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2014-01-31

ポリスアカデミー2/全員出勤!

★★★

鑑賞No:00220
製作:1985年/アメリカ/87分
監督:ジェリー・パリス
出演:スティーヴ・グッテンバーグ/ババ・スミス


ラサール署長の管轄する地区は全米で最悪の犯罪地区だった。そのため彼は、その元凶であるその地区の凶悪な暴走族を一網打尽にしようと優秀な警察官の配属を望んでいた。そこで、警察学校の校長をしている兄に相談したところ、6人の新任警察官が選ばれた。だが選ばれたのはマホニーをはじめ、怪力ハイタワーや拳銃狂タックルベリー、人間効果音ラーヴェルらだった・・・。


1作目の主要メンバーがそのまま登場する続編。舞台も警察学校から実際の勤務場所になって興味津々で、ドタバタぶりは相変わらず。また各キャラクターの個性もはっきり確立してくる。ただ、ポリ・アカの笑いのキーポイントであったハリス教官が出てこないのが寂しく、やや笑いがパワーダウンしたような印象を受けてしまう。それでも気楽に観る映画としては最適。


  1. 洋画-ほ

2014-01-30

フェイク シティ ある男のルール

★★★

鑑賞No:01769
製作:2008年/アメリカ/109分
監督:デヴィッド・エアー
出演:キアヌ・リーブス/フォレスト・ウィテカー


己の正義を貫くためなら強引な手段もいとわないロス市警のやり手刑ラドローは、元相棒が自分の捜査法を調査部に密告したと聞き、コンビニ内で口論となる。そこにコンビニ強盗が乱入し、元相棒を射殺する。ラドローも応戦するが、その際に誤って元相棒の肩を撃ってしまったことから、相棒殺しの嫌疑を避けようと証拠隠滅を図る・・・・。


キアヌ・リーブスの刑事役はハマリ役のような印象を受けるが、正義感は強いものの、やり方がダーティというかアウトローのようで新鮮な感じのする役どころだった。ストーリー的にはあまり広がりがなく、限られた登場人物の中でオチをつけようとしているため、容易に結末(黒幕)が分かってしまう欠点はあったが、テンポよい展開で一気に観れるところはよかった。


  1. 洋画-ふ

2014-01-29

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)

★★★★

鑑賞No:01768
製作:2007年/日本/190分
監督:若松孝二
出演:坂井真紀/ARATA/並木愛枝/地曵豪


1972年2月、日本中を震撼させた事件が起こる。5人の若者が長野県軽井沢の「あさま山荘」に人質をとって立てこもり、警察との銃撃戦を開始したのだ。彼らは革命を訴える連合赤軍の兵士たちだった。その後、彼らがリンチで同士を次々殺していたことが明らかになっていく・・・・。


映画は、このあさま山荘事件に至るまでの連合赤軍の道のりを描く。日本中を震撼させた「あさま山荘事件」とは1972年に連合赤軍が起こした人質ろう城・銃撃事件である。あさま山荘事件を描いた映画としては役所広司主演の「突入せよ! あさま山荘事件」があるが、こちらは警察側の視点に立ったもので、事件のあらましと解決までの成り行きが描かれていた。ただ、事件の経緯は分かるものの、なぜこの事件が起こったか、またあの山荘内で何が行われていたのかはよく分からなかった。それに応えてくれたのがこの映画である。タイトルに「実録」と冠しているように、ストーリーは事実に基づいており、彼らの言動も事実に近いものの思われる。個々人の思想に対してとやかくは言いたくないが、訓練と称して山に立てこもり、閉塞した空間の中で集団生活を送るうちに狂気と化していく彼らが理解できないまでも見事に描かれている。リンチで殺される遠山役を坂井真紀が体当たり演技をしていた。永田洋子を演じた並木愛枝の冷酷な表情の演技も光る。内容が内容だけに決して気分の良い映画ではないが、連合赤軍や「あさま山荘事件」を知るにはよい映画。


  1. 邦画-し

2014-01-28

結婚案内ミステリー

★★

鑑賞No:01760
製作:1985年/日本/91分
監督:松永好訓
出演:渡辺典子/長山藍子/渡辺謙/谷隼人


寺沢紘子は深田ブライダルコンサルタントでアルバイトする19歳の女の子。ある日、女実業家・関根恭子から見合い相手探しの依頼があるが、紘子を一目見た恭子は紘子を見合い相手として求めてきた。承諾した紘子は所長とともに恭子の別荘に行き、真の目的を知らされる。それは、息子・昌和の婚約者がアメリカで事故に遭い入院したため、十日後に迫った親族たちの披露の場に身代わりとして出て欲しいというものだった・・・・。


