FC2ブログ

2019-03-11

検察側の罪人

★★★+(3.5)
w検察側の罪人
鑑賞No:02919
製作:2018年/日本/123分
監督:原田眞人
出演:木村拓哉/二宮和也/吉高由里子/平岳大

都内で発生した犯人不明の殺人事件を担当することになった、東京地検刑事部のエリート検事・最上と、駆け出しの検事・沖野。やがて、過去に時効を迎えてしまった未解決殺人事件の容疑者だった松倉という男の存在が浮上し、最上は松倉を執拗に追い詰めていく。最上を師と仰ぐ沖野も取り調べに力を入れるが、松倉は否認を続け、手ごたえがない。沖野は次第に、最上が松倉を犯人に仕立て上げようとしているのではないかと、最上の方針に疑問を抱き始める・・・・。

「犯人に告ぐ」などで知られる雫井脩介の同名ミステリー小説の映画化。原作は読んでおらず、何の予備知識もないまま観たので、前半、いまいちストーリーが分かりにくかった。後半に入ってやっとわかり始めたが、概略のあらすじや主要な登場人物は抑えておいた方が楽しめる。木村拓哉と二宮和也の共演でも話題となった作品だが、他作では観られない?木村のダークな面や、二宮演じる沖野検事の松倉への尋問シーンなどは見もの。ただ、ラストのあっけなさは残念。何の余韻もなく、ブチ切れたような終り方には消化不良感が残る。

劇場公開日 2018年8月24日



>>検察側の罪人の続きを読む

  1. 邦画-け
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2018-05-13

K-20 怪人二十面相・伝

★★★+(3.5)
wK-20 怪人二十面相・伝
鑑賞No:01777
製作:2008年/日本/137分
監督:佐藤嗣麻子
出演:金城武/松たか子/仲村トオル/國村隼

1949年、第二次世界大戦が起こらなかった架空都市・帝都。その帝都では怪人二十面相により無線送電システム“テスラ装置”の模型が盗まれる事件が発生。そんな頃、サーカス団の遠藤平吉は謎の紳士によって名探偵・明智小五郎と華族の令嬢・羽柴陽子の婚約式の写真撮影を頼まれるが、そこで怪人二十面相に間違えられ、捕まってしまう・・・・。

舞台は架空都市ながら昭和初期の日本を彷彿させる映像を楽しませてくれ、さすが「ALWAYS 三丁目の夕日」のスタッフによるものと思われた。さらにスピード感あるアクションが加わって、「バットマン」や「スパイダーマン」といったアメコミをも彷彿させている。(怪人二十面相自体は「Vフォー・ヴェンデッタ」を思わせる) 怪人二十面相の正体には???のところがあったが、それは現実とは違う滑空の世界ということで納得するしかないでしょう。新たな怪人二十面相像として楽しめる作品に仕上がっており、続編のありそうな終わり方だったので続編に期待したい。

劇場公開日 2008年12月20日



>>K-20 怪人二十面相・伝の続きを読む

  1. 邦画-け
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-09-08

ゲゲゲの鬼太郎

★★+
ゲゲゲの鬼太郎
鑑賞No:01441
製作:2007年/日本/103分
監督:本木克英
出演:ウエンツ瑛士/井上真央/大泉洋/田中麗奈

ある日、鬼太郎のもとに小学生の健太から助けを求める手紙がくる。テーマパーク建設のための立ち退きを強要するため、団地周辺に不気味な妖怪が出現しているとのことだった。一方、妖怪の世界でも事件が勃発する。ねずみ男が偶然迷い込んだ地下世界で見つけた不思議な石を盗んだことから、妖怪たちはその奪還を図ろうとするが、その妖怪石を手に入れたのは健太だった・・・。

