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2012-08-31

トイ・ストーリー3

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02001
製作:2010年/アメリカ/103分
監督:リー・アンクリッチ
声の出演:トム・ハンクス/ティム・アレン


幼いころからウッディやバズと遊んでくれたアンディも17歳となって、大学進学のため家を出ることになった。アンディのおもちゃたちは屋根裏部屋にしまわれるはずだったが、ちょっとした手違いからゴミ捨て場に出されてしまう。なんとかゴミ袋から脱出するが、アンディに捨てられたと誤解したおもちゃたちは、アンディの母親がサニーサイド保育園に寄付しようとしていたおもちゃの箱を見つけ、その中に入り込むが・・・・。


「トイ・ストーリー」は私の中では、CGアニメとしての映像品質のクオリティの高さで度肝を抜かれた作品であり、エンターテイメント性も高いとは思っていたが所詮はアニメ、との印象も持っていた。しかし、この作品でその印象も吹き飛んだ。特に今回のおもちゃの存在意義を問うテーマ、これは単におもちゃに限らず、自分たち人間にも言えることであり、普遍的テーマとして奥深いものを感じた。とはいえ、相変わらずエンターテイメント性は失われておらず、分かりやすいストーリーとスピーディな展開は観るものを飽きさせない。よって、子どもも大人も楽しめる作品となっている。

  1. 洋画-と

2012-08-30

ボルサリーノ

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:00224
製作:1970年/フランス、イタリア/125分
監督:ジャック・ドレー
出演:ジャン・ポール・ベルモンド/アラン・ドロン


1930年のマルセイユ。刑期を終えて出所してきたシフレディは、自分を密告した男を手下と共に襲い復讐する。さらに馴染みの女に会いに行くが、そこで出会った男・カペラと殴りあいになるものの、意気投合し、奇妙な友情で結ばれる。やがて二人はマルセイユを支配している親分を倒し、マルセイユを支配しようとするが・・・・・。


フランスの2大スター、アラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドの夢の共演が話題となった作品。ストーリーは割と単純で、チンピラやくざの2人が男の野望とロマンをかけて次第にのし上がっていくというもの。70年代の映画なので、ちょっと小恥ずかしい、喜劇のようなシーンもあるが、全体を通して2人の男らしさ、男の美学を感じさせる。アラン・ドロンのクールさとベルモンドの軽薄さも対照的だが絶妙の組み合わせで面白い。タイトルの「ボルサリーノ」は2人がかぶる帽子のブランド名。

  1. 洋画-ほ

2012-08-29

愛とセックスとセレブリティ

★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01985
製作:2009年/アメリカ/97分
監督:デヴィッド・マッケンジー
出演:アシュトン・カッチャー/アン・ヘッシュ


ロサンゼルスで自由気ままに暮らすニッキ。資産家でもない彼がそのような生活を送れるのは、セレブ女性との性的な関係の対価として自分を囲ってくれるからだった。そんなセレブ女性、サマンサの家にまんまと転がりこんだニッキだったが、彼女の留守中に大々的なパーティーを開き、連れ込んだ別の女性と関係を持ったことから・・・。


羨ましさ半分もあるだろうが、主人公ニッキには全くといっていいほど共感も同情もできなかった。「アリとキリギリス」という童話があるが、ニッキがまさにキリギリスのような境遇に落ちても、「ざまあ見ろ!」と思うだけで全然同情の念が起こらなかった。結局、セレブではないウェイトレスの女性への真剣な愛に目覚めるという話に落ち着くが、それでもこの男の根っからの女好きには呆れるだけで、映画的には何にも残らない、あまり観る価値のない映画。(スケベ親父にはいいかも!?)

  1. 洋画-あ

2012-08-28

グリーン・ゾーン

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02000
製作:2010年/フランス、アメリカ、スペイン、イギリス/114分
監督:ポール・グリーングラス
出演:マット・デイモン/グレッグ・キニア


フセイン政権崩壊直後のバグダッド。隠された大量破壊兵器の行方を追って、ロイ・ミラーと彼の部隊はバグダッドを駈けずり回っていた。しかし、いつも踏み込んだ先は空振りで、やがて彼は国防総省の動きに不信感を覚え、同じ疑念を抱いていたCIAのブラウンと組んで米政府の陰謀を暴こうとするが・・・・。


虚実織り交ぜたような映画。戦争映画はどれも最初、退屈なスタートのものが多いと個人的に感じているが、これもご他聞に漏れず、取っ掛かりは少々取っ付きにくい感じがあった。しかし観すすめていくうちにだんだん興味深い内容となってきた。単なる戦争映画ではなく、歴史的犯罪ともいえる大量破壊兵器の保有を口実に始めたイラク戦争の側面を垣間見れたような気がしたためだからだ。最終的には、米政府の陰謀を突き止め、暴くところで終わるが、アメリカ視点でもなく、旧フセイン政権側の視点でもない、元イラク兵のフレディの視点が一番真実に近いように思われた。彼がラストでミラーに発する「この国の未来を決めるのは、あんたらじゃない!」の言葉が胸に突き刺さるほど印象的。「ジェイソン・ボーン」シリーズの監督・主演コンビとのふれこみだったが、あまりそちらの方の面白さは期待しないほうが良いような結構真面目な映画。

