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2014-10-31

X-ファイル:真実を求めて

★★★
X-ファイル_真実を求めて
鑑賞No:01734
製作:2008年/アメリカ/104分
監督:クリス・カーター
出演:デイビッド・ドゥカブニー/ジリアン・アンダーソン

かつてFBIでX-ファイル事件を担当していた医学博士スカリーのもとにFBIが訪れる。その目的は女性捜査官モニカの失踪事件の捜査に、元FBI捜査官モルダーの協力を得たいということだった。スカリーは、彼女しか知らないモルダーの居場所を訪れ、FBIの協力要請を伝えるが・・・・・。

X-ファイルのTVシリーズはほとんど見たことないが、異星人や超常現象を扱った、ちょっと通常の事件捜査ものとは違う印象があったが、本作はそういう意味ではありきたりなスリラー・サスペンスものといえる。X-ファイルに対するイメージは人それぞれ違うと思うが、少なくとも今まで持っていたイメージとは異なった出来ではなかろうか? X-ファイルの主役二人が登場する、X-ファイルの名を騙った、別の映画として観たほうがよいかも。
  1. 洋画-え

2014-10-30

マルサの女2

★★★+
マルサの女2
鑑賞No:00341
製作:1988年/日本/127分
監督:伊丹十三
出演:宮本信子/津川雅彦/丹波哲郎/大地康雄

国税局査察部査察官の板倉亮子はある地上げ屋の脱税を追及していた。彼らは宗教法人を隠れ蓑として金儲けを企んでおり、亮子らはその地上げ屋を操る天の道教団の代表・鬼沢に目をつけ調査を進めていたが、核心に近づくと関係者が殺されて・・・・。

「マルサの女」シリーズ第2弾。前作はラブホテルの経営者の脱税に、暴力団や政治家、地上げ屋が絡むという構図だったが、今回はさらに世間的には不透明感の強い宗教法人と、その宗教法人を隠れ蓑にした地上げ屋を対象にした脱税を扱っている意欲作。バブル期のリアルな現実を映像化しているようで、興味深い作品である。ラストもスッキリしないところがあるが、それが却って現実感を高めている。なかなか正義というものは世の中通用しないものであると実感させられる映画。
  1. 邦画-ま

2014-10-29

トワイライト 初恋

★★+
トワイライト初恋
鑑賞No:01737
製作:2008年/アメリカ/122分
監督:キャサリン・ハードウィック
出演:クリステン・スチュワート/ロバート・パティンソン

アメリカ・ワシントン州の町フォークス。引っ越してきたばかりのベラは、高校で美貌のカレン兄妹の末っ子エドワードと恋に落ちる。しかし、彼は90年生き続けるヴァンパイアだった。キスさえ命取りとなりかねない状況の中で、2人の恋はさらに燃え上がっていくが・・・・。

ヴァンパイア映画に入るのでしょうが、ジャンル的にはラブ・ストーリーですね。とはいえ、そこまでロマンチックでもなく、かといって狼族とか放浪ヴァンパイアとか出てくるが、言うほどの対決シーンもなく、緊張度もストーリー展開もイマイチという感が強く、中途半端感は否めない。ラブ・ストーリーの割には、なぜ2人が恋に落ちていったかがよく分からないまま、いつの間にか熱愛しているようでホントよく分かりませんでした。ラブ・ストーリー好きの人、あるいは若い女性ファンの多いらしいロバート・パティンソン目当ての人以外は、あまり向かない映画では?と思った一作でした。
  1. 洋画-と

2014-10-28

フォーガットン

★★+
フォーガットン
鑑賞No:01275
製作:2004年/アメリカ/92分
監督:ジョセフ・ルーベン
出演:ジュリアン・ムーア/ドミニク・ウェスト

9歳の一人息子を飛行機事故で亡くしたテリーはその悲しみから立ち直れないまま1年以上が過ぎようとしていた。そんなある日、自宅に戻ったテリーは、リビングに飾ってあった親子3人の写真から息子が消えていることに気付く。さらに息子の持ち物などもすべて消え去っていた。夫も最初から息子はいなかったと言い出し、恐怖を感じたテリーは、同じ事故で娘を亡くした隣人と真実を求めて追求を始めるが・・・・。

