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2017-02-28

釣りバカ日誌3

★★+
釣りバカ日誌3
鑑賞No:00833
製作:1990年/日本/96分
監督:栗山富夫
出演:西田敏行/三國連太郎/石田えり/五月みどり

お馴染みハマちゃんとスーさんは、釣りに行った伊豆の星ヶ浦でスーさんの昔の恋人の娘と出会い、そしてすでに昔の恋人が他界していることを知る。スーさんの態度から、その娘はスーさんの実の娘ではないかと疑ったハマちゃんは・・・。

今回のマドンナ役は五月みどり。第2作めに続いてスーさんのロマンスに関するストーリーだが、若き日のスーさんの一端が明らかになる。ハマちゃんちの妊娠騒動(子供ができない)も絡めた話になるが、ややマンネリ化し始めてきた点は否めない。

劇場公開日 1990年12月22日



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2017-02-27

アイ・アム・レジェンド

★★★
アイ・アム・レジェンド
鑑賞No:01465
原題:I Am Legend
製作:2007年/アメリカ/100分
監督:フランシス・ローレンス
出演:ウィル・スミス/サリー・リチャードソン

人類がウィルスによって壊滅的な打撃を受ける。それから3年後の2012年。愛犬のサムとともにニューヨークで唯一生き残ったと思われる科学者ロバートは、ラジオで生存者に対し呼びかけを行っているが、誰一人返答はない。日中は食料にするため鹿狩りをする一方、ウィルスの正体を調べ、ウィルス撃退法を探していた。しかし夜になると、ウィルスによって突然変異したダーク・シーカーズとの闘いが待っていた・・・。

リチャード・マシスンの小説「地球最後の男」の3度目の映画化。原作も過去2回映画化されている作品も観ておらず、予告編とタイトルだけで期待して観た映画だが、予想と大きく外れる結果となった。元々、トム・ハンクスの「キャスト・アウェイ」のように、地球で最後に生き残った男が色々な苦難を乗り越えながら未来に希望を託して生き抜く姿を描いているのかと勝手に思っていたが、少々違っていた。前半はややそういう雰囲気もあったが、後半はもういわゆるゾンビ系の映画。(なんじゃこりゃ?という感じ)実際はゾンビではないが、この襲撃者(ダーク・シーカーズ)の動きは素早く、あれだけのスピード、凶暴性、群れで来られると勝てる気がしない。そういう意味であの結末は、消化不良ながら納得せざるを得ないか・・・? (ラストが満足いく結果ならもっと評価が変わったと思われるが・・・)もう少し、地球最後の男に至る経緯の説明もあればよかった。

劇場公開日 2007年12月14日



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2017-02-26

めぐみ-引き裂かれた家族の30年

★★★+
めぐみ
鑑賞No:01466
原題:Abduction: The Megumi Yokota Story
製作:2006年/アメリカ/90分
監督:クリス・シェリダン/パティ・キム
出演:横田滋/横田早紀江/増元照明

1977年11月15日、新潟に住む13歳の中学生・横田めぐみさんが、下校途中に忽然と姿を消した。警察の必死の捜査やTV公開捜査によっても、ようとしてその行方はわからなかった。事件から2年後、日本海側で頻発したアベック失踪事件から北朝鮮による拉致疑惑が浮上、さらに20年後、北朝鮮の元工作員の証言によって拉致は立証されることに・・・。

北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんの両親、横田さん夫妻の活動を描いたドキュメンタリー。拉致事件および横田夫妻を中心とした活動を、事実のみを客観的に描くことによって多くの人に正確に事実と現実を伝えようとしている意図が伝わってきた。本来なら日本人が製作・監督すべき映画だと思うが、日本人だとつい「怒り」が先行してしまう恐れがあるため、客観的事実を伝えるという意味では、外国人監督という選択は良かったかもしれない。映像的には何度もニュース等で見たものが多々あるが、見事な編集でこの一連の拉致事件の全貌が上手く整理されており、ニュースでは伝わってこなかった裏事情も垣間見ることができた。未だ解決の目処が立たない拉致問題であるが、1日も早い解決を願いたい。

