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2019-04-08

裏窓

★★★★(4.0)
w裏窓
鑑賞No:00033
原題:Rear Window
製作:1954年/アメリカ/113分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジェームズ・スチュアート/グレイス・ケリー

カメラマンのジェフは足をくじいて静養中だったため、退屈しのぎに窓から中庭の向こうのアパートを望遠鏡で眺めることを日課としていた。ある日、病気で寝たきりの妻と2人暮らしをしているサラリーマンの夫の家から妻の姿が見えなくなる。ジェフはそのサラリーマンの夫が妻を殺したと思い、恋人や看護婦を使って調査を始めるが・・・。

推理小説の分野に“ベッド・ディテクティブ”というのがあるが、その分野に当てはまるか? ただベッド・ディテクティブは現場を見ずに推理するという特徴があるが、本作は現場と思われるアパートをのぞき見ている点がやや例外のようにも思える。いずれにせよ、ベッド・ディテクティブ的な要素とのぞきという変に興味をそそられる要素が上手く組み合わさった設定であり、これだけですでに引き込まれてしまう。(撮影方法が、観るものもジェフと同様、のぞきをしているような感覚にとらわれるようになっている)余談だが、グレーク・ケリーの美しさに触れたのもこの作品が初めて。

劇場公開日 1955年1月14日



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2019-04-07

ウォール街

★★★★(4.0)
wウォール街
鑑賞No:00032
原題:Wall Street
製作:1987年/アメリカ/126分
監督:オリバー・ストーン
出演:マイケル・ダグラス/チャーリー・シーン

若き証券マンのバドは、持ち前の頭脳と行動力を武器にして一攫千金を狙っていた。そんな彼が目標とする富豪成金ゴードン・ゲッコーに気に入られたバドは、彼から色々な成功のコツを教えられ、実績を挙げていった。やがてバドは違法行為にも手を染めるようになり・・・。

証券業界の世界やインサイダー取引について描かれた骨太の社会派映画で、見ごたえがあった。やり手の男が巨万の富を求めてワイルドに生きる様は男にとってチョットしたロマンであり憧れすら感じたが、度を越し、それが犯罪行為となっていることに気付かない(あるいは気付いているのに制御できない)愚かさを見事に描いていた。そしてこれは単なる一人の男の栄光と挫折を描いているのではなく、いま世界経済をおかしくしているマネーゲームの愚かさをも痛烈に批判しているのではないかと思った。(そうであれば、オリバー・ストーン監督は凄い)この作品の重厚さは、マイケル・ダグラスの演技によるところが大きいが、この頃とても華のあったチャーリー・シーンは最近あまり見ませんね。

劇場公開日 1988年4月16日



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2019-04-06

ウォー・ゲーム

★★★★+(4.5)
wウォー・ゲーム
鑑賞No:00031
原題:Wargames
製作:1983年/アメリカ/114分
監督:ジョン・バダム
出演:マシュー・ブロデリック/ダブニー・コールマン

高校生デイヴィッドは、雑誌で見つけた売り出し前の新しいゲームに興味を持ち、メーカーのコンピュータにアクセスして盗もうとする。しかしアクセスしたのは北米防空司令部のコンピュータだった。そうとは知らないデイヴィッドはコンピュータの中にある世界全面核戦争ゲームを始める・・・。

パソコン好きの少年が始めた戦争ゲームが、現実の戦争へと発展していくSFサスペンス。ハイテク時代の危機を警鐘した作品だが、当時としてはとても面白いアイデアで十分楽しめた。世界が崩壊する寸前で解決するオチも洒落ていて良かった。世界戦争とまでは行かないにしても、現代のネット社会におけるさまざまな問題に対する警鐘と捉えると、実に興味深い。

劇場公開日 1983年12月10日



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2019-04-05

ウエスト・サイド物語

★★★★★(5.0)
wウエスト・サイド物語
鑑賞No:00030
原題:West Side Story
製作:1961年/アメリカ/152分
監督:ロバート・ワイズ
主演:ナタリー・ウッド/リチャード・ベイマー

ニューヨークの下町で対立する2つの不良グループ。それぞれ対立するグループに関係するトニーとマリアの悲恋が中心となる。ダンスパーティで出会ったトニーとマリアは人目で惹かれあうが、トニーが昔いたグループとマリアの兄が率いるグループは対立していた。この2つのグループが高架下で決闘することになり、トニーの親友がマリアの兄に殺される。決闘を止めに行ったトニーはその現場に直面しカッとなってマリアの兄を殺してしまう・・・。

「ロミオとジュリエット」の舞台をニューヨークに移してミュージカル化した映画。ミュージカル映画にはまったく関心のなかった私にミュージカルの魅力を知らしめた一作。なお、その後色々なミュージカル映画を観たが、この作品以上のミュージカル映画には未だに出会っていない。(それぐらい好きな映画です) 無益な抗争に巻き込まれるトニーとマリア。そしてこの抗争は殺人に発展し、ラストの悲劇は涙を誘う悲しい結末です。映画の中で使われる音楽「トゥナイト」も忘れられないいい曲です! ちなみに「ウエスト・サイド物語」は劇団四季の舞台でも観ました。映画の感動を日本人が舞台で再現できるの?という疑問がありましたが、いざ観るとうまく映画を再現しており、面白かったです。特にミュージカルということもあり、舞台特有の臨場感で盛り上がりました。(それもそのはず、元々ブロードウェイミュージカルを映画化したものですから・・・)映画もいいけど生の舞台もいいですね。(かなり前の話ですけど・・・)

