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2018-03-11

ネスト

★★+(2.5)
wネスト
鑑賞No:02107
原題:The New Daughter
製作:2009年/アメリカ/108分
監督:ルイス・A・ベルデホ
出演:ケヴィン・コスナー/イバナ・バケロ

妻と離婚した小説家のジョンは、新たな生活を始めるため、思春期の娘ルイーサと7歳になる息子サムとの3人でサウスカロライナの人里離れた一軒家に引っ越してきた。しかし、娘のルイーサが家の裏にある先住民のものらしい古い塚で遊ぶようになってから一家の周りで不可解な出来事が起こり始める・・・・。

親子愛はそれなりに描かれていて、ケヴィン・コスナーの出演作らしさを垣間見るシーンもあるけど、それにしてもケヴィン・コスナーのような俳優の出る映画?という気持ちが最初から最後まで付きまとった作品。ホラー映画としては、謎めいた展開と次第に盛り上がる恐怖感は常道を行っているが、結局訳が分からず、謎も解明されず(?)、そして何よりも救いがたいラスト。こんな後味の悪い映画を観た後悔と、ケヴィン・コスナー主演作というキャストに騙された感が拭えない作品となってしまった。「アンタッチャブル」や「フィールド・オブ・ドリームス」の頃が改めて懐かしくなった残念なケヴィン・コスナー作品。

劇場公開日 2011年1月22日



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2018-03-08

ナショナル・トレジャー

★★★★(4.0)
wナショナル・トレジャー
鑑賞No:01247
原題:National Treasure
製作:2004年/アメリカ/131分
監督:ジョン・タートルトーブ
出演:ニコラス・ケイジ/ダイアン・クルーガー

アメリカ独立宣言書の中に隠された伝説の財宝の行方を追う冒険アクション。歴史学者で冒険家のベン・ゲイツは、何世代にも渡るゲイツ家の夢を継いで、ある伝説の秘宝を追い求めていた。しかし1779年、独立戦争の最中にその秘宝は忽然と消えてしまっており、独立宣言書に署名した最後の生存者が残した手明かりをもとにその謎に探るが・・・。

最初に観た時は分かりにくい謎部分もあったが、大筋のストーリーが分かっている状態で改めてみると、なかなか分かりやすく面白かった。ニコラス・ケイジと、インディ・ジョーンズばりの冒険アクションは個人的には未だにイメージ的にあわない面もあるが、そこそこ熱演しており悪くはない。スピード感を出すためかもしれないが、謎解き部分にもう少し時間を変えると深みが出てより良くなると思った。(「2」もそうだが、謎解きがあっさりしすぎている嫌いがある?)

劇場公開日 2005年3月19日



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2017-12-09

ネバーランド

★★★(3.0)
wネバーランド
鑑賞No:02048
原題:Finding Neverland
製作:2004年/イギリス、アメリカ/100分
監督:マーク・フォースター
出演:ジョニー・デップ/ケイト・ウィンスレット

1903年のロンドン。劇作家のジェームズ・バリは新作劇の評判が悪く、失意の底にいた。そんなある日、公園でデイヴィズ一家と出会い、彼らと仲良くなる。やがて一家を夕食会に招待し、ジェームズはますます一家と仲良くなって、一家の家に入り浸るようになる。そんな夫と一家の中を嫉妬した彼の妻メアリーと夫婦仲は険悪になるばかりだったが、ジェームズはいつしか三男のピーターに幼い頃の自分を重ねるようになり・・・・。

予備知識なく観始めましたが、「ネバーランド」ってホントにあのピーター・パンのネバーランドのことだったんですね。後で知ったことですが、ジョニー・デップが演じた主人公がピーター・パンのモデルとなった少年との出会いとその物語の完成に至るまでの実話だったとは・・・・。それにしてもジョニー・デップといえば、ともすれば風変わりな役の多いの印象がある中、これは普通の役で、ストーリーもヒューマンドラマという、珍しい作品。

劇場公開日 2005年1月15日



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2017-10-27

ニック・オブ・タイム

★★★★(4.0)
wニック・オブ・タイム
鑑賞No:00642
原題:Nick of Time
製作:1995年/アメリカ/90分
監督:ジョン・バダム
出演:ジョニー・デップ/クリストファー・ウォーケン

元妻の葬儀を終え、娘を連れてL.A.駅に降り立った平凡な税理士ワトソンは、警官を名乗る男女に娘を人質にされ、時間内に女性州知事の暗殺を命じられる。彼は必死に暗殺を回避しようとするのだが、あらゆるところに監視の目が光っていた。時間だけが刻々と過ぎる中、孤立無援のワトソンは、知事の女性秘書の協力を得るのだが・・・・。

娘の命と引き換えに暗殺を強要された男を描いたサスペンス。幼い娘とともに拉致されることとなった税理士のワトソンは、90分以内に女性州知事を暗殺するよう脅迫される。助けを求めようにも監視の目が厳しく、時間ばかり無為に過ぎていく。そんな時、八方塞がりのワトソンは靴磨きの男の協力を得ることができるが・・・。劇中の制限時間である90分と上映時間をほぼ一致させ、あたかも現場にいるような臨場感で映画を観ることができる。色々と個性的な役を演じているジョニー・デップが主演だが、この作品では珍しく普通の父親役を演じている。作品自体は先が読みにくいストーリーで最後まで目が離せない。

劇場公開日 1996年5月18日



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2017-07-22

28週後...

★★+
28週後
鑑賞No:01591
原題:28 Weeks Later
製作:2007年/イギリス、スペイン/104分
監督:フアン・カルロス・フレスナディージョ
出演:ロバート・カーライル/ローズ・バーン

レイジ・ウィルスが猛威を振るう中、ドンは妻のアリスと山荘に籠っていたが感染者に襲撃され、ドンはアリスを見捨てて命からがらボートで脱出する。そのレイジ・ウィルスも最後の感染者が死に、11週後には米軍主導のNATO軍が派遣され、ロンドンも再建が始まっていた。そんな28週後のロンドン。スペイン旅行中に難を逃れたタミーとアンディの姉弟は父親のドンと再会する。ドンは子供たちに、母親のアリスは感染者に襲われ助けることができなかったと弁明するが、ある日姉弟は思いがけずアリスと再会する・・・・。

「28日後...」の続編。前作同様、全力疾走するゾンビ(感染者)にはドキドキさせられたが、一番のキーポイントである前作の設定(世界観)は全くなく、別作品のような印象さえ受けた。単なるゾンビ映画になって、メッセージ性もなく、ゾンビ対策も過去のゾンビ作品のアイデアから抜き出ておらず陳腐なものばかり。最初の設定が活かされていない、安易な続編になっているのが残念な作品。

劇場公開日 2008年1月19日



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2017-07-21

28日後...

