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2019-06-25

殺したい女

★★★★(4.0)
殺したい女
鑑賞No:00083
原題:Ruthless People
製作:1986年/アメリカ/95分
監督:ジム・エイブラハムズ/ジェリー・ザッカー/デイヴィッド・ザッカー
出演:ダニー・デヴィート/ベット・ミドラー

サムは財産目当てでバーバラと結婚したが、彼女が嫌になり殺害計画を立てる。しかし、計画を実行しようとした矢先、バーバラは誘拐され、身代金を要求されることに。喜んだサムは、犯人の命令を無視して警察に連絡したり、身代金は払う気がないなど、バーバラを殺してもらうように仕向けていく。一方、バーバラを殺す気などない犯人のケンとサンディはあたふたするばかり。夫が、犯人の要求に応じず、自分を見殺しにしようとしていることを知ったバーバラは、このドジな誘拐犯たちを抱きこんで、夫に一泡吹かせることに・・・・。

誘拐されながら犯人の若夫婦なんか鼻であしらうがごとく、まんまと丸め込むあたりのベット・ミドラーの怪演は見事。夫役のサムを演じたダニー・デヴィートもはまり役でこの2人の演技がこの映画をとても盛り上げていた。それに、本来は悪役であるはずの誘拐犯が、元々は善良な夫婦で、その上ドジで間抜けというキャラなので面白い。この4人の絡みがまさに絶妙で、次から次へと笑いを誘う。ドタバタ・コメディでありながら、よく考えられた脚本となっているため、満足できるコメディ映画です。

劇場公開日 1986年12月13日



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2019-06-20

コブラ

★★★(3.0)
wコブラ
鑑賞No:00082
原題:Cobra
製作:1986年/アメリカ/85分
監督:ジョルジ・パン・コスマトス
出演:シルヴェスター・スタローン/ブリジット・ニールセン

ロスで狂信的な殺人集団による連続殺人が続発していた。ある日、この殺人現場を偶然1人の女性モデル、イングリッドが目撃したことによって、彼女は彼らから命を狙われることに。イングリッドの護衛を担当することになったロス市警の一匹狼マリオン・コブレッティ(コブラ)は、殺人集団を壊滅させるべく、行動を開始する・・・。

分かりやすいストーリーの、典型的な勧善懲悪もの。スタローンが脂の乗り切った、一番輝いていた頃の作品で、ゆえに彼のワンマンショー的な内容になっている。見た目スタイリッシュでかっこいい主人公だが、逆に隙がなくクールすぎたため、「ランボー」や「ロッキー」のようにはヒットしなかった。しかしアクションシーンは十分楽しめる、気楽に観れる娯楽作品には仕上がっている。ストーリーにもう少しひねりがあり、人間をもう少し描いていればシリーズ化されたかも?と思えるが・・・。スタローンはこの作品で共演したブリジッド・ニールセン(イングリッド役)と結婚(再婚)するが、すぐ離婚している。ちなみに彼女は、スタローンと並び称されるマッチョ俳優アーノルド・シュワルツェネッガーと婚約していたこともあるとか。

劇場公開日 1986年8月9日



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2019-06-19

コットンクラブ

★★★+(3.5)
wコットンクラブ
鑑賞No:00081
原題:The Cotton Club
製作:1985年/アメリカ/128分
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:リチャード・ギア/ダイアン・レイン

禁酒法時代のニューヨーク。マンハッタンのハーレムにある高級ナイトクラブのコットンクラブのオーナーであるオウニーとフレンチーは暗黒街の黒幕的存在としてギャングたちを仕切っていた。そんなある日、コルネット奏者でピアニストのディキシーはギャングのボスであるダッチの命を救ったことから、ダッチに目をかけられるようになる。しかし、ディキシーはダッチの愛人ヴェラと愛し合うようになり・・・・。

1920年代の禁酒法時代に実在した高級ナイトクラブ・コットンクラブを舞台にした群像劇。「ゴッドファーザー」シリーズのコッポラ監督が再びマフィアものを題材に撮った映画で、なんとなくゴッドファーザーを彷彿させる作品となっている。主演を演じるリチャード・ギアはまだ若々しく、今の渋さとはまた違った男の魅力をムンムンと発散して、血で血を洗うマフィアの権力抗争に関わりながらスターの階段を上っていく男を好演している。若き日のダイアン・レインの美しさと、当時まださほど有名でなかったニコラス・ケイジの出演も見もの。

劇場公開日 1985年3月2日



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2019-06-18

ゴッドファーザー PART III

★★★★(4.0)
wゴッドファーザーPARTⅢ
鑑賞No:00080
原題:The Godfather Part III
製作:1990年/アメリカ/162分
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:アル・パチーノ/ダイアン・キートン/アンディ・ガルシア

コルレオーネ家のドンとなったマイケルは、巨大な権力と財産を引き継いだものの、血と暴力の支配するマフィアの世界に孤独感を感じ始め、合法的なビジネス事業への転換を図ろうとしていた。しかし、自分の後継者に甥のビンセントを立てたことから内部抗争へと発展していくことになる・・・・。

いわずと知れた「ゴッドファーザー」シリーズの最終章。単品の作品としてはそこそこいい仕上がりになっていると思うが、如何せん、PART I、PART II の出来が凄すぎるのでシリーズ通してみるとどうしても見劣りしてしまう。「1」「2」がもはや傑作中の傑作の域に達しているため、「3」に対する過大な期待が見劣り感を生んでいるかもしれない。ただ、さすがにアル・パチーノは年を重ねて重厚さが如何なく出ており、素晴らしい演技でこの作品の価値を高めている。欲を言えば、もう少し若い頃に3作目を製作して欲しかった。シリーズ全体を通して、マイケル・コルレオーネというマフィアのドンの半生を描いており、この「3」は老境を迎えたマイケルが過去の行いに対して後悔・苦悩しながら少しでも正しい道に戻ろうとするが、新たな若い力によって新たな抗争に巻き込まれていく。ドンとはいえ、彼も組織の一員。組織に属する者は組織あっての存在価値があるため、組織の変革に対して見えない大きな力が働き、思うようにならないもの。そんな苦悩がマイケルからも見えてきます。

劇場公開日 1991年3月9日



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2019-06-17

ゴッドファーザーPART Ⅱ

★★★★★(5.0)
wゴッドファーザー PARTⅡ
鑑賞No:00079
原題:The Godfather Part II
製作:1974年/アメリカ/202分
監督:フランシス・F・コッポラ
出演:アル・パチーノ/ロバート・デ・ニーロ

亡き父の跡を継いだマイケル・コルレオーネは、根拠地をネバダ州に移し近くにあるラスベガスを手中に収めようと考えていた。そんな最中、マイケルの一人息子アントニーの聖さん式の夜、マイケルの部屋に機関銃が乱射される。暗殺指令がマイアミのボス、ハイマン・ロスから出ていることを知ったマイケルは、ロスを処分すべく動き出す・・・。

