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2015-10-31

青春の殺人者

★★★+
青春の殺人者
鑑賞No:01216
製作:1976年/日本/132分
監督:長谷川和彦
出演:水谷豊/内田良平/市原悦子/原田美枝子

親に溺愛され、親に与えられたスナックの経営を始めた斉木順。ある日、彼は父親から店の手伝いをしているケイ子との交際をやめるように言われ、父親を殺してしまう。さらに帰宅してきた母親も誤って殺してしまう・・・・。

1969年に千葉県市原市で実際に起こった事件を元にした中上健次の小説「蛇淫」を題材にした作品。最近は年齢を重ね、落ち着いた雰囲気があり、「相棒」の杉下右京役の印象が強い水谷豊だが、そんなイメージをくつがえすような若き日の水谷豊の個性を十二分に出した作品。ある程度の年齢の人なら分かるはずの伝説的なTVドラマ「傷だらけの天使」でのチンピラ青年役を彷彿させる。実際の事件が題材だが、事件そのものを追うのではなく、ちょっとしたことから過ちを犯した青年のその後の心情と行動を描く青春映画となっている。ただ事件そのものもセンセーショナルなだけあって、殺人シーンは結構リアル。あとやっぱり印象に残るのは原田美枝子の大胆なヌードシーンでしょうか。

劇場公開日 1976年10月23日


  1. 邦画-せ

2015-10-30

カンフー・パンダ

★★★
カンフー・パンダ
鑑賞No:01668
原題:Kung Fu Panda
製作:2007年/アメリカ/92分
監督:マーク・オズボーン/ジョン・スティーブンソン
声の出演: ジャック・ブラック/ジャッキー・チェン

中国の山深い村で父親の経営するラーメン屋を手伝っているパンダのポーはカンフーの達人になることを夢見ていた。ある日、極悪カンフー・ウォリアーのタイ・ランが龍の巻物を狙い、村にやってくるとの噂が流れる。そして巻物を守る“龍の戦士”を選ぶべく開かれた武術大会で、ひょんなことからポーは“龍の戦士”に選ばれてしまう・・・・。

動きの早いカンフーと、緩慢なイメージのパンダが結びついているというギャップがまた楽しいCGアニメ映画。スピルバーグのドリームワークスが手掛けているだけあって、CG技術は目を見張るものがある。また吊り橋での対決シーンは「インディ・ジョーンズ」でのシーンを彷彿させる。ストーリーは子供でも分かりやすい内容で、単純な勧善懲悪ものだが、カンフーへの造詣は深い。アジア映画の雰囲気を大いに感じさせながら、「スター・ウォーズ」のヨーダに似たシーフー老子が登場するなど、見どころも多い。

劇場公開日 2008年7月26日


  1. 洋画-か

2015-10-29

アルゼンチンババア

★★★
アルゼンチンババア
鑑賞No:01719
製作:2007年/日本/112分
監督:長尾直樹
出演:役所広司/鈴木京香/堀北真希/森下愛子

女子高生・みつこは両親と仲良く暮らしていたが、ある日、入院していた母が病死し、その日のうちに父親はどこかに失踪してしまう。それから半年後。父親は、町外れの広い草原の中にある1軒の屋敷にいることが判明する。さっそく事実を確かめ、父親を連れ帰るべく、みつこはその屋敷に向うが、そこで父親は、周りから”アルゼンチンババア”と呼ばれている一風変わった女性と暮らしていた・・・・。

人気作家よしもとばななの同名小説の映画化。この映画もタイトルに興味を持って内容を知らずに観たが、最初の予想とは大違いの映画だった。そもそも、アルゼンチンババアなる世間から弧絶した一人住まいの強烈な個性の老婆の奇奇怪怪な生活(例えば騒音おばさんやゴミ屋敷の住人のような人)を描いているのかと思いきや、そうではなかった。アルゼンチンババアなる人物は鈴木京香が演じているが、見た目は少々怪しげだが強烈な印象を持つような変な人物ではなく、むしろおかしくなった親子の絆を取り戻す役目を果たすイイ人的存在。妻の死を受け入れられない男の気持ちも分からないでないが、それでも父親の行動は突飛で理解しがたいところは、原作がどうかは分からないが描ききれてないのは?との心象を持った。周りにも色々と登場する人物がいるが、例えばみつこがアルバイトするマッサージ屋の青年との関係も中途半端で、イマイチ取り上げ方や描き方に不満の残る作品でした。

劇場公開日 2007年3月24日


  1. 邦画-あ

2015-10-28

イエスマン “YES”は人生のパスワード

★★+
イエスマン
鑑賞No:01715
原題:Yes Man
製作:2008年/アメリカ/104分
監督:ペイトン・リード
出演:ジム・キャリー/ズーイー・デシャネル