  1. 洋画-く

2012-08-27

プレデターズ

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02010
製作:2010年/アメリカ/107分
監督:ニムロッド・アーントル
出演:エイドリアン・ブロディ/トファー・グレイス


まばゆい閃光を見たのを最後の記憶に、次の瞬間にはパラシュートで降下していた7人の男と1人の女。やがて彼らは地球以外の星にいることに気づき、地球外生命体によって集められた戦闘のエリート集団であることを知る。さらに彼らは地球外生命体の狩りの獲物であることを知り、壮絶なバトルへと突入していく・・・・。


「プレデター」シリーズとしては第3作に当たる本作品。普通のシリーズもので3作目となると、マンネリ化し内容的にも1作目、2作目に比べ劣るものが多いが、そういう意味では本作は3作目としてはいい出来。1作目の続編を意識して作られたというこの作品だが、原点に返ったような作り方が功を奏したといえるのではないか。1作目から23年の月日が経っているという点も、マンネリ化を意識させず、映像技術の進歩も新鮮感を助長したよう。内容的にはすごいというわけではないが、単純に人間VS地球外生命体のバトルを楽しむにはいい作品。

  1. 洋画-ふ

2012-08-26

トータル・リコール (2012年版)

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02282
製作:2012年/アメリカ/118分
監督:レン・ワイズマン
出演:コリン・ファレル/ケイト・ベッキンセール


21世紀末、地球は富裕層が暮らす“ブリテン連邦(UFB)”と、その支配下にある“コロニー”に暮らす人びとに別れていた。ある日、コロニーの住民ダグラス・クエイドは、自分の望む記憶を上書きしてくれるというリコール社の人工記憶センターを訪れる。しかし、そこで諜報員に記憶を書き換えようとした時、ダグは警官たちに襲われ、愛する妻にも命を狙われるようになる・・・・。


アーノルド・シュワルツェネッガー主演で映画化された1990年の同名作品を、コリン・ファレル主演でリメイク。1990版と設定が大きく変わっており、全く別作品のような印象を受ける。映像的には「ブレードランナー」に近いものがあり、「スター・ウォーズ」をイメージさせるアンドロイドが登場するといった感じ。それでもシュワちゃん版で強いインパクトのあった空港での正体ばれシーンや胸が3つあるミュータントの登場などは再現されていたが、前作ほどのインパクトがある描き方ではなかった。ともかく全体的にスピーディな展開過ぎて、前作を観ているからこそついていけるストーリーで、そうでなければちょっと分かりにくい。アクションシーン満載で派手ではあるが、CGだと思うとリアリティのなさも目立つシーンも多い。

  1. 洋画-と

2012-08-25

宇宙で1番ワガママな星

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02236
製作:2010年/日本/91分
監督:伊東寛晃
出演:大倉孝二/きたろう/ゴリ/マイケル富岡


スペースヌードルの景品で宇宙旅行を当てた5人の男達は記者会見終了後、ロシアの宇宙飛行士訓練施設に向うため空港行きのバスに乗り込む。しかし、その途中、バスの中に睡眠ガスが流され、5人は眠ってしまう。その後、訓練施設に到着し、目を覚ました5人に対し訓練が始まるが、その訓練内容に5人は少しずつ不安を募らせていく・・・・。


この映画を観てまず頭をよぎったのは「カプリコン・1」という作品。1977年製作のアメリカ映画だが、SF映画という1つのジャンルにはまることなく、国家計画の陰謀に巻き込まれていく人々を描いた、政治ドラマあるいはサスペンスドラマの要素も多分に持った作品で非常に面白かった。本作はこの「カプリコン・1」のパクリ的映画だが、内容的にはSFともサスペンスとも言い難く、パクリとさえ言い難い低俗コメディ映画と言わざるを得ない。出演者もパっとしないキャスト陣で、お金を出来るだけ使わずに作ったような映画で、ある意味、さすが吉本興業といえるかもしれない。

  1. 邦画-う

2012-08-24

ソルト

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02012
製作:2010年/アメリカ/100分
監督:フィリップ・ノイス
出演:アンジェリーナ・ジョリー/リーヴ・シュレイバー


アメリカ・CIAの分析官イブリン・ソルトはロシアからの亡命者を尋問するが、彼は長年アメリカに潜伏しているロシアのスパイが訪米中のロシア大統領を暗殺すると告白する。さらにそのスパイの名は「イブリン・ソルト」だという。急遽、二重スパイの容疑をかけられたソルトは、身の潔白と最愛の夫の身を案じ逃走を始める・・・・。


最近のサスペンス物はやたら謎めいたストーリーにしたいがために分かりにくいものが多いが、この作品は分かりやすく観ていて面白かった。ストーリーは分かりやすいが主人公の行動だけが謎めいていて最後まで敵か味方なのかハラハラさせられるのもまた良かった。さらにサスペンスとかスパイ物というよりは完全にアクション映画で、ほとんどスタントマンを使わずにアンジーがこなしたという体当たり演技はまさに見もの。アンジーのアクション映画は「トゥームレイダー」「Mr.&Mrs. スミス」「ウォンテッド」などがあるが、これが代表作になるのでは・・・?

