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2019-04-16

エンゼル・ハート

★★★+(3.5)
wエンゼル・ハート
鑑賞No:00040
原題:Angel Heart
製作:1987年/アメリカ/113分
監督:アラン・パーカー
出演:ミッキー・ローク/ロバート・デ・ニーロ

しがない私立探偵のハリー・エンゼルは出向いた教会で、ルイ・サイファーという長い爪が特徴的な男から仕事を依頼される。戦前の人気歌手ジョニー・フェイヴァリットを捜してほしいというのだ。彼は戦争の後遺症で精神病院に収容されているはずだということで病院を訪れるが、すでに退院しているという記録になっていた。しかしその記録が退院当時にはまだ無かったボールペンで書かれていたことからハリーは不審に思い・・・・。

ミッキー・ロークが輝いていた頃の代表作の一つともいえる作品。後に不遇な時代が到来するとは思えない演技力で観るものを惹きつけるが、さらに演技には定評のあるロバート・デ・ニーロが絡むわけなので、作品としての出来は良い。ストーリーも、不気味さが漂う映像の中で、謎に次ぐ謎が出てくる中、最後はアッ!といわせるドンデン返し。最近はよく使われる手ではあるが、当時としては斬新だったように思う。「レスラー」で見事カムバックしたミッキー・ロークの、若き日の作品として必見。

劇場公開日 1987年6月13日



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2019-04-15

エレファント・マン

★★★★(4.0)
wエレファント・マン
鑑賞No:00039
原題:The Elephant Man
製作:1980年/アメリカ、イギリス/124分
監督:デイヴィッド・リンチ
出演:ジョン・ハート/アンソニー・ホプキンス

19世紀末。ロンドンの見世物小屋で“エレファント・マン(象人間)”として観衆の前に現れた奇形な人間ジョン・メリックを見た外科医フレデリック・トリーブスは彼に興味を持ち、研究のため彼を引き取る。最初は白痴だと思われたメリックだが、実は聖書を熱心に読み、芸術を愛する心優しい人間だとトリーブスは気づき・・・・・。

実在の人物ジョン・メリックの生涯を描いた映画。とかく人は人を外見で判断する。外見がその人を判断する材料の一つであることは否定しないが、外見が醜い人に対する偏見と、それに伴う嘲笑・揶揄・虐待などは人間として恥ずべき行為である。それは皆分かっていることかもしれないが、果たして現実の前にそれが貫き通せるか。このエレファントマン、ジョン・メリックを目の前にして、普通の人と同じように対せるか?そんなことを自問自答しながら観た映画です。外見が醜いだけに、彼の純粋さ、心のきれいさが際立っており、それ故彼に対する様々な仕打ちや困難に非常に切なく、憤る映画でもあります。

劇場公開日 2004年11月20日



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2019-04-14

エルム街の悪夢

★★(2.0)
wエルム街の悪夢
原題:A Nightmare On Elm Street
製作:1984年/アメリカ/91分
監督:ウェス・クレイヴン
出演:ヘザー・ランゲンカンプ/ジョン・サクソン

高校生のティナとナンシーは大の仲良しでで、高校生活もエンジョイしていたが、2人は鋼鉄の爪を持った殺人鬼が現れる悪夢に悩まされるようになる。そしてその殺人鬼が同一人物であることが分かりさらに驚いてしまう。そんな中、ティナが殺され、恋人ロッドが逮捕される。しかし、その後もナンシーの悪夢は続き、夢の中で負った傷が現実に戻っても残っているという不可解な出来事が続いた・・・・。

「13日の金曜日」のジェイソンとともに並び称されている殺人鬼・フレディで有名な映画。鋼鉄の爪と大量の血というホラー映画の王道的な要素を持ちつつ、舞台は夢の中で、入浴中に襲われるという点で他のホラー映画とは一線を画す印象的なホラー。ただ初めて観たときは個人的には分かりにくく、面白さが伝わってこなかった。これ1作でもういいやという感じだったが、これまで6作(番外編を入れると計8作)作られていることから、それなりに人気シリーズらしいですね。さらに今年、リメイクされるみたいです。

劇場公開日 1986年5月24日



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2019-04-13

エクソシスト

★★★+(3.5)
wエクソシスト
鑑賞No:00037
原題:The Exorcist
製作:1973年/アメリカ/122分
監督:ウィリアム・フリードキン
出演:エレン・バースティン/リンダ・ブレア

ワシントンで仮住まいしている女優のクリスの一人娘リーガンにある日、異変が起こる。声色は変わり卑猥な言葉を連発し、形相も変貌していった。医者に見せても埒が明かず、リーガンの行状は日増しにひどくなっていった。悩んだクリスはカラス神父に悪魔祓いを依頼する・・・・。

一大オカルト・ブームを巻き起こした作品。オカルト映画は数多くあるが、やはりその頂点に立つのがこの作品だと思う。それぐらい、初めて観たときは驚いたし、怖かった。あの有名なリーガンの首が180度回転するシーンはもちろん、リーガンの鬼気迫る形相は凄すぎ。そしてリーガンと神父の壮絶な対決シーン。恐怖と気持ち悪さが同居する中、安直なオカルト映画とは異なり、神父が背負った罪との葛藤も描いた重厚な作品となっている。ちなみに、この作品はウィリアム・ピーター・ブラッティが実話に基づいて小説化したもの。映画でエレン・バースティンが演じた母親役は、彼の家の隣人である女優シャーリー・マクレーンがモデルになっている。オカルト映画につきものの不思議な出来事も起こっている。悪魔に取り憑かれた少女を演じたリンダ・ブレアの祖父とマックス・フォン・シドーの兄弟が撮影開始早々に死亡。悪霊の模型が輸送中に行方不明になったり、ジェイソン・ミラーの息子がバイク事故で重傷、スタッフも指を切断したり、家のセットが原因不明の火災で焼けるなどの事故が起こっている。

劇場公開日 1974年7月13日



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2019-04-12

エイリアン3

★★★+(3.5)
wエイリアン3

鑑賞No:00036
原題:Alien³
製作:1992年/アメリカ/115分
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:シガニー・ウィーヴァー/チャールズ・ダットン

睡眠カプセルの中で眠っているリプリーたちを乗せた非常救命艇EEVは突発事故により惑星フィオリーナ161へ不時着する。そこでひとり生き残ったリプリーは労働矯正施設に収用される。リプリーは事故の原因を究明しようとするが、実は救命艇内部にはエイリアンが潜んでおり、囚人の飼い犬の体を借りて新たな姿へと成長していた・・・。

シリーズ1作め、2作めが傑作だった分、「3」はホラー性、アクション性、そしてエイリアンのスケールの面でも劣った感は否めなかった。「エイリアン」は「1」~「3」まですべて監督が異なっており(「1」:リドリー・スコット、「2」:ジェームズ・キャメロン)、それぞれの監督の特徴がでているのかもしれないが、「3」のデヴィッド・フィンチャーは後の「セブン」にも見れるようなダークな世界が垣間見られ、どうしても「1」「2」に比べ暗さが否めないし、どうも同じシリーズとは思えないような感じがする。それにしても、シガニー・ウィーバーは回を重ねるごとに男?らしくたくましくなってきたように思う。

劇場公開日 1992年8月22日



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2019-04-10

エイリアン2

★★★★+(4.5)
wエイリアン2
鑑賞No:00035
原題:Aliens
製作:1986年/アメリカ/136分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:シガニー・ウィーバー/マイケル・ビーン

前作でエイリアンの襲撃から唯一生還した女性航海士リプリー。しかしそれもつかの間、植民惑星からの連絡が途絶え、調査のために向うことになった宇宙海兵隊のアドバイザーとして同行することになる・・・。

