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2016-01-30

激突!

★★★★+
激突
鑑賞No:00488
原題:Duel
製作:1971年/アメリカ/90分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:デニス・ウィーバー/ティム・ハーバート

ハイウェイを走行中の平凡な男デビッドの車が大型タンクローリーに行く手を遮られる。先を急いでいたデビッドはアクセルを踏んでタンクローリーを追い抜くが、これが悲劇の始まりとなる。タンクローリーは再びデビッドの車を抜き前方をふさぎ、さらに追い抜いたデビッドの車を執拗に迫ってきた・・・。

映画の大半は追われる車と追うタンクローリーのシーンが中心というこれほど単純な映画はないが、なぜか最後まで目が離せない。追う者の姿(顔)をみせないこと、なぜ執拗に追い回すのか不明なこと、が観る者に不気味な恐怖感を起こさせる。特撮やCGもなく、単純なストーリーでもこれだけ面白い映画が作れるという典型的な例である。

劇場公開日 1973年1月13日



(キャスト一覧)
デニス・ウィーバー(デヴィッド・マン)
ティム・ハーバート
チャールズ・シール


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2016-01-29

暗いところで待ち合わせ

★★★
暗いところで待ち合わせ
鑑賞No:01391
製作:2006年/日本/129分
監督:天願大介
出演:田中麗奈/チェン・ボーリン/佐藤浩市/井川遥

交通事故で眼が見えなくなったミチルは父の死により一人暮らしを始めることになる。一方、ミチルの家の前の駅で男性がホームから落ち、電車に轢かれる事件が起こる。被害者の同僚だったアキヒロが現場から逃げたことで指名手配され、アキヒロはミチルの家に忍び込むことに・・・。

乙一の同名小説の映画化。限られた登場人物の中でコンパクトに纏められていて、とても分かりやすい映画だった。ただ、アキヒロがミチルの家に忍び込んで居続けるところやミチルが家の中で転倒したときに落下物からミチルを守るため存在を明らかにした後も何事もなかったように同居を続けるところなどはイマイチ説得力のある説明がなく、不親切だった。アキヒロの犯行を前提に観ていたのでラストは意外だったが、重要なポイントが解決されないまま終わったのは残念。(何かはネタばれになるので記載しません)しかしながら、派手さはないが最後まで楽しめた良品。

劇場公開日 2006年11月25日



(キャスト一覧)
田中麗奈
チェン・ボーリン
佐藤浩市
井川遥
宮地真緒
岸部一徳


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2016-01-28

コラテラル・ダメージ

★★+
コラテラル・ダメージ
鑑賞No:01111
原題:Collateral Damage
製作:2001年/アメリカ/108分
監督:アンドリュー・デイヴィス
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/フランチェスカ・ネーリ

ロサンゼルスの消防隊長・ゴーディーは、高層ビルのカフェで妻と幼い息子と待ち合わせをしていた。しかし、目の前で突然大爆発が起こり、妻と息子は巻き添えになって死んでしまう。爆発直前に、爆弾を仕掛けたテロリストを目撃していたゴーディーはCIAやFBIに通報し、すぐ犯人が捕まると信じていたが、事件は一向に進展しなかった。この事件が“コラテラル・ダメージ(目的のための犠牲)”と疑い始めたゴーディーは自ら犯人捜索を始めるため、テロリストの本拠地コロンビアに向うが・・・・。

この作品は、公開直前にあの9.11同時多発テロ事件が起こったため、日米での公開が延期された作品として有名です。正義と悪が明確に描かれていてあたかも米国を正当化するかのごとく描かれているが、実はどちらも大差ないことを如実に表した映画かもしれない。目的のためとはいえ、これだけの犠牲者が出るようでは、その目的はどんな理由を持ってしても正当化できないのでは? 単なるアクション映画として観る分にはいいかもしれないが、現実では大きな問題をはらんでいる映画かもしれない。それにしてもターミネーターならいざ知らず、アクションシーンには非現実的なシーンも多く、多少興ざめする部分も否めなかった。どうも中途半端な感のする映画。

劇場公開日 2002年4月20日



(キャスト一覧)
アーノルド・シュワルツェネッガー
イライアス・コティーズ
フランチェスカ・ネリ
クリフ・カーティス
ジョン・レグイザモ
ジョン・タトゥーロ


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2016-01-27

イージー・ライダー

★★★
イージー・ライダー
鑑賞No:00526
原題:Easy Rider
製作:1969年/アメリカ/95分
監督:デニス・ホッパー
出演:ピーター・フォンダ/デニス・ホッパー

マリファナの密輸で大金を手にしたキャプテン・アメリカとビリーは、大型オートバイを買い、旅に出た。2人は、自由の国アメリカの幻影を求めて、フロンティア精神の母体、南部をめざし、気ままにオートバイを走らせる。途中、留置場に入れられる事件に巻き込まれるが、彼らを助けてくれた弁護士のジョージも加わり、ニューオリンズを目指すが・・・・。

作品の芸術性をはるかに超えるといわれる作品。しかしながらあ、この作品を監督したのは出演者でもあるデニス・ホッパーーで、当時まだ32歳の初監督作品。さらに、ピーター・フォンダもジャック・ニコルソンもこのときは大スターといえるような存在ではない若者で、この作品自体、伝統的なハリウッド映画の流儀に逆らう若者による作品と言える。よって、ストーリーも自由気ままと言わざるを得ない。そして、ありきたりなエンディングでもない。すべてが挑戦的な作品といえる。

劇場公開日 1970年1月24日



(キャスト一覧)
ピーター・フォンダ(Captain_America)
デニス・ホッパー(Billy)
ジャック・ニコルソン(George)
アントニア・メンドザ(Jesus)


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2016-01-26

HERO (2015年)

★★★
HERO(2015).jpg
鑑賞No:02761
製作:2015年/日本/120分
監督:鈴木雅之
出演:木村拓哉/北川景子/松たか子/佐藤浩市

ネウストリア大使館の裏通りで女性が車にはねられて死亡し、東京地検城西支部の検事・久利生は事務次官の麻木千佳とともに事故を起こした運転手を取り調べる。そんな2人の前に、かつて久利生の事務官を務めていた雨宮舞子が現れる。死亡した女性が、大阪で検事として活躍している雨宮の追っていた事件の重要な証人だったことから、久利生と雨宮は事件の裏に何かがあると感じ、合同で捜査を開始する・・・・。