まぁ、原作は赤川次郎ですから・・・・といった軽いタッチの推理サスペンス。おまけに角川三人娘の一人、渡辺典子主演の、いわゆるアイドル映画なので、作品レベル的には・・・・、といった感じです。原作は読んでいませんが、推理ミステリーではありがちな身代わりものですが、それほど目新しさはありません。その上、内容的にも雑で、突っ込みどころは満載で、薬師丸ひろ子主演の角川映画と同様です。今から20数年前の映画だけあって、渡辺謙が今のような渋さがなく、初々しいのが新鮮でした。観るなら暇つぶし程度の映画です。


  1. 邦画-け

2014-01-27

中学生円山

★★+

鑑賞No:02474
製作:2013年/日本/119分
監督:宮藤官九郎
出演:草なぎ剛/平岡拓真/坂井真紀/仲村トオル


ごく平凡な家族に囲まれて育った少年・円山克也は、思春期真っ盛りの中学2年生。あるエロい目的を達成するため、極限まで身体を柔らかくする「自主トレ」を密かな日課にしていた。そんなある日、団地の上の階に謎めいたシングルファーザーの下井辰夫が引越してくる。ほどなくして団地のそばで殺人事件が起こり・・・・。


クドカンらしいと言えばそれまでだが、いかにもバカバカしくて酷い映画。ストーリーの中心が中学生の円山の妄想なので、もうやりたい放題、理由や必然性なんてものはない。しかも男子中学生なので妄想も観ていてこちらが恥ずかしくなるようなエロくてバカバカしい妄想だらけ。さらに映画やTVドラマをパロディ化した妄想もあり、てんこ盛りなのはいいけれど、収拾がつかない内容となっている。それでも明るい青春映画かと思いきや、後半は意外な様相を示してくるなど、一筋縄ではいかない側面を持つ作品でもあった。





  1. 邦画-ち

2014-01-26

さよなら渓谷

★★★

鑑賞No:02475
製作:2013年/日本/116分
監督:大森立嗣
出演:真木よう子/大西信満/大森南朋/鶴田真由


緑豊かな渓谷で幼児殺害事件が起こり、容疑者として実母の立花里美が逮捕される。しかし、里美の隣家に住む尾崎俊介の内縁の妻かなこが、俊介と里美が不倫関係にあったことを証言。現場で取材を続けていた週刊誌記者の渡辺は、俊介とかなこの間に隠された秘密を迫っていく・・・・。


吉田修一の同名小説の映画化。冒頭、幼児殺害事件の容疑者として実母が逮捕されるというスタートをするが、ストーリーの核なのかなと思ったこの事件は、ストーリーにはあまり絡んでこない。実は、15年前に起きたレイプ事件の被害者と加害者という関係の夫婦の共同生活が主題で、なぜこのような関係になったのかを、週刊誌記者・渡辺が暴いていくのがストーリーの核となっている。ただ、場面場面が結構コロコロ変わり、そのつなぎがあまり良くないので少々分かりにくいシーンもある。また、俊介役の大西信満のセリフがぼそぼそとしているため、余計分かりにくかった。大胆な濡れ場もさることながら、レイプ被害者という暗い過去のある翳ある女性を熱演した真木よう子の演技が光る作品。





  1. 邦画-さ

2014-01-25

エニイ・ギブン・サンデー

★★★

鑑賞No:01007
製作:1999年/アメリカ/164分
監督:オリヴァー・ストーン
出演:アル・パチーノ/キャメロン・ディアス


不振が続くアメリカンフットボールチームのマイアミ・シャークスは、ベテラン・クォーターバックのジャックが故障でリタイアしたことで危機的状況に陥っていた。若き女性オーナーのクリスティーナはビジネスのことばかり考えており、チーム人事にも口を出してヘッドコーチのトニーと対立していた。そんな時、無名のウィーリーがジャックの代役として大活躍をし始めたことからチームは快進撃を始めるが・・・・。


アメフトですが、わが母校のメインスポーツだった関係もあり、少々知識があったのでとても楽しめました。(基本的なルール程度は知っておいた方がいいと思います。でないとよく分からない!?)ただ、目新しさはなく、アル・パチーノのためのスポ根映画といった感じです。よってアメフト好きで、アル・パチーノ好きの方にはウケる映画ですが、そうでない方にはつまらない映画かもしれません。共演にキャメロン・ディアスがいますが、こちらはミス・キャスト?持ち前のキュートさが活かされない役どころであり、逆に悪女にもなりきっていない感じで中途半端。結局、目立たない共演となっています。ともかく、アメフト映画なのでお間違えなく!


