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2019-03-02

アンタッチャブル

★★★★(4.0)
wアンタッチャブル
鑑賞No:00018
原題:The Untouchables
製作:1987年/アメリカ/119分
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:ケビン・コスナー/ショーン・コネリー

1930年、禁酒法下のシカゴ。財務省から派遣された特別捜査官エリオット・ネスは街を牛耳るギャングのボス、アル・カポネに敢然と戦いを挑む。ベテラン警官のマローンを始め、射撃の名手ストーン、税理士のウォレスといったメンバーとともに捜査を進めるが、カポネの差し向けた殺し屋によって、ひとり、またひとりと犠牲者がでてしまう・・・。

ケビン・コスナーの出世作。ギャング映画であるが取り締まる側から描いた作品は少なく、痛快ギャング映画としては傑作。脇を固めるロバート・デ・ニーロは相変わらずいい味を出しており、ショーン・コネリーは007からいい感じで年をとった感じで重厚な演技は最高。私的には無名だったアンディ・ガルシアもこの映画での演技で存在感を示したのか、この後ブレークしたように思う。俯瞰撮影やシカゴ駅でのベビーカーのスローモーション活用など、デ・パルマ監督の独特の技法もふんだんに入っている。

劇場公開日 1987年10月3日



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2019-02-28

アルカトラズからの脱出

★★★★(4.0)
wアルカトラズからの脱出
鑑賞No:00017
原題:Escape from Alcatraz
製作:1979年/アメリカ/112分
監督:ドン・シーゲル
出演:クリント・イーストウッド/パトリック・マクグーハン

フランク・モーリスはかつてアメリカ各州の刑務所で脱走を試みた結果、脱走不可能といわれるアルカトラズ刑務所に護送される。冷酷な所長の厳重な監視の下、モーリスは信用できる仲間を集めていく。そして、爪切りやスプーンを使って穴を掘り、脱走するという地道な準備を進めていく・・・。

脱走不可能といわれたアルカトラズ刑務所からの脱走に成功した男たちの実話を基にした映画。脱獄に賭けた男の執念を緻密に描いた作品。地味ながら地道に脱走計画を実施していく中で見舞われる障害にハラハラさせられる。また、個性豊かな囚人たちもよく描かれている。刑務所からの脱走は成功するが、結局どうなったのか?公式には死亡だが遺体は未発見ということになっているらしいが・・・。いずれにせよ、成功の有無ではなく、不可能なことに向って挑戦する姿勢が共感を呼ぶのだと思う。(脱走という犯罪には疑問はあるものの)ラストの、脱走を隠蔽するために使った首人形を映したシーンは特に印象的だった。なお、アルカトラズ刑務所はこの脱獄事件直後に閉鎖されている。今では観光地となったアルカトラズで実際に使われた首人形が展示されているらしい。

劇場公開日 1979年12月22日



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2019-02-25

アラビアのロレンス

★★★★★(5.0)
wアラビアのロレンス_1
鑑賞No:00016
原題:Lawrence of Arabia
製作:1962年/イギリス/227分
監督:デヴィッド・リーン
出演:ピーター・オトゥール/アレック・ギネス

1935年5月13日に起きたバイク事故で1週間後、一人の男が他界する。その男の名はトマス・エドワード・ロレンス。彼こそアラブを母国とし、砂漠とその民をこよなく愛し、砂漠での利権を狙い侵攻するトルコ軍に果敢に反抗した英国人T・E・ロレンスだった・・・・。

アラブ国民の英雄、T・E・ロレンスの波乱の半生を描いた名作。この映画は第35回アカデミー賞作品賞ほか計7部門を制覇している。長尺ながら骨太で見応えのある作品。実在の英雄の半生を描いているが、そこにはただ単に英雄の姿があるだけではなく、一人の男の苦悩と挫折を丁寧に描いた人間ドラマが存在しており、文句なしの名作といえる。なかなか遠く離れた日本にいては分かりにくい中東だが、現代のパレスチナ問題を理解するにも役立つ内容となっている。もちろん、アラブのことについてあまり予備知識がなくても十分楽しめるが、内容的には重い。

劇場公開日 1963年2月14日



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2019-02-24

アメリカン・ジゴロ

★★★(3.0)
wアメリカン・ジゴロ
鑑賞No:00015
原題:American Gigolo
製作:1980年/アメリカ/117分
監督:ポール・シュレイダー
出演:リチャード・ギア/ローレン・ハットン

ビバリーヒルズの高級ジゴロ、ジュリアンは女主人アンによって一流のジゴロに育て上げられたが、アンからの依頼に最近嫌気を催していた。そんなある日、仲間のリオンからの代役依頼を受けて行った先で、上院議員夫人のミシェルと出会いやがて愛し合う。しかし、ある殺人事件の容疑者としてジュリアンの名が挙がり・・・・。

ジゴロ役というのは、やはりリチャード・ギアにはうってつけの役でしょうか。彼の作品の中では一番イメージにマッチした作品のように思えました。(割と初期に観た作品なので、リチャード・ギアのイメージを固定させる作品になっています)ストーリーは一流のジゴロ役のリチャード・ギアが殺人事件に巻き込まれ、自分のアリバイを立証するためにマダムたちに証言を求めるが不倫関係を公にしたくない夫人たちに断られて・・・・といったところで、サスペンスとラブロマンスを足して2で割ったような内容ですがサスペンス性はイマイチでした。

劇場公開日 1980年10月25日



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2019-02-21

アマデウス

★★★★★(5.0)
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鑑賞No:00014
原題:Amadeus
製作:1984年/アメリカ/160分
監督:ミロス・フォアマン
出演:F.マーレイ・エイブラハム/トム・ハルス

ウィーンの街で自殺を図った老人が「モーツァルトを殺したのは私だ」という告白を始める。この老人こそ、かつてオーストリア皇帝ヨゼフ2世に使えた作曲家サリエリだった。彼の前にモーツァルトが現れたことにより、彼の人生が変わっていくことになり、サリエリの愛した歌手にモーツァルトが手を出したことから憎悪は頂点に達していく・・・。

天才音楽家ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトの謎に満ちた私生活と、その死に関する謎を題材とした映画。天真爛漫で女たらしながら比類なき作曲の才能を持つモーツァルトと、宮廷作曲家という地位にありながらモーツァルトの才能に恐怖と嫉妬を感じるサリエリの好対照な人間の心理を巧みに描いている。天才モーツァルトを、第三者(サリエリ)の視点で描いているのがよい。

劇場公開日 1985年2月16日



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2019-02-20

アニマル・ハウス

★★(2.0)
wアニマル・ハウス
鑑賞No:00013
原題:National Lampoon's Animal House
製作:1978年/アメリカ/109分
監督:ジョン・ランディス
出演:ジョン・ベルーシ/トム・ハルス

フェーバー大学に入学したさえない新入生のラリーとケントは秀才揃いの学生クラブ「オメガ・ハウス」に入れてもらえず、怒った勢いで隣にあった「アニマル・ハウス」に入会する。しかし、大学の品位を脅かす「アニマル・ハウス」の存在に頭を痛めていた大学長は、彼らの一掃を画策していた・・・。

1962年のカレッジを舞台に、劣等生対優等生の学園生活を描くドタバタ・コメディ。ジョン・ランディス監督の大傑作コメディとも言われており、当時の全米歴代ヒットランキングの上位にも記録された作品だが、日米の笑いのセンスの違いからか(これは個人的なものかもしれないが)、あまり笑えなかった。ともかくドタバタが満載で何でもありといった感じ。当時の米国の大学風俗というものは伝わってくるような感じだが、得るものは少ないおバカ映画といった印象が強い。ただ、故ジョン・ベルーシの怪演は見ものかもしれない。

劇場公開日 1979年4月21日



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2019-02-19

アダムス・ファミリー

★★★(3.0)
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鑑賞No:00012
原題:The Addams Family
製作:1991年/アメリカ/100分
監督:バリー・ソネンフェルド
出演:アンジェリカ・ヒューストン/ラウル・ジュリア

鉄の門に閉ざされた館に住むアダムス一家。その一家の弁護士タリーは多額の借金返済に困り、アダムス一家の財産を狙っていた。そのため、当主ゴメスの兄で長年行方不明になっているフェスターのそっくりさんをフェスターに仕立て上げ、送り込む。アダムス家でパーティが開かれた日、長女のウェンズデーの姿が見えなくなり、一家総出で捜すうちに、タリーたちに家から閉め出されてしまう・・・。

アメリカの漫画「アダムスのお化け一家」の映画化。典型的なアメリカン・ギャグ満載のコメディで、本国では抱腹絶倒かもしれないが、あまり笑えない映画だった。この映画で、アメリカと日本との“笑い”のセンスというか、感覚の違いを改めて感じさせられた象徴的な映画となった。(私個人の受け止め方だけかもしれませんが・・・)ただ、元のアニメは観たことがないのですが、キャラクターは皆個性的で、多分どれも想像以上によく演じられていたように思う。特にクリスティーナ・リッチのやや不気味な可愛さは印象的。なお、一家の顔でもあるゴメス役のラウル・ジュリアが早世したのは残念なことである。

劇場公開日 1992年4月25日



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2019-02-14

明日に向って撃て!

