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2016-04-30

タイ・カップ

★★★★
タイ・カップ
鑑賞No:00660
原題:Cobb
製作:1995年/アメリカ/128分
監督:ロン・シェルトン/ロバート・ウール
出演:トミー・リー・ジョーンズ

黒人や女性を軽視する差別主義者、試合に勝つためには手段を厭わないなどの悪評が多いタイ・カップだったが、後の伝記には評判とは異なる多くの事実も書かれていた。そんな二面性を持つ彼から自伝の執筆のためにスポーツ記者アルが雇われる・・・・。

ベーブ・ルース、ルー・ゲーリックとならび、アメリカ・メジャーリーグの基礎を築いた男タイ・カップの真実のドラマ。名前は聞いたことがあったが、その人間像はよく知らなかったタイ・カップの実像を窺い知ることができる映画。この映画の内容がどこまで真実かはわからないが、少なくとも人間の実像や真実とは一側面からだけでは判断は難しいし、決めつけてはいけないことも実感させられます。本当のタイ・カップはわからなくても、自伝に描かれている人間像をトミー・リー・ジョーンズはよく演じ切っていたのではないかと思いました。野球映画として取り上げましたが、野球そのものというよりヒューマン・ドラマの色合いの強い映画。

劇場公開日 1995年9月2日



(キャスト一覧)
トミー・リー・ジョーンズ(Ty Cobb)
ロバート・ウール(Al Stump)
ロリータ・ダビドビッチ(Ramona)
ルー・メイヤーズ(Willie)
J・ケネス・キャンベル(Professor Cobb)
Eloy Casados(Louis Prima)
Rhoda Griffis(Ty's Mother)


  1. 洋画-た

2016-04-28

僕の彼女はサイボーグ

★★+
僕の彼女はサイボーグ
鑑賞No:01566
製作:2008年/日本/120分
監督:クァク・ジェヨン
出演:綾瀬はるか/小出恵介/桐谷健太/鈴之助/吉高由里子

20歳の誕生日も一人ぼっちで過ごす寂しい大学生のジローの前に、突然キュートな“彼女”が現れる。彼女と楽しいひとときを過ごしたジローだが、彼女は突然姿を消してしまう。それから1年後の21歳の誕生日。ジローは再び彼女と再会するが、去年の彼女とどこか違うものを感じていた。それは彼女が、未来の自分からジローを守るために送り込んだサイボーグだったからだ・・・。

舞台も日本で、俳優も日本でも、監督・脚本が韓国人だとやはり韓国映画という感じ。日本映画のような作りこんだ繊細さはなく、ストーリーも人間描写も雑といった感は否めない。どうも“彼女”シリーズの1本のようで、強い彼女とチョット頼りない男性のコンビという設定は踏襲しながらSF的要素(タイムトラベル)が入っている。設定は興味深く面白いと思ったが、脚本が雑な上、タイムトラベルものにはつきもののタイムパラドックスが露骨に表れてくる。後半に起こる大地震は、そのタイムパラドックスが原因による矛盾への修正事象かと思ったがそうでもなかったよう。(つまり、監督はそんな些細なことには一切気にしていないよう)主演の女優の綾瀬はるかについてはよく知らないが、いわゆるサイボーグ役をよく好演していたように思う。ちなみに“僕の彼女”=サイボーグとしているが、一般的には身体の一部を機械化した人間をサイボーグと呼んでいる。具体的にはペースメーカーや人工心臓をつけた人をいう。“僕の彼女”は人間に模して作られたいわゆる人造人間なので、この場合はアンドロイドという方が正しいといえる。なおアンドロイドは厳密には男性を指すらしく、この映画では女性型人造人間のため厳密に言えばガイノイドというらしい。

