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2019-03-21

インナースペース

★★★★(4.0)
wインナースペース
鑑賞No:00025
原題:Innner Space
製作:1987年/アメリカ/121分
監督:ジョー・ダンテ
出演:デニス・クエイド/マーチン・ショート

ヒューマン・スモール計画としてウサギの体内に入るべく、元パイロットのタックが乗った探査艇は縮小されていた。そこにこの計画の横取りを企んでいたスパイ団が侵入し、殺し屋に撃たれた科学者は死の間際、タックの乗る探査艇が入った注射器をさえない若者ジャックのお尻に打ってしまう・・・。

ミクロサイズに縮小された男が人間の体内に入ってしまうSFファンタジー。縮小化した人間が体内に入るという設定は、すでに古典的名作である「ミクロの決死圏」と同じ。ただ本作は偶然人間の体内に入ったこと、入った人間がさえない男であること、本計画のキーであるマイクロチップの争奪戦が繰り広げられること、といった具合に「ミクロの決死圏」とストーリーは全く異なっており、さらに全編にわたってコメディ仕立てになっている。着想のパクリはあるものの単純に楽しめる作品。

劇場公開日 1987年12月5日



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2019-03-17

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦

★★★★(4.0)
wインディ・ジョーンズ 最後の聖戦
鑑賞No:00024
原題:Indiana Jones and the Last Crusade
製作:1989年/アメリカ/127分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ハリソン・フォード/ショーン・コネリー

今回は1938年のナチス・ドイツが舞台。キリストが最後の晩餐で使用したという聖杯をめぐってインディとナチス・ドイツの争奪戦を描く。1912年のユタ州の洞窟で、少年のインディはスペインの宝物を盗掘する悪党から十字架を横取りして逃げ帰る。それから26年後、考古学教授で冒険家としても活躍していたインディが何者かに襲われる。その原因は例の十字架。同じ頃、行方不明だった父親から“聖杯日誌”が送られてくる・・・。

人気シリーズの第3弾。シリーズ「1」「2」とも粗野ながら冒険活劇として傑作ともいえる面白さだったが、本作は映画としての完成度が高まった分、昔ながらの冒険活劇といった側面がやや薄れた感じ。それでも見事な掛け合いを見せてくれるショーン・コネリーの登場で別の面白さは加わっている。また、インディの少年時代のエピソードも加わり、父子の情愛も含め幅の広い作品として楽しめる。本作から19年を経て、いよいよ6月にはシリーズ最新作である4作目「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」が公開される。次第に内容が明らかになりつつあるが、齢60をはるかに超したハリソン・フォードの、注目のアクションはどうか?チョット心配。

劇場公開日 1989年7月8日



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2019-03-16

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説

★★★★★(5.0)
wインディ・ジョーンズ 魔宮の伝説
鑑賞No:00023
原題:Indiana Jones and the Temple of Doom
製作:1984年/アメリカ/118分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ハリソン・フォード/ケイト・キャプショー

1935年の上海。暗黒街のボスとの取引で罠にはまったインディは命からがら脱出し、中国人少年と、ナイトクラブで知り合った美女の3人でインドまで逃げる。やがて3人はインド奥地の村にたどり着き、その村で奪われた聖なる石の奪回を頼まれる・・・。

「インディ・ジョーンズ」シリーズ第2弾。1作目の「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」もよかったが、シリーズとしては最も面白い映画だった。前作に比べ笑いの要素も追加されているが、従来のテンポよいハラハラ・ドキドキのストーリー展開も失われていない。坑道でのトロッコチェイスはもはや名シーンともいえるアクション・シーン。公開当時は低俗さを批判された本作だが、文句なしで楽しめるという映画の本来の目的からすると、そういった批判も吹き飛んでしまう。

劇場公開日 1984年7月7日



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2019-03-15

イヤー・オブ・ザ・ドラゴン

★★★(3.0)
wイヤー・オブ・ザ・ドラゴン
鑑賞No:00022
原題:Year of The Dragon
製作:1985年/アメリカ/135分
監督:マイケル・チミノ
出演:ミッキー・ローク/ジョン・ローン

ニューヨーク、チャイナタウンを牛耳る長老会の大ボスが暗殺される。チャイニーズマフィアの新勢力台頭を睨む新任の熱血刑事スタンレイは、組織のリーダーとなった若頭ジョーイ・タイを挑発するが、中国系マフィアの存在すら疑問視される中、警察や行政と癒着するチャイナタウンでの強引な捜査は、日増しに風当たりの強さを増していく・・・・。

ミッキー・ロークとジョン・ローンの二大スターによるギャング映画。(ただし、ジョン・ローンはこの映画がきっかけでブレイクする)派手さはないが、その分、静かに迫ってくる雰囲気・冷血さは恐怖を倍増させている。ゴッドファーザーのチャイニーズ・マフィア版ともいえる映画だが、違うのはマフィア側と警察側の双方から描いている点と、家族愛ではなく男の信念のようなものをテーマに描いている点か?長尺でスローテンポのため、やや中だるみするところもあるが、緊張感は満点のストーリー展開ではある。最近まではあまりパッとしない2人だったが、ミッキー・ロークの方は昨年「レスラー」で見事に返り咲いた感がある。

劇場公開日 1986年2月8日



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2019-03-12

1941

★★(2.0)
w1941.jpg
鑑賞No:00021
原題:1941
製作:1979年/アメリカ/118分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ジョン・ベルーシ/ダン・エイクロイド

パール・ハーバー攻撃直後の1941年12月13日、カリフォルニアの海岸に大日本帝国の潜水艦が出現する。そしてただの田舎町を、目標のハリウッドと勘違いした潜水艦の艦長は、その町の攻撃を決定する。一方、町の住民たちは大混乱に陥り・・・・。

スピルバーグ監督としては初期の頃の作品だが、興行的には大失敗だったというのもある意味うなずける作品。ジョン・ベルーシが出演している段階でハチャメチャな映画になるのは分かるが、出演陣を見ると意外と豪華で、あまり笑えないドタバタコメディに留まったのは残念。日本軍の潜水艦艦長役に三船敏郎が出演しているが、なぜこの作品に出演したのか最後まで不思議だった。

劇場公開日 1980年3月8日



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2019-03-08

E.T.