★★★★+(4.5)
w明日に向って撃て!
鑑賞No:00011
原題:Butch Cassidy and the Sundance Kid
製作:1969年/アメリカ/110分
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
出演:ポール・ニューマン/ロバート・レッドフォード

家畜泥棒と銀行強盗を稼業とするブッチとサンダンスのふたり組が列車強盗をし、成功させる。しかし追跡隊に追われた二人はサンダンスの恋人を連れて南米ボリビアへ高飛びする。そこで再び荒稼ぎを始めるがやがて警察に追い詰められていく・・・。

実在した2人組の強盗を描いた新感覚のウエスタン。追っ手に追跡され追い詰められていくハラハラ感、ウィットの効いた会話、ブッチがサンダンスの恋人エッタを自転車に乗せて走るシーン、そしてその時流れるバカラックの音楽、どれも印象に残るものばかりです。さらに忘れられないラストシーン。今までのマカロニウエスタンとは一線を画す斬新な映画でした。

劇場公開日 1970年2月7日



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2019-02-13

悪魔の毒々モンスター

★(1.0)
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鑑賞No:00010
原題:The Toxic Avenger
製作:1984年/アメリカ/92分
監督:マイケル・ハーツ/サミュエル・ウェイル
出演:アンドリー・マランダ/ミッチェル・コーエン

ヘルスクラブの清掃係のメルヴィンはさえない男。更衣室でいちゃつくカップルをたまたま目撃したことで、そのカップルの怒りを買い、仕返しをされる。その際に有毒廃棄物を全身に浴びてしまい、それがもとで醜悪なモンスターと化してしまう。しかしその後、街では次々と暴力事件が解決していくことになるが、それは謎のモンスターのお陰だった・・・。

あまりのくだらなさに「Z級映画」と呼ばれるカルト作品を制作するトロマ・エンターテイメントの作品。くだらなさを通り越して、差別ネタやエロ・グロネタが次々出てきて不快極まりない映画。アメリカにはこういう映画もひとつのジャンルとして認めており、納得の上で楽しむみたいだが、はっきり言って受け入れがたい映画だった。この作品はシリーズ化され他にも何作か製作されているが(悪魔の毒々ハイスクールというシリーズもある)、今後観ることはない作品と思われる。

劇場公開日 1987年1月15日



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2019-02-12

悪魔の棲む家

★★+(2.5)
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鑑賞No:00009
原題:The Amityville Horror
製作:1979年/アメリカ/118分
監督:スチュアート・ローゼンバーグ
出演:ジェームズ・ブローリン/マーゴット・キッダー

ジョージとキャサリーンの夫婦は3人の子供と共にニューヨーク郊外のアミティヴィルにある屋敷に引っ越して来た。この屋敷は破格の安さだったが、引っ越してすぐ異様な出来事が起こるようになる。この屋敷を訪れた神父もこの異様さにただならぬものを感じていたがどうしようもなかった。やがてジョージの行動がおかしくなり始め、キャサリーンは神父に助けを求めるが、神父も見えざる力で生ける屍となっていた・・・。

ニューヨーク郊外の一軒の屋敷を舞台に、そこで起こる超常現象に遭遇する一家の恐怖を描く。本作は実際に起こった事件をモデルにしているということで話題になった作品。実際、舞台となった屋敷で一家惨殺事件が起こっており、その屋敷にラッツ一家が引っ越してきて最後に結末に至る点は事実のようであるが、それ以外は事実と異なる点も多いよう。映画自体は「シャイニング」を思わせる内容で、実在事件の映画化というよりもホラー色の強い映画。本作は以後6作も続編が製作されており、2005年にはリメイク版も製作されている。

劇場公開日 1980年3月29日



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2019-02-11

青い珊瑚礁

★★+(2.5)
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鑑賞No:00008
原題:The Blue Lagoon
製作:1980年/アメリカ/105分
監督:ランダル・クレイザー
出演:ブルック・シールズ/クリストファー・アトキンズ

20世紀初頭の南太平洋。その海上を進行する一隻の船が突然火事になり、船にいた8歳のリチャードは父親とはぐれ、7歳の従妹のエミリーンと料理番のパディの3人は無人島に流れ着く。リチャードとエミリーンは生きていくための術をパディから教わりながら無人島で暮らすが、ある日そのパディが事故で死んでしまう。無人島でアダムとイヴのごとく暮らす2人はやがて愛し合うようになる・・・。

青い海とブルック・シールズの美しさが印象に残る作品。しかし逆に言うとそれだけの作品でもあった。ストーリーは性教育教材に使えそうな内容だが、無人島生活という切迫感やリアル感はあまり伝わってこない、奇麗過ぎる展開が目についた。2人きりの話が中心なのでやや退屈する場面も。(無人島ものではトム・ハンクスの「キャスト・アウェイ」があるが、こちらはほとんどトム一人での進行だが、退屈しなかったが・・・)

劇場公開日 1980年8月14日



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2019-02-10

アウトサイダー

★★★+(3.5)
wアウトサイダー
鑑賞No:00007
原題:The Outsiders
製作:1983年/アメリカ/92分
監督:フランシス・F・コッポラ
出演:C・トーマス・ハウエル/マット・ディロン

“グリース”のメンバーであるボニーはいつもツルんでいるジョニー、ダラスとある日、ドライブインシアターで女の子と知り合う。しかしその子たちは“グリース”と対立関係にあるグループ“ソッシュ”の女の子で、ソッシュの連中に追われる事件が起こる。この事件がきっかけで、2つのグループの対立は深まり・・・。

オクラホマ州タルサの少年グループ、“グリース”と“ソッシュ”の対立を軸にした「ウエスト・サイド物語」を彷彿させる青春映画。1980年代に観た時は耀いて見えたこの映画も今となっては耀きの失せた映画に見えるのは私が年を取ったせいでしょうか・・・?見ていて少し恥ずかしくなるようなクサさがありますが、青春映画としては映画史の1ページを飾る作品ではあるのでしょうか。やはり今観て一番すごいのはキャストでしょう。トム・クルーズ、マット・ディロン、ロブ・ロウ、ダイアン・レイン・パトリック・スウェイジなどなど・・・。確かに今だと豪華ですね。ちなみに、“ソッシュ”は裕福な地区のグループ、“グリース”は貧しい地区のグループだったことから、コッポラ監督は若手俳優たちから良い演技を引き出すため、ロケ期間中、ソッシュのメンバーは一流ホテルで優雅に過ごさせ、グリースのメンバーは三流ホテルで待遇も落としたといわれている。

劇場公開日 1983年8月27日



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2019-02-09

愛は危険な香り

★★+(2.5)
w愛は危険な香り_2
鑑賞No:00006
原題:Lady Beware
製作:1987年/アメリカ/108分
監督:カレン・アーサー
出演:ダイアン・レイン/マイケル・ウッズ

デパートなどのショー・ウィンドウでディスプレイ・デザイナーのカチア。ピッツバーグで最大のデパートのウィンドウを任されたカチアは、エロチックで風変わりなディスプレイを披露し、道行く人の目を奪った。そんな彼女に一人の男が目をとめる。ジャックという異常な性癖を持つこの男は、やがてカチアを尾行し、不気味な電話をし始める・・・。

特筆すべき点の薄い作品で、ごく単純なストーカーに対する復讐もの。緊張感や恐怖感も薄く、サスペンス性も低い。しいて言うなら、ダイアン・レインが本作で初ヌードを披露している点ぐらい?ダイアン・レイン自身はヌードも辞さないぐらいの意気込みを感じたが、作品に対する一般的な評価も低いとういう残念な作品。

劇場公開日 1987年9月12日



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2019-02-03

愛の選択

★★+(2.5)
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鑑賞No:00005
原題:Dying Young (The Choice of Love)
製作:1991年/アメリカ/111分
監督:ジョエル・シュマッカー
出演:ジュリア・ロバーツ/キャンベル・スコット

