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2019-04-30

スマホを落としただけなのに

★★★★(4.0)
wスマホを落としただけなのに
鑑賞No:02921
製作:2018年/日本/116分
監督:中田秀夫
出演:北川景子/千葉雄大/成田凌/田中圭

いつものように彼氏に電話をかけた麻美は、スマホから聞こえるまったく聞き覚えのない男の声に言葉を失うが、声の主はたまたま落ちていた彼氏のスマホを拾った人物だった。彼氏が落としたスマホが無事に戻ってきたことに一安心する麻美だったが、その日から麻美の日常は一変する。まったく身に覚えのないクレジットカードの請求、それほど親しくない友だちからの執拗な連絡……それらは麻美のさまざまな個人情報が彼氏のスマホからの流出を疑う事象の数々だった。一方その頃、ある山中で若い女性の遺体が次々と発見される事件が起こる。すべての遺体には、いずれも長い黒髪が切り取られているという共通点があり・・・・。

まさかそこまで・・・と思える情報漏えいでプライベートが丸裸にされ、恐怖の体験をするカップルを描いている。少々オーバーにも思えるが、現実的には可能性はあり、個人でも危機管理、セキュリティ管理の重要性を再認識させられた。作品の中に出てくる注意は単にストーリー上の物ではなく、作品を通して警鐘を鳴らしているものと思わざるを得なかった。映画自体はストーリーも分かりやすく、ほどよい意外性に楽しめた。途中で犯人が分かってしまうが、監督もそれは承知の上のようで、無理に謎を最後まで引っ張らないところも逆にこの作品の良さに思えた。犯人の女装姿や殺人シーンはまさにヒッチコックの「サイコ」を彷彿させるもので、直接的な映像よりも想像を掻き立てるような映像でより恐怖を感じる演出を行っている。

劇場公開日 2018年11月2日



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2018-05-25

SPACE BATTLESHIP ヤマト

★★★(3.0)
wSPACE BATTLESHIP ヤマト
鑑賞No:02122
製作:2010年/日本/138分
監督:山崎貴
出演:木村拓哉/黒木メイサ/柳葉敏郎/緒形直人

西暦2199年。突如地球に侵攻して来た正体不明の敵・ガミラスによって、人類は存亡の危機に瀕していた。地球は遊星爆弾によって放射能汚染され、わずかに生き残っていた人類は地下に避難して生き延びていた。そんなある日、地球にカプセルが落下してくる。それは惑星イスカンダルからの通信カプセルで、そこに行けば放射能除去装置があるという。人類は一縷の望みをこのメッセージにかけ、イスカンダル目指し宇宙戦艦ヤマトが旅立つことに・・・・。

往年の名作アニメを最新のCG技術を駆使して実写版として再現させた映画。アニメの実写化としては、アニメのイメージを損なわず、なかなかの出来だと思った。ただ、観た感じ(印象)としては、「宇宙戦艦ヤマト」色よりも「スター・ウォーズ」と「エイリアン」を足して2で割ったような印象の映画。また、森雪が戦闘員だったり、佐渡先生が女性だったりとキャラクターを少しいじっており、多少違和感はあった。また敵のでスラー始めガミラス星人の実体が出てこないのもアニメと大きく異なり、「ヤマト」でありながら「ヤマト」とは違う作品のような印象が残った。映画なのでしょうがない点もあるが、イスカンダルまでの道のりが安易で、アニメで描かれていた激しい戦闘で満身創痍になったヤマトというイメージが感じられなかったのは残念。

劇場公開日 2010年12月1日



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2018-03-31

スマグラー おまえの未来を運べ

★★+(2.5)
wスマグラー おまえの未来を運べ
鑑賞No:02249
製作:2011年/日本/114分
監督:石井克人
出演:妻夫木聡/永瀬正敏/松雪泰子/満島ひかり

俳優になることをあきらめ、その場しのぎの日銭でしのいでいる砧涼介は、借金返済のため、日給5万円という高額の運送アルバイトをすることに。その高額のアルバイトとは、運送屋とは名ばかりで、スマグラーと呼ばれる、死体などのヤバイ荷物の運搬と処理をする仕事だった。たった一度のミスすら命取りになる危険な世界に足を踏み入れた砧は、リーダーのジョー、ジジイとともに初仕事につくが・・・・。

妻夫木聡が主演ということでもう少し正統派の映画かと思いきや、結構キワモノの映画だったことに驚かされた。登場人物は誰もかれも一癖も二癖もあるキャラクターばかりで、何が起こるか何をしでかすか解らない展開に興味は尽きない。とはいいながら、重厚性はなく、軽い演技と薄い内容に期待したほどの作品でないことに途中で気づかされる。全編を通して薄暗い映像にも辟易したが、全体的に美しくない(映像的に気持ち悪い)映像にも問題があった。キャラ的にはキワモノの極め付けだった高嶋政宏演じるドSなヤクザが印象的。