水木しげる原作の同名人気アニメの実写映画化。子供たちは結構入り込んで観ていたが、やはりアニメ世代には少し違和感が拭えない作品。CG技術は素晴らしく、アニメの実写化としては良く出来ていると思ったが、逆にCGや特殊メイクにより綺麗に仕上がりすぎて映像的にも美しいがゆえに、妖怪世界という一種おどろおどろしい、どろどろ感が全く感じられなかった。CGによる目玉おやじ、一反木綿、ぬり壁などはリアルでよかったが、やはり実写の鬼太郎はチョット違和感があったか?ねずみ男はイメージにうまく合っていたが・・・。キャストは結構豪華で、脇を固める妖怪たちに田中麗奈、西田敏行、小雪、中村獅童、谷啓らが出てくるほか、妖怪の声役で伊集院光、柳沢慎吾、石原良純、デープ・スペクター、きたろう、立川志の輔、石井一久など多彩な顔ぶれが名を連ねている。しかし、やっぱりこれは「ゲゲゲの鬼太郎」なんだと認識させられたのは、目玉親父の変わらぬ声だったか・・・。

劇場公開日 2007年4月28日



(キャスト一覧)
ウエンツ瑛士
井上真央
田中麗奈
大泉洋
間寛平
室井滋
西田敏行
小雪
中村獅童
谷啓


  1. 邦画-け

2014-09-07

結婚しようよ

★★★★
結婚しようよ
鑑賞No:01800
製作:2008年/日本/120分
監督:佐々部清
出演:三宅裕司/真野響子/藤澤恵麻/AYAKO

香取卓は不動産会社に勤める平凡なサラリーマン。学生の頃はフォークバンドで活躍する夢も見ていたが、今は家族揃って夕食を食べることが唯一の楽しみで、それを香取家のルールとして毎日過ごしていた。そんなある日、帰り道で知り合った青年・充を家に招待して一緒に夕食を食べることに・・・・。

全編吉田拓郎の曲が流れるヒューマンドラマ。毎晩家族揃って食事をするというルールの香取家。そんな日課が唯一の楽しみという、香取家の主人・卓だったが、やがて二人の娘に色々と事情ができてきて、そのルールが守られなくなり、家族がバラバラになっていくような不安と寂しさを感じ始めるお父さんがよく描かれている。やはりこの映画も最近流行の邦画の傾向が強く、出てくる人はいい人ばかりで、扱っているテーマも特別なものではなく、ごく日常的なもの。それ故、妙に親近感を持って観ることができる映画となっている。個人的には私も2人の子供の父親だが(映画と違い、私の方は男2人だが)、やはり子供が成長するにつれ、それぞれ子供にも予定や事情が出てきて、なかなか揃って休みを過ごせたり、同じ時間を共有でなくなってきており、寂しさを感じることがある。この映画の父親も同じなんだと思うと、変に共感できて、寂しさもひとしおとなる一作だった。
  1. 邦画-け

2014-08-01

解夏

★★★★
解夏
鑑賞No:02542
製作:2003年/日本/114分
監督:磯村一路
出演:大沢たかお/石田ゆり子/富司純子/松村達雄

“ベーチェット病”と言う難病に冒され、やがて失明すると宣告された小学校教師の隆之。将来を憂い職を辞した彼は、婚約者の陽子にも黙って故郷・長崎へ帰る。だが、それを知った陽子は彼を追って長崎にやって来て、彼の実家に滞在し、論文を書きながら、徐々に視力を失っていく彼との日々を過ごすようになるが・・・・。

いつ失明するかわからないという恐怖に苛まれながら生きなければならないという深刻な病気に冒された青年の話だが、かといって映画自体は暗い感じはしない。それは登場人物に悪い人は一人もおらず、皆、温かく、思いやりのある人ばかりだからだ。そして、それぞれの人が、主人公やその恋人のことを本気で考え、思いやりを見せるがゆえに、辛く悲しく涙を誘うシーンが何度も出てくる。映画を観るまでは「解夏」という言葉の意味がよく分からなかったが、作品の中で説明があって、よくわかった。ただ、ラストは主人公が悟りの境地に達したという感じよりも、正直で素直な気持ちになれたような感じが強く、「解夏」というイメージは薄かった。




  1. 邦画-け

2014-07-28

ゲノムハザード ある天才科学者の5日間

★★★+
ゲノムハザード ある天才科学者の5日間
鑑賞No:02533
製作:2013年/日本、韓国/120分
監督:キム・ソンス
出演:西島秀俊/キム・ヒョジン/真木よう子/浜田学

ある日、自宅で妻が殺されているのを発見した科学者の石神武人は、死んだはずの妻からの電話を受け、その日を境に警察を名乗る男たちに追われるようになる。真実を求める石神は、正体不明の女記者や妻を装う女との出会いを通し、自分の記憶が何者かに上書きされているということに気づいていくが・・・・。

前半のミステリアスな展開に、ついつい惹きこまれていく作品。多くの謎が複雑に絡み合い、なおかつ記憶というつかみどころのないものが大きく絡んでいるので、ともすれば分かりにくい展開になりがちな内容だが、そのわりにはよくまとまっており、さほど混乱はしない構成になっていた。ただ、後半、次第に謎解きが始まるが、ちょっと突っ込みどころが多いのも気になった。まずは一度観て、全体把握してから、もう一度確認しながらよく観ると分かりやすいかも?