設定が面白い。そして前半の展開も興味をそそるような進み方で、さらに期待感が膨らむ。大ドンデン返し、意外な結末、納得のいくラスト・・・、どんな結末なのかとワクワクさせられながらストーリーは展開していく。しかし期待が大きかった分、途中から「あれっ?」という展開に戸惑う。そして結局は・・・・・。ネタばれになるのでこれ以上は書けないが、こんなのあり?といえるラストに欲求不満感の募る作品。
  1. 洋画-ふ

2014-10-27

チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像

★★★★
チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像
鑑賞No:02572
製作:2014年/日本/127分
監督:星野和成
出演:伊藤淳史/仲村トオル/桐谷美玲/松坂桃李

東城医大と国と自治体が三位一体となって取り組む死因究明システムの一大改革による国際Aiセンター発足に向け奔走する田口と白鳥だったが、計画に参加していた白鳥の上司ら9人の医療関係者が集団で不可解な死を遂げる。さらに、東城大に「三の月、東城医大病院とケルベロスの塔を破壊する」という脅迫状が届き・・・・。

TVドラマからのストーリーつながりがあるようで、TVドラマを見ていない私にはわかりにくい部分もあったが、本筋のストーリーは割と分かりやすく、面白かった。ただ、分かりやすい反面、ミステリー性は低く、しかも真犯人の説明もチョット説得性に乏しいような気がした。あの真犯人が一人ですべてできるのか?どうも疑問。「チーム・バチスタ」シリーズは竹内結子と阿部寛の映画版2作だけしか見たことなかったが、伊藤&仲村コンビの方もなかなかユニークでよかった。
  1. 邦画-ち

2014-10-26

クローズ EXPLODE

★★★★
クローズ EXPLODE
鑑賞No:02571
製作:2014年/日本/129分
監督:豊田利晃
出演:東出昌大/早乙女太一/勝地涼/柳楽優弥

空席になった鈴蘭高校の頂点の座を目指し、トップに最も近いと言われる男・強羅徹、強羅のライバルとされる高木哲次、お調子者を装う切れ者・小岐須健一、一匹狼の山下甲兵ら新3年生が名乗りをあげる。しかし、3年の転入生・鏑木旋風雄と新1年生・加賀美遼平が現れたことから、校内の勢力図が大きく塗り替えられていく・・・・。

高橋ヒロシの人気コミックを映画化した「クローズZERO」、「クローズZERO II」に続くヤンキーアクションシリーズ第3作。相変わらず、血湧き肉躍る内容だったが、小栗旬が演じた前2作の主人公・滝谷源治の時に比べ、キャストは下回り、ストーリーも雑。鈴蘭、黒咲工業ともにトップのカリスマ性は低く、その上、ともに汚い手ではあるが敗れてしまう。だが、勝ち名乗りをあげるのはとても強うそうなイメージがないのでまず盛り上がりに欠けてしまう。特に加賀美を演じた早乙女太一なんかは女形で有名な俳優なので、とても鈴蘭のトップになっても興奮しない。現に、クライマックスである旋風雄とのタイマン決着もあっけない。主人公が喧嘩をしない頑なさもイマイチ理由が明確ではないし、全体的に素人感イッパイの演技、セリフで、至る所、不満の残る内容ではあるが、基本的に原作が面白いのか、まずまず楽しめる。





  1. 邦画-く

2014-10-25

大停電の夜に

★★★
大停電の夜に
鑑賞No:01330
製作:2005年/日本/132分
監督:源孝志
出演:豊川悦司/原田知世/田口トモロヲ/吉川晃司

バーの店主とキャンドル店の店主、妻に秘密を明かされた夫、再会した元ヤクザとその昔の恋人、エレベータに閉じ込められた失恋女性とホテルマン、などの一見何のつながりもない6組の男女のストーリーが並行して進みながら、次第にそのつながりが明らかになっていく・・・。

大停電に見舞われるクリスマス・イブの夜に繰り広げられる6組の男女のラブ・ストーリー。彼らの中で展開されるストーリーはどれも切ないものばかりで、大停電という背景がより話を暗くするのかと思いきや、なぜか優しく温かいものになっている。次第に明かされる登場人物たちのつながりも興味深い。
  1. 邦画-た