仕事もプライベートも「のー」と答えることの多い後ろ向きの男、カール。親友の婚約パーティもすっぽかし、このままでは一人ぼっちになると言われ、あるセミナーに参加することに。そのセミナーは、すべてについて「イエス」と答えなければならないというものだった。その影響で「イエス」を連発しだしたカールはやがて運気をどんどん上げていくことに・・・・。

面白そうな設定だったので興味を惹いて観た映画だが、これは実際の実体験を元にしていると聞いて少々驚いた。ただ逆に実体験がベースの割には、思ったほど面白くもなかった。主人公が「イエス」を連発することによって今までの人生が一転、いい方向に向きかけるが、その反動も来てしまう。その反動は前向きな行動とうまくリンクしていて面白かったが、それ以上のツッコミがなかったのがチョット物足らなかった。ジム・キャリー自体はおあつらえ向きの役どころだったと思うが、ストーリー的にはあまり目新しさのない平凡なもの。むしろ、何事に対しても「イエス」と取り組めるかどうかを自分に問いかける映画。

劇場公開日 2009年3月20日


  1. 洋画-い

2015-10-27

おくりびと

★★★★+
おくりびと
鑑賞No:01716
製作:2008年/日本/130分
監督:滝田洋二郎
出演:本木雅弘/広末涼子/余貴美子/山崎努

所属する楽団が経営不振で解散し、職を失ってしまったチェロ奏者の大悟。幼いころから続けてきたチェロ演奏をやめ、妻の美香とともに実家のある山形に戻ってくる。早速仕事を探す大悟だったが、求人広告に惹かれ訪れた会社で即採用となる。しかしその会社は最初思っていた旅行代理店ではなく、遺体を棺に納める納棺師という仕事をする会社だった・・・・。

第81回アカデミー賞で邦画として外国映画賞を獲得した話題の作品。冠婚葬祭の中で“葬”をメインとした映画というのはあまりなく、伊丹監督の「お葬式」があまりにも鮮烈な印象を受けた映画でしたが、本作はそれ以来でしょうか・・・。そういえば「お葬式」にも主演で山崎努さんが出ていましたが、縁があるのか、そういう雰囲気に合っているのでしょうか?この映画を観るまでは、納棺も含めて葬儀屋さんの仕事と思っており、納棺師なる職業があることを知らなかったのですが、大変な仕事である反面、礼節を持って死者に向かい合い旅立ちのためのお手伝いをするという、一種尊き職業だなと感じさせられました。しかしながら、入社早々月給50万円とか、贖罪のためにこの職業についているとか、子供がイジメに合うなど、この職業に対する現実の負の部分も見せられます。それでもこの映画で納棺師という職業は少なくとも見直される気がします。映画自体は笑いあり涙ありですが、ラストで実の父親の納棺を行うシーンは思わずグッときました。

劇場公開日 2008年9月13日


  1. 邦画-お

2015-10-26

Zアイランド

★★★
Zアイランド
鑑賞No:02724
製作:2015年/日本/108分
監督:品川ヒロシ
出演:哀川翔/鈴木砂羽/鶴見辰吾/木村祐一

10年前、敵対する竹下組との抗争で怪我を負い、組が解散となったヤクザの宗形博也は、刑務所にいる弟分・武史に代わり、武史の娘・日向の面倒を見ながら運送業を営み生活していた。しかし、武史の出所が決まると、父親に会いたくないと日向が家出。宗形と武史は日向が向かったという銭荷島に赴くが、そこには謎の病気が広まっていた・・・・。

哀川翔の芸能生活30周年を記念したオリジナル作品。監督がお笑いタレントの品川ヒロシということもあって、やたらお笑いタレントが出演しているのは鼻につくが、セリフのやり取りは漫才のごとく面白く小気味いい。ただ、演技はイマイチだが、そんな中、ヤクザの反町を演じる木村祐一はドスの利いた演技が光っていた。ストーリーはもうバカバカしさを通り越してハチャメチャだが、そんな中でも最後はハッピーエンドと思いきや、特に武史一家の結末は何かやるせない展開でちょっと重苦しい。

劇場公開日 2015年5月16日


  1. 邦画-せ

2015-10-24

めまい

★★★★
めまい
鑑賞No:00367
原題:Vertigo
製作:1958年/アメリカ/128分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジェームズ・スチュアート/キム・ノバク

犯人追跡中に同僚を墜落死させた元刑事のジョン。その事件以来、ジョンは高所恐怖症になっていた。ある日、友人から妻の監視を依頼されたジョンは、尾行中に彼女が教会の鐘楼から飛び降りようとした際にめまいに襲われ、彼女を見殺しにしてしまう。しばらくしてジョンは街中で彼女そっくりの女性を見かけるが・・・。