  1. 邦画-け

2014-06-27

g@me.

★★★★
g@me.jpg
鑑賞No:01820
製作:2003年/日本/105分
監督:井坂聡
出演:藤木直人/仲間由紀恵/石橋凌/宇崎竜童

広告代理店に勤める敏腕クリエーター・佐久間俊介は、今までリーダーとして進めてきた日星自動車のイベント・プロジェクトを、クライアントの副社長・葛城の一声によって潰されてしまう。失意と屈辱を味わった佐久間は葛城の自宅に赴くが、そこで家出をしようとしていた葛城の娘・樹理と出会う。そして葛城から受けた仕打ちを樹理に話したところ、樹理は狂言誘拐を持ちかけてくる・・・・。

東野圭吾原作の「ゲームの名は誘拐」の映画化。狂言誘拐をテーマに、二転三転するストーリー展開には思わずのめりこんでしまった。誘拐・身代金奪取自体はあまりに上手く行きすぎ、リアル感のない感じで観ていたがこれにもちゃんとオチはあった。騙し騙されの繰り返しだが、最後までどんなオチなのか楽しめたのはよかった。犯罪自体もスマートだったが、主演の2人もいかにも現代的でスマートで泥臭さがないため、ここでも現実感という点では実感のない虚構の世界という感の強い映画だった。最初から映画だと割り切ってみれば結構楽しめる。


  1. 邦画-け

2014-06-23

ケンとメリー 雨あがりの夜空に

★★+
ケンとメリー 雨あがりの夜空に
鑑賞No:02522
製作:2013年/日本/87分
監督:深作健太
出演:竹中直人/フー・ビン/北乃きい/ジザン・ラジャ・ローワク

中年サラリーマンの片倉健は、男手ひとつで育ててきた娘・縁の結婚を止めるため、マレーシアのクアラルンプールへと向かう。ところが、乗り込んだ飛行機が嵐によってマレーシア僻地に緊急着陸。見知らぬ土地で財布をすられて一文無しになってしまった健が茫然自失していると・・・・。

典型的なロードムービーだが、内容ははちゃめちゃでストーリーにも無理があった。その割には意外性はあまりなく、先の読めるストーリー。登場の瞬間からメリーが北乃きい演じる縁の婚約者であることも容易に分かるので、途中まで明かさないのは無駄なような気がした。ただ、笑いどころ、泣きどころはそれなりに押さえており、竹中直人とフー・ビンのコンビも意外によかった。あまり期待せずに気楽に観る分にはそれなりに楽しめる作品。




  1. 邦画-け

2014-01-28

結婚案内ミステリー

★★

鑑賞No:01760
製作:1985年/日本/91分
監督:松永好訓
出演:渡辺典子/長山藍子/渡辺謙/谷隼人


寺沢紘子は深田ブライダルコンサルタントでアルバイトする19歳の女の子。ある日、女実業家・関根恭子から見合い相手探しの依頼があるが、紘子を一目見た恭子は紘子を見合い相手として求めてきた。承諾した紘子は所長とともに恭子の別荘に行き、真の目的を知らされる。それは、息子・昌和の婚約者がアメリカで事故に遭い入院したため、十日後に迫った親族たちの披露の場に身代わりとして出て欲しいというものだった・・・・。


まぁ、原作は赤川次郎ですから・・・・といった軽いタッチの推理サスペンス。おまけに角川三人娘の一人、渡辺典子主演の、いわゆるアイドル映画なので、作品レベル的には・・・・、といった感じです。原作は読んでいませんが、推理ミステリーではありがちな身代わりものですが、それほど目新しさはありません。その上、内容的にも雑で、突っ込みどころは満載で、薬師丸ひろ子主演の角川映画と同様です。今から20数年前の映画だけあって、渡辺謙が今のような渋さがなく、初々しいのが新鮮でした。観るなら暇つぶし程度の映画です。