新聞の求人広告を見て富豪の病人看護婦の募集に応募したヒラリーは、いったん断られるが何故か再び呼び戻されて採用される。ヒラリー採用は、病人である富豪の息子ビクターのたっての希望だった。ビクターは白血病患者で、その闘病生活のすざまじさに、ヒラリーは一時仕事をやめようとするが、やがてビクターとも心を通わせ始め、自暴自棄に陥っていくビクターを必死で支えようとしていく・・・。

恋愛+重い病気という個人的にはキツイ設定のため、普段なら映画館にまでは観に行かない映画(DVDでも進んでは観ない映画?)だが、知人に誘われて嫌々?観に行った映画。案の定、暗い気持ちになった。あまり好きではない恋愛映画だが、描くならやっぱり明るくコミカルな恋愛ものがいいとつくづく思った。ネタばれになるため記載しませんが、思っていた結末ではなかったのがなりよりの救いでした。

劇場公開日 1991年12月14日



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2019-01-30

愛と青春の旅だち

★★★★★(5.0)
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鑑賞No:00004
原題:An Officer and a Gentleman
製作:1982年/アメリカ/124分
監督:テイラー・ハックフォード
出演:リチャード・ギア/デブラ・ウィンガー

自堕落な生活をする父親と別れを告げたザック・メイオは海軍士官養成学校に入る。そこで厳しい訓練を受ける中、懇親パーティで出会った町娘ポーラと恋に落ちる。真剣な愛を求めるポーラと、仕官になるまでの遊びで付き合っているザックだったが、そんな折同じように町娘と付き合っていた仲間のシドに不幸が訪れる・・・。

日本でもヒットした青春映画。リチャード・ギアにとって飛躍するきっかけとなった作品。ラストで結ばれる2人でさわやかな感動を呼ぶ。何よりも引き立った、際立ったのは鬼教官を演じたルイス・ゴセットJr。普段の教習のときとは全く違った卒業式での振る舞いが印象的。この作品でアカデミー助演男優賞を受賞するのだが、納得。

劇場公開日 1982年12月18日



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2019-01-26

愛と哀しみの果て

★★★(3.0)
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鑑賞No:00003
原題:Out of Africa
製作:1985年/アメリカ/161分
監督:シドニー・ポラック
出演:ロバート・レッドフォード/メリル・ストリープ

デンマークの資産家の娘カレンはスウェーデンの男爵との結婚を機に念願だったアフリカ・ケニアの農園に新居を構える。ナイロビに向う途中、カレンは冒険家のデニスという男と出会い、デニスから頼みごとをされる。これがカレンにとって運命の出会いとなるのだが・・・。

アフリカの大地に魅せられ、アフリカに渡ってコーヒー園を営む1人の女性を中心に、彼女を取り巻く2人の男性との恋と仕事の波乱の半生を描く。アフリカを舞台にした壮大なドラマではあるが、2時間40分という長尺と恋愛がベースということから、多少退屈する映画ではあった。ロバート・レッドフォードとメリル・ストリープという申し分ないキャストなので、本気で観ると見ごたえはあったと思う。第58回アカデミー賞は本作と「カラーパープルで熾烈な争いをし、結果的に本作が7部門を制覇することになるが、個人的には「カラーパープル」の方がよかった。

劇場公開日 1986年3月15日



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2019-01-24

愛と栄光への日々/ライト・オブ・デイ

★★(2.0)
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鑑賞No:00002
原題:Light of Day
製作:1986年/アメリカ/109分
監督:ポール・シュレイダー
出演:マイケル・J・フォックス/ジーナ・ローランズ

オハイオ州クリーブランドの工場で働くジョーは、夜はクラブで姉と組んでロックバンドのギタリストとして活躍していた。姉のパティはツッパリから家を飛び出し、父親の分からない子供を産んでいたことから母との間でいさかいが絶えなかった。そんな二人の関係にジョーはいつも心を痛めていた・・・。

ロックに情熱をかける姉弟を描く青春ドラマ。かなり以前に観た映画のため、ストーリーはあまり記憶にないが、結局はその程度の映画だったように思う。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のようなライト・コメディタッチのマイケル・J・フォックスを期待してみたら少し期待外れになるはず。

劇場公開日 1987年6月13日



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2019-01-22

アイアン・イーグル

★+(1.5)
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鑑賞No:00001
原題:Iron Eagle
製作:1986年/アメリカ/116分
監督:シドニー・J・フューリー
出演:ルイス・ゴセットJr./ジェイソン・ゲドリック

アメリカ空軍機がテスト飛行中、中東上空で被弾、パイロットが捕虜となる。そして捕まったパイロットのテッドはそのまま裁判で死刑判決を言い渡される。父テッドとともに大空を飛ぶことを夢見ていた息子のダグはなんとか自分の手で父を助けたいと思うがどうしようもできなかった。そんなダグの前に、黒人の退役軍人チャビーが現れる・・・。

戦闘機好きの人にはある意味たまらない映画かもしれないが、そうでない人にはなんてことのない映画です。知っている限りこのシリーズは「4」まで続いていますが、何で?という感じです。もうかなり昔に観た映画なので詳細は忘れましたが、印象に残っているのは「愛と青春の旅だち」で鬼教官を演じていたルイス・ゴセットJrが出演していたぐらい?

劇場公開日 1986年4月19日



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2018-05-16

アバター

★★★★+(4.5)
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鑑賞No:01880
原題:Avatar
製作:2009年/アメリカ/162分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン/ゾーイ・サルダナ

下半身不随の元海兵隊兵士ジェイクは、地球から5光年離れた衛星パンドラで実施されているアバー・プロジェクトへの参加を要請された。彼は、パンドラの住人と人間の遺伝子から造られた肉体=アバターに意識を送り込まれ、その星にアバター(分身)として入り込むことができるのだった。そこで彼はパンドラの住人からさまざまな情報を入手することが使命とされるが、やがてネイティリとの運命的な出会いをきっかけに・・・・。

やはり劇場で観るべき映画でした!冒頭の宇宙船内部の映像からしてまさに目の前の出来事のような臨場感。そして舞台の中心であるパンドラの浮かぶ島からの映像は、高所恐怖症の私には足の震えるぐらいの映像でした。最初、どういう設定か、どういう状況か分かりにくい感はありますが、全体的なストーリーは人間VSパンドラの住人という、きわめて単純な構造なので分かりやすいといえば分かりやすいです。「もののけ姫」をパクッたような内容で斬新さはなかったのは残念だけれど、パンドラの世界観はまずまず良くできていたと思う。ただ、映像的には子供にもお薦めだが、内容的にはチョットどうかな?と思われる。人間の醜い欲望、残忍さ、そして戦争の愚かさが描かれているが、描いているだけで有効なメッセージは伝わってこない。結局は人間もパンドラの住人も多くの犠牲者を出してしまうのだから・・・・。それにしても、この映画の効果で、3Dはますますこれからの主流になりそう。

劇場公開日 2009年12月23日



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2018-05-12

アンストッパブル

★★★★(4.0)
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鑑賞No:02091
原題:Unstoppable
製作:2010年/アメリカ/99分
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン/クリス・パイン

ペンシルバニア州の操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、整備士の人的ミスから無人で走行を始めた。777号には大量の有毒化学物質と19万リットルのディーゼル燃料を搭載しており、断線すれば大爆発は避けられない非常事態となった。その頃、勤続28年のベテラン機関士バーンズは、入社4ヶ月の未熟車掌コルソンとこの日初めてコンビを組み、旧式機関車1206号に乗り込んでいた・・・・・。

短尺で単純なストーリーだけれど、その分、分かりやすくテンポがいいので単純に楽しめる。ともかく、最初から最後まで飽きることなく観れる映画。ただ、あまりにオーソドックス過ぎて捻りがないため、見終わった後の印象はやや残りにくく、記憶に残る大作映画になり損なった感は否めない。主人公である2人の人間ドラマも描かれてはいるが、深みはなく、とってつけたような内容なので人間ドラマにもなっていない。あくまで暴走する列車を止めるというただ一点に集中して見るべきアクション映画。

劇場公開日 2011年1月7日



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2018-05-07

アン・ハサウェイ/裸の天使

★★★(3.0)
アン・ハサウェイ 裸の天使
鑑賞No:02896
原題:Havoc
製作:2005年/アメリカ/85分
監督:バーバラ・コップル
出演:アン・ハサウェイ/ビジュー・フィリップス

ロサンゼルスの裕福な家庭で育った女子高生アリソンは、退屈な暮らしに嫌気が差しドラッグやケンカに明け暮れる毎日。ある日、仲間と一緒に治安の悪いヒスパニック街へ繰り出したアリソンは、そこでドラッグの売人ヘクトルと出会う。彼らギャングの刺激的な生き方にひかれていったアリソンは、仲間に入れてくれるよう頼み込むが・・・・。

