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2019-08-07

運び屋

★★★★+(4.5)
w運び屋
鑑賞No:02929
原題:The Mule
製作:2018年/アメリカ/116分
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド/ブラッドリー・クーパー

家族をないがしろに仕事一筋で生きてきたアール・ストーンだったが、いまは金もなく、孤独な90歳の老人になっていた。商売に失敗して自宅も差し押さえられて途方に暮れていたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられたアールは、簡単な仕事だと思って依頼を引き受けたが、実はその仕事は、メキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だった・・・・。

クリント・イーストウッドがまた監督としてその才能を見せつけ、俳優として名演技を披露した。90歳の老人役を演じたクリント・イーストウッドは撮影時88歳で、ほぼ役どころと同じ歳であり、もはや演技というよりアール・ストーンそのものと思わせる成りきりようだった。これまで家族を顧みず、ひたすら仕事に打ち込んできた一途さは、麻薬の運び屋になってからも、ただ指定された場所に荷物を運ぶだけという役目に忠実に応えたことにより、やがて組織の中でもNo.1の信頼度と運搬距離を誇る運び屋になっていく。結果は確実に出すが、信念は曲げない頑固で正義感の強い老人を見事に演じきった作品。これも実話が基と聞いて驚いた。

劇場公開日 2019年3月8日



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2018-12-30

ボヘミアン・ラプソディ

★★★★(4.0)
wボヘミアン・ラプソディ
鑑賞No:02908
原題:Bohemian Rhapsody
製作:2018年/アメリカ/135分
監督:ブライアン・シンガー
出演:ラミ・マレック/ルーシー・ボーイントン

1970年のロンドン。ルックスや複雑な出自に劣等感を抱くフレディ・マーキュリーは、ボーカルが脱退したというブライアン・メイとロジャー・テイラーのバンドに自分を売り込む。類いまれな歌声に心を奪われた二人は彼をバンドに迎え、さらにジョン・ディーコンも加わってクイーンとして活動する。やがて「キラー・クイーン」のヒットによってスターダムにのし上がるが、フレディはスキャンダル報道やメンバーとの衝突に苦しむ・・・・。

世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。「クイーン」やフレディ・マーキュリーの名やエイズで亡くなったことなど基本中の基本的なことぐらいしか知らなかったが、本作で「クイーン」の誕生秘話やスキャンダル、メンバーとの確執、そしてエイズ感染などの真実?が生々しく描かれている。次々と起こる障害や反発などにも屈せず、自己を貫いたフレディの壮絶な人生が垣間見れる作品。

劇場公開日 2018年11月9日



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2018-05-19

パーフェクト・ストーム

★★★(3.0)
wパーフェクト・ストーム
鑑賞No:00965
原題:The Perfect Storm
製作:2000年/アメリカ/130分
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演:ジョージ・クルーニー/マーク・ウォルバーグ

1991年。マサチューセッツ州の港からビリー船長ら6人を乗せたアンドレア・ゲイル号が出港する。それぞれが思いを胸に秘めて大漁で帰港する決意で臨んだ出港でみごと大漁となるが、帰路、グレイスと呼ばれるハリケーンが発生し、さらに低気圧と高気圧のせいで未曾有の大嵐となったパーフェクト・ストームに巻き込まれることに・・・・・。

海洋パニックものとしては迫力ある映像で、壮絶な自然の猛威との闘いに手に汗握る。ストーリーも分かりやすいし、人間も良く描かれていて、感情移入もできる内容。ただそれだけに、結末が暗く、スッキリと終われないところが残念。ジョージ・クルーニーはコメディやラブ・ストーリーなどにも幅広くチャレンジしていますが、やはりこの作品のような男らしい、男くさい役どころが良く似合いますね。

劇場公開日 2000年7月29日



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2018-03-07

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝

★★★★(4.0)
wハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝
鑑賞No:01604
原題:The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor
製作:2008年/アメリカ/112分
監督:ロブ・コーエン
出演:ブレンダン・フレイザー/マリア・ベロ/ジェット・リー

太古の中国。中国全土統一の野望に燃える皇帝は、呪術師ツイ・ユアンに横恋慕して彼女の恋人を殺害したため、彼女の呪いによって陶器にされてしまう。時は変わって1946年。ロンドン在住のリックとエヴリン夫婦は、息子のアレックスを海外留学に送り出し退屈な日々を送っていた。そんな彼らに秘宝“シャングリラの眼”を上海に移送する仕事が舞い込んでくる。そこでやってきた上海で偶然、息子のアレックスと再会することに。ところがアレックスが発見した皇帝のミイラが復活したことで・・・・。

最新のCGを駆使した映像とテンポよい展開で、まずまず楽しめる作品に仕上がっている。出てくるキャラクタも多彩で面白い。ファンタジーSFにつきもののようなドラゴン、未知の動物として有名なイエティ、兵馬俑を彷彿させる皇帝軍、そしてお決まりのミイラ、といった具合で楽しませてくれる。一方、今回は主役のリックに加え、リックとエヴリンの息子アレックスが大活躍するストーリーとなっている。それもそのはず、1作・2作でエヴリンを演じたレイチェル・ワイズが今回降板したための措置らしいが、レイチェル・ワイズの出演しないハムナプトラはハムラプトラではないような気もした。なお、1作目の「ハムラプトラ」の原題は「The Mummy」(ミイラ)で、ハムラプトラとは映画に出てくる砂漠にある伝説の都のことだが、この3作目は伝説の都ハムラプトラとは何の関係もない。

劇場公開日 2008年8月16日



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2018-02-20

バイオハザードIII

★★★(3.0)
wバイオハザードIII
鑑賞No:01446
原題:Resident Evil: Extinction
製作:2007年/アメリカ/94分
監督:ラッセル・マルケイ
出演:ミラ・ジョボビッチ/オーディド・フェール

前作から数年後、砂漠の中で生存者を捜してさまようアリスは、アンデッドとカラスの大群に襲われているコンボイを救出する。そしてコンボイの生存者軍団と、唯一T-ウィルスから感染を免れていると推測されるアラスカにむかうことを決断する。一方、アリスの居場所を衛星から感知したアイザックス博士は、追っ手を差し向けるのだった・・・。

人気アクションシリーズの第3弾。ゾンビ映画というよりも、もはやアクション映画となった本作。ミラのアクション・シーンが満載。しかし、あまりにも強すぎて、ミラの戦闘シーンは逆にあまり緊張感が感じられなかった。前半は、これからどうなるのかという期待を膨らませる展開ながら、後半はあまりにあっさりした終わり方で、消化不良感が残った。ラストは意味深な終わり方だったので、ひょっとして・・・。

劇場公開日 2007年11月3日



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2018-02-11

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

★★★★+(4.5)
wベンジャミン・バトン 数奇な人生
鑑賞No:01691
原題:The Curious Case of Benjamin Button
製作:2008年/アメリカ/167分
監督:デビッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット/ケイト・ブランシェット

1918年のニューオーリンズ。実業家トーマス・バトンの妻が難産で命を落とす。そのとき生まれてきた赤ん坊があまりにも醜い姿だったのにうろたえたトーマスは、子供を抱え街に飛び出し、老人養護施設の玄関先にその子を置き去りにしてしまう。養護施設のクイニーに拾われたその子はベンジャミンと名付けられ、施設で暮らすようになるが、ベンジャミンは生まれながらにして80歳の老人の姿を持つ子供だった・・・。

第81回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞ほか最多13部門にノミネートされている作品。原作はF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説。久しぶりにじっくり観れた人間ドラマ。ドラマは時間の流れと共に進んでいくが、主人公の肉体だけ時間と逆行して進んでいくという設定が面白い。しかしそれ自体が主題ではなく、そういう生き方を余儀なくされた人と周りの人の接し方が素晴らしい。また、自分の運命を恨むことなく、素直に受け入れ、その中で自分の運命を変えていこうとする姿もいい。「フォレスト・ガンプ」を彷彿させる内容(脚本家が同じ)で、新鮮味に欠ける部分はあるものの一人の人間の一生を丁寧に描いている。アカデミー賞作品候補はこれしか観ていないが、アカデミー好みの作品といった印象の作品で、かなり有望だと思われる。

劇場公開日 2009年2月7日



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2017-12-06

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト

★★★★+(4.5)
wパイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト
鑑賞No:01295
原題:Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest
製作:2006年/アメリカ/151分
監督:ゴア・バービンスキー
出演:ジョニー・デップ/オーランド・ブルーム

不死の海賊バルボッサからブラックパール号を奪い返したジャック・スパロウは再び、航海に出る。しかし、13年前に“深海の悪霊”ディヴィ・ジョーンズと交わした契約が気がかりだった。それは、ブラックパール号の船長となるため、自らの魂と引き換えにすることだった。そして、その契約期間が終わり、ジャックの魂の取り立てが始まろうとしていた・・・・。