  1. 邦画-け

2013-11-14

県庁の星

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01304
製作:2006年/日本/131分
監督:西谷弘
出演:織田裕二/柴咲コウ/ 佐々木蔵之介/和田聰宏


高慢エリートの野村は官民交流の一環として民間企業での研修を命じられる。しかし野村が派遣されたスーパーは今にもつぶれそうなスーパー。そこでエリート役人としての力量をみせようと得意の理論で推し進めようとするが、実際の現場ではうまくいかず、野村の高慢さはみんなから敬遠される。最初は対立していたパート店員で野村の教育係だった二宮は野村に協力を求め、スーパーの再建に真剣に取り組んでいくことになる・・・。


県庁のエリートとパート店員が対立しながらも経営不振のスーパーの改革を行う話。何も考えず楽しめる娯楽映画というところか。織田裕二のハマり役・「踊る大捜査線」での有名な台詞「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」がこの映画にも通じる感じ。エリート公務員ほど現場に出て、民間と同じ土俵、目線で見ることを経験してもらいたいと念願する映画。


  1. 邦画-け

2013-11-10

県庁おもてなし課

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02442
製作:2013年/日本/123分
監督:三宅喜重
出演:錦戸亮/堀北真希/関めぐみ/甲本雅裕


全国が観光ブームに沸くなか、高知県庁は観光促進を目的とした「おもてなし課」を設立する。しかし、若手職員・掛水らが、何をしていいのかわからず戸惑っていると、地元出身の人気作家・吉門から「スピード感のないお役所気質」とダメだしされてしまう。一念発起した掛水は、柔軟な発想力をもつアルバイト職員の多紀を他部署から引き抜き、伝説の元県庁職員・清遠に相談に行くが・・・・。


基本的に悪い人は出てこない、ほのぼの系の映画。だが、現実は厳しく、過去、パンダ誘致論を主張して県庁をやめることになった清遠の反対者の圧力や予算の関係から、事実上、おもてなし計画が暗礁に乗り上げてしまうあたりなどはリアルなので、映画の中でもっと内部での厳しいやり取りがあってもよかったかも!? 並行して2つのラブストーリーも描かれているが、掛水と多紀の方はじれったい展開のまま終わったのは残念。この映画を観ても積極的に高知県に行きたいとは思わなかったのは私だけでしょうか・・・?





  1. 邦画-け

2013-08-02

ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01678
製作:2008年/日本/115分
監督:本木克英
出演:ウエンツ瑛士/北乃きい/田中麗奈/大泉洋


小雨の降る夜に「かごめ歌」を聴いた若い女性が失踪する事件が続発、その事件に巻き込まれた女子高生の楓とともに鬼太郎は謎の解明に乗り出す。そして千年の時を経て蘇えった悪霊の呪いであることを突き止め、その呪いを封印すべく、古の楽器を求めて鬼太郎たちは旅立つが・・・・。


漫画世代の人間にとっては実写版とのギャップをどうしても感じぜざるをえないものですが、さすがに続編となるとイメージも定着してきており違和感を感じなくなっていた。主要キャストは皆、前作から替わっていないというのもよく配慮されている。ストーリーも前作より深みがあり、妖怪の目を通して発せられる人間世界に対する苦言も納得せざるを得ないメッセージ性を持っている。特に大俳優・緒形拳演じる「ぬらりひょん」の言葉は悪者ながらものすごい説得力を持って聞くものに伝わってきた。内容よりも“緒形拳”という俳優の凄さだと思われるが・・・・。俳優陣は前回同様、豪華なキャスティングを組まれていたが、妖怪役はイマイチ誰がやってもよく分からないというところがあって、あとで調べたら「あ~、この人が出てたんだ!」なんていうのもありました。キャストを調べてから観るのも一つの楽しみになるかもしれません(知らずに観て後で楽しむ方法もありますが・・・)ということで、必要な人のためにもう少し詳しいキャストを以下に記載しておきます。
鬼太郎(ウエンツ瑛士)、楓(北乃きい)、猫娘(田中麗奈)、ねずみ男(大泉洋)、ぬらりひょん(緒形拳)、子なき爺(間寛平)、砂かけ婆(室井滋)、一反木綿(声:柳沢慎吾)、ぬり壁(声:伊集院光)、濡れ女(寺島しのぶ)、夜叉(ソ・ジソブ)、蛇骨婆(佐野史郎)、井戸仙人(笹野高史)、海人(萩原聖人)、琵琶牧々(河本準一)、竹切り狸の夫婦(ブラザートム/星野亜季)、さとり(上地雄輔)、文車妖妃(中川翔子)
ほかにフジテレビ・アナウンサーの軽部真一や中野美奈子、作家の京極夏彦も出演している。

