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2012-05-31

泥棒成金

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02023
製作:1955年/アメリカ/106分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ケーリー・グラント/グレイス・ケリー


かつて、希代の宝石泥棒「猫」といわれたジョン・ロビーは、いまは堅気になり、悠々自適の生活を送っていた。そんな中、「猫」の仕業と思われる宝石泥棒が連続して起こり、彼は警察に追われる身となった。まんまと警察の手を逃れたロビーは、新犯人を暴くべく、保険会社の調査員から南仏の金持ちのリストを手に入れ・・・・。


サスペンスの神様・ヒッチコックのお得意のサスペンスがほとんど発揮されていない作品。映像的にはヒッチコック作品だが、内容的には本来のヒッチコック作品とは思えない内容で、観ていて退屈感は否めなかった。その分、目についたのが、グレイス・ケリーの若き日の美貌であり、フランスの美しい風景は印象的。ラストの真相暴きでややヒッチコックらしさが出るが、真相についても納得がいかない部分は残る。

  1. 洋画-と

2012-05-30

グッドモーニング・プレジデント

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02067
製作:2009年/韓国/132分
監督:チャン・ジン
出演:チャン・ドンゴン/イ・スンジェ


任期満了まであと半年となった大統領ジョンホは、イベントで応募したロトに当たり、224億ウォンの当選者となる。しかし、当選した暁には全額寄付すると公約していたため、公約どおり寄付するかどうか悩むことに・・・。半年後、大統領となったジウクは、朝鮮半島を揺るがす軍事危機に直面するが、さらにイベント会場で男に襲われ、難題を突きつけられることに・・・。ジウクの後に、韓国初の女性大統領となったギョンジャは、多忙な妻と青瓦台暮らしを強いられストレスを溜め込んでいく夫の素行のため支持率が低下していき・・・・。


3人の大統領が見舞われるトラブルをユーモラスに描いた作品。映画は3人の個性ある大統領をそれぞれ主人公にした3つのエピソードから成っているが、登場人物やストーリーは微妙に繋がっている。3つのエピソードに共通して言えることは、大統領という大きな職責を背負う権力者も実は一般人と変わらず、同じように悩んだり恋したりするが、その立場上、世間的にそれをどうすればよいかというプラスアルファの悩みに苦悩する点。特に最初のエピソードである、ロトで大金を当てた大統領が何とかして換金しようと悪戦苦闘する姿は一国を代表する大統領の姿ではなく、単なる小市民を見ているようで憎らしいというより微笑ましく親近感が湧く。他のエピソードも、大統領という体面を保ちながらも、一人間としての本性を垣間見えて面白い。

  1. 洋画-く

2012-05-29

オカンの嫁入り

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02066
製作:2010年/日本/110分
監督:呉美保
出演:宮崎あおい/大竹しのぶ/桐谷健太/絵沢萠子


娘・月子と母・陽子は母ひとり子ひとりで仲良く暮らす親娘だったが、ある日の深夜、陽子は泥酔し若い金髪の男・研二を連れて帰ってくる。翌朝、陽子は突然、月子にこの研二と結婚すると宣言する。突然のことに戸惑った月子は思わず家を飛び出し、隣家の大家のところに逃げ込む。陽子の行動が理解できない月子は家に戻るのを嫌がり、大家さんのところで寝泊りするようになるが・・・・。


メインのストーリーは、母親が突然、若い男を連れて帰ってきて「結婚する」と一人娘に宣言したことから巻き起こるドタバタ劇(ドタバタというほど、ドタバタしないが・・・)だが、それだけでなく、娘には娘の抱える問題があり、母親には母親の秘められた秘密があり、次第にそれが明らかになっていく。互いに深刻な問題なのだが、特に大竹しのぶのキャラ性なのか、湿っぽいドラマとはなっていない。それがいいのか悪いのかはあるが、内容が重たく感じられない分、感動もイマイチ感は否めない。舞台が関西なので当然関西弁を喋っているが、ぎこちない関西弁もイマイチ、映画にのめり込めない要因となったかも!?

  1. 邦画-お

2012-05-28

ソーシャル・ネットワーク

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02105
製作:2010年/アメリカ/120分
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ジェシー・アイゼンバーグ/アンドリュー・ガーフィールド


2003年。ハーバード大学生のマーク・ザッカーバーグは恋人のエリカにふられた腹いせに、学内の女生徒全員を格付けするサイトを作り、女生徒たちから悪評を買う。しかし、マークの才能に目をつけたウィンクルボス兄弟は彼に新しい学内のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のプログラミングを依頼する。しかし、マークは独自に「ザ・フェイスブック」を立ち上げ、規模を拡大していき・・・・・。