主人公同様、私も高所恐怖症のため、いわゆる有名な「めまいショット」は非常に恐怖感あるシーンと感じられた。ヒッチコックの代表作の一つに挙げられているが、ラブロマンスの要素が強いこととストーリーの分かりにくさから、ヒッチコック作品としてはやや一線を画したい作品。

劇場公開日 2014年1月25日



  1. 洋画-め

2015-10-23

★★★★
鳥
鑑賞No:00546
原題:The Birds
製作:1963年/アメリカ/120分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ロッド・テイラー/ティッピー・ヘドレン

ボデガ湾沿いの寒村で、ある日1羽のかもめがメラニー・ダニエルズを襲う事件が起こる。これをきっかけにかもめの大群が学校の生徒や町の住民を襲い、やがて死者まで出るようになる・・・。

鳥が人間を襲うというヒッチコックのサスペンス・ホラー映画の傑作。今のようなCG技術のない時代、2万羽以上の本物のかもめを使っているだけにリアルさは最高。ストーリー的にはただ鳥が人間を襲うだけであり、襲う敵もエイリアンや凶暴な動物ではない普通の鳥という設定でありながら最後まで飽きさせず、恐怖感を持続させるテクニックはさすがヒッチコックといいたい。いまだに何故鳥が襲ってきたのか分からないが、その点も恐怖感を煽っている要因でしょうか?

劇場公開日 1963年7月5日


  1. 洋画-と

2015-10-22

見知らぬ乗客

★★★★+
見知らぬ乗客
鑑賞No:00609
原題:Strangers on a Train
製作:1951年/アメリカ/101分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ファーリー・グレンジャー/ロバート・ウォーカー

テニス選手のガイは、列車の中で見知らぬ男ブルーノに声をかけられる。ブルーノは、ガイが悪妻ミリアムと離婚したがっているが果たせないことを知っており、自分の父との交換殺人を持ちかけてきたのだった。そしてブルーノは勝手に計画を実行してしまう・・・。

女流作家パトリシア・スミスの同名小説の映画化。交換殺人といえばこれ!といえるほどの傑作。テーマである交換殺人だけでなく、普通はお互いに弱みを握りあう対等の立場になるはずが、一方が強要・脅迫されるという設定も面白い。多分昨今のTVや映画のサスペンスものはヒッチコックの影響を多く受けていたり、模倣も多いと思われるので、見慣れてきているという点から改めてみるとありきたりな部分もあるが、初心に返って観てみると楽しめる。

劇場公開日 1953年5月9日


  1. 洋画-み

2015-10-20

ロープ

★★★
ロープ
鑑賞No:00393
原題:Rope
製作:1948年/アメリカ/80分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジェームズ・スチュワート/ジョン・ドール

舞台はマンハッタンにある、とあるアパートの一室。完全犯罪を完結させることにより、自分たちの優位を示すために殺人を犯したフィリップとブランドン。彼らは、殺人を犯した部屋に人を呼んでパーティを開く、というスリルを楽しみさえするが・・・・。

原作は「レオポルド&ローブ事件」をもとに書かれたパトリック・ハミルトンの戯曲。ヒッチコック監督は常に実験的な作品作りをするが、本作も特に特徴的で、カメラが広いアパートの室内で登場人物を追い回し、リアルタイムにストーリー展開するといった挑戦的な作品である。ただ撮影技術だけでなく、本作は登場人物の緊迫した丁々発止の心理的駆け引きも見もの。映画というよりも芝居を見ているような感じの作品。

劇場公開日 1962年10月12日


  1. 洋画-ろ

2015-10-19

ワイルド・スピード SKY MISSION

★★★★
ワイルド・スピード SKY MISSION
鑑賞No:02722
原題:Furious 7
製作:2015年/アメリカ/138分
監督:ジェームズ・ワン
出演:ビン・ディーゼル/ポール・ウォーカー

オーウェン・ショウ率いる国際犯罪組織を倒し平穏な毎日を送っていたドミニクたちの前に、オーウェンの兄デッカード・ショウが弟の仇を討つべく現われる。元特殊部隊の暗殺者で一国の軍隊に匹敵するほどの力を誇るデッカードは、東京にいるドミニクたちの仲間を襲撃。大切な仲間を奪われたドミニクたちは、圧倒的な強さを誇るデッカードに決死の戦いを挑む・・・・。

人気カーアクション「ワイルド・スピード」シリーズの第7作。ただ、筆者は本作がシリーズの中で初見。よって、お馴染みである出演者や今までの経緯が分からないので、最初、少々とまどう。そんな本作を観るきっかけとなったのが、やはりメインキャストのポール・ウォーカーの撮影期間中の急逝。遺作となった本作への関心が高まったこと。それち、タイトルからも分かる通り、飛行中の輸送機から車ごとダイブするという度肝を抜いたアクションにも興味がそそられた。その期待は裏切られず、ありえないが、高層ビルの窓を突き破って隣のビルに車で突っ込むといった過激なアクションの連続には興奮した。敵役のジェイソン・ステイタムが強靭な凄腕の殺し屋役を好演し、作品を盛り上げていた。