  1. 洋画-そ

2012-08-23

パーマネント野ばら

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02030
製作:2010年/日本/100分
監督:吉田大八
出演:菅野美穂/小池栄子/池脇千鶴/夏木マリ


海辺の町にある唯一の美容室「パーマネント野ばら」。町の女たちはこの店に来ては、恋の話で盛り上がっている。なおこは、この店を経営するまさ子の娘だが、離婚して一人娘のももを連れて出戻っており、まさ子と一緒に店を切り盛りしていた。まさ子の夫は他の女の家に入り浸っており、フィリピンパブを経営する友人みっちゃんの夫は店の女の子と浮気をしているなど、周りは男女関係にまつわる問題がいろいろあり・・・・。


これもまったり系の邦画かと思いきや、ちょっと違った雰囲気の映画。何の特徴もない田舎町の美容室が舞台だが、美容室そのものには特に意味はなく、女性たちが日常集まる社交場の象徴といった場所で、昔なら井戸端でいい感じ。よって女性が主役で、女性目線の映画だが、出てくる女性はことごとく男性運のない不幸な女性ばかりなので、観ていて気が沈む。唯一、主人公のなおこは離婚して出戻っているとはいえ、不幸な友人を慰める役どころで、なおかつ江口洋介演じる男性との恋愛もうまくいている感じで少し心が和みます。ただ多少違和感を感じるシーンがありますが、これはラストで説明されます。

  1. 邦画-は

2012-08-22

ハラがコレなんで

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02280
製作:2011年/日本/109分
監督:石井裕也
出演:仲里依紗/中村蒼/斉藤慶子/石橋凌


妊娠9カ月、お腹の子供の父親であるアメリカ人の彼と別れ、お金も底をついた光子は、行くあてもなくアパートを引き払う。流れ辿り着いたのは、子供時代に両親と暮らした時代遅れの長屋。そこには寝たきりになった大家のおばちゃんと、光子の幼なじみで叔父の次郎と食堂を営んでいる陽一が住んでいた。光子は大家のおばちゃんの世話をしながら長屋で出産する決意をするが・・・。


タイトルから見て妊婦の話ということは想像に難くなかったが、妊娠にまつわる話の膨らみはほとんどなく、「粋だねぇ」を連発する主人公の人助けがメインの映画。よって極論すれば、必ずしも主人公は妊娠している必要もなく、妊娠は長屋にたどり着くための理由づけに過ぎないような感じの設定だった。それでもそれなりに面白いストーリーにはなっているが、演出のせいか、演技やセリフは自然体ではなく、何か素人っぽさが目立つのが気になった。





  1. 邦画-は

2012-08-21

DOG×POLICE 純白の絆

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02242
製作:2011年/日本/104分
監督:七高剛
出演:市原隼人/戸田恵梨香/村上淳/時任三郎


早川勇作は、人一倍正義感が強く、犯罪者に対して天性の鋭い嗅覚を持つ優秀な警察官だった。しかし、刑事を目指す彼に下った異動先は、警視庁警備部警備二課装備第四係であり、そこは警備犬の訓練所だった。仕事への意欲を失っていく勇作だったが、ある日、ハンディキャップを持って生まれた犬“シロ”に出会う。勇作はそんなシロに自分を重ね合わせ、警備犬へと育成しようと決意するが・・・。


警察犬の話かと思ったら、どうやら警備犬という、ちょっと警察犬とは異なる任務を持つ犬とその訓練員との共に成長していく過程を描く。犯人を追う警察犬とは違い、警備や捜索、救助が主体なので、映画的には結構地味だし、ストーリーもベタ。それでも敢えて盛り上がりをつけようと、主人公が暴走するシーンが目立つが、それが却ってリアリティをなくしており、マイナスとなっている。ごくありきたりの動物映画として観るべき映画。


  1. 邦画-と

2012-08-20

真木栗ノ穴

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02254
製作:2007年/日本/110分
監督:深川栄洋
出演:西島秀俊/粟田麗/木下あゆ美/キムラ緑子