いわずと知れた世界最大のSNS「フェイスブック」の創設者マーク・ザッカーバーグの青春サクセス・ストーリーを描いた映画。第83回アカデミー賞では作品賞ほか計8部門でノミネートされるも、主要部門の受賞は逃している。(この時の作品賞は「英国王のスピーチ」)。しかしながらノミネート作品らしく、2時間という枠の中で、無駄なく、また時系列で描いていない構成の妙にも飽きさせない魅力を感じさせた。ただ、スピード感があって退屈はしないが、圧倒的な会話量と頻出する専門用語には少々辟易する場面も。今話題の「フェイスブック」ということでタイムリーな素材ではあるが、今後どうなっていくか分からないこの世界を見極めた上で、その結果を踏まえた作品として将来観てみたい気のする1本となった。(感じとしては、全然違った印象の映画になりそうな気が・・・・)少なくともこの映画の登場人物には誰にも共感できる人はいませんでした。

  1. 洋画-そ

2012-05-27

マザーウォーター

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02100
製作:2010年/日本/105分
監督:松本佳奈
出演:小林聡美/小泉今日子/加瀬亮/もたいまさこ


京都、鴨川。そこに3人の女たちが暮らし始める。ウィスキーしか置いていないバーを営むセツコ、コーヒー屋の女主人タカコ、そして豆腐屋のハツミ。彼女らは澄んだ水に惹かれてこの地に住み着いた人々だった。家具工房で働くヤマノハ、銭湯の主人オトメ、オトメの銭湯を手伝うジン、そして散歩するマコトなど不思議なご近所さんに囲まれながら、何も無い平和な一日が今日も過ぎていくのだった・・・。


「かもめ食堂」や「めがね」同様、典型的な癒し系まったり映画。相変わらず事件らしい事件も起こらず、京都に住む出演者たちの何気ない日常を描いている。「かもめ食堂」のときはそれなりに新鮮さがあったが、最近はマンネリ化というか、新鮮さが薄れてきて、まったり系が好きな人にはいいが、そうでない人にはただただ退屈な映画かもしれない。常連の小林聡美やもたいまさこに加え、今回は小泉今日子が加わっている点が新鮮といえば新鮮だが、ちょっとまったり系としては違和感を感じなくもない。人々の生活よりも、昔ながらの街並み風景に懐かしさを感じたのは私だけでしょうか?

  1. 邦画-ま

2012-05-26

僕はラジオ

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02029
製作:2003年/アメリカ/109分
監督:マイク・トーリン
出演:キューバ・グッディング・ジュニア/エド・ハリス


アメリカ南部、サウスカロライナ州アンダーソン。この町の高校でジョーンズはアメフトチームのコーチを務めていた。ある日、チームの生徒たちが、練習場の周りを何時もうろついている青年を痛めつける。転がったボールを持っていこうとしたからだった。それを知ったジョーンズは生徒を叱り、青年ジェームズにお詫びのしるしにチームの練習を手伝ってくれるよう頼んだ。ラジオ好きのジェームズには“ラジオ”というニックネームがつけられ、彼も次第にアメフトの楽しさを覚えていくが・・・・。


これも実話を基にした感動のドラマ。最近観た映画ではサンドラ・ブロック主演の「しあわせの隠れ場所」に通じる内容。「しあわせの隠れ場所」はまだアメフトの才能がある黒人だったが、こちらはアメフト好きというだけで知的障害のある黒人であり、彼を庇護するにはリスクの大きい環境の中でのジョーンズの行いだっただけに感動もひとしお。キューバ・グッディング・ジュニアも、知的障害のある黒人を見事に好演し、共感を呼べる作品に仕上がっている。

  1. 洋画-ほ

2012-05-25

ゴースト もういちど抱きしめたい

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02099
製作:2010年/日本/116分
監督:大谷太郎
出演:松嶋菜々子/ソン・スンホン/鈴木砂羽/樹木希林


女実業家として成功していた星野七海は、ある夜、ひょんなことから陶芸家を目指す韓国人青年ジュノと出会う。またたく間に惹かれあった二人はやがて結婚し、幸せな日々を送っていた。しかしある日、七海は引ったくり犯のバイクにはねられ、命を落としてしまう。本来なら天国に向かうはずの七海だったが、ジュノのそばを離れられずにゴーストとして現世に留まることに・・・・。


いうまでもなく、1990年製作のハリウッド映画「ゴースト ニューヨークの幻」の日本版リメイク。出演者の人物設定やゴーストが男女逆転しているものの、基本のストーリー展開はオリジナルとほぼ同じなので、新規性はない。むしろ、松嶋菜々子演じる七海が有名な若き女実業者であったり、二人の出会いが酔っ払ってのナンパだったりと、純愛物の割に設定に興ざめする部分はある。また松嶋菜々子以外はあまり描かれておらず(犯人たちの関係など)、松嶋菜々子のためのような映画で、ネタ切れ感と韓流ブーム頼り感は否めない。霊媒師を演じた樹木希林のみオリジナル感を見事に踏襲していた。

