FC2ブログ

2012-03-31

岳 -ガク-

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02182
製作:2011年/日本/126分
監督:片山修
出演:小栗旬/長澤まさみ/佐々木蔵之介/石田卓也


島崎三歩は世界の名峰を踏破してきた、山をこよなく愛する山岳救助ボランティア。そんな三歩の暮らす山に、北部警察署山岳救助隊に配属されたばかりの椎名久美がやってくる。久美は猛者ばかりの先輩たちに負けまいと必死だったが、空回りしてばかりだった。それでも三歩から技術や心得を学び、着実に成長していた。冬に入り、多重遭難が発生。遭難した父娘の救助に向かった久美は、娘を救出するものの、父親を助けようとしてクレパスに閉じ込められてしまう・・・・。


ストーリー的にはベタな内容だが、山岳モノとしてはこんなストーリーになっちゃうのかなといった感じの映画。最近はクールな感じのイメージが強かった小栗旬が、本作では予想に反して、ちょっとおどけた、フランクな感じの青年を好演しており、正義感丸出しでやる気満々の長澤まさみとは対照的だったのが興味深い。山を知り尽くした三歩だが、町に出ると方向音痴という設定も面白い。どこまでが実写で、どこまでが特撮・CGかはよくわかりませんが、実際に冬の穂高岳でロケを行ったそうで、過酷な撮影だったことは想像に難くなく、その迫力と緊張感は映像によく表れている。





  1. 邦画-か

2012-03-30

行きずりの街

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02117
製作:2010年/日本/123分
監督:阪本順治
出演:仲村トオル/小西真奈美/南沢奈央/窪塚洋介


12年前に生徒の雅子との恋愛スキャンダルが原因で教職を追われ、東京から故郷に戻り、塾教師をしていた波多野。しかし、塾の元教え子・ゆかりが東京で失踪したため、12年ぶりに上京し、ゆかりの行方を追うことに。そして、彼女の身辺を調査するうちに、かつて波多野が勤めていた学園の幹部が関与している疑いが出てきて・・・・。


原作が、「このミステリーがすごい!」で第1位に輝いたと聞いていたので、かなり期待して観たのですが、ちょっとゲストの豪華なTVのサスペンスドラマを観ているような感じで、映画としてはちょっと安っぽい感じが否めませんでした。ジャンルも、ミステリーなのか、ラブロマンスなのか、どちらも両立させたかったのかも知れませんが、逆にどちらも中途半端な感じで終わったよう。主演の仲村トオルも熱演していましたが、なぜか観た後のインパクトに欠ける気がしました。唯一の注目は小西真奈美。可愛い感じの強い女優だったが、最近は幅広い役柄に挑戦し、今回はバーのマダムを熱演している。



  1. 邦画-ゆ

2012-03-29

プリンセス トヨトミ

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02184
製作:2011年/日本/119分
監督:鈴木雅之
出演:堤真一/綾瀬はるか/岡田将生/中井貴一


会計検査院の調査官、松平・旭・鳥居の3人が、東京から大阪にやってきた。彼らは大阪府庁など実地調査を順調に進めていくが、財団法人OJOの調査で、チームリーダーの松平は不思議な違和感を覚える。というのも、調査自体は問題なく終わったのだったが、調査終了後、OJO近くのお好み焼き屋「太閤」で休憩中、忘れ物を思い出した松平はOJOに戻ると、社員全員消えていたためだった・・・・。


1615年の大阪夏の陣で徳川家によって根絶やしにされたとされる豊臣家の末裔が今も生き続け、それを大阪人が代々守り続けているというのがストーリーの中心。死んだはずの人間が実は生きていたといのは歴史でよくある伝説話だからこれも珍しくはないが、それを大阪人みんなで代々守り続けているという設定は少し無理がありましたね。そしてそれが謎の核心だったということで、それ以上でもそれ以下でもなかったのは、少し期待しすぎたのかもしれませんが少々肩透かしを食らった感は否めませんでした。ただ、親子(父と息子)の話は、ちょっとジ~ンとくるところもあり、機会あれば一度息子とじっくり話をしてみたくなりました。あと、歴史好きの人にはそれなりに楽しめるのかもしれません。会計検査院として大阪国(大阪城)を攻める松平は徳川家康の若き頃の姓だし、原作では女性の設定だった旭は、家康の正室の名、鳥居も家康の家臣の名から取ったものでしょう。迎える豊臣方でいえば、真田はもちろん真田幸村、謎のプリンセス・茶子は淀殿の本名・茶々から取ったものと考えられます。そのほか、蜂須賀や長宗我部といった名も出てきますし、お好み焼き屋の名前も「太閤」(豊臣秀吉のこと)と、名前にまつわる設定は歴史好きにはたまらないかもしれません。





  1. 邦画-ふ

2012-03-28

スカイライン -征服-

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02153
製作:2010年/アメリカ/94分
監督:グレッグ・ストラウス/コリン・ストラウス
出演:エリック・バルフォー/クリスタル・リード