私の観た映画の中でも傑作のひとつであり、大好きな映画でもある。マイケルが宿敵を倒しながら勢力を拡大する過程の中に、若き日の父ビトー・コルレオーネを描くという見事な構成で観るものを惹きつけている。マイケルを演じたアル・パチーノもかっこいいが、何といってもビトー役を演じた若き日のロバート・デ・ニーロはかっこよすぎる!(今はあまり面影が残っていないが・・・)本作品は単なるマフィア映画に留まらず、最も重要で大切な家族・ファミリーを守るために戦う男を描いているが、それ故に愛しき人を失い、挙句の果てには殺してしまわなければならないという悲哀を描く、何とも辛く悲しい物語でもある。

劇場公開日 1975年4月26日



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2019-06-16

ゴッドファーザー

★★★★★(5.0)
wゴッドファーザー
鑑賞No:00078
原題:The Godfather
製作:1972年/アメリカ/175分
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:マーロン・ブランド/アル・パチーノ

第二次大戦終結直後のアメリカ。シシリーからアメリカに移住し、一代で財を成したドン・コルレオーネがある日、狙撃され、マフィア同士の血で血を洗う抗争が展開されることになる。三男のマイケルはひとり堅気な人生を送ろうとしていたが、ドンを襲った敵対するファミリーに彼は報復を決意し、ファミリーのため、裏街道に足を踏み入れていく・・・・。

最も好きな映画の一つ。ヴィトー・コルレオーネを演じるマーロン・ブランドの重厚な演技もよいが、何といってもアル・パチーノがいい。特にイタリアレストランでアル・パチーノ演じるマイケルが、ソロッツォと悪徳警官を射殺して去るシーンは最高である。ドンの暗殺未遂事件が起こり、長男のソニーが対立するマフィアに無数のマシンガン乱射により殺され、次男のフレドが頼りないことから、三男のマイケルが次第にマフィアの世界に入ってくる。冒頭の結婚式の時から比べると、次第に顔つきが変わってくるのがわかる。ファミリーのドンとしてファミリーを守るために使わざるを得ない暴力、そしてそのために誤解される苦悩、ファミリーを守るための行為がファミリーを崩壊させていく・・・。単なるギャング映画ではない、家族をテーマとした深い映画である。

劇場公開日 1972年7月15日



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2019-06-15

コクーン2 遥かなる地球

★★★(3.0)
wコクーン2
鑑賞No:00077
原題:Cocoon The Return
製作:1988年/アメリカ/116分
監督:ダニエル・ペトリ
出演:ドン・アメチー/ウィルフォード・ブリムリー

前作で、不死の身体を手に入れるため地球を離れた老人たちが、置き残した“まゆ“を引き揚げようと戻ってきたアンタレス星人とともに里帰り。家族との久々の再会を楽しむ。だがその間に“まゆ“は学者の手に渡ってしまう。老人たちは大活躍し、ついに“まゆ“を奪回するが・・・・。

1作目で不老不死を求め、地球を去った老人たち。この終わり方には本気で考えると賛否両論あるだろうけど、製作側からそんな意図は感じられない。単なる老人ものSFファンタジー映画として羨ましく思いながら楽しめば、それなりにハッピーエンドの気持ちで終えられる。1作目はそんな感じの映画だったが、興業的にヒットしたのか、続編が作られた。それがコレ。2匹目のドジョウはいない例え通り、目新しさのある内容ではなかった。だが、1作目ではあまり突き詰められなかった生と死に関してはより突っ込んだ描き方はされていたように思う。

劇場公開日 1989年6月10日



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2019-06-12

コクーン

★★★+(3.5)
wコクーン
鑑賞No:00076
原題:Cocoon
製作:1985年/アメリカ/117分
監督:ロン・ハワード
出演:ドン・アメチー/ウィルフォード・ブリムリー

養老院に住む3人の老人の楽しみは、近くにある空き家のプールで泳ぐことだった。その空き家をウィルターという男が借家するが、3人はそれでもこっそりプールに忍び込むと、そこには巨大な繭が沈んでいた。それ以来、彼らは元気が出てきて、次第にその繭が回春の秘訣であることを知る・・・。

出演者の大半が老人という映画だが、繭のせいで若返って老人らしからぬ行為にまで至るという変なファンタジー。その繭をもたらしたのが異星人というのでますます現実離れしていくが、素直な気持ちで観れば楽しめる作品。

劇場公開日 1985年12月14日



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2019-06-10

ゴールデン・チャイルド

★★★(3.0)
wゴールデン・チャイルド
鑑賞No:00075
原題:The Golden Child
製作:1986年/アメリカ/93分
監督:マイケル・リッチー
出演:エディ・マーフィ/J・L・リアート

1000年ごとに“ゴールデン・チャイルド”と呼ばれる完璧な子供が誕生する神秘の国ネパール。そのゴールデン・チャイルドが暗黒魔団のボスに誘拐されてしまう。彼を救出できる唯一の男チャンは遠隔の地、チベットに旅立つが・・・・。

この頃のエディ・マーフィはまさに飛ぶ鳥を落とす勢いの頃。「48時間」でデビュー後、「大逆転」「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズ、「星の王子、ニューヨークへ行く」などのヒット作で持ち前のマシンガントークを披露し、人気を博していた時期の作品。それだけに期待も大きかった作品だが、内容がイマイチ、エディの個性を活かせるものではなかったようだ。トークのキレもあまり感じられず、エディ作品としては失敗作ともいえる作品。

劇場公開日 1987年3月7日



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2019-06-04

氷の微笑

★★★+(3.5)
w氷の微笑
鑑賞No:00074
原題:Basic Instinct
製作:1992年/アメリカ/128分
監督:ポール・バーホーベン
出演:マイケル・ダグラス/シャロン・ストーン

元ロックスターが全裸のままアイスピックでメッタ刺しにされて殺される事件が起こる。そして容疑者として浮かび上がるのが、女流作家のキャサリン。事件を担当することになった刑事ニックは謎を突き止めていきながら、次第にキャサリンの妖しい魅力の虜になっていく・・・。

シャロン・ストーンを一躍スターにしたエロティック・サスペンス。シャロン・ストーンの大胆な演技で話題になった映画で、ヌードシーンだけでなく、妖しい悪女役としても評価できる作品でした。ただドキドキするストーリー展開だったのに、ラストは思わせぶりな終わり方で、犯人は誰なのか?、刑事のニックは最後どうなったのか? が分からずじまいだったのが消化不良として残った。

劇場公開日 1992年6月6日



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2019-06-03

コーラスライン

★★★(3.0)

鑑賞No:00073
原題:A Chorus Line
製作:1985年/アメリカ/118分
監督:リチャード・アッテンボロー
出演:マイケル・ブレヴィンス/ヤミール・ボージェス