★★★★★(5.0)
wET.jpg
鑑賞No:00020
原題:E.T. the Extra-Terrestrial
製作:1982年/アメリカ/115分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ヘンリー・トーマス/ディー・ウォーレス

地球探索に来ていたUFOが仲間をひとり置き去りにして地球を去る。彼と出会った少年エリオットは兄妹とともに彼を保護し、彼の星に帰そうと尽力するが異星人の存在を知ったNASAは捜索の手を伸ばしてくる・・・。

宇宙人を従来の侵略者として扱わず、人類に対し優しく友好的な異星人として描いた傑作。今でこそアカデミーに認められているスピルバーグだが、まだ認められていなかった頃の作品のため、大ヒットしながらもアカデミー主要部門賞とは縁のなかった作品。分かりやすく、かつ多数の人の心を掴んだこの映画は、あざとらしいとの批判があるにしてもやはりいい映画だと思います。子供に是非観せたい映画の一本。

劇場公開日 1982年12月4日



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2019-03-03

イーストウィックの魔女たち

★★★(3.0)
wイーストウィックの魔女たち
鑑賞No:00019
原題:The Witches of Eastwick
製作:1987年/アメリカ/119分
監督:ジョージ・ミラー
出演:ジャック・ニコルソン/スーザン・サランドン

魔女伝説の残るニューイングランドの村イーストウィックに不思議な力を持つ3人の未亡人が住んでいた。その3人のまえにある日、1人の男・デイルが現れ、やがてデイルと3人の熟女の奇妙な共同生活が始まる。だがこのデイルこそ人間の姿をした悪魔だった・・・。

悪魔と3人の塾女が織りなすセクシャル・コメディ。豪華な出演陣で華はあるものの、中年男女の恋愛劇が中心でストーリー自体は陳腐なもの。映像的には美しいものの汚いシーンもあり多少ゲンナリするところもある。ジャック・ニコルソンはさすがにうまく、存在感があった。

劇場公開日 1987年10月3日



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2019-01-21

イエロー・ハンカチーフ

★★+(2.5)
wイエロー・ハンカチーフ
鑑賞No:02069
原題:Yellow Handkerchief
製作:2008年/アメリカ/96分
監督:ウダヤン・プラサッド
出演:ウィリアム・ハート/マリア・ベロ

6年の刑期を終えて刑務所から出所したブレットは、ひとりニューオーリンズに向かうためフェリー乗り場でフェリーを待っていた。そこで、若い娘のマーティーンと青年ゴーディに声をかけられ、道中を共にすることになる。ブレッドの向かうニューオーリンズには彼の妻がいるはずだったが、彼の目的はあることを確かめることだった・・・。

本作は言わずと知れた山田洋次監督の名作「幸福の黄色いハンカチ」のリメイク。基本的なストーリーや有名なシーンはオリジナルから受け継がれているが、登場人部の設定などはだいぶ違っているし、何よりも淡白に描かれすぎていて、あまり情が移らないし、感動も少ない。たとえば出所直後、店に立ち寄ってビールを飲むシーン。あまりにも有名で、高倉健のビールを飲み干したときの表情は、長かった刑務所暮らしのつらさと、それからの開放感が画面からひしひしと伝わってくる。しかし、本作はそんな演技もなく、あっさりと飲み干してしまう。ラストの黄色いハンカチのシーンもそう。この映画で最も盛り上がるシーンだが、「えっ、ウソー」といってしまいたいほどのあっさりさ。邦画が傑作なだけにどうしても比べてしまうが、あまりにも差が目立つ作品。

劇場公開日 2010年6月26日



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2018-02-18

インビジブル2

★★+(2.5)
wインビジブル2
鑑賞No:02133
原題:Hollow Man 2
製作:2006年/アメリカ/91分
監督:クラウディオ・ファエ
出演:クリスチャン・スレーター/ピーター・ファシネリ

ライズナー研究所の資金集めを目的としたパーティーで、ヴィリアーズ博士が何者かに殺される。シアトル警察のフランクとリサが現場に駆け付けた時には、現場には血の付いた足跡が残されていたが、犯人の姿を見た者はいなかった。不思議に思う2人だったが、署に戻った2人は次に狙われると思われるマギー博士の警護を命じられる。そしてマギー博士の家で警護につくが、リサとマギー博士が何者かに襲撃され・・・・・。

1作目の名を借りた全く別作品ともいえる続編。安易な続編の典型で、人間が全く描かれていない。1作目は、透明人間になる過程や、透明人間になった人間性や、次第に狂気を帯びていく様子がよく描かれていたが、本作は透明人間がいきなり登場し、透明人間ありきの、ビジュアルのみ描かれており、内容的には印象に残らない内容のない作品となっていた。

劇場公開日 2006年12月23日



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2017-12-05

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

★★★★+(4.5)
wインディ・ジョーンズ_クリスタル・スカルの王国
鑑賞No:01573
原題:Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull
製作:2008年/アメリカ/122分
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ハリソン・フォード/シャイア・ラブーフ/カレン・アレン

1957年、米兵に扮した女諜報員スパルコ率いるソ連兵の一団が米軍基地を襲撃。彼らの目的は、宇宙の神秘を解き明かす力があるという“クリスタル・スカル”を入手することだった。そのため捕えられたインディは、クリスタル・スカルの捜索を強要されていた。スキをみてスパルコの手から脱出を図ったインディは考古学教授として赴任している大学へと舞い戻るが、彼の前に一通の手紙を携えたマットという青年が現われる…。

ハリソン・フォード&スティーヴン・スピルバーグ&ジョージ・ルーカスで19年ぶりに製作された人気シリーズ第4弾。齢60をはるかに超したハリソン・フォードがどれだけ往年のアクションを見せてくれるか?が一つの見所だったが、もう年齢を感じさせないアクションにまず脱帽した。冒頭の核爆発からの脱出は少々荒唐無稽だが、オープニングの掴みとしては遊び心があって許容範囲ではあるし、その他のアクションシーンも撮影技術やCG技術の進歩もあって、今までよりもより迫力とスピード感を演出していた。(ただし核実験を遊び心のために題材にすることには問題があるが・・・) 前半はやや過去作のイメージとは違って違和感もあったが、中盤からは過去作を彷彿させるシーンの続出でもうハラハラドキドキの連続。
特にジープによるカーチェイス、巨大アリの襲撃、巨大な瀧落ち・・・・と書けばきりがないほど。久々にインディ・ジョーンズですが、十分楽しめます! 衝撃のラストと銘打っている本作のラストには賛否両論があるよう。思えば冒頭にエリア51やロズウェルが出てきていたのはこのラストのための布石だったのか?宇宙人がマヤ文明に関わっているというようなまことしやかな説も聞くし、スピルバーグが監督だからということで納得できないこともないが、インディシリーズと宇宙人というのはしっくりこないというのもうなずける。いずれにせよ、謎解きとしては過去作に比べ新鮮味がなく、宇宙人を絡ますことによって曖昧にした感はあった。よって楽しむなら、謎解きよりもテンポよいアクションとストーリー展開だろうか?