全世界で2006年公開作No.1の興行収入を記録した映画。前作のヒットに伴う続編だが、続編にありがちな期待倒れではなく、前作を上回る面白さがあった。「1」はまさに海賊映画そのもので、ある意味単純だったため、分かりやすくもあった。しかし、本作は海賊映画のみならず、色々な要素が散りばめられており、多少複雑で分かりにくい点もあったが、エンターテイメント性は非常に高かった。ストーリー展開もスピード感があり、飽きることなく、最後まで楽しめる。新しく登場したキャラクターもそれぞれ魅力があって面白いが、観ていてやや気持ち悪い感はあった。ストーリー的には盛りだくさんではあるが、最初から第3作めを意識して作られているせいか、中継ぎ的な印象も残った。

劇場公開日 2006年7月22日



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2017-12-04

パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉

★★★+(3.5)
wパイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉
鑑賞No:02174
原題:Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides
製作:2011年/アメリカ/141分
監督:ロブ・マーシャル
出演:ジョニー・デップ/ペネロペ・クルス

古い仲間のギブスを絞首刑から救うべく、ロンドンに現れたジャック・スパロウ。裁判官に化けたジャックは、適当な罪状でギブスを牢獄送りにし、護送中に救い出そうと画策するが、結局捕まり国王ジョージ2世の前に引きずり出される。国王はジャックに永遠の命をもたらすという“生命の泉”への道案内を命じるが、なんとかその場から逃げ出す。その後、「ジャックが“生命の泉”を目指すため乗組員を集めている」という噂を耳にし、偽物のジャックを突き求めると、それは彼がかつて愛した女海賊アンジェリカだった・・・。

ジャック演じるジョニー・デップとともに主役級の活躍をしていたオーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイが今回は出演しておらず、その代わりにジャックの元恋人役でペネロペ・クルスが出演していたが、やや存在感に欠ける嫌いはあった。全体的には前3部作とはちょっとイメージの違う作品になっており、良くも悪くも新鮮な感じはしたが、これまで築いた作品感から来る大きな期待には少し応えられていない気のする作品になっていた。特に前半は、テンポ良いアクションシーンはあるものの、前シリーズをしのぐものにはなっておらず、本当に気を入れて観れだしたのは、後半の人魚の登場シーンぐらいからで、目的の“生命の泉”に向けての展開は前半部に比べ格段に面白かった。ただ、人気作品も4作目となると、前宣伝の大きさに比べ、その期待を上回ることはやはり難しいものだと感じる作品だった。

劇場公開日 2011年5月20日



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2017-11-20

羊たちの沈黙

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00192
原題:The Silence of the Lambs
製作:1991年/アメリカ/118分
監督:ジョナサン・デミ
出演:ジョディ・フォスター/スコット・グレン

FBIアカデミーの優秀な訓練生クラリスは連続誘拐殺人事件の捜査スタッフに組み込まれ、犯罪者として収監されているレクター博士と面会する。それは、天才的な精神科医でありながら、自らの患者を次々と死に追いやったレクターこそ事件の謎を解く鍵になると見込んでのことだった。レクターはクラリスに興味を示し、捜査の手がかりを与える。ふたりが次第に心を通わせていく一方、新たな誘拐事件が。そしてレクターは脱獄を図り・・・・。

あの保守的なアカデミー協会が、このようなホラー映画のジャンルの作品にアカデミー賞主要4部門を独占させるとは!という衝撃が走った作品。ただし、本作は普通のホラーと異なっている。普通なら、次々と若い女性を殺害し皮膚を剥いでボディスーツを作るという猟奇的な連続殺人犯にスポットを当て、主に視覚的に恐怖を感じさせるのが手っ取り早いはず。しかし本作は、この殺人鬼にはスポットを当てず、この事件を捜査するFBI訓練生と事件の謎を示唆する天才精神科医で連続殺人鬼のレクター博士にスポットを当て、2人の心理的なやり取りと同調を描いており、それがまた怖い。猟奇殺人そのものよりも、人の精神の奥底に潜む自身も認識していない暗黒面を引きずり出される恐怖は新しいジャンルのホラーと言えるのかもしれない。

劇場公開日 1991年6月14日



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2017-11-17

フレンジー

★★★★(4.0)
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鑑賞No:02053
原題:Frenzy
製作:1972年/イギリス、アメリカ/117分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジョン・フィンチ/アレック・マッコーウェン

ロンドンで首にネクタイを巻きつけて女性を絞殺するという猟奇連続殺人事件が発生した。そんな折、さらに結婚相談所の女所長が同じ手口で殺される。事件発見直前に現場から立ち去る被害者の元夫リチャードを犯人と断定した警察は彼を追うが・・・・。

内容的にはスタンダードなサスペンス・スリラーのようだが、ヒッチコック作品としてはちょっと異色な感じのする作品。ただ、カメラワークや巻き込まれ型の展開などはヒッチコック独特のものも感じられるが、エロチックなシーンが多かったり、残酷なシーンなのかコミカルなシーンなのか分からないような演出があったりと、今までのヒッチコック作品と趣の異なるシーンも見受けられる。晩年の作品ながら、過去に囚われず何か新しいものに挑戦したような作品。

劇場公開日 1972年7月29日



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2017-11-13

ヘイトフル・エイト

★★★★(4.0)
wヘイトフル・エイト

鑑賞No:02877
原題:The Hateful Eight
製作:2015年/アメリカ/168分
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:サミュエル・L・ジャクソン/カート・ラッセル

雪が降りしきる中で馬を失った賞金稼ぎマーキスは、同じ稼業であるジョンと彼が捕らえたデイジーを乗せた駅馬車に同乗する。途中で保安官を名乗るクリスを拾った馬車は、猛吹雪から避難するためにミニーの紳士洋品店へ。メキシコ人の店番ボブや怪しげな絞首刑執行人オズワルドなどの存在にジョンが強い警戒心を抱く中で、事件が起こる・・・・。

クエンティン・タランティーノ監督の長編第8作で、大雪のため閉ざされたロッジで繰り広げられる密室ミステリーを描いた西部劇。密室となったミニーの紳士用品店内で繰り広げられるミステリーが主題だが、ともかく全体が長く、にも拘らず、まず、ミニーの紳士服店に入るまでが長い。そもそも予備知識なしで観ているので、どんな映画なのかを掴むのに少し時間を要すかと思いきや、少しどころか、どこまで観てもどんな映画なのか、どんな展開なのかが分からない。特にミニーの店に入るまでの馬車シーンでは先が全く読めず、かといってテンポは遅いので、少し退屈ではある。ただし、ミニーの店に入ってからは展開が急。さらに先が読めないまま、容赦ないバイオレンスシーンが次々と展開する中、徐々に明らかになっていく事実に完全に虜になって目が離せない。そして最後は謎解きの章で、すべてが明らかになり、モヤモヤ感が解消される見事な構成。グロいシーン満載なので、嫌いな方は観ない方がよいかもしれないが、内容的にはタランティーノ監督らしい出来である。

劇場公開日 2016年2月27日



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2017-11-04

ハウスメイド

★★★(3.0)
wハウスメイド
鑑賞No:02261
原題:下女
製作:2010年/韓国/107分
監督:イム・サンス
出演:チョン・ドヨン/イ・ジョンジェ/ソウ/ユン・ヨジョン

上流階級の家にメイドとして雇われたウニは、優しい主人のフンと双子を妊娠中の妻、6歳の娘、そして昔から働くメイドのビョンシクに囲まれ、日々を忙しく過ごしていた。ある日、ウニは求められるままにフンと肉体関係を結んでしまうが、それ以降、邸宅で次々と不可解な事件が起こりはじめる・・・・。

韓国映画界の名作「下女」(1960)をリメイクした官能サスペンス。一見、ありがちな不倫もの、復讐ものの雰囲気でストーリーは展開し、大きな山場はない。ラストはちょっと意外で、狂気じみた感はあるが、何でも金で解決する上流階級の人間に対する貧乏人の抵抗はこれが限界なのかなぁと思わずにはいられない終わり方。ちょっと悲しい。

劇場公開日 2011年8月27日



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2017-11-03

ファーゴ

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00943
原題:Fargo
製作:1996年/アメリカ/98分
監督:ジョエル・コーエン
出演:ハーブ・プレスネル/ウィリアム・H・メイシー

厚い雪に覆われるミネソタ州ファーゴ。多額の借金を抱える自動車ディーラーのジェリーは、妻ジーンを偽装誘拐して彼女の裕福な父親から身代金をだまし取ろうと企てる。ところが誘拐を請け負った2人の男が警官と目撃者を射殺してしまい、事件は思わぬ方向へ発展していく・・・・。

アカデミー脚本賞、主演女優賞をはじめ、多数の映画賞を獲得した、コーエン兄弟が贈る、ブラックユーモアをちりばめた異色のクライム・サスペンス。実話を基にしていると謳っているが、それは真っ赤な嘘らしい。各方面で評価の高い作品だが、楽しめるか退屈かはかなり個人の好き嫌いによりそう。一見コミカルな作品だが、実は恐ろしい内容で、気分も暗くさせられる。

