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2019-08-27

新・猿の惑星

★★★★(4.0)
w新・猿の惑星
鑑賞No:00110
原題:Escape from the Planet of the Apes
製作:1971年/アメリカ/98分
監督:ドン・テイラー
出演:ロディ・マクドウォール/キム・ハンター

ミュータントと猿族との戦いは最終兵器による地球滅亡という結果に終わった。滅亡直前に未来の地球からタイムトラベルした3匹の猿人は1973年の地球にたどり着く・・・。

「猿の惑星」シリーズ第3弾。全2作とは一転し、舞台を現代の地球にした点は意表をついて面白かった。ただ、猿族が過去から来た人類を恐れ抹殺しようとしたように、未来から来た猿族に対し恐れ慄く人類の傲慢さ・エゴを垣間見る映画となっている。そのため、ラストは非常に悲しく切ない思いにさせられる。

劇場公開日 1971年7月31日



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2019-08-26

ショック療法

★★+(2.5)
wショック療法
鑑賞No:00109
原題:Traitement De Choc
製作:1972年/フランス/91分
監督:アラン・ジェシュア
出演:アラン・ドロン/アニー・ジラルド

パリで婦人服の工場を経営する中年女性エレーヌ・マッソンは40歳を目の前にしてまだ独身だ。彼女にはボーイフレンドがいたが若い女に彼氏を取られて自分が女性としての魅力が無くなっているのと全身の老化に気づき友人でゲイのジェロームの紹介でシェルブールの海岸にある療養所へやって来るが・・・。

フランスの往年の2枚目俳優アラン・ドロン。個人的には「太陽がいっぱい」や「ボルサリーノ」が好きな作品で、クールなイメージがあるが、中には異質な作品もある。その代表的な作品がこの「ショック療法」ではないだろうか。ストーリー自体は、今となってはポピュラーになったアンチエイジングの先駆けのような内容だが、その治療を担当するアラン・ドロン演じるドクター・デビレによる恐怖の行為に戦慄させられる作品。ただ、もっとも衝撃的だったのは、全裸で海岸を走り抜けるアラン・ドロンの映像かな。

劇場公開日 1973年8月18日



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2019-08-25

ショート・サーキット2 がんばれ!ジョニー5

★★★(3.0)
wショート・サーキット2
鑑賞No:00108
原題:Short Circuit 2
製作:1988年/アメリカ/105分
監督:ケネス・ジョンソン
出演:フィッシャー・スティーブンス/マイケル・マッキーン

前作でロボットの開発者だったF・スティーヴンスが露店販売しているナンバーファイブのミニチュアを、デパートの玩具係C・ギブが気に入ったことから、商売人のM・マッキーンが音頭を取って大量生産することに。仕事場となった空き倉庫にはナンバーファイブ自身が送られてきて、ミニチュア・ロボットの製作を始める。一方、倉庫裏の銀行に眠る宝石の強奪を企む一味は、ナンバーファイブ改めジョニーファイブの能力に目をつけ仕事に協力させようと接近するが・・・・。

ロボットだが何とも愛らしいナンバーファイブが魅力的で、作品もなかなかハートフルで面白かったのか、前作から2年後に製作された続編。本作ではナンバーファイブが大都会に出てきて、初めて見るのもに対する脳内処理もユーモアたっぷりで面白い。本作はピノキオを思わせる、ロボットの人間に対する憧憬を描いた興味深い映画。続編にありがちなマンネリ化にも陥っていなかった。

劇場公開日 1989年2月11日



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2019-08-24

ショート・サーキット

★★★(3.0)
wショート・サーキット
鑑賞No:00107
原題:Short Circuit
製作:1986年/アメリカ/98分
監督:ジョン・バダム
出演:アリー・シーディ/スティーブ・グッテンバーグ

世界有数のロボット開発会社ノヴァ・ロボティックスが、最終核戦争に備えて作られた無敵のロボット部隊のデモンストレーションを行う。しかし、落雷によって回路に異常をきたしたロボット部隊の一台ナンバー・ファイブが逃走してしまう。クロスビー博士は、管制室でナンバー・ファイブを遠隔操作しようとするが失敗。武器を備えたロボットが町で人を傷つけるのを恐れた社長は、警備主任にナンバー・ファイブの破壊を命じるが・・・・。

ロボット版「E.T.」と評されることの多い作品。製作当時は近未来の話という設定で、ロボットも現実味はまだ薄く、あまり深く考えられていないようで、ただ単にハートフルな作品という印象が強かった。ただ、現在、ロボットは近未来の話ではなく、現実社会の様々なところで活用されており、その技術も驚くほどのスピードで進化しているので、いま観ると感じ方も違うかもしれない。ただ本作は製作当初の製作サイドの意図通り、単純に楽しむのが妥当なようだ。

劇場公開日 1986年7月19日



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2019-08-20

ジョーズ2

★★★(3.0)
wジョーズ2
鑑賞No:00106
原題:Jaws 2
製作:1978年/アメリカ/116分
監督:ヤノット・シュワルツ
出演:ロイ・シャイダー/ロレイン・ゲイリー

前作から3年後のアミティ。鮫との戦いの末に沈没したオルカ号を探索していたダイバーが謎の失踪を遂げたことを皮切りに、不審な事件が相次ぐ。マーティン・ブロディ保安官は、失踪事件が再び現れたホオジロザメによるものだと地元の政治家に説明するが、小魚の群れを鮫と勘違いし、海水浴客たちを逃がすためにと発砲する失態を犯す。間もなくダイバーが遺したカメラが回収され、現像したフィルムには鮫らしき影が映っていた。自らの不安に確信を持つブロディだが、意見は受け入れられず、警察署を解雇され・・・・。

スピルバーグが監督した「ジョーズ」の続編。スピルバーグは監督を辞退し、代わりにヤノット・シュワルツが監督として迎え入れられた。2作目(続編)ということで期待が大きく高まったが、基本ストーリーは前作と同様で、二番煎じの感が否めず、ガッカリした。ただし、続編としてはそんなに悪い作品ではなく、前作からのレベルアップはないものの、同レベルのサメの恐怖を体験できる作品となっている。3作目以降が劣悪なだけに、続編(シリーズもの)と納得できるのは本作までである。

劇場公開日 1978年12月2日



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2019-08-19

ジョーズ

★★★★+(4.5)
wジョーズ
鑑賞No:00105
原題:Jaws
製作:1975年/アメリカ/124分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ロイ・シャイダー/ロバート・ショウ

小さな海水浴場アミティの浜辺で遊んでいた若者グループのうち、一人の女性が海に飛び込み、沖に出る。その瞬間、彼女は海の中に消えてしまう。翌日浜辺に切り刻まれたような溺死体が打ち上げられる。
アミティの警察署長はサメによる事故として海岸を遊泳禁止とするが、夏場の稼ぎところとして重要な海岸を閉鎖することに激怒した市長は遊泳禁止を解除する。次の日、大勢集まった海水浴客の中で、また犠牲者が出る・・・。

平和な海水浴場を恐怖のどん底におとしいれた巨大な人食いサメとの闘いを描く。海岸に人食いサメが現れ、それを退治するという、極めて単純なストーリーでありながら、パニック・恐怖映画としては群を抜く一級品の作品。前半はサメという恐怖の正体を明らかにせず恐怖感を醸し出し、後半はその恐怖の正体であるサメとの壮絶な闘いにおける恐怖という二段階で迫ってくるのもイイ。そして何よりも、恐怖を盛り上げているのは、ジョン・ウィリアムズの音楽。いかにも恐怖が迫りくる緊迫感を音源化したようなこの音楽もこの作品を一級品にしている大きな要素の一つと思えた。

劇場公開日 1975年6月20日



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2019-08-18

勝利への脱出

★★★+(3.5)
w勝利への脱出
鑑賞No:00104
原題:Escape to Victory
製作:198年/アメリカ/11分
監督:ジョン・ヒューストン
出演:シルヴェスター・スタローン/マイケル・ケイン

第2次世界大戦下の1943年、ゲンズドルフ刑務所。ここには多数の連合軍兵士が捕虜として収容されており、鉄条網の中でボールと戯れる米軍大尉ハッチもその一人だった。そして彼らを見つめるドイツ将校のシュタイナーは、連合軍捕虜のゴルビー大尉にドイツ代表チーム対連合軍捕虜チームのサッカーの試合を提案してきた。世界に向けて格好の宣伝とするためだが、ゴルビーもこの試合を利用して集団脱走を計画する・・・・。

ドイツ軍捕虜になった連合軍兵士の集団脱走計画といえば、いわずと知れた「大脱走」が真っ先に頭に浮かびますが、別にリメイクでも何でもなく、また純粋な脱走ものとも一線を画します。脱走ものというよりはむしろスポーツものとでも言ったほうがいいくらい、ラストは脱走計画そっちのけでサッカーの試合に挑んでいきます。それゆえ、脱走の成否よりもサッカーの試合の行方に手に汗を握ります。映画にはサッカーの神様ペレも出演しているなど、映画を超えたスポーツ映像ともいえます。

劇場公開日 1981年12月19日



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2019-08-16

情婦

★★★★(4.0)
w情婦
鑑賞No:00103
原題:Witness for the Prosecution
製作:1957年/アメリカ/117分
監督:ビリー・ワイルダー
出演:マレーネ・ディートリッヒ/タイロン・パワー