ロサンゼルスの高層マンションに住む友人宅を訪れていたジャロッドと恋人のエイレンは明け方、巨大宇宙船が青い光を発しながら地上の人間を吸い上げる異様な光景を目の当たりにする。やがて夜が明け、母艦から無数のエイリアンが放たれ、彼らはエイリアンからのサバイバルが始まるが・・・・。


どこかで見たような・・・、そんな新規性のない感じの映画。全体的には「宇宙戦争」を真っ先に想像させる。他にも、「クローバーフィールド」や「第9地区」などからちょこちょこパクってごった煮したような感じ。タイトルの「征服」ももちろん地球征服のことだろうが、舞台の中心が高層マンションの一室と、そこから見える外の景色だけなので、世界征服という世界観が全く感じられない。また登場人物も主人公のアベックとその友人、それ以外はマンションの住人で犬を抱いた老人ぐらいで、これだけの事態でありながらパニック性もあまり感じられない。そして極めつけはラスト。「えっ!これで終わり」という中途半端な終わり方は何を意味する?消化不良すぎる終わり方にただただ唖然。

  1. 洋画-す

2012-03-27

毎日かあさん

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02167
製作:2011年/日本/114分
監督:小林聖太郎
出演:小泉今日子/永瀬正敏/矢部光祐/小西舞優


漫画家のリエコは、子育てに家事、仕事と毎日大忙し。そこに、アルコール依存症で入院していた元戦場カメラマンの夫・カモシダが勝手に退院して帰ってくる。彼は断酒宣言をしてリエコたちと暮らし始め、作家になると宣言するが、原稿も書かず、再び酒に手をだし、暴れるようになる。子供たちのことを考えたエリコはカモシダに離婚届を渡すが・・・・。


まさにキョンキョンのための映画。若い頃は大好きだったが、歌も演技もイマイチの小泉今日子。しかし、年を重ねるごとに演技がなじんで自然になってきた。演技がうまいというのではなく、キョンキョン独特の雰囲気を醸し出した、生意気な口調の中にもどこか愛嬌のある、何とも言えない自然体の演技。それがこの映画ではよく出ている。共演の永瀬とのやり取りも、まるで小気味よい漫才でも見ているように面白い。息がピタリと合っているのは、やはり元夫婦の成せるワザか? どうしょうもない永瀬演じる夫に対し、完全に突き放せないエリコを見ているとじれったく、また懲りないカモシダにはいい加減腹を立てながら見ていたが、アルコール依存症の実態を知らないので、実は本当に苦しんでいたのはカモシダだということが最後に分かってくる。漫画を交えながらの、軽いタッチのホームドラマかと思ったが、いやいや、なかなか重いですよ。


  1. 邦画-ま

2012-03-26

三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02183
製作:2011年/フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ/111分
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ローガン・ラーマン/オーランド・ブルーム


17世紀。まだ若いルイ13世が王位を継承したばかりのフランスでは、リシュリュー枢機卿が権力掌握のために暗躍していた。銃士になるために、田舎からパリに出てきたダルタニアンは、ひょんなことから三銃士とは知らず、アトス、ポルトス、アラミスに決闘を申し込むことに。しかし、決闘の場にリシュリュー枢機卿の腹心、ロシュフォールが現れ、三銃士を捕えようとしたため、三銃士とダルタニアンは協力してロシュフォールと護衛隊兵士を打ち負かし・・・・。


この映画はやっぱり劇場で観るべき。特に、「パイレーツ・オブ・カリビアン」を彷彿させるような飛行船の戦いは壮観。この迫力はDVDでは味わいないと思うので、劇場での鑑賞をお勧めします。ストーリーは過去使い古された感のある三銃士の話なのでベタな部分は致し方ないが、逆に有名で、単純明快で、かつテンポ良いストーリー展開なので、単純に楽しめる作品となっている。三銃士以外も、敵キャラとして登場するミラ・ジョヴォビッチ演じる二重スパイ、オーランド・ブルーム演じる英国貴族、そして枢機卿と、個性的なキャラが多く、より面白くなっている。ラストもいかにも続編作る気満々的な終わり方だったが、続編も今から期待したいところ。

  1. 洋画-さ

2012-03-25

猿の惑星:創世記(ジェネシス)

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02166
製作:2011年/アメリカ/106分
監督:ルパート・ワイアット
出演:ジェームズ・フランコ/フリーダ・ピント


サンフランシスコの製薬会社研究所に勤める神経化学者ウィルは、アルツハイマー病の新薬が投与されていた1匹のチインパンジーが驚くべき知能を示していることに気付く。しかし、そのチンパンジーは突然暴れだし、警備員に射殺されてしまう。だが、妊娠していたそのチンパンジーから生まれた赤ん坊猿をウィルは自宅に連れて帰り、シーザーと名付けて育てることに。その後シーザーはすくすくと育ち、やがて母親の遺伝子を受け継いだ彼は、類まれな知性を発揮し出す・・・・。