人気シリーズの第2作。たしかキャッチコピーで「今度は戦争だ!」といっていた記憶があるが、確かに第1作目はホラー性が強かったが本作はどちらかというとアクション性が強い映画。エイリアン自体も1匹でなく、マザー・エイリアンを筆頭に無数のエイリアンが登場し、1作目とは違った恐怖感に襲われる。またリプリーを中心に女性が活躍するシーンが多いのも特徴。たくましい女性像が見られます。

劇場公開日 1986年8月30日



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2019-04-09

エイリアン

★★★★+(4.5)
wエイリアン
鑑賞No:00034
原題:Alien
製作:1979年/アメリカ/116分
監督:リドリー・スコット
出演:トム・スケリット/シガニー・ウィーバー

男女7名の宇宙飛行士が乗る宇宙船ノストロモ号は地球に帰還中、他の宇宙船からのSOSを傍受する。救出に向ってたどり着いた惑星には人影はなかったが、床一面に転がっている卵状の物体を発見する。一人がその1個を覗き込んだとき、突然とびだした生物に顔をふさがれてしまう。宇宙船に連れ戻してその生物を顔から剥がすことはできたが、その生物は姿を消してしまう・・・。

宇宙飛行士とエイリアン(異星人)との闘いを描くSFサスペンス。宇宙船という閉鎖空間の中に、恐るべき未知の生物が潜んでいるというだけで恐怖心を煽るのだが、当時では奇抜ともいえるエイリアンのデザインと、弱点を見出せない完全体生物ということがより恐怖感を増長した。最後の最後まで緊迫感のある映画で、見ごたえは十分だった。

劇場公開日 1979年7月21日



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2019-01-08

エンド・オブ・ホワイトハウス

★★★★(4.0)
wエンド・オブ・ホワイトハウス
鑑賞No:02446
原題:Olympus Has Fallen
製作:2013年/アメリカ/120分
監督:アントワン・フークア
出演:ジェラルド・バトラー/モーガン・フリーマン

アメリカ独立記念日の翌日となる7月5日、綿密に練られたテロ計画によりホワイトハウスが襲撃、占拠される前代未聞の事態が発生。大統領を人質にとったアジア人テロリストは、日本海域からの米軍第7艦隊の撤収と核爆弾作動コードを要求する。、かつて大統領専属のシークレットサービスだったマイクが、ホワイトハウスへの潜入に成功するが・・・・。

ホワイトハウス版ダイ・ハードといえる作品。設定やストーリーもよく似たシーンがあった。ただ、ダイ・ハードは、巻き込まれ型で自分の不幸を嘆きながらもタフに敵を撃退していくが、本作は自ら占拠されたホワイトハウスに乗り込み、大統領を救出しようとするところは対照的。それでも、タフさは共通で、多人数に対して1人ではありえない活躍ぶり。ストーリーも分かりやすく、盛り上がりも随所にあるが、一番の急所である、大統領の息子やマイクの妻が窮地に落ちなかったのは、さらなる盛り上げには欠かせないと思ったが・・・。

劇場公開日 2013年6月8日



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2018-02-13

エイリアンVS.プレデター

★★★★(4.0)
wエイリアンVSプレデター
鑑賞No:01259
原題:Alien vs. Predator
製作:2004年/アメリカ/100分
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:サナ・レイサン/ラウル・ボヴァ

SF映画史上屈指の凶悪生物、“エイリアン”と“プレデター”。この両者の対決を描く。南極大陸の地下に謎の熱源があると入る情報をつかんだウェイランド社は、早速各分野の専門家による調査団を結成し、調査に向かわせる。やがて彼らは地下に巨大なピラミッドを発見するが、それはなんと人間を生贄にして育てたエイリアンと若いプレデターが戦う儀式の場所だった・・・・。

ヒット映画のキャラを利用した安直なB級映画かと思いきや、結構面白かった。前半はやや退屈な部分はあるが、中盤以降、両者が戦い始めるころから盛り上がってくる。そしてグロテスクな様相のプレデターが終盤、かっこよく見えたのは私だけだろうか・・・?元の“エイリアン”や“プレデター”と同格で観ると評価は悪いかもしれないが、最初からB級作品として割り切って観るのがお奨め!

劇場公開日 2004年12月18日



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2018-01-29

エンジェル ウォーズ

★★(2.0)
wエンジェル ウォーズ
鑑賞No:02176
原題:Sucker Punch
製作:2011年/アメリカ/110分
監督:ザック・スナイダー
出演:エミリー・ブラウニング/アビー・コーニッシュ

母の死後、遺産を狙う義父のせいで妹まで亡くし、精神医療施設に入れられた少女ベイビードール。5日後にロボトミー手術が決まり、絶望的な現実から逃避しようと幻想を見るようになる。幻想の中で賢者から5つのアイテム=地図、火、ナイフ、鍵、そして“何か”を集めれば自由になれると教わった彼女は、4人の仲間とアイテムを集める旅に出る・・・・。

黒澤明監督や日本文化に影響を受けたといわれるザック・スナイダー監督らしく、日本刀や寺院、鎧を着た武将など、日本を想像させる映像が多く出てくる。ただ、映画の大半は幻想で、ゆえに何でもありの世界で、必然性はなく、ストーリーも分かりにくい。よってストーリーを楽しむというよりも、非現実的なアクション映像のみを楽しむ映画といえる。

劇場公開日 2011年4月15日




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2017-12-26

エイリアン コヴェナント

★★★★(4.0)
wエイリアン コヴェナント
鑑賞No:02880
原題:Alien: Covenant
製作:2017年/アメリカ/122分
監督:リドリー・スコット
出演:マイケル・ファスベンダー/キャサリン・ウォーターストン

滅びゆく地球から脱出し、人類移住計画を託された宇宙船コヴェナント号には、カップルで構成された乗組員が搭乗していた。やがて人類の新たな楽園となるであろう未知の惑星にたどり着いたコヴェナント号だったが、そこには想像を絶する脅威が存在していた。その恐怖を目の当たりにした乗組員たちは、命からがら星からの脱出を試みるのだが・・・・。

リドリー・スコット監督が自身の傑作SF「エイリアン」の前日譚を描いた「プロメテウス」の続編。ただ、どうも本作は続編と言いながら、新「エイリアン」3部作の1作目に位置づけられるらしい。よってタイトルも「プロメテウス2」ではなく、「エイリアン」となっている。「プロメテウス」の印象は薄く、ストーリーもうろ覚えだったが、それでも本作の鑑賞にはほとんど支障はなく、ストーリー的にはほぼ独立している。内容的にはまさに前日譚と言うにふさわしく、「エイリアン」そのもので、これまでの「エイリアン」を彷彿させながらも、その凶暴さ、スピードは逆に進化しているように思えた。本作でも最後に活躍するのは女性で、またしても逞しい女性主人公の誕生と言える。ストーリーは割と単純で、普通に楽しめる。

劇場公開日 2017年9月15日



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2017-12-03

AVP2 エイリアンVS.プレデター

★★(2.0)
wAVP2 エイリアンズVSプレデター
鑑賞No:01482
原題:Aliens vs. Predator: Requiem
製作:2007年/アメリカ/94分
監督:ザ・ブラザーズ・ストラウス
主演:スティーヴン・パスカル/レイコ・エイルスワース

前作での南極での死闘の後、プレデターの体内にエイリアンが寄生していた。そして胸を突き破って生まれたエイリアンはプレデリアンとして、故郷を目指す宇宙船内でプレデターを襲撃したため、宇宙船は再び地球に墜落してしまう。新種のエイリアンに対抗するため、プレデターは究極のハンター“ザ・クリーナー”を地球に送り込んできたため、人間を巻き込んだ新たな闘いが始まる・・・。