ロンドンで起きた富豪の未亡人殺人事件の容疑者として一人の男が逮捕される。彼は無罪を主張し、弁護士はアリバイ立証のため彼の妻に証言を求めるが、彼女は検察側の証人として出廷する・・・。

アガサ・クリスティー原作の「検察側の証人」の映画化。さすがアガサ・クリスティーだけあって、練られた構成とラストの大ドンデン返しは驚き。また気丈な妻役のディートリッヒをはじめ、もいい味を出していた弁護士役のチャールズ・ロートンなど配役もよかった。映画の最後につく“決して結末を口外しないように”はまさにその通り。この映画を観ていない方のために決してここでは結末は書きません!ちなみに本映画の原作である「検察側の証人」は実は私の大学時代に英語のテキストとして使用され、全文英語で読んだ思い出深い(?)作品である。

劇場公開日 1958年3月1日



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2019-08-15

十二人の怒れる男

★★★★★(5.0)
w十二人の怒れる男
鑑賞No:00102
原題:12 Angry Men
製作:1957年/アメリカ/96分
監督:シドニー・ルメット
出演:ヘンリー・フォンダ/リー・J・コッブ/エド・ベグリー

ニューヨークの裁判所。18歳の不良少年が実父殺害の容疑で裁かれようとしていた。12人の陪審員たちは評決の投票をするが、ただひとり陪審員8番だけが無罪を主張し、改めて審議が行なわれることに。それでなくても疲れきっていた11人は苛立つが、8番の説得によって次々と無罪に転じていき・・・・。

主演のヘンリー・フォンダが他界したとき、深夜TVの追悼番組でこの映画が放映されていたのを観たのが最初。以後何回観たことか・・・。12人の陪審員による審議室での審議の模様が映画の99%を占める。被告が少年であることは冒頭わかるが、どんな事件なのかは最初分からず、審議が進んでいくに連れて審議の対象となっている殺人事件の様相がだんだん明確になり、一歩づつ真相に近づいていく。多数決の際に議長が毎回読み上げる「Guilty(有罪)」「Not Guilty(無罪)」のシーンが緊張する。日本でも裁判員制度が導入され、もしかしたら映画と同じような立場になるかもしれないが、そのとき大勢に流されず本当に自分の信じる考えを主張できるだろうか・・・?

劇場公開日 1959年8月4日



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2019-08-13

13日の金曜日

★★★(3.0)
w13日の金曜日
鑑賞No:00101
原題:Friday the 13th
製作:1980年/アメリカ/95分
監督:ショーン・S・カニンガム
出演:ベッツィ・パルマー/エイドリアン・キング

1957年の13日の金曜日。ニュージャージー州ブレアーズタウンのクリスタルレイク付近のキャンプにて、一人の少年が溺れて消息不明になった。それから数年の間、クリスタルレイクのキャンプ場でキャンプ指導員の男女二人が何者かに殺害された事件が発生。さらに数年経った1980年。殺人事件の起こったクリスタルレイクのキャンプ場が再開され、数人の指導員候補生達がキャンプ場に訪れるが、指導員候補生達が次々に襲われていき・・・・。

ホラー映画に登場する代表的な殺人鬼のひとり・ジェイソンを生み出した作品。今や何十年にもわたって続く壮大なシリーズとなってしまった本作だが、実は本作は続編を必要としない、きちんと完結した作品である。また本作では、あのホッケーマスクのジェイソンは登場しない。そして何よりも、このシリーズのオリジナルともいえる本作は理不尽な殺人鬼ホラーではなく、ちゃんと殺す側に筋の通った理由がある復讐系ホラーである。そのため、この後に続くシリーズとは一線を画すのではあるが、そうまでしてシリーズ化したのはやはり本作の恐怖のインパクトが強すぎたためではないだろうか。

劇場公開日 1980年8月15日



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2019-08-10

シュア・シング

★★+(2.5)
wシュア・シング
鑑賞No:00100
原題:The Sure Thing
製作:1985年/アメリカ/95分
監督:ロブ・ライナー
出演:ジョン・キューザック/ダフネ・ズニーガ

ウォルターは、とある大学の新入生。彼女が欲しいといろんな女のコに声をかけるがフラれてばっかり。同じ授業を受けているアリソンに一目ボレしたウォルターは、分からないところの個人レッスンを頼むが、あえなく撃沈。そんな時、西海岸の大学に通っている高校時代の同級生ランスに「こっちはすぐにOKする女のコ(=シュア・シング)で溢れてるぜ」と聞き、ウォルターは冬休みを利用してヒッチハイクで西海岸に向かうが・・・・。

ジョン・キューザック主演の青春コメディ映画。ジョン・キューザックと言えば、超個性的な演技で常に存在感の大きい俳優だが、それもそのはず。父と、ジョンを含む5人の子供たちは全員俳優という俳優一家。まさにサラブレッドの出だたのだ。そんな一癖も二癖もある配役をサラリと演じる名俳優も、若かりし頃はこのような、観ていてこちらが恥ずかしくなりそうな青春映画に出ていたのはある意味貴重。ストーリー自体は単純で、喧嘩するほど仲がいいの例え通り、喧嘩ばかりしていてもラストでは結ばれるという、鉄板の内容。

劇場公開日 1985年11月9日



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2019-08-08

シャレード

★★★+(3.5)
wシャレード
鑑賞No:00099
原題:Charade
製作:1963年/アメリカ/113分
監督:スタンリー・ドーネン
出演:オードリー・ヘプバーン/ケイリー・グラント

レジーナは友人とのスキー旅行の途中で離婚を決意するが、帰宅すると夫は死んでいた。さらに、夫が戦時中に3人の男と軍資金を横領したあげく、仲間をだましていた事実が発覚する。3人から脅迫を受けるはめになったレジーナは、旅行で知り合ったピーターに助けを求めるが・・・・。

内容は意外と本格ミステリーだが、主演のオードリー・ヘプバーン演じるレジーが夫の謎の死を機に次々と知らない男たちにつきまとわれるにも関わらず、そんな恐怖もさておき、スイスで出会ったハンサムなアメリカ人ピーターとのロマンスが気になるという、ちょっとお気楽な面を見せるため、コミカルな雰囲気が漂う作品。つきまとう男たちにジョージ・ケネディやジェームズ・コバーンが演じ、それに加え正体不明のピーターにケイリー・グラントが演じるという豪華な配役。キャストも見ものだが、皆が探し回る大金の隠し場所も見もの。

劇場公開日 1963年12月21日



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2019-08-04

シャイニング

★★★★+(4.5)
wシャイニング
鑑賞No:00098
原題:The Shining
製作:1980年/アメリカ/119分
監督:スタンリー・キューブリック
出演:ジャック・ニコルソン/シェリー・デュヴァル

コロラド州のロッキー山上にあるオーバールック・ホテル。このホテルは冬季、雪深く覆われるため閉鎖されるため、小説家志望のジャック・トランスはこのホテルの管理人を志願する。そして妻と一人息子とともにホテルでの生活が始まることに。しかし、一人息子のダニーは不思議な力を持つ少年で、ホテルの中で見えるはずのない不思議な現象を次々と見てしまう。じつは昔、このホテルで、前の管理人が家族を斧で惨殺するし、自らも自殺するという事件が起こっていたのだった・・・・。

キューブリックらしい、分かりにくい幻想的なシーンもあったけど、原色を多用した映像美は素晴らしく、とにかく怖い映画。特にジャック・ニコルソンの狂気に満ちた演技は極めつめ。斧を持ち、打ち破ったドアからのぞかせるジャック・ニコルソンはもはや演技を通り超え、本当に何かに取り憑かれたようで本当に怖い。なお大まかなストーリーは原作と同じながらラストは大きく異なり、また原作者であるスティーブン・キングの意図するものと違ったのか、キングはこの作品を認めていないらしい。

劇場公開日 1980年12月13日



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2019-08-03

JFK

★★★★(4.0)
wJFK.jpg
鑑賞No:00097
原題:JFK
製作:1991年/アメリカ/188分
監督:オリバー・ストーン
出演:ケビン・コスナー/シシー・スペイセク

1963年11月22日、晴天の午後。テキサス州ダラスにおいて、第35代大統領ジョン・F・ケネディが暗殺されるという大事件が起こった。ニューオリンズ州の地方検事ジム・ギャリソンは、暗殺後2時間も経たないうちに警官殺しの容疑で逮捕されたリー・ハーヴィー・オズワルドが大統領暗殺の犯人と発表され、さらに今度はオズワルド自身がダラス警察本部の駐車場で護送される途中に射殺される・・・・。

ジョン・F・ケネディ大統領を暗殺したと言われているリー・ハーヴェイ・オズワルド。彼は1963年11月22日、テキサス州ダラスにあるテキサス教科書倉庫ビルの6階からライフルで、約70メートル離れた通りを車でパレード中の大統領に向けて5秒半で3発発射、そのうち2発を命中させたとされている。本作はこのオズワルド単独説に異議を唱えた地方検事ジム・ギャリソンの手記をもとに、事件の核心に迫ろうとした作品である。主役にケビン・コスナーを配し、豪華な俳優陣と3時間にわたる内容、さまざまな事実や矛盾の提示でこの事件の謎を盛り上げる。ただ、一応の結論は出るが、真実が分かるとされるすべての証拠資料が公開される2039年まで待たないといけないというエンドロールに消化不良感は残る。

