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2018-08-26

リバース・エッジ

★★(2.0)
wリバース・エッジ
鑑賞No:02900
製作:2018年/日本/118分
監督:行定勲
出演:二階堂ふみ/吉沢亮/上杉柊平/SUMIRE

女子高生の若草ハルナは、元恋人の観音崎にいじめられている同級生・山田一郎を助けたことをきっかけに、一郎からある秘密を打ち明けられる。それは河原に放置された人間の死体の存在だった。ハルナの後輩で過食しては吐く行為を繰り返すモデルの吉川こずえも、この死体を愛していた。一方通行の好意を一郎に寄せる田島カンナ、父親の分からない子どもを妊娠する小山ルミら、それぞれの事情を抱えた少年少女たちの不器用でストレートな物語が進行していく・・・・。

主演の二階堂ふみ以外は無名なのか、それとも有名だけど私が知らないだけなのか、俳優は名前も知らない人ばかり。でも、分からなかったのは俳優の名前だけでなく、映画そのものもよく分からなかった。そもそも原作は岡崎京子の同名漫画らしいが、もちろん知らない作品で、なおかつ現代ではなく、90年代が舞台だそうだ。ただ、映画からは時代観は伝わってこなかった。つまり、いつの時代の話なのかといった設定からして分からない内容。そして登場人物。不良と付き合い、授業をさぼって学校の屋上でたばこを吸う、優等生とは言えない主人公のハルナが一番まともで、あとの登場人物はみんな変な奴らばかりだ。そして、展開していくストーリーや設定も何か暗く、気味悪く、汚く、残酷なシーンの連続である。とても食事中などに観るべきではない内容である。これが実話の映画化ならまだ分からないでもないが、結末もスッキリしない中途半端な作品と言わざるを得ない。二階堂ふみの体当たり演技には女優魂を感じはするが、興業的にも大コケした理由は分からないではない。

劇場公開日 2018年2月16日



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2017-10-18

リング0 ~バースデイ~

★★★(3.0)
wリング0 ~バースデイ~
鑑賞No:00929
製作:2000年/日本/99分
監督:鶴田法男
出演:仲間由紀恵/田辺誠一/田中好子/麻生久美子

女優を目指し、日々舞台の稽古に励む貞子。そんな中、劇団の看板女優が怪死を遂げ、次の公演の主役に新人の貞子が抜擢される。稽古場ではその後も怪現象が続き、貞子のせいだと噂が立つ。そんな貞子を音響担当の遠山だけがかばう。一方、新聞記者の宮地は密かに貞子の過去を探っていた。婚約者を貞子の母・志津子の超能力の公開実験で失った彼女は貞子への復讐に燃えていたのだ・・・・。

「リング」シリーズ3作目にあたる本作だが、前2作は恐怖の対象である貞子を主人公にして、貞子を一人の人間として描いている。そのため、本来の恐怖の対象=貞子はなりを潜め、恐怖を呼び起こすような演出も控えめになっている。また、貞子を演じるのは仲間由紀恵と、貞子とは全くつながらないキャステイングをしている。ただ、視覚的な恐怖を感じる演出は抑えられているが、得体のしれない恐怖は色々と感じる作品だ。

劇場公開日 2000年1月22日



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2017-10-08

リング2

★★★(3.0)
wリング2
鑑賞No:00781
製作:1999年/日本/95分
監督:中田秀夫
出演:中谷美紀/大高力也/小日向文世/佐藤仁美

「見たら死ぬ、呪いのビデオ」。リング事件から一週間。30年間誰も開けることがなかった井戸から見つかった貞子の遺体は、解剖の結果、死後1~2年であった。つまり、貞子は井戸の中で30年近く生きていたということである。一方、変死した高山竜司の恋人・高野舞は事件の真相を調べようとするが・・・・。

「リング」「らせん」の続編となる作品。松嶋菜々子演じる記者が謎を追う過程で、次々に分かる謎と貞子の存在が恐怖を呼ぶ「リング」と、謎解き的な内容の「らせん」の中間に位置する本作だが、もともと原作にない、映画用に作ったストーリーなので、取ってつけた感があり、物語の説得力はないし、本作だけ観ても全然わからない。ストーリー性が弱いため、その分、恐怖感を増長しようと考えたのか、貞子の登場シーンが多い。貞子の登場は恐怖感を増しはするが、前作のような衝撃度はない。