劇場公開日 2011年10月22日



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2017-08-04

Sweet Rain 死神の精度

★★★+(3.5)
wSweet Rain 死神の精度
鑑賞No:01612
製作:2008年/日本/113分
監督:筧昌也
出演:金城武/小西真奈美/光石研/富司純子

人間が不慮の死を迎える7日前に現れ、観察の結果、実行か(死なせるか)、見送りか(生かせるか)の判定を行う死神の千葉。ミュージックを聴くことが楽しみの千葉の今回のターゲットはメーカーの苦情係、一恵。家族を亡くし、恋人にも先立たれた薄幸の女性だ。しかし、彼女の声にほれ込んだ音楽プロデューサーに見出されたことで、一恵の将来に期待した千葉は、彼女を「見送り」にする。それから22年後、やくざの敵討ちに千葉は巻き込まれ、さらに21年後、美容師かずえの店を訪れた千葉は彼女に死神であることを見破られる・・・・。

この作品は3つの物語から構成されており、タイトルに使われている「死神の精度」は小説では小西真奈美演じる一恵の物語にあたる。ちなみにやくざの物語は小説では「死神と藤田」、美容師の物語は「死神対老女」となっている。設定は面白いと思って期待して観たが、3つの物語のオムニバス形式になっていることから映画としての深みが出し切れず、テレビドラマレベルの印象が拭えなかったのは残念。劇場に観に行った人は、金城ファンは別にして、劇場ではなくDVDで十分と思った人も多かったのでは?1話1話はコンパクトにまとめられていてそれなりに面白いエピソードばかり。金城武の死神もクールながら死神っぽくなく、会話がかみ合わないシーンなどはコミカルで面白い。また独立した3つの物語りながら、微妙に関連しているところも面白い。

劇場公開日 2008年3月22日



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2017-06-20

スーパーの女

★★★
スーパーの女
鑑賞No:00577
製作:1996年/日本/127分
監督:伊丹十三
出演:宮本信子/津川雅彦/矢野宣/六平直政

スーパー“正直屋”の専務・小林五郎は、商品も売れず、店員も覇気がなく困り果てていた。ある日、五郎はライバル店へ調査に出向いたところ、偶然幼馴染みの井上花子と再会する。五郎はスーパー好きである花子の鋭い視点を買って、花子を正直屋で雇う。花子は早速問題の解決に取りかかるが、プライドだけは高い職人たちの協力を得られず苦労する。それでもめげない花子は的確な改善策を提案し成果を上げ始めるのだが・・・・。

潰れかけていた駄目スーパーを、主婦が再建するという物語。「マルサの女」「ミンボーの女」などと共に、伊丹十三監督の女シリーズの1作。他の女シリーズ同様、最後まで飽きない面白さは健在。そもそも、ターゲットにするもの(今回はスーパー業界)を徹底的に調査し、その内幕を暴露するが如く、分かりやすく説明してくれる、ノウハウ本的な内容も好評の一つではないだろうか。また、キャストも豪華だし、何よりも個性豊かすぎるキャスティングと、そんな人いるな~といった共感を得る人物群にリアル感が増す。ともかく、何も知らなくても、何も考えなくても楽しめる作品。

劇場公開日 1996年6月15日



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2017-05-31

ストロベリーショートケイクス

★★+
ストロベリーショートケイクス
鑑賞No:01578
製作:2006年
監督:矢崎仁司
出演:池脇千鶴/中越典子/中村優子/岩瀬塔子

大失恋を経験したフリーターの里子は、今はデリヘル店で電話番をしていた。大失恋を経験してもなお、恋がしたいという里子は、店のNo.1の秋代と親しくなっていく。秋代はデリヘルで稼いだお金で高層マンションを買うつもりだった。一方、イラストレーターの塔子は、男に愛されることばかり考えているルームメイトのちひろに嫌気が差していた・・・。

人気漫画家・魚喃キリコの同名コミックの映画化。女性にはウケル映画なのだろうか? 男である私にはこの映画の良さはさっぱり分からなかった。唯一、男性向きなのはR-15指定になった所以である、ベッドシーンやヌードシーンの多いことぐらい?主人公は里子、秋代、塔子、ちひろの4人になるのだろうが、ストーリーは里子と秋代、塔子とちひろの2組に完全に分かれ、この2組の接点がなかった。ここがそもそも分からない。4人の女性の、それぞれ違った生き様はそれなりに面白いし、女性の強さというものを垣間見ることもできた。たぶん、都会で女性一人が生きていくというのはこんなことだろうし、男性には分からない辛さがあるんだな、といった印象は感じられた。でも、結局何だったのか? 特にすごい展開もなく、驚くような結末もなく、何となく話が進み、何となく終わっちゃったという感じで、消化不良感はかなり残った。あと部分的に音声が小さくなって聞き取りにくく、分かりにくさをさらに助長していた。

劇場公開日 2006年9月23日



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2017-05-03

SCOOP!