  1. 邦画-こ

2012-05-24

釣りバカ日誌20 ファイナル

★★★
w釣りバカ日誌20
鑑賞No:02025
製作:2009年/日本/118分
監督:朝原雄三
出演:西田敏行/三國連太郎/浅田美代子/松坂慶子

不況の波が鈴木建設にも押し寄せる中、会長として会社の業績不振の責任をとるべく、スーさんこと鈴木会長は無期限の給料全額返還を申し出る。その噂に発奮したハマちゃんこと浜崎伝助は釣り人脈から大型受注を成功させる。そのご褒美として釣り休暇をもらい、スーさんと北海道に釣り旅行に行くことになるが・・・。

シリーズ最後のロケ地は北海道。最終回とはえてしてこんなものだが、今までの作品の余韻に浸るかのような穏やかな内容。特にスーさんは終始物静かで、シリーズ最後となる本作を、出演しながら脇で穏やかに見ているような感じさえ受ける。ラストに至る三途の川のくだりは逆に最終回にふさわしくない低俗なコント仕立てになっていて不満が残るが、ラストの大団円は最終回にふさわしい終わり方で、本当にシリーズ完結を思わせる終わり方。

劇場公開日 2009年12月26日



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  1. 邦画-つ

2012-05-23

十三人の刺客

★★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02097
製作:2010年/日本/141分
監督:三池崇史
出演:役所広司/山田孝之/稲垣吾郎/市村正親


弘化元年3月。明石藩江戸家老の間宮が、藩主・松平斉韶の暴君ぶりを訴えて、老中・土井大炊頭利位の門前で切腹自害する。しかし、将軍の弟である斉韶は次期老中が内定しており、事件は不問に付される。このままでは幕府の存亡にかかわると危惧した土井は、斉韶暗殺を決断し御目付役・島田新左衛門にその命を下す。早速、新左衛門は暗殺計画実行のため、刺客集めに奔走するが、斉韶の腹心・鬼頭半兵衛もその情報を掴み、対策を講じようとしていた・・・・。


ストーリーに奇想天外さはなく、まさにど真ん中ストレートの時代劇。思い通り、期待通りのストーリー展開だが、しかし実に面白い。時代劇にありがちな勧善懲悪ものといえばそれまでだが、悪の権化・斉韶の暴君ぶりも尋常ではなく、赤穂浪士の討ち入りを思わせる周到な襲撃計画、「七人の侍」を思わせる殺陣、そして宿場に仕掛けられた数々の驚きの罠、そしてラスト50分に及ぶ13人対200人以上に及ぶ決闘シーン、時代劇の常識を破る大爆破、アクションシーンなど興味深いシーンは多い。また、島田新左衛門ら13人の刺客を迎え撃つ鬼頭半兵衛もまた主君をどんなことがあっても守りぬこうとする武士道にある種感動する。2時間20分という時間を感じさせない内容となっており、エンターテイメント性は高い。





  1. 邦画-し

2012-05-22

スプライス

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02095
製作:2009年/カナダ、フランス/104分
監督:ビンチェンゾ・ナタリ
出演:エイドリアン・ブロディ/サラ・ポーリー


科学者夫婦のクライヴとエルサは、人間と動物のDNAを配合する極秘実験の結果、新生命体を生み出す。ドレンと名づけられたその生命体は驚異的な成長を遂げ、美しい女性へと成長し、さらにその成長は止まらず、得たいの知れないモンスターへと変貌していく・・・・。


「CUBE キューブ」の監督が満を持して製作した作品ということで期待満々で鑑賞。想像していた内容とはちょっと違っていたが、予想外の展開に最後まで引き込まれた。最初は得体の知れないエイリアンのようなクリーチャーが出てきたのかと思いきや、人間離れした神秘的な容貌のうら若き女性へと変貌していき、さらに恐るべき怪物へと・・・という展開はちょっと予想外。人間の倫理を問われる新生物創造がテーマかと思いきや、後半はちょっとホラーっぽくなっていったのは残念。この映画を見ていると、「ザ・フライ」を思い出したが、ラストの終わり方も続編を予想させるような「ザ・フライ」的な終わり方。

  1. 洋画-す

2012-05-21

沈黙の断崖

★★+
シネマ大好き!