【2017/9/2 再鑑賞】
最近はあまり面白そうな映画がなさそうなので、名作映画を再鑑賞しようと思ってチョイスしたのが「ウエスト・サイド物語」。ミュージカル映画はちょっと苦手だけれど、この作品は例外。何度観てもいい。初見は渋谷でリバイバル公開された時で、もう30年ぐらい前になります。アカデミー作品賞も受賞した作品だけれども、主演のナタリーウッドは本作では主演女優賞にノミネートもされなかったですね(「草原の輝き」でノミネートされたが受賞は逃している)。でも印象に残る、インパクトのある演技だったジョージ・チャキリスとリタ・モレノがそれぞれ助演男優賞、助演女優賞を受賞したのは納得。

劇場公開日 1961年12月23日



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2019-04-04

ウーマン・イン・レッド

★★+(2.5)
wウーマン・イン・レッド
鑑賞No:00029
原題:The Woman in Red
製作:1984年/アメリカ/87分
監督:ジーン・ワイルダー
出演:ジーン・ワイルダー/ケリー・ルブロック

テディは真面目で家族想いの変凡な中年サラリーマンだったが、ある日、事務所の駐車場で見かけた美しい赤いドレスの女に一目で心を惹かれてしまう。彼女が乗馬好きだと知ったテディは乗馬を始め、それが縁でデートの約束まで取り付ける。しかし約束のデートの日、彼女に急用ができて・・・・。

1977年のフランス映画「PARDON MON AFFAIRE」のリメイク。真面目で平凡な中年サラリーマンが絶世の美女に惹かれてあれこれと涙ぐましい努力をするというコメディ。男の性というか、子供っぽさを痛感する悲しい物語だが、イマイチ空回りする演出に面白味が半減するきらいがあった。この映画のサウンドトラックとして採用されたスティーヴィー・ワンダーの同名アルバム収録曲「心の愛」はアカデミー歌曲賞を受賞し、大ヒットした。

劇場公開日 1985年3月30日



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2019-04-03

ウィロー

★★★+(3.5)
wウィロー
鑑賞No:00028
原題:Willow
製作:1988年/アメリカ/127分
監督:ロン・ハワード
出演:ワーウィック・デイヴィス/ヴァル・キルマー

小人族の農夫ウィローは、川に流れてきた人間の赤ん坊を拾ってしまう。村の長老はウィローにこの赤ん坊を人間の世界に戻すよう指示し、ウィローは親友のミゴッシュらと共に赤ん坊を返すため旅立つことに。途中、ウィローらは宙吊りの檻に囚われていた戦士マッドマーティガンに預けるが、その矢先、赤ん坊はブラウニー族に連れ去られてしまう・・・・。

この映画を観ると「ロード・オブ・ザ・リング」を思い出します。映像美やスケールはどうしても「ロード~」の方が上回りますが、「ロード~」よりも20年近く前に製作されたことを思うと、色々な要素が目一杯詰め込まれた珠玉の冒険ファンタジー映画といえます。観るまでは勝手に主役=ウィロー=ヴァル・キルマーと思い込んでいましたが、主役のウィローは小人族だったのが意外と言えば意外でした。ちなみに主役のウィローを演じていたワーウィック・デイヴィスは「スター・ウォーズ ジェダイの復讐」でイウォーク族を演じていた俳優。

劇場公開日 1988年7月23日



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2019-03-29

ウイラード

★★★★(4.0)
wウィラード
鑑賞No:00027
原題:Willard
製作:1971年/アメリカ/95分
監督:ダニエル・マン
出演:ブルース・デイヴィソン/アーネスト・ボーグナイン

孤独な若者ウイラードはある日、2匹のねずみと仲良しになり、彼らを自分の意思通りに動かすことができるようになる。やがてウイラードはこのねずみらを使って会社の上司アルに復讐しようとするが、彼の企ては発覚し、アルによってソクラテスは殺されてしまう・・・。

S・ギルバードのベストセラー「ねずみ男の手帖」の映画化。本作は昔子供の頃TVで観た覚えのある映画。当時CGもない時代、本物のねずみを調教して撮影したと聞いてとても驚いた記憶がある。なかなか田舎の小さなレンタルビデオ店にはないため観ることが難しい本作だが、たまたま、無料動画Gyaoでリメイク版の「ウィラード」(2003年)が放送していたこともあるので機会があればどうぞ。なお、本作でねずみの大集団のボスを演じた(?)ベンを主役とした続編「ベン」も製作されている。

劇場公開日 1971年12月18日



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2019-03-25

ウィズ

★★(2.0)
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鑑賞No:00026
原題:The Wiz
製作:1978年/アメリカ/134分
監督:シドニー・ルメット
出演:ダイアナ・ロス/マイケル・ジャクソン

「オズの魔法使」をベースにした同名ブロードウェイミュージカルの映画化。クリスマスの夜に突然発生した雪の竜巻に巻き込まれ、魔法の国に迷い込んだドロシー。もとの故郷に戻るためにはエメラルドシティのウィズに会う必要があると知った彼女は、エメラルドシティに向う。途中、かかしやブリキ男、ライオンと出会い、一緒に行くことに・・・・。

元々この手のミュージカル映画は好みでない上、何ということはないストーリーなので、私的評価は低い。興行的には失敗だったようですがそれもうなずける気がした。しかし、ダイアナ・ロス、マイケル・ジャクソンといった出演者もすごいが、何といっても歌と踊りは圧巻。まさにミュージカル映画の真髄を感じるような内容だった。ミュージカル好きの人には音楽面では質の高い映画かもしれませんね。

劇場公開日 1979年10月6日



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2019-01-06

ヴェノム

★★★★(4.0)
wヴェノム
鑑賞No:02911
原題:Venom
製作:2018年/アメリカ/112分
監督:ルーベン・フライシャー
出演:トム・ハーディ/ミシェル・ウィリアムズ

「誰もが望む、歴史的偉業」を発見したというライフ財団が、ひそかに人体実験を行い、死者を出しているという噂をかぎつけたジャーナリストのエディ・ブロック。正義感に突き動かされ取材を進めるエディだったが、その過程で人体実験の被験者と接触し、そこで意思をもった地球外生命体「シンビオート」に寄生されてしまう。エディはシンビオートが語りかける声が聞こえるようになり、次第に体にも恐るべき変化が現れはじめる・・・・。

