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2017-06-30

ハスラー2

★★★★
ハスラー2
鑑賞No:00174
原題:the Color of Money
製作:1986年/アメリカ/119分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ポール・ニューマン/トム・クルーズ

かつてのハスラー、エディは今は酒のセールスで生計をたて、恋人のジャネルと老後のことを考える毎日を送っていた。そんなある日、エディは若きハスラー、ヴィンセントと出会う。自分の若い頃の姿をヴィンセントに重ね合わせたエディは、ヴィンセントを一流のハスラーに育てるべく、彼とチームを組んで数ヵ月後に開催されるナインボールの大会に参加することにする。そして彼の恋人カルメンも加え3人で大会に向けた旅が始まった・・・・。

前作「ハスラー」でのエディとミネソタ・ファッツとの死闘から25年後という設定の続編。ポール・ニューマンはこの映画で念願のアカデミー主演男優賞を獲得する。過去6度オスカー候補となりながら果たせず、7度目の正直での受賞だった。当時は同年公開された「トップガン」もあり、まさにトム・クルーズの人気絶頂の頃だったが、そのトム・クルーズを食ってしまうほど圧倒的な存在感で、オスカー受賞も納得の一作である。映画も一見、若きハスラー(トム・クルーズ)のサクセスストーリーと思いきや、実は彼をきっかけに25年前の若き頃の自分を取り戻そうとする老年ハスラーの物語でもあった。ビリヤードのシーンもふんだんにあり、それはそれで楽しめるが、ストーリーがロードムービー風に仕立てられているのも楽しめる一因になっている。この映画の影響も大きいみたいだが、当時の日本でビリヤード・ブームが巻き起こったのもうなずける作品です。

劇場公開日 1986年12月13日



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2017-06-29

輪廻

★★★+
輪廻
鑑賞No:01577
製作:2005年/日本/96分
監督:清水崇
出演:優香/香里奈/椎名桔平/治田敦/杉本哲太

昭和45年に、あるホテルで11人もの人が殺される事件が起こる。犯人はこのホテルに家族で宿泊に来た大学の教授で、自分の子供まで殺害していた。それから35年後。この事件に執着する映画監督の松村はこの事件を映画化しようとしていた。そして映画の主役に新人女優の杉浦渚が抜擢されるが・・・。

相変わらず訳の分からない心霊物あるいはゾンビ物かと思いながら観ていたら、ラストの結末は意外で、そこに至るまでの伏線が改めて理解できた。ただ、メインキャストの優香と香里奈の接点がなく、また実際に事件で殺された人と35年後に亡霊にとり憑かれる人との関係(関係はない?)がよく分からなかった。本作品で一番評価できるのは優香の演技だろうか。単なるバラエティタレントとは思えないほど、35年前の事件で犠牲になった人の怨念に悩まされる新進女優を見事に演じていた。

劇場公開日 2006年1月7日



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2017-06-28

REC レック

★★+
REC.jpg
鑑賞No:01576
原題:[Rec]
製作:2007年/スペイン/77分
監督:ジャウマ・バラゲロ/パコ・プラサ
出演:マニュアラ・ベアスコ/フェラン・テラッツァ

バルセロナのローカルTV局が消防署の密着取材を敢行した夜、レポーターのアンヘラはアパートの部屋に閉じ込められた老婆の救出に消防士と同行する。しかし救出のために部屋に入った消防士と警察官に、血まみれの老婆が襲いかかって来た。負傷した警官を部屋から連れ出そうとするが、すでにアパートは封鎖されていた・・・。

未知の伝染病が蔓延していく様を描いたスペイン製ホラー。撮影手法が「クローバーフィールド」と同じ全編ハンディカムで撮影するというPOV(ポイント・オブ・ビュー)がウリの映画。しかしもはや「ブレアウィッチプロジェクト」のような新鮮さはなく、ストーリーはありきたりのゾンビ物と変わらず・・・・といった感じで、見ごたえ感は感じられずに終わった。さらに「クローバーフィールド」同様、最後まで主人公たちにはほとんど情報が与えられないため、主人公と一体化している我々観客の消化不良感は否めない。ただ単にギャーギャー言ってただけの映画にしか感じられなかったのは残念。

劇場公開日 2008年6月14日



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2017-06-27

マネー・ピット

★★★
マネー・ピット
鑑賞No:00231
原題:Money Pit
製作:1986年/アメリカ/92分
監督:リチャード・ベンジャミン
出演:トム・ハンクス/シェリー・ロング

熱愛中の弁護士ウォルターとヴィオラ奏者アンナは、ウォルターの友人ジャックから破格の値段オ一軒家を紹介され購入する。喜び勇んで新居に入った二人だが、いきなり玄関のドアは外れるわ、水道からは泥水が出るわ、階段は崩れ落ちるわと散々。やむなく改修工事を始めるが、さらにひどい状態に・・・・。