売れない小説家の真木栗勉は、古いアパートで小説を書く日々を送っていた。ある夜、彼は部屋の壁に二つの「穴」がある事に気付く。その一つの穴を覗くと、隣の男が女を引っ張り込んで、情事に耽っていた。そして官能小説の執筆を依頼された真木栗はその様子を小説のネタにしていた。ある日、反対側の「穴」がある空き部屋に美しい女が引っ越してきて・・・・。


部屋の両隣に開いている穴。一方の部屋ではアベックが夜ごと情事に耽り、もう一方の部屋には美しい女が住み始める。もうこれだけで興味津々な設定である。一見、いやらしさを微塵も見せない風貌の西島秀俊が覗き見る男を演じているだけに、いやらしさはあまり感じられず、官能的な世界が強調されてよかった。ただ、後半はややホラー的要素が出てくる、不思議な世界観の作品。


  1. 邦画-ま

2012-08-19

ソラリス

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02244
製作:2003年/アメリカ/99分
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ジョージ・クルーニー/ジェレミー・デイヴィス


心理学者のクリスは、惑星ソラリスの異変を調査する仕事を依頼される。渡されたビデオに写っていたのは、探査チームのリーダーでクリスの親友、ジバリアンが、困惑し助けを求める姿だった。宇宙ステーション、プロメテウスに足を踏み入れたクリスだが、そこで生き残っているのは科学者のスノーとゴードンだけ。一体何が起こっているのか、2人の話を全く理解できないクリスに、奇怪な現象が起こり始めた・・・・。


オリジナルの「惑星ソラリス」は観ていないが、本作もやはり予想通り難解な作品で、正直よくわからなかった。ただ、自分が同じ立場になったらどういう選択を取るのか考えさせられる映画だった。もし、自分の妻が死んで、その現実を受け入れて現実社会で生き続けるのがいいのか? あるいは虚実ではあれ、実体はなくてもイメージだけでも愛する妻のいる世界で暮らす方がいいのか? 歳を取れば取るほど悩ましい選択であり、しみじみ考えさせられた。

  1. 洋画-そ

2012-08-18

アントキノイノチ

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02256
製作:2011年/日本/131分
監督:瀬々敬久
出演:岡田将生/榮倉奈々/松坂桃李/原田泰造


高校時代、自分のせいで友達を「殺して」しまった事がきっかけで、心を閉ざすようになった杏平は、父親の勧めで“遺品整理業”の会社で働く事になる。そこでの初仕事は、死後1ヶ月で発見された男の部屋だったが、先輩社員のゆきと二人で黙々と部屋の整理をしていると、ゆきの手首にリストカットの痕を見つける。互いに心に傷を持っている事を知り、杏平とゆきは次第に強く惹かれ合うようになるが・・・・。


「おくりびと」でもこのような職業があるのかと驚いたが、この映画でも遺品整理業といった職業があることに驚きと、世知辛いながらも便利な世の中になっているなと感じざるを得なかった。死者を天国に送り届けるためのお手伝いをするという点では「おくりびと」も「アントキノイノチ」も共通するが、「おくりびと」がどちらかというと“死”を美化して見せていたように感じる反面、「アントキノイノチ」は“死”をよりリアルに現実のものとして描いていたのが大きく異なる点だったように思う。そういう意味で前半は興味深く観れたが、後半やや興味が薄れる展開になり、タイトルの由来を示すオチには少々冷めてしまう。


  1. 邦画-あ

2012-08-17

ワイルド7

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02257
製作:2011年/日本/109分
監督:羽住英一郎
出演:瑛太/椎名桔平/丸山隆平


犯罪者からスカウトされた白バイ警察官7人で構成される超法規的警察組織、通称“ワイルド7”。飛葉大陸、セカイ、パイロウ、ソックス、オヤブン、ヘボピー、B・B・Qの7人は。いずれ劣らぬ犯罪歴と、犯行のために身につけた特殊技能をあわせ持ったプロフェッショナルだった。ある日、指揮官・草波勝のもと、“ワイルド7”の出動が要請され、メンバーたちは事件の犯人を追い詰めるが、その瞬間、謎のスナイパーが現れ、犯人を射殺して逃走する・・・。


子供の頃、テレビドラマ見た覚えのあるワイルド7だが、薄れた記憶のテレビ版とこの映画版のイメージはあまり重なるところはなかった(個人的に持っていたイメージとは隔たりがあった)。ストーリーの記憶はほとんどないが、TV版は悪の組織と戦うワイルド7という設定でストーリー展開していたと思うが、映画は敵と戦うところはあっけなく、その後、警察組織から追われる立場に逆転してしまい、そっちの方がメインにえがかれているせいかもしれない。あと、主人公役が瑛太というのも、今までの役のイメージからワイルドさに欠けるきらいはあった。


  1. 邦画(わ行)

2012-08-16

ロボジー

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02275
製作:2012年/日本/111分
監督:矢口史靖
出演:ミッキー・カーチス/吉高由里子/濱田岳/川合正悟