ブロードウェイの売れっ子ディレクター、ザックは近くオープンする新しいショーのために男女4人ずつのコーラスを選ぶためオーディションを敢行する。これに百数十人の若者が応募し、ザックはその中からまず16人を選出する。そこにザックの元恋人が現れ、自分もコーラスのオーディションを受けさせて欲しいと懇願する・・・・。

ブロードウェイの大ヒット・ミュージカルの映画化。映画のタイトルの「コーラスライン」とは、ミュージカルの舞台で主要キャストとバックダンサーとの立ち位置を分けるために引かれた白線のことだそうです。この映画はそのバックダンサーのオーディションがストーリーの中心となります。映画ではそのオーディションの最終選考に残った17人のダンサーを一人ひとり浮き彫りにしながら最終選考が進んでいきます。オーディションではスポットライトが当たる演出ですが、たとえ合格しても実は彼らはバックダンサーという脇役です。それでも懸命に踊り、求められる協調性の中で自己主張していきます。ラストのダンサーによるコーラスシーンは壮観です。

劇場公開日 1985年12月14日



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2019-06-02

ゴーストハンターズ

★★+(2.5)
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鑑賞No:00072
原題:Big Trouble in Little China
製作:1986年/アメリカ/100分
監督:ジョン・カーペンター
出演:カート・ラッセル/キム・キャトラル

サンフランシスコ、チャイナタウンへやってきたトラック運転手のジャックは友人ワンの婚約者ミャオを迎えに行くが、彼女はその途中で怪しい集団に誘拐されてしまう。ジャックはワンや仲間たちとともに敵のアジトに乗り込むが、彼らの前には、妖怪や魔術の使い手が待ち受けていた・・・・。

80年代に多く作られたアクション活劇の一つ。その代表作「インディ・ジョーンズ」シリーズの雰囲気を真似ながら、舞台がチャイナタウンということもあって、カンフーアクションとコメディ要素をふんだんに取り入れてB級映画に徹した作りとしている。カート・ラッセルも珍しく、ドジな運転手役を好演している。妖怪や魔術師なども出てくるので、家族で楽しめる作品かも?

劇場公開日 1987年1月17日



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2019-06-01

ゴーストバスターズ2

★★★(3.0)
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鑑賞No:00071
原題:Ghostbusters II
製作:1989年/アメリカ/108分
監督:アイヴァン・ライトマン
出演:ビル・マーレイ/ダン・エイクロイド

営業停止処分を受け、解散して5年経つゴーストバスターズ。ある日、ディナの息子を乗せた乳母車が突然動き出す事件が起こり、ディナはゴーストバスターズの一人、イゴンに真相解明を依頼する。それを知ったピーターはこれをきっかけにディナとよりを戻すため、必死に調査し、やがて廃線となった地下鉄にスライムがいることを突き止める。しかしこの調査が原因でニューヨーク全体が停電してしまい・・・・。

お馴染みの主題曲にのってゴースト退治をするコメディ映画で、家族揃って気楽に楽しめる映画。しかし、内容的には「1」と大差なく、新鮮味には欠ける。終盤の意外な登場人物(?)だった「1」でのマシュマロマンは、さすがに意表を突かれ、(いい悪いは別として)唖然としたが、その分今回は必要以上に期待しすぎたため、サプライズキャラにはあまり驚かなかった。ただ、出演者にはビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、リック・モラニスとアメリカを代表するコメディ俳優が揃っているので、全体を通して楽しませてはくれる映画である。

劇場公開日 1989年11月25日



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2019-05-31

ゴーストバスターズ

★★★★(4.0)
wゴーストバスターズ
鑑賞No:00070
原題:Ghostbusters
製作:1984年/アメリカ/105分
監督:アイヴァン・ライトマン
出演:ビル・マーレイ/ダン・エイクロイド/シガニー・ウィーヴァー

ニューヨークの大学で超常現象を研究する博士のピーター、レイモンド、イーガンの3人は研究所を閉鎖され、珍商売を始めることに。それは“ゴーストバスターズ”と名付けた幽霊退治屋だった。商売は大繁盛し、幽霊退治に奔走する3人だったが、最初の客だったデイナが悪神ズールにとり憑かれるという事件があこる・・・。

3人の幽霊退治屋が巻き起こす珍騒動を描くSFコメディ。お馬鹿な映画といってしまえばそれまでだが、何も考えずに楽しめる映画。今となっては何でもないが、当時としては最高といわれるCG、SFX技術も懐かしい。SFXシーン満載の映画としては出演者も豪華で、特に笑いの面では一流のコメディアン俳優ばかりなので、安心感がある。ただし、前半の設定や展開が面白かった分、後半はコケた感が残る。特に最後のマシュマロマンの登場には興ざめした。(それまでの展開に大きく水を差した感じ?)内容よりも当時大ヒットした主題歌も方が記憶に強く残る。

劇場公開日 1984年12月2日



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2019-05-30

ゴースト/ニューヨークの幻

★★★★★(5.0)
wゴースト_ニューヨークの幻
鑑賞No:00069
原題:Ghost
製作:1990年/アメリカ/127分
監督:ジェリー・ザッカー
出演:パトリック・スウェイジ/デミ・ムーア

銀行員のサムは恋人のモリーと共同生活を始めるが、その矢先に2人は暴漢に襲われ、モリーを守ろうとしたサムは撃ち殺されてしまい、幽霊となってしまう。そんなある日、幽霊となったサムは自分を殺した男を発見する。しかしそのことをモリーに伝えられないサムは、霊媒師オダ・メイがサムの声を聞き取ることができることを知り、彼女を伝令役としてモリーに伝えようとするが・・・。

今でこそ逞しき熟女になった感のあるデミ・ムーアだが、この頃はこの映画のヒロインにベストマッチした可愛らしい女性といったイメージの女優だったように思う。同時期の大作である「トータル・リコール」や「バック・トゥ・ザ・フューチャPART3」を向こうに回し、サマーシーズンで興行収入1位に輝いたらしいが、それもうなずける万人受けする映画だった。単なるラブ・ストーリーではなく、サスペンス性あり、ファンタジー性ありと、ヒットする要素を多分に含んだエンターテイメント作品といえる。最後は思わず泣けてしまうが、それほど切ない物語でありながら全体的に暗い感じのしないのも、ウーピー・ゴールドバーグによるコメディ演出によるところも大きい。まだ観ていない人にはお奨めのラブ・ロマンス。

劇場公開日 1990年9月28日



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2019-05-29

恋人たちの予感

★★★(3.0)
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鑑賞No:00068
原題:When Harry Met Sally...
製作:1989年/アメリカ/96分
監督:ロブ・ライナー
出演:ビリー・クリスタル/メグ・ライアン

77年のシカゴ、大学を卒業したばかりのハリー・バーンズとサリー・オルブライトは、ハリーの恋人がサリーの親友であったことから経費節約のために同じ車でニューヨークに出ることになるが、事あるごとに2人は意見を衝突させ、初めての出会いは最悪のものとなった。それから5年後、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港で2人は偶然再会し・・・・。