★★★★+
SCOOP!.jpg
鑑賞No:02854
製作:2016年/日本/120分
監督:大根仁
出演:福山雅治/二階堂ふみ/吉田羊/滝藤賢一

数々の伝説的スクープをモノにしてきたカメラマンの都城静は、輝かしい業績も過去のものとなり、今は芸能スキャンダル専門の中年パパラッチとして、借金や酒にまみれた自堕落な生活を送っていた。そんなある時、ひょんなことから写真週刊誌「SCOOP!」の新人記者・行川野火とコンビを組むことになり、日本中が注目する大事件に巻き込まれていく・・・・。

1985年に製作された原田眞人監督・脚本の映画「盗写 1/250秒」が原作。福山雅治も落ちぶれたカメラマン役という、これまでにないダメ人間の役どころだったが新たな演技の一面が見られたような気がした。その福山雅治を上回る印象の残る演技を見せたのが、リリー・フランキーと滝藤賢一。特にリリー・フランキーの後半の狂気に満ちた怪演は見もの。序盤はどちらかというと安い二流映画の印象があったが、静と野火がコンビを組んでスクープを連発していくところから次第に盛り上がっていく。序盤では対立軸がはっきりしている感じだった人間関係も、中盤以降、意外な展開があって実は奥が深い。特に、終盤で静の衝撃の死を迎えるが、その死に当たって取られたスクープ写真を巡って激論する吉田羊と滝藤賢一も意外で見もの。同様の題材を扱った同時期公開作品「グッドモーニングショー」とは趣を異にし、哀しい作品だが、比較して観ると面白い。

劇場公開日 2016年10月1日



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2017-01-27

スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ

★★★
スキヤキ ウエスタン ジャンゴ
鑑賞No:01487
製作:2007年/日本/121分
監督:三池崇史
出演:伊藤英明/佐藤浩市/伊勢谷友介/安藤政信

壇ノ浦の戦いから数百年後。荒涼の大地にある寒村“湯田”に平家の再興資金が隠されているという噂が立つ。その噂を聞きつけてこの村にやってきた平清盛率いる赤の平家ギャングと源義経率いる白の源氏ギャングが抗争を続けていた。そんなある日、この村に一人のスゴ腕ガンマンがやってくる。清盛も義経もこのスゴ腕ガンマンを味方につけようと色々と画策し始める・・・。

“面白ければそれでいいい”というところでしょうか?いつの時代なのか、何処なのかもよく判らない映画。(説明では壇ノ浦の戦いから数百年後というから400~500年後として戦国時代か、江戸時代前期?)平清盛や源義経などの実在の歴史上の人物の名は出てくるが、二大勢力の対立軸を明確に表すためだけのようで、実在の人物との関係は出てこない。いづれにせよ、そんな時代や人物は関係ないようだ。ストーリーはいたって単純で、ふらりと立ち寄ったガンマンがこの村のため、村で抗争を続けるギャングをやっつけちゃうという話。一風変わった西部劇(?)を観たい人はどうぞ!

劇場公開日 2007年9月15日



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2016-10-30

スマイル 聖夜の奇跡

★★★★
スマイル聖夜の奇跡
鑑賞No:01570
製作:2007年/日本/124分
監督:陣内孝則
出演:森山未來/加藤ローサ/坂口憲二/田中好子

プロのタップダンサーになる夢に破れ、小学校の教師となって恋人の静華がいる北海道にやってきた修平。早速、静華の父親に結婚の許しを請いに行くが、結婚の条件として少年アイスホッケチーム“スマイラーズ”を勝たせることを言い渡される。勝利経験のないアイスホッケーチーム相手に、全くの素人である修平は、得意のタップダンスを活かした奇抜な作戦を次々と考えていく・・・。

