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2016-05-31

先生と迷い猫

★★+
先生と迷い猫
鑑賞No:02785
製作:2015年/日本/107分
監督:深川栄洋
出演:イッセー尾形/染谷将太/北乃きい/ピエール瀧

校長職を定年退職し、妻に先立たれて一人暮らしをする森衣恭一。堅物で偏屈なことから近所でも浮いた存在で、訪ねてくるのは亡き妻がかわいがっていた野良猫のミイだけ。追い払おうとする森衣をよそに、ミイは毎日妻の仏壇の前に座っていた。そんなある日、ミイが姿を見せなくなり、気になって探し始めた始めた森衣は、同じようにミイを探す人々がいることを知り、その交流のなかで「いなくなってからでは伝えられない気持ち」に気付く・・・・。

これといって書くことがない映画。ストーリーもありきたりいというか、ごくありふれた日常の中での出来事(行方不明の猫捜し)を描いているが、事件性はなく、緊急性や深刻さもないため、非常に退屈ではある。ともかく外面的には変化の乏しい作品である。あえて見どころというと、内面的な描写だろうか。元校長ということもあって、堅物で人付き合いが苦手な主人公が、猫捜しを通じて周囲の人たちと次第に交流を僅かではあるが深めていき、内面的な変化が外面にも少し影響が現れてくる、その微妙な変化をイッセー尾形がうまく演じている点だろうか。

劇場公開日 2015年10月10日



(キャスト一覧)
イッセー尾形(森衣恭一)
染谷将太(小鹿祥吾)
北乃きい(松川真由美)
ピエール瀧(広川)
嶋田久作
佐々木すみ江
カンニング竹山
久保田紗友
もたいまさこ(森衣弥生)
岸本加世子(井上容子)


  1. 邦画-せ

2016-05-30

SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁

★★★
SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁
鑑賞No:02793
原題:Sherlock: The Abominable Bride
製作:2015年/イギリス/90分
監督:ダグラス・マッキノン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ/マーティン・フリーマン

1895年冬、トーマス・リコレッティは数時間前に自殺したはずの妻が古いウェディングドレスを身につけて現れたことに驚がくする。この世に怨念を残したまま逝ったリコレッティ夫人の幽霊は、ロンドンの街をさまよい続ける。探偵シャーロック・ホームズと相棒ジョン・ワトソン、そして仲間たちは彼女の出現の謎に迫る・・・・。

世界的人気を誇る英BBCドラマ「SHERLOCK シャーロック」の特別編。本国イギリスとアメリカで2016年元日に放送された作品を、日本で劇場公開したもの。自殺したはずの妻が数時間後、夫を殺すという、掴みとしては面白い設定。中盤までの推理展開は面白かったが、終盤ちょっとごちゃごちゃした流れになる。そもそもTVドラマシリーズの特別編のため、TV版を観ていないとよく分からないところもある(ホームズの存在した時代と、現代を行き来したり、モリアーティがやたら出てきたり・・・)。そしてホームズの推理は納得できたが、結局、真実がどうだったのかは何かうやむやな感じがした。ベネディクト・カンバーバッチ演じるシャーロック・ホームズには多少違和感があったが、逆に新鮮なホームズものとして面白くはあった。

劇場公開日 2016年2月19日



(キャスト一覧)
ベネディクト・カンバーバッチ(シャーロック・ホームズ)
マーティン・フリーマン(ジョン・ワトソン)
アマンダ・アビントン(メアリー・モースタン)
ルイーズ・ブリーリー(フーパー)
ユーナ・スタッブス(ハドソン夫人)
ルパート・グレイブス(レストレード警部)


  1. 洋画-し

2016-05-29

ハリウッドランド

★★★+
ハリウッドランド
鑑賞No:01510
原題:Hollywoodland
製作:2006年/アメリカ/126分
監督:アレン・コールター
出演:エイドリアン・ブロディ/ ダイアン・レイン/ベン・アフレック

1959年6月16日、スーパーマン役で知られた俳優ジョージ・リーブスが自宅で死亡する。警察は拳銃自殺と断定するが、彼の母はその死に不審を抱き、調査を私立探偵に依頼する。依頼を受けた探偵シモは捜査を進めるうちに自殺に疑問を持ち始める・・・。

1950年代のTV番組でスーパーマン役を演じ人気を博した実在の俳優ジョージ・リーブスの謎の死を描くサスペンス・ミステリー。彼の死の謎を追う架空の私立探偵を織り交ぜながらハリウッドの内幕を暴露していく。無名の俳優ジョージ・リーブスが、大物映画関係者の妻との不倫をきっかけに人気俳優にのし上がるも、固定イメージのついた役から脱却できずに苦しむ中、死を迎えるまでと、彼の死の謎に迫るべく調査する探偵シモのドラマの2本のストーリーがうまく絡まりながら進んでいく。リーブスの栄光と苦悩の物語はドラマとして良かったが、本題の“死の謎”については結局迫りきれず結論もないまま終わってしまうという消化不良の内容となっている。ハリウッドの内幕暴露というふれこみだったが、特に目新しさのない内容ではあった。

劇場公開日 2007年6月16日



(キャスト一覧)
ベン・アフレック
エイドリアン・ブロディ
ダイアン・レイン
ボブ・ホスキンス
ロイス・スミス
ロビン・タネイ


  1. 洋画-は

2016-05-28

ノーマ・ジーンとマリリン

★★★
ノーマ・ジーンとマリリン
鑑賞No:00754
原題:Norma Jean and Marilyn
製作:1997年/アメリカ/113分
監督:ティム・フェイウェル
出演:アシュレイ・ジャッド/ミラ・ソルヴィーノ

精神分裂症の母のもとで育ったノーマ・ジーンは親戚や孤児院を転々としながら、やがてハリウッド女優を目指すようになる。そのために身体を武器にしながら業界の実力者に取り入り、次第に注目を浴びるようになっていく。やがて彼女は髪をブロンドに染め、顔を整形してマリリン・モンローとしてデビューするが・・・。

二人の女優が世紀の女優マリリン・モンローを演じるということで話題となった映画。本名のノーマ・ジーン時代をアシュレイ・ジャッドが、モリリン・モンローという芸名になってからをミラ・ソルビーノが演じている。前半のノーマ・ジーン時代と、後半のマリリン・モンロー時代を2人の女優が別々に演じるという意外な演出には興味を持ったが、果たして意味があったのだろうか?たしかに2人ともヌードも辞さない体当たり演技を披露しており、見た目とは違う内面の苦悩をよく演じていたとは思うが、2人とも本人に似ているわけでもなく、途中で入れ替わることでストーリーがブチ切れたような感じで不自然さと言うか違和感が感じられた。マリリン・モンローのことをあまり知らない方が軽く知るにはいい映画かも。