  1. 洋画-え

2014-01-24

ジャンヌ・ダルク

★★★+

鑑賞No:01099
製作:1999年/フランス、アメリカ/157分
監督:リュック・ベッソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ/ジョン・マルコヴィッチ


15世紀の百年戦争下のフランス。少女ジャンヌは17歳の時に神の声を聞き、シャルル皇太子に謁見した際に自分は神の使者であると語る。それにより、疑惑の目で見られながらも軍を率いることを許されたジャンヌは、英国軍を撃破し、見事勝利を得る。その後も快進撃を続けるジャンヌに対し、彼女の人気を危惧した重臣たちは罠をかけるが・・・・・。


フランス史上に残る聖女ジャンヌ・ダルクの生涯を描いた大河ドラマ。ジャンヌ・ダルクという名前はよく知っていても、その実像まではよく分からない人には参考になる作品です。もちろんフランスの英雄として名高い彼女ですが、伝説的な英雄というよりは一人の少女として描いており、より親近感が持て、ジャンヌ・ダルクという英雄を身近に理解できる作品となっています。一人の少女が戦いに身を投じていく過程(心情)を克明に描いていますが、そこでの心の葛藤や苦悩をミラが演じていたと思います。ただ宗教にあまり感心のない私にとって、信仰心に関わるところは理解しがたいところもあり、環境・時代・文化の違いも感じる映画でした。


  1. 洋画-し

2014-01-23

ボルケーノ

★★★

鑑賞No:00738
製作:1997年/アメリカ/106分
監督:ミック・ジャクソン
出演:トミー・リー・ジョーンズ/アン・ヘッチ


ロサンゼルスで中規模の地震が起こり、その後、作業員が謎の焼死を遂げる。不審に思った危機管理局長のロークは、近くの地下鉄の運行を休止するよう要請するが聞き入れてもらえない。やむなく地下に潜って調査を行い、地下での異変を確信する。そして地質学者の応援を求めるが、やってきたエミー・バーンズ博士はロークの制止を振りきって地下調査に行こうとするが・・・。


大都会ロサンゼルスの地下に火山が・・・ というのがこの映画の基本です。普通だとありえない設定ですが、そこはパニック映画。こんな設定があっても面白いのでは?というノリで観るしかありません。ただ、大都会での火山爆発・溶岩流出ですから緊張感はもの凄く伝わってきます。「逃亡者」で脚光を浴びたトミー・リージョーンズが主役の危機管理局長として奮闘する熱演が光る映画。


  1. 洋画-ほ

2014-01-22

ノン子36歳 (家事手伝い)

★★★

鑑賞No:01779
製作:2008年/日本/105分
監督:熊切和嘉
出演:坂井真紀/星野源/津田寛治/鶴見辰吾


女優として活動してみたが売れず、現在は実家の神社で家事手伝いをしているノブ子こと通称ノン子。そんな彼女は同級生が経営するスナックで酒を飲むのが楽しみという日々を送っていた。ある日、神社の祭りでヒヨコを売ろうとする若者マサルと偶然出会い、彼のまっすぐな性格に惹かれていく・・・・。


「うーん」といった感じの映画。36歳のバツイチ女性が主人公ノン子だが、彼女の考えや何がしたいのかがよく分からなかった。というか、ノン子自身がよく分からず悩みもがいているのだと思うが、どうも同情も感情移入もできない女性で、正直観ていて困った。ノン子を慕う若者-コイツもよく分からない奴で、腰の低い若者かと思えば急にキレたりする、これまた同情できない男。こんな二人が中心でストーリーが展開するわけで、あまり面白いとはいえない。そもそもこの映画が話題になったのは坂井真紀の全裸濡れ場シーンであり、それ以外の話題はあまり耳にしなかったのも頷ける。しかしながら、さすがに濡れ場シーンは凄かった。よくぞここまでと、彼女の女優魂に拍手喝采です。


  1. 邦画-の

2014-01-21

男たちの大和 YAMATO

★★★★

鑑賞No:01301
製作:2005年/日本/145分
監督:佐藤純彌
出演:反町隆史/中村獅童/鈴木京香/松山ケンイチ


終戦から60年、鹿児島県枕崎の漁港を訪れた1人の女性が、老漁師に北緯30度43分、東経128度4分まで船を出してほしいと懇願する。しかし、そこはかつて老漁師が新兵として乗り込んでいた戦艦大和が60年前の昭和20年4月7日に沈んだ場所だった・・・。


太平洋戦争末期に撃沈された戦艦大和の乗組員の姿を描く。物語りは当時を回想する形で、乗組員のそれぞれの姿や沈没までの様子を克明に追う。戦争による若者たちやその家族の悲劇を痛感する作品である。この映画を撮影するために組まれた戦艦大和のセットがかつて広島県尾道市にあった。行列が出来るぐらいの人手だったが行ってみたが、一層感慨深く感じた。


  1. 邦画-お

2014-01-20

ローン・レンジャー

★★★+

鑑賞No:02473
製作:2013年/アメリカ/150分
監督:ゴア・バービンスキー
出演:ジョニー・デップ/アーミー・ハマー


少年時代のある忌まわしい事件の復讐に燃える悪霊ハンターのトントは、自らの悲願を果たすため、瀕死の重傷を負った郡検事ジョンを聖なる力で甦らせる。愛する者を奪われたジョンは、愛馬シルバーにまたがり、白いテンガロンハットと黒いマスクがトレードマークのヒーロー、ローン・レンジャーとなり、トントとともに巨悪に立ち向かうが・・・・。