★★★
28日後
鑑賞No:01204
原題:28 Days Later...
製作:2002年/イギリス/114分
監督:ダニー・ボイル
出演:キリアン・マーフィ/ナオミ・ハリス

動物実験に使われている猿を助けようと研究室に侵入した動物愛護活動家たちが、逆に猿に襲われてしまう。それから28日後。バイク事故のためこん睡状態に陥っていたジムが目を覚ますと、ロンドンの街は荒れ果て人影は見当たらなかった。やがて凶暴化した牧師に襲われたところをかろうじてマークとセリーナに助けられ、ウィルス感染による感染者で街中溢れていることを知らされる・・・・。

近作ではウィル・スミスの「アイ・アム・レジェンド」を思い起こさせる映画。ただ、「アイ・アム~」と同様、何でこうなったのかという説明が不足しており、チョット不親切。作品的にはいわゆるゾンビものの部類に入るのだろうけど、通常のゾンビと違うのは、ゾンビ(感染者)が全力疾走してくる点。これは怖い。ともかく考えながら逃げることはできない。ただひたすら本能のまま逃げるしかない。感染者に追われるシーンは緊張感が高まり、観ていてドキドキします。ただ逆に言うと、それ以外はあまりパッとしない作品ともいえます。後半に、感染者だけでなく、極限状態に陥った人間の恐ろしさは表現されていましたが・・・。

劇場公開日 2003年8月23日



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2017-06-17

ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛

★★★+
ナルニア国物語2
鑑賞No:01651
原題:The Chronicles of Narnia: Prince Caspian
製作:2008年/アメリカ/145分
監督:アンドリュー・アダムソン
出演:ベン・バーンズ/セルジオ・カステリット

ナルニア国はかつてベベンシー兄妹によって治められた黄金時代から1300年の年月が経っていた。しかし全てのものが幸せに暮らしていた当時とは全く異なり、戦闘民族テルマール人に征服されたナルニア国は暗黒時代を迎えていた。そんなテルマールの王宮では、亡き王の弟ミラースが王位継承者カスピアンの暗殺を企んでいた。命からがらカスピアンは王宮から脱出するが、追っ手に追い詰められ、とっさに魔法の角笛を吹くと・・・・・。

前半から中盤にかけてはイマイチ盛り上がりに欠け、ダラダラ進行する感があったが、さすがにラスト1時間からのタイマン勝負&大戦闘シーンは迫力があり面白かった。ただ「ロード・オブ・ザ・リング」や「スター・ウォーズ新3部作」などのCG技術を駆使した戦闘シーンを真似たようなイメージで、迫力はあるものの新鮮味は薄かった(だいぶ見慣れてきたせいか?)。ベベンジー兄妹は1作目に比べて精神的にかなり成長していて印象がかなり変わっていたが、何で彼らがあんなに強いのか(戦闘民族と互角以上に戦っている!)わかんないな?という感じだった。あとアスラン(ライオン)は凄いですね。あんなに凄い力があるならもっと早く出てこいよ、って感じですかね。ナルニア国の住民は容姿からして興味深いキャラが一杯いましたが、もう少し彼らも描いて欲しかったが、今でさえ140分という長尺がそれも無理な話でしょうか。

劇場公開日 2008年5月21日



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2017-04-19

ナンバー23

★★
ナンバー23
鑑賞No:01528
原題:The Number 23
製作:2007年/アメリカ/99分
監督:ジョエル・シュマッチャー
出演:ジム・キャリー/バージニア・マドセン

動物管理局に勤めるウォルターは、誕生日に妻のアガサから殺人ミステリー小説「ナンバー23」を贈られる。早速その小説を読み始めたウォルターだったが、小説の主人公フィンガリングの子供時代が自分の生い立ちと酷似していることから、本の世界にのめりこんでいくことに・・・。

呪われた数字“23”の謎に取りつかれた男の悪夢を描く。なんだかよくわからないまま終わっちゃったという感じの映画。“23”が呪われた数字であることを歴史的事件との関連で強調しようとしていたが、すべてが一定のルールのもとに合致するならまだしも信じられるが、見ていると決してそうではない。穿った見方とすると、有名な事件に関する色々な数字を集めて、ルールなく勝手に足したりして出来上がった“23”のものだけを取り上げていかにも“23”と関係があるかのごとく装う手法はインチキ宗教やマスコミが行う捏造と何ら変わりない。冒頭からそういう見方で映画に入ったため、結局楽しめなかったし、実際それほど興味を惹く作品でもなかった。コメディ俳優としてのイメージが強いジム・キャリーには珍しいシリアスな役は評価できると思うが、映画作品的にはイマイチ感は否めない。

劇場公開日 2007年11月23日



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2016-12-12

NEXT

★★★
NEXT.jpg
鑑賞No:01533
原題:NEXT
製作:2007年/アメリカ/95分
監督:リー・タマホリ
主演:ニコラス・ケイジ/ジュリアン・ムーア

自分のことに関してのみ2分先の未来が見えるマジシャンのクリスはその能力を他人に悟られないように暮らしていた。そんな彼の能力に気付いたFBI捜査官のカリーは、テロリストによる核攻撃を阻止するために、クリスの予知能力を利用しようと考え、彼に協力を求めるが・・・。