劇場公開日 2015年4月17日


  1. 洋画(わ行)

2015-10-18

ターン

★★★★
ターン
鑑賞No:01090
製作:2001年/日本/111分
監督:平山秀幸
出演:牧瀬里穂/中村勘太郎/北村一輝/柄本明

銅板画家の真希は、ある日交通事故にあった衝撃で誰もいないパラレル・ワールドにジャンプしてしまう。その世界では毎日、事故の時刻になると前の日の同じ時刻にターンしてしまうということが起こっていた。戸惑いながらも前向きに生きることにした真希のもとに1本の電話がかかってくる。それは元の世界からで、真希の作品を気に入った男性からだったが、真希はその電話を切らないことで唯一の希望としていく・・・。

事故の影響で、パラレル・ワールドに行くことを繰り返す女性を描いた、北村薫の同名小説の映画化。色々なタイムパラドックスものの映画があるが、大半は未来に行くとか、過去に戻るというのが定番で、行った先でのその時代の人々(あるいは恐竜などもあり!?)との絡みを描いているのが常だが、本作は元の世界とは全く同じながら誰もいない世界に行くという、チョット変わった設定が面白い。実際は死の淵をさまよう主人公の、夢の中の話のようにも取れるが、その夢の中に現実世界からの電話のアクセスがあったり、同様に死の淵にいる犯罪者がこの世界に飛び込んでくるあたり、異次元ワールド映画としての不思議感が十分味わえる。

劇場公開日 2001年10月13日


  1. 邦画-た

2015-10-17

八つ墓村

★★★+
八つ墓村(豊川版)
鑑賞No:00829
製作:1996年/日本/127分
監督:市川崑
出演:豊川悦司/浅野ゆう子/高橋和也/宅麻伸

岡山と鳥取の県境に位置する山村の八つ墓村は、戦国時代に村人によって惨殺された8人の落武者の祟りがあると言い伝えられていた。そんな村の青年・辰弥は村の資産家・田治見要蔵の遺児であることを知らされ、田治見家を継ぐように言われる。このことを巡って、村で次々と連続殺人事件が起こることに・・・。

八つ墓村で起こった連続殺人事件に、名探偵・金田一耕助が挑む本格推理サスペンス。遺産相続、祟り、鍾乳洞、双子の老婆・・・・といった具合に横溝ミステリー特有のキーワードが出てきてミステリアスな雰囲気を醸し出している。本作の題材となった津山事件は1938年に起こっており、別名“津山30人殺し”として有名な大量殺人事件が実際に起こっているだけに、単なるフィクションにとどまらないおどろおおどろしさが醸し出されている作品である。本作は1951年に片岡千恵蔵の金田一、1977年には渥美清の金田一で映画化されている。本作の豊川悦司の金田一とあわせ、石坂・金田一、古谷・金田一を見慣れた人には映画版・八つ墓村は、他の横溝作品と比べ少し趣が異なる映画となっている。

劇場公開日 1996年10月26日


  1. 邦画-や

2015-10-16

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

★★+
スウィーニー・トッド
鑑賞No:01478
原題:Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street
製作:2007年/アメリカ/117分
監督:ティム・バートン
出演:ジョニー・デップ/ヘレナ・ボナム=カーター

ベンジャミン・バーカーはロンドンで妻と娘の3人で幸せに暮らす床屋だった。しかし、彼の妻の美貌に横恋慕した街の有力者タービン判事の策略でバーカーは無実の罪を着せられ、流刑となる。15年後、ロンドンに戻ってきたバーカーは、妻が服毒自殺し、娘は行方不明になっていることを知る。タービン判事への復讐の念を強めたバーカーは、スウィーニー・トッドと名を変え、理容店を再開し、復讐の機会を待つことに・・・。

ティム・バートン監督とジョニー・デップが6度めのコンビを組んだブロードウェイ・ミュージカルの映画化。2008年 第65回ゴールデン・グローブ賞の作品賞(ミュージカル/コメディ部門)を獲得した作品。ジョニー・デップも本作で主演男優賞を受賞している。19世紀のロンドンに実在したといわれる連続殺人犯スウィーニー・トッドの話ということで興味を持って観たが、全編ミュージカル仕立てということも手伝って、当初期待していたイメージとはかけ離れた印象の映画となっていた。ストーリーは至って簡単で、上記に記載した内容がストレートに描かれているだけ。ジョニー・デップのファンにとってはデップが歌うシーンはたまらないのかもしれないが、ミュージカルが好きでなければ、かなり中だるみする展開。ラストにちょっとしたオチはあるものの、特にドンデン返しもなく、ほんとストレートなストーリーでやや消化不良。カミソリで喉を掻き切り、血が吹き出るシーンが結構あるので、血を見るのが弱い人は要注意。また、彼が殺した人間の肉でパイを作ることになるなどグロいシーンも・・・。