「猿の惑星」と銘打っているが、旧シリーズのリメイクでもなく、ティム・バートン監督の「PLANET OF THE APES/猿の惑星」の続編というわけでもないオリジナルのストーリー。なぜ地球が猿に支配されるようになったかという「猿の惑星」の起点ともいう内容であり、旧シリーズとは直接関係ないものの、「猿の惑星」の概要を知っていないと何のことか分からない作品ではある。旧シリーズにも似たような作品が4作目の「猿の惑星・征服」というのがあり、やはり猿の先頭に立って人間との戦いに挑んでいく猿の名はシーザーというので、この作品を参考にしているともいえる。さすがにCG技術の進歩は素晴らしく、猿のCGも表情豊かで(豊かすぎて少々気味悪いが・・・)、違和感もない。ただ、オリジナルストーリーゆえ、前後のつながりがイマイチ薄く、往年のファンにとってみると、この作品単独で「猿の惑星」というのはちょっと違うような気がした。

  1. 洋画-さ

2012-03-24

ジーン・ワルツ

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02145
製作:2011年/日本/111分
監督:大谷健太郎
出演:菅野美穂/田辺誠一/大森南朋/南果歩


帝華大学医学部産婦人科の助教・曾根崎理恵は、大学病院で教鞭をとる傍ら、産科医院・マリアクリニックの院長代理も務めていた。しかし彼女は、体外人工受精や代理母出産の必要性をしばしば説いており、上司の屋敷教授から要注意人物とみなされていた。そんなある日、マリアクリニックの院長の一人息子・久広が医療過誤で逮捕され、理恵の体を襲った悲劇をきっかけに彼女の運命は変わっていく・・・・。


海堂尊原作で医療ミステリーということだったので、「チーム・バチスタの栄光」的な内容かと思ったがちょっと違っていた。ミステリー性はほとんどなく、大病院が舞台の権力闘争でもなく、小さな産婦人科院で繰り広げられる4人の妊婦にまつわるヒューマン・ドラマのような感じで、それぞれの妊婦が抱えるドラマはどれも壮絶で、胸を締め付けられる思いで観てしまった。体外人工受精や代理母出産という医療問題も取り上げているが、目の前の妊婦の陣痛の前にはそんなものはどうでもよくなるような映画。ミステリーといえば、結局双子の赤ちゃんの父親は誰なの?という疑問は残る。





  1. 邦画-し

2012-03-23

さや侍

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02179
製作:2011年/日本/103分
監督:松本人志
出演:野見隆明/熊田聖亜/板尾創路/柄本時生


伊香藩水位微調役・野見勘十郎は、ある出来事をきっかけに刀を捨て、無断で脱藩、一人娘のたえと共に流浪の旅を続けていたが、ある日遂に多幸藩の追っ手によって捕らえられてしまう。そして下された刑罰は「三十日の業」。これは、母君を失った悲しみで笑顔をなくした若君を、一日一芸で三十日の間に笑わせられたら無罪放免、できなければ切腹というものだった。翌日から勘十郎は若君を笑わせるため、芸を披露し始めるが・・・・。


松本人志の監督第3作。「大日本人」「しんぼる」とあまりにも酷い映画を見せられてきたが、今回は時代劇で笑いと涙ありとのことだったので多少期待して鑑賞した。たしかに前2作と比べると分かりやすく仕上がってはいるが、やはりこの監督、映画向きというよりはお笑い・コント向きなのだろう。一日一芸を披露する設定の下、映画の大半は短い一人コントのような芸の羅列に終始しており、映画としての感じは薄い。また、素人俳優・野見隆明演じる勘十郎の一芸も決して面白くはなく、結局、個人的には笑いも涙も起こらなかった。松本人志の独特の感性を評価する批評もあるが、もともと映画の才能のない素人監督の、目先を変えた作品による他の映画作品、映画監督との比較を避けた感も否めない。

  1. 邦画-さ

2012-03-22

人生逆転ゲーム

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02126
製作:2010年/日本/87分
監督:室賀厚
出演:森下悠里/正木蒼二/不二子/木庭博光


ギャンブルとホスト通いで多額の借金をしている本城佐紀は、最後の望みに訪れたある消費者金融会社で特別融資制度を紹介される。それは他社の借金も含めすべて帳消しにする代わりに、命を担保にするという条件だった。後がない佐紀はその条件をのむと、翌日ある指定された場所に呼び出される。そこには年齢も職業も異なる8人の男女が集められていた・・・・。