劇場公開日 2006年11月25日

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2017-02-25

誰も知らない

★★★
誰も知らない
鑑賞No:01384
製作:2004年/日本/141分
監督:是枝裕和
出演:柳楽優弥/北浦愛/木村飛影/清水萌々子

あるアパートに母親と息子の明が引っ越してくる。アパートの大家には母子2人だと挨拶するが、実は明以外に3人の子がいた。子供たちの父親はそれぞれ違い、子供らは学校に通うことなく、母親が仕事中は明が幼い弟妹の世話をしていた。やがて母親はわずかなお金とメモを残し姿を消してしまう・・・。

14歳の柳楽優弥が2004年度のカンヌ国際映画祭主演男優賞を獲得した作品。1988年に巣鴨で実際に起こった子供置き去り事件をモチーフに、是枝監督が構想15年を経て映画化した。現実に起こった事件だけに考えさせられる内容だが、映画的には観ていて完成度が高いとは思えなかった。自然な演技も素人演技としてみれば納得いくし、分かりにくい場面も多々あった(監督としてはそれを手法として観客に何か訴えようとしているのかもしれないが・・・)。ただ、柳楽くんはさすが何か光るものは感じられるものはあった(彼のイメージと役柄がマッチしていたのもあると思うが・・・)。

劇場公開日 2004年8月7日



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2017-02-24

ターミネーター2

★★★★+
ターミネーター2
鑑賞No:00132
原題:Terminator 2: Judgmant Day
製作:1991年/アメリカ/137分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/リンダ・ハミルトン

未来の世界で人間の指導者となるジョンもすでに少年となっていたが、また新たなターミネーターが未来から送られてくる。1体はジョン抹殺の指令を受けた最新型のT-1000、もう1体はそのジョンを守るために送られた前作と同じタイプのT-800である。そしてジョンの命を賭けて、2体のターミネーターの攻防が始まる・・・。

前作から10年後の世界を描いた作品。前作とは比べ物にならないくらいの巨額の製作費を投じて作られた大作。特に液体金属でできている最新型ターミネーターを描いたSFXは驚異ものだった。「追われモノ」の恐怖感は継続されているものの、守る側に旧型とはいえターミネーターがついたことで多少緊張感は薄れた感はあった。その代わり、またに不死身といえるT-1000のしぶとさには舌を巻いた。比べ物ならないといえば、1作目とは打って変わって鍛え上げた筋肉美を見せつけたリンダ・ハミルトンのアクションもすごかった。

劇場公開日 1991年8月24日



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2017-02-22

ミンボーの女

★★★★
ミンボーの女
鑑賞No:00342
製作:1992年/日本/123分
監督:伊丹十三
出演:宮本信子/大地康雄/村田雄浩/宝田明

東京の名門ホテル、ロイヤルコートはやくざが居座っていることでサミット会場をライバルホテルに奪われてしまう。そのため、ホテルの支配人はヤクザ一掃を決意するが、ホテルマンの対応にかえって事態を悪化させてしまう。困った支配人はミンボー専門の弁護士を雇い、やくざと全面対決することに・・・。

ミンボー(民事介入暴力)専門の女弁護士の活躍を描く伊丹十三映画。今まであまり取り上げられなかったテーマを取り上げ、深い調査・掘り下げと分かりやすい説明で定評のある伊丹映画だが、その中でも今回は対立相手が暴力団ゆえ、ストーリー展開の緊張感と、ラストの爽快感は最高である。実際はどうかは別にして、毅然たる態度、相手同様団結した集団による対応、そして法律などの理論武装による対抗が、所詮一人では何もできないやくざと渡り合うところは参考となった。(参考といっても、実生活でこんなシーンはないが・・・)元々ミンボーは警察用語みたいだが、他の映画同様、「ミンボー」という言葉を一般に知らしめることになったのは相変わらず、さすがである。ちなみに、この映画の公開1週間後、伊丹監督が襲撃され重傷を負った事件は有名。この事件は「ミンボー女」に対する暴力団の報復行為と見られている。この事件で伊丹監督は警察からマルタイ(護衛対象)として警護を受けるが、この経験が後に「マルタイの女」を生むことになる。

劇場公開日 1992年5月16日



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2017-02-21

森山中教習所

★★+
森山中教習所
鑑賞No:02841
製作:2016年/日本/103分
監督:豊島圭介
出演:野村周平/賀来賢人/岸井ゆきの/寺十吾

ある日、免許を取ろうと思い立った大学生の佐藤清高は、ヤクザの轟木が運転する車にひかれてしまう。轟木が無免許運転だったため、事件抹消のために組長を乗せた車にそのまま引きずり込まれた清高が連れていかれた先は、非公認の教習所だった。さらに、そこで清高と轟木が高校の同級生であったことが判明する・・・・。