劇場公開日 2008年1月19日


  1. 洋画-す

2015-10-15

龍三と七人の子分たち

★★★+
龍三と七人の子分たち
鑑賞No:02721
製作:2015年/日本/111分
監督:北野武
出演:藤竜也/近藤正臣/中尾彬/品川徹/樋浦勉

金も居場所もなくなり、毎日くすぶった生活を送っていた元ヤクザの元組長、龍三。ある日オレオレ詐欺にひっかかってしまった龍三は、詐欺で人々を騙す若者たちを成敗しようと、昔の仲間を呼び寄せて世直しに立ち上がるが・・・・。

かつてはダンディな役柄の多かった藤竜也が、最近はおじいさん役が多くなり、さらに本作ではここまでやるかという演技を見せる負けず嫌いで天然な元ヤクザの組長を好演している。藤竜也演じる龍三のもとに集まる子分たちも見覚えのあるバイプレイヤー達が演じ、アクの強い集団を構成している。それだけインパクトの強いジジイ集団なので、敵役である詐欺集団のインパクトが小さすぎたのが残念。全体的にはテンポよく進み、軽妙な掛け合いとハチャメチャな展開で大いに楽しませてくれはするが、何かもう一つ物足らなさが残るのはなぜだろうか・・・?

劇場公開日 2015年4月25日



  1. 邦画-り

2015-10-14

王妃の館

★+
王妃の館
鑑賞No:02720
製作:2015年/日本/123分
監督:橋本一
出演:水谷豊/田中麗奈/吹石一恵/尾上寛之

売れっ子作家の北白川右京は新作小説の執筆のため、日本語で「王妃の館」を意味するパリの超一流ホテル「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ」に宿泊できるという豪華ツアーに参加。パリの街にインスピレーションを受けた右京の筆は順調に進んでいくが・・・・。

人気作家・浅田次郎の同名小のを映画化。最近はTVドラマ「相棒」の杉下右京役のイメージが強い水谷豊だが、本作では全く新しいキャラ像を期待していたが、キャラも内容も大きく裏切られた感の強い作品だった。見るからに杉下右京とは真逆のキャラのような出で立ちながら、実は有名作家という設定で、人物的にも杉下右京と相通じる所が感じられ、まずガッカリ。さらに役名が北白川右京と名前がかぶっているのも最悪。ストーリー設定も、メインはツアーの二重売りだが、これがさほど盛り上がるほど面白いわけではなく、あとはこれと言って興味を惹く設定はなし。そして何よりも、何度となく挿入されるルイ14世の話が全く面白くなく、ただただストーリーをぶつ切りにしているだけのようで残念だった。

劇場公開日 2015年4月25日



  1. 邦画-お

2015-10-13

エイプリルフールズ

★★★★
エイプリルフールズ
鑑賞No:02719
製作:2015年/日本/120分
監督:石川淳一
出演:戸田恵梨香/松坂桃李/ユースケ・サンタマリア/菜々緒

人に対して恐怖心を抱いてしまう清掃員のあゆみは、一晩だけ関係を結んだ外科医の亘に対して、身ごもっていると打ち明ける。ところが亘は、エイプリルフールだからとあゆみの言葉に耳を貸さなかった。居ても立ってもいられなくなったあゆみは、亘がいるイタリアンレストランに向かう。一方の亘は、きれいなキャビンアテンダントの麗子とランチを楽しんでいて・・・・。

4月1日エイプリルフールにちなんだ脈絡のないエピソードが次々と目まぐるしく展開し、最初少々戸惑うが、それぞれのエピソードの関係者が別のエピソードに微妙に絡んでいく設定が面白く、バラバラだったエピソードがいつの間にか、繋がっているような錯覚になるのは見事。出演者も豪華多彩で、観ていてワクワクし、今までのイメージとは違ったキャラを演じるキャストもいて楽しい。基本はコメディで小ネタの笑い満載ながら、要所要所で泣かせる演出があるのも粋。

劇場公開日 2015年4月1日



  1. 邦画-え

2015-10-12

新宿スワン

★★★★
新宿スワン
鑑賞No:02718
製作:2015年/日本/139分
監督:園子温
出演:綾野剛/山田孝之/沢尻エリカ/伊勢谷友介

一文無しであてもなく歌舞伎町を彷徨っていた白鳥龍彦は、スカウト会社「バースト」幹部で謎に満ちた一流スカウトマンの真虎に助けられ、スカウトマンとしての道を歩み始める。裏社会に足を踏み入れた龍彦は、危険な思惑が交錯する世界を縦横無尽に駆け抜けていく・・・・。