予備知識なしで観たので、オープニングは意味不明だったが、次第に内容が判明してくる。ただし、最後まで観ても観た以上のものはなく、ラストもすっきりしない終り方で消化不良感が残る。結局は暇をもてあそばしたセレブなお嬢さまが、本当の怖さを知らないで遊び半分・興味半分で飛び込んだ世界で恐怖を味わうというだけの映画だった。悪いのはギャングのようになっているが、元々の原因はアリソンらになるのは明白だし、ギャングの方も彼らなりに筋は通して応対しているので、やっぱり悪いのは女性たちの方! むしろギャングには同情すらしたくなる。単なる金持ちのエゴを描いた映画だった。

劇場未公開



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2018-01-30

アンチクライスト

★★+(2.5)
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鑑賞No:02159
原題:Antichrist
製作:2009年/デンマーク・ドイツ・フランスほか/104分
監督:ラース・フォン・トリアー
出演:シャルロット・ゲンズブール/ウィレム・デフォー

セックスの最中に事故で幼い息子を亡くした夫婦。深い悲しみと罪悪感から精神を病んでいく妻を救おうと、セラピストの夫は催眠療法で妻の恐れる場所を聞き出し、そこに連れて行って治療することにする。そこは妻が夏の間、論文を仕上げるために過ごした森の中の山小屋だったが、妻の精神は悪化の一途を辿っていき・・・・・。

第62回カンヌ国際映画祭で過激なエログロ描写が物議を醸した問題作。狂気の妻をシャルロット・ゲンズブールはこの作品で主演女優賞を獲得している。ストーリーは単純ながら、内容は極めて分かりにくい。子供を失った罪悪感は分かるが、それによって崩れていく妻の精神と、その狂気の刃が夫に向けられる過程がどうっも分かりにくく、特に前半部は非常に退屈。そして狂気の後半部に入るが、後半部はエロと凄惨部ばかりで、目を背けたくなるシーンも多い。冒頭からラストまで救いようのない映画で、壮絶な地獄絵図が展開されるので、覚悟して観る必要あり。

劇場公開日 2011年2月26日



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2018-01-12

アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ

★★+(2.5)
wアイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ
鑑賞No:02156
原題:I Spit on Your Grave
製作:2010年/アメリカ/106分
監督:スティーヴン・R・モンロー
出演:セーラ・バトラー/ジェフ・ブランソン

新作執筆のために人里離れた山奥の別荘にやって来た作家のジェニファー。しかし、地元の男たちが別荘に侵入し、ジェニファーに襲い掛かってきた。男たちの隙をついて逃走したジェニファーは、保安官に助けを求めるが、実は保安官も男たちとグルだった。再び別荘に連れ戻されたジェニファーはレイプされたうえ、殺されそうになる。しかし、射殺される寸前に川に身を投じ・・・・。

ストーリーは単純。複数の男性にレイプされた女性が、命からがら男たちから逃げ延び、次々と復讐を果たしていくというもの。レイプシーンではこの主役の女性ジェニファーにかなり同情したが、後半の復讐劇を見ていると、その同情も次第に薄れていくのを感じざるを得なかった。それぐらい、ジェニファーの復讐方法は凄惨で、何度目を背けたことか! 「女性を怒らせると本当に怖い」「女性には乱暴してはならない」ということを改めて痛感させられる映画。ホント、痛い映画です。

劇場公開日 2011年6月4日



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2017-12-16

アメリカン・プレジデント

★★★(3.0)
wアメリカン・プレジデント
鑑賞No:00617
原題:The American President
製作:1995年/アメリカ/
監督:ロブ・ライナー
出演:マイケル・ダグラス/アネット・ベニング

ホワイトハウスで、山積みする仕事を分刻みでこなす合衆国大統領アンドリュー・シェファードは、今朝も大統領補佐官マッキナニーや専属補佐官ジェニー、らブレーンと打合せを開始していた。次の予定まで4分の空き時間ができた彼は、マッキナニーと環境協会の話し合いの場の顔を出す。そこでは製作担当の弁士シドニー・ウェイドが大統領がいるとも知らず、環境破壊が進んでいることを力説していて・・・・。

大統領のスキャンダルネタにもなりそうな危険な恋とも思われがちだが、大統領は独身なので恋愛自体は問題ない。ただし、ホワイトハウス内でのデートとなるとやはり危険な恋と言える。それでも爽やかに気持ちよく観れたのは、大統領を演じたマイケル・ダグラスとシドニーを演じたアネット・べニングの、おとぎ話に出てくる恋人同士のようなピュアな恋愛模様が演じられたからでしょうか? 現職大統領の恋愛という非現実性を、リアリティの高い演出で補うことによって、いい意味でバランスよい感じにしていたと思います。出演者も皆い人たちなので、気持ちよく観れます。

劇場公開日 1996年2月10日



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2017-12-01

アイ・ラブ・トラブル

★★★(3.0)
wアイ・ラブ・トラブル
鑑賞No:00522
原題:I Love Trouble
製作:1994年/アメリカ/105分
監督:チャールズ・シャイア
出演:ジュリア・ロバーツ/ニック・ノルティ

事件記者から転じ、今や作家業にも進出したシカゴ・クロニクル紙の名物コラムニスト、ピーター・ブラケットはある日、ピンチヒッターとして久しぶりに取材に出掛けた列車の脱線事故の現場で、シカゴ・グローブ紙の美人記者サブリナ・ピーターソンと出会う。先輩風を吹かせるピーターの態度にプライドを傷つけられた彼女はライバル意識を燃やし・・・・。

昔ながらのありきたりなストーリーながら、テンポ良い展開なのでついつい最後まで観てしまうサスペンスコメディ映画。ジュリア・ロバーツとニック・ノルティという、今考えると意外な組み合わせだが、当時はあまり気にならなかった。ただ、キャストよりもストーリーの方があり得ないシーンが多く、観ている方が少し恥ずかしくなる。意外と知られていない作品なので、ジュリア・ロバーツの今では見られない横顔が見れていいかも?

劇場公開日 1995年1月21日



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2017-11-18

あなたが寝てる間に…

★★★+(3.5)
wあなたが寝てる間に…
鑑賞No:00540
原題:While you were sleeping
製作:1995年/アメリカ/103分
監督:ジョン・タートルトーブ
出演:ビル・プルマン/サンドラ・ブロック

シカゴの地下鉄の改札で働くルーシーは、毎日決まった時間に改札口を通る男性にときめいていた。クリスマス・イブの日、憧れの彼が不良にからまれ、ホームに落ちてしまう。列車が滑り込む寸前、彼を救ったルーシーだったが、病院でのふとした行き違いから彼=ピーターの婚約者ということになってしまう。依然意識の戻らぬピーターをよそに、ルーシーは本当のことを言い出せぬまま彼の家族と親しくなっていくが・・・・。

大ヒットアクション映画「スピード」で、キアヌ・リーブスの相手役のヒロインを熱演して一躍有名になったサンドラ・ブロックですが、彼女の魅力が全開した作品は本作ではないでしょうか?それぐらい、キュートで可愛い女性を演じているというか、まさにサンドラ=ルーシーではないでしょうか。観ていてイライラするほど、もどかしい恋愛映画ですが、それもこの映画の魅力ではあります。ほのぼのと癒される映画ですが、ストーリーはありきたりというか、ツッコミどころ満載です。

劇場公開日 1995年12月1日



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2017-11-11

アリス・クリードの失踪

★★★★(4.0)
wアリス・クリードの失踪
鑑賞No:02216
原題:The Disappearance of Alice Creed
製作:2009年/イギリス/101分
監督:J・ブレイクソン
出演:ジェマ・アータートン/エディ・マーサン

刑務所仲間のヴィックとダニーは富豪の娘アリスを誘拐し、この誘拐計画のために準備した人気のないアパートの一室の部屋のベッドに縛り付ける。計画は順調に進むが、ヴィックの留守中に一瞬の隙をつきアリスが反撃して誘拐犯の覆面を取るが、それが元カレのダニーだと知って愕然とする・・・・。

シーンの大半はアリスを監禁したアパートの一室という典型的な密室劇。登場人物もアリスと、誘拐犯2人の合計3人のみ。だからこそ、観る者の緊張感が持続するストーリー展開が必要な設定であるが、大筋では及第点というところか。ただ、この手の映画でどうしても期待してしまうラストの大どんでん返しのようなものは残念ながらなく、ある程度予想できるラストだったのはちょっと残念。