タイトルの「マネー・ピット」とは“金喰い虫”のこと。超破格値の豪邸が実は次々と崩壊していく金喰い虫だったというコメディ。コメディ中心の若かりし頃のトム・ハンクスを見ることができ、現在の印象との違いを感じさせられる映画。ストーリー的には単純だが、なかなか笑える良作。しかしスピルバーグ製作総指揮の作品としては興行的に失敗作に終わっている。全体的にはドタバタコメディの感が強く、家が崩壊していく様は本来は悲しく切ないはずだが、何故か笑ってしまう。

劇場公開日 1986年12月20日



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2017-06-26

溺れるナイフ

★★+
溺れるナイフ
鑑賞No:02861
製作:2016年/日本/111分
監督:山戸結希
出演:小松菜奈/菅田将暉/重岡大毅/上白石萌音

東京で雑誌モデルをしていた少女・夏芽は、父親の故郷である田舎町・浮雲町に引っ越すことに。自分が求めていたものと大きくかけ離れた田舎での生活にがっかりする夏芽だったが、地元一帯を取り仕切る神主一族の跡取り息子コウと出会い、彼の持つ不思議な魅力に心を奪われる。そしてコウもまた、この町では異質な夏芽の美しさに次第に惹かれていく・・・・。

ジョージ朝倉の人気コミックを映画化したラブストーリー。原作は読んでいないので、全く分からないままの鑑賞となったが、好感のもてる小松菜奈と菅田将暉の2人の主役だったので、期待して観た。結果は俳優はOK、作品はNG。2人は与えられた役どころを見事に演じていたという感じは強く感じたが、ストーリーの面白なさには辟易。なんかストーリー展開も不自然で、リアリティがなく、薄っぺらい。俳優陣が良かっただけに残念な結果の作品。

劇場公開日 2016年11月5日



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2017-06-25

新宿スワンII

★★★★
新宿スワンII
鑑賞No:02862
製作:2017年/日本/133分
監督:園子温
出演:綾野剛/浅野忠信/伊勢谷友介/深水元基

スカウト会社「新宿バースト」のエース格へと成長した白鳥龍彦は、幹部の関玄介とともに横浜へと送り込まれる。社長・山城は「バースト」の横浜進出を目論んでいたが、タキと呼ばれる男が牛耳る横浜は、逆に新宿を飲み込もうと徹底抗戦の構えで対抗。新宿と横浜は全面戦争へと突入していく・・・・。

「ヤングマガジン」連載の和久井健による人気コミックを実写映画化した「新宿スワン」の続編。原作は読んでいないので、あくまで個人的な推測だが、前作のラストから推察すると、続編はいよいよ伊勢谷友介演じる真虎が新宿バーストでのし上がっていく展開かと思いきや、真虎は今回思ったほどの出番はなく、完全に脇に寄せられていた。一方、今回の陰の主役ともいうべき役どころだったのが、関。武闘派で粗野な面ばかりクローズアップされていた感があるが、本作では意外な一面や男気が描かれている。主役の綾野剛演じる白鳥龍彦も中堅として存在感を高めているが、相変わらずチャラい一面は健在。ストーリーも単なるスカウト会社のテリトリー争奪戦からやくざを巻き込んだ複雑な抗争にスケールアップしている。

劇場公開日 2017年1月21日



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2017-06-24

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

★★★★(4.0)
wぼくは明日、昨日のきみとデートする
鑑賞No:02863
製作:2016年/日本/111分
監督:三木孝浩
出演:福士蒼汰/小松菜奈/東出昌大/宮崎美子

美大生の高寿は、通学電車の中で見かけた女性・愛美に一目ぼれする。勇気を出して声を掛け、会う約束を取りつけようとする高寿だったが、愛美はなぜか泣き出してしまう。意気投合した高寿と愛美は付き合うことになり、幸せな日々を過ごしはじめるが、そんなある日、高寿は愛美から信じられないような秘密を明かされる・・・・。

本作も出演者全員イイ人で、悪い人間は登場しないので気持ちよく観れる。そういう意味ではよかったが、結末はあまりにも切なく、晴れやかな気持ちで観終えることができないので要注意。あと、前半はイマイチ、時間軸が理解しづらく、少々戸惑う。福士蒼汰演じる高寿の目線でストーリーは進行するため、高寿の方は問題ないが、時間が逆行する愛美の方は意識して観ないと分かりくい。ラストで分かりやすく説明があるので、納得はするが、結末の切なさは拭えない。興味深い設定ではあったが、そもそも時間が逆行する世界から来たって、どういうこと?内容はファンタジーラブストーリーだが、設定はSFミステリーである。主演の副士蒼汰の演技はやや硬めで不自然な感があったが、友人役の東出昌大は自然体の演技で好感の持てる役どころだった。

劇場公開日 2016年12月17日



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2017-06-23

パラサイト・イヴ

★★★
パラサイト・イヴ
鑑賞No:00644
製作:1997年/日本/121分
監督:落合正幸
出演:三上博史/葉月里緒奈/中嶋朋子/別所哲也

生化学者・永島利明は事故死した妻・聖美(きよみ)の肝細胞の培養を始める。それは、聖美を生き続けさせるためだった。順調な増殖を示す聖美の肝細胞。中でもミトコンドリアの増殖は異常ですらあった。時を同じくして聖美から腎臓の提供を受けた少女、真理子の身体にも異変が生じていた。全ては10億年前に人類の体細胞に侵入し、寄生という形の共存を続けてきたミトコンドリアの、新たな生命体への進化を目的とした計略だった・・・・。