弱小家電メーカー「木村電器」のエンジニア3人は、ロボット博の企業広告を目的とした二足歩行ロボットの開発を社長から命じられていた。しかし発表1週間前に開発中のロボット「ニュー潮風」は大破してしまう。途方に暮れた3人はロボットの中の人を募集し、その人に「ニュー潮風」を演じてもらい窮地を凌ごうと考えた。架空のオーディションで選ばれたのは73歳の老人だったが・・・。


ちょっとリアリティに欠けるきらいのある作品ではあったが、それでも苦肉の策で嘘をついた3人が何とか嘘がばれずに危機をクリアしていく様はドキドキさせられる。サラリーマンであれば同情できない点もないわけではない状況ではあるが、企業として社会に対して虚偽の製品を公開することは大きな罪であることもやはり見逃すことは出来ない。その辺のジレンマを最後にどう決着させるかを期待して観ていたが、それは無理があるだろうというオチで丸く収めようとした結末にはちょっと不満が残った。実は重いテーマである設定を、コミカルに描こうとしたところにやはり無理があったのだろうか?





  1. 邦画-ろ

2012-08-15

アメイジング・スパイダーマン

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02279
製作:2012年/アメリカ/136分
監督:マーク・ウェブ
出演:アンドリュー・ガーフィールド/エマ・ストーン


8歳の時に両親が失踪した高校生のピーター・パーカーは、ある日、科学者だった父親が残した研究ノートを見つける。父の研究パートナーだったコナーズ博士をオズコープ社に訪ねたピーターは、そこで特殊なクモに噛まれてしまう。それ以来、身体に異変が起こり、不思議なパワーを発揮するようになってしまうが・・・・。


シリーズ4作目になる予定だった本作だが、監督の降板劇等もあってスタッフ・キャストを一新して作り直した作品。少なくともキャストの一新は成功だったと思う。というのも、これまでのトビー・マグワイア&キルスティン・ダンストではどうもヒーロー・ヒロインとしてのイメージがマッチしていなかったから。それに比べると本作のキャストはまずまず。ただし、作り直し(リブート)なので、前半はスパイダーマン誕生のストーリーとなっており、新規性がない分、ちょっと退屈ではある。後半、やっと敵となる怪物リザードが登場するが、インパクト性は小さいリザードのみなのでちょっと物足らなさは残る。

  1. 洋画-あ

2012-08-14

荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02278
製作:2012年/日本/115分
監督:飯塚健
出演:林遣都/桐谷美玲/小栗旬/山田孝之


再開発の視察のために荒川の河川敷にやってきた大企業の御曹司でエリート大学生の市ノ宮行は、川で溺れかけたところを自称“金星人”のホームレス少女ニノに助けられる。行は借りを返すため、ニノが住む荒川河川敷で暮らし始める。そこには、星のマスクをかぶったミュージシャンや河童の着ぐるみの村長らが住んでおり、行は村長からリクという名前をもらう。リクは次第に彼らの事を理解し始めるが、やがて住人の一斉退去の日がやってくる・・・。


この映画はどういうスタンスで観ればよいのか?非常に悩ましい映画だった。荒川河川敷に住む住人たちは皆、強烈な個性を持ったキャラクターばかりで、異次元世界を思わせるほどだが、でもちゃんと現実世界として描かれており、そうであれば単なるコスプレ集団であるし、その辺の説明はあまりなくストーリーは奇想天外なまま進んでいく。基本のストーリー自体はベタだったが、金星人を名乗るニノの金星への復帰と、そして何よりも河童の村長の本当の正体が気になる作品だった。


  1. 邦画-あ

2012-08-13

メランコリア

★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02277
製作:2011年/デンマーク、スウェーデン、フランス、ドイツ/135分
監督:ラース・フォン・トリアー
出演:キルスティン・ダンスト/シャルロット・ゲンズブール


マイケルとジャスティンは、姉・クレアの豪邸で結婚パーティーを行う。しかし最初は楽しそうに振舞っていたジャスティンだったが、段々と浮かない顔を見せ始める。やがてパーティーを抜けしたり、マイケルとのベッドを離れたり、奇妙な行動を取り始めたジャスティン。そんなジャスティンに怒ったマイケルは、彼女をクレアの家に置いて帰ってしまう。その頃、天体異常が起こり、メランコリアという惑星が地球に近付いていた・・・・。


予告編だけ見ての鑑賞で、何の予備知識もなく観た作品だけど、何これ?といった感じの拭えなかった作品。予告編では絶賛の嵐のような評価だったが、映像的にはきれいだったものの、それ以外はよく分からなかった。全般的にだらだらした流れで、特に前半1時間にわたる結婚披露宴のシーンはもう退屈そのもの。結局、メランコリアという惑星が地球に衝突するという、世界終末ものだが、壮大な世界観はなく、主人公2人の家族だけの小さな世界観で、スケールも小さい。2人の世界終末に向けた精神崩壊の様はまぁ描かれていたが、ともかく退屈極まりない作品。