劇場公開日 2011年6月11日



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2017-10-15

アナライズ・ミー

★★★(3.0)
wアナライズ・ミー
鑑賞No:00910
原題:Analyze This
製作:1999年/アメリカ/104分
監督:ハロルド・ライミス
出演:ロバート・デ・ニーロ/ビリー・クリスタル

ニューヨークで強大な力を誇るマフィアのボス、ポール。彼は最近、原因不明の息が苦しくなるストレス性発作に悩まされる。立場上、一刻も早く治したい彼は、やむなく精神科医のベンのもとを訪れる。ありがたくない患者にとまどう気弱なベン。しかし、いつしか二人の間には友情めいたものが芽生え始めていく・・・・。

ロバート・デ・ニーロがマフィアのボスを演じるというと、「ゴッドファーザーPARTⅡ」が真っ先に頭に浮かぶが、同じマフィアのボス役でも本作の役どころはかなり違っており、そのギャップは楽しめる。さすがゴッドファーザーと思わせる凄みを見せることもあるが、パニック症候群による情けない中年オヤジといった側面も多々見せてくれて楽しい。あともう一つの見どころは、ロバート・デ・ニーロの心理セラピーを担当するビリー・クリスタルとのやり取りだ。ともかく、話がかみ合わない。さらに、子分や暗殺者、FBIなどが入り乱れて平穏な医師のビリー・クリスタルの生活は乱される様も笑える。とにかく気楽に楽しめるコメディ映画だ。

劇場公開日 1999年11月6日



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2017-02-27

アイ・アム・レジェンド

★★★
アイ・アム・レジェンド
鑑賞No:01465
原題:I Am Legend
製作:2007年/アメリカ/100分
監督:フランシス・ローレンス
出演:ウィル・スミス/サリー・リチャードソン

人類がウィルスによって壊滅的な打撃を受ける。それから3年後の2012年。愛犬のサムとともにニューヨークで唯一生き残ったと思われる科学者ロバートは、ラジオで生存者に対し呼びかけを行っているが、誰一人返答はない。日中は食料にするため鹿狩りをする一方、ウィルスの正体を調べ、ウィルス撃退法を探していた。しかし夜になると、ウィルスによって突然変異したダーク・シーカーズとの闘いが待っていた・・・。

リチャード・マシスンの小説「地球最後の男」の3度目の映画化。原作も過去2回映画化されている作品も観ておらず、予告編とタイトルだけで期待して観た映画だが、予想と大きく外れる結果となった。元々、トム・ハンクスの「キャスト・アウェイ」のように、地球で最後に生き残った男が色々な苦難を乗り越えながら未来に希望を託して生き抜く姿を描いているのかと勝手に思っていたが、少々違っていた。前半はややそういう雰囲気もあったが、後半はもういわゆるゾンビ系の映画。(なんじゃこりゃ?という感じ)実際はゾンビではないが、この襲撃者(ダーク・シーカーズ)の動きは素早く、あれだけのスピード、凶暴性、群れで来られると勝てる気がしない。そういう意味であの結末は、消化不良ながら納得せざるを得ないか・・・? (ラストが満足いく結果ならもっと評価が変わったと思われるが・・・)もう少し、地球最後の男に至る経緯の説明もあればよかった。

劇場公開日 2007年12月14日



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2016-10-09

アポカリプト

★★★★
アポカリプト
鑑賞No:01484
原題:Apocalypto
製作:2006年/アメリカ/138分
監督:メル・ギブソン
出演:ルディ・ヤングブラッド/ダリア・ヘルナンデス

マヤ文明後期の中央アメリカのジャングルで、ジャガー・バウは部族長である父や妻子、仲間と共に幸せな日々を送っていた。だがある日、マヤ帝国の傭兵たちによって村は焼かれ、部族の者たちは殺されるか捕虜とされた。ジャガーの父も殺され、ジャガーは妻子を井戸の中に隠すものの自らは囚われ、捕虜となる。やがてジャガーら捕虜は護送され、護送先で待ち受けていたのは過酷な仕打ちだった・・・。

冒頭の和やかな部族の日常から、部族襲撃によって様相は一変する。それからジャガーたちに襲い掛かる仕打ちは極めて過酷で、目を背けたくなるシーンも多い。中盤から後半にかけての逃走シーンは臨場感溢れ、手に汗握る場面の連続。ただ逃げるだけでなく、井戸にかくまった妻子の救出もしなければいけないというタイムリミットもあり、なかなか飽きさせない展開となっている。また、ジャングルでのシーンはランボーを彷彿させるシーンもあった。ちなみに“Apocalypto(アポカリプト)”とはギリシャ語で“新しい始まり”という意味だとか。この意味はラストで判ります。

劇場公開日 2007年6月9日



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2016-09-26

アレックス

★★+
アレックス
鑑賞No:01218
原題:Irreversible
製作:2002年/フランス/99分
監督:ギャスパー・ノエ
出演:モニカ・ベルッチ/ヴァンサン・カッセル

マルキュスの恋人アレックスがレイプされる。事件を知ったマルキュスは友人で、かつアレックスの元恋人でもあるピエールと共に犯人を捜し始める。そして犯人を捜しだした2人は、犯人のいるゲイクラブに押し入り、その男を殴り殺すが・・・・。

映画は事件の結末からスタートし、時間を逆行しながら進んでいくという珍しい作品。また、主演のモニカ・ベルッチの壮絶なレイプシーンが話題となった作品。性的行為もさることながら、彼女に対する暴力シーンは観ていて目を背けたくなるほど残忍で、暴力描写に賛否が渦巻いたのもうなずけなくもない。
時間を逆行したストーリー展開も意表をついた手法で、最初観ていて分かり難かったが、最後まで観るとなかなか面白い手法。時間逆行で少し分かりにくいが、それがなければ逆に至って単純なストーリーだったため、この手法は成功だったといえる。ただしレイプ&暴力シーンと、それ以外のチョット見づらい映像も含め、あまりお勧めはできない映画。

劇場公開日 2003年2月8日



(キャスト一覧)
モニカ・ベルッチ
バンサン・カッセル
アルベール・デュポンテル


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2016-09-05

アポロ13

★★★★
アポロ13
鑑賞No:00530
原題:Apollo 13
製作:1995年/アメリカ/141分
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス/ケビン・ベーコン

1970年4月11日、アポロ13号は月に向かって打ち上げられる。飛行は順調に進むが、月に到着直前になって機内で爆発が起こり酸素が漏れ始める。やがて事態の重大さを悟った乗員や管制官たちは、決死の思いで帰還作戦を開始する・・・。

爆発事故に見舞われ、絶望的な状況の中で奇跡の生還を果たしたアポロ13号の実話を描く。一部脚色されている部分もあるようだが、概略は事実に基づいている話なので真に迫ってくる。また次々と見舞われるトラブルで最後まで緊張が持続するストーリーは素晴らしい。当時の最新CGによるアポロ13号の発射シーンは今観てもリアルで迫力があり、現物と見間違うほど。主演の船長役のトム・ハンクスの演技は安定しているが、特に地上で指揮を執っていたエド・ハリスの好演が光った。

劇場公開日 1995年7月22日



(キャスト一覧)
トム・ハンクス(Jim Lovell)
ケビン・ベーコン(Jack Swigert)
ビル・パクストン(Fred Haise)
ゲイリー・シニーズ(Ken Mattingly)
エド・ハリス(Gene Kranz)
キャスリーン・クインラン(Marilyn Lovell)
ローレン・ディーン(John Arthur)
トレイシー・ライナー(Mary Haise)


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2016-08-15

アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅

★★
アリス・イン・ワンダーランド時間の旅
鑑賞No:02801
原題:Alice Through the Looking
製作:2016年/アメリカ/113分
監督:ジェームズ・ボビン
出演:ジョニー・デップ/アン・ハサウェイ/ミア・ワシコウスカ

ワンダー号での3年に及ぶ船旅からロンドンに帰郷した後、青い蝶アブソレムにマッドハッターのことを聞いたアリス。マッドハッターは、ワンダーランドで死んだ家族の帰りを待っていたのだ。ワンダーランドに着いたアリスは、白の女王(たちから頼まれ、マッドハッターの家族をよみがえらせるべく、過去を変えようとする。時間の番人タイムから時間をコントロールできる“クロノスフィア”を盗み、時間をさかのぼったアリスだったが・・・・。