フィリップ・F・ディックのSF短編小説「ゴールデン・マン」の映画化。2分先の未来が見えるマジシャンの予知能力を活かし、テロを未然に防ごうとする男の姿を描く。「2分先の未来が見える」という設定は面白いが、それは自分に関することのみなので、それをどうテロ活動阻止と結びつけるのかと思っていたら、意外と安直なストーリーだったので少々ガッカリした。未来が見えるということは事前に未来が変えられるということで、それにより未来が刻々と変わっていくというのも面白いが、改めて考えると矛盾があり、タイムパラドックスの疑問は残る。また2分先の未来が見えることによってあれだけスマートに危機回避していくというのもチョット出来過ぎ。ただ、短尺だがスピード感があり、映像的にもよかったので、それなりに楽しめる作品。

劇場公開日 2008年4月26日



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2016-11-01

ナイト ミュージアム2

★★★
ナイトミュージアム2
鑑賞No:01867
原題:Night at the Museum: Battle of the Smithsonian
製作:2009年/アメリカ/105分
監督:ショーン・レヴィ
出演:ベン・スティラー/エイミー・アダムス

ニューヨーク自然史博物館の元夜警のラリーは、見事に起業家として成功を収めていた。そんな頃、自然史博物館は大規模な展示替えを行おうとしており、不要な展示物はワシントンD.C.のスミソニアン博物館の倉庫に移送されることに。しかし、移送された夜、ミニチュアのカーボーイからラリーにSOSの電話がかかってきて・・・・。

博物館の展示物が動く過程が結構楽しめた前作に比べ、それが当たり前になっている本作は、前作のような新鮮さは薄れ、全体的にドタバタ喜劇の様相が強かったような気がした。歴史上の人物の登場が増え、映画のパロディ的な演出もあってそれなりに楽しめたが、ベン・スティラーがちょっと格好良すぎたので、個人的にはもう少しとぼけた笑いが欲しかった。映像技術は日進月歩の世界なので見ごたえはあるが、内容的には続編(二番煎じ)の難しさを感じざるを得ない作品。

劇場公開日 2009年8月12日



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2016-08-12

ニューヨーク東8番街の奇跡

★★★★
ニューヨーク東8番街の奇跡
鑑賞No:00167
原題:Batteries not Included
製作:1987年/アメリカ/107分
監督:マシュー・ロビンス
出演:ジェシカ・タンディ/ヒューム・クローニン

舞台は再開発の波が押し寄せる1980年代のニューヨークの東8番街。アパートの住人のフランクらは、立ち退き問題に疲れ果てていた。その夜、そらから、命を持ったUFOのような生命体が現れ、アパートの住人を守ろうとする・・・・。

ニューヨークの下町にある古アパートに住みついた円盤型の宇宙人夫婦と、アパートの住人たちの交流を描いたアットホームなSFファンタジードラマ。モチーフはUFOとの接近遭遇だが、他のUFO作品と違う点は、UFOが単なる乗り物としての飛行物体ではなく、UFO自身が自我を持っている点だ。また、2つの目から光を放ち、足を出して歩き回るなど、行動も愛らしい。ただ、話すことはできないが、見事にアパートの住人たちとコミュニケーションをとって奇跡を起こすところは感動的。

劇場公開日 1987年12月25日



(キャスト一覧)
ジェシカ・タンディ(Faye_Riley)
ヒューム・クローニン(Frank_Riley)
フランク・マクレー(Harry)
エリザベス・ペーニャ(Marisa)
マイケル・カーマイン(Carlos)
デニス・ボウトシカリス(Mason)


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2016-07-23

ナチュラル

★★★★★
ナチュラル
鑑賞No:00165
原題:The Natural
製作:1984年/アメリカ/138分
監督:バリー・レヴィンソン
出演:ロバート・レッドフォード/ロバート・デュヴァル

ネブラスカの農家の少年ロイは生まれついての野球の天才。雷で2つに裂けた樫の木を削って作った手製のバットを持ち、20歳の時、ひとり野球修行の旅に出る。しかし、旅の途中で知り合ったハリエットという女性に襲われ、体に凶弾を受けてしまう・・・。それから16年後-。35歳になっていたロイはルーキーとしてニューヨーク・ナイツのベンチにいた・・・。

野球関係の映画としては「フィールド・オブ・ドリームス」も良かったけれど、やはりベスト1に挙げるなら本作。天才といわれながら不幸な事件に巻き込まれ、前途ある野球人生を棒に振ったロイ。それでも夢をあきらめず、35歳でルーキーとしてデビューするものの、高齢でプロ経験のないロイに対して冷たく扱われる。しかしある日、代打で起用され、そこでボールを破壊するまでの強烈な打撃を見せてから、ロイの快進撃が始まる・・・。観ていて胸のすく瞬間である。実話ではないものの、実際にメジャーリーグの歴史の中で起こった事件をヒントにしており、単なるフィクションとはとらえられない。ストーリー展開的には「メジャーリーグ」っぽいところもあるが、「メジャーリーグ」のような軽さはなく、野球を題材にした重厚なヒューマン・ドラマである。

劇場公開日 1984年8月25日



(キャスト一覧)
ロバート・レッドフォード
キム・ベイシンガー
バーバラ・ハーシー
リチャード・ファーンズワース
アラン・ファッジ
マイケル・マドセン
グレン・クローズ
ウィルフォード・ブリムリー
ロバート・プロスキー
ジョー・ドン・ベイカー
ジョン・フィネガン
マイク・スター


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2016-07-11

虹蛇と眠る女

★★+虹蛇と眠る女
鑑賞No:02803
原題:Strangerland
製作:2015年/オーストラリア、アイルランド/111分
監督:キム・ファラント
出演:ニコール・キッドマン/ジョセフ・ファインズ

砂漠地帯の小さな街に引っ越して来たマシューとキャサリン夫婦。ある満月の晩、彼らの子どもたちが突如として姿を消してしまう。地元のベテラン警官レイらが捜索を開始するが、手がかりは全く見つからず、やがて夫婦に疑惑の目が向けられるように。次第に神経をすり減らしていったキャサリンは、先住民族アボリジニに語り継がれる神話「虹蛇の伝説」を知り・・・・。