2014-10-24

花田少年史 幽霊と秘密のトンネル

★★
花田少年史
鑑賞No:01327
製作:2006年/日本/123分
監督:水田伸生
出演:須賀健太/篠原涼子/西村雅彦/北村一輝

わんぱく坊主の花田一路は、今日も母親の寿枝とテレビをめぐって激しいバトルを繰り広げていた。そして怒り狂う母親から逃げるため、自転車を猛スピードで走らせていた一路はトラックに跳ねられてしまうが、奇跡的に一命を取りとめる。しかし、幽霊が見えるという不思議な力を授かってしまう・・・・。

同名人気コミックの映画化。交通事故に遭った少年が天国に行く途中現世に戻され、それがきっかけで幽霊が見えるようになる。それ以降、少年が経験するひと夏の経験を面白おかしく描いている。最初の設定は面白いと思ったが、終盤は前半の雰囲気とは一変して違和感があった。主演の少年は「ALWAYS 三丁目の夕日」の須賀健太が演じているが、まったく役どころが違い、別人のようだった。篠原涼子が少年の母親役を熱演している。
  1. 邦画-は

2014-10-23

ポセイドン・アドベンチャー

★★★★★
ポセイドン・アドベンチャー
鑑賞No:00216
製作:1972年/アメリカ/117分
監督:ロナルド・ニーム
出演:ジーン・ハックマン/アーネスト・ボーグナイン

大晦日の夜、パーティで賑わう豪華客船ポセイドン号を海底地震によって突然発生した大津波が襲った。一瞬の内に船は転覆。生き延びた人々は生存を賭けて、天地が逆転した船内からの脱出に挑むが・・・・。

1970年代なかばのパニック映画ブームの中で製作された代表作のひとつ。2006年製作の「ポセイドン」のオリジナル版。大津波で転覆した豪華客船「ポセイドン号」から脱出を試みる10人の乗客の話だが、なによりも「転覆している」ということでセットが上下さかさまになっている。これにより緊張感や恐怖感がより伝わってきた。アイデアの勝利といえるのではないか。ジーン・ハックマン演じる牧師は異端児的な側面はあるものの、危機状況の中での指導力や決断力は現代人の社会生活においても参考になる。
  1. 洋画-ほ

2014-10-22

薔薇色のブー子

★★
薔薇色のブー子
鑑賞No:02569
製作:2014年/日本/93分
監督:福田雄一
出演:指原莉乃/ユースケ・サンタマリア/ムロツヨシ/鈴木福

何かにつけ文句ばかりで、「ブー子」というあだ名で呼ばれる大学生の幸子は、いつか少女漫画のような出会いがあると信じている。そんなある日、趣味がぴったりでジョニー・デップに似ているという男、スパロウさんとTwitter上で知り合った幸子は、スパロウさんに会うため外出するが、さまざまなハプニングや不幸に見舞われ・・・・。

「HKT48」の指原莉乃が主演を務めたコメディ。AKB人気にあやかって製作したのだろうが、大コケした作品。それもそのはず。設定自体は一見、面白そうだが、次々に起こるハプニングもハプニングと言うには新規性の無い、使い古されたギャグばかりで読めてしまうので面白くない。また、ストーリーの核であるスパロウさんの正体も途中で分かってしまう。そして極めつけは指原莉乃の演技。演技とは言えないような素人丸出しの演技で作品自体の質を落としているのは否めない。大コケするのも無理はない。
  1. 邦画-は

2014-10-21

宇宙戦争 (2005年版)

★★
宇宙戦争
鑑賞No:01283
製作:2005年/アメリカ/114分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・クルーズ/ダコタ・ファニング

湾岸地帯で働く平凡な労働者レイが、別れた妻との間にもうけた子供たちと面会するその日、突如現れた“何者か”が容赦なく町を破壊していく。レイは子供たちとともに生きるために町を逃げ出すが・・・・。