劇場公開日 1992年3月21日







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2019-05-06

人生スイッチ

★★★+(3.5)
w人生スイッチ
鑑賞No:02688
原題:Relatos salvajes
製作:2014年/アルゼンチン、スペイン/122分
監督:ダミアン・ジフロン
出演:リカルド・ダリン/リタ・コルテセ

飛行機の乗客たちは、不思議なことに全員に共通点があり・・・・(『おかえし』)。偶然にも自分が働く店を訪れた親の敵に遭遇した女性に、調理担当が料理に毒を入れることを提案する。さすがに毒はと戸惑うが・・・・(『おもてなし』)。ドライバーは走る車もほとんどない道路で、追い越しを邪魔するボロ車を抜き去るが・・・・(『エンスト』)。

スペインの名匠ペドロ・アルモドバルがプロデューサーを務めたブラックコメディ。第87回アカデミー賞でアルゼンチン映画として外国語映画賞にもノミネートされた、6つのショートストーリーから成る作品。それぞれの作品は独立していて、特につながりはないが、どのストーリーもちょっとしたスイッチの押し違いで人生が狂ってしまう悲劇を描いている。ちょっとオーバーな内容ではあるが、実際に世の中で起きている事件も、この映画のようにちょっとしたボタンのかけ違いがきっかけのような気がする。6つのストーリーで個人的に最もお気に入りは車の追い越しがきっかけのエピソード。きっかけは日常よくありそうだが、結末は悲惨。ちょっとしたきっかけがこの結末とはとても恐ろしい。

劇場公開日 2015年7月25日



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2018-04-27

シェルター

★★★(3.0)
wシェルター
鑑賞No:02092
原題:Shelter
製作:2009年/アメリカ/112分
監督:マンス・マーリンド/ビョルン・ステイン
出演:ジュリアン・ムーア/ジョナサン・リース・マイヤーズ

3年前に夫を殺された精神分析医のカーラは、ある日、同じ精神分析医の父からデヴィッドという患者を紹介される。そのデヴィッドはカーラの目の前でアダムという人格の持ち主に代わる。解離性同一性障害(多重人格障害)の存在を信じないカーラは、デヴィッドが作為的に演じていると診断し調査を始める。しかし、デヴィッドはすでに25年前に死んでいたことが判明し、さらにデヴィッド、アダムに続いて、ウェス、チャーリーといった人格も現れて・・・・。

多重人格というテーマを扱った心理サスペンスかと思いきや、実はオカルト映画?と思ってしまうような後半の予想外の展開には驚きというか少々落胆した。デヴィッドの人格変身シーンはゾォーとするような姿勢になり、怖さも倍増、展開も読みにくい興味津々な展開だっただけに着地点がちょっと悪すぎたために作品としての完成度が落ちてしまった感は否めなかった。ジョナサン・リース・マイヤーズが解離性同一性障害者(多重人格障害)を好演していただけに残念な作品。

劇場公開日 2010年3月27日



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2018-02-19

知りすぎていた男

★★★(3.0)
w知りすぎていた男
鑑賞No:02018
原題:The Man Who Knew Too Much
製作:1956年/アメリカ/120分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジェームズ・スチュアート/ドリス・デイ

アメリカの医師ベンは、妻のジョーと7歳の息子ハンクを連れて、パリで開かれた会議に出席後、モロッコを旅していた。そのバスでの道中で知り合ったベルナールとマラケシュで食事をする約束をするが、ベルナールに急用が発生しキャンセルとなる。そして翌日、ベンたちが市場に買い物に行っていると、そこでアラビア人に変装したベルナールが何者かに殺されてしまう・・・・。

ヒッチコックお得意の、いわゆる巻き込まれ型のサスペンス。ただ、巻き込まれる事件の大きさに比べて、主人公と秘密を告げる謎の男との関係が希薄すぎて、いまいち現実性が乏しい気がした。それでも、子どもを誘拐された夫婦が必死になって犯人を追う姿は真に迫ってくるものがあり、首相暗殺へのクライマックスに至るまでのオーケストラの盛り上げも見事。さすがはヒッチコックという演出。ドリス・デイが歌う「ケ・セラ・セラ」も印象深く、観終わっても当分耳から離れなかった。

劇場公開日 1956年7月12日



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2018-02-01

ショウタイム

★★★(3.0)
wショウタイム
鑑賞No:02150
原題:Showtime
製作:2002年/アメリカ/95分
監督:トム・ダイ
出演:ロバート・デ・ニーロ/エディ・マーフィ

潜伏捜査中のロス市警のミッチは、パトロール警官トレイのせいで犯人を取り逃がし、駆けつけたTVカメラを銃でぶち抜いてしまう。それを見た番組プロデューサーのレンジーは、告訴の取り下げを条件にミッチを新しいTV刑事に仕立てようとする。渋々密着取材に応じたミッチだが、選ばれた相棒役はなんとトレイだった・・・・。

ロバート・デ・ニーロとエディ・マーフィという、キャラの全く異なる異色コンビによる刑事映画だが、あまりの異色さがかえって新鮮で、思ったほどの違和感は感じなかった。軽いタッチの作品で、インパクトは薄いながら、さすがに主演2人の存在感は大きく、カーチェイスや銃撃戦もそれなりに迫力があり、ポリス映画としてはまずまず楽しめる。

劇場公開日 2002年11月16日






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2017-10-26

シカゴ

★★★(3.0)
wシカゴ
鑑賞No:01191
原題:Chicago
製作:2002年/アメリカ/113分
監督:ロブ・マーシャル
出演:レニー・ゼルウィガー/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

1920年代のシカゴ。スターを夢見るロキシーは、キャバレーの専属歌手ヴェルマのステージを羨望の眼差しで見ていた。そんなロキシーはある日、ショーに売り込むとの約束を守らなかった愛人と諍いを起こし、ついに彼を撃ち殺してしまう。そして逮捕され留置所に送られたロキシーは、驚くことにあのヴェルマと出会う・・・・。

近年のアメリカ映画ではヒット作がなかったミュージカル映画において久々に大作・傑作ともいえる作品が出た感じの映画。実際に本作は第75回アカデミー賞作品賞を受賞しており評価も高い。ただストーリーはどろどろとしたどぎつい内容。希代の悪女ともいえる2人の女性の欲望と野心を中心に、ショービジネスやマスコミを舞台とした見ごたえあるミュージカル映画になっている。また主演のレニー・ゼルウィガーの演技も見もの。見た目は無邪気な女性に見えるが、犯罪に手を染めていく悪女を熱演している。

劇場公開日 2003年4月19日



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2017-10-14

シックス・センス

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00882
原題:The Sixth Sense
製作:1999年/アメリカ/107分
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ブルース・ウィリス/ハーレイ・ジョエル・オスメント

高名な精神科医のマルコムは、かつて担当していた患者の凶弾に倒れてしまう。リハビリを果たした彼は、複雑な症状を抱えた少年・コールの治療に取り掛かる事に。コールは常人には無い特殊な“第6感”(死者を見る事ができる能力)を持っていた。コールを治療しながら、彼によって自らの心も癒されていくマルコム。そして彼には予想もつかない真実が待ち受けていた・・・・。

ドンデン返し映画で常にトップクラスにランキングされる映画。確かに初見では「あっ!」と言わされた。叙述トリックという、騙しテクニックの中でも映画では難しいトリックを使ったラストのドンデン返しも良かったが、このドンデン返しを成立させるために張った伏線、伏線を不自然に感じさせない出演者たちの見事な演技も良かった。この映画を成功させ、大きな話題となり、新鋭監督M.ナイト・シャマランを一躍有名にした本作は単なる恐怖映画ではなく、主人公と少年の心の交流から生まれた勇気を持った少年の行動にも心打たれる。

劇場公開日 1999年10月30日



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2017-09-16

JUNO/ジュノ

★★+(2.5)
wJUNO.jpg
鑑賞No:01653
原題:Juno
製作:2007年/アメリカ/96分
監督:ジェイソン・ライトマン
出演:エレン・ペイジ/マイケル・セラ

16歳の女子高生ジュノは、興味本位で同級生のポーリーとたった1回セックスをするが、それで妊娠してしまう。一旦は中絶しようとするが、中絶反対運動をしている同級生の言葉で生む決心をする。しかし、子供を育てることができない彼女は、フリーペーパーで子供を欲しがっている理想的な夫婦を見つけ、里子に出す契約を交わすが・・・・。

最近のティーンエイジャーとはこんなものか?と驚きと興味を持って観てしまった。いとも簡単にセックスし、妊娠し、そして育てられないからといって里子に出す。「人の命や親子の関係をなんと考えているのか!」と怒りたくなるが、口は悪いが明るくさばさばしたジュノの人間性にどこか憎めないものがあった。ストーリーはある程度分かっていたが、後半からの理想的な夫婦のトラブルは予想外で、何を描きたいのか少々とまどった。結局、ティーンエイジャーの妊娠というのはこの映画のテーマというほどでなく、妊娠を題材にしたジュノという小娘の成長振りをコミカルに描きたかった映画なのかもしれない。そう観ればエレン・ペイジはよく好演していた。

