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2017-08-31

釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?

★★★(3.0)

鑑賞No:01546
製作:2004年/日本/106分
監督:朝原雄三w釣りバカ日誌15
出演:西田敏行/三國連太郎/江角マキコ/筧利夫

鈴木建設で人事改革制度に取り組むことになり、経営コンサルタントの薫の提言により合理化プランを進めていた。社長のスーさんはこのプランに不安を覚えていたが、そんな頃、ハマちゃんは新任課長の舟木を言いくるめ、リフレッシュ休暇を取って秋田へ釣り旅行に出かけていた。その行きの新幹線の中でハマちゃんは偶然、薫と知り合うことに。薫は鈴木建設に対し合理化案を提案していたが、実は心の中で疑問に感じていた・・・。

もうマンネリ化しすぎた映画だが、このマンネリ化がなんとも心地よい。ハリウッドのメジャー作品や、CG満載の大作などを観た後に気軽に観るにはもってこい。何も真剣に観なくても(ちょっと製作者・出演者には失礼だが・・・)片手間に観てもストーリーが全然分からなくなることはない。これもマンネリ化のメリット?か。今回の舞台は秋田。この映画は毎回、舞台が変わるところも魅力の一つだが、その土地の風景や文化・風俗、人柄などが伝わって来るのもいい。ただし秋田弁はよく分からなかったが・・・。ストーリー的にはネタ切れ感が強いが、三國連太郎が続けられる限り、続編を作って欲しい。

劇場公開日 2004年8月21日



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2017-08-30

僕らのミライへ逆回転

★★★+(3.5)
w僕らのミライへ逆回転
鑑賞No:01637
原題:Be Kind Rewind
製作:2008年/アメリカ/101分
監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:ジャック・ブラック/モス・デフ

VHSしか置いていない下町のビデオ・レンタル店の店長フレッチャーは、この店が伝説のジャズ・ミュージシャンの生家であることが自慢だった。しかしDVD化に乗り遅れ、店の売り上げは低迷していた。そこで店を救うため、店を店員のマイクに任せて調査の旅に出ることにする。店を任されたマイクは店長の期待に応えるべく張り切って仕事をしようとするが、悪友ジェリーの突拍子もない妄想によって引き起こされた事故が原因で、店のVHSの映像が全て消えてしまう。困った2人はこの窮地を脱するために、自分たちで映画をリメイクして貸し出すことに・・・・。

映画好きにはたまらない設定でしたね。ただその分、期待が大きかったせいか、期待したほどの満足度は得られなかったのが正直な感想でしょうか。最初のリメイク作品である「ゴーストバスターズ」は割と忠実にリメイクしようと作られていましたが、次第にテキトーというか手を抜いたリメイクになっていくのは残念でした。また、リメイク作りの映像ばかりでしたが、お客と同じ視点に立った完成品も観てみたかったですね。これがなかったのが物足らなさの最大の原因でしょうか。リメイクがヒットして著作権協会に知れることになり、VHSはすべて廃却されるあたりからチョット今までとは様相が変わってきて、オリジナル映画を作ろうとする話になってしまいます。まぁ、それはそれでモノ作りの楽しさ、大切さが伝わってきましたが・・・。それにしてもこの邦題、内容が全然伝わらない邦題ですね。

劇場公開日 2008年10月11日



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2017-08-29

12人の怒れる男 評決の行方

★★★+(3.5)
w12人の怒れる男 評決の行方
鑑賞No:00762
原題:12 Angry Men
製作:1997年/アメリカ/117分
監督:ウィリアム・フリードキン
出演:ジャック・レモン/ジョージ・C・スコット

殺人事件の裁判の12人の陪審員が密室で討議するさまを描く。裁判の内容から明らかに有罪と見られた事件だったが、ほとんど議論せずに有罪と結論が出そうなことに疑問を感じた1人の陪審員が無罪を主張する。これにより、明らかに有罪と思われた事件に少しずつ疑惑が生じ始め・・・・。

1957年製作の「十二人の怒れる男」をテレビムービーとしてリメイクしたもの。基本的に内容は1957年版と同じ。1957年製作のオリジナル版を観ているので、楽な気持ちで観た。基本的な内容は同じなので新鮮味は薄いが、白黒からカラーになっており、キャストも違う分、多少受ける印象は異なった。オリジナルは法廷もののなかでも名作中の名作で私も大好きだが、この作品もオリジナルに忠実ながら、それぞれの陪審員は個性を明確に出しており、飽きさせない2時間弱という意味ではよくできていた。今回は陪審員に黒人も配されていたが、こういう点も現代的というか、現実性もあり、アメリカにおける人種差別の問題にリアルに迫れてよかった。何度観ても楽しめる良作である。

劇場未公開



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2017-08-28

単騎、千里を走る。

★★★★(4.0)
w単騎、千里を走る。
鑑賞No:01627
原題:千里走単騎
製作:2006年/中国、日本/108分
監督:チャン・イーモウ/降旗康男
出演:高倉健/中井貴一/寺島しのぶ

漁師の高田は、東京で暮らす息子の健一が病で倒れたと聞き上京するが、長年の確執もあって会うことができなかった。健一の妻・理恵から健一の命が長くないと聞かされ、さらに健一が仕事で制作したテレビ番組のビデオをもらう。そこには中国の奥地で民族舞踊を紹介する健一が映っており、現地の舞踏家に対し、「来年、“千里走単騎”を撮りに来る」と約束していた。今となっては果たせなくなったこの約束を高田は引き継ごうと単身、中国に向う・・・・。

高倉健演じる高田が、息子が交わした約束を代わりに果たすべく単身中国に渡り、約束の“千里走単騎”を撮影するため、何度も困難を乗り越え進んでいくという話。最初、高田が中国に行く動機があまり理解できずにいたが、観ているうちに動機よりも、長年確執のため会えなかった息子が死に直面し、最後に何かできないかというワラをも掴みたい父親の心情がジワジワと伝わってきた。それにしても中国の人たちの人の良さは何でしょう?あまりにも善意の人ばかりで、さらに中国人はみな素人なのか、たどたどしい演技がとても素朴に見えてなんか作為的な映像に感じられたのは残念。高倉健は子を想う父親を、自分の意志を頑なに貫こうとすることで見事に演じていた。我が子に与えることができなかった我が子への愛情表現を、代わりに中国で出会った子供に示すシーンは思わず涙がこぼれる。