第2回日本ホラー小説大賞を受賞した薬学研究者・瀬名秀明の同名ベストセラーの映画化。人類を滅ぼし、人類にとって代わる者・・・それは、これまでの映画では、SF映画によく出てくる地球外生物、あるいは人類以外の進化した動物(たとえば、「猿の惑星」の猿など)などが主流だったように思うが、本作はミトコンドリア。これは細胞の中に存在するもので、人間にとってはその存在感は感じられないだけに、逆に恐怖が増幅される。ただ、存在感がない相手だが、何故か起こりうる可能性は一番高い気のする作品。

劇場公開日 1997年2月1日

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2017-06-22

戦火の勇気

★★★
戦火の勇気
鑑賞No:00669
原題:Courage under Fire
製作:1996年/アメリカ/117分
監督:エドワード・ズウィック
出演:デンゼル・ワシントン/メグ・ライアン

湾岸戦争の際、戦車部隊を指揮していたが、味方の戦車を誤射し親友を死なせてしまった過去を持つサーリング大佐。その罪悪感に苛まれ続ける彼は、酒に逃げ妻との間もしっくり行かなくなる。そんな彼に、名誉勲章候補者調査の命令が下る・・・・。

ハリウッド映画の戦争ものといえば、今まではベトナム戦争が題材となるケースが多かった。しかし、このころから湾岸戦争を題材にした作品が現れてくるが、ベトナム戦争のようなバリエーションに富んだ作品作りは難しいのでは?と思っていた。本作はその疑問に対し、湾岸戦争そのものを描いたというより、戦時下での人間の弱さを描いていると感じた。なお、デンゼル・ワシントン演じるサーリングの調査過程で生じる様々な証言の食い違いのシーンは、黒澤明監督の「羅生門」を彷彿させる。

劇場公開日 1996年11月2日



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2017-06-21

モスラ

★★★
モスラ
鑑賞No:00639
製作:1996年/日本/106分
監督:米田興弘
出演:小林恵/山口沙弥加/羽野晶紀/二見一樹

北海道の森林開発現場で発見された光るメタル。現場監督によってそのメタルが持ち去られたとき、インファント島の妖精・エリアス姉妹は不気味な予兆を感じとる。やがて黒い妖精・ベルベラは、メタルを使って破壊獣デスギドラを甦らせる。エリアス姉妹は、モスラの力で地球を救おうと試みるが・・・・。

日本の怪獣映画の中では、ゴジラ、ガメラ、と共に主役を張れる怪獣として有名な怪獣だが、ゴジラやガメラに比べて強さが引き立たず、動きも地味な怪獣だ。その分、映画では、色彩を派手にし、アクション性が欠ける分、ファンタジックな映像にしている。また、本作ではモスラの子が登場し、親モスラの代わりに活躍するといった意外性や、地上戦だけではなく空中戦も取り入れ、多彩な構成にしているのも見どころ。

劇場公開日 1996年12月14日



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2017-06-20

スーパーの女

★★★
スーパーの女
鑑賞No:00577
製作:1996年/日本/127分
監督:伊丹十三
出演:宮本信子/津川雅彦/矢野宣/六平直政

スーパー“正直屋”の専務・小林五郎は、商品も売れず、店員も覇気がなく困り果てていた。ある日、五郎はライバル店へ調査に出向いたところ、偶然幼馴染みの井上花子と再会する。五郎はスーパー好きである花子の鋭い視点を買って、花子を正直屋で雇う。花子は早速問題の解決に取りかかるが、プライドだけは高い職人たちの協力を得られず苦労する。それでもめげない花子は的確な改善策を提案し成果を上げ始めるのだが・・・・。

潰れかけていた駄目スーパーを、主婦が再建するという物語。「マルサの女」「ミンボーの女」などと共に、伊丹十三監督の女シリーズの1作。他の女シリーズ同様、最後まで飽きない面白さは健在。そもそも、ターゲットにするもの(今回はスーパー業界)を徹底的に調査し、その内幕を暴露するが如く、分かりやすく説明してくれる、ノウハウ本的な内容も好評の一つではないだろうか。また、キャストも豪華だし、何よりも個性豊かすぎるキャスティングと、そんな人いるな~といった共感を得る人物群にリアル感が増す。ともかく、何も知らなくても、何も考えなくても楽しめる作品。

劇場公開日 1996年6月15日



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2017-06-19

らせん

★★★
らせん
鑑賞No:00708
製作:1998年/日本/97分
監督:飯田譲治
出演:佐藤浩市/中谷美紀/真田広之/鶴見辰吾

息子を海の事故で亡くした医師・安藤は、自身も死ぬことを考えていた。そんなとき、死んだ友人・高山竜司を司法解剖すると、高山の体内から謎の数字の羅列が書かれた紙が見つかる。安藤は、自分自身の死期を悟った高山が、自分に何かメッセージを残したのではないかと考え・・・・。