  1. 洋画-め

2012-08-12

おかえり、はやぶさ

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02276
製作:2012年/日本/114分
監督:本木克英
出演:藤原竜也/杏/三浦友和/前田旺志郎


2003年5月9日。“小惑星イトカワのカケラを拾って地球に持ち帰る”という、成功すれば人類初の快挙となるミッションを帯びて、鹿児島県内之浦から、小惑星探査機“はやぶさ”が打ち上げられた。順調な航行を始めた頃、打ち上げから5年半を経過した火星探査機“のぞみ”が、度重なるトラブルと故障のため、プロジェクトを終了し、税金の無駄遣いと非難を浴びることに・・・・。


同時期に製作された“はやぶさ”関連映画3作のうちの1作。「はやぶさ HAYABUSA」に次いでの鑑賞となった本作だが、共に実話に基づいたストーリー展開だけに内容は似たり寄ったりで、2作目だった関係もあり、新鮮味は薄くなってしまった。大きな相違点はサイドストーリーとして大橋親子の確執と和解、主人公の同僚の妻の病気が描かれていたが、大橋親子の方はいいとして、病気の方はあまり関係がなく、なくてもよかったかも。専門技術の説明は分かりやすく作ろうとした意気込みは感じられるものの、教育テレビ的な説明だったため、ちょっとドラマ性が薄れるきらいがあった。

  1. 邦画-お

2012-08-11

フローズン

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02032
製作:2010年/アメリカ/93分
監督:アダム・グリーン
出演:ケヴィン・ゼガーズ/ショーン・アシュモア


ダン、ジョー、パーカーの3人は、日の暮れたスキー場で最後の滑りを楽しむべく、リフト運転を停止しようとしていたリフト係を説得してリフトに乗り込む。しかし、勘違いした別のリフト係によって、3人の乗るリフトは山上への途中で突然停止してしまう。周りには誰もおらず、やがてゲレンデの照明も消え、3人は地上15メートルの空中に置き去りにされてしまう・・・。


私も若いころはスキーをしていたので、リフトに乗っていると、「ここで止まったらやばいな」という想像が頭をよぎったことがあり、設定としては面白く興味を持って観た。ただ、単純な設定でも、脱出にかけるさまざまなアプローチによって、この手の映画は面白くも面白くなくもなってしまうが、設定同様、アプローチも単純で意外性がなかったのが残念。一番意外だったのは、ゲレンデに人食いオオカミが出てくることだが、逆にリアリティがなく興ざめ。ここにも製作サイドのアイデア不足が露呈した感じ。一番怖かったのは、リフトが止まったことよりも、ゲレンデの照明が消えた瞬間。一気に絶望感が映画全体に漂った。「オープン・ウォーター」のスキー場版といった映画。

  1. 洋画-ふ

2012-08-10

日本以外全部沈没


シネマ大好き!
鑑賞No:01317

製作:2006年/日本/98分
監督:河崎実
主演:小橋賢児/柏原収史/松尾政寿/土肥美緒


2011年。原因不明の大規模な天変地異によって、アメリカ大陸が一週間で海に沈んでしまう。世界各国が合衆国からの難民を受け入れたものの、犠牲者の数は天文学的数字に。しかし、異常事態はこれだけでは終わらなかった。一週間後、中国大陸が沈没を始め、立て続けに各大陸が沈没。結局数週間で、日本以外のすべての陸地が沈没してしまう・・・・。


「日本沈没」をパロディ化した、筒井康隆原作の同名小説の映画化。「日本沈没」とは逆に、日本以外の国すべてが沈没し、外国難民が日本に押し寄せ、さまざまなパニックが起こるというもの。現実に起きている日本人にとって不合理な事象に対する鬱憤晴らしにはなるが、人間のエゴを垣間見る作品となっている。はちゃめちゃなストーリーながら、最後は日本も沈むということで一瞬、みんなの心が一つになる。ハリウッド俳優や各国の政治家のそっくりさんを出演させているが、あまり似ていない。

  1. 邦画-に

2012-08-09

花よりもなほ

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01314
製作:2006年/日本/127分
監督:是枝裕和
主演:岡田准一/宮沢りえ/古田新太/香川照之


父の仇を討つため信州松本から江戸に出てきた青木宗左衛門は、おんぼろ長屋で実家からの仕送りだけが頼みの貧乏生活を送りつつ、憎き仇、金沢十兵衛の所在を探っていた。ところが、この宗左は剣の腕はからっきしで、その不甲斐なさは長屋の住人たちもあきれるほどだった。刀を差してはいても武芸にとんと疎い宗左は、近所の子どもたちを集めて寺子屋を開くが・・・。