劇場公開日 2006年1月28日



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2017-08-27

ガチ☆ボーイ

★★★★(4.0)
wガチ☆ボーイ
鑑賞No:01626
製作:2008年/日本/120分
監督:小泉徳宏
出演:佐藤隆太/サエコ/向井理/仲里依紗

大学在学中に司法試験合格も夢ではないと言われる秀才の五十嵐が、学生プロレスの魅力にとり付かれ、プロレス研究会に入会する。やる気満々の五十嵐だったが、会のモットーは安全第一で、ガチンコでは試合しないことになっていた。そのため試合の段取りを教えら、それをすべてメモする五十嵐だったが、なかなか覚えられずにいた。やがて「マリリン仮面」というリングネームをもらい試合デビューするが、段取りを忘れガチンコの試合をしてしまう。しかしそれがかえって客に大ウケしてしまい・・・・。

もともと学生プロレスは格闘技というよりもコントのようなスポーツでコメディ色が強く、そのため全て段取りに基づいて執り行われている。よってこの映画もコメディ色の強いおバカ映画かと思いきや、いい意味で裏切られた。劇中で繰り広げられるプロレスシーン自体は笑いの要素が強いが、主人公の五十嵐が抱える問題は深刻で、胸をつまされる。ストーリーはベタながら不覚にも泣いてしまう感動作。ラストのプロレスシーンは思わず手に力が入ってしまう!五十嵐が抱える問題とは高次脳機能障害という記憶障害。彼はちょっとした事故でこの障害を抱えることになり、それ以来、一晩寝るとそれまでの記憶がなくなってしまうというもの。同じような障害は「博士の愛した数式」でも描かれている。この障害を周りに悟られずプロレスを続けるため、五十嵐はすべてメモに取り、翌朝それをすべて復誦することで記憶を蘇えらせているが、その努力たるもの、想像を絶する。五十嵐の底抜けの明るさのうちに、この隠れた苦悩は胸に迫ってくる。それだけに、ラストの試合結果もベタでいって欲しかった。

劇場公開日 2008年3月1日



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2017-08-26

歓喜の歌

★★★+(3.5)
w歓喜の歌
鑑賞No:01623
製作:2007年/日本/112分
監督:松岡錠司
出演:小林薫/安田成美/伊藤淳史/由紀さおり

ホステスに入れあげて、降格された文化会館主任の飯塚は、大晦日の夜に2組のママさんコーラスの会場予約をWブッキングしてしまったことを前日に気付く。慌てた飯塚は部下とともに2つのグループを説得するものの、どちらも一歩も譲らないア。困った飯塚はなんとか合同でコンサートができないか両者から了解を得るように画策するが・・・・。

立川志の輔が書き下ろした創作落語の映画化。文化会館の職員の手違いで会場予約をWブッキングしてしまったことから起こる騒動を描いているが、張本人の主任・飯塚はそれ以外にも借金問題と離婚問題をも同時に抱え、暮れの忙しい最中、Wブッキング問題とともにこの3つのトラブルに駆けずり回ることになる。どれも深刻な問題にも関わらず、どこか無責任でテキトーな面のある小林薫演じる飯塚に却って周りの人間が振り回されるのがおかしい。でももっとドロドロしたストーリーになるかと思いきや、基本的に登場人物に悪者はおらず、割とサラッとした展開なので、やや物足らなさは感じるものの、嫌な気分にはならなかったのはよかったか?(ただし、あまりにも問題解決がスムーズ過ぎてリアル感はなかった)小林薫の味のある演技は光るが、映画にするほどではない内容。映画よりも落語の方を聴いてみたくなった。

劇場公開日 2008年2月2日



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2017-08-25

ラストサムライ

★★★★(4.0)
wラスト サムライ
鑑賞No:01221
原題:The Last Samurai
製作:2003年/アメリカ/154分
監督:エドワード・ズウィック
出演:トム・クルーズ/渡辺謙/真田広之

南北戦争の英雄オールグレンは酒に溺れる日々を送っていたが、ある日、近代化を進めていた日本政府に軍隊の教官として招かれる。しかし、武士道を貫こうとする侍たちと戦い、負傷したオールグレンは捕えられ、侍たちのリーダー、勝元のいる村に連れて行かれる。そしてこの村で暮らすうちに、オールグレンは武士道や日本の文化に触れていくことに・・・・。

舞台は明治維新政府軍と旧幕府軍の戦なのでしょうが、史実とは関係なく、史実をモデルにしたフィクションとしてみた方が変な違和感やギャップを感じなくていいかも。主演はもちろんトム・クルーズなのでしょうが、トム・クルーズ(=アメリカ人)から見た日本人、あるいは武士道を描くことに主眼が置かれているよう。よってその象徴である勝元にどうしても焦点が集まり、勝元演じる渡辺謙の存在感がより大きく感じられる映画である。映画の内容については賛否両論あるようだが、異文化の外国人が日本人や日本文化を学び、映画として表現しようとした姿勢は素晴らしいと思うし、日本人ももっと自分たちの歴史や文化を見つめ直すことも必要と感じた。

劇場公開日 2003年12月6日



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2017-08-24

つぐない

★★★(3.0)
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鑑賞No:01633
原題:Atonement
製作:2007年/イギリス、フランス/123分
監督:ジョー・ライト
出演:キーラ・ナイトレイ/ジェイムズ・マカヴォイ

1935年の英国。政府官僚ジャック・タリスの屋敷では、小説家を夢見る末娘のブライオニーが休暇で帰省する兄のため自作の劇で歓待しようと準備に追われていた。一方、鬱屈した日々を送っていた姉のセシーリアは、ある出来事をきっかけに使用人の息子ロビーへの愛を自覚する。しかし、ロビーにほのかな思いを抱いていたブライオニーは姉とロビーの関係を誤解してしまう。そんな時、敷地内である事件が起こり、ブライオニーはロビーを犯人だと告発する・・・・。