本作でメグ・ライアンが初主演を果たし、それまでゴールディ・ホーンの独壇場であったコメディ・プリンセスの座に名を連ねた作品。その後、「めぐり逢えたら」や「ユー・ガット・メール」など90年代を代表するキュートなラブロマンスのヒロインとなる。本作では、「友達以上恋人未満」というなかなか男女間で成立しない微妙な関係を何だかんだ言って11年も続けて結ばれるという展開を、飽きさせず見事に惹きつけ続け演じている。

劇場公開日 1989年12月9日



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2018-01-04

ゴーストバスターズ(2016年)

★★★+(3.5)
wゴーストバスターズ(2016年)
鑑賞No:02882
原題:Ghostbusters
製作:2016年/アメリカ/116分
監督:ポール・フェイグ
出演:クリステン・ウィグ/メリッサ・マッカーシー

アメリカ・ニューヨーク。コロンビア大学の素粒子物理学者のエリン・ギルバートは、心霊現象を科学的に証明する研究を重ねていたが、研究費を打ち切られ、大学をクビになってしまう。エリンは自らの知識と技術力を生かすため、幽霊退治の専門会社「ゴーストバスターズ」を立ち上げるが・・・・。

1980年代に一世を風靡した「ゴーストバスターズ」を、女性をメインキャラクターに新たに復活させたアクションコメディ。幽霊退治屋「ゴーストバスターズ」を始める科学者たちが男性から女性に代わるなど、設定は代わっているものの、基本的なストーリーは1984年製作の1作目と同じような展開。ゴーストが多数登場するということで、映像は最新のVFX技術が駆使されていると思うが、驚いたのは30年以上前に製作された「ゴーストバスターズ」のVFX技術だ。いま観ても、鑑賞に堪えうる映像に当時の技術レベルの高さに改めて感心させられた。作品的には男性を女性に変え、目先だけを変えたB級映画かと思いきや、オリジナルのコンセプトは保ちながら、新たなコーストバスターズを確立し、大いに楽しめた。オリジナルの主要キャストである、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、シガニー・ウィーバーなどが揃ってカメオ出演しているのも嬉しい。ただ、コメディ性としてはやはりオリジナルには及ばない気がした。

劇場公開日 2016年8月19日



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2017-06-18

コンタクト

★★★
コンタクト
鑑賞No:00740
原題:Contact
製作:1997年/アメリカ/150分
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ジョディ・フォスター/マシュー・マコノヒー

地球外知的生命体の存在を研究している天文学者エリーは、ある夜、未知の電波をキャッチする。それはヴェガ星からのものであり、地球上の映像と謎の設計図が納められていることが判明。それはヴェガ星への輸送機関であった。急ピッチで基地が建造されるが、エリーはパイロットの選考から洩れてしまう。だがテロリストによってヴェガへの発進基地は無残にも破壊されてしまう・・・・。

SF物とジョディ・フォスターのキャスティングは想定外だったが、本作を観ると意外とハマっている。ただ、SF物にも関わらず、変な地球外生物も未確認飛行物体も出てこない。が、それが逆によかったのかもしれない。コンタクトするものがメッセージだけだからこそ、観ているものの想像力をいやが上にも駆り立てるのだろう。それゆえ、来る日も来る日も変化のない日が続き、ダレ始めたその時、ついにコンタクトの瞬間が来る。訳の分からないエイリアンが登場するSF物よりはリアリティのある作品。

劇場公開日 1997年9月13日



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2017-01-20

氷の微笑2

★★
氷の微笑2
鑑賞No:01382
原題:Basic Instinct 2
製作:2006年/アメリカ/114分
監督:マイケル・ケイトン・ジョーンズ
出演:シャロン・ストーン/デビッド・モリッシー

ロンドンで車が川に転落し、助手席に乗っていたサッカー選手が死亡する。運転していた女流小説家キャサリンが殺人の疑いをかけられ精神鑑定を受けるが、証拠不十分で釈放される。その後、自分を鑑定した精神科医マイケルに興味を持ったキャサリンはマイケルにセラピーを依頼する・・・。

シャロン・ストーンを一躍スターにした「氷の微笑」の続編。前作同様、結局本当の真実は明確にされないまま終わったようで、欲求不満の残る作品となった。ストーリーは前作よりは分かりやすかったが、前作から14年経っての製作にも関わらず、前作との関係も出てくるので、事前に前作を観ていないと多少混乱する。なお、作品そのものよりもシャロン・ストーンのヌードシーンの方が話題になったこのシリーズだが、本作も48歳とは思えない肢体を披露していた。ただし、作品的にもエロチック度も前作を下回ることは否めない。なお、見事な肢体を披露したシャロン・ストーンだが、顔のしわはデジタル合成ですべて消したとのこと。また48歳とは思えないバストも最新のSFX技術を駆使して修正いるとの噂も・・・。映像映りにこだわった彼女も、冒頭の浸水した車内から脱出するシーンでは、ハイヒールが床に引っかかったため、本当に命がけで脱出したらしい。

劇場公開日 2006年11月11日



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2016-02-07

コールド マウンテン

★★★+
コールドマウンテン
鑑賞No:01556
原題:Cold Mountain
製作:2003年/アメリカ/155分
監督:アンソニー・ミンゲラ
出演:ジュード・ロウ/ニコール・キッドマン/レニー・ゼルウィガー

南北戦争末期、バージニア州の戦場で戦っていた南軍の兵士インマンは、北軍の攻撃によって瀕死の重傷を負い、病院に収容される。そこで故郷コールドマウンテンと、恋人のエイダに思いをはせる毎日だったが、ある日彼の元に届いたエイダからの手紙を読み、ついに死罪覚悟で脱走し彼女の元に向う。
一方、父が死に一人ぼっちとなったエイダは、その日の食べ物にも欠く毎日を送っていた・・・。

チャールズ・フレイジャーの同名小説を映画化した、南北戦争を背景にした壮大なスケールのラブ・ストーリー。上記の出演者以外にも、ドナルド・サザーランド、ナタリー・ポートマン、フィリップ・シーモア・ホフマンと豪華な顔ぶれの作品。ストーリーは至って単純な純愛ものだが、時間軸が前後するのでまるっきり単純な構成ではない。上流階級の娘エイダが、戦争を機に没落していく様と、その彼女を助けるたくましい女性ルビーを見ていると、2人合わせた女性像は「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラを彷彿させた。時代背景が南北戦争期というのも共通している。エイダのことを一途に想い、命の危険を顧みず彼女の元を目指し、そしてついに再会するシーンにはついホロリとさせられる。ゆえに会って間もなく彼女を守るために命を落としてしまうラストは居たたまれない。