劇場公開日 1996年11月9日



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2017-10-17

ブレア・ウィッチ・プロジェクト

★★(2.0)
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鑑賞No:00887
原題:The Blair Witch Project
製作:1999年/アメリカ/81分
監督:ダニエル・マイリック/エドゥアルド・サンチェス
出演:ヘザー・ドナヒュー/マイケル・C・ウィリアムズ

モンゴメリー・カレッジの生徒、ヘザー、ジョシュ、マイク。3人は大学の課題のため、バーキッツヴィルに残る伝説“ブレア・ウィッチ(ブレアの魔女)”についてのドキュメンタリー・フィルムの撮影を始める。共同墓地で最初のシーンを撮り終えた3人は、地元の人々にインタビューを開始。彼らは、程度の差こそあれブレア・ウィッチについて聞いたことがあった。翌日、インタビューを終えた3人はブラック・ヒルズの森に入っていく・・・・。

低予算で大成功を収めた作品として有名な映画。予算が無くてもアイデア一つで、面白い映画は作れるということを証明した作品だ。本作の特徴は、情報量の少なさ。観客に与えられる情報量がかなり限られているので、観客は情報を得ようと必死で画面を見る。ただ、画面の映像は行方不明になった学生が映した2台のカメラの映像が中心。よってそれ以上の情報はなく、不足部分は想像力で補わなければならなくなり、一気に想像がかきたてられる仕組みになっている。また、カメラ映像はブレが多く、不鮮明で見にくい部分も多々あり、それが逆に実にリアルな映像に思えてくる。それも一層、想像力をかきたてる原動力になると同時に恐怖も誘う、実に巧妙に仕組まれた作品である。

劇場公開日 1999年12月23日



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2017-10-16

ファイト・クラブ

★★★+(3.5)
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鑑賞No:00966
原題:Fight Club
製作:1999年/アメリカ/139分
監督:デビッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット/エドワード・ノートン

心の中に問題を抱えるエグゼクティブ青年ジャックはタイラーと名乗る男と知り合う。ふとしたことからタイラーとジャックが殴り合いを始めると、そこには多くの見物人が。その後、タイラーは酒場の地下でファイト・クラブなる拳闘の秘密集会を仕切ることに。たくさんの男たちがスリルを求めて集まるようになるが、やがてそのクラブは恐るべきテロ集団へと変貌していく・・・・。

本作はあのドンデン返しが有名な「セブン」のデヴィット・フィンチャー監督の作品。ただ、本作には「セブン」のようなドンデン返しを期待して観始めたのではないが、見事に騙されたというか、またしてもドンデン返しが仕組まれていました。ただ、真相が明かされるまで、全く気づかないほど、よく考えられた構成であり、また主役のエドワード・ノートンとブラッド・ピットの演技もそれぞれ存在感が半端なく良い。特に次第に壊れていくエドワード・ノートンの演技は秀逸。「セブン」同様、賛否分かれる作品だが、私は好きな映画。

劇場公開日 1999年12月11日



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2017-10-10

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊

★★★★+(4.5)
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鑑賞No:02874
原題:Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales
製作:2017年/アメリカ/129分
監督:ヨアヒム・ローニング/エスペン・サンドベリ
出演:ジョニー・デップ/ハビエル・バルデム

ジャック・スパロウに恨みを持つ「海の死神」サラザールが、魔の三角海域から解き放たれた。サラザールの復讐を阻止するには、「最後の海賊」だけが見つけ出せるという秘宝「ポセイドンの槍」を手に入れなければならない。一方、10年に1度しか陸に上がれない呪いをかけられたウィルの息子ヘンリーは、ポセイドンの槍を手に入れて父の呪いを解こうとジャックに近づくが・・・・。

孤高の海賊ジャック・スパロウが活躍する大ヒットシリーズの第5弾。ただ、シリーズ1作目から3作目は三部作としてストーリーもつながっており、完結している。4作目は3作目の続編という位置づけではあるが、キャストはかなり一新されており、続編感はないが、新鮮味もあまりないという感が強かった。本5作目は4作目というよりも3作めの続編と言った方が分かりやすく、4作目には出演していなかったウィル・ターナー役のオーランド・ブルームやエリザベス・スワン役のキーラ・ナイトレイが再登場しているのもうれしい。オリジナルキャストは復活していたが、かといって中心的に活躍するのではなく、本作では新たにウィル・ターナーの息子ヘンリーや天文学者カリーナがジャック・スパロウと冒険の旅に出て活躍したり、若き日のジャック・スパロウが登場するなど新鮮味も加わっていて、なかなか面白く、ストーリーも分かり安かったので大いに楽しめた。1作目から登場している敵役の海賊バルボッサだが、シリーズが進むにしたがって存在感も増し、単なるただの悪役ではなく、ミステリアスな一面を見せ始め、本作ではラストで泣かせる男気も見せてくれる。

劇場公開日 2017年7月1日



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2017-10-09

ペイバック

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00830
原題:Payback
製作:1998年/アメリカ/101分
監督:ブライアン・ヘルゲランド
出演:メル・ギブソン/グレッグ・ヘンリー

泥棒稼業を営むポーターは相棒のヴァルと組んでチャイニーズ・マフィアの裏金14万ドルを強奪。だがヴァルと女房の突然の裏切りに遭い、分け前の7万ドルを奪われたばかりか瀕死の重傷を負わされてしまう。ようやく傷の癒えたポーターはヴァルの行方を追って、街へ飛び出していく。それは、ちっぽけなプライドとたった7万ドルのための死闘の始まりだった・・・・。

本作の主人公は、これまでのヒーロー像とはちょっと違う。正義のためでも復讐のためでもなく、相棒に裏切られ、逃してしまったわずかな金に異常に執着する主人公を描いている。この主人公ポーターを、まさにはまり役ともいうべきメル・ギブソンが見事に演じている。クールだが、ヒーロー的な要素はなく、ひたすら金にこだわるところはコメディ映画っぽささえ感じる。また、メル・ギブソン以外にも脇を固める俳優陣もいい。敵役も偉くなるほど、憎めないキャラクターが登場し、どっちが悪か分からなくなってくるのも面白い。

劇場公開日 1999年5月15日



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2017-10-07

ベガスの恋に勝つルール

★★★+(3.5)
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鑑賞No:01662
原題:What Happens in Vegas
製作:2008年/アメリカ/99分
監督:トム・ヴォーン
出演:キャメロン・ディアス/アシュトン・カッチャー

大勢の友人の前でフィアンセにフラれたキャリアウーマンのジョイ。父親の経営する工場を解雇されたジャック。この鬱憤晴らしのために親友とラスベガスにやってきた二人は偶然知り合い、意気投合してしまう。そしてあろうことか、酔った勢いで結婚してしまい、翌朝目を覚まして二人はビックリ!もちろんすぐに離婚するつもりだったが、別れ際に何気なく回したスロットマシンが大当たりし、300万ドルが転がり込んだことから・・・・・。

この手の映画は結末はお決まりなので、ストーリー展開を楽しむしかありませんが、なかなかあの手この手で楽しませてくれます。設定自体は多少無理がありますが、そこは映画だと割り切って観ることが肝要です。お互いにラスベガスで大当てした300万ドルを手中にしようと、親密な夫婦を演じたり、あるいは浮気をさせてお金を独り占めしようとしたりと、次々に新たな作戦を実行してきますが、結構バカバカしくて笑えます。さすがにラブコメの女王キャメロン・ディアスうってつけの映画だが、若い頃のキュートさから少しイメチェンし、ちょっと子憎たらしい棘のあるキャリアウーマン役が似合うようになったのはやはり年齢のせいでしょうか?ちなみに相手役を演じたアシュトン・カッチャーはデミ・ムーアの旦那だそうですね。

劇場公開日 2008年8月16日



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2017-10-05

プライベート・ライアン

★★★(3.0)
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鑑賞No:00760
原題:Saving Private Ryan
製作:1998年/アメリカ/170分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス/トム・サイズモア

1944年6月。ノルマンディ上陸作戦は成功に終わったものの、激戦に次ぐ激戦は多くの死傷者を出していた。そんな中、オマハビーチでの攻防を生き延びたミラー大尉に、落下傘兵ライアン二等兵を戦場から救出せよという命令が下された。彼には3人の兄がいたが、全員が死亡。兄弟全てを戦死させる訳に行かないと考えた軍上層部の決定であった。ミラーは中隊から7人の兵士を選び出し、生死も定かでないライアン二等兵を探すために戦場へと出発するのだが・・・・。

第二次世界大戦中のノルマンディー上陸作戦を題材にした、スティーブン・スピルバーグ監督の映画。まず何よりも度肝を抜かれるのが、冒頭20分のノルマンディー上陸作戦オマハ・ビーチ戦の描写だ。まさに観ている者がその戦闘現場で間近に見ているような錯覚に襲われるような、今までになかったリアリティさだった。だが、もっと意表を突かされたのが、この物語だ。従軍しているアメリカ人兵士四人兄弟のうち、三人が戦死したため、残る一人の弟を生きてアメリカに連れ戻すよう最高司令が出て、8人の兵士が救出に向かうのです。一見、慈悲深い国の措置のように思えますが、救出に向かった8人はまさに命がけです。1人を救うために8人を犠牲にするかもしれにない命令が慈悲深い?8人の兵士も、そして観ている観客も同じ疑問が心を過ります。その答えともいえるシーンがラストにありますが、考えさせられる映画です。