前作でそれなりに楽しめたので期待して観たが、大いに期待外れに終わってしまった。もともとこの手の映画は場所設定が閉鎖空間ということで緊張感が高まるのだが、舞台が地球上の、さらに街中になってしまって、閉鎖空間から来る恐怖感・緊張感がかなり抑えられてしまった。また、前半のやや冗長なストーリー展開のお陰でややウトウトしてしまったため、後半のエイリアン・プレデター・人間の三つ巴の戦いの意味がよく分からなかった。終始画面も暗く、よく観ていないとエイリアンかプレデターか分かりにくい箇所もあり、全体的に分かりづらさを助長していた。そしてあのラスト。あのラストはないでしょう!結局、消化不良に終わった一作。

劇場公開日 2007年12月28日



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2017-11-21

エクスペリメント

★★★★(4.0)
wエクスペリメント
鑑賞No:02115
原題:The Experiment
製作:2010年/アメリカ/97分
監督:ポール・シューリング
出演:エイドリアン・ブロディ/フォレスト・ウィテカー

弁護士の職を失ったばかりのトラヴィスは、反戦デモで知り合ったベイと恋に落ち、インド旅行の約束をする。その旅費を稼ぐため、日給1000ドルという高報酬の求人に応募する。それは14日間にわたる実験に参加するものだったが、トラヴィスは24人の合格者のひとりとして選考に受かる。その実験とは、被験者を看守役と囚人役に分かれて、その役割を終日振舞うというものだったが・・・・。

本作は1971年に米スタンフォード大学で行われた監獄実験をモチーフにしたドイツ映画「es(エス)」のリメイク。「es(エス)」はまだ未鑑賞だが、オリジナル版と違って、観察者は出てこず、被験者の視点に絞った表現となっている。異常な環境下に置かれ、支配する者と支配される者に分けられた人間の本性がむき出しにされ、暴力的になっていく人間という生き物の怖さを痛感させられる。囚人と看守それぞれのリーダーとなっていくエイドリアン・ブロディとフォレスト・ウィテカーの激化していく対立が見もの。

劇場公開日 2010年12月4日



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2017-10-03

L.A.コンフィデンシャル

★★★★(4.0)
wLAコンフィデンシャル
鑑賞No:00732
原題:L.A. Confidential
製作:1997年/アメリカ[/138分
監督:カーティス・ハンソン
出演:ケビン・スペイシー/ラッセル・クロウ

1953年、ロサンゼルス。元刑事を含めた6人の男女が惨殺された事件の捜査にあたっていたロス市警の刑事バドは、やがて売春組織の娼婦リンにたどり着く。一方、殉職した刑事を父に持つ野心家のエド、そしてテレビの刑事ドラマでアドバイザーをしているジャックも動き出す。刑事たちはぶつかり合いながらも、やがて手を組み、警察内部の汚職に立ち向かうことに・・・・。

一度観ただけでは理解しにくい作品だが、事件の真相が第一ということではなく、ギャングと悪徳警官が殺された事件を追う二人の刑事の、相異なる正義に対する信念の違いを強烈に描いている。二人の正義は根本的には全く異なるのだが、自分の正義を貫く姿勢は凄い。また、二人を取り巻く人々も皆くせもの揃いで、単純に善悪で割り切れない人々の人間ドラマだ。

劇場公開日 1998年7月18日



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2016-09-23

エリザベス:ゴールデン・エイジ

★★★+
エリザベス ゴールデン・エイジ
鑑賞No:01609
原題:Elizabeth: The Golden Age
製作:2007年/イギリス/114分
監督:シェカール・カプール
出演:ケイト・ブランシェット/クライヴ・オーウェン

父王ヘンリー8世の遺志を継いでプロテスタントの女王として25歳でイングランド女王に即位したエリザベス。しかし国内にはカトリック信者が大勢おり、スペインを中心としたヨーロッパ列強もイングランド占領を狙うなど、内憂外患を抱えていた。さらにスコットランド女王メアリー・スチュアートの存在も争いの火種としてくすぶっていた。そんな女王の前に、新世界から戻ったばかりの冒険家ローリー卿が現れる・・・・。

前半は女王としてよりも女として悶々とするエリザベスの姿を描いていたため、今ひとつ盛り上がれなかったが、終盤のスペインの無敵艦隊との戦いには思わず興奮して観た。スペインの無敵艦隊を前に死を決意して雄雄しく戦おうとする一面があるかと思うと、従妹のメアリーを処刑しその罪の意識に苛まれるという、強さと弱さを併せ持った女王をケイト・ブランシェットが好演していた。ウォルター・ローリーにまつわる色々なエピソードも歴史好きには大いに楽しめるものとなっている。

劇場公開日 2008年2月16日



(キャスト一覧)
ケイト・ブランシェット
ジェフリー・ラッシュ
クライブ・オーウェン
リス・エバンス
ジョルディ・モリャ
アビー・コーニッシュ
サマンサ・モートン
エディ・レッドメイン
トム・ホランダー
アダム・ゴドリー


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2016-07-22

A.I.

★★★
AI.jpg
鑑賞No:01053
原題:A.I. Artificial Intelligence
製作:2001年/アメリカ/146分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ハーレイ・ジョエル・オスメント/ジュード・ロウ

人間に代わってロボットが雑用や労働をする未来社会。そんな中で、不治の病に冒された息子を持つ夫婦のもとに少年型のロボット、デヴィットが届けられる。デヴィットには母親を愛するようプログラムされていたが、そのうち実の息子が生き返り、デヴィットは捨てられてしまう・・・。

スピルバーグ作品でよく感じるのが、人間と人間以外との“コミュニケーション”である。人間以外とは、異星人であったり、本作のようなロボットであったりする。人間と人間というケースもあるが、その場合も異民族であったり、言語が通じなかったりというケース。いずれにせよ、現代の希薄な人間同士のコミュニケーションを批判し、嘆いているかのよう。本作も前半はそんなイメージで観ていたが、後半は少し違ってきていた。最終的には、ロボット版ピノキオのような印象が拭えなかったが、これもスピルバーグ・カラーなのだろうか?もともとキューブリックが撮る予定だった作品だが、彼が撮っていたらどうなっていただろうか?

劇場公開日 2001年6月30日



(キャスト一覧)
ハーレイ・ジョエル・オスメント
フランシス・オコナー
ジュード・ロウ
サム・ロバーズ
ブレンダン・グリーソン
ジェイク・トーマス
ウィリアム・ハート
ベン・キングズレー
ロビン・ウィリアムズ
メリル・ストリープ


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2016-06-09

エイリアン4

★★★
エイリアン4
鑑賞No:00699
原題:Alien: Resurrection
製作:1997年/アメリカ/107分
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
出演:シガニー・ウィーバー/ウィノナ・ライダー

惑星フィオリーナで溶鉱炉に消えたリプリーだったが、エイリアンの軍事利用をたくらむペレズ将軍率いる一派が、残されていたDNAからクローンを生み出し、リプリーは復活する。リプリーの体内に宿っていたエイリアンをもとに宇宙船オリガ号の中で養殖が開始されるが、成長したエイリアンが脱走。オリガ号は緊急事態のため地球へ向けて動き出してしまう。リプリーはエイリアンを地球に降ろすまいと戦うが・・・・。

名作SFシリーズの第4作。前作「エイリアン3」から200年後を舞台に、リプリーとエイリアンの最後の戦いが描かれている。前作の「エイリアン3」で主人公のリプリーは死に、シリーズは完結したはずだったが、なんと本作ではクローン人間として復活するという手を使って続編を作ってしまった。このクローン人間、リプリーとエイリアンの遺伝子を両方併せ持つため、もはや人間としての能力を超えた強さを見せたため、元々持つ1作目のSFホラーとしての怖さや2作目のアクション性が薄れているのは残念。原題の「Resurrection」は「復活」を意味し、死んだはずのリプリーの復活と、完結したはずのシリーズの復活の2つをかけている。
 