タイトルも監督も違うが、あの「リング」の続きで、作品的には「リング」が前編、この「らせん」が後編に当たる。よって、同じ感じで観たかったが、監督が前編と後編で違ったため、どうも続き物の感じが薄らいだ感は否めなかった。ストーリー的にもつながりが分かりにくいところもあり、「リング前編」「リング後編」として、監督も中田秀夫ひとりで撮ればよかったのにと思った作品。

劇場公開日 1998年1月31日

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2017-06-18

コンタクト

★★★
コンタクト
鑑賞No:00740
原題:Contact
製作:1997年/アメリカ/150分
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ジョディ・フォスター/マシュー・マコノヒー

地球外知的生命体の存在を研究している天文学者エリーは、ある夜、未知の電波をキャッチする。それはヴェガ星からのものであり、地球上の映像と謎の設計図が納められていることが判明。それはヴェガ星への輸送機関であった。急ピッチで基地が建造されるが、エリーはパイロットの選考から洩れてしまう。だがテロリストによってヴェガへの発進基地は無残にも破壊されてしまう・・・・。

SF物とジョディ・フォスターのキャスティングは想定外だったが、本作を観ると意外とハマっている。ただ、SF物にも関わらず、変な地球外生物も未確認飛行物体も出てこない。が、それが逆によかったのかもしれない。コンタクトするものがメッセージだけだからこそ、観ているものの想像力をいやが上にも駆り立てるのだろう。それゆえ、来る日も来る日も変化のない日が続き、ダレ始めたその時、ついにコンタクトの瞬間が来る。訳の分からないエイリアンが登場するSF物よりはリアリティのある作品。

劇場公開日 1997年9月13日



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2017-06-17

ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛

★★★+
ナルニア国物語2
鑑賞No:01651
原題:The Chronicles of Narnia: Prince Caspian
製作:2008年/アメリカ/145分
監督:アンドリュー・アダムソン
出演:ベン・バーンズ/セルジオ・カステリット

ナルニア国はかつてベベンシー兄妹によって治められた黄金時代から1300年の年月が経っていた。しかし全てのものが幸せに暮らしていた当時とは全く異なり、戦闘民族テルマール人に征服されたナルニア国は暗黒時代を迎えていた。そんなテルマールの王宮では、亡き王の弟ミラースが王位継承者カスピアンの暗殺を企んでいた。命からがらカスピアンは王宮から脱出するが、追っ手に追い詰められ、とっさに魔法の角笛を吹くと・・・・・。

前半から中盤にかけてはイマイチ盛り上がりに欠け、ダラダラ進行する感があったが、さすがにラスト1時間からのタイマン勝負&大戦闘シーンは迫力があり面白かった。ただ「ロード・オブ・ザ・リング」や「スター・ウォーズ新3部作」などのCG技術を駆使した戦闘シーンを真似たようなイメージで、迫力はあるものの新鮮味は薄かった(だいぶ見慣れてきたせいか?)。ベベンジー兄妹は1作目に比べて精神的にかなり成長していて印象がかなり変わっていたが、何で彼らがあんなに強いのか(戦闘民族と互角以上に戦っている!)わかんないな?という感じだった。あとアスラン(ライオン)は凄いですね。あんなに凄い力があるならもっと早く出てこいよ、って感じですかね。ナルニア国の住民は容姿からして興味深いキャラが一杯いましたが、もう少し彼らも描いて欲しかったが、今でさえ140分という長尺がそれも無理な話でしょうか。

劇場公開日 2008年5月21日



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2017-06-16

1408号室

★★
1408号室
鑑賞No:01650
原題:1408
製作:2007年/アメリカ/107分
監督:ミカエル・ハフストローム
出演:ジョン・キューザック/サミュエル・L・ジャクソン

娘を亡くしたオカルト作家マイク・エンズリンのもとに一通の葉書が届く。そこには「ニューヨークのドルフィンホテルの1408号室に入ってはならない」と書いてあった。興味をひかれたマイクは調査すると、この部屋の宿泊者が次々と自殺していることを知る。ますます好奇心に駆られたマイクはドルフィンホテルに赴き、支配人の警告を無視して1408号室に宿泊するが・・・・・。

スティーブン・キング原作、そして興味を惹くシチュエーション。期待を持って観たが、結局よく分からない映画だった。現実と幻想の狭間で正気を失っていく主人公マイク。ジョン・キューザックは良く演じていたと思うが、観ている側も主人公と一体で現実と幻想の境が分からず、段々混乱していった。それでも最後はすっきりさせてくれる説明が用意されていると思ったが・・・・。そういう点で期待はずれ度は大だった。次から次と繰り出される恐怖シーンも、何の意味を持たない現象であれば観ている人をこけおどしさせるだけの低俗なホラー映画といわざるを得ない。前半の恐怖の盛り上げ方が上手かった分、肩透かしを食わされる映画。