劇場公開日 1998年9月26日



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2017-09-26

ファンタスティック・フォー:銀河の危機

★★★★(4.0)
wファンタスティック・フォー 銀河の危機
鑑賞No:01428
原題:Fantastic Four: Rise of the Silver Surfer
製作:2007年/アメリカ/92分
監督:ティム・ストーリー
出演:ヨアン・グリフィズ/ジェシカ・アルバ

前作の活躍でF4は有名人となり、リードとスーザンの結婚も全米の注目の的となっていた。だが挙式の最中に現れた謎の生命体シルバーサーファーによって、ジョニーは他の仲間に触れただけで能力が入れ替わるようになってしまう。一方、シルバーサーファーの目的を解明したリードは、軍に協力しシルバーサーファーの捕獲作戦を実行するが・・・。

F4シリーズの第2弾。敵キャラは思ったほど強敵ではなかったが、もっと強大な超宇宙生命体による地球の危機というスケールの大きさで今回は圧倒された。それぞれの持つ能力もストーリーのなかで上手く配分されており、SFXを駆使したスピード感ある映像も見ごたえがある。マーベル・コミックの中でも陽気で明るいイメージの感がある作品で、子供と一緒に家族で観るのにもいい映画である。

劇場公開日 2007年9月21日



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2017-09-15

バニー・レークは行方不明

★★★★(4.0)
wバニー・レークは行方不明
鑑賞No:01649
原題:Bunny Lake is Missing
製作:1966年/アメリカ/107分
監督:オットー・プレミンジャー
出演:ローレンス・オリヴィエ/キャロル・リンレー

アメリカからロンドンに引っ越してきたアンは新しいアパートに入り、この日から保育園に預けた4歳の娘バニーを迎えに行った。しかしバニーの姿はどこにもなく、保育園の先生もバニーという子供を知らなかった。ヒステリックになったアンはロンドンに駐在して記者をしている兄スティーブンを呼び、警察に捜索依頼をする。しかし一向にバニーを見た者は現れず、さらに家からはバニーの持ち物一切がなくなっていた。やがて警察はバニーの存在すら疑うようになるが・・・・・。

日本ではビデオ・DVD化されていない作品で、WOWOWで観ることができた。最初は幼い娘が行方不明になったという単純なサスペンススリラーで始まるが、やがてその娘を見た者が誰もいないこと、その子の存在を証明する持ち物などが一切ないことなどから、娘は最初からいないのでは?という疑惑に変わってくる。ここまで観ているとジョディ・フォスターの「フライトプラン」を思い出すが、この映画の主人公アンはジョディのようにアクションには走らない。そういう意味ではミステリーサスペンスとしてのスタンスを保持している。ストーリーは分かりやすく、盛り上げ方もよい。動機はいささか理解できない点もあるが、ラストまで緊張の持続する良作である。行方不明→妄想で終っていればあまりにも陳腐な内容だったが、さすがにそうではなかったのがまずは納得の作品。イマイチ理解しがたいスティーブンの行動だが、それ以外にも説明の欲しい箇所はいくつかあった。警部が最後に説明してくれるのかと期待していただけに、あの終わり方は少々残念。

劇場公開日 1966年7月9日



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2017-09-05

ブロークン・アロー

★★★+(3.5)
wブロークン・アロー
鑑賞No:00549
原題:Broken Arrow
製作:1996年/アメリカ/108分
監督:ジョン・ウー
出演:ジョン・トラヴォルタ/クリスチャン・スレーター

二基の核弾頭を搭載したステルス戦闘機の訓練飛行中、ディーキンス少佐によってヘイル大尉は機外に放り出される。だが実はこれは核弾頭を強奪するためのディーキンス少佐の企てだった。地上に落下したヘイル大尉は、公園の女性監視員テリーの協力を得て、ディーキンス一味を追うことに・・・・。

ストーリー的には悪役退治をするクリスチャン・スレイター演じるヘイル大尉が主役なんだろうけど、なぜか悪役のジョン・トラヴォルタ演じるディーキンス少佐の方がキャラ・インパクトが強く目立っていた。トラヴォルタは今ほど太っておらず、スリムな体型に持ち前のニヒルさで、クールだがキレやすい悪役を好演している。その分、対するクリスチャン・スレイターの存在感が薄くなっていたのだろうか?さらに彼の存在感を薄れさせたのは、サマンサ・マシス演じるテリーか?途中からはスレイターを食った活躍を見せ始め、どちらが主役か分からなくなってしまう。(公園の監視員ってこんなに凄いの?)アクションシーンはさすがジョン・ウー監督、ありえないでしょう!というぐらいスケールが大きく、リアル感を通り越している。

劇場公開日 1996年3月16日



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2017-08-30

僕らのミライへ逆回転

★★★+(3.5)
w僕らのミライへ逆回転
鑑賞No:01637
原題:Be Kind Rewind
製作:2008年/アメリカ/101分
監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:ジャック・ブラック/モス・デフ

VHSしか置いていない下町のビデオ・レンタル店の店長フレッチャーは、この店が伝説のジャズ・ミュージシャンの生家であることが自慢だった。しかしDVD化に乗り遅れ、店の売り上げは低迷していた。そこで店を救うため、店を店員のマイクに任せて調査の旅に出ることにする。店を任されたマイクは店長の期待に応えるべく張り切って仕事をしようとするが、悪友ジェリーの突拍子もない妄想によって引き起こされた事故が原因で、店のVHSの映像が全て消えてしまう。困った2人はこの窮地を脱するために、自分たちで映画をリメイクして貸し出すことに・・・・。

映画好きにはたまらない設定でしたね。ただその分、期待が大きかったせいか、期待したほどの満足度は得られなかったのが正直な感想でしょうか。最初のリメイク作品である「ゴーストバスターズ」は割と忠実にリメイクしようと作られていましたが、次第にテキトーというか手を抜いたリメイクになっていくのは残念でした。また、リメイク作りの映像ばかりでしたが、お客と同じ視点に立った完成品も観てみたかったですね。これがなかったのが物足らなさの最大の原因でしょうか。リメイクがヒットして著作権協会に知れることになり、VHSはすべて廃却されるあたりからチョット今までとは様相が変わってきて、オリジナル映画を作ろうとする話になってしまいます。まぁ、それはそれでモノ作りの楽しさ、大切さが伝わってきましたが・・・。それにしてもこの邦題、内容が全然伝わらない邦題ですね。

劇場公開日 2008年10月11日



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2017-08-15

パワーレンジャー

★★★(3.0)
wパワーレンジャー
鑑賞No:02867
原題:Power Rangers
製作:2017年/アメリカ/124分
監督:ディーン・イズラライト
出演:デイカー・モンゴメリー/ナオミ・スコット

紀元前、世界の運命を決める大きな戦いが起こり、5人の戦士によって地球は守られた。そして現代。平凡な毎日を送っていたジェイソンら5人の若者は、偶然にも同じ時間・場所で不思議なコインを手にしたことから、超人的なパワーを与えられる。戸惑う彼らの前に、かつて世界を守った「パワーレンジャー」の1人であるゾードンと機械生命体アルファ5が出現。再び地球を滅ぼすべく復活した悪の戦士リタ・レパルサを阻止するため、ジェイソンたちが新たなパワーレンジャーに選ばれたと告げられるが・・・・。

日本の「スーパー戦隊」シリーズを英語版ローカライズしたテレビドラマの映画化。ただ、「ゴジラ」とかもそうだが、ハリウッド映画化すると、どうも日本独特の雰囲気というか、日本映画の良さが失われて、全く別物の作品になってしまった感は否めない。本作もスーパー戦隊というよりも、「トランスフォーマー」の紛い物を観ているようで、映画化の意味が分からなかった。途中、寝てしまいそうな退屈な作品。

劇場公開日 2017年7月15日



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2017-07-26

人のセックスを笑うな

★★+
人のセックスを笑うな
鑑賞No:01601
製作:2007年/日本/137分
監督:井口奈己
出演:永作博美/松山ケンイチ/蒼井優/忍成修吾

地方の美術学校に通う磯貝みるめは、新任講師の猪熊ユリに興味を持ち、彼女にリトグラフを習い始める。ある日、ユリに絵のモデルを頼まれ、彼女のアトリエに行ったみるめはそのまま男女の関係となる。それを機にみるめはユリとの恋にはまってしまうが、やがてユリが既婚者であることを知り、この不倫関係に悩むことに・・・・。