劇場公開日 2008年6月14日



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2017-08-29

12人の怒れる男 評決の行方

★★★+(3.5)
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鑑賞No:00762
原題:12 Angry Men
製作:1997年/アメリカ/117分
監督:ウィリアム・フリードキン
出演:ジャック・レモン/ジョージ・C・スコット

殺人事件の裁判の12人の陪審員が密室で討議するさまを描く。裁判の内容から明らかに有罪と見られた事件だったが、ほとんど議論せずに有罪と結論が出そうなことに疑問を感じた1人の陪審員が無罪を主張する。これにより、明らかに有罪と思われた事件に少しずつ疑惑が生じ始め・・・・。

1957年製作の「十二人の怒れる男」をテレビムービーとしてリメイクしたもの。基本的に内容は1957年版と同じ。1957年製作のオリジナル版を観ているので、楽な気持ちで観た。基本的な内容は同じなので新鮮味は薄いが、白黒からカラーになっており、キャストも違う分、多少受ける印象は異なった。オリジナルは法廷もののなかでも名作中の名作で私も大好きだが、この作品もオリジナルに忠実ながら、それぞれの陪審員は個性を明確に出しており、飽きさせない2時間弱という意味ではよくできていた。今回は陪審員に黒人も配されていたが、こういう点も現代的というか、現実性もあり、アメリカにおける人種差別の問題にリアルに迫れてよかった。何度観ても楽しめる良作である。

劇場未公開



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2017-08-06

幸せの1ページ

★★★+
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鑑賞No:01614
原題:Nim's Island
製作:2008年/アメリカ/96分
監督:ジェニファー・フラケット
出演:ジョディ・フォスター/アブゲイル・ブレスリン

サンフランシスコに住む人気作家のアレクサンドラは極度の対人恐怖症でひきこもり。そんな彼女は空想で作った理想の男性像をヒーローとした冒険小説を書いていた。その小説の新しいネタを探していると、孤島に住む海洋学者ジャックの記事に目が留まり、彼にメールで協力を求めることにする。メールの返事はニムと名乗る人物から返ってくるが、ある日ニムから父親のジャックが嵐の海から帰ってこないとSOSが入る。連絡を受けたアレクサンドラはニムがジャックの娘と知り・・・・。

ストーリーは、孤島に取り残された少女を救いにジョディ・フォスターが単身孤島に乗り込み、少女を助けながら様々な苦難を克服しながら父親を救出するもの・・・と勝手に思い込んで観始めましたが、全然違っていた。少女ニムと、ジョディ・フォスター演じるアレクサンドラとはメールのやりとり以外、ラストまで直接的な接点はなく、2人の独立したストーリー(父親のジャックを入れると3人のストーリー)が並行して進んでいく。アレクサンドラの方はあたふたする場面が目につくものの、使命感のみでそれを克服し、降りかかる苦難を乗り越えていく冒険活劇の様相を呈している。一方、ニムは知恵と勇気で果敢に苦難に対抗していく姿は、「ホーム・アローン」を彷彿させる。全体的には、ジョディ・フォスターよりもアブゲイル・ブリスリンの活躍が目立つ映画である。

劇場公開日 2008年9月6日



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2017-08-03

シャッター

★★★
シャッター
鑑賞No:01611
原題:Shutter
製作:2008年/アメリカ/85分
監督:落合正幸
出演:ジョシュア・ジャクソン/レイチェル・テイラー/奥菜恵

写真家のベンとその妻ジェーンはハネムーンと仕事を兼ねて日本にやってくる。宿泊先に向う途中で2人は白い服を着た女性を車ではねてしまう。しかし、現場にはねた痕跡は残っておらず、その女性の姿もなかった。その後、ベンが撮影した写真に傷のような模様が現れるなど、2人の周辺で不可解な現象が起こるようになる・・・・。

奥菜恵のハリウッド進出作品として宣伝されているが、オリジナルはタイ映画、監督も日本人なら舞台も日本ということで、ハリウッドらしさは感じられない映画だった。内容もホラーとしては全然怖くないホラーで、怖いもの見たさの人にとってはガッカリする内容。一言でいうと、心霊写真を見て霊を見つけたときの、「おっ!」という一種驚きというか感動というか、ちょっとしたゾーと感はあるが、決して怖いというわけではない。後半は真実が明らかになっていき、ホラーというよりも切なさすら感じる映画である。日本が舞台のJホラーにあってアメリカ人が主役というのは何か違和感が感じられなくもなかったため、かえって奥菜恵の存在感は大きく感じられた。

劇場公開日 2008年9月6日

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2017-08-02

シュレック

★★★+
シュレック
鑑賞No:01113
原題:Shrek
製作:2001年/アメリカ/90分
監督:アンドリュー・アダムソン/ヴィッキー・ジェンソン
声の出演:マイク・マイヤーズ/キャメロン・ディアス

人里離れた森の中の沼のほとりで孤独に住む怪物シュレックの元におしゃべりなロバのドンキーが居着いてしまう。そこに、横暴なファークアード卿によって追放されたおとぎ話のキャラクターたちがやってくる。シュレックは彼らを追い返すため、ドンキーとともにファークアード卿のところに交渉に行くことに。その頃、ファークアード卿は王位を継ぐため美しいプリンセスと結婚せねばならず、その候補となっていたフィオナ姫はドラゴンの城に捕らわれていた。シュレックは要求を聞いてもらうために、フィオナ姫を連れ戻す約束をすることに・・・・。

ファンタジー・アニメかと思いきや、ブラックユーモアや汚いシーンモもあり、純粋な子供向けというよりは大人を意識したアニメといった感じ。ストーリー展開は美女と野獣のラブ・ストーリーを予感させるが、後半からラストにかけて意外な展開に、この作品の面白さがあった。ディズニー映画を意識しながら、ディズニーとは違った新たな作風を目指しているような映画。子供と一緒に観たが、子供にはイマイチ受けていないようだった。アメリカでは受けるだろうギャグも多かったが、日本の子供には理解できなかったのか?あと、シュレックの吹替えを担当した浜田雅功はまさにハマちゃんそのままの声だったためハマちゃんの顔が明確に浮かんできてシュレックというキャラがあまり出なかったのが残念。

劇場公開日 2001年12月15日



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2017-07-23

シークレット ウインドウ

★★★+
シークレット・ウィンドウ
鑑賞No:01258
原題:Secret Window
製作:2004年/アメリカ/96分
監督:デイヴィッド・コープ
出演:ジョニー・デップ/ジョン・タトゥーロ

人気作家モート・レイニーのところにある日、ジョン・シューターと名乗る謎の男が現れる。彼は、モートが自分の小説を盗作したといい、小説の書き換えとシューターの名前での出版を要求してきた。身に覚えのないモートは拒絶するが、シューターは次第に彼を追い詰めていく。モートは友人の探偵に調査を依頼するが、そんな矢先、別居中の妻エイミーの家が放火で全焼し、モートの盗作疑惑を晴らす証拠が燃やされてしまう・・・。

ストーリー及び結末はありふれた内容で、映画を見慣れている人には途中でオチが判ったのではないでしょうか?むしろ途中でわざと判らせておいてラストで驚愕の大ドンデン返しがあるのかと思いきや、それはなかったのでチョット拍子抜けした。それでもそこそこ楽しめたのはジョニー・デップのこの手の役どころの巧さかな?と思える。ただ設定的には使い古された感がありながらも面白いが、謎が最後まで残る部分については少々不満。

劇場公開日 2004年10月23日



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2017-07-12

ジェシー・ジェームズの暗殺

★★★+
ジェシー・ジェームズの暗殺
鑑賞No:01590
原題:The Assassination of Jesse James by the Coward Robert Ford
製作:2007年/アメリカ/160分
監督:アンドリュー・ドミニク
出演:ブラッド・ピット/ケイシー・アフレック

南北戦争後、ジェシー・ジェームズとその兄フランクが率いるジェームズ一味は銀行強盗や列車強盗を繰り返していた。彼ら一味の活躍を新聞や本で知ってジェシーに心酔していたひとりの若者ロバートは彼ら一味に加わることに。しかし、懸賞金が賭けられたジェシーは次第に精神的に追い詰められていく・・・・・。

アメリカ西部開拓時代の伝説的アウトローであるジェシー・ジェイムズと、彼を慕いながら彼を撃ち殺すロバート・フォードとの関係を描くドラマ。ジェシー・ジェームズはアメリカでは相当な有名人のようだが、日本ではあまり知られていない。私もこの映画を観るまで不覚にも知らなかった。それゆえ感情移入がそれほどできなかったが、映画では丁寧に描かれており、暗殺までの経緯はよく分かった。最初は登場人物の人間関係等分かりにくかったが、中盤以降は疑心暗鬼にとりつかれたジェシーと、そんなジェシーに内心ビクビクする一味たちの心理描写は凄かった。これもブラピの好演によるものだろうが、意外と印象に残る演技をしているのがジェシーを暗殺するロバート役のケイシー・アフレックだった。最初はヌーボーとした顔つきの、チョット間抜けな印象を持ったが、次第に感情を剥き出しにしたり、何を考えているか分からない不気味な表情をしたりと、暗殺に至るまでの苦悩と決意を巧く表していた。ジワジワと進むストーリーに多少間延び感を感じるも、なかなかの良品。

