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2017-11-30

イン・ハー・シューズ

★★+(2.5)
wイン・ハー・シューズ
鑑賞No:01996
原題:In Her Shoes
製作:2005年/アメリカ/131分
監督:カーティス・ハンソン
出演:キャメロン・ディアス/トニ・コレット

ローズはフィラデルフィアの法律事務所に勤める女弁護士。仕事一筋の彼女だったが、実は太目の体型にコンプレックスを持っており、恋愛は失敗ばかり。そんな彼女のアパートに妹のマギーが転がり込んでくる。マギーは姉とは違い、ルックスには自信を持っていたが地に足がつかない生活を送っていた。そんなある日、ローズが出張に行っている間にマギーは姉の恋人と肉体関係を持ってしまう・・・。

自由奔放と言ってしまえばそれまでだが、とても個人的には共感できないし、現実にいたら(実際いそうだが・・・)嫌な女だろうなと思わせる女性をキャメロン・ディアスが好演していた。肉体的なコンプレックスを持ちながら成功してキャリアウーマンとして活躍している姉と、精神的なコンプレックスを持ちながら持ち前のルックスで男性にチヤホヤされはするが、放浪する人生を送る妹といったあまりにも対照的な姉妹を対比させながら女性としての生き方と姉妹の家族愛といったものを描いている。男性的には正直、面白いという内容ではなかったが、考えさせられる映画ではあった。

劇場公開日 2005年11月12日



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2017-11-29

タイタニック2012

★★(2.0)
wタイタニック2012
鑑賞No:02151
原題:Titanic II
製作:2010年/アメリカ/86分
監督:シェーン・ヴァン・ダイク
出演:シェーン・ヴァン・ダイク/マリー・ウェストブルック

タイタニック号沈没から100年後の2012年。悲劇が起きた同じ日に、タイタニック2号と名付けられた豪華客船が大西洋に旅立った。しかしその頃、カナダ北部で巨大な氷河の崩落が観測される。その影響でかつてない大津波が起こり、タイタニック2号に向かっていた・・・・。

タイトルからして分かる、ジェームズ・キャメロン監督の「タイタニック」の模倣作品。「タイタニック2」にしていないところは良心的?ともいえるが、原題は「Titanic II」だった! 模倣作品とはいえ、それなりに見どころがあるかと思ったが、これはひどかった。まずCG。2010年製作作品とは思えないCGの稚拙さ。CG初期のころのような品質で、ひどいというよりもう笑ってしまうしかなかった。特に氷河の亀裂シーンは1970年代の特撮映画を観ているようだった。あまりのリアル感なしに、CG製作にはやはりお金がかかることを改めて実感した。あとストーリーもひどい。登場人物の描き方も手抜きだが、何よりも乗客は描かれておらず、主役の女性と、その女性を助けようとする元彼と父親だけのドラマにしかなっていなかった。

劇場未公開



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2017-11-28

ワン・ミス・コール

★★(2.0)
wワン・ミス・コール
鑑賞No:01675
原題:One Missed Call
製作:2008年/アメリカ/88分
監督:エリック・ヴァレット
出演:シャニン・ソサモン/エド・バーンズ

心理学専攻の女子大生ベスはルームメイトのパーティで友人のレアンと、自宅で事故死した友人のシェリーの話をしていた。そこにレアンの携帯電話に着信があり、3日後の日付でレアンの悲鳴のような声が録音されていた。3日後、レアンはベスと電話中、踏切りの歩道橋から飛び降り、列車に轢かれて死んでしまう・・・・。

三池崇史監督、柴咲コウ主演のホラー映画「着信アリ」のハリウッド・リメイク版。基本的なストーリーは日本版と同じで、ある意味忠実に作られている。ということは何のためにリメイクしたのかがよく分からない映画。日本版はどちらかというと心理的な恐怖を強調しているが、ハリウッド版はビジュアル的な恐怖の強調が印象として残る。でもその程度の違いしかなく、少なくとも日本人は日本版を観ればあえて本作を観る必要なないかもしれない。予告編で象徴的に見えた不気味な顔の女性がもっとストーリーに絡むほど出てきて、ハリウッド版ならではのオリジナリティが出てればもっとよかったと思う。

劇場公開日 2008年7月19日



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2017-11-27

ロボコップ

★★★(3.0)
wロボコップ
鑑賞No:00270
原題:Robocop
製作:1987年/アメリカ/103分
監督:ポール・バーホーベン
出演:ピーター・ウェラーマーフィ/ナンシー・アレン

近未来のデトロイト。多発する犯罪に対処するため、警察の経営権は民間の巨大企業オムニ社にたくされ、オムニ社は人間の警官にかわるサイボーグの開発を進めていた。そんなある日、デトロイトの警察に転任してきたばかりの警察官マーフィは、凶悪犯のクラレンス一味を追ってアジトに乗り込むが、逆に惨殺されてしまう。オムニ社は早速マーフィをロボコップとして復活させ、次々と犯罪者を取り締まっていく。しかし、ふとしたきっかけでマーフィとしての過去を知ったロボコップは、自分を殺したクラレンスへ復讐を誓うが・・・・。