山崎ナオコーラの同名小説の映画化。永作博美はまさにハマリ役のような役どころで、すごく自然体で演じていたような気がした。でも配役的に永作博美がよかっただけで、あとは特に感じるものはなかった作品。まずこの手の映画で、2時間を超える(137分)は長すぎ。ストーリーがスローテンポなだけに途中何度も退屈した。それを埋めるものとしていわゆるエロいシーンがあるかと思いきや、タイトルとは裏腹に、いやらしいシーンはなく(多少その手のシーンはあるが、全然いやらしくはない!)、退屈しのぎにもならなかった。会話シーンも、演技というよりアドリブのようなやりとりで、自然な感じを出そうという意図があったかもしれないが、安っぽい素人映画のような印象を受けた。ポイントは、20歳も年上の女性との愛に苦しむ若者の気持ちを描いている点なのだろうが、その点も今ひとつよく分からなかった。

劇場公開日 2008年1月19日

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2017-07-19

ブルース・オールマイティ

★★★
ブルース・オールマイティ
鑑賞No:01209
原題:Bruce Almighty
製作:2003年/アメリカ/101分
監督:トム・シャドヤック
出演:ジム・キャリー/モーガン・フリーマン

地方局に勤めるレポーターのブルース・ノーランはアンカーマンを目指していたが、ライバルのエヴァンが次期アンカーマンに決まったことを聞いてショックのあまり、めちゃくちゃなレポートをして局をクビになる。さらにギャングに袋叩きにされ、同棲中の恋人グレースにも不満をぶつける始末。そんな彼に不思議な呼び出しがかかる。行ってみると、彼を待っていたのは清掃服姿の神で、ブルースに全能の力を譲るというのだったが・・・・。

ジム・キャリー主演のコメディ映画。人は誰しも一度は特別な力を持ちたいと思ったことがあると思うが、これはその最上級である“神になる”“全知全能を与えられる”という、一見夢のような設定。まったく非現実ながら、もしそうなったら?と考えるとまずは掴みはOK。その夢を、人生に不満だらけの男がいとも簡単に与えられてしまう。最初は好き勝手なことをしていくが、それによって大事なものも失なった時、本当に大切なことに気付くといった、ストーリーとしてはベタだが、これを面白おかしく仕上げているのはジム・キャリーの器量かと思う。少々薄っぺらい内容ではあるが、人間であることの素晴らしさを考えさせられる映画。

劇場公開日 2003年12月20日



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2017-07-16

ハプニング

★★★
ハプニング
鑑賞No:01596
原題:The Happening
製作:2008年/アメリカ/91分
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:マーク・ウォールバーグ/ズーイー・デシャネル

ある日突然、アメリカ全土からミツバチが消える異常現象が起こる。そしてニューヨーク・セントラルパークで人々が突然立ち止まり、次々と自らの命を絶っていった。この異常現象は次第に広がりをみせ始め、多数の犠牲者を生んでいくことになる。この事態の知らせを聞いたフィラデルフィアの高校教師エリオットは安全な場所に避難しながら事件を解明しようとするが・・・・。

「シックス・センス」「サイン」のM・ナイト・シャラマン監督が最新作ミステリー・サスペンス。「シックス・センス」で衝撃のラストを経験させられて以来、結構期待させられては裏切られてきた感のあるM・ナイト・シャラマン作品だが、これは・・・・。レビュー結果はネタばれに即通じるので、後述としたい。ともかく、恐怖の正体が目に見えない、そして突然のようにやってくる防御しがたい死、さらに打ち手のない防御策、周りの人が次々と犠牲になっていく恐怖感の盛上がりは凄い。ミステリー・サスペンスとしては、全てが謎で、見えない恐怖が迫り来るため、もう身震いがするほどつかみはOKといった作品。この作品を観終わってまず感じたのは、スピルバーグの「宇宙戦争」を観終わった時とおなじだったこと。全てが謎で、ミステリー・サスペンスとしてはつかみはOKだったが、その謎を最後には解いてくれないと、映画を観ているものにとっては満足感は得られない。そういう意味で、何ら解明もなくあっけなく終わってしまったラストに大いに不満が残った。実際、観ている途中で、シャラマン監督はこの事態をどんなラストで終わらせる気か、期待と不安で一杯だったが、結局不安の方が的中してしまった。最近、「「クローバーフィールド」のように公開前に謎めいた部分ばかりクローズアップして、結局謎のまま終わらせる、一種卑怯な手法には呆れてしまいます。この作品をもって、シャラマン監督には今後、期待しないことにしました。

劇場公開日 2008年7月26日



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2017-07-15

ヒトラーの贋札(にせさつ)

★★★★
ヒトラーの贋札
鑑賞No:01593
原題:Die Falscher
製作:2006年/ドイツ、オーストリア/96分
監督:ステファン・ルツォヴィツキー
出演:カール・マルコヴィクス/アウグスト・ディール

第二次世界大戦中、ナチス・ドイツはイギリス経済を混乱に陥れるため大量の贋札製造を計画する。そのためにザクセンハウゼン強制収容所に世界的贋作師のサリーほかユダヤ系の技術者が集められる。彼らはユダヤ人であるにもかかわらず破格の待遇を受けながら、贋札作りに従事することになるが・・・。

国家による史上最大の贋札事件と言われる、“ベルンハルト作戦”を題材にしたヒューマンドラマ。実際に強制収容所で贋造(がんぞう)に携わった印刷技師アドルフ・ブルガーの著書を基に映画化している。国家レベルでこれほど大きな贋札事件があったことも驚きだが、事件そのものよりも、強制的に贋札作りに従事させられた技術者の心の葛藤を見事に描き出していた。強要される贋札作りを拒否すると即銃殺される、しかし贋札作りを成功させることは自分たちの同胞をより危険にするという状況の中で、サリーとブルガーは反目しあうことになる。そこで彼らにとって唯一とれる行為が、100%拒否もしない、協力もしないサボタージュだったことも納得できる。サリーの言うことも一理あり、またブルガーの正義感にも理解できるが、こんな葛藤も大きな権力の前では何ら意味もなく踏みにじられることも理解しなければならない。それにしても、イングランド銀行にすら贋札を見破られず、さらには本物とのお墨付きかでもらえる贋札を作った技術には驚く。短尺ながら見ごたえのある作品。

劇場公開日 2008年1月19日



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2017-07-07

ホワイトハウス狂騒曲

★★★+
ホワイトハウス狂騒曲
鑑賞No:00354
原題:The Distinguished Gentleman
製作:1992年/アメリカ/112分
監督:ジョナサン・リン
出演:エディ・マーフィ/レイン・スミス

詐欺師のジョンソンはある日、自分の名前とよく似た地元の有力議員が選挙戦を前に急死したことを知り、下院議員選挙に立候補する。持ち前のペテンぶりを活かしたジョンソンは見事当選し、ワシントンDCに行くことに。そこで有力議員の議長にも気に入られ、ますます政治家らしくなっていくが、ある日、高圧線が原因で病気になった子供のことを知ったジョンソンは・・・・。

見てないので内容はサッパリ分からないが、キムタクが総理大臣役を演じたドラマ「CHANGE」が高視聴率だったようだが、この映画もいわゆる政治もの。イメージ的にキムタクの総理大臣というのはかなり違和感があるが、エディ・マーフィの下院議員というのも当然違和感がある。ただ純粋な政治家ではなく、元は詐欺師ということなので、最初からそういう目で見れば何となく馴染んでいて違和感がない。ストーリーは至ってスタンダードで、最後はスッキリさせてくれるので単純に楽しめる。エディ・マーフィとしては低迷期の作品になるが、意外と面白く仕上がっている作品。

劇場公開日 1993年4月10日



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2017-06-30

ハスラー2

★★★★
ハスラー2
鑑賞No:00174
原題:the Color of Money
製作:1986年/アメリカ/119分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ポール・ニューマン/トム・クルーズ

かつてのハスラー、エディは今は酒のセールスで生計をたて、恋人のジャネルと老後のことを考える毎日を送っていた。そんなある日、エディは若きハスラー、ヴィンセントと出会う。自分の若い頃の姿をヴィンセントに重ね合わせたエディは、ヴィンセントを一流のハスラーに育てるべく、彼とチームを組んで数ヵ月後に開催されるナインボールの大会に参加することにする。そして彼の恋人カルメンも加え3人で大会に向けた旅が始まった・・・・。

前作「ハスラー」でのエディとミネソタ・ファッツとの死闘から25年後という設定の続編。ポール・ニューマンはこの映画で念願のアカデミー主演男優賞を獲得する。過去6度オスカー候補となりながら果たせず、7度目の正直での受賞だった。当時は同年公開された「トップガン」もあり、まさにトム・クルーズの人気絶頂の頃だったが、そのトム・クルーズを食ってしまうほど圧倒的な存在感で、オスカー受賞も納得の一作である。映画も一見、若きハスラー(トム・クルーズ)のサクセスストーリーと思いきや、実は彼をきっかけに25年前の若き頃の自分を取り戻そうとする老年ハスラーの物語でもあった。ビリヤードのシーンもふんだんにあり、それはそれで楽しめるが、ストーリーがロードムービー風に仕立てられているのも楽しめる一因になっている。この映画の影響も大きいみたいだが、当時の日本でビリヤード・ブームが巻き起こったのもうなずける作品です。