劇場公開日 1999年1月23日



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2017-07-30

リアル鬼ごっこ

★★★
リアル鬼ごっこ
鑑賞No:01607
製作:2007年/日本/98分
監督:柴田一成
出演:石田卓也/谷村美月/大東俊介/松本莉緒/吹越満

日本全国各地で“佐藤”姓の人々が事故や病気で次々と死亡する事件が起こっていた。そんな頃、高校生の佐藤翼は、敵対する佐藤洋率いる不良グループに追われ逃げ回っている最中、突然別世界にワープしてしまう。そこは元の世界と平行して存在するパラレル・ワールドで、そこでは王の命令により佐藤姓の人間を囚人が扮した鬼に追い、捕まえると殺すというゲーム“リアル鬼ごっこ”が繰り広げられていた・・・。

山田悠介の同名ベストセラー小説の映画化。鬼ごっこで捕まった佐藤姓を処刑するという、単純だがアイデアは興味をそそるもの。また、現実世界でもなく、近未来でもない、パラレルワードという異次元で、かつ現実世界とリンクしているという設定も面白い。ゆえに前半は面白かったが、次第に謎解きされていくと、逆につまらなくなってきたのは何故だろうか?(これ以上言うとネタばれになるが、単純な設定に対し、色々と理由をこじつけていくと却ってつまらなくなる例かな?と思った)子供にも楽しめそうな内容だったが、子供に見せるには少し凄惨なシーンがあるので要注意。鬼ごっこだけに映像的に走るシーンが多く、緊張感があったが、小説ではどう表現されているか逆に興味を持ったので一度読んでみたい。(息子が原作を持っているので・・・。息子は山田悠介作品が好きらしい。)

劇場公開日 2008年2月2日

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2017-06-29

輪廻

★★★+
輪廻
鑑賞No:01577
製作:2005年/日本/96分
監督:清水崇
出演:優香/香里奈/椎名桔平/治田敦/杉本哲太

昭和45年に、あるホテルで11人もの人が殺される事件が起こる。犯人はこのホテルに家族で宿泊に来た大学の教授で、自分の子供まで殺害していた。それから35年後。この事件に執着する映画監督の松村はこの事件を映画化しようとしていた。そして映画の主役に新人女優の杉浦渚が抜擢されるが・・・。

相変わらず訳の分からない心霊物あるいはゾンビ物かと思いながら観ていたら、ラストの結末は意外で、そこに至るまでの伏線が改めて理解できた。ただ、メインキャストの優香と香里奈の接点がなく、また実際に事件で殺された人と35年後に亡霊にとり憑かれる人との関係(関係はない?)がよく分からなかった。本作品で一番評価できるのは優香の演技だろうか。単なるバラエティタレントとは思えないほど、35年前の事件で犠牲になった人の怨念に悩まされる新進女優を見事に演じていた。

劇場公開日 2006年1月7日



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2017-06-15

リング

★★★★
リング
鑑賞No:00707
製作:1998年/日本/95分
監督:中田秀夫
出演:松嶋菜々子/真田広之/中谷美紀/沼田曜一

「見ると一週間後に死ぬ」という呪いのビデオの噂が広まる中、そのビデオを見た女の子たちが死ぬ。死んだ女の子の取材をしていたTVディレクターの玲子もそのビデオを入手し、ビデオを見て市の先刻をされる・・・。

呪いのビデオにまつわる恐怖を描いたホラー映画。本作は和製ホラーブームを巻き起こすきっかけとなった。まさに和製ホラーブームを起こすだけのことはあるシーンはお馴染みのTVから這い出てくるところ。似たようなシーンは「呪怨」にもあるが、貞子が這ってきて目を剥くシーンはさすが背筋が凍った! ビデオテープという容易にコピーで恐怖を普及できるアイテムを選んでいるのは感心。ただ全体的なストーリーはやや古風で単純。

劇場公開日 1998年1月31日



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2017-01-23

理由

★★★★
理由
鑑賞No:01270
製作:2004年/日本/160分
監督:大林宣彦
出演:村田雄浩/加瀬亮/岸辺一徳/根岸季衣

東京都荒川区の超高層マンションで一家4人の殺人事件が起こる。住民台帳から犯行現場の2025号室には小糸一家が住んでいたことが分かり、殺害された4人は小糸一家とみなされた。しかし捜査を進めるうちにこの4人が全くの赤の他人同士だったことが分かり、謎が深まっていく・・・。