劇場公開日 2008年6月21日



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2017-11-30

イン・ハー・シューズ

★★+(2.5)
wイン・ハー・シューズ
鑑賞No:01996
原題:In Her Shoes
製作:2005年/アメリカ/131分
監督:カーティス・ハンソン
出演:キャメロン・ディアス/トニ・コレット

ローズはフィラデルフィアの法律事務所に勤める女弁護士。仕事一筋の彼女だったが、実は太目の体型にコンプレックスを持っており、恋愛は失敗ばかり。そんな彼女のアパートに妹のマギーが転がり込んでくる。マギーは姉とは違い、ルックスには自信を持っていたが地に足がつかない生活を送っていた。そんなある日、ローズが出張に行っている間にマギーは姉の恋人と肉体関係を持ってしまう・・・。

自由奔放と言ってしまえばそれまでだが、とても個人的には共感できないし、現実にいたら(実際いそうだが・・・)嫌な女だろうなと思わせる女性をキャメロン・ディアスが好演していた。肉体的なコンプレックスを持ちながら成功してキャリアウーマンとして活躍している姉と、精神的なコンプレックスを持ちながら持ち前のルックスで男性にチヤホヤされはするが、放浪する人生を送る妹といったあまりにも対照的な姉妹を対比させながら女性としての生き方と姉妹の家族愛といったものを描いている。男性的には正直、面白いという内容ではなかったが、考えさせられる映画ではあった。

劇場公開日 2005年11月12日



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2017-06-16

1408号室

★★
1408号室
鑑賞No:01650
原題:1408
製作:2007年/アメリカ/107分
監督:ミカエル・ハフストローム
出演:ジョン・キューザック/サミュエル・L・ジャクソン

娘を亡くしたオカルト作家マイク・エンズリンのもとに一通の葉書が届く。そこには「ニューヨークのドルフィンホテルの1408号室に入ってはならない」と書いてあった。興味をひかれたマイクは調査すると、この部屋の宿泊者が次々と自殺していることを知る。ますます好奇心に駆られたマイクはドルフィンホテルに赴き、支配人の警告を無視して1408号室に宿泊するが・・・・・。

スティーブン・キング原作、そして興味を惹くシチュエーション。期待を持って観たが、結局よく分からない映画だった。現実と幻想の狭間で正気を失っていく主人公マイク。ジョン・キューザックは良く演じていたと思うが、観ている側も主人公と一体で現実と幻想の境が分からず、段々混乱していった。それでも最後はすっきりさせてくれる説明が用意されていると思ったが・・・・。そういう点で期待はずれ度は大だった。次から次と繰り出される恐怖シーンも、何の意味を持たない現象であれば観ている人をこけおどしさせるだけの低俗なホラー映画といわざるを得ない。前半の恐怖の盛り上げ方が上手かった分、肩透かしを食わされる映画。

劇場公開日 2008年11月22日



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2017-05-10

インフェルノ

★★★+
インフェルノ
鑑賞No:02857
原題:Inferno
製作:2016年/アメリカ/121分
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス/フェリシティ・ジョーンズ

ハーバード大学の宗教象徴学者ラングドン教授は、数日分の記憶を失った状態で、フィレンツェの病院で目を覚ます。謎の襲撃者に狙われたラングドンは、美しい女医シエナ・ブルックスに助けられて病院を脱出。何者かから追われる身となったラングドンとシエナは、生物学者ゾブリストが人類増加問題の解決策として恐ろしい伝染病を世界に広めようとしていることを知る。そしてゾブリストが詩人ダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇」になぞらえて計画を実行していることに気づき、阻止するべく奔走するが・・・・。

「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続く、ロバート・ラングドン教授シリーズ第3弾。けれども、大ヒットした「ダ・ヴィンチ・コード」のような歴史ミステリー性はなく、追われもの系のパニック・アクション映画に近い。その分、ストーリーも分かりやすい。随所に歴史うんちくが入るが、あまり興味深いものはなく、どちらかというと、ハラハラドキドキで楽しめる作品。ラストは予想通りのハッピーエンドだが、序盤は追う者、追われる者の正体や目的がイマイチ分からず戸惑ってしまう。中盤以降、それらが分かってきて、意外な展開とはなるが、全体的にはセオリー通りの内容。ちなみに一番怪しい行動をするのはラングドンだけどね。

劇場公開日 2016年10月28日



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2016-10-14

インクレディブル・ハルク

★★★
インクレディブル・ハルク
鑑賞No:01708
原題:The Incredible Hulk
製作:2008年/アメリカ/114分
監督:ルイ・レテリエ
出演:エドワード・ノートン/リヴ・タイラー/ティム・ロス

軍によって極秘に進められていたスーパーソルジャー計画。最強の兵士を作ることを目的としていたが、そうとは知らずに参加していた科学者ブルースは実験中に多量のガンマ線を浴び、緑色のモンスター“ハルク”となってしまう。軍の計画の真相を知ったブルースは軍の手を逃れ逃亡すること5年。しかし、ロス将軍によって居所を突き止められ・・・・。

マーベル・コミックによるアメコミ「超人ハルク」の映画化。2003年の「ハルク」の続編ではなくリニューアル版としての位置づけで製作されている。人間ドラマの要素が強かった2003年版に比べ、今回はヒーローものの要素が強くなっている。それも前作の興行的失敗とCG技術の進歩によるものだと思うが、それぐらいフルCGによるハルクは前作よりリアルで躍動感が合った。ただやはりCGということが前提で観てしまうのと、実写と完全には融合していないため、リアル感がないというか、よくできた映像としてしか観れないきらいはあった。ストーリー的には特筆すべきものはないし、敵役も突出した強さを持つ怪物ではないため興奮度はイマイチ。むしろ、ハルクになった時に異常に大きく伸びたズボンが気になったり、ラストでアイアンマン?と思わせる演出が気になった。

劇場公開日 2008年8月1日



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2016-10-12

インデペンデンス・デイ:リサージェンス

★★★
インデペンデンス・デイ リサージェンス
鑑賞No:02811
原題:Independence Day: Resurgence
製作:2016年/アメリカ/120分
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:リアム・ヘムズワース/ジェフ・ゴールドブラム

エイリアンの侵略を生き延びた人類は、共通の敵を前にひとつにまとまり、回収したエイリアンの技術を利用して防衛システムを構築。エイリアンの再来に備えていた。しかし、再び地球を目標に襲来したエイリアンの兵力は想像を絶するものへと進化しており、人類は為す術もなく、再度の絶滅の危機を迎える・・・・。

前作では、これまでの常識を覆した、超巨大なUFOに度肝を抜かれ、宇宙の広大さ、果てしなさを映像的に感じる作品でSF映画の記憶に残る作品の一つとなった。それだけに20年を経て製作されたこの続編に観る前から期待は膨らむばかりだったが、思ったほどの内容ではなく、ちょっとガッカリ。さすがにはよくできているし、映像的には大満足。超巨大なUFOも健在で、前作の主要キャストも続投されており、懐かしさは味わえる。ただ、ウィル・スミスが出演していないのは残念。また、懐かしさは味わえるものの、目新しさがあまりなく、新作感は感じにくかった。

劇場公開日 2016年7月9日



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2016-10-05

インベージョン

★★★+
インベージョン
鑑賞No:01456
原題:The Invasion
製作:2007年/アメリカ/99分
監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
出演:ニコール・キッドマン/ダニエル・クレイグ

ある日、米国でスペースシャトルの墜落事故が起こる。このシャトルの破片には付宇宙からの未知のウィルスに感染されていた!一方その頃、精神科医キャロルの元夫が、急に息子オリバーとの面会を要求してきていた。今までオリバーに関心を示さなかった元夫の変わりように戸惑うキャロルだが、他にも夫が別人になったと訴える患者や謎の言葉を発しながら車にはねられる女性など、彼女の周囲で不思議なことが起こり始める・・・。