劇場公開日 2008年1月12日



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2017-07-05

少林少女

★★
少林少女
鑑賞No:01584
製作:2008年/日本/107分
監督:本広克行
出演:柴咲コウ/仲村トオル/キティ・チャン

祖父の道場を継ぐため、中国の少林武術学校で3000日にわたる厳しい修行を終えて帰国した凛。しかし、道場は荒れ果て、兄弟子たちは皆、少林拳を辞めていた。ひとりでも少林拳を広めていこうと決意する凛だったが、ひょんなことから大学のラクロス部の助っ人にスカウトされる。そんな彼女を、最強を追い求め続ける学長が特別な思いで見つめていた・・・・。

柴咲コウ作品は意外と好きで、「バトルロワイヤル」「GO」「黄泉がえり」「県庁の星」など、どの作品も楽しませてくれている。そんな彼女と、「踊る大捜査線」の本広克行監督がタッグを組んだとなれば当然期待も大きくなる。そして、少林拳とラクロスの組み合わせという設定と、エグゼクティブプロデューサーがチャウ・シンチー(「少林サッカー」の主演)となると、ラクロス版「少林サッカー」を期待してしまう。しかし蓋を開けてみると・・・・。まず何を描きたかったのか、よく分からなかった。中心の設定と思われたラクロスもなんか中途半端な扱いで、チームワークの大切さを訴えているのかとおもいきや、後半はそんなことはお構いなしの少林拳による決闘シーンが中心。戦いに徹するのかと思いきや、仲村トオルとの決闘は意外な方向に・・・・。感動するシーンも、笑えるシーンもない、観ていて途中睡魔に襲われた、退屈な作品だった。

劇場公開日 2008年4月26日



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2017-06-12

シャーロットのおくりもの

★★★
シャーロットのおくりもの
鑑賞No:01406
原題:Charlotte's Web
製作:2006年/アメリカ/97分
監督:ゲイリー・ウイニック
声の出演:ドミニク・スコット・ケイ/ジュリア・ロバーツ

農場に引き取られた子ブタのウィルバーは、ねずみのテンプルトンから自分がクリスマスに食べられることを聞かされ悲しみに暮れる。そんなウィルバーを救うべく、クモのシャーロットは農場の納屋の入り口にクモの糸でメッセージをつづることで世間の注目を集め、彼を救おうとする・・・。

子供向けにはよいファンタジー映画。登場したときは多少気味の悪いクモのシャーロットだったが、彼女の献身的な行為に次第にその見た目の気味悪さが薄らいでいく。ラストはちょっぴり感動。ただ、最初のメッセージは“とくべつなブタ”ではあるが、ブタだけに世間の耳目が集まったのは何故かよく分からなかった。(メーセージを綴ることができるクモの方が凄いのでは?)

劇場公開日 2006年12月23日



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2017-05-12

守護神

★★★★
守護神
鑑賞No:01400
原題:The Guardian
製作:2006年/アメリカ/139分
監督:アンドリュー・デイビス
出演:ケビン・コスナー/アシュトン・カッチャー

かつて救助した人数は200人とも300人とも言われる伝説の救難士ベン。しかしある海難救助での大事故で仲間を失った彼は現役を退き、エリート救難士を養成するスクールの教官となる。一方才能ある水泳選手だった新入生ジェイクも、高校時代の暗い過去を引きずったままスクールに入学してきていた。2人はぶつかり合いながらもその才能を認め合い、次第に心を通じていく・・・。

「海猿」のハリウッド版リメイクともいわれる本作だが、「海猿」が訓練生視点なのに対し、「守護神」は教官視点寄りである。ストーリー展開的にはやはり「海猿」に似ており、「愛と青春の旅だち」を彷彿させる。ただエピソードは多いながら、深みに若干かける感はあった。(人間を描くよりも訓練そのものを描く時間が長すぎたせいかも?)訓練模様や海難救助シーンはとてもリアルでさすがハリウッドと思われた。なお題名の「守護神」の意味はラストで明らかになる。

劇場公開日 2007年2月10日



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2017-03-17

シンドラーのリスト

★★★★★
シンドラーのリスト
鑑賞No:00453
原題:Schindler's List
製作:1993年/アメリカ/195分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:リーアム・ニーソン/ベン・キングズレー

実業家オスカー・シンドラーは一旗あげるためドイツ軍の幹部に取り入り、ユダヤ人が所有していた工場の払い下げに成功する。そして無償の労働力としてユダヤ人を集め、財を成していく。やがて強制収容所が建設され、ユダヤ人が次々と虐殺され始める。ナチスのやり方に疑問を抱いたシンドラーは私設収容所の建設許可をもらい、1200人のユダヤ人を救おうとする・・・。

第66回アカデミー賞で作品賞ほか計7部門を受賞したヒューマンドラマ。第二次世界大戦中、1200人のユダヤ人をナチスの虐殺から救った実在の実業家オスカー・シンドラーの実話を基にした作品。「E.T.」「カラーパープル」などの人気作・傑作を撮りながらアカデミー賞とは無縁だったスピルバーグ監督が初めて作品賞・監督賞を受賞した作品。アカデミー賞狙いで作った作品とも揶揄されたが、内容的には受賞して当然といえる作品に仕上がっている。モノクロ作品として作られているが、モノクロを採用することで逆にリアリティや残虐性を醸し出している。とにかく悲惨なシーンが多く、スピルバーグ監督自身相当気が滅入って友人のロビン・ウィリアムズに「笑わせてくれ」と電話をしたほど。ナチスドイツのユダヤ人に対する迫害の実態もヒシヒシと伝わってくる作品。

劇場公開日 1994年2月26日



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2017-02-12

幸せのレシピ

★★★
幸せのレシピ
鑑賞No:01495
原題:No Reservations
製作:2007年/アメリカ/104分
監督:スコット・ヒックス
出演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/アーロン・エッカート

ニューヨークにある人気レストランの料理長ケイトは完全主義者で、料理人たちを取り仕切りながら、完璧に料理を仕上げていく、“完全な厨房”の中で幸せを感じていた。そんなある日、ケイトのもとに姉の訃報が届き、残された姉の娘ゾーイを引き取ることに。しかし、急に母親を失った悲しみからゾーイは心を閉ざしたまま。同じ頃、副料理長としてニックが店にやってきて職場の同僚に人望を集め始め、ケイトは苛立ちを覚え始めるが・・・。

ドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のハリウッド・リメイク版。まさに定番のラブストーリーといったところ。キャサリン・ゼタ=ジョーンズは今まで観た中で一番のはまり役だったように思う。(個人的に、完璧を目指すキャリア・ウーマンというイメージがあったため) 一方、相手役は少し冴えない感じの俳優だったが、男の役どころとしてはなかなかおいしい役どころでラッキーだったか。子役もいい演技をしており、スタンダードながら安心して観れた。ラストは上手くおさまりそうで一旦アクシデントがあるものの、やはり定番、最後は納得のラストだった。ただ、厨房が舞台なので、色々な変わった料理が見れるかと思ったが、それはなかった。

劇場公開日 2007年9月29日



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2017-02-08

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK

★★★★
ジャック・リーチャー
鑑賞No:02840
原題:Jack Reacher: Never Go Back
製作:2016年/アメリカ/118分
監督:エドワード・ズウィック
出演:トム・クルーズ/コビー・スマルダース

元アメリカ軍のエリート秘密捜査官ジャック・リーチャーは、現在はたったひとりで街から街へと放浪の旅を続けている。ある日、ケンカ騒ぎの末に保安官に連行されそうになったリーチャーは、この騒動が何者かによって仕組まれたものだと気づく。元同僚のターナー少佐に会うため軍を訪れると、ターナーはスパイ容疑をかけられ逮捕されていた。ターナーを救い出したリーチャーは、軍内部に不審な動きがあることを知り、真相を探り出そうとするが・・・・。

リー・チャイルド原作の小説「ジャック・リーチャー」シリーズを実写映画化した「アウトロー」の続編。続編だがストーリーは独立しており、前作を観ていなくてもほとんど支障はない。この手の作品はなぞが複雑にも関わらず説明が不親切で、観ていても分かりにくいものが多いが、本作は比較的ストーリーも分かりやすく、説明も割と親切なため、最後までストーリーについていけた。軍の元エリート秘密捜査官役として激しいアクションシーンにも相変わらず挑戦しているトム・クルーズだが、齢50を越えてさすがにややキレがなくなってきた感じは否めない。結局は父娘関係ではなかったサマンサとのラストでの別れにはちょっとジーンとさせられる。

劇場公開日 2016年11月11日



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2017-01-03

ジュラシック・パーク

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00412
原題:Jurassic Park
製作:1993年/アメリカ/127分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:サム・ニール/リチャード・アッテンボロー

古代の琥珀の中の蚊から抽出したDNAを使って恐竜を再生し、夢のテーマパーク“ジュラシック・パーク”がコスタリカ近くの小島に建設された。モニターとして3人の学者と2人の子供が園内を巡るが、コンピュータトラブルによってパークは制御不能となり、恐竜たちが人間に襲いかかってくることに・・・。