劇場公開日 1986年12月13日



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2017-06-13

ポリスアカデミー

★★★+
ポリスアカデミー
鑑賞No:00219
原題:Police Academy
製作:1984年/アメリカ/96分
監督:ヒュー・ウィルソン
出演:スティーブ・グッテンバーグ/キム・キャトラル

ある都市の女性市長が、警察官採用にかかるすべての制限を撤廃した。これによりとんでもない志願者が殺到することになる。鬼教官ハリスは、彼らをしごき上げることで不良志願者を追い出そうとするが・・・。

警察学校を舞台にしたコメディ。“ポリアカ”シリーズの記念すべき第1作。イタズラ好きのブタ箱入り寸前男、拳銃狂、効果音男など個性あふれるキャラクタが警察学校の志願者としてやってきてドタバタを展開。ところどころにお色気や下ネタもあり、飽きさせない。コメディの基本はアメリカ的で、日本人的文化にそぐわずアメリカ人ほど笑えないところもあり必ずしも洗練されたコメディとまではいえないが、まずまずは楽しめる作品。

劇場公開日 1984年10月6日



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2017-06-05

ペイ・フォワード/可能の王国

★★★+
ペイ・フォワード
鑑賞No:01040
原題:Pay It Forward
製作:2000年/アメリカ/123分
監督:ミミ・レダー
出演:ケヴィン・スペイシー/ハーレイ・ジョエル・オスメント

中学1年生のトレヴァーは、社会の授業でシモネット先生が出した「自分の手で世界を変える方法」という課題に対して“ペイ・フォワード”計画というものを発案する。それは1人の人間が3人の人間に対して親切をし、さらに親切を受けた者は別の3人に親切をしていくというものだった。トレバーは早速実践に移すが、提案した本人は失敗と感じる中、事態は思わぬ方向に進んでいく・・・・。

このストーリーを聞いてまず誰もが思い浮かべるのが「ねずみ講」だろう。冷静に考えれば「ねずみ講」なんて誰も引っかからないだろうと思われるものだが、忘れた頃に話題になっているところをみると、人間の欲深さがつくづく感じられる。この話は、いわゆる善意のねずみ講といったところだが、こちらの方は現実的にはそう上手く行かないだろう。絵空事のような感は否めないものの、こんな世知辛い世の中だからこそ、映画の中だけでも心地よい気分になれるストーリーは大切かもしれません。純粋な気持ちで観ると感動できる一作。

劇場公開日 2001年2月3日



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2017-06-04

暴走特急

★★★+
暴走特急
鑑賞No:00505
原題:Under Siege 2
製作:1995年/アメリカ/100分
監督:ジョフ・マーフィー
出演:スティーヴン・セガール/エリック・ボゴシアン

米国の豪華列車グランド・コンチネンタルがテロリスト集団に乗っ取られる。そして一味の首謀者デインは列車の1車両を指令室に改造し、傭兵グループとハイテクを駆使して地球の衛星軌道を回る超高性能兵器の支配権を握ってしまう。彼は10億ドルの報酬で国防総省の地下にある原子炉を破壊しようとしていたのだ。そんな列車の中に、元海兵隊で対テロ専門家のケイシー・ライバックが乗っていた・・・・。

“沈黙”シリーズ第3弾と言われている本作だが、実際は1作目の「沈黙の戦艦」の続編に当たる。「沈黙」シリーズといわれているが、タイトルに“沈黙”を付ける意味がよく分からないし、シリーズ作品が増えるに従い、作品の違いがよく分からなくなってきた。その点、この作品はシリーズといいながら「沈黙」を冠してなく、映画の内容を端的に伝えているところからもいいタイトルだと思う。内容的には、テロリストに乗っ取られた列車の中にスーパーマンのような男がたまたまいて、テロリストをやっつけちゃうという単純なもの。同じようなものには「ダイ・ハード」があるが、「ダイ・ハード」のジョン・マクレーンは等身大の男が職業柄やむなく敵と対等するが、このライバックは一分の隙もなく、ともかく強過ぎるので、緊張感はあまり感じられない。ラストの列車衝突時からの脱出シーンはもはや人間業ではない非現実的なシーンで思わず失笑してしまった。

劇場公開日 1996年1月20日



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2017-05-17

BUG/バグ

★★★
BUG.jpg
鑑賞No:01585
原題:Bug
製作:2007年/アメリカ/102分
監督:ウイリアム・フリードキン
出演:アシュレイ・ジャッド/マイケル・シャノン

自分の不注意で息子が行方不明となったことを心の傷として抱えているアグネスはひとり、モーテルで暮らしていた。また最近は、暴力的な元夫からと思われる無言電話に頭を悩ませていた。ある日、バーで働く彼女の同僚からピーターという男を紹介される。謎めいた男ながら孤独に生きる彼にアグネスは好意を抱いていく。やがて彼は、従軍中に薬の実験台となり、自分の体内に“虫”が繁殖していると告白する・・・・。

ブロードウェイの舞台を映像化したサイコ・スリラー。アグネスが暮らすモーテルの一室が舞台の、いわゆる密室劇。タイトルになっている“バグ(=虫)”が彼らを恐怖に陥れていく唯一のものだが、虫は決して画面に映らない。というか、虫がいるという妄想に次第に精神がいかれていく彼らを描くのが目的?のようなので、見えない虫の方が恐怖は倍増するのかも!?それにしても最近観る謎めいた映画の特徴なのか、答えがない(謎が解けない)物が多いような気がする。この映画もそうで、途中に散りばめられた謎に対して確定的に出された答えは何一つなかったのではないか?観客に想像させることで作品の解釈の幅を広げているのか?よく理解できないが、消化不良感の残る映画である。

劇場公開日 2008年7月5日



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2017-05-06

パッセンジャー

★★★★
パッセンジャー
鑑賞No:02850
原題:Passengers
製作:2016年/アメリカ/116分
監督:モルテン・ティルドゥム
出演:ジェニファー・ローレンス/クリス・プラット

20XX年、乗客5000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、新たなる居住地を目指して地球を旅立ち、目的地の惑星に到着するまでの120年の間、乗客たちは冬眠装置で眠り続けていた。しかし、エンジニアのジムと作家のオーロラだけが予定よりも90年近く早く目覚めてしまう。絶望的で孤独な状況下で生き残る方法を模索するうちに、2人は惹かれ合っていくのだが・・・・。

まず、設定に尽きる作品と言える。途中で一人だけ目覚め、それが何を意味するのかを知った時の絶望感は想像を絶することのように思える。それでもジムは前向きに生きようと試みる。見上げた精神だ。しかし、それも潰えてしまう。そして、一人の女性の人生、運命を変えてしまう行為をしてしまう。許されない行為。そして自分が味わった絶望感を、オーロラにもそれも故意に味あわせてしまう。あまりにも罪な行為で、ジムへの非難はものすごいと思われるが、しかしながらジムだけを責めるのも可哀そうな気がする。同じ立場になった時、ジムと同じ行動をとらないと言い切れるのか? 当然、宇宙船が目的地に着くころの2人の結末は分かっていたが、2人で前向きに生きたことを示すラストだったので、何か晴れやかに終わって清々しかった。

劇場公開日 2017年3月24日



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2017-05-01

フェイス/オフ

★★★★
フェイスオフ
鑑賞No:00710
原題:Face/Off
製作:1997年/アメリカ/138分
監督:ジョン・ウー
出演:ジョン・トラボルタ/ニコラス・ケイジ

FBI捜査官ショーンは6年前に息子のマイケルをテロリスト、キャスターに殺されていた。そのキャスターをついに逮捕するが、キャスターは植物人間になってしまう。その後、逮捕直前にキャスターは爆弾を仕掛けていたことがわかったが、場所が分かるのはキャスターの弟だけ。そこでショーンはキャスターの顔面皮膚を移植しキャスターになりすまして弟に近づこうとするが・・・。

凶悪犯とFBI捜査官が互いの顔を替えて死闘を繰り広げる異色のアクション映画。顔面の皮膚を移植して他人になりすますなんて現実ではありえない話だが、映画の設定としてはとても面白く、無理を承知で割り切って入り込めば結構楽しめる。お互いが顔面皮膚移植するため、顔と中身が入れ替わることで途中、多少こんがらがるが、ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジが共に2役?を好演している。

劇場公開日 1998年2月28日



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2017-04-28

ハスラー

★★★★
ハスラー
鑑賞No:00173
原題:The Hustler
製作:1961年/アメリカ/134分
監督:ロバート・ロッセン
出演:ポール・ニューマン/ジャッキー・グリーソン

若きハスラー エディはシカゴで名うてのハスラー ミネソタの名人・ファッツに挑戦し、36時間に渡る勝負の結果、敗れて文無しとなってしまう。やけ酒にふけるエディは、ある日、作家志望の女子大生サラと出会い、同居をはじめるが、金に行き詰まってしまう。そんな時、賭博師バートと出会い、ケンタッキーの金持ちと勝負することになる。