今やアメコミの映画化は後を絶たず、1作で終らず、次々と続編もできるので、個人的にあまり承知していないアメコミヒーロー全盛の映画界に最近は満腹感一杯だ。ところで本作。これはアメコミヒーロー物ではない。でもなぜか、ロボコップの登場は、それまでアメコミヒーローとして名を馳せていたスーパーマンやバットマンとは違う変身ものとして強烈なインパクトがあり、たとえば後年映画化されるアイアンマンやスパイダーマンなどのヒットの潜在的きっかけになったのではないかとの気さえする。話は殉職した警官がロボコップとして復活し、無敵のヒーローとして悪者をやっつけるといった、昔ながらの勧善懲悪ものそのものだが、ヒーローでありながら、一人の弱い人間としての側面も見せるので、そこが堪らないのかもしれない。

劇場公開日 1988年2月11日



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2017-11-26

王妃の紋章

★★★(3.0)
w王妃の紋章
鑑賞No:01672
原題:満城尽帯黄金甲 Curse of the Golden Flower
製作:2007年/中国、香港/114分
監督:チャン・イーモウ
出演:チョウ・ユンファ/コン・リー

中国は五代十国、後唐の時代。重陽節を前にして王家の人々は王宮に集まっていた。しかし王と王妃の関係はすでに冷え切っており、王妃は跡継ぎの皇太子と不義を続けていた。しかし、皇太子には別につきあっている娘がおり、それを知った王妃は二人の仲を裂こうとする。一方、妻の不貞を知っていた王は王妃に健康のためと偽って毒薬のトリカブトを飲ませていた・・・。

さすがチャン・イーモウ監督と唸ってしまうほど、絢爛豪華な衣装やセット、そしてCGとエキストラを駆使した戦闘シーンは目を瞠る。一方、人間関係は複雑だが、メインの登場人物は少ないので分かりやすい。夫婦の仲は冷め切っており、夫の国王は妻の王妃を毒殺しようとしているし、それを知っている王妃も反撃しようと裏で画策している。また王妃と皇太子は不義の関係だし、次男も国王に対して意趣があり王妃の画策に絡んでいるなど、王家における昼ドラのような人間関係と画策が縦横無尽である。ただ観ている側としては誰に感情移入してよいか迷うところである。同情するに値する人物がおらず、またそこまで感情移入できるほどの人物描写でもないので入り込めない。ゆえにラストの戦闘シーンは壮大だが、単なる歴史アクションという印象も否めない。

劇場公開日 2008年4月12日



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2017-11-25

ミケランジェロの暗号

★★★★(4.0)
wミケランジェロの暗号
鑑賞No:02235
原題:Mein bester Feind
製作:2010年/オーストリア/106分
監督:ヴォルフガング・ムルンベルガー
出演:モーリッツ・ブライブトロイ/ゲオルク・フリードリヒ

1938年。ユダヤ人画商一族のカウフマン家は、イタリアのムッソリーニも欲がるほどの国宝級の代物・ミケランジェロの絵を密かに所有していた。ある日、一家の息子ヴィクトルは、久しぶりに訪ねてきた親友ルディに絵の在りかを教えてしまう。ナチスに傾斜していたルディは、軍で昇進するためにそれを密告し、一家は絵を奪われ収容所へと送られることに・・・・。

「ダ・ヴィンチ・コード」を思わせるタイトルで、どんな謎(暗号)があるのかと期待して観たが、暗号らしきものはなかった。ストーリーの中心は、本物のミケランジェロの絵の行方を巡るやりとりだったが、ナチス相手に命がけの駆け引きと相次ぐ立場の逆転にハラハラさせられる珠玉のサスペンスものだった。何となく結末は予想できる内容ではあったが、それでもラストの結末はスッキリできる爽快感ある結末でよかった。

劇場公開日 2011年9月10日



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2017-11-24

わたし出すわ

★★★(3.0)
wわたし出すわ
鑑賞No:02113
製作:2009年/日本/110分
監督:森田芳光
出演:小雪/黒谷友香/小澤征悦/小池栄子

突然、故郷に帰ってきた山吹摩耶は、何故か莫大な財を築いていた。そして高校時代に仲の良かった同級生たちに会い、彼らの夢や希望の実現のため、次々と大金を手渡していくのだった。友人たちは勘ぐりながらも、ついその大金を受け取ってしまうが・・・・。

映画そのものに結論や正解を求める映画ではないですね。そもそも謎が多すぎて、結局、何で主人公は莫大なお金を持っているのか? なぜ他人のために多額のお金を惜しげもなく使うのか? それとなく想像させるシーンはあるが、決定的というか納得のいく答えにはなっていない。逆に言えばこの映画は答えを求める映画ではないのかもしれない。登場する男たちはお金を与えられることによってそれなりの幸せを得るが、女たちはそうでもない。どちらかといえば不幸な人生を歩む結果となる。何かよく分からない映画ではあるが、ささやかでも自分で稼いで分相応の生活をするのが一番幸せなのかもしれない。そんなことをふと考える作品。

劇場公開日 2009年10月31日



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2017-11-23

未来世紀ブラジル

★+(1.5)
w未来世紀ブラジル
鑑賞No:00647
原題:Brazil
製作:1985年/イギリス/142分
監督:テリー・ギリアム
出演:ジョナサン・プライス/ロバート・デ・ニーロ