「ヤングマガジン」連載の和久井健による人気コミック「新宿スワン 歌舞伎町サバイバルバトル」の実写映画化。これまでクールな役柄の多いイメージだった綾野剛が、そのイメージを大きく変えた作品と言える。髪を金髪に染め、チンピラまがいの新人スカウトマン役で、時にヘラヘラ、またしょっちゅうボコボコにされるなど、意外なシーンが続出。しかし、それも次第に馴染んでいき、白鳥龍彦という役どころになりきっていた。その分、クールな役どころは伊勢谷友介と山田孝之が担っているが、白鳥龍彦と山田孝之演じる秀吉との関係が明らかになってからは山田孝之のクールさが失速するのは残念。それに反し、最後までクールさを保ち、大いに予感させる続編の中心的存在になるだろう伊勢谷友介演じる真虎はイカしていた。

劇場公開日 2015年5月30日



  1. 邦画-し

2015-10-11

ティム・バートンのコープスブライド

★★
コープスブライド
鑑賞No:01376
原題:Tim Burton's Corpse Bride
製作:2005年/イギリス/77分
監督:ティム・バートン/マイク・ジョンソン
声の出演:ジョニー・デップ/ヘレナ・ボナム=カーター

19世紀ビクトリア朝のロンドン。結婚を控えた内気な青年ビクターは、ふとした間違いからコープスブライド(死体の花嫁)の指に結婚指輪をはめてしまい、死者の世界に連れ去られてしまうが・・・・。

「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のティム・バートン監督が贈る人形アニメ。CGが多用化される昨今の中でかなり手間のかかるストップモーションアニメを使用することでCGとは違った味わいを出している。また生者の世界をモノクロ化し、死者の世界をカラフルなカラーで表現している点も面白い。映像に労力を使っている分、ストーリーはありきたりなのが残念。

劇場公開日 2005年10月22日


  1. 洋画-こ

2015-10-10

バタリアン

★★★
バタリアン
鑑賞No:00175
原題:Battalion
製作:1985年/アメリカ/91分
監督:ダン・オバノン
出演:クルー・ギャラガー/ジェームズ・カレン

ロサンゼルスの科学資料倉庫に保存されていた謎の箱を、倉庫係が叩いたことからガスが噴出し、そのガスの影響で土葬されていた死者がゾンビとして蘇えった。まともにガスを受けた倉庫係2人も様子がおかしく、生きながらにして死者と同様の身体になっていた・・・。

ゾンビを扱ったホラーだが、どこか笑えるコメディ調の映画。ホラー映画としてみるならばレベルは低いが、コメディ映画として観れば大いに笑える。ただ、従来のゾンビ映画にはない“走る”ゾンビには緊迫感があり、ホラー性も失われてはいない。ゾンビをいかに退治するか(どういう結末に持っていくか)をとても期待して観ていたが、ラストはとても安直な結末で少しガッカリ。

劇場公開日 1986年2月1日


  1. 洋画-は

2015-10-09

ニュー・シネマ・パラダイス

★★★★
ニュー・シネマ・パラダイス
鑑賞No:00585
原題:Nuovo cinema paradiso
製作:1989年/イタリア、フランス/124分
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:フィリップ・ノワレ/ジャック・ベラン

シチリアで育ったサルヴァトーレはある日、故郷からアルフレッドの死の知らせを受ける。アルフレッドは、彼が幼い頃よく出入りした映画館パラダイス座の映写技師だった。葬儀のため30年ぶりに島に戻った彼は、パラダイス座が廃館になっていることを知る・・・。

アカデミー外国語映画賞及びカンヌ映画祭審査員特別グランプリを受賞した、G・トルナトーレ監督の秀作。ノスタルジックな雰囲気と、作中で流れるエンニオ・モリコーネの音楽が何ともいえない映画。大戦直後の、映画を心のよりどころとする人々と、フィルム1コマ1コマに対する映写技師アルフレッドの熱い思いが伝わって来る。幼い頃のサルヴァトーレを演じたサルヴァトーレ・“トト”・カシオの演技も愛らしい。

劇場公開日 1989年12月16日


  1. 洋画-に

2015-10-08

トゥモローランド

★★+
トゥモローランド
鑑賞No:02703
原題:Tomorrowland
製作:2015年/アメリカ/130分
監督:ブラッド・バード
出演:ジョージ・クルーニー/ヒュー・ローリー