「ALWAYS 三丁目の夕日」を観た後に観た映画のため、時代劇版ALWAYSの印象を持った。舞台は元禄時代の江戸。実在の人物である小野寺十内や寺坂吉右衛門が出ているが、いわずと知れた赤穂浪士である。物語はこの赤穂浪士討ち入り事件をダブらせながら、貧乏長屋に住むぺっぴり武士の青木宗左衛門による仇討ちと、彼を取り巻く長屋の人々とのふれあいを描く。個性ある出演者でユニークな長屋を演出しており、沈着そうで頼りない宗左と古田新太演じる軽妙な貞四郎のコンビは映画全体をほのぼのとさせている。

  1. 邦画-は

2012-08-08

告白

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02031
製作:2010年/日本/106分
監督:中島哲也
出演:松たか子/岡田将生/木村佳乃/高橋努


ある中学校の終業式直後のホームルームで、担任の森口悠子は37人の生徒の前で告白を始める。自分の娘が死に、警察には事故死と判断されたが、実は事故で死んだのではなく、このクラスの生徒に殺されたと・・・・。事件に関わった人々の告白によって真相が明らかになっていく中、犯人に対し森口が与えた壮絶な罰によって犯人の生徒に対する復讐が遂げられていく・・・・。


冒頭からいきなり始まり、延々と30分にわたる松たか子演じる森口悠子の告白。その内容は衝撃的で、彼女の淡々とした口調に空恐ろしい恐怖を感じながらも、告白内容に惹きつけられていく。松たか子によるメインの告白はこの30分間で、内容的には完結しており、ショートストーリーとしても成り立っている。しかし、この告白後、後日譚のような内容が実は本編であり、告白内容よりも衝撃的な展開をしていく復讐劇となる。直接的には手をほとんどかけず、精神的にじわじわと追い込んでいき、自分と同じ最愛のものを失う恐怖と悲しみを味合わそうとする究極の復讐に、戦慄を覚えながら見てしまった。主人公の気持ちも分かるが、決して後味のよい映画ではない。ただ、主人公の一方的な告白とせず、関係者それぞれの立場からの告白を交えていることで事件の真相により迫ることができる。

  1. 邦画-こ

2012-08-07

アイス・エイジ

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02024
製作:2002年/アメリカ/82分
監督:クリス・ウェッジ
声の出演:レイ・ロマーノ/ジョン・レグイザモ


2万年前の氷河期。一斉に動物たちは南を目指して移動を始めていたが、マンモスのマンフレッドだけは北を目指していた。お調子者のナマケモノのシドはひょんなことからマンフレッドに助けられ、道中を共にすることに。そんな道中で、川上から流されてきた人間のナディアが赤ん坊を彼らに託す。彼らは赤ん坊を人間の元に返そうとするが、サーベルタイガーのディエゴが赤ん坊を狙っていた・・・・。


まさに王道を行く動物CGアニメ。王道を行くがゆえに新鮮味は乏しいが、子供向けとしてはそれなりに良い作品ではなかろうか?互いに目的の異なる3匹の動物が、ひょんなことから託された赤ん坊を人間の元に送り届けるというストーリーだが、対立あるいは敵対しながらも次第に友情が芽生え、目的を達するという単純さ。単純ゆえ、ストレートに伝わってきて分かりやすい。ただ、CGについては、2000年代に入ってのCGにしてはややお粗末で、動物はまだしも人間についてはちょっと酷かった。

  1. 洋画-あ

2012-08-06

キサラギ

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:01401
製作:2007年/日本/108分
監督:佐藤祐市
主演:小栗旬/ユースケ・サンタマリア/小出恵介/塚地武雅


清純派アイドルの如月ミキが自殺して1年、彼女の1周忌を偲ぶ会に熱烈なファンと名乗る5人の男たちが集まる。最初はミキの思い出話で盛り上がっていたが、突然、彼女の死に疑念を抱いているオダ・ユージがストーカーによる他殺説を主張する・・・・。


自殺したアイドルの死の真相に迫るサスペンス・コメディ。全編が1周忌を偲ぶ会の場所となるアパートの一室のみで繰り広げられるという、まさに舞台劇のような映画。回想シーンで出てくる自殺したアイドル以外は、偲ぶ会に集まった5人のみの出演でストーリーが展開されるが、話は二転三転し飽きさせないストーリーでとても楽しめる。またオダ・ユージの他殺説を発端に、色々な事実が明らかになっていき、5人の立場が目まぐるしく変わっていく様もいいが、ストーリーの途中にちりばめられている伏線の意味が次第に分かってくるのも小気味よい。軽妙なタッチで描かれており、気楽に観れる作品。





  1. 邦画-き

2012-08-05

パンドラム

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02046
製作:2009年/アメリカ、ドイツ/107分
監督:クリスティアン・アルヴァルト
出演:デニス・クエイド/ベン・フォスター