コンピュータによる国民管理が徹底した仮想国ブラジル。その情報管理局で、ある役人が叩き落としたハエによって、コンピュータ情報の一部が壊れてしまう。そしてその影響は、善良な靴職人をテロリストと誤認逮捕させる結果を生み出すが・・・・。

ハエ一匹のせいで、一人の男の人生がどん底に落ちる。これだけでも興味がそそられる設定だが、ストーリーが進むにつれて、残念なことにだんだんついていけなくなり、面白さもどんどん尻すぼみ。これも不条理映画と言うんでしょうか?はっきり言って難しいというか、よく分からない映画です。長い悪夢のような作品で、どこまでが現実で、どこまでが非現実なのか、区別がつかず、そして極めつけはラストシーン。もう、ついてけませんでした。ただ、あのロバート・デ・ニーロが出演していたのは意外で驚き。

劇場公開日 1986年10月10日



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2017-11-22

借りぐらしのアリエッティ

★★★+(3.5)
w借りぐらしのアリエッティ
鑑賞No:02116
製作:2010年/日本/94分
監督:米林宏昌
声の出演:志田未来/神木隆之介/大竹しのぶ/竹下景子

東京郊外の古い家の床下には“借りぐらし”をしている身の丈10cmほどの一家3人が住んでいた。彼ら小人たちは、上の家の住人に気づかれることなく、少しずつ石鹸や食べ物、電気やガスなどを必要な分だけ借りて生活していた。そんなある日、その家に12歳の少年がやってくる。心臓の弱いその少年・翔は病気の療養のためにこの家にやってきたのだが、小人一家の娘・アリエッティは翔に見つかってしまう・・・。

ジブリ作品ということ以外は何の予備知識もなく観たが、簡潔でまさに直球のストーリーなので分かりやすく楽しめた(映画から発するメッセージもストレート)。ただ、逆に大きな展開や発展性がなかったのは少し物足りなさを感じる内容でもあった。小人視線で実物の人間を見るという設定ですぐ思いつくのは「トイ・ストーリー」だが、彼ら(小人または人形)と人間との共存の仕方がまったく違うということで似て非なる作品となっている。ドールハウスに住むという夢(?)はむしろ女性(女の子)しか分からないかもしれないが、人間の道具をうまく小人世界に取り込んでいるアイデアは面白かった。人間の存在によって多くの生命種が危機的存在の危険に追いやられているというラストメッセージにはやるせない気持ちにさせられて、アニメとしては重い内容でもある。

劇場公開日 2010年7月17日



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2017-11-21

エクスペリメント

★★★★(4.0)
wエクスペリメント
鑑賞No:02115
原題:The Experiment
製作:2010年/アメリカ/97分
監督:ポール・シューリング
出演:エイドリアン・ブロディ/フォレスト・ウィテカー

弁護士の職を失ったばかりのトラヴィスは、反戦デモで知り合ったベイと恋に落ち、インド旅行の約束をする。その旅費を稼ぐため、日給1000ドルという高報酬の求人に応募する。それは14日間にわたる実験に参加するものだったが、トラヴィスは24人の合格者のひとりとして選考に受かる。その実験とは、被験者を看守役と囚人役に分かれて、その役割を終日振舞うというものだったが・・・・。

本作は1971年に米スタンフォード大学で行われた監獄実験をモチーフにしたドイツ映画「es(エス)」のリメイク。「es(エス)」はまだ未鑑賞だが、オリジナル版と違って、観察者は出てこず、被験者の視点に絞った表現となっている。異常な環境下に置かれ、支配する者と支配される者に分けられた人間の本性がむき出しにされ、暴力的になっていく人間という生き物の怖さを痛感させられる。囚人と看守それぞれのリーダーとなっていくエイドリアン・ブロディとフォレスト・ウィテカーの激化していく対立が見もの。

劇場公開日 2010年12月4日



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2017-11-20

羊たちの沈黙

★★★★(4.0)
w羊たちの沈黙
鑑賞No:00192
原題:The Silence of the Lambs
製作:1991年/アメリカ/118分
監督:ジョナサン・デミ
出演:ジョディ・フォスター/スコット・グレン

FBIアカデミーの優秀な訓練生クラリスは連続誘拐殺人事件の捜査スタッフに組み込まれ、犯罪者として収監されているレクター博士と面会する。それは、天才的な精神科医でありながら、自らの患者を次々と死に追いやったレクターこそ事件の謎を解く鍵になると見込んでのことだった。レクターはクラリスに興味を示し、捜査の手がかりを与える。ふたりが次第に心を通わせていく一方、新たな誘拐事件が。そしてレクターは脱獄を図り・・・・。

あの保守的なアカデミー協会が、このようなホラー映画のジャンルの作品にアカデミー賞主要4部門を独占させるとは!という衝撃が走った作品。ただし、本作は普通のホラーと異なっている。普通なら、次々と若い女性を殺害し皮膚を剥いでボディスーツを作るという猟奇的な連続殺人犯にスポットを当て、主に視覚的に恐怖を感じさせるのが手っ取り早いはず。しかし本作は、この殺人鬼にはスポットを当てず、この事件を捜査するFBI訓練生と事件の謎を示唆する天才精神科医で連続殺人鬼のレクター博士にスポットを当て、2人の心理的なやり取りと同調を描いており、それがまた怖い。猟奇殺人そのものよりも、人の精神の奥底に潜む自身も認識していない暗黒面を引きずり出される恐怖は新しいジャンルのホラーと言えるのかもしれない。