子供たちが謎の失踪をし、その両親が必死で捜索するという、単純なストーリー。ただ、なぜ失踪したのか、誰が連れ去ったのか、生きているのか殺されたのか、さらにこの土地に語り継がれているこれまた謎の「虹蛇の伝説」といった具合に、単純な失踪・捜索劇ながら、前半はそれなりに盛り上げてくれる。ところが中盤からは中だるみが始まり、テンポは遅く、ストーリー内容まで停滞する始末。そして、唐突な弟の発見があるものの謎は解明せず、姉は結局みつからず、何故という謎はまったく解明されずになんとエンディングに突入してしまい、あっけにとられた作品。映画タイトルにもある「虹蛇の伝説」は説明もほとんどなければ、この失踪事件の関連性も感じられない、何ともひどい脚本に呆れてしまった。唯一の救いは、母国オーストラリアでの主演ということで、ヌードも辞さない身体を張った演技ぐらいだろうか。

劇場公開日 2016年2月27日



(キャスト一覧)
ニコール・キッドマン(キャサリン)
ジョセフ・ファインズ(マシュー)
ヒューゴ・ウィービング(レイ)
マディソン・ブラウン(リリー)
ニコラス・ハミルトン(トミー)
リサ・フラナガン(コリーン)
メイン・ワイアット(バーティ)
ジム・ラッセル(アラン)
ショーン・キーナン(スティーブ)
ブロンウィン・ペンリス(ローズ)
トランギ・スピィーディー=コー(ジャラ)


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2016-06-23

ネバーエンディング・ストーリー

★★★
ネバーエンディング・ストーリー
鑑賞No:00168
原題:The Neverending Story
製作:1984年/西ドイツ/95分
監督:ヴォルフガング・ペーターゼン
出演:ノア・ハサウェイ/バレット・オリヴァー

悪ガキたちに追われて古本屋に逃げ込んだバスチアンは、そこで「はてしない物語」という本を見つける。店主が目をはなした隙にその本を盗み出したバスチアンは学校の屋根裏に行って本を読み始めた。すると、本の中で起こっていることが、実際に起こっているような感覚にとらわれることに。そしてその本の中では、ファンタージェンという国に嵐とともに襲来しすべてを無に変えてしまうという何者かが迫っていた・・・。

この手の映画は最近のCG技術の進歩で映像的に驚かなくなってきたが、同時の技術でこれほどの映像を提供しているのは驚きで、映像的にはよくできていると思う。出てくるキャラクターも個性的で、ホントに夢の世界に誘われたような錯覚(たとえばディズニーランドに行ったような感覚)にとらわれ、心地よく鑑賞できる。ファンタジーSFとしてはとても分かりやすく、大人も子供も十分楽しめる作品となっている。

劇場公開日 1985年3月16日



(キャスト一覧)
ノア・ハサウェイ(Atreyu)
バレット・オリバー(Bastian)
タミー・ストロナッハ(Childlike Empress)
モーゼス・ガン(Cairon)
パトリシア・ヘイズ(Urgl)
シドニー・ブロムリー(Engywook)
ジェラルド・マクレイニー(Bastian's Dad)
ディープ・ロイ(Teeny Weeny)
トーマス・ヒル(Koreander)
ティロ・プリュックナー(Night Hob)


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2016-05-28

ノーマ・ジーンとマリリン

★★★
ノーマ・ジーンとマリリン
鑑賞No:00754
原題:Norma Jean and Marilyn
製作:1997年/アメリカ/113分
監督:ティム・フェイウェル
出演:アシュレイ・ジャッド/ミラ・ソルヴィーノ

精神分裂症の母のもとで育ったノーマ・ジーンは親戚や孤児院を転々としながら、やがてハリウッド女優を目指すようになる。そのために身体を武器にしながら業界の実力者に取り入り、次第に注目を浴びるようになっていく。やがて彼女は髪をブロンドに染め、顔を整形してマリリン・モンローとしてデビューするが・・・。

二人の女優が世紀の女優マリリン・モンローを演じるということで話題となった映画。本名のノーマ・ジーン時代をアシュレイ・ジャッドが、モリリン・モンローという芸名になってからをミラ・ソルビーノが演じている。前半のノーマ・ジーン時代と、後半のマリリン・モンロー時代を2人の女優が別々に演じるという意外な演出には興味を持ったが、果たして意味があったのだろうか?たしかに2人ともヌードも辞さない体当たり演技を披露しており、見た目とは違う内面の苦悩をよく演じていたとは思うが、2人とも本人に似ているわけでもなく、途中で入れ替わることでストーリーがブチ切れたような感じで不自然さと言うか違和感が感じられた。マリリン・モンローのことをあまり知らない方が軽く知るにはいい映画かも。

劇場公開日 1997年12月13日



(キャスト一覧)
アシュレイ・ジャッド(Norma Jean Baker)
ミラ・ソルビノ(Marilyn Monroe)
ジョシュ・チャールズ(Eddie Jordan)
ロン・リフキン(Johnny Hyde)
リンゼイ・クローズ(Natasha Lytess)
デビッド・デュークス(Arthur Miller)
ピーター・ドブソン(Joe DiMaggio)
テイラー・ニコルズ(Fred Karger)
ジョン・ルビンスタイン(Darryl Zanuck)
アラン・コーデュナー(Billy Wilder)
ダナ・ゴールドストーン(Lee Strasberg)
ナンシー・リネハン・チャールズ(Bette Davis)
ジェフリー・コムズ(Montgomery Clift)
エリカ・ナン(Jane Russell)
ハワード・プラット(Howard Hawks)
サム・シャムシャク(Ted Lewis)
ピーター・サンズ(Peter Lawford)
ピーター・スティーヴンス(John F. Kennedy)
スティーブン・カルプ(Robert Kennedy)


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2016-05-24

ノーカントリー

★★★★+
ノーカントリー
鑑賞No:01507
原題:No Country for Old Men
製作:2007年/アメリカ/122分
監督:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
出演:トミー・リー・ジョーンズ/ハビエル・バルデム/ジョシュ・ブローリン

ハンターのルウェリンは狩りの途中で死体と200万ドルの大金、そして大量のヘロインを発見し、金を奪って逃走する。一方、麻薬組織が放った殺し屋シガーは、行く先々で次々と殺人を犯しながら執拗にルウェインを追跡していく。さらに事件の匂いを嗅ぎ取った老保安官ベルもこの2人を追いかけていた・・・。