劇場公開日 2008年5月31日



(キャスト一覧)
綾瀬はるか
小出恵介
桐谷健太
鈴之助
吉高由里子
斉藤歩
田口浩正
遠藤憲一
小日向文世
竹中直人
吉行和子


  1. 邦画-ほ

2016-04-27

ミッドナイトイーグル

★★★+
ミッドナイトイーグル
鑑賞No:01565
製作:2007年/日本、アメリカ/131分
監督:成島出
出演:大沢たかお/竹内結子/玉木宏/吉田栄作

戦場カメラマンとして活躍していた西崎は、戦場体験から仕事に対する意欲を失い、さらに妻の病死後、酒びたりの生活を送っていた。そんな西崎がある夜、北アルプスの空に消える謎の光を目撃し撮影する。それは北アルプスに墜落していく米軍のステルス爆撃機だった。西崎はスクープを狙う後輩の新聞記者、落合に誘われ、光の正体を追って吹雪の山中に向うが・・・・。

冬の北アルプスを舞台にして国家の存亡を賭けた戦いを描く、高嶋哲夫の同名小説の映画化。まずまず楽しめた映画だったが、満足感を得られなかったのは何故でしょう?公開前の誇大宣伝のせいでしょうか?宣伝の割にはスケールの大きさが感じられなかった。大沢たかお、竹内結子、吉田栄作ら俳優陣はそれなりにいい演技をしていたが、国家の最高責任者としての総理大臣の苦悩と責任感を藤竜也が印象に残る好演をしていた。ラストに行くにつれ、ブルース・ウィリスの「アルマゲドン」を彷彿させたが、設定的に「アルマゲドン」より現実性ははるかに高いはずなのに全くリアリティを感じなかった。自衛隊全面協力といいながら前面に出ることがあまりなく、自衛隊小隊は某国の工作員集団にあっけなくほぼ全滅させられるシーンなども影響しているのでは?(その工作員集団と、生き残った自衛隊員1人+民間人2人は互角の戦いをするのに・・・)

劇場公開日 2007年11月23日



(キャスト一覧)
大沢たかお
竹内結子
玉木宏
吉田栄作
袴田吉彦
大森南朋
石黒賢
坂本爽
藤竜也


  1. 邦画-み

2016-04-25

ミスト

★★★★
ミスト
鑑賞No:01553
原題:The Mist
製作:2007年/アメリカ/125分
監督:フランク・ダラボン
出演:トーマス・ジェーン/マーシャ・ゲイ・ハーデン

湖のほとりに妻子と住むデヴィッドは嵐の翌日、息子のビリーを連れて隣人の弁護士と共に郊外のスーパーマーケットに買い物に行く。するとそこに、尋常ではない一人の男性が店に駆け込んでくる。彼は「霧の中に何かいる!」と叫びながら助けを求めていたのだ。するちたちまちあたりは深い霧に包まれてしまう・・・。

「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」に続く、スティーブン・キング原作/フランク・ダラボン監督コンビの第3作。まわりが深い霧に包まれてからは何が起こるのか?期待一杯で画面に惹きつけられていった。極限状態における人間の心理描写が中心といいながら、徐々に正体が明らかになっている異生物の存在に目を奪われていき、途中からは単なるSFパニック物の様相を呈してくる。なかなか最後まで楽しめる作品だが、結局真相が分からないまま終わるのは消化不良感が残る。そして賛否両論を呼んでいるラスト・・・。確かに映画を楽しむ者として、こんなラストでいいのか?疑問は残る。訴えたいメッセージはわからないでもないが・・・。冒頭、「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」に続く、スティーブン・キング原作/フランク・ダラボン監督コンビの作品と紹介したが、これらの作品をイメージして観てはいけません。全然違う種類の映画です。

劇場公開日 2008年5月10日



(キャスト一覧)
トーマス・ジェーン(デヴィッド・ドレイトン)
マーシャ・ゲイ・ハーデン(ミセス・カーモディ)
ローリー・ホールデン(アマンダ・ダンフリー)
アンドレ・ブラウアー(ブレント・ノートン)
トビー・ジョーンズ(オリー・ウィークス)
ウィリアム・サドラー(ジム・グロンディン)
アレクサ・ダバロス(サリー)
ネイサン・ギャンブル(ビリー・ドレイトン)
クリス・オーウェン(ノーム)
サム・ウィットワー(ウェイン・ジェサップ)
ロバート・C・トレベイラー(バド・ブラウン)
デビッド・ジェンセン(マイロン)
ケリー・コリンズ・リンツ(ステファニー・ドレイトン)