劇場公開日 1991年6月14日



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2017-11-19

ウホッホ探険隊

★★(2.0)
wウホッホ探検隊
鑑賞No:02086
製作:1986年/日本/105分
監督:根岸吉太郎
出演:十朱幸代/田中邦衛/村上雅俊/本山真二

インタビュアーの仕事をしている榎本登起子は中学生と小学生のふたりの息子と暮らしていた。夫の和也は食品会社の研究所員で、今は単身赴任で地方の研究所に行っていた。ある日、和也が久しぶりに我が家に戻ってきて家族水入らずの時間を過ごすが、登紀子と二人きりになると突然、単身赴任先に女がいることを告白し、一度会って欲しいと言ってきた・・・・。

ちょっと大人びたというか、何かよそよそしさを感じるこの家庭の不自然な会話に最後まで違和感を感じていたが、これも単身赴任という、一緒に住むべき家族にとって不自然で大きな生活環境の変化を敢えて強調するための演出だったのか・・・?個人的には私も単身赴任の身だったので共感するシーンがあるかと思いながら観ていたが、さほど共感するシーンもなく、何を描きたかったのかがイマイチわからなかった。ただ、印象に残るセリフは思いのほか多かったように思う。
たとえば、酔った愛人を夫婦二人で運ぶシーン。
「この人、重いわね」
「え、そんなことないよ」
この何気ない会話の中に、夫の愛人に対する嫌味と、夫の愛人をかばう姿がリアルに伝わってくる。セリフを楽しむ映画かもしれません。

劇場公開日 1986年10月18日

(予告編なし)

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2017-11-18

あなたが寝てる間に…

★★★+(3.5)
wあなたが寝てる間に…
鑑賞No:00540
原題:While you were sleeping
製作:1995年/アメリカ/103分
監督:ジョン・タートルトーブ
出演:ビル・プルマン/サンドラ・ブロック

シカゴの地下鉄の改札で働くルーシーは、毎日決まった時間に改札口を通る男性にときめいていた。クリスマス・イブの日、憧れの彼が不良にからまれ、ホームに落ちてしまう。列車が滑り込む寸前、彼を救ったルーシーだったが、病院でのふとした行き違いから彼=ピーターの婚約者ということになってしまう。依然意識の戻らぬピーターをよそに、ルーシーは本当のことを言い出せぬまま彼の家族と親しくなっていくが・・・・。

大ヒットアクション映画「スピード」で、キアヌ・リーブスの相手役のヒロインを熱演して一躍有名になったサンドラ・ブロックですが、彼女の魅力が全開した作品は本作ではないでしょうか?それぐらい、キュートで可愛い女性を演じているというか、まさにサンドラ=ルーシーではないでしょうか。観ていてイライラするほど、もどかしい恋愛映画ですが、それもこの映画の魅力ではあります。ほのぼのと癒される映画ですが、ストーリーはありきたりというか、ツッコミどころ満載です。

劇場公開日 1995年12月1日



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2017-11-17

フレンジー

★★★★(4.0)
wフレンジー
鑑賞No:02053
原題:Frenzy
製作:1972年/イギリス、アメリカ/117分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジョン・フィンチ/アレック・マッコーウェン

ロンドンで首にネクタイを巻きつけて女性を絞殺するという猟奇連続殺人事件が発生した。そんな折、さらに結婚相談所の女所長が同じ手口で殺される。事件発見直前に現場から立ち去る被害者の元夫リチャードを犯人と断定した警察は彼を追うが・・・・。

内容的にはスタンダードなサスペンス・スリラーのようだが、ヒッチコック作品としてはちょっと異色な感じのする作品。ただ、カメラワークや巻き込まれ型の展開などはヒッチコック独特のものも感じられるが、エロチックなシーンが多かったり、残酷なシーンなのかコミカルなシーンなのか分からないような演出があったりと、今までのヒッチコック作品と趣の異なるシーンも見受けられる。晩年の作品ながら、過去に囚われず何か新しいものに挑戦したような作品。

劇場公開日 1972年7月29日



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2017-11-16

ボクの女に手を出すな

★★★(3.0)
wボクの女に手を出すな
鑑賞No:00338
製作:1986年/日本/95分
監督:中原俊
出演:小泉今日子/石橋凌/河原崎次郎/金子美香

孤児院育ちで不良娘だった黒田ひとみは盗みを働いて刑事に追われた際、若い弁護士の加島に救われる。そして、彼の紹介で彼の紹介で信州の大富豪、米倉家の進の家庭教師をすることになる。進は手のつけられない我侭っ子だが、徐徐にひとみと心を通わしていく。そんなある日、知り合いの佑介と徹に出会ったことで誘拐事件に巻き込まれていく・・・・。