「パイレーツ・オブ・カリビアン」のスタッフが集結して作った冒険活劇ということで、嫌が上でも期待が高まった作品だったが、期待が大きすぎたがゆえにちょっと失望も大きかった。全体的にダラダラ長いのも一因だが特に導入部は思ったほどの食いつきがなかった。それでもさすがに機関車アクションシーンはスピード感溢れ、息をもつかせぬ展開でこの点は満足。ジョニー・デップは「パイレーツ・オブ・カリビアン」と似たキャラクターで新鮮味はないものの、安心して笑えるキャラを好演していた。問題はローン・レンジャーの方で、こちらがいまいちインパクトのない俳優の適用で少々つまらなくしている。





  1. 洋画-ろ

2014-01-19

誰も守ってくれない

★★★★

鑑賞No:01835
製作:2008年/日本/118分
監督:君塚良一
出演:佐藤浩市/志田未来/松田龍平/柳葉敏郎


幼い姉妹の殺人事件で未成年の容疑者が逮捕される。そして、その日を境に容疑者の家族の生活は一変する。家族はハイエナのように群がるマスコミの格好の餌食となり、世間から好奇の目で見られる。家族はマスコミや野次馬から守るため警察の保護下におかれることになり、中学生の妹・沙織は刑事の勝浦に任せられるが、勝浦が匿おうとする場所にもマスコミが押しかけ・・・・・。


やや過剰な表現が目立ち、リアリティを若干失わせる部分もあるが、テーマとして「犯罪加害者の家族」に焦点を当てたことは画期的であるし、警察、マスコミ、ネット社会に対する賛否両論はあると思うが、いい意味で問題提起されていると思う。特に問題の根源はマスコミにあると思われ、過剰な興味本位と商魂逞しいマスコミによって作り上げられていく虚像にはこの映画だけでなく、日常のワイドショーなどでも嫌気が差すことはしばしば。特に自分たちだけが正義だといわんばかりの態度には気分が悪くなる。それにしても加害者の家族を守るというのは確かに一見おかしな話だが、そういったおかしな状況を作り上げているマスコミには反省してもらいたい。犯罪加害者の家族に焦点を当てているものの、犯罪被害者の家族の視点もはいっていることは落ち度がなくてとてもよい。





  1. 邦画-た

2014-01-18

変身

★★+

鑑賞No:01833
製作:2005年/日本/108分
監督:佐野智樹
出演:玉木宏/蒼井優/佐田真由美/山下徹大

成瀬純一はある病院の特別室で、長い昏睡状態から目を覚ます。自分の身に何が起こったのか、詳しい説明を言い渋る担当医師だったが、ある夜、人のいなくなった解析室に偶然入った純一は、自分の脳と思われる標本を見つける。そのことを純一は担当医師に問いただすと、彼は脳移植手術を受けたことを知る・・・・。


東野圭吾原作と聞いて期待して観たが、これは期待外れ。脳の移植手術によって、人格がドナーの人格に支配されていくという設定は非常に興味深く、原作自体は面白いのかもしれない。だとしたら、映像化に失敗したとしか言いようがない作品。蒼井優は、恋人の人格変化に苦しむ女性をよく演じていたと思うが、玉木宏演じる主人公の人格変化は唐突で、次第にドナーに支配されていくというジワジワ感があまり伝わってこなかった。またドナーの正体もあまり意外性がなく、謎解きの興味も薄い作品となっている。1986年製作の「ザ・フライ」という、遺伝子レベルで蝿と融合し、次第に蝿男に変化していく男の映画があったが、その映画を思い出す内容だった。


  1. 邦画-へ

2014-01-17

ファニーゲーム U.S.A.

★★★

鑑賞No:01831
製作:2007年/アメリカ/111分
監督:ミヒャエル・ハネケ
出演:ナオミ・ワッツ/ティム・ロス


夏のバカンスを楽しむため、ジョージと妻のアン、そして一人息子のジョージの3人は湖畔の別荘にやってきていた。夫と息子がヨットのマストを組み立てていた頃、妻のアンは夕食の準備にかかっていたが、そこにピーターと名乗る青年がやってくる。彼はアンに卵を分けて欲しいと頼み、快く応じたアンだったが、その卵を二度も落として割るなどピーターの異様な雰囲気に恐怖を覚えたアンは彼を追い出そうとして・・・・。


この映画ほど後味が悪く、不快な映画はない。不条理な暴力に屈せざるを得ない無力な、ごく普通の家族が主役だったが、最後はスカッ!とさせてくれるという甘い期待をいとも無残に打ち砕いてくれた。観終わって何も残らない、いや残るのは怒りと空しさだけか?ジョージやアンの恐怖と内に秘めた怒り、そして犯人役の青年の静かで不気味な言動は、見事に演じられていたので、評価は難しい映画でもある。演技は○、ストーリーは△、後味は二重×といったところ。覚悟して観る必要あり。