  1. 洋画-み

2016-04-24

レヴェナント:蘇えりし者

★★★★+
レヴェナント_蘇えりし者
鑑賞No:02784
原題:The Revenant
製作:2015年/アメリカ/157分
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:レオナルド・ディカプリオ/トム・ハーディ

狩猟中に熊に襲われ、瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス。狩猟チームメンバーのジョン・フィッツジェラルドは、そんなグラスを足手まといだと置き去りにし、反抗したグラスの息子も殺してしまう。グラスは、フィッツジェラルドへの復讐心だけを糧に、厳しい大自然の中を生き延びていくが・・・・。

久々に骨太のドラマを観たような感じ。クマに襲われ、瀕死の重傷を負ってからはほとんどセリフもないレオナルド・ディカプリオ演じるグラスだが、セリフがない分、身体のみで演じるディカプリオの圧巻の演技は、5度目の正直で受賞したアカデミー賞主演男優賞も納得の演技だった。そして身の毛もよだつシーンが、そのクマとグラスの格闘シーン。CGとは分かっていても、そのリアルなクマの映像に恐怖は最高潮。映画とは分かっていても本当にクマに襲われているのではと錯覚するほど。そしてその後も、これでもかこれでもかとグラスを襲う危機・試練。それを間一髪で切り抜け、逃げ延びていく生への執着心と殺された息子の復讐心には身も震える。ともかく緊張の連続の作品で見ごたえも十分、もはやレオ様と呼ばれてチヤホヤされていたころとは全く異なり、極寒の川に入り、生肉を食らい、動物の死体の中で眠るなどの過酷極まるシーンと鬼気迫る演技には拍手を贈りたい。ちなみに、ディカプリオが演じたニュー・グラスは実在の人物で、彼の体験がベースの作品である。

劇場公開日 2016年4月22日



(キャスト一覧)
レオナルド・ディカプリオ(ヒュー・グラス)
トム・ハーディ(ジョン・フィッツジェラルド)
ドーナル・グリーソン(アンドリュー・ヘンリー)
ウィル・ポールター(ジム・ブリジャー)
フォレスト・グッドラック(ホーク)
ポール・アンダーソン(アンダーソン)
クリストッフェル・ヨーネル(マーフィー)
ジョシュア・バージ(スタッピー・ビル)
ルーカス・ハース(ジョーンズ)
ブレンダン・フレッチャー(フライマン)
デュアン・ハワード(エルク・ドッグ)
アーサー・レッドクラウド(ハイカック)
グレイス・ドーブ(ヒュー・グラスの妻)


  1. 洋画-れ

2016-04-23

ブラックサイト

★★★★
ブラックサイト
鑑賞No:01539
原題:Untraceable
製作:2008年/アメリカ/100分
監督:グレゴリー・ホブリット
出演:ダイアン・レイン/ビリー・バーグ

ネット犯罪を取り締まるFBIサイバー捜査官のジェニファーはある日、ネコが衰弱死する様子をライブ中継するサイトを発見する。彼女はこのサイトを削除するが、翌日IPアドレスを変えてはサイトは立ち上がっていた。やがてネコが衰弱死すると、次は拘束された中年男が映し出されるようになる。男には、サイトへのアクセスが増えれば増えるほど抗凝血剤が注入されるようになっていた。この噂は瞬く間に広がり、アクセスは急増、男は絶命する・・・。

インターネット・サイトでライブ公開される殺人事件の謎を追うサスペンス。“インターネットを利用した公開処刑”というだけでも興味をひくが、アクセス数が増えれば増えるほど、その処刑速度が増すという点がさらに惹きつける設定となっている。無関心・無関係な第三者でありながら、覗き趣味の旺盛な人々がいつの間にか殺人の手助けをしているというところが非常に怖いところであり、ネット犯罪への新たな警鐘を鳴らすものにもなっている。非常によくまとまったストーリーで判りやすい反面、登場人物は描ききれていない面もあるが、無駄はなく、冗長になるよりはいいと思う。サスペンス物では最近観た中ではなかなかの佳作。