鑑賞No:00701
製作:1997年/アメリカ/104分
監督:スティーヴン・セガール
出演:スティーヴン・セガール/マーグ・ヘルゲンバーガー


米国環境保護庁EPAの調査官タガートは、調査中に事故死に見せかけて殺された同僚に代わって、ケンタッキー州のある町に調査に訪れる。ここで、有害な産業廃棄物の影響による環境破壊が進んでいるとの疑惑があったからだ。タガートは住民たちの生活に溶け込んで調査を進め、やがて疑惑の影に鉱業界の大物オーリンがいることを突き止めるが・・・・。


「沈黙シリーズ」完結編と謳われていたが、翌年には「沈黙の陰謀」が製作され、その後も毎年のように「沈黙の~」というタイトルの映画が製作されている。ただし、これらは関係性はなく、シリーズものとはなっていない。唯一シリーズと考えられる「沈黙の戦艦」と「暴走特急」は結構面白かったが、それ以外の「沈黙」ものはどれも似たり寄ったりで、圧倒的に強いセガールを楽しむだけの映画となっている。設定や人物は毎回違うが、セガールだけはどの作品を観ても区別できないほど同じ。あきれるほどだが、逆に安心?して観れる。この作品ではラブストーリーもあり、その点では斬新だった。

  1. 洋画-ち

2012-05-19

バッド・ルーテナント

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02089
製作:2009年/アメリカ/122分
監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
出演:ニコラス・ケイジ/エヴァ・メンデス


ニューオーリンズに巨大ハリケーンが襲来し、警察署が水没するが、署内に置き去りにされた容疑者を救出した功績でマクドノー刑事は警部補に昇進する。表の顔としては一躍正義感の強い刑事となったマクドノーだったが、裏ではギャンブルとドラッグに溺れる毎日で、ドラッグをやるために警察の保管庫から押収ドラッグまで盗んでいた。ある日、不法移民一家5人が惨殺される事件が起こり、マクドノーが捜査の指揮を執ることになるが・・・・。


正義感の強い一面を見せながらも、ギャンブルとドラッグに溺れ、悪徳警官の所業を遺憾なく(?)発揮している裏の顔を持つマグドノー刑事をニコラス・ケイジが好演している。この好演が俳優としての素質から来ていればいいが、最近、家庭内暴力でニコラス・ケイジが逮捕されたという報道を聞いていたので、あるいは地か?と思ったりもした。ストーリーは、一家5人惨殺事件を追う傍ら、ギャンブルのお金やドラッグを入手するため、警察官という立場を悪用して違法な行為を次々と犯していくさまを描いている。ただ、あまりにも場当たり的で哀れにも見えるマクドノー刑事の行動はやや滑稽。こんな悪行が長続きするわけないのだが、落としどころはどうするのかな?と思いながら観ていると意外な終り方に・・・・。こんな終り方で本当にいいの?と疑問の残る作品。

  1. 洋画-は

2012-05-18

瞳の奥の秘密

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02088
製作:2009年/スペイン、アルゼンチン/129分
監督:フアン・ホセ・カンパネラ
出演:リカルド・ダリン/ソレダー・ビヤミル


刑事裁判所を定年退職したベンハミンは、残りの人生で25年前の殺人事件を題材に小説を書こうと、久しぶりに当時の職場を訪れ、当時の上司だったイレーネにその話をする。その事件とは、新婚の銀行員モラレスの若き妻が自宅で暴行されて殺害された事件だった。ベンハミンは無残な遺体に衝撃を受け、やがて一人の男が容疑者として浮かび上がるが・・・・。


本国アルゼンチンアカデミー賞で13部門で受賞し、第82回アカデミー賞でも外国語映画賞を受賞した作品。最初、ベンハミンが何者か良く分からなかったが、それは観ていると次第に分かってくる。日本と警察制度や司法制度が異なっているようなので、その辺はちょっと分かりにくい。25年前の殺人事件が題材だが、単純なストーリーのように見えて、実は犯人当てや真実当てがメインではなく、別のところにあるのがラストに分かる。その衝撃のラストはネタバレになるのでここでは書きませんが、それ以外は割と単調で分かりやすいストーリー展開。ただ、現代と25年前が上手く交錯し、さらにミステリーだけでなく、大人の切ないラブストーリーも絡めたなかなか見どころの多い作品。

  1. 洋画-ひ

2012-05-17

劇場版 怪談レストラン


シネマ大好き!
鑑賞No:02084
製作:2010年/日本/100分
監督:落合正幸
出演:工藤綾乃/森崎ウィン/冨田佳輔/西村雅彦


黒川リュウという少年が姿を消して以来、同じような失踪事件が続き、それが死神メールのしわざと噂されるようになる。死神からメール受信し、正しい呪文を返信しないと連れ去られるというのだ。そんな時、自称「怪奇探偵」を名乗る天野ハルが山桜中学校に現れる。彼女は妹の失踪事件解決のため、黒川リュウの情報を得るため、リュウの親友・カオルのところにやってきたのだった・・・。


まぁ、子供向けの作品ですね。子供なら楽しめるかも?といった内容で、大人にはさっぱり駄目な作品です。怪談と言ってますが、児童向けらしく、全然怖くありません。お化け役で出てくる俳優(というかタレント)もお笑い系なので、コメディ色の強いホラーとなっていますが、レベルの高いコメディではなく、つまらないギャグ満載です。西村雅彦が怪談レストランの支配人役で出ており、持ち前のキャラ色を出していますが、もう少し出演作を選んでも良いのでは・・・?