言わずと知れた「カイジ 人生逆転ゲーム」の明らかなパクリというか、二匹目のドジョウ狙いのような作品。借金を抱えた人間を集めてゲームを行い、勝ち抜いた者は借金帳消し、ただしゲームに負けると過酷な運命が待っているという基本設定は「カイジ」と同じ。しかし、「カイジ」のゲームが心理戦が中心でドキドキ感が強いのに対して、本作のゲームは運だよりのところが大きく、観る側としてはゲーム自体よりも次の脱落者が誰かを予想する方に力点が置かれているよう。そして大体予想通りの脱落者という展開にあまり意外性は感じられない。ゲーム参加者の借金理由に同情するものはなく、人物的にも利己主義者ばかりなので共感もしない作品のため、まったく感動の余地はない。

  1. 邦画-し

2012-03-21

トロン:レガシー

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02144
製作:2010年/アメリカ/125分
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:ギャレット・ヘドランド/ジェフ・ブリッジス


デジタル業界のカリスマとして名をはせていたエンコム社のCEO、ケヴィン・フリンが謎の失踪をして20年。ケヴィンの息子サムも27歳となっていた。そんなある日、父ケヴィンからメッセージを受け取ったサムは、その消息を追って父のオフィスに行き、そこでケヴィンが創造した理想郷グリッドに迷い込んでしまう。そしてそこで彼はサバイバルを強いられることに・・・・。


1982年に製作された「トロン」の続編にあたる。前作はだいぶん以前に観ていたので内容はかなり曖昧だが、「トロン」は本格的にCGを導入した世界初の作品として有名。そのCG技術も28年の月日を経て躍進的な進歩を遂げ、本作でもCGは多用されているが、その違いは驚くべきものとなっている。内容は多少訳のわからないところがあり、舞台の大半はグリッドと呼ばれるデジタル世界で、主人公の父親によって創造されたものだが、まずこの世界が何なのか分かりにくい。まぁ、「マトリックス」のような世界観でのサバイバルを楽しむのが一番のよう。CGもよいが、本作で最も感動するのはやはり親子愛が描かれたラストでしょう。

  1. 洋画-と

2012-03-20

ブラック・スワン

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02143

製作:2010年/アメリカ/108分
監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ナタリー・ポートマン/ヴァンサン・カッセル


ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナは、新作「白鳥の湖」のプリマに大抜擢される。しかし、この役は純真で繊細な“白鳥”と、妖艶に王子を誘惑する“黒鳥”の二役を演じなければならない難役だった。特にニナにとっては“黒鳥”役が課題で、大役を担う重圧と焦燥感で、ニナは次第に追い詰められていく。さらに“黒鳥”役の代役に、官能的なバレリーナのリリーが立ったことで、ニナの精神はますます崩壊していく・・・・。


ナタリー・ポートマンが第83回アカデミー賞で主演女優賞を獲得したことで有名な作品。主要な登場人物は少なく、ストーリーも大役に抜擢されたバレリーナがその重圧や焦燥感などから精神的に崩壊していくという至って単純だが、主人公のいる世界あるいは見る世界が現実なのか、彼女の妄想なのか後にならないと区別がつかないので、その部分は分かりにくかった。ただ、製作者の意図は白鳥と黒鳥、明と暗、自分ともう一人の自分、主役と代役といった対比の境界のあいまいさ(紙一重さ)を描きたかったように思える。ともかく主役のニナの精神崩壊がテーマなので、極端に言ってしまえば彼女の一人芝居でもいい内容だが、まさに他の者の存在をかすめるがごとく、ナタリー・ポートマンの存在感ある演技は印象に残る。ちょっと“痛い”シーンが多いので鑑賞にはご注意。

  1. 洋画-ふ

2012-03-19

泪壺

★★


シネマ大好き!
鑑賞No:01977
製作:2008年/日本/110分
監督:瀬々敬久
出演:小島可奈子/いしだ壱成/佐藤藍子/菅田俊


17歳の時に出会った雄介に想いを寄せる朋代。しかし、雄介は彼女の妹・愁子と結婚してしまう。雄介への想いを封印する朋代だったが、愁子は若くして癌で亡くなってしまい、雄介は愁子の遺言通り、遺骨から壺を作り上げる。落ち込む雄介の力になりたいと思う朋代だったが・・・


渡辺淳一の短編小説の映画化。小島可奈子のヌードで話題の映画だが、同じ渡辺淳一作品の「失楽園」「愛の流刑地」よりは純愛っぽいドラマだった。でも結局は妹の旦那と関係をもつという点ではやはり不倫か・・・? 一途に好きな男のことを長年にわたって想い続ける朋代を、まさしく体当たりで小島可奈子が熱演はしているが、共感度はイマイチ。

  1. 邦画-な

2012-03-18

アメリカン・スウィートハート

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02060
製作:2001年/アメリカ/103分
監督:ジョー・ロス
出演:ジュリア・ロバーツ/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ


エディとグウェンはかつて理想のカップルといわれた、映画スター同士の大物カップルだったが、1年前のグウェンの浮気発覚を機に、仲は冷え切っており、エディは精神を病んでいた。そんなエディを気遣い、秘かに思いを寄せていたのはグウェンの付き人で妹のキキだった。そんなある日、グウェンとエディの共演作が完成し、映画宣伝のために2人一緒の試写会が開かれることになるが・・・・。


映画の役どころ同様、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの影に隠れて最初は存在感が薄いが、さすがはジュリア・ロバーツ、後半に行くにつれ、その存在感を徐々に現していき、最後はちゃんとメインの位置についている当たりは貫禄の演技。この映画は、3人のドラマというより、芸能界の裏側、実態を捉えた映画として観るほうがよいかもしれない。一般人では解かりかね、想像の域を出ない舞台裏代わりとリアルに描かれており、やっぱりそうなんだと思わせる。

  1. 洋画-あ

2012-03-17

シャーロック・ホームズ

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01953
製作:2009年/イギリス/129分
監督:ガイ・リッチー
出演:ロバート・ダウニー・Jr/ジュード・ロウ


19世紀末のロンドン。宗教がかった儀式で若い女性が次々と殺される事件が起こる。この犯人ブラック・ウッド卿を見事に捕まえた名探偵シャーロック・ホームズだったが、ブラック・ウッド卿は、処刑されても復活すると宣言して処刑される。やがて予言どおり彼は甦り・・・・。


従来のシャーロック・ホームズ像を完全に打ち破ったダウニー版ホームズ。(勝手にホームズのことを)物静かで知的な紳士と言うイメージを持っていたため、だらしないが武闘派というホームズは、最初は少々とまどった。しかし観るにつれ、その魅力に引き込まれていき、新たなホームズに思わず拍手喝采してしまった。ジューロ・ロウ演じるワトソン博士との毒舌交じりのやり取りも、今までにない感じで作品の新たな魅力を高めていた。逆にイメージ通りのホームズだとここまで面白くなかったように思える。続編を思わせる終わり方だったが、次回作も大いに期待できる作品。

  1. 洋画-し

2012-03-16

第9地区

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01964
製作:2009年/アメリカ/111分
監督:ニール・ブロムカンプ
出演:シャルト・コプリー/デヴィッド・ジェームズ


南アフリカノヨハネスブルグに巨大宇宙船で突如飛来したエイリアン。宇宙船の故障により難民化して28年経ち、エイリアンは180万体に増えていた。彼らの居住区である第九地区はスラム化していたため、政府は強制移住を決定し、その指揮を民間企業MNUに依頼するが・・・・。


安っぽく汚らしい画面は、いかにもB級映画を匂わせる。しかし、観始めると先の展開が気になる予測できない展開でついつい見入ってしまった。最近流行のモキュメンタリーもどきの構成かと思いきや、後半はアクション映画のごとき映像に変わる。「インディペンデンス・デイ」を思わせる巨大宇宙船、「ザ・フライ」を思い起こさせる変異、「エイリアン」を彷彿させるエビ人間の造形など過去のヒット作の要素をオマージュ的に取り込んだ上、友情や親子愛、アクション、SFなどの要素が盛りだくさんに詰め込まれており、見所は満載だ。主人公のヴィカスは本来、気のいい良い男なのだろうが、窮地に立って見え隠れする汚い部分が、造形の醜いエイリアン(クリストファー)の友情と母性愛と対照的で、人間の傲慢さ、嫌らしさがちょっと観ていて恥ずかしい。

  1. 洋画-た

2012-03-15

阪急電車 片道15分の奇跡

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02180
製作:2011年/日本/119分
監督:三宅喜重
出演:中谷美紀/戸田恵梨香/南果歩/谷村美月


宝塚から西宮北口の間を約15分で走るレトロな車体の阪急今津線。そこに乗り合わせた人々の悲喜こもごもな人間模様を描く群像劇。会社の同僚でもある婚約者を後輩に寝取られた翔子。別れ話を持ち出してきた婚約者に対して出した条件が結婚式への出席だった。翔子は彼らへの復讐のため、花嫁と見間違えるような純白のドレスで結婚式に出席する。そして新郎新婦を尻目に式途中で会場を後にした翔子は帰宅途中の電車の中で老婦人に声をかけられ・・・・。


阪急今津線沿線には大学時代住んでおり、通っていた大学も映画の中に登場するなど、個人的には昔を懐かしめる映画となった作品。映画に出てくる風景は大きく変わっており懐かしさはあまり感じられなかったが、今も変わらぬえんじ色の阪急電車にはとても懐かしさが湧いてきた。物語は阪急今津線の往路と復路で起こる様々な悩みや気持ちを持った人々の人間模様が微妙に絡み合い、非常に楽しめる。心温まる話や涙を誘う話など悲喜こもごもだが、その中で終始騒がしく、不快だったセレブ気取りのおばさん集団に対し、最後喝を入れてくれた宮本信子演じる老婦人に思わず拍手喝采した。