劇場公開日 2008年4月12日



(キャスト一覧)
ダイアン・レイン
ビリー・バーク
コリン・ハンクス
ジョセフ・クロス
メアリー・ベス・ハート


  1. 洋画-ふ

2016-04-22

デス・プルーフ in グラインドハウス

★★★+
デス・プルーフ
鑑賞No:01536
原題:Death Proof
製作:2007年/アメリカ/113分
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:カート・ラッセル/ゾーイ・ベル/ロザリオ・ドーソン

テキサス州オースティンの人気DJ、ジュリアは仲間とお気に入りのバーに繰り出していた。そこにやって来た謎の中年男スタントマン・マイクは、彼女たちに近づいてくるようになる。それから14ヵ月後。彼女たちは映画の撮影の合間をぬって車の試乗にでるが、それを見たマイクは彼女らを追いかけ回すことに・・・。

クエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督が競作した2本立てムービー「グラインドハウス」のうちのタランティーノ版。前半のバーを中心としたところははっきり言ってあまり乗り切れなかったが、後半のカーチェイスを中心とした内容になってからはまさに目が離せない展開に惹きつけられた。そういう意味でも、前半★2つ半、後半★4つということで全体評価が★3つ半となった。ストーリー自体はあってないような話だが、カーチェイスは必見。そしてラストのカート・ラッセル演じるマイクがボコボコにされるシーンは、胸がすくやら、男としては情けないやら。これぞB級映画の真骨頂ともいうべき映画。

劇場公開日 2007年9月1日



(キャスト一覧)
カート・ラッセル
ゾーイ・ベル
ロザリオ・ドーソン
バネッサ・フェルリト
ジョーダン・ラッド
ローズ・マッゴーワン
シドニー・タミーア・ポワチエ
トレイシー・トムズ
メアリー・エリザベス・ウィンステッド
クエンティン・タランティーノ


  1. 洋画-て

2016-04-21

たそがれ清兵衛

★★★★(4.0)
たそがれ清兵衛
鑑賞No:01251
製作:2002年/日本/129分
監督:山田洋次
出演:真田広之/宮沢りえ/田中泯/岸惠子

庄内、海坂藩の平侍・井口清兵衛は、妻を労咳で亡くし、二人の子供と老婆の3人と貧しい暮らしをしている。下城の太鼓がなると同僚の誘いにも一切応じず、家で内職に励んでいた。そんな清兵衛を同僚は“たそがれ清兵衛”とからかっていた。そんなある日、清兵衛は昔想いをよせていた朋江と再会する。朋江は最近、酒乱の夫と離縁して実家に帰っていたのだ。しかし、朋江を家に送った際に、朋江の元夫・豊太郎と鉢合わせし、決闘する羽目に・・・。

「隠し剣 鬼の爪」「武士の一分」とともに山田洋次の時代劇三部作の1つ。「隠し剣 鬼の爪」はまだ鑑賞していないので何ともいえないが、「武士の一分」といい本作といい、ごく平凡に暮らしている一下級武士に突然降りかかる災難とでもいうべき事態に悩み、苦しみ、しかし武士としての潔い対応を果たそうとするまでの心情や心の葛藤を見事に描いている。せつないストーリー展開に胸をつまらされるが、「武士の一分」と同様、ラストはホッとするストーリーには拍手喝采!(ただし後日譚は悲しいが・・・)

劇場公開日 2002年11月2日



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  1. 邦画-た
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2016-04-20