劇場公開日 1997年12月13日



(キャスト一覧)
アシュレイ・ジャッド(Norma Jean Baker)
ミラ・ソルビノ(Marilyn Monroe)
ジョシュ・チャールズ(Eddie Jordan)
ロン・リフキン(Johnny Hyde)
リンゼイ・クローズ(Natasha Lytess)
デビッド・デュークス(Arthur Miller)
ピーター・ドブソン(Joe DiMaggio)
テイラー・ニコルズ(Fred Karger)
ジョン・ルビンスタイン(Darryl Zanuck)
アラン・コーデュナー(Billy Wilder)
ダナ・ゴールドストーン(Lee Strasberg)
ナンシー・リネハン・チャールズ(Bette Davis)
ジェフリー・コムズ(Montgomery Clift)
エリカ・ナン(Jane Russell)
ハワード・プラット(Howard Hawks)
サム・シャムシャク(Ted Lewis)
ピーター・サンズ(Peter Lawford)
ピーター・スティーヴンス(John F. Kennedy)
スティーブン・カルプ(Robert Kennedy)


  1. 洋画-の

2016-05-27

めがね

★★★+
めがね
鑑賞No:01519
製作:2007年/日本/106分
監督:荻上直子
出演:小林聡美/市川実日子/加瀬亮/もたいまさこ

海辺の小さな町にやってきたタエコは、歩き続けてやっと予約していた小さな宿「ハマダ」にたどり着く。そこで主人のユージとその愛犬、さらにちょっと不気味な笑みを見せるサクラらと出会い、何日か過ごす。しかし特別観光するところもなく、ただ時を過ごすだけの毎日に飽きたタエコは、もう一つの宿に移ることにするが・・・。

まったり系の映画としいて話題になった「かもめ食堂」の主要スタッフとキャストで製作された、「かもめ食堂2」ともいえる作品。やはり特別な事件が起こるわけでもなく、変化のない、当たり前のような毎日の中で普段通り生活している人々。不思議な感覚にとらわれながらも、何となくついつい最後まで観てしまったといった感じのえいがだった。ただ「かもめ食堂」では感じなかった消化不良感は残った。それは“謎”というほどではないが、何か説明があってもという事柄に対して何も答えてくれなかったこと。まずタイトルの「めがね」。出演者全員がめがねをかけているというのがこの映画の“売り”でもあったが、「めがね」に関して何の説明もなかった(全員めがねをかけていないくても何ら問題のない映画である)。それ以外にも、タエコとタエコを先生と呼ぶヨモギの関係、サクラの正体、サクラの自転車にみんなが乗りたがる理由、サクラの作るかき氷の味、などなど。追究すべきではないことかもしれませんが、どうも気になります。

劇場公開日 2007年9月22日



(キャスト一覧)
小林聡美(タエコ)
市川実日子(ハルナ)
加瀬亮(ヨモギ)
光石研(ユージ)
もたいまさこ(サクラ)
薬師丸ひろ子(森下)


  1. 邦画-め

2016-05-26

マルサの女

★★★★★
マルサの女
鑑賞No:00340
製作:1987年/日本/127分
監督:伊丹十三
出演:宮本信子/山崎努/津川雅彦/大地康雄

やり手の捜査官・板倉亮子はラブホテルのオーナー権藤が脱税していると睨み調査していた。そんな時、国税局査察部捜査官に任命される。亮子はそこで摘発のプロと仕事をすることで経験を積み、再び権藤を調べることになる・・・。

マルサ(国税局査察部)の女性捜査官が、ラブホテルの経営者の脱税を摘発するまでを描く。伊丹監督映画の第3作めで、1987年度の国内の映画賞を総ナメにした。伊丹作品にすべて出演している宮本信子だが、やはりこの映画の板倉亮子役がベストマッチ。それまであまり知られていなかったマルサや脱税の手口を分かりやすく、かつテンポよく描いており、税金のことがよく分からない人でも十分楽しめる。脱税する側も個性ある俳優を多く配しており、マルサとの丁々発止のやり取りが面白い。本作まであまり知られていなかった大地康雄が存在感ある脇役を演じている。

劇場公開日 1987年2月27日



(キャスト一覧)
宮本信子(板倉亮子)
山崎努(権藤英樹)
津川雅彦(花村)
大地康雄(伊集院)
桜金造(金子)
麻生肇(姫田)
志水季里子(剣持和江)
松居一代(鳥飼久美子)
室田日出男(石井重吉)
渡辺まち子(看護婦)
竹内正太郎(袴田利兵衛)
ジャンボ杉田(蜷川の子分)
ギリヤーク尼ヶ崎(宝くじの男)
柳谷寛(食料品店店主)
杉山とく子(食料品店店主の妻)
小沢栄太郎(税理士)
佐藤B作(リネンサービス社長)
橋爪功(大谷銀行営業課長)
伊東四朗(パチンコ屋社長)
大滝秀治(露口)
マッハ文朱(秋山)
加藤善博(山田)
嵯峨善兵(税務署長)
奥野匡(総務課長)
絵沢萠子(特殊関係人)
小坂一也(中年男)
山下大介(権藤太郎)
篠井世津子(権藤邸の女中)
横山通乃(ラブホテルの経理の女)
田中明夫(すばる銀行支店長)
高橋長英(取引課長)
芦田伸介(蜷川喜八郎)
小林桂樹(査察部管理課長)
岡田茉莉子(杉野光子)


  1. 邦画-ま

2016-05-25

天使にラブ・ソングを…

★★★+
天使にラブ・ソングを
鑑賞No:00551
原題:Sister Act
製作:1992年/アメリカ/100分
監督:エミール・アルドリーノ
出演:ウーピー・ゴールドバーグ/マギー・スミス

ネバダ州のカジノで歌うクラブ・シンガーのデロリスは、自分の愛人でこのあたりの顔役でもあるヴィンスが裏切り者を殺す現場を目撃する。警察に駆け込んだデロリスはサザー警部のとりなしで尼僧に変装され、修道院に匿われることになるが・・・。

殺人事件を目撃したクラブ・シンガーが修道院に匿われたことから起こる騒動を描くコメディ映画。神聖な場である修道院と厳格なシスター達が、ウーピー・ゴールドバーグ演じるデロリスの影響を受けて最初は翻弄され、だんだん弾けていく様が痛快。なによりも聖歌隊をゴスペル風に改造するくだりは最高。ウーピー・ゴールドバーグの人気を不動のものにした作品であると同時に、彼女だからこそ成り立ったコメディ映画とも言える、彼女のための映画といった感じ。

劇場公開日 1993年4月17日



(キャスト一覧)
ウーピー・ゴールドバーグ(Deloris)
マギー・スミス(Mother Superior)
ハーベイ・カイテル(Vince La Rocca)
キャシー・ナジミー(Mary patrick)
ウェンディ・マッケナ(Mary Robert)
メアリー・ウィックス(Mary Rozarus)
ビル・ナン(Eddie Souther)
ロバート・ミランダ(Joey)
リチャード・ポートナウ(Willy)
Rose Parenti(Mary Alma)


  1. 洋画-て

2016-05-24

ノーカントリー

★★★★+
ノーカントリー
鑑賞No:01507
原題:No Country for Old Men
製作:2007年/アメリカ/122分
監督:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
出演:トミー・リー・ジョーンズ/ハビエル・バルデム/ジョシュ・ブローリン