  1. 邦画-は

2012-03-14

新・平家物語

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02090
製作:1955年/日本/108分
監督:溝口健二
出演:市川雷蔵/久我美子/林成年/木暮実千代


藤原氏による貴族政権末期。西海の海賊征伐から凱旋した平忠盛は、自分への恩賞問題のため公家の藤原時信が謹慎させられたと聞き、長男の清盛を時信のもとに使わす。そこで清盛は時信の娘・時子を見初めてしまう。また清盛は自分が時信の子ではなく、実は白河上皇の落としだねと聞かされて・・・・。


吉川英治の同名歴史小説の映画化。本作は3部作の第1作にあたり、平清盛の若き日を描いている。
時代はまだ藤原氏の貴族政治末期ということで、清盛たち武士がやっと台頭し始めた頃なので、平家物語といってもまだ「平氏にあらずんば人にあらず」とか豪華絢爛たる平氏一門の頂点を極めた隆盛時期を描いているわけではないのでやや地味です。特に大規模な戦闘シーンがあるわけでもなく、朝廷・貴族の陰謀渦巻く中、血気盛んな若き日の清盛の、自らの出生の謎に苦悩する姿と、時子とのロマンスを描いた、歴史ドラマというより人間ドラマに近い内容。それでもラストの、比叡山僧侶との対峙と、清盛から駕籠に放たれる2本の矢のシーンは爽快。

  1. 邦画-し

2012-03-13

冷たい熱帯魚

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02142
製作:2010年/日本/146分
監督:園子温
出演:吹越満/でんでん/黒沢あすか/神楽坂恵


小さな熱帯魚屋を営む社本信行は、死別した前妻の娘と後妻の妙子と暮らしていた。しかし、娘と後妻の折り合いが悪く、ついに娘は万引き事件を起こしてしまう。万引きされたスーパーから呼び出しを受けた社本はスーパー店長から責められ窮地に陥るが、その時社本を救ったのは店長の友人の村田だった。さらに社本と同様、熱帯魚店を営む村田は、社本の娘をバイトで雇い入れる。村田の新設を素直に受け入れ、村田との交流が始まってしばらくして、社本は村田より利益の大きい高級魚の取引きに参加しないかと持ちかけられ・・・・。


1993年に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件をベースとした作品。犬が熱帯魚に置き換わっているが、殺害方法や遺体の処分方法は実際の事件に基づいている。ただ、実際の事件を参考にしているとはいえ、遺体解体のシーンはあまりにグロテスクで、本作を観るには注意が必要。でんでんが狂気の殺人鬼を演じているが、半分地でいっているような演技は逆にリアルに感じた。登場人物は皆異様で普通の人はいないが、その中で唯一普通っぽいのが主役を演じる吹越満演じる社本だが、その普通の人間が殺人の手伝いをしていくうちにやがて内に抑圧されていた狂気が目覚めるラストは見もの。ただ全体的に後味の悪い作品で、特に前半に比べ、後半の作りは監督の意図かもしれないが粗さを感じる内容だった。


  1. 邦画-つ

2012-03-12

20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01687
製作:2008年/日本/142分
監督:堤幸彦
出演:唐沢寿明/豊川悦司/常盤貴子/香川照之


浦沢直樹のSFサスペンス漫画の映画化。若い頃はロックスターを目指していたが、今は実家のコンビニを継ぎながら、失踪した姉の子供の面倒もみているケンヂ。そんなある日、同窓会に出席したケンヂは昔の仲間から、「ともだち」と呼ばれる教祖が率いるカルト宗教の集団が、ケンヂが子供の頃書いた「よげんの書」とそっくりの事件を起こしていることを聞く。その後、仲間の一人ドンキーが殺されるが、その死に「ともだち」が関わっていることを知ったケンヂはその謎を解こうとする・・・・。


荒唐無稽な内容だが、それはそれで結構楽しめた。ただ映像的には安っぽく、ひと昔もふた昔も前の映像のようでリアル感は感じられなかったのが残念。あと、3部作という構成上仕方がないかもしれないが、最後まで「ともだち」の正体が明かされず、第1章を観終わった時点ではなんかモヤモヤ感が残る感じは拭えなかった。それ以外にも、ドンキーは理科室で何を見たのか? よげんの書を知るもう一人の男とは? カンナの本当の父親は? 大晦日の夜、結局どうなったのか? 謎ばかり残ってしまった。(続編を観ろということだろうけど・・・・) キャスト数は多く、多彩なのは凄かった。3部作通して計300名の主要キャストが登場するらしいが、チョイ役で使われている有名人も多く、もったいない使い方ではある。ただキャストが多い分、人物が小まめに描かれていないのでやや分かりにくい。しかし、役者と子役が妙に酷似している点は感心する。(特徴を捉えた子役をよく探してきている) 劇場まで観に行くほどではないが、続編が気になる一作。