  1. 洋画-ふ

2014-01-16

らくごえいが

★★

鑑賞No:02439
製作:2013年/日本/110分
監督:遠藤幹大/松井一生/坂下雄一郎
出演:田島ゆみか/山田孝之/安田顕/加藤貴子


「ビフォーアフター」
大ヒット漫画の映画化でロケ地探しに苦労する映画製作会社の社員・林田かるほは、ある企みをもって上司を実家に連れていく。
「ライフ・レート」
死神に命を救ってもらった上に特殊能力まで授かった男は、ある約束を破ってしまったことから運命が狂い始める。
「猿後家はつらいよ」
映画版「古典落語『猿後家』」の撮影現場に主役の役者がなかなか現れず、困ったプロデューサーが監督にあるお願いをするが・・・・。


古典落語の「ねずみ」「死神」「猿後家」を原作・原案に、それぞれ舞台を現代に移して描いた3つの短編からなるオムニバス。ただ、これら古典落語を題材にはしているが、内容に相通じる点はあるものの、そのまま映画化しているわけではなく、古典落語自体とは違った作品に仕上がっている。3話ともイマイチ感はあったが、その中で個人的に一番面白かったのは「猿後家はつらいよ」で、一番落語を映像化できた落語っぽい作品だった。


  1. 邦画-ら

2014-01-15

江ノ島プリズム

★★★

鑑賞No:02469
製作:2013年/日本/90分
監督:吉田康弘
出演:福士蒼汰/野村周平/本田翼/未来穂香


城ヶ崎修太、木島朔、安藤ミチルの3人は幼い頃からの親友だったが、朔が心臓発作で亡くなって以来、修太とミチルも疎遠になっていた。朔の三回忌の日、江ノ電に乗り込んだ修太は、偶然にも2年前の朔の死の前日にタイムスリップしてしまう。修太は困惑しながらも、過去を変えることで朔の命を救おうとするが・・・・。


タイムトラベルものだが、劇中にも出てくるタイムパラドックスの矛盾については突っ込みどころが多くある(パラレルワールドの概念で説明はしてはいるが・・・・)。ただ、そんな矛盾はこの際無視して、親友の死を何とか阻止すべく、過去に遡って悪戦苦闘する青年の友情物語として観ればそれなりに楽しめる。ただ、親友の命を救うために、かけがえのない思い出を失ってしまうのは切ないが、3人だから成り立っていたと思われる男女の友情関係が、ラストで修太抜きで朔とミチルの恋人?関係が成り立つのか疑問。あと、3人の運命に関わってくる今日子についてももっと描いて欲しかった。





  1. 邦画-え

2014-01-14

クロニクル

★★

鑑賞No:02470
製作:2012年/アメリカ/84分
監督:ジョシュ・トランク
出演:デイン・デハーン/アレックス・ラッセル


平凡で退屈な日常生活を送る3人の高校生アンドリュー、マット、スティーブは、ある日、特殊な能力・念動力を身につける。最初は遊び半分でその力を使って楽しんでいた彼らだったが、やがて自身の力をコントロールできなくなったアンドリューが暴走し始める・・・・。


POV方式で撮影された映画だが、モキュメンタリーっぽくない内容なので、果たしてPOV方式がよかったのか疑問の作品。POV方式にしたが故に、見づらい、分かりづらいシーンが多くあったことも否めない。また低予算映画だからしょうがない点はあるものの、脚本、俳優、演技など一流とは言えない内容には少し不満が残る。ただし、念動力を使ったアクションシーンはよくできていた。青春映画ともいえる内容ながら、主役のアンドリューに同情する点はほとんどなく、後味の悪い終わり方だったのも残念な作品。


  1. 洋画-く

2014-01-13

大脱出

★★★★

鑑賞No:02471
製作:2013年/アメリカ/116分
監督:ミカエル・ハフストローム
出演:シルベスター・スタローン/アーノルド・シュワルツェネッガー


世界屈指のセキュリティ・コンサルタント=脱獄のプロとして名をはせるブレスリンは、何者かの陰謀により犯罪者の汚名を着せられ、一度入ったら絶対に出られないことから「墓場」と呼ばれている監獄に入れられてしまう。自分を罠にかけた組織の陰謀を暴くため脱獄計画を練りはじめるが、そんなブレスリンの前に、凶暴な囚人たちを束ねるロットマイヤーが現れる・・・・。


シルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーの共演で話題の作品。すでに「エクスペンダブルズ」シリーズで共演済みの2人だが、こちらは全編通じて本格的に絡む本格的な共演だけにファンにはたまらない作品かも!? 脱獄ものとしては新規性やインパクトには欠ける、ごくスタンダードな内容だが、やはり肉体派の2人、後半はアクション満載の仕上げとなっている。最後のネタばらしは中盤に予想できたので意外性はなかったが、どちらかといえばスタローン主役の作りになっているこの作品で、これによりシュワちゃんの存在が大きく印象付けられる効果はあったと思う。ともかく、全体的に分かりやすいストーリーだし、気楽に楽しめる。