スティーブン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演で大々的に宣伝されていたが故、期待倒れの感がある作品。原作はH・G・ウエルズの同名小説で、1953年に一度製作されている。53年版の一見見た目はかわいい火星人に比べ、今回の宇宙人はグロテスク。スピルバーグ監督がテーマとした家族愛はそれなりに描けているが、53年版同様、ラストがあっけないというか、消化不良感が残った。どうも最近のハリウッド映画は、進歩したVFX技術頼みのリメイクばかり目立つように思える。
  1. 洋画-う

2014-10-20

寝ずの番

★★★
寝ずの番
鑑賞No:01305
製作:2006年/日本/110分
監督:マキノ雅彦(津川雅彦)
出演:中井貴一/木村佳乃/堺正章/笹野高史/岸部一徳

上方落語界の重鎮・笑満亭橋鶴が今まさに臨終しようというとき、最後に謎のお願いの言葉をつぶやいた。それを聞いた弟子たちは、師匠の願いを叶えんと慌てふためくのだが・・・・。

津川雅彦がマキノ姓を継いで初監督した映画。上方落語界の重鎮が亡くなり、通夜に集まった噺家一門が生前の色恋沙汰や下ネタで盛り上がる。死ぬ直前に「そそ(京都弁で女性の秘部)」と「外」を聞き間違えて木村佳乃演じる弟子の妻が協力したり、遺体とダンスしたり・・・、ありえない話だが笑える。死ぬのは重鎮だけでなく、一番弟子や妻も死んでいくストーリー展開はちょっと意外だった。
  1. 邦画-ね

2014-10-19

16ブロック

★★★
16ブロック
鑑賞No:01331
製作:2006年/アメリカ/101分
監督:リチャード・ドナー
出演:ブルース・ウィリス/モス・デフ/デビッド・モース

くたびれたアル中刑事ジャックが夜勤明けの帰り際に囚人護送の残業を命じられる。ひとりの囚人を2時間以内に署から裁判所まで送り届ける単純な仕事だった。距離もわずか16ブロック(約1.6km)だったが、その囚人が警官の汚職事件に関する重要な証人だったため、護送中襲われ、最悪の道程となっていく・・・。

ダイ・ハードとは異なる役どころだが、限られた空間(ブロック)でのアクション、緊張感高まる追跡劇、銃撃戦、カーチェイスは十分楽しめる。ただ、絶体絶命の危機を何度も迎えながら脱出するシーンはやや強引。戦う羽目となる元相棒の、ジャックに対し垣間見える友情?もよく表現できている。
  1. 洋画-し

2014-10-18

ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女

★★★
ナルニア国物語_第1章
鑑賞No:01290
製作:2005年/アメリカ/140分
監督:アンドリュー・アダムソン
出演:ウィリアム・モーズリー/アナ・ポップルウェル

戦争を回避し田舎の大学教授の家に疎開したペベンジー4兄妹は、衣装ダンスの扉の向こうが別世界であることに気づく。そこは白い魔女の呪いによって1000年もの間、氷に閉ざされたナルニアだった。4人はナルニア国を救う運命にあることを知り、ナルニアの王アスランとともに魔女に戦いを挑む・・・。

C.S.ルイスの傑作同名ファンタジー小説の映画化。原作は読んでいないが、ファンタジーものとしてよく比べられる「ロード・オブ・ザ・リング」と比べると、壮大さやストーリー、感動度などは劣るといわざるを得ない。ただ子供が見る分には分かりやすく、いいかも。さすがに最新の技術からか、映像は美しかった。
  1. 洋画-な

2014-10-17

7500

★★
7500(原題)
鑑賞No:02565
製作:2013年/アメリカ/97分
監督:清水崇
出演:ライアン・クワンテン/レスリー・ビブ

乗員・乗客273人を乗せてロサンゼルス空港を飛び発った東京行き7500便。大西洋上空の旅客機内で搭乗者が超常現象に襲われ、恐怖体験をする。それは、機内には人間ではないものも乗り込んでいた。超常現象に見舞われ巨大な棺となりつつある機内で、ブラッドたち乗客は決死の戦いを繰り広げる・・・・。

これ、映画化する必要ある?的レベルの内容の映画。スケールも小さい。予告編では乗客273名とあるが、実際に出てくるのはその10分の1程度の人。シーンもほとんど機内で、セット感満々で飛んでる気がしない。清水崇監督らしい演出もこけおどしにしか感じられないし、謎めいた現象はすべて最後のあっけないオチで誤魔化された感があり、真面目に観て損したような気分は否めなかった。TVドラマ「世にも奇妙な物語」のエピソードで十分の内容。
  1. 洋画-な