  1. 邦画-に

2012-03-11

はやぶさ HAYABUSA

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02234
製作:2011年/日本/140分
監督:堤幸彦
出演:竹内結子/西田敏行/高嶋政宏/佐野史郎


2002年、宇宙科学研究所の対外協力室室長・的場の講演を聞いて感動した宇宙オタクの水沢恵は、的場に誘われ、宇宙科学研究所の“はやぶさ”プロジェクトのカメラチームに入る。そこで所員のはやぶさに懸ける熱い思いを目の当たりにした水沢は、次第に宇宙研究に没頭していく。2003年5月、小惑星探査機「はやぶさ」は小惑星イトカワ目指し打ち上げられるが、その前途には次々と難題、危機が訪れる・・・・。


専門用語がやたら飛び交うが、馬鹿丁寧なほど解りやすく説明されており、とても親切な映画。実在の人たちの実話であり、ついこないだのニュースということもあるだろうけど、登場人物たちは意見の対立はあるものの、それもはやぶさミッションの成功の事だけを考えた、人間的対立や利害のないものなので、観ていてこころよい。結果は知っているとはいえ、イトカワへの着陸や地球への帰還シーンはやはり感動する。キワモノ役が多いような印象の佐野史郎が今回はなかなかオイシイいい役を好演している。


  1. 邦画-は

2012-03-10

大鹿村騒動記

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02230
製作:2011年/日本/93分
監督:阪本順治
出演:原田芳雄/大楠道代/岸部一徳/佐藤浩市


長野県の大鹿村で鹿料理店を経営している善は、300年以上の伝統がある大鹿歌舞伎の花形役者。だが、公演を5日後に控えたある日、18年前に善の親友・治と駆け落ちした妻・貴子が治とともに村に戻ってくる。しかし、認知症を患っている貴子は、善の顔を忘れてしまっていた。成り行きで善は二人を家に泊めるが・・・。


2011年に亡くなった原田芳雄の遺作。本作で故・原田芳雄は日本アカデミー賞主演男優賞を受賞するほど、原田芳雄の熱演が沸々と感じられる作品となっている。出演陣もベテラン勢が多く、安心して観られるが、騒動記という割にはスケールは小さく、展開も淡々としていて盛り上がりには欠ける。実在の大鹿歌舞伎を題材にしているが、歌舞伎に興味がない人にはあまり面白さは感じられないかもしれない。現に、終盤、長々と演じられる歌舞伎シーンには少々退屈。


  1. 邦画-お

2012-03-09

やさしい手

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02226
製作:2010年/日本/80分
監督:関根和美
出演:水沢アキ/風祭ゆき/大竹一重/宮川一郎太


不漁続きで水産加工場のパートの職を失った葵は、失踪した夫が残した300万円の借金返済と脳梗塞で倒れた夫の母(の世話に頭を悩ませていた。懸命な職探しもしても不景気の上、50歳という年齢もネックとなってすべてダメ。困り果てて訪ねた求人先は「コンパニオン急募・年齢不問・個室ビデオ」。それは男性を手で慰める風俗の仕事だった・・・。


2007年製作の英仏合作映画「やわらかい手」を、舞台を日本に移して水沢アキを主演にリメイクした作品のようです。「やわらかい手」でもそうでしたが、風俗店のオーナーがいい人というのがこの作品をほのぼのとしたものにしている。特に本作での女性オーナーは本当にいい人。いい人と言えば本作に出てくる人はみんないい人。唯一、悪人と思われるのが宮川一郎太演じるサラ金業者だが、それもラストでは・・・。それにしても水沢アキの56歳でのフルヌード披露が話題となった作品だが、ヌードシーンの必然性は全く感じられず、ラストのベッドシーンも何だったのか?ラストに大いに疑問の残る作品。


予告編

  1. 邦画-や

2012-03-08

バイオハザード IV アフターライフ

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02026
製作:2010年/アメリカ/97分
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ/アリ・ラーター


東京からT-ウィルスの感染が始まり、4年後、世界は滅亡の危機にあった。唯一、T-ウィルスの取り込みに成功し、強靭なパワーとスピードを身につけていたアリスだが、彼女のDNAを利用してクローンをアンブレラ社は生産していた。アリスはそのクローン隊を奪い、アンブレラ本社を急襲するが、本社は爆破され、クローン隊は全滅、アリスも身につけていた能力を失ってしまう・・・。


映像的には進化しているが、内容的にはだんだん陳腐化しているというか、続編を作っている意味がよく見えない。もはや単なるゾンビとの格闘映画というだけであり、それ以外の面白さが見出せなくなっている。さらに続編を作るようだが、もはや???。冒頭、東京が舞台になっているが、ストーリー上、東京である重要性はまったくなく、どこでもいい感じで、こちらも興行上の日本に対する配慮としか思えない。単純明快な人気シリーズだが、宣伝の割には内容が伴わない作品。