第80回アカデミー作品賞ほか計4部門を獲得したコーエン兄弟の傑作。前半から中盤にかけての追跡劇は手に汗握るハラハラ感いっぱいで、非常に興奮した。その分、後半の描き方やラストが雑なような気がしてやや消化不良感が残る。馴染みの出演者としてはトミー・リー・ジョーンズやウディ・ハレルソンがいたが、思ったほど存在感なく、役どころとしても結果的に印象薄いものとなった。それも殺し屋シガーを演じたハビエル・バルデムの存在感が大きすぎたのかもしれない。おそらく、冷酷かつ残忍な殺し屋として映画史に残る役どころだといえるし、アカデミー助演男優賞受賞も納得(ただし、他のノミネート者の作品は観いていないが・・・)。メジャー作品のような豪華さ、派手さはないものの、地味だがしっかり作りこんだ作品という印象を受けた。

劇場公開日 2008年3月15日



(キャスト一覧)
トミー・リー・ジョーンズ
ハビエル・バルデム
ジョシュ・ブローリン
ウッディ・ハレルソン
ケリー・マクドナルド


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2016-05-17

ノッティングヒルの恋人

★★★★
ノッティングヒルの恋人
鑑賞No:01075
原題:Notting Hill
製作:1999年/アメリカ/123分
監督:ロジャー・ミッシェル
出演:ジュリア・ロバーツ/ヒュー・グラント

ロンドンにある街・ノッティングヒルで小さな本屋を営むウィリアム。この店に突然、ハリウッドの大女優、アナ・スコットが来店する。ウィリアムはこの突然の出来事に唖然とし、さらに買い物の帰りに偶然アナとぶつかりジュースをかけてしまう。慌ててアナに服を乾かすよう、自宅に招くが・・・。

有名ハリウッド女優と平凡な男のラブストーリー。ハリウッドの大女優と、しがない本屋の店主という、現実にはありえないともいえるシチュエーションだが、女優といえども一人の女であるという雰囲気をうまく出して、自然なラブストーリーに持っていっている。本作を観ると、やはり頭に思い浮かぶのは「ローマの休日」だろう。「ローマの休日」は王女と新聞記者ということでさすがに恋は成就せず切なさが残ったが、その鬱憤?を晴らしてくれるが如く、ハッピーエンドで終わるラストには大いに満足。(基本的にはありふれたラブストーリーではあったが・・・)

劇場公開日 1999年9月4日



(キャスト一覧)
ジュリア・ロバーツ(Anna Scott)
ヒュー・グラント(William Thacker)
リス・エバンス(Spike)
ジーナ・マッキー(Bella)
ティム・マキナニー(Max)
エマ・チャンバーズ(Honey)
ヒュー・ボネビル(Bernie)
ジェームズ・ドレイファス(Martin)


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2015-10-09

ニュー・シネマ・パラダイス

★★★★
ニュー・シネマ・パラダイス
鑑賞No:00585
原題:Nuovo cinema paradiso
製作:1989年/イタリア、フランス/124分
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:フィリップ・ノワレ/ジャック・ベラン

シチリアで育ったサルヴァトーレはある日、故郷からアルフレッドの死の知らせを受ける。アルフレッドは、彼が幼い頃よく出入りした映画館パラダイス座の映写技師だった。葬儀のため30年ぶりに島に戻った彼は、パラダイス座が廃館になっていることを知る・・・。

アカデミー外国語映画賞及びカンヌ映画祭審査員特別グランプリを受賞した、G・トルナトーレ監督の秀作。ノスタルジックな雰囲気と、作中で流れるエンニオ・モリコーネの音楽が何ともいえない映画。大戦直後の、映画を心のよりどころとする人々と、フィルム1コマ1コマに対する映写技師アルフレッドの熱い思いが伝わって来る。幼い頃のサルヴァトーレを演じたサルヴァトーレ・“トト”・カシオの演技も愛らしい。

劇場公開日 1989年12月16日


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2015-08-29

NECK ネック

★★+
NECK.jpg
鑑賞No:02208
製作:2010年/日本/96分
監督:白川士
出演:相武紗季/溝端淳平/平岡祐太/板東英二

大学のマドンナ・真山杉奈に恋する首藤友和は、玉砕を覚悟で杉菜に告白をする。すると友和は彼女の研究室に呼び出され、そこに置かれた大きな木箱に入れられてしまう。その、首だけ出る木箱「ネックマシーン」はお化けを作り出そうとしている杉奈の研究道具で、友和はその実験台として選ばれたのだった・・・・。

舞城王太郎が映画作品のために書き下ろしたホラー・エンターテインメント。ホラーとはいいながら全然怖い要素はなく、かといって低俗なコメディのため、大して笑えない。やたらドタバタしている感が強く、ストーリーもあったものではない。ともかく一言でいえばくだらない映画ということになってしまうが、子供と気楽に観る程度ならいいかも。

劇場公開日 2010年8月21日


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2015-08-09

2001年宇宙の旅

★★★★
2001年宇宙の旅
鑑賞No:00581
原題:2001: A Space Odyssey
製作:1968年/アメリカ/140分
監督:スタンリー・キューブリック
出演:ケア・デュリア/ゲイリー・ロックウッド

月に人が住むようになった時代。月のクレーターの地中からの謎の石碑が発掘され、宇宙評議会のフロイド博士が調査に向かう。それから18カ月後、最新型人工知能「HAL(ハル)9000型コンピュータ」を搭載した宇宙船ディスカバリー号は、デビッド・ボウマン船長、フランク・プールら5人のクルーを乗せて木星探査に向けて航行していた。しかし、その途上でHALが探査計画に対して疑問を抱いていることを打ち明ける。ボウマンとプールはHALの不調を疑い、いざというときはHALの回路を切断することを決めるが、それを知ったHALは反乱を起こす・・・・。