小泉今日子主演2作目。今でこそアイドルから見事に女優として転身したキョンキョンだが、本作の頃はまだ経験不足からくる未熟さから素人っぽさが目立っていた。ただ、作品的には恵まれていたのか、そこそこ楽しめる作だし、意外にも本作で毎日映画コンクール主演女優賞を受賞している。キョンキョン主演作としては「怪盗ルビイ」の方が好きだが、本作もキョンキョンの魅力は満開で悪くない。ただ、ストーリーはありきたりなのか、キョンキョンの映像は記憶に残っているが、ストーリーはすっかり記憶から消えてしまった。ちなみに主題歌「木枯らしに抱かれて」も好きな曲の一つ。

劇場公開日 1986年12月13日





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2017-11-15

男はつらいよ 純情篇

★★★(3.0)
w男はつらいよ 純情篇
鑑賞No:02094
製作:1971年/日本/88分
監督:山田洋次
出演:渥美清/倍賞千恵子/若尾文子/森繁久彌

「男はつらいよ」シリーズの第6作目。
長崎港で赤ん坊連れの女・絹代と知り合った寅次郎は、宿代がない彼女と旅館の部屋をシェアし、翌日、彼女を家まで送り届ける。そこで絹代と父親千造の愛情あるやりとりに、寅次郎は故郷柴又が恋しくなり帰郷することに。その頃柴又のとら屋では、おばちゃんの遠い親戚で和服の似合う美しい女性夕子が事情あってとら屋に住み込んで店を手伝っていた・・・。

マドンナに若尾文子を迎えての作品。もちろん、若尾文子は美しいし、マドンナとしての風格も申し分ないが、ストーリーとしてはいたって平凡で、可も不可もなし。それよりは前半冒頭に登場した絹代演じる宮本信子を中心としたエピソードの方が話としては魅力的でちょっともったいない気がした。父親役で森繁久彌も出演していたのに・・・。寅次郎のいつもの恋話に加え、義弟・博がタコ社長の会社から独立しようとする話もあって、シリーズとしても中味の濃い作品となっている。

劇場公開日 1971年1月15日



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2017-11-14

アフロ田中

★★★+(3.5)
wアフロ田中
鑑賞No:02240
製作:2012年/日本/114分
監督:松居大悟
出演:松田翔太/佐々木希/堤下敦/田中圭

幼い頃、髪型のせいでいじめられた田中は、自らアフロヘアに変身し、以来ずっとアフロヘアで通してきた。高校をノリで退学して家を追い出された田中は、1人暮らしを始めるが、何もしないでふらふら生きて、気が付けば24歳になっていた。ある日、高校時代の友達・井上の結婚が知らされる。「結婚式には彼女同伴で出席しよう」という約束を思い出し、焦る田中。そんな時、隣の部屋に超美人が引っ越して来て・・・・。

「ライアーゲーム」での松田翔太とは一転したコミカルなキャラクターを好演し、演技の幅は広げていたものの、ぎこちなさが目立った。キャラクターの最大の特徴でタイトルにもなっている“アフロ”だが、最後までアフロであることがストーリーを広げていくこともなく、アフロである意味がちょっと疑問の作品だった。ストーリーはバカバカしいほど単純で分かりやすいが、ラストは期待通りの展開ではなく少しもやもや感が残る。下ネタ連発の作品のため、観ていて低俗感は否めなかった。

劇場公開日 2012年2月18日



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2017-11-13

ヘイトフル・エイト

★★★★(4.0)
wヘイトフル・エイト

鑑賞No:02877
原題:The Hateful Eight
製作:2015年/アメリカ/168分
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:サミュエル・L・ジャクソン/カート・ラッセル

雪が降りしきる中で馬を失った賞金稼ぎマーキスは、同じ稼業であるジョンと彼が捕らえたデイジーを乗せた駅馬車に同乗する。途中で保安官を名乗るクリスを拾った馬車は、猛吹雪から避難するためにミニーの紳士洋品店へ。メキシコ人の店番ボブや怪しげな絞首刑執行人オズワルドなどの存在にジョンが強い警戒心を抱く中で、事件が起こる・・・・。

クエンティン・タランティーノ監督の長編第8作で、大雪のため閉ざされたロッジで繰り広げられる密室ミステリーを描いた西部劇。密室となったミニーの紳士用品店内で繰り広げられるミステリーが主題だが、ともかく全体が長く、にも拘らず、まず、ミニーの紳士服店に入るまでが長い。そもそも予備知識なしで観ているので、どんな映画なのかを掴むのに少し時間を要すかと思いきや、少しどころか、どこまで観てもどんな映画なのか、どんな展開なのかが分からない。特にミニーの店に入るまでの馬車シーンでは先が全く読めず、かといってテンポは遅いので、少し退屈ではある。ただし、ミニーの店に入ってからは展開が急。さらに先が読めないまま、容赦ないバイオレンスシーンが次々と展開する中、徐々に明らかになっていく事実に完全に虜になって目が離せない。そして最後は謎解きの章で、すべてが明らかになり、モヤモヤ感が解消される見事な構成。グロいシーン満載なので、嫌いな方は観ない方がよいかもしれないが、内容的にはタランティーノ監督らしい出来である。