本作は2007年の劇場第1作を観ただけで、TVドラマシリーズは観ていない。それが影響してか、内輪ネタが結構出てくるので、ついていけない部分は結構あった。事件自体は特に新規性やミステリー性はなく、ありきたり。「たかが交通事故」というセリフに木村拓哉演じる久利生検事は何度もムッとするが、現実、担当事件は交通事故なのに、東京・大阪の検事たちが集団であんなに捜査に関わるなんて、ドラマとはいえちょっと現実離れしている。現実離れしていると言えば、本作の主テーマである、外国大使館に対する捜査。外交官特権や治外法権といった、打つ手なしの大きな壁に対してどう乗り越えるかというのが一番の見どころとなっているが、乗り越えたというよりは出来すぎの設定によるものが多く、イマイチ感動はできなかった。

劇場公開日 2015年7月18日



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2016-01-25

日本のいちばん長い日 (2015年版)

★★★+
日本のいちばん長い日(2015)
鑑賞No:02760
製作:2015年/日本/136分
監督:原田眞人
出演:役所広司/本木雅弘/松坂桃李/堤真一/山崎努

太平洋戦争末期の45年7月、連合国軍にポツダム宣言受諾を要求された日本は降伏か本土決戦かに揺れ、連日連夜の閣議で議論は紛糾。結論の出ないまま広島、長崎に相次いで原子爆弾が投下される。一億玉砕論も渦巻く中、阿南惟幾陸軍大臣や鈴木貫太郎首相、そして昭和天皇は決断に苦悩する・・・・。

昭和史研究の第一人者・半藤一利の傑作ノンフィクション「日本のいちばん長い日 決定版」の映画化。太平洋戦争での日本の降伏決定から、それを国民に伝えた玉音放送が敢行されるまでの知られざる裏側を描いている。1967年に岡本喜八監督によって製作された同名映画のリメイクとなりますが、カラーで映像も綺麗なので、1967年版とは全く違った印象を受ける作品となっています。本作は降伏か本土決戦かの決断に苦悩する阿南陸軍大臣たち人物にスポットが当たっていたような印象を受けたが、1967年版は陸軍将校たちによるクーデター決行にスポットを当てていた感じが強かったです。そしてモノクロということもあって、元の作品の方がリアル感、緊迫感が半端ではなかったような気がします。

劇場公開日 2015年8月8日



(キャスト一覧)
役所広司(阿南惟幾)
本木雅弘(昭和天皇)
松坂桃李(畑中健二)
堤真一(迫水久常)
山崎努(鈴木貫太郎)
神野三鈴(阿南綾子)
蓮佛美沙子
大場泰正
小松和重
中村育二
山路和弘
金内喜久夫
鴨川てんし
久保耐吉
奥田達士
嵐芳三郎
井之上隆志
木場勝己
中嶋しゅう
麿赤兒
戸塚祥太
田中美央
関口晴雄
田島俊弥
茂山茂
植本潤
宮本裕子
戸田恵梨香(保木玲子)
キムラ緑子
野間口徹(館野守男)
池坊由紀
松山ケンイチ(佐々木武雄)
戸塚祥太


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2016-01-24

ザ・ウォーク

★★★+
ザ・ウォーク
鑑賞No:02762
原題:The Walk
製作:2015年/アメリカ/123分
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ジョセフ・ゴードン=レビット/ベン・キングズレー

1974年8月7日、当時世界一の高さを誇ったワールドトレードセンター。フランス人の大道芸人フィリップ・プティは、地上から高さ411メートル、110階の最上階で、そびえたつツインタワー間をワイヤーロープ1本でつなぎ、命綱なしの空中かっ歩に挑む・・・・。

米ニューヨークのワールドトレードセンターで命がけの綱渡りを敢行した男の実話の映画化。高所恐怖症の私には信じられないパフォーマンスであり偉業であるが、このパフォーマンスに至るまでの準備も結構大変で、仲間づくりやその仲間との葛藤、そして最大の難関であるワールドトレードセンタに綱渡り用の綱を張る準備作業。次々とアクシデントが起こるこの部分はある意味、綱渡りシーンよりもドキドキの連続だった。その分、綱渡り自体は意外と簡単にわたり切ってしまったため、ちょっと拍子抜けするが、片道だけかと思いきや、そのあとのパフォーマンスには驚かされる。ただ、綱の高さが地上から411メートルと桁外れに高すぎて、却って恐怖が半減したきらいはあった。

劇場公開日 2016年1月23日



(キャスト一覧)
ジョセフ・ゴードン=レビット(フィリップ・プティ)
ベン・キングズレー(パパ・ルディ)
シャルロット・ルボン
クレマン・シボニー
セザール・ドムボイ
ジェームズ・バッジ・デール


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2016-01-23

真夜中のカーボーイ

★★★
真夜中のカーボーイ
鑑賞No:01189
原題:Midnight Cowboy
製作:1969年/アメリカ/113分
監督:ジョン・シュレシンジャー
出演:ダスティン・ホフマン/ジョン・ボイト

金持ち女の相手をして金を稼ごうと、テキサスの片田舎からニューヨークへやって来たジョー。だが現実の壁は厳しく、カウボーイを気取る彼の夢は遠のいていくばかり。そんなジョーが知り合ったのがラッツォと呼ばれる一人の男。始終咳き込み足を引きずって歩くその小男と、ジョー。大都会のはみだし者同士、次第に友情を深めていく二人だが、ラッツォの病状は日増しに悪くなっていた。ジョーは、フロリダへ行くというラッツォの夢を叶えようとするのだが・・・・。

アカデミー賞を受賞したアメリカンニューシネマの名作と言われているが、全体的には暗い映画。そもそも主人公2人が男娼と肺病患者という設定だから明るいはずがない。さらにジョーは何をやってもうまくいかず、ラッツォも日増しに体の調子が悪くなっていく。それでもやっと手に入れられそうになったジゴロ生活を捨て友情を取るあたりは胸がじーんとなる。それにしても最後、ラッツォが死んでしまうのはやはりこの作品を暗いイメージにしている要因である。

劇場公開日 1969年10月9日



(キャスト一覧)
ダスティン・ホフマン(Ratso)
ジョン・ボイト(Joe_Buck)
シルビア・マイルズ(Class)
ジョン・マッギーバー(Mr._O'Daniel)
ブレンダ・バッカロ(Shirley)
バーナード・ヒューズ(Towny)
ビバ(Gretel)
ガストン・ロッシリ(Hansel)
ジェニファー・ソルト(Annie)


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2016-01-22

ローズマリーの赤ちゃん

★★★
ローズマリーの赤ちゃん
鑑賞No:01215
原題:Rosemary's Baby
製作:1968年/アメリカ/136分
監督:ロマン・ポランスキー
出演:ミア・ファロー/ジョン・カサベテス

マンハッタンの古いアパートに、若い夫婦者が越してきた。やがて妻のローズマリーは身篭もり、隣人の奇妙な心遣いに感謝しながらも、妊娠期特有の情緒不安定に陥っていく。彼女は、アパートで何か不気味なことが進行している、という幻想にとり憑かれていた・・・・。