2014-10-16

L・DK

★★★
L・DR
鑑賞No:02564
製作:2014年/日本/113分
監督:川村泰祐
出演:剛力彩芽/山崎賢人/中尾明慶/岡本玲

何事にも直球勝負を挑む直情型で暴走気味の女子高生・西森葵は、ボヤ騒ぎを起こしたことがきっかけで、学校一のイケメン・ツンデレ王子の久我山柊聖と同居することに。同居がバレれば全校の女子生徒を敵に回し、退学にもなりかねないことから、葵は秘密を守るため必死になるが、そんな葵を面白がるイジワルでマイペースな柊聖にひかれていく・・・・。

「別冊フレンド」(講談社)で連載の渡辺あゆによる人気少女漫画を、剛力彩芽の映画初主演で実写化した作品。少女漫画が原作だから仕方ないが、どうしてもオジサンが観るとこっ恥ずかしくなるシーンが満載。まぁ、ありえないや、と思ったり、若いっていいな、なんて思いながらも、キュートな剛力彩芽に好感を持って観た。青春ラブストーリーとしてはまずまず楽しめるかな。
  1. 邦画-え

2014-10-15

アンダー・ザ・スキン 種の捕食

★+
アンダー・ザ・スキン 種の捕食
鑑賞No:02567
製作:2013年/イギリス/108分
監督:ジョナサン・グレイザー
出演:スカーレット・ヨハンソン/ポール・ブラニガン

スコットランドの街で、とあるセクシーな黒髪美女に誘惑された男たちが次々と姿を消していた。彼女の正体は、地球外生命体で、はじめのうちは無表情のまま男たちを捕食していくが、顔に障害を持つ孤独な男との出会いをきっかけに人間的な感情に目覚めていく・・・・。

スカーレット・ヨハンソンが妖艶な黒髪エイリアン役を演じ、初のフルヌードにも挑んだSFスリラーだが、注目点はそこだけ。セリフを含め、説明は一切省かれているので訳の分からないストーリー。スカーレット・ヨハンソンも造形は人間なので、予備知識がないとエイリアンであることすら分からない。そして、次々と男を獲物のごとく捕えていくが、目的すら分からない。ストーリーの進行も緩慢で退屈。特に盛り上がりもなく単調なので眠気が襲ってくる作品。
  1. 洋画-あ

2014-10-14

相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ

★★★
相棒3
鑑賞No:02566
製作:2014年/日本/114分
監督:和泉聖治
出演:水谷豊/成宮寛貴/伊原剛志/釈由美子

東京から300キロ離れた太平洋に浮かぶ鳳凰島という小さな島で男性の死亡事故が発生。警視庁特命係の杉下右京と甲斐享は、その事故を調べるという名目で、島についてささやかれる奇妙な噂を調査するため島に降り立つ。そこは、ある実業家が個人所有している島で、島内では元自衛隊員たちが訓練のために共同生活を送っていた。まずは表向きの事故の調査を始めた右京と亨だったが・・・・。

孤島における密室殺人を扱っているので、1作目、2作目に比べ、どうしてもスケールが小さく感じられる作品。それを補うかのように、天然痘による生物兵器という、パンデミックを想像させる設定としているが、単なる言葉だけで実体がないので、リアル感も危機感もなく、これによってスケールが大きくなることもない。また、事件も、馬に蹴られて死んだ男が実は殺されていたという、映画にしては何とも地味な事件。犯人も本命通りで意外性はなく、トリックらしきトリックもない。どちらかというと刑事ドラマというよりは政治ドラマに近い内容。ちょっと期待外れの感のある作品。
  1. 邦画-あ

2014-10-13

Mr.&Mrs.スミス

★★★
MrMrsスミス
鑑賞No:01302
製作:2005年/アメリカ/118分
監督:ダグ・リーマン
出演:ブラッド・ピット/アンジェリーナ・ジョリー

スゴ腕の暗殺者2人が相手の正体を知らずに結婚するが、数年たった今は倦怠期に突入。そんなある日、2人は同じ標的を狙うはめになったことから初めてお互いの正体に気づき、相手を抹殺しなければならなくなる。2人の戦闘は、巨大組織を巻き込んでエスカレートしていき・・・・。