劇場公開日 2004年4月24日



(キャスト一覧)
ジュード・ロウ(インマン)
ニコール・キッドマン(エイダ・モンロー)
レニー・ゼルウィガー(ルビー・シューズ)
ドナルド・サザーランド(モンロー牧師)
ナタリー・ポートマン(セーラ)
フィリップ・シーモア・ホフマン(ヴィージー)
ジョバンニ・リビシ(ジュニア)
レイ・ウィンストン(ティーグ)
ブレンダン・グリーソン(スタブロッド)
キャシー・ベイカー(サリー・スワンガー)
ジェームズ・ギャモン(エスコー・スワンガー)
アイリーン・アトキンス(マディ)
チャーリー・ハナム(ボジー)
ジェナ・マローン(渡し船の少女)
ジャック・ホワイト(ジョージア)
ルーカス・ブラック(オークリー)
エミリー・デシャネル
キリアン・マーフィ


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2016-01-28

コラテラル・ダメージ

★★+
コラテラル・ダメージ
鑑賞No:01111
原題:Collateral Damage
製作:2001年/アメリカ/108分
監督:アンドリュー・デイヴィス
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/フランチェスカ・ネーリ

ロサンゼルスの消防隊長・ゴーディーは、高層ビルのカフェで妻と幼い息子と待ち合わせをしていた。しかし、目の前で突然大爆発が起こり、妻と息子は巻き添えになって死んでしまう。爆発直前に、爆弾を仕掛けたテロリストを目撃していたゴーディーはCIAやFBIに通報し、すぐ犯人が捕まると信じていたが、事件は一向に進展しなかった。この事件が“コラテラル・ダメージ(目的のための犠牲)”と疑い始めたゴーディーは自ら犯人捜索を始めるため、テロリストの本拠地コロンビアに向うが・・・・。

この作品は、公開直前にあの9.11同時多発テロ事件が起こったため、日米での公開が延期された作品として有名です。正義と悪が明確に描かれていてあたかも米国を正当化するかのごとく描かれているが、実はどちらも大差ないことを如実に表した映画かもしれない。目的のためとはいえ、これだけの犠牲者が出るようでは、その目的はどんな理由を持ってしても正当化できないのでは? 単なるアクション映画として観る分にはいいかもしれないが、現実では大きな問題をはらんでいる映画かもしれない。それにしてもターミネーターならいざ知らず、アクションシーンには非現実的なシーンも多く、多少興ざめする部分も否めなかった。どうも中途半端な感のする映画。

劇場公開日 2002年4月20日



(キャスト一覧)
アーノルド・シュワルツェネッガー
イライアス・コティーズ
フランチェスカ・ネリ
クリフ・カーティス
ジョン・レグイザモ
ジョン・タトゥーロ


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2015-12-26

地上より永遠に

★★★
地上より永遠に
鑑賞No:00962
原題:From Here to Eternity
製作:1953年/アメリカ/118分
監督:フレッド・ジンネマン
出演:バート・ランカスター/モンゴメリー・クリフト

第二次大戦直前の1941年夏、ホノルルのスコーフィールド兵営にロバート・E・プルウィットという青年が転属してきた。彼は上官に反目したため一兵卒に落され、転属の憂き目となったのだ。この新しい部隊の中隊長ダナ・ホルムズ大尉は、拳闘競技に夢中で、プルウが以前、隊でミドル級のチャンピオンであったことを知って、下士官に昇進を条件に彼にチーム入りをすすめるが・・・・。

米国軍隊内部をリアルに描いたジェームズ・ジョーンズの小説(51年)の映画化。バート・ランカスターとデボラ・カーがハワイの海岸の波打ち際で転がりながら抱擁するシーンは映画史に残る有名なシーンになった作品。真珠湾攻撃直前の米軍基地の暮らしを描いた作品だが、密通、売春、腐敗、残虐ないじめに焦点を当てたリアルな映画となっている。

劇場公開日 1953年10月18日



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2015-10-11

ティム・バートンのコープスブライド

★★
コープスブライド
鑑賞No:01376
原題:Tim Burton's Corpse Bride
製作:2005年/イギリス/77分
監督:ティム・バートン/マイク・ジョンソン
声の出演:ジョニー・デップ/ヘレナ・ボナム=カーター

19世紀ビクトリア朝のロンドン。結婚を控えた内気な青年ビクターは、ふとした間違いからコープスブライド(死体の花嫁)の指に結婚指輪をはめてしまい、死者の世界に連れ去られてしまうが・・・・。

「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のティム・バートン監督が贈る人形アニメ。CGが多用化される昨今の中でかなり手間のかかるストップモーションアニメを使用することでCGとは違った味わいを出している。また生者の世界をモノクロ化し、死者の世界をカラフルなカラーで表現している点も面白い。映像に労力を使っている分、ストーリーはありきたりなのが残念。

劇場公開日 2005年10月22日


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2015-09-10

コード

★★★★
コード
鑑賞No:00986
原題:Cord
製作:2000年/カナダ/100分
監督:シドニー・J・フューリー
出演:ダリル・ハンナ/ヴィンセント・ギャロ

アンとジャックの夫婦は幸せな生活を送っていたが、ただ一つ子宝に恵まれないことが悩みだった。そこで彼らは悩んだ末、人工授精を行い、ついに妊娠に成功する。だがある日、アンは何者かに誘拐・監禁されてしまう。犯人は産婦人科医夫婦だったが、その目的は・・・。

これは怖い映画です。異常な夫婦の犯罪を描いていますが、特に怖いのがジェニファー・ティリーが演じた犯人の産婦人科医の妻。彼女がキレた時の異常な行動は恐怖そのもの。邦画で言うと「黒い家」を思い出すような背筋がゾォーとする恐怖感を味わえます。

劇場公開日 2000年12月2日


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2015-03-04

ゴーストライダー

★★+
ゴーストライダー
鑑賞No:01346
製作:2007年/アメリカ/110分
監督:マーク・スティーブン・ジョンソン
出演:ニコラス・ケイジ/エバ・メンデス

病気の父親を救うためメフィストに魂を売った主人公ジョニー。しかし父は回復直後事故死し、恋人ロクサーヌとも別れる。13年後、バイク・スタントのヒーローとなっていたジョニーのもとにメフィストが現れ、魂を売った代償を求めてくる・・・・。

アメコミ・ヒーローの映画化。予告編を見て面白そうだったので観てみた作品だが、思ったほど面白くなかった。ストーリーもイマイチだが、何よりもヒーローがあまりにも異形である。敵役が人間の姿をしているので、感覚的にヒーローと敵役の区別がつきにくかった。前半はもっぱら導入部の感が強く話は単調。後半になってゴーストライダーが登場しだしたことから話にもスピード感がでてきて面白くはなってきたが、ハラハラドキドキすることもなく終わってしまった。期待して観ただけにチョット残念な作品。


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2014-12-29

ゴーン・ガール

★★★+
ゴーン・ガール
鑑賞No:02602
製作:2014年/アメリカ/148分
監督:デビッド・フィンチャー
出演:ベン・アフレック/ロザムンド・パイク

幸福な夫婦生活を送っていたニックとエイミー。しかし、結婚5周年の記念日にエイミーが失踪し、自宅のキッチンから大量の血痕が発見される。警察はアリバイが不自然なニックに疑いをかけ捜査を進めるが、メディアが事件を取り上げたことで、ニックは全米から疑いの目を向けられることとなる・・・・。