前作「アリス・イン・ワンダ-ランド」の続編。前作の監督ティム・バートンは今回は製作を務め、ジョニー・デップやミア・ワシコウスカなど前作の主要キャストが続投している。しかし、前作もさほど面白くはなかったが、本作はさらに輪をかけて面白くないというか退屈。個性豊かな役で有名なジョニー・デップが出演しているという話題性は高い作品ながら、思いのほか興行成績が伸びなかったのも、ジョンー・デップ頼りの感のある内容で、つまらなかったためではないだろうか?面白さの感じ方は人それぞれなので、あくまでこれは一個人の感想ではあるが・・・・。

劇場公開日 2016年7月1日



(キャスト一覧)
ジョニー・デップ(マッドハッター)
アン・ハサウェイ(白の女王・ミラーナ)
ミア・ワシコウスカ(アリス・キングスレー)
リス・エバンス(ザニック・ハイトップ)
ヘレナ・ボナム・カーター(赤の女王・イラスベス)
サシャ・バロン・コーエン(タイム)
アラン・リックマン(アブソレム(声))
スティーブン・フライ(チェシャ猫(声))
マイケル・シーン(白うさぎ(声))
ティモシー・スポール(ベイヤード(声))
マット・ルーカス(トウィードルダム/トウィードルディー)
リンゼイ・ダンカン(ヘレン・キングスレー)
レオ・ビル(ヘイミッシュ)
ジェラルディン・ジェームズ(アスコット夫人)
アンドリュー・スコット
リチャード・アーミテージ
エド・スペリーアス
ハティ・モラハン
ポール・ホワイトハウス(三月うさぎ(声))
バーバラ・ウィンザー(マリアムキン(声))
マット・ボーゲル(ウィルキンズ(声))


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2016-08-07

アナコンダ

★★★
アナコンダ
鑑賞No:00757
原題:Anaconda
製作:1997年/アメリカ/89分
監督:ルイス・ロッサ
出演:ジェニファー・ロペス/ジョン・ボイト

人類学者ケイルとその恋人で映画監督のテリーたち撮影隊は伝説のインディオを求めてアマゾンの奥地を訪れる。そこで密猟者サローンを拾い、彼をガイドとして雇うが、ケイルが毒蜂に刺され重態になってからはサローンが主導権を握り始める。やがて座礁した船と遭遇するが、その船はサローンの仲間のものであり、彼の目的はアナコンダの捕獲だった・・・。

南米アマゾンの奥地に潜む人食い大蛇の恐怖を描いたパニック映画。A級とは言いがたい、まさにB級パニック映画。系統としてはジョーズ系の動物パニックものだが、恐怖感はイマイチ。アナコンダはCGでそれなりによくできているが、その分現実感がなかった。(怪獣映画に近い?)現実的な恐怖感で言えば、「スネーク・フライト」のように、等身大の毒ヘビながら大量の数いる方が怖いかもしれない。

劇場公開日 1997年9月20日



(キャスト一覧)
ジェニファー・ロペス(Terri Flores)
アイス・キューブ(Danny Rich)
ジョン・ボイト(Paul Sarone)
エリック・ストルツ(Dr. Steven Cale)
ジョナサン・ハイド(Warren Westridge)
オーウェン・ウィルソン(Gary Dixon)
カリ・ウーラー(Denise Kalberg)
ビンセント・カステラノス(Mateo)


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2016-08-05

アラクノフォビア

★★★
アラクノフォビア
鑑賞No:00519
原題:Arachnophobia
製作:1990年/アメリカ/109分
監督:フランク・マーシャル
出演:ジェフ・ダニエルズ/ハーレイ・ジェーン・コザック

町を守るため毒クモと奮闘する、クモ恐怖症の医者の姿を描く。カリフォルニアの小さな町カナイマに妻とやってきた新任の医師ロスは、不審な死者が連続することから調べたところ、毒クモのせいだと突き止める。ロスは極度のクモ恐怖症だったが、町の害虫バスターのデルバートとともにクモ退治することに・・・。

大量のクモには恐怖というか気味悪さがあったが、全体的なストーリー展開はやや緊張感の欠けるコミカルな感じの映画。ただ、映画の世界における非現実的なパニック映画というよりは、現実感のある映画で、そういう意味では身近な恐怖感は味わえる。

劇場公開日 1991年3月8日



(キャスト一覧)
ジェフ・ダニエルズ(Ross_Jennings)
ハーレイ・ジェーン・コザック(Molly_Jennings)
ジョン・グッドマン(Delbert_McClintock)
ジュリアン・サンズ(Dr.James_Atherton)
ヘンリー・ジョーンズ(Dr.Sam_Metcalt)


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2016-07-07

アイアンマン

★★★
アイアンマン
鑑賞No:01625
原題:Iron Man
製作:2008年/アメリカ/125分
監督:ジョン・ファヴロー
出演:ロバート・ダウニー・Jr/ジェフ・ブリッジス

巨大軍事企業スターク・インダストリーズの社長トニー・スタークは自社の新型兵器のデモ実験参加のため赴いたアフガニスタンでテロリストに襲撃され、拉致されてしまう。そこで最新兵器の開発を強要されるが、彼は隙をみてパワードスーツを開発し、それを身に着けて脱出に成功する。無事生還したトニーだったが、自社兵器がテロ集団に利用されていたことにショックを受け、武器製造を中止し、テロ撲滅のためパワースーツの改良に着手するが・・・・。

マーベル・コミックの人気キャラクターの実写映画化。全米で興行収入3億ドルを超えの大ヒットを記録したが、ヒーローものとしての面白さはあまりなかった。防御力、破壊力、飛行スピードなどアイアンマンの能力は凄いが、見た目があまり格好よくない。また適役もパワースーツをきたオッサンで、今ひとつアイアンマンの相手として脅威を感じなかったためか?本作はどちらかというと誕生秘話的なストーリーで、テロ集団から脱出するために作ったパワースーツに改良に改良を加えることで最強兵器に変貌していくのだが、そこまでに映画の約3分の2の時間を費やしている。ヒーロー以上にインパクトのある適役もおらず、戦闘シーンも少ないので子供には不向きかも?大人向けのヒーローものというべきか・・・。

劇場公開日 2008年9月27日



(キャスト一覧)
ロバート・ダウニー・Jr.(トニー・スターク)
テレンス・ハワード(ローディ)
ジェフ・ブリッジス(オバディア・ステイン)
グウィネス・パルトロウ(ペッパー・ポッツ)
ショーン・トーブ(インセン)
ファラン・タヒール(ラザ)
レスリー・ビブ(クリスティン)
ポール・ベタニー(JARVIS(声))
クラーク・グレッグ(コールソン)
サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー)


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2016-07-05

アメリカン・ビューティー

★★★★
アメリカン・ビューティー
鑑賞No:00991
原題:American Beauty
製作:1999年/アメリカ/117分
監督:サム・メンデス
出演:ケヴィン・スペイシー/アネット・ベニング

突然会社からリストラ宣告されたレスターは、家でもまったく威厳のない中年男で、不動産ブローカーの妻と反抗的な高校生の娘の3人暮らし。ある日、娘の高校を訪れたレスターはチアガールである娘の友人に恋をしてしまう。そんな折、レスター一家の運命を変える新しい住人が隣に引っ越してくる・・・。

第72回アカデミー賞で作品賞ほか5部門を受賞したファミリー・ドラマ。平凡な中流家庭が見せかけの美を追求するがゆえ、そこにゆがみが生じ、次第に歯車がずれていくといった感じ。平凡で中流とはいいながら、出演者は皆、普通とは言いがたい異常さを持っており、それが次第に露呈していく様が見ていて面白いというか、何か現実めいていて寂しくもあった。赤がまぶしい映像美には驚かされたが、やはりラストに向けての意外な展開にも驚かされた。

劇場公開日 2000年4月29日



(キャスト一覧)
ケビン・スペイシー
アネット・ベニング
ソーラ・バーチ
ウェス・ベントリー
ミーナ・スバーリ
ピーター・ギャラガー
クリス・クーパー
アリソン・ジャネイ
スコット・バクラ
サム・ロバーズ


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2016-03-02

愛という名の疑惑

★★★
愛という名の疑惑
鑑賞No:00374
原題:Final Analysis
製作:1992年/アメリカ/124分
監督:フィル・ジョアノー
出演:リチャード・ギア/キム・ベイシンガー/ユマ・サーマン

深層心理を研究している精神科医のアイザックが、患者の姉ヘザーと知り合って恋に落ちる。だが、彼女は夫殺しの容疑者として捕らえられてしまう。アイザックは、ヘザーに精神障害があるとして、無罪を主張するが・・・・。

ヒッチコックばりのサスペンス映画。二転三転するストーリーは面白いと言えば面白いが、思ったほどのミステリー感や緊張感はない。むしろこの映画は、キム・ベイシンガーとユマ・サーマン演じる姉妹が、精神科医を演じるリチャード・ギアを翻弄するところが見ものかもしれない。男とは単純な生き物、そして女とは怖い生き物ということを痛感させられます。