あまり期待してみたわけではなかった分、なかなか良かった。多少軽薄な演出だが、青春サクセスストーリーとしては基本に忠実でそれなりに楽しめる。ただストーリー的には王道すぎて、逆に新鮮さには欠けるきらいがあった。もう少しストーリーに工夫があるか、人間をもう少し描くなどがあれば深みが出たかも。アイスホッケーシーンはさすがに経験者を採用しているだけあって迫力があったが、その分演技は素人なので、演技面から見た完成度は低い。陣内監督の人脈なのか、主役の子供たち以外には結構豪華なキャストではあったが、皆チョイ役で絡みも薄かったのはチョット残念。少々軽いが、ノリがよく、テンポのよい、爽やかな作品。

劇場公開日 2007年12月15日

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2016-08-14

杉原千畝 スギハラチウネ

★★★★
杉原千畝 スギハラチウネ
鑑賞No:02800
製作:2015年/日本/139分
監督:チェリン・グラック
出演:唐沢寿明/小雪/小日向文世/塚本高史

堪能な語学と豊富な知識を駆使し、インテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)として世界各国で諜報活動に携わった杉原千畝は、1939年、リトアニアの日本領事館に赴任。自ら構築した一大諜報網をもって混乱する世界情勢を分析し、日本に情報を送り続けていた。その一方で、日本政府の命令に背いてナチスに迫害されたユダヤ難民に日本通過のビザを発給するが・・・・。

第二次世界大戦時に、ナチスに迫害されたユダヤ難民にビザを発給して6000人の命を救い、「日本のシンドラー」と呼ばれた杉原千畝の半生を描いている。杉原千畝の名はかろうじて知っていたが、どんな人物で、具体的にどうやってユダヤ難民を救ったのかまでは知らなかった。そんな人のためには、分かりやすい作品になっている。この映画を観れば、ユダヤ難民の大量救出の顛末はよく分かる。ただ、この事件?のことは分かるが、杉原千畝自身は思ったほど描かれてはいない。なぜ彼はこんな大胆で危険な行為を命がけでしたのか?イマイチ彼という人物がよく分からない。そこらへんをもっと詳しく描けていればもっと名作になっていたかもしれない作品。

劇場公開日 2015年12月5日



(キャスト一覧)
唐沢寿明(杉原千畝)
小雪(杉原幸子)
小日向文世(大島浩)
塚本高史(南川欽吾)
濱田岳(大迫辰雄)
二階堂智(根井三郎)
板尾創路(菊池静男)
滝藤賢一(関満一朗)
石橋凌(大橋忠一)
ボリス・スジック(ペシュ)
アグニェシュカ・グロホウスカ(イリーナ)
ミハウ・ジュラフスキ(ニシェリ)
ツェザリ・ウカシェビチ(グッジェ)
アンナ・グリチェビチ(ユダヤ人母)
ズビグニェフ・ザマホフスキ(ガノール社長)
アンジェイ・ブルメンフェルド(ローゼンタール)
ベナンティ・ノスル(ヤン・ズバルテンディク)
マチェイ・ザコシチェルニ(マラット)


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2016-02-24

銀幕版 スシ王子!ニューヨークへ行く

★★
銀幕版スシ王子!
鑑賞No:01638
製作:2008年/日本/114分
監督:堤幸彦
出演:堂本光一/北大路欣也/釈由美子/石原さとみ

“スシ王子”こと米寿(まいず)司はシャリの達人に極意を授かるためニューヨークに赴く。しかし、彼が訪れた達人、源五郎の寿司屋は店の乗っ取りを狙う一味によって窮地に陥っていた。司はなんとか源五郎の弟子として修行することになるが、司の弟分、河太郎が一味のボス、ミスター・リンに騙され殺されてしまう。さらにリンは店の存続を賭けたスシ対決を司に挑んでくるが・・・。

堂本光一主演のTVシリーズを堤幸彦が映画化。例によってTVドラマの方は見ていないが、単純なストーリーなので観る上では不都合はなかった。単純というか、ベタな内容で今どきこんな古臭いストーリーの映画があるの?といった印象が強く残ったが・・・・・。「スシ王子」というタイトルなので、グルメ映画かと思いきや、アクション・コメディ映画といった方がいいような内容。特にコメディというか、もはやおバカ映画に近い感もあり、北大路欣也がいなかったら全然締まらない映画になっていたと思った。堤監督特有の小ネタは満載だが、「トリック」のような冴えはなく、正直つまらなかった。TVドラマのスペシャル版程度をむりやり映画にしたようで、最近の安易な映画化の弊害を見たようだった。