  1. 洋画-た

2014-01-12

コロニー5

★★★

鑑賞No:02466
製作:2013年/カナダ/94分
監督:ジェフ・レンフロー
出演:ローレンス・フィッシュバーン/ケビン・ゼガーズ


氷河期の再来によって地球上が氷雪に覆われ、人類は地下に作られたいくつかのコロニー(居住地)で生き延びていた。ある時、コロニー5との連絡が途絶え、コロニー7のリーダー、ブルックスと仲間たちは様子を見に行くと、コロニー5は豹変した人間によって人々が殺され、悲惨な状況になっていた・・・・。


「遊星からの物体X」を思わせる設定、内容の映画。最初は極限状態に陥った人間たちの争いを描いた作品かと思いきや、中盤から化け物が出てくるホラー映画と化す。ただし、化け物はゾンビのような風体だが、実は人間。極度に飢えた人間が豹変して人間の肉を求める化け物になったもので、そういう意味では最初の思い込みもあながち間違いではなかった。コロニー7の人たちを襲う化け物のスピード感や執拗さには舌を巻くが、結末はセオリー通り。ブルックスが命がけで爆破して襲撃を阻止した大橋を化け物はどのようにして渡って来たのかは謎として残ったが・・・。





  1. 洋画-こ

2014-01-11

フィギュアなあなた

★+

鑑賞No:02465
製作:2013年/日本/112分
監督:石井隆   
出演:柄本佑/佐々木心音/風間ルミ/桜木梨奈


リストラを宣告された孤独なオタク青年・健太郎は、ヤケ酒の果てにケンカになったチンピラに追われ、迷い込んだ廃墟ビルでセーラー服を着た少女のフィギュアを発見する。すると、その美少女フィギュアが目を開けて動き出し、健太郎の危機を救ってくれる。健太郎は彼女を自宅に連れ帰り、同居生活を始めるが・・・・。


この内容・ストーリーで約2時間は少々長すぎる感があり、途中だらけてしまう。また、妄想シーンも多く、理解しがたい内容だった。ただ、俳優陣は頑張っていたと思う。柄本祐はそもそものイメージもそうだが、まさに会社勤めをするオタク青年そのものだし、佐々木心音は人間っぽいフィギュア(あるいはフィギュアっぽい人間)を演じ切っていた。さらに惜しげもなく全編で披露していた裸体も素晴らしく、その脱ぎっぷりには驚かされた。


  1. 邦画-ふ

2014-01-10

ラーメンより大切なもの 東池袋大勝軒 50年の秘密

★★

鑑賞No:02464
製作:2013年/日本/90分
監督:印南貴史
出演:山岸一雄/谷原章介(語り)


創業以来50年、伝説のラーメン屋東池袋大勝軒の店主を勤めてきた名物店主・山岸一雄の半生に迫るドキュメンタリー映画。、ラーメンの味はもとより、店主・山岸さんの人柄にひかれて日々やってくる常連客や弟子たちでにぎわう店の様子を克明に映していく・・・・。


私もラーメン好きなので、もちろん東池袋大勝軒の名前は知っていたが、さすがに首都圏に住んでいないので実際に食べに行ったことはないが、やはりこの映画を観ると、一度は食べてみたかったラーメンで、今となっては叶わないのが残念。また、ラーメンの味だけではなく、大将・山岸一雄の人柄も余すところなく、カメラはとらえており、行列のできる店である理由の一端が見える。だから、店主が入院し、弟子が代わりに厨房に入っても、常連さんや通の人には分かるのでしょうね。すぐに行列が途絶える店になってしまったのには必然性と、それまでの店主の味のすごさが感じられます。ちなみに、某地方都市にある、のれん分けした大勝軒でラーメンを食べましたが、感動するほどの味ではありませんでした。





  1. 邦画-ら

2014-01-09

4デイズ

★★★★

鑑賞No:02220
製作:2010年/アメリカ/97分
監督:グレゴール・ジョーダン
出演:サミュエル・L・ジャクソン/キャリー=アン・モス


アメリカ国内3ヶ所に核爆弾を仕掛けたと告白するビデオがアメリカ政府に届けられる。犯人のテロリストの身柄は難なく拘束されるが、爆弾は全て4日(96時間)以内に爆発するという。国家的危機の中、FBIエリート捜査官ヘレンのもとに召喚されたのは、尋問のプロ“H”。彼は、考え得る限り最も暴力的な取り調べを行うが、テロリストは一向に口を割ろうとしない。ヘレンは自分のモラルに反する彼のテクニックに猛烈に反発するが・・・。


人権尊重か?非人道的拷問か? テロリストといえど人間、子供を拷問にかけるという非人道的な行為は許されてよいのか? いやいや、テロそのものが許されざる犯罪、そこに人権尊重を唱え、罪なき多くの人を巻き添えにしていいのか? まさに究極の選択であり、この選択はFBI捜査官だけでなく、観客にも突きつけられた選択である。そして、その選択は作品の中では答えは出されておらず、観る者に委ねられるという、なんともスッキリしない終わり方。