マイケル・クラントンの原作をスティーブン・スピルバーグが映像化した恐竜ワールド。まずもって驚かされたのは、当時のCG技術による恐竜のリアルな再現でした。ストーリー自体はなんと言うこともないものですが、ともかくCG技術のすごさを再認識させられた作品だと思います。以降、恐竜ブームがおこったり、映画でやたらCGが多用されるようになった気がしますが、それも納得できます。ただ、最近のハリウッド映画はCGに頼りすぎる感もあり、少し残念です。

劇場公開日 1993年7月17日



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2016-12-24

Gガール 破壊的な彼女

★★
Gガール 破壊的な彼女
鑑賞No:01364
原題:My Super Ex-girlfriend
製作:2006年/アメリカ/98分
監督:アイバン・ライトマン
出演:ユマ・サーマン/ルーク・ウイルソン

事件や事故が起こると何処からともなく現れて人助けをするGガールのいる街・ニューヨーク。ある日、地下鉄で見かけたネガメ美女・ジェニーに目を留めた普通のサラリーマン・マットは見事アプローチに成功し、彼女と付き合うことになる。しかしやがて彼女がGガールと知ったマットは、彼女の異常な嫉妬心に嫌気をさして・・・。

嫉妬深いスーパー・ヒロインと、その彼女と付き合うことになった男とのラブ・コメディ。なんともバカバカしい映画で観終わった後の満足感はないが、ライト・コメディとして気楽に観れば楽しめるのでは?という映画。Gガールの一途なところは同情するが、やはりあの嫉妬深さと復讐心は男性諸氏にとってはかなりうんざりさせられるかも。

劇場公開日 2007年2月10日



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2016-10-18

シンデレラマン

★★★★+
シンデレラマン
鑑賞No:01467
原題:Cinderella Man
製作:2005年/アメリカ/144分
監督:ロン・ハワード
出演:ラッセル・クロウ/レニー・ゼルウィガー

“シンデレラマン”と呼ばれた実在した伝説のボクサー、ジム・ブラドッグを描く感動のドラマ。前途有望なボクサーとして活躍していたジムは、1929年、右手の故障によって引退を余儀なくされる。しかし世の中はまさに大恐慌の時期で、これによりジムの一家も困窮し、過酷な肉体労働でわずかな日銭を稼ぐ生活を送ることになる。そんな折、元マネージャーのジョーから一夜限りのカムバックの話が持ち上がる。それは勝ち目のない、新進ボクサーとの対戦だったが、ジムは妻と3人の子供を困窮から救うため、リングに立つことにする・・・。

人生のどん底に叩き落された男が家族を守るためにひたむきに戦う姿には心打たれる。そんな主人公を、静かながらうちには燃えるような闘争心を隠し持った男としてラッセル・クロウが好演している。ラッセル・クロウといえば、2007年にフォーブス誌によって「ギャラをもらい過ぎの俳優」で1位に選ばれているが、本作ではなかなかの演技をしていたように感じた。(ただし、本作の興行収入はサッパリだったようだが!?)ボクシングにおけるシンデレラストーリーといえば、真っ先にシルベスター・スタローンの「ロッキー」が思い浮かぶ。全体的には同じような趣ではあるが、「ロッキー」が、チャンピオンとのドリームマッチという一世一代のチャンスにより夢を掴もうとするのに対し、「シンデレラマン」はあくまで家族のため、生活のために戦うものであり、そこに「ロッキー」との決定的な違いを感じた。本作では、ジムのマネージャーを演じたポール・ジアマッティが第78回アカデミー助演男優賞にノミネートされているが、印象に残る納得の演技を披露していた。(この時、助演男優賞を受賞したのは「シリアナ」のジョージ・クルーニー)終盤の王者マックス・ベアとの死闘は手に汗握るシーンが続出で、ラストは感動的!

劇場公開日 2005年9月17日



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2016-07-15

Shall we Dance ? シャル・ウィ・ダンス?

★★★
Shall we Dance
鑑賞No:01263
原題:Shall we Dance?
製作:2004年/アメリカ/106分
監督:ピーター・チェルソム
出演:リチャード・ギア/ジェニファー・ロペス

シカゴで弁護士をしているジョンは、仕事も家庭も順調で、何不自由のない生活をおくっていたが、何か物足らなさを感じていた。ある日、ジョンは帰宅の電車から見える社交ダンス教室の窓に佇む一人の女性を見つける。あまりにも美しいその女性に目を奪われた彼は、衝動的に電車を降り、そのダンス教室を訪れ、ダンスを習い始めることに・・・・。

周防正行監督の大ヒット作「Shall we ダンス?」のハリウッド・リメイク版。基本的なストーリーラインはオリジナルの日本語版と同じ。しかし、日本版は人生に空しさを感じた中年サラリーマンが社交ダンスを始めることによってもう一度人生に希望を見出すところに主題を置いているが、本作はどちらかというと家族のつながりを深めるようなストーリーとなっている。主人公が中年サラリーマンということで、日本では多くの共感を得た部分もあるだろうし、草刈民代演じる物静かながら芯の強そうな日本人女性も、しがない中年男性が惹かれる理由としては説得力があったように思う。そういう意味では弁護士という職業、ジェニファー・ロペスが醸し出す肉感的な魅力という点からも、日本版とはちょっと違うイメージがあり、オリジナルの作品性の高さを再認識させられた。

劇場公開日 2005年4月23日



(キャスト一覧)
リチャード・ギア(ジョン・クラーク)
ジェニファー・ロペス(ポリーナ)
スーザン・サランドン(ビヴァリー・クラーク)
スタンリー・トゥッチ(リンク・ピーターソン)
ボビー・カナベイル(チック)
リサ・アン・ウォルター(ボビー)
オマー・ミラー(ヴァーン)
アニタ・ジレット(ミス・ミッツィー)
リチャード・ジェンキンス(ディバイン探偵)


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2016-05-30

SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁

★★★
SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁
鑑賞No:02793
原題:Sherlock: The Abominable Bride
製作:2015年/イギリス/90分
監督:ダグラス・マッキノン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ/マーティン・フリーマン

1895年冬、トーマス・リコレッティは数時間前に自殺したはずの妻が古いウェディングドレスを身につけて現れたことに驚がくする。この世に怨念を残したまま逝ったリコレッティ夫人の幽霊は、ロンドンの街をさまよい続ける。探偵シャーロック・ホームズと相棒ジョン・ワトソン、そして仲間たちは彼女の出現の謎に迫る・・・・。

世界的人気を誇る英BBCドラマ「SHERLOCK シャーロック」の特別編。本国イギリスとアメリカで2016年元日に放送された作品を、日本で劇場公開したもの。自殺したはずの妻が数時間後、夫を殺すという、掴みとしては面白い設定。中盤までの推理展開は面白かったが、終盤ちょっとごちゃごちゃした流れになる。そもそもTVドラマシリーズの特別編のため、TV版を観ていないとよく分からないところもある(ホームズの存在した時代と、現代を行き来したり、モリアーティがやたら出てきたり・・・)。そしてホームズの推理は納得できたが、結局、真実がどうだったのかは何かうやむやな感じがした。ベネディクト・カンバーバッチ演じるシャーロック・ホームズには多少違和感があったが、逆に新鮮なホームズものとして面白くはあった。

劇場公開日 2016年2月19日



(キャスト一覧)
ベネディクト・カンバーバッチ(シャーロック・ホームズ)
マーティン・フリーマン(ジョン・ワトソン)
アマンダ・アビントン(メアリー・モースタン)
ルイーズ・ブリーリー(フーパー)
ユーナ・スタッブス(ハドソン夫人)
ルパート・グレイブス(レストレード警部)


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2016-03-24

ジングル・オール・ザ・ウェイ

★★★
ジングル・オール・ザ・ウェイ
鑑賞No:00670
原題:Jingle All The Way
製作:1996年/アメリカ/90分
監督:ブライアン・レヴァント
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/シンバッド

いつもは仕事に追われ家庭を顧みないハワードだが、8歳の息子ジェイミーの機嫌を取るためにクリスマスプレゼントにターボマン人形を買ってくることを約束する。しかし、相変わらず忙しさにかまけてイヴ当日までターボマン人形のことを忘れていた。慌てて買いに行くが、ターボマン人形は大変な人気で、どこに行っても売り切れ状態。息子との約束を守るため、ハワードは人形を求め奔走することになる・・・。

ありきたりなコメディながら、子供のために奔走する父親の姿には、同じ子を持つ父親としてとても共感できる映画。今ではカリフォルニア州知事となったシュワちゃんだが、得意の肉体派演技ではなく、あまり得意ではないコメディで、それなりの好演をしている。サンタの存在を信じている子供も、すでにサンタの存在を信じていない子供も、クリスマスまでに家族一緒で見てもらいたい映画。

劇場公開日 1996年12月14日



(キャスト一覧)
アーノルド・シュワルツェネッガー(Howard Langston)
シンバッド(Myron Larabee_)
フィル・ハートマン(Ted Maltin)
リタ・ウィルソン(Liz Langston)
ロバート・コンラッド(OfficerHummell)
ジェームズ・ベルーシ(Santa Claus)
ジェイク・ロイド(Jamie Langston)


  1. 洋画-し

2016-03-23

女帝 エンペラー

★★★★
女帝エンペラー
鑑賞No:01463
原題:The Banquet
製作:2006年/中国/131分
監督:フォン・シャオガン
出演:チャン・ツィイー/ダニエル・ウー/グォ・ヨウ