ジャック・フィニィの傑作古典SF「盗まれた街」の4度目の映画化。観ていてドンドン入り込めたという点では面白い作品といえる。サスペンス性やホラー性もそこそこあり、ニーコル・キッドマンにしては珍しいアクション性もあって楽しめた。一方、このウィルスに対する説明が今ひとつ少なく説得性には欠けた。最終的にウィルスの侵略目的もよく分からないまま、最後はハッピーエンド?のような終わり方には少し消化不良感が残った。テンポよいストーリー展開と、半分ゾンビのような集団の蠢く街の雰囲気はとても良かったので、その分が少々残念。ただ、相変わらず美しいニコールのファンには見ごたえのある作品。

劇場公開日 2007年10月20日



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2016-10-01

イヴの総て

★★★★
イヴの総て
鑑賞No:02804
原題:All About Eve
製作:1950年/アメリカ/138分
監督:ジョセフ・L・マンキウィッツ
出演:ベティ・デイビス/アン・バクスター

田舎から出てきた女優志望のイヴは、ブロードウェイの大女優のマーゴの付き人となる。自分の大ファンだというイヴに目をかけるマーゴだったが、イヴは次第に本性を表してゆき、批評家やマーゴの周りにいる人々に取り入ってゆく。ある日、出るはずの舞台に間に合わなかったマーゴの代役として出演するチャンスをつかみ、イヴは批評家たちから絶賛される。これを皮切りに、劇作家や有名批評家に巧く取り入り、マーゴまでも踏み台にしてスター女優へのし上がっていく・・・・。

1950年度アカデミー賞において、作品賞以下6つのオスカーを獲得した作品。実在の女優エリザベート・ベルクナーをモデルとした、メアリー・オルの1946年の短編小説 「The Wisdom of Eve」 を原作としている。大女優マーゴの大ファンと称してマーゴに面識を得た時は純粋なファンで誠実・殊勝な女性と思っていたイヴがだんだん本性を現していく様は現実でもよくありがちなことだが、やはり女の恐ろしさを垣間見た感が強い。イヴを演じたアン・バクスターはその演技を認められ、ブロードウェミュージカルとなった本作のマーゴ役を1年で引き継ぐという、まさにイヴを地で行く躍進を見せるのも驚き。

劇場公開日 1951年9月16日



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2016-01-27

イージー・ライダー

★★★
イージー・ライダー
鑑賞No:00526
原題:Easy Rider
製作:1969年/アメリカ/95分
監督:デニス・ホッパー
出演:ピーター・フォンダ/デニス・ホッパー

マリファナの密輸で大金を手にしたキャプテン・アメリカとビリーは、大型オートバイを買い、旅に出た。2人は、自由の国アメリカの幻影を求めて、フロンティア精神の母体、南部をめざし、気ままにオートバイを走らせる。途中、留置場に入れられる事件に巻き込まれるが、彼らを助けてくれた弁護士のジョージも加わり、ニューオリンズを目指すが・・・・。

作品の芸術性をはるかに超えるといわれる作品。しかしながらあ、この作品を監督したのは出演者でもあるデニス・ホッパーーで、当時まだ32歳の初監督作品。さらに、ピーター・フォンダもジャック・ニコルソンもこのときは大スターといえるような存在ではない若者で、この作品自体、伝統的なハリウッド映画の流儀に逆らう若者による作品と言える。よって、ストーリーも自由気ままと言わざるを得ない。そして、ありきたりなエンディングでもない。すべてが挑戦的な作品といえる。

劇場公開日 1970年1月24日



(キャスト一覧)
ピーター・フォンダ(Captain_America)
デニス・ホッパー(Billy)
ジャック・ニコルソン(George)
アントニア・メンドザ(Jesus)


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2015-12-07

インサイド・ヘッド

★★★
インサイド・ヘッド
鑑賞No:02741
原題:Inside Out
製作:2015年/アメリカ/94分
監督:ピート・ドクター
声の出演:エイミー・ポーラー/フィリス・スミス

ミネソタの田舎町で明るく幸せに育った少女ライリーは、父親の仕事の都合で都会のサンフランシスコに引っ越してくる。新しい生活に慣れようとするライリーを幸せにしようと、彼女の頭の中の司令部では「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」の5つの感情が奮闘していた。しかし、ある時、カナシミがライリーの大切な思い出を悲しい思い出に変えてしまう。慌てて思い出を元通りにしようとしたヨロコビだったが、誤ってカナシミと一緒に司令部の外に放りだされてしまう。ヨロコビは急いで司令部に戻ろうと、ライリーの頭の中を駆けめぐるのだが・・・・。

この作品を観る直前にたまたま真木よう子の「脳内ポイズンベリー」を観てしまったので、図らずも脳内を舞台に描いた作品を立て続けに観たことになる。この両作、非常に似通った設定だが、「脳内ポイズンベリー」が5つの思考(「理性」「ポジティブ」「ネガティブ」「衝動」「記憶」)を擬人化しているのに対し、「インサイド・ヘッド」は5つの感情(「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」)を擬人化しているという、微妙だが、大きな違いがある。またこちらはディズニー映画らしく、冒険ファンタジーと心温まるストーリーであるところが大きく違う。

劇場公開日 2015年7月18日



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2015-11-16

インデペンデンス・デイ

★★★★
インデペンデンス・デイ
鑑賞No:00591
原題:Independence Day (ID4)
製作:1996年/アメリカ/145分
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ビル・プルマン/ウィル・スミス

アメリカ各地に突如巨大UFOが出現する。だが巨大UFOは何もすることなく、ただ浮かんで信号を発しているだけだった。天才コンピュータ技師のデビットはその信号の解析に努めたところ、地球攻撃のカウントダウンであることを突き止める。しかしそのときはすでに遅く、巨大UFOは一斉に攻撃を仕掛けてきた・・・。

地球征服のために襲来した巨大UFOと人間との戦いを描いたSFパニック。本作で一番感心したのは巨大UFO。今までの異星人やUFOは人間感覚で創られており、人間と同じような姿態、人間と同じような大きさがほとんどだった。UFOのサイズにしても人間が作る飛行物体と同程度の大きさが基本だった。
しかし、本作のUFOは違った。想像を超える大きさのUFO。やはり宇宙から飛来するのだから地球サイズで物事を考えてはいけないということ。近年の「宇宙戦争(リメイクだが・・)」の異星人の大きさにしろ、「メン・イン・ブラック」の異形な異星人など、過去の常識にとらわれないところは大変気に入っている。

劇場公開日 1996年12月7日


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  2. TB(0)
  3. CM(0)

2015-11-01

イーグル・アイ

★★★★
イーグル・アイ
鑑賞No:01644
原題:Eagle Eye
製作:2008年/アメリカ/118分
監督:D・J・カルーソー
出演:シャイア・ラブーフ/ミシェル・モナハン