  1. 洋画-ふ

2014-01-08

ジャックと天空の巨人

★★★+

鑑賞No:02463
製作:2013年/アメリカ/114分
監督:ブライアン・シンガー
出演:ニコラス・ホルト/エレノア・トムリンソン


中世のイギリス。自分の馬と引き換えに不思議な豆を手に入れた貧しい農夫の青年ジャック。ある日、城から逃げ出したイザベル姫が、雨宿りのために彼の粗末な小屋にやってくる。ちょうどその時、ひと粒の豆が地面に落ちて巨大なつるとなり、ジャックの小屋もろともイザベル姫をはるか天空まで連れ去ってしまい・・・・。


「ジャックと豆の木」をモチーフにした作品で、ストーリー的には単純だが、意外と楽しめた。映像的にも全編きれいでクォリティは高く、アクション&ファンタジー映画として子供にも見せられる。圧倒的に戦力的に不利な人間側は、もし巨人たちがつるを下って地上に降りてきたらどうなるか?ハラハラしながら観せられ、落城寸前になるともうだめか!と思われたところに納得の逆転劇には思わず拍手喝采、スッキリさせられる。


  1. 洋画-し

2014-01-07

遠くでずっとそばにいる

★★★★

鑑賞No:02462
製作:2013年/日本/108分
監督:長澤雅彦
出演:倉科カナ/中野裕太/伽奈/清水くるみ


27歳の志村朔美は、交通事故で記憶障害が起こり、10年分の記憶を失ってしまう。17歳までのことしか覚えていない朔美は、それでもその状況を受け入れて楽しんでいた。だが、元カレの細見や、高校時代の同級生・薫らの助けを借り、失われた記憶をたどった朔美は別の事故に遭っていたことを知る・・・・。


失った10年分の記憶を探るために過去の自分を求めて関係する人、場所を訪ね歩くのがストーリーの中心。ストーリーは緩やかに進むが、徐々に明らかにされていく真実に次第に興味は膨らんでいくのがわかる。観客に与えられた情報は主人公の持つ記憶と同じなため、あたかも自分が主人公であるかのごとく、記憶の謎解きに参加できる。10年分の記憶を失い、本来なら困惑、動揺するところを、明るく前向きに生きようとする朔美を倉科カナが透明感ある演技で好演している。そんな現在の朔美とは裏腹に、事故前の朔美には嫌な面をのぞかせる過去があることが、さらに興味をそそられる展開として効果を出している。

  1. 邦画-と

2014-01-06

カンパニー・メン

★★★

鑑賞No:02400
製作:2010年/アメリカ/104分
監督:ジョン・ウェルズ
出演:ベン・アフレック/トミー・リー・ジョーンズ


ボストンに本社を構える総合企業の販売部長として必死に働いてきたボビーは、ある日突然リストラを宣告される。すぐに再就職できると考えていたボビーだったが、現実は想像以上に厳しく解雇手当は底をつき、車も家も手放すことに。そんな中、工務店を営む義兄のもとで大工として働き始めた彼は、自身の生き方を見つめ直していく・・・・。


会社人間だった、やり手のエリート・サラリーマンが突然解雇を言い渡される。これはアメリカの話、あるいは映画の中の話、と高をくくっていられない現実が、自分自身にも決して起こらないと断言できないことに、この映画を観ていて背筋が凍る思いがした。そして、リストラされたとき、その現実をどのように受け止め、対処できるかが大事であるかということも思い知らされる映画だった。サラリーマンには、いつ自分の身に降りかかるかわからないので、もしものために必見の映画。


  1. 洋画-か

2014-01-05

センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島

★★★

鑑賞No:02461
製作:2012年/アメリカ/94分
監督:ブラッド・ペイトン
出演:ドウェイン・ジョンソン/ジョシュ・ハッチャーソン


ある日、存在するはずのない謎の島から発せられる救難信号をキャッチしたショーンは、新たな義父ハンクとともに冒険に旅立つ。その結果、巨大なハチや小さなゾウなど動物のサイズが逆転した不思議な「神秘の島」に流れ着いたショーンたちだったが、その島には驚くべき秘密が隠されていた・・・・。


ジュール・ベルヌの冒険小説「地底旅行」を3D映画化した「センター・オブ・ジ・アース」(2008年)の続編。続編だが、前作を観ていなくてもほとんど支障はない。CGを駆使した総天然色の神秘の島の映像はとてもきれいだが、アクションシーンも含めCGを多用していることで却ってドキドキ感・緊張感は薄い。前作同様、つっこみどころというか、ご都合の良い展開が多いのが気になった。まぁ、あまり肩ひじ張らずに気楽に観ればいい作品。