マーベルコミック作品の映画は昨今の異常なまでの多作化で少々飽き気味だったが、本作は割と新鮮で、また入りやすい内容だったため、思わず一気に観てしまった。また、ヴェノムの気色悪い風体とは裏腹に、ちょっとコミカルな言動にも親しみが湧いてくる。主人公も決してダンディでもハードボイルドでもスーパーマンでもない、フツーのオッサンで、不運の運命に翻弄される姿には同情すらしたくなるキャラだ。最近のマーベル作品とは一線を画すお勧めの映画。

劇場公開日 2018年11月2日



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2017-12-31

ウルトラヴァイオレット

★★(2.0)
ウルトラヴァイオレット
鑑賞No:01316
原題:Ultraviolet
製作:2006年/アメリカ/87分
監督:カート・ウイマー
出演:ミラ・ジョヴォビッチ/キャメロン・ブライト

近未来、アメリカ政府が開発したウィルスが漏れ、それに感染した人間は高い身体能力を持つ超人間「ファージ」に変化していた。その力を恐れた人間政府は、彼らを抹殺し始めるが、生き残ったファージは地下組織を結成し、政府との戦いを始めた。ファージを滅ぼす最終兵器が開発されたことを聞きつけた組織は一人の殺し屋ヴァイオレットを送り込むが・・・・。

ミラ・ジョヴォビッチのSFアクション映画。ストーリーは割りと単純で、どんでん返しもない内容。未来+アクションということで、CGがふんだんい使われているが、それが却ってリアル感やスリル感を半減している。(ラストのヴァイオレットとダクサスの決闘シーンでの燃えさかる炎の剣は本物らしい) とろこで、「アンダーワールド」「イーオン・フラックス」など、美人女優のアクション物がやたら増えてきているのは気のせい?益々女性が強くなっていくのだろうか?

劇場公開日 2006年6月24日



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2016-10-26

ウォーター・ホース

★★★
ウォーター・ホース
鑑賞No:01605
原題:The Water Horse: Legend of the Deep
製作:2007年/アメリカ/112分
監督:ジェイ・ラッセル
出演:アレックス・エテル/エミリー・ワトソン

時は第二次世界大戦中。スコットランドの小さな村に母と姉と住む少年アンガスはある日、ネス湖の湖畔で青く光る卵を見つける。家に持ち帰ると、卵が孵化して中から不思議な生き物が出てきた。アンガスを親だと勘違いしたその生き物にクルーソーと名付けたアンガスは飼い始めるが、アッという間にクルーソーは成長し大きくなっていった・・・・。

いわゆるネス湖のネッシー伝説を題材にした映画。ネッシー伝説を広めたあの有名なネッシーの写真にまつわるストーリーとなっている。実際、あの有名なネッシーの写真は捏造であるというのが関係者の証言で明らかになっているが、それを前提に写真は偽者だが幻の生物はいる、というスタンスで物語が進んでいくところは面白い。敵だと思われて砲撃されるシーンはあるものの、それ以外はあまり緊迫感のない映画で、大人向けというよりは子供向けのような映画という感じでした。

劇場公開日 2008年2月1日



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2016-09-02

海の上のピアニスト

★★★★+
海の上のピアニスト
鑑賞No:00939
原題:The Legend of 1900
製作:1999年/イタリア、アメリカ/125分
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:ティム・ロス/プルット・テイラー・ヴィンス

1900年に豪華客船内に捨てられた赤ん坊が“ナインティーン・ハンドレッド”と名付けられ、船内で成長する。名付け親のダニーが事故で死んだ後も、彼は一度も船を降りずに、船内でピアニストとしての才能を開花させていく。そして1946年。老朽化したこの船がついに爆破されることになり・・・。

豪華客船の上で生まれ育ち、一度も船を降りなかった天才ピアニストの一生を描く。リアリティに欠ける部分はあるものの、ひとつのおとぎ話のようなものとして観ると、まずまず感動させられる。流れる音楽はとてもよく、主人公の演奏するピアノが船の揺れに合わせて滑りながら回転するシーンはこの映画の最も印象に残るシーン。生まれてから死ぬまで一度も船を降りなかった男の話だが、この船を観ている人はそれぞれ何に例えるのか? そして一度だけ降りようとしてやはり断念するときの心情。人それぞれに自分の船があり、その船から降りるかどうかを決断する機会というのが人生で一度はあるのではないかと思いながら観ていた。考えさせられる映画。

劇場公開日 1999年12月18日



(キャスト一覧)
ティム・ロス
プルイット・テイラー・ビンス
メラニー・ティエリー
クラレンス・ウィリアムズ3世
ビル・ナン
ピーター・ボーン
ニオール・オブライエン
ガブリエル・ラビア
アルベルト・バスケス
イーストン・ゲイジ
コリー・バック



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2016-08-28

宇宙戦争 (1953年版)

★★
宇宙戦争(1953)
鑑賞No:01268
原題:The War of the Worlds
製作:1953年/アメリカ/85分
監督:バイロン・ハスキン
出演:ジーン・バリー/アン・ロビンソン

ある日、ロス郊外に謎の物体が落下する。科学者により物体を調査した結果、その物体は地球外生命体であることがわかる。その後、世界各地にその侵略兵器は落下し、破壊攻撃を始める。人類はあらゆる兵器で対抗するが太刀打ちできず・・・。

H・G・ウェルズの同名小説の映画化。トム・クルーズの「宇宙戦争」を観るとビジュアル的にはやはりかなり劣るが、50年以上も前の映画だと思うと、なかなかの出来だと思う。ストーリー的には非常に単純で判りやすく、設定的にも面白いと思ったが、やはりいただけないのはラスト。2005年版同様、あまりにもあっけない終わり方には消化不良感が残る。

劇場公開日 1953年9月1日



(キャスト一覧)
ジーン・バリー
アン・ロビンソン
レス・トレメイン
ロバート・コーンスウェイト


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2016-08-20

噂のアゲメンに恋をした!