  1. 洋画-は

2012-03-07

アストロノーツ・ファーマー 庭から昇ったロケット雲

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01676
製作:2006年/アメリカ/104分
監督:マイケル・ポーリッシュ
出演:ビリー・ボブ・ソーントン/バージニア・マドセン


宇宙飛行士訓練生だったチャーリーは父の急死によって農場を相続することになる。しかし宇宙飛行士の夢を捨て切れない彼は、貯金をつぎ込み自作のロケットを作り始める。彼の夢を支援する家族と共に。しかし調達したロケット用の燃料がミサイル用の燃料と誤解され、FBIにロケット発射計画を阻止されることに・・・・。


一個人が自作のロケットを作り、それを庭から打ち上げるという荒唐無稽ともいえる話だが、なぜか観ていて惹き込まれる映画だった。主人公の夢に対する一途な思いが伝わってくるし、それを家族全員で支えようとする姿に感銘を受けるからかもしれない。もちろん事は順風満帆ではない。仮にも本物のロケットを作るのだから金がかかる。主人公は家や農場を抵当に入れて大借金するし、家庭崩壊の危機にも見舞われる。FBIからもマークされ阻止されようとする。しかしそれでも自作ロケットの打ち上げ計画をやめようとしない。そして打ち上げを強行実施し、失敗・・・・。やっぱり現実は厳しい。そういう映画だったのか! と思われたがそうではなかった。夢を持ち、それを追い続ける男と、それを支える家族の素晴らしさを実感できる映画。ロケット打ち上げシーンは緊張して思わず手に力が入ります。





  1. 洋画-あ

2012-03-06

築城せよ!

★★+
シネマ大好き!


鑑賞No:01863
製作:2009年/日本/120分
監督:古波津陽
出演:片岡愛之助/海老瀬はな/江守徹/阿藤快


町興しのために城を復元して観光客を呼び込もうとする住民と、工場を建設して雇用を増やし町を発展させようとする町長たち役場の人間が対立する猿投町。そんなある夜、城を復元しようとしている遺跡発掘現場で3人の





  1. 邦画-ち

2012-03-05

俺たちフィギュアスケーター

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01674
製作:2007年/アメリカ/93分
監督:ウィル・スペック/ジュショ・ゴードン
出演:ウィル・フェレル/ジョン・ヘダー


マイケルズとマッケルロイはフィギュア大会の男子シングル部門で争うライバル同士で、接戦の末ともに1位となる。しかしその表彰式で乱闘を始めてしまったばかりに、金メダルは剥奪され、男子シングルから永久追放されてしまう。失意の日々を過ごす2人だったが、永久追放の対象が男子シングル部門のみという盲点を突き、ペアを組んで復帰することに・・・。


フィギュアスケートというと以前はせいぜい冬季オリンピックぐらいでしか見なかったが、最近は浅田真央や安藤美姫などの女子フィギュアスケート選手の活躍によりだいぶんメジャーになってきた感がある。それでもこのスポーツの性格上、そして自分が男性であることもあるが、女子競技は華麗で見栄えがいいが、男子部門はあまり見たいという気持ちになれないのが正直なところ。そういう個人的な気持ちの状況でこの映画を観たが、最初は男性2人のペア・フィギュア=ホモ?映画という気持ちが先行し、一歩引いて観ていた。まあ確かにホモではないが、チョット気持ち悪くなるシーンもあったが、基本的にはおバカなコメディ映画である。バカバカしいし、下品だし、エッチだけれど、それでも笑えるところがいい。期待せずに気楽に観る分には十分楽しめる映画。





  1. 洋画-お

2012-03-04

ドラゴン・タトゥーの女

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02231
製作:2011年/アメリカ/158分
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ダニエル・クレイグ/ルーニー・マーラ


汚職事件の記事を巡る名誉棄損裁判で敗訴した記者ミカエル。そんな彼のもとに、大財閥の元会長ヘンリックからある依頼が舞い込む。それは40年前に起きた、彼が最も可愛がっていた、兄の孫娘ハリエットの失踪事件の謎を解くことだった。やがて、ミカエルの助手として風変わりな天才ハッカー、リスベットが加わり、一族の忌まわしい過去を暴いていくことに・・・・。


前半は、フィンチャー独特の世界観と映像に惹きこまれたが、中盤からやや中だるみを感じる映画だった。はじめはストーリーも分かりやすい上、ミカエルとリスベットを交互に描く構成も興味深かったが、一族の過去を探り出してからは一族の色んな名前が出てきて混乱し始めたのもあるし、長尺の割に思ったほどのストーリーの起伏がなかったためだろうか?また、タイトルが示す「ドラゴン・タトゥーの女」はリスベットだが、本来主役であってもいいような彼女のことがあまり描き切れていなかったのはちょっと残念(特にドラゴン・タトゥーについて)。ただ、彼女の大胆ともいうべき、体当たり演技には拍手。グロいシーンもあるので鑑賞にはご注意。





  1. 洋画-と