真造圭伍による同名コミックの映画化。何かゆるい映画だったけど、ゆるいだけで何があるというわけではない作品。主人公のノー天気な大学生は、大した目的もなく運転免許証を取るために無認可の自動車教習所に通うが、そこは教習所とは思えない個人経営のアットホームな教習所。すでにありえない設定だが、さらに練習コースもこれまたありえない小学校のグラウンドのような場所に簡易的に作ったコース。そんなところに来る生徒もろくなもんではない。だってヤクザが習いに来るのだから。この若きヤクザと主人公が高校時代のクラスメートという設定。だからといって特に面白い、あるいは意外なストーリー展開はない。ただひと夏のちょっとした思い出的なエピソード程度で、観終わっても何の感動も起こらない作品。

劇場公開日 2016年7月9日



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2017-02-20

ミュージアム

★★★+
ミュージアム
鑑賞No:02845
製作:2016年/日本/132分
監督:大友啓史
出演:小栗旬/尾野真千子/野村周平/妻夫木聡

雨の日だけに起こる猟奇殺人事件を追う刑事の沢村久志。犯行現場に残された謎のメモや、見つけられることを前提としたかのような死体から、カエルのマスクを被った犯人像が浮かび上がる。通称・カエル男と呼ばれるようになった犯人を追い詰めていく沢村だったが、カエル男の仕組んだ残酷な罠にはまり、絶望的な状況に追い込まれてしまう・・・・。

巴亮介の人気サイコスリラー漫画の映画化。作品の冒頭シーンを観るなり感じた第一印象は、ブラッド・ピット主演の「セブン」のような感じの映画だなということ。画面は全体的に暗く、猟奇的な方法で起こる連続殺人事件、被害者には予想もしない共通性があり、一人一人に殺人メッセージが残されているという、まさに「セブン」を彷彿させるというか、パクッたような内容。全編通してグロテスクなシーンが多く、気持ちよく観れる映画ではない。ただ、ストーリーは分かりやすい。が、動機は分かりにくい。そもそも、カエル男って?と最初は思ったが、カエル男であることにはあとで分かる理由によって違和感は感じなくなる。むしろ動機に納得感が持てないが、カエル男を演じた妻夫木聡はこれまでにない役どころを熱演していた。

劇場公開日 2016年11月12日



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2017-02-19

パッチギ!

★★★★
パッチギ!
鑑賞No:01388
製作:2004年/日本/117分
監督:井筒和幸
出演:塩谷瞬/沢尻エリカ/高岡奏輔/松永京子

1968年、世の中はグループサウンズ全盛の頃。京都府立東高校の空手部と朝鮮高校のアンソン率いる一派は激しく対立していた。そんな中、東高校の松山はアンソンの妹でフルートが得意なキョンギャに心を奪われる。彼は彼女に近づきたいためにギターを練習し始めるが・・・。

ストーリー的には「ウエストサイド物語」を思い起こさせる内容だが、対立軸が日本人対朝鮮人ということで「ウエスト~」よりもより現実的で身近なイメージがある。日本人がかつて朝鮮人に対して行った蛮行、そしてその逆も然り。それによって我々は様々なことを論じているが、果たしてどれだけのことを知り理解しているのか?この映画では、自ら対立する相手の中に飛び込んでいき、相手を理解しようと努力する大切さが感じられた。出演者も(私にとっては)無名の俳優ばかりだが、それが却って新鮮でエネルギッシュなものになっている。たいして昔の作品ではないが、沢尻エリカやオダギリギョーも初々しくて好感が持てた。なお題名の“パッチギ”とは「突き破る」という意味のハングル語で転じて「頭突き」を表すそうだが、喧嘩・乱闘シーンは観ていても痛みが伝わってくるような激しいものだった。

劇場公開日 2005年1月22日



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2017-02-18

ブロークダウン・パレス

★★★★
ブロークダウン・パレス
鑑賞No:00945
原題:Brokedown Palace
製作:1999年/アメリカ/101分
監督:ジョナサン・カプラン
出演:クレア・デインズ/ケイト・ベッキンセール