劇場公開日 1998年4月25日



(キャスト一覧)
シガニー・ウィーバー(リプリー)
ウィノナ・ライダー(コール)
ロン・パールマン(ジョナー)
ドミニク・ピノン(ヴリース)
ダン・ヘダヤ(ペレス将軍)
J・E・フリーマン(レン博士)
ブラッド・ドゥーリフ(ドクター・ジェディマン)
レイモンド・クルツ(ディステファノ)
キム・フラワーズ(ヒラード)
ゲイリー・ドゥーダン(クリスティアン)
リーランド・オーサー(パーヴィス)
マイケル・ウィンコット(エルジン)


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2016-05-11

X-ミッション

★★★
X-ミッション
鑑賞No:02790
原題:Point Break
製作:2015年/アメリカ/114分
監督:エリクソン・コア
出演:エドガー・ラミレス/ルーク・ブレイシー

元アスリートの若きFBI捜査官ジョニー・ユタは、エクストリームスポーツのカリスマ、ボーディが率いる超一流アスリート集団への潜入捜査という指令を受ける。ボーディ一味には、そのスキルを駆使した前代未聞の犯罪を実行している疑いがあった。命がけで潜入に成功したユタは、ボーディが犯罪の首謀者なのか、その証拠をつかむために捜査を続けるが、命知らずなアスリートたちと行動を共にするうち、ユタとボーディとの間にも信頼と友情が芽生え始める・・・・。

潜入捜査がミッションの映画だが、ミッションそのものには重点が置かれていないような映画。むしろ、ミッションの遂行と仲間たちとの友情のはざまで苦しむ主人公の苦悩が中心のようだった。そして、ストーリーとは別に最も重点の置かれた見せ場がアスリートたちによるエクストリームのシーン。むしろこちらが主題のよう。このシーンを撮り、見せたいがために作ったような映画で、映画自体は何とも中身はないと言ってもいいぐらいの内容。ただ、エクストリーム・シーンはさすがに圧巻。

劇場公開日 2016年2月20日



(キャスト一覧)
エドガー・ラミレス(ボーディ)
ルーク・ブレイシー(ジョニー・ユタ)
レイ・ウィンストン
テリーサ・パーマー
デルロイ・リンドー


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2016-02-28

駅馬車

★★★★
駅馬車
鑑賞No:00515
原題:Stagecoach
製作:1939年/アメリカ/99分
監督:ジョン・フォード
出演:クレア・トレバー/ジョン・ウェイン

1885年、アリゾナからニューメキシコへ向かう駅馬車に、騎兵隊の夫を訪ねる妊娠中の妻ルーシー、酒に目がない医者ブーン、町を追放された酒場女ダラスなどそれぞれに事情を抱えた男女8人が乗り合わせる。途中、お尋ね者のリンゴ・キッドも乗り込んだ駅馬車は次の町にたどり着くが、ルーシーの夫はインディアンに襲われたことにより負傷してしまい、遠くの町へ運ばれていた・・・・。

アメリカ西部劇の中でも有名な映画の一つで名作と評価されている作品。しかし、1930年代当時の西部劇は赤字続きで、ジョン・フォード監督はこの状態を打破しようとして、女性客も呼び込むためにラブストーリーと赤ん坊の誕生というエピソードを足した企画をしている。それはあえなく却下されるが、逆に本作は銃撃戦やインディアンの襲撃シーンなど、迫力あるシーン満載の古典的西部劇に仕上がっている。広大な砂漠を疾走するちっぽけな駅馬車が乗客の無力さを強調していて印象的。

劇場公開日 1940年6月19日



(キャスト一覧)
クレア・トレバー
ジョン・ウェイン
アンディ・ディバイン
ジョン・キャラダイン
トーマス・ミッチェル
ルイーズ・プラット
ジョージ・バンクロフト
ドナルド・ミーク
バートン・チャーチル
ティム・ホルト
トム・タイラー
ドロシー・アップルビー
フランク・ベイカー
クリス=ピン・マーティン
エルビラ・リオス


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2015-12-09

SF/ボディ・スナッチャー

★★★
SFボディ・スナッチャー
鑑賞No:01532
原題:Invasion of the Body Snatchers
製作:1978年/アメリカ/115分
監督:フィリップ・カウフマン
出演:ドナルド・サザーランド/ブルック・アダムス

サンフランシスコの公衆衛生調査官マシューはある日、同僚のエリザベスから相談を受ける。彼女の恋人ジェフの様子がおかしく、別人のようになったというのだ。マシューは知り合いの精神病理学者デイビッドにエリザベスを合わせるが、そこで同様の患者たちがいることに驚いたマシューは、街でただならぬ事態が起こっていることを確信するが・・・。

ジャック・フェニーのSF小説「盗まれた街」の映画化で、1956年の「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」のリメイク。本作は昨年、ニコール・キッドマン主演でリメイクされた「インベージョン」と同じ原作の映画化。「インベージョン」とは設定やストーリーは大きく違うが、エイリアンによって身体を乗っ取られるという基本は同じ。しかし「インベージョン」同様、エイリアンの目的はイマイチよく分からない。ただ、乗っ取られるシーンは「インベージョン」に比べ具体的に表現されておりリアルで恐怖感は大きかった。結局、エイリアンに勝利できない人類は空しさの残るラストとなるが、それにより争いのない世界が築かれるというところにとても考えさせられるメッセージが含まれている。

劇場公開日 1979年10月20日


  1. 洋画-え
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2015-11-09

エベレスト 3D

★★★
エベレスト 3D
鑑賞No:02728
原題:Everest
製作:2015年/アメリカ、イギリス/121分
監督:バルタザール・コルマウクル
出演:ジェイソン・クラーク/ロビン・ライト

エベレスト登頂を目指して世界各地から集まったベテラン登山家たち。それぞれの想いを抱えながら登頂アタックの日を迎えるが、道具の不備やメンバーの体調不良などトラブルが重なり、下山が大幅に遅れてしまう。さらに天候も急激に悪化し、人間が生存していられない死の領域「デス・ゾーン」で離ればなれになってしまう。ブリザードと酸欠の恐怖が迫る極限状態の中、登山家たちは生き残りを賭けて闘うが・・・・。

世界最高峰エベレストで1996年に起きた実話を、3Dで映画化したサバイバルドラマ。実話なのはいいけど、実話にこだわり過ぎたのか、人物描写があまりされておらず、ドラマ性は低い。さらにやたら登場人物だけは多いので最初、顔と名前が一致しにくく、また前半部は盛り上がりに欠けるので少々退屈気味。それでも登頂後、いよいよ過酷なサバイバルが始まると緊迫したシーンが続きます。色々なアクシデントや天候の急変など不幸な事態もありますが、ルールを守らない自分勝手な行動が遭難を拡大したことも否めないようです。登山者にとやかく言うつもりはありませんが、山を甘く見て軽い気持ちで登山する人も増えているようですが、そんな人へのメッセージになればいいのですが・・・。

劇場公開日 2015年11月6日


  1. 洋画-え

2015-08-22

エラゴン 遺志を継ぐ者

★★
エラゴン
鑑賞No:01395
原題:Eragon
製作:2006年/アメリカ/104分
監督:シュテフェン・ファンマイアー
出演:エド・スペリーアス/ジェレミー・アイアンズ

暴君ガルバトリックスのもとからドラゴンの卵を盗み出した反乱軍は追っ手に追われ、卵を魔法で転送する。その卵を森で拾ったのは少年エラゴンだった。そしてエラゴンが家に持ち帰った卵からドラゴンが誕生するのだった・・・。

クリストファー・パオリーニ原作の3部作小説の第1部。観る前のイメージとしては、「ロード・オブ・ザ・リング」や「ナルニア国物語」を思い起こしていたが、内容的・スケール的にはいたって単純でひとまわりもふたまわりも小さくした感じがした。重要な役割としてドラゴンが出てくるが、メスであり表情も柔らかく、従来のドラゴンとは違った印象があった(迫力という点では欠けていた)。単純ゆえ分かりやすいストーリーではあるが、物足らなさの残る作品。