アイラ・レヴィンの同名小説の映画化。ホラー映画の名作というだけあって、中盤までは結末がどうなるのか予想がつかない魅力ある展開をするのだが、不可解な出来事が悪魔たちの仕業と分かった時、この作品は迷走を始め、興味が薄らいでいく。そしてあの呆気にとられるラスト。前半がとても面白い内容だけに残念な作品。

劇場公開日 1969年1月11日



(キャスト一覧)
ミア・ファロー(Rosemary_Woodhouse)
ジョン・カサベテス(Guy_Woodhouse)
ルース・ゴードン(Minnie_Castevet)
シドニー・ブラックマー(Roman_Castevet)
モーリス・エバンス(Hutch)
ラルフ・ベラミー(Dr._Saperstein)
パッツィ・ケリー(Laura_Louise)
エリシャ・クック・Jr.(Mr._Nicklas)
Emmaline Henty(Elise_Dunstan)
Hanna Landy(Grace_Cardiff)
Angela Dorian(Terry)
チャールズ・グローディン(Dr._Hill)


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2016-01-21

フライングハイ

★★★
フライングハイ
鑑賞No:00200
原題:Flying High/Airplane!
製作:1980年/アメリカ/88分
監督:ジム・エイブラハムズ/デビッド・ザッカー/ジェリー・ザッカー
出演:ロバート・ヘイズ/ジュリー・ハガティ

かつて優秀な戦闘機乗りだったテッド・ストライカーは、戦争の後遺症で飛行機恐怖症に苦しんでいた。何とか恐怖症を克服したテッドは、それが原因で別れた恋人のエレインが搭乗する飛行機に乗り込み、よりを戻してくれるよう懇願するが、彼女はにべもない。そんな中、飛行機内で機内食が原因の集団食中毒が発生し、機長も副操縦士もダウン。乗客の運命はテッドの操縦に託されるが・・・・。

「大地震」「タワーリング・インフェルノ」「大空港」など、1970年代に数多く製作されたディザスター映画(パニック映画)のパロディだが、中心となっているのは1957年の「Zero Hour」である。これら数多のディザスター映画を徹底的にからかって見せたのがこの作品である。ただ、内容はからかっているが、重要なのは演者が皆、真顔で演じていることだ。パロディは真顔で演じるべきという製作サイドの信念が守られている。一見くだらない内容にも思えるが、何故か笑える作品。

劇場公開日 1980年12月13日



(キャスト一覧)
ロバート・ヘイズ(Ted_Striker)
ジュリー・ハガティ(Elaine)
カリーム・アブドル=ジャバール(Murdock)
ロイド・ブリッジス(McCroskey)
ピーター・D・グレイブス(Captain_Oveur)
レスリー・ニールセン(Dr._Pumack)
ローナ・パターソン(Randy)
ロバート・スタック(Kramer)
スティーブン・スタッカー(Johnny)


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2016-01-20

灰とダイヤモンド

★★★
灰とダイヤモンド
鑑賞No:00726
原題:Ashes and Diamonds Popiot I Diament
製作:1958年/ポーランド/102分
監督:アンジェイ・ワイダ
出演:ズビグニエフ・チブルスキー/エヴァ・クジイジェフスカ

第二次世界大戦末期、ポーランド。反ソ派テロリストのマチェックは、ソ連から来た共産地区委員長暗殺の指令を受ける。しかし、誤って別の男二人を殺してしまう・・・・。

1950年代終盤の、フランスのヌーヴェル・バーグが台頭する前のポーランド映画の傑作。やはり、この作品で強烈な印象を残すのが、ラストで撃たれた主人公が、ぞっとするような笑みを浮かべて広いゴミ捨て場をさまよい歩く姿だろう。そう強烈な印象に残ったのも、ポーランド人俳優のチブルスキーの巧みな表情の変化を見せる演技だろう。彼はこの演技で、東欧のジェームズ・ディーンと呼ばれ、若い世代のシンボルになったぐらいだ。

劇場公開日 1959年7月7日

(キャスト一覧)
ズビグニエフ・チブルスキー(Maciek)
エヴァ・クジイジェフスカ(Krystyna)
Waclaw Zastrzynski(Szczuka)
アダム・パウリコフスキー(Andrzej)
ボグミール・コビェラ(Drewnoski)
Jan Ciecierski(Portier)


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2016-01-19

OK牧場の決斗

★★★
OK牧場の決斗
鑑賞No:00416
原題:Gunfight at the O.K. Corral
製作:1956年/アメリカ/122分
監督:ジョン・スタージェス
出演:バート・ランカスター/カーク・ダグラス

牛泥棒のクラントン一家を追ってフォート・グリフィンにやって来たダッジ・シティのマーシャル、ワイアット・アープは、町民からリンチされそうになっていた賭博師ドク・ホリデイを、彼の情婦ケイトの協力で救い出す。ダッジ・シティで女賭博師ローラと出会ったワイアットはやがて彼女と共に第二の人生を歩もうと決意するが、そこへトゥームストンの町で保安官をしている兄バージルから救援の報が届けられ・・・・。

1881年10月26日に行われた、アリゾナ州トゥームストーンにおけるワイアット・アープとクラントン一味との対決の映画化。この有名な決闘の映画化は他にジョン・フォード監督の「荒野の決闘」があるが、豊富な資金、最高の技術、恵まれた俳優陣による本作は内容的にも事実にかなり正確である。バート・ランカスターが、威厳はあるが、どこか冷たいワイアット・アープを好演している。

劇場公開日 1957年7月3日



(キャスト一覧)
バート・ランカスター(Wyatt_Earp)
カーク・ダグラス(Doc_Holliday)
ロンダ・フレミング(Laura_Denbow)
ジョー・バン・フリート(Kate_Fisher)
ジョン・アイアランド(Ringo)
ライル・ベトガー(Ike_Clanton)
フランク・フェイレン(Cotton_Wilson)
アール・ホリマン(Charles_Bassett)
テッド・デ・コルシア(Shanghai_Pierce)
デニス・ホッパー(Billy_Clanton)
ジョン・ハドスン(Virgil_Earp)


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2016-01-18

スリーパーズ

★★★★
スリーパーズ
鑑賞No:00661
原題:Sleepers
製作:1996年/アメリカ/147分
監督:バリー・レヴィンソン
出演:ジェイソン・パトリック/ブラッド・ピット