劇場公開日 2016年2月27日



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2017-11-12

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐

★★★★+(4.5)
wスター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐
鑑賞No:01265
原題:Star Wars: Episode III - Revenge of the Sith
製作:2005年/アメリカ/141分
監督:ジョージ・ルーカス
出演:ユアン・マクレガー/ナタリー・ポートマン

クローン戦争の勃発から3年。パルパティーン最高議長がドロイド軍のグリーバス将軍に捕らえられて人質となり、オビ=ワンとアナキンが救出に向かう。パルパティーンの奪還に成功し、帰還したアナキンは、妻パドメが妊娠していることを知るが、やがてパドメが出産とともに死んでしまう夢にうなされるようになる。一方、パルパティーンとジェダイ評議会は次第に溝を深めていき、評議会はパルパティーンの信頼の厚いアナキンに、その動向を探るよう密命を下す。しかし、評議会の疑心を見抜いていたパルパティーンは、自分こそがフォースの全てを知り尽くしており、暗黒面の力を用いれば人を死からも救うことができるとアナキンに明かす。それを知ったアナキンはパドメを救いたいという思いから、次第に暗黒面へと傾いてく・・・・。

大ヒットSFシリーズ「スター・ウォーズ」新3部作の最終章。ジェダイの騎士アナキン・スカイウォーカーが暗黒卿ダース・ベイダーとなる過程を描いた、シリーズ中、最大のヤマ場を迎える。また、本作のラストは977年製作の旧シリーズ第1作「エピソード4 新たなる希望」につながり、これによってすべての謎は解き明かされ、旧3部作と新3部作の6作に渡るシリーズは完結する。

劇場公開日 2005年7月9日



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2017-11-11

アリス・クリードの失踪

★★★★(4.0)
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鑑賞No:02216
原題:The Disappearance of Alice Creed
製作:2009年/イギリス/101分
監督:J・ブレイクソン
出演:ジェマ・アータートン/エディ・マーサン

刑務所仲間のヴィックとダニーは富豪の娘アリスを誘拐し、この誘拐計画のために準備した人気のないアパートの一室の部屋のベッドに縛り付ける。計画は順調に進むが、ヴィックの留守中に一瞬の隙をつきアリスが反撃して誘拐犯の覆面を取るが、それが元カレのダニーだと知って愕然とする・・・・。

シーンの大半はアリスを監禁したアパートの一室という典型的な密室劇。登場人物もアリスと、誘拐犯2人の合計3人のみ。だからこそ、観る者の緊張感が持続するストーリー展開が必要な設定であるが、大筋では及第点というところか。ただ、この手の映画でどうしても期待してしまうラストの大どんでん返しのようなものは残念ながらなく、ある程度予想できるラストだったのはちょっと残念。

劇場公開日 2011年6月11日



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2017-11-10

居酒屋ゆうれい

★★★★(4.0)
w居酒屋ゆうれい
鑑賞No:00853
製作:1994年/日本/112分
監督:渡邊孝好
出演:萩原健一/山口智子/室井滋/三宅裕司

居酒屋の主人・荘太郎は妻・しず子が息を引き取る前に、絶対再婚はしないと約束する。しかし、ず子の死後、兄の勧めで見合いした里子と結婚してしまう。そんな荘太郎と里子の前に、しず子が幽霊となって現れ、約束を破ったことを荘太郎に問い詰めるのだった。以後、しず子は毎晩のように2人の前に現れ、奇妙な三角関係が生まれる・・・・。

山本昌代の同名小説を映画化したラブ・コメディ。軽いタッチながら、なかなか楽しめる映画。タイトルに「ゆうれい」とあるが、こわいシーンは出てこない。コメディホラーというジャンルにも該当せず、よってドタバタもほとんどない。冒頭ラブ・コメディと紹介したが、全編通じて感じられるのは下町情緒で、むしろ人情劇と言う方がふさわしいか? それを示すかのごとく、主役3人の奇妙な三角関係だけでなく、橋爪功演じる親娘関係や、三宅裕司が絡む家族の話は人情劇お決まりのエピソードである。山口智子のチラリズム全開のお宝映像も目が離せない作品。

劇場公開日 1994年10月29日

(予告編なし)

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2017-11-09

メメント

★★★(3.0)
wメメント
鑑賞No:01144
原題:Memento
製作:2000年/アメリカ/113分
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ガイ・ピアース/キャリー=アン・モス

強盗犯に襲われて妻を失い、頭部を損傷し、約10分間しか記憶を保てない前向性健忘(発症以前の記憶はあるものの、それ以降は数分前の出来事さえ忘れてしまう症状)という記憶障害になったレナード。彼は、ポラロイド写真にメモを書き、体中にタトゥーを彫って記憶を繋ぎ止めながら、犯人を追うが・・・・。

実在するこの障害を持つ男を主人公に、時間を遡りながら出来事を描くという大胆な構成が話題を呼び、全米でインディペンデントでは異例のヒットを記録した作品。確かにストーリーを完全に理解したら、面白いというか、設定の斬新さに驚くと同時に感動すらするかもしれません。ただ、1回観ただけでは、そこまでの理解ができるだろうか?私はできなかった。やはり内容が難しすぎる点、そしてくどいほど同じ(ような)シーンを見せられ、少々観ていて飽きるというか疲れる作品。