劇場公開日 2006年12月16日


  1. 洋画-え

2015-07-01

エクソダス:神と王

★★★+
エクソダス神と王
鑑賞No:02673
原題:Exodus: Gods and Kings
製作:2014年/アメリカ/150分
監督:リドリー・スコット
出演:クリスチャン・ベール/ジョエル・エドガートン

紀元前1300年。最強の王国として名をはせるエジプトの王家に養子として迎えられて育ったモーゼは、兄弟同然のような固い絆で結ばれていたはずのエジプト王ラムセスとたもとを分かつ。その裏には、苦境に立たされている40万にも及ぶヘブライの人々を救わねばならないというモーゼの信念があった。そして、彼らのための新天地「約束の地」を探し求めることに・・・・。

旧約聖書の出エジプト記に登場する、モーゼのエピソードをベースにしたアドベンチャー。同世の映画としては1956年のチャールトン・ヘストン主演の「十戒」があまりにも有名だが、さすがに最近のVFX技術を駆使しているだけあって、あまりにも有名な紅海が割れるシーンなど、CGを使ったシーンの迫力は凄い。そのほかにも、モーゼが起こしたといわれる「10の奇跡」である、血に染まるナイル川、空から降る雹、カエルの大量発生など圧倒的な映像で迫ってくる。それ以外でも、エジプトの都市景観や軍勢、戦闘なども圧巻。ちなみにタイトルの「エクソダス」は旧約聖書にある出エジプト記のことで、転じて大量の国外脱出のことをいう。

劇場公開日 2015年1月30日


  1. 洋画-え

2015-05-17

X-MEN:ファースト・ジェネレーション

★★★★
X-MEN ファースト・ジェネレーション
鑑賞No:02157
原題:X-Men: First Class
製作:2011年/アメリカ/131分
監督:マシュー・ボーン
出演:ジェームズ・マカヴォイ/マイケル・ファスベンダー

テレパシー能力をもつチャールズと、あらゆる金属を操ることができるエリックは、同じミュータントとして親友になる。しかし2人は、CIAから依頼された、邪悪なミュータント軍団が仕組んだ人類滅亡計画を阻止する戦いに参加したことから、次第に友情が崩壊していく・・・・。

人気アクションシリーズ「X-MEN」のプリクエル(前章)。「X-MEN」シリーズのように銘打っているが、今までのシリーズとは一線を画し、若き日のプロフェッサーXとマグニートーを描くことで、X-MENの起源に迫っている。これまではミュータントの戦いが中心だったが、本作はミュータント自身が生き生きと描かれ、より親しみが感じられるようになったのと、X-MENシリーズにつながるいろいろなことも明らかになって、面白さが倍増する内容となっていました。

劇場公開日 2011年6月11日


  1. 洋画-え

2015-04-28

エクスペンダブルズ3 ワールドミッション

★★★+
エクスペンダブルズ3
鑑賞No:02641
原題:The Expendables 3
製作:2014年/アメリカ/126分
監督:パトリック・ヒューズ
出演:シルベスター・スタローン/ジェイソン・ステイサム

バーニー率いる消耗品軍団=エクスペンダブルズの前に、チーム結成時のメンバーでありながら、バーニーと袂を分かち、悪の武器商人になったコンラッド・ストーンバンクスが現れる。チームの弱点を知り尽くした過去最強の敵に対し、エクスペンダブルズは崩壊の危機に直面する・・・・。

スタローン、シュワちゃん、ブルース・ウィリスの共演、その他有名アクションスターが勢ぞろいしたことで話題となったシリーズの第3弾。今回、ブルース・ウィリスは出ていないが、その代わりにハリソン・フォード、そして敵役としてメル・ギブソンが加わり、よりパワーアップした感がある。また、新たに今回は若手メンバーも加わるが、こちらはあまり知名度なし? 若手も有名キャストならもう凄すぎたんだけどなぁ。アクションは相変わらず、あり得ないほどの派手さ。CIAの責任者役で指示のみの出演かと思ったハリソン・フォードが「スター・ウォーズ」ばりのラストの参戦に思わず興奮。豪華キャストで挑むエクスペンダブルズをいわば一人で相手するメル・ギブソンの存在感も凄い。

劇場公開日 2014年11月1日


  1. 洋画-え

2014-11-25

X-MEN:フューチャー&パスト

★★★
X-MENフューチャーパスト
鑑賞No:02584
製作:2014年/アメリカ/132分
監督:ブライアン・シンガー
出演:ヒュー・ジャックマン/ジェームズ・マカボイ

2023年の未来。巨大バイオ・ロボット、センチネル軍によりミュータントは絶滅の危機に。共闘するプロフェッサーXとマグニートーはセンチネルの進化のきっかけとなった1973年のある事件を阻止すべく、キティ・プライドの能力を使い、ウルヴァリンを過去に送り込み歴史を変えようとするが・・・・。

シリーズ1作目「X-MEN」の前日譚を描いた「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の続編。新旧メンバー総登場ともいえるオールスターキャストだが、逆に詰め込み過ぎた感が強く、登場メンバーが多い分、個々の個性の描写は薄い。それは主役ともいえるウルヴァリンですら思ったほどの印象を残す活躍がなかった。そんな中、存在感を示したのは本作のストーリーのカギを握るレイブン(ミスティーク)。そして、そして旧シリーズにおいては存在感ある指導者プロフェッサーXの若かりし頃。特にプロフェッサーXのギャップは別人のよう。ストーリーの骨格は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「ターミネーター」「マトリックス」を思わせるシーンが多く、新規性はあまりなく、単純と言えば単純。
  1. 洋画-え

2014-10-31

X-ファイル:真実を求めて

★★★
X-ファイル_真実を求めて
鑑賞No:01734
製作:2008年/アメリカ/104分
監督:クリス・カーター
出演:デイビッド・ドゥカブニー/ジリアン・アンダーソン

かつてFBIでX-ファイル事件を担当していた医学博士スカリーのもとにFBIが訪れる。その目的は女性捜査官モニカの失踪事件の捜査に、元FBI捜査官モルダーの協力を得たいということだった。スカリーは、彼女しか知らないモルダーの居場所を訪れ、FBIの協力要請を伝えるが・・・・・。

X-ファイルのTVシリーズはほとんど見たことないが、異星人や超常現象を扱った、ちょっと通常の事件捜査ものとは違う印象があったが、本作はそういう意味ではありきたりなスリラー・サスペンスものといえる。X-ファイルに対するイメージは人それぞれ違うと思うが、少なくとも今まで持っていたイメージとは異なった出来ではなかろうか? X-ファイルの主役二人が登場する、X-ファイルの名を騙った、別の映画として観たほうがよいかも。
  1. 洋画-え

2014-08-30

エリン・ブロコビッチ

★★★★+
エリン・ブロコビッチ
鑑賞No:01052
製作:2000年/アメリカ/131分
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ジュリア・ロバーツ/アルバート・フィニー

カリフォルニア州モハベ砂漠の小さな町に住むエリンは2回の離婚歴があり、3人の子持ちながら無職という有様。貯金も尽きかけ、困ったエリンは以前弁護を依頼したことのある弁護士の事務所で強引に働き始める。そこで彼女は不審なファイルを見つけ一人調査すると、大企業の工場が有害物質を垂れ流ししていることを突き止める・・・・。

全米史上最高額の和解金を手にした実在の女性を描いた作品。「プリティ・ウーマン」でのブレイク以来、ラブ・ロマンス系の女優という印象が強かったが、この映画で意志が強く行動力のある女性像を強く印象づけられた。生きていくのが精一杯の女性が、こんな大それたことを・・・と思うがこれは実際の話が元になっている。精一杯だが真剣に生きているからこそ、他のことにも真剣に打ち込めるのか?それとも若い頃はミス・ウィチタにも選ばれるほどの美貌ながら、恵まれない人生を送っている女性が、人々から期待されたり人々の役に立つような生きがいを見つけたからだろうか?いづれにせよ、破天荒な実在の女性エリンをジュリア・ロバーツが好演している。アカデミー主演女優賞受賞も納得の作品。