西暦2174年、資源の尽きた地球から脱出し、地球と同じ環境を持った惑星タニスに移住するため、6万人の乗員を乗せて旅立った宇宙船エリジウム。宇宙船内で2人の宇宙飛行士、バウアーとペイトンが冷凍睡眠から目覚めるが、船の主電源は落ち、船内には誰も見当たらなかった。ペイトンの指示のもと、動力を復活させるために原子炉に向かったバウアーは、正体不明の怪物に出会い・・・・。


タイトルの「パンドラム」とは、宇宙で発症する精神異常を表す造語のことらしい。冒頭は何の説明もなく、状況不明の状態は2人の宇宙飛行士と同じで、ストーリーの進行と共に宇宙飛行士同様、状況が分かっていく展開。しかし、密室劇的映画かと思いきや、正体不明の怪物が出てきて、中盤から映画は「エイリアン」や「ディセント」のような様相を呈してくる。そしてラストは「猿の惑星」を思わせるような結末でありながら、悲壮感ではなく清清しさすら感じる終わり方と映像に、B級映画でありながらなかなか凝った作りを感じさせる。

  1. 洋画-は

2012-08-04

インシテミル 7日間のデス・ゲーム

★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02045
製作:2010年/日本/107分
監督:中田秀夫
出演:藤原竜也/綾瀬はるか/石原さとみ/北大路欣也


フリーターの理久彦は、コンビニで声をかけられた謎の美女・祥子の紹介で、時給11万2000円という超高額の時給にひかれて、あるバイトに参加する。それは暗鬼館という謎の館で7日間暮らすという心理実験で、理久彦や祥子など合計男女10人が参加していた。実験のルールは簡単で、この館で体験する事件を解決するだけ。事件の犯人をみんなで推理し、多数決で犯人を決定、投獄するというものだった。しかし、2日目、1人が射殺体となって発見され、参加者はパニックになる・・・。


出演者はほとんど参加者の10名のみという密室者で、豪華な出演者に期待は膨らむ。さらに、藤原竜也、密室ゲーム、高額報酬となると、「カイジ」と「ライアーゲーム」を足して2で割ったような映画なのかとさらに期待が膨らむ。それがいけなかった・・・・。最近、この手のリアリティのない設定のデス・ゲームものが多いが、あまりにも強引なストーリー展開と、納得のいかない言動や設定にはチョットついていけない感じがする映画でした。心理ゲームというよりパニック映画に近い感じがしましたが、それにしてももっとじわじわくるように丁寧に描いて欲しかった。キャストは良かったので、悪いのは監督・脚本でしょう。(原作は読んでいないので分かりませんが・・・・)


  1. 邦画-い

2012-08-02

ちょんまげぷりん

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02043
製作:2010年/日本/108分
監督:中村義洋
出演:錦戸亮/ともさかりえ/今野浩喜/佐藤仁美


シングルマザーの遊佐ひろ子は、息子の友也と二人暮らしで、仕事と子育ての両立に四苦八苦していた。そんなある日、二人は侍の恰好をした木島安兵衛と名乗る男と出会う。安兵衛は恰好だけでなく本物の侍で、江戸時代からタイムスリップしてきたため途方に暮れ、成り行きでひろ子の家に居候することに。そして恩返しといって家事一切を引き受け一生懸命こなし始め・・・・。


最初はふざけたタイトルにチョット眉をひそめながら観始めたが、なかなか面白いし、心温まる作品。特に時代ギャップからくるひろ子と安兵衛の会話はちぐはぐな面白さがある。安兵衛も、現代の風習を不思議そうに受け入れながらも、昔ながらの良さに対しては凛とした態度で主張し、現代人が忘れかけている礼儀や節度に対して暗に警鐘を鳴らしてくる。観ていて幸せになる映画だが、ラストは思う通りにならないところが残念な気もしたが、最後の最後にはちゃんとオチが用意されています。

  1. 邦画-ち

2012-08-01

クレイジー・ハート

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02042
製作:2009年/アメリカ/111分
監督:スコット・クーパー
出演:ジェフ・ブリッジス/マギー・ギレンホール


かつて一世を風靡したシンガーソングライターのバッド・ブレイクだったが、今は落ちぶれてドサ回りをする毎日だった。そんなある日、ショーのために訪れたサンタフェで、バンドのピアニストから、彼の姪で新聞記者のジーンの取材を受けてくれるよう頼まれる。その取材を通じて二人は次第に打ち解けていくが・・・・。


ジェフ・ブリッジスも老けたなと思わせる容貌となっていたが、その風体が還暦近くになった売れない歌手のドサ回り姿をリアルに表現できており、とてもよかった。さすがにアカデミー主演男優賞を取るだけの演技だった。それにも増して驚かされたのが彼の歌声。吹き替え?かと疑うほどの上手さ。彼の弟子役で売れっ子歌手を演じているコリン・ファレルも上手く、芸達者さを窺わせる。ストーリーは単純だけど、中年男の悲哀を十分感じられて共感できる映画。

  1. 洋画-く