劇場公開日 2008年11月22日



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2017-06-15

リング

★★★★
リング
鑑賞No:00707
製作:1998年/日本/95分
監督:中田秀夫
出演:松嶋菜々子/真田広之/中谷美紀/沼田曜一

「見ると一週間後に死ぬ」という呪いのビデオの噂が広まる中、そのビデオを見た女の子たちが死ぬ。死んだ女の子の取材をしていたTVディレクターの玲子もそのビデオを入手し、ビデオを見て市の先刻をされる・・・。

呪いのビデオにまつわる恐怖を描いたホラー映画。本作は和製ホラーブームを巻き起こすきっかけとなった。まさに和製ホラーブームを起こすだけのことはあるシーンはお馴染みのTVから這い出てくるところ。似たようなシーンは「呪怨」にもあるが、貞子が這ってきて目を剥くシーンはさすが背筋が凍った! ビデオテープという容易にコピーで恐怖を普及できるアイテムを選んでいるのは感心。ただ全体的なストーリーはやや古風で単純。

劇場公開日 1998年1月31日



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2017-06-14

釣りバカ日誌5

★★★
釣りバカ日誌5
鑑賞No:00620
製作:1992年/日本/95分
監督:栗山富夫
出演:西田敏行/三國連太郎/石田えり/中本賢

浜崎家に誕生した長男・鯉太郎。その鯉太郎も1歳となりヨチヨチ歩きを始めるようになった。ある日、ハマちゃんの奥さんは同窓会に行き、たまたま上京していたハマちゃんの母親もギックリ腰になったことからハマちゃんは鯉太郎を背負って会社に行くことに。しかし会社内で鯉太郎が行方不明になり、会社中大騒ぎに・・・。

ハマちゃんのインパクトある母親は登場するものの、今回はマドンナと呼べるゲスト女性は登場しないのが少し寂しい。しかしながら、ハマちゃんの息子を巡る騒動と、それに伴う左遷地での話はシリーズの中でも屈指の面白さ。

劇場公開日 1992年12月26日



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2017-06-13

ポリスアカデミー

★★★+
ポリスアカデミー
鑑賞No:00219
原題:Police Academy
製作:1984年/アメリカ/96分
監督:ヒュー・ウィルソン
出演:スティーブ・グッテンバーグ/キム・キャトラル

ある都市の女性市長が、警察官採用にかかるすべての制限を撤廃した。これによりとんでもない志願者が殺到することになる。鬼教官ハリスは、彼らをしごき上げることで不良志願者を追い出そうとするが・・・。

警察学校を舞台にしたコメディ。“ポリアカ”シリーズの記念すべき第1作。イタズラ好きのブタ箱入り寸前男、拳銃狂、効果音男など個性あふれるキャラクタが警察学校の志願者としてやってきてドタバタを展開。ところどころにお色気や下ネタもあり、飽きさせない。コメディの基本はアメリカ的で、日本人的文化にそぐわずアメリカ人ほど笑えないところもあり必ずしも洗練されたコメディとまではいえないが、まずまずは楽しめる作品。

劇場公開日 1984年10月6日



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2017-06-12

シャーロットのおくりもの

★★★
シャーロットのおくりもの
鑑賞No:01406
原題:Charlotte's Web
製作:2006年/アメリカ/97分
監督:ゲイリー・ウイニック
声の出演:ドミニク・スコット・ケイ/ジュリア・ロバーツ

農場に引き取られた子ブタのウィルバーは、ねずみのテンプルトンから自分がクリスマスに食べられることを聞かされ悲しみに暮れる。そんなウィルバーを救うべく、クモのシャーロットは農場の納屋の入り口にクモの糸でメッセージをつづることで世間の注目を集め、彼を救おうとする・・・。

子供向けにはよいファンタジー映画。登場したときは多少気味の悪いクモのシャーロットだったが、彼女の献身的な行為に次第にその見た目の気味悪さが薄らいでいく。ラストはちょっぴり感動。ただ、最初のメッセージは“とくべつなブタ”ではあるが、ブタだけに世間の耳目が集まったのは何故かよく分からなかった。(メーセージを綴ることができるクモの方が凄いのでは?)

劇場公開日 2006年12月23日



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2017-06-11

ロッキー2

★★★★
ロッキー2
鑑賞No:00265
原題:Rocky 2
製作:1978年/アメリカ/119分
監督:シルヴェスター・スタローン
出演:シルヴェスター・スタローン/タリア・シャイア

前作のヘビー級タイトルマッチで世界チャンピオン、アポロ・グリードは王座を守るが、この時の死闘は2人の運命を変えていく。アポロとの闘いぶりを賞賛されたロッキーは一躍ヒーローとなり、恋人エイドリアンとも結婚して豊かな生活が始まった。しかし、そんな生活も長くは続かず、頼みの綱であった精肉工場もクビになってしまう。一方アポロはロッキーとの闘いぶりに非難が集中し、ロッキーとの再戦による復讐に燃えていた・・・・。