現代イギリス文学の巨匠イアン・マキューアンのベストセラー「贖罪」の映画化。第80回アカデミー賞で作品賞はじめ7部門にノミネートされ、作曲賞を受賞した。「パイレーツ・オブ・カリビアン」で一躍トップスターとなったキーラ・ナイトレイ。その美しさは如何なく発揮された映画だが、主役と思いきや、特に後半は出番が少ない。そもそも原作が「贖罪」というように、過ちを犯した妹と、その過ちによって人生を狂わされた恋人同士を描いているが、キーラ・ナイトレイ演じるセシーリアよりも彼女の恋人であるロビーの方が過酷な運命ゆえ、後半はそちらに重点がおかれているためか?キーラ・ナイトレイ見たさに観た映画だったのでチョット残念。ストーリーは単純で、展開も緩やかなので分かりやすい反面、途中中だるみしてしまう嫌いがある。また、前半の導入部に時間をとり過ぎ、肝心の後半部分(過酷な運命と罪の意識に苛まれる様子)が少々物足らなかった。

劇場公開日 2008年4月12日



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2017-08-23

東京少女

★★★+(3.5)
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鑑賞No:01618
製作:2008年/日本/98分
監督:小中和哉
出演:夏帆/佐野和真/秋本奈緒美/近藤芳正

ファンタジー小説家を夢見る女子高生の未歩はふとしたことで携帯電話を落としてしまうが、その携帯電話が時空を超えて明治45年に生きる小説家志望で夏目漱石の弟子・宮田時次郎の手に渡ってしまう。自分の携帯に電話をかけた未歩はこの事実に驚くが、時次郎と会話を重ねるうちに2人はほのかな気持ちを抱きあうように・・・・。

時空を超えてコミュニケーションを取る映画としてはまずキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックの「イルマーレ」が浮かんだが、この時のツールは手紙だったのに対し、こちらは携帯電話と現代っぽい設定になっている。また「イルマーレ」の時間差は2年という設定だったが、この「東京少女」は明治と昭和という、約100年の時間差というか時代差がある。基本的なストーリーはこの手の映画は常套なのか、似通った部分がかなりあるが、100年という時空を超えたデートシーンはなかなか面白かった。10円カレーで有名な日比谷の松本楼が出てくるが、100年以上の歴史のあるお店だからこそ成り立つシーンですね。手鏡のシーンもよかったし(「イルマーレ」では木を植えるシーンに当たるのかな?)、約100年前の事件としてタイタニック沈没を持ち出すところも、お決まりながら嬉しかった。それにしても、この2人に実際に会っているあのお婆ちゃんは100歳越えになるはずですが、ちょっと元気過ぎでしたね。でも最後にこのお婆ちゃんがうまく絡んでくるあたり、よくできたストーリーになっていた。

劇場公開日 2008年2月23日



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2017-08-22

潜水服は蝶の夢を見る

★★★(3.0)
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鑑賞No:01616
原題:Le Scaphandre et le Papillon
製作:2007年/フランス、アメリカ/112分
監督:ジュリアン・シュナーベル
出演:マチュー・アマルリック/マリー=ジョゼ・クローズ

ELLEの編集長ジャン=ドミニク・ボビーは42歳の時、ドライブ中に突然脳梗塞に襲われる。そして病室で目覚めた彼は、全身の自由を奪われた“閉じ込め症候群”となっていた。絶望の底にたたき落とされた彼だったが、言語療法士や理学療法士の協力で、左目の瞬きでコミュニケーションをとる方法を習得していく・・・・。

突然脳梗塞で倒れ、身体の自由を奪われたELLEの元編集長ジャン=ドミニク・ボビーが唯一動く左目の瞬きだけで綴った自伝を映画化。タイトルの“潜水服”とは、全身の自由を奪われた状態を、あたかも重い潜水服を着せられた状態を表したもの。唯一身体で動くのは左目だったが、彼はそれ以外に2つ自由になるものがあると言っている。それは“想像力”と“記憶”。身体は潜水服を着せられたように自由が利かなかったが、想像力と記憶はまるで“蝶”のように自由に飛びまわれることを表現している。そのタイトルにあわせるが如く、前半の映像は彼自身の目線で描かれており、後半はまるで蝶が自由に飛びまわるように、カメラ目線も彼から離れ自由に動き回っている。特に左目視点の技法は斬新で、あたかも主人公と一体化できて身体の自由を奪われた人間を体感できた(ただし、最後までこの映像だと見るに耐えれなかったかも?)それほど面白い映画ではなく、終始皮肉っぽく語る主人公にあまり共感も得られないが、瞬きだけで自伝を書いたという事実と、それを可能にした療法士たちをはじめとした周りの人々の努力は凄いと思う。

劇場公開日 2008年2月9日



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2017-08-21

ダージリン急行

★★★(3.0)
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鑑賞No:01632
原題:The Darjeeling Limited
製作:2007年/アメリカ/91分
監督:ウェス・アンダーソン
出演:オーウェン・ウィルソン/エイドリアン・ブロディ/ジェイソン・シュワルツマン

父の死をきっかけに絶交していた3兄弟が、長男のフランシスの呼びかけでインド北西部を走るダージリン急行に集結する。3人それぞれ問題を抱えている彼らは、旅行を通して兄弟の結束を図ろうとするが、何かにつけ口論や取っ組み合いの喧嘩をする始末。それでも人生を変えるきっかけが欲しい彼らは旅を続けるが、またしても大喧嘩をして、ついに列車から追い出されてしまう・・・・。

どちらかというと、まったりしたストーリー展開。“急行”とあるが、話の進み方は鈍行。前半のフリから後半どんな展開になるかと期待したが、あまり予想外の展開といったことはなかった。また、3人の不仲やもめる理由、母親が消えた理由などがよく分からなかった。典型的なロードムービーではあるが、タイトルの“ダージリン急行”を舞台にしているのは前半で、後半は列車から追い出されてしまう。(ただし、ラストに戻ってくるが・・・)登場人物は少なく、ほぼ3兄弟がメインを占めているが、冒頭シーンのビル・マーレーは出演時間が少ない割には存在感があった。(もう少しストーリーに絡むのかと思ったが、それもなくチョット残念)この映画の冒頭に、公開時、同時上映された短編「ホテル・シュヴァリエ」が流れ、ナタリー・ポートマンが出演しているが、これに関係して本編にもチョットだけ顔出ししている。なお、彼女はこの短編でヌードを披露しているので必見。