ハンターのルウェリンは狩りの途中で死体と200万ドルの大金、そして大量のヘロインを発見し、金を奪って逃走する。一方、麻薬組織が放った殺し屋シガーは、行く先々で次々と殺人を犯しながら執拗にルウェインを追跡していく。さらに事件の匂いを嗅ぎ取った老保安官ベルもこの2人を追いかけていた・・・。

第80回アカデミー作品賞ほか計4部門を獲得したコーエン兄弟の傑作。前半から中盤にかけての追跡劇は手に汗握るハラハラ感いっぱいで、非常に興奮した。その分、後半の描き方やラストが雑なような気がしてやや消化不良感が残る。馴染みの出演者としてはトミー・リー・ジョーンズやウディ・ハレルソンがいたが、思ったほど存在感なく、役どころとしても結果的に印象薄いものとなった。それも殺し屋シガーを演じたハビエル・バルデムの存在感が大きすぎたのかもしれない。おそらく、冷酷かつ残忍な殺し屋として映画史に残る役どころだといえるし、アカデミー助演男優賞受賞も納得(ただし、他のノミネート者の作品は観いていないが・・・)。メジャー作品のような豪華さ、派手さはないものの、地味だがしっかり作りこんだ作品という印象を受けた。

劇場公開日 2008年3月15日



(キャスト一覧)
トミー・リー・ジョーンズ
ハビエル・バルデム
ジョシュ・ブローリン
ウッディ・ハレルソン
ケリー・マクドナルド


  1. 洋画-の

2016-05-23

フラッド

★★★
フラッド
鑑賞No:00731
原題:Hard Rain
製作:1998年/アメリカ/97分
監督:ミカエル・サロモン
出演:クリスチャン・スレーター/モーガン・フリーマン

インディアナ州の田舎町が大洪水に見舞われた。住民の避難も終わったと思われたが、現金輸送車のガードマンであるトムとチャーリーは川の氾濫で立ち往生してしまう。無線で救援を乞うが、そこにやってきたのは現金輸送車を狙う強盗グループだった・・・。

大洪水に見舞われた街を舞台に起こった強盗グループと警察の攻防を描く。強盗グループに襲われるという緊張感に加え、どんどん増える洪水の量に緊張感高まる映画。ただ緊張感を高めたいがゆえ、やたら水の量が多く、それもきれいな水で洪水という面ではリアリティに欠ける感があった。予告でも“洪水”が全面に出た印象が強く、パニック映画を期待していたが、パニック映画というよりもアクション映画の色合いが強かった。悪役のモーガン・フリーマンもさすがにいい演技をしていた。

劇場公開日 1998年9月5日



(キャスト一覧)
クリスチャン・スレイター(Tom)
モーガン・フリーマン(Jim)
ランディ・クエイド(Sheriff)
ミニー・ドライバー(Karen)
エドワード・アズナー(Charlie)
ミッシェル・ゴーギャン(Kenny)
リッキー・ハリス(Ray)
ダン・フローレック(Mr. Mehlor)
マーク・ロルストン(Wayne)
ピーター・マーニック(Phil)
ウェイン・デュバル(Hank)


  1. 洋画-ふ

2016-05-22

大地震

★★★+
大地震
鑑賞No:00734
原題:Earthquake
製作:1974年/アメリカ/123分
監督:マーク・ロブソン
出演:チャールトン・ヘストン/エヴァ・ガードナー

ロサンゼルスの建築会社副社長のスチュアート・グラフと妻のレミーとの関係は冷え切っていた。レミーの父が会社の社長サム・ロイスの娘であり、それを鼻にかけ彼を軽んじていたせいもあるが、スチュアートが死んだ同僚の未亡人デニス母子の面倒をみていることに嫉妬していたせいもあった。そんな折、ロサンゼルス一帯を大地震が襲い、社長のサムは死亡する。レミーもデニスも生き埋めとなり、スチュアートは救出に向うが・・・。

1970年代にロサンゼルスで実際に起こった大地震を基に描いたパニック映画。パニック映画全盛の頃の映画らしいといえばいえなくもないが、パニックだけ目立ってあまりストーリーらしいストーリーはなかったよう。まぁ、大地震が来たらストーリーもくそもないというのが実際かもしれないが、もう少し人間ドラマがあってもよかったかも。ヒットはしたみたいだが、「タワーリング・インフェルノ」や「ポセイドン・アドベンチャー」のような名作感がイマイチないのもそのせいかも。

劇場公開日 1974年12月14日



(キャスト一覧)
チャールトン・ヘストン(Stewart_Graff)
エバ・ガードナー(Remy_Graff)
ジョージ・ケネディ(Lew_Slade)
ローン・グリーン(Sam_Royce)
ジュヌビエーブ・ビヨルド(Denice_Marshall)
リチャード・ラウンドトゥリー(Miles_Quade)
マージョー・ゴートナー(Jody)
バリー・サリバン(Dr.Willis_Stockle)
ビクトリア・プリンシパル(Rosa)


  1. 洋画-た

2016-05-21

墨東綺譚

★★
墨東綺譚
鑑賞No:02792
製作:1992年/日本/116分
監督:新藤兼人
出演:津川雅彦/墨田ユキ/宮崎美子/瀬尾智美

父の意向に反し、早くから文学の道を志した荷風は、やがて玉ノ井の娼家でお雪と出会う。世の中の底辺に生きながらも清らかな心を持つお雪に、荷風は運命的なものを感じ、57歳にしてついに結婚の約束をする。が、東京大空襲に見舞われた2人は離れ離れとなってしまう・・・・。

私娼窟・玉の井を舞台に、小説家・大江匡と娼婦・お雪との出会いと別れを描いた、永井荷風の同名小説の映画化。原作は読んでいないので詳しくは分からないが、この手のストーリーで主人公役の荷風を演じる役者としてはやはり津川雅彦がはまり役ではなかったかと思う。相手役のお雪には墨田ユキが抜擢されたが、スレンダーな肢体を惜しげもなくさらけ出した演技には興奮した。ただ、本作が代表作となり、その後は目立った活躍もなく、ほぼ引退状態になったのは残念。映画的にはラブシーンが注目されるだけで特筆すべき点はない作品。

劇場公開日 1992年6月6日



(キャスト一覧)
津川雅彦(永井荷風)
墨田ユキ(お雪)
宮崎美子(お久)
瀬尾智美(お歌)
八神康子(黒沢きみ)
杉村春子(荷風の母)
乙羽信子(まさ)
佐藤慶(鳥居坂署の刑事)
井川比佐志(菊地寛)
河原崎長一郎(竹さん)
戸浦六宏(取り巻き)
上田耕一(中年の男)
河原崎次郎(たかりの壮漢)
樋浦勉(素見客)
大森嘉之(まさの息子・悟)
浜村純(鮫やのおじさん)
原田大二郎(永井素川)
角川博(艶歌師)
浅利香津代(真砂の女将)