双子の兄イーサンの葬儀を終えてシカゴの自宅に戻る途中立ち寄ったATMで、ジェリーは身に覚えのない大金が口座に振り込まれていることを知る。さらに自宅には組立て式の軍事用機材が届いていた。不審に思っている彼の元に謎の女性から、すぐ逃げなければFBIに逮捕されるという警告が入るが、逃げる間もなく逮捕されてしまう。一方、シングルマザーのレイチェルは息子のサムをコンサートに向けて送り出した後、女友達と羽を伸ばしていると、彼女に同じ謎の女から電話が入る。それは指示に従わないとサムを殺すというものだった・・・・。

ストーリー展開はスピード感があってどんどん引き込まれていくし、アクションシーンも緊張感いっぱいで結構楽しめた。単純に娯楽映画として観る分には星4つぐらい楽しめる。ただ豪快なアクションシーンはさすがハリウッドと思わせる反面、いたずらにカメラワークの動きが激しすぎて何がなんだか分からないシーンもあり、目も疲れた。また、大掛かりな設定にしている分、ツッコミどころも多い。この手の映画は緻密な計画と準備の下、ハラハラドキドキさせられながら進行するのがとても面白いと思うが、こんなに何でもアリ(あまり言うとネタばれになるが、電話、信号機、列車等々あらゆるものをあんなに自由に統制できてしまうと非現実的で興醒め。主人公の男女2人がこの事件に関わった必然性も乏しく、謎の女(誰かは言うとネタばれになるので伏せますが)の能力だったら素人2人にこんなややこしいことをさせなくても目的を達する方法はいくらでもあるだろうに・・・なんて事も思った。現代あるいは近未来のコンピュータ社会に警鐘を鳴らしている映画かもしれないが、思ったほどメッセージ性は感じられない。深く考えず純粋にエンターテイメント映画として観れば楽しめる。

劇場公開日 2008年10月18日


  1. 洋画-い

2015-10-28

イエスマン “YES”は人生のパスワード

★★+
イエスマン
鑑賞No:01715
原題:Yes Man
製作:2008年/アメリカ/104分
監督:ペイトン・リード
出演:ジム・キャリー/ズーイー・デシャネル

仕事もプライベートも「のー」と答えることの多い後ろ向きの男、カール。親友の婚約パーティもすっぽかし、このままでは一人ぼっちになると言われ、あるセミナーに参加することに。そのセミナーは、すべてについて「イエス」と答えなければならないというものだった。その影響で「イエス」を連発しだしたカールはやがて運気をどんどん上げていくことに・・・・。

面白そうな設定だったので興味を惹いて観た映画だが、これは実際の実体験を元にしていると聞いて少々驚いた。ただ逆に実体験がベースの割には、思ったほど面白くもなかった。主人公が「イエス」を連発することによって今までの人生が一転、いい方向に向きかけるが、その反動も来てしまう。その反動は前向きな行動とうまくリンクしていて面白かったが、それ以上のツッコミがなかったのがチョット物足らなかった。ジム・キャリー自体はおあつらえ向きの役どころだったと思うが、ストーリー的にはあまり目新しさのない平凡なもの。むしろ、何事に対しても「イエス」と取り組めるかどうかを自分に問いかける映画。

劇場公開日 2009年3月20日


  1. 洋画-い

2015-08-14

イン・ザ・カット

★★+
イン・ザ・カット
鑑賞No:01386
原題:In the Cut
製作:2003年/アメリカ/119分
監督:ジェーン・カンピオン
出演:メグ・ライアン/マーク・ラファロ

大学講師のフラニーが住む近所で猟奇的な殺人事件が起こる。そしてフラニーは犯人らしき男を目撃していた。やがて彼女のところに刑事マロイが来るが、それを機に彼女の身に危険なことが起こりはじめる。フラニーはマロイと関係を持つ一方、犯人としてマロイを疑うようになる・・・。

ロマンティック・コメディの女王メグ・ライアンがヌードも辞さない体当たり演技を披露した作品。メグ・ライアンのチャレンジ精神(?)は買うが、彼女には相応しいとはいい難い役であり、また作品(ストーリー)自体、今ひとつ魅力のあるものではなかった。製作をニコール・キッドマンが担当しているが、彼女の方がイメージ的に似合う作品のように思えた。

劇場公開日 2004年4月3日


  1. 洋画-い

2015-05-18

イコライザー

★★★
イコライザー
鑑賞No:02646
原題:The Equalizer
製作:2014年/アメリカ/132分
監督:アントワン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン/マートン・ソーカス

元CIAエージェントのマッコールは、いまはホームセンターで働く、ごく普通の真面目な人間として生活していた。しかし、ある夜、なじみのカフェで娼婦の少女テリーと出会い、彼女を囲うロシアンマフィアの非情さに、内に眠っていた正義感が目を覚ましていく。かつてのマッコールは、身のまわりにあるあらゆる物を武器に変え、警察では解決できない不正をこの世から瞬時に消してしまう「イコライザー」と呼ばれる男だった・・・・。

予告編を観た際はすぐ「レオン」を思い出したけど、実際観ると、クロエ・グレース・モレッツの出演は前半がメインで意外と少なく、少女との交流を描く「レオン」とは趣が違い、デンゼル・ワシントン独り舞台のアクション映画である。それにしても強すぎる。安心して観れるぐらい強すぎてハラハラ感は少ないものの、爽快感は強い。終盤、さすがにピンチになるシーンもあるが、意外な助っ人に救われるのも面白い。

劇場公開日 2014年10月25日


  1. 洋画-い

2015-04-24

イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密

★★★★
イミテーション・ゲーム
鑑賞No:02623
原題:The Imitation Game
製作:2014年/イギリス、アメリカ/115分
監督:モルテン・ティルドゥム
出演:ベネディクト・カンバーバッチ/キーラ・ナイトレイ

1939年、第2次世界大戦が始まり、イギリスはドイツに宣戦を布告。ケンブリッジ大学の特別研究員で、27歳にして天才数学者と称えられるアラン・チューリングは英国政府の秘密作戦に参加し、ドイツ軍が誇る暗号エニグマの解読に挑むことになる。解読チームには6人の精鋭が集められるが、他人と協調することを嫌うチューリングとチームメンバーとの間には溝が深まっていく・・・・。

第2次世界大戦時、ドイツの世界最強の暗号エニグマを解き明かした天才数学者アラン・チューリングの波乱の人生を描いた伝記ドラマ。暗号解読作戦のチームに参加するチューニングだが、天才ゆえ仲間と相容れず、最初は孤立するが、やがて彼の天才性や一途さが徐々に理解され、協力を得られるようになっていく。しかし、難解すぎる解読作業や上層部の不理解により、苦難の道は続く。それでも難攻不落の暗号エニグマを解読したときは、思わず「やったー」と声を上げたが、実はそれで終わりではなかった。解読したことを相手に知られずに相手に勝っていくという、至難の業が要求されたのだ。まさに解読成功は新たな苦難の始まりだったのだ。最後までハラハラの作品。