殺人事件の可能性を予想させる現場を残して妻が謎の失踪。ありきたりではあるが、冒頭の掴みとしては十分な始まりで興味をそそるスタートである。しかし、早くも中盤には真相が明らかになる。直接、主人公の夫の犯行の可能性を思わせるものはなく、唯一動機として考えられる浮気の事実は現れるが、結局は妻の偽装失踪であり、これもありきたりで予想の範囲内。それゆえ、逆に終盤のドンデン返しが期待される展開となった。が、予想に反した展開。緻密に計画されたこの偽装失踪に思わぬ破綻が生じ、夫の意外な言動もあって、妻の行動は予想を反してくる。期待したドンデン返しはなかった代わりに、何かスッキリしない結末に納得がいかなかった。特に、元恋人を殺して血まみれになって夫の元に戻ってくるシーンや、夫とその妹の意味深な関係など、終盤理解に苦しむ場面が多い。
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2014-12-11

コラテラル

★★★+
コラテラル
鑑賞No:01253
製作:2004年/アメリカ/120分
監督:マイケル・マン
出演:トム・クルーズ/ジェイミー・フォックス

ロサンゼルスでタクシー運転手をしているマックスは空港で一人の男を車に乗せる。その男はヴィンセントと名乗り、多額のチップでマックスに一晩の専属運転手になるよう依頼してきた。さっそく最初の目的地に向うが、目的地についてヴィンセントが建物の中に入って数分後、マックスの上に死体が降ってきた。車に戻ったヴィンセントは自分が殺し屋であることを名乗り・・・・。

トム・クルーズが今までのイメージを払拭し、非常な殺し屋を熱演している。見た目も「トップガン」や「ミッション:インポッシブル」とは大きく違い、銀髪に無精ひげという有様。クールな殺し屋という役どころなので、この感じが本当に良かったかどうかは観る人によって異なるかもしれませんが、新たな一面を見せた作品ではあります。派手さはない映画だが、静かな中で展開されるプロの殺しテクニックは見せてくれます。不幸にもこの殺し屋と共にすることになるジェイミー・フォックスがこれまた好演しており、この2人の関係の微妙な変化がラストに向けての伏線のように感じられます。ちなみに「コラテラル」とは「巻き添え」という意味。「コラテラル」と聞くと、シュワちゃんの「コラテラル・ダメージ」を思い出すが、「コラテラル・ダメージ」も「目的のための犠牲、戦闘での民間人殺傷」という意味。
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2014-08-06

光州5・18

★★★★
光州5・18
鑑賞No:01806
製作:2007年/韓国/121分
監督:キム・ジフン
出演:キム・サンギョン/イ・ヨウォン

1980年の韓国・光州市。タクシー運転手の青年ミヌは早くに両親を亡くし、たったひとりの成績優秀な弟ジヌと暮らしていた。そんなミヌは、ジヌと同じ教会に通う看護師のシネに思いを寄せていた。5月18日、ミヌはジヌとシネの3人で映画を観に行くが、その最中、館内に兵士が乱入し館内は催涙弾の煙に包まれる・・・・。

1980年5月18日に韓国・光州で起こったいわゆる“光州事件”を題材にしたヒューマンドラマ。事件としての客観的事実は描きながらも、その政治的背景は映画の中では明らかにされず、ただ、クーデターにより樹立された軍事政権と、それに反発する人々の中で一般市民も巻き添えになっていくさまを中心に描いています。よって光州事件の真実を知る映画ではありませんが、こういう事件の中で家族や恋人のために戦う男のドラマといえるのかもしれません。しかしこの事件で多くの市民が亡くなり、そのため多くの家族が悲しい思いをしたことは十分伝わってくる映画です。




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2014-07-26

GODZILLA(2014年版)

★★+
GODZILLA(2014).jpg
鑑賞No:02538
製作:2014年/アメリカ/124分
監督:ギャレス・エドワーズ
出演:アーロン・テイラー=ジョンソン/渡辺謙/エリザベス・オルセン

1999年の日本。原子力発電所で働くジョーは、突如として発生した異様な振動に危険を感じて運転停止を決意するが、発電所は崩壊し、一緒に働いていた妻サンドラを亡くしてしまう。それから15年後、アメリカ軍爆発物処理班の隊員である、ジョーの息子フォードは、日本で暮らす父を訪ね、原発崩壊事故の原因を調べようと侵入禁止区域に足を踏み入れるが・・・・。

日本で最も有名な怪獣映画「ゴジラ」をハリウッドで再リメイクした作品。怪獣映画としての独特の雰囲気を醸し出していた日本の「ゴジラ」だが、本作はそんな雰囲気は微塵もない。怪獣映画というジャンルにも入らない、SF映画のような雰囲気。それは、まるでエイリアンのような造形の、ゴジラの適役MUTOに象徴される。そして肝心のゴジラだが、前半はチラ見せだけで、ほとんどその姿は見せず、期待と欲求不満が高まる構成。いよいよ、後半過ぎよりその姿を現すが、その姿は日本のゴジラとはちょっと違う(親近感の持てない)造形にちょっと戸惑う。とはいえ、さすがハリウッド映画。ゴジラ登場の迫力、リアル感は凄い。ただ、内容はあまりなく、メッセージ性も感じられない。東日本大震災や福島原発事故を想像させるシーンがあるが、核使用を容認するような描き方には疑問が残る。




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2014-05-01

ゴースト・エージェント R.I.P.D.

★★★

鑑賞No:04236
製作:2013年/アメリカ/96分
監督:ロベルト・シュベンケ
出演:ジェフ・ブリッジス/ライアン・レイノルズ

恋人と幸せな暮らしを送っていたボストン警察のエリート警官ニックは、捜査中に殉職してしまう。しかし成仏できずに、現世にはびこる悪霊を取り締まる組織「R.I.P.D.」にスカウトされる。そこで、西部開拓時代のガンマンだったというベテランのロイとコンビを組んだニックは、R.I.P.D.のエージェントとして活動を開始するが・・・・。

設定は面白いが、この作品特有の個性というものが感じられず、観終わっても印象薄い感じしかなかったのは残念。「ゴースト ニューヨークの幻」や「メン・イン・ブラック」などの過去の有名な作品を思わせる設定やシーンで掴みはOKだけに、あとはこれをうまく生かした独特の展開が欲しかった。特に本人と現世の姿の違いのギャップなどは面白い設定だったので、このあたりの見せ方や展開に広がりがあればもっと面白くなったかも?