W・テビスの小説の映画化。ビリヤードで金を稼ぐハスラーの姿を描く。全体の3分の2がビリヤードシーンという、まさにビリヤード映画。派手さはないが、一球一球に賭ける男たちの真剣な勝負には、思わず手に力が入る緊迫したもの。若きハスラーが、百戦錬磨の名人との勝負を通じて人間として、勝負師として成長していく過程は見事に描かれている。ただし後半の悲劇には胸をつまらされた。

劇場公開日 1962年6月13日



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2017-04-27

ビッグ・フィッシュ

★★★★
ビッグ・フィッシュ
鑑賞No:01444
原題:Big Fish
製作:2003年/アメリカ/125分
監督:ティム・バートン
出演:ユアン・マクレガー/アルバート・フィニー

ウィルの父エドワードはホラ話をするのが好きで周りの人を楽しい気分にさせる名人だった。しかし、そのホラ話をウィルの結婚式にしたことがきっかけで喧嘩となり、その後ウィルは父と3年間不仲となっていた。ある日、父の病状が悪化したとの連絡を受けたウィルは妻を連れて実家にかえるが・・・。

ティム・バートンらしい幻想的な内容のエピソードがふんだんにある映画。自分の人生に少し尾ひれをつけて、聞く者の興味を惹くためにやや幻想的に語るとこうなるのかと思わせるような内容で、語られるエピソードに見入ってしまった。色彩も華やかで幻想性をより深めている。根底には親子の絆・和解があるようだが、ファンタジー映画というカテゴリが相応しい。ラストはやや涙を誘う。

劇場公開日 2004年5月15日



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2017-04-18

バンテージ・ポイント

★★★+
バンテージ・ポイント
鑑賞No:01529
原題:Vantage Point
製作:2008年/アメリカ/90分
監督:ピート・トラビス
出演:デニス・クエイド/マシュー・フォックス

テロ撲滅国際サミットが開催されているスペイン、サラマンカ。サミットに出席していたアシュトン米大統領は、広場で演説しようとして何者かに狙撃され、直後大爆発が起こる。大統領の警護に当たっていたシークレットサービスのバーンズが、向かいの建物の異変に気付いた矢先のことだった・・・。

アメリカ大統領襲撃事件を、目撃者8人の視点から追うサスペンス・アクション。狙撃前後の23分間を目撃者それぞれの視点から繰り返し再現しながら、事件の全貌を明らかにしていく方式は非常に面白い。ただ、視点が変わるごとに事実が少しずつ明らかになっていくのは観ていて惹きつけられるが、小さな衝撃が段階的に起きる反面、最後のドンデン返しというのがないのがチョット寂しい。一見複雑なようだが、実は分かりやすいストーリー。目的が大統領狙撃事件の真実を明らかにすること一点に集中しているため、それ以外(特に登場人物についてはほとんど描かれていない)は薄っぺらい内容。犯人も途中で分かるため、謎解き性というのは低い。また後半は謎解きというよりはカーチェイスが強調されるアクション映画に変わってしまっている。それでもテンポよく、コンパクトにまとめているので、飽きずに楽しめた。

劇場公開日 2008年3月8日



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2017-04-11

フェノミナン

★★★+
フェノミナン
鑑賞No:00679
原題:Phenomenon
製作:1996年/アメリカ/123分
監督:ジョン・タートルトープ
出演:ジョン・トラヴォルタ/カイラ・セジウィック

カリフォルニアの田舎町で自動車整備工場を経営するジョージはまだ独身ながら、気さくな性格から街の人々に愛されていた。しかし、ある日の夜、不思議な光を見たジョージは突如、天才的な能力を発揮し始める。気のいいジョージはその能力を街の人々のために使おうとするが、やがて人々から気持ち悪がられる。さらに偶然、軍の暗号を解いたことでFBIから監視されることに・・・・。

いわゆる超能力とでも言うべき、普通の人とは異なった能力を身につけるというのは、誰でも一度は憧れるものではないだろうか。しかし、実際にそんな能力を身につけたばっかりに、親しい仲間たちが次々と彼の周りから去っていくという、得たもの以上に代償の大きいものを失っていく。そんな苦悩する男をジョン・トラボルタがよく演じていた。しかし、こういった境遇になっても、彼を理解し愛する人も現れてくるというのがこの映画の救いであり、ハートウォーミングな映画に仕上がっている所以ともいえる。主演のジョン・トラボルタは、ご存知「サタデー・ナイト・フィーバー」で一躍スターになった俳優だが、一時不遇な時期を過ごすものの「パルプ・フィクション」で復活し、ふたたび大スターとして駆け上がることになるが、この作品はその最中の、脂の乗り切った頃のものである。

劇場公開日 1997年1月18日



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2017-04-01

フルメタル・ジャケット

★★★
フルメタル・ジャケット
鑑賞No:00205
原題:Full Metal Jacket
製作:1987年/アメリカ/116分
監督:スタンリー・キューブリック
出演:マシュー・モディン/アダム・ボールドウィン

ベトナム戦争中のアメリカ。合衆国海兵隊新兵訓練基地では今日も新たな新兵たちの入隊を迎えていた。これから8週間、地獄の訓練を受ける彼らは早速丸刈りにされ、鬼教官による過酷で厳しい訓練が始まった。そんな中、何をやらせても不器用なパイルはしごきの対象とされ、仲間からもリンチを受ける。次第に精神に異常をきたしてきたパイルはついに・・・・。

前半と後半で趣の異なる2部構成ともいえる作品。前半は新兵の訓練を描く内容で、「愛と青春の旅だち」を思い起こさせる。しかし、「愛と~」とは異なり、青春映画というよりも、異常な環境化における人格の変化を描いた映画のようで、キューブリック作品でいえば「シャイニング」につながる感じがした。一転後半はベトナム戦争の戦場が舞台で、さながら「プラトーン」をはじめとしたベトナム戦争ものを彷彿させる。ただ後半の戦闘シーンよりも前半の狂気に走る新兵の方が背筋が寒くなる映画で、戦争映画というよりホラー映画に近い。戦争映画としてはイマイチだが、人間の狂気を描かせたらさすがキューブリックと感じる映画。

劇場公開日 1988年3月19日



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2017-03-31

パンズ・ラビリンス

★★★+
パンズ・ラビリンス
鑑賞No:01521
原題:El laberinto del fauno
製作:2006年/スペイン、メキシコ/119分
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:イバナ・バケロ/セルジ・ロペス

1944年のスペイン。母親と山奥の駐屯地にきたオフェリア。彼女は、庭の奥にある迷宮の地下で牧神パンに自分が王国の姫であることを告げられる。その王国に戻るためには、満月の夜までにパンから与えられた3つの試練に耐えなければならなかった。つらい現実から逃れたいオフェリアはそれを受け入れ、試練に向うことに・・・。

ファンタジー映画という気持ちで観ていたら、良くも悪くも裏切られた映画だった。まさにダーク・ファンタジー。ラストの結末も、ファンタジー映画とは思えないものが待ち受けている(ネタばれになるので、これ以上言えません)。試練の場に現れる魔者たちも、気色悪いというか、異形というか、ヘンなものばかり。ただ、この映画はそういった幻想的な世界ばかりを描いているのではなく、現実世界として背景にはスペイン内戦という歴史的事実も描いており、なかなか深いものがある。いずれにせよ、普通のハッピーなファンタジー映画ではないことだけは確か。

劇場公開日 2007年10月6日



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2017-03-30

ヘアスプレー

★★★+
ヘアスプレー
鑑賞No:01522
原題:Hairspray
製作:2007年/アメリカ/117分
監督:アダム・シャンクマン
出演:ニッキー・ブロンスキー/ジョン・トラボルタ

ボルチモアに住むとレーシーはダンスとおしゃれをこよなく愛する、かなり太めの女子高生。彼女の夢は、地元TV局のダンス番組「コーニー・コリンズ・ショー」に出演してスターになることだった。その番組で、ダンサーを募るオーディションがあることを知ったトレーシーは、母親の反対を押し切ってオーディションに参加するが・・・。

1987年の同名カルト映画を基にしたブロードウェイ・ミュージカルの映画化。1960年代のボルチモアを舞台におデブ少女が人々に笑顔をもたらす。基本的にミュージカル映画なので、当然ミュージカル満載。ミュージカル好きにはいいが、そうでなければやや中だるみする作品。しかし、全編通して明るく爽やかなので、観ていてウキウキはしてくる。太めの女子高生トレーシーを演じたニッキー・ブロンスキーはダンス未経験だったらしいが、映画では見事なダンスを披露していた。(太めの女の子のダンスは華麗というよりは微笑ましいといった方がいいが・・・)ストーリーは分かりやすく、ハッピーエンドで終わる映画なので、観心地はいい。話題となったジョン・トラボルタの母親役もなかなか良く、印象の残るキャラクターとなった。ラストでトラボルタ演じる母親エドナのダンスシーンが観れたのもよかった。(トラボルタといえば一躍スターとなった出世作「サタデー・ナイト・フィーバー」を思い出します)