お互いが殺し屋でありながらその素性を隠したまま結婚した男女に訪れる壮絶な夫婦バトルを描く。別々の暗殺組織の殺し屋であるスミス夫婦は、偶然同じ標的となったターゲットの暗殺失敗を機に、互いの正体を知ることとなる。正体がばれた途端、撃ち合い、爆破、カーチェイスなど、ハイテンポの壮絶バトルに発展していくという展開。この映画の共演を機に熱愛関係となる2人の息はピッタリ。特にアンジェリーナは「トゥーム・レイダー」とかわらぬ板についたアクションが見事。2人のテンポよい悪口の言い合いも面白い。
  1. 洋画-み

2014-10-12

博士の愛した数式

★★★★
博士の愛した数式
鑑賞No:01311
製作:2005年/日本/117分
監督:小泉堯史
出演:寺尾聰/深津絵里/齋藤隆成/吉岡秀隆

家政婦の杏子は、家政婦としてある数学博士のところに派遣される。しかし、この博士は記憶が80分しか保てないという記憶障害の持ち主だった。最初はとまどう杏子だが、難しい数学の話や記憶障害にも徐々に慣れてきて心が通うようになっていく・・・。

記憶障害のある数学博士と母子のふれあいを描いた映画。博士自身、80分しか記憶が持たないということを理解しており、その苦悩やそれに対する対応努力には心を打たれる。杏子の子供の存在も、博士と杏子の関係に大きく影響する重要なファクターとなっている。博士から飛び出す数学用語もはじめて聞く内容で面白い。たとえば、「完全数とは」・・・・その数字自身以外の約数の和がその数自身と等しいこと。例として28がある。「友愛数とは」・・・・異なる2つの数のその数自身を除いた約数の和が互いに等しくなる数。例として220と284がある。
  1. 邦画-は

2014-10-11

手紙

★★★
手紙
鑑賞No:01311
製作:2006年/日本/121分
監督:生野慈朗
出演:山田孝之/玉山鉄二/沢尻エリカ/吹石一恵

工場で働きながらお笑い芸人を目指す直貴。直貴には、彼を大学に行かせるために強盗を働き、誤って人を殺したため服役している兄がいる。やがてお笑い芸人の夢をつかみ、令嬢とも婚約するが、服役中の兄の存在を知られ、何もかも失ってしまう・・・。

東野圭吾の同名小説を映画化。自分のために犯罪者となった兄が次第に自分の人生の障害になっていくことへの苦悩がよく描かれている。最後の刑務所での漫才シーンには少し泣ける。
  1. 邦画-て

2014-10-10

グエムル 漢江の怪物

★★★
グエムル
鑑賞No:01328
製作:2006年/韓国/120分
監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ/ペ・ドゥナ/ピョン・ヒボン/パク・ヘイル

ソウルの中心を貫く漢江(ハンガン)の河川敷で、小さな売店を営みながら暮らすパク一家。普段と変わらない日を送っていたパク一家の面々だったが、ある日突然、漢江から飛び出してきた謎の巨大な怪物に娘ヒョンソを奪われてしまう・・・。

韓国で観客動員数歴代1位の大ヒットを記録した映画。TVCMも頻繁に流れ、怪物のしっぽに巻かれ連れ去られる少女のシーンは思わず目を見張った。出演者の演技自体は韓国っぽさが抜けないが、ハリウッドの一流VFXスタッフが作っただけあって、怪物はとてもリアルだった。韓国・ソウルの中心部を流れる漢江(ハンガン)に、突然強大生物グエムルが現れる。このグエムルにさらわれた13歳の娘を奪還すべく、家族4人が救出に向かう。ストーリーは単純ながらも助け出すまでは苦難の連続で、結構楽しめる。ただしラストは納得できなかったが・・・。なおタイトルの「グエムル」は怪物の名前ではなく、ハングル語で「怪物」を意味する言葉らしい。
  1. 洋画-く