宇宙飛行士を夢見る17歳の少女ケイシーは、ある日、自分の荷物の中に見慣れないピンバッジが紛れ込んでいるのを見つける。ピンバッジに触れたケイシーは、テクノロジーの発達した未知の世界「トゥモローランド」に迷い込むが、ほどなくして元の世界に戻ってきてしまう。そんな彼女の前にアテナと名乗る謎の少女が現れ、「再びトゥモローランドに行きたければ、フランクという男を訪ねろ」と言う。このことをきっかけに、ケイシーは人類の未来をかけた冒険に出ることになるが・・・・。

完全に前評判、宣伝に騙されたと言っても過言ではない内容の作品。チラシにも記載してあった「ウォルト・ディズニー最大の謎にして、最高のプロジェクト」から、どんな謎があるのか、どんな謎解きが展開されるのか、ワクワクして観始めたが、そんなミステリアスな展開はまったく見せません。むしろ子供でも楽しめるような冒険アドベンチャーのようなエンターテイメント作品です。だから、未来都市トゥモローランドの描写は素晴らしいです。ただ、内容が期待外れだったことは否めません。

劇場公開日 2015年6月6日



  1. 洋画-と

2015-10-06

いこか・もどろか

★★★
いこか・もどろか
鑑賞No:00281
製作:1988年/日本/105分
監督:生野慈朗
出演:明石家さんま/大竹しのぶ/清水紘治/阿藤快

暴力団の金を使い込んで窮地に立たされていた田口翔平は、ひったくりを行う。しかしその金を向井小夜子というOLに横取りされてしまう。小夜子はギャンブルで会社の金を使い込んでいたためだ。そこで2人はさらに金を得るため、強盗を計画する。これが暴力団や警察に追われるドタバタ劇の始まりだった・・・。

すでに「男女7人」シリーズで共演を果たし息もピッタリの2人だったが、この映画撮影終了後に結婚発表がされるほど、この映画での息の合い具合は最高潮だったのかもしれない。内容的にはドタバタ劇で決して品質的には高くないが、2人の持つキャラがよく活かされていて十分楽しめる。ジェットコースタームービーと評されたが、テンポいいストーリー展開もよかった。

劇場公開日 1988年8月27日




  1. 邦画-い

2015-10-05

★★★★
顔
鑑賞No:00979
製作:2000年/日本/123分
監督:阪本順治
出演:藤山直美/佐藤浩市/豊川悦司//楠道代

引きこもりの正子は、母親が営むクリーニング店を手伝いながら暮らしていたが、突如その母が急死する。そして通夜の夜、正子は仲の悪い妹・由香里をはずみで殺してしまい、彼女の逃亡生活が始まることとなる。やがて正子はホステスとなって性格も外交的に変わり、生きる意欲も出てくるようになる・・・。

いわゆる「松山ホステス殺人事件」を起こし、長年逃亡を続けるが時効直前に逮捕された福田和子にヒントを得た作品。福田和子は逃亡のため美容整形を繰り返し顔を変えているため、本作のタイトルもここから来ているのかと思ったが、そうではないようだった。なぜ「顔」なのかは分からないが、家に引きこもりの醜女が殺人を機に逃亡生活を送りながらも出会う人々との触れ合いから生きがいが出てくることで表情は変わってくる。「顔」とはそこからなのだろうか?関西の大喜劇役者だった藤山寛美の娘だけあって、笑いどころもうまく入っており、いい具合に仕上がっている。

劇場公開日 2000年8月12日




  1. 邦画-か

2015-10-04

ダウト ~あるカトリック学校で~

★★★+
ダウト あるカトリック学校で
鑑賞No:01711
原題:Doubt
製作:2008年/アメリカ/105分
監督:ジョン・パトリック・シャンレー
出演:メリル・ストリープ/フィリップ・シーモア・ホフマン

1964年のニューヨーク。カトリック学校の校長シスター・アロイシスは、司祭のフリン神父が校内で唯一の黒人生徒と親密な関係にあることを耳にする。フリン神父が生徒と不道徳な関係にあるのではないかと疑ったアロイシスは、証拠もないままフリン神父を糾弾するが・・・・。

第81回アカデミー賞で、メリル・ストリープが主演女優賞にノミネート、フィリップ・シーモア・ホフマンが助演男優賞ノミネート、エイミー・アダムスが助演女優賞ノミネートされている話題の作品。残念ながら3人ともオスカーは逃したものの、特にメリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンの対決シーンは見もので、緊迫した舌戦に言いようもない興奮を覚えるような演技は見事。しかしそれほどの対決シーンを見せながら、なんかスッキリしない結果に観た人はみんな納得したのだろうか?本当の真実はぼかされたまま終わり、結論を観客に求めるような手法は最近多いが、対決シーンが見事だっただけに観ていてスッキリする結論が欲しかった。ラストのメリル・ストリープの言葉も意味深でますます謎の多い作品となってしまった。

劇場公開日 2009年3月7日


  1. 洋画-た

2015-10-03

Shall we ダンス?