合葬

★★★
合葬
鑑賞No:02783
製作:2015年/日本/87分
監督:小林達夫
出演:柳楽優弥/瀬戸康史/岡山天音/オダギリジョー

幕末の江戸。将軍の警護と治安維持を目的に結成された彰義隊は市民たちから厚い信頼を寄せられていたが、幕府の解体により反政府的な立場へと追いやられてしまっていた。将軍・慶喜に忠誠を誓った極は、友人・悌二郎の妹との婚約を破談にしてまで彰義隊に身を投じる。一方、極と悌二郎の幼なじみである柾之助は、養子先から追い出され、行く当てのないまま彰義隊に入隊。また、悌二郎は彰義隊の存在意義に疑問を抱きながらも、極たちと関わったために運命を翻弄されていく・・・・。

第13回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した杉浦日向子の同名コミックの実写映画化。題材は、幕府解体にあがらった彰義隊だが、彰義隊の運命を描いているというよりは、彰義隊に関わった3人の幼なじみの若者が描写の中心。1人は志を持って入隊し、1人は誘われるままに入隊、そしてもう1人は友人の入隊を止めるために入隊したという、立場や考えの違う3人の友情と葛藤を描いており、彰義隊はあくまでも題材に過ぎないよう。短尺なせいもあって、内容はやや薄っぺらい感は否めない。

劇場公開日 2015年9月26日



(キャスト一覧)
柳楽優弥(秋津極)
瀬戸康史(吉森柾之助)
岡山天音(福原悌二郎)
オダギリジョー(森篤之進)
門脇麦(福原砂世)
桜井美南(かな)
井之脇海
高山侑子
藤原令子
隆大介
飴屋法水
峯村リエ
小市慢太郎
りりィ


  1. 邦画-か

2016-04-19

劇場版 女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。

★★
女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。
鑑賞No:02782
製作:2015年/日本/前編:71分、後編:61分
監督:白石和彌
出演:みさこ/蒼波純/久間田琳加/吉田凜音

鏡を見ることができない26歳のドラマー・れんげは桃山女子学院中等部の女子トイレで清掃員として働いていた。掃除中は女子たちの様々なガールズトークが聞こえてくる。文化祭が近付いてきたある日、れんげが気になっていた開かずのトイレの扉がついに開き・・・・。

GYAO!オリジナルドラマから生まれた劇場版で、GYAO!で配信された全12話のドラマに、未公開エピソードを加えて再編集したもの。劇場版は2部作で、「前編:入る?」と「後編:出る!」からなる。舞台のほとんどが女子トイレの中という、かつてない設定に驚かされるが、トイレ清掃員・れんげの視点から見た今どきの女子中学生というのは面白い。ただ、時代は変わったとはいえ、内容はすこしぶっ飛んでおり、リアリティはあまり感じられない。が、男子には想像もできない“事件?”は実際にあるようで、その一端を想像できるエピソードもあった。

劇場公開日 2015年8月22日



(キャスト一覧)
みさこ(岡本れんげ)
蒼波純(大川たまこ)
久間田琳加(佐々木)
吉田凜音(ノン子)
中山莉子(美少女)
鈴木まはな(かのん)
花梨(さゆみ)
甘南備由香(舞音)
神岡実希(姫星)
森本奈々(道原もも)
森本寧々(道原とも)
中村倫也(金子先生)


  1. 邦画-し

2016-04-18

罪の余白

★★★
罪の余白
鑑賞No:02780
製作:2015年/日本/120分
監督:大塚祐吉
出演:内野聖陽/吉本実憂/谷村美月/葵わかな/宇野愛海

高校のベランダから転落死した女子高生の加奈。娘の死を受け止められず、自分を責める日々を送る父親の安藤は、事故か自殺か、娘の死の真相を知るために、娘のクラスメイトに接触する。そんな安藤の前に、校内カーストの頂点に立つ美少女・咲が現れる・・・・。

単純なストーリーながら、先が気になる感じの設定の作品のような気がして観ていたが、思ったほどではない結末で少しガッカリ。頭の切れる咲に対し、知的・論理的に安藤が追い詰めていき、(勝手な思いだが)意外な真相と共にスッとさせる結末ならよかったが、安藤の追及は感情的、暴力的で、娘を殺された父としての無念さは同情はするが、その同情も半減する行動には?がついた。ストーカーとして警察に通報され連行されるが、中立的な立場で観ると当然ではある。一方、演技が光っていたのは咲を演じた吉本実憂。まだ若いのにまさに魔性の女というか、悪女ぶりは堂に入っており、主役以上に存在感を示していた。