劇場公開日 2001年11月3日



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2017-11-08

レッド・ドラゴン

★★★(3.0)
wレッド・ドラゴン
鑑賞No:01160
原題:Red Dragon
製作:2002年/アメリカ/125分
監督:ブレット・ラトナー
出演:アンソニー・ホプキンス/エドワード・ノートン

FBI捜査官グレアムはレクターを逮捕した後、これが影響して精神的疲労が募り、引退して家族とフロリダで静かに暮らしていた。そんなある日、一家全員を惨殺し、眼球に鏡の破片を突き刺す猟奇殺人事件が発生、元上司のジャック・クロフォードに捜査への協力を求められて、グレアムは獄中のレクターに会いに行くが・・・。

本作はレクター博士シリーズの映画化3作目で、「羊たちの沈黙」「ハンニバル」の前史、エピソード1に当たる作品。あの天才殺人者レクター博士が何をして捕まったのかが明らかにされる。そして、「羊たちの沈黙」同様、牢屋の中のレクター博士と彼を逮捕したFBI捜査官グレアムとのやりとりが中心で、見ごたえあるサイコサスペンスとなっている。ただし、「羊たちの沈黙」のような新鮮さは薄れ、衝撃度も低い。その代わりに、この2人に匹敵するほどの存在感を見せたレイフ・ファインズの熱演ぶりはよかった。

劇場公開日 2003年2月8日



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2017-11-07

スターシップ・トゥルーパーズ2

★★(2.0)
wスターシップ・トゥルーパーズ2
鑑賞No:01279
原題:Starship Troopers 2: Hero of the Federation
製作:2003年/アメリカ/92分
監督:フィル・ティペット
出演:リチャード・バージ/コリーン・ポーチ

人類と昆虫型生物=バグズとの戦争が続く近未来。地球連邦軍は、テレパス能力を持ち作戦を立案するサイキックと、実戦担当の兵士たちによって構成されていた。現在、連邦軍はさらにバグズ活動ゾーンの奥深くへと進軍し、激戦を続けてきた。しかし、未だ終結の兆しは見えず、軍は今日も戦況の実態を隠して「英雄求む!」と勇敢な新兵募集のCMを流していたが・・・・。

グロさ満載ながら、それなりに見ごたえのあったポール・バーホーベン監督版第1作だったが、本作はグロさだけ引き継いだ、続編とは思えない作品。宇宙観も薄れ、昆虫型生物との戦闘感も薄れてしまっている。監督が代わるとやはりこうも違うものかという感が強く、1作目とは違う作品として観た方が良い。

劇場公開日 2004年6月12日



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2017-11-06

スターシップ・トゥルーパーズ

★★+(2.5)
wスターシップ・トゥルーパーズ
鑑賞No:00697
原題:Starship Troopers
製作:1997年/アメリカ/128分
監督:ポール・バーホーベン
出演:キャスパー・バン・ディーン/ディナ・メイヤー

ブエノスアイレスで高校生活を送っていたジョニー・リコは両親の反対を押し切って軍隊に入る事を決意する。軍役に就けば市民権が得られる事もあるが、恋人であるカルメン・イバネスがパイロットになるべく宇宙海軍アカデミーに入学する事も動機のひとつだった。折しも地球は“アラクニド種”と呼ばれる昆虫型異星生物(バグズ)の襲撃を受けており、機動歩兵隊に配属されたジョニーにも過酷な訓練が待ち受けていた・・・・。

未来の宇宙を舞台に、異星の昆虫型生物と若き兵士たちの死闘を描いたSF戦争アクション大作。結構グロいシーンがあり、SF映画と言うよりも戦争映画のようだが、戦闘シーンは斬新。。ただ、一見、安物B級映画と思いきや、それなりにストーリーもしっかりしていて見ごたえはあり。

劇場公開日 1998年5月2日



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2017-11-05

3月のライオン 後編

★★★+(3.5)
w3月のライオン 後編
鑑賞No:02876
製作:2017年/日本/139分
監督:大友啓史
出演:神木隆之介/有村架純/倉科カナ/染谷将太

川本3姉妹との出会いから1年がたち、今年も獅子王戦トーナメントが始まるが、最高峰を目指す棋士たちには、さまざまな試練が待ち受けいた。一方、川本家に3姉妹を捨てた父親が突然現れ、耳を疑うような要求を突き付けてくる・・・・。

羽海野チカの大ヒットコミックの実写映画化2部作の後編。将棋をテーマに対局シーンの多かった前編。この流れから後半は伊藤英明演じる後藤九段、そして加瀬亮演じる宗谷名人との対決が主軸かと思いきや、後編はちょっと趣が異なり、3姉妹の次女のいじめ問題、零の義姉の愛人・後藤九段の妻の死、そして3姉妹の父の不倫問題など、将棋とは直接関係ない重いテーマが次々と出てきて、将棋そのものは少し脇に置かれた感じ。そのため、肝心の後藤九段との対決シーンは前半ほどの迫力はなく、宗谷名人とは対決直前でジ・エンドと、何とも消化不良感の残るラストだった。一方、有村架純の憎まれ役の熱演、対照的に倉科カナのファンになりそうなくらいのイイお姉さん役が光った。