1960年代のマンハッタンの西側、ヘルズ・キッチン。わんぱく少年4人組シェイクス、マイケル、トミー、ジョンがふとしたいたずらで通りがかりの紳士に重傷を負わせ、少年院に送られる。そこで彼らを待ち受けていたのは、残忍な看守ノークスによる暴力とレイプ行為だった。性的虐待を受けた4人は心身ともにズタズタにされながらも、このことは自分たちだけの秘密にすることに決める。10数年後、トミーとジョンは街で偶然見かけたノークスを衝動的に殺害する。逮捕された彼らを助け、さらなる復讐を図るため、マイケルはシェイクスとともに行動を起こす・・・。

復讐は是か非か、を考えさせられる映画ではあるが、もともと「必殺!仕事人」が好きな私にとって、そんな深く考えず、映画だと割り切って観れば随分楽しめた。長尺でややだれる部分もあるが、かなり豪華なキャストで、特に神父のロバート・デ・ニーロと弁護士のダスティン・ホフマンの存在感はさすが。綿密なストーリー、散りばめた伏線もよい。復讐劇ながら最後は爽快感すらある、見ごたえのある映画。

劇場公開日 1997年4月12日



(キャスト一覧)
ケビン・ベーコン
ブラッド・ピット
ビリー・クラダップ
ミニー・ドライバー
ロン・エルダード
ジェイソン・パトリック
ブルーノ・カービイ
ユージン・バード
ジョナサン・タッカー
ロバート・デ・ニーロ
ビットリオ・ガスマン
ダスティン・ホフマン
ブラッド・レンフロ


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2016-01-17

クローバーフィールド HAKAISHA

★★★+
クローバーフィールド
鑑賞No:01524
原題:Cloverfield
製作:2008年/アメリカ/85分
監督:マット・リーブス
出演:マイケル・スタール・デビッド/マイク・ボーゲル

ニューヨーク・ダウンタウンで、日本への転属が決まったロブを祝福するパーティが開かれていた。そのパーティの途中、突然の爆音が起こる。慌てて屋上に行き、ニューヨークの街を見ると、大爆発が!さらに混乱するニューヨークの街に、今度は自由の女神の首が落下してくる・・・。

評価の極めて難しい作品。製作のJ・J・エイブラハムが語っているように、アイデアとなった「ゴジラ」を彷彿させる映画だが、構成はまさに「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」に極めて近い。評価が難しいのは、いい点と悪い点が表裏一体で混在しているから。映像はオープニングとエンド・クレジットを除き、すべて民間人が撮ったというビデオ映像を使っているため、通常の映画とは違って斬新でリアル感が伝わってきた。一方、手ブレが多く、観ていて疲れるばかりか、下手すると気分が悪くなってしまう。ストーリーは分かりやすいといえばそれまでだが、中味がないともいえる。観ているものと同じ視線、同じ情報量なので、「何が起こっている?」「これから何が起こる?」というのが出演者と同じレベルで味わえ、次への展開のワクワク感はもの凄い。登場する怪獣らしき生物も遠目であったり一瞬だったりして今ひとつ実体がつかめないという恐怖感が募ってくる。しかし、最後まで主人公たちには何の情報も与えられないため、主人公と一体化している我々観客の消化不良感は否めないと思う。あとハンディビデオ映像。そもそもここに一番斬新姓があるといわれており、一定の評価はできると思う。ただ、リアリティを追究するならもっと徹底すべきで、素人映像だがどこか映画っぽくしようとするわざとらしさが随所に垣間見えて、少し興醒め。結局、この作品は映画としては高評価はできないが、映像表現作品として観れば少し面白い作品かなという印象だった。

劇場公開日 2008年4月5日



(キャスト一覧)
マイケル・スタール=デビッド
マイク・ボーゲル
オデット・ユーストマン
リジー・キャプラン
ジェシカ・ルーカス
T・J・ミラー


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2016-01-16

仮面の男

★★★★
仮面の男
鑑賞No:00772
原題:The Man in the Iron Mask
製作:1998年/アメリカ/132分
監督:ランドール・ウォレス
出演:レオナルド・ディカプリオ/ジェレミー・アイアンズ

1662年のパリ。ルイ14世の暴政のもと、民衆は飢えに苦しんでいた。このルイ14世には双子の弟フィリップがいたが、彼によって鉄仮面をつけられ地下牢に幽閉されていた。この事実を知ったかつての三銃士はフィリップを救い出し、彼とルイ14世を入れ替えようと画策するが・・・。

文豪アレクサンドル・デュマの原作「鉄仮面」の映画化。ストーリー的にはストレートで分かりやすい。ビックリするような大ドンデン返しはないが、観終わっての消化不良感も少ない当たり障りのない作品といった感じ。しかしすべてフィクションとはいえない伝説を扱っており、それなりに楽しめた。主役はやはりレオちゃん演じる二役の双子なんだろうけど、三銃士(四銃士)の活躍が目立つ作品となっている。

劇場公開日 1998年8月8日



(キャスト一覧)
レオナルド・ディカプリオ(King Louis)
レオナルド・ディカプリオ(Philippe)
ジェレミー・アイアンズ(Aramis)
ジョン・マルコビッチ(Athos)
ジェラール・ドパルデュー(Porthos)
ガブリエル・バーン(D'Artagnan)
アンヌ・パリロー(Queen Anne)
ジュディット・ゴドレーシュ(Christine)



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2016-01-15

十戒

★★★★+
十戒
鑑賞No:01066
原題:The Ten Commandments
製作:1957年/アメリカ/220分
監督:セシル・B・デミル
出演:チャールトン・ヘストン/ユル・ブリンナー

エジプト王ラメシス一世は、新しく生まれるヘブライの男の子をすべて殺すよう命を出す。そんな中で生まれたモーゼは、母親によってゆりかごに隠され、ナイル川に流される。その赤子を偶然にも見つけた王女は引き取って育てることに。成長したモーゼはエジプト王子として勢力を持ち始めるが、実の王子であるラメシスと次第に対立していく・・・。

セシル・B・デミル監督が1923年に製作した「十誡」の再映画化。220分というかなりの長尺だが飽きさせない、見ごたえのある作品。やはりスペクタル映画はこの人といわんばかりに、チャールトン・ヘストンのモーゼ役ははまっている。旧約聖書をもとにしてモーゼがイスラエルの民とともに聖地を築くまでを描いているが、やはり圧巻は紅海が真っ二つに割れるシーン。今でこそCG技術を持ってすれば容易に表現できるシーンかもしれないが、そんな技術のない50年前においてこの特撮シーンはやはりスゴイ!それにしても特撮シーンだけでなく、エキストラや馬車の数も半端ではありません。CGで表現できない時代にあって、映画に賭ける意気込みというか、壮大さには脱帽する作品です。

劇場公開日 1958年3月15日



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2016-01-14

6デイズ/7ナイツ

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6デイズ7ナイツ
鑑賞No:00759
原題:Six Days Seven Nights
製作:1998年/アメリカ/101分
監督:アイヴァン・ライトマン
出演:ハリソン・フォード/アン・ヘッシュ