★★★+
噂のアゲメンに恋をした
鑑賞No:01646
原題:Good Luck Chuck
製作:2007年/アメリカ/99分
監督:マーク・ヘルフリッチ
出演:ジェシカ・アルバ/デイン・クック

子供の頃にちょっとした出来事がきっかけで“一生幸せになれない”呪いをかけられてしまった歯科医師のチャーリー。それ以来、いいところまでいくのに結局彼女から別れを告げられ、恋が成就しなかった。しかし彼と別れた直後、彼女らはことごとく運命の人と巡りあっていることから、いつの間にかチャーリーは“幸運のお守り”と呼ばれモテモテに。そんなある日、彼は結婚式で出会ったキャムに本気で惚れてしまう・・・。

チャーリーと一夜を共にした女性は、彼と別れた後必ず運命の人にめぐり合うという奇想天外な設定だが、そういう呪いがかけられているがゆえにやたらモテモテ状態になる反面、本当に好きな女性とSEXできないという、男性にとってはうらやましくも耐え難い状況がこの物語を大いに面白くしている。お色気シーン満載で、子供の前ではちょっと観るのが躊躇われるが、コミカルなエロシーンで生々しいいやらしさはない。ジェシカ・アルバは相変わらずチャーミングで色っぽく、また少々ドジな役柄を演じているが、それもまた可愛い。バカバカしい映画ではあるが、ジェシカ・アルバのファンにはたまらない映画かも?

劇場公開日 2008年5月17日



(キャスト一覧)
ジェシカ・アルバ
デイン・クック
ダン・フォグラー
ロニー・ロス


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2016-07-08

ウォンテッド

★★★+
ウォンテッド
鑑賞No:01622
原題:Wanted
製作:2008年/アメリカ/110分
監督:ティムール・ベクマンベトフ
出演:ジェームズ・マカヴォイ/アンジェリーナ・ジョリー

企業の顧客管理を担当するウェスリーは、イヤミな女上司にも恋人を寝取った同僚にも何も言えない負け犬人生を送るダメ男だった。そのためストレスがたまり、常にそれを抑える薬が必要だった。ある日、いつもの薬を買いに行った店で謎の美女フォックスが声をかけてくるが、その直後、突然起こった銃撃戦にウェスリーは巻き込まれる・・・・。

映像は完全に「マトリックス」を意識した(というか真似た)作りになっていましたね。CG技術の発達で映像的には凄いと思いましたが、CG慣れしているせいか、最近はあまり感動もできず、CGで何でも表現できてしまうため、却ってリアル感が薄れてきたように思います。また分かりやすくするためか、スローモーション表現が多用されていますが、それも多用しすぎると却ってスピード感を失わせる結果になっているのでは?と思うシーンも多々ありました。内容的には分かりやすいもので、後半には意外な展開も用意されていますが、ラストはちょっとあっけなかったような気がしました。それにしてもアンジーは相変わらずかっこよく、さまになってましたね。

劇場公開日 2008年9月20日



(キャスト一覧)
ジェームズ・マカボイ(ウェスリー・ギブソン)
モーガン・フリーマン(スローン)
アンジェリーナ・ジョリー(フォックス)
テレンス・スタンプ(ペクワースキー)
トーマス・クレッチマン(クロス)
コモン(ザ・ガンスミス)
マーク・ウォーレン
デビッド・オハラ
コンスタンチン・ハベンスキー
ダート・バクタデツ


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2016-02-22

ヴィジット

★★★
ヴィジット
鑑賞No:02772
原題:The Visit
製作:2015年/アメリカ/94分
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:キャスリン・ハーン/ディアナ・デュナガン

休暇を利用して祖父母の待つペンシルバニア州メインビルへとやってきた姉妹は、優しい祖父と料理上手な祖母に迎えられ、田舎町での穏やかな1週間を過ごすことに。祖父母からは、完璧な時間を過ごすためにも「楽しい時間を過ごすこと」「好きなものは遠慮なく食べること」「夜9時半以降は部屋から絶対に出ないこと」という3つの約束を守るように言い渡される。しかし、夜9時半を過ぎると家の中には異様な気配が漂い、不気味な物音が響き渡る。恐怖を覚えた2人は、開けてはいけないと言われた部屋のドアを開けてしまうが・・・・。

最近はあまりパッとしない印象のシャマラン監督だったが、久しぶりに原点復帰したような作品。ただ、内容はオーソドックスなスリラーで、意外と簡単に結末が読めてしまう。そのため、お得意の衝撃のラストはないと言ってもよく、むしろこれで終わり?といった消化不良感は残る。また、祖父母の奇怪な行動は、その瞬間は恐怖を感じるけれど、これが結末の伏線になっている(意味のある行動になっている)かといえばそうでもない。ネタばれになるのでこれ以上は書けないが、そのあたりがもっと納得のいく設定であればいい作品になったかも。

劇場公開日 2015年10月23日



(キャスト一覧)
キャスリン・ハーン(ママ)
ディアナ・デュナガン(祖母)
ピーター・マクロビー(祖父)
エド・オクセンボールド(タイラー(弟))
オリビア・デヨング(ベッカ(姉))


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2015-12-11

ヴィレッジ

★★★+
ヴィレッジ
鑑賞No:01276
原題:The Village
製作:2004年/アメリカ/108分
監督:M.ナイト・シャマラン
出演:ホアキン・フェニックス/ブライス・ダラス・ハワード