最近特に感じる、まったく無名だった人間があるきっかけでスポットライトが当たったことで、世間やマスコミに一躍取り上げられ、ちやほやされた挙句、急に潮が引くかのように相手にされなくなるといった現象を、「2」でのロッキーは目の当たりに経験する。砂上の楼閣のような名声に奢る本人にも多少罪はあるが、特に世間を扇情するかのごとく集中して取り扱うマスコミの姿勢に改めて問題があると思う。結局ロッキーはそうした経験を糧に、本来の自分を取り戻し、最後は勝利するところは、見本にしたい部分ではないだろうか?対戦相手が「1」と同じアポロというのは新鮮味がなかったが、のちの「3」「4」でこのことは活きてくるのでよしとしたい。

劇場公開日 1979年9月1日



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2017-06-10

ひみつの花園

★★★★
ひみつの花園
鑑賞No:00709
製作:1997年/日本/83分
監督:矢口史靖
出演:西田尚美/利重剛/角替和枝/田中規子

銀行OLの咲子は銀行強盗の人質になり、5億円の入ったスーツケースもろとも吹き飛ばされるも奇跡的に生還を果たす。しかし半年のリハビリ生活ですっかり怠け癖がついた咲子は、毎日をダラダラ過ごすようになっていた。そんな折テレビニュースで、盗まれた5億円が車と一緒に焼失したという報道に記憶を蘇えらせ・・・。

三度のメシよりお金の好きなOLが5億円の入ったスーツケースを手に入れるため悪戦苦闘するコメディ。大好きな大金を得るためとはいえ、主人公の咲子のバイタリティには脱帽する。5億円の在りかである樹海に入るための準備として、樹海の地質を学ぶため大学に入ったり、5億円にたどり着くために必要な運転免許の取得や水泳、ロッククライミングなどの習得と限りない。もはやお金そのものへの執着を超越し、ひたすら目的に向って突き進むことに執着したかのような主人公の姿が、立派であると同時に滑稽だったところが良かった。

劇場公開日 1997年2月15日



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2017-06-09

ラッキーナンバー7

★★★★
ラッキーナンバー7
鑑賞No:01405
原題:Lucky Number Slevin
製作:2006年/アメリカ/111分
監督:ポール・マクギガン
出演:ジョシュ・ハートネット/ブルース・ウィリス

不在の友人に間違われたスレヴンはギャングのドン“ボス”のところに拉致される。そこで多額の借金の返済を求められるが、3日以内にある暗殺を実行すれば借金は帳消しになるという。いったん釈放されるが、今度は“ボス”と敵対するギャングによってドン“ラビ”のところに連れて行かれ、借金返済のかたに“ボス”暗殺を命じられる・・・。

冒頭の殺し屋の回想シーンは最初分かりにくく、とっつきにくい映画かな?と思ったがスレヴンが登場してからはわりと分かりやすい展開。ところどころ分かりにくいシーンもあるが、それはラストでの伏線となっている。いわゆる「ラストのどんでん返し」モノだが、前評判ほどの衝撃はなかった。

劇場公開日 2007年1月13日



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2017-06-08

戦国自衛隊1549

★★+
戦国自衛隊1549
鑑賞No:01437
製作:2005年/日本/119分
監督:手塚昌明
出演:江口洋介/鈴木京香/鹿賀丈史/北村一輝/綾瀬はるか

2003年、陸上自衛隊の秘密実験の最中に的場一左率いる中隊が460年前の戦国時代に飛ばされる。それから2年後、過去の世界の過干渉が原因と思われる異常現象が起こり始めたため、歴史を正すため新たに救出部隊をタイムスリップさせる。救出部隊の一員として1549年の世界にやってきた鹿島らは、そこで織田信長になりすました的場一左を見るのだった・・・。

角川グループ60周年記念作品として製作された、1979年製作版のリメイク。ただし完全なリメイクではなく、ストーリーはオリジナル。ツッコミどころが多すぎて、もはやタイムスリップものとは考えず、単純に現代の自衛隊が戦国時代に行ったらどうなるか?を楽しめばいいと思う。いきなりタイムスリップのシーンから入るのも、下手に突っ込まれる説明をするよりも手っ取り早いと考えたからではないだろうか?(リメイクということで、すでに設定は広くしられているということもあると思うが・・・)しかし1979年版はどちらかというと戦国大名対自衛隊という構図であったのに対し、今回は自衛隊対自衛隊という感じで、イマイチ半村良原作の面白さが半減していた。織田信長や豊臣秀吉も、歴史に疎い人でも取っ付きやすいように無理やり登場させているような気がした。

劇場公開日 2005年6月11日

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2017-06-07

サブウェイ・パニック

★★★★
サブウェイ・パニック
鑑賞No:01402
原題:The Taking of Pelham One Two Three
製作:1974年/アメリカ/100分
監督:ジョゼフ・サージェント
出演:ウォルター・マッソー/ロバート・ショウ