劇場公開日 2008年4月19日



(キャスト一覧)
堂本光一
中丸雄一
釈由美子
石原さとみ
太田莉菜
伊原剛志
北大路欣也


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2015-11-23

ストレイヤーズ・クロニクル

★★
ストレイヤーズ・クロニクル
鑑賞No:02732
製作:2015年/日本/126分
監督:瀬々敬久
出演:岡田将生/染谷将太/成海璃子/松岡茉優

1990年代の日本で、生まれてくる子どもに突然変異を促して人間の能力を極限まで発達させる実験と、遺伝子操作で動物や昆虫の能力を持つ子どもたちを生みだす実験が秘密裏に行なわれた。20年後、実験により視覚や筋力をそれぞれ異常発達させられた昴らは、特殊能力の代償として精神崩壊の危機におびやかされながら、その解消の鍵を握る外務副大臣・渡瀬から裏の仕事を請けおっていた。ある日、渡瀬を狙う謎の殺人集団アゲハが現われるが、彼らの正体もまた、20年前の実験で生みだされた特殊能力者たちだった・・・・。

本多孝好の同名ベストセラー小説の映画化。ファンタスティック・フォーを彷彿させるような超能力者たちの戦いを描いているが、それぞれが持つ超能力自体、あまり興味深くなく、面白味に欠ける。そもそも冒頭から全く説明なく始まり、よく分からないままストーリーが進んでいくので、なかなか惹きこまれない。設定自体が説得力ないので、リアル感が全くないし、何をしているのだろう?何を描いているんだろう?という思いが一杯での鑑賞となった。

劇場公開日 2015年6月27日



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2015-03-28

捨てがたき人々

★★★
捨てがたき人々
鑑賞No:02624
製作:2012年/日本/123分
監督:榊英雄
出演:大森南朋/三輪ひとみ/美保純/田口トモロヲ

生きることに飽きてしまった勇介は故郷へ戻り、そこで顔にあざのある女性・岡辺京子と出会う。快楽を求める勇介は京子と関係をもち、そのままなし崩し的に同棲を始めるが、やがて京子の妊娠が発覚。父親になる決心がつかない勇介は京子に対して子を堕ろすよう迫る・・・・。

人間の醜い本性の部分を隠さず、本性のまま生きる男を描いた感じ。決して友達にはなれないし、なりたくもないし、人間としては最低を絵で描いたような男。そんな男・勇介から離れられなくなる京子の心境は分からないが、もっとわからないのが美保純演じる叔母。早くから勇介の性悪さを見ぬき、さんざん京子に忠告しておきながら、自らが強引に関係を持たれると、コロッと変わってしまった。やはり男と女は肉体関係が大きな要素を占めるのか?胸くそ悪い映画だが、ある意味真実を突いた映画かも知れない。

劇場公開日 2014年6月7日


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2015-02-21

スウィングガールズ

★★★★+
スウィングガールズ
鑑賞No:01563
製作:2004年/日本/105分
監督:矢口史靖
出演:上野樹里/貫地谷しほり/平岡祐太/本仮屋ユイカ

野球部の応援に行ったブラスバンドのために弁当を届けることになった補習組の友子たちだったが、その弁当を食べたブラスバンド部員は食中毒になってしまう。ひとり難を逃れたブラスバンド部の中村は、次の試合までに即席のブラスバンドを結成しようとするが集まったのは友子たち落ちこぼれの17人だった。まったくの素人ばかりの集団相手に中村は早速特訓を始めるが・・・。

製作はこちらの方が先だが、「フラガール」を思わせる映画。「フラガール」ほどの背景に深刻さがない分、笑いの要素がふんだんにあり気楽に楽しめた。口の悪い女子高生たちだが、東北独特の素朴さ・ひたむきさと高校生という若さと純真さが画面いっぱいに溢れており、ジャズに目覚めた彼女らの前向きな姿勢には脱帽する。また、吹替えなしで撮影するという方針のもと、合宿特訓して臨んでいるだけにリアリティは最高。映画製作そのものがスウィングガールズそのものの成長のようにも見えた。ラストの音楽祭での演奏シーンは見事で、今までの努力の達成感を十分感じさせながらの余韻を残した終わり方は、へたな説明をするよりもあっさりしていて爽快だった。


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2014-11-16

スイートプールサイド

★★★
スイートプールサイド
鑑賞No:02580
製作:2014年/日本/103分
監督:松居大悟
出演:須賀健太/刈谷友衣子/落合モトキ/荒井萌

男子なのに毛が生えないことに悩む高校1年生の太田年彦は、同じ水泳部の毛深い女子・後藤綾子をうらやましく思っていた。そんなある日の放課後、綾子から毛深いことに対する悩みを相談され、「私の毛を剃ってくれない?」と依頼されたことから、年彦は綾子の腕の毛とスネ毛を毎週剃るという秘密の関係を結ぶことになるが・・・・。