  1. 洋画-え

2014-06-24

エンダーのゲーム

★★+
エンダーのゲーム
鑑賞No:02523
製作:2013年/アメリカ/114分
監督:ギャビン・フッド
出演:エイサ・バターフィールド/ハリソン・フォード

異星人の侵攻を受けた地球は、衛星軌道上に「戦いを終わらせる者」を育成するバトルスクールを設立し、世界中から優秀な子どもたちを集めていた。一家族がもうけられる子どもは2人までと定められた世界で、3人目の子どもとして生まれ冷遇されていたウィッギン家の少年エンダーは、やがて才能を見込まれバトルスクールに送られ、優秀な成績をおさめるが・・・・。

SF映画としては「スターシップ・トゥルーパーズ」を思い起こされたが、戦いの中心がまだ幼い子供たちであることや、シミュレーション訓練が主体なのでどうもリアル感が薄く、その分、面白さが少なかった。また、その子供たちの成長物語がストーリーの中心なのだが、それも単調で盛り上がりにも欠ける感があった。結局、何を描きたかったのかがはっきりせず、地球の運命をゲーム世代の彼ら幼い子供たちに委ねるというゲーム感覚の域から出ない作品のような気がした。ハリソン・フォードの使い方ももったいなかった。




  1. 洋画-え

2014-06-07

エンド・オブ・デイズ

★★★
エンド・オブ・デイズ
鑑賞No:00872
製作:1999年/アメリカ/122分
監督:ピーター・ハイアムズ
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/ガブリエル・バーン

1999年の大晦日直前。民間警備会社に勤める元刑事のジェリコは、ある事件の狙撃犯からミレニアムを迎えるその時に悪魔が復活するという言葉を耳にする。その男がバチカンの元修道士であることを突き止めたジェリコは、事件に大きく関与していると思われるクリスティーンという女性と会い、ある驚愕の事実を知ることに・・・・。

シュワちゃん主演で、CGを駆使したアクション大作にも関わらず、興行的に失敗した本作は、やはりミレニアムを迎えるという背景だけに頼ったあまり新規性のないストーリーに魅力薄だったせいかも知れません。映像的には迫力がありますが、話自体にあまり世界観を感じないスケールの小ささに、盛り上がりに欠けたような気がします。また、宗教がらみのストーリーになっているので日本にはあまり馴染まないこともあるのでは? 気楽に観るにはまあまあいいかもしれませんが、アクションだけでなくホラーの要素もある映画です。




  1. 洋画-え

2014-04-25

X-MEN ファイナルディシジョン

★★★

鑑賞No:01473
製作:2006年/アメリカ/105分
監督:ブレッド・ラトナー
出演:ヒュー・ジャックマン/ハル・ベリー/ファムケ・ヤンセン


物語は前作でメンバーを洪水から救って死んだジーンが子供だった頃の過去に遡り、そこにプロフェッサーXとマグニートーが訪れるところから始まる。そして10年後。大会社の社長ウォーレンの息子は自分の背中に翼が生え始め、自分で翼を切り落とそうとして父親に見られてしまう。息子がミュータントと確信した父親は、ミュータントの能力を消して普通の人間にしてしまう新薬“キュア”の開発を行うことに・・・。


「X-MEN」シリーズの第3作にして最終章(?)。私的には2作目がとても面白く、最終章である本作に対する期待は大きく膨らんでいたが、期待が大きかった分、少々失望した。シリーズ通しての盛り上がりと盛り下がり、監督交代など「ターミネーター」シリーズに通じるところがあった。(「ターミネーター3」ほどの失望感はなかったが・・・)シリーズ通してのテーマである「人間とミュータントの共存」に対し、新たな一石を投じた“キュア”なる新薬の登場は非常によかったが、結局は人類とミュータントとの戦争シーンに重きが置かれ、そのための動機付けにしかなっていなかった。(もう少し、“キュア”選択に対するミュータントの気持ちを描いて欲しかった)なお公開時は“最終章”との謳い文句だったが、ラストを見ると続編がありそうな意味深な終わり方をしている。





  1. 洋画-え

2014-03-16

えびボクサー

★+

鑑賞No:01194
製作:2002年/イギリス/90分
監督:マーク・ロック
出演:ケヴィン・マクナリー/ペリー・フィッツパトリック


かつてはボクサーで、今はしがないパブを経営しているビル。ある日、友人のアミッドから、カリブ海に生息する巨大えびを使って人間対えびのボクシングで一儲けしようと持ちかけられる。冴えない日々からの脱却を考えていたビルは、巨大えびを購入してボクシングを教え始めるが・・・・。


正月とかにバラエティ番組で着ぐるみを着た三流タレントが格闘する程度の内容の映画。映画としてはひどすぎるので、そこは覚悟して観る必要あり。ラストは多少ジーンとくるような脚本にはなっているようだが、如何せん、見た目の悪さからあまり同情も感動もしなかった。えびには罪がないので、その点には同情するものの、彼(えび)を取り巻く人間模様が一番の主題かもしれないが、それにしても低俗な映画。





  1. 洋画-え

2014-01-25

エニイ・ギブン・サンデー

★★★

鑑賞No:01007
製作:1999年/アメリカ/164分
監督:オリヴァー・ストーン
出演:アル・パチーノ/キャメロン・ディアス


不振が続くアメリカンフットボールチームのマイアミ・シャークスは、ベテラン・クォーターバックのジャックが故障でリタイアしたことで危機的状況に陥っていた。若き女性オーナーのクリスティーナはビジネスのことばかり考えており、チーム人事にも口を出してヘッドコーチのトニーと対立していた。そんな時、無名のウィーリーがジャックの代役として大活躍をし始めたことからチームは快進撃を始めるが・・・・。


アメフトですが、わが母校のメインスポーツだった関係もあり、少々知識があったのでとても楽しめました。(基本的なルール程度は知っておいた方がいいと思います。でないとよく分からない!?)ただ、目新しさはなく、アル・パチーノのためのスポ根映画といった感じです。よってアメフト好きで、アル・パチーノ好きの方にはウケる映画ですが、そうでない方にはつまらない映画かもしれません。共演にキャメロン・ディアスがいますが、こちらはミス・キャスト?持ち前のキュートさが活かされない役どころであり、逆に悪女にもなりきっていない感じで中途半端。結局、目立たない共演となっています。ともかく、アメフト映画なのでお間違えなく!


  1. 洋画-え

2013-09-30

エマニエル夫人

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:00654
製作:1974年/フランス/91分
監督:ジュスト・ジャカン
出演:シルヴィア・クリステル/アラン・キュニー


外交官の妻エマニエルはバンコクで退屈な生活を送っていた。そんなある日、知人の紹介で性の儀式を受け入れたエマニエルは次第にその欲望を開花されるようになる。やがて彼女はアバンチュールを重ねるようになり、成熟した大人の女性に変貌していく・・・・。


1970年代の映画だから当然今ほど性に対して開放的ではない時代。そんな中での公開だったため、当時はかなりショッキングで、相当話題になった。当然私はまだ子どもで公開当時は観ることはできなかったが、ポスターを見ただけでも興奮し目を逸らしたくなるような感じだった記憶が薄っすらある。改めて今観ると全然衝撃的ではないのですが、当時としてはやはり過激だったのでしょう。内容的にも特に面白くなく、なぜ大ヒットしたか疑問ですが、やはりその時代の背景と、「エマニエル」というこの言葉の持つどこか艶かしく卑猥な感じのする語感が男心を誘ったのでしょうか?