深い森に囲まれた村に住む人々はみな家族のような絆で結ばれていた。しかしこの幸せな村には、決して破ってはならない3つの掟があった。
 ・森に入ってはいけない
 ・赤い色を封印せよ
 ・警告の鐘に注意せよ
何のための掟か誰も知らなかったが、森の中に棲む未知の生物を恐れてのことだった。そんなある日、盲目の少女が恋人の命を救うため、村にはない医薬品を求め、禁断の森を抜けたいと申し出るが・・・。

シャラマン監督作品という意識を捨ててみれば、それなりに楽しめる作品。過度のどんでん返しは期待しないほうがよさそう。ミステリアスな展開だが、愛と冒険のストーリーとして観る見方もあるかなと思った。
時代設定は中世を思わせるが、実は・・・というのが大きなオチになるだろうか?分かってしまえば、それほどのオチではなく、前半のミステリアスな展開から全く違った展開やオチを期待した人には少々肩透かしを食らうように思えた。

劇場公開日 2004年9月11日



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2015-12-10

失われた週末

★★★+
失われた週末

鑑賞No:00875
原題:The Lost Weekend
製作:1945年/アメリカ/101分
監督:ビリー・ワイルダー
出演:レイ・ミランド/ジェーン・ワイマン

売れない作家ドン・バーナムは兄や恋人の懸命な努力にもかかわらず、アルコール依存症から抜け出せずにいた。彼らの目を盗んでは酒を飲んでいたが、ある日、飲み代がなくなったためタイプライターを質に出しに行く。しかし休日のためそれも叶わず、街をさまよっていて気絶してしまう。気がついた彼はそこがアル中患者の収容所と知り逃げ出すが・・・・。

酒に溺れ、それゆえ仕事道具であるタイプライターさえ酒代にしようとする男、そしてそれが叶わなかったときの落胆振り、絶望感から来る自殺願望、そしてアル中の幻覚症状・・・、アル中患者のリアルな恐ろしさをヒシヒシと感じさせる映画である。それまでは大根役者といわれていたらしいレイ・ミランドだが、そんなことは微塵も感じさせない鬼気迫る形相の演技には、アカデミー主演男優賞受賞もうなずける。それにしてもアル中は怖い。酒もほどほどにしなければ・・・・。

劇場公開日 1947年12月30日



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2015-09-12

ウィラード(2003年版)

★★★
ウィラード(2003年)
鑑賞No:01447
原題:Willard
製作:2003年/アメリカ/100分
監督:グレン・モーガン
出演:クリスピン・グローバー/ジャッキー・バロウズ

友達もいない孤独な青年ウィラードは、家の地下室で増殖し始めていたねずみを飼うようになり、白いねずみにソクラテス、体格のよい黒ねずみにはベンと名付けていた。ある日、ウィラードはソクラテスとベンを会社に連れて行くが、社長に見つかりソクラテスは殺されてしまう。日ごろより社長から冷たい仕打ちをされていたウィラードは復讐のため、ベンをリーダーとしたねずみの大群を引き連れ、社長のいる会社に向うが・・・。

1971年製作の「ウイラード」のリメイク。内気な青年の、ねずみの大群による復讐劇を描く。基本的には1971年版のストーリーと変わりないが、ラストが異なっていたように思う。あれだけの気持ち悪いねずみを飼っているのだから、主人公のねずみに対する嫌悪感はないはずだが、ソクラテスを異常に愛し、ベンに対して冷たい仕打ちをする理由がイマイチ描けていなかった。主役のウィラードを演じていたのはクリスピン・グローバー。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で主人公の父親役を演じていた俳優だが、チョット変わった人物を演じるには適役のような配役だった。

劇場未公開


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2015-08-31

宇宙人ポール

★★★+
宇宙人ポール
鑑賞No:02207
原題:Paul
製作:2011年/イギリス/104分
監督:グレッグ・モットーラ
出演:サイモン・ペッグ/ニック・フロスト

1947年、ワイオミング州に怪しい飛行物体が落下する。それから60年後。イギリス人のSF作家クライヴとイラストレーターのグレアムは、アメリカ・サンディエゴで開催される世界中のマニアが集うコミコンに参加し、そのあと長年の夢だったアメリカのUFOスポット巡りに出発する。そこでひょんなことからポールと名乗る宇宙人と遭遇し、成り行きで車に乗せる事に・・・・。

ストーリー的には「E.T.」に近いところがあるが、宇宙人のキャラが全然違う。宇宙人ポールの方は流暢な英語を話し、生意気な口調で馴れ馴れしく、下ネタ満載の会話。でも、どこか愛嬌があり、憎めないキャラ。「E.T.」だけでなく、「未知との遭遇」「スター・ウォーズ」「メン・イン・ブラック」などのSF・宇宙人映画へのオマージュも目いっぱいある。ともかく、何も考えずに観れて、大笑いできる楽しい映画。

劇場公開日 2011年12月23日


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2015-07-29

ウィッカーマン (2006年版)

★★★
ウィッカーマン(2006年版)
鑑賞No:01490
原題:The Wicker Man
製作:2006年/アメリカ/101分
監督:ニール・ラビュート
出演:ニコラス・ケイジ/エレン・バースティン

白バイ警官メイラスは、車事故で親娘が焼死するところを目の当たりに見て、精神的ダメージを受けていた。そんな矢先、失踪したかつての婚約者ウィローから、行方不明になった娘ローワンを捜して欲しいという手紙が届く。今でもウィローのことが忘れられないメイラスは、ウィローの住むサマーズアイル島に向う。しかし、その島の人々は不気味な雰囲気と、外部の者に対する警戒心で一杯だった・・・。