劇場公開日 2008年3月8日



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2017-08-20

突入せよ!あさま山荘事件

★★★+(3.5)
w突入せよ!あさま山荘事件
鑑賞No:01127
製作:2002年/日本/133分
監督:原田眞人
出演:役所広司/宇崎竜童/伊武雅刀

72年2月19日、長野県南軽井沢のあさま山荘に、連合赤軍メンバー5人が管理人の妻を人質にとって立てこもった。警察庁長官の命で現地に向った佐々は陣頭指揮に当たることになる。しかし、極寒の現場、警視庁と長野県警の対立、マスコミの批判や大勢の野次馬など、トラブルが続出し、事件も予想外の長期戦となってしまう。そしてついに強行突破へと・・・・。

1972年に実際に起こったあさま山荘事件を題材にした映画。この事件の象徴的なシーンはやはりクレーン車に取り付けた鉄球で山荘を取り壊すシーンでしょか?このシーンは今でも時折TVで流れることがありますが、衝撃的なシーンでした。映画はこの事件をドキュメンタリー風に描いていますが、TVでは分からない部分をよく描いています。そして現場での実態がよく分かり、もどかしさと不信感がふつふつと湧いてきます。もし自分が人質になっていてこんな様子を見たら「何やってんだ!」と怒鳴りたくなるでしょう。まさに日本の官僚機構の大きな欠点をさらけだしたような映画でもあります。事件そのものはいきなりTVの中継で全国の視聴者の知るところとなりますが、実は後先になりますが、この事件の発端となる大量リンチ殺人が後で明らかになります。70年代の日本を震撼させた大事件なので、一見の価値がある映画です。

劇場公開日 2002年5月11日

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2017-08-19

花園の迷宮

★★+(2.5)
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鑑賞No:00471
製作:1988年/日本/118分
監督:伊藤俊也
出演:島田陽子/工藤夕貴/黒木瞳/内田裕也

横浜・本牧にある豪華な洋館のホテル「福寿楼」。ここに若狭から2人の少女が売られてきるが、間もなく奇怪な殺人事件が発生する。ホテルのマダムの亭主が殺されたのだ。第一発見者のマダムは自分が疑われるのを恐れて、強盗事件のように見せかけるが・・・・。

なかなか豪華な俳優陣で、島田陽子の濡れ場シーンも話題になった映画だが、ストーリー自体はイマイチぱっとしない内容。女性が主役で綺麗どころの女優さんの熱演は評価できるが、やはり一際異彩を放っているのは内田裕也の怪演ではないでしょうか?完全にアブナイ役どころになりきっています。

劇場公開日 1988年1月25日

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2017-08-18

鬼畜

★★★★+(4.5)
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鑑賞No:00290
製作:1978年/日本/110分
監督:野村芳太郎
出演:緒形拳/岩下志麻/小川真由美/岩瀬浩規

竹下宗吉と妻のお梅は川越で印刷屋を営んでいたが、火事や大型店の台頭で店は傾きかけていた。そんな時、菊代と名乗る女性が3人の子供を連れて宗吉の店に怒鳴り込んでくる。実は菊代は宗吉の妾で、連れてきた3人の子供は宗吉の隠し子だった。菊代はお梅とさんざん口論した挙句、3人の子供を宗吉に押付けて消えてしまう。それから、お梅は毎日のように宗吉と3人の子供に当り散らす日々が始まった。そしてやがて末の子が故意か事故か、死んでしまう・・・・。

岩下志麻演じるお梅は怖かった。いちいち言うことも棘があって怖いが、やることも怖い。単なるイジメや虐待を超えて殺人という一線を越えようとしている怒りの情念はすざましい。しかし、憎む対象は本来は浮気をした緒形拳演じる宗吉であって子供ではないはず。しかし理屈は分かっていても、他人の女に産ませた子供のほうが憎くなるのであろう。そんな生々しさがこの映画ではよく出ている。一方、問題の張本人である宗吉。気が弱く、お梅に頭が上がらないため、結局お梅にいわれるまま、我が子を殺そうと何度も試みるはめに。その度に父親らしい一面は見せるものの、懲りずに続けようとする。そんな鬼畜な親でも実の親は親。どんな仕打ちを受けても父親を信じて慕ってくる。こんなシーンを見せられると、もう涙が止まりません。切ない、やるせない映画ですが、必見です。気弱な面と鬼畜な面を合わせ持つ宗吉を見事に演じている緒形拳。大好きな俳優の一人だっただけに、元気な姿がもう見れないかと思うと非常に残念です。

劇場公開日 1978年10月7日



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2017-08-17

KIDS

★★★+(3.5)
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鑑賞No:01629
製作:2007年/日本/109分
監督:荻島達也
出演:小池徹平/玉木宏/栗山千明/泉谷しげる

自動車修理工場を営むタケオ。彼はかつて傷害罪で逮捕歴があり、保護観察処分を受けていたような腕っ節の強い男だったが、寂れた町から出て行けない自分に悶々としながら毎日を過ごしていた。そんなある日、好物のハンバーガーを食べにいつも行くダイナーに行った際、ダイナーの片隅で塩の入った瓶を何も使わずに移動させる青年を目撃する。アサトと名乗るその青年に興味を持ったタケオは彼に声をかけ、次第に親しくなっていくが・・・・。

他人の傷を自分に移動できるという設定が面白く、なかなか楽しめた映画だが、映画というよりはTVのスペシャルドラマを観ているような感じ。前半のストーリー展開は興味深いところがあったが、後半の展開はチョットどうでしょうか?特に玉突き事故のシーンはチョット白けましたし、ラストに持っていくのにこんなんで締めくくるの?という感じがしました。まあ、哀しい結末ではなかったので後味は悪くなかったけど、ちょっと重みのない薄っぺらい感は拭えませんでした。若手の俳優陣はそれぞれ個性を出したいい演技だと思いましたが、やはり脚本でしょうか、それとも演出でしょうか。もっと練れていれば、もっといい作品になったと思うのですが・・・・。期待せずに軽い気持ちで観れば、それなりに楽しめます。