劇場公開日 2015年10月3日



(キャスト一覧)
内野聖陽(安藤聡)
吉本実憂(木場咲)
谷村美月(小沢早苗)
葵わかな(笹川七緒)
宇野愛海(新海真帆)
吉田美佳子(安藤加奈)
堀部圭亮(西崎真)
利重剛(宮崎知良)
加藤雅也(高山満)


  1. 邦画-つ

2016-04-17

バクマン。

★★★+
バグマン。
鑑賞No:02779
製作:2015年/日本/120分
監督:大根仁
出演:佐藤健/神木隆之介/小松菜奈/桐谷健太

高い画力に恵まれながらも夢を持たず普通の生活を送ってきた高校生の真城最高は、同じクラスの秀才・高木秋人から一緒に漫画家になろうと誘われる。プロの漫画家だった叔父を過労で亡くした過去を持つ最高は漫画を描くことを拒否するが、思いを寄せる声優志望のクラスメイト・亜豆美保と交わした約束をきっかけに漫画家を目指すことに。週刊少年ジャンプでの連載を目標に漫画づくりに励む最高と秋人は、敏腕編集者・服部に才能を認められ漫画家としての第一歩を踏み出す。しかし、そんな2人の前に同年代の天才漫画家・新妻エイジが現われる・・・・。

「デスノート」の原作者・大場つぐみ&小畑健の大人気コミックの実写映画化した作品。漫画家を目指す者にとっては興味深く、参考になる作品。ただ少年ジャンプの連載を勝ち取ることすら極めて狭き門だろうけど、そこは意外と簡単にクリアして、中心に描いているのは連載を維持する過酷さ。そこにあるのは夢のような漫画家生活ではなく、毎週やってくる地獄のような締切、読者を飽きさせないようにするために次々と求められる魅力的で斬新なアイディアやストーリー、そして連載継続・打ち切りを左右する読者人気ランキング。天才的な才能を持つ最高と秋人はあまり苦労せずに漫画家としてスタートしたがゆえに、逆に苦しむことになるのだが、その苦悩と過酷さを佐藤健と神木隆之介のコンビがよく演じていた。邦画初の採用と言われているプロジェクションマッピングを使ったシーンの採用により、普通なら映画的には見栄えのしないだろう漫画を描くシーンが、生き生きとした描写になっているのは素晴らしい。

劇場公開日 2015年10月3日



(キャスト一覧)
佐藤健(真城最高)
神木隆之介(高木秋人)
小松菜奈(亜豆美保)
桐谷健太(福田真太)
新井浩文(平丸一也)
皆川猿時(中井巧朗)
宮藤官九郎(川口たろう)
山田孝之(服部哲)
リリー・フランキー(佐々木編集長)
染谷将太(新妻エイジ)


  1. 邦画-は

2016-04-16

フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白

★★★★
フォーエヴァー・ヤング
鑑賞No:00355
原題:Forever Young
製作:1992年/アメリカ/102分
監督:スティーヴ・マイナー
出演:メル・ギブソン/ジェイミー・リー・カーティス

テストパイロットのダニエルは、恋人が事故に遭い植物人間になったことに絶望していた。そんな彼は、友人が開発した冷凍保存装置の実験台となることに。そして50年の月日が経った1990年代、一人の少年がこの装置に触ってしまったため、ダニエルは蘇えり、彼はその少年の家に厄介になることに・・・。

発想は面白いが、設定に無理がある部分もあり、ツッコミどころは多い。それはそれとして、恋人への一途に想いを果たそうとするダニエルの行為には共感でき、さらにラストは感動的である。アクション映画や歴史大作のイメージの強いメル・ギブソンだが、ちょっと毛色の違う本作もメル・ギブソン出演作の中で好きな1本のひとつ。