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2014-03-06

コンプライアンス -服従の心理-

★★★

鑑賞No:02485
製作:2012年/アメリカ/90分
監督:クレイグ・ゾベル
出演:アン・ダウド/ドリーマ・ウォーカー


アメリカのあるファーストフード店で店長を務めるサンドラのもとに、警察官と名乗る男から電話が入る。男は女性従業員のベッキーに窃盗の疑いがあると言い、サンドラに対してベッキーの身体検査を命じる。警察官の言うことならばと指示に従ってサンドラは着衣を脱いで身体検査に応じるが・・・・。


2004年、米ケンタッキー州のファーストフード店で実際に起こった事件を基にした作品。事件の詳細の真実は知らなかったが、ネットで実在の事件を調べると、概要は大体映画の内容に近いようだ。それにしても、たとえ警察を名乗ったとしても、観ていると不自然なことが多く、どうしてここまで事件がエスカレートしたのかは不思議である。が、副題の「服従の心理」が示すように、一度、権威・権力に服するともはやどうんもできなくなるというのは、心理学か何かの実験でもやっていたような記憶がある。もちろん、ベッキーのモデルとなった実際の被害者は気の毒だが、この事件に関わったサンドラやその婚約者などの実際のその後の運命を聞くと、彼らもまた被害者ともいえる、なんともやりきれない事件である。





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2014-02-09

ことの終わり

★★★

鑑賞No:01776
製作:1999年/イギリス、アメリカ/101分
監督:ニール・ジョーダン
出演:レイフ・ファインズ/ジュリアン・ムーア


1946年のロンドン。小説家のベンドリックスは2年ぶりに友人のヘンリーとその妻サラに会う。そしてヘンリーから、サラが浮気しているのではないかと悩んでいると告げられる。その浮気相手が気になったベンドリックスは、ヘンリーに内緒で探偵事務所に浮気相手の調査を依頼する。実は戦時中、ベンドリックスとサラは不倫していたからだった・・・・・。


友人から妻の浮気の悩みを聞かされた主人公。実は過去に自分もこの友人の妻と不倫しているわけだが、そういう立場にありながら“浮気相手(第三の男)”に嫉妬心を抱いて、友人に内緒で探偵を使って浮気相手を突き止めようとする。なんとも変な話だが、妙に興味を惹くつかみではある。この浮気調査と過去の主人公の不倫の詳細が交錯しながらストーリーは展開していくが、後半、その“浮気相手(第三の男)”が判明してからは興味が半減し、内容的にも理解しがたい面が出てくる。前半興味深いだけに、後半の展開には観る人によって意見が分かれるところではないでしょうか?


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2014-01-12

コロニー5

★★★

鑑賞No:02466
製作:2013年/カナダ/94分
監督:ジェフ・レンフロー
出演:ローレンス・フィッシュバーン/ケビン・ゼガーズ


氷河期の再来によって地球上が氷雪に覆われ、人類は地下に作られたいくつかのコロニー(居住地)で生き延びていた。ある時、コロニー5との連絡が途絶え、コロニー7のリーダー、ブルックスと仲間たちは様子を見に行くと、コロニー5は豹変した人間によって人々が殺され、悲惨な状況になっていた・・・・。


「遊星からの物体X」を思わせる設定、内容の映画。最初は極限状態に陥った人間たちの争いを描いた作品かと思いきや、中盤から化け物が出てくるホラー映画と化す。ただし、化け物はゾンビのような風体だが、実は人間。極度に飢えた人間が豹変して人間の肉を求める化け物になったもので、そういう意味では最初の思い込みもあながち間違いではなかった。コロニー7の人たちを襲う化け物のスピード感や執拗さには舌を巻くが、結末はセオリー通り。ブルックスが命がけで爆破して襲撃を阻止した大橋を化け物はどのようにして渡って来たのかは謎として残ったが・・・。





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2013-10-23

コッポラの胡蝶の夢

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01855
製作:2007年/アメリカ、ドイツ、イタリアほか/124分
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:ティム・ロス/アレクサンドラ・マリア・ララ


第二次世界大戦前夜のルーマニア。年老いた言語学者ドミニクは、若き頃愛した女性ラウラのことを忘れられずにいた。そんなある復活祭の夜、自殺を考えていたドミニクは、突然落雷を受けながらも奇跡的に一命をとりとめ、病院に搬送される。そこで目覚めた彼は、何故か肉体も頭脳も若返っていくのだった・・・。


フランシス・F・コッポラの新作ということで期待して観たが、ハッキリ言って分かりにくく、面白いとも言いがたい作品だった。舞台がナチス・ドイツに占領される前のルーマニアという馴染みの薄い土地であり、色々な要素があまり整理されないまま進行していくのでついていけないという感じ。それでも前半は、落雷のショックで70歳の老人がだんだん若返っていくという、ブラッド・ピッドの「ベンジャミン・バトン」のような展開に興味をそそられるが、中盤以降は理解に苦しむ展開に置いていかれてしまった。一度観ただけでは容易に理解できない映画。

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2013-08-05

告発のとき

★★★★
シネマ大好き!

鑑賞No:01681
製作:2007年/アメリカ/121分
監督:ポール・ハギス
出演:トミー・リー・ジョーンズ/シャーリーズ・セロン


元軍人のハンクのもとに、息子のマイクがイラクから帰還直後、無許可離隊したとの一報が届く。真面目な息子の軍律違反が信じられないハンクはマイクが所属していていた基地に向う。しかし必死の捜査も空しく、マイクはバラバラ死体となって発見される。ハンクは地元警察の女刑事エミリーの協力を得て事件の真相を探るが・・・・。


物語は無断離隊して行方不明になった息子を捜していたら、息子が死体で発見され、犯人と事件の真相を追うことになるが、その過程で今まで知らなかった息子の別の顔を垣間見るようになる。それは父である自分の持ち続けた息子とはまったく違った顔だったが、その原因であるイラク戦争をこの映画は痛烈に批判し、戦争の愚かさを伝えようとしている。ハンク夫婦は2人の息子がいたが、その2人とも軍人となり、そのため2人とも失うことになる。スーザン・サランドン演じる母親の痛切な叫び、その叫びを黙って聞かざるを得ない悲しみに暮れるトミー・リー・ジョーンズ演じる父親。これは映画の世界ではなく、実際に戦場に行き、愛する家族を失った多くのアメリカ家庭そのものだろう。最後に真実は明らかになるが、犯人が誰かなんてラストではあまり問題に感じなかった。まともな人間をまったくの別人に変えてしまう戦争というものの恐ろしさ。怖い映画だが、これが現実であり、「正義の戦争」を唱えるアメリカという国の愚かさを感じぜざるを得ない映画。それにしても「告発のとき」という邦題は何なのでしょう?内容を全然伝えるものになっていない!(原題は「エラの谷」だが・・・・。)


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2013-07-27

CODE46

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01282
製作:2003年/イギリス/93分
監督:マイケル・ウィンターボトム
出演:ティム・ロビンス/サマンサ・モートン