  1. 邦画-か

2012-05-16

クロッシング

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02087
製作:2008年/アメリカ/132分
監督:アントワン・フークア
出演:リチャード・ギア/イーサン・ホーク/ドン・チードル


ニューヨーク・ブルックリン。退職を1週間後に控えたベテラン警官エディは、新人警官の教育係に押付けられ辟易していた。一方、安い給料で子だくさんの上に病気の妻を抱えた麻薬捜査官のサルは、広い家に引っ越すためにどうしても現金を必要としていた。そして、昇進のため長年潜入捜査をしている覆面捜査官のタンゴは、友情を感じ始めていた潜入組織のボスのキャズに罠を掛けることに苦悩していた・・・・。


三人三様の警察官。それぞれが悩みや問題を抱えている3人の警察官を交互に描いている。それぞれの設定はどれも興味深く、もっと深く掘り下げれば1本ずつでも作品となりそうな感じがするものの、1つの映画に3つのエピソードを入れたがために、それぞれはやや薄っぺらい内容となってしまったのが残念。そしてなによりも残念なのが、独立した3つのストーリーの中に出てくる3人の警察官とそのストーリーがどう絡んでくるかが一番楽しみだったのに・・・・。「クロッシング」という邦題に騙されてしまった・・・。

  1. 洋画-く

2012-05-15

彼女が消えた浜辺

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02083
製作:2009年/イラン/116分
監督:アスガー・ファルハディ
出演:ゴルシフテ・ファラハニ/タラネ・アリシュスティ


テヘラン近郊の海辺の避暑地にやってきた3組の夫婦と離婚したばかりのアーマド。そして、アミールの妻セピデーが誘ったエリ。セピデーはこの旅行を利用してアーマドとエリを結び付けようと考えていた。避暑地では楽しいひとときを過ごす彼らだったが、異変は2日目に起こる。突然、家に帰ろうとするエリを無理矢理引きとめようとするセピデーだったが、そんな中、子供が溺れ、みんなで救助している最中、エリは忽然と姿を消してしまう・・・・。


ベルリン映画祭で最優秀監督賞を受賞したイラン映画。ハリウッド映画とはまた違った独特の雰囲気の中、先行きが読めないストーリー展開に最後まで惹き付けられる。エリは子供を助けるために海で溺れたのか?それとも黙って帰ったのか?失踪の謎も興味深いが、次々に明らかになる事実で、最初にほとんど語られない登場人物のことや旅行の目的なども並行して明らかになっていくさまは見事。また、あれだけ家族ぐるみで仲良しだった人たちが、エリの失踪を境に自己保身やエゴが露呈していくところも生々しい。結婚観、道徳感等、イラン文化を理解していないと分かりにくいシーンもあるが、ともかく最後まで事の成り行きに引き寄せられます。

  1. 洋画-か

2012-05-14

RED レッド

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02110
製作:2010年/アメリカ/111分
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ブルース・ウィリス/モーガン・フリーマン


かつてCIAエージェントだったフランクは、今は田舎町で一人ひっそりと暮らしており、役所に勤めるOLのサラと電話でおしゃべりするのを唯一の楽しみとしていた。そんなある夜、フランクは家の中に侵入してきた3人の不審者を倒し、さらに外にいた敵も倒して逃げ去った。向うところはサラのところ。フランクは自分を暗殺しようとした敵は、サラとの電話も盗聴しており、サラも狙われると考えたからだった・・・。


ブルース・ウィルス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチといった、日本で言うとすでに定年を過ぎた年齢のおじさんというか、若いおじいさんというべきか、ともかく老年世代の元CIAがともかく頑張っちゃう映画。ストーリーは単純で分かりやすいが、往年のスターを集めた割には少々安っぽい内容。やり手の元CIAとはいえ、現役のふがいなさは情けなく、高齢化社会における現代の世相をも映し出した感のある作品。

  1. 洋画-れ

2012-05-13

TANNKA 短歌

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02068
製作:2006年/日本/102分
監督:阿木燿子
出演:黒谷友香/黄川田将也/村上弘明/西郷輝彦


33歳のフリーライター・薫里は9年もの間、年上のカメラマンMと不倫関係にあった。しかし、お互いに忙しくなり、以前ほど頻繁に会えなくなった頃、薫里は行きつけのバーで年下のヴァイオリニスト志望の圭と出会い、肉体関係をもってしまう。一方、Mが最近、薫里の後輩の女子と仕事をしていることを知り、嫉妬するが・・・・。


映画初主演の黒谷友香の惜しげもない裸体と官能シーンで話題になった作品だが、男性諸氏にはそこだけに目が行く映画で、逆に言うとそのシーンで持っている映画で、官能シーン以外は面白くものなんともない映画。終始、女性目線の映画であるし、女性の生き方や考え方がテーマなのでそれは仕方のない事かもしれないが、映画の完成度としてはいかがなものか? まぁ、監督が本作初監督の阿木燿子だから仕方ないか・・・。