劇場公開日 2008年2月2日



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2017-08-16

ラストダンス

★★★(3.0)
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鑑賞No:00650
原題:Last Dance
製作:1996年/アメリカ/102分
監督:ブルース・ベレスフォード
出演:シャロン・ストーン/ロブ・モロウ

シンディ・リゲットは19歳の時に強盗殺人を犯した女性死刑囚。過去12年のうち3回の死刑執行命令が出されたが、その度に控訴され、刑は中止となってきた。そして彼女に4度目の死刑執行命令が出るが、なぜか彼女は控訴を拒否し、刑が30日後に確定する。そんな彼女に面会に来た若き弁護士リチャードは、控訴も恩赦も必要ないというシンディに対し心打たれ、再調査を始めるが・・・・。

殺人犯として死刑囚となった女性を扱った有名な作品としてシャーリーズ・セロンがアカデミー主演女優賞を獲得した「モンスター」(2003年)がある。セロンが持ち前の美貌をかなぐり捨て、体重を10キロ以上も増やし、ノーメイクで挑んだ作品だ。「ラストダンス」はこの「モンスター」より7年前に製作された女性死刑囚を扱った作品。この映画で主演のシャロン・ストーンもほとんどノーメイクで死刑囚を好演している。この映画で「氷の微笑」のような華麗さやエロチックを期待してはいけない。シャロン・ストーンらしからぬシリアイスな演技も見ものだが、限られた短い期限の中で裁判の不正を暴こうとするストーリー展開にハラハラドキドキさせられる。死刑についても改めて考えさせられる作品。

劇場公開日 1996年6月15日



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2017-08-15

パワーレンジャー

★★★(3.0)
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鑑賞No:02867
原題:Power Rangers
製作:2017年/アメリカ/124分
監督:ディーン・イズラライト
出演:デイカー・モンゴメリー/ナオミ・スコット

紀元前、世界の運命を決める大きな戦いが起こり、5人の戦士によって地球は守られた。そして現代。平凡な毎日を送っていたジェイソンら5人の若者は、偶然にも同じ時間・場所で不思議なコインを手にしたことから、超人的なパワーを与えられる。戸惑う彼らの前に、かつて世界を守った「パワーレンジャー」の1人であるゾードンと機械生命体アルファ5が出現。再び地球を滅ぼすべく復活した悪の戦士リタ・レパルサを阻止するため、ジェイソンたちが新たなパワーレンジャーに選ばれたと告げられるが・・・・。

日本の「スーパー戦隊」シリーズを英語版ローカライズしたテレビドラマの映画化。ただ、「ゴジラ」とかもそうだが、ハリウッド映画化すると、どうも日本独特の雰囲気というか、日本映画の良さが失われて、全く別物の作品になってしまった感は否めない。本作もスーパー戦隊というよりも、「トランスフォーマー」の紛い物を観ているようで、映画化の意味が分からなかった。途中、寝てしまいそうな退屈な作品。

劇場公開日 2017年7月15日



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2017-08-14

破門 ふたりのヤクビョーガミ

★★★★+(4.5)
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鑑賞No:02866
製作:2017年/日本/120分
監督:小林聖太郎
出演:佐々木蔵之介/横山裕/北川景子/橋爪功

映画プロデューサーの小清水が持ち込んだ映画企画に、二蝶会の若頭が出資をすることとなったが、小清水は映画製作の金を持ったまま行方をくらましてしまった。二蝶会の強面ヤクザ桑原は経営コンサルタントの二宮を巻き込み、資金回収のために奔走。桑原は邪魔をするゴロツキ2人を病院送りにする。しかし、その相手はなんと本家筋の構成員。これが原因で組同士の揉め事へと発展し、追う立場だった桑原と二宮がいつしか追われる側になってしまう・・・・。

黒川博行の第151回直木賞受賞作「破門」の映画化。ヤクザ世界の緊張感とドタバタコンビのお笑いが絶妙に織り交ざって、飽きさせない楽しさがあった。コメディ映画の割にはストーリーのテンポがよく、見ごたえもあって、十分満足のいく作品。特に佐々木蔵之介演じるヤクザは憎めないキャラで、ともかく二宮とのやり取りは面白い。ラストは続編を期待させる終わり方なので、ぜひ続編を観たい。

劇場公開日 2017年1月28日



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2017-08-13

疾風ロンド

★★★(3.0)
w疾風ロンド
鑑賞No:02865
製作:2016年/日本/109分
監督:吉田照幸
出演:阿部寛/大倉忠義/大島優子/ムロツヨシ

大学の研究所から違法な生物兵器「K-55」が盗まれ、研究所所長のもとに「人質は全国民。身代金3億円を用意しろ」との脅迫メールが届く。盗まれた生物兵器を秘密裏に探すよう命じられた、しがない研究主任の栗林は、何の手がかりのない中で捜索を始めるが、そこに「犯人死亡」の報せが届く。犯人の遺品から、生物兵器の所在のわずかな糸口をつかんだ栗林は、ヒントとして浮かび上がった「日本最大級のスキー場」へと向かうが・・・・。

人気作家・東野圭吾の同名サスペンス小説の映画化。スケールの大きい緊迫した身代金サスペンス物かと思いきや、実にスケールの小さいコメディ映画だった。とんでもない生物兵器を巡ってのストーリーなのに、コメディタッチなので全くといっていいほど緊張感はない。かといって、コメディ映画だが笑えるシーンも少ない。ギャグも使い古されたものばかり。そのため、熱演している主演の阿部寛の演技も空振っているようで可哀そう。

劇場公開日 2016年11月26日



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2017-08-12

君と100回目の恋

★★★(3.0)
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鑑賞No:02864
製作:2017年/日本/116分
監督:月川翔
出演:miwa/坂口健太郎/竜星涼/真野恵里菜

事故に遭った大学生の葵海は気付くと、1週間前の教室にいた。時間を戻す能力を持つ幼なじみの陸は、葵海の運命を変えるため、何度も時を戻していた。互いの思いを知った2人は、恋人として日々をやり直すために1年前に戻る。幸せな時間を過ごす2人だったが、再び事故の起きたあの日がやってきて・・・・。

運命を変えることができないのなら、何度でも時間を巻き戻して楽しめばいいじゃんとも思ったが、やはりそれには楽しい現実はあるかもしれないが、決して未来はない。未来の無い現実を100回繰り返すのもどうかと思う。どんなに好きでも飽きてしまうかな?何とも切ない映画。