高校生のアリスとダーリーンは夏休みにタイのバンコクに旅行に行く。開放的な気分に浸る二人は偶然知り合ったオーストラリア人男性と仲良くなり、彼に誘われるまま香港に行くことに。しかし空港で麻薬所持の現行犯として捕まり、冤罪を訴えた彼女らは33年の懲役刑を言い渡される・・・。

海外旅行経験の乏しい私にとって、海外の恐ろしさを目の当たりに見るような映画だった。実際にタイで起きている事件を参考に作られているだけに、フィクションとは思えない恐ろしさがあったが、映画として観るといかがなものか?真相はよく分からないし(事件は解決しないし)、彼女らも救われないという、何か後味の悪い映画でもあった。日本も今や犯罪大国となったが、この映画を観る限り、ここまでの怖さはまだないですね。

劇場公開日 1999年10月9日



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2017-02-17

フィールド・オブ・ドリームス

★★★★+
フィールド・オブ・ドリームス
鑑賞No:00196
原題:Field of dreams
製作:1989年/アメリカ/107分
監督:フィル・アルデン・ロビンソン
出演:ケビン・コスナー/ギャビー・ホフマン

“農場を野球場にすれば彼がやってくる”というお告げにしたがって、とうもろこし畑をつぶしてしまう農夫レイ。そして作った野球場に現れたのは、1952年に死んだ伝説の大リーガー シューレス・ジョーだった。その後、ジョーとともに八百長試合のかどで球界を追放された8人のメンバーが現れ、レイに新たなお告げが告げられる・・・。

実際の事件“ブラック・ソックス・スキャンダル”をモチーフに、不思議な世界に誘われるファンタスティックな映画であり、感動的な親子愛を描いている。お告げの意味を解明していくストーリーも興味深いが、夢や情熱を持つことのすばらしさも教えてくれている。ラストシーンは感動。

劇場公開日 1990年3月24日



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2017-02-16

エボリューション

★★★
エボリューション
鑑賞No:01106
原題:Evolution
製作:2001年/アメリカ/103分
監督:アイバン・ライトマン
出演:デビッド・ドゥカヴニー/ジュリアン・ムーア

アリゾナ州の地方都市に落下した隕石には謎のDNAが含まれた液体が付着していた。地元の生物学者アイラと地質学者ハリーは研究を始めるが、すぐに軍の調査隊に現場は占拠されてしまう。やがてこの液体は、恐るべき速さで進化し、翼を持つ恐竜のような生物に成長し、街を襲い始める・・・。

最初は「エイリアン」系の映画かと思いきや、中身はSFコメディといったところ。しかし、「ゴーストバスターズ」のような洗練されたセンスもあまりなく、やや中途半端な仕上がりとなっているのが残念。この手の映画はパターンが出尽くしたということか?全編に渡って目新しさは感じられない反面、成長の早い生物も手強いかとおもいきや、あっけなくやっつけられる当たりも物足らなさを感じる一因となっている。

劇場公開日 2001年11月3日



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2017-02-15

どら平太

★★★★
どら平太
鑑賞No:00957
製作:2000年/日本/111分
監督:市川崑
出演:役所広司/浅野ゆう子/宇崎竜童/菅原文太

とある藩の政治腐敗を解決すべく、町奉行として江戸からやってきた遊び人の武士、小平太。さっそく小平太は、“壕外”と呼ばれる犯罪地帯の浄化に着手する。そのため、“壕外”を仕切っている3人の親分を観念させるのだが、彼の真の狙いは彼らと結託して私腹を肥やしていた城代家老をはじめとする藩の重役たちだった・・・。

黒澤明、木下恵介、市川崑、小林正樹からなる“四騎の会”が残した脚本を映像化。魅力ある主人公が活躍する痛快時代劇といったところ。ずば抜けたストーリーや意外性はないものの、これぞ勧善懲悪の時代劇の王道ともいえる内容で、安心して観れるし、最後はスッキリする。殺陣のシーンはTVの時代劇っぽく迫力には欠けるが、さすがに人間描写はうまく、また役所広司も上手く演じている。遠山の金さんが好きな人にはお勧めかも。

劇場公開日 2000年5月13日

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2017-02-14

キング・オブ・エジプト

★★★+
キング・オブ・エジプト
鑑賞No:02843
原題:Gods of Egypt
製作:2016年/アメリカ/127分
監督:アレックス・プロヤス
出演:ブレントン・スウェイツ/ニコライ・コスター=ワルドウ