  1. 洋画-え

2013-09-22

L.A.ギャングストーリー

★★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02422
製作:2013年/アメリカ/113分
監督:ルーベン・フライシャー
出演:ジョシュ・ブローリン/ライアン・ゴズリング/ショーン・ペン


ドラッグや銃器取引、売春で得た金を使い、警察や政治家をも意のままに操る大物ギャングのミッキー・コーエンは、自らを「神」と豪語し、ロサンゼルスを支配する。しかし、そんなコーエンを打ち破るべく、6人の警察官が立ち上がる。彼らは、警察官という素性も名前も隠し、コーエン率いるギャング組織へ戦いを挑むが・・・・。


コーエンやギャング部隊のメンバーなど実在の人物も多く、実話をベースにうまく脚色も織り交ぜたエンターテイメント作品に仕上がっている。警察VSギャングの勧善懲悪ストーリーというと、ケヴィン・コスナーの「アンタッチャブル」を思い出すが、派手さ・残忍さはこちらの方が上。悪の権化コーエンを演じたショーン・ペンの演技も強烈で、絶対的権力者でありながら徐々に追い詰められていく姿を見事に演じていた。特に男性にはお奨めのポリス・エンターテイメント映画。

  1. 洋画-え

2013-09-21

エリジウム

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02421
製作:2013年/アメリカ/109分
監督:ニール・ブロムカンプ
出演:マット・デイモン/ジョディ・フォスター


2154年、人類は人口過多で、スペースコロニー「エリジウム」に暮らす富裕層と、荒廃した地球に取り残された貧困層とに二分されていた。地球に住む労働者で、事故により余命5日と宣告されたマックスは、エリジウムにはどんな病気でも治すことができる特殊な装置があることを知り、厳しい移民法で出入りが制限されているエリジウムへ潜入を試みるが・・・・。


富裕層と貧民層に二分化された世界が設定の基本だが、それまでの経緯や世界の仕組み等あまり説明がない。また、舞台の大半は地球で、タイトルにもなっている「エリジウム」の世界の様子がよく分からない。舞台が荒廃した地球が中心なので、どうしても近未来感がなく、描写も暴力シーンが多く、どうも終始暗い映画だった。暗いと言えば、主人公がエリジウムに向かう目的は自分が助かりたいためという、映画にしては何とも自己中心的な動機なのも、どうも共感しにくい部分で晴れ晴れしない。

  1. 洋画-え

2013-09-20

X-MEN2

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01183
製作:2003年/アメリカ/125分
監督:ブライアン・シンガー
出演:パトリック・スチュワート/ヒュー・ジャックマン


ミュータント登録法案が提案され、ミュータントに対する偏見や嫌悪が強まる中、謎のミュータントによる大統領暗殺未遂事件が起こる。これにより一層、反ミュータント運動が加速され、その中心に元陸軍司令官ストライカーがいた。ストライカーはプロフェッサーX率いるX-MENを抹殺するため、牢獄に幽閉されているマグニートーに近づくが・・・。


シリーズ第2弾。1作目に比べ、映像的にもストーリー的にも非常によく、私的にはシリーズを通して一番面白かった。対立構造が前作のミュータントVSミュータントから、ミュータントVS人間となり、前作の敵が見方になるなども面白さを助長したよう。キャラクターもより多彩になっており良かったが、対する人間側は人数頼みでミュータントを脅かすだけのパワーがなかったのが残念(それを補うために、リーダーのプロフェッサーXを操ってはいたが・・・)。主人公はヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンなんだろうけど、その存在がかすむほど他のキャラクターも存在感を出していた。

  1. 洋画-え

2013-09-19

X-メン

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01023
製作:2000年/アメリカ/104分
監督:ブライアン・シンガー
出演:ヒュー・ジャックマン/パトリック・スチュワート


人間社会から疎外されながら生きているミュータントたち。人類とミュータントの共存を願うチャールズ・エグゼビア教授は、X-メンというミュータント・チームを組織していた。一方、ミュータントが人類を支配すべきと考えるマグニートーは、人間をミュータント化する計画を進めていた・・・・。


アメリカン・コミックスの同名メガヒット作の映画化。アメコミのヒーローはそれぞれ何がしかの超人的能力をもっており、それが魅力の一つとなっているが、X-メンはそれが集団で出てくるところが大きな魅力。能力もそれぞれ個性的で多彩なので絶対に一番面白いはずだが、多彩ゆえ限られた時間の中で個々に深くまで描ききれていないという弱点もあった。「1」単体としてはそこそこ楽しめる作品、シリーズ通してみると「2」を盛り上げるための作品といった感じ。

  1. 洋画-え

2013-03-05

エレベーター

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02345
製作:2012年/アメリカ/84分
監督:スティグ・スベンセン
出演:クリストファー・バッカス/アニタ・ブリエム


ウォール街にそびえたつ超高層ビルで、最上階のパーティ会場に向かう華やかなセレブたち男女9人を乗せたエレベーターが緊急停止してしまう。乗客たちはおとなしくエレベーターが動き出すのを待っていたが、やがて閉所恐怖症の男のいらだちが伝染し始め、突然、1人の乗客が「爆弾を持っている」と告白し・・・・。


期待した最後のどんでん返しはなかったが、まずまず楽しめる映画。ただ後半、グロい映像が目立ち、ちょっと引いてしまった。基本、乗客はセレブが多いため、非常時の人間性以前に、本質的に問題のある人たちがほとんどで、観ていて気持ちの良いやりとりではない。そんな中で、普通なら一抹の清涼剤になるべき少女が一人乗っているが、いやはやこの少女、いやクソガキといってもいいかもしれないが、会長の孫娘であることを笠に着て、言いたい放題・やりたい放題。そもそも緊急停止したのもこのクソガキのせいだ。逆に、乗客の中で一番人間性の良いと思われる男は最後に・・・・。映画なのになんと不条理なことか。

  1. 洋画-え

2013-03-04

エクスペンダブルズ2

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02344
製作:2012年/アメリカ/102分
監督:サイモン・ウェスト
出演:シルヴェスター・スタローン/ジェイソン・ステイサム


東欧バルカン山脈の山岳地帯に墜落した輸送機に積まれていたデータボックスを回収する仕事を引き受けた傭兵軍団エクスペンダブルズは、ヴィラン率いる武装グループの襲撃を受け、データボックスを奪われた上に、仲間の一人が命を落としてしまう。奪われたボックスの中のデータには旧ソ連軍の埋蔵プルトニウムの隠し場所が記されており、ヴィランは他国に売り捌こうとしていた・・・・。


前作は良くも悪くもない感の、アクションスター勢揃いの割にややインパクトに欠ける嫌いがあったが、本作は内容は相変わらずありきたりだが、分かりやすく楽しめるものになっている。個人芸では一番キレのあったジェット・リーの出番は少なかったが、何よりも際立ったのは、前作では顔見世程度の出演だったシュワちゃんとブルース・ウィリスが銃撃アクションシーンに本格的に参加していたこと。アクション映画好きにはたまらないことだろう。また、ジャン=クロード・ヴァン・ダムが悪役で出演しているのも見もの。スタローンとのタイマンも圧巻である。





  1. 洋画-え

2013-02-12

ATM

★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02336
製作:2012年/アメリカ/90分
監督:デヴィッド・ブルックス
出演:ブライアン・ジェラティ/ジョシュ・ペック/アリス・イヴ


デイビッドは投資会社に勤務する会社員で同僚のエミリーに密かに想いを寄せていた。クリスマスパーティーの夜、彼は思い切って彼女に声を掛け、家まで送って帰ることになる。ところが、同じく同僚のコーリーからも乗せてほしいと頼まれ、やむなく3人で同じ車に乗り込むことに。途中、現金を引き出したいというコーリーの頼みによってATMコーナーに立ち寄るが、何者かが仕掛けた罠にはまり、3人はATMコーナーに閉じ込められてしまうのだった・・・。