1973年にイギリスで製作された同名映画のリメイク版。基本的なストーリー・結末は1973年版と同じなので、1973年版を観たときの意外性はなかった。製作時から30数年経っていて、映像的には現代風になっているが、本作の持つカルト的な雰囲気は1973年版の映像の方が真に迫ってくるものがあり、1973年版に比べ緊張感も減じられた。また、ニコラス・ケイジを主演に迎え、イギリス映画からアメリカ映画へ、1973年から2006年と変わったことで、違った演出やアレンジを期待したが、それもなく、個人的に少し期待外れだった。ミステリー的に見るとラストのドンデン返しに持っていくための色々な伏線も、謎解きがあって改めて考えると、不自然さは拭えない伏線が多く、ツッコミどころの多い映画である。ちなみに、“ウィッカーマン”とは、ガリア戦記に出てくる柳の枝で編まれた巨大な人間型の檻で、人を生贄として入れて燃やすもの。

劇場公開日 2007年9月1日


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2014-10-21

宇宙戦争 (2005年版)

★★
宇宙戦争
鑑賞No:01283
製作:2005年/アメリカ/114分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・クルーズ/ダコタ・ファニング

湾岸地帯で働く平凡な労働者レイが、別れた妻との間にもうけた子供たちと面会するその日、突如現れた“何者か”が容赦なく町を破壊していく。レイは子供たちとともに生きるために町を逃げ出すが・・・・。

スティーブン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演で大々的に宣伝されていたが故、期待倒れの感がある作品。原作はH・G・ウエルズの同名小説で、1953年に一度製作されている。53年版の一見見た目はかわいい火星人に比べ、今回の宇宙人はグロテスク。スピルバーグ監督がテーマとした家族愛はそれなりに描けているが、53年版同様、ラストがあっけないというか、消化不良感が残った。どうも最近のハリウッド映画は、進歩したVFX技術頼みのリメイクばかり目立つように思える。
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2014-09-11

ウォーターワールド

★★★
ウォーターワールド
鑑賞No:00528
製作:1995年/アメリカ/135分
監督:ケヴィン・レイノルズ
出演:ケヴィン・コスナー/デニス・ホッパー

温暖化の進行で、地表はすべて水没した未来の地球。それでもわずかに生き残った人類は人口の島を作って暮らしていた。そんな彼らの望みはどこかに存在するといわれている伝説の陸地ドライ・ランドだった。そんなある日、海中でも呼吸のできるミュータントのマリナーがオアシスという人工島に入港するが、ディーコン率いる海賊集団の襲撃にあってしまう・・・。

大金をつぎ込んだ超大作という触れ込みと、当時人気絶頂のケヴィン・コスナー主演ということで大いに期待しすぎて観ただけに落胆も大きかった。(期待せずに観たならば、それなりの映画だったかも知れないが・・・)伝説の陸地を求めて冒険する海洋アクションだが、大したひねりもなく、海洋上でのアクションなので意外と緊張感や恐怖感もなかった。なぜかスクリーン上では興奮できなかった作品ですが、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の同名アトラクションは結構迫力があり楽しめます。
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2013-11-01

動く標的

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01840
製作:1966年/アメリカ/121分
監督:ジャック・スマイト
出演:ポール・ニューマン/ローレン・バコール


私立探偵ハーパーは、友人の弁護士アルバートの紹介で、行方不明になった大富豪サンプスンの捜索を夫人から依頼される。そこで義理の娘ミランダに会い、彼女の案内でロスにあるサンプスン専用の部屋を訪れ、かつての人気女優フェイの写真を見つける。フェイの夫トロイは密入国をさせることで金儲けしている男で、彼らが事件に関係していると睨んだハーパーはフェイの部屋に忍び込むが・・・・。


この映画の主人公ハーパーの魅力を象徴するのが冒頭のシーンでしょう。コーヒーをいれようとするがコーヒーが切れていてない。そこで前日いれた出がらしをゴミ箱から出して入れなおすシーン。男所帯の探偵の生活感が画面からプンプン匂ってくる映画です。ハードボイルドでありながら、しょっちゅう敵にやられたり捕まったりするあたりも、スーパーマンではなく、ごく身近な探偵を感じさせます。でもさすがポール・ニューマン、それでも男くさく、かっこいいのです。ストーリーは登場人物が限られることもあって、驚きの展開ではありませんが、まずまず楽しめる内容。


  1. 洋画-う

2013-10-29

ウォッチメン

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01842
製作:2008年/アメリカ/163分
監督:ザック・スナイダー
出演:ジャッキー・アール・へイリー/パトリック・ウィルソン


1985年、ニクソン大統領が政権を握るアメリカ。ある夜、ニューヨークのある高層マンションの一室のガラスが割れ、一人の男が墜落死する。死体のそばには、血のついたスマイルバッジが落ちており、死んだ男はかつて“ウォッチメン”と呼ばれていた一人であり、スマイルバッジは彼のトレードマークだった・・・・。


いわゆるアメコミの映画化だが、スーパーマンやスパイダーマンとは趣の異なる作品。まず、ストーリーが分かりにくい。何の予備知識もなく観るとついていけなくて、ものの30分も観ているとリタイアしたくなるような内容。登場人物も個性があるようで、実は全体的に地味。ウォッチメン自体知らなかった私にはキャラクターも全く分からず、最初からつまづいた。後半にはエロチックなシーンもあり、どう見ても子供には不向きの、大人向けのアメコミ映画。


  1. 洋画-う

2013-10-12

ウルヴァリン:SAMURAI

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02430
製作:2013年/アメリカ/125分
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン/福島リラ/ウィル・ユン・リー


カナダで隠遁生活を送っていたウルヴァリンことローガンは、以前命を救ったことのある日本人の大物実業家・矢志田に請われて日本を訪れる。しかし、重病を患っていた矢志田はほどなくして死去。矢志田の葬儀が執り行われるが、そこをギャングたちが襲撃。ローガンは矢志田の孫娘・マリコを連れ、その混乱から逃げ出すが・・・・。


日本を舞台にしての「X-MEN」シリーズのスピンオフ2作目だが、この作品のイメージからして日本は合わなかったようだ。また日本を強調したいがためか、いつの時代?と首をかしげたくなる描写も多い。未だに、サムライ、忍者、日本刀が日本を表現する常套手段のように描かれるのはちょっと不快。いくらか見ごたえのあるアクションシーンもあるが、新幹線上での格闘はやりすぎ。あまりにもリアリティがなさすぎで笑ってしまった。また、このシリーズの見ものであるミュータントだが、ヘビ女だけというのはさびしい。さらにこのヘビ女、意外と弱く、ウルヴァリンと戦う前にやられてしまう。日本が舞台ということで、ストーリーの中心的な役どころに2人の日本人女優が抜擢されているが、ところでこの2人誰? もうちょっと有名な女優を使ってもよかったのでは!?