直木賞作家・宮部みゆきの同名ミステリー小説の映画化。大林監督の強い思いから出演者は全員ノーメイク、登場人物は107名に及び、原作と同様るポタージュ形式で進むなど、話題性盛りだくさんの作品。登場人物の視点から事件が語られ、その一人一人の証言によって真相が明らかになっていくという手法は斬新で面白かった。しかしその手法が延々と長時間にわたって続くため、少々間延びしがちになり、またストーリーもだんだん膨らんで複雑になっていくため、分かりにくい部分があった。キャストも豪華(というかやたら出演者が多い)だが、皆チョイ役程度の扱いでややもったいない(原作に忠実なためやむを得ないか)。原作に重きを置いているのは分かるが、映像化に当たって映像のよさを引き出す工夫がもう少しあれば冗長にならずもう少し分かりやすくなったかもしれない。ただ全体的にはまずまず面白かった。なかなか豪華な出演者(主役級とまではいかなくても名前はよく知られている俳優が多い)なので、一部紹介します。

劇場公開日 2004年12月18日

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2015-10-15

龍三と七人の子分たち

★★★+
龍三と七人の子分たち
鑑賞No:02721
製作:2015年/日本/111分
監督:北野武
出演:藤竜也/近藤正臣/中尾彬/品川徹/樋浦勉

金も居場所もなくなり、毎日くすぶった生活を送っていた元ヤクザの元組長、龍三。ある日オレオレ詐欺にひっかかってしまった龍三は、詐欺で人々を騙す若者たちを成敗しようと、昔の仲間を呼び寄せて世直しに立ち上がるが・・・・。

かつてはダンディな役柄の多かった藤竜也が、最近はおじいさん役が多くなり、さらに本作ではここまでやるかという演技を見せる負けず嫌いで天然な元ヤクザの組長を好演している。藤竜也演じる龍三のもとに集まる子分たちも見覚えのあるバイプレイヤー達が演じ、アクの強い集団を構成している。それだけインパクトの強いジジイ集団なので、敵役である詐欺集団のインパクトが小さすぎたのが残念。全体的にはテンポよく進み、軽妙な掛け合いとハチャメチャな展開で大いに楽しませてくれはするが、何かもう一つ物足らなさが残るのはなぜだろうか・・・?

劇場公開日 2015年4月25日



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2015-08-01

竜馬の妻とその夫と愛人

★★★★
竜馬の妻とその夫と愛人
鑑賞No:01418
製作:2002年/日本/115分
監督:市川準
出演:木梨憲武/中井貴一/鈴木京香/江口洋介

坂本竜馬が暗殺されて13年。竜馬の十三回忌に彼の元妻であるおりょうを招くこととなった。その役目を任された、おりょうの妹の夫で今は新政府の役人となっている菅野覚兵衛は、おりょうが住む横須賀のおんぼろ長屋を訪れる。おりょうは現在、テキ屋の松兵衛と再婚していたが、おりょうが竜馬そっくりの愛人・虎蔵と駆け落ちする計画しているということを松兵衛と覚兵衛が知って・・・。

おりょうの他、主な登場人物である菅野覚兵衛や松兵衛は実在の人物。菅野覚兵衛は実際におりょうの妹(起美)の夫であり、松兵衛はおりょうの実際の再婚相手である。本作はコメディタッチで描かれているが、実際に、再婚しても坂本竜馬を失った悲しみから完全に立ち直れなかったといわれているおりょうの内心をよく描いていた。そんなおりょうを取り巻く男たちの、おりょうに対する密かな想いと、竜馬の妻という犯しがたいおりょうの立場に対して腫れ物に触るかのごとく振舞う滑稽さが面白い。(3人とも情けない男を好演している。その中でも中井貴一の情けない男役は際立っている)最後の竜馬暗殺の謎に絡むオチもいい。

劇場公開日 2002年9月14日


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2015-04-23

リュウグウノツカイ

★★
リュウグウノツカイ
鑑賞No:02638
製作:2013年/日本/60分
監督:ウエダアツシ
出演:寉岡萌希/武田梨奈/佐藤玲/樋井明日香

開発工事の影響で漁業不振に陥っている田舎の小さな漁師町に暮らす女子高生・幸枝。友人の孝子と真姫は、それぞれ親が開発業者側と漁師側で対立しており、幸枝は2人の間を取り持つために苦労していた。そんなある朝、幸枝たちは、深海魚のリュウグウノツカイが浜辺に打ちあげられているのを見つける。リュウグウノツカイには「豊漁の兆候」と「災いの予兆」という両極端な言い伝えがあったが、そんな最中、3年前に上京した同級生の千里が戻ってくる・・・・。

