監督:ジョージ・ミラー
出演:トム・ハーディ/シャーリーズ・セロン

資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界。愛する者を奪われ、荒野をさまようマックスは、砂漠を支配する凶悪なイモータン・ジョーの軍団に捕らえられる。そこへジョー配下の女戦士フュリオサらが現れ、マックスはジョーへの反乱を計画する彼らと力をあわせ、自由への逃走を開始するが・・・・。

荒廃した近未来を舞台に妻子を殺された男マックスの復讐劇を描いた「マッドマックス」(1979)のシリーズ第4作。ただ、本作は第3作より30年ぶりの新作で、過去3作でメル・ギブソンが演じた主人公マックスはトム・ハーディに代わっている。また、注目はフュリオサ大隊長を演じたシャーリーズ・セロン。ハリウッドでも屈指の美人女優でありながら、「モンスター」で見せた女性死刑囚役など、美貌をかなぐり捨てた役への取り組みは目を見張るものがある女優である。そんな彼女が本作では丸刈り姿で過激なアクションシーンを演じるといる、挑戦的な役を演じ、見事に成功している。それだけ存在感があり、主役のマックスを食った感さえある。逆にシャーリーズ・セロンが出演していなかったらこれだけ話題にならなかったかも?いまいち、今回のマックスに魅力がなかったせいもあるが・・・。

劇場公開日 2015年6月20日



  1. 洋画-ま

2015-06-08

メイズ・ランナー

★★★+
メイズ・ランナー
鑑賞No:02661
原題:The Maze Runner
製作:2014年/アメリカ/113分
監督:ウェス・ボール
出演:ディラン・オブライエン/カヤ・スコデラーリオ

高い壁で囲まれたエリアに、記憶を失った1人の少年が姿を現す。そこには月に1回の頻度で彼と同じような若者が生活物資と共に送り込まれており、彼らはコミュニティを形成して暮らしていた。エリアの周囲には巨大な迷路があり、その謎を解明しなければ外界へ戻ることはできない。迷路の扉は夜になると閉ざされ、朝が来るまでに内部の構造が変化してしまう。若者たちは脱出を図るべく迷路の探索を続けるが・・・・。

全世界55か国No.1ヒット記録樹立の作品ということで期待して観たが、意外と普通。謎もラストに解けはするが、意外性は薄い。謎の迷路だが、こちらも思ったほどのシーンは少なく、出てくる怪物も俊敏なようで主人公の速さには追いつけない、何ともリアリティのなさ。リアリティの無さと言えば、主人公ありきなので、迷路内での崩壊シーンや壁が閉まるシーンなんかも、どうも人間の動きよりも遅いため、スピード感が伝わってこない。本シリーズは3部作らしいが、そこまでの魅力がイマイチ感じられない作品。

劇場公開日 2015年5月22日


  1. 洋画-め

2015-05-16

マスク・オブ・ゾロ

★★★
マスク・オブ・ゾロ
鑑賞No:00885
原題:The Mask of Zorro
製作:1998年/アメリカ/137分
監督:マーティン・キャンベル
出演:アントニオ・バンデラス/アンソニー・ホプキンス

スペインからの独立を宣言したメキシコ。カリフォルニア知事のドン・ラファエル・モンテロは、本国へ帰還する前に民衆のヒーローであるゾロを倒そうと待ち構えていた。ゾロの正体が町の有士、ドン・ディエゴ・デ・ラ・ベガであることをつきとめた彼は、デ・ラ・ベガを捕らえて投獄し、生まれたばかりのひとり娘を奪う・・・・。

ジョンストン・マッカリーの大衆小説の主人公ゾロを映画化したアクション作品。単純なストーリーで、アクションあり、笑いありで大いに楽しめる。新生ゾロを演じたアントニオ・バンデラスのインパクトも大きい。冴えない盗賊時代と、ゾロとして活躍し紳士然とふるまう頃とのギャップの演じ分けは凄い。全く別の俳優のようである。「デスペラード」で大ブレイクしたバンデラスだが、個人的な代表作はこの作品。

劇場公開日 1998年10月10日


  1. 洋画-ま

2014-12-27

未知との遭遇 <特別篇>

★★★+
未知との遭遇
鑑賞No:00236
製作:1980年/アメリカ/132分
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:リチャード・ドレイファス/テリー・ガー

インディアナ州のある一軒家に住むバリーという少年が、突然周囲のものが振動しだしたことで目を覚まし、家を飛び出してしまった。母親のジリアンは慌てて彼の後を追った。一方、同じ町に住む電子技師ロイは、この一帯で起こっていた停電の原因を調べるために車を走らせていた。そこに恐るべき光が通り過ぎていき、ロイはこの光を追跡していて、バリーとジリアンに出会う・・・。

「未知との遭遇」は1977年に公開された映画だが、本作はマザーシップ内を公開した「特別編」である。さらに再編集された2002年製作の「ファイナル・カット版」もある。この映画はやはりラストの宇宙人と人類とのコンタクトシーンだろう。スピルバーグの作り出した幻想的なUFOシーンにより、今までの宇宙船や宇宙人のイメージが一新されたのではないだろうか。そして宇宙人そのものも、人類に敵対する存在としてではなく、友好的で、今までに比べ親近感の持てる存在として描かれているのも画期的。この映画があったからこそ、後の「E.T.」がとてもスムーズに受け入れられ、大ヒットしたようにも思う。いずれにせよ、SF映画の重要な位置づけを担う一作。
  1. 洋画-み