2014-10-09

ソウ

★★★★
ソウ
鑑賞No:01252
製作:2004年/アメリカ、オーストラリア/104分
監督:ジェームズ・ワン
出演:ケアリー・エルウェズ/ダニー・グローヴァー

老朽化した巨大なバスルームで目覚めた互いに面識のない2人の男は「6時間以内に相手を殺すか、2人とも死ぬか」というゲームを強要される。一方、この犯人が他の被害者たちにもカミソリワイアーを張り巡らした密室、顎を砕くヘッドギアなどを用いた究極のゲームを仕掛けていたことが判明していく・・・・。

鎖でパイプにつながれた2人が密室に閉じ込められている。そして部屋の中央、2人の間には自殺したと思われる死体が・・・。何もかもが謎。与えられたテープを再生すると、生き残るためには相手を殺さなければならない・・・。どうなっていくのか、なぜなのかを問いながら、進む話につい引き込まれてしまう。最後の最後で「あっ!」といわせる鮮やかなどんでん返しは、一躍この映画をメジャーなものにし、シリーズ化させる原動力となった。目を覆うシーンもあるが、衝撃のエンディングを味わえる一作。
  1. 洋画-そ

2014-10-08

ブロークバック・マウンテン

★★★
ブロークバック マウンテン
鑑賞No:01329
製作:2005年/アメリカ/134分
監督:アン・リー
出演:ヒース・レジャー/ジェイク・ギレンホール

ブロークバック・マウンテンでの羊放牧の季節労働者として雇われたイニスとジャック。寒さをしのぐためにひとつテントで寝たことから2人は同性愛に目覚める。以後、2人とも結婚し子供までもうけるが、彼らの関係は20年の長きにわたる・・・。

第78回アカデミー作品賞は逃したものの、監督賞ほか3部門に輝いた。(この年の作品賞は「クラッシュ」)ドラマとしては非常に丁寧に描いているように思えたが、テーマとなっている同性愛がどうしても理解できないので、感情移入できなかった。むしろ夫の同性愛を知ったアルマの苦悩に同情する。主演を演じたヒース・レジャーはこの作品で有名になるものの、その後の活躍を期待されながら、若くして亡くなるのは残念。
  1. 洋画-ふ

2014-10-06

神様のカルテ2

★★★★
神様のカルテ2
鑑賞No:02563
製作:2014年/日本/116分
監督:深川栄洋
出演:櫻井翔/宮崎あおい/藤原竜也/柄本明

内科医・栗原一止が勤務する本庄病院に、一止の大学時代の同期でもあるエリート医師・進藤辰也が赴任してくる。しかし、大学時代は「医学部の良心」とまで言われた辰也は時間外の緊急対応にも応じず、不眠不休で「24時間、365日対応」を掲げる病院を支える一止は、辰也と衝突してしまう。さらにそんな折、一止の恩師でもある貫田内科部長が過労で倒れる・・・・。

夏川草介のベストセラー小説を映画化した医療ヒューマンドラマ「神様のカルテ」の続編。主演の櫻井翔のほか、一止の妻・榛名を演じる宮崎あおいも続投している。藤原竜也が桜井翔の同期役として本庄病院に赴任してきて激しい対立を見せてくれるのかと期待していたら、様子が違った。どちらかというと、医師や家族の在り方、地方医療の在り方の問題を取り上げた作品内容で、対立ドラマではなく、それぞれの意思が抱える問題を描いた内容だった。だから、誰が悪いというわけでなく、ストーリーは単純ながら問題は複雑。あえて悪役というと経営本位の事務長ぐらいで、怒りのぶつけどころがあまりない。ただ、観る側はどちらかといえば患者サイドなので、いまいち共感度は低かった。





  1. 邦画-か

2014-10-05

魔女の宅急便(2014年版)

★★★
魔女の宅急便(2014)
鑑賞No:02560
製作:2014年/日本/108分
監督:清水崇
出演:小芝風花/広田亮平/尾野真千子/山本浩司

13歳になった魔女の血を引く少女キキは、掟に従い、一人前の魔女になるため修行の旅に出る。黒猫ジジと一緒にほうきに乗って旅立った彼女は、やがてたどり着いた海辺の町コリコで、パン屋のおソノのもとに居候することに。そこで空飛ぶお届けもの屋「魔女の宅急便」を始めたキキだったが・・・・。