ニューヨークでファッション雑誌の副編集長を務めるロビンは恋人と共に南の島・マカテア島に旅行に出かけ、バカンスを楽しんでいた。しかし、上司から急な仕事の依頼が入り、タヒチに行かなくてはならなくなった。やむを得ず、島で唯一のパイロット、クインを何とか説得しセスナ機で出発するが、天候が急変し2人は無人島に不時着していまう・・・。

ストーリー的には、無人島に不時着した男女2人が色々な苦難を乗り越えて脱出するが、その過程の中でお互い惹かれあっていくというもので、陳腐ではあるが単純ゆえ、それなりに楽しめる。ハリソン・フォードのアドベンチャー物というとやはり「インディ・ジョーンズ」シリーズが真っ先に思い浮かぶが、ラブ・ストーリー的性格が強い分、アドベンチャー性はイマイチ。観る前からある程度、結末が読める分、緊張感は少ないが、演じている役どころがスーパーマン的人物ではなく等身大の男である点がすこし面白い。
気軽に観るアドベンチャー物としてはまずまず。

劇場公開日 1998年12月19日



(キャスト一覧)
ハリソン・フォード
アン・ヘッシュ
デビッド・シュワイマー
ジャクリーン・オブラドース
テムエラ・モリソン
アリソン・ジャネイ
ダニー・トレホ


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2016-01-13

サウスバウンド

★★★★
サウスバウンド
鑑賞No:01513
製作:2007年/日本/114分
監督:森田芳光
出演:豊川悦司/天海祐希/北川景子/田辺修斗

小学校6年生の上原二郎の父・一郎は破天荒な男だった。税金の督促にきたおばさんには「だったら国民やめます」と追い返したり、修学旅行の費用が高いと学校まで乗り込んできたりという始末。そんなある日、恐喝事件がもとで二郎が起こした喧嘩が原因で一郎は学校や相手方の親と激しくやりあうことになる。そこで見かねた一郎の妻さくらは突然、「我が家は沖縄の西表島に引っ越します!」と宣言し、一家は沖縄へ。地元の人々にも温かく迎えられ、静かでのどかな島生活が始まるかに思えたが・・・。

直木賞作家・奥田英朗の同名小説の映画化。2時間弱の本作は、約1時間づつで東京編と沖縄編の2部構成となっている。東京編では、父親・一郎の破天荒なエピソードと、そんな父親が嫌でしょうがない息子の一郎の心情と、喧嘩事件に至る経緯を描いている。一転、舞台を沖縄・西表島に移してからは、まぶしいばかりの沖縄の空と海のもと、色々な制約に縛られることなく家族で生きていこうとする一家を描きながらも、やはり遠く離れた東京からの制約に果敢に抵抗する父と、それまで父に反発していた二郎が父の姿に誇らしさを感じていくさまを描いている。結局は巨大な権力の前の蟷螂の斧がごとく敗れ去り、ややスッキリしない部分もあったが、「たとえ負けるとわかっていても、自分が正しいと思ったら戦え!」(正確な台詞は曖昧ですが、こんな感じ?)と言った父・一郎の言葉には感動した。時代ずれしたところはあるものの、純粋でどこか憎めない父・一郎のおかしさとたくましさに、笑え感動する一作。

劇場公開日 2007年10月6日

(キャスト一覧)
豊川悦司
天海祐希
田辺修斗
松本梨菜
北川景子
松山ケンイチ
平田満
吉田日出子
加藤治子


  1. 邦画-さ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-01-12

自虐の詩

★★★★
自虐の詩
鑑賞No:01508
製作:2007年/日本/115分
監督:堤幸彦
出演:中谷美紀/阿部寛/西田敏行/遠藤憲一

大阪のひなびたアパートに住むイサオと幸江。イサオは無口な元ヤクザで、仕事もせずに酒とギャンブルに明け暮れており、内縁の妻の幸江がラーメン屋で働いて生計を立てていた。それでもイサオを愛していた幸江はやがて妊娠するが、それを聞いたイサオは家を出て行ってしまう。途方に暮れた幸江は、誤って歩道橋の上から落ちて重態となり、生死をさまよう中、これまでの人生が蘇えってくる・・・。

業田良家の同名4コマ・マンガが原作。「嫌われ松子の一生」で薄幸の女性を好演した中谷美紀が、「松子」を彷彿させるがごとく再び薄幸の女性を演じている。母に捨てられ、父親は銀行強盗をして刑務所へ。学校の弁当も日の丸弁当という極貧の少女時代のエピソードを交えながら、イサオとのビンボーな生活にも関わらず、どこか幸せな幸江。本当の幸せとは何かというのをつくづく考えさせられる作品となっている。ただ、暗く重い作品ではなく、そこは堤幸彦監督。テンポよく、シュールなギャグが至る所に散りばめられている。脇を固めるキャラクターも皆個性的で強烈な印象を残す。気に入らないとすぐちゃぶ台をひっくり返す乱暴者のイサオと、けなげに尽くす幸江だが、物語の後半で描かれる馴れ初めでは意外な展開に。若干端折られて、繋がりのわかり難い部分もあるが、最後は感動するラブストーリー。

劇場公開日 2007年10月27日

(キャスト一覧)
中谷美紀(森田幸江)
阿部寛(葉山イサオ)
遠藤憲一(あさひ屋マスター)
カルーセル麻紀(福本小春)
竜雷太(組長)
名取裕子(美和子)
西田敏行(森田家康)


  1. 邦画-し
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-01-11

ジャンパー

★★★+
ジャンパー
鑑賞No:01504
原題:Jumper
製作:2008年/アメリカ/88分
監督:ダグ・リーマン
主演:ヘイデン・クリステンセン/サミュエル・L・ジャクソン

高校生デヴィッドは、ある日凍結した川に落ちた際に、無意識のうちに図書館に瞬間移動して助かる。これにより、自分に瞬間移動の能力を知った彼は、この力を使って銀行から大金を盗む。さらに折り合いの悪かった父親の元を離れ、世界中を瞬間移動するという生活を満喫していた。しかし、彼の前にパラディンというジャンパー狩りをしているグループの首領ローランドが現れ、命を狙われる・・・。

世界中どこでも瞬間移動できる人々“ジャンパー”と、彼らを抹殺しようとする集団“パラディン”の対決を描く。SF映画としては設定は面白い。だが、追跡劇としてのハラハラドキドキ感には、例えば「明日に向って撃て!」のような深みというか緊迫感は薄かった。(瞬間移動できるという逃げる側の優位性からか?)追っ手のパラディンにも多彩な武器があったが、もう一つ緊張感を高めるような武器がなかったのが残念。テンポよい展開はよかったが、88分という短尺だったため、アッという間に終わってしまった感がある。ストーリーは単純でわかりやすいのはいいが、やはり内容的な充実感は薄かった。世界各地の観光地でのロケが話題になっていたが、日本は夜の東京なんですね?(まったくストーリーとは関係なかったけど・・・)ラストは中途半端な終わり方だったけど、続編があるってこと?