近未来社会。社会は砂漠と化した“外”の世界と、都市社会の“中”の世界とに分けられ、その行き来はパペルと呼ばれる通行証によって徹底的に管理されていた。そしてこの社会では、遺伝子が近似する者同士の生殖行為を禁止するCODE46という法律が施行されていた。そんな中、調査員のウィリアムはパペルの不正発行調査のため上海を訪れ、犯人とおぼしき女性と恋に落ちるが・・・・。


いかにも作り物のような近未来のセットではなく、上海の風景を上手く使い、スタイリッシュな近未来感を醸し出していたように思う。この近未来、現代からどのくらい先を想定しているか良く分からなかったが、そんな設定は本編とはさほど関係ないのかもしれない。そういう意味では退屈なSF映画だが、そもそもSF映画というより、“愛”をテーマにした男と女のドラマが主なのかもしれない。遺伝子をあれほどまでに徹底管理する理由がよく見えなかったが、視点としては興味深い作品である。


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2013-04-02

恋におちたシェイクスピア

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:00937
製作:1998年/アメリカ/123分
監督:ジョン・マッデン
出演:グウィネス・パルトロー/ジョセフ・ファインズ


エリザベス朝のロンドンで芝居劇の作家をしていたシェイクスピアはスランプに落ち込んでいた。そんな時、シェイクスピアのもとに訪れた若者トマス・ケントの後を追って彼の屋敷に忍び込んだシェイクスピアは美しい女性ヴァイオラと出会い、恋に落ちてしまう。それ以降、彼は創作意欲をかき立てられ、台本はどんどん進むが・・・。


第71回アカデミー賞作品賞ほか6部門を受賞したラブ・ロマンス。当時の時代背景はよくうかがえるが、歴史ドラマというより実在の人物を題材としたラブストーリーといった感じ。ただストーリーは割と単純ではあるが、ラブストーリーと割り切ってしまえば結構楽しめる。主演のヴァイオラを演じたグウィネス・パルトロウは、それまではさほどよいとは思わなかったが、本作はハマリ役とも言える好演だった。ちなみにグウィネス・パルトロウは本作でアカデミー主演女優賞を見事獲得するが、この役を親友だったウィノナ・ライダーから奪ったという話は有名。それ以来、二人は絶縁関係にあるという。

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2013-02-26

ゴシカ

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01925
製作:2003年/アメリカ/97分
監督:マシュー・カソビッツ
出演:ハル・ベリー/ロバート・ダウニーJr.


ウッドワード女子刑務所の精神科病棟で働く精神科医のミランダは女囚クロエの治療を担当していた。クロエは、自分が悪魔に陵辱され、その悪魔の意志によって義父を殺したと主張していたが、ミランダはそれを信じていなかった。そんなある夜、車で帰宅途中のミランダの前に見知らぬ少女が現れ、危うく轢きそうに。次の瞬間、病室のベッドで目覚めたミラダには夫殺しの容疑がかかっていた・・・。


精神病棟にいる精神患者を相手に治療する理知的な女医が、一転殺人容疑をかけられた精神患者としてどんどん追い込まれていく様を、怪奇・心霊現象を交えながらミステリックに描いていく様子は秀逸で前半の掴みとしてはなかなか良かった。ただその分、ラストはちゃんと納得いく説明があるのか?だけが一抹の不安事項だった。そしてそれは的中してしまう。前半がよかっただけになんとも消化不良感の残る映画。以下ネタばれになるが、まず、ミランダの夫殺しの犯人が判然としない。見る限りミランダの犯行のようだが、謎の部分は皆、心霊現象で解決?したかのように説明がない、不親切な内容。クロエの義父殺しも同様。そして2人とも殺人者でありながら1年後に出所。謎は膨らむばかり・・・。

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2012-11-08

コンテイジョン

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02293
製作:2011年/アメリカ/106分
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:マット・デイモン/ケイト・ウィンスレット


香港出張からミネソタの自宅に帰って来たベス・エムホフが、謎の疾病で急死する。やがて彼女の幼い息子・クラークも同じ症状で死亡してしまう。ベスの他にも、香港、ロンドン、東京などの各都市で同じ症例での死亡者が発生し、死者はどんどん増えていった。報告を受けた世界保健機関や疾病予防管理管理センターは、直ちにその病気の調査に乗り出すが、感染の広がりは抑えられず、人々の間にはウイルスと共に恐怖心も蔓延していく・・・・。


冒頭、2日目からスタートし、「おや?」と思うけど、その意味はラストで分かる。アカデミー俳優が多く出演ということで豪華キャストも話題となった映画だが、映画自体はウィルス蔓延によるパニック映画のため、出演者一人一人は思ったほど詳しく描き切れておらず、豪華キャストの意味がよく分からなかった(もったいない感じがした)。見えないウィルスよりも人々の間に広がる恐怖心の方が怖いと感じる映画。

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2012-10-14

国家代表!?

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01989
製作:2009年/韓国/146分
監督:キム・ヨンファ
出演:ハ・ジョンウ/キム・ドンウク


1996年、韓国で冬季オリンピック誘致のために正式種目の一つであるスキージャンプの国家代表チームが急編成される。元子供スキー教室の講師パン・ジョンサムが国家代表コーチに任命され、彼の口車に乗せられてメンバーが集まってくる。その一人ボブは、元ジュニアアルペンスキー米国代表だったが、この機会を利用して韓国にいる実の母を捜そうとするが・・・・。


実話がベースらしいが、どこまでが実話で、どこまでがフィクションか良く分からない映画だった。内容的には「クール・ランニング」のようだが、オリンピックを目指す動機はやや不純で共感はしにくいし、至る所おバカなギャグや無理やり笑わせようと作っているところがあり、真摯に取り組む感があまり伝わってこない。それでも終盤の長野オリンピックシーンではお約束どおり盛り上がるような設定にはなっている。もう少し変な笑いを抑え、コンパクトに纏めていればもっと良かったかも!? 内容の割にやや時間が長いのも難。

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2012-07-11

コールガール

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01990
製作:1971年/アメリカ/115分
監督:アラン・J・パクラ
出演:ジェーン・フォンダ/ドナルド・サザーランド


科学者トム・グルンマンが行方不明になって数ヶ月。グルンマンの友人で私立探偵のジョン・クルートはグルンマンの捜索を依頼され、唯一の手がかりであるコールガールに宛てた手紙をもとに、売れっ子のコールガール、ブリーに近づく。しかし、ブリーは最近、彼女の身の回りで起こる不気味な出来事もあり、口を閉ざすが・・・・。


ちょっとスローペースのサスペンスで、途中退屈さも感じてしますが、後半の謎解きの期待は膨れる展開となっている。ただし、意外性や大ドンデン返しはないので、期待が膨らみすぎると落胆も大きい作品。作品ジャンルはサスペンスながら、観ているとコールガールと私立探偵の淡いロマンス映画でもあります。また、当時の大都会ニューヨークで女性一人が生きていく大変さ、孤独感を良く描いた映画ともいえます。ジェーン・フォンダはこの作品でアカデミー主演女優賞を獲得しています。

  1. 洋画-こ