設定だけ聞くと興味をそそられるが、いざ見ると非常につまらない。また、犯人が係る映像は終始暗く、分かりづらい。それでも途中までは、最後にはスッキリさせてくれるだろうと我慢して観ていたが、この映画のラストには唖然。オチは一応あるけど、それまでの過程はほとんど偶発的なものも多く、とても緻密で計画性に富んだものとは言えない。それにそもそも、こいつ(犯人)は誰? 目的は何? そんな基本的なことには最後まで触れられず、消化不良感は頂点に!! 思い付きの設定だけで作ったとしか思えない、アイデアのなさが目に付くひどい作品。

  1. 洋画-え

2012-10-01

エグザム

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02008
製作:2009年/イギリス/101分
監督:スチュアート・ヘイゼルダイン
出演:ルーク・マブリー/ジミ・ミストリー


合格すれば一生、年棒1億円が保証されるという、ある大企業の入社試験の最終選考に男女8人が残った。そして80分の試験が始まるが、問題用紙は白紙だった。彼らは互いに色で呼び合い、ホワイトを中心に協力して問題を探すことにする。しかし、試験前に試験監督から告げられたルールを破った者が次々と失格となっていく・・・・。


密室劇は大好きで、あらすじを読んだ時は興味津々、とても期待して観ましたが、いつものごとく期待しすぎると必ず裏切られるという典型的なパターンの映画でした。密室劇で大好きな「キサラギ」のような興味深いストーリー展開でもなく、「ソウ」のような大ドンデン返しのあるラストでもなく、最大の謎もこれが答え?という、ちょっと納得のいかない終わり方でした。まぁ、最初からB級映画と割り切って観るなら、ラストのオチは別にして、そこそこ楽しめる密室劇です。

  1. 洋画-え

2012-09-11

エアベンダー

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02020
製作:2010年/アメリカ/103分
監督:M.ナイト・シャマラン
出演:ノア・リンガー/デヴ・パテル


氣、水、土、火の4つの王国が均衡を保っていた世界で、火の国が他国を侵略する。人々は4つのエレメントを操ることができる救世主・アバターの出現を待ちわびていた。そんなある日、水の国の少女・カタラは氷に閉じ込められた少年アンを助ける。彼こそアバターだと確信したカタラはアンとともに北の水の国へ向かう・・・。


壮大な世界観を予想されるような物語の設定だが、ストーリーにしろ世界観にしろ、安っぽく貧弱な感じな否めなかった。またハリウッド映画のイメージは薄く、どちらかというと香港映画(カンフー映画)あるいはタイ映画の「マッハ!」などを観ているような感じだった。またシャマラン監督だったというのも驚き。実はラストのエンディングを観るまで知らなかったが、「シックス・センス」で衝撃を与えておきながらその後期待を裏切り続けているシャマランが監督だったとは!またしてもという感じだったが、知らなかった分、裏切られ感は感じずに済んだ。それにしてもラストから、ありありと続編を予告していたが、大丈夫・・・?という映画。

  1. 洋画-え

2012-07-03

エクスペンダブルズ

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02052
製作:2010年/アメリカ/103分
監督:シルベスター・スタローン
出演:シルベスター・スタローン/ジェイソン・ステイサム


傭兵業界にその名を轟かせる最強無敵の精鋭部隊“エクスペンダブルズ”。そんな彼らが、凶悪なソマリアの海賊に拉致された人質を鮮やかに救出した次の任務として請け負ったのは、南米のヴィレーナという島国の軍事独裁政権を壊滅させることだった。しかしこの任務はかつてない危険をはらんだ任務だった・・・・。


肉体派スターの総出演で話題になった映画だが、内容的には特筆すべきものはない、ありきたりな内容。でもそれでいいのかもしれない。80年代を彷彿させるアクションスターの格闘、カーチェイス、大爆破などアクションシーン満載(というかそればっかりだが・・・)で、アクション映画好きにはたまらないかもしれない。そしてなんといっても、シルベスター・スタローン、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーの3人が一堂に会するシーンはさすがに興奮する。わずかなシーンだが、このシーンだけで価値のある一作。アクションシーン自体はジェイソン・ステイサムとジェット・リーはまだまだキレがあるが、さすがに齢60を越したスタローンのキレはやはりイマイチか?

  1. 洋画-え

2012-05-07

エターナル・サンシャイン

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02044
製作:2004年/アメリカ/107分
監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:ジム・キャリー/ケイト・ウィンスレット


恋人同士だったジョエルとクレメンタインは、バレンタインの直前に別れてしまう。そんなある日、ジョエルのもとに不思議な手紙が届く。その手紙によると、クレメンタインはジョエルの記憶をすべて消し去ったというものだった。ショックを受けるジョエルだったが、彼も彼女の記憶を消すためにその病院を訪れるのだったが・・・・。


ラブ・ストーリーとして人気のある映画のようだが、個人的にはあまり面白くなかった。というより、時間の流れが複雑で、ストーリーが分かりにくいといった方がよいかもしれない。ともかく、予備知識もなく、かつボォーと観始めたのでストーリーについていけず、最後までよく分からなかったのが正直な感想。
ジム・キャリーは最近はシリアスものやこういう系統のものの出演が多い気がするが、逆にインパクトが弱くなり存在感がイマイチという感じ。昔のあのお馬鹿な演技が懐かしい。


  1. 洋画-え

2012-04-30

M:i:3

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01292
製作:2006年/アメリカ/126分
監督:J・J・エイブラムス
出演:トム・クルーズ/フィリップ・シーモア・ホフマン


スパイを引退したイーサン・ハントは教官となっていたが、教え子リンジーの危機を知らされた彼は、現場に復帰。リンジーの救出作戦に参加するが、彼女は殺されてしまう。その後、一連の事件の裏に闇商人オーウェン・デイヴィアンがいることを知ったイーサンのチームは、デイヴィアンを秘密裏に確保すべく、一路バチカンへと向かうのだった・・・。


トム・クルーズ主演の大ヒット・アクション第3弾。公開前の派手なPRにつられ期待して観たが、はっきり言って期待はずれ。現実離れしたアクションすぎて多少苦笑いした第1作の方がはるかに面白く、回を重ねる毎につまらなくなっているように思える。特に今回のミッションは何なの!?。ドキドキワクワクするミッションにしてくれないと、最初からつまづいちゃうよ。派手なアクションシーンは多いが、それが却ってむなしく映った。


  1. 洋画-え

2012-04-10

英国王のスピーチ

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02147
製作:2010年/イギリス、オーストラリア/118分
監督:トム・フーパー
出演:コリン・ファース/ジェフリー・ラッシュ


ヨーク公は幼いころから吃音というコンプレックスを抱えており、英国王ジョージ5世の次男という立場にありながら、人前に出ることを嫌っていた。1936年、ジョージ5世の後継として長男のエドワード8世がイギリス国王に即位するが、離婚歴のある米国女性と結婚するため、1年もしないうちに王座を捨ててしまう。そのため、ヨーク公がジョージ6世として王位に就くことになるが、吃音のため公務でのスピーチが苦痛の種だった。そこで、妻のエリザベスはスピーチ矯正専門家のローグを見つけ訪ねるが・・・・。


第83回アカデミー賞で作品賞を含む主要4部門を受賞した作品。実在のイギリス国王ジョージ6世の史実を基に製作されている。吃音に苦しみ、スピーチに悩む主人公には同情するが(私も流暢に話すことができず、スピーチは苦手なため)、普段は温厚で誠実な人柄でありながら、ローグとのやりとりではあまり素直ではなく、癇癪持ちのような印象が強く、あまり好感は持てなかった。それでも対等な立場で自分の信念を貫くローグに逆に好感が持てたような気がする。それはジョージ6世にも伝わり、やがて信頼していくようになるが、それでも葛藤の場面が大半を占めている。ラストのスピーチは感動するが、本番45分前までうまくスピーチできず絶望的な状況だったのに、何がうまくいった原因でしょうか? 吃音が治ったわけではなく、単なる気の持ちよう?

  1. 洋画-え