スタンリー・キューブリック監督と原作者アーサ・C・クラークによる、映画史を代表する不朽の名作SF。SF映画の歴史を変えたと言われる作品だが、なかなか難解な内容で、一度観ただけでは理解は難しい。それはSF映画と言いながら、冒頭のサルのシーンからして大きな戸惑いとなる。ただ、宇宙の壮大さというか宇宙観の描写は現代においても色褪せない突出した見事さが感じられる。ゆえに、そんな無限の宇宙にあって、人間の無力感は想像に難くないことがよく描かれている。未だ、ちゃんとこの映画を理解していないが、凄い映画ではあるのだろう。

劇場公開日 1968年4月11日


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2015-03-19

ナイト ミュージアム

★★★+
ナイト ミュージアム
鑑賞No:01337
製作:2006年/アメリカ/108分
監督:ショーン・レビィ
出演:ベン・スティラー/ロビン・ウイリアムズ

深夜の博物館の夜警警備員として就職したラリーが最初の夜、館内を巡回していると、展示されている恐竜や歴史上の人物の彫像が動き出す。初日は慌てふためいたラリーだが、彼らの習性を知るため歴史の勉強をし、暴走を止めようとするが・・・。

全米で興行収入2億ドルを突破したファンタジー・アドベンチャー。真夜中の博物館で展示物が動くという発想は面白いが、ストーリーは至って単純。動き出した展示物は暴走はするものの、皆悪意はなく、いまひとつ盛り上がりには欠ける。唯一悪役の老警備員3人もコソ泥程度の悪さのため、退治し甲斐がなかった。何も考えずに子供と一緒に楽しめる映画といった印象。


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2015-02-15

摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に

★★★
摩天楼はバラ色に
鑑賞No:00166
製作:1987年/アメリカ/111分
監督:ハーバート・ロス
出演:マイケル・J・フォックス/ヘレン・スレイター

実業界での成功を夢見て田舎から大都会ニューヨークにやって来た若者ブラントリーは、まず、自分の手で仕事探しに掛かった。彼の親戚に当たる人物を頼って、27の関連会社をもつ巨大コングロマリット、ペンロープ・コーポレーションに足を踏み入れる。フォスターの熱意に押されて、叔父で社長のプレスコットは、彼にメイル・ボーイの仕事を与えるが・・・。

カンザスのド田舎からニューヨークにやってきた一人の若者が、巨大企業の中で猛烈に働きながらトップにまで昇りつめていくサクセスストーリー。良質のコミカルなシーンがあふれており、最初から最後まで楽しめる。主演のマイケル・J・フォックスも、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」での役柄を彷彿させる演技で、コメディ俳優としての地位を確立した作品となった。長身でスタイルのよいヘレン・スレイターとのロマンスは不釣合いな感はあったが、小柄な男性に夢と希望を与えたように思う。後年、マイケルはパーキンソン病に冒され、俳優業を断念することになってしまったことは残念である。


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2015-01-26

ナイロビの蜂

★★★
ナイロビの蜂
鑑賞No:01335
製作:2005年/イギリス/128分
監督:フェルナンド・メイレレス
出演:レイフ・ファインズ/レイチェル・ワイズ

新妻テッサとともにケニアに赴任した外交官ジャスティン。だがテッサは外出先で交通事故に遭い死亡。妻の死に疑問を抱いたジャスティンは、やがて妻の死の裏に隠された巨大な陰謀があることに気づく・・・。

活動家で行動的な妻テッサと、穏やかな性格の夫ジャスティン。相反する性格ながら、2人の愛は本物で、ジャスティンは巨大な陰謀を知ったとき、妻の自分への愛の深さも知ることになる。テッサは実在の人物をモデルとしており、戦争・飢餓・病気に苦しむアフリカの現実と合わせると、単なるサスペンス映画とはいえないメッセージが含まれている。すべてを知ったジャスティンが、最後、妻の死んだ湖畔に向かうところは言い知れぬ愛情が感じられる。


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2015-01-25

ナイル殺人事件

★★★
ナイル殺人事件
鑑賞No:00163
製作:1978年/イギリス/140分
監督:ジョン・ギラーミン
出演:ピーター・ユスティノフ/ベティ・デイビィス

つい最近莫大な遺産を相続したリネットは、親友ジャクリーンの婚約者と突然結婚し、秘密裏にエジプトにハネムーンに向う。しかし彼らが乗った豪華遊覧船カルナーク号には彼らに遺恨を持つ者あるいは利害関係のある者などが大勢乗っていた。そしてそんな中、リネットが何者かによって殺される・・・・。

ナイル川をさかのぼる豪華遊覧船内で起きた連続殺人事件の謎に迫るアガサ・クリスティ原作の本格ミステリー。エジプト、ナイル川という壮大な風景をバックにストーリーは展開していきます。観光気分で映画を楽しめるというのも見ものですが、壮大なバックでありながら事件は豪華遊覧船内で起こるというといういわゆる密室殺人事件というか犯人が限定される、アガサ・クリスティお得意のシチュエーションです。犯人が限られるといっても容疑者は皆一癖も二癖もあり、怪しい雰囲気を醸し出しています。最後まで犯人当てとトリックが楽しめる推理映画です。


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2014-12-09

7つの贈り物

★★★+
7つの贈り物
鑑賞No:01702
製作:2008年/アメリカ/123分
監督:ガブリエレ・ムッチーノ
出演:ウィル・スミス/ロザリオ・ドーソン

海辺の邸宅で定職もなく孤独に暮らしているベン・トーマスは、唯一の肉親である弟にも内緒で、ある贈り物をする相手を選び、その相手がそれに相応しい人物かどうかを見定めるために国税局の職員と名乗って接触していた。その中で、心臓病を患うエミリーと出会い、生きる希望を失わない彼女の人柄に対し、次第に愛情が芽生えていくのだった・・・・。

あまり書くとネタばれになるので書けませんが、ストーリーは重要なポイントをぼかしながら進んでいくので最初は分かりにくいです。ラスト20分で一気にそのポイントが明かされ、すべてが分かるのですが、勘のいい人なら途中で予感できると思います。私も途中で「嘘でしょ?」と思いながら大体分かりました。「嘘でしょ?」と思ったのは、彼の行為よりもむしろ現実性からですが、観終わってからは彼の行為自体にも疑問が湧いてきました。素晴らしい行為と受け取れる反面、あまりにも重い行為に贈り物を受け取った側の心情はどうなのか?でも彼の行為には純粋に心を打たれ、ラストでは涙してしまいました。ウイル・スミス演じるベンの贖罪に対する真摯な態度が、賛否両論あるとはいいながら強く伝わって来る作品。
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2014-10-18

ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女

★★★
ナルニア国物語_第1章
鑑賞No:01290
製作:2005年/アメリカ/140分
監督:アンドリュー・アダムソン
出演:ウィリアム・モーズリー/アナ・ポップルウェル

戦争を回避し田舎の大学教授の家に疎開したペベンジー4兄妹は、衣装ダンスの扉の向こうが別世界であることに気づく。そこは白い魔女の呪いによって1000年もの間、氷に閉ざされたナルニアだった。4人はナルニア国を救う運命にあることを知り、ナルニアの王アスランとともに魔女に戦いを挑む・・・。

C.S.ルイスの傑作同名ファンタジー小説の映画化。原作は読んでいないが、ファンタジーものとしてよく比べられる「ロード・オブ・ザ・リング」と比べると、壮大さやストーリー、感動度などは劣るといわざるを得ない。ただ子供が見る分には分かりやすく、いいかも。さすがに最新の技術からか、映像は美しかった。
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2014-10-17

7500

★★
7500(原題)
鑑賞No:02565
製作:2013年/アメリカ/97分
監督:清水崇
出演:ライアン・クワンテン/レスリー・ビブ

乗員・乗客273人を乗せてロサンゼルス空港を飛び発った東京行き7500便。大西洋上空の旅客機内で搭乗者が超常現象に襲われ、恐怖体験をする。それは、機内には人間ではないものも乗り込んでいた。超常現象に見舞われ巨大な棺となりつつある機内で、ブラッドたち乗客は決死の戦いを繰り広げる・・・・。

これ、映画化する必要ある?的レベルの内容の映画。スケールも小さい。予告編では乗客273名とあるが、実際に出てくるのはその10分の1程度の人。シーンもほとんど機内で、セット感満々で飛んでる気がしない。清水崇監督らしい演出もこけおどしにしか感じられないし、謎めいた現象はすべて最後のあっけないオチで誤魔化された感があり、真面目に観て損したような気分は否めなかった。TVドラマ「世にも奇妙な物語」のエピソードで十分の内容。
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2014-07-21

ノア 約束の舟

★★★★
ノア 約束の舟
鑑賞No:02535
製作:2014年/アメリカ/138分
監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ラッセル・クロウ/ジェニファー・コネリー

ある夜に見た夢で、世界が大洪水に飲まれ滅びるということを知ったノアは、強い使命感に突き動かされ、家族とともに罪のない動物たちを救うため巨大な箱舟を作り始める。しかし、ノアの父を殺した宿敵ルバル・カインは、ノアから力づくで箱舟を奪おうとし、その争いの最中に大洪水が始まってしまう。箱舟はノアの家族と動物たちをのせて流されるが・・・・。

旧約聖書の創世記に記された「ノアの箱舟」の物語の実写化。創世記は読んだことがないが、「ノアの箱舟」のエピソードは漠然と知っているのでとっつきやすいストーリーだった。けれども、観ていて、漠然と知っていたストーリーとどうも違和感を感じるシーンが多かった。あとで調べてみると、監督のイマジネーションが加わっているとのことだが、結局は新解釈の名のもとの改変だったのだ。だからどうも違和感がぬぐえなかったはずだ。特に主人公ノアの人物像の描き方には疑問が残った。映像的にはCG技術を駆使した迫力ある画面で、それはそれで満足したが、ウォッチャーズが出てくるあたりは「ロード・オブ・ザ・リング」を観ているような感じだった。




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2014-07-05

ノウイング

★★★+
ノウイング
鑑賞No:01787
製作:2009年/アメリカ/122分
監督:アレックス・プロヤス
出演:ニコラス・ケイジ/チャンドラー・カンタベリー

マサチューセッツ州の小学校で、50年前に生徒たちが埋めたタイムカプセルが開けられた。中身が児童たちに配られ、少年ケイレブも1枚の紙を受け取る。それはルシンダという少女が書いたものだったが、紙には数字がびっしりと書き込まれていた。大学教授のジョンは息子のケイレブが持ち帰ったその紙を見て興味本位に解析を始めると、その数列の中に9・11同時多発テロなどの世界的な事件・事故を暗示する数字があることを知る。さらにこれから起こると予想される数字もあり・・・・。

「ダ・ヴィンチ・コード」のようなミステリー・サスペンスものかと思って観ていたため、ラストは期待を裏切る終り方で個人的にはモヤモヤ感の残るものとなった。ただ後で世紀末ものと知ると、まぁこんなものかと無理やり納得させられる。結局はミステリアスな部分はすべて誤魔化された感があり(理由を書くとネタバレになるので書きませんが・・・)、どちらかというと地球滅亡に際し人は最後にどんな行動を取るかが描かれていただけのような気もした。(それもざまざまな人ではなく、主人公が・・・という限定的なもの)ただ、映像的にはさすがに迫力があり、飛行機の墜落シーンや地下鉄の脱線シーンなどはCGとはいえ真に迫ってくる。2時間の映画だが、テンポはよいのでアッという間に観終わった感じ。




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2014-04-26

ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記

★★★★

鑑賞No:01476
製作:2007年/アメリカ/124分
監督:ジョン・タートルトーブ
出演:ニコラス・ケイジ/ダイアン・クルーガー


歴史学者で冒険家のベン・ゲイツのもとにウィルキンソンと名乗る古美術商が現れる。彼の持つ、リンカーン大統領暗殺犯の日記の一部によると、暗殺の真犯人はベンの祖先であるトーマス・ゲイツだという。ベンは祖先の汚名を晴らすべく、真相を求めて調査を開始する・・・。