劇場公開日 2008年3月7日



(キャスト一覧)
ヘイデン・クリステンセン
サミュエル・L・ジャクソン
ジェイミー・ベル
ダイアン・レイン
レイチェル・ビルソン
マイケル・ルーカー
アナソフィア・ロブ
マックス・シエリオット
クリステン・スチュワート


  1. 洋画-し
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-01-10

さらば、ベルリン

★★+
さらば、ベルリン
鑑賞No:01503
原題:The Good German
製作:2006年/アメリカ/108分
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演:ジョージ・クルーニー/ケイト・ブランシェット

大戦におけるドイツ降伏後のベルリンに、ポツダム会談取材のためにアメリカ人記者ジェイクが訪れる。彼の運転手を務めることになったタリーは、裏で米軍の物資を横流ししていたが、そのタリーの情婦レーナが実はジェイクのかつての愛人だった。そんな中、10万マルクを所持したタリーがソ連領で死体となって発見される・・・。

監督のソダーバーグが敬愛する40年代映画を再現した映画として注目された映画。たしかに古きよき時代のモノクロ映像が見事に再現されており、「カサブランカ」や「第三の男」を思い起こさせる映像は満喫できた。反面、ストーリーは判りにくく、はっきり言って面白くはなかった。謎解きがメインストーリーなのだろうけど、何が謎なのかよく判らないままストーリーが進行していくようで、観ている方は取り残されていく感じがした。最後の結末も、なんか納得のいかない終わり方で、チョット残念な作品。

劇場公開日 2007年9月22日



(キャスト一覧)
ジョージ・クルーニー
ケイト・ブランシェット
トビー・マグワイア
リーランド・オーサー
ロビン・ワイガート
トニー・カラン


  1. 洋画-さ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-01-09

夜の大捜査線

★★★+
夜の大捜査線
鑑賞No:00932
原題:In the Heat Of The Night
製作:1967年/アメリカ/109分
監督:ノーマン・ジュイソン
出演:シドニー・ポワチエ/ロッド・スタイガー

南部で発生した殺人事件の容疑者として、駅で列車を待っていた黒人青年ヴァージルの身柄が拘束された。しかし警察の取り調べによって、ヴァージルは殺人課の刑事であることが判明する。警察署長のビルは、ヴァージルに反感を覚えながらも、協力して捜査を進めていくが・・・・。

反目しあいながらも、協力して事件捜査をする刑事コンビのスタイルは刑事ドラマにはつきものだが、本作はそのはしりといってもいい作品。ただ、その反目する理由は深刻。当時としては取り上げることの珍しかった人種差別が原因だったからだ。そして、この問題は2人の反目だけにとどまらず、捜査の行く手にも暗雲を漂わせる。それでも2人が解決に至るのは、ヴァージルの差別に屈しない堂々とした態度と自信のある推理であり、警察署長のビルも心の中ではそれを認めていたからだ。その心境がラストに態度になって表れるのが、何よりもほっとさせる。

劇場公開日 1967年10月25日



(キャスト一覧)
シドニー・ポワチエ(Virgil_Tibbs)
ロッド・スタイガー(Bill_Gillespie)
ウォーレン・オーツ(Sam_Wood)
リー・グラント(Mrs._Leslie_Colbert)
ジェームズ・パターソン(Purdy)
クエンティン・ディーン(Delores_Purdy)
ラリー・ゲイツ(Eric_Endicott)
ウィリアム・シャラート(Webb_Schubert)
ビア・リチャーズ(Mrs._Bellamy)
スコット・ウィルソン(Harvey_Oberst)


  1. 洋画-よ
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-01-08

ガス燈

★★★
ガス燈
鑑賞No:00535
原題:Gaslight
製作:1944年/アメリカ/114分
監督:ジョージ・キューカー
出演:シャルル・ボワイエ/イングリッド・バーグマン

ロンドン、ソーントン街。ガス燈の点る頃、この町を後にしイタリア留学に向かうポーラ。彼女の育て親である、名歌手の誉れ高き叔母は何者かに殺され、事件は未解決。傷心のまま旅立った彼女だったが、新天地で恋をし、声楽の勉強を諦め、その相手、作曲家のグレゴリーと夫婦になる。彼は彼女の育った家に関心を持ち、そんな落ち着いた環境で暮らしてみたいと言うので、ポーラも忌わしい記憶を拭い去って、ロンドンで再び生活を始めるが・・・・。

絶世の美人女優イングリッド・バーグマンが妙に独占欲の強い夫人役を演じた作品だが、内容は迫害と猜疑心が全編を覆う背筋も凍るスリラーである。ただ、ストーリーは意外と単純でつまらない。が、それを出演者全員の演技でカバーしている感じ。スリラーだがロマンスの要素もあり。

劇場公開日 1947年6月



(キャスト一覧)
シャルル・ボワイエ(Gregory_Anton)
イングリッド・バーグマン(Paula)
ジョセフ・コットン(Brian_Cameron)
ディム・メイ・ホイッティ(Miss_Thwaits)
アンジェラ・ランズベリー(Nancy)
バーバラ・エヴェレスト(Elizabeth)
エミール・ラモー(Maestro_Guardi)
エドモンド・ブレオン(General_Haddleston)


  1. 洋画-か
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-01-07

わが谷は緑なりき

★★★
わが谷は緑なりき
鑑賞No:01145
原題:How Green Was My Valley
製作:1941年/アメリカ/118分
監督:ジョン・フォード
出演:ウォルター・ピジョン/モーリン・オハラ

ウェールズの炭鉱業で生計を立てるモーガン家。ある日、経営者が賃金カットを断行したため、長兄イヴォーらは組合結成に動く。しかし、父ギリムがこれに反対したことから、息子たちは末っ子ヒューと姉のアンハラドを残して両親のもとを去ってしまう・・・・。

親の手を離れ、独立、結婚し、子供が生まれ、幸せな家庭生活を送るも、やがてその子供も成長し独立する年頃になった。そんな人に観て欲しい作品。この映画でも、家族の崩壊、少年時代、故郷、父親などが回想形式で描かれている。ちょっと陳腐だが、どこか懐かしく涙ぐんでしまう。色々なことが頭をよぎり、少年時代を思わず懐かしませてくれる作品。