思春期の少年少女の悩みを描いた青春映画。その内容から剃毛映画と評されてもいるが、毛が生えないことに悩む男子高校生と、毛深いことに悩む女子高校生の切実な思いが伝わってくる映画で、いわゆるエロい映画ではない。ただ、手足からやがて脇毛にまで至る剃毛シーンはもちろんあるが、いやらしさはあまりないものの、無傷で無事に剃れるのかという緊張感はかなりある。なお、観た感じの良い青春映画感は前半だけで、後半、須賀健太演じる主人公はそれまでの童顔のおとなしい少年から次第に狂気を帯びていく、意外な展開に驚く。
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2014-07-08

すべては君に逢えたから

★★★
すべては君に逢えたから
鑑賞No:02528
製作:2013年/日本/106分
監督:本木克英
出演:玉木宏/高梨臨/木村文乃/東出昌大

人間不信に陥ったウェブデザイン会社の社長、仙台と東京で遠距離恋愛中のカップル、意中の先輩に告白できない女子大生、余命半年を宣告された新幹線運転士、母親と過ごすクリスマスを夢見る少女など、10人の男女が織りなす6つのエピソードが描かれる。

クリスマスシーズンとは全く真逆の時期に観たためちょっと違和感はあったが、6つのエピソードはどれもこじんまりだがよく纏まっており、それらが微妙に絡み合っていて小気味よかった。その中でも新幹線運転士のエピソードは同じ父親という視点から見れるので一番共感でき、また涙した。また、倍賞千恵子演じるオーナーの話は店員のエピソードの余談かと思っていたら、最後に意外なオチがあったが、全体的には平凡な愛をテーマにしたオムニバス形式の映画。





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2013-10-03

砂の器

★★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01686
製作:1974年/日本/143分
監督:野村芳太郎
出演:丹波哲郎/森田健作/加藤剛/緒形拳


国鉄蒲田操車場構内で轢死体が発見されるが、被害者の身元が分からず捜査は難航を極める。そして警視庁の今西刑事と西蒲田署の吉村刑事の必死の聞き込みにより得たのは、被害者が東北訛りであることと“カメダ”という言葉が唯一だった。この“カメダ”を地名と推測した2人は秋田県にある亀田という土地を洗いに行くが何の手がかりも得られなかった。被害者の身元すら分からず、迷宮入りかと思われた矢先、被害者の息子と名乗る男が現れる・・・・。


「点と線」と並ぶ松本清張の傑作推理小説の映画化。「点と線」が時刻表を使ったアリバイトリックに重点をおいた本格推理ものに比べ、こちらは少しずつ謎が解けていく形式を取りながら、単なる推理ものではなく人間ドラマに重点をおいたような仕上がりになっている。「東北訛り」と「カメダ」という手がかりだけで被害者の身元を洗っていく過程、被害者が分かってからは事件に遭遇するまでの足取りを追う過程、とても丁寧に分かり易く描いており、観る者への十分な配慮も感じられます。そしてその丁寧な描き方で、被害者の人物像を見事に浮き彫りにし、ラスト30分は捜査会議と演奏シーンと放浪する親子の3つのシーンが見事に絡み合い、事件の全貌と事件に至るまでの過程を見事描ききっています。原作、脚本、演出、そして俳優陣、すべてが一流で手抜きのない丁寧な作りゆえ、このような傑作が出来上がっていると感じました。それにしても35年前の作品ゆえ、丹波哲郎さんはじめ、皆さん若いですね。またすでに亡くなられた方も多くいて、懐かしい映画でもありました。


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2013-09-17

スープ・オペラ

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02420
製作:2010年/日本/119分
監督:瀧本智行
出演:坂井真紀/西島隆弘/加賀まりこ/藤竜也


三十路なかばを過ぎた独身女性ルイは、30年以上ともに暮らしていた叔母のトバちゃんが嫁いだことで、ひとり寂しく暮らすことになる。そんなある日、風変わりな初老男性のトニーさんと、いつも笑顔の青年・康介が家に転がりこんできて、ひょんなことから同居することになるが・・・・。


人気エッセイスト・阿川佐和子の小説の映画化。悪い人は誰一人出てこない、いわゆるまったり系の映画。一人暮らしとなった独身女性ルイの家に、見ず知らずの男性2人が転がり込む設定は少々不自然でリアリティには欠けるが、トニーさんがルイのもとにやって来た理由は後半明らかにされ、必然性があることが分かる。大きな事件は起こらない、奇妙な共同生活における、ごく日常を描いた作品だが、何故かはまってしまう。ラストはちょっと中途半端な終わり方だが、最後まで穏やかな気持ちで観れる映画。