大ヒット冒険アクションの第2弾。今回はリンカーン大統領暗殺事件をめぐる謎解きに迫る。前作よりスケールが大きくなり、テンポもよく大いに楽しめる。「インディ・ジョーンズ」と「ボーン・アイデンティ」を合わせたような映画で、後半ラシュモア山が出てくるあたりでは「北北西に進路を取れ」も思い出された。テンポを早くするためだろうが、やや謎解きがスムーズ過ぎるところや、バッキンガム宮殿やアメリカ大統領誘拐のくだりはリアリティに欠くところはあるが、娯楽映画としてみれば面白い設定だった。アクションシーンはなかなか良かったので、謎解き部分にもう少し“ジワジワ感”があればもっと良かった。ちなみにアメリカ第16代大統領エイブラハム・リンカーンは1865年4月14日、フォード劇場で観劇中、俳優ジョン・ウィルクス・ブースに至近距離から銃撃され、翌4月15日に死亡した。犯行後、逃走したブースは4月26日に隠れ家を警官隊に包囲され、射殺されている。ブースの死後、彼の所持品の中から1冊の日記が出てくるが、この日記が後の裁判で証拠品として法廷に提出された際に、暗殺時期の日記(24ページ分)が破られていた。この事実が本作の題材となっている。






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2014-02-22

南京の基督

★★★

鑑賞No:00504
製作:1995年/日本、香港/100分
監督:トニー・オウ
出演:レオン・カーフェイ/富田靖子


1920年代の南京。小説家の岡川は友人に誘われて遊郭に行った時に、年老いた父の借金返済のために遊郭で働こうとする金花と出会い、金花は岡川に身を任せる。そして二人は同棲を始めるが、岡川に妻子がいることを知った金花は姿を消し、岡川も日本に帰国する。しかしほどなくして遊郭に舞い戻った金花は客から梅毒をうつされてしまう・・・・。


芥川龍之介の同名短編小説の映画化。清純派女優のイメージが強かった富田靖子が大胆なヌードシーン、濡れ場を演じて有名になった作品です。この演技で彼女は第8回東京国際映画祭で最優秀女優賞を獲得するぐらい熱演しています。ただヌードシーンばかり話題になりますが、当時の中国における貧困層の悲惨な現実を見せつける映画でもあり、その中で不治の病に冒されながら健気にも愛する小説家を待ち続ける金花役を見事に演じていたように思います。ただ結末はあまりにも悲しくせつないので、観ていてつらかったです。これだけ体当たりで好演した富田靖子ですが、その後目立った活躍がないのは残念です。


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2013-07-01

2012

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01895
製作:2009年/アメリカ/158分
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ジョン・キューザック/アマンダ・ピート


2009年、太陽フレアの影響でニュートリノが変化し、地球の核温度が急上昇していることを知った地質学者エイドリアンは、地球滅亡の危機が迫っていることを大統領に進言する。やがて世界各国の首脳と一握りの富裕層のみがその事実を知らされ、人類存続のための一大プロジェクト“チョーミン計画”が開始されるが・・・・。


さすがハリウッド映画といえる映像でした。DVDで鑑賞したけど、これは劇場で観ると相当迫力のある映像だろうと思いました。またこの手の世紀末モノでは必ず描かれる家族愛。それも至る所で描かれており、涙を誘うシーンも。でも逆に言うと、それだけの映画とも言える内容。世紀末モノとしての目新しさはなく、もっと言うと単なる旧約聖書のノアの方舟の現代版ではないかと。結局生き残った人たちも公平に選ばれた人達ではないので不公平感だけ残り、とても感情移入できないし・・・。映像だけは褒めたけど、自然現象の映像は良かったけど、主人公が倒壊・地割れする中や、火山弾が雨のように降り注ぐ中、車で無事に逃げ切るシーンにはちょっとやりすぎでリアル感ゼロの感じが・・・・。ちなみにこの映画、そもそもマヤ文明の暦から来ているはずだが、マヤ文明にはほとんど触れていませんでしたね。

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2012-07-12

ナイト&デイ

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02038
製作:2010年/アメリカ/109分
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:トム・クルーズ/キャメロン・ディアス


ジェーンは妹のエイプリルの結婚式に出席するために乗った飛行機で謎の男ロイ・ミラーと運命的な出会いをする。胸をときめかせるジェーンだったが、ロイはいきなり襲ってきた乗客や操縦士を抹殺。彼らはロイに向けられた刺客だったのだ。そしてロイが元CIAエージェントだということをジェーンは知るのだが・・・・。


トム・クルーズもので言えば、軽いタッチの「ミッション・インポッシブル」といった感じ。アクションシーンもCGだからできるのであって、ありえな~いシーンが続出。それでも軽妙なトークとテンポよい展開で最後まで結構楽しめる。キャメロン・ディアス演じる平凡な女性が、次々と襲ってくる危機を乗り越え、トム・クルーズ演じるロイ顔負けの女性に変貌していく成長ぶりも面白い。内容は薄いけど、癖や捻りがない分、ストレートなので分かりやすく、リラックスして観れる映画。

  1. 洋画-な

2012-02-29

ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02124
製作:2010年/イギリス/112分
監督:マイケル・アプテッド
出演:ベン・バーンズ/ゲイリー・スウィート


兄のピーターと姉のスーザンが両親とアメリカに滞在中、エドマンドとルーシーの兄妹はケンブリッジの親戚の家に預けられていた。しかし、その家のいとこのユースチフは理屈っぽく意地悪な性格で2人は辟易していた。そんなある日、壁にかかっていた帆船の絵が動き出し、絵の前にいた3人は絵の中に吸い込まれ、そのままナルニア国の海に運ばれてしまう。そこに通りがかったカスピアン王の帆船に3人は助けられるが・・・・。


前2作が4人兄妹の冒険譚だったのが、今回は長男長女は冒険には参加せず、下の弟妹2人が主役として活躍する物語となっている。加えていとこのユースチフが新たに冒険に加わることになるが、こいつがなかなか生意気で嫌な奴。しかし冒険を通して一番人間的に成長するし、随所でこの物語のカギを握る活躍を見せるところは見もの。前2作でのナルニア国の壮大な世界観は今回あまり感じられなかったが、その分冒険ファンタジー色が強くなったようで、より子供でも楽しめる作品となっている。自然・風景を中心とした映像は相変わらず美しい。





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