神と人間が共存し、「生命の神」オシリス王の統治により繁栄を誇っていた古代エジプト。しかし、弟セトのオシリス謀殺により王座は奪われ、人々は暴虐なセトに苦しめられていた。オシリスの子で、王座と視力を奪われたホルスは、コソ泥の青年ベックと手を組み、エジプトの王に君臨するための鍵を握る重要なアイテム「神の眼」を盗み出すべく、困難極まりない冒険の旅に出るが・・・・。

古代エジプトの歴史を描いた歴史スペクタル映画かと思いきや、ちょっと様相が違っていた。神と人間が共存するエジプトという設定で、舞台は地上だけではなく天空(宇宙?)にまで及び、歴史スペクタルと言うよりSF冒険アドベンチャー映画と言った方がよい作品。暴君セト役にジェラルド・バトラーが熱演していたが、どうしても「300(スリーハンドレッド)」がちらついて神に見えなかったのが観ていてちょっと困った。CGは見事だが、CGであることが分かっているため、どんな凄いシーンも感動やドキドキ感は薄い。むしろ、神の戦いに混ざって一介の盗賊ごとき人間が対等に渡り合うことにリアル感はゼロだった。セトに王位を奪われたホルスも人間的に(ここでは神的と言うべきか?)好感の持てる人物ではなかったので、イマイチ作品には入り込めなかったが、ストーリーは分かりやすく、気楽に観るにはいい作品。

劇場公開日 2016年9月9日



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2017-02-13

超高速!参勤交代 リターンズ

★★★
超高速!参勤交代 リターンズ
鑑賞No:02842
製作:2016年/日本/119分
監督:本木克英
出演:佐々木蔵之介/深田恭子/伊原剛志/寺脇康文

知恵と工夫でなんとか江戸への参勤を果たした湯長谷藩の藩主・内藤政醇らは、故郷に帰るため江戸を出発する。ところがその道中、湯長谷で一揆が発生したとの情報が入る。政醇らに打ち負かされた老中・信祝が、復讐のため湯長谷藩を壊滅させようと画策しているのだ。一揆を収めるためには2日以内に湯長谷へ帰らなくてはならず、政醇らは行きの倍の速さで走ってどうにか故郷へ帰り着く。しかし、城は既に乗っ取られてしまっており・・・・。

前作に続き、今回は江戸から故郷に急ぎ戻る様子を描いた作品。前作の驚異の4日で参勤に対し、さらに半減の2日で戻らなければならないということで、アイデアも倍増と期待していたが、戻るのに費やした尺も奇策も半減しており、期待は裏切られた。その代わり、追加されたのが謀反、お家取りつぶし、将軍暗殺、合戦といった、元々のタイトルとは少しかけ離れたスケールの大きな話になっていた。参勤交代にまつわる薀蓄、小ネタ、アイデア・奇策が魅力な作品だっただけに、お家取りつぶしや将軍暗殺というとこれまでの時代劇と変わらない、ありふれたテーマとなってしまっていて、ちょっと興醒めした。

劇場公開日 2016年9月10日



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2017-02-12

幸せのレシピ

★★★
幸せのレシピ
鑑賞No:01495
原題:No Reservations
製作:2007年/アメリカ/104分
監督:スコット・ヒックス
出演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/アーロン・エッカート

ニューヨークにある人気レストランの料理長ケイトは完全主義者で、料理人たちを取り仕切りながら、完璧に料理を仕上げていく、“完全な厨房”の中で幸せを感じていた。そんなある日、ケイトのもとに姉の訃報が届き、残された姉の娘ゾーイを引き取ることに。しかし、急に母親を失った悲しみからゾーイは心を閉ざしたまま。同じ頃、副料理長としてニックが店にやってきて職場の同僚に人望を集め始め、ケイトは苛立ちを覚え始めるが・・・。

ドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のハリウッド・リメイク版。まさに定番のラブストーリーといったところ。キャサリン・ゼタ=ジョーンズは今まで観た中で一番のはまり役だったように思う。(個人的に、完璧を目指すキャリア・ウーマンというイメージがあったため) 一方、相手役は少し冴えない感じの俳優だったが、男の役どころとしてはなかなかおいしい役どころでラッキーだったか。子役もいい演技をしており、スタンダードながら安心して観れた。ラストは上手くおさまりそうで一旦アクシデントがあるものの、やはり定番、最後は納得のラストだった。ただ、厨房が舞台なので、色々な変わった料理が見れるかと思ったが、それはなかった。