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2013-08-26

すーちゃん まいちゃん さわ子さん

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02413
製作:2012年/日本/106分
監督:御法川修
出演:柴咲コウ/真木よう子/寺島しのぶ/木野花


すーちゃん、まいちゃん、さわ子さんの3人は、かつてのバイト仲間で、10数年たった今でも友情が続いている。カフェに勤務するすーちゃんは最近、職場のマネージャーに片思い。OA機器メーカーに務めるまいちゃんは不倫恋愛中。WEBデザイナーのさわ子さんは、母と2人で祖母の介護に追われている日々。3人はそれぞれが選んできた道に迷いながらも、少しの幸せを見つけていくが・・・・。


益田ミリの4コマ漫画シリーズの映画化。30代未婚女性の恋愛・結婚にまつわるエピソードを中心に仕事や日常生活を綴った作品。あくまで日常でありがちなエピソードばかりで目新しさはなく、また女性視点から描かれているのはしょうがないが、男性にも共感できる点は多く、また女性心理を理解する参考となる。女性3人も嫌味がなく、3人の関係も羨ましいほど。女性が魅力的な分、周りを取り巻く男性の人間的しょぼさに観ている男性としてはがっかりさせられる。

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2013-07-20

ストロベリーナイト

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02397
製作:2013年/日本/127分
監督:佐藤祐市
出演:竹内結子/西島秀俊/大沢たかお/小出恵介


警視庁捜査一課の刑事・姫川玲子率いる姫川班の管轄で連続殺人事件が発生し、警察は合同特別捜査本部を設置する。やがて姫川のもとに「犯人は柳井健斗」という垂れ込み情報が入るものの、上層部から「柳井健斗には触れるな」という不可解な指示が下る。納得できない姫川は単独で捜査を進め、その過程で牧田という男と出会う・・・・。


最近の邦画の主流ともいうべき、TVドラマの劇場版。例によってTVドラマは見ない主義なので、姫川班がどんなチームなのか、またその他の人間関係など全く分からないまま観る羽目になったが、そのあたりの説明が初見の人には説明不足で十分には楽しめなかった。また内容自体も映画化する必要ある?という疑問の残る内容だった。ストーリーの中心は姫川を巡る菊田と牧田の三角関係が軸だが、上司と部下、ヤクザと警察官の色恋沙汰なので素直には見れないきらいがあった。特に、同じ匂いがするとはいえ、牧田が龍崎組の幹部と知ってから深い関係に陥るくだりは納得いかない。


  1. 邦画-す

2013-07-10

映画 鈴木先生

★★+
シネマ大好き!


鑑賞No:02393
製作:2012年/日本/124分
監督:河合勇人
出演:長谷川博己/臼田あさ美/土屋太鳳/風間俊介


緋桜山中学校の2年A組を受け持つ鈴木先生は、理想のクラスを作る上で必要なスペシャルファクターとして、ひとりの女子生徒・小川蘇美を重視していた。しかし、そうしているうちに蘇美の魅力にとりつかれ、良からぬ妄想をしてしまう。妊娠中の妻・麻美に心配をかけまいと、なんとか自分を律して日々を過ごしていたが、2学期になったある日、OBが学校に立てこもり蘇美が人質にとられるという事件が発生する・・・・。


教師モノは、最近観た「悪の教典」が非現実的ながら衝撃的な作品で、どうしてもこの作品と比較してしまうが、そうするとあまりにも普通すぎる作品だった。(普通すぎるというのは、裏を返せば面白味に欠けるともいえる) ストーリーの核は生徒会役員選挙と人質立てこもり事件の2つだが、生徒会役員選挙の方はTVドラマ版を観ていないので生徒のキャラが全く分からず、よって面白味はゼロ。立てこもりの方も、動機や行動がイマイチ理解し難く、結末も、意外性も感動もないなんとも中途半端なもの。まぁ、タイトルの「鈴木先生」の名字からしてあまりにもありふれた名前なので仕方ないか。

  1. 邦画-す

2013-01-23

図鑑に載ってない虫

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01471
製作:2007年/日本/103分
監督:三木聡
出演:伊勢谷友介/松尾スズキ/菊地凛子/岩松了


ルポライターの“俺”は月刊「黒い本」の美人編集長から仮死体験ができる謎の“死にモドキ”を探し、死後の世界を体験して記事に纏めるよう依頼される。“俺”はアル中のオルゴール職人エンドーを相棒に、まずは“死にもどき”の手がかりを握っていると思われるカメラマンの真島を探して旅に出ることに。旅の途中、リストカット・マニアの元SM嬢や一風変わったヤクザとその舎弟らが仲間に加わりながら、“死にもどき”の捜索の旅は続いていく・・・。