劇場公開日 2017年2月4日



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2017-08-11

北の零年

★★★★(4.0)
w北の零年
鑑賞No:01615
製作:2004年/日本/145分
監督:行定勲
出演:吉永小百合/渡辺謙/豊川悦司/柳葉敏郎

維新後の明治初期。新政府の命によって淡路から北海道に移住した稲田家とその家臣たちは新しい国を新天地・北海道に築くべく開墾に励む。しかしその夢は廃藩置県によって砕かれ、主君の稲田家もこの土地を去っていく。家臣の小松原らは定住を決意するが、その小松原も北の地で育つ稲を求め札幌に旅立つが、約束の半年を過ぎても戻ってこなかった。残された妻の志乃は娘とともに夫の帰りを待ちながら牧場を経営するまでになるが・・・・。

吉永小百合は相変わらず年齢を感じさせない若さがあり、物柔らかさの中に、芯の強い武士の妻を見事に演じていた。まさに吉永小百合のための映画のようで、対照的に描かれていた石田ゆり子とともに、女性のたくましさが前面に出た映画だった。これに反して、時代の流れとはいえ、権力の前に屈せざるを得ない男たちの哀れさ・情けなさも目立った。特に渡辺謙の前半と後半の変貌ぶりには同情の余地はなく、感動のドラマになるだろうという期待を一気に砕いてくれた。唯一、アシリカを演じていたトヨエツのみが最後まで筋の通った男だったが、あのラストには少々がっかりした。実力派俳優が揃い、骨太の感動ドラマに仕上がるはず?と期待大だっただけに、やや肩透かしを食わされる展開とラストだが、それなりに楽しめる。北の大地での開拓の厳しさがもっと伝わってくれば、もっと良かったかも。(前半はその兆しがあったのに、後半は意外とスムーズにみんな暮らしているのに少々疑問?)

劇場公開日 2005年1月15日



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2017-08-10

就職戦線異状なし

★★★★(4.0)
w就職戦線異状なし
鑑賞No:00300
製作:1991年/日本/103分
監督:金子修介
出演:織田裕二/仙道敦子/的場浩司/和久井映見

早稲田大学4年の大原は、マスコミ志望の立川に影響され同じようにマスコミを志望していたが、立川とともに6月に入っても未だ内定がひとつも取れないでいた。そんな2人を、すでに親のコネで内々定を取っていた北町は六本木のナイトクラブに呼び出した。実は北町を確保しようとするデパートの接待だったが、羽目をはずして騒いでいた彼らは店にいた中年男と喧嘩になり、大原はその男を殴ってしまう。その中年男こそ、大原と立川が本採用に賭けていたエフテレビの面接官だった・・・・。

杉元伶一の同名小説の映画化。この映画の時代背景はバブル末期で、いわゆる超売手市場といわれたときなので、超氷河期といわれた就職活動期を経験した人にとってはとてもうらやましい時期の話です。映画ということで多少オーバーな表現はあるかもしれませんが、実際にこの時期に就職活動をしていた人から聞いた話だと、まんざらオーバーでもなかったようです。そんな状況だから、この映画も一言で言えばお気楽な就職活動映画ですが、お気楽な中にも案外世の中思ったようにはならないといった苦い経験もさせられる、ちょっとだけ考えさせられる映画です。ちなみに就職活動は今、「就活」って言うんですね。(最近は何でも短縮するのでよく分からん!)また就活になぞらえて「婚活」なる言葉もあるそうで・・・。

劇場公開日 1991年6月22日

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2017-08-09

デイ・アフター 首都水没

★★(2.0)
wデイ・アフター 首都水没
鑑賞No:01617
原題:Flood
製作:2007年/イギリス/110分
監督:トニー・ミッチェル
出演:ロバート・カーライル/ジェサリン・ギルシグ

アメリカで大きな被害を発生させた超大型低気圧が高潮と大潮により史上最大の洪水がロンドンを襲うことに。テムズ川にある高潮堤防システム「テムズバリア」のゲートを降ろすが効果はなく、「テムズバリア」の責任者サムと、海洋センターを営む元夫のロブは逆にゲートを開いてロンドンから水を海に押し返す作戦を考えるが・・・・。

「デイ・アフター・トゥモロー」かと思いきや、よく見るとタイトルが異なる災害パニックもの。たまたま翌日が休日ということもあり、劇場未公開ということもあって興味をもって観たが、やはり劇場公開にならなかった理由が分かったような映画だった。はっきり言って面白くなかった。登場人物もよく分からないし(出てくる人も多いがあまり詳しくは描かれていないため、把握しきれない)、災害的にも凄いのか凄くいないのかよく分からなかった(リアリティがないせい?)。劇場用映画というよりもTVドラマ風の編集技法も鼻に付いたし、面白くない割には長かった!(さらに完全版なる長尺もののDVDがあるらしいが、マジ・・・?)途中、何度も睡魔に襲われたB級災害パニック映画。

劇場未公開



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2017-08-08

本能寺ホテル

★★★+(3.5)
w本能寺ホテル
鑑賞No:02869
製作:2017年/日本/119分
監督:鈴木雅之
出演:綾瀬はるか/堤真一/濱田岳/平山浩行

勤務先の会社が倒産し、職を失った繭子は、恋人の恭一からプロポーズされ、周囲の後押しを受けて婚約を決意。恭一の両親の金婚式を祝うため京都を訪れるが、手違いによって予約していたホテルに泊まることができず、偶然たどり着いた路地裏の「本能寺ホテル」にチェックインする。すると彼女は、いつの間にか奇妙な寺の中に迷い込んでおり、そこは天下統一を目前にした名将・織田信長が滞在する1582年の本能寺だということが判明する。訳がわからないまま本能寺ホテルと安土桃山時代の本能寺を行き来し、信長や信長に使える小姓・森蘭丸と交流を深めていく繭子だったが・・・・。