劇場公開日 2007年9月29日



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2017-02-11

フライトプラン

★★★
フライトプラン
鑑賞No:01287
原題:Flightplan
製作:2005年/アメリカ/98分
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ジョディ・フォスター/ショーン・ビーン

事故死した夫の棺を乗せてベルリンから故郷のニューヨークに向う飛行機に、娘のジュリアとともに乗り込んだ航空機設計士のカイル。機内で睡魔に襲われ眠ってしまったカイルは、やがて眼を覚まして隣の席を見るとジュリアがいなくなっていた。機内をくまなく捜すも見つからず、また誰一人姿を見たものもいなかったのだ。カイルの狂言を疑う乗客、乗務員らをよそに、カイルは一人娘の行方を捜すのだった・・・。

“飛行機の中で子供が行方不明になる”という設定を聞く限り、どんな展開か、どんなオチなのか、大ドンデン返しがあるのか?と非常に興味が持てる。しかし期待が大きかった分、後半のわりとあっさりした展開と、予想できた結末に少々ガッカリした。娘の行方を必死で捜すジョディ・フォスター扮する母親像はそれなりに評価できるとは思うが、片や乗客側から見るとエゴむき出しで人種差別も厭わない嫌な女にも映るきらいがあった。何ともすっきりしない、消化不良の作品だったような印象である。

劇場公開日 2006年1月28日



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2017-02-09

ボルベール <帰郷>

★★★+
ボルベール
鑑賞No:01480
原題:Volver
製作:2006年/スペイン/120分
監督:ペドロ・アルモドバル
出演:ペネロペ・クルス/カルメン・マウラ

10代の時に火事で母を失ったライムンダは失業中の夫の分まで働く毎日を過ごしていた。ある日、ライムンダの留守中に夫が15歳の娘パウラに関係を迫まり、抵抗したパウラは父親を殺してしまう。娘を守るため、ライムンダは死体を隠し、事件の隠蔽を図る。一方、叔母の葬儀のために帰郷したライムンダの姉は、自分たちの母親が幽霊となって現れ、叔母を世話していたという話を聞く・・・。

第59回カンヌ国際映画祭で脚本賞と女優賞を受賞したスペイン映画。女性主役の、女性のための映画のような感じ。メインの出演者は女性ばかりで、男性は娘にいきなり殺される夫と、レストランにやってくる映画クルーの世話役のような男性くらい。この男性も最後何かで絡んでくるかとおもいきや、ただ単にライムンダの生きていくたくましさを引き出しただけの役だったか!?ストーリーは特に複雑ではなくて分かりやすく、謎自体も大きな意外性はない代わりに十分納得できるいい内容。周りの女性たちがイマイチ冴えないため、ベネロペ・クルスの凛とした美しさが際立った映画だった。

劇場公開日 2007年6月30日



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2017-02-08

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK

★★★★
ジャック・リーチャー
鑑賞No:02840
原題:Jack Reacher: Never Go Back
製作:2016年/アメリカ/118分
監督:エドワード・ズウィック
出演:トム・クルーズ/コビー・スマルダース

元アメリカ軍のエリート秘密捜査官ジャック・リーチャーは、現在はたったひとりで街から街へと放浪の旅を続けている。ある日、ケンカ騒ぎの末に保安官に連行されそうになったリーチャーは、この騒動が何者かによって仕組まれたものだと気づく。元同僚のターナー少佐に会うため軍を訪れると、ターナーはスパイ容疑をかけられ逮捕されていた。ターナーを救い出したリーチャーは、軍内部に不審な動きがあることを知り、真相を探り出そうとするが・・・・。

リー・チャイルド原作の小説「ジャック・リーチャー」シリーズを実写映画化した「アウトロー」の続編。続編だがストーリーは独立しており、前作を観ていなくてもほとんど支障はない。この手の作品はなぞが複雑にも関わらず説明が不親切で、観ていても分かりにくいものが多いが、本作は比較的ストーリーも分かりやすく、説明も割と親切なため、最後までストーリーについていけた。軍の元エリート秘密捜査官役として激しいアクションシーンにも相変わらず挑戦しているトム・クルーズだが、齢50を越えてさすがにややキレがなくなってきた感じは否めない。結局は父娘関係ではなかったサマンサとのラストでの別れにはちょっとジーンとさせられる。