  1. 邦画-た

2012-05-12

ステキな金縛り

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02251
製作:2011年/日本/142分
監督:三谷幸喜
出演: 深津絵里/西田敏行/阿部寛/中井貴一


資産家の妻が殺され、夫が容疑者として逮捕されるが、彼は事件当夜、旅館で落ち武者の幽霊にのしかかられ、金縛りにあっていたと証言する。この事件を任された、失敗続きの三流弁護士・宝生エミはその旅館を訪れ、更科六兵衛という落ち武者の幽霊に遭遇。彼を証人として法廷に引っ張り出すが・・・・。


三谷映画常連の俳優が今回も大勢出演した豪華キャスト作品。今回は法廷モノだが、重要な証人が落ち武者の幽霊という、これまでにない趣の違う作品となっている。そのため、前半のつかみは少し悪く、三谷作品らしさがないような気もしたが、法廷シーンに入ってからは、三谷監督らしさが遺憾なく発揮されてくる。そのメインを支えているのが、監督からアドリブを許された、落ち武者役の西田敏行の演技。幽霊と言っても全然怖くなく、むしろ滑稽で可愛げな落ち武者・更科六兵衛に親しみを感じる。相変わらず小ネタは多く散りばめられているようだが、「ザ・マジックアワー」で主役の村田大樹役を演じた佐藤浩市が同じ役で出演しているのはうれしい。





  1. 邦画-す

2012-05-11

ミス・ポター

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02056
製作:2006年/イギリス、アメリカ/93分
監督:クリス・ヌーナン
出演:レニー・ゼルウィガー/ユアン・マクレガー


1902年のロンドン。上流階級のビアトリクス・ポターは32歳の独身女性で、幼い頃に出会った動物たちの絵に物語を添えて絵本として出版したいと願っていた。そんな時、彼女の作品に惚れ込んだノーマン・ウォーンという編集者の熱意もあって、出版できることになり、驚異的なベストセラーになる。これを機にポターとノーマンは恋心をはぐくんでいくが・・・・。


女性向けの映画でしょうか?いい映画なんでしょうけど、上流社会に縁もなく、ピーター・ラビットにもまったく興味のない私には、面白いかといわれればあまり面白くなかったと答えざるを得ない映画だった。あまりストーリーに大きな変化もなく、大したことも起こらない、最近邦画に多いまったり系に近い内容なので面白くないというよりは退屈と言った方が正解かも!? イギリスには以前、仕事で行って食事で苦労(結構不味い)したが、映画の中での風景の美しさはイギリスの良さを遺憾なく伝えている。


  1. 洋画-み

2012-05-10

乱暴と待機

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02103
製作:2010年/日本/97分
監督:冨永昌敬
出演:浅野忠信/美波/小池栄子/山田孝之


郊外の平屋の市営住宅に引っ越してきた番上夫婦。失業中の夫・貴男に代わり、身重の身体でスナック勤めをする妻のあずさは、引越しの挨拶に近所の山根家を訪ねて驚愕する。そこには、高校のときに酷く傷つけられた憎き女・奈々瀬が居たからだ。さらに奈々瀬は、実の兄でもない男・英則を「お兄ちゃん」と呼び、一緒に暮らしていた。そんな奈々瀬に貴男が惹かれていき・・・・。


ちょっと普通では理解できない、妙な4人の不可思議な関係に、半分は興味津々に、もう半分は呆れてつまらなく観てしまった。多分、大半の意見も評価も賛否両論に分かれるような作品ではなかったろうか。役者ひとりひとりは、ちゃんと個性があり演技もよいのだが、作品自体は分かりにくいことだらけで、まさに4人だけの世界観からなるドラマ。「わたし出すわ」といい、最近続けて小池栄子の出演作を観ているが、いつの間にか自然体でいいキャラを演じられる女優さんになったことが新たな発見となった作品。


  1. 邦画-ら

2012-05-08

武士の家計簿

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02111
製作:2010年/日本/129分
監督:森田芳光
出演:堺雅人/仲間由紀恵/松坂慶子/草笛光子


江戸時代末。御算用者として代々加賀藩に仕えてきた猪山家。八代目の直之はその才能を認められ、めきめきと頭角を現していく。そんなある日、町同心・西永与三八の娘・お駒との縁談が決まり、藩内での不正を告発したことで異例の昇進も果たす。しかし、猪山家の出費もかさむようになり、これまで膨らんだ借金を返済すべく、直之は家計立て直し宣言するが・・・・。