  1. 洋画-ほ

2016-05-20

ボーン・アルティメイタム

★★★+
ボーン・アルティメイタム
鑑賞No:01509
原題:The Bourne Ultimatum
製作:2007年/アメリカ/115分
監督:ポール・グリーングラス
出演:マット・デイモン/ジュリア・スタイルズ

イギリスの大手ガーディアンの一面にボーンの写真が掲載される。記者のロスによって、CIAから内部告発された情報をもとにCIAの極秘プロジェクトに関する記事が載ったのだ。この新聞を見たボーンはロンドンに飛び、ロスから情報を得ようとするが、2人を狙う殺し屋によってロスは殺されてしまう・・・。

マット・デイモン演じる元CIA謀報員が自分の過去を取り戻すために世界を駆け巡る大ヒットシリーズ完結編。たしかに完結編ということでラストで当初からの謎は解けるが、思ったような意外性はなく、少々ガッカリ。それでも本シリーズの目玉であるアクションシーンは健在どころかシリーズ最高ともいえる過激さがあった。ただ、よりスピード感を出すためか、カメラワークの動きが早く、観ていて少し疲れた。アクション主体なので、少々ストーリーはよく判らなくても(というより記憶探しが最大の目的で、それ以上もそれ以下もストーリー的にはないのだが・・・)楽しめるのがいい点か。(うちの小学生の息子も、実際はよく分かっていないと思うが、アクションシーンが好きで本シリーズのファンです)なお完結編と銘打っているが、第4作も製作する模様である。ちなみに、本シリーズの最大の見せ場はカーチェイスだが、その多くは実際にマット・デイモンが運転しいているとか。そのためにドリフト走行やバック走行からの180度スピードターンを練習し、軽々とマスターしたらしい。なお、モロッコのタンジールでもカーチェイスを行う予定だったが、現地に行ってみるとあまりにも道が狭く車が使えなかったので、急遽バイクに変更したらしい。

劇場公開日 2007年11月10日



(キャスト一覧)
マット・デイモン(ジェイソン・ボーン)
ジュリア・スタイルズ(ニッキー・パーソンズ)
デビッド・ストラザーン(ノア・ヴォーゼン)
スコット・グレン(エズラ・クレイマー)
パディ・コンシダイン(サイモン・ロス)
エドガー・ラミレス(パズ)
ジョーイ・アンサー(デッシュ)
コリン・スティントン(ニール・ダニエルズ)
アルバート・フィニー(アルバート・ハーシュ)
ジョアン・アレン(パメラ・ランディ)


  1. 洋画-ほ

2016-05-19

ホステル2


ホステル2
鑑賞No:01506
原題:Hostel: Part II
製作:2007年/アメリカ/94分
監督:イーライ・ロス
出演:ローレン・ジャーマン/ロジャー・バート

ローマに留学していたアメリカ人女子大生のベスとホイットニーは、ホームシックにかかっていたローナを連れてヨーロッパ旅行に出かけることに。ヨーロッパに向う途中、美術の時間に知り合ったモデルのアクセスと出会い、スロバキアにいい天然スパがあると聞いた一行はアクセスとともにスロバキアに行くことにする。しかし一行がチェックインした街のホステルは・・・・。

前作では男性が被害者だったが、今回の被害者は女性という違いはあるものの、基本的なストーリーは同じ。残虐なシーンは目を背けたくなる描写で、好きな人にはいいが、そうでない人にとってはそれを除けば観るべき点はない。一言で言って、全く内容のないつまらない映画。こんな映画にクエンティン・タランティーノが参加していることも残念。

劇場公開日 2007年9月8日



(キャスト一覧)
ローレン・ジャーマン
ロジャー・バート
ヘザー・マタラッツォ
ビジュー・フィリップス
リチャード・バージ
ベラ・ヨルダノーバ
スターニスラフ・イワネフスキー


  1. 洋画-ほ

2016-05-18

波の数だけ抱きしめて

★★★
波の数だけ抱きしめて
鑑賞No:00319
製作:1991年/日本/104分
監督:馬場康夫
出演:中山美穂/織田裕二/別所哲也/松下由樹

1992年5月、大学4年の真理子、小杉、芹沢、裕子の4人は無線マニアの芹沢の提案で、湘南にある真理子のバイト先のサーフショップにミニFM局を開設する。DJを務める真理子は親の強制で間もなくロスに留学の予定だったが、彼女に思いを寄せる小杉はなかなか自分の気持ちを伝えられずにいた。そんな矢先、広告代理店に勤める吉岡という男が現れ、彼も真理子に思いを寄せるようになる・・・。

1982年の湘南を舞台に、ミニFM局の運営にかける若者たちを描くホイチョイプロ製作第3弾。ホイチョイプロの前作「私をスキーに連れてって」「彼女が水着にきがえたら」がなかなか面白かった分、本作はイマイチ感が否めない。1作、2作はともにハッピーエンドで終わるが、本作は切ない終わり方。また、1作と2作のイイとこ取りをしようとしたのか、舞台は2作と同じ海、音楽は1作と同じユーミン、主演は2作とおなじ織田裕二となっているが、かえって1作、2作と差別化できない特徴の薄れた作品となっている。冒頭が9年後の真理子の結婚式というのも、最初に結末を見せられたようで夢がなく、ちょっと残念だった。ちなみに、中山美穂が演じた真理子は、2作で原田知世が演じた真理子と同名。ただし、設定から見ると同一人物ではなさそう。ただ、「彼女が~」のパンフによると、原田が演じた1作の優と2作の真理子は同一人物だとか。スキーで三上博史演じる矢野と結ばれた優だが、春を待たずに破局(破局の原因は矢野が南アフリカ共和国に左遷されたため)、その後数人の男性と付き合うもうまくいかず、姓名判断の結果、真理子と改名したことになっている。2作は改名後の優を描いていいるのだ。なお、別所哲也が演じていた吉岡の名は、2作で織田裕二が演じている名前でもある。

劇場公開日 1991年8月31日

(キャスト一覧)
中山美穂(田中真理子)
織田裕二(小杉正明)
別所哲也(吉岡卓也)
松下由樹(高橋裕子)
阪田マサノブ(芹沢良明)
勝村政信(池本)


  1. 邦画-な

2016-05-17

ノッティングヒルの恋人

★★★★
ノッティングヒルの恋人
鑑賞No:01075
原題:Notting Hill
製作:1999年/アメリカ/123分
監督:ロジャー・ミッシェル
出演:ジュリア・ロバーツ/ヒュー・グラント

ロンドンにある街・ノッティングヒルで小さな本屋を営むウィリアム。この店に突然、ハリウッドの大女優、アナ・スコットが来店する。ウィリアムはこの突然の出来事に唖然とし、さらに買い物の帰りに偶然アナとぶつかりジュースをかけてしまう。慌ててアナに服を乾かすよう、自宅に招くが・・・。

有名ハリウッド女優と平凡な男のラブストーリー。ハリウッドの大女優と、しがない本屋の店主という、現実にはありえないともいえるシチュエーションだが、女優といえども一人の女であるという雰囲気をうまく出して、自然なラブストーリーに持っていっている。本作を観ると、やはり頭に思い浮かぶのは「ローマの休日」だろう。「ローマの休日」は王女と新聞記者ということでさすがに恋は成就せず切なさが残ったが、その鬱憤?を晴らしてくれるが如く、ハッピーエンドで終わるラストには大いに満足。(基本的にはありふれたラブストーリーではあったが・・・)