劇場公開日 2016年11月11日



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2017-02-07

夏美のホタル

★★★+
夏美のホタル
鑑賞No:02839
製作:2016年/日本/108分
監督:廣木隆一
出演:有村架純/工藤阿須加/光石研/吉行和子

写真家を目指す夏美は、亡き父の形見であるバイクに乗り、かつて父と一緒に見たホタルを探しに森にやってくる。そこでよろず屋「たけ屋」を営むヤスばあちゃんと地蔵じいさんという老親子と知り合った夏美は、2人に自然の中での暮らしを教わり、楽しいひと夏を過ごす。そんなある日、地蔵じいさんには息子と決別したつらい過去があることを知る・・・・。

森沢明夫の同名小説の映画化。田舎で人と人のつながりが深いとはいえ、一見の買い物客に家に上がっていけだの、泊まってもいいなど何気に言うシーンには、映画とはいえ、ストーリーに必要な設定に持っていくためのあまりに強引過ぎるシーンだと思っていたが、ラストにその不自然さを払拭させる秘密が隠されていた。作品は何気ない日常ではあるが、地蔵さんとおばあんさんとの交流を通して、将来を悩んでいた主人公の成長が描かれている。有村架純は自然と主人公夏美を好演していたが、相手役の工藤阿須加の演技がまだまだ作品に馴染んでなく、浮いた感があったのは残念。また、終盤のストーリーの端折りかたにはどうかと思うシーンもあった。(おばあさんも亡くなった? 夏美と慎吾はどうしてヨリを戻した?)

劇場公開日 2016年6月11日



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2017-02-06

探偵ミタライの事件簿 星籠の海

★★★+
探偵ミタライの事件簿 星籠の海
鑑賞No:02838
製作:2016年/日本/107分
監督:和泉聖治
出演:玉木宏/広瀬アリス/石田ひかり/要潤

瀬戸内海の小さな島で、半年の間に6体の身元不明の死体が流れ着くという怪事件が発生。その話に興味を抱いた御手洗は現地に飛び、死体が広島県福山市から流れ着いたことを突き止める。しかしその後、外国人女性の変死や、滝つぼに目と口をふさがれた男女が拘束されるといった奇妙な事件が続発。御手洗は絡み合う事件の真実を探るが・・・・。

島田荘司が、天才脳科学者で探偵の御手洗潔を主人公に描く人気シリーズの一作「星籠(せいろ)の海」の映画化。シャーロック・ホームズばりの推理、プロファイリングで御手洗が事件の核心に迫っていく様は観ていて心地よいが、あまりにも見事すぎる推理にやややり過ぎ感は否めない。全く関係のない3つの事件が起き、前半やや戸惑うが、これらが次第につながっていくのは興味深い。ただしこれもあまりに絡み合いすぎる不自然さ感が感じられる。瀬戸内を舞台に、織田信長の鉄船の話も出てくるなど、ミステリーファンだけでなく、歴史好きにも楽しめる作品。

劇場公開日 2016年6月4日



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2017-02-05

スネーク・フライト

★+
スネーク・フライト
鑑賞No:01379
原題:Snakes on a Plane
製作:2006年/アメリカ/107分
監督:デビッド・R・エリス
出演:サミュエル・L・ジャクソン/ジュリアナ・マーグリーズ

ギャングのボスが、自分の殺人を目撃した証人の口を封じようと刺客を送るが、間一髪のところでFBI捜査官のフリンが救う。フリンは証人に証言させるために民間機で護送するが、今度はその飛行機に刺客として数千匹の蛇を放っていた・・・。

ジャンボジェット機の中で猛毒を持つ多数の蛇が暴れ回るパニック・ムービー。逃げ場のない旅客機内に放たれた多数の蛇で大パニックになるというのがメインストーリーだが、逆に言うとただそれだけ。パイロットが死に、操縦経験のない素人が無事着陸させるというのも、飛行機モノのお決まりのストーリーで、特に目新しさはなかった。閉鎖空間でのパニックものがお好きな方はどうぞ、という感じ。蛇の映像にはもちろんCG技術を使用しているが、すべてCGではなく、450匹の本物の蛇も持ち込まれている。当然、無毒化してだが・・・。

劇場公開日 2006年10月21日



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2017-02-04

デイズ・オブ・サンダー

★★
デイズ・オブ・サンダー
鑑賞No:00146
原題:Days of Thunder
製作:1990年/アメリカ/108分
監督:トニー・スコット
出演:トム・クルーズ/ニコール・キッドマン