  1. 邦画-け

2013-01-25

化身

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02292
製作:1986年/日本/105分
監督:東陽一
出演:藤竜也/黒木瞳/梅宮辰夫/阿木燿子


文芸評論家の秋葉大三郎は、泥臭さが抜けきらない素朴な銀座のホステス・里美に惹かれデートに誘った。里美は本名を八島霧子といい、不思議な魅力があり、髪形やファッションを変えると見違えるように変身し、たちまち売れっ子ホステスとなった。霧子はホステスを辞め、秋葉は彼女のために高級マンションを与えた。彼は日毎に容姿も肉体もいい女になっていく霧子に充足感を覚えていたのだが・・・・。


地位、名誉、財産を得た男の野望の一つかもしれない、好きな女を自分好みに仕立て上げる行為。しかし、女は男の想像を超え、どんどん変化していき、やがて男の手の届かない存在となっていく。そんな女の見事なる化身と、男の悲哀が見事に伝わってくる。藤竜也のイメージにぴったりの当たり役ではあったが、それ以上に大胆な裸身、ラブシーンを惜しげもなく晒した黒木瞳の熱演が光る。


  1. 邦画-け

2012-06-17

月光ノ仮面

★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02260
製作:2011年/日本/102分
監督:板尾創路
出演:板尾創路/浅野忠信/石原さとみ/前田吟


昭和22年。ボロボロの軍服を身に付けたひとりの男がいきなり寄席小屋に入り、高座に上がり、噺家たちにつまみ出されてしまう。実はこの男の正体は、人気実力ともに認められた森乃家うさぎという落語家だった。戦争で傷を負い記憶を失くした彼を、恋人の弥生は喜んで受け入れるが、その後戦地から戻った別の男こそがうさぎだと判明して・・・・。


この映画の元ネタである古典落語「粗忽長屋」を知らないので、本当の面白さは分からなかったかもしれないが、たとえ知っていても理解不能な映画との感想を持ったと思う。正直、全然面白くないし、ストーリーも全然理解できない。シュールさが売りの監督だが、所詮ははやりの芸人の勘違いによる素人監督作品と言わざるを得ない。特にラストの乱射シーンはいったい何? 映画を観て思い出したのは、「犬神家の一族」の設定に似てるな・・・と思ったぐらい。暇つぶしにもならなかった映画。

  1. 邦画-け

2012-04-05

婚前特急

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02188
製作:2011年/日本/107分
監督:前田弘二
出演:吉高由里子/浜野謙太/杏/石橋杏奈


24歳のOL、チエは癒し系のバツイチや美容室のオーナーなど5人の男と付き合っていた。しかし、親友のトシコの結婚を機に、彼ら5人の査定をしてみることにする。そして一番冴えない工員の田無と別れるべく別れ話を持ち出すと、逆に田無にフラれてしまう。怒り狂ったチエは田無に復讐することに・・・・。


主人公の小悪魔・チエをキュートで可愛い吉高由里子が演じているため、見た目で騙されてしまうが、本当にチエのような女性がいたら、一番嫌いなタイプだろう。自分の可愛さを鼻にかけ、自己中心的で我儘、人の言うことには聞く耳持たないが、自分が同様のことをされるとキレて暴力をふるう。どうしょうもない悪女である。一方、彼氏は5人登場するが、メインのストーリーは田無という工員が中心で進んでいく。それぞれ年齢や職業など違う5人がいるのに、エピソードに特徴がなかったのは残念。特に大学生とバイク店オーナーはほとんど絡んでこず、物足らなさが残る。5人が微妙に絡み合うストーリーだともっと面白かったと思えるのだが・・・・。

  1. 邦画-け