ニューヨークの地下鉄が4人組の男にハイジャックされ、17人の乗客と車掌1人が人質となる。犯人グループは身代金として市長に百万ドルを要求、1時間以内に用意しないと1分遅れるごとに人質1人を殺すと通告してきた。本件を担当することになった地下鉄公安局のガーバーは犯人と必死の交渉をするが・・・。

大ベストセラーとなったジョン・ゴーディの同名小説の映画化。全く妥協しない犯人グループの首領ブルーを相手に緊迫した時間が流れ、結構ドキドキしながら観れる。ストーリーもハイジャック事件そのものだけに焦点を当て、よくありがちな犯人や人質たちといった人間そのものをあまり描いていないため非常に無駄のないスッキリした構成になっている。また身代金受け取った後の逃走方法をどうするかが本作品の一番の鍵だが、うまくタイトルと掛け合わせたトリックだった。ウォルター・マッソー特有の表情で終わるラストも印象的。

劇場公開日 1975年2月8日

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2017-06-06

地球が静止する日 (2008年版)

★★+
地球が静止する日
鑑賞No:01666
原題:The Day the Earth Stood Still
製作:2008年/アメリカ/106分
監督:スコット・デリクソン
出演:キアヌ・リーブス/ジェニファー・コネリー

突然宇宙から不気味に光る巨大な球体とともにやってきた男クラトゥ。彼はある任務を遂行するために地球にやってきたのだった。政府や科学者は謎の多い彼の正体や真意を解き明かそうとする中、科学者のヘレンと幼い義理の息子は彼の任務に巻き込まれていく・・・・。

傑作SF映画「地球の静止する日」の舞台を現代に移したリメイク。キアヌ・リーヴス主演ということで期待度も大きかったのか、結構酷評の目立つ作品。確かにタイトルや予告編から感じられた壮大さはあまり伝わってこなかった。映画で伝えたいメッセージは人類の環境破壊に対する警鐘であり、それはストレートで分かりやすいが、エンターテイメントとしての映画としてはいかがなものかとの印象は残った。唯一の期待はラストだったが、これも微妙で曖昧な終り方。映画の訴えるメッセージの重要性を強調するには至らなかった。あまり見どころのない、安易なリメイクの失敗作と言われても仕方のない面のある映画。

劇場公開日 2008年12月19日



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2017-06-05

ペイ・フォワード/可能の王国

★★★+
ペイ・フォワード
鑑賞No:01040
原題:Pay It Forward
製作:2000年/アメリカ/123分
監督:ミミ・レダー
出演:ケヴィン・スペイシー/ハーレイ・ジョエル・オスメント

中学1年生のトレヴァーは、社会の授業でシモネット先生が出した「自分の手で世界を変える方法」という課題に対して“ペイ・フォワード”計画というものを発案する。それは1人の人間が3人の人間に対して親切をし、さらに親切を受けた者は別の3人に親切をしていくというものだった。トレバーは早速実践に移すが、提案した本人は失敗と感じる中、事態は思わぬ方向に進んでいく・・・・。

このストーリーを聞いてまず誰もが思い浮かべるのが「ねずみ講」だろう。冷静に考えれば「ねずみ講」なんて誰も引っかからないだろうと思われるものだが、忘れた頃に話題になっているところをみると、人間の欲深さがつくづく感じられる。この話は、いわゆる善意のねずみ講といったところだが、こちらの方は現実的にはそう上手く行かないだろう。絵空事のような感は否めないものの、こんな世知辛い世の中だからこそ、映画の中だけでも心地よい気分になれるストーリーは大切かもしれません。純粋な気持ちで観ると感動できる一作。

劇場公開日 2001年2月3日



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2017-06-04

暴走特急

★★★+
暴走特急
鑑賞No:00505
原題:Under Siege 2
製作:1995年/アメリカ/100分
監督:ジョフ・マーフィー
出演:スティーヴン・セガール/エリック・ボゴシアン

米国の豪華列車グランド・コンチネンタルがテロリスト集団に乗っ取られる。そして一味の首謀者デインは列車の1車両を指令室に改造し、傭兵グループとハイテクを駆使して地球の衛星軌道を回る超高性能兵器の支配権を握ってしまう。彼は10億ドルの報酬で国防総省の地下にある原子炉を破壊しようとしていたのだ。そんな列車の中に、元海兵隊で対テロ専門家のケイシー・ライバックが乗っていた・・・・。

“沈黙”シリーズ第3弾と言われている本作だが、実際は1作目の「沈黙の戦艦」の続編に当たる。「沈黙」シリーズといわれているが、タイトルに“沈黙”を付ける意味がよく分からないし、シリーズ作品が増えるに従い、作品の違いがよく分からなくなってきた。その点、この作品はシリーズといいながら「沈黙」を冠してなく、映画の内容を端的に伝えているところからもいいタイトルだと思う。内容的には、テロリストに乗っ取られた列車の中にスーパーマンのような男がたまたまいて、テロリストをやっつけちゃうという単純なもの。同じようなものには「ダイ・ハード」があるが、「ダイ・ハード」のジョン・マクレーンは等身大の男が職業柄やむなく敵と対等するが、このライバックは一分の隙もなく、ともかく強過ぎるので、緊張感はあまり感じられない。ラストの列車衝突時からの脱出シーンはもはや人間業ではない非現実的なシーンで思わず失笑してしまった。