アメリカの小さな漁村であった女子高生集団妊娠騒動に着想を得た作品。60分という短尺ながら、最近のチャラチャラした青春ものとは一線を画し、少し重い内容でインパクトは強い。ただ、アメリカの実際の事件の概要を詳しく知らないが、騒動に至るまでの経緯がやや分かりにくい。大人社会における閉塞感からの脱却というのは何となく分かるが、イマイチ個々が描かれておらず、なぜという疑問は残った。騒動を起こすきっかけの一つともなったタイトルの「リュウグウノツカイ」も登場した時のインパクトはあったが、タイトルになるほどのストーリーの影響度はなかったような気がした。

劇場公開日 2014年8月2日


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2014-09-22

RETURN ハードバージョン

★★★+
RETURN ハードバージョン
鑑賞No:02555
製作:2013年/日本/105分
監督:原田眞人
出演:椎名桔平/水川あさみ/山本裕典/キムラ緑子

暴力団幹部を殺害し、アルゼンチンに逃亡していた北原は、ある悪徳日本人実業家の暗殺を強いられ、身の危険を覚悟で10年ぶりに日本へ帰国。殺された兄弟への敵討ちに燃える凶暴な3姉妹=御殿川シスターズと闇組織の2つの勢力を相手に、三つ巴の死闘を繰り広げることに・・・・。

三つ巴の死闘の展開予想にワクワクの冒頭で期待は高まったが、中盤に行くにつれ、緊張感も緩み、中だるみし始めた。三つ巴も期待したような絡み合いの展開ではなく、ドタバタ劇のような少々安っぽい演出のような感は否めなかった。そんなドタバタ感満載の中、一人、主人公の椎名桔平だけが妙に落ち着いた演技だったのが印象的。こんな調子でラストはどうなるかと思っていると、意外というか、こんなのあり?的終わり方で呆気にとられるかも!?
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2014-07-01

利休にたずねよ

★★
利休にたずねよ
鑑賞No:02526
製作:2013年/日本/123分
監督:田中光敏
出演:市川海老蔵/中谷美紀/市川團十郎/大森南朋

信長の寵愛を受け、天下一の茶人として名を馳せながらも、秀吉の不興を買い、切腹を命じられた千利休。刻一刻と最期のときが迫る中、妻・宗恩の問いかけを機に、自らの人生を回顧しはじめた利休は自分の美学の原点となった、若かりし頃、色街に入り浸っていたときのある事件を思い出し・・・・。

千利休を題材とした映画には「千利休 本覺坊遺文」「利休」があるが、本作も含め、いずれも地味で暗く、面白さに欠ける。そもそも茶道にまつわる話だし、戦国時代とはいえ戦闘が主ではなく、いわば秀吉と利休との心理戦のようなものなので、地味さを免れないのは致し方ないか。その上、数々の歴史的出来事も、目立たないような地味な演出のため、観ていて退屈感は否めなかった。ただ終盤、少々変化する。切腹までのカウントダウン形式で進んできたストーリーが、突然、若かりし頃の利休になり、違和感を感じた。内容はちょっと色っぽく、人間臭くなって興味深くはなったが、史実とは異なるようで、テーマである美学の原点としては説得力がないようだ。




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2014-05-30

Little DJ ~小さな恋の物語~

★★★+
Little DJ
鑑賞No:01804
製作:2007年/日本/128分
監督:永田琴
出演:神木隆之介/福田麻由子/原田芳雄/広末涼子

ある日学校で倒れ、入院することになった野球とラジオのDJ好きの少年・太郎。入院生活に飽きた頃、お昼に聞こえる音楽に興味を持った太郎は、やがて院内放送のDJを行うようになる。太郎は放送を通じて周りの患者たちとの交流を深めていき、やがて美しい少女・たまきと出会い、恋が芽生えていくことに・・・・・。

鬼塚忠原作の同名小説の映画化。主人公の太郎が明るく、前向きな子供なので観ていて応援したくなり、周りの人々も優しく受け入れてくれるので観ていて気分の晴れる展開だったが、実は悲しく切ないストーリーで、前半が幸せモードだっただけに余計にラストは悲しくなった。大人顔負けのDJができるのに、面と向って好きな女の子に告白できないといったことや、15年の年月を超えて好きな女の子のリクエストをかなえてあげるなど、ストーリーの中にちりばめられた主人公の思いや行為がジンジンと伝わってくる映画です。ちなみに主人公・太郎が持っていたラジカセ、私も同じモノを持っていました。思わず昔が思い起こされて懐かしかったです。