脱力系コメディスタイルで人気の三木聡監督のロードムービー。くだらないと言ってしまえばそれまでの映画だが、こういうジャンルというか系統の映画だと割り切ればなかなか楽しめる。ストーリー自体は、臨死体験ができる“死にもどき”を探して死後の世界をルポするという単純なものだが、そこに行き着くまでの過程における次の展開は予測不能。目的は分かっているのに次はどうなるんだろうという期待でついつい見入ってしまう不思議さがあった。キャストも多彩で、あらかじめ出演者を見ていない方が楽しめる。水野美紀と菊地凛子は今までのイメージを変えるようなキャラなのでこれも必見。(菊地凛子は「バベル」しか観ていないが・・・)小ネタ的なギャグは満載で、爆笑はできないがクスッと笑えるシーンは多い。


  1. 邦画-す

2013-01-06

スープ ~生まれ変わりの物語~

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02319
製作:2012年/日本/118分
監督:大塚祐吉
出演:生瀬勝久/小西真奈美/刈谷友衣子/松方弘樹


デザイン会社で働く渋谷はクビ寸前のサラリーマン。2年前に妻と離婚し、娘の美加と2人暮らしをしていたが、娘との関係もうまくいかず悩んでいた。そんなある日、出張中に落雷に遭遇し、上司の綾瀬由美と共に、あの世に行ってしまう。死後の世界に行った2人は、そこで飲むと前世の記憶は失われるが生まれ変われるスープがある事を知る。もう一度娘に会いたい渋谷は記憶を持ったまま転生する方法を探るが・・・・。


主演が死者の2人のため、どうしても死後の世界に多くの時間を取っているが、転生するまでに無駄な時間(演出)が多く、途中中だるみしてしまう。また、主演の出演時間が長い分、後半の15年後のシーンは配役もがらりと変わり、途中から違った作品のように感じられて違和感がひどかった。ただ内容的には15年後のストーリーの方がジーンとくるので、こちらをメインに描いた方が良かったかも。ラストはさすがに泣ける。なお、タイトルにもなっているキーワードの「スープ」だが、結局は飲まずにストーリーが進行するのであんまり意味がないのでは・・・?

  1. 邦画-す

2012-12-14

スクラップ・ヘブン

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01903
製作:2005年/日本/117分
監督:李相日
出演:加瀬亮/オダギリジョー/栗山千明/光石研


警察官のシンゴは、日々のデスクワークに辟易する毎日を過ごしていたが、ある日、乗り合わせたバスでバスジャックが起こる。凶悪犯人をこの手で捕えたいと日々願望していた状況が目の前に起こったのだ。しかし、銃を持つ犯人の前では何もできず、事件は意外な方向に・・・・。


加瀬亮とオダギリジョーの共演ということで、事前知識はないものの期待と興味を持って観た。最初のバスジャック事件による彼らの出会いは興味深く、その後の展開に期待は膨らんだが、ストーリーは思わぬ方向に展開していき、正義の名の下に行われる復讐はエスカレートしていく様に、嫌悪感すら覚えた。映像的にも汚いトイレがよく出てきて嫌悪感をより助長させる結果となった。邦画らしからぬ映像美?には評価が分かれるところだが、個人的には受け入れがたい映画。

  1. 邦画-す

2012-05-12

ステキな金縛り

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02251
製作:2011年/日本/142分
監督:三谷幸喜
出演: 深津絵里/西田敏行/阿部寛/中井貴一


資産家の妻が殺され、夫が容疑者として逮捕されるが、彼は事件当夜、旅館で落ち武者の幽霊にのしかかられ、金縛りにあっていたと証言する。この事件を任された、失敗続きの三流弁護士・宝生エミはその旅館を訪れ、更科六兵衛という落ち武者の幽霊に遭遇。彼を証人として法廷に引っ張り出すが・・・・。


三谷映画常連の俳優が今回も大勢出演した豪華キャスト作品。今回は法廷モノだが、重要な証人が落ち武者の幽霊という、これまでにない趣の違う作品となっている。そのため、前半のつかみは少し悪く、三谷作品らしさがないような気もしたが、法廷シーンに入ってからは、三谷監督らしさが遺憾なく発揮されてくる。そのメインを支えているのが、監督からアドリブを許された、落ち武者役の西田敏行の演技。幽霊と言っても全然怖くなく、むしろ滑稽で可愛げな落ち武者・更科六兵衛に親しみを感じる。相変わらず小ネタは多く散りばめられているようだが、「ザ・マジックアワー」で主役の村田大樹役を演じた佐藤浩市が同じ役で出演しているのはうれしい。





  1. 邦画-す