加賀藩の下級武士として実在した猪山直之を主人公とし、彼の一族が残した入払帳や書簡を基にして作られた映画。武士といっても所謂サムライばかりでなく、社会(ここでは藩)を管理運営していくために色々な役職や業務があり、これは現代と変わるところではないことに親近感が持てる。それにしても加賀百万石といわれるだけあって、会計処理(現代でいう経理でしょうか)に150人のサムライが当たっていたというのだから驚き。ストーリーは、時代劇といいながら借金返済・財政立て直しのために一家で一致団結して節約する姿を面白おかしく描いている。多少の愚痴は出るものの、猪山家の人々は皆、いわゆるイイ人で、周りの登場人物もあまり毒のある人はいないため、内容自体はおとなしめで緊迫感や緊張感はあまりない。唯一あるのは、武士としての体面であり、さらに体面よりも直之が重んじ守ろうとする家族を描いているところが象徴的。


  1. 邦画-ふ

2012-05-07

エターナル・サンシャイン

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02044
製作:2004年/アメリカ/107分
監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:ジム・キャリー/ケイト・ウィンスレット


恋人同士だったジョエルとクレメンタインは、バレンタインの直前に別れてしまう。そんなある日、ジョエルのもとに不思議な手紙が届く。その手紙によると、クレメンタインはジョエルの記憶をすべて消し去ったというものだった。ショックを受けるジョエルだったが、彼も彼女の記憶を消すためにその病院を訪れるのだったが・・・・。


ラブ・ストーリーとして人気のある映画のようだが、個人的にはあまり面白くなかった。というより、時間の流れが複雑で、ストーリーが分かりにくいといった方がよいかもしれない。ともかく、予備知識もなく、かつボォーと観始めたのでストーリーについていけず、最後までよく分からなかったのが正直な感想。
ジム・キャリーは最近はシリアスものやこういう系統のものの出演が多い気がするが、逆にインパクトが弱くなり存在感がイマイチという感じ。昔のあのお馬鹿な演技が懐かしい。


  1. 洋画-え

2012-05-06

ヒューゴの不思議な発明

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02229
製作:2011年/アメリカ/126分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:エイサ・バターフィールド/クロエ・グレース・モレッツ


1930年代のフランス・パリ。父を火事で失ない、ひとりぼっちとなったヒューゴは、駅の時計台に隠れ住み、駅の時計のネジを巻いて毎日を過ごしていた。ある日、彼は駅の中の玩具店で玩具を盗もうとし、店主のジョルジュに見つかってしまい、父の遺品である手帳を取り上げられてしまう。その手帳には、父がヒューゴに遺した機械人形の修理方法が書かれていたため、彼は手帳を取り返すべく、ジョルジュの養女・イザベルに協力を頼むが・・・。


マーティン・スコセッシ監督と言うと伝記ものや重厚な人間ドラマの作品という印象が強く、こんなファンタジー映画も作るのか?と思ったほど。第84回アカデミー賞でも最多11部門にノミネートされ、本命作品のような印象もあったが、ふたを開けてみると、撮影賞、美術賞、視覚効果賞といったビジュアル的な賞のみ受賞しただけで、作品賞ほか主要賞は逃している。まさに作品の評価としてはアカデミー賞が如実に表しており、映像的には非常に美しく、ファンタジックな世界を見事に表現していた。ただ内容的には、やや陳腐なもので、感動的になるシーンもほとんどなく、アカデミー賞を獲るにはちょっとハードルが高いような気がした。





  1. 洋画-ひ

2012-05-05

TIME/タイム

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02228
製作:2011年/アメリカ/109分
監督:アンドリュー・ニコル
出演:ジャスティン・ティンバーレイク/アマンダ・セイフライド


科学の進歩により、すべての人間の成長が25歳で止まり、そこから先は左腕に埋め込まれた体内時計「ボディ・クロック」が示す余命時間だけ生きることができる近未来。貧困層には余命時間が23時間しかないが、富裕層は永遠にも近い時間を手にする格差社会が生まれていた。ある日、富裕層の男から膨大な寿命を譲り受けた貧困層のウィルは時間のシステムの真実を知るため、富裕ゾーンに潜入するが・・・・。


これは予告編でとても興味をそそられる作品だったので、期待が大きかっただけに観終わった後の落胆も大きかった。そもそも、この近未来のシステムが解りにくく、観ていてもだんだん興味が失せていくようなストーリー展開には辟易した。時間に追われる緊迫感はあるものの、主人公は死なないという暗黙の前提があるため、時間の進行が現実性がなくても真の緊迫感がないため、リアリティが感じられず、大テーマである“TIME”が活きていないような気がした。


  1. 洋画-た

2012-05-04

椿山課長の七日間

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01312
製作:2006年/日本/118分
監督:河野圭太
主演:西田敏行/伊東美咲/成宮寛貴/和久井映見