★★★★
Shall we ダンス
鑑賞No:00721
製作:1996年/日本/136分
監督:周防正行
出演:役所広司/草刈民代/竹中直人/渡辺えり子

ごく平凡なサラリーマンの杉山正平は、ある日の会社帰りに電車の窓から見えるダンス教室の窓に佇む女性を見つけ興味を覚える。数日後、杉山はそのダンス教室を訪れ、ダンスのレッスンを受けることにした。社交ダンスは全くの初心者だった杉山だが、杉山が見かけた女性はこのダンス教室の娘で、ダンス・コンテストの最高峰ブラック・プールに出場するほどの先生だった。やがて杉山の会社の同僚・青木もここの生徒であることを知り、次第に社交ダンスにのめりこんでいくのだが・・・・。

社交ダンスの映画と聞くと普通ならパスしてしまうジャンルですが、そこは「シコ、ふんじゃった。」の周防監督、マイナーな題材をみごとなエンターテイメント映画に仕立て上げているのには感心した。出演陣もかなり練習したんでしょうね。その努力と意気込みが伝わってくる映画で、この映画で社交ダンスブームが起こったのもうなずけます。普通なら興味を持たない社交ダンスという世界に触れることができたのも映画という媒体のおかげだと思います。それにしても「シコ、ふんじゃった。」もそうですけど出演者の竹中直人、主演を食うような強烈なインパクトを残す役者であり、役どころですね。

劇場公開日 1996年1月27日


  1. 邦画-し

2015-10-02

ハンサム★スーツ

★★★
ハンサム★スーツ
鑑賞No:01710
製作:2008年/日本/115分
監督:英勉
出演:谷原章介/塚地武雅/北川景子/佐田真由美

母親の残した定食屋を継いだ琢郎は、料理は上手いが容姿がぶさいくなため、今まで女性に告白してはフラれていた。そんな琢郎の店に美人で心優しい寛子がバイトとしてやってくる。一目で寛子に惚れた琢郎だったが、あっけなくフラれ、ひどく落ち込んでしまう。そんな矢先、立ち寄った洋服屋で、着るとハンサムになれるというスーツを勧められることに・・・・。

もちろんハンサムな男がもてるのは仕方のないことです。でも見た目だけではなく、内面で判断しようとする女性もおり、本当に大切なことは内面がハンサムなことであることを言いたいのかもしれませんが、それ自体ベタな話で現実はそうでもないですよね。でも昨今ではお笑いスターをはじめとした、モテる男の要素も多様化はしており、ただハンサムなだけではダメですね。映画自体はちょっとおバカ映画に近い完成度の低さがあり、特に谷原章介の見ていて恥ずかしくなりそうな素人演技(そういう演出なのでしょうが・・・)がどうも作品の品位・品質を下げているような気がしてなりませんでした。逆に北川景子は本人も役どころもとてもよく、非常に好感の持てる女優さんでした。期待せずに気楽に観るにはいい作品。

劇場公開日 2008年11月1日


  1. 邦画-は

2015-10-01

くちびるに歌を

★★★★+
くちびるに歌を
鑑賞No:02717
製作:2015年/日本/132分
監督:三木孝浩
出演:新垣結衣/木村文乃/桐谷健太/恒松祐里

同級生の教師ハルコが産休に入ることから代役を頼まれ、東京から故郷の長崎県・五島列島に戻ってきた柏木ユリは、中学校の合唱部で顧問を務めることに。かつては天才ピアニストだったと噂され、教師とは思えないぶっきらぼうな性格のユリは、コンクール出場を目指す合唱部の生徒たちに、「15年後の自分」へ宛てた手紙を書くという課題を出す。その課題に応じた生徒たちがつづる手紙には、15歳の少年少女が抱える悩みや葛藤がつづられていた・・・・。

アンジェラ・アキの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をモチーフに生まれた中田永一の小説の映画化。「トワイライト ささらさや」で個人的に好感度が一気にアップした新垣結衣が、今度は代理教師としてやって来たピアニストをまたも好演している。合唱部の顧問となった柏木と部員たちは最初は相容れないが、部員たちの持つ様々な悩みや事情を知るにつれ、次第に打ち解けていくというストーリーはありきたりではあるが、自然とのめりこまれていく。そして柏木のピアノ封印のワケも明らかにされるが、それよりもなによりも衝撃的で涙を誘うのが桑原サトルの手紙だ。手紙に綴られた、彼の生まれてきた理由と使命、そして親や兄を恨むでもなく、むしろ感謝するという幼気な気持ち。このくだりはもう涙が止まらなかった。

劇場公開日 2015年2月28日



  1. 邦画-く