五代十国時代の中国。小国同士で覇権争いが続く中、ある皇室で皇帝が義弟によって暗殺される。残された皇后ワンは皇太子ウールアンを守るため、屈辱を押し殺し、新帝となった義弟リーに嫁ぐ。一方、ワンへの思いを断ち切るために隠遁生活を送っていた皇太子ウールアンは父の死を知って、復讐のため帰京する・・・。

シェイクスピアの四大悲劇のひとつ「ハムレット」をベースとした、チャン・ツィイー主演の歴史ドラマ。チェン・ツィイーの可憐な美しさながら凛とした態度の演技はとてもよく、ヌードも辞さない演技に本作に対する並々ならぬ意気込みは感じられた。ただ映像も綺麗だが、ワイヤーアクションはやや現実離れしたやりすぎのところがあり、リアリティに欠けていた。殺陣シーンはリアルながら、「300<スリー・ハンドレッド>」でも感じたが、スローシーンが多く、ややだらける。ストーリーもやや分かりにくい部分があり(人物が描ききれていない?)、全体的に冗長な感じは拭えなかったが、まずまず楽しめた。復讐計画を実行する夜宴のシーンはなかなか緊張できた分、ラストはいただけない終わり方で少々落胆した。

劇場公開日 2007年6月2日



(キャスト一覧)
グォ・ヨウ(リー)
ジョウ・シュン(チンニー)
ダニエル・ウー(ウールアン)
ホァン・シャオミン
リー・ビンビン
マー・チンウー


  1. 洋画-し

2016-02-29

シューテム・アップ

★★★★
シューテム・アップ
鑑賞No:01636
原題:Shoot 'Em Up
製作:2007年/アメリカ/86分
監督:マイケル・デイヴィス
出演:クライヴ・オーウェン/モニカ・ベルッチ

深夜の裏通りで謎の男に追われる妊婦を見たスミスは彼女を助けるが、男の仲間たちが乱入し銃撃戦となる。スミスは打ち合いの最中に妊婦から赤ちゃんを取り上げるが、母親は流れ弾に当たって死んでしまう。残された赤ちゃんを抱え逃走するが、男たちは赤ちゃんの命を狙って追ってくる。なぜ狙われるか分からないまま、スミスは赤ちゃんを抱え、娼婦街へと逃げるが・・・・。

一見ニヒルでスタイリッシュな主人公だが、おバカなシーンも満載のガン・アクション映画。ともかく撃ちまくるシーンが多い。あれだけ敵も主人公も撃ち合いながら、決して主人公には当たらない。また、「出産しながら」「エッチしながら」空中ダイブしながら」といったありえない状況での撃ち合いにはもはやあきれるというよりは敬意すら表したい。またやたら出てくるニンジンを使った撃退シーンもふざけ過ぎて却って面白い。おバカな映画ではあるが、派手な銃撃シーンにはスカッと胸がすく思いがする。アクションものが大好きな我が家の子供にうってつけの映画だが、結構エグいシーンやエッチなシーンも満載なので、見せるにはチョット躊躇する映画。

劇場公開日 2008年5月31日



(キャスト一覧)
クライブ・オーウェン
モニカ・ベルッチ
ポール・ジアマッティ
スティーブン・マクハッティ
グレッグ・ブライク
ダニエル・ピロン
ラモーナ・プリングル
ジュリアン・リチングス


  1. 洋画-し

2016-02-21

ジャッジ 裁かれる判事

★★★★
ジャッジ 裁かれる判事
鑑賞No:02757
原題:The Judge
製作:2014年/アメリカ/142分
監督:デビッド・ドブキン
出演:ロバート・ダウニー・Jr./ロバート・デュバル

有能な弁護士だが真偽よりも勝利にこだわり、金持ちを強引に無罪することで知られるハンク・パルマー。父のジョセフ・パルマーは世間から信頼を集める判事だったが、そんな父が苦手なハンクは、長らく父と絶縁状態にあった。しかし、ある時、ジョセフが殺人事件の容疑者として逮捕されるという事件が起こり、ハンクが弁護人を務めることに。正義の人である父が殺人を犯すはずがないと信じるハンクだったが、調査が進むにつれて疑わしき証拠が次々と浮上する・・・・。

殺人容疑で裁判にかけられる元判事の父の弁護をすることになった息子のハンク。だが過去の父子の確執により、なかなか協力しあえない進行に少しイライラさせられる。それなのに父の容疑が深まる状況が次々と現れ、観ているほうも疑惑の目で観てしまうほど。それでもやはり実の親子の見えない絆を次第に感じさせる展開になっていくところはさすが。主人公だけでなく、息子は3人いるが、それぞれ個性や過去があり、それを丁寧に交えながら、裁判を通してこの一家の絆を描く形になっている。

劇場公開日 2015年1月17日



(キャスト一覧)
ロバート・ダウニー・Jr.(ハンク・パルマー)
ロバート・デュバル(ジョセフ・パルマー)
ベラ・ファーミガ(サマンサ・パウエル)
ビンセント・ドノフリオ(グレン・パルマー)
ジェレミー・ストロング(デイル・パルマー)
ダックス・シェパード(ケネディ)
ビリー・ボブ・ソーントン(ドワイト・ディッカム)
レイトン・ミースター(カーラ・パウエル)
ケン・ハワード(ウォーレン判事)
エマ・トレンブレイ(ローレン・パルマー)
バルサザール・ゲティ
デビッド・クラムホルツ
グレイス・ザブリスキー(ブラックウェルの母)
デニス・オヘア(モリス医師)
サラ・ランカスター(リサ・パルマー)
マーク・キーリー(マーク・ブラックウェル)


  1. 洋画-し
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-02-19

市民ケーン

★★★★
市民ケーン
鑑賞No:00457
原題:Citizen Kane
製作:1941年/アメリカ/119分
監督:オーソン・ウェルズ
出演:オーソン・ウェルズ/ジョセフ・コットン

新聞王ケーンが、“バラのつぼみ”という謎の言葉を残して死んだ。彼の生涯をまとめたニュース映画の試写を見た経営者ロールストンは不満を持ち、彼の命を受け、編集のトムスンは、ケーンの最後の言葉の意味を探ってケーンに近かった人物にあたるが・・・・。

批評家投票やアメリカ映画協会が選ぶ映画で1位を獲得している名作。こんな作品がさらに伝説として語り継がれているのは、本作を製作した当時、オーソン・ウェルズは24歳の若さだったからといわれている。そして、印象的で、いきなり観客を惹きつけて離さないのは、やはりケーンが「バラのつぼみ」という言葉を残して死んでしまう冒頭のシーン。この謎解きに、ニュース記者は躍起になり、観客も徐々に明らかになっていく真実に興奮する。やや複雑なストーリーだが見ごたえあり。

劇場公開日 1966年6月14日



(キャスト一覧)
オーソン・ウェルズ(Charles_Foster_Kane)
ジョセフ・コットン(Leland)
ルース・ウォリック(Emily_Norton)
ドロシー・カミンゴア(Susan_Alexander)
アグネス・ムーアヘッド(Mrs._Kane)
ジョージ・クールリス(Walter_Thatcher)
ウィリアム・アランド(Thompson)
エベレット・スローン(Bernstein)
レイ・コリンズ(James_W._Gettys)


  1. 洋画-し
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-01-15

十戒

★★★★+
十戒
鑑賞No:01066
原題:The Ten Commandments
製作:1957年/アメリカ/220分
監督:セシル・B・デミル
出演:チャールトン・ヘストン/ユル・ブリンナー

エジプト王ラメシス一世は、新しく生まれるヘブライの男の子をすべて殺すよう命を出す。そんな中で生まれたモーゼは、母親によってゆりかごに隠され、ナイル川に流される。その赤子を偶然にも見つけた王女は引き取って育てることに。成長したモーゼはエジプト王子として勢力を持ち始めるが、実の王子であるラメシスと次第に対立していく・・・。

セシル・B・デミル監督が1923年に製作した「十誡」の再映画化。220分というかなりの長尺だが飽きさせない、見ごたえのある作品。やはりスペクタル映画はこの人といわんばかりに、チャールトン・ヘストンのモーゼ役ははまっている。旧約聖書をもとにしてモーゼがイスラエルの民とともに聖地を築くまでを描いているが、やはり圧巻は紅海が真っ二つに割れるシーン。今でこそCG技術を持ってすれば容易に表現できるシーンかもしれないが、そんな技術のない50年前においてこの特撮シーンはやはりスゴイ!それにしても特撮シーンだけでなく、エキストラや馬車の数も半端ではありません。CGで表現できない時代にあって、映画に賭ける意気込みというか、壮大さには脱帽する作品です。

劇場公開日 1958年3月15日



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  1. 洋画-し
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-01-14

6デイズ/7ナイツ

★★★+
6デイズ7ナイツ
鑑賞No:00759
原題:Six Days Seven Nights
製作:1998年/アメリカ/101分
監督:アイヴァン・ライトマン
出演:ハリソン・フォード/アン・ヘッシュ

ニューヨークでファッション雑誌の副編集長を務めるロビンは恋人と共に南の島・マカテア島に旅行に出かけ、バカンスを楽しんでいた。しかし、上司から急な仕事の依頼が入り、タヒチに行かなくてはならなくなった。やむを得ず、島で唯一のパイロット、クインを何とか説得しセスナ機で出発するが、天候が急変し2人は無人島に不時着していまう・・・。