綾瀬はるか、堤真一、鈴木雅之監督という「プリンセス トヨトミ」のメインキャスト&スタッフが再結集して描かれたオリジナルの歴史ミステリー。ホテルと本能寺(それも本能寺の変の前日)が時空を超えてつながっているという設定は、たとえば「テルマエ・ロマエ」での設定に似た感じだったが、この手の設定が最近多くなってきたなぁ、その割にどの作品も納得のいく説明というか必然性がないのが残念。本作も「本能寺の変」という、日本の歴史の中でもネームバリューの大きい出来事に依存している部分が大きいような気がしたが、歴史は変えられない(変える場合は、その影響の説明が必要になるため)ので、ストーリーの展開に限界があり、設定が奇想天外でも、ストーリーには意外性が無かった。主人公の繭子が信長に明智の謀反を告げた時点では、本人もつぶやいたように「歴史を変えた」ので、その後の展開に俄然興味を持ったが、結局は信長は謀反が起こることを知りながら逃げないという不自然さを残してつじつまを合わせようとしたところがちょっと残念だった。唯一、面白かったのは、信長が自分亡きあとの後継者として秀吉を指名し、秀吉宛ての手紙を送ることで、秀吉の中国大返しの謎を解いた点。ただし、もし、実際に映画のようなことが起こっていた場合、信長が後継者に秀吉を指名したとはまず思えないという気はするが・・・。たとえ本能寺の変で信長が死ななかったとしても、歴史上から消えていれば歴史は変わることが無いので、たとえば本能寺の変で死なずに繭子とともに現代にタイムスリップして、信長が望んでいた世の中になっていたかどうかコメントさせてみても面白かったのではないかとふと思った。

劇場公開日 2017年1月14日



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2017-08-07

海賊とよばれた男

★★★★★(5.0)
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鑑賞No:02868
製作:2016年/日本/145分
監督:山崎貴
出演:岡田准一/吉岡秀隆/染谷将太/鈴木亮平

主要燃料が石炭だった当時から、石油の将来性を見抜いていた国岡鐡造は、北九州の門司で石油業に乗り出すが、国内の販売業者や欧米の石油メジャーなど、様々な壁が立ちふさがる。それでもあきらめない鐡造は、型破りな発想と行動で自らの進む道を切り開いていく。やがて石油メジャーに敵視された鐡造は、石油輸入ルートを封じられてしまうが、唯一保有する巨大タンカー「日承丸」を秘密裏にイランに派遣するという大胆な行動に出る。それは当時のイランを牛耳るイギリスを敵に回す行為だったが・・・・。

2013年度本屋大賞第1位を獲得した百田尚樹の同名ベストセラー小説の映画化。完全なノンフィクションではないが、虚実織り交ぜながらも、主人公・国岡鐵造は出光興産創業者の出光佐三氏をモデルにしたといわれており、その他実在の人物も実名・仮名で多く出演している。国内の販売業者や欧米の石油メジャーなどに阻まれながらも決してあきらめず、奇想天外な発想で困難を切り抜けていく国岡のすさまじさを目の当たりにすることができるが、それも俳優業が完全に板についてきた岡田准一の、若き日から晩年までの田岡鐡造を熱演によるものである。見ごたえのある、骨太な内容だが、ストーリーだけでなく見ものなのはCG映像。もはやCGなのか本物なのかという見分けをつけようとする気も出なくなるぐらい、映像的にフィットしていて違和感が全然なくなっている。また、特殊メイクも凄い。鐵造が歳をとっていく姿も実に自然で、違和感はない。あと、出番は少ないが、綾瀬はるか演じる鐡造の妻ユキが鐡造の元を去った後の人生を、姪孫から聞かされるシーンは思わず涙してしまう。

劇場公開日 2016年12月10日



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2017-08-06

幸せの1ページ

★★★+
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鑑賞No:01614
原題:Nim's Island
製作:2008年/アメリカ/96分
監督:ジェニファー・フラケット
出演:ジョディ・フォスター/アブゲイル・ブレスリン

サンフランシスコに住む人気作家のアレクサンドラは極度の対人恐怖症でひきこもり。そんな彼女は空想で作った理想の男性像をヒーローとした冒険小説を書いていた。その小説の新しいネタを探していると、孤島に住む海洋学者ジャックの記事に目が留まり、彼にメールで協力を求めることにする。メールの返事はニムと名乗る人物から返ってくるが、ある日ニムから父親のジャックが嵐の海から帰ってこないとSOSが入る。連絡を受けたアレクサンドラはニムがジャックの娘と知り・・・・。

ストーリーは、孤島に取り残された少女を救いにジョディ・フォスターが単身孤島に乗り込み、少女を助けながら様々な苦難を克服しながら父親を救出するもの・・・と勝手に思い込んで観始めましたが、全然違っていた。少女ニムと、ジョディ・フォスター演じるアレクサンドラとはメールのやりとり以外、ラストまで直接的な接点はなく、2人の独立したストーリー(父親のジャックを入れると3人のストーリー)が並行して進んでいく。アレクサンドラの方はあたふたする場面が目につくものの、使命感のみでそれを克服し、降りかかる苦難を乗り越えていく冒険活劇の様相を呈している。一方、ニムは知恵と勇気で果敢に苦難に対抗していく姿は、「ホーム・アローン」を彷彿させる。全体的には、ジョディ・フォスターよりもアブゲイル・ブリスリンの活躍が目立つ映画である。

劇場公開日 2008年9月6日



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2017-08-05

コン・エアー

★★★★
コン・エアー
鑑賞No:00742
原題:Con Air
製作:1997年/アメリカ/114分
監督:サイモン・ウェスト
出演:ニコラス・ケイジ/ジョン・キューザック

身重の妻を守るため殺人を犯し、8年間服役した元兵士のキャメロン・ボーが晴れて仮釈放されることになった。彼は一刻も早く妻と、服役中に産まれた娘に会うために囚人輸送機コン・エアーに乗り込む。しかしそこには凶悪犯のサイラス・グリッサムや連続殺人鬼のガーランド・グリーンらがおり、離陸後ほどなくしてコン・エアーは彼らによって乗っ取られることに・・・・。

ニコラス・ケイジもいいが、この映画を面白くしているのはやはり悪役。その中でもジョン・マルコヴィッチの演技は光っている。俳優陣を見ただけでも安心して観れる感じがする映画。ストーリー的にはずば抜けたものはないものの、多少派手過ぎるアクションも悪くはないし、終始ハラハラドキドキさせられる展開もよかった。メッセージ性はないが、純粋に楽しめる娯楽作品。