聞くところによると、ジブリアニメの「魔女の宅急便」の実写化ではなく、児童書原作の映画化という形らしい。たからであろうか、アニメと実写という違いだけでなく、どことなく、ジブリアニメと違和感を感じる作品ではあった。それも最初からの狙いだったのかもしれないが、アニメとは違う作品として観た方がよいかもしれない。そうであれば、主人公のキキを演じた小芝風花もニューフェイスながらいい味を出している。それにしても一番違和感があるのは監督があの「呪怨」の清水崇だろうか。


  1. 邦画-ま

2014-10-04

オーメン(2006年版)

★★★
オーメン666
鑑賞No:01322
製作:2006年/アメリカ/108分
監督:ジョン・ムーア
出演:リーブ・シュライバー/ジュリア・スタイルズ

実子を死産させてしまったソーン夫妻は、同じ病院で6月6日午前6時に誕生した母親不明の赤ん坊を引き取り、ダミアンと名付け養子として育てる。だが、成長したダミアンの周囲で異常な出来事が起き始め、キャサリンが不可解な事故で重症を負ったことから、ロバートはダミアンに不信感を抱き始める・・・・。

1976年版オーメンのリメイク。30年前のオリジナルを忠実に再現しながら、新鮮な味も出している。悪魔の子ダミアンもいい。76年版のダミアンはまだあどけなく笑顔がかわいい印象があったが、今回のダミアンは人間の子ではない不吉な不気味さをかもし出している。オーメンの象徴的な死のシーンである、避雷針がブレナン神父に突き刺さるシーンは、思わず「キター!」という感じだった。
  1. 洋画-お

2014-10-02

世界最速のインディアン

★★★★
世界最速のインディアン
鑑賞No:01326
製作:2005年/ニュージーランド/127分
監督:ロジャー・ドナルドソン
出演:アンソニー・ホプキンス/ダイアン・ラッド

ニュージーランドに住む63歳のバートは、彼が愛用するバイク“インディアン”で、米国ボンヌビルで開催されるバイクレースに出場するのが夢。その夢をかなえるため、家を抵当に入れ単身米国に向かう。幾多の苦難を乗り越え、ボンヌビルにたどり着いたバートはいよいよ世界最速に向けて始動する・・・。

この映画は、伝説のライダー バート・マンローの世界最速への挑戦を描いたもの。レースもさることながら、レースに出場するまでの道のりで、さまざまな人とのふれあいのすばらしさが印象に残る。変わり者で気難しさはあるものの、どこか憎めないキャラのバートに対し、周りの人たちがいつの間にか彼に協力しようとするのだ。アンソニー・ホプキンスといえば「羊たちの沈黙」のレクター博士がすぐ頭に浮かぶが、イメージを一変させるくらいバート役を見事に演じている。なおラストの“インディアン”での疾走シーンは思わず力が入ってしまった。
  1. 洋画-せ

2014-10-01

北北西に進路を取れ

★★★★
北北西に進路を取れ
鑑賞No:00214
製作:1959年/アメリカ/137分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ケイリー・グラント/エバ・マリー・セイント/ジェームズ・メイソン

キャプラという男と間違われて誘拐されてしまった広告マン、ロジャー・ソーンヒルは、謎の人物タウンゼントからある仕事への協力を要請される。しかし殺されかけ、窮地を脱したロジャーは、翌日、真相を確かめようと国連ビルへ赴くが、そこに現れたタウンゼントは全くの別人だった。そして、タウンゼントの背中にナイフが突き立てられ、容疑はロジャーにかかってしまう・・・・。

アルフレッド・ヒッチコックの代表作のひとつです。ちょっとしたきっかけでスパイに間違えられた男が逃走しながら真相を究明する話。“巻き込まれ型”あるいは“追われ型”といわれるサスペンスものの集大成といえる映画。ラストのラシュモア山でのシーンはこの映画を印象づける有名なシーン。息つく暇なく展開するストーリーだが、ケイリー・グラントがかもし出すユーモアが心地よい。ともかく面白いです。
  1. 洋画-ほ