劇場公開日 1950年12月29日



(キャスト一覧)
ウォルター・ピジョン(Mr._Gruffydd)
モーリン・オハラ(Anghard)
ドナルド・クリスプ(Mr._Morgan)
アンナ・リー(Bronwen)
ロディ・マクドウォール(Huw)
ジョン・ローダー(Ianto)
サラ・オールグッド(Mrs._Morgan)
バリー・フィッツジェラルド(Cyfartha)
パトリック・ノウルズ(Ivor)
Welsh Singers(Welsh_Singers)
アーサー・シールズ(Mr._Parry)
リス・ウィリアムズ(Dai_Brando)


  1. 洋画(わ行)
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-01-06

第三の男

★★★
第三の男
鑑賞No:01149
原題:The Third Man
製作:1949年/イギリス/105分
監督:キャロル・リード
出演:ジョセフ・コットン/オーソン・ウェルズ

第2次大戦終戦直後、米英仏ソの四カ国による分割統治下にあったウィーンに親友ハリー・ライムを訪ねてきたアメリカ人作家のホリー。だが、ハリーの家に着くと守衛からハリーは交通事故で死亡したと告げられる。腑に落ちないホリーはウィーン中の関係者をあたり、真相究明に奔走するが・・・・。

イギリス映画にして、ハリウッド映画の名作に匹敵すると言われるぐらいの傑作と評される作品。政治スリラー、ロマンス、ミステリーの要素が見事に絡まった完成度らしい。ただ、私はそもそもイギリス映画が肌に合わないのか、一度観た限りでは退屈でさほど面白いとは思えなかった。この映画でよく語られるのは映画史に残る悪役を演じたオーソン・ウェルズの演技だが、ちなみにウェルズの本作の出演はわずか5分である。

劇場公開日 1952年9月16日



(キャスト一覧)
ジョセフ・コットン
オーソン・ウェルズ
アリダ・バリ
トレバー・ハワード
バーナード・リー
ジェフリー・キーン
エルンスト・ドイッチュ


  1. 洋画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-01-05

気狂いピエロ

★★
気狂いピエロ
鑑賞No:00444
原題:Pierrot Le Fou
製作:1965年/フランス、イタリア/109分
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ジャン=ポール・ベルモンド/アンナ・カリーナ

フェルディナンがマリアンヌと再会する。5年ぶりにピエロと呼ばれた彼は、彼女との宿命的な旅に出発する。銃を携え盗んだ車で疾走する日々、やがて事態は急転する。すべてはマリアンヌの罠だったのか・・・絶望と愛の間でフェルディナンの選んだ結末とは・・・・。

ゴダール監督長編第10作にしてヌーヴェル・ヴァーグの金字塔的代表作。ただ、傑作と評されているが、決して面白い映画ではなく、むしろ理解しがたい、内容も訳が分からないといった作品。それでも魅力があるとしたら、突拍子のなさだろうか。ピエロのフェルディナンとマリアンヌの行動は理解しがたい、馬鹿げた驚きの連続だ。そしてついには破滅に向かって突き進んでいく。こんな自暴自棄な映画から何を得よというのだろうか?

劇場公開日 1967年7月7日



(キャスト一覧)
ジャン=ポール・ベルモンド
アンナ・カリーナ
グラッツィラ・ガルバーニ
ダーク・サンダース
レイモン・ドゥボス
サミュエル・フラー
ジャン=ピエール・レオ


  1. 洋画-き
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-01-04

猫侍 南の島へ行く

★★
猫侍 南の島へ行く
鑑賞No:02758
製作:2015年/日本/85分
監督:渡辺武
出演:北村一輝/LiLiCo/高山善廣/木野花/横山めぐみ

無双一刀流免許皆伝の腕前で「まだら鬼」の異名を持つ剣豪・斑目久太郎は、江戸で仕官できず、故郷の加賀藩でしがない浪人生活を送っていた。そんなある日、久太郎のもとに土佐藩から剣術指南役の誘いが舞い込みむ。愛猫・玉之丞を連れて土佐へと出立した久太郎だが、船着き場で謎の忍者に襲われて土佐行きの船に乗り遅れてしまう。なんとか小舟を借りて海に乗り出した久太郎は、土佐を目指すのだが・・・・。

強面の浪人が愛らしい白猫に萌える姿が人気の時代劇コメディ「猫侍」シリーズの劇場版第2作。北村一輝の侍キャラが面白く、前作は大いに楽しめたが、本作は期待倒れ。本作では北村が原案・脚本を担当したらしいが、それが失敗の元だろうか?今回の設定からしてそうだが、予算がないのか、キャストにしろ、セットにしろ、ともかく安上がり感がいっぱい。また猫侍のつぶやきギャグも前作ほど冴えがなく、あまり笑えなかった。

劇場公開日 2015年9月5日



(キャスト一覧)
北村一輝(斑目久太郎)
LiLiCo(お蓮)
高山善廣(青海信玄)
木野花(タエ)
横山めぐみ(お静)
木下ほうか(忍者)
酒井敏也(舟頭)
緋田康人(港の男)


  1. 邦画-ね
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-01-03

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分

★★★★
オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分
鑑賞No:02754
原題:Locke
製作:2013年/イギリス、アメリカ/86分
監督:スティーブン・ナイト
出演:トム・ハーディ/オリビア・コールマン

プライベートでは妻と2人の子どもにも恵まれ、仕事でも建築現場監督として評価され、順風満帆な人生を送っているアイヴァン・ロック。大規模なプロジェクトの着工を翌日に控えた夜、高速道路に乗り、目的地へ向かおうとしていたアイヴァンに1本の電話がかかってきたことから、全てが狂い始めていく・・・・。

高速道路を走る主人公ただ1人が86分間にわたって映し出される異色のワンシチュエーションサスペンス。映像としての登場人物は主人公ただ1人。あとは主人公と電話で話す声のみの登場。設定も高速道路を走る車の中だけという、何とも安上がりな設定。ただ、それだけに86分という短尺ながら最後まで飽きさせない、アイデアや展開が必要だが、そういう意味では終始緊張状態が続き、ハラハラさせられる展開ではあった。ともかく主人公はもうどうにもできない状況に追い詰められた中で、不倫相手の出産に立ち会うことを決意、そのために家庭や重要な仕事を犠牲にする覚悟で車を進めている。ただ、どうしても当日立ち会えなくなった重要な仕事の現場での業務を無事遂行させるため、代行者に必死で引き継ぎするものの、次々と問題が発生してくるという状況に陥る。しかも、この仕事すっぽかしを責任者に伝え、また不倫したことも妻に伝えたことにより、その対応にも追われる。さらに、出産間際の不倫相手からも出産立会いの督促電話が・・・。観ている方もあたふたしそうな状況に陥りながら、それでも主人公は諦めたり投げ出したりせず、一つずつクリアにしていくところは凄い。しかしながら、これだけハラハラさせて、どんな結末を迎えるのか?期待いっぱいだったが、どんでん返しなどの意外な展開はなく、あまりにも普通の結末だったのは残念。