  1. 洋画-せ

2014-01-04

アルバート氏の人生

★★★★

鑑賞No:02468
製作:2011年/アイルランド/113分
監督:ロドリゴ・ガルシア
出演:グレン・クローズ/ミア・ワシコウスカ


19世紀アイルランドのダブリン。人付き合いを避けて静かに暮らす内気な執事アルバートは、貧しく孤独な生活から逃れるため、性別を偽り男性として生きる道を選んだ女性だった。しかし、ある日、ハンサムなペンキ屋のヒューバートと出会ったことから、アルバートは自らを偽り続けて生きることに悩み始める・・・・。


男女差別の時代にあって、それを否定・問題視する映画ではなく、その差別を受け入れざるを得ない状況の中で、一人の独身女性が生きていくために取らざるを得なかった手段を、きめ細やかく丁寧に描いているのがよかった。それもグレン・クローズの好演があってこそで、見事な男装アルバート役だった。それだけに、アルバートには夢がかなう展開を期待しながら観ていただけにラストは涙を誘う。夢のためにコツコツと貯めたお金を床下に隠しているシーンを見るたびに、何か起こらないか冷や冷やしていたが、ホテルの性悪オーナーに最後罰が下されなかったのが消化不良として残る。


  1. 洋画-あ

2014-01-03

マン・オブ・スティール

★★★+

鑑賞No:02467
製作:2013年/アメリカ/143分
監督:ザック・スナイダー
出演:ヘンリー・カビル/エイミー・アダムス


ジョー・エルは、滅びる寸前の惑星クリプトンから生まれたばかりの息子を宇宙船に乗せて地球へと送り出す。その後、クラークは偶然宇宙船を発見した父と母に大事に育てられる。幼いころより周囲の人とは違う特殊能力を持っていることに苦悩するクラークだったが、成長した彼は、クリプトン星の生き残りのゾッド将軍と対峙することになる・・・・。


バットマンやスパイダーマンなど、最近多いいわゆるビギニングもので、スーパーマンの誕生秘話を扱った作品。他のビギニングものとも共通するが、これまでのシリーズの内容と整合性は保ちながら、それらとは一線を画すイメージ、雰囲気を持っており、全く違う作品のような印象を受けた。映像はすごかったが、ストーリーは単純で、特殊能力を持っていることに対する苦悩は描かれていたが、それがスーパーマン誕生につながるあたりの部分をもう少し描いてほしかった。ゾッド将軍の行為も100%悪いとは言い切れず、同情すべき点もあることから、従来の勧善懲悪的なヒーローものとして観ることができず、ちょっと後味が悪かった。





  1. 洋画-ま

2014-01-02

あぁ...閣議

★★★
あぁ閣議
鑑賞No:02460
製作:2012年/日本/75分
監督:郷力大也
出演:山口智充/木下ほうか/酒井若菜/堀内敬子

新人大臣の小野塚は意気込んで閣議に臨むが、法案にただサインをするだけの形式的なものに落胆と苛立ちを覚える。そんな中、官房長官の村西から「日本人は男女差なくブラジャーとパンティの着用を禁止する」という、とんでもない法案が提出される。それは収賄事件に関与するある大臣をあぶりだすためのものだったが・・・・。

この手の密室劇は嫌いではなく、それなりに楽しめたが、閣議の中心となるテーマ(議題)があまりにも低俗だったのがちょっと残念だった。(もう少し高尚なテーマなら品格も感じられたのだが、あまりにも低俗なテーマで、出席している大臣連中もほとんど低俗な感じだったのが残念) 目的は収賄事件に関与したもう一人の大臣を見つけることで、犯人絞り込みの過程はまずまず面白く、ラストにオチも用意されているのでお楽しみに。

劇場公開日 2013年3月9日

あぁ閣議-001

(キャスト一覧)
山口智充
木下ほうか
酒井若菜
堀内敬子
ルー大柴
二瓶鮫一
並樹史朗
市川勇
坂田利夫
田村亮


  1. 邦画-あ

2014-01-01

ペーパーボーイ 真夏の引力

★★★+

鑑賞No:02457
製作:2012年/アメリカ/107分
監督:リー・ダニエルズ
出演:ザック・エフロン/ニコール・キッドマン/マシュー・マコノヒー


1969年、問題を起こして大学を追われたジャックは、父親の会社で新聞配達を手伝うだけの日々を送っていた。ある日、大手新聞社の記者で兄のウォードが、ある死刑囚の冤罪疑惑を取材するために帰省。ジャックはウォードの調査を手伝い、その過程で出会った死刑囚の婚約者で、謎めいた美貌の持ち主シャーロットに心を奪われてしまう・・・・。


主役(であろう?)ザック・エフロンがどうしてもかすんでしまうほど、マシュー・マコノヒー、ニコール・キッドマン、ジョン・キューザックの存在感、怪演が印象深い作品。特にニコール・キッドマンのこれまでのイメージをかなぐり捨てたかのような、ここまでやるかといった演技には驚かされた。また、ジョン・キューザックの目の奥に狂気を秘めた危なげな囚人役も秀逸。同様にこれまでの役柄とは違ったマシュー・マコノヒーを含め、この3人の演技は見ものの作品。





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