劇場公開日 1993年3月13日



(キャスト一覧)
メル・ギブソン(Daniel)
ジェイミー・リー・カーティス(Claire)
イライジャ・ウッド(Nat)
イザベル・グラッサー(Helen)
ジョージ・ウェント(Harry)
ジョー・モートン(Cameron)
ニコラス・サロビ(John)
デビッド・マーシャル・グラント(Wilcox)


  1. 洋画-ふ

2016-04-15

間宮兄弟

★★★+
間宮兄弟
鑑賞No:01500
製作:2006年/日本/119分
監督:森田芳光
出演:佐々木蔵之介/塚地武雅/常盤貴子/沢尻エリカ

明信と徹信の間宮兄弟はマンションで2人暮らしをしていたが、子供の頃と変わらない仲のよさ。2人とも彼女もいないことから、食事もビデオ鑑賞も一緒。そんなある日、彼らは行きつけのレンタルビデオ屋の店員・直美と、徹信の務める小学校の教師・依子先生を誘ってカレーパーティを開くことにし、声をかけるが・・・。

これも最近流行のまったり・ほのぼの系映画といえるのではないか。特に特別な事件も起こらず、ほのぼの感のある間宮兄弟のイメージとあったゆったり感でも物語は進行する。オタク系兄弟の自宅に、レンタルビデオの客と店員という関係だけであんな可愛い女性がやってくるという相当無理な設定があるものの、それは映画ということで無理矢理納得して観た。その後の展開やラストは予想通りで意外性はまったくなかったが、もてない2人の精一杯の努力は微笑ましかった。意外性のないドラマの中で一番意外だったのが、間宮兄弟の母親役で出演していた中島みゆき。映画に出演していることも驚きだったが、彼らの母親役をするような年になったということも改めて驚いた。(1952年生まれの56歳だから決して不思議ではないが・・・)いわゆる悪い奴が出てこないので、やや短調ではあったが、それでも約2時間飽きさせずに観させたのはさすが。(悪い奴・・・・あえて言うなら、弟が被害に遭ったぼったくりバーがありましたね。)

劇場公開日 2006年5月13日



(キャスト一覧)
佐々木蔵之介(間宮明信)
塚地武雅(間宮徹信)
常盤貴子(葛原依子)
沢尻エリカ(本間直美)
北川景子(本間夕美)
戸田菜穂(大垣さおり)
岩崎ひろみ(安西美代子)
佐藤隆太(浩太)
横田鉄平(玉木)
高嶋政宏(大垣賢太)


  1. 邦画-ま

2016-04-14

ハムナプトラ/失われた砂漠の都

★★★★
ハムラプトラ
鑑賞No:00834
原題:The Mummy
製作:1999年/アメリカ/125分
監督:スティーヴン・ソマーズ
出演:ブレンダン・フレイザー/レイチェル・ワイズ/ジョン・ハンナ

3000年前のエジプト。国王の愛人と恋に落ち、国王を殺した高層イムホテップは、その罰として生きたままミイラにされてしまう。そして1926年、囚人リックは美人学者エヴリンとその兄らと失われた都ハムナプトラに眠る黄金を目指して砂漠を向うことに。しかし、彼らの前に、長年恨みを抱きながら地底で眠っていたイムホテップがミイラとなって蘇える・・・。

「インディ・ジョーンズ」シリーズを彷彿させる作品だが、「インディ」より陽気で、ミイラなどが出てくるあたり、よりホラー性が強い。もともと、原題は“The Mummy”(すなわち“ミイラ”)。内容も古典ホラー「ミイラ再生」のリメイクだが、ミイラ自体今では古臭いイメージになったことから、現在の邦題がついたよう。ストーリーは、砂漠にある伝説の都に眠る黄金を求める冒険活劇という、いたって単純なものだが、スピード感ある展開と、合間合間のコミカルなシーン、そして当時最新のSFXを駆使した迫力ある映像で、大いに楽しめる。

劇場公開日 1999年6月19日



(キャスト一覧)
ブレンダン・フレイザー(Rick O'Connell)
レイチェル・ワイズ(Evelyn)
ジョン・ハナー(Jonathan)
アーノルド・ボズルー(Imhotep)
ケヴィン・ジェイ・オコナー(Beni)
ジョナサン・ハイド(The Egyptologist)
オデッド・フェール(Ardeth Bay)