劇場公開日 2007年10月20日



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2017-03-29

ブレイブハート

★★★★★
ブレイブハート
鑑賞No:00531
原題:Braveheart
製作:1995年/アメリカ/177分
監督:メル・ギブソン
出演:メル・ギブソン/ソフィー・マルソー

エドワード1世率いるイングランド軍によって家族を殺されたウィリアム・ウォレスは故郷から離れた地で成長する。やがて故郷に帰り、幼馴染のミューロンと結婚するが、彼女もまたイングランド兵によって殺されてしまう。復讐を誓ったウィレスは抵抗軍を組織し、イングランドの大軍に対し奇抜な戦法で勝利する。これによりウォレスは国民的ヒーローになるが・・・。

13世紀末にスコットランドの独立と開放のため戦った実在の英雄ウィリアム・ウォレスの生涯を描いた歴史映画。実在の人物でありながら詳細をよく知らなかったウィリアム・ウォレスですが、その生涯が分かりやすく描かれており、なかなかの傑作でした。戦闘シーンはCGではなく実写ですが、逆にその分リアルで迫力があります。最後は仲間の裏切りによって敗れ、ウォレスは極刑に処せられますが、彼の遺志を継いだ者たちがイングランド軍を破るラストは感動的。177分という長尺だが、見ごたえ十分の大作。

劇場公開日 1995年10月14日



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2017-03-28

ヒットマン

★★★★
ヒットマン
鑑賞No:01523
原題:Hitman
製作:2007年/アメリカ/93分
監督:ザビエ・ジャン
出演:ティモシー・オリファント/オルガ・キュリレンコ

幼い頃から暗殺者として訓練された“47”は冷酷な凄腕の暗殺者だった。そんな彼は指令によりロシア大統領を暗殺するが、殺したはずの大統領は生きており、何者かの密告でインターポールとロシア連邦保安庁の双方から追われる身となる。真相を追う“47”は事件の鍵を握る娼婦ニカに接触し、裏に隠された陰謀を知ることに・・・。

製作がリュック・ベッソンということで、21世紀版「レオン」とのキャッチフレーズがついている作品。確かに「レオン」は殺し屋と少女、「ヒットマン」は暗殺者と娼婦という似たような設定ではあるが、ストーリー展開やアクション性は「ジェイソン・ボーン」シリーズの方が近い感じがした。映像的には迫力があり、特に爆破シーンは「生きてるのが嘘!」というぐらい。計画実行に当たっての下準備も完璧で、攻撃力も圧倒的。テンポも小気味よく、観ていてスキッ!とする。93分という短尺の映画だが、なかなか充実した映画。

劇場公開日 2008年4月12日



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2017-03-27

ベオウルフ/呪われし勇者

★★★
ベオウルフ
鑑賞No:01520
原題:Beowulf
製作:2007年/アメリカ/113分
監督:ロバート・ゼメキス
出演:レイ・ウィンストン/アンソニー・ホプキンス

6世紀のデンマーク。宮殿の完成を祝い、フローズガール王が催していた宴に突如巨大な怪物グレンデルが現れ、人々を虐殺した。怒った王は多額の褒賞金を用意し、グレンデルを討伐すべく勇気ある者を募集する。この募集に戦士ベオウルフは仲間と共に応じ、見事グレンデルを退治する。ようやく宮殿に平穏が訪れたかと思いきや、次の日ベオウルフが目覚めると、彼の従者たちが皆殺しにされていた・・・。

最近、フルCGアニメはよく見かけるが、この作品のようにアニメとはいえない、限りなく実写に近いフルCGはまさに画期的。あまりにも精巧でリアルな映像でCGとは思えないほどの出来だった。しかCGとしてみると素晴らしいが、実写としてみるとやはり違和感は残る。実写ではできないアクションを可能にしている分、現実感がないのであろうか、動き一つとってもすごく不自然さを感じた。映像が凄い分、ストーリーは至って単純で、はっきり言ってあまり面白くはない。最初から最後まで、画期的に進んだ映像技術の粋を見せられただけのような印象だった。

劇場公開日 2007年12月1日



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2017-03-24

プラネット・テラー in グラインドハウス

★★★★
プラネット・テラー
鑑賞No:01545
原題:Planet Terror
製作:2007年/アメリカ/105分
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ローズ・マッゴーワン/フレディ・ロドリゲス/ブルース・ウィリス

テキサスの田舎町。軍事基地で秘密裏に実験が行われていた生物化学兵器が流出し、そのガスを浴びた人々が次々とゾンビになり、周りの人々を襲い始めた。一方、ダンサーのチェリーは元恋人のレイとドライブ中にゾンビに襲われ、片足を食いちぎられてしまう・・・・。

クエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督が競作した2本立てムービー「グラインドハウス」のうちのロドリゲス版。ストーリーは単純だが、ついハマってしまう面白さ。ただ全編通して映像的にドロドロ・べとべとしていて、観ていてもあまり爽快感は得られない。(しいて言うなら、片足ヒロインのチェリーが足マシンガンをぶっ放すところぐらい!?)それぐらい、グロい! でも露骨でグロいけど、最近のCGを使ったリアル映像とは違った70年代風の映像には懐かしさもあった。一言で言ってしまうとくだらない映画ではあるが、全体的には70年代を彷彿させる、これぞB級映画の原点ともいえる作品に仕上がっている。(要は面白ければいいのだ!)また、欠損したフィルムがあるという辺りも芸が細かい。B級映画好きにはお奨めだが、子供には奨められない映画。

劇場公開日 2007年9月22日



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2017-03-23

ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀

★★★

ハワード・ザ・ダック
鑑賞No:00187
原題:Howard the Duck
製作:1986年/アメリカ/111分
監督:ウィラード・ハイク
出演:リー・トンプソン/ジェフリー・ジョーンズ

地球と同じような文化のアヒル惑星に住むサラリーマンのハワードは、突如起こった渦に巻き込まれ、地球にたどり着く。ふとしたきっかけでロック歌手のビバリーと知り合ったハワードは、ビバリーの手助けで元の星に帰れるように手を尽くすが・・・。

アヒル惑星からきたハワードが暗黒魔王と対決するSFアドベンチャー。姿は小さいアヒルながら、地球の男たちに比べ紳士然とした態度は微笑ましい。最低の映画を選ぶラジー賞を最低作品賞ほか4部門で受賞しており世間的には評価の低い作品だが、子供と家族ぐるみで観るには結構楽しめる映画。

劇場公開日 1986年12月6日



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2017-03-15

ベン・ハー

★★★★★
ベン・ハー
鑑賞No:00211
原題:Ben-Hur
製作:1959年/アメリカ/222分
監督:ウィリアム・ワイラー
出演:チャールトン・ヘストン/ジャック・ホーキンス

ユダヤの豪族の息子ベン・ハーは幼友達のメッセラの裏切りにより、母と妹は地下牢へ送られ、彼自身は奴隷船送りとなる。その後、ローマ艦隊司令官アリウスの命を救ったことから彼の養子としてローマ屈指の剣闘士に成長する。そして獄中で死んだと聞かされた母と妹の仇を討つべく、戦車競技に出場する・・・。

第32回アカデミー賞で作品賞をはじめ計11部門に耀いた、ローマ帝国を舞台としたスペクタルドラマ。この11部門制覇は、「タイタニック」「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」と並び史上最多の受賞である。
4時間という長尺のドラマで見ごたえ十分。主人公ベン・ハーの数奇な半生が中心ながら、ローマ帝国やキリストについても丁寧に描いており、歴史好きにはたまらない。また後半の戦車競技のシーンは圧巻で、CGのなかった当時、よくこんなシーンが撮影できたと思われるほど迫力満点。セットにしてもエキストラの数にしても尋常ではない。しかし何といっても当時のこの手のスペクタル映画では欠かせない存在がベン・ハーを演じたチャールトン・ヘストン。やっぱりこの人はスペクタルものがよく似合います。

劇場公開日 1960年3月30日



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2017-03-09

バトルランナー

★★
バトルランナー
鑑賞No:00183
原題:The Running Man
製作:1987年/アメリカ/101分
監督:ポール・マイケル・グレイザー
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/マリア・コンチータ・アロンゾ

武器を持った敵から逃げ切れば一生ゴージャスな生活が約束されるというTV番組“ランニングマン”。
この番組に強制的に出演させられることになったのが、大量殺人の汚名を着せられ投獄され、さらに脱走の罪で逮捕された元警察官リチャーズだった・・・。

21世紀を舞台にTV中継の殺人ゲームの標的となった男たちの闘いを描く。原作はリチャード・バックマンとなっているが、これはスティーブン・キングの別名。問答無用の何でもありのバトルを見せたいがための映画とも思える単純なアクションB級映画。それゆえシュワちゃんははまり役か?原作がスティーブン・キングということだが、近未来での設定には警告的なメッセージも読み取れ面白味は感じたが、いざ映画になると残忍なバトルばかりが目立つだけの仕上がりになっている。単純にストレスを発散してスッキリしたい方にオススメ。

劇場公開日 1987年12月12日



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