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2013-10-07

ウォー・ゲーム ザ・デッド・コード

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01853
製作:2008年/アメリカ/101分
監督:スチュアート・ジラード
出演:マット・ランター/アマンダ・ウォルシュ


高校生のウィルは、「リプリー」と呼ばれるテロリスト撃退ゲームがお気に入りだったが、それは米国の国土安全保障省がテロリストをおびき寄せるための罠だった。偶然、大金を手にしたウィルはそれを賭け金にリプリーを始めるが、テロリストと疑われて・・・・。


1983年のサスペンス映画「ウォー・ゲーム」のリメイクというか続編にあたる作品。1983年のオリジナル版と比べ、緊迫感が薄い作品。内容的にはリメイクという内容ではなく、1983年版を観たことのある人なら分かる「ジョシュア」が登場することで続編のような感じになっていることが分かる。この「ジョシュア」の登場によってラスト20分くらいが、期待していた「ウォー・ゲーム」らしさが出てきて、緊迫感が出てくる。ただし前半の緊迫感のなさがかなり無駄の感じのする作品となっているのが残念。

  1. 洋画-う

2013-06-12

ウルヴァリン:X-MEN ZERO

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01888
製作:2009年/アメリカ/108分
監督:ギャヴィン・フッド
出演:ヒュー・ジャックマン/リーヴ・シュレイバー


ある夜、ビクターの父がローガンの父を射殺、怒りに我を忘れたローガンは両手からツメが飛び出し、そのツメでビクターの父を殺してしまう。しかしビクターの父が実の父親と知ったローガンはビクターと共に逃亡、その後軍人として暮らすが、やがて凶暴化したビクターと袂を分かつ・・・・。


「X-MEN」シリーズの中心キャラであるウルヴァリンを主人公にしたスピンオフ映画で、彼の生い立ちを描いている。「X-MEN」といいながら、映画の雰囲気は「X-MEN」とは大きく異なり、ミュータントの対決というよりは、ウルヴァリンの誕生秘話を内面的な視点から描かれており、「X-MEN」気分で観るとチョット肩透かしを食らう。ただし対決シーンやアクションシーンはCG技術を駆使した派手でスピード感があり、この部分では「X-MEN」を彷彿させる。誕生秘話というと「バットマン」がすぐ浮かんだが、二番煎じ的でもあり、「X-MEN」につなげるという制約もあってか、新鮮さはあまりなく、いまひとつという感の否めない作品。

  1. 洋画-う

2013-06-10

ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02388
製作:2012年/アメリカ、カナダ、スウェーデン/95分
監督:ジェームズ・ワトキンス
出演:ダニエル・ラドクリフ/キアラン・ハインズ


19世紀末のロンドン。愛妻を亡くし、失意のどん底にいた若き弁護士アーサーは、ひとり息子をロンドンに残し、とある田舎町に赴く。ある老夫人の遺言状を見つけ出すため、とある田舎町の老婦人の館に赴く。そこで謎めいた黒衣の女を目撃し、やがて館の忌まわしい過去と、町の子どもたちが相次いで変死している事実を探り当てることに・・・。


「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフを主演に迎えたゴシックホラーというのが売りかもしれない作品だが、内容は至ってありきたり平凡なもの。ホラーといってもあまり怖くもなく、次々起こる怪奇現象や幻影もお決まりのもので、目新しさは感じられない。ラストはちょっと曖昧な終わり方で、結末を観る者に委ねたようで消化不良感が残る。

  1. 洋画-う

2013-02-08

ウォーロード/男たちの誓い

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01926
製作:2008年/中国、香港/113分
監督:ピーター・チャン
出演:ジェット・リー/アンディ・ラウ/金城武


中国・清朝末期。太平天国の乱で敗軍の将となった清将軍のパンは、リィエンという女性に助けられ、一夜を共にする。さらに立ち寄った町で盗賊の青年ウーヤンと出会い、彼の村に招かれる。しかし、村のリーダーでウーヤンの兄であるアルフは、パンが官兵と知って受け入れを拒絶する。さらにそこにはリィエンがいて、リィエンはアルフの妻だという・・・・。


個性の違う3人ががっぷり四つに組んだ作品で見ごたえのある作品に仕上がっていく。最初は目的を同じくしてそれに一致団結していく3人の様は、さながら三国志の桃園の義以降の劉備・関羽・張飛を彷彿させるが、勢力が拡大していくにつれ、次第に3人の関係に微妙な変化がおき、やがて対立を生んでいく。理想と権力と、そして女性がうまく絡まりながらストーリーは展開していき、ラストに向けて緊張と興奮と、そしてやるせなさが入り混じる良品。

  1. 洋画-う

2012-12-20

ヴァージン・ハンド

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01940
製作:2000年/アメリカ/96分
監督:アルフォンソ・アラウ
出演:ウディ・アレン/シャロン・ストーン


肉屋を営む平凡な男テックは、妻の浮気現場を目撃し、彼女を殺してしまう。そして死体を隠すため、彼女の遺体をバラバラにして運ぼうとするが、途中で右手首を落としてしまう。その右手首を拾った盲目の老女の目が見えるようになったのをはじめ、小さな村で次々と奇跡が起こり、やがて“マリアの手”として有名になり・・・・。


