
鑑賞No:02904
製作:2018年/日本/129分
監督:瀬々敬久
出演:生田斗真/瑛太/佐藤浩市/夏帆
ジャーナリストの夢を諦めて町工場で働き始めた益田は、同じ時期に入社した鈴木と出会う。無口で影のある鈴木は周囲との交流を避けている様子だったが、同じ年の益田とは少しずつ打ち解けていく。しかしある出来事をきっかけに、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人なのではないかと疑いを抱くようになり・・・。
やはり注目は瑛太が演じる少年Aのその後の青年役。感情を心の奥底に隠し、得体の知れない狂気的な男を演じるところは「アヒルと鴨のコインロッカー」を彷彿させるし、NHK大河ドラマ「西郷どん」での大久保利通役にも通ずる。そのため、全体的には暗く、重い作品だが最後まで見入ってしまう。ただ、「64 ロクヨン」の瀬々敬久監督作品なのである程度は仕方ないが、佐藤浩市の役どころや演技が「64 ロクヨン」と被るのには観ていて困った。
劇場公開日 2018年5月25日