劇場公開日 2017年4月22日



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2017-11-04

ハウスメイド

★★★(3.0)
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鑑賞No:02261
原題:下女
製作:2010年/韓国/107分
監督:イム・サンス
出演:チョン・ドヨン/イ・ジョンジェ/ソウ/ユン・ヨジョン

上流階級の家にメイドとして雇われたウニは、優しい主人のフンと双子を妊娠中の妻、6歳の娘、そして昔から働くメイドのビョンシクに囲まれ、日々を忙しく過ごしていた。ある日、ウニは求められるままにフンと肉体関係を結んでしまうが、それ以降、邸宅で次々と不可解な事件が起こりはじめる・・・・。

韓国映画界の名作「下女」(1960)をリメイクした官能サスペンス。一見、ありがちな不倫もの、復讐ものの雰囲気でストーリーは展開し、大きな山場はない。ラストはちょっと意外で、狂気じみた感はあるが、何でも金で解決する上流階級の人間に対する貧乏人の抵抗はこれが限界なのかなぁと思わずにはいられない終わり方。ちょっと悲しい。

劇場公開日 2011年8月27日



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2017-11-03

ファーゴ

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00943
原題:Fargo
製作:1996年/アメリカ/98分
監督:ジョエル・コーエン
出演:ハーブ・プレスネル/ウィリアム・H・メイシー

厚い雪に覆われるミネソタ州ファーゴ。多額の借金を抱える自動車ディーラーのジェリーは、妻ジーンを偽装誘拐して彼女の裕福な父親から身代金をだまし取ろうと企てる。ところが誘拐を請け負った2人の男が警官と目撃者を射殺してしまい、事件は思わぬ方向へ発展していく・・・・。

アカデミー脚本賞、主演女優賞をはじめ、多数の映画賞を獲得した、コーエン兄弟が贈る、ブラックユーモアをちりばめた異色のクライム・サスペンス。実話を基にしていると謳っているが、それは真っ赤な嘘らしい。各方面で評価の高い作品だが、楽しめるか退屈かはかなり個人の好き嫌いによりそう。一見コミカルな作品だが、実は恐ろしい内容で、気分も暗くさせられる。

劇場公開日 1996年11月9日



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2017-11-02

カラー・オブ・ハート

★★★(3.0)
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鑑賞No:00849
原題:Pleasantville
製作:1999年/アメリカ/124分
監督:ゲイリー・ロス
出演:デビッド・ローゼンブルーム/トビー・マグワイア

高校生デイビッドは、1950年代のホームドラマ“プレザントヴィル”にハマッていた。そんな彼はある日、双子の妹ジェニファーとリモコンでチャンネル争いをしていると、いつの間にかプレザントヴィルの世界に入ってしまう。2人が主人公パーカー家の子供となったその白黒の世界は、暴力も性描写もなく平穏そのもの。だが、本能のままに行動するジェニファーによって、モノクロの世界は次第に色づきはじめていく・・・・。

なかなか映画と邦題がマッチした作品には出会いにくいけど、本作は原題の「プレザントヴィル」(楽しい町)[主人公が好きなホームドラマのタイトル]で、単に主人公たちがタイムスリップする1950年代の町の名だが、邦題は「カラー・オブ・ハート」となっており、映画を観れば分かるけど、見事にマッチした邦題になっている。平穏な町プレザントヴィルに主人公兄妹がタイムスリップしたことによって町が変化していくが、変化を好む「カラー」の人々と、変化を好まない「モノクロ」の人々との対立をモノクロ画面からカラー画面に遷移していく様子で表している。もちろんCGを駆使したが映像だが、何とも幻想的で心温まる。

劇場公開日 1999年5月22日



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2017-11-01

悪徳の栄え

★+(1.5)
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鑑賞No:0116
製作:1988年/日本/96分
監督:実相寺昭雄
出演:李星蘭/清水紘治/牧野公昭/石橋蓮司

戦争の影がひたひたと忍び寄る昭和10年の東京。不知火侯爵の晩餐には夜な夜な女伯爵、裁判長、金貸しが集まり、おのれが犯した悪徳の自慢話に花を咲かせていた。不知火邸内には劇場がしつらえてあり、そこで侯爵は妻と男にサドの『悪徳の栄え』を演じさせ、賓客たちに彼らの性交を覗かせるのであった。だが、男と妻の絆は次第に真正のものとなってゆき、侯爵はジェラシーを募らせてゆく・・・・。

翻訳出版された書物がわいせつ文書として裁判にまでなったマルキ・ド・サド原作の「悪徳の栄え」を映画化した作品。そのため、作品全体に淫靡な雰囲気が漂う作品となっている。冒頭からわいせつである。主人公・不知火侯爵のお屋敷で開かれているアブノーマルな晩餐会には、大審院の裁判長、財閥会長、女伯爵といったハイソなメンバーばかり。美食を頬張り裸エプロンの女奴隷を弄ぶ。ストーリー展開なんてどうでもいいと言わんばかりの内容。この手の映画が好きな人にはたまらない映画かも!?

劇場公開日 1988年8月27日

(予告編なし)

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