劇場公開日 1992年9月5日



(キャスト一覧)
リチャード・ギア(Issac_Barr)
キム・ベイシンガー(Heather_Evans)
ユマ・サーマン(Diana_Baylor)
エリック・ロバーツ(Jimmy_Evans)
ポール・ギルフォイル(Mike_O'Brien)
キース・デビッド(Detective_Huggins)
ロバート・ハーパー(Alan_Lowenthal)
アグスティン・ロドリゲス(Pepe_Carrero)


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2015-12-17

★★★
穴
鑑賞No:01224
原題:Le Trou
製作:1960年/フランス/132分
監督:ジャック・ベッケル
出演:ジャン=ケロディ/フィリップ・ルロワ

サンテ監獄の獄房の一室に四人の男がとじこめられていた。ロラン、ジェオ、マニュそれに「和尚」という綽名のボスランの四人は毎日ボール箱を組立てるだけの単調な毎日のくりかえしの中で、やがて重罪裁判所に出廷しなければならないのを知っていた。待つことにたえかねた四人は脱走を決意し、細心な計画がたてられるが・・・・。

ジャック・ベッケル監督最後の作品。また本作は1947年に実際に企てられた脱獄が基になっている。そのため、ベッケル監督は素人役者を使って本物らしさを高めていたが、さらに驚くべきは出演者のひとりジャン・ケロディは実際に脱獄に加わった当人で、本人役で出演している。さらに本物と感じさせるために、独房の石の床を突き崩すシーンをカットせず延々と見せるところである。これにより主人公と観客が同じ時間を共有することで、実際感をより高めているのではと思う。ちなみに本作は監督最後の作品と書いたが、実は完成を見ずに亡くなっている。

劇場公開日 1962年4月7日




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  3. CM(0)

2015-12-16

アース

★★★+
アース
鑑賞No:01581
原題:Earth
製作:2007年/ドイツ、イギリス/98分
監督:アラステア・フォザーギル/マーク・リンフィールド
語り:パトリック・スチュアート

50万年前、地球に巨大な隕石が衝突したことで地球の地軸が23.5度傾いてしまう。しかしこの傾きがあったからこそ、地球に四季やさまざまな生物が生まれることになった。そんな地球の美しくも厳しい大自然の中で生き抜く動物たちの姿をありのまま描いていく・・・。

北極から南極まで、地球上で日々起こるドラマを、製作年数5年、撮影日数4500日を費やして捕えたネイチャー・ドキュメンタリー。地球、そして自然の美しさを見事な映像美で捉えた作品。しかし、その美しい自然の中で、動物たちは生き抜いていくために過酷な試練と戦っていることも目の当たりにする。そこには自然の摂理とはいながら弱肉強食の世界もあるが、カメラは感情を排除し、ありのままの姿を捉えている。たとえばカリブーの子供を追うオオカミのシーン。なんとかオオカミの魔の手から逃げ切って欲しいと思う一方、オオカミはオオカミで生きていくために必要な狩りであることを考えると、なんともいえない気持ちになった。これは自然の摂理といえば何とか納得もできるが、やはり納得できないのが人類による環境破壊だろう。近年、環境保全・環境保護の声や意識は高まっているが、想像以上にこの美しい地球を急速に破壊し、人類を含む全ての動物の生命を脅かしていることもこの映画は警鐘を鳴らしている。己の豊かさと便利さのために環境破壊を続けてきた人類だけができること・・・・それは地球上の生物が共存して生活できる環境を取り戻すために一丸となって本気で環境問題に取り組むことではないだろうか?そんな気持ちにさせる映画です。

劇場公開日 2008年1月12日



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  3. CM(0)

2015-11-21

アラジン

★★
アラジン
鑑賞No:00382
原題:Aladdin
製作:1992年/アメリカ/90分
監督:ジョン・マスカー/ロン・クレメンツ
声の出演:スコット・ウェインガー/ロビン・ウィリアムズ

アグアバの都で美しい娘ジャスミンと出会い一目ぼれしたアラジン。彼は彼女が盗人として捕まった果物屋から彼女を助け出すが、逆に彼が役人に捕まってしまう。実はジャスミンがアグラバ国王の娘だったからだ。アラジンはジャスミンとの恋を成就させるため、魔法の洞窟に入り、不思議なランプを手に入れる・・・。

「アラビアン・ナイト」の物語をもとにしたファンタジー・アニメ。本作は第65回アカデミー賞最優秀オリジナル作曲賞及び最優秀主題歌賞を受賞した。子供向けにはよい映画と思うが、個人的にはさほど楽しめなかった。(元々、個人的にアニメ映画に対する評価が低いせいもあります)ストーリー自体はテンポよく、アニメとはいえCGを導入するなど当時としては先進のアニメとなっている。ともかく子供に見せたい映画であることには変わりなく、子供向けアニメとしての評価は★5つです。

劇場公開日 1993年8月7日


  1. 洋画-あ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2015-09-27

アンリミテッド

★★★
アンリミテッド
鑑賞No:02714
原題:Tracers
製作:2014年/アメリカ/94分
監督:ダニエル・ベンメイヤー
出演:テイラー・ロートナー/マリー・アブゲロプロス

ニューヨークでメッセンジャーをしているカム。配達の途中で謎の美女ニキと接触事故を起こしたことがきっかけで、走る、跳ぶ、登るといった移動に重点を置いて心身を鍛えるスポーツ「パルクール」に魅了される。やがてパルクールのグループ内でその実力が認められ、彼らがやっているプロの運び屋の仲間入りをすることになるが、そんなカムにロシアの大物の隠れ家への強盗計画という大仕事が舞い込む・・・・。

ストーリーは至って平凡。本作の見ものはやはり、全編で披露されるパルクールかな。パルクールとは、フランス発祥の、走る・跳ぶ・登るなどの移動動作で、特別な道具などは使わず周囲の環境を利用した運動方法であるが、これがビルからビルや、車が通る大通りで繰り広げられるから凄い。もちろん、危険なシーンや難易度の高いシーンはスタントマンが演じているのだろうけど、ちょっと見入ってしまう。ただ、アクション主体の作品ではあるが、ロマンス要素もあり。最後は絵に書いたようなハッピーエンドで、意外性は少ないが、消化不良感も少ない。

劇場公開日 2015年3月28日



  1. 洋画-あ

2015-09-21

アントマン

★★★+
アントマン
鑑賞No:02709
原題:Ant-Man
製作:2015年/アメリカ/117分
監督:ペイトン・リード
出演:ポール・ラッド/エバンジェリン・リリー

仕事もクビになり、養育費が払えないため最愛の娘にも会えないスコット・ラング。そんな崖っぷちのスコットに、謎の男ハンク・ピムから意外な仕事のオファーが届く。それは、体長わずか1.5センチになることができる特殊スーツを着用し、「アントマン」になるというものだった。選択の余地がないスコットは渋々ながらもアントマンとなり、人生をやり直すための戦いに乗り出すが・・・・。

次々と映画化されるアメコミに少々うんざり気味になりつつあったところに、ちょっとユニークな新ヒーローが誕生した感じ。1.5センチという特徴的な体長を限りなく有効に使いつつも、それ以外に取柄はあるのか?と多少心配だったが、それは観ていて払拭された。そもそも予告編を観た感じでは、アントマンという名はその特徴的な体長から由来していると思っていたら、そうではなかった。そう、本物のアリとの関係がよく描かれているのだ。そしてアリ視点の世界やアリの大群。往年の「黒い絨毯」や「ミクロキッズ」を彷彿させる映像世界もあり、懐かしいやら、楽しいやら。さらに主人公の体長からも、コメディ調の映画かと思っていたら意外と真面目でシリアス。ともかく、予告編で感じる第一印象とは少し違った映画でした。ただ、コメディ要素も主人公の仲間たちが担当しており、漏れなくあるのはうれしい限り。

劇場公開日 2015年9月19日



  1. 洋画-あ

2015-09-13

アナと雪の女王 エルサのサプライズ

★+
アナと雪の女王 エルサのサプライズ
鑑賞No:02705
原題:Frozen Fever
製作:2015年/アメリカ/7分
監督:クリス・バック/ジェニファー・リー
声の出演:クリステン・ベル/イディナ・メンゼル

エルサとクリストフは、エルサの妹アナの誕生日に今までにない一番のお祝いをしたいと計画を立てていた。ところが、エルサの魔法の力によって誕生日パーティーが危険なものになってしまう・・・・。