劇場公開日 2015年3月13日


  1. 洋画-い

2015-04-20

インターステラー

★★★★+
インターステラー
鑑賞No:02635
原題:Interstellar
製作:2014年/アメリカ/169分
監督:クリストファー・ノーラン
出演:マシュー・マコノヒー/アン・ハサウェイ

近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込むが・・・・。

久々に見ごたえのあるSF映画。意味はよく分からないがよく耳にする相対性理論やブラックホール、今回初めて耳にしたワームホールなどがバンバン出てくる、本格的なSFを感じさせる内容。ただジャンルはSF映画だが、観ていると、父と娘の長年にわたる約束を果たそうとするヒューマンドラマでもある。宇宙の果てで明かさせるミッションの真の目的、父娘の約束の結末など、見どころや驚きも多く、長尺ながら飽きさせない。

劇場公開日 2014年11月22日


  1. 洋画-い

2015-04-11

生きてこそ

★★★★
生きてこそ
鑑賞No:00366
原題:Alive
製作:1993年/アメリカ/126分
監督:フランク・マーシャル
出演:イーサン・ホーク/ビンセント・スパーノ

ラグビーチームら45名を乗せた飛行機がアンデス山中に墜落する。生き残った人々は救援を待つが、数日後救援は打ち切られ、やがて食料も底をついていく。彼らは生き残るために仲間の屍を食べる決断をする・・・。

1972年に実際に起きた飛行機事故からの奇跡の生還を基にした人間ドラマ。墜落から72日後に16名が奇跡の生還をするドラマだが、実在の生存者がアドバイザーとして制作に参加するなど、できるだけ事実に忠実に作っているよう。それだけにタイトル通り「生きる」ということを考えさせられる映画。特に自殺の多い昨今、一見する作品である。

劇場公開日 1993年5月29日


  1. 洋画-い

2015-03-22

インファナル・アフェア

★★★★
インファナル・アフェア
鑑賞No:01351
原題:Infernal Affairs
製作:2002年/香港/102分
監督:アンドリュー・ラウ/アラン・マック
出演:アンディ・ラウ/トニー・レオン

マフィアの構成員となったラウは幹部のサムの指示に従い香港警察に入隊した。一方、ヤンは警察学校を強制退学させられていたのだがウォン警視に才能を見込まれ警察官になり、マフィアへの潜入捜査を命じられていた・・・・。

第79回アカデミー賞作品賞を受賞した「ディパーテッド」のオリジナル版。本作を含め全3作が作られ、香港映画の歴史を変えたといわれる傑作ドラマ。ストーリーはリメイク版の「ディパーテッド」とほぼ同じで、マフィアに潜入した警察官と警察に潜入したマフィアとの対決が軸となっている。ストーリー的には良く練られていて面白い。役者としては、アンディ・ラウとトニー・レオンの方がよくハマっていた。(「ディパーテッド」のディカプリオやマット・デイモンの方は、今まで観た映画の役の印象から、刑事やマフィアに結びつきにくかったため)ただし潜入者の苦悩と緊張感は「ディパーテッド」の方がひしひしと伝わってきた。いずれにせよ、オリジナル版、リメイク版ともに観て、見比べてみるのもよいのでは?

劇場公開日 2002年10月11日


  1. 洋画-い

2015-03-16

イントゥ・ザ・ウッズ

★★★
イントゥ・ザ・ウッズ
鑑賞No:02618
原題:Into the Woods
製作:2014年/アメリカ/124分
監督:ロブ・マーシャル
出演:メリル・ストリープ/エミリー・ブラント

魔女にかけられた呪いのせいで子どもに恵まれなかったパン屋の夫婦は、子どもを授かりたければ「赤いずきん」「黄色い髪」「白い牛」「黄金の靴」の4つのアイテムを森から持ち帰れと魔女に命じられ、森へ向かう。時を同じくして、赤ずきんやラプンツェル、ジャック、シンデレラたちもそれぞれの願いをかなえるために森へとやってくるが・・・・。

童話の主人公、赤ずきんやラプンツェル、ジャックと豆の木のジャック、シンデレラが登場し、それぞれのストーリーがうまく絡まりながら話は進んでいく。それぞれのストーリーは、お馴染みの内容を基本としてはいるが、意外な一面や展開もあって面白い。ただミュージカル仕立てなので、ミュージカル好きでないと楽しめないかもしれない。魔女役を演じた大女優メリル・ストリープは役を楽しみながら演じている雰囲気を感じた。オオカミ役のジョニー・デップの出番が少なかったのは残念。

劇場公開日 2015年3月14日



  1. 洋画-い

2015-02-11

インサイド・マン

★★★★
インサイド・マン
鑑賞No:01325
製作:2006年/アメリカ/128分
監督:スパイク・リー
出演:デンゼル・ワシントン/クライヴ・オーウェン

マンハッタンの銀行で強盗事件が発生。警察、銀行強盗、両者とも譲らず神経をすり減らすような心理戦を展開する中、銀行の女性顧問弁護士が交渉人として現場にやってくるが・・・・。

マンハッタンの銀行で白昼、強盗事件が起こる。頭脳明晰なダルトンに率いられた強盗団は、人質全員に犯人と同じ服を着せ、犯人特定を困難にするなど警察をかく乱させる。デンゼル・ワシントン演じる交渉人との駆け引き、ジョディ・フォスター演じる有能弁護士の介入、そして犯人たちの真の目的は? どうやって包囲された銀行から逃走するのか? 最後までハラハラさせられる映画。暴力シーンもあまりなく、いわゆる頭脳戦。時系列の展開でなく、2つの時間軸で進行するストーリーも見事。必見です。


  1. 洋画-い

2015-02-07

イルマーレ

★★★
イルマーレ
鑑賞No:01332
製作:2006年/アメリカ/98分
監督:アレハンドロ・アグレスティ
出演:キアヌ・リーブス/サンドラ・ブロック

2004年の世界に暮らす建築家アレックスと、2006年の世界に住む女医ケイトは、ひょんなことから湖畔に立つ家の郵便ポストがなぜかタイムトンネルのような機能があることを知る。それ以来、二人はそのポストを通じて時空を越えた文通が始まる・・・。

韓国の同名映画のリメイク。キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックの共演は「スピード」以来12年ぶり。
観ていて、「あれ?今いつだっけ?」と戸惑うシーンもあって多少混乱したが、設定としては面白く、楽しめた。なお結末は予想どおりというところか。


  1. 洋画-い

2014-12-28

イントゥ・ザ・ストーム

★★★
イントゥ・ザ・ストーム
鑑賞No:02599
製作:2014年/アメリカ/89分
監督:スティーブン・クォーレ
出演:リチャード・アーミテージ/サラ・ウェイン・キャリーズ

直径3,200メートル、秒速135メートルというこれまでにない規模の巨大竜巻がシルバータウンの街に襲来する。炎に包まれた巨大竜巻が猛威を振るい、卒業式の最中だった高校を襲う。生徒を避難させた教頭のゲイリーは、3年生の長男が式を抜け出していたことに気付き、次男と捜索に向かうが・・・・。