出演者
神木隆之介(高野太郎)
福田麻由子(海乃たまき)
広末涼子(大人になった海乃たまき)
佐藤重幸(若先生)
村川絵梨(かなえ)
松重豊(捨次)
光石研(結城)
西田尚美(高野ひろ子)
石黒賢(高野正彦)
原田芳雄(大先生)


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2013-12-08

リアル 完全なる首長竜の日

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02448
製作:2013年/日本/127分
監督:黒沢清
出演:佐藤健/綾瀬はるか/オダギリジョー/染谷将太


浩市と淳美は幼なじみで恋人同士だったが、淳美は1年前に自殺未遂で昏睡状態に陥り、いまも眠り続けていた。浩市は淳美を目覚めさせるため、「センシング」という最新医療技術を使って淳美の意識の中へ入り込み、彼女がなぜ自殺を図ったのかを探るが・・・・。


勝手にラブ&ファンタジー映画かと思って観始めたが、いやいやファンタジーどころか、ホラー色の強い作品。その上、意識の中に入るという設定なので、不条理感もあり、最初はよかったが段々判りにくくなっていく。そして極めつけは開始80分ぐらいのドンデン返し。変に意表を突かれ、ちょっと呆れてしまう。あと首長竜。タイトルにも使われており、映画のイメージにもなっているが、首長竜が出てくる必然性というか、なぜ首長竜なのかという納得いく説明は一切ないのが残念。そして何よりリアルに不気味だったのがCGで再現した人間だった!?


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2012-12-15

臨場 劇場版

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02315
製作:2012年/日本/129分
監督:橋本一
出演:内野聖陽/松下由樹/渡辺大/平山浩行


2010年、波多野進という男が4名の死者を出す無差別通り魔事件を起こす。しかし、波多野は心神喪失と判断され刑法第39条1項により無罪となる。その2年後、通り魔事件に関係した弁護士の高村則夫、精神科医の加古川有三が殺された。警視庁刑事部鑑識課検死官の倉石義男は、この二つの事件は同一犯の犯行ではないかと推察するが・・・・。


相変わらずTVドラマの映画化は後を絶たず、この作品もTVでは全く見ていないので、ドラマでの延長では観れなかったが、特に映画版を観るのに不自由はなかった。また、検視官を主人公とした作品は興味深く、2時間を超える作品ではあったがなかなか楽しめた。ただ、検視官などは従来の警察モノでは脇役的存在だが、内野聖陽演じる倉石検視官がどうしてあんなに偉そうなのかよく分からなかった。作品が楽しめたのは予備知識なくても分かりやすかった点が大きいが、その分、犯人も途中で分かってしまうし、割と使い古された刑法39条もあまり突っ込んで描かれていなかったのは残念。ただし、被害者の家族側は良く描かれており、涙を誘うシーンも多々あった。

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2012-09-06

リアル鬼ごっこ2

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02016
製作:2010年/日本/107分
監督:柴田一成
出演:石田卓也/吉永淳/三浦翔平/蕨野友也


半年前にリアル鬼ごっこを生き延びた佐藤翼。彼は現在、新たなパラレルワールドに飛ばされ、謎の独裁者によって支配されている世界でやはり“佐藤さん”が迫害を受ける中、抵抗活動を続けていた。そしてある日、独裁者によって再び、48時間のリアル鬼ごっこが始まる。逃走する翼は逃げる途中、現実世界にスリップしてしまうが、その時に鬼も3匹現実世界に連れてきてしまう・・・・。


何も考えず、鬼ごっこ=逃走シーンを単純に楽しむ映画。原作の発想は面白いと思うが、映画の設定やストーリーははちゃめちゃ。つっこみどころ満載といった感じ。また、追っ手の鬼がバカで、ひとりひとりは意外と弱いのも拍子抜けだし、主人公はじめ主要メンバーはどんな窮地に陥っても生き延びるといったリアル感のなさは少々がっかり。それにしても主人公の翼の足の速さは酷すぎる。これにもあきれた。ラストはどうも、タイムスリップものの代表作の一つ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のパクリですね。まさか、この設定で続編作る気じゃない・・・・?

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