劇場公開日 1996年1月20日



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2017-06-03

東京少年

★★+
東京少年
鑑賞No:01619
製作:2008年/日本/95分
監督:平野俊一
出演:堀北真希/石田卓也/草村礼子/平田満

両親が交通事故で亡くなって以来、祖母と2人暮らしをする少女みなとには、同じ年齢の男ナイトという文通相手がいた。ある日、彼女は浪人生のシュウと恋に落ちるが、初デートの最中に記憶を失ってしまう。その後、シュウは彼女に対しよそよそしくなり、やがてふられることに。落ち込んだ彼女はどうしてもナイトに会いたくなり、手紙を出すが・・・・。

「東京少女」のほうがなかなか良かっただけに、ちょっと残念な作品。堀北真希は二重人格者をそれなりに良く演じていたとは思ったが、ストーリー的にはイマイチ感は否めない。同じ映像の繰り返し使用も、視点を変えるなどの工夫があればまだよかったが、ちょっとした情報の追加のみではくどさのみが目立ってしまった。全体的に画面が暗かったのも観難いだけで、なんか中途半端で効果が薄かったような感じがした。二重人格自体が常人には理解しがたい病気ゆえ、感情移入も難しかった。

劇場公開日 2008年2月2日



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2017-06-02

クール・ランニング

★★★★
クール・ランニング
鑑賞No:00421
原題:Cool Running
製作:1993年/アメリカ/98分
監督:ジョン・タートルトーブ
出演:レオン/ダグ・E・ダグ

88年のジャマイカ。陸上短距離でオリンピック出場を目指していたデリスは予選会で隣コースの選手の転倒に巻き込まれて敗退し、オリンピック出場が夢と消えてしまう。それでもオリンピックに出たいデリスは冬季オリンピックのボブスレー競技のことを知り、幼馴染や同じ夢破れた仲間を巻き込んで練習を開始するが・・・・。

1988年のカルガリー・オリンピックにおける実話を元にしたスポーツコメディ。オリンピックに出たい一心でボブスレーに取り組む主人公たちだが、真剣なのにも関わらず、彼らが巻き起こす滑稽さに思わず笑ってしまいます。雪なんか見たこともない常夏の国ジャマイカでの冬スポーツであるボブスレーという競技が大きなギャップとなっているからでしょう。でも次第に彼らの真剣さが伝わってくるようになり、最後は感動させられるドラマとなります。実話ゆえより感動の大きい1本です。なお、このボブスレー・チームのコーチ役として好演していたジョン・キャンディはこの映画の公開直後に心臓発作のため急死してしまいました。デブ・コメディアンとして存在感のあったキャンディの43歳という若すぎる死には残念でしょうがありません。

劇場公開日 1994年2月19日



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2017-06-01

陰日向に咲く

★★★★
陰日向に咲く
鑑賞No:01583
製作:2008年/日本/129分
監督:平川雄一朗
出演:岡田准一/宮崎あおい/伊藤淳史/平山あや

ギャンブル好きがたたって借金で首が回らなくなった観光バスの運転手シンヤは、上司から援助を受けるが、結局パチンコで全額使い果たしてしまう。そのため会社に見放され、借金の取り立て屋に追われる彼は、切羽詰ってオレオレ詐欺を働こうとするが失敗する。そんなシンヤは偶然浅草の仲見世で寿子という女性と知り合い、彼女の母親の芸人時代の相方探しを手伝うことに・・・・。

劇団ひとりのベストセラー小説の映画化。いくつかのストーリーのオムニバス形式のような序盤のため、説明部分が多いような感じでゆっくりしたスタートでややだるい気もするが、中盤からストーリー展開に加速がついてっくる。そして一見バラバラのように見えたエピソードが次第につながっていくところは見事だった。ただつながり方が見事すぎて逆にリアリティに欠けるというか、やりすぎという感も否めなかった。大都会の中でそれぞれ自分たちの転機を迎え、悩みながらも進むべき道を模索している中で、登場人物たちの意外なつながりが明らかになっていくのだが、あまりにもつながりすぎて大都会という世界観が一気に消え、ものすごく狭い世界に見えてしまったのは残念。それでもシンヤと、オレオレ詐欺がきっかけで交流を持つことになった老婆との関係には思わず涙してしまった。いくつかのエピソードの中で唯一、他とはつながりのなかったエピソードであるアキバ系のゆうすけの話。他のエピソードはあまりにも登場人物の関係が偶然つながりすぎで違和感があったが、唯一つながらず独立したストーリーだったこの話は、これはこれで違和感があった。ここまでむりやり関係付けたのなら、このエピソードも何か関連性を持たせて欲しかった。

劇場公開日 2008年1月26日

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  1. 邦画-か
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