ストーリーはありきたりの作品。だがさすがにCG技術の進歩により、巨大竜巻の迫力は凄い。さらにCG映像だけでなく、P.O.V.撮影を組み合わせることによって、よりリアルな竜巻映像を作り上げているのは成功だ。しかし、映画は映像だけでは成り立たない。そういう意味ではストーリーに目新しさがなく、登場人物にもさほど魅力を感じないので総合的には物足らなさが残った。それにしてもジャンボジェット機が宙を舞う竜巻っていったい!?
  1. 洋画-い

2014-12-14

インビジブル

★★★+
インビジブル
鑑賞No:01031
製作:2000年/アメリカ/112分
監督:ポール・ヴァーホーヴェン
出演:エリザベス・シュー/ケヴィン・ベーコン

国家最高機密の研究プロジェクトのリーダーである天才的な科学者セバスチャンは、人間を透明にする研究をしており、すでに動物実験は成功していた。そしてプレッシャーをかけてくる政府を見返すため、メンバーの反対を押し切り、自ら人体実験を行い、透明人間になってしまう。しかし元に戻れなくなった彼は次第に狂気と化し、次々と殺人を重ねていく・・・・。

透明人間という、誰もが一度は興味を持つテーマにストレートに取り組んだ作品といえる。女性はいざ知らず、男性なら透明人間になったらどうしてもいやらしい行為をしてみたい欲望に駆られると思うが、期待を裏切らず映画でもそのようなシーンがあります。姿が見えないと何をするかという人間の本質をさらけ出すような映画で興味深いですが、あまり感動的なことはなく、内容は薄い映画です。しかし、当時としてCG技術はすごく、過去の透明人間ものとは比べ物にならないほど透明人間への変身シーンはリアルでした。
  1. 洋画-い

2014-04-19

硫黄島からの手紙

★★★★

鑑賞No:01321
製作:2006年/アメリカ/141分
監督:クリント・イーストウッド
出演:渡辺謙/二宮和也/伊原剛志/加瀬亮


戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、アメリカ留学の経験を持ち、西洋の軍事力も知り尽くしている陸軍中将の栗林忠道が、本土防衛の最後の砦ともいうべき硫黄島にやってくる。栗林は、長年の場当たり的な作戦を変更し、西郷ら部下に対する理不尽な体罰も戒めるなど、作戦の近代化に着手する・・・・。


これは太平洋戦争で激戦地となった硫黄島を舞台に、日米双方の視点から描く「硫黄島プロジェクト」の日本側視点の作品。まず評価されるのは監督のクリント・イーストウッド。「これ、本当にハリウッド映画なのね?」と思われるほど、日米関係なく真実を描き出そうとしている姿勢がすごい!アメリカ人が日本人をこのように描く映画がかつてあっただろうか?これだけでも画期的といえる。渡辺謙の重厚な演技もよく、前線にいてこの戦争を冷静に見つめ生き続けようとする日本人を演じる二宮和也もいい。この戦争で死んでいった人たちが家族や友人などに当てた心の叫びを綴った手紙が朽ちることなく日の目をみるラストシーンにはジーンときた。





  1. 洋画-い

2014-03-05

イル・ポスティーノ

★★★+

鑑賞No:01834
製作:1994年/イタリア、フランス/107分
監督:マイケル・ラドフォード
出演:マッシモ・トロイージ/フィリップ・ノワレ


チリの偉大な詩人、パブロ・ネルーダが祖国を追放されイタリアに亡命し、南イタリアの小さな島に滞在していた。そのネルーダに世界中からファンレターが届くため、臨時の配達人として、青年マリオが雇われる。彼は毎日ネルーダの元に手紙を届けるうちに、彼の人柄に惹かれ、やがて2人の間に友情が生まれてくる。そんな頃、マリオは食堂で働く娘ベアトリーチェに恋をし、それをネルーダに打ち明けて・・・・。


“イル・ポスティーノ”とは郵便配達人のこと。主人公マリオが就いた職業である。それにしても、たった一人の人のためだけの郵便配達人とは何とのどかで、ほのぼのとした話だろう。そのたった一人というのがチリから亡命してきた有名な詩人なのだが、このパブロ・ネルーダ、実在の人物なんですね。チリの国民的英雄で詩人、さらにノーベル文学賞を受賞している。そんな著名な詩人と、一介の郵便配達人との交流にはなぜか心が打たれる。ゆったりした時間の流れの中で淡々と進むストーリーに途中、やや退屈しがちにもなるが、最後はその結末に涙してしまう佳作。





  1. 洋画-い

2013-12-23

イノセント・ガーデン

★★+

鑑賞No:02453
製作:2013年/アメリカ/99分
監督:パク・チャヌク
出演:ミア・ワシコウスカ/ニコール・キッドマン


外部と隔絶された大きな屋敷に暮らす繊細な少女インディアは、18歳の誕生日に良き理解者だった父親を事故で失う。そして父の葬儀に、行方不明になっていた叔父チャーリーが突然現れ、一緒に屋敷で暮らすことになる。そのことをきっかけにインディアの周囲で不可解な現象が起こりはじめる・・・・。


不気味な存在の叔父チャーリーの登場で一気にミステリー感は盛り上がるが、謎の解明はあまり描かれず、心理的描写に重きを置いているのか、いかようにも解釈できるので、理解に苦しむところはあった。ただ、怖いのは叔父ではなく、隠れた本性を静かに無意識に表してくるインディアだったことがこの映画のすべてで、それ以上でもそれ以下でもない作品。ニコール・キッドマンは相変わらず妖艶な美しさを見せてはいるが、やや年を取ったか!?

  1. 洋画-い

2013-11-29

イントゥ・ザ・ブルー

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01764
製作:2005年/アメリカ/111分
監督:ジョン・ストックウェル
出演:ポール・ウォーカー/ジェシカ・アルバ


ジャレッドは貧しいながら恋人のサムと幸せな日々を送っていた。そんなジャレッドの夢は財宝を積んだ沈没船を見つけることだったが、ある日ジャレッドら4人はダイビング中にその痕跡を見つける。しかし、そのすぐそばに大量の麻薬を積んだ飛行機まで発見してしまったことから・・・・。


とにかく、舞台となっているカリブ海と、ジェシカ・アルバのスレンダーな肢体が眩しい映画。ストーリーは、たまたま見つけた財宝と、そのすぐ近くに沈んでいた麻薬を巡って繰り広げられる海洋サスペンス・アクションといったところだが、本筋の方はありきたりで、思ったほどのハラハラ感はなかった(特に前半は冗長。後半になってやっと少し盛り上がってくる)。もう一つ見どころ?は、ポール・ウォーカー演じるジャレッドの潜水シーンだろうか?とにかくあんなに長い時間素潜りできるのか?というのは驚き。