レーシングチームのオーナーに見出され、かつての名レーサー・ハリーのチームに入ったドライバーのコール。彼は勝利を重ねていくが、ある日大きな事故を起こして病院に運ばれ、そこで美人女医のクレアと出会う・・・。

ストックカー・レースに生きる若者の姿を通して夢や友情、青春を描く青春アクション。ありきたりなストーリーだし、ラストもお決まりのようなハッピーエンドのため、何かを期待して観るとがっかりする。良かったのは迫力あるレースシーンのみというところ。トム・クルーズとニコール・キッドマンが結婚するきっかけとなった映画らしい。

劇場公開日 1990年6月29日



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2017-02-03

7月24日通りのクリスマス

★★★
7月24日通りのクリスマス
鑑賞No:01385
製作:2006年/日本/109分
監督:村上正典
出演:大沢たかお/中谷美紀/佐藤隆太/上野樹里

長崎市役所に勤めるサユリは、出会う男性に王子様ランキングをつけて楽しむ妄想の毎日を過ごしていた。そんな中、王子様ランキングの常にトップである憧れの先輩・聡史に再会したことから、この恋を実らせようと奮闘が始まる・・・。

長崎を舞台に、健気でちょっとドジな女性が憧れの先輩との恋を夢見るラブ・ストーリー。中谷美紀が「嫌われ松子の一生」同様、美貌に反した役を好演している。「嫌われ松子」も「サユリ」もともに男性に愛されたいという願望から行動する女性を演じているが、サユリは「嫌われ松子」とは正反対のエンディングを迎えるので観終わって幸せな気分を味わうことができる。出演者も皆いわゆるイイ人ばかりなので、ほんとにピュアなラブ・ストーリーという感じ。(どろどろしたところがないので少し物足らない!?)中谷美紀にしろ、サユリと同類として扱われるメグミ役の上野樹里にしろ、さえない女性の役だが元がイイので、多少感情移入できないところはあった。(さえない女性役なら、こんな美人女優を配役するのはいかがなものか・・・?)

劇場公開日 2006年11月3日



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2017-02-02

ハウルの動く城

★★+
ハウルの動く城
鑑賞No:01377
製作:2004年/日本/119分
監督:宮崎駿
声の出演:倍賞千恵子/木村拓哉/美輪明宏/我修院達也

街で兵隊に絡まれたソフィーを謎の美青年が助ける。彼こそ悪名高き魔法使いハウルだった。その夜ソフィーは、彼女のところにやって来た荒地の魔女に魔法をかけられ、90歳の老婆にされてしまう・・・。

英国の児童書「魔法使いハウルと火の悪魔」を宮崎駿監督が映像化したアニメ。背景は激しい戦争ながら、物語はラブ・ストーリーとなっている。宮崎アニメ(ジブリ作品)はあまり観たことがなく、鑑賞作品は「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」に続いて3作目となった。映像は相変わらず綺麗で、「もののけ姫」のような残虐性がなかったのは観ていてよかった。ただ全体的にはよく理解できない映画?特に背景が全くわからなかった。

劇場公開日 2004年11月20日

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2017-02-01

キング・アーサー

★★★
キング・アーサー
鑑賞No:01271
原題:King Arthur
製作:2004年/アメリカ/126分
監督:アントワン・フークア
出演:クライブ・オーウェン/キーラ・ナイトレイ

ローマ帝国の崩壊で混乱するブリテン島。この混迷を極める戦乱の世に平和をもたらすべく、一人の男が立ち上がった。彼の名はアーサー。彼は無敵を誇る円卓の騎士たちを従え、宝剣エクスカリバーを手に、民衆を守るため戦いに挑むが・・・・。

様々なファンタジーに影響を与えたといわれるイギリスのアーサー王伝説の映画化。ただし、本作自身はファンタジー色は抑えられ、リアリティーを追求した作品になっている。それゆえ、ややこじんまりとしてしまった感があり、スケール感があまり感じられなくなっているきらいがある。また、リアル感を追求しすぎたがため、キャラの個性が引き立たなくなってしまって、魅力に欠ける人物像になっている。実像・虚像を織り交ぜながら、もう少しエンターテイメント性を重視すればもっと良かったかも。

劇場公開日 2004年7月24日



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