★★★★
鑑賞No:02840
原題:Jack Reacher: Never Go Back
製作:2016年/アメリカ/118分
監督:エドワード・ズウィック
出演:トム・クルーズ/コビー・スマルダース
元アメリカ軍のエリート秘密捜査官ジャック・リーチャーは、現在はたったひとりで街から街へと放浪の旅を続けている。ある日、ケンカ騒ぎの末に保安官に連行されそうになったリーチャーは、この騒動が何者かによって仕組まれたものだと気づく。元同僚のターナー少佐に会うため軍を訪れると、ターナーはスパイ容疑をかけられ逮捕されていた。ターナーを救い出したリーチャーは、軍内部に不審な動きがあることを知り、真相を探り出そうとするが・・・・。
リー・チャイルド原作の小説「ジャック・リーチャー」シリーズを実写映画化した「アウトロー」の続編。続編だがストーリーは独立しており、前作を観ていなくてもほとんど支障はない。この手の作品はなぞが複雑にも関わらず説明が不親切で、観ていても分かりにくいものが多いが、本作は比較的ストーリーも分かりやすく、説明も割と親切なため、最後までストーリーについていけた。軍の元エリート秘密捜査官役として激しいアクションシーンにも相変わらず挑戦しているトム・クルーズだが、齢50を越えてさすがにややキレがなくなってきた感じは否めない。結局は父娘関係ではなかったサマンサとのラストでの別れにはちょっとジーンとさせられる。
劇場公開日 2016年11月11日