劇場公開日 1997年10月25日



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2017-08-04

Sweet Rain 死神の精度

★★★+(3.5)
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鑑賞No:01612
製作:2008年/日本/113分
監督:筧昌也
出演:金城武/小西真奈美/光石研/富司純子

人間が不慮の死を迎える7日前に現れ、観察の結果、実行か(死なせるか)、見送りか(生かせるか)の判定を行う死神の千葉。ミュージックを聴くことが楽しみの千葉の今回のターゲットはメーカーの苦情係、一恵。家族を亡くし、恋人にも先立たれた薄幸の女性だ。しかし、彼女の声にほれ込んだ音楽プロデューサーに見出されたことで、一恵の将来に期待した千葉は、彼女を「見送り」にする。それから22年後、やくざの敵討ちに千葉は巻き込まれ、さらに21年後、美容師かずえの店を訪れた千葉は彼女に死神であることを見破られる・・・・。

この作品は3つの物語から構成されており、タイトルに使われている「死神の精度」は小説では小西真奈美演じる一恵の物語にあたる。ちなみにやくざの物語は小説では「死神と藤田」、美容師の物語は「死神対老女」となっている。設定は面白いと思って期待して観たが、3つの物語のオムニバス形式になっていることから映画としての深みが出し切れず、テレビドラマレベルの印象が拭えなかったのは残念。劇場に観に行った人は、金城ファンは別にして、劇場ではなくDVDで十分と思った人も多かったのでは?1話1話はコンパクトにまとめられていてそれなりに面白いエピソードばかり。金城武の死神もクールながら死神っぽくなく、会話がかみ合わないシーンなどはコミカルで面白い。また独立した3つの物語りながら、微妙に関連しているところも面白い。

劇場公開日 2008年3月22日



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2017-08-03

シャッター

★★★
シャッター
鑑賞No:01611
原題:Shutter
製作:2008年/アメリカ/85分
監督:落合正幸
出演:ジョシュア・ジャクソン/レイチェル・テイラー/奥菜恵

写真家のベンとその妻ジェーンはハネムーンと仕事を兼ねて日本にやってくる。宿泊先に向う途中で2人は白い服を着た女性を車ではねてしまう。しかし、現場にはねた痕跡は残っておらず、その女性の姿もなかった。その後、ベンが撮影した写真に傷のような模様が現れるなど、2人の周辺で不可解な現象が起こるようになる・・・・。

奥菜恵のハリウッド進出作品として宣伝されているが、オリジナルはタイ映画、監督も日本人なら舞台も日本ということで、ハリウッドらしさは感じられない映画だった。内容もホラーとしては全然怖くないホラーで、怖いもの見たさの人にとってはガッカリする内容。一言でいうと、心霊写真を見て霊を見つけたときの、「おっ!」という一種驚きというか感動というか、ちょっとしたゾーと感はあるが、決して怖いというわけではない。後半は真実が明らかになっていき、ホラーというよりも切なさすら感じる映画である。日本が舞台のJホラーにあってアメリカ人が主役というのは何か違和感が感じられなくもなかったため、かえって奥菜恵の存在感は大きく感じられた。

劇場公開日 2008年9月6日

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2017-08-02

シュレック

★★★+
シュレック
鑑賞No:01113
原題:Shrek
製作:2001年/アメリカ/90分
監督:アンドリュー・アダムソン/ヴィッキー・ジェンソン
声の出演:マイク・マイヤーズ/キャメロン・ディアス

人里離れた森の中の沼のほとりで孤独に住む怪物シュレックの元におしゃべりなロバのドンキーが居着いてしまう。そこに、横暴なファークアード卿によって追放されたおとぎ話のキャラクターたちがやってくる。シュレックは彼らを追い返すため、ドンキーとともにファークアード卿のところに交渉に行くことに。その頃、ファークアード卿は王位を継ぐため美しいプリンセスと結婚せねばならず、その候補となっていたフィオナ姫はドラゴンの城に捕らわれていた。シュレックは要求を聞いてもらうために、フィオナ姫を連れ戻す約束をすることに・・・・。

ファンタジー・アニメかと思いきや、ブラックユーモアや汚いシーンモもあり、純粋な子供向けというよりは大人を意識したアニメといった感じ。ストーリー展開は美女と野獣のラブ・ストーリーを予感させるが、後半からラストにかけて意外な展開に、この作品の面白さがあった。ディズニー映画を意識しながら、ディズニーとは違った新たな作風を目指しているような映画。子供と一緒に観たが、子供にはイマイチ受けていないようだった。アメリカでは受けるだろうギャグも多かったが、日本の子供には理解できなかったのか?あと、シュレックの吹替えを担当した浜田雅功はまさにハマちゃんそのままの声だったためハマちゃんの顔が明確に浮かんできてシュレックというキャラがあまり出なかったのが残念。

劇場公開日 2001年12月15日



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2017-08-01

スピード2

★★★
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鑑賞No:00696
原題:Speed 2: Cruise Control
製作:1997年/アメリカ/125分
監督:ヤン・デ・ボン
出演:サンドラ・ブロック/ジェイソン・パトリック

ジャックと別れたアニーは、新しい恋人であるSWAT隊員のアレックスと共にカリブ海一週間の豪華クルージングに行くことに。その船には全米から宝石商が集まり、船上でジュエリー・コンベンションが行われることになっていた。その宝石を狙って船に乗り込んだガイガーは、船内に爆弾を仕掛け、船をシージャックする・・・・。

前作の数倍の製作費をつぎ込んだ作品だが、前作が傑作だったのに比べ、あらゆる点で前作より劣った感の否めない作品だった。キアヌ・リーブスが降板したのも大きな痛手だったかもしれないが、前作が疾走するバスを中心に、エレベータ、地下鉄と、乗り物の外は即、死に直結するシチュエーションで緊張感が高かったが、今回は船ということでそういう意味でも緊張感が低かった。ラストで多少ハラハラさせられるが、前作の飛行機爆破などと比べるとやはりスケールが小さい。キアヌ・リーブスが抜けた分、サンドラ・ブロックが活躍していたが、前作とのイメージのギャップも影響しているのだろうか?

劇場公開日 1997年8月16日



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