ストーリー的には、無人島に不時着した男女2人が色々な苦難を乗り越えて脱出するが、その過程の中でお互い惹かれあっていくというもので、陳腐ではあるが単純ゆえ、それなりに楽しめる。ハリソン・フォードのアドベンチャー物というとやはり「インディ・ジョーンズ」シリーズが真っ先に思い浮かぶが、ラブ・ストーリー的性格が強い分、アドベンチャー性はイマイチ。観る前からある程度、結末が読める分、緊張感は少ないが、演じている役どころがスーパーマン的人物ではなく等身大の男である点がすこし面白い。
気軽に観るアドベンチャー物としてはまずまず。

劇場公開日 1998年12月19日



(キャスト一覧)
ハリソン・フォード
アン・ヘッシュ
デビッド・シュワイマー
ジャクリーン・オブラドース
テムエラ・モリソン
アリソン・ジャネイ
ダニー・トレホ


  1. 洋画-し
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2016-01-11

ジャンパー

★★★+
ジャンパー
鑑賞No:01504
原題:Jumper
製作:2008年/アメリカ/88分
監督:ダグ・リーマン
主演:ヘイデン・クリステンセン/サミュエル・L・ジャクソン

高校生デヴィッドは、ある日凍結した川に落ちた際に、無意識のうちに図書館に瞬間移動して助かる。これにより、自分に瞬間移動の能力を知った彼は、この力を使って銀行から大金を盗む。さらに折り合いの悪かった父親の元を離れ、世界中を瞬間移動するという生活を満喫していた。しかし、彼の前にパラディンというジャンパー狩りをしているグループの首領ローランドが現れ、命を狙われる・・・。

世界中どこでも瞬間移動できる人々“ジャンパー”と、彼らを抹殺しようとする集団“パラディン”の対決を描く。SF映画としては設定は面白い。だが、追跡劇としてのハラハラドキドキ感には、例えば「明日に向って撃て!」のような深みというか緊迫感は薄かった。(瞬間移動できるという逃げる側の優位性からか?)追っ手のパラディンにも多彩な武器があったが、もう一つ緊張感を高めるような武器がなかったのが残念。テンポよい展開はよかったが、88分という短尺だったため、アッという間に終わってしまった感がある。ストーリーは単純でわかりやすいのはいいが、やはり内容的な充実感は薄かった。世界各地の観光地でのロケが話題になっていたが、日本は夜の東京なんですね?(まったくストーリーとは関係なかったけど・・・)ラストは中途半端な終わり方だったけど、続編があるってこと?

劇場公開日 2008年3月7日



(キャスト一覧)
ヘイデン・クリステンセン
サミュエル・L・ジャクソン
ジェイミー・ベル
ダイアン・レイン
レイチェル・ビルソン
マイケル・ルーカー
アナソフィア・ロブ
マックス・シエリオット
クリステン・スチュワート


  1. 洋画-し
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2015-11-28

シン・シティ

★★★★
シン・シティ
鑑賞No:01430
原題:Sin City
製作:2005年/アメリカ/124分
監督:ロバート・ロドリゲス/フランク・ミラー
出演:ブルース・ウィリス/ミッキー・ローク/クライブ・オーウェン

シン・シティの刑事ハーディガンは誘拐された少女ナンシーを救うべく、誘拐犯ロアーク・ジュニアを半殺しにする。しかしロアーク・ジュニアの父親で、シン・シティを牛耳っている権力者ロアーク上院議員とつながっているボブ刑事の裏切りによりハーディガンは投獄されることになる。一方、シン・シティに住む前科者マーヴは唯一自分を愛してくれた美女ゴールディと一夜を共にする。しかし朝、目を覚ますとッゴールディはベッドで死んでおり、マーヴは殺人犯として追われることになる・・・。

犯罪都市シン・シティを舞台とした同名グラフィック・ノベルの映画化。3話のオムニバス形式のストーリー。それぞれの話は微妙にリンクしてはいるが独立したストーリーとなっている。ロバート・ロドリゲスにさらにクエンティン・タランティーノがゲスト監督として参加しているだけあってアクションシーンは強烈(というかかなりエグイシーンあり)。さらに原作のフランク・ミラーも共同監督を務めていることから、映像的に今までにない感性の映像を作り上げている。冒頭はすぐに入り込めなかったが、次第にのめり込んでいき、ラストまで一気に観れた。出演者も豪華で、3話のそれぞれの主役以外にもジェシカ・アルバ、ベネチオ・デル・トロ、イライジャ・ウッド、ジョシュ・ハートネット、マイケル・クラーク・ダンカンなどが出演している。ただ殺し屋を演じていたジョシュ・ハートネットの役どころがイマイチ分からなかった。

劇場公開日 2005年10月1日


  1. 洋画-し
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2015-08-21

ジュピター

★★★+
ジュピター
鑑賞No:02696
原題:Jupiter Ascending
製作:2015年/アメリカ/127分
監督:アンディ・ウォシャウスキー/ラナ・ウォシャウスキー
出演:チャニング・テイタム/ミラ・クニス

宇宙最大の王朝に支配されている地球。家政婦として働くジュピターは、何者かに襲われたことをきっかけに、自身がその王朝の王族であることを知る。王朝ではバレム、タイタス、カリークというアブラサクス家の3兄妹が権力争いを繰り広げており、それぞれが自身の目的のためジュピターを狙っていた。ジュピターは、遺伝子操作で戦うために生み出された戦士ケイン・ワイズに助けられながら、アブラサクスの野望から地球を守るために戦いに身を投じていく・・・・。

観る前は超科学的なSF映画と勝手に思い込んでいたが、そうではなく、観ていてもっと壮大なスペースオペラ的SFドラマが展開するかと思ったが、そうでもない、中途半端な出来にちょっとガッカリ。宇宙人も、もっと創造的な造形なら興味を惹いたが、「スター・ウォーズ」に出てきたような古めかしい宇宙人や、ロズウェル事件で描かれた古典的宇宙人らしきものが出てきたのには、もはや失笑するしかなかった。CGはかなりよかったが、スピード感がありすぎて逆についていけないところもあった。古典的ではあるが、もう少しうまく作ればもっと面白くできたのでは?と思わせる設定だっただけに残念。適役も何か弱弱しいイメージで迫力がなかったのもマイナス点だ。

劇場公開日 2015年3月28日


  1. 洋画-し

2015-08-17

シン・シティ 復讐の女神

★★★★
シン・シティ 復讐の女神
鑑賞No:02695
原題:Sin City: A Dame to Kill For
製作:2014年/アメリカ/103分
監督:ロバート・ロドリゲス/フランク・ミラー
出演:ミッキー・ローク/ジェシカ・アルバ

どこからともなく、ならず者たちが集う街シン・シティ。ストリップバーの看板ダンサーのナンシーは、なまめかしいダンスで男たちを癒やしながら愛していた刑事ハーティガンに死をもたらした街の支配者ロアーク上院議員に復讐するチャンスをうかがっていた。だが、ロアークは手段を尽くして力を拡大、さらに悪女エヴァの登場で街の腐敗は加速していく。そんな中、ギャンブラーのジョニーがロアークにポーカーで勝負を挑む・・・・。

悪徳がはびこる街シン・シティを舞台に、アウトサイダーたちの生きざまをハードボイルドに描いた「シン・シティ」の9年ぶりとなる続編。前作同様、モノクロームの中に鮮烈な色彩を映えさせた「シン・シティ」独特の映像美は継承されている。前作からのエピソードの続きと新たなエピソードを加えた内容になっているが、ストーリーは至って分かりやすい。映倫区分がR15+も尤もと思わせる暴力シーンが多く、「キル・ビル」を彷彿させる。ともかく容赦ない殺戮に唖然とする作品。

劇場公開日 2015年1月10日


  1. 洋画-し

2015-08-10

ジュラシック・ワールド

★★★★
ジュラシック・ワールド
鑑賞No:02691
原題:Jurassic World
製作:2015年/アメリカ/125分
監督:コリン・トレボロウ
出演:クリス・プラット/ブライス・ダラス・ハワード

事故の起こった「ジュラシック・パーク」にかわり、新たにオープンした「ジュラシック・ワールド」では、ジャイロスフィアという球体の乗り物でめぐる恐竜見学や、モササウルスの水中ショーなどで人気を博していた。さらなる人気を獲得したい責任者のクレアは、飼育係オーウェンの警告も聞かず、遺伝子操作により、凶暴で高い知性をもった新種の恐竜インドミナス・レックスを作り出すが・・・・。

スティーブン・スピルバーグ監督によるメガヒット作「ジュラシック・パーク」のシリーズ4作目。シリーズ4作目だが、初心・原点に戻ったような作品で、変に複雑なストーリーとはせず、単純なストーリーにしたことが初めて観る子供たちにも分かりやすく、大ヒットの原動力にもなったのではないだろうか。CG技術の進歩も目覚ましく、もはや現実かCGか区別がつかない映像はよりリアル感で迫ってくる。ストーリー構成は第1作目に近く、ある意味懐かしさを感じながら観たが、ラストの三段落ちのような結末も第1作目に通じるところがあり、思わず笑ってしまう爽快なラストだった。

劇場公開日 2015年8月5日


  1. 洋画-し