  1. 洋画-は

2016-04-12

スパイダーマン2

★★★
スパイダーマン2
鑑賞No:01210
原題:Spider-Man 2
製作:2004年/アメリカ/127分
監督:サム・ライミ
出演:トビー・マグワイア/キルスティン・ダンスト

グリーン・ゴブリンとの死闘から2年後。ピーターは大学とバイトに明け暮れる一方、何か事件が起こればスパイダーマンとして街に飛び出す毎日を送っていた。一方、恋人のメリー・ジェーンは舞台女優として活躍し始め、ピーターとの間に距離ができ始める。また親友のハリーは父の仇であるスパイダーマンへの復讐の念を強めていた。そんなピーターの前に、新たな敵ドック・オクが現れる・・・・。

アメコミ・ヒーローものの映画というよりは、複雑な人間関係の中で悩む青年を描いた映画という印象を持つシリーズ作と感じられた。トビーもキルスティンも、ヒーローものの映画としては美男美女とは言いがたい感じでちょっといかがなものかと1作目では思われたが、2作目では馴染んできたのもあるが等身大のヒーローということで却って現実感がにじみ出てきた。人間ドラマとしての描写部分が多い分、対決シーンは少ないように感じられたが、その分3作目で多くの興味深い敵役を出してくるなど、この作品は1作ごとよりもシリーズを通じて評価すべき作品かもしれない。

劇場公開日 2004年7月10日



(キャスト一覧)
トビー・マグワイア(ピーター・パーカー/スパイダーマン)
キルステン・ダンスト(メリー・ジェーン・ワトソン)
アルフレッド・モリーナ(オットー・オクタビアス/ドック・オク)
ジェームズ・フランコ(ハリー・オズボーン)
ローズマリー・ハリス(メイ・パーカー)
J・K・シモンズ(J・ジョナ・ジェイムソン)
ディラン・ベイカー(カート・コナーズ博士)
ビル・ナン(ロビー・ロバートソン)
テッド・ライミ(ホフマン)
エリザベス・バンクス(ミス・ブラント)
ブルース・キャンベル(門番)
ウィレム・デフォー(ノーマン・オズボーン)


  1. 洋画-す

2016-04-05

グラスホッパー

★★★
グラスホッパー
鑑賞No:02777
製作:2015年/日本/119分
監督:瀧本智行
出演:生田斗真/浅野忠信/山田涼介/麻生久美子

仕組まれた事故により恋人を失った教師・鈴木は、復讐のため教員としての職を捨て、裏社会の組織に潜入する。しかし、復讐を遂げようとした相手は「押し屋」と呼ばれる殺し屋によって殺されてしまう。押し屋の正体を探ろうとした鈴木だったが、自らの嘘がばれ、組織から追われる身になってしまう・・・・。

予告編を見ると、あたかもジェットコースタームービーのような宣伝の仕方だったが、思ったほどのスピード感やどんでん返しはなかった。また、主人公が次々と殺し屋に命を狙われるのかと思いきや、主人公と殺し屋(鯨と蝉)との絡みはほとんどなく、あるのは平凡なサラリーマンとしか見えない押し屋と呼ばれる地味な殺し屋との絡みのみ。また肝心の終盤では、捕えられたまま気を失っているとは・・・・。もはや主人公抜きで、殺し屋同士の格闘だけでもよかったかも。ちょっと肩透かしというか、期待外れな作品。

劇場公開日 2015年11月7日



(キャスト一覧)
生田斗真(鈴木)
浅野忠信(鯨)
山田涼介(蝉)
麻生久美子(すみれ)
波瑠(百合子)
菜々緒(比与子)
村上淳(岩西)
宇崎竜童(鯨の父の亡霊)
吉岡秀隆(槿)
石橋蓮司(寺原会長)
金児憲史(寺原Jr.)
佐津川愛美(メッシュの女)
山崎ハコ(桃)


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