
鑑賞No:02928
製作:2018年/日本/134分
監督:中島哲也
出演:岡田准一/黒木華/小松菜奈/松たか子
恋人の香奈との結婚式を終え、幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に謎の来訪者が現れ、取り次いだ後輩に「知紗さんの件で」との伝言を残していく。知紗とは妊娠した香奈が名づけたばかりの娘の名前で、来訪者がその名を知っていたことに、秀樹は戦慄を覚える。そして来訪者が誰かわからぬまま、取り次いだ後輩が謎の死を遂げる。それから2年、秀樹の周囲で不可解な出来事が次々と起こり、不安になった秀樹は知人から強い霊感を持つ真琴を紹介してもらう。得体の知れぬ強大な力を感じた真琴は、迫り来る謎の存在にカタをつけるため、国内一の霊媒師で真琴の姉・琴子をはじめ、全国から猛者たちを次々と召集するが・・・・。
「来る」というだけの意表を突いたタイトル。そのため、最初から最後まで気になったのは何が来るのか?だったけど、ただそれは最後まで分からなかった。というか、具体的なイメージとしては見ることができなかった。この表現を良しとするか、期待外れとするかは意見が分かれる気がする。分からないという意味では、全体的にも分かりにくかったが、途中から本作は3人の視点による構成になっていることに気づいてからは謎が解けるように分かって来た。これも監督の意図だろうか?キャストは少ないながら豪華で、見ごたえもある。ただ一般向けにはちょっとグロいか?
劇場公開日 2018年12月7日