デパートで勤務中に突然死した椿山課長が気付くと、そこはあの世とこの世の間にある中陰役所だった。担当者のマヤから特例として初七日までの3日間だけ現世に帰ることができる制度があると聞いた椿山は、早速申し出る。他に特例が認められたのは、子分たちの様子を知りたいヤクザの武田と実の両親に会いたい少年・雄一だった。そして椿山が目を覚ますと、絶世の美女・椿になって現世に戻っていた・・・。


浅田次郎の同名小説の映画化。軽いタッチののりで肩肘張らずに楽しめる。ラストは「ゴースト」を彷彿させるだが、西田敏行演じる椿山課長が突然死し、天国に行く途中で現世に期限付きで戻されるときは伊東美咲になるというのは???。ストーリー的には依然観た「天国から来たチャンピオン」が近いな?と思ったが、笑いや涙を誘うストーリーも散りばめられている。


  1. 邦画-つ

2012-05-03

サビ男サビ女

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02106
製作:2010年/日本/91分
監督:藤田容介/松梨智子/呉美保/関口現
出演:桜庭ななみ/中村蒼/友近/小泉今日子


4話からなるオムニバス映画。
「ハゲマシガールズ」
チハルは友人2人とハゲマシガールズを結成し、落ち込んでいる人を歌って踊って励ます活動をしていたが・・・・。
「Boys? meets girl」
地味で目立たない男子高校生・幸之助は、憧れの美少女・香織に近づくため女装したところ、見違えるほどの魅力的な女性に変身したことから自信を持って・・・・。
「くれえむないと!」
家に帰ると電気が点かず、電力会社にクレームの電話を入れる一人暮らしの女・繭子。すると電力会社からお客様対応の責任者がやってきて誠意ある対応をされたことから、繭子はその責任者を豚しゃぶに誘うが・・・・。
「せびろやしき」
主婦・真弓は公園で出会ったリストラにあった男・平田に同情し、家につれて帰って1日過ごさせる。次の日には別の男をつれて帰ってくる真弓。やがて家はリストラされた背広姿の男たちでいっぱいになり・・・・。


前半の2本は安物のショートストーリーのようで、イマイチ感いっぱいだったが、後半の2本は私がサラリーマンということもあって、興味深く観れた。立場的にも友近や小泉今日子目線ではなく、お客様係やリストラされたサラリーマン目線で観てしまうところが少し悲しかったが・・・。友近のクレーマーぶりは芸風が良く活かされていたが、お笑い番組で演じるコントの域は出ていなかったかも。やっぱりなんと言っても独特のまったりさを出した小泉今日子の可愛さは作品中、群を抜いており、キョンキョンらしさがフルスロットルでした。オチもこの「せびろやしき」が一番良かった。


  1. 邦画-さ

2012-05-02

デュー・デート 出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02093
製作:2010年/アメリカ/95分
監督:トッド・フィリップス
出演:ロバート・ダウニー・Jr./ザック・ガリフィアナキス


初めての赤ちゃんの誕生を5日後に控えたピーターは、妻の出産に立ち会うため、仕事先のアトランンタからロサンゼルスに向かうべく飛行機に乗り込んだ。しかし、彼の目の前に現れた妙な男イーサンのせいでテロリストに間違われ、搭乗拒否されてしまう。さらに財布や身分証は飛行機に残したままだったので身動きできない状態に。そこに先ほどのイーサンが現れ、一緒に大陸横断しないかと持ちかけられ・・・・。


「アイアンマン」「シャーロック・ホームズ」などでかなりメジャーとなった旬の俳優ロバート・ダウニー・Jr.が、クールなキャラクターを演じながらも、厭々同行することになってしまったイーサンのせいで何とも滑稽で三枚目の男役に見えてしまうコメディ映画。悪気はないのだろうが、憎めないとは言えない超迷惑男のせいで、どんどんどツボにはまっていく様は面白い。アメリカン・コメディでよくあるタイプのロードムービーだが、苦々しいけど楽しめる映画。


  1. 洋画-て

2012-05-01

疑惑の影

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:00611
製作:1942年/アメリカ/108分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:テレサ・ライト/ジョゼフ・コットン


サンタ・ローザの町に住むニュートン一家は幸せな日々を送っていたが、長女のチャーリーは家庭を生き生きとしたものにしたいと思っていた。そのため、母の弟で憧れのチャーリーー叔父さんに来てもらおうとしたところ、偶然にもチャーリー叔父さんの方からニュートン家にやってきた。一家は歓待するが、実はチャーリー叔父さんはある犯罪のために身の危険を悟り、逃げてきたところだった・・・。


身内とは思えないほどの愛情感を叔父さんに対して示すチャーリーの映画前半部と裏腹に、叔父さんに対する疑惑を持ってからの異常なまでの態度の豹変ぶりを示す映画後半部とのギャップが凄い。疑惑を持ったチャーリーが、その疑惑を明らかにするため、恐怖に慄きながら秘かに調査を進める後半はサスペンスものの醍醐味を感じさせる。


  1. 洋画-き