「アナと雪の女王」の続編となる短編アニメーション。続編というものの、内容に特筆すべきものはなく、前作の意外なほどの大ヒットを受けて、同時上映されたディズニーの実写長編作品「シンデレラ」の客寄せのために作られたとしか思えない作品。ただ、この短編が併映されたおかげか、「シンデレラ」も意外なほどヒットしましたね。

劇場公開日 2015年4月25日


  1. 洋画-あ

2015-09-02

アメリカン・スナイパー

★★★★
アメリカン・スナイパー
鑑賞No:02683
原題:American Sniper
製作:2014年/アメリカ/132分
監督:クリント・イーストウッド
出演:ブラッドリー・クーパー/シエナ・ミラー

米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの隊員クリス・カイルは、イラク戦争の際、その狙撃の腕前で多くの仲間を救い、「レジェンド」の異名をとる。しかし、同時にその存在は敵にも広く知られることとなり、クリスの首には懸賞金がかけられ、命を狙われる。数多くの敵兵の命を奪いながらも、遠く離れたアメリカにいる妻子に対して、良き夫であり良き父でありたいと願うクリスは、そのジレンマに苦しみながら、2003年から09年の間に4度にわたるイラク遠征を経験。過酷な戦場を生き延び妻子のもとへ帰還した後も、ぬぐえない心の傷に苦しむことになる・・・・。

実話を基にした作品で、できるだけ事実に即した内容にしようという姿勢が見え、過剰な演出はなく、淡々と描かれている印象があった。それゆえに却ってリアルで、臨場感も半端ではなかった。そして、主人公は最強のスナイパーとして周りから称えられるようになるが、戦争という化け物の恐ろしさは、この英雄にして、戦争から帰還後、恐るべき苦悩に苦しむという現実を目の当たりに見せることだ。そして、あまりにも衝撃的で、やるせない結末。これは戦争による悲劇のほんの一例に過ぎないのだろうが、平和な国・日本で安穏と生活している者には考えさせられる映画。

劇場公開日 2015年2月21日



  1. 洋画-あ

2015-07-06

アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン

★★+
アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン
鑑賞No:02675
原題:Avengers: Age of Ultron
製作:2015年/アメリカ/141分
監督:ジョス・ウェドン
出演:ロバート・ダウニー・Jr./クリス・ヘムズワース

アイアンマンとして何度も人類の危機を救い、だからこそアベンジャーズの限界を誰よりも強く知るトニー・スタークは、自分たちの手に負えない敵の襲来に備え、禁断の平和維持システムである人工知能「ウルトロン」を起動させる。しかし、ウルトロンは「究極の平和」を実現するため、平和を脅かす唯一の存在である人類の抹消を選択する。再び訪れた人類滅亡の危機に、アベンジャーズは人知を超えたウルトロンを相手に戦うことになるが・・・・。

「アバター」「タイタニック」に次ぐ興行収入を記録し、世界的に大ヒットとなった前作の続編。ただ、世界的にはヒットしたが、日本では思ったほどではなかったのではないか?アメコミヒーロー総登場と言ってはいるが、日本人にとってはほとんど馴染のないヒーローばかり。逆に馴染があると言えば、スーパーマン、スパイダーマン、バットマンだが、いづれも出ていない。それゆえ、アメリカではいざ知らず、どうも興奮度が低い。現に本作も、いきなり冒頭、訳が分からないまま襲撃アクションシーンで始まり、興味がそそられはするものの、その後の中だるみは尋常ではなく、何度となく睡魔が襲ってくる始末。そしてやたらアクションに頼るシーンが多く、ストーリーの面白さは少ない。何でこんな映画が世界的ヒットなのか、非常に疑問。

劇場公開日 2015年7月4日


  1. 洋画-あ

2015-06-06

アイ・フランケンシュタイン

★★
アイ・フランケンシュタイン
鑑賞No:02608
原題:I, Frankenstein
製作:2014年/アメリカ/92分
監督:スチュアート・ビーティー
出演:アーロン・エッカート/ビル・ナイ

かつてヴィクター・フランケンシュタイン博士が創造した人造人間アダム・フランケンシュタインは、誕生から200年を経た現代もなお、ひそかに生き続けていた。やがて世界支配を目論む悪魔と、それを阻止せんとする天使との全面戦争が巻き起こり、フランケンシュタインは自身のもつ特殊な「再生細胞」が戦いの鍵を握っていることを知り、戦いに身を投じていく・・・・。

映像的にはよかったが、その分の内容が全くついてきていない。そもそもフランケンシュタインはタイトルにするほどの関係はなく、メインはガーゴイル。ただ、ガーゴイルでは誰も興味を惹かないだろうということで、知名度の高いフランケンシュタインの名を借りたというのが見え見え。だから本来持つフランケンシュタインの哀愁というものが伝わってこない。何とも残念な作品。

劇場公開日 2014年9月6日


  1. 洋画-あ

2015-06-04

アウトブレイク

★★★★
アウトブレイク
鑑賞No:00399
原題:Outbreak
製作:1995年/アメリカ/128分
監督:ウォルフガング・ピーターゼン
出演:ダスティン・ホフマン/レネ・ルッソ/モーガン・フリーマン

アフリカの小さな村に派遣された米国陸軍伝染病医学研究所のサムは、村人が未知のウィルスで次々と死んでいくのを目の当たりにする。一方、カリフォルニア州の町でも同じ症状の伝染病が発生し、かけつけたサムはペスト以上のウィルスであることを知る。しかし陸軍が提供した血清が、ウィルスに感染した猿に奇跡的な効果を示したことから、サムはある疑問を抱いた・・・。

恐るべき伝染力と死亡率を持つ新型ウィルスの脅威を描くサイエンス・スリラー。公開時にエボラ出血熱がはやっていたせいもあり、新型ウィルスの恐怖はより現実性を持って迫ってきた。本作はエボラ・ウィルスそのものではないが、エボラよりも致死性が高い設定のモタバ・ウィルスは容易に現実のエボラ出血熱を想像させた。新型ウィルスに感染された町という閉鎖空間、ウィルスという見えない敵、次々と死んでいく住民、そして解決方法は町の殲滅しかないという絶望感とタイムリミット、スリリングなパニックものに必要な要素が十分用意されたサスペンスである。

劇場公開日 1995年4月29日


  1. 洋画-あ

2015-05-31

アイランド

★★★★
アイランド
鑑賞No:01421
原題:The Island
製作:2005年/アメリカ/136分
監督:マイケル・ベイ
出演:ユアン・マクレガー/スカーレット・ヨハンソン

汚染された地球から辛くも生き延びた人間たちが収容された巨大施設。その中で規則正しい生活を送る彼らにとって唯一の希望は、汚染を逃れた「アイランド」に移住することだった。その移住者は定期的に抽選で決めるのだが、ある日ジョーダンがアイランド行きの抽選に当たる。その頃、ジョーダンと親しいリンカーンはアイランド行きが死を意味することを知り、ジョーダンを連れて施設を脱走しようとする・・・。

クローン人間を扱った近未来SFサスペンス。クローンを扱った映画はいくつもあるが、最も現実的で切実な可能性として捉えられた映画ではないだろうか?非常に重いテーマではあるが、設定といい、展開といい、結構楽しめる作品となっている。ラストはある意味スタンダードな終わり方だが、チョット物足らなさの残る結末となった。(この後がとても気になる終わり方)

劇場公開日 2005年7月23日


  1. 洋画-あ

2015-05-30

アンブレイカブル

★★+
アンブレイカブル
鑑賞No:01001
原題:Unbreakable
製作:2000年/アメリカ/107分
監督:M・ナイト・シャラマン
出演:ブルース・ウィリス/サミュエル・L・ジャクソン

悲惨な列車衝突事故が起こり、他の乗客・乗員全員が死ぬ中、唯一生き残ったデイビッド。そのデイビッドに不審なメッセージが届く。デイビッドはその送り主である漫画コレクター・ギャラリーのオーナーであるイライジャに会いに行き、そこで自分が不滅の肉体を持った男であることを知らさせる・・・。

「シックス・センス」のM・ナイト・シャラマンの2作目ということで、再びあの「大ドンデン返し」を期待した人も多いと思うが、その分ガッカリした人も多かったのでは?不滅の肉体を持ち、列車事故でも怪我一つ負わず生き延びる男という設定はいわゆる取っ掛かりとしては非常によい企画だった。ゆえに残念だった後半からラスト。近作の「レディ・イン・ザ・ウォーター」にも通じる何が言いたかったのかよく分からない映画。

劇場公開日 2001年2月10日


  1. 洋画-あ