劇場公開日 2015年6月27日



(キャスト一覧)
トム・ハーディ(アイヴァン・ロック)
オリビア・コールマン(ベッサン(声))
ルース・ウィルソン(カトリーナ(声))
アンドリュー・スコット(ドナル(声))
ベン・ダニエルズ(ガレス(声))
トム・ホランド(エディ(声))
ビル・ミルナー(ショーン(声))


  1. 洋画-お
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-01-02

ハッピーランディング

★★★
ハッピーランディング
鑑賞No:02753
製作:2015年/日本/109分
監督:天野千尋
出演:中村ゆり/永山たかし/佐藤めぐみ/渡辺邦斗/南圭介

結婚式を逃げ出した過去を持つ女、プロポーズに敗れた男、理想の結婚式に向けて空回りする花嫁、ケンカが耐えない結婚10年目の長距離トラック運転手とその妻、マスコミに追われる若手政治家と婚約者、離婚危機を妄想する亭主、花嫁に逃げられた過去を引きずり廃人同然の生活をする男と、それぞれの事情を抱える7組の結婚や恋にまつわるエピソードを描き出す。

7つのエピソードからなる結婚・恋愛をテーマにした作品。それぞれのエピソードの関係者が、他のエピソードに、無駄なく、あまりにも出来すぎな感があるほど絡んでいて、映画的には面白い。ただ、スポットの当て方が平均的なため、誰が主人公か、どれがメインか分からず、観終わってみると印象に残りにくい作品となってしまう感も強かった。

劇場公開日 2015年6月6日



(キャスト一覧)
中村ゆり(西沢薫子)
永山たかし(池江真彦)
佐藤めぐみ(槙野里美)
渡辺邦斗(花邑秀臣)
南圭介(原田敦史)
小池里奈(街田藍子)
高木心平(万現充)
清水富美加
田中雅美(眞田麻衣)
ドロンズ石本(眞田謙吾)
金児憲史(為永大)
阿部亮平(徳山蔵人)
原幹恵(高石沙織)
林寛子(野間口玲子)
樋口隆則(山口智生)
コアラ(サル)
若井尚子(為永百合実)
鈴木麻衣花(壇上千秋)
楊原京子(大島凜子)
竹原慎二(竹原慎二)
中村和裕(中村和裕)
長谷川初範(花邑恒彦)
相築あきこ(街田美鈴)
長嶋一茂(御堂岡恭介)
本屋敷健太(為永尊)
有本唯良(為永莉緒)
阿部真理奈(幻の少女)


  1. 邦画-は
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-01-01

スター・ウォーズ フォースの覚醒

★★★★
スター・ウォーズ フォースの覚醒
鑑賞No:02759
原題:Star Wars: The Force Awakens
製作:2015年/アメリカ/136分
監督:J・J・エイブラムス
出演:デイジー・リドリー/ジョン・ボヤーガ/ハリソン・フォード

銀河帝国と反乱同盟軍の第二デス・スターを巡るエンドアの戦いから30年後。帝国の残党が組織した新たな暫定軍事政権「ファースト・オーダー」と反乱同盟軍から派生した組織「レジスタンス」の戦いが続いていた。そんな中、レジスタンスの指導者であるレイア・オーガナは、パイロットのポー・ダメロンにある任務を言い渡す。一方、惑星ジャクー。少女レイは、廃品回収業者として苛酷な砂漠で孤独に暮らしていた。彼女はトルーパーの脱走兵フィンと出会い、行動を共にすることになる。この出会いが、レイに予期せぬ運命をもたらすのだった・・・・。

エピソード6から30年後を描いているということで、キャストも一新。そのため最初、戸惑いもあったが、全体的なストーリーはエピソード4を彷彿させるものであり、入り込み易かった。また、中盤以降、ハン・ソロやチューバッカ、レイヤ姫、C-3PO、R2-D2と次々とおなじみの顔ぶれがこれまでと同じ俳優で登場してくるのも懐かしい。そして、やはり見どころは新ヒロインのレイの活躍。新シリーズの主人公が女性と聞いていたので、それはどうかな?という危惧があったが、新鮮かつアクティブで見事、この大役をこなし、ヒロインとしての役割を果たしていたと思う。一方、物足らなかったのが、ファースト・オーダー側。これまでのシリーズには、ダース・ベイダーをはじめ、ダース・ベイダーの師匠ダース・シディアス、オビ=ワン、クワイ=ガンの2人を相手に引けを取らなかったダースモールなどの強力な適役がいたが、本作では適役があまりに弱かったこと。それはキャラクターだけに限らず、ファースト・オーダー自体がそう。終盤、レジスタンスとの全面的な戦闘が始まると、意外と簡単に敗れ去ってしまう。あと物足らなさでいえば、エピソード6から本作までの空白の30年間の説明。ストーリー中で次第に明らかにはなるが、内容の濃さに比べ、説明は意外と淡泊。もう少し詳しい経緯があればよかった。ラストで、本作のストーリーの目的であるルーク・スカイウォーカーの登場となるが、次回作が早くも期待できるエンディングであると同時に、ある程度、予想に難くない展開でもある。

劇場公開日 2015年12月18日



(キャスト一覧)
デイジー・リドリー(レイ)
ジョン・ボヤーガ(フィン)
オスカー・アイザック(ポー・ダメロン)
アダム・ドライバー(カイロ・レン)
ドーナル・グリーソン(ハックス将軍)
グウェンドリン・クリスティー(キャプテン・ファズマ)
ルピタ・ニョンゴ(マズ・カナタ)
ハリソン・フォード(ハン・ソロ)
マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)
キャリー・フィッシャー(レイア・オーガナ)
アンディ・サーキス(スノーク)
アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)
ケニー・ベイカー(R2-D2)
ピーター・メイヒュー(チューバッカ)
マックス・フォン・シドー(ロン・サン・テッカ)
ケン・レオン(スタトゥラ提督)
キラン・シャー(ティードー)
グレッグ・グランバーグ(スナップ・ウェクスリー)
ロッキー・マーシャル(ダトゥー大佐)
ヤヤン・ルヒアン(タス・リーチ)
イコ・ウワイス(ラズー・クイン=フィー)
サイモン・ペッグ(アンカー)
ワーウィック・デイビス
トーマス・ブロディ=サングスター
ハリエット・ウォルター
ダニエル・クレイグ


  1. 洋画-す
  2. TB(0)
  3. CM(0)