劇場公開日 1999年9月4日



(キャスト一覧)
ジュリア・ロバーツ(Anna Scott)
ヒュー・グラント(William Thacker)
リス・エバンス(Spike)
ジーナ・マッキー(Bella)
ティム・マキナニー(Max)
エマ・チャンバーズ(Honey)
ヒュー・ボネビル(Bernie)
ジェームズ・ドレイファス(Martin)


  1. 洋画-の

2016-05-16

Life 天国で君に逢えたら

★★★★
Life 天国で君に逢えたら
鑑賞No:01505
製作:2007年/日本/118分
監督:新城毅彦
出演:大沢たかお/伊東美咲/真矢みき/哀川翔

プロウィンドサーファーの飯島夏樹は妻の寛子と世界各地を転戦しながら生活する毎日だった。日々のお金にも困る貧困のどん底にあったが、やがてワールドカップで優勝、晴れて結婚式も挙げることができ、4人の子供にも恵まれる。その後も連戦連勝を重ね、順風満帆かと思われたある日、夏樹は身体の異変を感じ、精密検査を受けるが・・・。

2005年に38歳という若さで他界した、世界的プロウィンドサーファーの飯島夏樹とその家族を描いた実話。本来は悲しいストーリーだが、暗く湿っぽい内容ではなく、悲しい中にもどこか爽やかさの残る映画だった。死期を知って一時、自暴自棄になる時期もあったが、やがてそれも切り抜け、前向きに生きようとする夫と、辛さを表面に出さず常に明るく強く支えようとする妻の姿には感動させられる。癌に冒されたことは不幸なことだが、レース出場のため不在しがちで家庭崩壊さえ招きかねない状況だった家族が、この病気を機に一つになっていったのも見ていてジーンときた。ハワイの真っ青な海と空、そしてバックで流れる桑田佳祐の物悲しい主題歌がとても印象的。

劇場公開日 2007年8月25日



(キャスト一覧)
大沢たかお(飯島夏樹)
伊東美咲(飯島寛子)
真矢みき(藤堂玲子)
哀川翔(藤堂完)
袴田吉彦(篠田)
川島海荷(飯島小夏)
石丸謙二郎(武藤医師)


  1. 洋画-ら

2016-05-15

失楽園

★★+
失楽園
鑑賞No:00635
製作:1997年/日本/119分
監督:森田芳光
出演:役所広司/黒木瞳/星野知子/柴俊夫

出版社に勤める久木はある日突然左遷を命じられるが、そんな久木の前に現れた凛子に心を奪われ、彼女を強引に口説き落とす。そして週末ごとに逢瀬を重ねるようになり、やがて久木は都内にマンションを借りて愛の巣を作り上げる。しかし、2人の行動を察知した凛子の夫・晴彦はあえて離婚しないことで凛子を苦しめ、一方、久木の妻・文枝は離婚を申し出る。次第に家族や社会から孤立し始めた2人は・・・・。

中年サラリーマンと、冷たい夫婦関係にあった人妻が激しい恋に落ちて破滅に向っていくドラマ。当時相当話題になった映画だが、家族を省みないわがままな中年男女の自分勝手な不倫にしか見えず、何が面白いのかサッパリわからなかった。(バブルがはじけた後の暗い空白の10年といわれた日本の社会背景によるものか?)大胆なセックスシーンも話題になり、人気女優・黒木瞳というのも話題性は高かったが、それ以前の作品で結構脱ぎまくっていたので、思ったほど新鮮さはなかった。共感できる人とできない人に大きく分かれる作品と思われる。(観る時の自分の年齢にも大きく左右されるかもしれませんが・・・)

劇場公開日 1997年5月10日



(キャスト一覧)
役所広司(久木祥一郎)
黒木瞳(松原凛子)
星野知子(久木文枝)
木村佳乃(知佳)
柴俊夫(松原晴彦)
寺尾聰(衣川和記)
平泉成(水口吾郎)
岩崎加根子(三浦節子)
中村敦夫(小畑常務)
小坂一也(鈴木)
あがた森魚(横山)
石丸謙二郎(村松)
金久美子(今井美都里)
速水典子(水口雅代)
村上淳(徹)


  1. 邦画-し

2016-05-14

HERO

★★★★
HERO(木村拓哉)
鑑賞No:01551
製作:2007年/日本/130分
監督:鈴木雅之
出演:木村拓哉/松たか子/松本幸四郎/大塚寧々

転勤先の山口県から東京に戻った久利生検事が、大物政治家が絡む傷害致死事件の解明に挑む。結婚式を数日後に控えた男性が男に殴られ死亡する。容疑者の男は犯行を認めており簡単に結審すると思われたが、初公判が始まると一転して男は犯行を否認する。被告の弁護には日本有数の敏腕弁護士・蒲生一臣がつき、久利生を追い詰めていくことに。さらに被告が贈収賄疑惑事件の重要な証人であることから、世間の注目を浴びる裁判となっていく・・・。

木村拓哉主演の人気TVドラマの映画版で、2007年邦画No.1ヒット作。TVドラマは見たことがなかったため、登場人物や人間関係が最初よく分からなかったが、事件自体は丁寧に説明されており分かりやすかった。サスペンスもの、裁判もののストーリーとしては目新しさや斬新性はなく、ハッキリ言ってありきたりではあったがドラマ的にはそこそこ楽しめる内容だった。(キムタクファンなら十分楽しめると思った) ただ映画にするほどの内容とも思えず、TVドラマのスペシャル版といった印象は拭えない。それを払拭するために、キャストを豪華にしたり、あまり意味のないと思われる韓国ロケを入れたりしているいのかな?と思った。主人公の担当ではない贈収賄疑惑は解決されたようだが、元々の担当である傷害致死事件の方は限りない偶然によるアリバイ崩しはできたものの、事件に関与した立証の面では曖昧に終わった点も少々消化不良。

劇場公開日 2007年9月8日



(キャスト一覧)
木村拓哉(久利生公平)
松たか子(雨宮舞子)
大塚寧々(中村美鈴)
阿部寛(芝山貢)
勝村政信(江上達夫)
小日向文世(末次隆之)
八嶋智人(遠藤賢司)
角野卓造(牛丸豊)
児玉清(鍋島利光)
森田一義(花岡練三郎)
イ・ビョンホン(カン・ミンウ)
松本幸四郎(蒲生一臣)


  1. 邦画-ひ

2016-05-13

M:I-2

★★★+
ミッション・インポッシブル2
鑑賞No:01000
原題:Mission: Impossible II
製作:2000年/アメリカ/124分
監督:ジョン・ウー
出演:トム・クルーズ/ダグレイ・スコット