  1. 洋画-い

2013-11-19

イーオン・フラックス

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01300
製作:2005年/アメリカ/93分
監督:カリン・クサマ
出演:シャーリーズ・セロン/マートン・ソーカス


西暦2415年、外界から壁で隔離された都市ブレーニャには病気も飢えもなかったが、独裁政治により思想の自由は失われていた。反政府組織モニカンの一員、イーオン・フラックスは、組織の命令で独裁者トレバーの命を狙うが、この都市には恐るべき秘密が隠されていた・・・・。


シャーリーズ・セロン主演の近未来アクション。シャーリーズ・セロンを知ったのはキアヌ・リーブス主演の「ディアボロス/悪魔の扉」。この作品ではキアヌの妻を演じているが、際立った役ではないものの、彼女の美しさで非常に印象に残った。その後も注目してみているが、美貌に依存することなく、「モンスター」での演技、そしてこの作品でのアクションなど、幅広い方面に手を伸ばし、大物女優としても地位を確立しつつある。「イーオン・フラックス」での演技はほとんどスタントマンなしの体当たり演技だそうで、その点ではすばらしいが、作品内容自体は特筆すべきものはない、ありふれた近未来を舞台にしたアクションもので多少退屈した。

  1. 洋画-い

2013-03-15

イレイザー

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:00574
製作:1996年/アメリカ/115分
監督:チャールズ・ラッセル
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/ジェームズ・カーン


最新鋭兵器にまつわる陰謀を知り、その証拠を盗み出さしたリーの安全を確保することになったクルーガー。そのためにリーの過去を消し、ある場所に彼女を隠す。しかし、内部に裏切り者がいるのか、証人保護プログラム下にいる証人たちが次々と殺される事件が起き、クルーガーはリーの身に不安を感じ、救出に向かうが・・・・。


役どころはいかにもシュワちゃんにうってつけの映画。ただ個人的にはシュワちゃん映画の中で印象の薄い作品となっている。ストーリー的にもそこそこ面白いのだが、どこか単純でインパクトがなく、結局はシュワちゃん独り舞台のアクション映画にとどまったせいかもしれない。単純なアクション映画が好きな人にはお薦め。

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2013-02-19

陰獣

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01927
製作:2008年/フランス/105分
監督:バーベット・シュローダー
出演:ブノワ・マジメル/源利華/石橋凌


日本の作家、大江春泥を敬愛するフランスの推理作家アレックスは、新作のプロモーションのために来日する。大江にぜひとも会いたいと思っているアレックスだが、大江は誰一人として彼の姿を見たものはいないという変わり者だった。そんなある日、流暢なフランス語を話す芸妓・玉緒と出会うが・・・・。


江戸川乱歩の同名小説をフランスで映画化した作品。(個人的な印象、思い込みではあるが)江戸川乱歩作品の持つ独特のエログロさというものがあまり感じられず、変に洗練された映画に仕上がっている。宣伝で言われていた大胆な官能シーンも思ったほどの露出度はなく、ガッカリした人も多かったのでは!?印象と違う作品になっているのはやはりフランス人監督によるところが大きいのかもしれないが、全体的にややだらだらとしていて退屈だったのは残念。(日本人出演者が結構みな、フランス語をしゃべれるという設定もちょっと不思議で気になった)

  1. 洋画-い

2013-01-31

イングロリアス・バスターズ

★★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01931
製作:2009年/アメリカ/152分
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ブラッド・ピット/メラニー・ロラン/クリストフ・ヴァルツ


1941年、ナチス占領下にあるフランスで、とある酪農家をランダ大佐が訪れる。大佐は、その家に匿われていたユダヤ人一家を惨殺。娘のショシャナだけが生き残る。3年後、映画館主となったショシャナは、ドイツ軍の英雄フレデリックに言い寄られ、ナチスのプロパガンダ映画を上映させられることになる。そこでショシャナは上映会を利用した復讐を計画し・・・・。


タランティーノ監督らしい、型にはまらない演出、構成ながら、見事なストーリー構成で、最後まで満足させてくれる。相変わらずバイオレンス描写は激しく、目を背けたくなるようなシーンもあるが、先の読めないストーリーと、戦時下・スパイ活動という背景の中、言いようのない緊張感が映画全体から伝わってくる。意外なラストにも拍手喝采だが、ブラピのあまりかっこいいとはいえない役どころも、伸び伸びと楽しそうに演じているところがまた良かった。タランティーノ監督ファンにはたまらない映画ではないでしょうか!?

  1. 洋画-い

2012-10-29

インビクタス 負けざる者たち

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01992
製作:2009年/アメリカ/134分
監督:クリント・イーストウッド
出演:モーガン・フリーマン/マット・デイモン


1994年、南アフリカ共和国初の黒人大統領となったネルソン・マンデラは、ある日、ラグビー南ア代表チームの試合を見て閃く。白人が愛好し、黒人にとってはアパルトヘイトの象徴であるラグビーのワールドカップが1年後に南アで開催されるが、ラグビーを通して人種間の和解ができないかと考えたのだ。早速、マンデラ大統領は代表チームのキャプテン、ピナールとの接触を図るが・・・。


クリント・イーストウッド監督が描く、実話を元にしたドラマ。以前、「マンデラの名もなき看守」で、ネルソン・マンデラの囚われの27年間を見たが、こちらはその囚われから解放され大統領になってからを描いており、マンデラの偉業や人となりを知る上で大いに参考となった。特に、ネルソンの根底に「恨むのではなく許すこと」という気持ちがあるということで、その人間性の素晴らしさが伝わってきた。そんな思いがキャプテン、ピナールにも伝わり、弱小(のように描かれているが、実際はそこまで弱いチームではなく、実力のあるチームだが・・・)チームを決勝戦まで勝ち進ませる原動力となったのではないかと思った。試合結果よりも、試合終了直後、思わず抱き合ったり握手する大統領のボディガードたちに思わず感動を覚えた作品。

  1. 洋画-い

2012-07-09

インセプション

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02028
製作:2010年/アメリカ/148分
監督:クリストファー・ノーラン
出演:レオナルド・ディカプリオ/エレン・ペイジ


情報抜き取りのプロ、コブは企業経営者サイトーの意識下から情報を抜き出す任務に失敗。しかしその後、彼から最も難しいとされるインセプション(植え付け)の仕事を依頼される。それは、父親が死ねば巨大企業を継承することになる御曹司に、「会社をつぶす」という意識を植えるものだった・・・。


一度観ただけではよくわからないとの評判の映画だが、確かにその通り。夢と現実が入り混じり、なおかつ夢の中も何階層もあり、こんがらがること間違いなし。冒頭から何の説明もなくいきなり分かりにくいスタートなので、最初の30分はやや苦痛すら感じる展開だった。だがルールが分かってくると、中盤から終盤は息もつかせない展開。ただ相変わらず最後まで完全には理解できない。やはり、何度か観ないとだめな映画かもしれない。現実か夢かを判断する小道具トーテムの存在は観る上で非常に役立つツールだったが、最後まで悩ます小道具でもあった。


  1. 洋画-い