バラバラ殺人を扱っていながら、全然残虐性を感じず、シュールでブラックなコメディ映画に仕上げているのはやはりウディ・アレンならでは。何でバラバラにされた女性の手が“マリアの手”として奇跡を起こすのかが良く分からなかったが、その奇跡の手を巡って村人、殺人犯の夫、そして警察の争奪戦のバタバタを面白おかしく描いている。殺された妻役を演じている女優が最初わからなかったが、シャロン・ストーンが演じている。これも見もの。

  1. 洋画-う

2012-11-03

運命のボタン

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01997
製作:2009年/アメリカ/115分
監督:リチャード・ケリー
出演:キャメロン・ディアス/ジェームズ・マースデン


ヴァージニア州に住むノーマとアーサーの夫婦の元に、赤いボタンのついた謎の箱が届けられる。そしてその日の夕方、見知らぬ老紳士スチュワードが現れ、「ボタンを押せば見知らぬ誰かが死ぬが、あなたは100万ドルを手に入れる」と告げる。ボタンを押すかどうかは24時間以内に決めないといけないと言われ、夫婦は悩んだ末・・・・。


究極の選択に悩み、それによって巻き起こる騒動でも描かれているのかと勝手に思い込んで観始めたが、運命の選択よりも、選択後の経緯が中心だった!だから意外と簡単にボタンを押した時は、ちょっと拍子抜けしたが、本当の究極の選択は後でやってくるようでした。しかしそれにしてもこの手の映画は、最終的に人生の良い教訓となるべき逸話としてハッピーに終わるものだと思っていたが、何とも後味の悪い終わり方で、チョット残念だった。またミステリアスなサスペンスものかと思いきや、SFがかった展開に少し戸惑ってしまった。ショートショートを映画化したものだが、少し無理があったようで途中間延びした感じは否めなかった。

  1. 洋画-う

2012-11-01

美しすぎる母

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01993
製作:2007年/スペイン、フランス、アメリカ/97分
監督:トム・ケイリン
出演:ジュリアン・ムーア/スティーヴン・ディレイン


貧しい家庭に育ったバーバラは、幼い頃から金持ちの男と結婚することが夢で、その夢が叶い、大富豪ブルックスと結婚し、息子のトニーをもうける。上流社会の一員として認められたくて必死に努力するバーバラだったが、努力すればするほど逆に階級の違いが目立つ結果となっていた。やがて夫にも愛想をつかされ若い愛人と去られてしまうと、取り残されたバーバラは息子とニーとの間で禁断の関係に・・・・。


実際に起こった息子による母親殺害事件を題材にした映画。実話なんだろうけど、淡々と描かれていて盛り上がりには欠ける。この家庭を見ているとトニーに同情はするが、どうも殺人に至るまでの動機が見えてこない。タイトルにある「美しすぎる母」もこの映画を観る限り、全く結びつかない。「美しすぎる」と「ジュリアン・ムーア」は結びつかないし、「美しすぎる」と殺人もどうも結びつかない。最終的に近親相姦が描かれ、その歪んだ関係のなれの果てが母親殺しになったんだろうと思われるが、全編通してこの家庭は異常で歪んでおり、あまり感情移入できない内容である。

  1. 洋画-う

2012-10-10

ウルフマン

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01984
製作:2010年/アメリカ/102分
監督:ジョー・ジョンストン
出演:ベニチオ・デル・トロ/アンソニー・ホプキンス


舞台俳優のローレンスは、兄ベンが行方不明になったと聞き、久しぶりに実家に帰ってくる。しかし、ベンは無残な姿で発見され、ローレンスは自ら犯人探しに乗り出す。そんな中、謎の狼男に襲われたローレンスは、満月の夜にウルフマンに変身し、次々と村人を襲うことに・・・・。


古典的なモンスターもので、ありきたりといえばありきたりだが、ただ単にモンスターの恐怖を描いているのではなく、図らずもウルフマンになってしまった男の苦悩と、彼を愛する女性との悲恋を描いている。変身シーンはやはりCG技術による出来の良さはあるが、それ以上にベネチオ・デル・トロがウルフマンのイメージに近く、違和感なく観れました。面白さははイマイチ感がありますが、まずまずの映画です。

  1. 洋画-う

2012-04-25

ウォール・ストリート

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02127
製作:2010年/アメリカ/133分
監督:オリヴァー・ストーン
出演:マイケル・ダグラス/シャイア・ラブーフ


ウォール街のやり手金融マンのジェイコブは順風満帆の人生を送っていたが、ある日彼の会社が突然破綻し、経営者は自殺、彼自身も資産を失ってしまう。それが金融界の黒幕ブレトンの仕業と知ったジェイコブはブレトンへの復讐を誓う。そこで恋人ウィニーの父であり、最近刑務所を出所した元大物投資家のゴードン・ゲッコーに助力を求めることに・・・・。


マイケル・ダグラス、チャーリー・シーン主演の1987年製作映画「ウォール街」の続編とも言える作品。前作で服役したマイケル・ダグラスが出所して、娘の恋人の金融マンであるジェイコブと手を組んで再びウォール街に復活する・・・といったところが大筋のストーリーです。さすがにストーリーはそれだけの単純なものではなく、そこは生き馬の目を抜くウォール街、騙し騙されの世界にあって、マイケル・ダグラス演じるゴードン・ゲッコーの存在感とやり口には貫禄があります。金融のことが分からないと100%楽しめないかもしれませんが、なかなか面白い作品には仕上がっています。ゲッコーの人となりを知っておくためにも前作「ウォール街」は観ておくほうが良いと思います。前作のもう一人の主役チャーリーシーンもちょいと顔見せしていますのでお楽しみに。


  1. 洋画-う