休暇中のイーサン・ハントのもとに、司令官スワンベックから緊急指令が入る。それはテロ集団に奪われた殺人ウィルス“キメラ”とその解毒剤“ベレロフォン”を奪還することだった。早速チームが編成されるが、その中に女泥棒ナイアの名があった。実はナイアはテロ集団の首謀アンブローズの元恋人だったのだ。ナイアと接触したハントは彼女の美しさに惹かれいつしか恋に落ちてしまうが・・・・。

前作はまさにスパイ映画そのもので、サスペンス性も十分あったが、2作めのこの作品はスパイ映画というよりはアクション映画そのものだった。サスペンス性は少なく、ストーリーにもひねりのない単純なものだったので少々ガッカリしたが、その分アクションは凄かったですね。またストーリーとは直接関係のないロッククライミングのシーンもハラハラしました。「M:I」の名前を借りたトム・クルーズのための映画といわれても仕方のない映画だが、素直に楽しむ分にはいい映画。

劇場公開日 2000年7月8日



(キャスト一覧)
トム・クルーズ(イーサン・ハント)
ダグレイ・スコット(ショーン・アンブローズ)
タンディ・ニュートン(ナイア・ホール)
ビング・レイムス(ルーサー)
リチャード・ロクスバーグ(ヒュー・スタンプ)
ジョン・ポルソン(ビリー・ベアード)
ブレンダン・グリーソン(マックロイ)


  1. 邦画-え

2016-05-12

逆境ナイン

★★
逆境ナイン
鑑賞No:01574
製作:2005年/日本/115分
監督:羽住英一郎
出演:玉山鉄二/堀北真希/田中直樹/藤岡弘

全力学園の野球部キャプテン、不屈闘志は、あまりにも弱小チームゆえ校長から野球部廃部を言い渡される。廃部を避けるため、校長に「甲子園出場」を誓った不屈はやる気のない部員たちを言葉巧みにその気にさせながらもう特訓を始めるが、彼の前に次から次へと試練ともいえる逆境に襲われることに・・・。

島本和彦の同名マンガの映画化。真面目に観てはバカを見るような、あまりにもバカバカしく、ありえない映画。ともかく、過剰な演技、ありえないシーン、奇想天外な展開、などなど何もかもハチャメチャ。何も考えずに観るならば、そしてこういう映画(原作)という理解の下に観るならばそれなりに楽しめるのかもしれないが、悪く取れば観客をバカにしたような映画と取れなくもない。ただただ低俗な笑いを取るためだけのギャグは満載だが、感動も教訓も何も得ることのできない映画でもあった。まぁ~、ここまでおバカに徹しているのはある意味評価できるかもしれないが・・・?

劇場公開日 2005年7月2日



(キャスト一覧)
玉山鉄二(不屈闘志)
堀北真希(月田明子)
田中直樹(榊原剛)
藤岡弘(校長)
柴田将士(キャッチャー大石)
出口哲也(ファースト後藤)
寺内優作(セカンド小林)
坂本真(サード南)
青木崇高(ショート新屋敷)
土倉有貴(レフト古屋)


  1. 邦画-き

2016-05-11

X-ミッション

★★★
X-ミッション
鑑賞No:02790
原題:Point Break
製作:2015年/アメリカ/114分
監督:エリクソン・コア
出演:エドガー・ラミレス/ルーク・ブレイシー

元アスリートの若きFBI捜査官ジョニー・ユタは、エクストリームスポーツのカリスマ、ボーディが率いる超一流アスリート集団への潜入捜査という指令を受ける。ボーディ一味には、そのスキルを駆使した前代未聞の犯罪を実行している疑いがあった。命がけで潜入に成功したユタは、ボーディが犯罪の首謀者なのか、その証拠をつかむために捜査を続けるが、命知らずなアスリートたちと行動を共にするうち、ユタとボーディとの間にも信頼と友情が芽生え始める・・・・。

潜入捜査がミッションの映画だが、ミッションそのものには重点が置かれていないような映画。むしろ、ミッションの遂行と仲間たちとの友情のはざまで苦しむ主人公の苦悩が中心のようだった。そして、ストーリーとは別に最も重点の置かれた見せ場がアスリートたちによるエクストリームのシーン。むしろこちらが主題のよう。このシーンを撮り、見せたいがために作ったような映画で、映画自体は何とも中身はないと言ってもいいぐらいの内容。ただ、エクストリーム・シーンはさすがに圧巻。

劇場公開日 2016年2月20日



(キャスト一覧)
エドガー・ラミレス(ボーディ)
ルーク・ブレイシー(ジョニー・ユタ)
レイ・ウィンストン
テリーサ・パーマー
デルロイ・リンドー


  1. 洋画-え

2016-05-10

世界で一番美しい夜

★★★
世界で一番美しい夜
鑑賞No:02788
製作:2007年/日本/160分
監督:天願大介
出演:田口トモロヲ/月船さらら/市川春樹/松岡俊介

日本の西のはずれにある“要村”が、日本一の出生率を誇る村として政府から表彰されることになった。その発端は今から14年前、新聞記者の水野一八がこの村に左遷してきたことから始まる。彼は夫を殺害したと噂されるスナックの美人ママ・輝子から不思議な話を聞かされ・・・・。

日本一の出生率を誇る村のその謎を描いた映画?だった。少子化が深刻な問題となっている日本にとっては興味あるテーマである。ただ、映画としてはどうだろうか?メッセージ性を感じる作品ではあったが、特にこれはというメッセージは読み取れなかった。真面目なシーンもあるかと思えば、馬鹿げたシーンもあり、グロいシーンもエロいシーンもホラーっぽいシーンもある何とも不思議な内容である。160分という長尺なのも多少問題があり、中だるみしてしまうきらいはある。元・宝塚の月船さららの大胆演技にも注目。

劇場公開日 2008年5月24日



(キャスト一覧)
田口トモロヲ
月船さらら
市川春樹
松岡俊介
美知枝
斉藤歩
江口のりこ
佐野史郎
柄本明
角替和枝
三上寛
石橋凌


  1. 邦画-せ

2016-05-09

ヒロイン失格

★★★
ヒロイン失格
鑑賞No:02791
製作:2015年/日本/112分
監督:英勉
出演:桐谷美玲/山崎賢人/坂口健太郎/福田彩乃

幼なじみの同級生・寺坂利太に思いを寄せる女子高生の松崎はとりは、利太のヒロインは自分だとずっと思い続けてきた。ところがある日、利太が同じクラスの地味な女子・安達未帆に告白されて付きあうことに。意外な展開にはとりが焦りを感じる中、学校イチのモテ男・弘光廣祐がはとりに興味を抱きはじめる・・・・。

米国の映画サイトTC Candlerが毎年ランキング発表する「世界で最も美しい顔100人」で日本人最高位の12位に輝いたことがある桐谷美玲の主演作。最近、主演作を含め、TV、映画等への露出が増えている桐谷美玲だが、演技はまだまだといったところ。ただ、美貌を前面に出した役どころだが、決して鼻につく役どころではなく、かえってキュートな可愛さがより強調される印象が残るのはいい。また、変顔やハゲヅラにも挑戦しているのにも好感が持てる。ただ、軽いノリのストーリーに対し、単純に楽しめる内容ではなかった。この手の映画は誰も不幸にならず、皆ハッピーで終るのが常道だと思うが、最終的にハッピーなのは主人公のはとりと利太だけで、まったく非がなく、むしろ個人的には最終的に結ばれて欲しかった安達および弘光の2人のことを思うと、どうもやり切れない気持ちになって、スッキリしない作品となった。