2014-12-25

マレフィセント

★★★+
マレフィセント
鑑賞No:02587
製作:2014年/アメリカ/97分
監督:ロバート・ストロンバーグ
出演:アンジェリーナ・ジョリー/エル・ファニング

人間の国に興味津々の妖精マレフィセント。ステファンの裏切りによって人間に不信感を抱くようになった彼女は、生後間もない人間の王国のプリンセス、オーロラに呪いをかける。それはオーロラが16歳の誕生日を迎えた時、永遠の眠りにつくというものだった・・・。

ディズニーアニメ「眠れる森の美女」ではオーロラ姫に呪いをかけた悪役だった、邪悪な妖精マレフィセントを主人公とした作品。本作ではオーロラ姫に呪いをかけるに至った悲しい理由が描かれており、さらに呪いの日が近づくにつれ苦悩するマレフィセントに同情すらする。ある意味、アンジェリーナ・ジョリーの当たり役かもしれない。同じ年に大ヒットしたディズニー映画「アナと雪の女王」よりも個人的には面白かった。
  1. 洋画-ま

2014-12-12

マルコヴィッチの穴

★★★
マルコヴィッチの穴
鑑賞No:00996
製作:1999年/アメリカ/112分
監督:スパイク・ジョーンズ
出演:ジョン・キューザック/キャメロン・ディアス

妻ロッテと二人で貧乏暮らしをしている人形使いのクレイグは、定職につくため新聞の求人広告を見てマンハッタンのビルの7 1/2階にある会社に行き、職を得ることができる。勤め始めてまもなくクレイグは会社の一室にある穴を見つけ、中に入ってみるとそこは俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中だった。その穴に入るとマルコヴィッチの頭の中に15分だけ入れることを知ったクレイグはそれを使って商売を始めるが・・・・。

内容は荒唐無稽だが、会社の一室にある穴に入ると俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中に15分いることができるなんて、発想が凄い!この映画はどのジャンルに入るのか分からない。だが色んな要素を持っている不思議な映画だ。マルコヴィッチ役でマルコヴィッチ本人が出演しているのも嬉しい。個性派俳優としてこの映画を観る前からマルコヴィッチは知っていたが、スクリーンの中のマルコヴィッチとはまた違った印象を受けるし、なんか生のマルコヴィッチを見たような気になれる。マルコヴィッチを疑似体験できる貴重な映画である。ただ、なぜマルコヴィッチなのか? 未だに不思議だ。
  1. 洋画-ま

2014-10-13

Mr.&Mrs.スミス

★★★
MrMrsスミス
鑑賞No:01302
製作:2005年/アメリカ/118分
監督:ダグ・リーマン
出演:ブラッド・ピット/アンジェリーナ・ジョリー

スゴ腕の暗殺者2人が相手の正体を知らずに結婚するが、数年たった今は倦怠期に突入。そんなある日、2人は同じ標的を狙うはめになったことから初めてお互いの正体に気づき、相手を抹殺しなければならなくなる。2人の戦闘は、巨大組織を巻き込んでエスカレートしていき・・・・。

お互いが殺し屋でありながらその素性を隠したまま結婚した男女に訪れる壮絶な夫婦バトルを描く。別々の暗殺組織の殺し屋であるスミス夫婦は、偶然同じ標的となったターゲットの暗殺失敗を機に、互いの正体を知ることとなる。正体がばれた途端、撃ち合い、爆破、カーチェイスなど、ハイテンポの壮絶バトルに発展していくという展開。この映画の共演を機に熱愛関係となる2人の息はピッタリ。特にアンジェリーナは「トゥーム・レイダー」とかわらぬ板についたアクションが見事。2人のテンポよい悪口の言い合いも面白い。
  1. 洋画-み

2014-09-20

マトリックス

★★★★
マトリックス
鑑賞No:00850
製作:1999年/アメリカ/136分
監督:アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーヴス/ローレンス・フィッシュバーン

コンピュータのプログラマーのトーマスは、裏の世界ではネオと呼ばれる名うてのハッカーだった。ある日、トリニティという女性に導かれたネオはモーフィアスという人物と会い、実はこの世界はコンピュータが創り出した仮想世界であることを告げられる。ネオはコンピュータが支配するこの世界を覆す救世主として彼らに迎え入れられるが・・・・。

これは最初観たとき、よく分からなかったというのが正直な感想でした。現実だと思っていた世界が実は仮想世界で・・・・という設定ですが、何でもアリの世界なので理解するのに時間がかかったのもあります。たぶんこれ1作だけだとホントよく分からないままの作品になっていたかもしれません。そういう意味でこの作品自体は敢えてさほど評価を高くしていませんが、実は2作目、3作目を観ていくとだんだんよく分かってきて、どんどん評価の上がった作品です。よってこの作品はぜひとも3作続けて観て欲しい作品です。それにしても、映像革命を起こした作品といわれるだけあって、映像美はとても斬新で見事に近未来のイメージを演出していますし、アクションシーンも現在の映像に多大な影響を与えているように思います。
  1. 洋画-ま