劇場公開日 2015年9月19日



(キャスト一覧)
桐谷美玲(松崎はとり)
山崎賢人(寺坂利太)
坂口健太郎(弘光廣祐)
福田彩乃(中島杏子)
我妻三輪子(安達未帆)
高橋メアリージュン(恵美)
中尾彬
柳沢慎吾
六角精児
濱田マリ(利太の母親)
竹内力(学食のオヤジ)


  1. 邦画-ひ

2016-05-08

スライディング・ドア

★★★
スライディング・ドア
鑑賞No:00770
原題:Sliding Doors
製作:1997年/アメリカ、イギリス/100分
監督:ピーター・ホーウィット
出演:グウィネス・パルトロウ/ジョン・ハナー

広告代理店に勤めるヘレンは遅刻して出勤した途端クビを言い渡される。そして会社を出たヘレンは電車に乗ろうとして直前にドアが閉まってしまう。話はここから電車に乗り込めた場合と、乗り込めなかった場合の2つのストーリーが並行して展開していく・・・。

電車に乗り込む間際でドアが閉まり始め、その電車に乗り込めたかどうかでどう人生が変わるか?を2つの場合を並行して描くユニークな映画。誰もが考える「if(もしも~)」をテーマに設定した点はすごく良かったし、本作を観る大きなきっかけとなった。。ただ思ったよりもストーリーの膨らみや意外性は少なく、物足らなさは残った。ストーリーのポイントが恋愛中心だったこともあるだろうか?「if」のきっかけになる電車のドアの開閉も、人生を変える岐路としてはインパクトに欠けるアイテムのような気がした。もう少し脚本が面白ければもっと楽しめたと思う。

劇場公開日 1998年9月12日



(キャスト一覧)
グウィネス・パルトロウ(Helen)
ジョン・ハナー(James)
ジョン・リンチ(Gerry)
ジーン・トリプルホーン(Lydia)
ザーラ・ターナ(Anna)
ダグラス・マクフェラン(Russell)
ポール・ブライトウェル(Clive)
ニーナ・ヤング(Claudia)
ヴァージナア・マッケンナ(James' Mother)


  1. 洋画-す

2016-05-07

探検隊の栄光

★+
探検隊の栄光
鑑賞No:02781
製作:2015年/日本/91分
監督:山本透
出演:藤原竜也/ユースケ・サンタマリア/小澤征悦/田中要次

落ち目の俳優・杉崎は、新境地を開拓するため、「ヤーガ」と呼ばれる未確認生物(UMA)を求めて秘境を探検するテレビ番組で隊長を務めることになる。しかし、番組が面白ければ何でもありというプロデューサーを筆頭に、進行が大ざっぱなディレクター、バラエティ番組をバカにしているAD、適当な現地通訳ら、バラバラなチームワークの番組制作スタッフに振り回され、探検は行き当たりばったり。そんな現場で杉崎には隊長としての自覚が芽生えていき、徐々に番組作りに真剣になっていくが・・・・。

昔はやった、嘘くさい(というかウソだらけだが)探検ドキュメントものの裏実情を面白可笑しく描いた作品。嘘くさい裏実態の暴露がテーマだけに、あまりにも軽すぎるタッチのため、作品レベルもC級映画の感じがプンプンする。そんな作品に藤原竜也が出演しているのは驚きだが、実際のドキュメント番組同様、嘘くさい演出を体当たりで演じている様は面白い。観ている側も嘘と分かっていることをちゃんと分かった上で惹きつけようとする過剰な演出も、真剣な番組作りの姿勢の一つであることが少し理解できる。

劇場公開日 2015年10月16日



(キャスト一覧)
藤原竜也(杉崎正雄)
ユースケ・サンタマリア(井坂善三)
小澤征悦(瀬川学)
田中要次(橋本政明)
川村陽介(小宮山秀一)
佐野ひなこ(赤田たまき)
岡安章介(マゼラン)


  1. 邦画-た

2016-05-06

ルーム

★★★★
ルーム
鑑賞No:02778
原題:Room
製作:2015年/アイルランド、カナダ/118分
監督:レニー・アブラハムソン
出演:ブリー・ラーソン/ジェイコブ・トレンブレイ

7年前から施錠された部屋に監禁されているジョイと、彼女がそこで出産し、外の世界を知らずに育った5歳の息子ジャック。部屋しか知らない息子に外の世界を教えるため、自らの奪われた人生を取り戻すため、ジョイは全てをかけて脱出するが・・・・。

ストーリーを知っていないと、冒頭部はどういう状況か分かりにくい。が、観進めていくと次第に状況が分かってくる。現実でも起こっていながら、報道はほんの概要だけで詳細はプライバシー等の問題もあってほとんど報道されない拉致監禁事件。その実態の片鱗がひしひしと伝わってくる作品。監禁された母子は、ただ脱出することのみ考え、そのためにいつかは訪れるであろうわずかなチャンスに賭け、それまではひたすら犯人に従順に従い油断させる。そんな緊張感が全編を通じて感じられる。そして脱出。2人で逃げる計画と思いきや、子供のみを逃がすために母は犠牲になろうとする。子供に対する母親の深い愛情も描かれている。ラストの脱出シーンはもうハラハラドキドキもの。

劇場公開日 2016年4月8日



(キャスト一覧)
ブリー・ラーソン(ジョイ)
ジェイコブ・トレンブレイ(ジャック)
ジョアン・アレン(ナンシー)
ショーン・ブリジャース(オールド・ニック)
ウィリアム・H・メイシー(ロバート)
トム・マッカムス(レオ)


  1. 洋画-る

2016-05-05

GONIN サーガ

★★★
GONIN サーガ
鑑賞No:02786
製作:2015年/日本/129分
監督:石井隆
出演:東出昌大/桐谷健太/土屋アンナ/柄本佑

社会からつまはじきにされた5人組による、暴力団・五誠会系大越組襲撃事件から19年。五誠会は若き3代目の誠司が勢力を拡大し、襲撃事件で殺された大越組の若頭・久松の遺児・勇人は、母の安恵を支えながら、真っ当な人生を歩んでいた。そんなある日、19年前の事件を追うルポライターが安恵のもとに取材に現れたことから、事件関係者たちの運命の歯車がきしみ始める・・・・。

石井隆監督の「GONIN」(1995)の続編。前作の登場人物たちの息子たちに焦点を当てた新たなストーリーとなっている。前作とかなり繋がりがあるため、本作を観る前には必ず前作を観ていることをお勧めする。キャストは前作が豪華すぎたため、幾分こじんまりした感は否めない。ただ、回想という形で前作のキャストの多くが出演し、前作で生き残った登場人物が本作でも登場するサプライズもある。その最たるのが根津甚八。すでに俳優業を引退しており、本作限定の復帰だが、往年の渋さが消え別人のような変貌ぶりに違う意味で驚かされる。内容的にはまずまずの面白さだが、ラストはこの手の作品に多い皆殺し的な結末で、ちょっと興ざめした。

劇場公開日 2015年9月26日



(キャスト一覧)
東出昌大(久松勇人)
桐谷健太(大越大輔)
土屋アンナ(菊池麻美)
柄本佑(森澤慶一)
安藤政信(式根誠司)
根津甚八(氷頭要)
竹中直人(明神)
福島リラ(余市)
テリー伊藤(式根隆誠)
井上晴美(久松安恵)
りりィ(大越加津子)
松本若菜(百合香)
菅田俊(松浦譲)
井坂俊哉(黒木正行)
鶴見辰吾(久松茂)
佐藤浩市(万代樹彦)


  1. 邦画-こ

2016-05-04

ギャラクシー街道

★★+
ギャラクシー街道
鑑賞No:02789
製作:2015年/日本/110分
監督:三谷幸喜
出演:香取慎吾/綾瀬はるか/小栗旬/優香/西川貴教

西暦2265年、木星と土星の間に浮かぶスペースコロニーの「うず潮」と地球を結ぶ、スペース幹線道路「ギャラクシー街道」は、老朽化が進んで廃止の噂もささやかれていた。そんな街道の中央にひっそりとたたずむハンバーガーショップ「サンドサンドバーガー・コスモ店」には、スペース警備隊やスペースヒーロー、スペース客引き、スペース娼婦など、今日も様々な宇宙人たちが集う・・・・。

三谷幸喜の長編映画監督7作目となるスペースロマンティックコメディ。これまでの作品では、ラジオ局、ホテル、裁判所など身近なようで実はよく内情を知らない世界を面白可笑しくく描いている作品が多かったし、際どいながらもリアリティもあった。ただ、「ステキな金縛り」で幽霊が出ることでそれが崩れ始め、「清須会議」では歴史ドラマということでリアリティ無視の自由奔放な描き方になってきた。そして本作。未来の宇宙ということでもはや制約は何も無くなり、何でもありの状態。それが却って笑いにも悪影響となり、次々に繰り出されるギャグは多くは空振り。笑えないSFコメディ作品となってしまっている。キャストについては相変わらず豪華だが、キャストが多すぎるため、一人一人が丁寧には描かれていないし、役柄の宇宙人の個性が強すぎるキャラも多く、その俳優が本来持つ個性が消されているきらいもあった。これまでの三谷作品の中では明らかに期待外れであり、それは興業的に低迷したことでも明らか。

劇場公開日 2015年10月24日



(キャスト一覧)
香取慎吾(ノア)
綾瀬はるか(ノエ)
小栗旬(ハトヤ)
優香(レイ)
西川貴教(ズズ)
遠藤憲一(メンデス)
段田安則(ハシモト)
石丸幹(二ムタ)
秋元才加(マンモ)
阿南健治(トチヤマ)
梶原善(ババサヒブ)
田村梨果(イルマ)
浅野和之(謎の男)
山本耕史(ゼット)
大竹しのぶ(ハナ)
西田敏行(堂本博士)
佐藤浩市(村田大樹)


  1. 邦画-き

2016-05-02

トランスポーター イグニション

★★★+
トランスポーター イグニション
鑑賞No:02787
原題:The Transporter Refueled
製作:2015年/フランス/96分
監督:カミーユ・ドゥラマーレ
出演:エド・スクレイン/レイ・スティーブンソン

運び屋のフランクは、妖艶な美女アンナが率いる犯罪組織に父親を人質に取られ、プロの運び屋のルールに反する依頼を強制される。父親の命の期限は12時間と迫っており、自らに課したルールと父の命の間で揺れ動きながら、フランクは愛車アウディを走らせるが・・・・。

「トランスポーター」といえばジェイソン・ステイサムと言える、彼の代名詞のような作品だが、シリーズ4作目に当たる本作から、ステイサムに代わり、エド・スクラインが主役を務めている。ステイサムの時はスマートではあるが野性味もあるという男臭さがあったが、エド・スクラインはスマートなのはもちろん、涼やかでよりクールに感じた。さらに滅法強く、相手が何人でも最後は仕留めて倒してしまう強さがある。だから、安心して観れてスカッとさせられる。ストーリーもごく単純で、ひねりもない代わりにとても分かりやすい。ただ、「トランスポーター」本来の役目からはかなり逸脱してきているのはいかがなものかとは思った。見せどころのカーアクションはスピード感・迫力があって興奮できる。何も考えずに観て楽しめる作品になっている。

劇場公開日 2015年10月24日



(キャスト一覧)
エド・スクレイン(フランク・マーティン)
レイ・スティーブンソン(フランク・シニア)
ロアン・シャバノル(アンナ)
ガブリエラ・ライト(ジーナ)
タチアナ・パジコビク(マリア)
ウェンシャ・ユー(キャオ)
ラシャ・ブコビッチ(カラゾフ)
レン・クダジャビスキ(レオ・イマソフ)
ノエミ・ルノワール(マイサ)


  1. 洋画-と

2016-05-01

地球最後の日

★★★
地球最後の日
鑑賞No:00685
原題:When Worlds Collide
製作:1951年/アメリカ/83分
監督:ルドルフ・マテ
出演:リチャード・デア/バーバラ・ラッシュ

新星ベラスと遊星ザイラが地球に接近していることに気付いた天文学者から報告を受けたヘンダースン博士は、その後の調査の結果、ベガスが地球に衝突することが判る。博士は国連に、ロケットで他の星に避難するよう求めるが、国連は何の対策も採らなかった。やむを得ず、民間にロケット建造を説いてまわった結果、賛同する人物が現れ、ロケットを建造することに・・・。

遊星衝突による地球壊滅の危機を描いたSF映画。現代(といっても製作は1951年だから今から50年以上前だが・・・)のノアの方舟的な映画。テーマ的には面白いといったら不謹慎かもしれないが興味深い。そして、刻々とその時間が近づき、生き残れる者とそうでない者との選別において人間の本性が現れてくるさまは映画とはいえもの悲しい。(しかしこれが現実だろうし、現実はもっと醜いだろう・・・)ただ描いている範囲が見る限り狭く、地球規模の出来事のように感じられなかったのは残念。これも50年前という、技術面や予算面等による限界か?

劇場公開日 1952年4月24日



(キャスト一覧)
リチャード・デア(Dave_Randall)
バーバラ・ラッシュ(Joyce)
ピーター・ハンソン(Tony)
ジョン・ホイト(Stanton)
ラリー・キーティング(Dr._Hendron)
レイチェル・エイムズ(Julie_Cummings)
ステファン・チェイス(Dean_Frye)
フランク・キャディ(Harold_Ferris)
ヘイドン・ローク(Dr._Bronson)
サンドロ・ギグリオ(Ottinger)
メアリー・マーフィ(Student)


  1. 洋画-ち